WO2015072561A1 - エンジンの過給機 - Google Patents

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Abstract

 過給機(42)は、エンジン(E)の吸気を加圧する羽根車(60)と、羽根車(60)が固定された過給機回転軸(44)と、過給機回転軸(44)を回転自在に支持する過給機ケース(66)とを備えている。過給機ケース(66)の内部に、軸受ハウジング(76)に潤滑液(OL)を導く過給機潤滑液通路(94)が形成され、過給機潤滑液通路(94)に、潤滑液(OL)の異物を取り除くオイルフィルタ(104)が設置されている。オイルフィルタ(104)は、過給機(42)外部からの操作によって過給機ケース(66)に着脱可能に取り付けられている。

Description

エンジンの過給機 関連出願
 この出願は、2013年11月18日出願のPCT/JP2013/081037、PCT/JP2013/081039および2014年10月31日出願の特願2014-222865の優先権を主張するものであり、その全体を参照により本願の一部をなすものとして引用する。
 本発明は、エンジンの吸気を加圧する過給機に関するものである。
 例えば、自動二輪車のエンジンに、出力を向上させるために、過給機を搭載したものがある(例えば、特許文献1)。
国際公開WO2011/046098号
 このようなエンジンの過給機に、過給機専用の潤滑液を供給しようとすると、構造が複雑になる。また、エンジンの潤滑液を過給機に供給すると、過給機に供給される潤滑液に、エンジン潤滑時に混入した異物が含まれることがある。
 本発明は、エンジンの潤滑液を過給機の潤滑に好適に用いることができるエンジンの過給機を提供することを目的とする。
 上記目的を達成するために、本発明のエンジンの過給機は、エンジンの吸気を加圧するための羽根車と、前記羽根車が固定された過給機回転軸と、前記過給機回転軸を覆う過給機ケースと、前記過給機ケースの内部に形成されて、被潤滑部分にエンジンの潤滑液を導く過給機潤滑液通路と、前記過給機潤滑液通路に設置されて潤滑液の異物を取り除くフィルタとを備え、前記フィルタは、前記過給機ケースに対して着脱可能に取り付けられている。
 この構成によれば、過給機潤滑液通路にフィルタが設置されているので、エンジンの潤滑液を過給機の潤滑に用いる場合でも、エンジン潤滑時に混入した異物をフィルタにより取り除くことができる。したがって、エンジンの潤滑液を過給機の潤滑に好適に用いることができる。また、フィルタが、過給機ケースに着脱可能に取り付けられているので、過給機潤滑液通路が過給機ケースの内部に形成された場合でも、オイルフィルタを容易に交換または洗浄できる。
 本発明において、前記フィルタは、前記潤滑液の異物を取り除くフィルタ部と、前記過給機ケースに形成された雌ねじに螺合する雄ねじが形成された取付部と、前記過給機ケースの外部に露出し着脱用の工具が係合される操作部とを有していることが好ましい。この構成によれば、工具を用いて操作部を操作することで、オイルフィルタの交換を容易に行うことができる。この場合、前記取付部は、前記過給機潤滑液通路を封止する封止部を兼用してもよい。取付部が封止部を兼用することで、部品点数を低減できる。
 前記オイルフィルタが前記取付部を有する場合、前記過給機潤滑液通路は、前記取付部の締結方向に平行に延びる第1通路と、前記締結方向と交差する方向に延びて前記第1通路に接続される第2通路とを有し、前記フィルタ部が前記第1通路と前記第2通路との接続部に配置されていることが好ましい。この構成によれば、加工時のプラグ孔を用いてフィルタを形成できる。
 前記過給機潤滑液通路が前記第1通路と前記第2通路とを有する場合、前記第1通路は、前記過給機ケースにおける前記過給機回転軸の軸受部分から径方向に延び、径方向外側端部が開口しており、前記フィルタは、前記第1通路の開口端に取り付けられていることが好ましい。この構成によれば、フィルタを、被潤滑部分である軸受部分に近接して配置しやすい。
 本発明において、前記過給機ケースは、2つのケース半体がボルトを用いて連結されており、前記過給機潤滑液通路の一部が、これら2つのケース半体に渡って前記ボルトの軸方向に延び、前記過給機ケースに、前記過給機潤滑液通路の前記一部を構成する流量調整部材が設けられ、前記流量調整部材は、前記ボルトを緩めて前記2つのケース半体を分離することで着脱可能であることが好ましい。この構成によれば、エンジンから供給される潤滑液の量が、過給機で必要な潤滑液の量よりも多い場合でも、流量調整部材を選択することで潤滑液の流量を調整できる。
 本発明において、さらに、動力を変速して前記過給機回転軸に出力する遊星歯車装置と、前記遊星歯車装置に動力を入力する入力軸とを備え、前記遊星歯車装置の遊星歯車に噛み合う内歯車と前記入力軸の入力ギヤとが、位置決め部材を介して前記入力軸の軸方向の移動を規制された状態で連結されていることが好ましい。この構成によれば、位置決め部材により、入力軸が軸方向に移動するのを規制することができる。その結果、内歯車と入力ギヤの軸方向相対位置を適切に規制できる。
 請求の範囲および/または明細書および/または図面に開示された少なくとも2つの構成のどのような組合せも、本発明に含まれる。特に、請求の範囲の各請求項の2つ以上のどのような組合せも、本発明に含まれる。
 本発明は、添付の図面を参考にした以下の好適な実施形態の説明からより明瞭に理解されるであろう。しかしながら、実施形態および図面は単なる図示および説明のためのものであり、本発明の範囲を定めるために利用されるべきものではない。本発明の範囲は添付の請求の範囲によって定まる。添付図面において、複数の図面における同一の部品番号は、同一または相当部分を示す。
本発明の第1実施形態に係るエンジンの過給機を備えた自動二輪車を示す側面図である。 同過給機を示す水平断面図である。 同エンジンの過給機を取り外した状態を後方斜め上方からみた斜視図である。 同過給機のオイルフィルタを示す斜視図である。 同過給機を拡大して示す水平断面図である。
 以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら説明する。本明細書において、「左側」および「右側」は、車両に乗車した運転者から見た左右側をいう。
 図1は本発明の第1実施形態に係るエンジンの過給機を搭載した自動二輪車の側面図である。この自動二輪車の車体フレームFRは、前半部を形成するメインフレーム1と、後半部を形成するリヤフレーム2とを有している。メインフレーム1の前端にヘッドパイプ4が設けられ、このヘッドパイプ4にステアリングシャフト(図示せず)を介してフロントフォーク8が回動自在に軸支されている。フロントフォーク8の下端部に前輪10が取り付けられ、フロントフォーク8の上端部に操向用のハンドル6が固定されている。
 一方、車体フレームFRの中央下部であるメインフレーム1の後端部に、スイングアームブラケット9が設けられている。このスイングアームブラケット9に取り付けたピボット軸16の回りに、スイングアーム12が上下揺動自在に軸支されている。このスイングアーム12の後端部に、後輪14が回転自在に支持されている。車体フレームFRの中央下部でスイングアームブラケット9の前側に、エンジンEが取り付けられている。エンジンEがドライブチェーン11を介して後輪14を駆動する。
 エンジンEは、左右方向(車幅方向)に延びる回転軸を有するクランク軸26と、クランク軸26を支持するクランクケース28と、クランクケース28の前部上面から上方に突出したシリンダブロック30と、その上方のシリンダヘッド32と、クランクケース28の下方に設けられたオイルパン34とを有している。エンジンEは4気筒4サイクルエンジンであるが、これに限定されない。
 本実施形態では、クランクケース28とシリンダブロック30とが型成形により一体に形成され、クランクケース28の後部が変速機ケースを兼ねている。変速機ケースに、エンジン変速機の変速軸31と出力軸33とが収納されている。また、シリンダヘッド32の上面に、吸排気バルブ(図示せず)を開閉するカム軸35が取り付けられている。カム軸35は、チェーン、ベルト等の動力伝達部材(図示せず)を介してクランク軸26から回転が伝達されている。これらクランクケース28、シリンダブロック30およびシリンダヘッド32によりエンジンケースECを構成している。
 エンジンEのクランクケース28内に潤滑液ポンプ29が設けられている。潤滑液ポンプ29の回転軸29aには、クランク軸26の回転力が歯車伝達され、潤滑液ポンプ29がエンジンEにより駆動される。潤滑液ポンプ29は、エンジンケースEC内に形成されたエンジン潤滑液通路95(図3)を介して、クランク軸26、カム軸35等のエンジン本体の潤滑対象と、変速軸31、出力軸33等の変速機の潤滑対象とに潤滑液を供給している。潤滑液ポンプ29は、さらに、後述の過給機42にも潤滑液を供給している。
 シリンダヘッド32の前面に、4本の排気管36が接続されている。これら4本の排気管36が、エンジンEの下方で集合され、後輪14の右側に配置された排気マフラー38に接続されている。
 メインフレーム1の上部に燃料タンク15が配置され、リヤフレーム2に操縦者用シート18および同乗車用シート20が支持されている。また、車体前部に、樹脂製のカウリング22が装着されている。カウリング22は、前記ヘッドパイプ4の前方を覆っている。カウリング22には、空気取入口24が形成されている。空気取入口24は、カウリング22の前端に位置し、外部からエンジンEへの吸気を取り入れる。カウリング22の上部には、透明のウィンドシールド23が装着されている。
 車体フレームFRの左側に、吸気ダクト50が配置されている。吸気ダクト50は、前端開口50aをカウリング22の空気取入口24に臨ませた配置でヘッドパイプ4に支持されている。吸気ダクト50の前端開口50aから導入された空気は、ラム効果により昇圧される。
 シリンダブロック30の後方でクランクケース28の上面に、外気を浄化するエアクリーナ40および過給機42が車幅方向に並んで配置されている。吸気ダクト50は、エンジンEの前方からシリンダブロック30およびシリンダヘッド32の左外側方を通過して、エアクリーナ40に走行風Aを吸気Iとして導いている。過給機42は、エンジンEに対して着脱自在に設けられ、エアクリーナ40からの清浄空気を加圧してエンジンEに供給する。
 過給機42の吐出口48とエンジンEの吸気ポート54との間に、吸気チャンバ52が配置され、過給機42の吐出口48と吸気チャンバ52とが直接接続されている。吸気チャンバ52は、過給機42の吐出口48から供給された高圧の吸気Iを貯留する。吸気チャンバ52と吸気ポート54との間には、スロットルボディ44が配置されている。吸気チャンバ52は、過給機42およびスロットルボディ44の上方に位置している。吸気チャンバ52およびスロットルボディ44の上方に、前記燃料タンク15が配置されている。
 図2に示すように、過給機42は遠心式であり、過給機回転軸44の先端部(左側端部)44aに固定された羽根車60と、羽根車60を覆う羽根車ハウジング63と、過給機回転軸44を回転自在に支持する過給機ケース66と、エンジンEの動力を過給機回転軸44に伝達する変速機構64とを有している。この実施形態では、変速機構64として遊星歯車変速装置64を用いている。
 過給機42はエンジンEの動力によって駆動される。具体的には、クランク軸26(図1)の回転力が、チェーン74を介して、過給機回転軸44に連結された変速機構64の入力軸65に伝達されている。より詳細には、入力軸65の右側端部にスプロケット62が設けられ、このスプロケット62の歯車62aにチェーン74が掛け渡されている。
 過給機ケース66は、入力軸65およびスプロケット62を収納する右側の入力ケース部56と、変速機構64を収納する左側のギヤケース部58とからなり、これら入力ケース部56とギヤケース部58とが、ボルト59(図5)を用いて連結されている。つまり、入力ケース部56およびギヤケース部58が、過給機ケース66の2つのケース半体56,58を構成している。さらに、羽根車ハウジング63が、ボルト(図示せず)を用いて過給機ケース66のギヤケース部58に連結されている。羽根車ハウジング63および過給機ケース66は、例えば、アルミニウム合金製の型成形品である。
 入力軸65は中空軸からなり、一対の軸受78を介して入力ケース部56に回転自在に支持されている。入力軸65の右側端部65bの外周面にスプライン歯67が形成されている。このスプライン歯67にスプロケット62がスプライン嵌合されて、入力軸65に連結されている。
 入力軸65の右側端部65bの内周面に雌ねじ部が形成されており、スプロケット62が、この雌ねじ部に螺合されたボルト68の頭部により、ワッシャ70を介して、右側端部65bに装着されている。入力ケース部56の右側端部には、車体外方側を向いた開口72が形成され、この開口72がキャップ75により塞がれている。
 過給機回転軸44の基端部である右側端部44bが、入力軸65の左側端部65aに、遊星歯車装置(変速機構)64を介して連結されている。入力軸65の左側端部65aは、鍔状のフランジ部65aからなる。過給機回転軸44は、軸受69を介してギヤケース部58に回転自在に支持されている。軸受69は軸方向に並んで2つ配置されており、これら2つの軸受69,69が、軸受ハウジング76に収納されている。過給機回転軸44の右側端部44bに外歯78が形成されている。
 遊星歯車装置64は入力軸65と過給機回転軸44との間に配置され、ギヤケース部58に支持されている。過給機回転軸44の右側端部44bの外歯78に、複数の遊星歯車80が周方向に並んでギヤ連結されている。すなわち、過給機回転軸44の外歯78は遊星歯車装置64の太陽歯車として機能する。遊星歯車80には、太陽歯車(外歯)78に噛み合う歯車81が形成されている。遊星歯車80は、周方向に離間して、例えば、3つ配置されている。
 遊星歯車80は径方向外側で大径の内歯車(リング歯車)82にギヤ連結している。各遊星歯車80は、ギヤケース部58に装着された軸受84によりキャリア軸86に回転自在に支持されている。つまり、キャリア軸86は、遊星歯車80の支持軸を構成する。この実施形態では、軸受84として、針状ころが用いられている。
 キャリア軸86は円板状の固定部材88に固定され、この固定部材88がギヤケース部58にボルト90により固定されている。つまり、キャリア軸86は固定されており、遊星歯車80は公転しない。内歯車82には、入力軸65の左側端部に設けられた入力ギヤ92がギヤ連結されている。入力ギヤ92は、円板の外周に外歯が形成された外歯車である。入力ギヤ92と内歯車82とは、噛み合いを維持できる範囲で径方向に相対移動可能である。
 このように、内歯車82が入力軸65と同じ回転方向に一体的に回転するようにギヤ接続され、キャリア軸86が固定されて、遊星歯車80は内歯車82と同じ回転方向に回転する。太陽歯車(外歯車78)は出力軸となる過給機回転軸44に形成されており、遊星歯車80と反対の回転方向に回転する。
 内歯車82と入力軸65の入力ギヤ92とは、位置決め部材93を介して入力軸65の軸方向の移動を規制された状態で連結されている。位置決め部材93は、環状のリング部材からなり、入力ギヤ92の軸方向両側に配置されている。本実施形態の位置決め部材93は、鋼製の針金を環状に湾曲させて形成されている。
 図2の過給機ケース66の内部に、過給機42の外部の潤滑液ポンプ29(図1)から供給される潤滑液OLを導入して、軸受ハウジング76に潤滑液OLを導く過給機潤滑液通路94が形成されている。過給機潤滑液通路94は、型成形により過給機ケース66と同時に形成される。本実施形態では、潤滑液OLとしてオイルが用いられている。
 詳細には、過給機ケース66と軸受ハウジング76との間にオイル層96が形成され、このオイル層96に過給機潤滑液通路94が接続されている。これにより、軸受ハウジング76は、オイル層96を介して過給機ケース66に径方向に移動可能に支持されている。オイル層96は、過給機回転軸44の揺動を緩和する機能を持つ。オイル層96の潤滑液OLの一部が、被潤滑部分である軸受69に供給される。右側の軸受69を通過したオイルは、外歯78に供給されて、外歯78と歯車81との噛み合い部分を潤滑する。
 過給機潤滑液通路94は、横断面円形であり、軸受ハウジング76から径方向に延びる第1通路98と、軸方向に延びて第1通路98の径方向外側端部に接続される第2通路100とを有している。第1通路98の径方向外側端部は開口しており、この開口端に雌ねじ98aが形成されている。第2通路100は、2つのケース半体である入力ケース部56およびギヤケース部58に渡って延びている。
 過給機潤滑液通路94は、図3のエンジンEの内部に形成されたエンジン潤滑液通路95に接続されている。つまり、潤滑液ポンプ29(図1)からの潤滑液OLを過給機42へ導入するエンジン潤滑液通路95の出口95aが、クランクケース28における過給機ケース66との合わせ面102に形成されている。
 図2に示すように、エンジン潤滑液通路95は、その出口95aが過給機ケース66の過給機潤滑液通路94の第2通路100に直接接続され、出口95aから軸受69に潤滑液OLを供給している。このように、過給機ケース66をエンジンケースECに取り付けることで、潤滑液ポンプ29(図1)から過給機潤滑液通路94に潤滑液OLが供給される。過給機潤滑液通路94に供給された潤滑液OLは、図示しない通路により、変速機構64、スプロケット62、チェーン74等にも供給される。
 過給機潤滑液通路94には、潤滑液OLの異物を取り除くオイルフィルタ104が設置されている。オイルフィルタ104は、過給機42の被潤滑部分の上流側に配置され、被潤滑部分に供給される前のオイルをろ過する。また、オイルフィルタ104は、過給機42の外部からの操作によって過給機ケース66に着脱可能に取り付けられている。詳細には、オイルフィルタ104は、過給機ケース66に対して径方向に着脱可能となっている。これにより、着脱時にオイルフィルタ104が羽根車ハウジング63や変速機構64に干渉しない。
 詳細には、オイルフィルタ104は、潤滑液OLの異物を取り除くフィルタ部106と、ギヤケース部58、つまり過給機ケース66に固定される取付部108と、過給機ケース66の外部に露出し着脱用の工具が係合される操作部110とを有している。取付部108には、過給機ケース66の雌ねじ98aに螺合する雄ねじ108aが形成されており、オイルフィルタ104は、第1通路98の開口端を形成する径方向外側端部に取り付けられている。つまり、過給機ケース66にねじ結合される取付部108が、過給機潤滑液通路94を封止する封止部を兼用している。
 第1通路98は取付部108の径方向内方である締結方向に延び、第2通路100は締結方向と直交する方向に延びており、フィルタ部106が第1通路98と第2通路100との接続部に配置されている。詳細には、図4に示すように、オイルフィルタ104のフィルタ部106は、取付部108と一体に形成された金属製の上流部112と、上流部112と別体のゴムのような弾性体からなる下流部114とを有している。取付部108、操作部110および上流部112は不可分一体に構成され、例えば、ステンレスのような鋼材からなる。取付部108および操作部110と上流部112とは別体としてもよい。その場合、上流部112と下流部114は、弾性体により一体形成してもよい。
 フィルタ部106の上流部112は、取付部108の締結方向Aに軸心を持つ筒形状であり、その外周壁に複数の貫通孔118が形成されている。上流部112の外側開口112aは取付部108の底壁に圧接されて閉塞され、内側開口112bに下流部114が圧接されている。下流部114も、締結方向Aに軸心を持つ筒形状であり、外側開口114aが上流部112の内側開口112bに連通し、内側開口114bの近傍にメッシュ120が設けられている。詳細には、下流部114にメッシュ120の外周部が埋め込まれている。下流部114の内側端面が、第1通路98の内面に形成された環状の支持段部99に当接して、締結方向Aの位置決めがなされている。
 図1のエンジンEのオイルパン34の内部に1次オイルフィルタ(図示せず)が配置され、エンジン潤滑液通路95内に2次オイルフィルタ(図示せず)が配置され、図2のオイルフィルタ104は、3次オイルフィルタである。オイルフィルタ104は、2次オイルフィルタよりも目が粗く設定されている。オイルフィルタ104の上流側の第2通路100の通路面積よりも、オイルフィルタ104の下流側の第1通路98の通路面積が大きく設定されている。これにより、オイルフィルタ104の上流側でオイルOLの流速が小さくなるので、異物を除去しやすい。
 過給機ケース66におけるオイルフィルタ104が取り付けられる部分は、他の部分に比べて、径方向外側に膨出している。これにより、オイルフィルタ104が径方向外側に配置され、着脱が容易になる。また、過給機ケース66にオイルフィルタ104を設けることで、エンジン側に設けるのに比べて、エンジンEの構造が簡単になる。例えば、過給機42を取り外すことで、非過給エンジンとして用いることが可能な場合、過給機用のオイルフィルタをエンジンに設けない方が好ましい。さらに、過給機ケース66にオイルフィルタ104を設けると、過給機42のメンテナンス時にオイルフィルタ104を点検できるので、作業性がよい。
 図2に示すように、過給機ケース66に、過給機潤滑液通路94の一部を構成する流量調整部材122が設けられている。詳細には、図5に示すように、流量調整部材122は、円筒状の部材であり、入力ケース部56とギヤケース部58との連結部に設けられた凹所124に配置されている。凹所124は、過給機潤滑液通路94の第2通路100の一部を拡径して形成されており、過給機潤滑液通路94と同心の収納空間を形成している。
 流量調整部材122は、円筒形状の内部の中空孔が過給機潤滑液通路94の一部を構成している。流量調整部材122の外周面にゴムのような弾性体からなるOリング125が装着されている。流量調整部材122と凹所124との間がOリング125によりシールされることで、入力ケース部56とギヤケース部58との連結面CSと過給機潤滑液通路94との間がシールされている。
 流量調整部材122は、前記ボルト59を緩めて入力ケース部56とギヤケース部58を分離することで着脱可能である。流量調整部材122は内径の異なる複数の円筒を選択して装備することで、過給機潤滑液通路94を流れる潤滑液OLの量を調整する。例えば、図5に実線で示す流量調整部材122に代えて、二点鎖線で示す流量調整部材122Aを配置することで、過給機潤滑液通路94の通路面積を小さくして、潤滑液OLの流量を抑制できる。
 図1のエンジンEが始動すると、クランク軸26に連動して、潤滑液ポンプ29および過給機42が駆動する。潤滑液ポンプ29から圧送された潤滑液の一部は、図2のエンジン潤滑液通路95の出口95aから過給機潤滑液通路94の第2通路100に導入される。第2通路100に導入された潤滑液OLは、流量調整部材122で流量が調整されたのち、オイルフィルタ104を通過する。
 詳細には、潤滑液OLは、図5に示すオイルフィルタ104におけるフィルタ部106の上流部112の貫通孔118からオイルフィルタ104の内部に導入され、上流部112において左右方向から径方向内側に流れ方向が変更される。さらに、潤滑液OLは、フィルタ部106の下流部114のメッシュ120を通過して異物が取り除かれた後、過給機潤滑液通路94の第1通路98に導かれる。第1通路98に導かれた潤滑液OLは、図2の軸受ハウジング76に供給され、軸受69を潤滑する。
 メッシュ120の清掃あるいは交換を行う場合、トルクレンチのような工具をオイルフィルタ104の操作部110の六角孔のような係合孔110aに係合して、取付部108を回転して緩めることで、上流部112と一体の取付部108と、下流部114とをこの順序で過給機ケース66から取り外す。取り外した下流部114のメッシュ120を清掃した後、下流部114を再度過給機潤滑液通路94に挿入するか、または新しい下流部114を挿入する。つづいて、取付部108を過給機潤滑液通路94に挿入し、さらに、工具を操作部110の係合孔110aに係合して、取付部108を締め付けることで、オイルフィルタ104を過給機ケース66に取り付ける。
 本実施形態の過給機42は、遠心式過給機であるから、回転数に比例した性能となり、過給機回転軸44の回転数が高く設定されている。このことから軸受69に供給されるオイルOLに対する異物除去要求が高い。さらに、過給機回転軸44の一部が、オイル層96で支持されるので、オイル層96に供給されるオイルOLに対する異物除去要求が高い。
 上記構成において、オイルフィルタ104が、過給機42の外部からの操作によって過給機ケース66に着脱可能に取り付けられている。したがって、過給機潤滑液通路94が過給機ケース66の内部に形成された場合でも、オイルフィルタ104を容易に交換または洗浄することができる。
 過給機潤滑液通路94は、エンジン潤滑液通路95に接続されており、エンジン潤滑液通路95において潤滑液OLに、金属磨耗粉のような異物が混入する恐れがあるが、オイルフィルタ104を設けたので、そのような異物を取り除くことができる。したがって、エンジンEのオイルを過給機42の潤滑に好適に用いることができる。
 オイルフィルタ104は、異物を取り除くフィルタ部106と、過給機ケース66に螺合される取付部108と、過給機ケース66の外部に露出した操作部とを有している。したがって、過給機42の外部から工具を用いて操作部110を操作することで、オイルフィルタ104を容易に交換できる。また、取付部108が、過給機潤滑液通路94を封止する封止部を兼用しているので、部品点数を低減できる。
 オイルフィルタ104のフィルタ部106が、第1通路98と第2通路100との接続部に配置されている。これにより、加工時のプラグ孔を用いてオイルフィルタ104を形成できる。
 オイルフィルタ104は、軸受ハウジング76から径方向に延びる第1通路98に取り付けられている。これにより、オイルフィルタ104を、被潤滑部分である軸受69に近接して配置できるので、軸受69への異物の混入を効果的に防止できる。
 過給機ケース66に、過給機潤滑液通路94の一部を構成する流量調整部材122が設けられている。エンジン潤滑液通路95から潤滑液が供給される場合、供給される潤滑液の量が、過給機42で必要な潤滑液の量よりも多いことがあるが、流量調整部材122を選択することで潤滑液OLの流量を調整できる。また、流量調整部材122は、ボルト59(図5)を緩めて入力ケース部56とギヤケース部58とを分離することで着脱可能であるから、交換が容易である。
 遊星歯車装置64の内歯車82と入力軸65の入力ギヤ92とが、位置決め部材93を介して入力軸65の軸方向の移動を規制された状態で連結されている。これにより、入力軸65が軸方向に移動するのが規制されるので、内歯車82と入力ギヤ92の軸方向相対位置を適切に規制できる。また、位置決め部材93は、針金を湾曲させてリング状としているので、構造が簡単である。
 本発明は、以上の実施形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、種々の追加、変更または削除が可能である。例えば、上記実施形態では、自動二輪車のエンジンに適用した例を説明したが、本発明の過給機は、自動二輪車以外の車両、船舶等のエンジンにも適用可能で、さらに、地上設置のエンジンにも適用できる。また、動力伝達部材としては、チェーン74に代えて、刃形ベルトを使用してもよい。
 また、フィルタ部106と取付部108とは一体に構成されていてもよい。上記実施形態では、第1通路98と第2通路100とは直交していたが、両通路98,100は交差していればよく、必ずしも直交している必要はない。さらに、過給機ケース66に軸受が形成されていなくてもよい。したがって、そのようなものも本発明の範囲内に含まれる。
37 エンジン潤滑液通路
42 過給機
44 過給機回転軸
56 入力ケース部(ケース半体)
58 ギヤケース部(ケース半体)
60 羽根車
64 変速機構(遊星歯車装置)
65 入力軸
66 過給機ケース
80 遊星歯車
82 内歯車
92 入力ギヤ
93 位置決め部材
94 過給機潤滑液通路
98 第1通路(過給機潤滑液通路)
98a 雌ねじ
100 第2通路(過給機潤滑液通路)
104 オイルフィルタ(フィルタ)
106 フィルタ部
108 取付部
108a 雄ねじ
110 操作部
122 流量調整部材
E エンジン

Claims (7)

  1.  エンジンの吸気を加圧するための羽根車と、
     前記羽根車が固定された過給機回転軸と、
     前記過給機回転軸を覆う過給機ケースと、
     前記過給機ケースの内部に形成されて、被潤滑部分にエンジンの潤滑液を導く過給機潤滑液通路と、
     前記過給機潤滑液通路に設置されて潤滑液の異物を取り除くフィルタと、を備え、
     前記フィルタは、前記過給機ケースに対して着脱可能に取り付けられているエンジンの過給機。
  2.  請求項1に記載の過給機において、前記フィルタは、前記潤滑液の異物を取り除くフィルタ部と、前記過給機ケースに形成された雌ねじに螺合する雄ねじが形成された取付部と、前記過給機ケースの外部に露出し着脱用の工具が係合される操作部とを有しているエンジンの過給機。
  3.  請求項2に記載の過給機において、前記取付部は、前記過給機潤滑液通路を封止する封止部を兼用しているエンジンの過給機。
  4.  請求項2または3に記載の過給機において、前記過給機潤滑液通路は、前記取付部の締結方向に平行に延びる第1通路と、前記締結方向と交差する方向に延びて前記第1通路に接続される第2通路とを有し、
     前記フィルタ部が前記第1通路と前記第2通路との接続部に配置されているエンジンの過給機。
  5.  請求項4に記載の過給機において、前記第1通路は、前記過給機ケースにおける前記過給機回転軸の軸受部分から径方向に延び、径方向外側端部が開口しており、
     前記フィルタは、前記第1通路の開口端に取り付けられているエンジンの過給機。
  6.  請求項1から5のいずれか一項に記載の過給機において、前記過給機ケースは、2つのケース半体がボルトを用いて連結されており、
     前記過給機潤滑液通路の一部が、これら2つのケース半体に渡って前記ボルトの軸方向に延び、
     前記過給機ケースに、前記過給機潤滑液通路の前記一部を構成する流量調整部材が設けられ、
     前記流量調整部材は、前記ボルトを緩めて前記2つのケース半体を分離することで着脱可能であるエンジンの過給機。
  7.  請求項1から6のいずれか一項に記載の過給機において、さらに、動力を変速して前記過給機回転軸に出力する遊星歯車装置と、前記遊星歯車装置に動力を入力する入力軸とを備え、
     前記遊星歯車装置の遊星歯車に噛み合う内歯車と前記入力軸の入力ギヤとが、位置決め部材を介して前記入力軸の軸方向の移動を規制された状態で連結されているエンジンの過給機。
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