WO2016021305A1 - 角速度センサ - Google Patents

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潤弥 松岡
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    • G01C19/5719Turn-sensitive devices using vibrating masses, e.g. vibratory angular rate sensors based on Coriolis forces using planar vibrating masses driven in a translation vibration along an axis
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    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/84Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by variation of applied mechanical force, e.g. of pressure

Definitions

  • the vibration type angular velocity sensor generates a Coriolis force according to the angular velocity acting from the outside by applying a drive signal to the vibrator and vibrating the vibrator at a predetermined frequency in a predetermined vibration direction. It is a sensor that measures the magnitude of angular velocity by detecting the amount of displacement of the child in the direction orthogonal to the vibration direction.
  • this type of angular velocity sensor one in which a vibrator is installed in a vacuum-sealed package is known (for example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 2001-221640 (Patent Document 1)).
  • the Q value of the vibrator can be increased, so that the vibration amplitude of the vibrator can be increased and the angular velocity detection sensitivity can be improved. Further, since the vibrator that vibrates in a vacuum state does not receive air resistance, there is an advantage that the angular velocity can be measured with low noise.
  • the drive circuit 4 applies the drive signal Vd1 as shown in FIG. 2A to the capacitor C1 and the drive signal Vd2 to the capacitor C2.
  • the electrostatic force generated in the capacitor C2 is larger than the electrostatic force generated in the capacitor C1.
  • the electrostatic force generated in the capacitor C1 is larger than the electrostatic force generated in the capacitor C2.
  • the vibration waveform in the Y direction due to the quadrature error is synchronized with the vibration waveform in the X direction of the vibrator 2, and the phase shift between each other is 0 °.
  • the vibration waveform in the Y direction due to the Coriolis force is in synchronism with the vibration waveform in the X direction of the vibrator 2 and has a phase shifted by 90 ° with respect to the vibration waveform in the X direction.
  • the vibration waveform that the detection circuit 7 can detect based on the charge signals SY1 and SY2 is a combined vibration waveform in which a vibration waveform due to a quadrature error and a vibration waveform due to a Coriolis force are combined.
  • the control circuit 5 returns the detection circuit 7 from the sleep state and performs an angular velocity measurement operation.
  • the control circuit 5 outputs the timing signal ST described above to the detection circuit 7 together with the control signal CNT2 for starting the angular velocity measurement operation.
  • the detection circuit 7 corrects the phase difference between the reference signal CLK and the drive signals Vd1 and Vd2 based on the timing signal ST, and removes the vibration component due to the quadrature error by integrating. be able to.
  • the control circuit 5 pauses the detection circuit 7 again. Thereafter, the same processing is repeated.

Abstract

 起動開始後に速やかに角速度を検出できるようにすると共に、消費電力を低減できるようにする。角速度センサ(1)は、振動子(2)と、駆動回路(4)と、制御回路(5)と、検出回路(7)とを備える。振動子(2)は、振動可能である。駆動回路(4)は、振動子(2)に駆動信号(Vd1,Vd2)を印加して振動子(2)を所定の振動方向に振動させる。制御回路(5)は、振動子(2)の振動方向への振動振幅に基づいて角速度の測定動作を制御する。検出回路(7)は、振動子(2)の振動方向と直交する方向に振動子(2)が変位する変位量を検出する。制御回路(5)は、駆動回路(4)により駆動信号(Vd1,Vd2)が振動子(2)に印加されることによって振動方向に振動する振動子(2)の振動振幅が飽和振幅に至る前の所定振幅(Xa)となったことを検知したとき、検出回路(7)に変位量を検出させる動作を開始させる。

Description

角速度センサ
 本発明は、振動型角速度センサに関し、特にコリオリ力による振動子の変位に基づいて角速度を検出する角速度センサに関する。
 振動型角速度センサは、振動子に駆動信号を印加して振動子を所定の振動方向に所定周波数で振動させることにより、外部から作用する角速度に応じたコリオリ力を生じさせ、そのコリオリ力によって振動子が振動方向と直交する方向に変位する変位量を検出して角速度の大きさを測定するセンサである。この種の角速度センサにおいて、振動子を真空封止されたパッケージ内に設置したものが知られている(例えば特開2001-221640号公報(特許文献1))。振動子を真空封止されたパッケージ内に設置することにより、振動子のQ値を高くすることができるため、振動子の振動振幅を大きくでき、角速度の検出感度を向上させることができる。また真空状態で振動する振動子は空気抵抗を受けないため、低ノイズで角速度を測定することができるという利点もある。
特開2001-221640号公報
 しかしながら、振動子を真空中に設置した場合には、振動子が大気中で振動する場合よりも、振動子の駆動を開始してから振動振幅が飽和振幅(最大振幅)になるまでに時間を要する。また角速度の検出感度を高めるためには、振動子の振動振幅が大きい方が良い。そのため、角速度センサを起動してから角速度の測定動作が開始されるまでに時間がかかるという問題がある。
 また真空状態で振動する振動子は、駆動信号が停止した後にも振動方向に自由振動する。この自由振動は次第に減衰していくことになるが、真空空間では空気抵抗を受けないため、振動子が停止するまでに長時間を要する。そのため、真空状態で振動する振動子を間欠動作させようとすると、角速度の測定周期が長くなり、短周期で角速度を測定することができない。それ故、短周期で角速度を検出することが求められる場合には振動子を常時振動方向に振動させておく必要があり、消費電力が大きくなるという問題がある。
 そこで本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、起動開始後に速やかに角速度を検出することができる角速度センサを提供することを第1の目的とし、更に短周期で角速度を検出することが求められる場合でも消費電力を低減できるようにした角速度センサを提供することを第2の目的とするものである。
 上記目的を達成するため、本発明に係る角速度センサは、振動子と、駆動手段と、制御手段と、検出手段とを備える。振動子は、振動可能である。駆動手段は、振動子に駆動信号を印加して振動子を所定の振動方向に振動させる。制御手段は、振動子の振動方向への振動振幅に基づいて角速度の測定動作を制御する。検出手段は、振動子が振動方向に振動しているとき、振動方向と直交する方向に振動子が変位する変位量を検出する。制御手段は、駆動手段により駆動信号が振動子に印加されることによって振動方向に振動する振動子の振動振幅が飽和振幅に至る前の所定振幅となったことを検知したとき、検出手段に変位量を検出させる動作を開始させる。このような構成によれば、起動開始後に速やかに角速度を検出することができるようになる。
 また上記構成を有する角速度センサにおいて、制御手段は、振動子の振動振幅が所定振幅となったことを検知したとき、又は、検出手段による変位量の検出動作が終了したとき、駆動手段を休止させる構成を採用しても良い。このような構成によれば、駆動手段を休止させることによって消費電力を低減することができるようになる。
 また上記構成を有する角速度センサにおいて、制御手段は、検出手段による変位量の検出動作が終了してから所定時間が経過したとき、駆動手段を復帰させ、駆動信号を振動子に印加させる動作を再開させる構成を採用することが好ましい。このような構成によれば、振動子を間欠駆動することができるので、駆動手段が休止している間、消費電力を低減することができる。
 また上記構成を有する角速度センサにおいて、制御手段は、駆動手段を復帰させるとき、振動子が振動方向へ振動する位相に応じたタイミング信号を駆動手段に出力することが好ましい。駆動手段は、そのタイミング信号に基づく駆動信号を生成して振動子に印加する構成を採用することが好ましい。このような構成によれば、駆動手段が復帰するときには、振動子の現在の位相に合致した駆動信号を生成して振動子に印加することができるため、速やかに振動子の振動振幅を成長させていくことができるようになる。
 また上記構成を有する角速度センサにおいて、制御手段は、検出手段による変位量の検出動作が終了したときには検出手段を休止させる構成を採用しても良い。このような構成によれば、検出手段を休止させることによって消費電力を低減することができるようになる。
 本発明によれば、振動子の振動振幅が飽和振幅に至る前の所定振幅となったときに振動子の振動方向と直交する方向に振動子が変位する変位量を検出する動作が開始されるため、起動開始後に速やかに角速度を検出することができるようになる。また本発明によれば、短周期で角速度を検出することが求められる場合でも駆動手段や検出手段を休止させることによって消費電力を低減することができるようになる。
角速度センサの一構成例を示す図である。 駆動信号と振動子の振動波形の一例を示す図である。 振動子の振動振幅の変化を示す図である。 振動子の振動振幅と駆動回路及び検出回路の動作状態とを示す図である。
 以下、本発明に関する好ましい実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。尚、以下に説明する実施形態において互いに共通する部材には同一符号を付しており、それらについての重複する説明は繰り返さない。
 図1は、本実施形態における角速度センサ1の一構成例を示す図である。この角速度センサ1は、例えばスマートフォンやタブレット端末などの情報処理装置に実装されるセンサである。この角速度センサ1は、図1に示すように、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)構造によってシリコン基板などの基板上に形成される振動子2を備えている。振動子2は、不図示のバネ構造などにより基板上において互いに直交する2軸方向に変位可能なように支持されている。この振動子2は、基板に形成される複数の固定電極のそれぞれと対向する複数の可動電極を備えており、それら固定電極と可動電極とによって複数のコンデンサC1,C2,C3,C4,C5,C6を形成している。これらのコンデンサC1,C2,C3,C4,C5,C6は、いずれも振動子2の変位によって静電容量を変化させる可変容量コンデンサである。コンデンサC1,C2は振動子2を挟んでX軸方向の両側に配置されており、またコンデンサC3,C4も振動子2を挟んでX軸方向の両側に配置されている。コンデンサC1,C2は、振動子2をX軸方向へ振動駆動させるためのコンデンサである。またコンデンサC3,C4は、振動子2がX方向に振動するときの振動変位を検知するためのコンデンサである。さらにコンデンサC5,C6は、振動子2を挟んでY軸方向の両端側に配置されており、振動子2がX方向と直交するY方向に変位するときの変位量を検知するためのコンデンサである。これらのコンデンサC1,C2,C3,C4,C5,C6と振動子2は、気密状態に封止されたパッケージ3の内側に設けられる。パッケージ3の内部は、予め減圧された真空状態となっている。そのため、振動子2は、真空状態でX方向及びY方向の2方向に変位可能である。
 また角速度センサ1は、振動子2を所定のX方向に振動させるための駆動信号Vd1,Vd2を生成する駆動回路4と、駆動信号Vd1,Vd2によってX方向に振動する振動子2の振動変位を検知して角速度の測定動作を制御する制御回路5と、所定周波数の基準信号CLKを生成して後述する各回路に出力する基準信号生成回路6と、振動子2がY方向に振動変位するときの変位量を検出する検出回路7とを備える。
 基準信号生成回路6は、例えば振動子2の共振周波数に一致する周波数(例えば4~8kHz程度)の基準信号CLKを生成し、その基準信号CLKを、駆動回路4、制御回路5及び検出回路7のそれぞれに出力する。
 制御回路5は、駆動回路4及び検出回路7の動作を制御するものである。また制御回路5は、例えば不図示の信号線を介して振動子2の平均電圧を所定電圧に保持する。このような制御回路5は、角速度センサ1に電源が投入されると、まず駆動回路4を起動させる。
 駆動回路4は、振動子2をX方向に振動駆動する回路である。駆動回路4は、基準信号生成回路6から出力される基準信号CLKに基づき基準信号CLKの周波数に一致する一対の駆動信号Vd1,Vd2を生成する。駆動信号Vd1,Vd2は、例えば図2(a)に示すように所定の基準電圧Vrefを中心電圧として互いに極性が交互に入れ替わる正弦波信号である。つまり、駆動信号Vd1,Vd2は互いに位相が180度ずれた信号となっている。駆動回路4は、そのような一対の駆動信号Vd1,Vd2を生成し、駆動信号Vd1をコンデンサC1の固定電極側に印加し、駆動信号Vd2をコンデンサC2の固定電極側に印加する。
 上述したように振動子2は制御回路5によって平均電圧が所定電圧で保持される。この所定電圧は、駆動信号Vd1,Vd2の中心電圧である基準電圧Vrefとは異なる電圧に設定される。したがって、駆動回路4が駆動信号Vd1,Vd2をコンデンサC1,C2の固定電極側に印加すると、コンデンサC1,C2に大きさの異なる静電気力が発生し、その静電気力の差によって振動子2がX軸方向へ振動する。
 例えば振動子2の所定電圧が基準電圧Vrefよりも高いとき、駆動回路4によって図2(a)に示すような駆動信号Vd1がコンデンサC1に、駆動信号Vd2がコンデンサC2に印加されると、タイミングT0からT1までの期間ではコンデンサC2に生じる静電気力がコンデンサC1に生じる静電気力よりも大きくなる。これに対し、タイミングT1からT2までの期間ではコンデンサC1に生じる静電気力がコンデンサC2に生じる静電気力よりも大きくなる。これにより、コンデンサC1,C2が静電気力によって交互に振動子2を引き付けるため、振動子2は、図2(b)に示すようにX軸方向へ振動する。つまり、振動子2は共振周波数でX軸方向へ振動するようになり、その振動波形は駆動信号Vd1,Vd2と位相が90°ずれた波形となる。
 振動子2がX軸方向へ振動するようになると、コンデンサC3,C4の静電容量が変化する。例えば振動子2がコンデンサC1に引き寄せられると、コンデンサC3の静電容量が大きくなり、コンデンサC4の静電容量が小さくなる。また振動子2がコンデンサC2に引き寄せられると、コンデンサC3の静電容量が小さくなり、コンデンサC4の静電容量が大きくなる。コンデンサC3,C4の静電容量が変化することに伴い、コンデンサC3,C4から静電容量の変化分に対応する電荷信号SX1,SX2が制御回路5へ転送される。
 制御回路5は、コンデンサC3,C4から転送される電荷信号SX1,SX2に基づき振動子2のX方向への振動変位を検知すると共に、振動子2の振動振幅を検知する。駆動回路4により駆動信号Vd1,Vd2が継続的にコンデンサC1,C2に印加されると、振動子2のX方向への振動振幅は、図3(a)に示すように次第に大きく成長していく。制御回路5は、そのような振動子2の振動振幅を監視するように構成される。
 振動子2は真空状態で振動するため、大気中で振動する場合よりもQ値が高く、X方向に振動するときの振動振幅が大気中で振動する場合よりも大きく成長する。真空状態では振動子2の振動振幅が飽和して最大振幅となるまでには大気中よりも長時間を要するが、その成長過程では比較的迅速に振動振幅が増大していく。そして制御回路5は、振動子2の振動振幅が予め設定された所定振幅になったか否かを検知するように構成される。予め設定される所定振幅は、振動子2の飽和振幅(最大振幅)よりも小さい振幅である。そして制御回路5は、振動子2の振動振幅が所定振幅になったことを検知すると、駆動回路4に対して制御信号CNT1を出力して駆動回路4を休止させる。これにより、駆動回路4はスリープ状態となり、駆動信号Vd1,Vd2の出力動作が停止する。
 図3(b)は、振動子2の振動振幅の変化を示している。図3(b)に示すようにタイミングT0で駆動回路4が振動子2をX方向へ駆動し始めると、振動子2は次第に振動振幅を増加させていく。しかし、振動子2の振動振幅が最大振幅Xmaxとなるには長時間を要する。そのため、制御回路5は、駆動回路4による振動子2の駆動が開始された後、振動子2が最大振幅XmaxとなるタイミングTbまで待機するのではなく、所定振幅XaとなったタイミングTaで駆動回路4を休止させる。駆動回路4を休止させることによりコンデンサC1,C2には駆動信号Vd1,Vd2が印加されなくなるため、振動子2はその後、X方向に自由振動するようになり、X方向の振動振幅は緩やかに減衰し始める。また制御回路5は、タイミングTaで検出回路7に対して制御信号CNT2を出力し、検出回路7による角速度の測定動作を開始させる。
 検出回路7は、振動子2のY方向の変位量を検知して角速度センサ1に作用する角速度を測定するものである。振動子2がX方向に振動しているとき、角速度センサ1に角速度が作用すると、振動子2に対してその角速度に応じたコリオリ力がY方向に働き、振動子2がY方向に変位する。このときの変位量は、X方向に振動する振動子2の振動振幅が大きくなることに伴って大きくなる。つまり、振動子2の振動振幅が大きくなる程、角速度の測定感度が上がる。そして制御回路5は、角速度の測定感度が所定レベルになったことを検知したタイミングTaで駆動回路4を休止させると共に、検出回路7に角速度の測定動作を行わせる。
 振動子2にコリオリ力が作用してY方向へ変位すると、コンデンサC5,C6の静電容量が変化する。例えばコンデンサC5の静電容量が増加すると、他方のコンデンサC6の静電容量は減少する。逆にコンデンサC5の静電容量が減少すると、他方のコンデンサC6の静電容量が増加する。コンデンサC5,C6の静電容量が変化することに伴い、各コンデンサC5,C6から静電容量の変化分に対応する電荷信号SY1,SY2が検出回路7へ転送される。
 検出回路7は、制御回路5から出力される制御信号CNT2によって動作を開始し、コンデンサC5,C6から転送される電荷信号SY1,SY2に基づいて振動子2のY方向の変位量を検知し、その変位量に基づいて振動子2に作用している角速度に応じた信号Soutを出力する。この信号Soutが角速度センサ1の出力信号となる。
 ところで、振動子2がX方向へ振動しているときには、バネ構造などの歪みにより、振動子2はX方向だけでなくY方向へも振動する。つまり、振動子2がX方向へ強制振動されると、それに伴い、振動子2は定常的にY方向へも振動していることになる。このような定常的なY方向の振動成分はクアドラチャーエラーと呼ばれ、コリオリ力によるY方向の変位とは相関がない。そのため、検出回路7は、電荷信号SY1,SY2に基づき、コリオリ力によって振動子2がY方向へ変位した変位量を検知するときには、クアドラチャーエラーの信号成分を除去することが必要となる。
 クアドラチャーエラーによるY方向の振動波形は、振動子2のX方向への振動波形と同期しており、互いの位相ずれが0°の関係にある。これに対し、コリオリ力によるY方向の振動波形は、振動子2のX方向の振動波形と同期し、X方向の振動波形に対して位相が90°ずれた関係にある。検出回路7が電荷信号SY1,SY2に基づいて検出できる振動波形は、クアドラチャーエラーによる振動波形とコリオリ力による振動波形とが合成された合成振動波形である。そのため、検出回路7は、基準信号生成回路6から出力される基準信号CLKに基づき、例えば駆動信号Vd1,Vd2がゼロクロスするタイミング(基準電圧Vrefとなるタイミング)を基準に合成振動波形を積分することにより、合成振動波形からクアドラチャーエラーによる振動波形を除去し、コリオリ力による振動波形による信号成分だけを抽出して信号Soutを生成する。
 検出回路7による角速度の測定動作は一定期間行われ、その一定期間の間に複数回の測定が行われる。制御回路5は、検出回路7による測定動作が一定期間行われると、検出回路7に対して制御信号CNT2を出力して検出回路7を休止させる。これにより、検出回路7はスリープ状態となり、角速度の測定動作が停止する。つまり、検出回路7による測定動作が終了すると、駆動回路4と検出回路7との双方がスリープ状態となるため、消費電力を低減することができる。
 駆動回路4及び検出回路7をスリープ状態へ移行させた後、制御回路5は、例えば基準信号生成回路6から出力される基準信号CLKに基づいて時間計測を行い、所定期間が経過したか否かを判断する。そして所定期間が経過したことを検知すると、制御回路5は、駆動回路4に対して制御信号CNT1を出力することにより駆動回路4をスリープ状態から復帰させる。これにより、駆動回路4は、再び起動状態となり、駆動信号Vd1,Vd2を生成してコンデンサC1,C2に印加するようになる。そして振動子2は、駆動信号Vd1,Vd2によって再び駆動され、X方向の振動振幅を次第に増加させるようになる。その後、制御回路5は、上記と同様に、振動子2の振動振幅が所定振幅Xaとなったことを検知すると、駆動回路4を休止させると共に、検出回路7をスリープ状態から復帰させて角速度の測定動作を行わせる。
 図4は、振動子2の振動振幅と駆動回路4及び検出回路7の動作タイミングとを示す図である。角速度センサ1への電源投入に伴い、制御回路5がタイミングT10で駆動回路4を起動させると、駆動回路4は基準信号CLKに基づいて一対の駆動信号Vd1,Vd2を生成し、コンデンサC1,C2に印加する。駆動回路4から出力される駆動信号Vd1,Vd2により振動子2の振動振幅は、図4に示すように次第に大きくなっていく。制御回路5は、その振動振幅が所定振幅XaとなったタイミングT11で駆動回路4を休止させると共に、検出回路7を起動させて角速度の測定動作を行わせる。タイミングT11から所定期間が経過してタイミングT12になると、制御回路5は、検出回路7を休止させる。
 ここでタイミングT11からT12までの測定期間中における振動子2の振動振幅は一定ではなく、時間経過に伴って次第に減衰する。しかし、真空中における減衰率は小さいため、測定期間中に振動子2の振動振幅が減衰しても角速度の測定精度への影響はそれ程大きなものではない。そのため、検出回路7は、振動子2の振動振幅が減衰することを無視して角速度を測定するようにしても良い。一方、真空中における振動子2の振動振幅の減衰が測定精度に与える影響を無視することができない場合には、予め検出回路7に振動子2の減衰率を記憶させておき、測定動作を開始してからの経過時間に応じて減衰率を勘案した演算を行って測定値を補正するようにしても良い。
 またタイミングT11からT12までの測定期間中は、振動子2が自由振動する状態となるため、振動子2の振動周波数が強制振動中とは若干ずれた周波数にシフトする。すなわち、自由振動中における振動子2の振動周波数は、強制振動中の振動周波数よりも若干低い周波数となる。しかし、数千~数万程度の高いQ値の振動であれば、振動子2が自由振動に移行してからの初めの数十~数百程度の振動波長分の振動波形については、周波数シフトに伴う振幅及び位相の変化は無視できる程に小さなものである。そのため、振動子2が自由振動に移行した直後に検出回路7が角速度の測定動作を行う場合には、振動周波数の変化に伴う補正などは特に行わなくても良い。ただし、より正確に角速度を測定することが求められる場合には予め検出回路7に補正パラメータなどを記憶させておき、検出回路7が電荷信号SY1,SY2に基づいて振動波形を検出するときにその補正パラメータを用いて補正するようにしても良い。
 制御回路5は、タイミングT12で検出回路7を休止させた後、所定の休止期間が経過するまで待機する。この休止期間は、角速度センサ1が実装される装置によって要求される動作条件などに基づいて予め定められる。例えば角速度センサ1が一定の測定周期で繰り返し角速度の測定動作を行うことが動作条件として求められる場合、休止期間は、その測定周期よりも短い期間として予め定められる。つまり、休止期間は、自由振動している振動子2が静止するまでに要する期間よりも短い期間に設定可能であり、角速度の測定周期が比較的短い場合でも休止期間を確保することが可能である。
 そして制御回路5は、所定の休止期間が経過したタイミングT20で駆動回路4を復帰させ、振動子2に駆動信号Vd1,Vd2を印加させることにより振動子2を強制振動させる。このとき、振動子2は自由振動を行っており、上述のように振動周波数が強制振動中の振動周波数よりも若干低下しているため、振動子2がX方向に振動する位相が基準信号CLKの位相から若干ずれた状態になっている。そのため、制御回路5は、駆動回路4をスリープ状態から復帰させるとき、コンデンサC3,C4から転送される電荷信号SX1,SX2に基づいて振動子2がX方向に振動する位相を検知し、基準信号CLKの位相とのずれ量を特定する。そして制御回路5は、そのずれ量に応じたタイミング信号STを駆動回路4に出力する。
 駆動回路4は、タイミングT20で復帰すると、再び基準信号CLKに基づいて駆動信号Vd1,Vd2を生成し、コンデンサC1,C2に印加する。このとき、駆動回路4は、制御回路5から出力されるタイミング信号STに基づいて駆動信号Vd1,Vd2がゼロクロスするタイミングを遅延させることにより、振動子2の現在の位相に合致した駆動信号Vd1,Vd2を生成する。これにより、振動子2は、コンデンサC1,C2に印加される駆動信号Vd1,Vd2によって再び駆動され、振動振幅を次第に増大させていく。また駆動信号Vd1,Vd2による強制振動に切り替わることにより、振動子2は、再び強制振動中の共振周波数で振動するようになる。このようにして駆動回路4は自由振動中の振動子2を再び駆動して振動振幅が所定振幅Xaとなるまで動作する。このようにすることで、タイミングT20からの復帰時の振動子2の振動振幅を素早く増大させていくことができる。
 制御回路5は、タイミングT21で振動子2の振動振幅が再び所定振幅Xaとなったことを検知すると、上記と同様に、駆動回路4を休止させる。すなわち、駆動回路4は、タイミングT20~T21までの期間で振動子2の振動振幅を所定振幅Xaに駆動する。尚、駆動回路4が振動子2を再び駆動するときの駆動期間(タイミングT20~T21)は、最初の駆動期間(タイミングT10~T11)よりも短く、効率的に振動子2の振動振幅を所定振幅Xaに到達させることができる。
 また制御回路5は、タイミングT21になると、検出回路7をスリープ状態から復帰させて角速度の測定動作を行わせる。このとき、制御回路5は、角速度の測定動作を開始させる制御信号CNT2と共に、上述したタイミング信号STを検出回路7へ出力する。検出回路7は、タイミングT21で測定動作を開始すると、タイミング信号STに基づいて、基準信号CLKと駆動信号Vd1,Vd2の位相差を補正し、積分することでクアドラチャーエラーによる振動成分を除去することができる。そしてタイミングT22になって検出回路7による測定期間が終了すると、制御回路5は再び検出回路7を休止させる。以後、同様の処理が繰り返される。このような処理が繰り返されることにより、振動子2を再駆動するときの駆動期間を短くすることができ、振動子2の振動振幅を早期に所定振幅Xaに到達させることができる。またこれに加え、検出回路7による測定動作が行われるときには、常にクアドラチャーエラーによる振動成分を除去して角速度に応じたコリオリ力による振動成分のみを検出することができるようになる。
 このように本実施形態の角速度センサ1は、起動開始後に速やかに角速度の測定動作を行うことができるようにするため、制御回路5が、駆動信号Vd1,Vd2によってX方向に駆動される振動子2の振動振幅を監視し、その振動振幅が飽和状態(最大振幅Xmax)に至る前の所定振幅Xaとなったことを検知したときに、検出回路7に振動子2のY方向の変位量を検出させる動作を開始させる。そのため、振動子2の振動振幅が飽和状態に至るのを待って測定を開始するよりも早期に角速度の測定を開始することができるようになる。
 また制御回路5は、振動子2の振動振幅が所定振幅Xaとなったことを検知したときに駆動回路4を休止させるため、振動子2を常時駆動する場合と比較すると消費電力を低減することができる。また制御回路5は、駆動回路4を休止させた状態で検出回路7による角速度の測定動作を行わせるように構成される。これは、図4に示すように振動子2の振動振幅が単位時間当たりに変化する変化量は、振動振幅の成長中よりも減衰中の方が少ないことを考慮したものである。すなわち、駆動回路4が振動子2を駆動している状態で角速度を測定するよりも駆動回路4が休止した状態で角速度を測定する方が振動振幅の変化が少なく、高精度に角速度を測定することができるようになる。
 ただし、自由振動中における振動子2の振動振幅の減衰が問題となる場合は、検出回路7による測定期間の間、駆動回路4が一定の駆動信号を振動子2に印加しておくようにしても良い。この場合、駆動回路4が振動子2に印加する駆動信号は、振動子2の振動振幅を一定の状態に保持することができる駆動信号であることが好ましいが、必ずしも振動子2の振動振幅を一定の状態に保持することができる駆動信号には限られない。例えば、検出回路7による測定期間の間、図2(a)に示した駆動信号Vd1,Vd2の振幅を所定の割合で低減させた駆動信号を振動子2に印加することにより、振動子2の振動振幅の減衰を抑制するようにしても良い。このように検出回路7による測定期間においても駆動回路4が駆動信号を振動子2に印加する場合、制御回路5は、検出回路7による測定期間が終了した後に、駆動回路4と検出回路7との双方を休止させることになる。
 また制御回路5は、検出回路7による角速度の測定動作が終了してから所定時間が経過したときには、駆動回路4を復帰させ、駆動信号Vd1,Vd2を振動子2に印加させる動作を再開させる。すなわち、本実施形態の角速度センサ1は、振動子2を間欠駆動することにより、消費電力を低減することができるようになる。
 また制御回路5は、駆動回路4をスリープ状態から復帰させるとき、振動子2がX方向へ振動する位相に応じたタイミング信号STを駆動回路4に出力する。そして駆動回路4は、そのタイミング信号STに基づく駆動信号Vd1,Vd2を生成して振動子2に印加する。このような構成によれば、駆動回路4がスリープ状態から復帰して振動子2を再駆動するときに振動子2の現在の位相に対応した駆動信号Vd1,Vd2を振動子2に印加することができるため、振動子2の振動振幅を再び所定振幅Xaとするまでの時間を短縮できるという利点がある。
 また制御回路5は、検出回路7による角速度の測定動作が終了したときには、検出回路7を休止させる構成である。そのため、より一層の消費電力低減を図ることができる構成となっている。
 以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上述したものに限定されるものではなく、種々の変形例が適用可能である。
 例えば上記実施形態では、制御回路5が駆動回路4をスリープ状態から復帰させるとき、振動子2の位相を検知して基準信号CLKとの位相ずれに応じたタイミング信号STを駆動回路4に出力することにより、駆動回路4が現在の振動子2の位相に適合した駆動信号Vd1,Vd2を生成する場合を例示した。しかし、これに限られるものでもなく、例えば駆動回路4がスリープ状態から復帰して駆動信号Vd1,Vd2を生成するときの基準信号CLKに対する遅延量を予め設定しておいても良い。この場合、制御回路5による信号処理の負担を減らすことができるため、消費電力を更に低減することができる。ただし、これは、駆動回路4が休止しているときには振動子2が一定の減衰率で減衰振動していることが前提となるため、駆動回路4が休止しているときに外乱などが作用して振動子2の振動状態が変化してしまう可能性があるときには採用しないことが好ましい。つまり、駆動回路4が休止しているときに外乱などが作用する可能性があるときには、上記実施形態で説明したように制御回路5が振動子2の位相を検知して基準信号CLKとの位相ずれに応じたタイミング信号STを駆動回路4に出力する構成であることがより好ましい。
 今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
 1 角速度センサ、2 振動子、4 駆動回路(駆動手段)、5 制御回路(制御手段)、6 基準信号生成回路、7 検出回路(検出手段)。

Claims (5)

  1.  振動可能な振動子と、
     前記振動子に駆動信号を印加して前記振動子を所定の振動方向に振動させる駆動手段と、
     前記振動子の前記振動方向への振動振幅に基づいて角速度の測定動作を制御する制御手段と、
     前記振動子が前記振動方向に振動しているとき、前記振動方向と直交する方向に前記振動子が変位する変位量を検出する検出手段と、
    を備え、
     前記制御手段は、前記駆動手段により前記駆動信号が前記振動子に印加されることによって前記振動方向に振動する前記振動子の振動振幅が飽和振幅に至る前の所定振幅となったことを検知したとき、前記検出手段に前記変位量を検出させる動作を開始させる、角速度センサ。
  2.  前記制御手段は、前記振動子の振動振幅が前記所定振幅となったことを検知したとき、又は、前記検出手段による前記変位量の検出動作が終了したとき、前記駆動手段を休止させる、請求項1に記載の角速度センサ。
  3.  前記制御手段は、前記検出手段による前記変位量の検出動作が終了してから所定時間が経過したとき、前記駆動手段を復帰させ、前記駆動信号を前記振動子に印加させる動作を再開させる、請求項2に記載の角速度センサ。
  4.  前記制御手段は、前記駆動手段を復帰させるとき、前記振動子が前記振動方向へ振動する位相に応じたタイミング信号を前記駆動手段に出力し、
     前記駆動手段は、前記タイミング信号に基づく前記駆動信号を生成して前記振動子に印加する、請求項3に記載の角速度センサ。
  5.  前記制御手段は、前記検出手段による前記変位量の検出動作が終了したとき、前記検出手段を休止させる、請求項1乃至4のいずれかに記載の角速度センサ。
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