JP2010184352A - 金型開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】解除バーの直線運動をカムの回転運動に変換することによってカムロックの開閉を行う構造の金型開閉装置において、細くて長い解除バーの高精度な切欠き加工を容易に行うことができるようにする。
【解決手段】同一の回転軸を支点としてそれぞれが独立して回転する第1のカム5と第2のカム6とによりクランプカムを構成する。そして、ドグ11の直線運動を第1のカム5の回転運動に変換し、第1のカム5の回転力を利用して第2のカム6を回転させることによって上本体爪1aとロック爪6aとのロックを解除するように構成する。これにより、ドグ11と直接接触する第1のカム5が、ロック状態を維持したまま第2のカム6と独立して回転できるようにして、切欠きを長くしてドグ11から押接力をずっと受けない状態にしておく必要をなくし、型開き長さ以上の大きな切欠部11bを作らなくても済むようにする。
【選択図】図7

Description

本発明は金型開閉装置に関し、特に、スリープレート型の射出成形金型においてプレート(型板)の型開き順序を制御する金型開閉装置に用いて好適なものである。
従来、プラスチック製品の数ある成形法のうち、最も広範囲に利用されているものとして、射出成形法が知られている。射出成形により成形品を形づくるのが射出成形金型である。射出成形金型は、その基本構造に応じて、ツープレート型とスリープレート型とホットランナー型とに分類される。スリープレート型の射出成形金型は、ランナープレートと固定側型板と可動側型板との3枚の型板を備え、成形品と同一形状の空間部(キャビティ)と溶融樹脂の流路とを持つ。溶融樹脂は、成形機のノズルからスプルー、ランナー、ゲートを辿り、固定側型板と可動側型板との間に形成されたキャビティに達する。
通常、スリープレート型の射出成形金型において成形品をキャビティから取り出す際には、最初にランナープレートと固定側型板との接合面を開き、その次に固定側型板と可動側型板との接合面を開くという順序で作動しなければならない。この順序で射出成形金型の型開きをさせるために、金型開閉装置(金型ロック装置)が用いられる。金型開閉装置にも様々なタイプが存在する。例えば、スプリングの力をローラに作動させて型板をロックするローラロック式の金型開閉装置や、カムを用いたカムロック式の金型開閉装置が存在する。
ローラロック式の金型開閉装置は、コンパクトで取付けが簡単であるが、型開きの作動に難点がある。一方、カムロック式の金型開閉装置は、型開きの作動が正確で反動がない等の特長を有している。このようなカムロック式の金型開閉装置の1つとして、解除バーの直線運動をカム(ロック爪)の回転運動に変換することによってカムロックの開閉を行う構造の金型開閉装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。なお、解除バーの運動方向に対して垂直な方向にバネ力を作用させるバネを設け、そのバネ力を付与することによってカムを回転させる構造の金型開閉装置も存在する。しかし、ロックの解除をバネ力に頼るこの構造では、カムに対して数100キロもの大きな荷重がかかる際には、バネ力が不十分でロックが外れない。つまり、このタイプは離型抵抗が少ない小型の射出成形金型にしか使えない。これに対して、特許文献1のように解除バーの直線運動をカムの回転運動に変換する構造であれば、大きな荷重のもとでもロックを外すことが可能である。
特許文献1に記載の金型開閉装置は、その図10に示されるように、一端部にロック爪23が設けられるとともに他端部に係合突部24が設けられたロック部材22(カム)が、係合穴25に通したロックピン26によって回動自在に保持部材18に取り付けられている。金型の各プレートが閉じている状態で、ロック爪23は固定部材29にロックされる。一方、中間プレート28(ランナープレート)と固定側型板11とが所定距離PL1だけ開いた段階で(図17の状態)、解除レバー12によって固定部材29からロック爪23が解除される。
解除レバー12は、特許文献1の図15に示されるように、その長手方向の一端側に突状の支持部13が設けられている。この支持部13は、ロック部材22を回転させてロック爪23を押し上げ、固定部材29の爪係合部30からロック爪23を解除するように構成されている。また、解除レバー12の他端側には取付部15が形成されている。この取付部15は、支持部13と反対面側に突出して設けられている。取付部15には取付け孔16が設けられており、この取付け孔16にボルトが挿入されて解除レバー12を固定側型板11に固定するように構成されている。
特開2000−202882号公報
しかしながら、特許文献1に記載された従来の金型開閉装置では、解除レバー12の加工が極めて難しいという問題があった。特許文献1の図17に示されるように、解除レバー12は、中間プレート28と固定側型板11とが開く距離PL1を規定する役割も持つ。そのため、解除レバー12は、中間プレート28と固定側型板11との離間距離PL1以上の長さを有している必要がある。そして、中間プレート28と固定側型板11との間からランナーを取り出すためには、この離間距離PL1は、ある程度長くなる。それにより、解除レバー12の長さも必然的に長くなってしまう。
一方、特許文献1の図15に示されるように、解除レバー12は、その長手方向の両端に、突出方向の異なる支持部13と取付部15とが形成されている。支持部13および取付部15は、それ以外の部分を切り欠き加工することによって形成する必要がある。平板に突状部材を溶接加工することによって支持部13と取付部15とを形成するという方法も考えられるが、これでは工数が多くなり、加工コストが高くなってしまう。そのため、支持部13および取付部15は1つの部材の切り欠き加工によって形成する必要がある。
ところが、解除レバー12は長くて細い部品である。このように長くて細い部品は、大きな切欠きを加工する際に変形が起きやすく、高精度に加工することが極めて困難である。しかも、突出方向の異なる支持部13と取付部15とを形成するために、解除レバー12の両面を切り欠き加工しなければならないので、高精度な加工をより難しいものにしている。解除レバー12を高精度に加工できないと、成形品の取り出しの際に大きな荷重のもとで解除レバー12がスムーズな動きをすることができなくなり、金型開閉装置に異常な負荷がかかってしまうことになる。場合によっては、金型開閉装置が破損したり、動きの途中で(離間距離PL1に達する前に)ロックが外れてしまったりする問題が生じる。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、解除バーの直線運動をカムの回転運動に変換することによってカムロックの開閉を行う構造の金型開閉装置において、細くて長い部品である解除バーの高精度な切欠き加工を容易に行うことができるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、同一の回転軸を支点としてそれぞれが独立して回転する第1のカムと第2のカムとによりクランプカムを構成している。そして、解除バーの直線運動を第1のカムの回転運動に変換し、第1のカムの回転力を利用して第2のカムを回転させることによって固定部材とロック爪とのロックを解除するように構成している。
上記のように構成した本発明によれば、解除バーの直線運動がクランプカムの回転運動に変換され、クランプカムの回転によって固定部材とロック爪とのロックが解除されるので、アンロックをバネ力に頼る方式と異なり、当該バネ力を超える大きな荷重のもとでも確実にロックを外すことができる。
また、本発明によれば、解除バーと直接接触する第1のカムは、固定部材とロック爪とのロック状態を維持したまま第2のカムとは独立して回転することができるので、解除バーの切欠きを長くして解除バーから押接力をずっと受けない状態にしておく必要がない。つまり、解除バーの切欠部は、ロックの開閉動作を行うために必要な最低限の長さがあれば十分である。これにより、解除バーの切欠部は、従来のようにランナープレートと固定側型板との型開き長さ以上の大きな切欠きは不要となる。しかも、解除バーの一側面に切欠部があれば十分である。その結果、細くて長い解除バーに対しても切欠部の高精度な加工を容易に行うことができる。
本実施形態による金型開閉装置を適用した射出成形金型の構成例を示す図である。 本実施形態による金型開閉装置の構成要素である上本体の構成例を示す展開図である。 本実施形態による金型開閉装置の構成要素である下本体の構成例を示す展開図である。 本実施形態による金型開閉装置の構成要素であるドグおよびドグ受けの構成例を示す展開図である。 本実施形態による金型開閉装置の型開き時における動作例を示す図である。 本実施形態による金型開閉装置の型開き時における動作例を示す図である。 本実施形態による金型開閉装置の型開き時における動作例を示す図である。 本実施形態による金型開閉装置の型開き時における動作例を示す図である。 本実施形態による金型開閉装置の型締め時における動作例を示す図である。 本実施形態による金型開閉装置を適用した射出成形金型の他の構成例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態による金型開閉装置(金型ロック装置)を適用した射出成形金型100の構成例を示す図である。図1に示す射出成形金型100は、スリープレート型の射出成形金型である。
図1において、101は固定側取付板であり、成形機(図示せず)と連結する役目を持つ。102はランナープレートであり、ランナーロックピン(図示せず)で離型したランナーをランナーロックピンから扱き(叩き)落とす役目をする。103は固定側型板であり、金型の本体を構成する主要部分である。この固定側型板103は、成形品の主に外観となる部分を形成している雌型で、キャビティプレートとも呼ばれる。固定側型板103には、溶融樹脂の流路となるランナーとゲート(何れも図示せず)が設けられている。104は可動側型板であり、同じく金型の本体を構成する主要部分である。この可動側型板104は、主に成形品の内面を形成している雄型で、コアプレートとも呼ばれる。
105はスペーサブロックであり、金型の成形時の型締め圧力を受けたり、成形品の突出し作動をしたりするための空間を保つための板である。106はエジェクタプレート(上板)であり、突出しピン(図示せず)を備えている。107はエジェクタプレート(下板)であり、上板の突出しピンを裏から押さえて固定する。この突出しピンを取り付けたエジェクタプレートを成形機のエジェクタ装置(図示せず)で突上げることにより、成形品を取り出すようになっている。108は可動側取付板であり、成形機(図示せず)と連結する役目を持つ。
このような構成の射出成形金型100において、固定側型板103と可動側型板104との間に形成されたキャビティ(図示せず)から成形品を取り出す際には、最初にランナープレート102と固定側型板103との接合面を開き、その次に固定側取付板101とランナープレート102との接合面を開き、最後に固定側型板103と可動側型板104との接合面を開くという順序で作動する。この順序で射出成形金型100の型開きをさせるために、本実施形態の金型開閉装置を用いる。
すなわち、本実施形態の金型開閉装置は、ランナープレート102と固定側型板103との接合面がランナーを取り出し可能な所定距離だけ開き、次に、固定側取付板101とランナープレート102との接合面が所定距離だけ開く段階まで、固定側型板103と可動側型板104との接合面が開かないようにする。ランナープレート102と固定側型板103との接合面が開き、かつ、固定側取付板101とランナープレート102とが所定距離だけ開いた段階で、金型開閉装置はロック状態を解除し、固定側型板103と可動側型板104との接合面が開くようにする。固定側型板103と可動側型板104とが分離することにより、成形品の取り出しが可能となる。
本実施形態の金型開閉装置は、カムロック式の金型開閉装置であり、図1に示すように上本体1、下本体3、解除バーとしてのドグ11およびドグ受け12の4つのユニットで成り立っている。上本体1は、ボルト等によって固定側型板103に固定されている。下本体3は、ボルト等によって可動側型板104に固定されている。ドグ受け12は、ボルト等によって固定側取付板101に固定されている。ドグ11は、その一端が押接力やボルト等によってドグ受け12に固定されるとともに、上本体1および下本体3の内部を貫通している。
図2は、上本体1の構成例を示す展開図である。図3は、下本体3の構成例を示す展開図である。また、図4は、ドグ11およびドグ受け12の構成例を示す展開図である。以下、図2〜図4を参照して、本実施形態による金型開閉装置の構成例を詳細に説明する。まず、上本体1、下本体3、ドグ11およびドグ受け12の要部構成について説明する。
図3に示すように、下本体3は、ドグ11に接触する接触部5aおよび回転力を第2のカム6に伝える伝達部5bを有する第1のカム5と、ロック爪6aおよび軸部6cを有する第2のカム6とを備えている。第1のカム5および第2のカム6によりクランプカムが構成される。また、図2に示すように、上本体1は、第2のカム6のロック爪6aと係合してクランプカムをロックさせる固定部材としての上本体爪1aを備えている。上本体1と下本体3は、上本体爪1aとロック爪6aとが係合してロック状態となり、また係合が解かれてアンロック状態となる。
第1のカム5および第2のカム6は、同一の回転軸を支点としてそれぞれが独立して回動自在に下本体3に取り付けられている。第1のカム5が備える接触部5aは、ドグ11と接触してドグ11から押接力を受ける部分である。この押接力をドグ11から受けることによって第1のカム5が回転する。また、第1のカム5が備える伝達部5bは、接触部5aがドグ11から押接力を受けて第1のカム5が回転したときに、その回転力を第2のカム6に伝達する部分である。このように第1のカム5は、ドグ11の直線運動を受けて回転し、その回転力を第2のカム6に伝えるだけの作動をする。
第2のカム6が備える軸部6cは、第1のカム5の伝達部5bから第1のカム5の回転力を受ける部分である。また、第2のカム6が備えるロック爪6aは、軸部6cの一端に形成されていて、上述のように上本体1の上本体爪1aと係合する。軸部6cが第1のカム5からその回転力を受けず、ロック爪6aが上本体爪1aと係合しているとき、クランプカムはロック状態である。一方、軸部6cが第1のカム5からその回転力を受けて、第2のカム6も第1のカム5と共に回転すると、上本体爪1aとロック爪6aとの係合が解かれてクランプカムはアンロック状態となる。ドグ11の動きは直線運動であるが、第2のカム6の動きは回転運動である。そのため、上本体爪1aとロック爪6aとの係合やその解除には無理な力がかからない。これにより、射出成形金型100の型開きに関する順次作動を確実に行うことができる。
なお、図2に示す上本体1の上本体爪1aと図3に示す第2のカム6のロック爪6aとが係合したロック状態から、係合が解かれてアンクランプ状態になる時点で、上本体爪1aとロック爪6aとの間には、型開きの力により、ロック爪6aから貫通穴6dの方向に強い引っ張り応力がかかる。その引っ張り応力に対してロック爪6aを容易に回転させるために、上本体爪1aとロック爪6aとの形状を同半径円の円弧形状としている。
しかし、上本体爪1aとロック爪6aとが同心円の円弧形状だと、ロック爪6aを回転させるときに、上本体爪1aとロック爪6aとの間に強い摩擦抵抗が発生するときもある。この摩擦抵抗を緩和するために、上本体爪1aの円弧の中心をロック爪6aの円弧の中心よりもずれた位置に設定する。具体的には、ロック爪6aがアンクランプ状態に回転する方向とは反対側に上本体爪1aの円弧の中心を0.5〜3.0[mm]程度ずれた位置に設定する。これにより、ロック爪6aは強い摩擦抵抗を受けずに回転し、アンクランプ状態となる。
ドグ11は、上本体爪1aにロックされたロック爪6aの係合を解除するための解除バーであり、その一側面の一部に切欠部11bを備えている。この切欠部11bは、ドグ11が直線運動する第1の方向(射出成形金型100の型締めを行うときにおけるドグ11の下本体3に対する相対的な動きの方向で、図4の下方向)と、それとは逆の第2の方向(射出成形金型100の型開きを行うときにおけるドグ11の下本体3に対する相対的な動きの方向で、図4の上方向)の両側に切欠きの段部11c,11dを有している。また、切欠部11bは、切欠きの底部11eが第1のカム5の接触部5aと接触しない深さに形成されている。
ドグ11が切欠部11bを有するため、射出成形金型100の型締めまたは型開き時に、切欠部11bが第1のカム5の接触部5aと対向する位置にあるときは、接触部5aはドグ11に接触せず、ドグ11から押接力を受けない。一方、ドグ11の切欠部11b以外の部分が第1のカム5の接触部5aと対向する位置にあるときは、接触部5aはドグ11に接触し、ドグ11から押接力を受ける。第1のカム5は、ドグ11から押接力を受けて回転する。
例えば、射出成形金型100の型開き時は、ドグ11は第1のカム5に対して相対的に上方向(上述した第2の方向)に移動する。この場合、切欠部11bが第1のカム5の接触部5aと対向する位置にあるときは、接触部5aはドグ11に接触せず、ドグ11から押接力を受けない。その後、ドグ11が上方向に移動して、切欠部11bの下側エッジに相当する段部11cが第1のカム5の接触部5aと当接すると、第1のカム5は段部11cから押接力を受け始める。さらにドグ11が上方向に移動すると、第1のカム5は、ドグ11の切欠部11bより下側の部分から押接力を受けて回転する。そして、その回転力を受けて第2のカム6も回転する。第2のカム6の回転により、上本体爪1aとロック爪6aとの係合が解かれてクランプカムはアンロック状態となる。
以下に、上本体1、下本体3、ドグ11およびドグ受け12の詳細な構成について順に説明する。まず、図4を用いて、ドグ11およびドグ受け12について説明する。ドグ受け12は、ドグ11を固定側取付板101に精度よく位置決めして取り付けることを目的とした部品である。ドグ11を固定側取付板101に取り付けるときは、下本体3の第1のカム5を作動させるために、高い取付精度が要求される。また、金型の特性で型厚方向には制限があるため、ドグ11を固定側取付板101に直接取り付けることが困難な場合も多い。そこで、本実施形態では、ドグ受け12を利用してドグ11を固定側取付板101に取り付ける。
ドグ受け12を使わずにドグ11を必要精度で固定側取付板101に取り付ける場合は、最低でも精度を維持するための位置決め手段としてノック2本とドグ11を固定するためのボルト1本とが必要になり、固定側取付板101の最小板厚を大きく取る必要がある。これに対して本実施形態では、図4に示すように、ドグ受け12に基準面12aを作り、ドグ11の基準面11aをドグ受け12の基準面12aに合わせることで位置決めをしている。
また、ドグ11に要求される長さは、射出成形金型100の各型板が閉じているときに、ドグ11の切欠部11bの下側エッジに相当する段部11cと、下本体3が備える第1のカム5の接触部5aとの間隔で決まる。この間隔は、固定側取付板101と固定側型板103との間の型開き長さに相当するものであり、射出成形金型100の仕様で異なる。また、射出成形金型100の組立調整時にこの間隔を現場で調整することが必要になる場合もある。本実施形態のドグ受け12は、この間隔を調整できるようにするための構造を有している。すなわち、ドグ受け12はドグ11の長さ調整機能を有し、ドグ11を適切な長さで固定側取付板101に取り付けることを可能にしている。
具体的には、ドグ受け12の基準面12aにドグ11の基準面11aを合わせた後、ドグ受け12の勾配部12bとドグ11との間にくさび形のドグ締め14を嵌め込む。このとき、ドグ受け12の勾配部12bとドグ締め14の勾配部14aとを圧接させながら、組み込みボルト16でドグ締め14を締め込む。これにより、ドグ受け12とドグ11とを密着させ、両者を一体構造体となすことができる。すなわち、組み込みボルト16でドグ受け12に締め込まれたドグ締め14がドグ11の側面(基準面11aと反対側の面)を圧接することにより、ドグ締め14とドグ受け12の基準面12aとの間に挟まれたドグ11がドグ受け12に完全に固定される。一方、組み込みボルト16を緩めることにより、ドグ受け12とドグ絞め14との密着が緩み、ドグ11の長さを容易に調整することができる。
以上のようにしてドグ11とドグ締め14とをドグ受け12に取り付けた後、それらを上から覆いかぶせるようにドグ受け蓋13を取り付ける。ドグ受け蓋13の取り付けは、ドグ受け12の裏面からボルト15cを締め込んでドグ受け12に固定することによって行う。これにより、ドグ受け12とドグ11との一体構造が出来上がる。なお、ボルト17cおよびノック19cは、ドグ受け12を固定側取付板101に固定するために使用する。
なお、ドグ11をドグ受け12に対してより強固に固定するために、ドグ締め14の組み込みに加えて、ドグ受け12に設けた貫通タップ穴12cより止めネジ(またはボルト)18を通し、当該止めネジ18によりドグ11をドグ受け蓋13に押しつけて止めるようにしても良い。さらに強い固定を必要とするときは、止めネジ18の先端と嵌合する凹み(または穴)11fをドグ11に加工し、貫通タップ穴12cに通した止めネジ18の先端を凹み11fに嵌合させることによってドグ受け12にドグ11を取り付けるようにしても良い。
次に、図2を用いて、上本体1の構成について説明する。図2に示すように、上本体1は、下本体3が備える第2のカム6のロック爪6aと係合する固定部材としての上本体爪1aと、ドグ11の直線運動をガイドするドグ案内部1cとを備えている。上本体爪1aのロック爪6aが係合する面と反対側の面は、曲面で形成され、これが第2のカム6の逃げ部1bとなっている。この逃げ部1bは、第2のカム6の逃げ部6bと当接したときにロック爪6aが上本体爪1aから逃げる方向に回転できるようにするためのものである。
上本体1は、可動部分や組立部品が無いので、そのままで上本体蓋2を取り付ける。上本体蓋2の取り付けは、上本体1の裏面からボルト15aを締め込んで上本体1に固定することによって行う。なお、ボルト17aおよびノック19aは、上本体1を固定側型板103に固定するために使用する。
次に、図3を用いて、下本体3の構成について説明する。図3に示すように、下本体3は、ドグ11を適切な位置にセットし直線運動をガイドするための空間3dを有している。また、下本体3は、第1のカム5および第2のカム6から成るクランプカムを備えている。第1のカム5は、ドグ11と接触してドグ11から押接力を受ける接触部5aと、接触部5aがドグ11から押接力を受けて第1のカム5が回転したときにその回転力を第2のカム6の軸部6cに伝達する伝達部5bと、第1のカム5の回転軸となるカムピン9が通る貫通穴5cとを有している。
第2のカム6は、上本体1の上本体爪1aと係合するロック爪6aと、第1のカム5の伝達部5bから第1のカム5の回転力を受ける軸部6cと、第2のカム6の回転軸となるカムピン9が通る貫通穴6dとを有している。ロック爪6aの上本体爪1aが係合する面と反対側の面は、曲面で形成され、これが第2のカム6の逃げ部6bとなっている。第1のカム5の回転軸および第2のカム6の回転軸は、1本のカムピン9で共有されている。すなわち、第1のカム5および第2のカム6は、カムピン9によって構成された同一の回転軸を支点としてそれぞれが独立して回転する。
本実施形態では、第1のカム5と第2のカム6とをねじりコイルバネ7で連結している。すなわち、ねじりコイルバネ7のコイル内にカムピン9を通して位置決めするとともに、ねじりコイルバネ7の長い方の腕7aを第2のカム6に掛け、短い方の腕7bを第1のカム5に掛ける。これにより、ドグ11から第1のカム5に押接力が加えられていないときには、ねじりコイルバネ7のバネ力で、便宜上分けた第1のカム5の接触部5aが第2のカム6の軸部6cに接触した状態(以下、ニュートラル状態という)が維持されるようにする。なお、ねじりコイルバネ7の腕7a,7bの長さは、所定の仕様を満たすものと同等とすることが可能である。また、ドグ11から第1のカム5に押接力が加えられたときには、第1のカム5と第2のカム6とが独立して回転できるように、ねじりコイルバネ7のバネ力は比較的弱い力とする。
第2のカム6の背面側(ロック爪6aが形成されている側と反対側)には、バネピン10を軸心とするねじりコイルバネ8が設けられている。このねじりコイルバネ8の一方の腕8aは下本体3の壁面3eに当てられ、他方の腕8bは第2のカム6の背面に当てられている。これにより、第2のカム6は、その背面にあるねじりコイルバネ8から常に力を受けて、ロック爪6aの側にカムピン9を支点として回転するよう付勢されている。
このねじりコイルバネ8のバネ力により、ロック爪6aを上本体爪1aと係合させる適切な位置に固定させる。この係合を確実なものとするために、ねじりコイルバネ8のバネ力は、ねじりコイルバネ7のバネ力に比べて相当大きなものとする。
ロック爪6aが上本体爪1aと係合しているときは良いが、射出成形金型100の型開きが行われて係合が解かれると(アンロック状態になると)、第2のカム6はねじりコイルバネ8に押されて回転し過ぎてしまう。これを防止するために、下本体3は、その底面上において、第2のカム6のカムピン9が挿入される底付き穴3bよりも第2のカム6のロック爪6aが形成されている側に、ストッパ3aを備えている。
なお、カムピン9およびバネピン10は、下本体3に加工された底付き穴3b,3cと、下本体蓋4に加工された底付き穴4a,4bとの間に挟んで取り付けられる。すなわち、下本体3の底付き穴3bと下本体蓋4の底付き穴4aとの間にカムピン9が、下本体3の底付き穴3cと下本体蓋4の底付き穴4bとの間にバネピン10が挟んで取り付られる。
下本体3に第1のカム5、第2のカム6およびねじりコイルバネ8等をセットした後、それらを上から覆いかぶせるように下本体蓋4を取り付ける。下本体蓋4の取り付けは、下本体3の裏面からボルト15bを締め込んで下本体3に固定することによって行う。なお、ボルト17bおよびノック19bは、下本体3を可動側型板104に固定するために使用する。
次に、上記のように構成した本実施形態による金型開閉装置の動作を説明する。図5〜図8は、本実施形態による金型開閉装置の動作例を示す図である。ここでは、金型開閉装置の主要部であるドグ11、第1のカム5、第2のカム6、上本体爪1aに注目して、射出成形金型100の型開き時における金型開閉装置の作動の手順について説明する。
射出成形金型100の型開き時において、最初にランナープレート102と固定側型板103との接合面を開き、その次に固定側取付板101とランナープレート102との接合面を開いている段階では、金型開閉装置は図5(a)のような状態となっている。すなわち、第2のカム6がその背面にあるねじりコイルバネ8から強いバネ力を受けて、ロック爪6aが上本体爪1aに係合している。また、第1のカム5の接触部5aがドグ11(切欠部11bよりも上側の部分)に接触して押接力を受け、それによって矢印Aの方向にねじりコイルバネ7のバネ力に反発して第1のカム5が回転した状態となっている。
射出成形金型100の型開き時に、ドグ11は第1のカム5に対して相対的に矢印Xの方向(上述した第2の方向)に移動する。そして、ドグ11の切欠部11bが第1のカム5の接触部5aと対向する位置まで移動してくると、図5(b)および図6のように、接触部5aはドグ11に接触せず、ドグ11から押接力を受けなくなる。これにより、第1のカム5がねじりコイルバネ7のバネ力により矢印Bの方向に回転し、第1のカム5の伝達部5bが第2のカム6の軸部6cに当接した状態で停止する。すなわち、第1のカム5と第2のカム6とがニュートラル状態で一体構造となる。このとき、ロック爪6aはねじりコイルバネ8のバネ力を受けて、上本体爪1aとの係合状態を維持している。
その後、ドグ11がさらにX方向に移動すると、切欠部11bの下側エッジに相当する段部11cが第1のカム5の接触部5aに接触する。この接触した状態を示すのが図7(a)である。さらにドグ11がX方向に移動すると、段部11cが接触部5aを押し上げ、図7(b)のように第1のカム5は矢印Cの方向に回転する。このとき、第1のカム5の伝達部5bが第2のカム6の軸部6cに当接しているので、軸部6cが伝達部5bから第1のカム5の回転力を受けて、第2のカム6も第1のカム5と一体的に回転する。第2のカム6が矢印Cの方向に回転することにより、ロック爪6aが上本体1の上本体爪1aから外れる。これにより、図8に示すように、上本体1と下本体3とが分離される。
図9は、本実施形態による金型開閉装置の型締め時における動作例を示す図である。なお、この図9は、上本体爪1aとロック爪6aとをロック状態にする途中の段階の様子を示している。射出成形金型100の型締め時は、ドグ11は第1のカム5に対して相対的に下方向(上述した第1の方向で、図9ではY方向と示している)に移動する。図9のように、ドグ11の切欠部11bより下側の部分が第1のカム5の接触部5aと対向する位置にあるときは、第1のカム5はドグ11から押接力を受けて矢印Dの方向に回転する。
一方、第2のカム6に関しては、曲面形状の逃げ部6bが上本体1の逃げ部1bと当接して、第1のカム5と独立して矢印Eの方向に回転する。すなわち、第2のカム6の逃げ部6bと上本体1の逃げ部1bとが擦動し、第2のカム6がねじりコイルバネ8を押しながら回転する。そして、この回転が行われている間に逃げ部1b,6bの厚みの分だけドグ11がY方向に移動すると、第2のカム6はねじりコイルバネ8のバネ力で矢印Eと反対方向に回転し、上本体爪1aとロック爪6aとが噛み合い一体構造となる。
以上詳しく説明したように、本実施形態では、ドグ11の直線運動をクランプカムの回転運動に変換し、クランプカムの回転によって上本体爪1aとロック爪6aとの係合(ロック)を解くように構成したので、アンロックをバネ力に頼る方式と異なり、当該バネ力を超える大きな荷重のもとでも確実にロックを外すことが可能である。
また、本実施形態では、同一の回転軸であるカムピン9を支点としてそれぞれが独立して回転する第1のカム5と第2のカム6とによりクランプカムを構成している。そして、ドグ11の直線運動を第1のカム5の回転運動に変換し、第1のカム5の回転力を第2のカム6に伝えて第2のカム6を回転させることによって上本体爪1aとロック爪6aとのロックを解除するように構成している。
このため、ドグ11と直接接触する第1のカム5は、図5(a)のように上本体爪1aと第2のカム6のロック爪6aとのロック状態を維持したまま独立して回転することができるので、ドグ11の切欠きを長くしてドグ11から押接力をずっと受けない状態にしておく必要がない。つまり、ドグ11の切欠部11bは、図5(b)のようにクランプカムをニュートラル状態に戻すのに必要な長さがあれば十分であり、従来のようにランナーを離型して取り出すのに必要な固定側取付板101と固定側型板103との型開き長さ以上の大きな切欠きは不要となる。しかも、ドグ11の一側面に切欠部11bがあれば十分である。その結果、細くて長いドグ11に対しても切欠部11bの高精度な加工を容易に行うことができる。
また、本実施形態の金型開閉装置は、ドグ受け12がドグ11の長さ調整機能を有している。このため、金型開閉装置を適用する射出成形金型100の仕様に合わせて、ドグ11の長さを金型の組立調整時に適切に調整するこが可能である。また、どのような仕様の射出成形金型100にも使えるようにドグ11を長めに形成しておき、必要に応じてドグ11の一端側(切欠部11bがない方)を現場で切断して使うことができる。すなわち、本実施形態の金型開閉装置は、様々な仕様の射出成形金型100に対する汎用部品として使うことができる。これは、両端に突出部を設けなければならなかった従来の解除バーでは実現できない特長である。
なお、上記実施形態では、図1に示すタイプの射出成形金型100に本実施形態の金型開閉装置を適用する例について説明したが、適用可能な金型のタイプはこれに限定されない。例えば、図10に示すような2段突出し金型110に本実施形態の金型開閉装置を適用することも可能である。図10において、図1に示した構成要素と同一の機能を有する構成要素には同一の符号を付している。
2段突出し金型とは、成形品の突出し機能を持つエジェクタプレートを2セット持つタイプの射出成形金型である。図10に示す2段突出し金型110において、106−1は1段エジェクタプレート(上板)、106−2は2段エジェクタプレート(上板)、107−1は1段エジェクタプレート(下板)、107−2は2段エジェクタプレート(下板)である。また、51は上本体取付板、52は下本体取付板、53はドグ受け取付板である。
図10に示す2段突出し金型110では、成形品の突出し時に、最初は1段エジェクタプレート106−1,106−2と2段エジェクタプレート107−1,107−2とが同時に突出しを行い、一定の突出しストロークの後に、1段エジェクタプレート106−1,106−2と2段エジェクタプレート107−1,107−2とを切り離す。そして、2段エジェクタプレート107−1,107−2の突出しを所定の位置まで行う。この1段目と2段目のエジェクタプレートの切り離しを、本実施形態の金型開閉装置で実施することができる。
なお、図10に示すような2段突出し金型110に本実施形態の金型開閉装置を取り付けるには、型板の厚みの関係で直接取り付けることは困難である。そこで、1段エジェクタプレート106−1,106−2と2段エジェクタプレート107−1,107−2と可動側取付板108とのそれぞれに対して取付板51,52,53を設け、各取付板51,52,53に対して上本体1、下本体3、ドグ受け12を取り付ける。すなわち、1段エジェクタプレート106−1,106−2に対して上本体取付板51を介して上本体1を取り付け、2段エジェクタプレート107−1,107−2に対して下本体取付板52を介して下本体3を取り付ける。また、可動側取付板108に対してドグ受け取付板53を介してドグ受け12を取り付ける。
その他、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1 上本体
1a 上本体爪(固定部材)
3 下本体
5 第1のカム
5a 接触部
5b 伝達部
6 第2のカム
6a ロック爪
6c 軸部
7,8 ねじりコイルバネ
9 カムピン(回転軸)
11 ドグ(解除バー)
11b 切欠部
11c,11d 段部
12 ドグ受け

Claims (2)

  1. ロック爪を有するクランプカムと、上記ロック爪と係合して上記クランプカムをロックさせる固定部材と、上記固定部材にロックされたクランプカムを解除するための解除バーとを備えた金型開閉装置であって、
    上記クランプカムは第1のカムと第2のカムとから成り、上記第1のカムおよび上記第2のカムは、同一の回転軸を支点としてそれぞれが独立して回動自在に本体に取り付けられており、
    上記第1のカムは、上記解除バーと接触して上記解除バーから直線運動の押接力を受ける接触部と、上記解除バーから押接力を受けて上記第1のカムが回転したときにその回転力を上記第2のカムに伝達する伝達部とを備え、
    上記第2のカムは、上記伝達部から上記第1のカムの上記回転力を受ける軸部と、上記軸部の一端に形成された上記ロック爪とを備え、
    上記解除バーはその一側面の一部に切欠部を備え、上記切欠部は、上記解除バーが直線運動する第1の方向およびそれとは逆の第2の方向の両側に切欠きの段部を有するとともに、切欠きの底部が上記第1のカムの上記接触部と接触しない深さに形成されていることを特徴とする金型開閉装置。
  2. 上記第1のカムが上記解除バーからの押接力を受けて回転する方向が、上記固定部材と上記ロック爪との係合を解除するための方向であり、
    上記係合を解除するための方向とは逆の方向に上記第2のカムを付勢するバネ部材を備えたことを特徴とする請求項1に記載の金型開閉装置。
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