JP2000060676A - エアーサポートユニット付シート - Google Patents

エアーサポートユニット付シート

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JP2000060676A
JP2000060676A JP10232594A JP23259498A JP2000060676A JP 2000060676 A JP2000060676 A JP 2000060676A JP 10232594 A JP10232594 A JP 10232594A JP 23259498 A JP23259498 A JP 23259498A JP 2000060676 A JP2000060676 A JP 2000060676A
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JP
Japan
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seat
air
airbag
support unit
air supply
Prior art date
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Pending
Application number
JP10232594A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Hara
健治 原
Hiroaki Kobayashi
博明 小林
Yuji Honma
雄二 本間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】利用者の体格や好みに対応することができ、汎
用性を向上させることができるエアーサポートユニット
付シートを提供する。 【解決手段】エア給排気手段を内蔵した給排気ユニット
14からエアホース17,18を介して供給される空気
によって膨張するエアバッグ15,16がシート本体1
2に移動可能に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート本体に設け
られたエアバッグを膨張・収縮させることによって利用
者の体の一部をサポートするようにしたエアーサポート
ユニット付シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、自動車・バス・航空機な
どの各種車両用の座席、マッサージシート、事務用高級
椅子、座椅子などのシートには、利用者の体の一部をサ
ポートするためのサポート部を設けたものが知られてい
る。
【0003】また、このようなサポート部としては、利
用者の腰部をサポートするランバーサポート、利用者の
大腿部をサポートするサイサポート、利用者の左右をサ
ポートするサイドサポートなどが一般的に用いられ、体
格や好みに応じてサポートの有無や状態(角度や表面突
出量など)を任意の捜査によって可変できるようにした
ものも知られている。
【0004】図3は、このようなサポート部を有すると
共にサポート部の状態をエアの供給量によって可変する
ようにしたエアーサポートユニット付シート1を示す。
【0005】エアーサポートユニット付シート1は、シ
ート本体2と、エアーサポートユニット3とを備えてい
る。
【0006】シート本体2は、シートクッション(座
部)2aと、角度可変なリクライニング式のシートバッ
ク(背凭れ)2bと、左右一対のアームレスト(肘掛
け)2cとを備えている。
【0007】エアーサポートユニット3は、一方のアー
ムレスト2cに内蔵されてポンプや給排気用弁などのエ
ア給排気手段を有する給排気ユニット4と、シートクッ
ション2a並びにシートバック2bとに内蔵されたエア
バッグ5,6と、給排気ユニット4とエアバッグ5,6
とを連通するエアホース7,8と、配線9を介して給排
気ユニット4に接続された外部コントロール装置10と
を備えている。
【0008】この外部コントロール装置10は、電源の
オン・オフやエア給排気手段の各種設定(例えば、エア
バッグ5,6の有効・無効を含めて膨張・収縮(膨縮)
させるためのエア供給量の増減、エアバッグ5,6の膨
張状態の維持や膨縮の繰り返し、タイマー)等の駆動状
態を制御する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の如く
構成されたエアーサポートユニット付シート1にあって
は、シートクッション2aやシートバック2bに対する
エアバッグ5,6の位置が固定されているため、利用者
の体格や好みに応じた位置で膨縮させることができない
という問題があった。
【0010】本発明は、上記事情に鑑みなされたもので
あって、利用者の体格や好みに対応することができ、汎
用性を向上させることができるエアーサポートユニット
付シートを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】その目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、エア給排気手段を内蔵し
た給排気ユニットと、シート本体に移動可能に設けられ
たエアバッグと、前記給排気ユニットと前記エアバッグ
とを連通させるエアホースとを備えていることを要旨と
する。
【0012】また、請求項2に記載の発明は、前記エア
バッグを前記シート本体に内蔵されたクッション材に設
けると共に、該クッション材を移動させることによって
前記エアバッグが移動することを要旨とする。
【0013】さらに、請求項3に記載の発明は、前記エ
アバッグを前記シート本体の裏面にまで移動可能とした
ことを要旨とする。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明のエアーサポートユ
ニット付シートの実施の形態を図面に基づいて説明す
る。
【0015】図1において、エアーサポートユニット付
シート11は、シート本体12と、エアーサポートユニ
ット13とを備えている。
【0016】シート本体12は、シートクッション(座
部)12aと、シートバック(背凭れ)12bと、左右
一対のアームレスト(肘掛け)12cとを備えている。
尚、シートクッション12aを前後方向にスライド可能
とし、シートバック12bを角度可変とすることによっ
てリクライニングシートとすることも可能である。
【0017】エアーサポートユニット13は、一方(例
えば、利用者の右側)のアームレスト12cの上面12
dに開放する収納凹部12e内に収納された給排気ユニ
ット14と、シートクッション12a並びにシートバッ
ク12bに内蔵されたエアバッグ15,16と、給排気
ユニット14とエアバッグ15,16とを連通するエア
ホース17,18とを備えている。
【0018】給排気ユニット14は、ポンプや給排気用
弁などのエア給排気手段を有すると共に、電源のオン・
オフやエア給排気手段の各種設定等の駆動状態を制御す
る操作部14aを一体に有する。
【0019】エア給排気手段の設定としては、エアバッ
グ15,16によるサポートの無効設定(排気)、エア
バッグ15,16によるサポートの有効設定(給気)、
エアバッグ15,16のサポート量(表面突出量)を調
整するためのエア供給量の増減(給排気)、エアバッグ
15,16の膨張状態を維持するサポートモードや膨張
・収縮(膨縮)を繰り返すマッサージモードの選択、タ
イマー設定などが考えられる。尚、操作部14aには、
これら各種操作用のスイッチの他、電源のオン・オフ状
態を認識させる表示ランプ等も設けられる。
【0020】エアバッグ15はシートクッション12a
の表面前後方向に沿って移動可能に収納され、エアバッ
グ16はシートバック12bの表面上下方向に沿って移
動可能に収納されている。
【0021】この際、例えば、図2(A)に示すように
シートバック12bを構成するシート表皮12fの背面
にファスナ12gを設けて開閉可能とし、図2(B)に
示すようにシートバック12b内のシートパッド(クッ
ション材)12hを帯状のベルト体12iと袋状のエア
バッグ保持体12jとで構成し、このエアバッグ保持体
12j内にエアバッグ16を収納することによってエア
バッグ16をシートバック12bの背面にまで移動させ
て交換可能とすることもできる。
【0022】尚、エアバッグ16は、図2(C)に示す
ように、シートバック12b内のシートフレーム12k
の上下にローラ12mを回転可能に設け、このローラ1
2mをモータ12nの駆動によって回転させることによ
りシートパッド12hが回動移動してシートバック12
bの上下方向に移動する。
【0023】この際、シートパッド12hの回動移動範
囲を規制することによってホース18の捻じれが防止さ
れる。また、ベルト体12iの本数,幅,厚さは任意で
ある。また、エアバッグ15の移動に関する構成も上記
と同様である。
【0024】上記の構成においては、シートクッション
12aとシートバック12bとにエアバッグ15,16
を内蔵すると共に、このエアバッグ15,16にエアホ
ース17,18の一端を接続した状態で収納凹部12e
に給排気ユニット14を収納した後、給排気ユニット1
4にエアホース17,18の他端を接続するだけでシー
ト本体12へのエアーサポートユニット13の組み付け
が完了する。尚、エアホース17,18の両端を夫々エ
アバッグ15,16並びに給排気ユニット14に接続し
た状態で給排気ユニット14を収納凹部12dに収納し
ても良い。
【0025】そして、上面12dから露出した操作部1
4aで電源をオンした後に、エア給排気手段の設定を操
作部14aで行うことによってエアバッグ15,16へ
のエアの給排気が制御される。
【0026】この際、エアホース18がエアバッグ保持
体12jの移動方向と直交する側方からエアバッグ16
に接続されている。従って、利用者の重圧によって、エ
アホース18が押しつぶされたり、エアバッグ16の移
動が妨げられるということがない。
【0027】このように、操作部14aを操作するだけ
で利用者の体格や好みに応じた位置へとエアバッグ1
5,16を移動させることができる。なお、エアバッグ
15,16を移動させる操作手段を操作部14aとは別
個に設けても良い。
【0028】また、例えば、エアバッグ16が破損した
場合には、ベルト体12iを回動移動させてエアバッグ
16をシートバック12bの背面にまで移動させれば、
ファスナ12gを開放することによってエアバッグ16
を容易に交換することができる。
【0029】尚、利用者に対するクッション性はシート
パッド12hによって確保されるため、シートフレーム
12kを比較的硬質な板状とすれば利用者からの荷重を
受けた際でもエアバッグ16がシートバック12b内に
埋もれることなく膨張状態を維持することができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のエアーサ
ポートユニット付シートにあっては、エア給排気手段を
内蔵した給排気ユニットと、シート本体に移動可能に設
けられたエアバッグと、前記給排気ユニットと前記エア
バッグとを連通させるエアホースとを備えていることに
より、利用者の体格や好みに対応することができ、汎用
性を向上させることができる。
【0031】また、エアバッグをシート本体に内蔵され
たクッション材に設けると共に、クッション材を移動さ
せることによってエアバッグが移動することにより、エ
アバッグが移動しても利用者に対するクッション性が確
保されるばかりでなく、シート本体にクッション材を組
み付けると同時にエアバッグの装着が可能となって組み
付け性が向上され、しかも、移動機構を簡素に構成する
ことができる。
【0032】さらに、エアバッグをシート本体の裏面に
まで移動可能としたことにより、エアバッグの交換を容
易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエアーサポートユニット付シートの斜
視図である。
【図2】(A)は本発明のエアーサポートユニット付シ
ートの背面方向からの斜視図、(B)は本発明のエアー
サポートユニット付シートのシートバックを破断した側
面図、(C)は本発明のエアーサポートユニット付シー
トに内蔵されるエアバッグ移動機構の斜視図である。
【図3】従来のエアーサポートユニット付シートの斜視
図である。
【符号の説明】
11…エアーサポートユニット付シート 12…シート本体 13…エアーサポートユニット 14…給排気ユニット 14a…操作部 15…エアバッグ 16…エアバッグ 17…エアホース 18…エアホース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本間 雄二 神奈川県秦野市堀山下43番地 株式会社テ ック秦野工場内 Fターム(参考) 3B084 EB05 EC05 HA04 HA05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エア給排気手段を内蔵した給排気ユニット
    と、シート本体に移動可能に設けられたエアバッグと、
    前記給排気ユニットと前記エアバッグとを連通させるエ
    アホースとを備えていることを特徴とするエアーサポー
    トユニット付シート。
  2. 【請求項2】前記エアバッグを前記シート本体に内蔵さ
    れたクッション材に設けると共に、該クッション材を移
    動させることによって前記エアバッグが移動することを
    特徴とする請求項1に記載のエアーサポートユニット付
    シート。
  3. 【請求項3】前記エアバッグを前記シート本体の裏面に
    まで移動可能としたことを特徴とする請求項1又は請求
    項2に記載のエアーサポートユニット付シート。
JP10232594A 1998-08-19 1998-08-19 エアーサポートユニット付シート Pending JP2000060676A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016202618A (ja) * 2015-04-23 2016-12-08 アイシン精機株式会社 シート装置
CN110329516A (zh) * 2019-07-31 2019-10-15 苏州标图高级座椅有限公司 一种带颈部按摩功能的飞机座椅

Cited By (4)

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