WO2016170936A1 - シート装置 - Google Patents
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Abstract
シート装置は、シート表皮の内側で拡縮動作する第1エアバッグと、前記第1エアバッグを保持し、前記シート表皮の内側面に沿って移動可能な保持部材と、前記第1エアバッグの配置を変更させるように前記保持部材を移動させる駆動装置と、前記第1エアバッグとは独立した第2エアバッグであって、前記シート表皮を押圧して前記シート表皮を前記第1エアバッグから離間させるように前記シート表皮の内側で拡張する前記第2エアバッグと、を備える。
Description
本発明は、シート装置に関するものである。
例えば、特許文献1に記載のシート装置は、シート表皮の内側で拡縮動作するマッサージ用エアバッグを備える。そのマッサージ用エアバッグは、シートバックの内側に設けられた可動板に支持されている。そして、この可動板の傾斜動作に基づいて、そのマッサージ用エアバッグの位置調整を行うことが可能になっている。
例えば、特許文献2に記載のエアマッサージ機は、基台本体の空間部内に設けられたマッサージ用エアバッグを、駆動装置(移動機構)を用いて基台本体の長手方向に移動させる構成となっている。これにより、そのマッサージ用エアバッグの配置を広範囲に変更することが可能であり、且つ微調整可能である。
しかしながら、多くの場合、マッサージ用エアバッグの位置調整は、マッサージ用エアバッグが乗員から荷重を受けた状態で行われる。このため、搭載可能な駆動装置に寸法上及びレイアウト上の制約がある車両用のシートにおいては、そのマッサージ用エアバッグの配置変更を円滑に行うことができない可能性がある。
本発明の目的は、より円滑にマッサージ用エアバッグの位置調整を行うことのできるシート装置を提供することにある。
上記課題を解決するシート装置は、シート表皮の内側で拡縮動作する第1エアバッグと、前記第1エアバッグを保持し、前記シート表皮の内側面に沿って移動可能な保持部材と、前記第1エアバッグの配置を変更させるように前記保持部材を移動させる駆動装置と、前記第1エアバッグとは独立した第2エアバッグであって、前記シート表皮を押圧して前記シート表皮を前記第1エアバッグから離間させるように前記シート表皮の内側で拡張する前記第2エアバッグと、を備える。
[第1の実施形態]
以下、シート装置に関する第1の実施形態を図面に従って説明する。
図1及び図2に示すように、車両用のシート1は、シートクッション2と、このシートクッション2の後端部に設けられたシートバック3と、を備えている。シートバック3の上端には、ヘッドレスト4が設けられている。また、シート1において、シートバック3の内側には、複数のエアバッグ10が設けられている。更に、シートクッション2の内側には、これらの各エアバッグ10の内部エアを給排気することにより当該各エアバッグ10を拡縮させる給排気装置15が設けられている。本実施形態では、これにより、そのシートバック3の背もたれ面3sを介して乗員の背中を押圧するマッサージ機能を備えたシート装置20が形成されている。
以下、シート装置に関する第1の実施形態を図面に従って説明する。
図1及び図2に示すように、車両用のシート1は、シートクッション2と、このシートクッション2の後端部に設けられたシートバック3と、を備えている。シートバック3の上端には、ヘッドレスト4が設けられている。また、シート1において、シートバック3の内側には、複数のエアバッグ10が設けられている。更に、シートクッション2の内側には、これらの各エアバッグ10の内部エアを給排気することにより当該各エアバッグ10を拡縮させる給排気装置15が設けられている。本実施形態では、これにより、そのシートバック3の背もたれ面3sを介して乗員の背中を押圧するマッサージ機能を備えたシート装置20が形成されている。
詳述すると、図2及び図3に示すように、シートバック3の背もたれ面3sを構成するシート表皮21の内側には、当該シート表皮21の内側面21sに沿って移動可能な保持部材22が設けられている。本実施形態では、この保持部材22は、シート表皮21の内側面21sに沿って延びるシート状の外形を有している。詳しくは、保持部材22は、シートバック3の上下方向に延びる長尺略矩形状である。シート装置20は、この保持部材22に保持されることによりシート表皮21の内側に配置された第1エアバッグとしての複数のマッサージ用エアバッグ23を備えている。
具体的には、保持部材22は、シート表皮21の内側面21sとシートバック3のクッション材としてのシートパッド24との間に介在されている。シートパッド24は、シートバック3のフレーム25に対して固定されている。保持部材22は、その中央部分に当該保持部材22の長手方向、即ちシートバック3の上下方向に延びる長孔26を有している。そして、保持部材22は、その長手方向に沿って配置された複数(本実施形態では4つ)のマッサージ用エアバッグ23を長孔26の幅方向両側それぞれに保持する。
保持部材22の上端部22a及び下端部22bには、それぞれ、ワイヤーケーブル27,28が接続されている。ワイヤーケーブル27は、シートパッド24の上端から当該シートパッド24の背面24b(図2中、右側)に向かって引き回され、ワイヤーケーブル28は、シートパッド24の下端から当該シートパッド24の背面24b(図2中、右側)に向かって引き回されている。シートパッド24の背面24bには、各ワイヤーケーブル27,28を牽引するアクチュエータ30が設けられている。
即ち、保持部材22は、その上端部22a及び下端部22bのそれぞれに接続されたワイヤーケーブル27,28を介して牽引されることにより、シートパッド24の表面24a上を摺動する態様で、シートバック3の上下方向に移動する。これにより、その保持部材22に保持されたマッサージ用エアバッグ23の配置を変更する駆動装置40が形成されている。
具体的には、保持部材22は、非伸縮性の素材を用いて形成されるとともに、シートパッド24の曲面形状に沿って湾曲可能な可撓性を有している。保持部材22の上端部22a及び下端部22bのそれぞれに接続されたワイヤーケーブル27,28は、シートバック3のフレーム25に設けられたプーリー41,42を介してシートパッド24の背面24bに向かって引き回されている。アクチュエータ30は、シートバック3のフレーム25に支持された状態で、シートパッド24の背面24bに配置されている。
ここで、図4(a)~図4(c)に示すように、駆動装置40の構成要素であるアクチュエータ30には、空気圧により作動するエアアクチュエータが用いられている。具体的には、アクチュエータ30は、内圧変化に基づき伸縮する蛇腹形状を有した2つの駆動用エアバッグ43,44と、これら2つの駆動用エアバッグ43,44を直列に保持するケース45と、これら両駆動用エアバッグ43,44間に挟み込まれた作動板46と、を備えている。ケース45は、駆動用エアバッグ43,44の内部エアを給排気するための給排気流路45a,45bを有する。保持部材22の上端部22a及び下端部22bに接続された上記各ワイヤーケーブル27,28は、このアクチュエータ30の作動板46に対して接続されている一端を有する。
即ち、図4(a)に示すように、アクチュエータ30は、ケース45内に保持された両駆動用エアバッグ43,44の拡張状態(展開状態)が等しい場合において、その両駆動用エアバッグ43,44間に挟み込まれた作動板46が中立位置に配置されるように構成されている。シート装置20は、このようにアクチュエータ30の作動板46が中立位置にある場合において、その保持部材22に保持されたマッサージ用エアバッグ23が初期位置に配置される構成になっている(図1及び図2参照)。
図4(b)に示すように、アクチュエータ30は、ケース45内において上側に配置された駆動用エアバッグ43が拡張し、下側に配置された駆動用エアバッグ44が収縮することにより、作動板46が下方移動するように構成されている。シート装置20は、これにより、アクチュエータ30が保持部材22の上端部22aに接続されたワイヤーケーブル27を引き下げることで、その保持部材22及びマッサージ用エアバッグ23が上方移動する構成になっている。
図4(c)に示すように、アクチュエータ30は、下側の駆動用エアバッグ44が拡張し、上側の駆動用エアバッグ43が収縮することにより、作動板46が上方移動するように構成されている。シート装置20は、これにより、アクチュエータ30が保持部材22の下端部22bに接続されたワイヤーケーブル28を引き上げることで、その保持部材22及びマッサージ用エアバッグ23が下方移動する構成になっている。
図1及び図2に示すように、シート装置20は、保持部材22に保持されたマッサージ用エアバッグ23とは独立に設けられた第2エアバッグとしての持ち上げ用エアバッグ48を備えている。本実施形態では、この持ち上げ用エアバッグ48は、シートパッド24に支持されるとともに、保持部材22の中央部分に形成された長孔26内に配置されている。持ち上げ用エアバッグ48は、内部エアが供給されることにより拡張(展開)して、シートバック3の背もたれ面3sを構成するシート表皮21を内側から押圧する(図2中、右側から押圧)。シート装置20は、これにより、保持部材22に保持されたマッサージ用エアバッグ23からシート表皮21を離間させることが可能な構成になっている。
さらに詳述すると、図5に示すように、シート装置20は、シートバック3の内側に設けられた上記各エアバッグ10(23,43,44,48)に空気を圧送するポンプ装置50を備えている。また、各エアバッグ10とポンプ装置50との間を接続するエア供給路Lの途中には、複数のバルブ装置60が設けられている。具体的には、シート装置20は、マッサージ用エアバッグ23に対するエア供給路L1、アクチュエータ30を構成する各駆動用エアバッグ43,44に対するエア供給路L2,L3、及び持ち上げ用エアバッグ48に対するエア供給路L4について、それぞれ独立に設けられたバルブ装置61~64を備えている。これらのポンプ装置50及び各バルブ装置60(61~64)は、制御装置65によって、その作動が制御されている。シート装置20では、これにより、各エアバッグ10の給排気装置15が形成されている。
各バルブ装置60は、ポンプ装置50によるエアの供給を遮断することが可能な給気バルブ60aと、エアバッグ10の内部エアを外部に放出することが可能な排気バルブ60bと、を備えている。給排気装置15は、これらの各給気バルブ60a及び各排気バルブ60bの動作とポンプ装置50の動作との組み合わせに基づいて、その各バルブ装置60(61~64)が設けられたエア供給路L1~L4毎に、その各エアバッグ10の内部エアを給排気することが可能になっている。
具体的には、制御装置65は、各エアバッグ10に給気する際には、ポンプ装置50を駆動するとともに、給気すべきエアバッグ10のエア供給路L(L1~L4)に設けられたバルブ装置60の給気バルブ60aを開放し、且つ排気バルブ60bを閉塞する。各エアバッグ10の内部エアを排気する際には、排気すべきエアバッグ10のエア供給路Lに設けられたバルブ装置60の給気バルブ60aを閉塞し、且つ排気バルブ60bを開放する。
シート1に設けられた図示しない操作スイッチを操作することで、マッサージ機能を利用する旨のマッサージ要求信号S1、及びマッサージ用エアバッグ23の位置調整を行うための操作入力信号S2が制御装置65に入力される。
詳述すると、制御装置65は、マッサージ要求信号S1の入力に基づいて、そのエア供給路L1に設けられたバルブ装置61の作動を制御することによりマッサージ用エアバッグ23を繰り返し拡縮させる。具体的には、制御装置65には、各エアバッグ10の内圧Pが入力されるようになっている。マッサージ制御の実行時、制御装置65は、各マッサージ用エアバッグ23の内圧Pが、予め設定された第1規定圧と第2規定圧との間で増減するように、その給排気装置15を構成するポンプ装置50の作動、及びエア供給路L1に設けられたバルブ装置61の作動を制御する。シート装置20は、これにより、そのシートバック3の背もたれ面3sに当接した乗員の背中に断続的な押圧力を付与する。
制御装置65は、マッサージ用エアバッグ23の位置調整を要求する操作入力信号S2に基づいて、駆動装置40のアクチュエータ30を構成する駆動用エアバッグ43,44のエア供給路L2,L3に設けられたバルブ装置62,63の作動をそれぞれ制御する。
即ち、制御装置65は、マッサージ用エアバッグ23を上方移動させる場合には、保持部材22の上端部22aに接続されたワイヤーケーブル27をアクチュエータ30に牽引させるべく、その上方側の駆動用エアバッグ43を拡張させ、下方側の駆動用エアバッグ44を縮小させる(図4(b)参照)。マッサージ用エアバッグ23を下方移動させる場合には、保持部材22の下端部22bに接続されたワイヤーケーブル28をアクチュエータ30に牽引させるべく、その下方側の駆動用エアバッグ44を拡張させ、上方側の駆動用エアバッグ44を縮小させる(図4(c)参照)。
制御装置65は、この駆動装置40を構成するアクチュエータ30の作動、即ち当該アクチュエータ30を構成する各駆動用エアバッグ43,44に対する給排気制御の実行に先立って、持ち上げ用エアバッグ48を拡張させるべく、そのエア供給路L4に設けられたバルブ装置64の作動を制御する。シート装置20は、これにより、マッサージ用エアバッグ23の配置を円滑に変更することが可能である。
即ち、図6に示すように、シート装置20は、マッサージ用エアバッグ23がシート表皮21の内側で展開することで、そのシートバック3の背もたれ面3sを介して乗員70の背中70bにマッサージ用の押圧力を付与する構成になっている。換言すると、これらマッサージ用エアバッグ23に対しては、そのシートバック3の背もたれ面3sを構成するシート表皮21を介して、マッサージ機能を利用する乗員70の荷重が印加されている。従って、この状態でマッサージ用エアバッグ23の配置を変更しようとする場合には、その乗員荷重に抗してマッサージ用エアバッグ23及び保持部材22を移動させる駆動力が必要となる。
この点を踏まえ、図7に示すように、シート装置20は、そのマッサージ用エアバッグ23の配置変更に先立って、持ち上げ用エアバッグ48を拡張させる。即ち、この持ち上げ用エアバッグ48が拡張してシート表皮21を内側から押圧することにより、そのシートバック3の背もたれ面3sを構成するシート表皮21がマッサージ用エアバッグ23から離間する。シート装置20は、この状態で保持部材22を移動させることにより、より小さな駆動力にて、円滑に、そのマッサージ用エアバッグ23の位置調整を行うことが可能な構成になっている。
具体的には、図8のフローチャートに示すように、制御装置65は、マッサージ用エアバッグ23について位置調整を要求する操作入力信号S2が入力された場合(ステップ101:YES)、持ち上げ用エアバッグ48について給気制御を実行する(ステップ102)とともに、マッサージ用エアバッグ23の排気制御を実行する(ステップ103)。次に、制御装置65は、上記ステップ102における持ち上げ用エアバッグ48に対する給気制御により当該持ち上げ用エアバッグ48が拡張してシート表皮21を内側から押圧する状態になったか否か、詳しくは、そのシート表皮21をマッサージ用エアバッグ23から離間させる持ち上げ状態となったか否かを判定する(ステップ104)。制御装置65は、このステップ104において、持ち上げ用エアバッグ48が持ち上げ状態になったと判定されるまで、その上記ステップ102における持ち上げ用エアバッグ48に対する給気制御及びステップ103におけるマッサージ用エアバッグ23に対する排気制御を実行する(ステップ104:NO)。
即ち、制御装置65は、上記ステップ104において、持ち上げ用エアバッグ48が持ち上げ状態になったと判定した場合に(ステップ104:YES)、マッサージ用エアバッグ23について位置調整を要求する操作入力信号S2に基づいた保持部材22の駆動制御を実行する(ステップ105)。この保持部材22の駆動制御によるマッサージ用エアバッグ23についての配置変更が完了したか否かを判定する(ステップ106)。
上記ステップ105における保持部材22の駆動制御は、上記のように、その駆動装置40を構成するアクチュエータ30の駆動用エアバッグ43,44に対する給排気制御により実行される(図4参照)。ステップ106における配置変更の完了判定は、例えば、マッサージ用エアバッグ23についての位置調整を要求する操作入力信号S2の途絶等に基づいて行われる。制御装置65は、上記ステップ106において、そのマッサージ用エアバッグ23の配置変更が完了したと判定するまで、そのステップ105における保持部材22の駆動制御を実行する(ステップ106:NO)。
制御装置65は、上記ステップ106において、マッサージ用エアバッグ23の配置変更が完了したと判定した場合(ステップ106:YES)、持ち上げ用エアバッグ48について排気制御を実行する(ステップ107)。次に、制御装置65は、その持ち上げ用エアバッグ48の排気が完了したか否か、詳しくは、当該持ち上げ用エアバッグ48が、シート表皮21の内側面21sを押圧しない程度まで収縮したか否かを判定する(ステップ108)。制御装置65は、持ち上げ用エアバッグ48の排気が完了したと判定した後(ステップ108:YES)に、マッサージ用エアバッグ23を用いたマッサージ制御に復帰する構成になっている。
尚、上記ステップ107における持ち上げ用エアバッグ48についての排気制御もまた、上記ステップ108において、その持ち上げ用エアバッグ48の排気完了が確認されるまで、継続される(ステップ108:NO)。そして、上記ステップ101において、マッサージ用エアバッグ23についての位置調整要求がないと判定された場合(ステップ101:NO)、上記ステップ102~ステップ108の各処理は、実行されない。
以上、本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)シート装置20は、シート表皮21の内側で拡縮動作するマッサージ用エアバッグ23(第1エアバッグ)と、マッサージ用エアバッグ23を保持し、シート表皮21の内側面21sに沿って移動可能な保持部材22と、を備える。また、シート装置20は、マッサージ用エアバッグ23の配置を変更させるように保持部材22を移動させる駆動装置40を備える。シート装置20は、保持部材22に保持されたマッサージ用エアバッグ23とは独立した持ち上げ用エアバッグ48(第2エアバッグ)を備える。持ち上げ用エアバッグ48は、シート表皮21の内側で拡張することにより当該シート表皮21を押圧してマッサージ用エアバッグ23からシート表皮21を離間させる。
(1)シート装置20は、シート表皮21の内側で拡縮動作するマッサージ用エアバッグ23(第1エアバッグ)と、マッサージ用エアバッグ23を保持し、シート表皮21の内側面21sに沿って移動可能な保持部材22と、を備える。また、シート装置20は、マッサージ用エアバッグ23の配置を変更させるように保持部材22を移動させる駆動装置40を備える。シート装置20は、保持部材22に保持されたマッサージ用エアバッグ23とは独立した持ち上げ用エアバッグ48(第2エアバッグ)を備える。持ち上げ用エアバッグ48は、シート表皮21の内側で拡張することにより当該シート表皮21を押圧してマッサージ用エアバッグ23からシート表皮21を離間させる。
上記構成によれば、シート表皮21に印加される乗員荷重を持ち上げ用エアバッグ48が受けることにより、低負荷状態にて、その保持部材22に保持され、シート表皮21の内側に配置されたマッサージ用エアバッグ23を移動させることができる。また、この保持部材22の移動によりマッサージ用エアバッグ23の配置を変更する際においても、そのシート表皮21を内側から押圧する持ち上げ用エアバッグ48によって、良好な座り心地を確保することができる。その結果、より円滑に、マッサージ用エアバッグ23の位置調整を行うことができる。更に、より小さな駆動力で保持部材22を移動させることが可能になることから、駆動装置の小型化及び軽量化を図ることができる。これにより、その車両用のシート1に対する駆動装置の搭載性を向上させることができる。
(2)保持部材22は、その中央部分に当該保持部材22の長手方向に延びる長孔26を有する。シート装置20は、この長孔26の幅方向両側において保持部材22に保持された複数のマッサージ用エアバッグ23を備える。持ち上げ用エアバッグ48は、その保持部材22に形成された長孔26内に配置される。
上記構成によれば、持ち上げ用エアバッグ48は、少なくとも2つのマッサージ用エアバッグ23の間に配置される。これにより、その持ち上げ用エアバッグ48の拡張(展開)によって、安定的に、シート表皮21をマッサージ用エアバッグ23から離間させることができる。その結果、より円滑に、マッサージ用エアバッグ23の位置調整を行うことができる。
(3)保持部材22は、シート表皮21の内側面21sに沿って延びるシート状である。これによって、従来技術に見られるようなシート表皮21の内側に保持部材22を配置して移動を可能とするための特殊構造、例えば、クッション材としてのシートパッド24に凹部を形成する等の構成が不要になる。これにより、シート装置20の構成の簡素化を図るとともに、良好な座り心地を確保することができる。
(4)駆動装置40は、保持部材22の上端部22a及び下端部22bに接続されたワイヤーケーブル27,28と、これらのワイヤーケーブル27,28を牽引するアクチュエータ30と、を備える。
上記構成のように、駆動装置40は保持部材22の端部を牽引するように構成されているので、駆動装置40のレイアウト自由度が向上する。これにより、その車両用のシート1に対する駆動装置40の搭載性を向上させることができる。
(5)駆動装置40のアクチュエータ30には、空気圧により作動するエアアクチュエータが用いられる。これによって、マッサージ用エアバッグ23及び持ち上げ用エアバッグ48と共通の給排気装置15を用いて駆動装置40の作動を制御することができる。これにより、駆動装置40の構成の簡素化を図ることができる。
(6)駆動装置40(具体的には、制御装置65)は、マッサージ用エアバッグ23が収縮した状態で保持部材22を移動させる。これにより、そのマッサージ用エアバッグ23がシート表皮21に対して干渉し難くなる。その結果、保持部材22の移動によるマッサージ用エアバッグ23の配置変更を、円滑且つ速やかに行うことができる。
[第2の実施形態]
以下、シート装置に関する第2の実施形態を図面に従って説明する。尚、説明の便宜上、上記第1の実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して、その説明を省略することとする。
以下、シート装置に関する第2の実施形態を図面に従って説明する。尚、説明の便宜上、上記第1の実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して、その説明を省略することとする。
図9及び図10に示すように、第2の実施形態のシート装置20Bは、上記第1の実施形態におけるシート装置20の保持部材22とは相違する保持部材22Bを有する。
詳述すると、第2の実施形態の保持部材22Bは、上側に位置する第1保持要素81と、下側に位置する第2保持要素82と、これら第1保持要素81と第2保持要素82との間に介在された弾性部材83と、を備えている。第1保持要素81及び第2保持要素82は、上記第1実施形態における保持部材22と同様、非伸縮性の素材を用いてシート状に形成されている。弾性部材83は、ゴム等の弾性材料を用いて伸縮自在に形成されている。この弾性部材83もまた、第1保持要素81及び第2保持要素82と同様、シート状である。
詳述すると、第2の実施形態の保持部材22Bは、上側に位置する第1保持要素81と、下側に位置する第2保持要素82と、これら第1保持要素81と第2保持要素82との間に介在された弾性部材83と、を備えている。第1保持要素81及び第2保持要素82は、上記第1実施形態における保持部材22と同様、非伸縮性の素材を用いてシート状に形成されている。弾性部材83は、ゴム等の弾性材料を用いて伸縮自在に形成されている。この弾性部材83もまた、第1保持要素81及び第2保持要素82と同様、シート状である。
第1保持要素81の上端部81a(保持部材22Bの上端部22aに相当)及び第2保持要素82の下端部82b(保持部材22Bの下端部22bに相当)には、それぞれ、ワイヤーケーブル27,28が接続されている。更に、弾性部材83は、第1保持要素81における下端部81bと第2保持要素82における上端部82aとの間に介在されている。そして、第2の実施形態の保持部材22Bもまた、上記第1実施形態における保持部材22と同様、中央部分に長孔26Bを有してシートバック3の上下方向に延びる長尺略矩形状である。
長孔26Bは、弾性部材83を左右に分断するとともに、当該弾性部材83を介して接続された第1保持要素81の下端部81b及び第2保持要素82の上端部82aを切り欠くように形成されている。第1保持要素81は、長孔26Bを構成する切欠き部の両側に、それぞれ、その長手方向に沿って配置された複数(本実施形態では2つ)のマッサージ用エアバッグ23を保持する。第2保持要素82は、長孔26Bを構成する切欠き部の両側に、それぞれ、その長手方向に沿って配置された複数(本実施形態では2つ)のマッサージ用エアバッグ23を保持する。第2の実施形態のシート装置20Bもまた、その保持部材22Bの中央部分に形成された長孔26Bの内側に、持ち上げ用エアバッグ48が配置される構成になっている。
更に、図11に示すように、第2の実施形態のシート装置20Bは上記第1の実施形態におけるシート装置20のアクチュエータ30と相違するアクチュエータ30Bを有する。
詳述すると、駆動装置40Bの構成要素であるアクチュエータ30Bは、互いに独立した二組の駆動用エアバッグ対90、すなわち第1駆動用エアバッグ対91と第2駆動用エアバッグ対92とを備えている。各駆動用エアバッグ対90は、内圧変化に基づき伸縮する蛇腹形状を有して直列配置された2つの駆動用エアバッグ43,44と、これらの両駆動用エアバッグ43,44間に挟み込まれた作動板46と、を備える。第1駆動用エアバッグ対91の作動板46と、第1保持要素81の上端部81aとが、ワイヤーケーブル27によって接続され、第2駆動用エアバッグ対92の作動板46と、第2保持要素82の下端部82bとが、ワイヤーケーブル28によって接続されている。
即ち、第2の実施形態のアクチュエータ30Bは、第1駆動用エアバッグ対91により第1保持要素81を上方に牽引するとともに、第2駆動用エアバッグ対92により第2保持要素82を下方に牽引する構成になっている。また、第1保持要素81と第2保持要素82との間に介在された弾性部材83は、弾性変形(伸縮)することにより、これら第1保持要素81と第2保持要素82との相対変位を許容する。これにより、第1保持要素81に保持されたマッサージ用エアバッグ23の配置、及び第2保持要素82に保持されたマッサージ用エアバッグ23の配置を、それぞれ独立に変更することが可能になっている。なお、第1保持要素81に保持されたマッサージ用エアバッグ23を上側マッサージ用エアバッグ23と称し、第2保持要素82に保持されたマッサージ用エアバッグ23を下側マッサージ用エアバッグ23と称することがある。
さらに詳述すると、図12(a)及び図12(b)に示すように、シートバック3の肩部領域(上部領域)に配置された上側マッサージ用エアバッグ23を上方移動させる場合には、アクチュエータ30Bの第1駆動用エアバッグ対91によって、これらの上側マッサージ用エアバッグ23が保持された第1保持要素81を牽引する。具体的には、第1駆動用エアバッグ対91を構成する上側の駆動用エアバッグ43を拡張させ、第1駆動用エアバッグ対91を構成する下側の駆動用エアバッグ44を収縮させる。これら両駆動用エアバッグ43,44の間に挟み込まれた作動板46が第1保持要素81の上端部に接続されたワイヤーケーブル27を引き下げることにより、その第1保持要素81及び当該第1保持要素81に保持された上側マッサージ用エアバッグ23が上方側に移動する。
このとき、第2駆動用エアバッグ対92を構成する両駆動用エアバッグ43,44の拡張状態を互いに等しい状態に維持することにより、これら両駆動用エアバッグ43,44間に挟み込まれた作動板46を中立位置に保持する。即ち、第2駆動用エアバッグ対92の作動板46に接続されたワイヤーケーブル28が下方に引き出されないようにすることで、当該ワイヤーケーブル28を介して第2駆動用エアバッグ対92に接続された第2保持要素82の上方移動が規制される。第2の実施形態のシート装置20Bは、これにより、第2保持要素82に保持されるとともにシートバック3の腰部領域(下部領域)に配置された下側マッサージ用エアバッグ23の配置を変更することなく、第1保持要素81及び当該第1保持要素81に保持された上側マッサージ用エアバッグ23を上方移動させることが可能になっている。言い換えれば、下側マッサージ用エアバッグ23を初期位置に保持した状態で、上側マッサージ用エアバッグ23を上昇位置に移動させることができる。
このように第2保持要素82の上方移動が規制された状態で第1保持要素81のみが上方移動した場合、これら第1保持要素81及び第2保持要素82間に介在された弾性部材83は、第1保持要素81を上方移動させる牽引力によって引き伸ばされている。即ち、この場合、弾性部材83は、アクチュエータ30Bを構成する第1駆動用エアバッグ対91による牽引方向とは逆向きに第1保持要素81を付勢する付勢部材として機能する。第2の実施形態のシート装置20Bは、この弾性部材83が発生する付勢力に基づいて、アクチュエータ30Bに牽引されることにより上方移動した第1保持要素81及び当該第1保持要素81に保持された上側マッサージ用エアバッグ23を初期位置に復帰させることが可能になっている(図10参照)。
具体的には、第1駆動用エアバッグ対91を構成する両駆動用エアバッグ43,44の拡張状態が互いに等しい状態となるように、その上側の駆動用エアバッグ43を収縮させ、下側の駆動用エアバッグ44を拡張させる。第2の実施形態のシート装置20Bは、これにより、第1駆動用エアバッグ対91の作動板46に接続されたワイヤーケーブル27が上方に引き出されることで、第1保持要素81と第2保持要素82との間に介在された弾性部材83の弾性力(弾性復元力)に基づいて、第1保持要素81及び当該第1保持要素81に保持された上側マッサージ用エアバッグ23が下方移動する構成になっている。
図13(a)及び図13(b)に示すように、シートバック3の下部領域に配置された下側マッサージ用エアバッグ23を下方移動させる場合には、アクチュエータ30Bの第2駆動用エアバッグ対92によって、これらの下側マッサージ用エアバッグ23が保持された第2保持要素82を牽引する。このとき、第1保持要素81に接続された第1駆動用エアバッグ対91を構成する両駆動用エアバッグ43,44の拡張状態を互いに等しい状態に維持することで、第1保持要素81の下方移動が規制される。これにより、その第1保持要素81に保持されるとともにシートバック3の上部領域に配置された上側マッサージ用エアバッグ23の配置を変更することなく、第2保持要素82及び当該第2保持要素82に保持された下側マッサージ用エアバッグ23を下方移動させることが可能になっている。言い換えれば、上側マッサージ用エアバッグ23を初期位置に保持した状態で、下側マッサージ用エアバッグ23を下降位置に移動させることができる。
更に、このようにして下方移動した第2保持要素82及び当該第2保持要素82に保持された下側マッサージ用エアバッグ23を初期位置に復帰させる場合には、その第2駆動用エアバッグ対92を構成する両駆動用エアバッグ43,44の拡張状態が互いに等しい状態となるように、上側の駆動用エアバッグ43を拡張させ、下側の駆動用エアバッグ44を収縮させる。そして、第2の実施形態のシート装置20Bは、これにより、第2駆動用エアバッグ対92の作動板46に接続されたワイヤーケーブル28が下方に引き出されることで、第1保持要素81と第2保持要素82との間に介在された弾性部材83の弾性力に基づいて、第2保持要素82及び当該第2保持要素82に保持された下側マッサージ用エアバッグ23が上方移動する構成になっている。
図14(a)及び図14(b)に示すように、アクチュエータ30Bの駆動用エアバッグ対90(91、92)が、それぞれ、第1保持要素81及び第2保持要素82を牽引することにより、これら第1保持要素81及び第2保持要素82が互いに離間する態様で上下方向に移動する。シート装置20Bは、これにより、上側マッサージ用エアバッグ23と下側マッサージ用エアバッグ23とを、それぞれ、独立に移動させることが可能になっている。
上側マッサージ用エアバッグ23及び下側マッサージ用エアバッグ23を初期位置に復帰させる場合もまた、両駆動用エアバッグ43,44の拡張状態が互いに等しい状態となるように、アクチュエータ30Bを構成する各駆動用エアバッグ対90(91,92)の給排気制御を実行する。シート装置20Bは、これにより、第1保持要素81と第2保持要素82との間に介在された弾性部材83の弾性力に基づいて、その第1保持要素81が下方移動し、第2保持要素82が上方移動する構成になっている。
更に、図15(a)、図15(b)、図16(a)、及び図16(b)に示すように、第2の実施形態では、アクチュエータ30Bの両駆動用エアバッグ対90(91,92)を互いに同期して動作させることにより、弾性部材83を介して互いに接続された第1保持要素81及び第2保持要素82が一つの保持部材22Bとして一体に動作する。即ち、図15(a)及び図15(b)に示すように、第1駆動用エアバッグ対91が第1保持要素81に接続されたワイヤーケーブル27を牽引し、第2駆動用エアバッグ対92が第2保持要素82に接続されたワイヤーケーブル28の引き出しを許容することにより、その保持部材22Bが上方移動する。図16(a)及び図16(b)に示すように、第2駆動用エアバッグ対92が第2保持要素82に接続されたワイヤーケーブル28を牽引し、第1駆動用エアバッグ対91が第1保持要素81に接続されたワイヤーケーブル27の引き出しを許容することにより、保持部材22Bが下方移動する。シート装置20Bは、これにより、上側マッサージ用エアバッグ23及び下側マッサージ用エアバッグ23を一体に移動させることが可能になっている。
以上、第2の実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
保持部材22Bは、駆動装置40Bにより上方側に牽引される第1保持要素81と、駆動装置40Bにより下方側に牽引される第2保持要素82と、これら第1保持要素81と第2保持要素82との間に介在された弾性部材83と、を備える。
保持部材22Bは、駆動装置40Bにより上方側に牽引される第1保持要素81と、駆動装置40Bにより下方側に牽引される第2保持要素82と、これら第1保持要素81と第2保持要素82との間に介在された弾性部材83と、を備える。
上記構成によれば、弾性部材83が弾性変形(伸縮)することで、第1保持要素81と第2保持要素82との相対変位が許容される。その結果、第1保持要素81に保持された上側マッサージ用エアバッグ23の配置と第2保持要素82に保持された下側マッサージ用エアバッグ23の配置とを、それぞれ独立に変更することができる。これにより、上側マッサージ用エアバッグ23及び下側マッサージ用エアバッグ23の位置調整範囲が広がることで、利用者の利便性を向上させることができる。
また、上側マッサージ用エアバッグ23及び下側マッサージ用エアバッグ23の配置変更が第1保持要素81及び第2保持要素82の相対変位を伴うものである場合には、両者の間に介在された弾性部材83の弾性力に基づいて、その第1保持要素81及び第2保持要素82を移動させることができる。例えば、その弾性部材83は、アクチュエータ30Bによる第1保持要素81が牽引される方向(上方側)及び第2保持要素82が牽引される方向(下方側)とは逆向きに、これら第1保持要素81及び第2保持要素82を付勢する付勢部材として機能する。これにより、その駆動装置40Bの構成を簡素化することができる。
なお、上記各実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記各実施形態では、シートバック3の背もたれ面3sを構成するシート表皮21の内側にマッサージ用エアバッグ23が配置されている。しかし、これに限らず、例えば、シートクッション2やヘッドレスト4、或いはオットマンやアームレスト等、シートバック3以外のシート部材を構成するシート表皮21の内側に、そのマッサージ用エアバッグが配置されていてもよい。
・上記各実施形態では、シートバック3の背もたれ面3sを構成するシート表皮21の内側にマッサージ用エアバッグ23が配置されている。しかし、これに限らず、例えば、シートクッション2やヘッドレスト4、或いはオットマンやアームレスト等、シートバック3以外のシート部材を構成するシート表皮21の内側に、そのマッサージ用エアバッグが配置されていてもよい。
・上記各実施形態では、保持部材22(22B)は、その中央部分に当該保持部材22の長手方向に延びる長孔26(26B)を有する。第2エアバッグとしての持ち上げ用エアバッグ48は、この孔部としての長孔26(26B)内に配置されている。しかし、これに限らず、拡張した持ち上げ用エアバッグ48がシート表皮21を押圧してマッサージ用エアバッグ23から離間させることが可能であれば、その持ち上げ用エアバッグ48の配置は任意に変更してもよい。シート装置20は、複数の持ち上げ用エアバッグ48を備えていてもよい。
・上記各実施形態では、保持部材22(保持部材22Bを構成する第1保持要素81及び第2保持要素82)は、非伸縮性の素材を用いてシート状に形成されることによりシート表皮21の内側面21sに沿った広がりを有する。しかし、これに限らず、保持部材22の材質及び形状は、任意に変更してもよい。保持部材22は、ゴム等の弾性素材等、伸縮性を有する素材により形成されてもよい。保持部材22は、必ずしも湾曲変形可能な可撓性を有していなくともよい。
・上記各実施形態では、駆動装置40(40B)を構成するアクチュエータ30(30B)には、空気圧により作動するエアアクチュエータが用いられている。しかし、これに限らず、例えば、アクチュエータ30(30B)は、モータを駆動源とする電動式のアクチュエータであってもよい。駆動装置40(40B)は、複数のアクチュエータを備えていてもよい。
・上記各実施形態では、アクチュエータ30(30B)がワイヤーケーブル27,28を介して保持部材22(22B)の上端部22a(第1保持要素81の上端部81a)及び下端部22b(第2保持要素82の下端部82b)を牽引することとした。しかし、これに限らず、例えば、ベルト駆動を採用する等、その駆動力の伝達部材は任意に変更してもよい。その駆動方式は、必ずしも牽引によるものでなくともよい。
・上記各実施形態では、マッサージ用エアバッグ23が収縮した状態で保持部材22(22B)を移動させている。しかし、これに限らず、マッサージ用エアバッグ23が拡張した状態、或いは拡縮動作する状態で、その保持部材22(22B)を移動させてもよい。これにより、そのマッサージ用エアバッグ23の配置を変更した後、速やかに、そのマッサージを再開することができる。
・上記各実施形態では、保持部材22(22B)は、シートバック3の上下方向に移動することとした。しかし、これに限らず、保持部材22(22B)はシート幅方向に移動するように構成されてもよい。
・上記第2の実施形態では、第1保持要素81及び第2保持要素82の相対変位に基づき伸長した弾性部材83は、第1保持要素81が牽引される方向(上方側)及び第2保持要素82が牽引される方向(下方側)とは逆向きに、これら第1保持要素81及び第2保持要素82を付勢する付勢部材として機能する。しかし、これに限らず、第1保持要素81及び第2保持要素82の付勢方向は、必ずしもアクチュエータ30Bによる牽引方向の反対方向でなくともよい。例えば、駆動装置の駆動方向に応じて弾性部材が圧縮される場合、その反圧縮方向に保持部材を付勢してもよい。
・上記第2の実施形態では、シート装置20Bは、弾性部材83を介して接続された第1保持要素81及び第2保持要素82を備える。しかし、これに限らず、シート装置20Bは、弾性部材83を介して接続された3つ以上の保持部材を備えていてもよい。
・また、必ずしも保持部材間に介在された弾性部材が付勢部材として機能していなくともよく、例えば、シートパッド24やフレーム25に固定された一端を有する弾性部材を、駆動装置が保持部材を移動させる方向とは逆向きに保持部材を付勢する付勢部材として機能させてもよい。更に、その付勢部材は、例えば、引張バネや圧縮バネ等、任意の弾性部材で構成すればよい。そして、このような固定端を有する付勢部材と、保持部材間に介在されることにより付勢部材として機能する弾性部材と、を併用してもよい。
・上記第2の実施形態では、アクチュエータ30Bは、そのケース45B内に、独立に設けられた二組の駆動用エアバッグ対90(91,92)を保持することとした。しかし、これに限らず、その第1駆動用エアバッグ対91及び第2駆動用エアバッグ対92が、それぞれ、独立したアクチュエータを形成してもよい。
次に、以上の実施形態から把握することのできる技術的思想を効果とともに記載する。
(A)前記駆動装置のアクチュエータには、空気圧により作動するエアアクチュエータが用いられること、を特徴とするシート装置。このような構成を採用することで、第1エアバッグ及び第2エアバッグと共通の給排気装置を用いて駆動装置の作動を制御することができる。これにより、構成の簡素化を図ることができる。
(A)前記駆動装置のアクチュエータには、空気圧により作動するエアアクチュエータが用いられること、を特徴とするシート装置。このような構成を採用することで、第1エアバッグ及び第2エアバッグと共通の給排気装置を用いて駆動装置の作動を制御することができる。これにより、構成の簡素化を図ることができる。
(B)前記保持部材は、内側に前記第2エアバッグが配置される孔部を有すること、を特徴とするシート装置。このような構成を採用することで、第2エアバッグを複数の第1エアバッグ間の配置することができる。これにより、その第2エアバッグの拡張(展開)によって、安定的に、シート表皮を第1エアバッグから離間させることができる。
(C)前記弾性部材を介して連結された複数の前記保持部材を備えること、を特徴とするシート装置。このような構成を採用することで、保持部材間に介在された弾性部材の弾性力に基づいて、各保持部材を移動させることができる。これにより、駆動装置の簡素化を図ることができる。
Claims (8)
- シート表皮の内側で拡縮動作する第1エアバッグと、
前記第1エアバッグを保持し、前記シート表皮の内側面に沿って移動可能な保持部材と、
前記第1エアバッグの配置を変更させるように前記保持部材を移動させる駆動装置と、
前記第1エアバッグとは独立した第2エアバッグであって、前記シート表皮を押圧して前記シート表皮を前記第1エアバッグから離間させるように前記シート表皮の内側で拡張する前記第2エアバッグと、を備えるシート装置。 - 請求項1に記載のシート装置において、
前記シート表皮の内側面に沿って配置された複数の前記第1エアバッグを備えるとともに、
前記第2エアバッグは、前記第1エアバッグの間に配置されるシート装置。 - 請求項1又は請求項2に記載のシート装置において、
前記保持部材は、前記シート表皮の内側面に沿って延びるシート状であるシート装置。 - 請求項1~請求項3の何れか一項に記載のシート装置において、
前記駆動装置は、前記保持部材の端部を牽引するアクチュエータを含むシート装置。 - 請求項4に記載のシート装置において、
前記アクチュエータは、空気圧により作動するエアアクチュエータであるシート装置。 - 請求項1~請求項5の何れか一項に記載のシート装置において、
前記駆動装置が前記保持部材を移動させる方向とは逆向きに前記保持部材を付勢する付勢部材を備えるシート装置。 - 請求項1~請求項6の何れか一項に記載のシート装置において、
前記保持部材は、弾性部材を介して互いに接続された第1保持要素及び第2保持要素を備えるシート装置。 - 請求項1~請求項7の何れか一項に記載のシート装置において、
前記駆動装置は、前記第1エアバッグが収縮した状態で前記保持部材を移動させるように構成されるシート装置。
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