WO2013186955A1 - 玩具用ブロック - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、組み立ての自由度を向上させる。 【解決手段】本発明は、単位辺長D1を1としたとき、1×1×1で表される立方体を1単位サイズとし、1又は複数の1単位サイズが結合した直方体形状を有し、開口する開口面を底面とし、4つの側壁3Bと天面3Aとから構成される本体部と、円柱形状を有し、天面3A又は側壁3Bのうち一以上の外面に設けられ、単位辺長D1に対して、直径D2が0.4以上0.6未満であり、高さが(1-直径)×(0.4以上0.5以下)である円柱突起とを有する。

Description

玩具用ブロック
 本発明は、複数のブロックを組立てて種々の形象物を作成可能な玩具用ブロックに適用して好適なものである。
 図1に示すように、従来、底面が開口した直方体形状を有する本体部C3と、当該本体部C3から円柱状に突出する円柱突起C2からなり、円柱突起C2を本体部C3の開口部に嵌合させることにより組立て可能になされた玩具用ブロックが広く知られている(例えば、特許文献1参照)。
 この玩具用ブロックでは、円柱突起の数が異なるブロックを適宜組み合わせ、ブロックを下から上へ向けて組み上げていくことにより、種々の形象を形作ることが可能となっている。
特表平10-506309号公報
 かかる構成のブロック(図1(A)及(B))では、ブロックを鉛直方向のみにしか増設することができないため、形成できる形象に限りがある。また、複雑な形象を形成したい場合には、組立の順序やブロックの組み合わせを熟考しなければならず、組み立ての自由度が小さいという問題があった。
 本発明は以上の点を考慮してなされたもので、組み立ての自由度を向上させ得る玩具用ブロックを提供するものである。
 かかる課題を解決するため、本願発明の玩具用ブロックにおいては、単位辺長を1としたとき、1×1×1で表される立方体を1単位サイズとし、ほぼ1又は複数の単位サイズが結合した大きさの直方体形状を有し、開口する開口面を底面とし、4つの側壁と天面とから構成される本体部と、天面又は側壁のうち一以上の外面に設けられ、上記単位辺長に対して、直径が0.4以上0.6未満であり、高さが(1-直径)×(0.4以上0.5以下)である円柱形状の円柱突起とを有し、本体部は、4つの側壁に囲まれ、側壁の少なくとも一つに対して円柱突起と同一形状である他の円柱突起を接触させて嵌合させることにより、当該他の円柱突起を保持する嵌合部を有し、側壁の底面近傍の壁厚が、ほぼ(1-直径)×0.5+αで表され、-0.05≦α≦0.03であるようにした。
 これにより、玩具用ブロックは、円柱突起を水平方向に突出させた場合であっても、鉛直方向及び水平方向に突出する円柱突起同士が衝突することなく、かつ、水平方向に突出する円柱突起が他ブロックをしっかりと保持することができる。
 本発明によれば、玩具用ブロックは、円柱突起を水平方向に突出させた場合であっても、鉛直方向及び水平方向に突出する円柱突起同士が衝突することなく、かつ、水平方向に突出する円柱突起が他ブロックをしっかりと保持することができる。かくして本発明は、組み立ての自由度を向上させ得る玩具用ブロックを実現できる。
従来の1単位ブロックの構成を示す略線図である。(A)は側面図、(B)は上面図、(C)は側壁突起付1単位ブロック、(D)は側壁突起付1単位ブロック、(E)は側壁突起付1単位ブロックの組立の説明である。 第1の実施の形態による1単位ブロックの構成を示す略線図である。(A)は斜視図、(B)は上面図、(C)は側面図、(D)は断面図、(E)は底面図である。 第1の実施の形態による側壁突起付1単位ブロックの構成を示す略線図である。(A)は斜視図、(B)は上面図である。 第1の実施の形態による1単位ブロックの組立の説明に供する略線図である。(A)は側壁突起付1単位ブロックの組立、(B)は側壁孔付1単位ブロックの組立、(C)は様々な組立の説明である。 第1の実施の形態による側壁孔付1単位ブロックの構成を示す略線図である。(A)は斜視図、(B)は上面図である。 第1の実施の形態による2単位ブロックの構成を示す略線図である。(A)は斜視図、(B)は上面図、(C)は側面図(1)、(D)は側面図(2)、(E)は底面図である。 第1の実施の形態による側壁突起付2単位ブロックの構成(1)を示す略線図である。(A)は斜視図、(B)は上面図である。 第1の実施の形態による側壁突起付2単位ブロックの構成(2)を示す略線図である。(A)は斜視図、(B)は上面図である。 第1の実施の形態による8単位ブロックの構成(1)を示す略線図である。(A)は斜視図、(B)は上面図、(C)は側面図、(D)は正面図、(E)は底面図である。 第1の実施の形態による8単位ブロックの構成(2)を示す略線図である。(A)は底面図、(B)はA-A´断面図、(C)はB-B´断面図、(D)は嵌合の様子を示す図である。 第1の実施の形態による4単位ブロックの構成を示す略線図である。(A)は斜視図、(B)は上面図、(C)は側面図、(D)は正面図、(E)は底面図である。 第1の実施の形態による側壁突起付ブロックの構成を示す略線図である。(A)は側壁突起付8単位ブロックの斜視図、(B)は側壁突起付8単位ブロックの上面図、(C)は側壁突起付4単位ブロックの斜視図、(D)は側壁突起付4単位ブロックの上面図である。 第1の実施の形態による側壁孔付8単位ブロックの構成を示す略線図である。(A)は斜視図、(B)は側面図、(C)は側壁孔を示す上面図である。 第1の実施の形態による側壁孔付4単位ブロックの構成を示す略線図である。(A)は斜視図、(B)は上面図である。 第1の実施の形態による16単位ブロックの構成を示す略線図である。(A)は上面図、(B)は底面図(1)、(C)は底面図(2)、(D)は底面図(3)である。 第2の実施の形態による8単位ブロック(1)の構成を示す略線図である。(A)は底面図、(B)はA-A´断面図、(C)は側壁底面の断面拡大図である。 第2の実施の形態による8単位ブロック(2)の構成を示す略線図である。(A)は嵌合の様子を示した図、(B)は嵌合の様子を示した拡大図(1)、(C)は嵌合の様子を示した拡大図(2)である。 第2の実施の形態による長壁の構成を示す略線図である。(A)はB-B´断面図、(B)は断面拡大図、(C)は長壁底面の断面拡大図である。 従来の8単位ブロックの構成を示す略線図である。(A)は底面図、(B)は組立の説明図、(C)は底面図である。 第3の実施の形態による8単位ブロックの構成を示す略線図である。(A)は底面図、(B)は側面図である。 他の実施の形態による8単位ブロックの構成を示す略線図である。
<1.第1の実施の形態>
図1(C)に示すように、通常の玩具用のブロックでは、本体部C3が直方体形状に形成されている。例えば、ダイアブロック(登録商標)のような従来型の玩具用ブロックの場合、1単位ブロックC1の本体部C3は、縦×横×高さ=Cd1×Cd1×Cd2=4×4×3(具体的には8.0×8.0×6.0mm)に形成されており、このサイズを1単位サイズとする。この円柱突起C2は、直径Cd3が5.0mm、高さCd4が3.5mmに形成されている。
図1(C)に示すように、この従来型の1単位ブロックC1の側壁C3Bに対して側壁円柱突起C2xを設置した場合について説明する。図1(D)及び(E)に示すように、直方体の水平方向(縦及び横)に対して高さが異なることから、側壁円柱突起C2xに対して他のブロック(以下、これを他ブロックと呼ぶ)を組立てると、本体部C3同士に段差が形成されてしまう。さらにブロックを組立てると、側壁円柱突起C2xが本体部C3の側壁C3Bに接触してしまうことに起因して、1単位ブロックC1間の随所に隙間が形成されてしまう。
仮に、単純に本体部の形状を縦×横×高さ=Cd1×Cd1×Cd2=1×1×1にした場合であっても、側壁円柱突起C2xが本体部C3の側壁3Bに当たってしまうことを防止することができず、隙間が形成されてしまう。
また、側壁円柱突起C2xは、その突起部分が他ブロックの本体部C3の側壁C3Bの内側に嵌合する。すなわち、他ブロック本体部C3の側壁C3Bが側壁円柱突起C2xにぶら下がることになるため、単純に側壁円柱突起C2xを小さくすると、側壁円柱突起C2xが他ブロックを支えられなくなってしまう。
本願出願人は、円柱突起の直径及び高さ、本体部の壁厚との関係を適切に設定することにより、ブロックの側壁に側壁円柱突起を設けた場合であっても、当該側壁円柱突起に対して他ブロックをしっかりと嵌合させることができることを見出した。以下、一例を挙げて説明する。
第1~第3の形態における玩具用ブロックは、1単位ブロック、2単位ブロック、4単位ブロック、8単位ブロック、16単位ブロック、32単位ブロック、64単位ブロックなど様々な単位のブロックを組み合わせることにより構成され、各単位ブロックに対して本発明が適用される。なお、ブロックの単位は、自然数であれば良く、その数に制限はない。なお、サイズの公差は±1.0%である。
玩具用ブロックは、これらの単位ブロック以外にも、形状が変形した変形ブロックを含有することもできる。なお以下、単位ブロック及び変形ブロックの各ブロックをまとめて玩具用ブロックと呼ぶ。玩具用ブロックは、いずれもABS(Acrylonitrile-Butadiene- Styrene共重合)樹脂や、アクリル樹脂など、高弾性樹脂が使用されることが好ましい。
 図2は、全体として本実施の形態における1単位ブロックの構成を示している。図2(A)に示すように、1単位ブロックは、全体として直方体形状の本体部3と、当該本体部3の天面3Aから突出する円柱状の円柱突起2を有している。
 図2(B)及び(C)に示すように、本体部3は、縦×横×高さ=1×1×1の立方体であり、本体部3の単位辺長D1は、6.0mm、すなわち単位サイズは6.0×6.0×6.0mmである。円柱突起2は、その直径D2が単位辺長D1の1/2となる3.0mmであり、突起高さD4が直径D2の1/2となる1.5mmである。円柱突起2は、上面の円の端部に沿って丸みを帯びている。これにより、角が尖らず玩具としての安全性を高めると共に、鉛直及び水平方向に円柱突起2が組み立てられた場合において、公差による寸法違いを吸収することができる。
 図2(D)及び(E)に示すように、1単位ブロック1は、底面が開口している。すなわち、1単位ブロック1は、1つの天面3Aと4つの側壁3Bとからなり、天面3Aから円柱突起2が突出している。円柱突起2は、天面3Aの中心に設けられており、側壁3Bから円柱突起2の端部までの距離D3は、いずれも1.5mmである。なお、突起穴部6はなくても良い。
 図2(D)に示すように、本体部3の内部では、4つの側壁3Bによって形成された嵌合部5の空間と突起穴部6とが連結している。側壁3Bは、全体的にほぼ均一な厚みを有しており、その厚さT1は、単位辺長D1の1/4である1.5mmである。
 嵌合部5(図2(E))の水平方向の壁間距離D5は、縦・横共に単位辺長D1の1/2、すなわち円柱突起2の直径D2と同一である。従って、本体部3は、嵌合部5に円柱突起2が挿入されると、嵌合部5を構成する側壁3Bの内面側において、当該円柱突起2と4点接触し、円柱突起2を保持することが可能となる。なお、嵌合部5の水平方向のサイズは3.0mm×3.0mmである。
 図3に、側壁突起付1単位ブロック101を示している。側壁突起付1単位ブロック101は、4つの側壁103Bのうち一の側壁である、突起付側壁103Baに、円柱突起102と同一形状、同一サイズの側壁円柱突起102xを有している。
 従って、側壁突起付1単位ブロック101は、天面103A上の円柱突起102だけでなく、側壁円柱突起102xをも他ブロックの嵌合部5に嵌合することができ、合計で2つの他ブロックを保持することが可能となる。すなわち、図4(A)に示すように、側壁突起付1単位ブロック101は、従来では上方向にのみ組み上げられていたブロックの方向を、2方向に組み立てさせることが可能となる。
 図5に、側壁孔付1単位ブロック201を示している。側壁孔付1単位ブロック201は、4つの側壁203Bのうち一の側壁である、孔付側壁203Bbに、嵌合部205(図示せず)の空間と連結する側壁孔209を有している。側壁孔209の直径D6は、材質や壁厚により適宜選択されるが、直径D2とほぼ同一であり、直径D2の±3%であることが好ましい。本実施の形態において、直径D6は3.0mmであり、円柱突起102の直径D2と同一である。また、側壁孔209の深さは側壁203Bの壁厚T1(1.5mm)と同一である。
 従って、側壁孔付1単位ブロック201は、嵌合部205(図示せず)だけでなく、側壁孔209に対しても、他ブロックの円柱突起を挿入させることができる。すなわち、図4(B)に示すように、側壁孔付1単位ブロック201は、従来では一方向にのみ組み上げられていたブロックの方向を、異なる方向へ変更して組み立てさせることが可能となる。
 図4(C)に示すように、本実施の形態における玩具用ブロックでは、側壁突起付1単位ブロック101及び側壁孔付1単位ブロック201を有することにより、円柱突起2の方向を増大させたり、円柱突起2の方向を変更することができ、玩具用ブロックの組み立ての自由度を著しく向上させることができる。
 ここで、側壁孔付1単位ブロック201の嵌合部205に挿入された1単位ブロック1の円柱突起2と、側壁孔209に挿入された1単位ブロック1の円柱突起2とが接触しないようにするためには、突起高さD4を側壁3Bから円柱突起2までの距離D3と同一以下に設定する必要がある。
 距離D3は、単位辺長D1から円柱突起2の直径D2を差分した距離の半分{(単位辺長D1-直径D2)/2}であるから、突起高さD4≦{(単位辺長D1-直径D2)/2}である必要がある。
 このとき、側壁突起付1単位ブロック101は、水平方向に係合された1単位ブロックを支えることになる。側壁円柱突起102xは、他ブロックの側壁3Bの内面側に線状に接触することになる。このため、一見、突起高さD4(図2(C)参照)を極力大きくすることにより、水平方向に係合された1単位ブロックの保持力を高めることができる。
 しかしながら、突起高さD4を大きくすると、その分直径D2を小さくする必要がある。直径D2を小さくしすぎると、円柱突起2が針状になり、手に刺さるなどの危険性が生じてしまう。また、直径D2を小さくすると、壁厚T1を大きくしなければならず、材料を多量に必要としてしまう。
 単位辺長D1に対して直径D2が0.4以上であることにより、円柱突起2が針状になることがなく、玩具としての安全性を担保できる。また、玩具用ブロックとしての外観イメージを保持するため、単位辺長D1に対して直径D2が0.45以上であることがさらに好ましい。
 単位辺長D1に対して直径D2が0.6未満であることにより、壁厚T1の厚みを比較的大きく確保できる。このため、水平方向に突出する円柱突起に対し、自重などによって側壁3Bから加重が加えられた場合であっても、側壁3Bが変形することがなく、他ブロックを適切に保持できる。壁厚T1の厚みを十分に確保しつつ、使用する材料を低減するためには、壁厚T1の厚みを0.55未満にすることがさらに好ましい。
 本実施の形態における1単位ブロック1は、単位辺長D1=1に対して、円柱突起2の直径D2が1/2、突起高さD4が1/4に、壁厚T1が1/4に設計されている。これにより、他ブロックの保持力、外観、安全性、材料の使用量の点において非常に均整が良いブロックを形成可能である。
図6に示すように、2単位ブロック11は、1単位ブロック1を2つ連ねたような外形を有している。2単位ブロック11は、直方体形状の本体部13と、2つの円柱突起12を有している。円柱突起12は、1単位ブロック1の円柱突起2と同一形状を有する。
 本体部13は1単位サイズを2つ結合したサイズであり、水平方向の一辺と高さとが単位辺長D1に等しく、水平方向の他辺が単位辺長D1の2倍である。本体部13は、単位辺長D1を1としたとき、縦×横×高さ=1×2×1である。具体的には、縦×横×高さ=6.0mm×12.0mm×6.0mm、壁厚T1=1.5mm、距離D3=1.5mmである。
 図6(E)に示すように、2単位ブロック11は、4つの側壁13Bの内側面によって構成される嵌合部15を有している。具体的に、嵌合部15の水平方向のサイズは、3.0mm×9.0mmである。この2単位ブロック11では、他ブロックの円柱突起が挿入されると、当該円柱突起と側壁13Bとが3点で接触し、他ブロックを保持する。
 図7に示すように、側壁突起付2単位ブロック111Aは、4つの側壁113Bのうち、水平方向の短辺を有する突起付側壁113Baに側壁円柱突起112xを設けている。側壁円柱突起112xの形状は円柱突起12と同一である。
 図8に示すように、側壁突起付2単位ブロック111Bは、4つの側壁113Bのうち、水平方向の長辺を有する突起付側壁113Baに2つの側壁円柱突起112xを設けている。
 また、図示しないが、側壁孔付2単位ブロック211A及び211Bは、側壁突起付2単位ブロック111A及び111Bと同様に、4つの側壁213Bのうち、水平方向の短辺又は長辺を有する孔付側壁213Bbに、それぞれ側壁孔219を設けている。側壁孔219の形状は1単位ブロック201の側壁孔209と同一である。
図9に示すように、8単位ブロック21は、1単位ブロック1を8つ連ねた外形を有している。8単位ブロック21は、直方体形状の本体部23と、8つの円柱突起22を有している。円柱突起22は、1単位ブロック1の円柱突起2と同一形状を有する。
 本体部23は、1単位サイズを8つ結合した大きさであり、水平方向の一辺が単位辺長D1の2倍であり、水平方向の他辺が単位辺長D1の4倍である。本体部23は、単位辺長D1を1としたとき、縦×横×高さ=2×4×1である。具体的には、縦×横×高さ=12.0mm×24.0mm×6.0mm、壁厚T1=1.5mm、距離D3=1.5mmである。
 図9(E)及び図10(A)に示すように、8単位ブロック21は、4つの側壁23Bの内側面によって構成される嵌合部25を有している。具体的に、嵌合部25の水平方向のサイズは、21.0mm×9.0mmである。嵌合部25には、長手方向の中心線上に、側壁23Bと共に嵌合部25を構成する中間仕切27が形成されている。この中間仕切27は、側壁23Bよりも高さ方向が僅かに短いことにより、円柱突起の挿入を容易にしている。
中間仕切27は、長手方向の2枚の長壁27Aと、当該長壁27Aと直交し、2枚の長壁27Aをつなぐ4つの短壁27Bとから構成されている。図10(D)に示すように、8単位ブロック21では、他ブロックの円柱突起が挿入されると、長手方向の端に位置する4つの円柱突起と側壁23Bとが3点で接触し、他ブロックを保持する。一方、長手方向の内部に位置する4つの円柱突起と側壁23Bとが2点で接触し、他ブロックを保持する。
短壁27Bは、他ブロックの円柱突起と長壁27Aとが接触する部分に設けられており、当該円柱突起からの加重により長壁27Aが変形してしまうのを抑制する。すなわち、中間仕切27は、ロの字が3つ連なった形状を有することにより、材料の使用量を低減させつつ、中間仕切27としての強度を保つようになされている。なお、長壁27Aが短壁27Bより長くはみ出した状態であっても良い。
図11に示すように、4単位ブロック31は、1単位ブロック1を4つ連ねた外形を有している。4単位ブロック31は、直方体形状の本体部33と、4つの円柱突起32を有している。円柱突起32は、1単位ブロック1の円柱突起2と同一形状を有する。
 本体部33は、水平方向の辺が単位辺長D1の2倍である。本体部33は、単位辺長D1を1としたとき、縦×横×高さ=2×2×1である。具体的には、縦×横×高さ=12.0mm×12.0mm×6.0mm、壁厚T1=1.5mm、距離D3=1.5mmである。
 図11(E)に示すように、4単位ブロック31は、4つの側壁33Bの内側面によって構成される嵌合部35の内部に、中間仕切37を有している。中間仕切37の高さ方向の長さは8単位ブロック21の中間仕切27と同一である。中間仕切37は、エの字状をしているが、中間仕切27と同様にロの字であっても良い。
 図12に示すように、側壁突起付8単位ブロック121は、4つの側壁123Bのうち、水平方向の長辺を有する突起付側壁123Baに4つの側壁円柱突起122xを設けている。側壁円柱突起122xの形状は円柱突起12と同一である。なお、図示しないが、4つの側壁123Bのうち、水平方向の短辺を有する突起付側壁123Baに2つの側壁円柱突起122xを設けていてもよい。側壁突起付4単位ブロック131についても同様であり、いずれかの突起付側壁133Baに2つの側壁円柱突起132aを設けることができる。
 また、図13に示すように、側壁孔付8単位ブロック221は、側壁突起付8単位ブロック121と同様に、4つの側壁3Bのうち、水平方向の長辺を有する孔付側壁223Bbに、4つの側壁孔229を設けている。側壁孔229の形状は1単位ブロック201の側壁孔209と同一である。なお、図示しないが、4つの側壁223Bのうち、水平方向の短辺を有する孔付側壁223Bbに2つの側壁孔229を設けていてもよい。
 図14に示すように、側壁孔付4単位ブロック231は、側壁突起付4単位ブロック131と同様に、4つの側壁233Bのうち、水平方向の一辺である孔付側壁233Bbに、2つの側壁孔239を設けている。側壁孔239の形状は1単位ブロック201の側壁孔209と同一である。
 なお、側壁円柱突起は、側壁の2以上に形成されても良いが、1にのみ形成されることが好ましい。側壁円柱突起が複数面に形成されると、玩具用ブロックとしての構成を単純化できないためである。
 側壁孔についても同様であり、側壁の2以上に形成されても良いが、1にのみ形成されることが好ましい。使用しない側壁孔が外側に露出しないほうが、玩具用ブロックとしての外観が保たれるからである。
図15に示すように、16単位ブロック51は、1単位ブロック1を16つ連ねた外形を有している。16単位ブロック51は、直方体形状の本体部53と、16つの円柱突起52を有している。円柱突起52は、1単位ブロック1の円柱突起2と同一形状を有する。
 図15(B)に示すように、嵌合部55の一部として列ごとに中間仕切57Xを設けてもよく、図15(C)に示すように、部分的に中間仕切57Yを設けても良い。また、図15(D)に示すように、中間仕切57Zとして、長壁57Aを1枚のみで構成しても良い。これらの中間仕切57の構成は、4、8、32単位など、いずれの単位数のブロックにも適用することができる。
 以上の構成によれば、本発明の1単位ブロック1の本体部3は、単位辺長D1を1としたとき、1×1×1で表される立方体を1単位サイズ、すなわち1単位ブロック1とし、1又は複数の1単位サイズが結合した直方体形状を有し、開口する開口面を底面とし、4つの側壁3Bと天面3Aとから構成される。
 円柱突起2は、円柱形状を有し、天面3A又は側壁3Bのうち一以上の外面に設けられ、単位辺長D1に対して、直径D2が0.4以上0.6未満であり、高さが(1-直径)×(0.4以上0.5以下)である。
 嵌合部5は、4つの側壁3Bに囲まれ、側壁3Bの少なくとも一つに対して円柱突起2と同一形状である他の円柱突起X2を接触させて嵌合させることにより、当該他の円柱突起X2を保持する。そして嵌合部のうち、他の円柱突起X2を接触して保持する壁側壁3Bの底面近傍の壁厚T1が、(1-直径)×0.5+αで表され、-0.05≦α≦0.03、より好ましくは、-0.02≦α≦0.01である。言い換えると、壁厚T1は、ほぼ(1-直径)×0.5である。なお、αは、例えば各単位ブロックにおける本体部の寸法を各単位サイズから一律減寸する場合や、壁間距離D5を直径D2よりも小さく設計する場合などに発生し、本実施の形態においてαはゼロである。
 これにより、1単位ブロック1は、水平方向に突出する他の円柱突起X2と嵌合部5とを嵌合した際、円柱突起2を鉛直及び垂直方向に突出させるための制約により、他の円柱突起X2のサイズが小さいにも拘わらず、他の円柱突起X2の直径D2及び高さD4のバランスと、壁厚T1の厚さによる保持力によってしっかりと他の円柱突起X2を保持できる。
 円柱突起2は、直径が0.45以上0.55未満であり、高さが(1-直径)×(0.45以上0.5以下)である。これにより、1単位ブロック1は、これらのバランスにより、一段と確実に他の円柱突起X2を保持できる。
 本体部23の直方体形状は、少なくとも2×2以上の単位サイズが結合した形状でなり、嵌合部25は、4つの側壁23Bに囲まれた嵌合部において、他の円柱突起X2に接触させる中間仕切27を有する。これにより、短手方向に2列以上の円柱突起22を有する例えば8単位ブロック21のような単位ブロックであっても、確実に他の円柱突起X2を保持できる。
 側壁突起付1単位ブロック101は、4つの側壁103Bの少なくとも一つに、円柱突起102とほぼ同一サイズの側壁円柱突起102xが設けられている。これにより、側壁突起付1単位ブロック101は、鉛直方向だけでなく、水平方向にも他ブロックを組み立てさせることができ、組み立ての自由度を向上させ得る。
 側壁孔付1単位ブロック201は、4つの側壁203Bの少なくとも一つに、円柱突起202とほぼ同一サイズの側壁孔209が設けられている。これにより、側壁孔付1単位ブロック201は、円柱突起202の突出方向を90度偏向することができ、組み立ての自由度を向上させ得る。なお、本実施の形態において、直径D2よりも壁間距離D5を僅かに小さく設計することで、円柱突起2をより確実に保持でき、好ましい。
<2.第2の実施の形態>
 図16~18は、第2の実施の形態を示すものであり、側壁1023Bの内側に段差が設けられている点と、中間仕切1027の構成とが、図2~図15に示す第1の実施の形態とは異なっている。なお、第2の実施の形態においては、第1の実施の形態と対応する箇所に1000を加算した符号を附して説明する。
図16(A)~(C)に示すように、側壁1023Bは、底面である側壁底面1023Baの内側に側壁1023Bの内側面及び側壁底面1023Baの角を切り欠いたように形成され、断面が矩形状の内側凹み1023Bbを有している。この内側凹み1023Bbは、嵌合部1025を囲む4つの側壁底面1023Baの内側に沿って設けられており、一辺が0.1~0.3mmである。なお、内側凹み1023Bbの形状に制限はなく、断面が三角形状や円弧状の切り欠きであっても良い。
 図17(A)に示すように、中間仕切1027の長壁1027Aは、他ブロックの円柱突起X2が嵌合されない領域ごとに、外側へ向かって膨らむ外側凸部1027Abを有しており、これによって円柱突起X2が嵌合される領域のみが凹んだ嵌合凹部1027Acを形成している。
 図17(B)に示すように、長壁1027Aにおいて側壁1023Bからの距離が最も大きい領域(すなわち、嵌合凹部1027Acにおける最も凹んだ部分)から長壁1027Aに平行に延ばした延長線を境界線1027Aaとする。境界線1027Aaから側壁1023Bの内面までの壁間距離D11は、円柱突起1022の直径D2(3.0mm)よりも僅かに小さく(例えば2.7~2.9mm)形成されている。外側凸部1027Abは、その最大突出部分において、境界線1027Aaから0.5mm~2.0mm程度突出してる。
また、内側凹み1023Baにおける側壁底面1023Ba(図16(C))との交点から境界線1027Aa(図17(B))までの入口距離D12は、直径D2と同一又は直径D2より僅かに大きく(例えば3.0~3.1mm)形成されている。
図18に示すように、外側凸部1027Abは、長壁1027Aの境界線1027Aaより内側の領域から僅かに(例えば0.1~0.3mm)突出するように形成されており、その先端が側壁底面1023Baと同一又は僅かに内側の位置(例えば0.0mm~0.1mmだけ内側)に形成されている。
 このため、ユーザが他ブロックの円柱突起X2を嵌合部1025に挿入しようとすると、他ブロックの円柱突起X2は、8単位ブロック1021の底面において最も突出する側壁1023Bと外側突部1027Abとの間に、自然に挿入されることになる。
このとき、中間仕切1027の長壁1027Aにおいて、外側凸部1027Abと側壁底面1023Baまでの距離D13(図17(B))が円柱突起X2の直径D2よりも小さく形成されている。このため、円柱突起X2は、自然に嵌合凹部1027Ac内に収まり、嵌合部1025内の適切な位置に誘導される。
円柱突起X2は、一旦内側凹み1023Ba内に留まるものの、その段差が小さいため、ユーザの押し込む動作により、簡単に内部凹み1023Bbより奥に挿入される。壁間距離D11は、円柱突起X2の直径D2より小さいため、側壁1023Bが柱突起X2を常に押加して、しっかりと保持される。
このとき、壁厚T1が十分に厚く設計されているため、側壁1023Bが塑性変形する恐れは小さい。また、中間仕切1027では、円柱突起X2が接触する部分に設けられた短壁1027Bにより、塑性変形の恐れは小さい。
嵌合凹部1027Acは、台形状の凹みであり、台形の脚が円柱突起X2の円弧よりも緩やかな傾斜を有している。このため、嵌合凹部1027Acは、最も凹んだ一点(一線)でのみ円柱突起X2と接触し、当該円柱突起X2を保持できる。
すなわち、図17(B)の紙面上において円柱突起X2の紙面の最も上に位置する点を接点Wとするとき、嵌合凹部1027Acは、円柱突起X2が左右に移動したとき、接点W以外の箇所が嵌合凹部1027Ac内に接触するよりも先に、嵌合凹部1027Acが傾斜を始め、嵌合凹部1027Acと側壁1023Bとの距離が縮まるように構成されている。このため、実質上、円柱突起X2は左右へ移動できず、かつ嵌合凹部1027Acとの接点も1点のままとなる。
なお、嵌合凹部1027Acは、図17(C)のように、台形の角部分が丸みを帯びていたり、円弧状であっても良い。傾斜部分が円柱突起X2の円弧よりも緩やかであれば良い。
 以上の構成によれば、8単位ブロック1021において、長壁1027Aの少なくとも一面に、他の円柱突起X2が接触する位置である境界線1027Aaが最も凹んでおり、ガイド機構として作用する外側凸部1027Abを有するようにした。
 これにより、8単位ブロック1021は、他の円柱突起X2と長壁1027Aとの接触点を増大させることなく、他の円柱突起X2が水平方向へずれることなく、嵌合された他の単位ブロックとの保持力を適度に保ち得、円柱突起1022の数の増大に伴って保持力が過大になることを防ぐことができる。
 一つの他の円柱突起が嵌合されるべき側壁1023Bから長壁1027Aまでの壁間距離D11が、円柱突起1022の直径D2よりも僅かに小さく形成されている。これにより、円柱突起1022の高さが小さく、嵌合部1025との接触面積が小さいことを相殺し、しっかりと他ブロックを保持できる。なお図示しないが、本実施の形態において、短辺が一列の単位ブロックの場合、2つの側壁間の壁間距離D5が、円柱突起1022の直径D2よりも僅かに小さく形成されている。
<3.第3の実施の形態>
 図20~図21は、第3の実施の形態を示すものであり、壁厚T1及び円柱突起2022のサイズと、中間仕切2027が短壁を有さない点が、図16~図18に示した第2の実施の形態と異なっている。なお、第3の実施の形態においては、第2の実施の形態と対応する箇所に1000を加算した符号を附して説明する。
 図19(A)に示すように、従来の玩具用ブロックにおける各単位ブロックでは、他ブロックの円柱突起CX22が中間仕切C27に平行方向へ移動するのに、何ら障壁が設けられていない。このため、図19(B)に示すように、円柱突起C22をずらした状態で組立てる場合には、円柱突起C22と他ブロックの円柱突起CX22とがずれてしまうという問題があった。
 また、図19(C)に示すように、側壁C23Bの内側に、線状の凸部である線状ガイドが設けられたものが知られている。しかしながら、円柱突起CX22は、線状ガイドC00に接触することによりその動きを止めるため、円柱突起CX22の接触点の数が増大してしまい、取り外す際に大きな力を要してしまう。一方、線上ガイドC00を円柱突起CX22に接触させないよう小さくした場合には、円柱突起CX22のずれを完全に防止することができない。
図20(A)に示すように、本実施の形態の8単位ブロック2021は、従来の単位ブロックC21と同一構成の8単位ブロック2021に対し、第2の実施の形態の中間仕切1027を適用した。具体的に、8単位ブロック2021は、縦×横×高さ=Cd1×Cd1×Cd2=4×4×3(具体的には8.0×8.0×6.0mm)に形成されている。この円柱突起C2は、直径Cd3が5.0mm、高さCd4が3.5mm、側壁2023Bの壁厚が1.5mmに形成されている。
 中間仕切2027は、2つの長壁2027Aのみで構成されており、短壁を有さない。例えば、ポリプロピレン樹脂やスチレン樹脂など、比較的柔軟性の高い樹脂を使用することにより、短壁がなくても塑性変形を防止できる。
 このように、従来の単位ブロックに第2の実施の形態の中間仕切2027を適用した場合であっても、他ブロックの円柱突起20X2が中間仕切2027に平行方向へ移動することを防止できる。特に、水平方向のずれが生じやすい円柱突起2022の直径D2が0.4以上0.8未満である単位ブロックに対して中間仕切2027を適用すると効果的である。
 以上の構成によれば、直径D2が0.4以上0.8未満である円柱形状の円柱突起2022を有する8単位ブロック2021において、側壁2023Bの底面近傍の壁厚T1が、ほぼ(1-直径)×0.5+αで表され、-0.05≦α≦0.03である。そして8単位ブロック2021は、嵌合部2025を構成する側壁2023B及び長壁2027Aの少なくとも一面に、ガイド機構である外側凸部2023Bbが設けられている。
 これにより、8単位ブロック2021は、他の円柱突起20X2が水平方向へずれることなく、嵌合された他の単位ブロックとの保持力を適度に保ち得、円柱突起2022の数の増大に伴って保持力が過大になることを防ぐことができる。
<他の実施の形態>
 なお、上述した第2の実施の形態によれば、8単位ブロック1021に外側凸部1027Abを設けるようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、4、6、10、12、16・・・・のように、円柱突起が2列以上になる全てのブロックに対して外側凸部1027Abを適用することができる。第3の実施の形態においても同様であり、種々の数でなる単位ブロックに対して外側凸部2027Abを適用することができる。
また、上述した第2の実施の形態によれば、8単位ブロック1021に内側凹み1023Bbを設けるようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、第1及び第3の実施の形態における各単位ブロックに適用しても、同様の効果を得ることができる。また、図21に示すように、側壁1023Bの内側に外側凸部1027Abを設けても、同様の効果を得ることができる。
 さらに、上述した第1~3の実施の形態によれば、1単位サイズ=1単位ブロックのサイズであるようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、本発明のサイズの範囲内であれば制限はない。例えば1単位サイズの自然数倍のサイズに対し、水平方向だけ所定サイズ(例えば0.1mm)小さく形成しても良い。すなわち、1単位ブロックが5.9×5.9×6.0mm、2単位ブロックが5.9×11.9×6.0mm、4単位ブロックが11.9×11.9×6.0mmとなる。この場合、壁間距離D5ではなく壁厚T1によって調整を行い、αの値に反映される。これにより、水平方向における公差によるサイズ違いを吸収可能である。この例では、1単位ブロックのα=(-0.1/6)/2+壁間距離D5の調整分となる。
 さらに、上述した第3の実施の形態においては、単位サイズが8.0×8.0×6.0mmであるようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、その他種々のサイズの単位ブロックに本発明を適用可能である。
 本発明は、組み立て可能な各種玩具用ブロックに利用することができる。
 1……1単位ブロック、2、12、22、32、52、102、202、1022……円柱突起、3、13、23、33、53、103、203、1023……本体部、3B、13B、23B、33B、53B、103B、203B、1023B……側壁、3A、13A、23A、33A、53A、103A、203A、1023A……天面、T1……壁厚、D1……単位辺長、D2……直径、D5……壁間距離。

Claims (8)

  1.  単位辺長を1としたとき、1×1×1で表される立方体を1単位サイズとし、ほぼ1又は複数の前記単位サイズが結合したサイズの直方体形状を有し、開口する開口面を底面とし、4つの側壁と天面とから構成される本体部と、
     前記天面又は前記側壁のうち一以上の外面に設けられ、前記単位辺長に対して、直径が0.4以上0.6未満であり、高さが(1-前記直径)×(0.4以上0.5以下)である円柱形状の円柱突起とを有し、
     前記本体部は、
     前記4つの側壁に囲まれ、前記円柱突起と同一形状である他の円柱突起を接触させて嵌合させることにより、当該他の円柱突起を保持する嵌合部を有し、
     前記側壁の底面近傍の壁厚が、
     (1-前記直径)×0.5+αで表され、
     -0.05≦α≦0.03である
     ことを特徴とする玩具用ブロック。
  2.  前記円柱突起は、直径が0.45以上0.55未満であり、高さが(1-前記直径)×(0.45以上0.5以下)である
     ことを特徴とする請求項1に記載の玩具用ブロック。
  3.  前記直方体形状は、
     少なくとも2×2以上の前記単位サイズが結合したサイズでなり、
     前記嵌合部は、
     前記4つの側壁に囲まれた嵌合部において、前記他の円柱突起に接触させる長壁を有する
     ことを特徴とする請求項2に記載の玩具用ブロック。
  4.  前記4つの側壁の少なくとも一つに、前記円柱突起とほぼ同一サイズの側壁円柱突起が設けられている
     ことを特徴とする請求項1に記載の玩具用ブロック。
  5.  前記4つの側壁の少なくとも一つに、前記円柱突起とほぼ同一サイズの側壁孔が設けられている
     ことを特徴とする請求項1に記載の玩具用ブロック。
  6.  一つの前記他の円柱突起が嵌合されるべき2つの側壁間又は側壁から前記長壁までの壁間距離が、前記円柱突起の直径よりも僅かに小さく形成されている
     ことを特徴とする請求項3に記載の玩具用ブロック。
  7.  前記長壁の少なくとも一面には、前記他の円柱突起が接触する位置が最も凹んだガイド機構を有する
     ことを特徴とする請求項1に記載の玩具用ブロック。
  8.  単位辺長を1としたとき、1×1×xで表される直方体を1単位サイズとし、1又は複数の前記単位サイズが結合した直方体形状を有し、開口する開口面を底面とし、4つの側壁と天面とから構成される本体部と、
     前記天面又は前記側壁のうち一以上の外面に設けられ、上記単位辺長に対して、直径が0.4以上0.8未満である円柱形状の円柱突起とを有し、
     前記本体部は、
    前記4つの側壁に囲まれ、前記円柱突起と同一形状である他の円柱突起を接触させて嵌合させることにより、当該他の円柱突起を保持する嵌合部を有し、
     前記側壁の底面近傍の壁厚が、
     (1-前記直径)×0.5+αで表され、
     -0.05≦α≦0.03であり、
     前記嵌合部を構成する壁のうち少なくとも一面には、前記他の円柱突起が接触すべき接触位置が最も凹み、当該他の円柱突起が当該接触位置から移動しても、当該接触した円柱突起の接触ポイント以外の箇所が接触しないような傾斜が設けられたガイド機構を有する
     ことを特徴とする玩具用ブロック。
     
     
     
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