JPH0632897U - 潤滑オイル供給装置 - Google Patents

潤滑オイル供給装置

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JPH0632897U
JPH0632897U JP6950592U JP6950592U JPH0632897U JP H0632897 U JPH0632897 U JP H0632897U JP 6950592 U JP6950592 U JP 6950592U JP 6950592 U JP6950592 U JP 6950592U JP H0632897 U JPH0632897 U JP H0632897U
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JP
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oil
valve
engine
accumulator
opening
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JP6950592U
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English (en)
Inventor
正夫 寺岡
正夫 舘野
雅彦 朝日
Original Assignee
栃木富士産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジン始動時の潤滑オイル不足を解消す
る。 【構成】 エンジンによって駆動されるオイルポンプ2
00から潤滑対象部に油路201を介してオイルを供給
する潤滑オイル供給装置において、前記油路201の途
中にアキュムレータ202を介装すると共に、同油路2
01に、アキュムレータ202からオイルポンプ200
側へのオイルの戻りを阻止するチェックバルブ205
と、アキュムレータ202と前記潤滑対象部との間の前
記油路201を開閉する開閉バルブ203とを設け、さ
らにこの開閉バルブ203を前記エンジンの始動に連動
して開きかつエンジンの停止と共に閉じるバルブ駆動回
路206を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば内燃機関の過給に用いられる遠心コンプレッサ等の軸受部に 潤滑オイルを供給する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の遠心コンプレッサでは、エンジンによって駆動されるオイルポ ンプから油路を介して直接軸受部等にオイルを供給していた(特開平3−500 317号公報)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、エンジンの始動によりオイルポンプが動作し始めてから、実際に軸 受部等に十分なオイルが供給されるまでには、オイルポンプの立上がり遅れ等に より若干の遅れが生じる。よって、短時間ではあるが、その間軸受部等に潤滑オ イル不足が生じるおそれがある。この場合、特に上記の内燃機関の過給に用いら れる遠心コンプレッサ等の場合には、エンジン始動時からインペラが勢いよく高 速回転するので、潤滑オイル不足による焼き付きなどを発生するおそれが大であ る。
【0004】 本考案は、上記事情を考慮し、エンジン始動時の潤滑オイル不足を解消するこ とのできる潤滑オイル供給装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、エンジンによって駆動されるオイルポンプから潤滑対象部に油路を 介してオイルを供給する潤滑オイル供給装置において、前記油路の途中にアキュ ムレータを介装すると共に、同油路に、アキュムレータからオイルポンプ側への オイルの戻りを阻止するバルブと、アキュムレータと前記潤滑対象部との間の前 記油路を開閉する開閉バルブとを設け、さらにこの開閉バルブを前記エンジンの 始動に連動して開きかつエンジンの停止と共に閉じるバルブ駆動回路を設けたこ とを特徴としている。
【0006】 又、請求項2の考案に係る潤滑オイル供給装置では、アキュムレータとして、 油室に加圧オイルを供給することで反力機構に対抗して動作する油圧アクチュエ ータを用い、この油圧アクチュエータの前記油室を前記油路に接続し、さらに前 記オイルの戻りを阻止するバルブと、前記開閉バルブと、前記駆動回路とでエン ジン停止時に前記反力機構に対抗する適当量の加圧オイルを前記油圧アクチュエ ータの油室に残留させる貯留制御機構を構成したことを特徴としている。
【0007】
【作用】
上記構成の潤滑オイル供給装置では、通常の潤滑時は、オイルポンプから油路 を介して潤滑対象部にオイルが供給される。このとき、アキュムレータにもオイ ルが供給されている。そして、エンジンを停止すると開閉バルブが閉じてアキュ ムレータ内に加圧オイルが蓄えられる。
【0008】 この状態で、エンジンを始動すると、オイルポンプが同時に駆動されオイルの 供給を始める。しかし、オイルポンプの動作開始直後は立上がり遅れ等により十 分なオイルの供給には至らない。一方このとき、エンジンの始動に連動して開閉 バルブが開き、それによりアキュムレータ内に蓄えられていた加圧オイルが油路 を介して潤滑対象部に供給されることになる。従って、オイルポンプからのオイ ルの供給が十分行われない間、アキュムレータからのオイルにより潤滑対象部が 潤滑されることになる。
【0009】 又、アキュムレータとして油圧アクチュエータを用いた装置の場合には、通常 の潤滑時はオイルポンプから油路を介して潤滑対象部にオイルが供給される。そ して、エンジンを停止すると、貯留制御機構の働きにより油圧アクチュエータ内 に適当量の加圧オイルが蓄えられる。
【0010】 この状態で、エンジンを始動すると、開閉バルブが開くことで油圧アクチュエ ータの油室の閉鎖が解除され、油圧アクチュエータが反力機構の作用で駆動側と 反対側に動作し、油室内の加圧オイルを排出し始める。そして、このオイルが潤 滑対象部に供給される。よって、オイルポンプからのオイルの供給が十分行われ ない間、油圧アクチュエータからのオイルにより潤滑対象部が潤滑されることに なる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0012】 図1は、本考案を適用した車両用の機械式過給機の第1実施例を示す。
【0013】 この機械式過給機1は、ベルト式無段変速機3と、プラネタリーギヤ式の増速 機構5と、過給機7(遠心コンプレッサ)とを備えている。
【0014】 ベルト式無段変速機3はドライブプーリ9とドリブンプーリ11とを備え、こ れらはケーシング13上に支承され、それぞれ可動フランジ15、17と固定フ ランジ19、21とを備え、これらの間に装着されたベルト23を介して連結さ れている。ドライブプーリ9はエンジンのクランクシャフトからの駆動力により 回転駆動される。又、ドリブンプーリ11は固定フランジ21に連結された入力 軸25を介して増速機構5に駆動力を伝達する。
【0015】 ドライブプーリ9では、皿ばね27により可動フランジ15が固定フランジ1 9側に押圧されてベルト23に張力が与えられている。又、ドリブンプーリ11 にはフライウェート29とカム面31、31とからなる遠心カム33が形成され ており、エンジン回転数が上昇すると、遠心カム33のカムスラスト力により可 動フランジ17が固定フランジ21側に押圧されてドリブンプーリ11のプーリ ピッチ径R2が大きくなると共に、ベルト張力によりドライブプーリ9のプーリ ピッチ径R1が小さくなり、ベルト式無段変速機3の増速比を下げる。又、エン ジン回転数が下がると、遠心カム33のカムスラスト力が小さくなり、皿バネ2 7の付勢力によってプーリピッチ径R1が大きくR2が小さくなって増速比が上 がる。
【0016】 こうして、エンジンの駆動力はベルト式無段変速機3により回転数の変動幅を 小さく抑えられ、入力軸25を介して増速機構5へ伝達される。
【0017】 ケーシング13は、本体35とフランジ37とから構成されている。フランジ 37は本体35の円周溝39に係合した連結部材41とボルト43とによって、 過給機7のコンプレッサハウジング45と共に、本体35に固定されている。本 体35とフランジ37との間にはOリング47が配置されている。
【0018】 増速機構5はケーシング13に収納されている。インターナルギヤ49は入力 軸25の右端に一体形成されており、入力軸25はベアリング51、53を介し て本体35に支承されている。サンギヤ55は過給機7のインペラシャフト57 の左端に形成されている。又、ピニオンギヤ59はベアリング61を介してピニ オンシャフト63に支承されており、ピニオンシャフト63はボルト65により フランジ37に固定されている。そして、入力軸25の回転はインターナルギヤ 49とピニオンギヤ59とサンギヤ55とを介して増速され、インペラシャフト 57に伝達される。
【0019】 インペラシャフト57の右端部にはインペラ69が圧入され、ナット71でロ ックされている。インペラ69が回転すると、コンプレッサハウジング45の吸 込み口73に負圧が生じて空気が吸込まれ、渦巻室75で加圧されて、エンジン に供給される。
【0020】 インペラシャフト57はユニットベアリング77に支承されており、ユニット ベアリング77のアウターレース79とフランジ37との間にはオイルフィルム ダンパ81が設けられている。アウターレース79に対し、フランジ37との間 にはOリング83が、又インペラシャフト57上のブッシュ85との間にはシー ル87がそれぞれ配置されている。
【0021】 本体35にはオイルプラグ89が取り付けられており、オイルフィルムダンパ 81にはオイルポンプ200からオイルプラグ89とノズル91と油路93とを 介して加圧したオイルが供給されてオイルフィルムを形成し、ユニットベアリン グ77とインペラシャフト57とインペラ69などの回転側部材をフローティン グ支持し、回転側の振動を吸収してインペラ69の破損などを防止する。オイル フィルムダンパ81のオイルは、アウターレース79の油路95からユニットベ アリング77のボール97に供給される。ここでは、これらオイルフィルムダン パ81やユニットベアリング77等が潤滑対象部である。
【0022】 オイルポンプ200はエンジンと連動して駆動されるもので、このオイルポン プ200とオイルプラグ89とをつなぐ油路201の途中には、加圧されたオイ ルを貯留するアキュムレータ202が、開閉バルブ203を介して介装されてい る。又、前記油路201上には、アキュムレータ202の油路201に対する接 続点204よりもオイルポンプ200側に位置させて、チェックバルブ205が 配置されている。このチェックバルブ205は、アキュムレータ202からの加 圧オイルがオイルポンプ200側に逆流するのを阻止するためのものである。
【0023】 前記開閉バルブ203は常閉式の電磁弁からなり、駆動回路206により駆動 される。駆動回路206は、エンジンのスタータスイッチ207とバッテリー2 08とを含み、スタータスイッチ207がONされたとき開閉バルブ203を開 き、OFFされたとき開閉バルブ203を閉じる。
【0024】 次に作用を説明する。
【0025】 エンジンの稼働中は、オイルポンプ200から油路201を介してオイルプラ グ89に加圧オイルが供給される。そして、オイルフィルムダンパ81や他の軸 受部にオイルが送られる。このとき、スタータスイッチ207が閉じていること により開閉バルブ203が開かれており、アキュムレータ202にも加圧オイル が供給されている。そして、スタータスイッチ207を開いてエンジンを停止す ると、開閉バルブ203が閉じてアキュムレータ202内に加圧オイルが蓄えら れる。
【0026】 この状態で、スタータスイッチ207を閉じてエンジンを再度始動すると、オ イルポンプ200が同時に駆動され、オイルの供給を始めるが、同時に開閉バル ブ203が開き、それにより、アキュムレータ202内に蓄えられていた加圧オ イルが、油路201を介してオイルプラグ89に供給されることになる。したが って、オイルポンプ200からのオイルの供給が十分に行われない間は、アキュ ムレータ202からのオイルにより軸受部等の潤滑対象部が潤滑されることにな る。よって、エンジン始動と共に高速回転するインペラシャフト57の軸受部な どにおける潤滑オイル不足が解消され、これによる障害の発生を未然に防ぐこと ができる。
【0027】 次に、本考案の第2実施例を説明する。
【0028】 図2は、本考案を適用した車両用の機械式過給機の第2実施例を示す。
【0029】 この第2実施例の機械式過給機1’と前記第1実施例の第1の相違点は、ベル ト式無段変速機3’のドライブプーリ9の可動フランジ15を、油圧シリンダ( 油圧アクチュエータ)300によって積極的に動かすようにした点である。
【0030】 この場合、可動フランジ15は、固定フランジ19の透孔19aから挿入され たピン301によって、自身のボス部が右方に押されることにより、皿バネ(反 力機構)27に抗してスライドさせられるようになっており、ピン301から受 ける力と皿バネ27による反力とのバランスにより、その位置が定まる。
【0031】 ピン301は、固定フランジ19の外側に配された回転板302に固定されて いる。この回転板302は、ドライブプーリシャフト303内をスライド自在に 貫通した油圧シリンダ300の作動ロッド304の先端に、ベアリング305を 介して回転自在に取り付けられている。
【0032】 油圧シリンダ300は、油室306、307に加圧オイルを供給することで作 動ロッド304を伸長し、皿バネ27に対抗して可動フランジ15を右方へ動か す(図中上半部の状態)。従って、加圧オイルの供給を解除すると、皿バネ27 の力で反対に戻され、油室306、307内のオイルが排出される(図中下半部 の状態)。この際、ドライブプーリ9にはベルト23が巻回されているので、皿 バネ27による戻りの作用は、このベルト23の位置やベルト23とドライブプ ーリ9との摩擦などにより影響を受けることになる。
【0033】 この第2実施例と前記第1実施例との第2の相違点は、この油圧シリンダ30 0自体を前述のアキュムレータとして利用している点である。
【0034】 油圧シリンダ300には、油室306、307に通じる各一対の給排口310 A、310B、311A、311Bがそれぞれ設けられており、片方の給排口3 10A、311Aは機械式制御バルブ350を介してオイルポンプ200に接続 されている。又、もう一方の給排口310B、311Bは開閉バルブ203を介 して油路201によりオイルプラグ89に接続されている。又、オイルプラグ8 9はチェックバルブ330を介して、前記機械式制御バルブ350の第3ポート 351に接続されている。
【0035】 機械式制御バルブ350は、一端が端壁352によって閉塞された筒状のバル ブハウジング353内に、他端側が端壁354によって閉塞された筒状の弁体3 55を軸線方向スライド自在に内装したものであり、バルブハウジング353と 弁体355との間に形成されるバルブ内空間356内には、弁体354を図中左 方へ付勢するスプリング357が介装されている。
【0036】 弁体355の周壁には通孔358、359が形成され、一方バルブハウジング 352の周壁には第1、第2のポート360、361が形成されている。又、バ ルブハウジング353の端壁352には、バルブ内空間356に常時連通した前 記第3のポート351が形成されている。第1のポート360は、弁体355の 通孔358を介して常時バルブ内空間356に連通したもので、オイルポンプ2 00に接続されている。
【0037】 又、第2のポート361は、油圧シリンダ300の給排口310A及び311 Aに接続されている。この第2のポート361は、弁体354のスライド位置に より、弁体353の通孔359を介してバルブ内空間356と連通したり、弁体 353の周壁で連通を遮断されたりする。
【0038】 弁体353の端壁354は、ドライブプーリ9の可動フランジ15に連結部材 370を介して機械的に連結されており、ドライブプーリ9の位置に応じて制御 バルブ350が開閉制御される。
【0039】 なお、開閉バルブ203の駆動回路206については、前記第1実施例と同様 に構成されている。
【0040】 次に作用を説明する。
【0041】 エンジンの稼働中は、オイルポンプ200からのオイルが、機械式制御バルブ 350の第3ポート351を通り、チェックバルブ330を通過し、油路201 を通ってオイルプラグ89に導かれる。そして、オイルフィルムダンパ81や他 の軸受部にオイルが送られる。このとき、スタータスイッチ207が閉じている ことにより開閉バルブ203が開かれており、油圧シリンダ300の排出オイル も、開閉バルブ203経由でオイルプラグ89に導かれる。
【0042】 次に、スタータスイッチ207を開いてエンジンを停止すると、オイルポンプ 200の吐出圧力が低下し、皿バネ27の反力によって油圧シリンダ300の油 室306、307内のオイルが機械式制御バルブ350の第2ポート361及び 通孔359(この時点では大体開いている)を通ってバルブ内空間356に至り 、ここから第3ポート351、チェックバルブ330を通ってオイルプラグ89 に導かれる。
【0043】 そして、ドライブプーリ9が皿バネ27の力で低速側に戻る(可動フランジ1 5が左側に戻る)と、それに伴って弁体354が左方へ移動し、それにより第2 ポート361が塞がれる。このとき、開閉バルブ203も閉じているので、油圧 シリンダ300の油室306、307につながる給排口310A、310B、3 11A、311Bがすべて閉鎖されることになり、油室306、307内に加圧 オイルが閉じ込められ貯留されることになる。
【0044】 この状態で、スタータスイッチ207を閉じてエンジンを再度始動すると、開 閉バルブ203が開き、油圧シリンダ300の油室306、307の閉鎖状態が 解除される。又、このときエンジンの回転によりドライブプーリ9が回転するこ とで、ベルト23との摩擦が低下して皿バネ27の力で可動フランジ15がさら に左方へ移動し、その移動により油圧シリンダ300の油室306、307内に 貯留されていたオイルが開閉バルブ203を通って、油路201からオイルプラ グ89に供給される。
【0045】 よって、オイルポンプ200からのオイルの供給が十分行われない間、油圧ア クチュエータ300からのオイルにより潤滑対象部が潤滑されることになる。オ イルポンプ200が十分なオイルの供給を行えるようになると、その段階ではオ イルポンプ200から制御バルブ350の第3ポート351を介してオイルがオ イルプラグ89に導かれるようになる。
【0046】 なお、この第2実施例においては、機械式制御バルブ350が、油圧シリンダ (アキュムレータ)300からのオイルポンプ200へのオイルの戻りを阻止す るバルブとして機能する。又、この機械式制御バルブ350と、開閉バルブ20 3と、駆動回路206とが、エンジン停止時に油圧シリンダ300の油室に適当 量の加圧オイルを貯留させる貯留機構を構成している。
【0047】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、オイルポンプから潤滑対象部までオイ ルを供給する油路中にアキュムレータを設けたので、エンジン始動時の潤滑オイ ル不足を防止することができ、軸受部等の焼き付きなどの障害の発生を未然に防 ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の断面図である。
【図2】本考案の第2実施例の断面図である。
【符号の説明】
200 オイルポンプ 77 ユニットベアリング(潤滑対象部) 81 オイルフィルムダンパ(潤滑対象部) 89 オイルプラグ 201 油路 202 アキュムレータ 203 開閉バルブ 205,330 チェックバルブ(オイルの戻りを阻止
するバルブ) 206 バルブ駆動回路 207 スタートスイッチ 300 油圧シリンダ 306,307 油室 350 機械式制御バルブ(オイルの戻りを阻止するバ
ルブ)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンによって駆動されるオイルポン
    プから潤滑対象部に油路を介してオイルを供給する潤滑
    オイル供給装置において、 前記油路の途中にアキュムレータを介装すると共に、同
    油路に、アキュムレータからオイルポンプ側へのオイル
    の戻りを阻止するバルブと、アキュムレータと前記潤滑
    対象部との間の前記油路を開閉する開閉バルブとを設
    け、さらにこの開閉バルブを前記エンジンの始動に連動
    して開きかつエンジンの停止と共に閉じるバルブ駆動回
    路を設けたことを特徴とする潤滑オイル供給装置。
  2. 【請求項2】 前記アキュムレータとして、油室に加圧
    オイルを供給することで反力機構に対抗して動作する油
    圧アクチュエータが設けられ、この油圧アクチュエータ
    の前記油室が前記油路に接続されており、さらに前記オ
    イルの戻りを阻止するバルブと、前記開閉バルブと、前
    記駆動回路とでエンジン停止時に前記反力機構に対抗す
    る適当量の加圧オイルを前記油圧アクチュエータの油室
    に残留させる貯留制御機構が構成されていることを特徴
    とする請求項1記載の潤滑オイル供給装置。
JP6950592U 1992-10-06 1992-10-06 潤滑オイル供給装置 Pending JPH0632897U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015098867A (ja) * 2013-11-18 2015-05-28 川崎重工業株式会社 エンジンの過給機

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