JP7356792B2 - 仕切り部材 - Google Patents
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Description
図1は箱の斜視図である。図1に示すように、この箱10は、直方体状に形成されており、矩形状の底壁部11と、その周縁から立ち上がる周壁部12と、を備えており、これらによって囲まれた直方体状の内部空間を備えている。底壁部11は、対向する第1短辺111及び第2短辺112と、対向する第1長辺113及び第2長辺114と、を有する長方形状に形成されている。
次に、仕切り部材20について、図面を参照しつつ説明する。図2は箱に仕切り部材が配置された状態を示す斜視図、図3は、箱に配置される前(折り曲げ前の)の仕切り部材の平面図、図4は仕切り部材の断面図である。図2に示すように、仕切り部材20は、箱1の内部空間に配置され、この内部空間を、短手方向に並ぶ2つの領域101、102に仕切るための部材である。具体的には、以下のように構成されている。
本体部2は、箱の内部空間において、長手方向に延びるように配置される。そして、本体部2の長手方向の長さ、及び深さ方向の長さは、第1長さL1及び第3長さL3とほぼ同じであり、全体として長方形状に形成されている。また、本体部2の長手方向の両側、つまり第1短側面部121側の第1端部21、及び第2短側面部122側の第2端部22には、それぞれ、矩形状の第1凹部23及び第2凹部24が形成されている。これら凹部23,24は、深さ方向の概ね中央付近に形成されている。また、これら凹部23,24の深さ方向の長さは、上記第3長さの1/5~2/5にすることが好ましく、概ね1/3であることがさらに好ましい。
次に、支持部3,4について説明する。第1支持部3及び第2支持部4は、左右対称のほぼ同様の構成であるため、以下では第1支持部3について説明する。なお、第2支持部4を示す符号は、「符号の説明」の項に記載している。
次に、上記のように構成された仕切り部材20の使用方法について、図5及び図6も参照しつつ説明する。図5は折り曲げた状態の仕切り部材の斜視図、図6は仕切り部材が配置された箱の平面図である。
上記実施形態に係る仕切り部材によれば、次の効果を得ることができる。
(1) 仕切り部材20が1枚の段ボールによって形成されているため、仕切り部材用の資材を少なくすることができる。また、1枚の仕切り部材20を折り曲げることで、箱の内部空間を仕切ることができるため、従来例に比べ、作業性を向上することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。なお、以下の変形例は、適宜組合せ可能である。
上記実施形態では、仕切り部材を箱10に収容したとき、仕切り部材20の各支持部3,4の先端と、各凸部5,6の先端が、それぞれ箱10の第1長側面部123及び第2長側面部124に接するようにし、これによって仕切り部材が第2方向に動かないようにしている。しかしながら、これに限定されず、各支持部3,4の先端と、各凸部5,6の先端が、それぞれ箱10の第1長側面部123及び第2長側面部124に接しないようにしてもよい。つまり、各支持部3,4と各凸部5,6との合計長さが、第2長さL2よりも短くてもよい。
上記実施形態では、箱10の第1長さL1が第2長さL2よりも長く、これに合わせるように、仕切り部材20の寸法を決定しているが、第1長さL1が第2長さL2よりも短かったり、あるいは第1長さL1と第2長さL2とが同じでもよい。また、仕切り部材20の深さ方向の長さは、必ずしも第3長さL3と同じでなくてもよい。また、支持部3,4の深さ方向の長さが、本体部2の深さ方向の長さと相違していてもよい。
凸部5,6及び凹部23,24の形状は特には限定されず、凸部5,6の全周と凹部23,24の全周とが接しないような形状であれば、種々の形状が可能である。なお、以下では、第1凸部5及び第1凹部23を例に説明するが、第2凸部6及び第2凹部24についても同様である。
上記実施形態では、3枚のライナー201~203で形成された段ボールにより仕切り部材20を形成しているが、2枚、あるいは4枚以上のライナーで形成された段ボールにより仕切り部材20を形成することもできる。あるいは、段ボール以外の紙、樹脂材料などで、仕切り部材20を板状に形成することもできる。
11 底壁部
12 周壁部
121 第1短側面部(一方の第1側面部)
122 第2短側面部(他方の第1側面部)
123 第1長側面部(一方の第2側面部)
124 第2長側面部(他方の第2側面部)
20 仕切り部材
2 本体部
21 第1端部
22 第2端部
23 第1凹部
231 第1部位
232 第2部位
233 第3部位
234 隙間
24 第2凹部
241 第1部位
242 第2部位
243 第3部位
244 隙間
3 第1支持部
31 第1折り目
4 第2支持部
41 第2折り目
5 第1凸部
51 第1部位
52 第2部位
53 第3部位
6 第2凸部
61 第1部位
62 第2部位
63 第3部位
Claims (6)
- 矩形状の底壁部、第1方向に第1長さを有するように延び対向する一組の第1側面部、及び前記第1方向と直交する第2方向に第2長さを有するように延び対向する一組の第2側面部、によって囲まれ、第3方向に延びる深さを有する内部空間を備えた箱に配置される仕切り部材であって、
前記第1方向において、前記第1長さと略同一の長さを有する板状の本体部と、
前記本体部における前記第1方向の一方の端部に、第1折り目を介して折り曲げ可能に連結され、一方の前記第2側面部に当接可能な板状の第1支持部と、
前記本体部における前記第1方向の他方の端部に、第2折り目を介して折り曲げ可能に連結され、他方の前記第2側面部に当接可能な板状の第2支持部と、
前記第1支持部と連結される、板状の第1凸部と、
前記第2支持部と連結される、板状の第2凸部と、
を備え、
段ボールによって形成されており、
前記第1折り目及び第2折り目の延びる方向は、前記段ボールの中芯の筋の延びる方向と略同じであり、
前記本体部は、前記一方の端部に形成された第1凹部と、前記他方の端部に形成された第2凹部と、を有し、
前記第1凸部は、前記第1支持部における前記本体部側に、前記第1凹部に入り込むように連結され、
前記第2凸部は、前記第2支持部における前記本体部側に、前記第2凹部に入り込むように連結され、
前記第1支持部が前記本体部に対して折り曲げられたとき、前記第1支持部と前記第1凸部とが一体的に、一方の前記第2側面部に当接し、
前記第2支持部が前記本体部に対して折り曲げられたとき、前記第2支持部と前記第2凸部とが一体的に、他方の前記第2側面部に当接し、
前記第1支持部が折り曲げられる前には、前記第1凸部の外縁のうち、前記第3方向の両端の縁部が、前記第1凹部の内縁に接しており、
前記第2支持部が折り曲げられる前には、前記第2凸部の外縁のうち、前記第3方向の両端の縁部が、前記第2凹部の内縁に接しており、
前記第1凹部における前記第1方向の奥端部と、前記第1凸部における前記第1方向の先端部との間に、前記第1折り目と平行に延びる隙間が形成され、
前記第2凹部における前記第1方向の奥端部と、前記第2凸部における前記第1方向の先端部との間に、前記第2折り目と平行に延びる隙間が形成されており、
前記隙間は、前記段ボールの厚みの、0.5~2倍である、仕切り部材。 - 前記一方の第2側面部に当接する前記第1支持部と前記第1凸部との前記第2方向の合計長さが、前記第2長さと略同じであり、
前記他方の第2側面部に当接する前記第2支持部と前記第2凸部との前記第2方向の合計長さが、前記第2長さと略同じである、請求項1に記載の仕切り部材。 - 少なくとも前記第1凸部の先端部は、前記第1凹部の前記奥端部側にいくにしたがって、前記第3方向の長さが短くなり、前記第1凹部の内縁から離間するように形成され、
少なくとも前記第2凸部の先端部は、前記第2凹部の前記奥端部側にいくにしたがって、前記第3方向の長さが短くなり、前記第2凹部の内縁から離間するように形成されている、請求項1または2に記載の仕切り部材。 - 前記第1凸部及び第2凸部は矩形状に形成され、
前記第1凸部及び第2凸部の前記第3方向の両端の角部は、円弧状に形成されている、請求項3に記載の仕切り部材。 - 前記第1凹部において、前記第1凸部の先端部が配置される部分は、前記奥端部側にいくにしたがって、前記第3方向の長さが長くなり、前記第1凸部の外縁から離間するように形成され、
前記第2凹部において、前記第2凸部の先端部が配置される部分は、前記奥端部側にいくにしたがって、前記第3方向の長さが長くなり、前記第2凸部の外縁から離間するように形成されている、請求項1または2に記載の仕切り部材。 - 前記本体部の前記第3方向の長さと前記箱の前記第3方向に延びる深さとが同じであり、
前記第1凸部及び第2凸部は、前記本体部の前記第3方向の中心付近に配置され、
前記第1凸部と前記第1支持部との連結部分及び前記第2凸部と前記第2支持部との連結部分の前記第3方向の長さは、前記箱の深さの1/5~2/5である、請求項1から5のいずれかに記載の仕切り部材。
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WO2001028871A1 (fr) | 1999-10-18 | 2001-04-26 | Sca Emballage France | Emballage en carton a ouverture dechirable |
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