WO2020217485A1 - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
第1画素回路(R1)および第3画素回路(G3)が第1走査信号線Gn)に接続し、第2画素回路(B2)および第4画素回路(G4)が第2走査信号線(Gn+1)に接続し、同一の第1走査信号線に接続する2つの第1画素回路について、行方向に関して表示領域中央から遠い方のグループ(Uf)の第1画素回路(R1)に含まれる容量素子は、近い方のグループ(Uc)の第1画素回路(R1)に含まれる容量素子よりも容量値が大きい。
Description
本発明は、表示装置に関する。
特許文献1には、赤のサブピクセルおよび青のサブピクセルを交互に一列に配置し、緑のサブピクセルを一列に配置する構成が開示されている。
特許文献1のようなサブピクセル配列において、1本のデータ信号線に赤のサブピクセルおよび青のサブピクセルを接続し、他のデータ信号線に緑のサブピクセルを接続した場合、ホワイトバランスの設定が難しい(白表示時に色付き易い)という問題がある。
本発明の一態様にかかる表示装置は、表示領域と、額縁領域と、前記額縁領域の一端に設けられた端子部とを備える表示装置であって、列方向に延伸する複数のデータ信号線と、前記複数のデータ信号線に交差し、行方向に延伸する複数の走査信号線とが設けられ、前記額縁領域には、前記複数の走査信号線に走査信号を入力する走査制御回路が、前記表示領域の列方向の辺の少なくとも1辺に沿って設けられ、前記複数のデータ信号線および前記複数の走査信号線の交差点に対応するように複数の画素回路が設けられ、各画素回路は、発光素子と、前記発光素子に流れる電流を制御する駆動トランジスタと、前記駆動トランジスタの制御端子に接続され、データ電圧を保持する容量素子とを含み、前記複数の画素回路は、第1色の光を発する第1画素回路、前記第1画素回路に隣接し、前記第1色と異なる第2色の光を発する第2画素回路、前記第1画素回路に隣接し、前記第1色および前記第2色と異なる第3色の光を発する第3画素回路、および、前記第3画素回路に隣接し、前記第3色の光を発する第4画素回路からなるグループを複数含み、各グループについて、前記第1画素回路および前記第2画素回路が第1データ信号線に接続し、前記第3画素回路および前記第4画素回路が第2データ信号線に接続し、前記第1画素回路および前記第3画素回路が第1走査信号線に接続し、前記第2画素回路および前記第4画素回路が第2走査信号線に接続し、異なるグループに属し、同一の第1走査信号線に接続する2つの第1画素回路について、行方向に関して表示領域中央から遠い方の第1画素回路の容量素子は、近い方の第1画素回路の容量素子よりも容量値が大きい。
本発明の一態様によれば、ホワイトバランスの設定がし易くなり、白表示時の色付きが抑えられる。
以下、添付図面を参照しつつ、実施形態について説明する。図1(a)は、本実施形態の表示装置の構成を示す模式的平面図であり、図1(b)は、表示装置の構成を示す断面図である。
図1に示すように、表示装置2では、基板12上に、バリア層3、薄膜トランジスタ層4、トップエミッション(上層側へ発光する)タイプの発光素子層5、および封止層6がこの順に形成され、表示領域DAに、それぞれが自発光素子Xを含む複数のサブ画素SPが形成される。表示領域DAを取り囲む額縁領域NAには端子部TAが設けられる。
基板12は、ガラス基板、あるいは、ポリイミド等の樹脂を主成分とする可撓性基材であり、例えば、2層のポリイミド膜およびこれらに挟まれた無機膜によって基板12を構成することもできる。バリア層(アンダーコート層)3は、水、酸素等の異物の侵入を防ぐ無機絶縁層であり、例えば、窒化シリコン、酸化シリコン等を用いて構成することができる。
図1(b)に示すように、薄膜トランジスタ層4は、バリア層3よりも上層の半導体層PSと、半導体層PSよりも上層のゲート絶縁膜16と、ゲート絶縁膜16よりも上層の第1配線層(ゲート電極GEを含む)と、第1配線層よりも上層の第1層間絶縁膜18と、第1層間絶縁膜18よりも上層の第2配線層(初期化配線IL含む)と、第2配線層よりも上層の第2層間絶縁膜20と、第2層間絶縁膜20よりも上層の第3配線層(データ信号線D1cを含む)と、第3配線層よりも上層の平坦化膜21とを含む。
半導体層PSは、例えば低温形成のポリシリコン(LTPS)であり、ゲート電極GEおよび半導体層PSを含むようにトランジスタTRが構成される。半導体層PSについては、トランジスタのチャネル領域以外の領域が導体化されていてもよい。
第1配線層、第2配線層、および第3配線層は、例えば、アルミニウム、タングステン、モリブデン、タンタル、クロム、チタン、および銅の少なくとも1つを含む金属の単層膜あるいは複層膜によって構成される。
ゲート絶縁膜16、第1層間絶縁膜18、および第2層間絶縁膜20は、例えば、CVD法によって形成された、酸化シリコン(SiOx)膜あるいは窒化シリコン(SiNx)膜またはこれらの積層膜によって構成することができる。平坦化膜21は、例えば、ポリイミド、アクリル樹脂等の塗布可能な有機材料によって構成することができる。
発光素子層5は、平坦化膜21よりも上層の第1電極(下部電極)22と、第1電極22のエッジを覆う絶縁性のエッジカバー膜23と、エッジカバー膜23よりも上層のEL(エレクトロルミネッセンス)層24と、EL層24よりも上層の第2電極(上部電極)25とを含む。エッジカバー膜23は、例えば、ポリイミド、アクリル樹脂等の有機材料を塗布した後にフォトリソグラフィよってパターニングすることで形成される。
図1に示すように、発光素子層5には、例えば、赤色の光を発する発光素子X1、青色の光を発する発光素子X2、および緑色の光を発する発光素子X3が形成され、各発光素子が、島状の第1電極22、EL層24(発光層EKを含む)、および第2電極25を含む。第2電極25は、複数の発光素子で共通する、ベタ状の共通電極である。
発光素子X1~X3は、例えば、発光層として有機層を含むOLED(有機発光ダイオード)であってもよいし、発光層として量子ドット層を含むQLED(量子ドット発光ダイオード)であってもよい。
EL層24は、例えば、下層側から順に、正孔注入層、正孔輸送層、発光層EK、電子輸送層、電子注入層を積層することで構成される。発光層は、蒸着法あるいはインクジェット法、フォトリソグラフィ法によって、エッジカバー膜23の開口(サブ画素ごと)に、島状に形成される。他の層は、島状あるいはベタ状(共通層)に形成する。また、正孔注入層、正孔輸送層、電子輸送層、電子注入層のうち1以上の層を形成しない構成とすることもできる。
第1電極22(陽極)は、例えば、ITO(Indium Tin Oxide)とAg(銀)あるいはAgを含む合金との積層によって構成される、光反射電極である。第2電極25(陰極)は、例えばマグネシウム銀合金等の金属薄膜で構成され、光透過性を有する。
発光素子X1~X3がOLEDである場合、第1電極22および第2電極25間の駆動電流によって正孔と電子が発光層EK内で再結合し、これによって生じたエキシトンが基底状態に遷移する過程で光が放出される。発光素子X1~X3がQLEDである場合、第1電極22および第2電極25間の駆動電流によって正孔と電子が発光層EK内で再結合し、これによって生じたエキシトンが、量子ドットの伝導帯準位(conduction band)から価電子帯準位(valence band)に遷移する過程で光が放出される。
図1(b)において、発光素子層5を覆う封止層6は、水、酸素等の異物の発光素子層5への浸透を防ぐ層であり、例えば、2層の無機封止膜26・28とこれら間に形成される有機膜27とで構成することができる。
表示領域DAには、L本の走査信号線およびこれらに直交するK本のデータ信号線が配設され、データ信号線と走査信号線との交差部に対応して、(L×K)個の画素回路が設けられている。これにより、L行×K列の画素マトリクスが表示領域DAに形成されている。
図2は画素回路の一例を示す回路図である。図1の表示領域DAには、サブ画素SPごとに、画素回路が設けられ、薄膜トランジスタ層4には、この画素回路およびこれに接続する配線が形成される。なお、図2の画素回路は一例に過ぎず、他の様々な構成を採用しうる。
図2の第1画素回路R1は、発光素子X1と、容量素子Cpと、ゲート端子が前段(n-1段)の走査信号線Gn-1(第2走査信号線)に接続される第1初期化トランジスタTR1と、ゲート端子が自段(n段)の走査信号線Gn(第1走査信号線)に接続される閾値制御トランジスタTR2と、ゲート端子が自段(n段)の走査信号線Gnに接続される書き込み制御トランジスタTR3と、発光素子Xの電流を制御する駆動トランジスタTR4と、ゲート端子が発光制御線EM(n段)に接続される電源供給トランジスタTR5と、ゲート端子が発光制御線EM(n段)に接続される発光制御トランジスタTR6と、ゲート端子が自段(n段)の走査信号線Gnに接続される第2初期化トランジスタTR7と、を含む。これらトランジスタは、例えばPチャネルのトランジスタである。
駆動トランジスタTR4のゲート端子は、容量素子Cpを介して高電圧側電源線PLに接続されるとともに、第1初期化トランジスタTR1を介して初期化電源線ILに接続される。駆動トランジスタTR4のソース端子は、書き込み制御トランジスタTR3を介してデータ信号線DLに接続されるとともに、電源供給トランジスタTR5を介して高電圧側電源線PLに接続される。駆動トランジスタTR4のドレイン端子は、発光制御トランジスタTR6を介して発光素子Xのアノードに接続されるとともに、閾値制御トランジスタTR2を介して駆動トランジスタTR4のゲート端子に接続される。発光素子Xのアノードは、第2初期化トランジスタTR7を介して初期化電源線ILに接続される。初期化電源線ILおよび発光素子Xのカソード25(共通電極)には、例えば同一の低電圧側電源(ELVSS)が供給される。
〔実施形態1〕
図3は、実施形態1の表示装置の構成と信号波形を示す説明図である。図3に示すように、実施形態1では、列方向に延伸するデータ信号線D1c・D2cと、データ信号線D1c・D2cに交差し、行方向に延伸する走査信号線Gn(n行目を表す)・Gn+1(n+1行目を表す)が設けられ、額縁領域NAには、走査信号線に走査信号を入力する走査制御回路GDa・GDbが、表示領域DAの列方向の2辺(縦の2辺)に沿って設けられる。
図3は、実施形態1の表示装置の構成と信号波形を示す説明図である。図3に示すように、実施形態1では、列方向に延伸するデータ信号線D1c・D2cと、データ信号線D1c・D2cに交差し、行方向に延伸する走査信号線Gn(n行目を表す)・Gn+1(n+1行目を表す)が設けられ、額縁領域NAには、走査信号線に走査信号を入力する走査制御回路GDa・GDbが、表示領域DAの列方向の2辺(縦の2辺)に沿って設けられる。
表示領域DAには、第1色(例えば、赤色)の光を発する第1画素回路R1、第1画素回路R1と列方向に隣接し、第1色と異なる第2色(例えば、青色)の光を発する第2画素回路B2、第1画素回路R1と行方向に隣接し、第1色および第2色と異なる第3色(例えば、緑色)の光を発する第3画素回路G3、および、第3画素回路G3と列方向に隣接し、第3色(例えば、緑色)の光を発する第4画素回路G4からなるグループ(Uc・Ud・Uf)を含む。
グループUcについては、第1画素回路R1および第2画素回路B2が第1データ信号線D1cに接続し、第3画素回路G3および第4画素回路G4が第2データ信号線D2cに接続し、第1画素回路R1および第3画素回路G3が第1走査信号線Gnに接続し、第2画素回路B2および第4画素回路G4が第2走査信号線Gn+1に接続する。
グループUdについては、第1画素回路R1および第2画素回路B2が第1データ信号線D1dに接続し、第3画素回路G3および第4画素回路G4が第2データ信号線D2dに接続し、第1画素回路R1および第3画素回路G3が第1走査信号線Gnに接続し、第2画素回路B2および第4画素回路G4が第2走査信号線Gn+1に接続する。
グループUfについては、第1画素回路R1および第2画素回路B2が第1データ信号線D1fに接続し、第3画素回路G3および第4画素回路G4が第2データ信号線D2fに接続し、第1画素回路R1および第3画素回路G3が第1走査信号線Gnに接続し、第2画素回路B2および第4画素回路G4が第2走査信号線Gn+1に接続する。
第1走査信号線Gnの両端は、表示領域DAを挟む2つの走査制御回路GDa・GDbに接続され、第2走査信号線Gn+1の両端は、走査制御回路GDa・GDbに接続される。第1データ信号線D1c・D1fおよび第2データ信号線D2c・D2fは、額縁領域NAの引き回し配線を介して端子部TAに接続される。
グループUc・Ud・Ufについて、グループUcが行方向に関して表示領域中央から近い方であり、グループUd・Ufが行方向に関して表示領域中央から遠い方である。言い換えれば、グループUc・Ud・Ufのうち、グループUd・Ufが行方向に関して表示領域端部から近い方であり、グループUcが行方向に関して表示領域端部から遠い方である。
例えば、L=5120、K=3200、300ppiである場合、行方向に関して表示領域中央から遠い方の画素回路、または行方向に関して走査制御回路GDa・GDbから近い方の画素回路とは、表示領域の端の1列目から100列目程度の画素回路(グループUd含む)、およびK-99列目程度からK列目の画素回路(グループUf含む)を指すことがある。また、行方向に関して表示領域中央から近い画素回路、または行方向に関して走査制御回路GDa・GDbから遠い方の画素回路とは、101列目程度からK-100列目程度の画素回路(グループUc含む)を指すことがある。
図4は、表示領域にベタ表示を行う場合の駆動方法を示すタイミングチャートである。図5はムラ補正について説明するグラフである。図4(a)のように赤ベタ表示を行う場合、および図4(b)のように青ベタ表示を行う場合には、第1データ信号線D1cに入力されるデータ信号がAC波形(明・暗)となるため、第1データ信号線D1cの寄生抵抗および寄生容量に起因して、データ信号線D1cの電位波形が破線のように鈍る。一方、図4(c)のように緑ベタ表示を行う場合には、第2データ信号線D2cに入力されるデータ信号がDC波形(明)となるため、データ信号線D2cの電位波形が鈍らない。このため、赤ベタ表示で赤のデータ信号の補正を行い、青ベタ表示で青のデータ信号の補正を行い、緑ベタ表示で緑のデータ信号の補正を行った場合でも、白ベタ表示の際にホワイトバランスが崩れ(例えば、赤色光および青色光が高輝度側にずれ)、色付き(例えば、紫がかる)が視認されることがある。図4(d)のように、白ベタ表示では、第1データ信号線D1cに入力されるデータ信号がDC波形(明)となり、鈍らないからである。
例えば、グループUcとグループUd・Ufとを比較すると、図3のように、グループUd・Ufの方が、額縁領域NAでの引き回しが長くなるため、データ信号のAC波形の鈍りが酷くなる。よって、表示領域全体で画素回路(赤色発光・緑色発光・青色発光)に含まれる容量素子の容量値を同一として、色ごとにグループUd・Ufの輝度をグループUcに揃える補正を行った場合、図5(a)~(c)のように、グループUd・Ufにおける赤のデータ信号および青のデータ信号の補正幅が大きくなる。
このため、各色の補正後に白表示を行うと、第1データ信号線のデータ信号がDC波形になることに起因して、ホワイトバランスが崩れる(赤色光および青色光が高輝度側にずれる)。ずれ量は、図5(d)のように、グループUcよりも補正幅の大きなグループUd・Ufの方が大きく、グループUcよりも濃い色付き(例えば、紫がかる)が視認されうる。
以上のように、単色補正を行った後の白表示において表示領域端部(グループUd・Uf)で色づく(紫がかる)のは、容量素子Cpに書き込まれるデータ信号の実効電圧が、AC波形で書き込む単色表示時と、DC波形で書き込む白表示時とで、(同階調にも関わらず)大きく異なるためである。
図6は実施形態1の効果について説明するグラフである。
実施形態1では、行方向に関して表示領域中央から遠い(表示領域端部に近い方の)グループUd・Ufの第1画素回路R1の容量素子Cpは、近いグループUcの第1画素回路R1の容量素子Cpよりも容量値が大きい。したがって、図6(a)(d)のように、赤色の単色表示(AC波形)時に書き込まれるデータ信号の実効電圧と、白表示(DC波形)時に書き込まれるデータ信号の実効電圧との差を小さくすることができ、表示領域端部(グループUd・Uf)での色づきを抑制することができる。
以下に、データ信号の鈍りによる表示領域端部の色付きについて定量的な考察を行う。ここでは、容量素子Cpに電圧を入力する際の流路抵抗をr、容量値をc、書き込みトランジスタがONする走査期間をtとすると、容量素子Cpに与えられる電圧V(Vj)は、以下のようになる。なお、Vjはデータ電圧、Viniを初期化電圧である。
データ信号の鈍りを前提とすると、
V(Vj)=Vj+(Vini-Vj)×exp(-t/(r×c))
よって、グループUfの第1画素回路の容量素子Cpの電圧をVf、グループUcの第1画素回路の容量素子Cpの電圧をVcとすると、
Vf(Vj)=Vj+(Vini-Vj)×exp(-t/(r×c))
Vc(Vj)=Vj+(Vini-Vj)×exp(-t/(r×c))
色ムラ補正によってVjにVj―ΔVを入力すると、色ムラ補正による以下の関係が導かれる。
V(Vj)=Vj+(Vini-Vj)×exp(-t/(r×c))
よって、グループUfの第1画素回路の容量素子Cpの電圧をVf、グループUcの第1画素回路の容量素子Cpの電圧をVcとすると、
Vf(Vj)=Vj+(Vini-Vj)×exp(-t/(r×c))
Vc(Vj)=Vj+(Vini-Vj)×exp(-t/(r×c))
色ムラ補正によってVjにVj―ΔVを入力すると、色ムラ補正による以下の関係が導かれる。
Vf(Vj―ΔV)=Vc(Vj)
よって、ΔV=(Vf-Vc)/(1-exp(-t/(r×c)))
ここでのVfは、ムラ補正前の電圧、つまりVf(Vj)である。
よって、ΔV=(Vf-Vc)/(1-exp(-t/(r×c)))
ここでのVfは、ムラ補正前の電圧、つまりVf(Vj)である。
データ信号線が表示領域DAの手前まで引き回されるときに、表示領域端部のデータ信号線に接続する引き回し配線は、表示領域中央のデータ信号線に接続する引き回し配線よりも長く、rとcが増加する。よって、データ信号は表示領域端部ほど鈍る。赤の所望のデータ電圧をV0、赤の中央の電圧をV2、赤の端の電圧をV1として、表示領域端部の方が波形が鈍るため、V0<V2<V1であり、色ムラ補正によって、
ΔV=V1-V0>0
Vf(Vj)=Vf(V1-ΔV)=Vc(V2)となる。
ΔV=V1-V0>0
Vf(Vj)=Vf(V1-ΔV)=Vc(V2)となる。
色ムラ補正後に、赤ベタ表示をすると、赤のデータ信号は端も中央も所望のデータ電圧V0となり、Vf(Vj)=Vf(V0-ΔV)となる。
一方、中央の電圧は、Vc(Vj)=Vc(V0)であり、V0-(V0-ΔV)=V1-V2>0であるため、表示領域端部の電圧が小さくなって明るくなり、赤が強調される(赤味がかる)。
図7は、グループ間の容量素子の電圧差(Vf-Vc)を示すグラフである。容量比は、グループUfのR1の容量値/グループUcのR1の容量値(100fF)であり、V0=3.0〔V〕、配線抵抗r=8MΩ、t=2μsとしてシミュレーションを行っている。図7から、グループUfの容量値をグループUcの容量より大きくすることで電圧差が解消され、赤浮きが改善されることがわかる。
本実施例では、グループUd・Ufにおいて、第1画素回路R1の容量素子Cpの容量値は共通(同じ)でよく、グループUcに属する第1画素回路R1の容量素子Cpの容量値より大きければよい。
緑色を発光する、第3画素回路G3及び第4画素回路G4については、異なるグループで容量値が共通(同じ)でよい。つまり、図3において、同一の第1走査信号線Gnに接続する、グループUc・Ud・Ufの第3画素回路G3の容量素子Cpと、同一の第2走査信号線Gn+1に接続する、グループUc・Ud・Ufの第4画素回路G4の容量素子とで、容量値が共通化(同一)されている。また、行方向に関して表示領域中央から遠い方のグループUd・Uf内において、第1画素回路R1の容量素子Cpは、第3画素回路G3の容量素子Cpよりも容量値が大きい。
人間の輝度感度が緑色、赤色、青色の順に高く、第1画素回路R1の容量値を変えると顕著に改善されるため、第2画素回路B2について、異なるグループで容量値が共通(同じ)でもよい。このとき、第2画素回路B2、第3画素回路G3、第4画素回路G4の容量素子Cpの容量値は同じでもよい。
また、表示領域中央に近いグループUc内で、第1画素回路R1、第2画素回路B2、第3画素回路G3及び第4画素回路G4の容量素子Cpについて、容量値は共通(同じ)でもよい。
図10は実施形態1の画素回路の構成例を示す平面図である。図11は実施形態1の画素回路の構成例を示す断面図である。図10・図11では、第1画素回路R1および第3画素回路G3に対応するように、第1データ信号線D1c、第2データ信号線D2c、2本の第1走査信号線Gn、2本の高電圧側電源線PLx・PLy、および2本の初期化電源線ILを設ける。
また、第1走査信号線Gn、発光制御線EM、および駆動トランジスタTR4のゲート電極GE4を第1配線層に形成し、初期化電源線ILおよび行方向に伸びる高電圧側電源線PLxは第2配線層に形成し、第1データ信号線D1c、第2データ信号線D2c、および列方向に伸びる高電圧側電源線PLyを第3配線層に形成する。半導体層PSについては、第1配線層(第1走査信号線Gn、発光制御線EM、および駆動トランジスタTR4のゲート電極GE4等)と重畳する部分は半導体であって各トランジスタのチャネルとなり、重畳しない部分がドーピングによって導体化される。
図11(a)は、グループUcの第1画素回路R1の容量素子Cpの断面図であり、図11(b)は、グループUd・Ufの第1画素回路R1の容量素子Cpの断面図である。容量素子Cpはゲート電極GE4と高電圧側電源線PLxとの重畳部に形成される。例えば、ゲート電極GE4と高電圧側電源線PLxとの重なり面積を変えることで容量値を変えることができる。重なり面積を大きくすれば、容量値を大きくすることができる。
<変形例1>
図8は、変形例1の表示装置の構成と走査信号波形を示す説明図である。赤浮きは以下のような原因から発生しているとも説明できる。図8に示すように、グループUc・Ud・Ufを比較すると、走査制御回路GDa・GDbに近いグループUd・Ufの方が、走査制御回路GDa・GDbから遠いグループUcよりも、走査信号の波形が急峻に変化する(ゲートパルスがほとんど鈍らない)。すなわち、グループUd・Ufでは、グループUcよりも、実質的な書き込み時間が長くなる。上述のとおり、グループUc・Ud・Ufそれぞれにおいてデータ信号のAC波形は鈍るため、グループUd・Ufでは、鈍りによって高電圧側(暗方向)にずれた実効電圧を、(グループUcよりも)長時間書き込むことになり、赤色補正での補正量がさらに大きくなる。したがって、補正後に白表示を行うと、赤色光の高輝度側へのずれが大きくなる。
<変形例1>
図8は、変形例1の表示装置の構成と走査信号波形を示す説明図である。赤浮きは以下のような原因から発生しているとも説明できる。図8に示すように、グループUc・Ud・Ufを比較すると、走査制御回路GDa・GDbに近いグループUd・Ufの方が、走査制御回路GDa・GDbから遠いグループUcよりも、走査信号の波形が急峻に変化する(ゲートパルスがほとんど鈍らない)。すなわち、グループUd・Ufでは、グループUcよりも、実質的な書き込み時間が長くなる。上述のとおり、グループUc・Ud・Ufそれぞれにおいてデータ信号のAC波形は鈍るため、グループUd・Ufでは、鈍りによって高電圧側(暗方向)にずれた実効電圧を、(グループUcよりも)長時間書き込むことになり、赤色補正での補正量がさらに大きくなる。したがって、補正後に白表示を行うと、赤色光の高輝度側へのずれが大きくなる。
変形例1においては、グループUdに属し、第1走査信号線Gnに接続する第1画素回路R1の容量素子Cp、およびグループUfに属し、第1走査信号線Gnに接続する第1画素回路R1の容量素子Cpは、グループUcに属し、第1走査信号線Gnに接続する第1画素回路R1の容量素子Cpよりも容量値が大きい。ここで、グループUcが行方向に関して走査制御回路GDa・GDbから遠い方であり、グループUd・Ufが行方向に関して走査制御回路GDa・GDbから近い方である。したがって、赤色の単色表示(AC波形)時に書き込まれるデータ信号の実効電圧と、白表示(DC波形)時に書き込まれるデータ信号の実効電圧との差をさらに小さくすることができ、表示領域端部(グループUd・Uf)での色づきをさらに抑制することができる。
以下に、走査信号の鈍りによる表示領域端部の色付きについて定量的な考察を行う。表示領域端部のデータ信号線と中央のデータ信号線に、見かけ上、データ信号V3(V3>V0)が入力されるとすると、
Vf(V3)=Vj+(Vini-V3)×exp(-t/(r×c))
Vc(V3)=Vj+(Vini-V3)×exp(-t’/(r×c))
ここで、t´<tであり、走査信号が鈍ることで、見かけ上、中央の第1画素回路の書き込みトランジスタのONする時間が短くなったことを意味する。色ムラ補正によって以下のようにΔVが求められる。
Vf(V3)=Vj+(Vini-V3)×exp(-t/(r×c))
Vc(V3)=Vj+(Vini-V3)×exp(-t’/(r×c))
ここで、t´<tであり、走査信号が鈍ることで、見かけ上、中央の第1画素回路の書き込みトランジスタのONする時間が短くなったことを意味する。色ムラ補正によって以下のようにΔVが求められる。
Vf (V3-ΔV)=Vc(V3)
ΔV=(Vf(V3)-(Vc(V3))/(1-exp(-t/(r×c)))
色ムラ補正後に、ベタ表示をすると、Rのデータ信号線の電圧データは表示領域端部も中央も所望のデータ電圧V0となり、
Vf(V0-ΔV)=Vj+(Vini-V0)×exp(-t/(r×c))
Vc(V0)=Vj+(Vini-V3)×exp(-t’/(r×c))
Vf(V0-ΔV)-Vc(V0)=Vf(V0)-Vc(V0)-ΔV×(1-exp(-t/(r×c)))
=Vf(V0)-Vf(V3)-((Vc(V0)-Vc(V3))
=(V0-V3)×〔exp(-t/(r×c)-exp(-t’/(r×c)〕<0
よって、表示領域端部の電圧が小さくなって明るくなり、赤が強調される(赤味がかる)。
ΔV=(Vf(V3)-(Vc(V3))/(1-exp(-t/(r×c)))
色ムラ補正後に、ベタ表示をすると、Rのデータ信号線の電圧データは表示領域端部も中央も所望のデータ電圧V0となり、
Vf(V0-ΔV)=Vj+(Vini-V0)×exp(-t/(r×c))
Vc(V0)=Vj+(Vini-V3)×exp(-t’/(r×c))
Vf(V0-ΔV)-Vc(V0)=Vf(V0)-Vc(V0)-ΔV×(1-exp(-t/(r×c)))
=Vf(V0)-Vf(V3)-((Vc(V0)-Vc(V3))
=(V0-V3)×〔exp(-t/(r×c)-exp(-t’/(r×c)〕<0
よって、表示領域端部の電圧が小さくなって明るくなり、赤が強調される(赤味がかる)。
図9は、グループ間の容量素子の電圧差(Vf-Vc)を示すグラフである。容量比は、グループUfのR1の容量値/グループUcのR1の容量値(100fF)であり、V0=3.0〔V〕、配線抵抗r=8MΩ、t=2μsとしてシミュレーションを行っている。
図9から、グループUfの容量値をグループUcの容量より大きくすることで電圧差が解消され、赤浮きが改善されること、容量比の上限が1.5であることが分かる。
また、行方向に関して走査制御回路Ga・Gbから近い方のグループUd・Uf内において、第1画素回路R1の容量素子Cpは、第3画素回路G3及び第4画素回路G4の容量素子Cpよりも容量値が大きい。
また、走査制御回路Ga・Gbから近い方、遠い方として、画素回路間の容量素子Cpの容量値の比較をする場合、基本的に、同一の第1走査信号線に接続する画素回路間での比較を言う。
<変形例2>
第2画素回路B2について、第1画素回路R1と同様に、グループによって容量値を変えてよく、これによって、表示領域端部(グループUd・Uf)での色づきをさらに抑制することができる。
<変形例2>
第2画素回路B2について、第1画素回路R1と同様に、グループによって容量値を変えてよく、これによって、表示領域端部(グループUd・Uf)での色づきをさらに抑制することができる。
図3において、行方向に関して表示領域中央から遠いグループUd・Ufの第2画素回路B2の容量素子Cpは、近いグループUcの第2画素回路B2の容量素子Cpよりも容量値が大きい。したがって、図6(c)(d)のように、青色の単色表示(AC波形)時に書き込まれるデータ信号の実効電圧と、白表示(DC波形)時に書き込まれるデータ信号の実効電圧との差を小さくすることができ、表示領域端部(グループUd・Uf)での色づきを抑制することができる。
また、行方向に関して表示領域中央から遠い方のグループUd・Uf内において、第2画素回路B2の容量素子Cpは、第3画素回路G3及び第4画素回路G4の容量素子Cpよりも容量値が大きい。
行方向に関して表示領域中央から遠いグループUd・Ufから遠い方のグループUd・Uf内において、第1画素回路R1に含まれる容量素子Cpと、第2画素回路B2に含まれる容量素子Cpとの容量値を等しい構成としてもよい。
赤色の方が青色よりも輝度感度が高いため、行方向に関して表示領域中央から遠いグループUd・Uf内において、第1画素回路R1の容量素子Cpは、第2画素回路B2の容量素子Cpよりも容量値が大きい構成としてもよい。
<変形例3>
図8において、変形例1での説明と同様に、行方向に関して走査制御回路Ga・Gbから近い方のグループUd・Ufの第2画素回路B2に含まれる容量素子Cpは、遠い方のグループUcの第2画素回路B2に含まれる容量素子Cpよりも容量値が大きい。したがって、青色の単色表示(AC波形)時に書き込まれるデータ信号の実効電圧と、白表示(DC波形)時に書き込まれるデータ信号の実効電圧との差を小さくすることができ、表示領域端部(グループUd・Uf)での色づきを抑制することができる。
<変形例3>
図8において、変形例1での説明と同様に、行方向に関して走査制御回路Ga・Gbから近い方のグループUd・Ufの第2画素回路B2に含まれる容量素子Cpは、遠い方のグループUcの第2画素回路B2に含まれる容量素子Cpよりも容量値が大きい。したがって、青色の単色表示(AC波形)時に書き込まれるデータ信号の実効電圧と、白表示(DC波形)時に書き込まれるデータ信号の実効電圧との差を小さくすることができ、表示領域端部(グループUd・Uf)での色づきを抑制することができる。
また、行方向に関して走査制御回路Ga・Gbから近い方のグループUd・Uf内において、第2画素回路B2の容量素子Cpは、第3画素回路G3及び第4画素回路G4の容量素子Cpよりも容量値が大きい。
また、行方向に関して走査制御回路Ga・Gbから近い方のグループUd・Uf内において、第1画素回路R1に含まれる容量素子Cpと、第2画素回路B2に含まれる容量素子Cpとの容量値を等しい構成としてもよい。
赤色の方が青色よりも輝度感度が高いため、行方向に関して走査制御回路Ga・Gbから近い方のグループUd・Uf内において、第1画素回路R1の容量素子Cpは、第2画素回路B2の容量素子Cpよりも容量値が大きい構成としてもよい。
<変形例4>
図3において、行方向に関して表示領域端部から遠い第1画素回路R1ほど、容量素子Cpの容量値が小さくなる構成とすることができる。これは、端部に近いほど、赤浮きが顕著になるためである。さらには、行方向に関して走査制御回路Ga・Gbから遠い第1画素回路R1ほど、容量素子Cpの容量値が小さくなる構成とすることができる。
<変形例5>
図3において、行方向に関して表示領域端部から遠い第2画素回路B2ほど、容量素子Cpの容量値が小さくなる構成とすることができる。さらには、行方向に関して走査制御回路GS・Gbから遠い第2画素回路B2ほど、容量素子Cpの容量値が小さくなる構成とすることができる。
<変形例4>
図3において、行方向に関して表示領域端部から遠い第1画素回路R1ほど、容量素子Cpの容量値が小さくなる構成とすることができる。これは、端部に近いほど、赤浮きが顕著になるためである。さらには、行方向に関して走査制御回路Ga・Gbから遠い第1画素回路R1ほど、容量素子Cpの容量値が小さくなる構成とすることができる。
<変形例5>
図3において、行方向に関して表示領域端部から遠い第2画素回路B2ほど、容量素子Cpの容量値が小さくなる構成とすることができる。さらには、行方向に関して走査制御回路GS・Gbから遠い第2画素回路B2ほど、容量素子Cpの容量値が小さくなる構成とすることができる。
〔実施形態2〕
図12は実施形態2の表示装置の構成および走査信号波形を示す説明図である。実施形態1では、第1走査信号線Gnおよび第2走査信号線Gn+1のそれぞれの両端を、表示領域DAを挟む2つの走査制御回路GDa・GDbに接続しているが、実施形態2では、図12のように、第1走査信号線Gnを走査制御回路GDaに接続し、第2走査信号線Gn+1を走査制御回路GDbに接続する。
図12は実施形態2の表示装置の構成および走査信号波形を示す説明図である。実施形態1では、第1走査信号線Gnおよび第2走査信号線Gn+1のそれぞれの両端を、表示領域DAを挟む2つの走査制御回路GDa・GDbに接続しているが、実施形態2では、図12のように、第1走査信号線Gnを走査制御回路GDaに接続し、第2走査信号線Gn+1を走査制御回路GDbに接続する。
グループUc・Ud・Ufについて、グループUcが行方向に関して表示領域中央から近い方であり、グループUd・Ufが行方向に関して表示領域中央から遠い方である。言い換えると、グループUc・Ud・Ufの中で、グループUcが行方向に関して表示領域端部から遠い方であり、グループUd・Ufが行方向に関して表示領域端部から近い方である。また、グループUcが行方向に関して走査制御回路GDa・GDbから遠い方であり、グループUdが行方向に関して走査制御回路GDaから近い方、Ufが行方向に関して走査制御回路GDbから近い方である。例えば、例えば、L=5120、K=3200、300ppiである場合、行方向に関して表示領域中央から遠い方の画素回路、または行方向に関して走査制御回路GDaから近い方の画素回路とは、表示領域の端の1列目から100列目程度の画素回路(グループUdを含む)を指すことがある。行方向に関して表示領域中央から遠い方の画素回路、または行方向に関して走査制御回路GDbから近い方の画素回路とは、K-99列目程度からK列目の画素回路(グループUfを含む)を指すことがある。行方向に関して表示領域中央から近い方の画素回路、または行方向に関して走査制御回路GDa・GDbから遠い方の画素回路とは、101列目程度からK-100列目程度の画素回路(グループUcを含む)を指すことがある。
異なるグループUd・Uc・Ufに属するとともに、第1走査信号線Gnに接続する複数の第1画素回路R1について、行方向に関して走査制御回路GDaから近い方の第1画素回路R1(グループUdに属する)の容量素子Cpは、行方向に関して走査制御回路GDbから遠い方の第1画素回路R1(グループUc、Ufに属する)の容量素子Cpよりも容量値が大きい。なお、グループUcに属する第1画素回路R1の容量素子Cpと、グループUfに属する第1画素回路R1の容量素子Cpの容量値を等しくしてもよい。
また、異なるグループUc・Ud・Ufに属するとともに、第2走査信号線Gn+1に接続する複数の第2画素回路B2について、行方向に関して走査制御回路GDbから近い方の第2画素回路B2(グループUfに属する)の容量素子Cpは、行方向に関して走査制御回路GDbから遠い方の第2画素回路B2(グループUd・Ucに属する)の容量素子Cpよりも容量値が大きい。なお、グループUdに属する第2画素回路B2の容量素子Cpと、グループUcに属する第2画素回路B2の容量素子Cpの容量値を等しくしてもよい。
グループUd内において、第1画素回路R1に含まれる容量素子Cpは、第2画素回路B2、第3画素回路G3、および第4画素回路G4それぞれの容量素子Cpよりも容量値が大きくてもよい。また、グループUf内において、第2画素回路B2の容量素子Cpは、第1画素回路R1、第3画素回路G3および第4画素回路G4それぞれの容量素子Cpよりも容量値が大きくてもよい。
行方向に関して走査制御回路GDaから近いグループUdに属する第1画素回路R1の容量素子Cpと、行方向に関して走査制御回路GDbから近いグループUfに属する第2画素回路B2の容量素子Cpとの容量値が等しくてもよい。
表示領域DAの全域に亘って、第3画素回路G3の容量素子Cpと、第4画素回路G4の容量素子Cpとの容量値が等しくてもよい。
また、行方向に関して表示領域中央から近いグループUc内においては、第1画素回路R1、第2画素回路B2、第3画素回路G3、および第4画素回路G4の容量素子Cpの容量値が等しくてもよい。
さらに、第1走査信号線Gnに接続する複数の第1画素回路R1につき、走査制御回路GDaから遠ざかるほど容量素子Cpの容量値を小さくしてもよい。また、第2走査信号線Gn+1に接続する複数の第2画素回路B2につき、走査制御回路GDbから遠ざかるほど容量素子Cpの容量値を小さくしてもよい 。
実施形態2では、第1走査信号線Gnを走査制御回路GDbに接続し、第2走査信号線Gn+1を走査制御回路GDaに接続してもよい。
上述の各実施形態は、例示および説明を目的とするものであり、限定を目的とするものではない。これら例示および説明に基づけば、多くの変形形態が可能になることが、当業者には明らかである。
〔態様1〕
表示領域と、額縁領域と、前記額縁領域の一端に設けられた端子部とを備える表示装置であって、
列方向に延伸する複数のデータ信号線と、前記複数のデータ信号線に交差し、行方向に延伸する複数の走査信号線とが設けられ、
前記額縁領域には、前記複数の走査信号線に走査信号を入力する走査制御回路が、前記表示領域の列方向の辺の少なくとも1辺に沿って設けられ、
前記複数のデータ信号線および前記複数の走査信号線の交差点に対応するように複数の画素回路が設けられ、各画素回路は、発光素子と、前記発光素子に流れる電流を制御する駆動トランジスタと、前記駆動トランジスタの制御端子に接続され、データ電圧を保持する容量素子とを含み、
前記複数の画素回路は、第1色の光を発する第1画素回路、前記第1画素回路に隣接し、前記第1色と異なる第2色の光を発する第2画素回路、前記第1画素回路に隣接し、前記第1色および前記第2色と異なる第3色の光を発する第3画素回路、および、前記第3画素回路に隣接し、前記第3色の光を発する第4画素回路からなるグループを複数含み、
各グループについて、前記第1画素回路および前記第2画素回路が第1データ信号線に接続し、前記第3画素回路および前記第4画素回路が第2データ信号線に接続し、前記第1画素回路および前記第3画素回路が第1走査信号線に接続し、前記第2画素回路および前記第4画素回路が第2走査信号線に接続し、
異なるグループに属し、同一の第1走査信号線に接続する2つの第1画素回路について、行方向に関して表示領域中央から遠い方の第1画素回路の容量素子は、近い方の第1画素回路の容量素子よりも容量値が大きい表示装置。
表示領域と、額縁領域と、前記額縁領域の一端に設けられた端子部とを備える表示装置であって、
列方向に延伸する複数のデータ信号線と、前記複数のデータ信号線に交差し、行方向に延伸する複数の走査信号線とが設けられ、
前記額縁領域には、前記複数の走査信号線に走査信号を入力する走査制御回路が、前記表示領域の列方向の辺の少なくとも1辺に沿って設けられ、
前記複数のデータ信号線および前記複数の走査信号線の交差点に対応するように複数の画素回路が設けられ、各画素回路は、発光素子と、前記発光素子に流れる電流を制御する駆動トランジスタと、前記駆動トランジスタの制御端子に接続され、データ電圧を保持する容量素子とを含み、
前記複数の画素回路は、第1色の光を発する第1画素回路、前記第1画素回路に隣接し、前記第1色と異なる第2色の光を発する第2画素回路、前記第1画素回路に隣接し、前記第1色および前記第2色と異なる第3色の光を発する第3画素回路、および、前記第3画素回路に隣接し、前記第3色の光を発する第4画素回路からなるグループを複数含み、
各グループについて、前記第1画素回路および前記第2画素回路が第1データ信号線に接続し、前記第3画素回路および前記第4画素回路が第2データ信号線に接続し、前記第1画素回路および前記第3画素回路が第1走査信号線に接続し、前記第2画素回路および前記第4画素回路が第2走査信号線に接続し、
異なるグループに属し、同一の第1走査信号線に接続する2つの第1画素回路について、行方向に関して表示領域中央から遠い方の第1画素回路の容量素子は、近い方の第1画素回路の容量素子よりも容量値が大きい表示装置。
〔態様2〕
異なるグループに属し、同一の第1走査信号線に接続する2つの第1画素回路について、行方向に関して前記走査制御回路から近い方の第1画素回路の容量素子は、遠い方の第1画素回路の容量素子よりも容量値が大きい、例えば態様1に記載の表示装置。
異なるグループに属し、同一の第1走査信号線に接続する2つの第1画素回路について、行方向に関して前記走査制御回路から近い方の第1画素回路の容量素子は、遠い方の第1画素回路の容量素子よりも容量値が大きい、例えば態様1に記載の表示装置。
〔態様3〕
行方向に関して前記走査制御回路から近い方の第1画素回路が属するグループ内においては、前記第1画素回路に含まれる容量素子と、前記第2画素回路に含まれる容量素子との容量値が等しい、例えば態様2に記載の表示装置。
行方向に関して前記走査制御回路から近い方の第1画素回路が属するグループ内においては、前記第1画素回路に含まれる容量素子と、前記第2画素回路に含まれる容量素子との容量値が等しい、例えば態様2に記載の表示装置。
〔態様4〕
行方向に関して前記走査制御回路から近い方の第1画素回路が属するグループ内において、前記第1画素回路の容量素子は、前記第3画素回路の容量素子よりも容量値が大きい、例えば態様3に記載の表示装置。
行方向に関して前記走査制御回路から近い方の第1画素回路が属するグループ内において、前記第1画素回路の容量素子は、前記第3画素回路の容量素子よりも容量値が大きい、例えば態様3に記載の表示装置。
〔態様5〕
行方向に関して前記走査制御回路から近い方の第1画素回路が属するグループ内において、前記第1画素回路の容量素子は、前記第2画素回路の容量素子よりも容量値が大きい、例えば態様2に記載の表示装置。
行方向に関して前記走査制御回路から近い方の第1画素回路が属するグループ内において、前記第1画素回路の容量素子は、前記第2画素回路の容量素子よりも容量値が大きい、例えば態様2に記載の表示装置。
〔態様6〕
行方向に関して前記走査制御回路から近い方の第1画素回路が属するグループ内において、前記第2画素回路の容量素子は、前記第3画素回路の容量素子よりも容量値が大きい、例えば態様5に記載の表示装置。
行方向に関して前記走査制御回路から近い方の第1画素回路が属するグループ内において、前記第2画素回路の容量素子は、前記第3画素回路の容量素子よりも容量値が大きい、例えば態様5に記載の表示装置。
〔態様7〕
異なるグループに属し、同一の第2走査信号線に接続する2つの第2画素回路について、行方向に関して表示領域中央から遠い方の第2画素回路に含まれる容量素子は、近い方の第2画素回路に含まれる容量素子よりも容量値が大きい、例えば態様1に記載の表示装置。
異なるグループに属し、同一の第2走査信号線に接続する2つの第2画素回路について、行方向に関して表示領域中央から遠い方の第2画素回路に含まれる容量素子は、近い方の第2画素回路に含まれる容量素子よりも容量値が大きい、例えば態様1に記載の表示装置。
〔態様8〕
異なるグループに属するとともに、同一の第2走査信号線に接続する2つの第2画素回路について、行方向に関して前記走査制御回路から近い方の第2画素回路に含まれる容量素子は、遠い方の第2画素回路に含まれる容量素子よりも容量値が大きい、例えば態様5に記載の表示装置。
異なるグループに属するとともに、同一の第2走査信号線に接続する2つの第2画素回路について、行方向に関して前記走査制御回路から近い方の第2画素回路に含まれる容量素子は、遠い方の第2画素回路に含まれる容量素子よりも容量値が大きい、例えば態様5に記載の表示装置。
〔態様9〕
行方向に関して表示領域中央に位置するグループ内において、前記第1画素回路の容量素子と、前記第3画素回路の容量素子との容量値が等しい、例えば態様1~8のいずれか1つに記載の表示装置。
行方向に関して表示領域中央に位置するグループ内において、前記第1画素回路の容量素子と、前記第3画素回路の容量素子との容量値が等しい、例えば態様1~8のいずれか1つに記載の表示装置。
〔態様10〕
同一の第1走査信号線に接続する複数の第1画素回路のうち、行方向に関して前記走査制御回路から遠い第1画素回路ほど、容量素子の容量値が小さくなる、例えば態様1~9のいずれか1つに記載の表示装置。
同一の第1走査信号線に接続する複数の第1画素回路のうち、行方向に関して前記走査制御回路から遠い第1画素回路ほど、容量素子の容量値が小さくなる、例えば態様1~9のいずれか1つに記載の表示装置。
〔態様11〕
同一の第2走査信号線に接続する複数の第2画素回路のうち、行方向に関して前記走査制御回路から遠い第2画素回路ほど、容量素子の容量値が小さくなる、例えば態様1~10のいずれか1つに記載の表示装置。
同一の第2走査信号線に接続する複数の第2画素回路のうち、行方向に関して前記走査制御回路から遠い第2画素回路ほど、容量素子の容量値が小さくなる、例えば態様1~10のいずれか1つに記載の表示装置。
〔態様12〕
異なるグループに属し、同一の第1走査信号線に接続する複数の第3画素回路の容量素子と、異なるグループに属し、同一の第2走査信号線に接続する複数の第4画素回路の容量素子とで、容量値が共通化されている、例えば態様1~11のいずれか1つに記載の表示装置。
異なるグループに属し、同一の第1走査信号線に接続する複数の第3画素回路の容量素子と、異なるグループに属し、同一の第2走査信号線に接続する複数の第4画素回路の容量素子とで、容量値が共通化されている、例えば態様1~11のいずれか1つに記載の表示装置。
〔態様13〕
前記表示領域の列方向の2辺の一方に沿う走査制御回路と、他方に沿う走査制御回路との2つの走査制御回路が前記表示領域を挟むように設けられ、
前記第1走査信号線は、一端が一方の走査制御回路に接続され、他端が他方の走査制御回路に接続され、
異なるグループに属し、同一の第1走査信号線に接続する複数の第1画素回路のうち、行方向に関して前記2つの走査制御回路から遠い方の第1画素回路の容量素子は、行方向に関して前記一方の走査制御回路に近い方の第1画素回路の容量素子、および行方向に関して前記他方の走査制御回路に近い方の第1画素回路の容量素子よりも容量値が小さい、例えば態様1~12のいずれか1つに記載の表示装置。
前記表示領域の列方向の2辺の一方に沿う走査制御回路と、他方に沿う走査制御回路との2つの走査制御回路が前記表示領域を挟むように設けられ、
前記第1走査信号線は、一端が一方の走査制御回路に接続され、他端が他方の走査制御回路に接続され、
異なるグループに属し、同一の第1走査信号線に接続する複数の第1画素回路のうち、行方向に関して前記2つの走査制御回路から遠い方の第1画素回路の容量素子は、行方向に関して前記一方の走査制御回路に近い方の第1画素回路の容量素子、および行方向に関して前記他方の走査制御回路に近い方の第1画素回路の容量素子よりも容量値が小さい、例えば態様1~12のいずれか1つに記載の表示装置。
〔態様14〕
前記表示領域の列方向の2辺の一方に沿う走査制御回路と、他方に沿う走査制御回路との2つの走査制御回路が前記表示領域を挟むように設けられ、
前記第1走査信号線は、一方の走査制御回路に接続され、前記第2走査信号線は、他方の走査制御回路に接続され、
異なるグループに属し、同一の第1走査信号線に接続する2つの第1画素回路のうち、行方向に関して前記一方の走査制御回路から近い方の第1画素回路の容量素子は、行方向に関して前記他方の走査制御回路から近い方の第1画素回路の容量素子よりも容量値が大きい、例えば態様1、2、8のいずれか1つに記載の表示装置。
前記表示領域の列方向の2辺の一方に沿う走査制御回路と、他方に沿う走査制御回路との2つの走査制御回路が前記表示領域を挟むように設けられ、
前記第1走査信号線は、一方の走査制御回路に接続され、前記第2走査信号線は、他方の走査制御回路に接続され、
異なるグループに属し、同一の第1走査信号線に接続する2つの第1画素回路のうち、行方向に関して前記一方の走査制御回路から近い方の第1画素回路の容量素子は、行方向に関して前記他方の走査制御回路から近い方の第1画素回路の容量素子よりも容量値が大きい、例えば態様1、2、8のいずれか1つに記載の表示装置。
〔態様15〕
前記一方の走査制御回路から近い方の第1画素回路を含むグループ内において、第1画素回路の容量素子は、第2画素回路、第3画素回路、および第4画素回路の容量素子よりも容量値が大きい、例えば態様14に記載の表示装置。
前記一方の走査制御回路から近い方の第1画素回路を含むグループ内において、第1画素回路の容量素子は、第2画素回路、第3画素回路、および第4画素回路の容量素子よりも容量値が大きい、例えば態様14に記載の表示装置。
〔態様16〕
前記他方の走査制御回路から近い方の第1画素回路と同グループに属する第2画素回路の容量素子と、前記一方の走査制御回路から近い方の第1画素回路の容量素子との容量値が等しい、例えば態様14に記載の表示装置。
前記他方の走査制御回路から近い方の第1画素回路と同グループに属する第2画素回路の容量素子と、前記一方の走査制御回路から近い方の第1画素回路の容量素子との容量値が等しい、例えば態様14に記載の表示装置。
〔態様17〕
前記第1色は赤色であり、前記第2色は青色であり、前記第3色は緑色である、例えば態様1~16のいずれか1つに記載の表示装置。
前記第1色は赤色であり、前記第2色は青色であり、前記第3色は緑色である、例えば態様1~16のいずれか1つに記載の表示装置。
2 表示装置
4 薄膜トランジスタ層
5 発光素子層
6 封止層
12 基板
16 ゲート絶縁膜
18 第1層間絶縁膜
20 第2層間絶縁膜
21 平坦化膜
22 第1電極
23 エッジカバー膜
24 EL層
25 第2電極
X1~X3 発光素子
R1 第1画素回路
B2 第2画素回路
G3 第3画素回路
G4 第4画素回路
Uc・Ud・Uf グループ
PS 半導体層
GE・GE4 ゲート電極
Gn 第1走査信号線
Gn+1 第2走査信号線
D1c・D1f 第1データ信号線
D2c・D2f 第2データ信号線
4 薄膜トランジスタ層
5 発光素子層
6 封止層
12 基板
16 ゲート絶縁膜
18 第1層間絶縁膜
20 第2層間絶縁膜
21 平坦化膜
22 第1電極
23 エッジカバー膜
24 EL層
25 第2電極
X1~X3 発光素子
R1 第1画素回路
B2 第2画素回路
G3 第3画素回路
G4 第4画素回路
Uc・Ud・Uf グループ
PS 半導体層
GE・GE4 ゲート電極
Gn 第1走査信号線
Gn+1 第2走査信号線
D1c・D1f 第1データ信号線
D2c・D2f 第2データ信号線
Claims (17)
- 表示領域と、額縁領域と、前記額縁領域の一端に設けられた端子部とを備える表示装置であって、
列方向に延伸する複数のデータ信号線と、前記複数のデータ信号線に交差し、行方向に延伸する複数の走査信号線とが設けられ、
前記額縁領域には、前記複数の走査信号線に走査信号を入力する走査制御回路が、前記表示領域の列方向の辺の少なくとも1辺に沿って設けられ、
前記複数のデータ信号線および前記複数の走査信号線の交差点に対応するように複数の画素回路が設けられ、各画素回路は、発光素子と、前記発光素子に流れる電流を制御する駆動トランジスタと、前記駆動トランジスタの制御端子に接続され、データ電圧を保持する容量素子とを含み、
前記複数の画素回路は、第1色の光を発する第1画素回路、前記第1画素回路に隣接し、前記第1色と異なる第2色の光を発する第2画素回路、前記第1画素回路に隣接し、前記第1色および前記第2色と異なる第3色の光を発する第3画素回路、および、前記第3画素回路に隣接し、前記第3色の光を発する第4画素回路からなるグループを複数含み、
各グループについて、前記第1画素回路および前記第2画素回路が第1データ信号線に接続し、前記第3画素回路および前記第4画素回路が第2データ信号線に接続し、前記第1画素回路および前記第3画素回路が第1走査信号線に接続し、前記第2画素回路および前記第4画素回路が第2走査信号線に接続し、
異なるグループに属し、同一の第1走査信号線に接続する2つの第1画素回路について、行方向に関して表示領域中央から遠い方の第1画素回路の容量素子は、近い方の第1画素回路の容量素子よりも容量値が大きい表示装置。 - 異なるグループに属し、同一の第1走査信号線に接続する2つの第1画素回路について、行方向に関して前記走査制御回路から近い方の第1画素回路の容量素子は、遠い方の第1画素回路の容量素子よりも容量値が大きい請求項1に記載の表示装置。
- 行方向に関して前記走査制御回路から近い方の第1画素回路が属するグループ内においては、前記第1画素回路に含まれる容量素子と、前記第2画素回路に含まれる容量素子との容量値が等しい請求項2に記載の表示装置。
- 行方向に関して前記走査制御回路から近い方の第1画素回路が属するグループ内において、前記第1画素回路の容量素子は、前記第3画素回路の容量素子よりも容量値が大きい請求項3に記載の表示装置。
- 行方向に関して前記走査制御回路から近い方の第1画素回路が属するグループ内において、前記第1画素回路の容量素子は、前記第2画素回路の容量素子よりも容量値が大きい請求項2に記載の表示装置。
- 行方向に関して前記走査制御回路から近い方の第1画素回路が属するグループ内において、前記第2画素回路の容量素子は、前記第3画素回路の容量素子よりも容量値が大きい請求項5に記載の表示装置。
- 異なるグループに属し、同一の第2走査信号線に接続する2つの第2画素回路について、行方向に関して表示領域中央から遠い方の第2画素回路に含まれる容量素子は、近い方の第2画素回路に含まれる容量素子よりも容量値が大きい請求項1に記載の表示装置。
- 異なるグループに属するとともに、同一の第2走査信号線に接続する2つの第2画素回路について、行方向に関して前記走査制御回路から近い方の第2画素回路に含まれる容量素子は、遠い方の第2画素回路に含まれる容量素子よりも容量値が大きい請求項5に記載の表示装置。
- 行方向に関して表示領域中央に位置するグループ内において、前記第1画素回路の容量素子と、前記第3画素回路の容量素子との容量値が等しい請求項1~8のいずれか1項に記載の表示装置。
- 同一の第1走査信号線に接続する複数の第1画素回路のうち、行方向に関して前記走査制御回路から遠い第1画素回路ほど、容量素子の容量値が小さくなる請求項1~9のいずれか1項に記載の表示装置。
- 同一の第2走査信号線に接続する複数の第2画素回路のうち、行方向に関して前記走査制御回路から遠い第2画素回路ほど、容量素子の容量値が小さくなる請求項1~10のいずれか1項に記載の表示装置。
- 異なるグループに属し、同一の第1走査信号線に接続する複数の第3画素回路の容量素子と、異なるグループに属し、同一の第2走査信号線に接続する複数の第4画素回路の容量素子とで、容量値が共通化されている請求項1~11のいずれか1項に記載の表示装置。
- 前記表示領域の列方向の2辺の一方に沿う走査制御回路と、他方に沿う走査制御回路との2つの走査制御回路が前記表示領域を挟むように設けられ、
前記第1走査信号線は、一端が一方の走査制御回路に接続され、他端が他方の走査制御回路に接続され、
異なるグループに属し、同一の第1走査信号線に接続する複数の第1画素回路のうち、行方向に関して前記2つの走査制御回路から遠い方の第1画素回路の容量素子は、行方向に関して前記一方の走査制御回路に近い方の第1画素回路の容量素子、および行方向に関して前記他方の走査制御回路に近い方の第1画素回路の容量素子よりも容量値が小さい請求項1~12のいずれか1項に記載の表示装置。 - 前記表示領域の列方向の2辺の一方に沿う走査制御回路と、他方に沿う走査制御回路との2つの走査制御回路が前記表示領域を挟むように設けられ、
前記第1走査信号線は、一方の走査制御回路に接続され、前記第2走査信号線は、他方の走査制御回路に接続され、
異なるグループに属し、同一の第1走査信号線に接続する2つの第1画素回路のうち、行方向に関して前記一方の走査制御回路から近い方の第1画素回路の容量素子は、行方向に関して前記他方の走査制御回路から近い方の第1画素回路の容量素子よりも容量値が大きい請求項1、2、8のいずれか1項に記載の表示装置。 - 前記一方の走査制御回路から近い方の第1画素回路を含むグループ内において、第1画素回路の容量素子は、第2画素回路、第3画素回路、および第4画素回路の容量素子よりも容量値が大きい請求項14に記載の表示装置。
- 前記他方の走査制御回路から近い方の第1画素回路と同グループに属する第2画素回路の容量素子と、前記一方の走査制御回路から近い方の第1画素回路の容量素子との容量値が等しい請求項14に記載の表示装置。
- 前記第1色は赤色であり、前記第2色は青色であり、前記第3色は緑色である請求項1~16のいずれか1つに記載の表示装置。
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