JP5449991B2 - クランプ - Google Patents

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Description

本発明は、パイプやワイヤハーネス等の棒状体を基材に固定するクランプに関する。
自動車では、ブレーキパイプやワイヤハーネス等の棒状体および索状体を車体骨格や車体パネルの任意の位置に配索するために、樹脂製のクランプが使用されることがある。クランプには、基部と、基部の一側面に突設された係止部と、基部の一側面に相反する他側面に突設されたU字壁と、U字壁の互いに対向する側面に基部側へと向かって斜めに突設された可撓性を有する抜け止め片とを有するものがある(例えば、特許文献1)。このようなクリップは、係止部において車体パネルに形成された取付孔に結合し、U字壁の互いに対向する面および底面と、抜け止め片との間に棒状体を保持し、車体パネルに棒状体を固定する。この特許文献1のクランプは、抜け止め片が弾性変形することによって、様々な外径を有する棒状体を受容することが可能になっている。
特開平7−151267号公報
しかしながら、特許文献1のクリップでは、可撓性を有する抜け止め片によって棒状体をクリップのU字壁間に保持しているため、棒状体の保持力が弱いという問題がある。特に、特許文献1のクリップは棒状体のスラスト方向への移動を規制するために十分な保持力を発生させることができない。そのため、棒状体の外周部に樹脂製のバンドを装着し、バンドとクリップとを当接させることによって、棒状体のスラスト方向への移動を規制する場合がある。このようなバンドを用いると部品点数が増大し、製造コストの増大および棒状体の車体パネルへの組み付け作業の煩雑化を招くという問題がある。
本発明は、以上の問題を鑑みてなされたものであって、保持する棒状体のスラスト方向への移動を規制することができるクランプを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の発明は、第1係合部(96,97)が形成された基材(95)に棒状体(90)を取り付けるためのクランプ(10,100,200)であって、第1壁部(25,223)を備えた第1部材(11,201)と、前記第1部材に対して第1位置と第2位置との間で変位可能に前記第1部材に支持され、前記第1位置から前記第2位置へと変位することによって前記第1壁部に接近して前記第1壁部との間に前記棒状体を挟持する第2壁部(58,242)を備えた第2部材(12,202)と、前記第1部材に対して第3位置と第4位置との間で変位可能に前記第1部材に支持され、前記第3位置から前記第4位置へと変位する際に、前記第2部材を押圧して前記第2部材を前記第1位置から前記第2位置へと変位させるレバー部材(13,110,203)とを有し、前記第1部材または前記第2部材は、前記第1係合部に係合する第2係合部(17,211)を備えることを特徴とする。ここでの棒状体には、中実の軸体や、中空のパイプ、可撓性を有するワイヤ等の索状体が含まれる。
この構成によれば、第1壁部と第2壁部とはレバー部材の変位によって接近させられ、その間に棒状体を挟持する。第1壁部と第2壁部とは、棒状部材との接触部に荷重を加え、接触部に生じる摩擦力を増大させることによって、棒状体のクランプに対するスラスト方向への移動を規制する。また、第1壁部と第2壁部とは、棒状部材を圧縮変形させることによって棒状部材と引っ掛かり、棒状体のクランプに対するスラスト方向への移動を規制することもできる。同様に、棒状体は第1壁部と第2壁部とに挟持されることによってラジアル方向への移動が規制されるため、クランプからの抜き去りに対して高い抵抗力を発生させることができる。また、レバー部材の変位によって、棒状体の保持と解除を任意に選択することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記第1部材は、前記棒状体を受容可能な第1溝部(23,218)を備え、前記第1壁部は、前記第1溝部の側壁部(25,223)であることを特徴とする。
この構成によれば、棒状体は第1溝に受容され、クランプは棒状体を安定して保持することができる。
第3の発明は、第2の発明において、前記第1壁部は、前記第1溝部の開口端側に第1凸部(28,225)を備えることを特徴とする。
この構成によれば、第1溝部は底部側より開口端側の幅が狭くなり、第1壁部と第2壁部とが接近した際に、棒状体が第1凸部に規制されて第1溝部から離脱することが防止される。
第4の発明は、第1〜第3のいずれかの発明において、前記第2部材は、前記棒状体を受容可能な第2溝部(54)を備え、前記第2壁部は、前記第2溝部の側壁部(58)であることを特徴とする。
この構成によれば、棒状体は第2溝に受容され、クランプは棒状体を安定して保持することができる。
第5の発明は、第4の発明において、前記第2壁部は、前記第2溝部の開口端側に第2凸部(59,243)を備えることを特徴とする。
この構成によれば、第2溝部は底部側より開口端側の幅が狭くなり、第1壁部と第2壁部とが接近した際に、棒状体が第2凸部に規制されて第2溝部から離脱することが防止される。
第6の発明は、第1〜第5のいずれかの発明において、前記レバー部材は、前記第1部材に所定の回転中心をもって回動可能に支持され、外力が加えられる入力部(73)と、前記第2部材に当接する出力部(77)とを有し、前記回転中心と前記入力部との距離が前記回転中心と前記出力部との距離より長いことを特徴とする。
この構成によれば、レバー部は、入力部を力点、回転中心を支点、出力部を作用点としたてこの原理によって、第2部材に加えることができる荷重を増大させることができる。これにより、第1壁部と第2壁部とが棒状体に与える圧縮力を増大させることができる。
第7の発明は、第6の発明において、前記第2係合部が前記第1係合部に挿入される際に、前記入力部が前記基材に当接して押圧され、前記レバー部材が前記第3位置から前記第4位置へと変位することを特徴とする。
この構成によれば、クランプを基材に取り付ける際に、レバー部材が基材との接触によって回動され、第1壁部と第2壁部とによる棒状体の挟持が連動して行われる。
第8の発明は、第1〜第7のいずれかの発明において、前記第1部材は、前記レバー部材が前記第4位置に位置する場合に前記レバー部材を係脱自在に係止し、前記レバー部材の前記第4位置から前記第3位置への変位を規制する係止爪(42,245)を備えることを特徴とする
この構成によれば、レバー部材が第4位置へと変位して第1部材と第2部材とによる棒状体の挟持が行われた後は、レバー部材の第3位置への変位が規制され、第1部材と第2部材とによる棒状体の挟持が維持されるようになる。
第9の発明は、第1〜第8のいずれかの発明において、前記第1壁部は、前記第1部材に複数個設けられ、前記第2壁部は、前記第1壁部のそれぞれに対応するように複数個設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、複数の棒状体を1つのクランプで基材に取り付けることができる。
以上の構成によれば、クランプは、互いに近接可能な第1壁部と第2壁部との間で棒状体を挟持し、クランプに対する棒状体のスラスト方向への移動を規制することができる。
第1実施形態に係るパイプクランプを示す斜視図 第1実施形態に係るパイプクランプを示す分解斜視図 第1実施形態に係るパイプクランプを示す側面図 第1実施形態に係るパイプクランプを示す平面図 図4のV−V断面図 第1実施形態に係るパイプクランプの動作を示す説明図 第1実施形態に係るパイプクランプの動作を示す説明図 第1実施形態に係るパイプクランプの挟持状態を示す斜視図 第2実施形態に係るパイプクランプを示す斜視図 第2実施形態に係るパイプクランプの動作を示す説明図 第3実施形態に係るパイプクランプを示す斜視図 第3実施形態に係るパイプクランプを示す側面図 図11のXIII−XIII断面図であって、レバー部材が第4位置に位置するときの状態を示す。
以下、図面を参照して、本発明を自動車のブレーキパイプ(棒状体)を車体パネル(基材)に取り付けるためのパイプクランプに適用した第1〜第3実施形態について詳細に説明する。以下の説明では、各図に示す方向に基づいて説明する。
<第1実施形態>
図1〜図5に示すように、パイプクランプ10は、ベース部材(第1部材)11と、ベース部材11にスライド移動可能に支持されたスライド部材(第2部材)12と、ベース部材11に回動可能に支持されたレバー部材13とから構成されている。ベース部材11、スライド部材12、レバー部材13は、それぞれ樹脂材料の射出成形品である。
ベース部材11は、左右方向に延在する直方体状のベース本体部16と、ベース本体部16の下面から下方へと向けて突出した直方体状のベース脚部17とを備えている。ベース本体部16およびベース脚部17は、それぞれ適所に肉盗み部18を有して中空状に形成されており、肉盗み部18の一部が表面へと開口している。
ベース本体部16の上面には、第1凹溝(第1溝部)23が形成されている。第1凹溝23は、前後方向に延在し、一端がベース本体部16の前側面に連続するとともに他端がベース本体部16の後側面に連続している。第1凹溝23は、底部24と、左側壁部(第1壁部)25と、右側壁部26とから構成されている。右側壁部26は、概ね上下方向に沿って延在する一方、左側壁部25は開口端側(上端側)に右側壁部26側へと突出する爪部28を備えている。爪部28によって、第1凹溝23は開口端側の幅が底部24側の幅よりも狭くなっている。底部24および左側壁部25の適所には、前後方向に延在する突条29が複数個形成されている。突条29は、爪部28よりも断面が小さく形成されている。
図2に示すように、第1凹溝23の底部24、左側壁部25、右側壁部26は、その前後方向における中間部分に肉盗み部18を備えているが、他の実施形態では底部24、左側壁部25、右側壁部26は連続した面を形成するようにしてもよい。
ベース本体部16の前面および後面の左端近傍に位置する部分であって第1凹溝23よりも左方に位置する部分には、それぞれガイド凸部31,31が突設されている。各ガイド凸部31は、左右方向に長く、上下方向に短い扁平形状の断面形状を呈し、互いに前後方向において一致する位置に設けられている。また、ベース本体部16の前面および後面の右端近傍に位置する部分であって、第1凹溝23よりも右方に位置する部分には、それぞれ円柱状を呈し、互いに同軸となる枢軸34,34が前後方向に突設されている。
ベース本体部16の左側面の上端部には、四角柱状の係止凸部37が左方へと突設されている。係止凸部37の前面および後面には凸部38,38が突設させている(図4参照)。凸部38,38は上下方向に延在し、断面が略三角形状を呈する。
ベース本体部16の上面の第1凹溝23よりも右方に位置する部分には、内部の肉盗み部18に連通する孔41が形成されている。孔41内には、その右端部から孔41内を左方に延びる片持ち梁状のレバー係止爪42が突設されている。レバー係止爪42は、その左右方向における中間部に上方へと突設された爪部43を備えている。爪部43は、その左端部に形成された左方を向く係止面と、係止面の上端から右方へと進むにつれて下方へと下る斜面とを備えている。レバー係止爪42は、可撓性を有しており、右端部を基端として、孔41内を下方へと傾倒可能になっている。
ベース脚部17は、その左側面および右側面には、内部の肉盗み部18に連通する孔46がそれぞれ形成されている。各孔46内には、その下端部から孔46内を上方に延びる片持ち梁状の係止爪47がそれぞれ突設されている。各係止爪47は、その上下方向における中間部にベース脚部17の外方へと突出する爪部48をそれぞれ備えている。係止爪47は、可撓性を有しており、それぞれ下端部を基端として、ベース脚部17の内方へと傾倒可能になっている。
図2に示すように、スライド部材12は、互いに対称形をなし、所定の距離を置いて平行に相対する前側部51および後側部52と、前側部51および後側部52の左端同士を連結する左側部53とを備え、平面視においてコ字状を呈している。前側部51と後側部52とは、ベース本体部16の前後方向における厚みよりも大きい距離を有して離間している。
前側部51および後側部52のそれぞれの上面の右半部には、第2凹溝(第2溝部)54が互いに前後方向に一致するように形成されている。前側部51に形成された第2凹溝54は前側部51の前面および後面とを連通し、後側部52に形成された第2凹溝54は後側部52の前面および後面とを連通している。各第2凹溝54は、底部56と、左側壁部57と、右側壁部(第2壁部)58とから構成されている。左側壁部57は、概ね上下方向に沿って延在する一方、右側壁部58は開口端側(上端側)に左側壁部57側へと突出する爪部59を備えている。爪部59によって、第2凹溝54は開口端側の幅が底部56側の幅よりも狭くなっている。底部56、右側壁部58の適所には、前後方向に延在する突条61が複数個形成されている。突条61は、爪部59よりも断面が小さく形成されている。
前側部51の後側面および後側部52の前側面の左方かつ下部のそれぞれには、左右方向に延在するガイド孔63が形成されている。各ガイド孔63は、前後方向において互いに一致する形状に形成されており、左右方向における中間部が上下方向に拡幅されている。前側部51のガイド孔63の前側部分は、左右方向にわたって上下方向に拡幅され、前側部51の前側面に開口している。同様に、後側部52のガイド孔63の後側部分は、左右方向にわたって上下方向に拡幅され、後側部52の後側面に開口している。
前側部51の右端面の後部および後側部52の右端面の前部には、上下方向に延在するリブ65が形成されている。
左側部53の上部には、上面へと連続する四角形状の切欠孔67が左側部53の右側面および左側面を連通するように形成されている。切欠孔67の前側部および後側部には凸部68,68が突設されている。
図2に示すように、レバー部材13は、互いに対称形を有し、所定の距離を置いて相対する前板部71および後板部72と、前板部71および後板部72の右端同士を連結する把持板部73とを備え、平面視においてコ字状を呈している。前板部71と後板部72とは、ベース本体部16の前後方向における厚みよりも大きい距離を有して離間している。
前板部71の後側面および後板部72の前側面の左方かつ下部のそれぞれには、互いに同軸となる円形の支持孔75が形成されている。前板部71の支持孔75の前側部分は四角形状に拡径されて前板部71の前側面に開口している。同様に、後板部72の支持孔75の後側部分は四角形状に拡径されて後板部72の後側面に開口している。
前板部71の上端面の後側部分には、凹部76が段違いに形成されている。凹部76は、前板部71の後側面に連続しつつ左右方向に延在し、その左端が前板部71の左端面に連続している。前板部71の上端面と左端面との連続部分には、曲面状の面取り部77が形成されている。同様に、後板部72の上端面の前側部分には、後板部72の前側面に連続するとともに、左右方向に延在し、左端において後板部72の左端面に連続する凹部76が段違いに形成されている。凹部76と後板部72の左端面との連続部分には、曲面状の面取り部77が形成されている。
把持板部73の左端には、左方に進むにつれて下方へと向かう傾斜板部78が形成されている(図4、図5参照)。傾斜板部78の前後端は、前板部71または後板部72に連結されている。傾斜板部78の左端部は、屈曲した後、左方へと延びている。
スライド部材12およびレバー部材13のベース部材11への組み付け方法について説明する。最初に、スライド部材12の前側部51および後側部52の右端部が互いに離間するように外力を加え(押し広げ)、スライド部材12を撓ませる。この状態で、ベース部材11の前側面および後側面のガイド凸部31,31を、スライド部材12の前側部51および後側部52のガイド孔63に挿入させる。そして、外力を取り除くと、前側部51および後側部52が互いに平行となる初期位置に復帰し、各ガイド凸部31は各ガイド孔63から離脱することができなくなる。各ガイド凸部31は、各ガイド孔63内を左右方向に移動することができるため、スライド部材12は、ベース部材11に対して左右方向にスライド可能に支持された状態となる。
次に、レバー部材13の前板部71および後板部72の左端部が互いに離間するように外力を加え(押し広げ)、レバー部材13を撓ませる。この状態で、ベース部材11の前側面および後側面の枢軸34,34を、レバー部材13の前板部71および後板部72の支持孔75,75に挿入させる。そして、外力を取り除くと、前板部71および後板部72が互いに平行となる初期位置に復帰し、各枢軸34は各支持孔75から離脱することができなくなる。これにより、各枢軸34が各支持孔75内に遊嵌された状態に維持され、レバー部材13は、ベース部材11に対して回動可能に支持された状態となる。本実施形態では、支持孔75の直径が枢軸34の直径よりも大きく、枢軸34が支持孔75内に遊嵌された状態となっているが、支持孔75と枢軸34とを略同一の直径に設定してもよい。
以上のようにようにして、ベース部材11、スライド部材12、レバー部材13が組み合わされる。なお、ベース部材11にレバー部材13を取り付けた後に、ベース部材11にスライド部材12を取り付けてもよい。
なお、ベース部材11、スライド部材12、レバー部材13を当初より組み合わせた状態に成形することができる金型を使用して、各部材11〜13を射出成形によって形成してもよい。この場合には、各部材11〜13を組み合わせる手間を省略することができる。本実施形態のパイプクランプ10は、図4に示すように各部材11〜13の間に空隙を有しており、図3に示すようにスライド部材12のガイド孔63にベース部材11のガイド凸部31が遊嵌し、レバー部材13の支持孔75にベース部材11の枢軸34が遊嵌しているため、各部材11〜13を当初より組み合わせた状態で成形することができる。
スライド部材12が、ベース部材11に対して最も右側に変位した位置を第1位置とし、ベース部材11に対して最も左側に変位した位置を第2位置とする。図1は、スライド部材12が第1位置に位置する状態を示し、図3〜図5は、スライド部材12が第1位置と第2位置との中間である中間位置に位置する状態を示している。スライド部材12の第1位置と第2位置との間における変位可能範囲において、前後方向に沿ってみた側面視において第1凹溝23と第2凹溝54とは重なり部分を有している。
スライド部材12が第1位置に位置するとき、ベース部材11の係止凸部37がスライド部材12の切欠孔67に嵌合し、係止凸部37の凸部38,38と切欠孔67の凸部68,68とが引っ掛かり合う。この係止凸部38と切欠孔67との引っ掛かりにより、スライド部材12はベース部材11に対して第1位置に維持される。なお、切欠孔67から係止凸部37が抜去される方向(すなわち、スライド部材12が第1位置から第2位置へと変位する方向)に所定値以上の外力が加わった際は、各凸部38と各凸部68との引っ掛かりは解除されるようになっている。
レバー部材13の把持板部73が、ベース部材11に対して右方に位置し、左右方向に延在する状態をレバー部材13の第3位置(図1参照)とし、把持板部73がベース部材11に対して上方に位置し、上下方向に延在する状態をレバー部材13の第4位置(図8参照)とする。
次に、図1および図6、図7を参照して、パイプクランプ10を用いて、ブレーキパイプ90を車体パネル95に固定する方法について説明する。図6および図7は、パイプクランプ10がブレーキパイプ90を挟持する際の一連の動作を示す説明図である。図1に示すように、車体パネル95には、ベース脚部17を受容可能な正方形状の取付孔96が貫通形成されている。ブレーキパイプ90をパイプクランプ10に取り付けるにあたって、パイプクランプ10は、初期状態としてスライド部材12が第1位置に位置し、かつレバー部材13が第3位置に位置する状態に維持されている(図6(A)参照)。
図6(A)に示すように、初期状態では、第2凹溝54の爪部59の先端が、第1凹溝23の右側壁部26よりも右方に位置し、かつ第1凹溝23の爪部28の先端が、第2凹溝54の左側壁部57よりも左方に位置した状態となっている。すなわち、前後方向に沿って見た側面視において、第1凹溝23と第2凹溝54との重なりによって形成される通路に爪部28または爪部59が突出していない状態となっている。この状態で、第1凹溝23および第2凹溝54内にブレーキパイプ90を配置する。
次に、レバー部材13の把持板部73に指や工具等を引っ掛け、レバー部材13をベース部材11に対して枢軸34回りに第3位置から第4位置へと回動させる(図中の矢印の方向)。図6(B)に示すように、この回動操作によるレバー部材13の回転角が所定の値に達すると、レバー部材13が面取り部77においてスライド部材12の前側部51および後側部52の右端面に当接する。このとき、リブ65は、レバー部材13の凹部76と相対する部分に配置され、レバー部材13と当接しないようになっている。
図6(B)に示す状態から、レバー部材13の回動を第4位置へとさらに進めると、レバー部材13は、面取り部77においてスライド部材12を左方へと押圧し、スライド部材12は第1位置から第2位置へと向かってベース部材11に対してスライド移動させられる(図6(C)参照)。スライド部材12のスライド移動に伴って、第1凹溝23の左側壁部25と第2凹溝54の右側壁部58が近接する。また、爪部59の先端は右側壁部26よりも左方に突出し、爪部28の先端は左側壁部57よりも右方に突出するようになる。
図7(D)に示すように、レバー部材13の回動を第4位置へとさらに進めると、スライド部材12が第2位置へと向かってさらにスライド移動され、左側壁部25と右側壁部58との距離がさらに近接する。これにより、ブレーキパイプ90は、左側壁部25と右側壁部58との間に挟持されるようになる。このとき、前後方向に沿った側面視において、爪部28と爪部59との間の距離はブレーキパイプ90の直径よりも小さくなり、ブレーキパイプ90は上方へと離脱できないようになる。
また同時に、レバー部材13の傾斜板部78の先端は、レバー係止爪42の爪部43を押圧し、レバー係止爪42をベース部材11の内方へと傾倒させる。これにより、傾斜板部78の先端は、爪部43を右方から左方へと乗り越えることが可能になる。
図7(E)に示すように、レバー部材13を第4位置へ到達させると、傾斜板部78の先端が爪部43を乗り越え、レバー係止爪42は初期位置に復帰する。これによって、傾斜板部78の先端が爪部43の係止面に係止され、レバー部材13の第4位置から第3位置への回動が規制される(図8参照)。なお、使用者は、指や工具によってレバー係止爪42をベース本体部16の内側へ傾倒させることによって、爪部43による傾斜板部78の先端の係止を解除することができる。
レバー部材13が第4位置に到達した状態では、スライド部材12が第2位置に到達し、ブレーキパイプ90は左側壁部25と右側壁部58との間に挟持されるとともに、上方への移動が爪部28および爪部59によって規制されている。また、ブレーキパイプ90は、左側壁部25と右側壁部58とに挟持されることによっても、第1凹溝23および第2凹溝54から離脱する方向への移動が規制されている。
この状態で、ベース脚部17を車体パネル95の取付孔96に挿入し、ベース脚部17に設けられた一対の係止爪47を取付孔96の周縁に引っ掛けることによって、パイプクランプ10を介してブレーキパイプ90を車体パネル95に固定することができる。なお、パイプクランプ10による固定の順番を変更し、パイプクランプ10を車体パネル95に固定した後に、パイプクランプ10でブレーキパイプ90を挟持してもよい。
以上のように構成したパイプクランプ10は、第1凹溝23の左側壁部25と、第2凹溝54の右側壁部58との間でブレーキパイプ90を挟み、摩擦力を与えるため、ブレーキパイプ90のスラスト方向への移動を規制することができる。ブレーキパイプ90と左側壁部25および右側壁部58との間に発生させる摩擦力の大きさは、スライド部材12が第2位置に位置するときの左側壁部25と右側壁部58との距離によって調節することができる。左側壁部25と右側壁部58との間でブレーキパイプ90をラジアル方向に圧縮変形させて、左側壁部25と右側壁部58とがブレーキパイプ90に噛み合うようにしてもよい。
指等によって把持され、レバー部材13を回動させるための外力が入力される把持板部73の部分を入力部とし、レバー部材13の回動に伴ってスライド部材12に当接し、スライド部材12を押圧する面取り部77を出力部とする。入力部と枢軸34との距離が、出力部と枢軸34との距離よりも長いため、レバー部材13は、入力部を力点、枢軸34を支点、出力部を作用点としたてこの原理によってスライド部材12に比較的大きな駆動力を与えることができる。これによって、左側壁部25と右側壁部58とは、ブレーキパイプ90に比較的大きな圧縮力を加えることができる。
パイプクランプ10は、レバー部材13の回動によって、ブレーキパイプ90の係脱が可能な状態と、ブレーキパイプ90を保持する状態(抜去を規制する状態)とを選択可能である。そのため、ブレーキパイプ90の車体パネル95に対する着脱が容易であり、ブレーキパイプ90およびブレーキパイプ90付近の装置のメンテナンス性を向上させることができる。また、パイプクランプ10は再利用可能であるため、資源の有効利用および低コスト化が図れる。
<第2実施形態>
第2実施形態に係るパイプクランプ100は、第1実施形態に係るパイプクランプ10と一部の構成が相違する。パイプクランプ100の構成の内、パイプクランプ10と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図9に示すように、パイプクランプ100のレバー部材110は、前板部111と、後板部112と、前板部111および後板部112を互いに連結する連結板部113とを備え、平面視においてコ字状を呈している。前板部111および後板部112には、円孔である支持孔114が形成されている。パイプクランプ10と同様に、支持孔114に枢軸34が遊嵌することによって、レバー部材110はベース部材11に回動可能に支持されている。レバー部材110は、連結板部113がベース本体部16の右方に位置し、かつ上下方向に延在する第3位置(図9に示す状態)と、連結板部113がベース本体部16の上方に位置し、かつ左右方向に延在する第4位置(図10(B)に示す状態)との間で回動可能となっている。
レバー部材110が第3位置に位置する状態において、前板部111および後板部112は、その右端側が左端側に比べて下方へと延出するように傾斜した側縁部115,116を有している。また、レバー部材110が第3位置に位置する状態において、前板部111および後板部112の下端は、ベース本体部16およびスライド部材12の下面よりも下方に突出している。
次に、図10を参照して第2実施形態に係るパイプクランプ100を用いたブレーキパイプ90の車体パネル95への取り付け方法について説明する。ブレーキパイプ90をパイプクランプ100に取り付けるにあたって、パイプクランプ100は、初期状態としてスライド部材12が第1位置に位置し、かつレバー部材110が第3位置に位置する状態に維持されている。この初期状態で、第1凹溝23および第2凹溝54内にブレーキパイプ90を配置する。
次に、ベース脚部17を車体パネル95の取付孔96に挿入する。このとき、ベース脚部17の係止爪47は、取付孔96の周縁部に押圧されて係止爪47の内方へと傾倒する。挿入が進むと、図10(A)に示すように、前板部111および後板部112の下端が車体パネル95に押圧され、レバー部材110は第3位置から第4位置へと回動される。このとき、レバー部材110は、スライド部材12の前側部51および後側部52の右端面を押圧し、スライド部材12を第1位置から第2位置へと変位させる。
図10(B)に示すように、ベース脚部17の取付孔96への挿入が完了すると、係止爪47が初期位置に復帰して爪部48が取付孔96に引っ掛かって抜け止めがなされる。また、この状態ではレバー部材110は第4位置に到達し、スライド部材12は第2位置に到達している。スライド部材12が第2位置に到達することによって、ブレーキパイプ90は第1凹溝23の左側壁部25と、第2凹溝54の右側壁部58との間に挟持される。また、爪部28と爪部59とが近接し、ブレーキパイプ90の第1凹溝23および第2凹溝54からの離脱が禁止される。
第2実施形態に係るパイプクランプ100では、ベース脚部17を取付孔96に挿入する過程で、レバー部材110は車体パネル95に当接し、押圧されて回動させられる。すなわち、パイプクランプ100は、パイプクランプ10と比較してレバー部材110を使用者が回動させる必要がないという利点がある。
<第3実施形態>
第3実施形態に係るパイプクランプ200は、複数のブレーキパイプ90を雄ねじ(第1係合部)97が突設された車体パネル95に固定するために使用される。図11に示すように、パイプクランプ200は、ベース部材(第1部材)201と、スライド部材(第2部材)202と、レバー部材203とを備えている。
ベース部材201は、上下方向に開口する筒状の雄ねじ係合部(第2係合部)211と、雄ねじ係合部211の左側壁部から左方へと突設された板状の前板部212および後板部213とを備えている。前板部212および後板部213は、それぞれ前後方向に対して垂直となっており、前後方向に所定の距離をおいて平行に配置されている。
雄ねじ係合部211は、雄ねじ97に噛み合う逆止係合爪215を備えている。逆止係合爪215は、雄ねじ97が雄ねじ係合部211に挿入される際には撓んで雄ねじ97の進入を許容する一方、雄ねじ97が雄ねじ係合部211から離脱する方向に変位する際には雄ねじ97のねじ山と噛み合って離脱を禁止する。
前板部212および後板部213の上部には、上端面に連続するとともに前板部212および後板部213を前後方向に貫通する凹溝(第1部)218が左右方向に3つ列設されている。各凹溝218は、底部221と、左側壁部222と、右側壁部(第1壁部)223とから構成されている。右側壁部223は、その上部に左側壁部222側へと突出する爪部(第1凸部)225を備え、その下部に上下方向に延設された2つの突条226を備えている。前板部212および後板部213の各凹溝218は、前後方向において互いに相対するように配置されている。
前板部212および後板部213のそれぞれの下部には、それぞれを前後方向に貫通する開口部230が2つ形成されている。各開口部230は、その右周縁部からは左方へと突出するガイド片231を備えている。各開口部230には、ガイド片231と開口部230の下周縁部とによって、左右方向に延在するガイド通路232が画成されている。前板部212および後板部213の各ガイド通路232は前後方向において互いに相対するように配置されている。
前板部212および後板部213の左端部には、互いに同軸となり、前後方向に貫通する支持孔235がそれぞれ形成されている。
スライド部材202は、前板部212および後板部213の間に配置されている。スライド部材202は、前面および後面に前後方向に突出するガイド軸241をそれぞれ2つずつ備えており、各ガイド軸241が前板部212および後板部213の各ガイド通路232に突入することによって、ベース部材201に対して左右方向にスライド可能に支持されている。スライド部材202は、ベース部材201に対して最も左方に位置する第1位置(図12(A)参照)と、ベース部材201に対して最も右方に位置する第2位置(図12(B)参照)との間でスライド移動可能となっている。
スライド部材202は、上部に上方へと突出する突出壁242を3つ備えている。各突出壁242の右側面の上端部には、右側へと突出する爪部243が突設されている。また、スライド部材202は、左端部に弾発係止爪245を備えている。図13に弾発係止爪245は、下端においてスライド部材202の本体に連続し、上方へと延びて上端が遊端となっている。弾発係止爪245は、上下方向における中間部に爪部を備えている。スライド部材202の適所には肉盗み部248が形成されている(図13参照)。
レバー部材203は、前後方向に延出する枢軸251を前後端にそれぞれ備え、各枢軸251がベース部材201の各支持孔235に支持されることによって、ベース部材201に回動可能に支持されている。レバー部材203は、第3位置(図12(A)参照)と第4位置(図12(B)参照)との間で回動可能になっている。
図12(A)および(B)に示すように、レバー部材203を第3位置から第4位置へと回動させると、レバー部材203はスライド部材202の左端部を押圧し、スライド部材202を第1位置から第2位置へと変位させる。スライド部材202が第2位置へと変位すると、ベース部材201の各右側壁部223と、スライド部材202の各突出壁242の右側面とが近接し、凹溝218内に配置されるブレーキパイプ90を左右方向より挟持することができる。また、ベース部材201の爪部225と、スライド部材202の爪部243とが近接し、ブレーキパイプ90の抜け止めを行うことができる。
図13に示すように、レバー部材203が第4位置に位置する状態では、レバー部材203は、弾発係止爪245に係止されて第3位置への回動が規制されている。なお、弾発係止爪245によるレバー部材203の係止は、弾発係止爪245をスライド部材202の内方(図13中で右方)へと傾倒させることによって解除することができる。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。例えば、スライド部材にレバー部材を回動自在に支持させ、レバー部材の回動に応じてレバー部材がベース部材を押圧するようにしてもよい。
10,100,200…パイプクランプ、11,201…ベース部材(第1部材)、12,202…スライド部材(第2部材)、13,110,203…レバー部材、16…ベース本体部、17…ベース脚部(第2係合部)、23…第1凹溝(第1溝部)、25…左側壁部(第1壁部)、28…爪部(第1凸部)、31…ガイド凸部、34…枢軸、37…係止凸部、42…レバー係止爪、47…係止爪、54…第2凹溝(第2溝部)、58…右側壁部(第2壁部)、59…爪部(第2凸部)、63…ガイド孔、67…切欠孔(係止孔)、73…把持板部(入力部)、77…面取り部(出力部)、75,114,235…支持孔、90…ブレーキパイプ(棒状体)、95…車体パネル(基材)、96…取付孔(第1係合部)、97…雄ねじ(第1係合部)、211…雄ねじ係合部(第2係合部)、215…逆止係合爪、218…凹溝(第1溝部)、223…右側壁部(第1壁部)、225…爪部(第1凸部)、231…ガイド片、232…ガイド通路、241…ガイド軸、242…突出壁(第2壁部)、243…爪部(第2凸部)、245…弾発係止爪、251…枢軸

Claims (9)

  1. 第1係合部が形成された基材に棒状体を取り付けるためのクランプであって、
    第1壁部を備えた第1部材と、
    前記第1部材に対して第1位置と第2位置との間で変位可能に前記第1部材に支持され、前記第1位置から前記第2位置へと変位することによって前記第1壁部に接近して前記第1壁部との間に前記棒状体を挟持する第2壁部を備えた第2部材と、
    前記第1部材に対して第3位置と第4位置との間で変位可能に前記第1部材に支持され、前記第3位置から前記第4位置へと変位する際に、前記第2部材を押圧して前記第2部材を前記第1位置から前記第2位置へと変位させるレバー部材と
    を有し、
    前記第1部材または前記第2部材は、前記第1係合部に係合する第2係合部を備えることを特徴とするクランプ。
  2. 前記第1部材は、前記棒状体を受容可能な第1溝部を備え、
    前記第1壁部は、前記第1溝部の側壁部であることを特徴とする、請求項1に記載のクランプ。
  3. 前記第1壁部は、前記第1溝部の開口端側に第1凸部を備えることを特徴とする、請求項2に記載のクランプ。
  4. 前記第2部材は、前記棒状体を受容可能な第2溝部を備え、
    前記第2壁部は、前記第2溝部の側壁部であることを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれかの項に記載のクランプ。
  5. 前記第2壁部は、前記第2溝部の開口端側に第2凸部を備えることを特徴とする、請求項4に記載のクランプ。
  6. 前記レバー部材は、前記第1部材に所定の回転中心をもって回動可能に支持され、外力が加えられる入力部と、前記第2部材に当接する出力部とを有し、前記回転中心と前記入力部との距離が前記回転中心と前記出力部との距離より長いことを特徴とする、請求項1〜請求項5のいずれかの項に記載のクランプ。
  7. 前記第2係合部が前記第1係合部に挿入される際に、前記入力部が前記基材に当接して押圧され、前記レバー部材が前記第3位置から前記第4位置へと変位することを特徴とする、請求項1〜請求項6のいずれかの項に記載のクランプ。
  8. 前記第1部材は、前記レバー部材が前記第4位置に位置する場合に前記レバー部材を係脱自在に係止し、前記レバー部材の前記第4位置から前記第3位置への変位を規制する係止爪を備えることを特徴とする、請求項1〜請求項7のいずれかの項に記載のクランプ。
  9. 前記第1壁部は、前記第1部材に複数個設けられ、
    前記第2壁部は、前記第1壁部のそれぞれに対応するように複数個設けられていることを特徴とする、請求項1〜請求項8のいずれかの項に記載のクランプ。
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