WO2017026153A1 - 塗布工具 - Google Patents

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WO2017026153A1
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林 敦
卓也 伊藤
高橋 健
金山 利彦
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三菱マテリアル株式会社
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C5/00Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work
    • B05C5/02Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work the liquid or other fluent material being discharged through an outlet orifice by pressure, e.g. from an outlet device in contact or almost in contact, with the work

Definitions

  • the groove surfaces 6 a and 6 b of the groove 6 and the blade edge portions 4 and 5 are seen in the direction perpendicular to the longitudinal direction in which the opening of the groove 6 extends as viewed from the tip side of the tool body 1.
  • the blade widths W4 and W5 of the blade edge portions 4 and 5, which are the distances between the outer surfaces 4b and 5b, are fixed.
  • the blade widths W4 and W5 are equal to each other within a range of 0.2 mm to 0.5 mm.
  • the finish of the one side surface 2a having such a flat shape, the groove surfaces 6a and 6b and the groove wall 6c in the cutting edge portions 4 and 5 made of cemented carbide, and the tip surfaces 4a and 5a of the cutting edge portions 4 and 5 are, for example, This is done by grinding.
  • Coating Uniformity is a percentage (%) of (film thickness range) / (average value ⁇ 2). The smaller the value, the more uniform the film thickness, and generally 3% or less. If it exists, it can be evaluated as a uniform film thickness. The results are shown in Tables 1 to 3 in the order of Examples 1 and 2 and Comparative Example 1.
  • a coating film having a uniform film thickness with a uniform and even deviation is ensured even in the vicinity of the wall surface of the recess. Can be formed. Therefore, it has industrial applicability.

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

本発明に係る塗布工具(20)は、複数のヘッド部材(2、3)が互いの長手方向に延びる側面(2a、3a)を密着させて取り付けられることにより構成された工具本体(1)と、工具本体(1)の先端部に開口し、塗布液を吐出する溝(6)とを備える。側面(2a、3a)の先端部には、ヘッド部材(2、3)の先端面(2b、3b)から突き出る刃先部(4、5)が側面(2a、3a)に沿ってそれぞれ設けられている。溝(6)は刃先部(4、5)の先端に開口している。ヘッド部材(2、3)のうち少なくとも刃先部(4、5)は超硬合金によって形成されている。刃先部(4、5)は、長手方向から見て方形状とされている。ヘッド部材(2、3)の先端面(2b、3b)からの刃先部(4、5)の突き出し量(P4、P5)は、先端側から見たときの長手方向に垂直な方向において、溝(6)の溝面(6a、6b)と刃先部(4、5)の外側面(4b、5b)との間隔である刃先部(4、5)の刃幅(W4、W5)の20倍以下とされている。

Description

塗布工具
 本発明は、複数のヘッド部材が互いの側面を密着させて取り付けられることにより工具本体が構成され、上記側面に沿って延びる上記工具本体の先端部に開口した溝から塗布液を吐出して被塗布物に塗布する塗布工具に関するものである。
 本願は、2015年8月11日に日本に出願された特願2015-159077号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
 従来、板状の被塗布物の表面に塗布液を塗布するのに、例えば特許文献1に記載されているように、塗布液を塗布すべき板状の被塗布物を水平に保持した状態で回転されるチャックと、被塗布物の上面中央に塗布液を滴下する塗布液供給機構と、を備えたスピンコート装置が用いられている。
 このようなスピンコート装置では、被塗布物を回転しつつ塗布液を滴下することにより、被塗布物の回転による遠心力によって塗布液が被塗布物の上面に拡散して塗布される。
特開平10-057876号公報
 ところが、このようなスピンコート装置によって、例えば被塗布部の上面に凹所が形成され、該凹所の底面に塗布液を塗布しようとした場合には、凹所の底面と壁面とが交差する凹所の隅に、遠心力によって拡散した塗布液が溜まってしまい、塗布膜の膜厚に大きな偏差が生じてしまう。
 また、このような塗布液を被塗布物に塗布するものとして、複数のヘッド部材が互いの側面を密着させて取り付けられることにより工具本体が構成され、工具本体の先端部に開口し、且つ上記側面に沿って延びる溝から塗布液を吐出して被塗布物に塗布する塗布工具も知られている。
 このような塗布工具によれば、例えば、工具本体に、工具本体の先端から突き出した刃先部を設けて、その先端面に上記溝を形成することにより、刃先部を凹所内に挿入して塗布を行うことができる。そのため、上述のような凹所の底面にも均一な塗布膜を形成することができる。
 しかしながら、このような塗布工具によって、比較的深い凹所の底面に、壁面の極近くまで満遍なく塗布液を塗布しようとすると、工具本体の先端部から刃先部を大きな突き出し量(突出量)で突き出させる必要がある。
 その一方、工具本体の先端側から見て、溝の開口部が延びる方向に対して垂直な方向において、溝の溝面と刃先部の外側面との間隔である刃先部の刃幅は小さくしなければならない。
 このため、例えばヘッド部材が刃先部も含めてステンレス鋼により形成された塗布工具では、刃幅を0.5mm程度にすると刃先部が剛性不足となってしまう。そのため、刃先部が塗布液の内圧により変形してしまい、この変形に起因して、やはり膜厚の偏差が大きくなってしまう。
 従って、突き出し量は刃幅の3倍(1.5mm)以上とすることができず、それ以上深い凹所に塗布液を塗布することが困難となる。
 本発明は、このような背景の下になされたもので、被塗布物に形成された凹所等の底面に塗布膜の膜厚偏差を生じさせることなく、より満遍なく確実に塗布液を塗布することが可能な塗布工具を提供することを目的としている。
 本発明の一態様の塗布工具は、複数のヘッド部材が互いの長手方向に延びる側面を密着させて取り付けられることにより構成された工具本体と、上記側面に沿って延びる上記工具本体の先端部に開口した溝と、を備え、上記溝から塗布液を吐出して被塗布物に塗布する塗布工具であって、上記複数のヘッド部材が互いに密着した上記側面の先端部には、該ヘッド部材の先端面から突き出る刃先部が上記側面に沿ってそれぞれ設けられ、上記溝は、上記刃先部の先端に開口しており、上記ヘッド部材のうち少なくとも上記刃先部は、超硬合金によって形成され、上記刃先部は、上記長手方向から見て方形状とされ、上記ヘッド部材の先端面からの上記刃先部の突き出し量が、先端側から見たときの上記長手方向に垂直な方向において、上記溝の溝面と上記刃先部の外側面との間隔である上記刃先部の刃幅の20倍以下とされている、ことを特徴とする。
 このような塗布工具では、ヘッド部材のうち少なくとも刃先部が、ステンレス鋼などよりもヤング率が高い高剛性の超硬合金により形成されているので、刃先部の真直度を2μm/m以下とすることができるため。
 従って、上記刃幅を0.2mm~0.5mm程度の極薄とし、しかも刃先部の突き出し量を刃幅の最大20倍(4.0mm~10.0mm)としても、膜厚偏差の少ない塗布膜を形成することができる。
 さらに刃先部は溝の開口部が延びる長手方向から見て方形状であるとともに、塗布液はこの刃先部の先端面で広がって塗布される。そのため、凹所の深さが比較的深くても、例えば凹所の壁面から0.1mmの極近くの位置にまで塗布膜を形成することができる。従って、このような凹所の底面に満遍なく均一な厚さの塗布膜を確実に形成することが可能となる。
 上記刃先部の突き出し量が、上記刃幅の18倍以下であってもよい。この場合には、一層高い膜厚の均一性を得ることができる。
 ただし、上記刃先部の突き出し量は、上記刃幅の3倍以上であることが望ましい。これよりも突き出し量が小さいと、深い凹所の底面には塗布液を均一に塗布することができなくなるおそれが生じる。
 上記複数のヘッド部材は、刃先部も含めて全体が超硬合金によって形成されていてもよいが、これら複数のヘッド部材が互いに密着した上記側面の先端部に、上記長手方向に沿って凹部を形成し、上記刃先部を、上記凹部に取り付けられる超硬合金製の刃先部材の先端側に設けてもよい。
 この場合には、刃先部材以外のヘッド部材を、ステンレス鋼等により形成することができる。このため、例えば複数のヘッド部材をクランプボルトによって取り付ける際のネジ孔等の加工を容易に行うことが可能となる。
 また、この場合において、上記刃先部材を、上記刃幅よりも大きな幅を有して上記凹部に取り付けられる基端部を備えたものとしても良い。これにより、幅の大きな基端部によって刃先部を高い剛性で支持することができ、さらに膜厚の均一化を図ることが可能となる。
 さらに、上記複数のヘッド部材が互いに密着した上記側面のうち、一方の側面を上記刃先部の先端まで平面状に形成し、他方の側面には、上記一方の側面に対して凹んだ上記溝を形成してもよい。
 この場合には、例えばこれらの側面間にシムを介装したり、複数のヘッド部材の側部にサイドプレートを設けたりして溝を形成する場合に比べ、溝の内面の全体に亙って表面粗さを均一にすることができる。従って、溝の両端部における塗布液の流速のバラツキを防いで後述するダレ距離を小さく抑え、さらに均一な塗布膜を形成することができる。
 本発明によれば、被塗布物に形成された凹所の底面に塗布液を塗布するような場合でも、凹所の壁面の極近傍にまで満遍なく偏差の少ない均一な膜厚の塗布膜を確実に形成することが可能となる。
本発明の一実施形態を示す塗布工具の正面図である。 図1に示す塗布工具を先端側から見た平面図である。 図1に示す塗布工具を長手方向から見た側面図である。 図3におけるA部の拡大図である。 図2におけるB部の拡大図である。 図1から図5に示す実施形態の変形例を示す図であって、塗布工具を長手方向から見た側面図である。 図6におけるC部の拡大図である。 図1から図5に示す実施形態に基づいて、刃先部の突き出し量を変化させた塗布工具により塗布膜を形成したときの膜厚を溝の開口部が延びる長手方向に沿って測定した結果を示す図であり、突き出し量を刃幅の18倍とした実施例1の結果を示す図である。 突き出し量を刃幅の20倍とした実施例2の結果を示す図である。 突き出し量を刃幅の22倍とした比較例1の結果を示す図である。 ステンレス鋼製のシムを用いて溝を形成した塗布工具である比較例2において、このシムの表面粗さを測定した位置を示す正面図である。 図1から図5に示す実施形態に基づく図8Aに結果を示した実施例1と、図9に示したステンレス鋼製のシムを用いた比較例2と、により塗布膜を形成したときの膜厚を溝の開口部が延びる長手方向に沿って測定した結果を示す図であり、比較例2の結果を示す図である。 実施例1の結果(図8Aの実施例1と同じ)である。
 図1から図5は、本発明の一実施形態を示す。
 本実施形態の塗布工具20において、工具本体1は、横方向(図1および図2において左右方向)に長手方向を有する横長のブロック状とされている。工具本体1は、長手方向に直交する断面が縦方向(図1および図3において上下方向)に長い略長方形をなす直方体状で、且つ略同形同大に形成された一対のヘッド部材2、3によって構成されている。
 具体的には、工具本体1は、一対のヘッド部材2、3が互いの長手方向に延びる側面2a、3aを密着させて取り付けられることにより構成されている。
 これらのヘッド部材2、3が互いに密着した上記側面2a、3aの先端部(図1および図3において上端部)には、両ヘッド部材2、3の先端面2b、3bから突き出る刃先部4、5がそれぞれ設けられている。
 工具本体1の先端部、すなわちこれらの刃先部4、5の先端面4a、5aには、塗布液を吐出する溝6が上記長手方向に沿って延びるように開口している。この溝6の溝幅W6は、上記先端面4a、5aにおける該溝6の開口部が延びる方向、すなわち上記長手方向に亙って一定である。
 これら一対のヘッド部材2、3のうち、一方のヘッド部材2は、上記側面(一方の側面)2aが刃先部4の先端にまで亙って平面状となるように形成されている。
 これに対して、本実施形態では、他方のヘッド部材3の上記側面(他方の側面)3aには、図3に示すように上記長手方向に直交する断面が半円の凹溝状をなすマニホールド7が長手方向に沿って延びるように形成されている。
 マニホールド7は、刃先部5よりも後端側(図1および図3において下側)に形成されている。
 マニホールド7の長手方向の中央部には、同じく他方のヘッド部材3に形成された塗布液の供給孔7aが接続されている。
 さらに、他方のヘッド部材3の上記側面3aには、マニホールド7から刃先部5の先端面5aにかけて、上記溝6が一方のヘッド部材2の上記側面2aに対して凹むように形成されている。
 一方のヘッド部材2側に開口した溝6の開口部は、一方のヘッド部材2の上記側面2aによって封止されている。これにより、マニホールド7に連通するとともに刃先部4、5の先端面4a、5aに開口する該溝6が形成されている。
 なお、上記長手方向において、マニホールド7の両端部は、溝6の両端部よりも僅かに長く形成されている。
 刃先部4、5は、溝6の開口部が延びる方向、すなわち長手方向から見て、図4に示すように方形状に形成されている。特に本実施形態では、刃先部4、5は、工具本体1の先端側に長く突き出た長方形状に形成されている。
 従って、刃先部4、5の先端面4a、5aは、ヘッド部材2、3の先端面2b、3bに対して平行な平坦面とされている。また、刃先部4、5の互いに外側を向く外側面4b、5bは、これらの先端面2b、3b、4a、5aに対して垂直な平面状となるように形成されている。
 なお、図1に示したように、刃先部4、5はヘッド部材2、3の長手方向の両端部には設けられておらず、その間の中央部にだけ長手方向に延びるように設けられている。
 さらに、図5に示すように、工具本体1の先端側から見て、溝6の開口部が延びる長手方向に対して垂直な方向において、溝6の溝面6a、6bと刃先部4、5の上記外側面4b、5bとの間隔である刃先部4、5の刃幅W4、W5は、それぞれ一定とされている。
 本実施形態では、これらの刃幅W4、W5は、0.2mm~0.5mmの範囲内で互いに等しい幅とされている。
 なお、溝6の両端部には、この溝6が上述のように一方のヘッド部材2の上記側面2aに対して凹むように形成されることにより、溝面6a、6bに対して垂直な溝壁6cが形成されている。
 なお、刃先部4、5のうち長手方向の外側を向く端面と、溝壁6cと、の間隔は1mm以下とされるのが望ましい。
 ヘッド部材2、3のうち少なくとも刃先部4、5は、超硬合金によって形成されている。
 また、ヘッド部材2、3の先端面2b、3bからの刃先部4、5の突き出し量P4、P5は、上記刃幅W4、W5の20倍以下とされており、望ましくは刃幅W4、W5の18倍以下とされる。さらに、この突き出し量P4、P5は、刃幅W4、W5の3倍以上とされるのが望ましい。
 さらにまた、本実施形態では、一対のヘッド部材2、3が互いに密着した側面2a、3aの先端部には、長手方向に沿って断面L字状の凹部2c、3cが形成されている。
 これらの凹部2c、3c内には、超硬合金製の刃先部材8、9の基端部8a、9aが取り付けられている。刃先部4、5は、この刃先部材8、9に設けられている。
 刃先部材8、9の基端部8a、9aは、上記刃幅W4、W5よりも十分に大きな幅の断面長方形状に形成されている。そして、刃先部材8、9の基端部8a、9aは、上記凹部2c、3cに取り付けられた状態で、その側面および先端面が、ヘッド部材2、3の側面2a、3aおよび先端面2b、3bに対してそれぞれ面一となっている。
 刃先部4、5は、基端部8a、9aと一体に焼結されて刃先部材8、9の先端側に形成される。
 なお、ヘッド部材2、3のうち、刃先部材8、9以外の部分は、例えばステンレス鋼等の金属材料により形成されている。超硬合金製の刃先部材8、9の基端部8a、9aは、上記凹部2c、3cにロウ付け等によって接合されて取り付けられる。
 ヘッド部材2、3のうち、刃先部材8、9以外の部分には、上記凹部2c、3c、溝6、マニホールド7および供給孔7aを避けるようにして、段付きの貫通孔とネジ孔とが複数組ずつ同軸に形成されている。
 そして、貫通孔に挿通されたクランプボルト10がネジ孔にねじ込まれることによって、複数(一対)のヘッド部材2、3が取り付けられて工具本体1を構成している。
 このように構成された塗布工具20は、通常は工具本体1の先端部が下向きに支持され、刃先部4、5の先端面4a、5aを例えば板状の被塗布物の上面(被塗布面)に間隔をあけて対向するように配置される。
 次いで、上記供給孔7aからマニホールド7に供給された塗布液を溝6から吐出しつつ、先端側から見てこの溝6の開口部が延びる長手方向に対して垂直な方向に、被塗布物に対して塗布工具20を相対移動させる。これにより、被塗布面に塗布液を塗布することができる。
 ここで、被塗布面が、例えば平面視で方形状をなす凹所の底面であって、工具本体1の相対移動の方向に凹所の壁面が存在するような場合でも、上記構成の塗布工具20では、長手方向から見て刃先部4、5が方形状であるので、刃先部4、5の外側面4b、5bを上記壁面の近くにまで接近させることができる。
 さらに上記構成の塗布工具20においては、ヘッド部材2、3のうち、少なくとも刃先部4、5がヤング率の高い超硬合金により形成されているので、刃先部4、5の真直度を2μm/m以下の高精度に維持することができる。
 このため、上記刃幅W4、W5を上述のように0.2mm~0.5mmの範囲の極薄の刃先部4、5とし、しかも刃先部4、5の突き出し量P4、P5を刃幅W4、W5の最大20倍としても、塗布液の内圧による溝6の溝幅W6の偏差を抑えることができる。
 従って、上記構成の塗布工具20によれば、比較的深い凹所であっても、刃先部4、5を挿入することができる。また、凹所の上記壁面の極近くに溝6を位置させた上で、凹所の底面に膜厚偏差の小さい塗布膜を形成することができる。
 さらに、塗布液は、刃先部4、5の先端面4a、5aにおいて、溝6の開口部が延びる長手方向に対して垂直な方向に広がって塗布されるので、例えばこのような凹所の壁面から0.1mmの位置にまで満遍なく均一な膜厚の塗布膜を確実に形成することが可能となる。
 なお、刃先部4、5の突き出し量P4、P5が刃幅W4、W5の20倍を越えると、後述する実施例で示すようにCoating Uniformity(Unif)が3%を上回って膜厚偏差が大きくなりすぎるおそれがある。
 なお、刃先部4、5の突き出し量P4、P5が上記刃幅W4、W5の18倍以下に設定されている場合には、一層均一な膜厚の塗布膜を形成することが可能である。
 ただし、刃先部4、5の突き出し量P4、P5が小さすぎると、上述のような深い凹所の底面に対して塗布液を塗布することができなくなるおそれが生じる。従って、刃先部4、5の突き出し量P4、P5は、本実施形態のように刃幅W4、W5の3倍以上とされるのが望ましく、5倍以上とされるのがより望ましく、10倍以上とされるのがさらに望ましい。
 本実施形態では、刃先部4、5を、ヘッド部材2、3が互いに密着した側面2a、3aの先端部に設けるにあたって、超硬合金製の刃先部材8、9を利用している。
 すなわち、側面2a、3aの先端部に、上記溝6の開口部が延びる長手方向に沿って凹部2c、3cを形成し、これらの凹部2c、3cに取り付けられる超硬合金製の刃先部材8、9の先端側に、上記刃先部4、5を設けている。
 この点、例えばヘッド部材2、3の全体を超硬合金によって形成することも可能であるが、このような場合には、例えば本実施形態のようにヘッド部材2、3を取り付けるのにクランプボルト10を用いると、クランプボルト10をねじ込むネジ孔の形成が困難となってしまう。
 これに対して、本実施形態では、ヘッド部材2、3のうち、刃先部材8、9以外の部分を、上述のようなステンレス鋼等の金属材料により形成することができるので、ネジ加工を容易とすることができる。また、ヘッド部材2、3のコストダウンを図ることもできる。
 さらに、本実施形態では、刃先部材8、9が、刃先部4、5の上記刃幅W4、W5よりも大きな幅の基端部8a、9aを有していて、この基端部8a、9aが凹部2c、3cに取り付けられている。
 このため、刃先部4、5を、これより幅の大きな基端部8a、9aによって高い剛性で支持してヘッド部材2、3に配設することができるので、塗布膜の膜厚の一層の均一化を図ることができる。
 しかも、本実施形態では、基端部8a、9aの先端面がヘッド部材2の先端面2b、3bと面一とされていて、刃先部4、5の外側面4b、5bが基端部8a、9aの先端面と垂直に交差しているので、さらに高い剛性で刃先部4、5を支持することが可能となる。
 ただし、刃先部材8、9の基端部8a、9aを刃先部4、5の刃幅W4、W5よりも大きな幅とする必要はない。
 例えば、図6および図7に示す上記実施形態の変形例のように、刃先部材8、9を刃先部4、5から基端部8a、9aに亙って上記刃幅W4、W5と等しい幅の板状に形成して、この刃幅W4、W5に応じた幅の凹部2c、3cに取り付けてもよい。
 なお、この変形例において、図1から図5に示した実施形態と共通する部分には、同一の符号を配してある。このような変形例によれば、超硬合金使用量をさらに削減して一層のコストダウンを図ることができる。
 また、上記実施形態や変形例では、ヘッド部材2、3が互いに密着した側面2a、3aのうち、一方のヘッド部材2の側面2aは刃先部4の先端まで平面状に形成され、他方のヘッド部材3の側面3aには、一方のヘッド部材2の側面2aに対して凹んだ上記溝6が形成されて、この溝6がそのまま刃先部4、5の先端面4a、5aに開口している。
 このような平面状の一方の側面2aや、超硬合金製の刃先部4、5における溝面6a、6bや溝壁6c、および刃先部4、5の先端面4a、5aの仕上げは、例えば研削加工により行われる。
 この点についても、上述のような溝6を形成する場合、他方の側面3aに溝6を形成するのに代えて、例えば他方の側面3aも平面状とし、同じ平面状の一方の側面2aとの間にシムを介装して溝6を形成することも可能である。
 しかしながら、このような場合には、通常は刃幅W4、W5と同程度の大きさの溝幅W6となる溝6を形成するが、刃先部4、5と同じ超硬合金製のシムを製造することは難しく、例えばステンレス鋼等の金属シムを使用せざるを得ない。
 ところが、この場合には、そのような金属シムは、塗布液に接する溝壁や先端面の加工がワイヤーカット加工やエッチング加工となる。そのため、研削加工によって仕上げられた刃先部4、5の溝6の溝面6a、6bや溝壁6cおよび先端面4a、5aに対して、金属シムに形成される溝壁や先端面の表面粗さが粗くなってしまう。
 このような場合に比べて、上記実施形態によれば、溝面6a、6bおよび溝壁6cよりなる溝6の内面や、刃先部4、5の先端面4a、5aを全体に亙って研削加工により均一な表面粗さに形成することができる。
 特に溝壁6cが位置する溝6の両端部や、溝壁6cに連なる先端面4a、5aにおいて、塗布液の流速のバラツキを小さく抑え、さらに均一な塗布膜を形成することができる。
 また、上記実施形態では、一方のヘッド部材2の上記側面2aは平面状であるので、このような研削加工も比較的容易に行うことができる。
 なお、上記実施形態では、被塗布物の形成された凹所の底面を被塗布面として塗布膜を形成する場合について説明したが、上記構成の塗布工具20は、このような凹所の底面だけに塗布膜を形成する場合に限定されるものではない。
 例えば、被塗布面に隣接して突壁や突起が形成されている場合に、これらの突壁や突起の極近くにまで均一な膜厚の塗布膜を形成する場合に用いることも可能である。
 また、このような凹所の底面や、突壁や突起が形成された被塗布面ではなく、例えば板状の被塗布物の平坦な被塗布面に塗布液を塗布するのに用いても構わない。
 次に、本発明の実施例を挙げて、本発明の効果について実証する。
 本実施例では、まず図1から図5に示した実施形態に基づいて、塗布工具を製造した。
 この塗布工具では、刃先部4、5の刃幅W4、W5をともに0.3mmとし、溝6の溝幅W6を0.5mmとした。また、図5に示すように、刃先部4、5の先端面4a、5aにおいて、溝6の開口部が延びる長手方向における該溝6の開口幅Lを70mmとし、同じく図5に示すように溝6の開口部が延びる長手方向における刃先部4、5の塗工幅Mを72mmとした。
 そして、上述の条件を満たす塗布工具を、図4に示した刃先部4、5の突き出し量P4、P5が刃幅W4、W5の18倍の5.4mmとされた塗布工具と、20倍の6.0mmとされた塗布工具と、に分けて2種製造した。これらを実施例1、2とする。
 また、これら実施例1、2に対する比較例1として、刃幅W4、W5、溝幅W6、開口幅L、および塗工幅Mが実施例1、2と等しく、刃先部4、5の突き出し量P4、P5が刃幅W4、W5の20倍よりも大きい22倍の6.6mmとした塗布工具も製造した。
 そして、これら実施例1、2および比較例1の塗布工具により塗布液を被塗布物に塗布して、その際の溝6の開口部が延びる方向における塗布膜の一端から他端までの測定距離に対する膜厚を測定した。
 この結果を、実施例1、2および比較例1の順に、図8A、図8B及び図8Cに示す。
 なお、このときの塗布条件としては、塗布液は光学用弾性樹脂であって粘度は5000~7000cps、目標膜厚は100μm、塗工速度(塗布工具と被塗布物との相対移動速度)は0.9m/minとした。
 また、図8A、図8B及び図8Cの測定結果に基づいて、各図の測定距離の両端の塗れ端から目標膜厚100μmに移行する部分を除いた部分について、実施例1、2および比較例1による膜厚の最大値、最小値、膜厚の範囲、平均値、およびCoating Uniformity(Unif)を計算した。
 なお、Coating Uniformity(Unif)は、(膜厚の範囲)/(平均値×2)の百分率(%)であり、値が小さいほど均一な膜厚であって、一般的には3%以下であれば均一な膜厚と評価できる。この結果を、実施例1、2および比較例1の順に次表1~3に示す。
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000001
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000002
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000003
 図8A、図8B、図8Cおよび表1~3の結果より、刃先部4、5の突き出し量P4、P5が刃幅W4、W5の22倍である比較例1ではCoating Uniformity(Unif)が3.48%と3%を上回っていた。
 これに対して、刃先部4、5の突き出し量P4、P5が刃幅W4、W5の20倍である実施例2では2.52%と3%を下回り、さらに18倍である実施例1では1.41%と3%の1/2である1.5%をも下回っていた。
 これより、本発明のように刃先部4、5の突き出し量P4、P5が刃幅W4、W5の20倍以下であれば均一な膜厚の塗布膜を形成することが可能で、18倍以下であれば一層の膜厚の均一化を図ることができることを確認できた。
 次に、工具本体の先端部に開口する溝を形成する際、上記実施形態では、他方のヘッド部材3の側面3aに、超硬合金よりなる刃先部5を設け、この刃先部5に溝面6bと溝壁6cとを有する溝6を先端面5aに開口するように形成している。
 本実施例では、この場合に代えて、一方のヘッド部材2と同様に、刃先部4の先端面4aまで平面状の側面2aを有する一対のヘッド部材の該側面2aの間に、図9に正面図を示すようなステンレス鋼製のシムSを介装することにより溝を形成した塗布工具を比較例2として製造した。
 なお、この比較例2における刃先部の刃幅W4、W5、溝の溝幅W6、溝の開口幅L、刃先部の塗工幅M、刃先部の突き出し量P4、P5は実施例1と同じである。
 この比較例2におけるシムSの図9に符号S1で示す先端面と、符号S2で示す溝の溝壁と、の位置において表面粗さを測定したところ、JIS_B_0601-2001における算術平均粗さRaにおいて、先端面S1は1.557μm、溝壁S2は2.034μmであった。
 これに対して、上記実施例1の塗布工具の刃先部4、5の表面粗さは、同じくJIS_B_0601-2001における算術平均粗さRaにおいて、先端面4a、5aが0.010μm、溝6の溝面6a、6bが0.008μm、溝壁6cが0.014μmであった。
 次いで、これら実施例1と比較例2とにより、上述した実施例1、2および比較例1と同じ塗布条件で塗布膜を形成し、その際の溝の開口部が延びる方向における塗布膜の一端から他端までの測定距離(mm)に対する膜厚(μm)を測定した。
 さらに、その測定値に基づいて膜厚の最大値、最小値、膜厚の範囲、平均値、およびCoating Uniformity(Unif)と、さらに溝の開口部が延びる方向における塗布膜の両端のダレ距離(塗布膜両端の塗れ端から目標膜厚100μmになるまでの距離)を計算した。
 これらの結果を、比較例2、実施例1の順に、図10A、図10Bおよび表4、5に示す。従って、実施例1の結果である図10Bと表5の膜厚の最大値、最小値、膜厚の範囲、平均値、Coating Uniformity(Unif)は、図8Aと表1に等しい。
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000004
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000005
 これら図10A、図10Bおよび表4、5の結果より、比較例2の塗布工具ではダレ距離が1.16mmと長く、またCoating Uniformity(Unif)も5.09%であり、上述した実施例2はもとより、比較例1よりも大きかった。これらのことから、比較例2の塗布工具では、膜厚の偏差が著しかった。
 これに対して、実施例1では、上述したようにCoating Uniformity(Unif)が小さく抑えられているのは勿論、ダレ距離も0.72mmと短く、溝6の開口部が延びる方向における開口幅Lや塗工幅Mの範囲内で、より幅広く均一な膜厚の塗布膜を形成することが可能であることが確認できた。
 本発明によれば、被塗布物に形成された凹所の底面に塗布液を塗布するような場合でも、凹所の壁面の極近傍にまで満遍なく偏差の少ない均一な膜厚の塗布膜を確実に形成することが可能となる。従って、産業上の利用可能性を有する。
 1…工具本体
 2、3…ヘッド部材
 2a、3a…ヘッド部材2、3が互いに密着した側面
 2b、3b…ヘッド部材2、3の先端面
 2c、3c…凹部
 4、5…刃先部
 4a、5a…刃先部4、5の先端面
 4b、5b…刃先部4、5の外側面
 6…溝
 6a、6b…溝面
 6c…溝壁
 7…マニホールド
 8、9…刃先部材
 8a、9a…刃先部材8、9の基端部
 10…クランプボルト
 20…塗布工具
 W4、W5…刃先部4、5の刃幅
 P4、P5…刃先部4、5の突き出し量
 W6…溝6の溝幅
 L…溝6の開口幅
 M…刃先部4、5の塗工幅

Claims (6)

  1.  複数のヘッド部材が互いの長手方向に延びる側面を密着させて取り付けられることにより構成された工具本体と、
     上記側面に沿って延びる上記工具本体の先端部に開口した溝と、を備え、上記溝から塗布液を吐出して被塗布物に塗布する塗布工具であって、
     上記複数のヘッド部材が互いに密着した上記側面の先端部には、該ヘッド部材の先端面から突き出る刃先部が上記側面に沿ってそれぞれ設けられ、
     上記溝は、上記刃先部の先端に開口しており、
     上記ヘッド部材のうち少なくとも上記刃先部は、超硬合金によって形成され、
     上記刃先部は、上記長手方向から見て方形状とされ、
     上記ヘッド部材の先端面からの上記刃先部の突き出し量が、先端側から見たときの上記長手方向に垂直な方向において、上記溝の溝面と上記刃先部の外側面との間隔である上記刃先部の刃幅の20倍以下とされている、塗布工具。
  2.  上記刃先部の突き出し量が、上記刃幅の18倍以下とされている、請求項1に記載の塗布工具。
  3.  上記刃先部の突き出し量が、上記刃幅の3倍以上とされている、請求項1または請求項2に記載の塗布工具。
  4.  上記複数のヘッド部材が互いに密着した上記側面の先端部には、上記長手方向に沿って凹部が形成され、
     上記刃先部は、上記凹部に取り付けられる超硬合金製の刃先部材の先端側に設けられている、請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載の塗布工具。
  5.  上記刃先部材は、上記刃幅よりも大きな幅を有して上記凹部に取り付けられる基端部を備えている、請求項4に記載の塗布工具。
  6.  上記複数のヘッド部材が互いに密着した上記側面のうち、一方の側面は上記刃先部の先端まで平面状に形成され、他方の側面に、上記一方の側面に対して凹んだ上記溝が形成されている、請求項1から請求項5のうちいずれか一項に記載の塗布工具。
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