WO2020250456A1 - パーティングロック装置とそれを用いた射出成形金型アセンブリ - Google Patents

パーティングロック装置とそれを用いた射出成形金型アセンブリ Download PDF

Info

Publication number
WO2020250456A1
WO2020250456A1 PCT/JP2019/045050 JP2019045050W WO2020250456A1 WO 2020250456 A1 WO2020250456 A1 WO 2020250456A1 JP 2019045050 W JP2019045050 W JP 2019045050W WO 2020250456 A1 WO2020250456 A1 WO 2020250456A1
Authority
WO
WIPO (PCT)
Prior art keywords
lock
plate
insertion hole
engaging element
bar
Prior art date
Application number
PCT/JP2019/045050
Other languages
English (en)
French (fr)
Inventor
勝利 西村
Original Assignee
有限会社アイユーキ技研
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社アイユーキ技研 filed Critical 有限会社アイユーキ技研
Priority to JP2020522078A priority Critical patent/JP6746828B1/ja
Priority to CN201980096823.XA priority patent/CN113874186B/zh
Priority to US17/615,937 priority patent/US11806906B2/en
Publication of WO2020250456A1 publication Critical patent/WO2020250456A1/ja

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C33/00Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
    • B29C33/20Opening, closing or clamping
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/64Mould opening, closing or clamping devices

Definitions

  • the lock bar 51 is inserted between the engaging claw 53 having the support pin 52 as a rotation fulcrum and the base holder 55, and the engaged state of the engaging claw 53 with respect to the lock claw 54 is maintained.
  • the locking claw When the first engaging element is in the locked position, the locking claw protrudes into the plate insertion hole, and when the first engaging element is in the unlocked position, the locking claw is immersed in the guide hole.
  • the locking claw locks on the second engager to prevent the lock plate from coming out of the plate insertion hole.
  • the locking claw is disengaged from the second engaging element so that the lock plate can be pulled out from the plate insertion hole.
  • the first engaging element 6 has a locking claw 6a, a first input portion 6b, and a spring receiving hole 6c into which the other end of the first spring 7 is inserted.
  • the locking claw 6a and the first input portion 6b are connected to each other via the bridge portion 6d, and the first input portion 6b is located at a position facing the front surface of the locking claw 6a.
  • the locking claw 6a is received by the stopper 6h of the portion having the first input portion 6b at the protruding end point, and the first input portion 6b is allowed to retract by compressing the first spring 7 from the receiving position. It is guided to the part having.
  • the lock bar 13 is inserted into the bar insertion hole 3 prior to the insertion of the lock plate 10 into the plate insertion hole 4, as in the third embodiment. Even when the lock plate 10 is inserted into the plate insertion hole 4, the lock plate 10 is allowed to be inserted.
  • each parting lock device 1 the base holder 2 is fixed to the fixed mold 32, the lock member 8 is fixed to the movable mold 34, and the lock bar 13 is attached to the stripper plate 35.

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

ロックバー(13)がロック部材(8)に差し込まれた状態でもベースホルダ(2)とロック部材(8)の連結を解除することができ、ロックバー(13)の安定した動き、構造の簡素化、製造・組み立ての容易化、小型化を図った射出成形金型用のパーティングロック装置である。ベースホルダ(2)に第1係合子(6)と第1ばね(7)が内蔵され、ロックプレート(10)がプレート挿入穴(4)に差し込まれた位置で、第1係合子(6)がロック位置に動いてベースホルダ(2)とロック部材(8)が連結され、ロックバー(13)がバー挿入穴(3)から抜かれるときに第1係合子(6)をベースホルダ(2)とロック部材(8)の連結が解かれるアンロック位置に押し動かすようにした。

Description

パーティングロック装置とそれを用いた射出成形金型アセンブリ
 この発明は、樹脂や金属を成形する射出成形機の金型に取り付けて使用されるパーティングロック装置とそれを用いた射出成形金型アセンブリに関する。
 首記のパーティングロック装置は、主に、スリープレート型の射出成形機において、可動金型とストリッパプレートの開離に一定の順序を持たせるために利用されている。
 スリープレート型の射出成形機は、成形用のキャビティを作り出す固定金型と可動金型のほかに、可動金型に接離させるストリッパプレートを備えている。
 そのストリッパプレートにスプールブッシュの先端を入り込ませ、この状態でスプールブッシュを通して供給される樹脂や金属の溶融材料が可動金型に設けられたゲートに誘導されてキャビティに注入される。
 その後、ストリッパプレートが先行して可動金型から引き離され、ストリッパプレートと可動金型との間に生じるランナー部が製品(キャビティ内の注入材料)から切り離される。
 次いで、可動金型が固定金型から引き離され、キャビティ内の固化した製品(樹脂や金属の成形品)が金型から取り出される。
 このように、ストリッパプレートの移動を可動金型の固定金型からの開離に先行して行うことで、製品の変形などを防止することができる。
 この方法では、ストリッパプレートがある位置まで移動してランナー部が製品から切り離されるまでは、可動金型の固定金型に対する連結状態を維持(パーティング面の離反を防止)する必要があり、その目的のために、パーティングロック装置が用いられている。
 そのパーティングロック装置のひとつに、スリープレート型射出成形機の固定金型と可動金型に対応させて設けるベースホルダとロック部材及び前記成形機のストリッパプレートに取り付けるロックバーを備え、前記ベースホルダとロック部材の連結状態の保持とその保持の解除を、前記ロック部材に対する前記ロックバーの挿入状態の変化を利用して行う方式のものがある。
 その方式のパーティングロック装置の一例を図23に示す。同図のパーティングロック装置は、下記特許文献1が従来技術として挙げているものであって、ストリッパプレート35に取り付けるロックバー51を有している。
 そのロックバー51が支持ピン52を回動支点とする係合爪53とベースホルダ55との間に挿入され、ロック爪54に対する係合爪53の係合状態が保持される。
 また、ロックバー51がベースホルダ55から抜かれると、係合爪53がばねに付勢されたプッシュピン56に押されてロック爪54から外れ、ベースホルダ55に対するロック部材57の連結が解けて可動金型34を固定金型32から引き離すことが可能になる。
 下記特許文献1のパーティングロック装置は、図23の装置や、下記特許文献2の装置(金型の自動開閉装置)の不具合点を解消する目的で本願発明者によって開発されたものである。
 図17のパーティングロック装置には、下記1)~3)などの不具合が見られ、また、特許文献2の金型のパーティングロック装置には、下記4)などの不具合が見られる。
1):ストリッパプレート35が上昇するときにロック爪54が係合爪53に押し付けられてロック解除点に動けなくなることがある。
2):係合爪53とロック爪54の係合を解くときのロックバー51のストローク(=ストリッパプレート35のストローク)が大きくなって射出成形機の動きにロスが出る。
3):係合爪53をロックバー51で押してロック爪54との係合点に動かすときに、支持ピン52が曲げ力を受けて係合爪53の動きが悪化し、ロック爪54に対する係合爪53の安定した係合、離脱に支障を来たす虞がある。
4):特許文献2の金型の自動開閉装置は、上記2)の不具合はないが、上記1)と同様の不具合、即ち、ストリッパプレートが上昇するときに係合凹部に係合して可動金型と固定金型の連結状態を保持している係合子がロックバーと係合凹部との間に挟み込まれ、それが原因でロックバーの移動が困難になって可動金型の固定金型からの開離が阻害されると言う不具合がある。
 特許文献1のパーティングロック装置は、ベースホルダに設けた係合凹部に、ロック部材に組み込まれた係合子が係合してベースホルダとロック部材の連結状態が保持される。
 その係合子を、ストリッパプレートが上昇するときにロックバーによって強制的にロック解除点に押し動かすことによって上記1)、4)の不具合を解消している。
 また、ロックバーによる係合子のロック解除点への押し動かしが、ベースホルダに設けたプレート挿入穴からロックバーが完全に抜け出す前になされるようにして上記2)の不具合を解消している。
 さらに、ストリッパプレートが上昇するときに前記係合子をベースホルダの凹部で引き留めることで係合子を支持したガイド軸に曲げ力が加わらないようにして上記3)の不具合を解消している。
WO2017/037893公報 特許第3761690号公報
 特許文献1のパーティングロック装置は、ロックバーがロック部材に差し込まれた状態でもベースホルダとロック部材の連結状態を解除することができ、ロックバーの安定した動きも保証されるものになっているが、構造の簡素化、製造及び組み立ての容易化、小型化について、まだ改善の余地を残している。
 この発明は、上記1)~4)の不具合をなくした特許文献1のパーティングロック装置の特徴を生かしながら、特許文献1のパーティングロック装置との比較で、構造の簡素化、製造及び組み立ての容易化、小型化を図った射出成形金型用のパーティングロック装置を実現して提供することを課題としている。
 上記の課題を解決するため、この発明においては、パーティングロック装置を以下の通りに構成した。
 即ち、平行配置の上下貫通のバー挿入穴とプレート挿入穴を有するベースホルダ、前記プレート挿入穴に差し込まれるロックプレートを有するロック部材、前記ベースホルダと前記ロック部材のそれぞれに対して抜き差し自在のロックバー、前記ベースホルダに内蔵される第1係合子と第1ばね、及び、前記ロックプレートに設けられる第2係合子を具備し、
 前記ベースホルダは、前記第1係合子の前記バー挿入穴の穴軸と直交する方向への移動をガイドするガイド穴を有し、
 前記ガイド穴は、前記バー挿入穴と前記プレート挿入穴を連通させる穴となっており、
 前記第1係合子は、前記ガイド穴から前記プレート挿入穴に出没する係止爪と、前記ガイド穴から前記バー挿入穴に出没する第1入力部を有し、
 前記ロックプレートは、前記係止爪の前記プレート挿入穴への突出部が入り込む凹部を有し、
 前記ロックバーは、前記バー挿入穴に突出した前記第1入力部を前記ガイド穴に押し込む(没入させる)第1カム面を一側部に、前記バー挿入穴に突出した前記第1入力部を受け入れる干渉回避用凹部を前記第1カム面よりも上側部分にそれぞれ有し、
 前記第1係合子は、前記第1ばねと前記ロックバーによって相反する向きに押されてロック位置とアンロック位置に選択的に移動し、
 この第1係合子がロック位置にある状態では前記係止爪が前記プレート挿入穴に突出し、当該第1係合子がアンロック位置にある状態では前記係止爪が前記ガイド穴に没入し、
 前記第1係合子がロック位置にあるときに前記係止爪が前記第2係合子に係止して前記ロックプレートの前記プレート挿入穴からの抜け出しが阻止され、
 前記第1係合子がアンロック位置にあるときに前記係止爪の第2係合子との係合が解けて前記ロックプレートの前記プレート挿入穴からの抜け出しが可能になるものにした。
 前記第1係合子のロック位置への移動は、第1係合子を前記ばねで押すか、又は、前記ロックバーで押して行う。
 前記第1係合子をばねで押してロック位置に移動させるパーティングロック装置は、ばねによる第1係合子の付勢方向を、第1係合子がベースホルダのプレート挿入穴側からバー挿入穴側に向かう方向、それとは逆にバー挿入穴側からプレート挿入穴側に向かう方向のどちらの向きにも設定することができる。
 ロック位置に移動した第1係合子は、前記ロックバー又は第1ばねとは別に設けるばねで前記第1入力部を第1ばねによる付勢方向とは反対向きに押してアンロック位置に戻す。
 特に好ましい形態として、前記第1係合子の前記係止爪と前記第1入力部を有する部分を前記ベースホルダの前記バー挿入穴と前記プレート挿入穴との間において互いに分割し、前記係止爪を第1ばねでロック方向に付勢し、前記第1入力部を有する部分を第1ばねとは別途設けるばね(実施例で述べる第3ばね)でアンロック方向に付勢する構造も考えられる。
 また、前記第1係合子を前記ロックバーで押してアンロック位置からロック位置に移動させるパーティングロック装置は、前記第1ばねによる前記第1係合子の付勢方向を、第1係合子がアンロック位置に向かう方向にし、その第1係合子がアンロック位置にあるときに前記バー挿入穴に突出する第2入力部を含ませる。
 さらに、前記ロックバーにも、前記バー挿入穴に挿入されたそのロックバーがロック方向(下向き)に移動するときに前記第2入力部を押して前記ガイド穴に没入させる(これにより前記第1係合子がロック位置に移動する)第2カム面と、前記ガイド穴に没入した前記第2入力部の戻りを阻止して前記第1係合子をロック位置に保持するロック位置保持部をさらに含ませる。
 前記第2係合子は、前記ロックプレートに一体に形成されたものと、ばねで付勢してロックプレートにスライド可能、かつ、前記係止爪との係合部から退避可能に内蔵したものの2形態が考えられる。
 ばねで付勢してロックプレートにスライド可能に内蔵された第2係合子は、その第2係合子のスライド方向を前記プレート挿入穴の穴軸と直交する向きにし、その第2係合子を付勢してロックプレートの内部からそのロックプレートの前記凹部に突出させる第2ばねをロック部材にさらに含ませる。
 また、前記係止爪の上面又は係止爪の上面に接触する前記第2係合子の下面の少なくともどちらか一方を、それらの面の接触部に前記第2係合子を前記ロックプレートの内部に没入させる向きの分力を発生させる。
 このように構成されたパーティングロック装置は、設置対象がスリープレート型射出成形機の場合、その成形機の固定金型にベースホルダを、前記射出成形機の可動金型に前記ロック部材を、前記射出成形機のストリッパプレートに前記ロックバーを固定して使用される。
 この発明は、そのパーティングロック装置を両側に設置した射出成形機の射出成形金型アセンブリも併せて提供する。その射出成形金型アセンブリの詳細は、後に説明する。
 この発明のパーティングロック装置は、ロックバーがロック部材から引き抜かれたときのみでなく、そのロックバーがベースホルダのバー挿入穴から抜けきっていないときにもベースホルダに対するロック部材の連結状態が解除される。従って、ロックバーを大きくストロークさせる必要がなく、金型の動作ロスを低減できる。
 また、前記ロックバーの第2カム面が第1係合子の第2摺動部を押し動かすことによって前記係止爪が前記ガイド穴に引き込まれ、その係止爪の前記第2係合子との係合状態が強制的に解かれるため、ロック部材にそれをベースホルダから引き離そうとする力が加わって係止爪が第2係合子に押し付けられた場合にも、係止爪は第2係合子から確実に外れ、ベースホルダとロック部材の連結の解除が安定してなされる。
 さらに、前記係止爪が前記ガイド穴に引き込まれているときには、前記ロックプレートのプレート挿入穴からの抜け出しに抵抗を加えるものが何も無く、ロックプレートのプレート挿入穴からの抜き取りと、これによるロック部材のベースホルダからの離脱も円滑に進行する。
 従って、このパーティングロック装置を採用した射出成形金型は、可動金型の固定金型からの開離が支障なく行われる。
 また、前記ベースホルダを、一面の必要箇所を掘り下げた本体と、その本体の一面側に取り付ける蓋板と、本体の内部に組み込む第1係合子及び第1ばねとで構成することができる。
 前記ロック部材も、下部にロックプレートを垂下して設けた本体と、前記ロックプレートに設ける係止爪受け入れ用の凹部と、係止爪を係合させる第2係合子とで(スライドする第2係合子を備えたものは第2ばねが追加される)構成することができ、そのため、特許文献1の装置に比べて構造の簡素化、製造及び組み立ての容易化、小型化を図ることができる。
 第2係合子をロックプレートにスライド可能に内蔵したパーティングロック装置は、前記プレート挿入穴に対するロックプレートの挿入に先行して前記ロックバーによる前記第1係合子のロック位置への押し動かしが行われた場合にも、ロックプレートをプレート挿入穴に挿入してベースプレートとロック部材の連結と、その連結の維持を行うことができる。
 スリープレート型の射出成形機で、プレート挿入穴に対するロックプレートの挿入に先行して前記ロックバーによる前記第1係合子のロック位置への押し動かしを行うと、プレート挿入穴にロックプレートが挿入されるときには第1係合子の係止爪が既にロックプレート挿入穴に突出している。
 この状況で第2係合子が固定されているとプレート挿入穴に突出した係止爪が障害物となってプレート挿入穴に対するロックプレートの挿入が妨げられるが、第2係合子がロックプレートにスライド可能に組み込まれているものは、その不具合が生じない。
この発明のパーティングロック装置の一例(第1実施形態)を示す分解斜視図である。 図1のパーティングロック装置を、ベースホルダの蓋板を外した状態、かつ、ロック部材のロックプレートの一部を破断した状態にして示す側面図である。 図1のパーティングロック装置のベースホルダの図2のX-X線に沿った断面図である。 図1のパーティングロック装置を、ベースホルダとロック部材を連結した状態にして示す部分破断側面図である。 図1のパーティングロック装置のロックバーが第1係合子をロック解除位置に押し動かした状態を示す部分破断側面図である。 第1実施形態のパーティングロック装置のロック部材の変形例を示す側面図である。 第1係合子のばねによる付勢方向を第1実施形態とは反対向きにしたパーティングロック装置(第2実施形態)を、ベースホルダの蓋板を外した状態、かつ、ロック部材のロックプレートの一部を破断した状態にして示す側面図である。 この発明のパーティングロック装置の他の例(第3実施形態)を示す分解斜視図である。 図8のパーティングロック装置を、ベースホルダとロック部材の連結を解いた状態、かつ、ベースホルダの蓋板とロックプレートの蓋を外した状態にして示す斜視図である。 図8のパーティングロック装置を、ベースホルダとロック部材の連結を解いた状態、かつ、ベースホルダの蓋板とロックプレートの蓋を外した状態にし、かつ、図9とは反対側の側面が手前にある状態にして示す斜視図である。 図8のパーティングロック装置を、ベースホルダの蓋板とロック部材のロックプレートの蓋を外した状態にして示す側面図である。 図8のパーティングロック装置を、ベースホルダの蓋板とロック部材のロックプレートの蓋を外し、ベースホルダとロック部材を連結した状態にして示す斜視図である。 図8のパーティングロック装置を、ベースホルダの蓋板とロック部材のロックプレートの蓋を外し、ベースホルダとロック部材を連結した状態にして示す側面図である。 図8のパーティングロック装置のロックバーが第1係合子をロック解除位置に押し動かした状態を、ベースホルダの蓋板とロック部材のロックプレートの蓋を外して示す側面図である。 図8のパーティングロック装置ロック部材のロックプレートに組み込まれた第2係合子の斜視図である。 この発明のパーティングロック装置のさらに他の例(第4実施形態)を示す分解斜視図である。 図16のパーティングロック装置を、ベースホルダとロック部材の蓋板を外した状態、かつ、ロックバーの一部を破断した状態にして示す側面図である。 図16のパーティングロック装置のロックバーがロックプレートに先行してベースホルダに挿入された状態をベースホルダとロック部材の蓋を外して示す側面図である。 図16のパーティングロック装置のベースホルダにロックバーとロックプレートの双方が挿入された状態をベースホルダとロック部材の蓋を外して示す側面図である。 図19のX-X線に沿った断面図である。 ロックプレートの変形例を示す斜視図である。 この発明の射出成形金型の一例を示す断面図である。 従来のパーティングロック装置の一例を示す断面図である。
 以下、添付図面の図1~図22に基づいて、この発明のパーティングロック装置とそれを用いた射出成形金型アセンブリの実施の形態を説明する。
 図1~図5に示したパーティングロック装置1は(これを第1実施形態と言う)、基本構造を備えたものであって、ベースホルダ2、ロックプレート10を有するロック部材8、そのロック部材8とベースホルダ2に対して抜き差し自在のロックバー13、ベースホルダ2に内蔵される第1係合子6、その第1係合子6を一方向に付勢する第1ばね7、及び、ロック部材8に設けられる第2係合子11(図2、図4、図5参照)を備えている。
 ベースホルダ2は、ボルト15(図1、図3参照)を用いて締結される本体2aと蓋板2bを組み合わせたものであって、上下貫通のバー挿入穴3と、同じく上下貫通のプレート挿入穴4と、バー挿入穴3の穴軸と直交する向きに延びたガイド穴5を有している。
 バー挿入穴3、プレート挿入穴4は、どちらも角穴であり、本体2aの一面に溝を加工し、その溝の一面側の開口を蓋板2bで閉じることによって作り出されている。
 ガイド穴5は、バー挿入穴3とプレート挿入穴4を連通させる穴になっており、そのガイド穴5の第1ばね7の一端を支える側の端部は、第1ばね7による第2係合子11の付勢方向とは反対向きに本体2aの内部に入り込んでいる。
 また、このガイド穴5の一部は、バー挿入穴3とプレート挿入穴4を形成する溝の底よりも深く掘り下げられており、そこに、後述する第1係合子6のブリッジ部6dのある側を受け入れるようになっている。
 バー挿入穴3とプレート挿入穴4は、サイズの異なる平行な穴にしており、バー挿入穴3に対するロックプレート10の挿入は許容されない。これにより、ベースホルダ2とロック部材8の誤った連結が防止される。
 このベースホルダ2のガイド穴5に第1係合子6と第1ばね7が組み込まれている。
 第1係合子6は、係止爪6aと、第1入力部6bと、第1ばね7の他端を入り込ませるばね受け孔6cを有している。係止爪6aと第1入力部6bは、ブリッジ部6dを介して連なっており、係止爪6aの前面と対面する位置に第1入力部6bがある。
 ブリッジ部6dは、厚み(ガイド穴5を掘り下げた方向の寸法)が、プレート挿入穴4からガイド穴5の底までの距離と等しくなっており、プレート挿入穴4の内側に入り込まない。
 係止爪6aは、第1係合子6がバー挿入穴3側の移動終点にあるときにプレート挿入穴4に突出する。また、第1入力部6bは、第1係合子6がバー挿入穴3側の移動終点にあるときにバー挿入穴3に突出する。
 この係止爪6aは、下面がプレート挿入穴4の穴軸と直交する向きに延びており、その下面が第2係合子11と係合する。また、係止爪6aのプレート挿入穴4に突出する部位の上面6g(図2参照)は、下側ほどプレート挿入穴4への突出量が大きくなる方向に傾斜している。
 その傾斜した上面6gにロックプレート10が押し当てられることで、ロックプレート10との接触部にプレート挿入穴4の穴軸に対して直角向きの分力が生じ、その分力によって第1係合子6は、係止爪6aがバー挿入穴3に没入する方向に押し動かされる。
 ロックプレート10の下部の係止爪6aのある側のコーナも、係止爪6aの傾斜した上面6gに対応させた斜面にしており、その斜面の設置は、接触部の面圧低減が図れて好ましい。
 図1~図5のパーティングロック装置1の第1係合子6は、バー挿入穴3側の移動終点(係止爪6aがプレート挿入穴4に最大に突出した位置)が、ベースホルダ2とロック部材8が連結されるロック位置となり、係止爪6aがガイド穴5に没入した位置がアンロック位置(ベースホルダ2とロック部材8の連結が解ける位置)となっている。
 第1係合子6は、ベースホルダ2とロック部材8が連結される前の初期状態では、第1ばね7の力でロック位置に保持されている。
 ロック部材8は、バー挿入穴9と、ロックプレート10と、第2係合子11と、係止爪6aが入り込む凹部12を有する。バー挿入穴9は、ロック部材8の本体8aに設けられた上下貫通の穴であり、ベースホルダ2のバー挿入穴3に位置を対応させた穴になっている。
 ロックプレート10は、ロック部材8の本体8aと一体であり、その本体8aの下部に垂下して設けられている。また、凹部12は、ロックプレート10の一側部に設けられており、この凹部12の、プレート挿入穴4の穴軸に対して直角な上を向いた平面が、第2係合子11(係合面)となっていてその第2係合子11が係止爪6aと係合する。
 凹部12は、係止爪6aを受け入れる凹部であり、ロックプレート10に掘り込まれたものだけでなく、図6に示すようにロックプレート10の一側部を切り欠いて形成されたものであってもよい。
 ロックバー13は、第1カム面13aと干渉回避用凹部13bを一側面側に有する。第1カム面13aは、ロックバー13の下部にある。
 干渉回避用凹部13bは、第1カム面13aよりも上側部分にある。ロックバー13が第1係合子6の第1入力部6bから離れるところまで上昇すると、第1係合子6は、第1ばね7の力でバー挿入穴3側の移動終点に移動して待機状態となり、ベースホルダ2とロック部材8が次に連結されるまで、その待機状態が保たれる。
 このように構成された第1実施形態のパーティングロック装置1は、ロックバー13がバー挿入穴3に挿入され、そのロックバー13の下端が第1係合子6の設置点を通過するときにロックバー13による第1入力部6bの押し込みがなされることから、第1係合子6が一旦アンロック位置に動く。
 しかし、このときにはロックプレート10がプレート挿入穴4にまだ最後まで挿入されておらず、そのため、係止爪6aと第2係合子11の係合は起こらない。
 その後、ロックプレート10がプレート挿入穴4に挿入されて係止爪6aを押し込むことで第1係合子6はロック位置からアンロック位置に再度動く。
 そして、ロックプレート10の凹部12が第1係合子6の設置点に到達した位置でロックプレート10による押し込みが解除され、これにより、第1係合子6は、第1ばね7の力でロック位置に戻って係止爪6aが第2係合子11に係止し、その係止により、ベースホルダ2とロック部材8の連結状態が維持される。
 また、ロックバー13がバー挿入穴3から抜かれるときには、そのロックバー13の第1カム面13aが、ベースホルダ2のバー挿入穴3に突出している第1係合子6の第1入力部6bをガイド穴5に押し込んで没入させる。
 これにより、第1係合子6がアンロック位置に移動し、係止爪6aがガイド穴5に没入してその係止爪6aの第2係合子11に対する係止が解け、ベースホルダ2とロック部材8の連結が解除される。
 なお、第1実施形態のパーティングロック装置1は、第1ばね7による第1係合子6の付勢方向を第1係合子6がプレート挿入穴4側からバー挿入穴3側に向かう方向に設定しているが、図7に示すように、バー挿入穴3側からプレート挿入穴4側に向かう方向に設定することもできる(図7の装置を第2実施形態と言う)。
 この第2実施形態の装置は、係止爪6aと第1入力部6bの向きも第1実施形態とは逆になっており、凹部12と第2係合子11がロックプレート10の他側部に設けられている。
 第1カム面13aと干渉回避用凹部13bも、ロックバー13の、ロックプレート10に対して背を向けた他側面側に設けられている。
 図8~図15は、この発明のパーティングロック装置1のさらに他の実施形態(これを第3実施形態と言う)である。この第3実施形態の装置は、第1係合子6のロック位置への移動を、ロックバー13で第1係合子6を押して行うものである。
 第1ばね7による第1係合子6の付勢方向は、第1係合子6がアンロック位置に向かう方向となっている。
 第1係合子6は、係止爪6a及び第1入力部6bのほかに、第2入力部6eを備えたものになっている。係止爪6aは、ロックプレート10の凹部12に入り込める大きさになっている。
 第1入力部6bは、第1係合子6の係止爪6aが設置される側とは反対側の端部に設けられており、その第1入力部6bと係止爪6aは、ブリッジ部6dを介して連なっている。
 また、第2入力部6eは、係止爪6aとブリッジ部6dとの間にあって、係止爪6aに対して背を向け、かつ、バー挿入穴3を間に挟んで第1入力部6bに対面して設けられている。
 その第2入力部6eは、ロックバー13との干渉を避ける目的でロックバー13に設けられている逃げ部13cに入り込めるサイズになっている。
 また、バー挿入穴3を間に挟んで第2入力部6eに対面させた第1入力部6bは、蓋板2bとの間の隙間を埋めるスペーサ部6fを伴うものになっている。
 ロックプレート10は、凹部12が、当該ロックプレート10の一側面に、ロックプレート10の根元部から下端まで延びて設けられている。また、第2係合子11は、ロックプレート10から独立したものが採用されており、その第2係合子11は、当該ロックプレート10の長手途中にスライド可能に内蔵されている。
 ロックプレート10の内部には、第2係合子11をロックプレート10の内部から凹部12に突出させる第2ばね14がさらに組み込まれている。
 第2係合子11は、凹部12に突出する部位の下面11a(以下では単に下面と言う)が、係止爪6aとの接触部に当該第2係合子11の凹部12に対する突出部をロックプレート10の内部に没入させる向きの分力を発生させるようになっている。
 この第2係合子11には、ばね受け孔11c(図8、図11参照)が設けられており、そのばね受け孔11cに第2ばね14の一端側が挿入されている。
 前記下面11aが接触する係止爪6aのプレート挿入穴4に突出する部位の上面6gも、下面11aに対応させた斜面となっている(第2係合子11の下面11aと係止爪6aの前記上面6gはどちらか一方のみが斜面になっていてもよい)。
 第2係合子11と第2ばね14は、ロックプレート10の、蓋板2bと対面する側の面に蓋10aによって組み込み側の開口を閉じる溝を設けてその溝に収められている。蓋10aは、ボルト16(図8参照)によってロックプレート10の主部に固定される。
 第2係合子11を収めた溝は、一部分が深くなっており、第2係合子11の一側面に設けた凸部11b(図11、図13~図15参照)が前記溝の深い部分に入り込んで第2係合子11のロックプレート10からの抜け出しが防止されている。
 この可動式の第2係合子11とそれを付勢する第2ばね14は、第1係合子6を第1ばね7でロック位置に動かす第1実施形態、第2実施形態の両装置にも採用することができる。
 第3実施形態のパーティングロック装置1は、ロックバー13に、逃げ部13cと、バー挿入穴3に挿入されたロックバー13がロック方向(下向き)に移動するときに第2入力部6eを押してガイド穴5に没入させる第2カム面13dと、ガイド穴5に没入した第2入力部6eの戻りを阻止して第1係合子6をロック位置に保持するロック位置保持部13eがさらに含まれている。
 逃げ部13cは、ロックバー13のロック位置保持部13eを有する側の側面のロックバー厚み方向の約半分をロックバー13の幅W(図8参照)が狭くなる方向に凹ませたものであって、ロックバー13の先端側に設けられている。その逃げ部13cの終端(上端)に第2カム面13dが連なっている。
 前記第1実施形態と第2実施形態のパーティングロック装置1は、第1カム面13aがロックバー13の下端にあるが、第3実施形態のパーティングロック装置1は、ロックバー13の下端がベースホルダ2を通り抜けた位置で第1係合子6の第1入力部6bに接して第1係合子6にガイド穴5への押し込み力を加える位置に第1カム面13aがある。
 このように構成された第3実施形態のパーティングロック装置1は、ロックバー13がバー挿入穴3に挿入され、そのロックバー13の下端が第1係合子6の設置点を通過するときにロックバー13による第1入力部6bの押し込みがなされて第1係合子6が図13に示したロック位置に動く。
 ロック位置に移動した第1係合子6は、ロックバー13のロック位置保持部13eによってロック位置に保持される。
 このときに、ロックプレート10がプレート挿入穴4にまだ挿入されておらず、しかも、第2係合子11がロックプレート10に一体に設けられていて動けない状態になっていると、プレート挿入穴4に突出している第1係合子6の係止爪6aが障害物となってロックプレート10のプレート挿入穴4に対する挿入が許容されない。
 スリープレート型の射出成形機は、固定金型から可動金型を引き離すまでの可動金型からのストリッパプレートの離反量がある程度大きくなるものが多い。
 そのような射出成形機では、バー挿入穴3に対するロックバー13の挿入がプレート挿入穴4に対するロックプレート10の挿入に先行するため、そのときにも、プレート挿入穴4に対するロックプレート10の挿入が許容されるようにしておく必要がある。
 第1、第2実施形態の装置は、ロックプレート10がプレート挿入穴4に挿入されるときに係止爪6aが退避できるので、ロックプレート10の挿入ができなくなる問題は発生しないが、第3実施形態のパーティングロック装置1は、第1係合子6が先行したロックバー13によってロック位置に保持されて動けなくなる。
 そこで、第3実施形態のパーティングロック装置では、第2係合子11を可動となしてこの第2係合子11を退避させるようにしている。第2係合子11は、ロックプレート10との接触部に生じるロックプレート差込み力の分力でロックプレート10の内部に没入する。
 このため、係止爪6aに対する第2係合子11の干渉が起こらず、ロックプレート10をプレート挿入穴4に挿入してベースホルダ2に対するロック部材8の連結を支障なく行うことができる。
 ロックプレート10がプレート挿入穴4に最後まで挿入されると、第2係合子11は第2ばね14の力で元の突出位置に戻り、図13に示すように、係止爪6aに係合してベースホルダ2とロック部材8の連結状態が維持される。
 また、ロックバー13がバー挿入穴3から抜かれるときには、第1、第2実施形態の装置と同様に、ロックバー13の第1カム面13aがバー挿入穴3に突出している第1係合子6の第1入力部6bをガイド穴5に押し込んで没入させる(図14参照)。そのため、第1係合子6がアンロック位置に移り、ロック部材8がベースホルダ2から離反可能となる。
 この第3実施形態のパーティングロック装置1は、第1係合子6のアンロック位置からロック位置への移動、ロック位置からアンロック位置への戻しの双方がロックバー13で第1係合子6を押すことによってなされるので、第1、第2実施形態の装置よりも作動の確実性に優れる。
 図16~図20は、この発明のパーティングロック装置1のさらに他の実施形態(これを第4実施形態と言う)である。この第4実施形態のパーティングロック装置1は、プレート挿入穴4に挿入されたロックプレート10のプレート挿入穴4からの抜け止めを、第1係合子6の係止爪6aのみを第1ばね7でプレート挿入穴4側に押し動かして行うものである。
 図16から判るように、第1係合子6の係止爪6aと第1入力部6bを有する部分は、バー挿入穴3とプレート挿入穴4との間において互いに分割されている。そして、その係止爪6aと第1入力部6bを有する部分との間に第1ばね7が介在されている。
 また、第1係合子6の第1入力部6bを有する部分をアンロック位置に押し動かす第3ばね17が含まれている。
 さらに、係止爪6aの上面6gは、第2係合子11との接触部に、プレート挿入穴4に突出している係止爪6aをガイド穴5に没入させる向きの分力を発生させる斜面となっており、なおかつ、凹部12が、図1のパーティングロックと同様に、ロック部材8に設けられたロックプレート10の根元部から下端に至る途中に設置されている。
 ロック部材8は、外部開口の溝を蓋8bで塞いでバー挿入穴9を作り出しているが、バー挿入穴9は、図1に示したような蓋のない穴であってもよい。
 係止爪6aは、突出終点で第1入力部6bを有する部分のストッパ6hによって受け止められ、その受け止め位置からの第1ばね7を圧縮しての後退が許容されるように第1入力部6bを有する部分にガイドされている。
 この第4形態の装置も、係止爪6aの上面6gを傾斜させる代わりにロックプレート10の下面の係止爪6aと接触するコーナ部を上記の分力を発生させる方向に傾斜させてもよい。上面6gとロックプレート10の下面の係止爪6aと接触するコーナ部はどちらも同じ方向に傾斜していると好ましいが、どちらか一方のみが斜面になっていてもよい。
 なお、第4実施形態では、ロックバー13の一側部に形成される干渉回避用凹部13bの底から切れ上がる部分の斜面が第1カム面13aとして利用される。
 この第4実施形態は、第3ばね17の力で第1係合子6がアンロック位置に正常に戻されない事態が生じたときに、ロックバー13の一側部に設けられた第1カム面13aが第1係合子6を強制的にアンロック位置に押し戻す。ロックバー13のその他の構成は第3実施形態と変わるところがない。
 このように構成された第4実施形態のパーティングロック装置1は、第3実施形態と同様、プレート挿入穴4に対するロックプレート10の挿入に先行してロックバー13がバー挿入穴3に挿入されたときにも、プレート挿入穴4に対するロックプレート10の挿入が許容される。
 ロックバー13がバー挿入穴3に挿入されていなければ、第1係合子6は第3ばね17の力でアンロック位置に保持されているのでプレート挿入穴4に対するロックプレート10の挿入は問題なく行える。
 また、図18に示すように、ロックバー13がバー挿入穴3に先行して挿入された場合には、第2カム面13dの働きによって第1係合子6は、ロック位置に押し動かされ、係止爪6aがプレート挿入穴4に突出した状態になる。
 しかしながら、係止爪6aは、第1ばね7を圧縮してガイド溝5に没入することが可能になっており、そのため、その係止爪6aがロックプレート10に押されて一旦ロックプレート10の挿入を許容する位置に逃げ、その後、図19に示すように、第1ばね7の力で再度プレート挿入穴4側に突出して凹部12に挿入され、第2係合子11に対して逆止状態に係止する。
 この第4実施形態のパーティングロック装置1は、第1係合子6が第3ばね17の力でアンロック位置に戻されなかったときには、他の実施形態と同様、ロックバー13がバー挿入穴3から抜かれるときに、カム面13aの働きによって第1係合子6がアンロック位置に押し動かれてベースホルダ2とロック部材8の連結が強制的に解除される。
 第1~第4実施形態の装置は、図からわかるように、特許文献1の装置に比べて構造が簡素であり、製造及び組み立ての容易化や小型化を実現できる。構造の簡素化と小型の効果は、第4実施形態の装置が特に優れ、実用面ではこの第4実施形態の装置が最も有利と考えられる。
 なお、以上の説明は、第1実施形態~第4実施形態のいずれも、ロック部材8は、ベースホルダ2のバー挿入穴3に対応させた上下貫通のバー挿入穴9を有するものを示したが、このロック部材8のバー挿入穴9を設けた側は無くてもよい。ロック部材8は、ロックプレート10よりもバー挿入穴9のある側がバー挿入穴9も含めて省かれていて、ベースホルダ2のバー挿入穴3に対するロックバー13の挿入を妨げない形状になっているものであってもよい。
 次に、例示のパーティングロック装置1を採用したスリープレート型射出成形機の射出成形金型アセンブリの一例を図22に示す。
 図示の射出成形金型アセンブリ30は、固定プレート31に支持された固定金型32、その固定金型32との間に成形用のキャビティ33を作り出す可動金型34、その可動金型34に接離させるストリッパプレート35、溶融樹脂の供給時にストリッパプレート35の35aに挿入されるスプールブッシュ36を有する。
 また、スプールブッシュ36を取り付けたスプール板37、プルピン38、スプール板37が所定量移動した後にスプール板37の動きを伝えて可動金型34を引き動かすサポートピン39、固定プレート31の下部に配置されるエジェクタプレート40、そのエジェクタプレート40を案内するガイドピン41とサポートピラ42、エジェクタプレート40に取り付けたエジェクタピン43、ストリッパプレート35を可動金型34から引き離すプッシャーピン44及びコイルばね45なども備えている。
 プルピン38はストリッパプレート35に固定されており、スプール板37が少し移動した後にそのスプール板37の動きにストリッパプレート35が追従する。
 このほかにも、図示していない温度センサや動作確認用のスイッチ類、キャビティからのガス抜き部なども備えている。
 可動金型34には、キャビティ33の入口となるゲート34aと、スプールブッシュ36を通して供給される溶融樹脂をゲート34aに案内する流路34bが設けられている。ゲート34aが複数ある金型については、各ゲート34aに対する樹脂の分配が流路34bを介してなされる。
 この射出成形金型アセンブリ30の両側に上述したパーティングロック装置1が装着されている。このパーティングロック装置1を射出成形金型アセンブリ30の両側に設けることで、ストリッパプレート35と可動金型34の円滑な動きを確保することができる。
 各パーティングロック装置1は、ベースホルダ2が固定金型32に、ロック部材8が可動金型34にそれぞれ固定され、さらに、ロックバー13がストリッパプレート35に取り付けられている。
 例示の射出成形金型アセンブリ30は、図16のように、可動金型34が固定金型32に、ストリッパプレート35が可動金型34にそれぞれ突き合わされ、さらに、スプールブッシュ36がスプールブッシュガイド35aに挿入され、この状態で、キャビティ33に対する溶融樹脂の供給がなされる。
 その後、スプール板37が途中からストリッパプレート35を引きつれて移動して流路34b内に残された樹脂のランナー部が製品から切り離される。
 その後、スプール板37が引き続いて移動してパーティングロック装置1による固定金型32と可動金型34の連結が解け、この状態でサポートピン39が可動金型34を引き動かしてキャビティ33が開放され、エジェクタピン43による突き外しによって製品がキャビティ33から取り出される。
 なお、パーティングロック装置は、専らスリープレート型の射出成形機において可動金型とストリッパプレートの開離に一定の順序を持たせるために利用されているが、ツープレート型の射出成形機において可動金型の固定金型に対する突き合せ状態を一定時間保持する用途に利用することも可能である。
 ベースホルダ2とロック部材8のいずれか一方を固定金型に、他方を可動金型にそれぞれ固定し、さらに、成形機に前記可動金型の開離に先行して可動金型の開離方向に移動させる部材を含ませてその部材にロックバー13を取り付ければ、ロックバー13が連結解除位置に動くまでの間、可動金型の固定金型に対する連結状態を確実に保持することができる。
1     パーティングロック装置
2     ベースホルダ
2a    本体
2b    蓋板
3     バー挿入穴
4     プレート挿入穴
5     ガイド穴
6     第1係合子
6a    係止爪
6b    第1入力部
6c    ばね受け孔
6d    ブリッジ部
6e    第2入力部
6f    スペーサ部
6g    係止爪のプレート挿入穴に突出する部位の上面
6h    ストッパ
7     第1ばね
8     ロック部材
8a    本体
8b    蓋
9    バー挿入穴
10    ロックプレート
10a   蓋
11    第2係合子
11a   凹部に突出する部位の下面
11b   凸部
11c   ばね受け孔
12    凹部
13    ロックバー
13a   第1カム面
13b   干渉回避用凹部
13c   逃げ部
13d   第2カム面
13e   ロック位置保持部
14    第2ばね
15、16 ボルト
17    第3ばね
30    射出成形金型アセンブリ
31    固定プレート
32    固定金型
33    キャビティ
34    可動金型
34a   ゲート
34b   流路
35    ストリッパプレート
35a   スプールブッシュガイド
36    スプールブッシュ
37    スプール板
38    プルピン
39    サポートピン
40    エジェクタプレート
41    ガイドピン
42    サポートピラ
43    エジェクタピン
44    プッシャーピン
45    コイルばね
51    ロックバー
52    支持ピン
53    係合爪
54    ロック爪
55    ベースホルダ
56    プッシュピン
57    ロック部材
 

Claims (6)

  1.  平行配置の上下貫通のバー挿入穴(3)とプレート挿入穴(4)を有するベースホルダ(2)、前記プレート挿入穴(4)に差し込まれるロックプレート(10)を有するロック部材(8)、前記ベースホルダ(2)と前記ロック部材(8)のそれぞれのバー挿入穴(3,9)に対して抜き差し自在のロックバー(13)、前記ベースホルダ(2)に内蔵される第1係合子(6)と第1ばね(7)、及び、前記ロックプレート(10)に設けられる第2係合子(11)を具備し、
     前記ベースホルダ(2)は、前記第1係合子(6)の前記バー挿入穴(3)の穴軸と直交する方向への移動をガイドするガイド穴(5)を有し、
     前記ガイド穴(5)は、前記バー挿入穴(3)と前記プレート挿入穴(4)を連通させる穴となっており、
     前記第1係合子(6)は、前記ガイド穴(5)から前記プレート挿入穴(4)に出没する係止爪(6a)と前記ガイド穴(5)から前記バー挿入穴(3)に出没する第1入力部(6b)を有し、
     前記ロックプレート(10)は、前記係止爪(6a)の前記プレート挿入穴(4)への突出部が入り込む凹部(12)を有し、
     前記ロックバー(13)は、前記バー挿入穴(3)に突出した前記第1入力部(6b)を前記ガイド穴(5)に押し込む第1カム面(13a)を一側部に、前記バー挿入穴(3)に突出した前記第1入力部(6b)を受け入れる干渉回避用凹部(13b)を前記第1カム面(13a)よりも上側部分にそれぞれ有し、
     前記第1係合子(6)は、前記第1ばね(7)と前記ロックバー(13)によって相反する向きに押されてロック位置とアンロック位置に選択的に移動し、
     この第1係合子(6)がロック位置にある状態では前記係止爪(6a)が前記プレート挿入穴(4)に突出し、当該第1係合子(6)がアンロック位置にある状態では前記係止爪(6a)が前記ガイド穴(5)に没入し、
     前記第1係合子(6)がロック位置にあるときに前記係止爪(6a)が前記第2係合子(11)に係止して前記ロックプレート(10)の前記プレート挿入穴(4)からの抜け出しが阻止され、
     前記第1係合子(6)がアンロック位置にあるときに前記係止爪(6a)の前記第2係合子(11)との係合が解けて前記ロックプレート(10)の前記プレート挿入穴(4)からの抜け出しが可能になるように構成されたパーティングロック装置。
  2.  前記第1ばね(7)による前記第1係合子(6)の付勢方向が、前記第1係合子(6)がロック位置からアンロック位置に向かう方向に設定され、
     前記第1係合子(6)に、当該第1係合子(6)がアンロック位置にあるときに前記バー挿入穴(3)に突出する第2入力部(6e)が含まれており、その第2入力部(6e)は、前記係止爪(6a)に対して背を向け、かつ、前記バー挿入穴(3)を間に挟んで前記第1入力部(6b)に対面しており、
     さらに、前記ロックバー(13)に、前記第2入力部(6e)を押して前記ガイド穴(5)に没入させる第2カム面(13d)と、前記ガイド穴(5)に没入した前記第2入力部(6e)の戻りを阻止して前記第1係合子(6)をロック位置に保持するロック位置保持部(13e)がさらに含まれており、
     前記第1係合子(6)のアンロック位置からロック位置への移動とロック位置からアンロック位置への移動が共に、前記第1係合子(6)を前記ロックバー(13)で押すことによってなされる請求項1に記載のパーティングロック装置。
  3.  前記第2係合子(11)が、第2ばね(14)で付勢して前記ロックプレート(10)にスライド可能、かつ、前記係止爪(6a)との係合部から退避可能に内蔵され、その第2係合子(11)のスライド方向が前記プレート挿入穴(4)の穴軸と直交する向きに設定され、
     さらに、前記係止爪(6a)の上面又は当該係止爪(6a)の上面に接触する前記ロックプレート(10)の下面の少なくともどちらか一方が、それらの面の接触部に前記第2係合子(11)を前記ロックプレート(10)の内部に没入させる向きの分力を発生させるとなっており、なおかつ、前記凹部(12)が、前記ロックプレート(10)の根元部から下端まで延びている請求項1又は2に記載のパーティングロック装置。
  4.  前記第1係合子(6)のロック位置への移動が、当該第1係合子(6)を前記第1ばね(7)で押してなされ、
     ロック位置に移動した前記第1係合子(6)のアンロック位置への移動が、前記ロックバー(13)で前記第1入力部(6b)を前記第1ばね(7)による付勢方向とは反対向きに押してなされる請求項1に記載のパーティングロック装置。
  5.  前記第1係合子(6)の前記係止爪(6a)と前記第1入力部(6b)を有する部分が、前記ベースホルダ(2)の前記バー挿入穴(3)と前記プレート挿入穴(4)との間において互いに分割されてその係止爪(6a)と前記第1入力部(6b)を有する部分との間に前記第1ばね(7)が介在され、前記係止爪(6a)は、突出終点で前記第1入力部(6b)を有する部分によって受け止められ、その受け止め位置からの前記第1ばね(7)を圧縮しての後退が許容されるように前記第1入力部(6b)を有する部分にガイドされており、
     さらに、前記第1係合子(6)の前記第1入力部(6b)を有する部分をアンロック位置に押し動かす第3ばね(17)が含まれており、
     前記係止爪(6a)の上面又は当該係止爪(6a)の上面に接触する前記第2係合子(11)の下面のコーナの少なくともどちらか一方が、それらの面の接触部に、前記プレート挿入穴(4)に突出している前記係止爪(6a)を前記ガイド穴(5)に没入させる向きの分力を発生させる斜面になっており、なおかつ、前記凹部(12)が、前記ロックプレート(10)の根元部から下端に至る途中に設置されている請求項1に記載のパーティングロック装置。
  6.  固定金型(32)、その固定金型との間に成形用のキャビティ(33)を作り出す可動金型(34)、その可動金型に接離させるストリッパプレート(35)を備え、前記固定金型(32)からの可動金型(34)の開離に先行して前記ストリッパプレート(35)を可動金型(34)から引き離す樹脂又は金属の射出成形金型アセンブリであって、
     固定金型(32)と可動金型(34)のどちらか一方に請求項1~5のいずれかに記載のパーティングロック装置(1)のベースホルダ(2)が、他方にロック部材(8)がそれぞれ固定され、さらに、前記ストリッパプレート(35)に前記ロックバー(13)が取り付けられ、このパーティングロック装置(1)が金型アセンブリの両側に設置された射出成形金型アセンブリ。
     
PCT/JP2019/045050 2019-06-14 2019-11-18 パーティングロック装置とそれを用いた射出成形金型アセンブリ WO2020250456A1 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020522078A JP6746828B1 (ja) 2019-06-14 2019-11-18 パーティングロック装置とそれを用いた射出成形金型アセンブリ
CN201980096823.XA CN113874186B (zh) 2019-06-14 2019-11-18 分离锁定装置和使用它的注塑成形模具组件
US17/615,937 US11806906B2 (en) 2019-06-14 2019-11-18 Parting lock device and injection molding mold assembly using same

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JPPCT/JP2019/023670 2019-06-14
JP2019023670 2019-06-14

Publications (1)

Publication Number Publication Date
WO2020250456A1 true WO2020250456A1 (ja) 2020-12-17

Family

ID=73782150

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
PCT/JP2019/045050 WO2020250456A1 (ja) 2019-06-14 2019-11-18 パーティングロック装置とそれを用いた射出成形金型アセンブリ

Country Status (1)

Country Link
WO (1) WO2020250456A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024084682A1 (ja) * 2022-10-21 2024-04-25 有限会社アイユーキ技研 パーティングロック装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10623A (ja) * 1996-06-12 1998-01-06 Kiyoshi Sugaya 金型のロック装置
JPH10323744A (ja) * 1997-01-17 1998-12-08 Hiramichi Mabuchi 金型および金型開閉装置
JPH11114999A (ja) * 1997-10-09 1999-04-27 Katsutoshi Nishimura 金型の自動開閉装置
JP2000202882A (ja) * 1999-01-14 2000-07-25 Arisaka Kanagata Seisakusho:Kk 金型用作動制御装置
JP2004074591A (ja) * 2002-08-19 2004-03-11 Yoshida Industry Co Ltd 金型開放順序制御装置及び射出成形金型
JP2005161669A (ja) * 2003-12-02 2005-06-23 Murata Mfg Co Ltd 成形機
JP2010184352A (ja) * 2009-02-10 2010-08-26 Ikegami Kanagata Kogyo Kk 金型開閉装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10623A (ja) * 1996-06-12 1998-01-06 Kiyoshi Sugaya 金型のロック装置
JPH10323744A (ja) * 1997-01-17 1998-12-08 Hiramichi Mabuchi 金型および金型開閉装置
JPH11114999A (ja) * 1997-10-09 1999-04-27 Katsutoshi Nishimura 金型の自動開閉装置
JP2000202882A (ja) * 1999-01-14 2000-07-25 Arisaka Kanagata Seisakusho:Kk 金型用作動制御装置
JP2004074591A (ja) * 2002-08-19 2004-03-11 Yoshida Industry Co Ltd 金型開放順序制御装置及び射出成形金型
JP2005161669A (ja) * 2003-12-02 2005-06-23 Murata Mfg Co Ltd 成形機
JP2010184352A (ja) * 2009-02-10 2010-08-26 Ikegami Kanagata Kogyo Kk 金型開閉装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024084682A1 (ja) * 2022-10-21 2024-04-25 有限会社アイユーキ技研 パーティングロック装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7387505B1 (en) Side-action mechanism and injection mold using the same
US8973956B2 (en) Latch device
JP5171547B2 (ja) ラッチ装置
JP5171546B2 (ja) ラッチ装置
TWI605926B (zh) 開閉器裝置及具該開閉器裝置之模具
JP6892090B2 (ja) アンダーカット処理機構及び成形用金型
JP6462136B2 (ja) パーティングロック装置とそれを用いた射出成形金型
WO2020250456A1 (ja) パーティングロック装置とそれを用いた射出成形金型アセンブリ
JP6746828B1 (ja) パーティングロック装置とそれを用いた射出成形金型アセンブリ
JPWO2019211924A1 (ja) アンダーカット処理機構、成形用金型及び成形品
JP5789438B2 (ja) ラッチ装置
WO2021044503A1 (ja) スライド機構、固定型、可動型及び成形用金型
JP2007331248A (ja) 射出成形金型
WO2020174615A1 (ja) アンダーカット処理機構、成形用金型及び成形品
JP2006027229A (ja) 成形装置
JP5465150B2 (ja) 建具
JP6137232B2 (ja) 射出成形金型
JP5789437B2 (ja) ラッチ装置
JP2010110893A (ja) 射出成形用金型
JP6934338B2 (ja) 射出成形方法及び金型
WO2024084682A1 (ja) パーティングロック装置
KR100787197B1 (ko) 금형조립체
KR102407814B1 (ko) 인서트 사출 금형 장치
CN110936568B (zh) 斜销退出结构
JP2005178358A (ja) 射出成形用金型装置

Legal Events

Date Code Title Description
ENP Entry into the national phase

Ref document number: 2020522078

Country of ref document: JP

Kind code of ref document: A

121 Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application

Ref document number: 19933191

Country of ref document: EP

Kind code of ref document: A1

NENP Non-entry into the national phase

Ref country code: DE

122 Ep: pct application non-entry in european phase

Ref document number: 19933191

Country of ref document: EP

Kind code of ref document: A1