WO2011093390A1 - コネクタ - Google Patents

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Abstract

 コネクタハウジングの前端壁に無用の孔(ランス成形用の型抜き孔)を形成しないで済むコネクタを提供する。 コネクタハウジング(1A)が、端子収容室(24)の前端を画成する前端壁(12)を一体に有するアッパハウジング(10)と、前端壁が欠けることにより前方が開放されたロアハウジング(20)との2部品の合体品として構成されている。アッパハウジングの前端壁には、相手コネクタのオス端子の先端が挿入される挿入孔(13)が形成され、ロアハウジング(20)には端子収容室が形成されると共に、前端の開放部分を型抜き部として利用しながら成形されたランス(26)が設けられている。また、アッパハウジングとロアハウジングには、合体状態においての前後方向への両ハウジングの相対変位を阻止する規制部(17、27)と、上下方向への離反を規制して合体状態を保持するロック機構とが設けられている。

Description

コネクタ
 本発明は、メス端子をコネクタハウジングの内部に収容してランスで抜け止めするコネクタに関するものである。
 一般的に、メス端子をコネクタハウジングの内部に収容したコネクタでは、後方から挿入したメス端子を、端子収容室内に設けた可撓性を有するランスで抜け止めしている。コネクタハウジングは樹脂成形により製造されるが、その場合ランスの成形が問題となる。通常のランスは、コネクタハウジングの後側から金型で成形する必要のある部分と前側から金型で成形する必要のある部分とからなっており、前側から成形する部分は、コネクタハウジングの前端には相手コネクタ側のオス端子の挿入孔(オス端子の拾い孔とも呼ばれる)を有した前端壁があるため、その前端壁に型抜き孔を設けて成形している。しかし、コネクタハウジングの前端壁に型抜き孔という、機能上において必要のない無用の孔がたくさん残るのは好ましくない。
 そこで、例えば、特許文献1には、オス端子の挿入孔を有したコネクタハウジングの前端壁を含む部分を別部材で構成し、前端壁の無い前端部開放の状態で各端子収容室のランスをハウジングの前側から成形できるようにしたコネクタが提案され開示されている。
 このコネクタは、図7に示すように、コネクタハウジング100を、前端が凹所105として開放したハウジング本体101と、このハウジング本体101の前端の凹所105に嵌まる保持部材110とに分割しており、ハウジング本体101に、メス端子130を後方から挿入する端子収容室102を形成し、端子収容室102内に、後方から挿入したメス端子130を係止するランス103を形成している。この場合、端子収容室102は前端が凹所105に向けて開放しており、ランス103は、凹所105を型抜きスペースとして利用することで成形されている。また、コネクタハウジング100の前端壁を構成する保持部材110には、相手コネクタ側のオス端子140が挿入されることで、該オス端子140の先端をメス端子130に嵌まるように誘導する挿入孔112が設けられている。
 このコネクタは、保持部材110をハウジング本体101の前端の凹所105に前方から嵌め込んで係合させることでコネクタハウジング100を組み立て、そのコネクタハウジング100の各端子収容室102に対して後方からメス端子130を挿入して、各メス端子130をランス103で抜け止めすることにより構成されている。
日本国特開2006-302752号公報
 ところで、図7に示した前記特許文献1に記載のコネクタでは、コネクタハウジング100の前端壁を、ハウジング本体101と別体の保持部材110として形成しているので、ランス103の型抜き孔を前端壁(保持部材110)に設ける必要がなくなるという利点が得られるものの、保持部材110を前側からハウジング本体101の前端の凹所105に装着して係合する構成を採用しているので、相手コネクタとの嵌合を解除する際の動作などにより、保持部材110にハウジング本体101から外そうとする方向の力が働いて、保持部材110とハウジング本体101の合体状態がずれたり緩んだりする可能性があった。
 本発明は、上記事情を考慮し、コネクタハウジングの前端壁に無用の孔(ランス成形用の型抜き孔)を形成しないで済むようにすると共に、2部品でコネクタハウジングを構成するものの、コネクタハウジングの合体状態のずれや緩みの発生を無くして一体性の高いコネクタハウジングを構成することのできるコネクタを提供することを目的とする。
 上記課題を解決するために、第1の発明は、樹脂成形品よりなるコネクタハウジングの内部に前後方向に延在するの端子収容室が複数形成され、前記各端子収容室に後方から挿入されたメス端子が、前記端子収容室内に形成された可撓性を有するランスにより抜け止めされるコネクタであって、前記コネクタハウジングが、前記各端子収容室の前端を画成する前記コネクタハウジングの前端壁を一体に有する第1ハウジングと、前記前端壁が欠けることにより前方が開放された第2ハウジングとの2部品の合体品として構成され、前記第1ハウジングの前端壁には、相手コネクタとの嵌合時に該相手コネクタ側のオス端子の先端が前記端子収容室内のメス端子に嵌まるように挿入される挿入孔が形成され、前記第2ハウジングには、前端が開放された状態で前記端子収容室が形成されると共に、その前端の開放部分を型抜き部として利用しながら成形された前記ランスが設けられ、かつ、前記第1ハウジングと第2ハウジングは、互いに合体する際に前後方向と直交する上下方向に組み合わせ可能とされ、前記第1ハウジングと第2ハウジングには、合体状態においての前後方向への前記両ハウジングの相対変位を阻止する規制部と、前記両ハウジングの上下方向への離反を規制して合体状態を保持するロック機構とが設けられている。
 第2の発明は、第1の発明のコネクタであって、前記第1ハウジングには、前記第2ハウジングと組み合わせた際に、前記メス端子を前記ランスと共に二重係止する二重係止部が設けられている。
 第3の発明は、第1の発明または第2の発明のコネクタであって、前記第1ハウジングが組み合わせ時に上側となるアッパハウジング、前記第2ハウジングが組み合わせ時に下側となるロアハウジングとされており、前記第1ハウジングに、前記相手コネクタと嵌合した際に相手コネクタハウジングのロック部にロックするロックアームが設けられている。
 第1の発明によれば、コネクタハウジングを第1ハウジングと第2ハウジングの2部品の合体品として構成し、相手コネクタ側のオス端子を挿入するための挿入孔を有したコネクタハウジングの前端壁を第1ハウジングに形成すると共に、前記前端壁を無くして前端部を開放状態にした第2ハウジングにランスを形成したので、ランス成形用の型抜き孔を、コネクタハウジングの前端壁に形成する必要を無くすことができる。従って、コネクタの小型化に伴ってコネクタハウジングの前端壁の面積当たりの端子数が増えることにより、コネクタハウジングの前端壁が型抜き孔だらけになってしまうのを避けることができる。また、コネクタハウジングの前端壁にランス成形用の型抜き孔が無くなることで、コネクタ嵌合時のオス端子の先端が型抜き孔に誤って嵌ってしまう誤挿入を防止することができ、コネクタ嵌合のスムーズ化が可能となる。
 また、この場合の第1ハウジングと第2ハウジングは上下方向に組み合わせて合体するものであり、第1ハウジングと第2ハウジングに、合体した状態で前後方向の両ハウジングの相対変位を規制する規制部と、両ハウジングを上下方向にロックするロック機構とを設けているので、相手コネクタとの嵌合を解除する際の前後方向に沿っての解除操作などによって、第1ハウジングと第2ハウジングの合体状態がずれたり緩んだりするのを防止することができ、2部品を組み合わせて合体したものであるにも拘わらず、コネクタハウジングの一体性を強固に維持することができる。
 第2の発明によれば、第2ハウジングの端子収容室に後方から挿入したメス端子を、端子収容室に設けたランスと共に、第1ハウジングに設けた二重係止部によって係止することができるので、端子保持の信頼性を向上させることができる。
 第3の発明によれば、コネクタハウジングの前端壁を一体に有する第1ハウジングにロックアームを設けているので、ロックアームをコネクタハウジングの前端壁の位置から余裕をもって長めに形成することができる。因みに、前端壁を無くした第2ハウジングにロックアームを設けた場合は、前端壁が無いだけに前端壁の位置からロックアームを形成することはできず、従って、ロックアームの長さを余裕をもってとることはできないが、第3の発明のように、第1ハウジングにロックアームを設けた場合は、余裕をもった長さにロックアームを形成することができる。従って、十分な可撓性をロックアームに付与することが可能になる。
本発明の実施形態のコネクタの構成部品であるアッパハウジング(第1ハウジング)を示す外観斜視図である。 同コネクタの構成部品であるロアハウジング(第2ハウジング)を示す外観斜視図である。 同コネクタの完成状態を示す外観斜視図である。 図3の完成状態のコネクタの側断面図である。 同コネクタと相手コネクタとを嵌合した状態を示す平面図である。 図5のA-A矢視断面図である。 従来のコネクタの構成を示す側断面図である。
 以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
 図1は実施形態のコネクタの構成部品であるアッパハウジング(第1ハウジング)を示す外観斜視図、図2はロアハウジング(第2ハウジング)を示す外観斜視図、図3はコネクタの完成状態を示す外観斜視図、図4は完成状態のコネクタの側断面図、図5は実施形態のコネクタと相手コネクタとを嵌合した状態を示す平面図、図6は図5のA-A矢視断面図である。
 図3及び図4に示すように、このコネクタ1は、樹脂成形品よりなるコネクタハウジング1Aの各端子収容室24の内部にメス端子30を収容したものである。端子収容室24は、それぞれコネクタハウジング1Aの前後方向に延在し上下に2段設けられており、各端子収容室24には、後方から挿入されたメス端子30を抜け止めする可撓性を有したランス26が形成されている。
 この場合のコネクタハウジング1Aは、各端子収容室24の前端を画成するコネクタハウジングの前端壁12を一体に有するアッパハウジング(第1ハウジング)10と、前端壁12が欠けることにより前方が開放されたロアハウジング(第2ハウジング)20との2部品の合体品として構成されている。アッパハウジング10とロアハウジング20は、互いに合体する際に前後方向と直交する上下方向に組み合わせ可能に構成されており、アッパハウジング10は組み合わせ時に上側となり、ロアハウジング20は組み合わせ時に下側となる。
 図1に示すアッパハウジング10は、上壁11の前端に下向きに前端壁12を連設したもので、前端壁12には、図6に示すように、相手コネクタ50との嵌合時に相手コネクタ50側のオス端子55の先端が端子収容室24内のメス端子30に嵌まるように挿入される挿入孔13が形成されている。また、アッパハウジング10の上壁11の上面には、相手コネクタ50と嵌合した際に相手コネクタハウジング51のロック部(図示略)にロックするロックアーム19が、前端壁12の位置に固定端である基端19aを位置させ、その基端19aから自由端である先端19bを後方へ延ばした片持式アームの形で形成されている。
 また、図2に示すロアハウジング20は、下段壁21と中段壁22と上段壁23とを上下方向に間隔をおいて配設し、下段壁21と中段壁22との間、中段壁22と上段壁23との間にそれぞれ、各段の端子収容室24の左右方向の配列を形成したものである。各端子収容室24は、前端壁12がアッパハウジング10側に設けられていることにより、前端が開放された形で形成されており、各端子収容室24内には、図4に示すように、前端の開放部分を型抜き部として利用しながら上下方向に可撓性を有するランス26が成形されている。
 また、図4に示すように、ロアハウジング20の上段壁23と中段壁22には、アッパハウジング10の下面に形成した二重係止部15がスライド自在に挿入される開口25が形成されている。また、上段壁23の開口25が形成された位置よりも後側の位置には、アッパハウジング10の下面に形成された規制凹部17に嵌まる規制凸部(規制部)27が設けられている。
 そして、アッパハウジング10とロアハウジング20の合体状態において、ロアハウジング20側の開口25を通して端子収容室24内に進入したアッパハウジング10側の二重係止部15が、メス端子30の凹みに係合することで、メス端子30がランス26による係止に加えて二重に係止されるようになっている。また、アッパハウジング10とロアハウジング20の合体状態において、ロアハウジング20側の規制凸部27がアッパハウジング10側の規制凹部17に嵌まることにより、前後方向への両ハウジング10、20の相対変位が阻止されるようになっている。
 また、アッパハウジング10とロアハウジング20には、上下方向に両ハウジング10、20を適正に組み合わせた際に互いに係合し、それにより、上下方向への両方ハウジング10、20の離反を規制して合体状態を保持するロック爪18とロック凸部28(ロック機構)とが設けられている。
 このコネクタ1を組み立てる場合は、アッパハウジング10をロアハウジング20に対して上方から組み付ける。途中まで組み付けると、二重係止部15は端子収容室24に進入する手前で保持される。この状態で、ロアハウジング20の各端子収容室24に後方からメス端子30を挿入する。奥まで挿入すると、メス端子30に押されたランス26がいったん撓んで元に戻ることによりメス端子30を後方へ抜けないように係止する。この状態で、アッパハウジング10をロアハウジング20に完全に組み付ける。そうすると、規制凸部27が規制凹部17に嵌まることで、両ハウジング10、20が前後方向に相対移動しないように結合される。また、二重係止部15がメス端子30の凹みに係合することで、メス端子30が二重係止される。また、ロック爪18がロック凸部28に係合することで、アッパハウジング10とロアハウジング20が上下方向に外れないようにロックされる。これにより、コネクタ1が完成する。
 このコネクタ1を、図5及び図6に示すように相手コネクタ50と接続する場合は、コネクタハウジング1Aを相手コネクタ50側のコネクタハウジング51の嵌合凹部52に嵌合させる。そうすると、相手コネクタハウジング51の後壁部53に保持されたオス端子55の先端が、コネクタハウジング1Aを構成しているアッパハウジング10の前端壁12の挿入孔13にそれぞれ挿入されて、各端子収容室24内に保持されたメス端子30と嵌合する。これにより、コネクタ1、50の接続が達成される。
 以上の説明のように、このコネクタ1によれば、コネクタハウジング1Aをアッパハウジング10とロアハウジング20の2部品の合体品として構成し、相手コネクタ50側のオス端子55を挿入するための挿入孔13を有したコネクタハウジングの前端壁12をアッパハウジング10に形成すると共に、前端壁12を無くして前端部を開放状態にしたロアハウジング20にランス26を形成しているので、ランス成形用の型抜き孔を、コネクタハウジングの前端壁12に形成する必要を無くすことができる。従って、コネクタ1の小型化に伴ってコネクタハウジング1Aの前端壁12の面積当たりの端子数が増えることにより、コネクタハウジングの前端壁12が型抜き孔だらけになってしまうのを避けることができる。また、コネクタハウジングの前端壁12にランス成形用の型抜き孔が無くなることで、コネクタ嵌合時のオス端子55の先端が型抜き孔に誤って嵌ってしまう誤挿入を防止することができ、コネクタ嵌合のスムーズ化が可能となる。
 また、この場合のアッパハウジング10とロアハウジング20は上下方向に組み合わせて合体するものであり、アッパハウジング10とロアハウジング20に、合体した状態で前後方向の両ハウジング10、20の相対変位を規制する規制部(規制凸部27及び規制凹部17)と、両ハウジング10、20を上下方向にロックするロック機構(ロック爪18とロック凸部28)とを設けているので、相手コネクタ50との嵌合を解除する際の前後方向に沿っての解除操作などによって、アッパハウジング10とロアハウジング20の合体状態がずれたり緩んだりするのを防止することができ、2部品を組み合わせて合体したものであるにも拘わらず、コネクタハウジング1Aの一体性を強固に維持することができる。
 また、ロアハウジング20の端子収容室24に後方から挿入したメス端子30を、端子収容室24に設けたランス26と共に、アッパハウジング10に設けた二重係止部15によって係止することができるので、端子保持の信頼性を向上させることができる。
 また、コネクタハウジングの前端壁を一体に有するアッパハウジング10にロックアーム19を設けているので、ロックアーム19をコネクタハウジングの前端壁12の位置から余裕をもって長めに形成することができる。因みに、前端壁12を無くしたロアハウジング20にロックアーム19を設けた場合は、前端壁12が無いだけに前端壁12の位置からロックアームを形成することはできず、従って、ロックアームの長さを余裕をもってとることはできないが、本実施形態のコネクタのように、アッパハウジング10にロックアーム19を設けた場合は、余裕をもった長さにロックアーム19を形成することができるので、十分な可撓性をロックアーム19に付与することが可能になる。
 本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。
 本出願は、2010年1月28日出願の日本特許出願(特願2010-016616)に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
 1 コネクタ
 1A コネクタハウジング
 10 アッパハウジング(第1ハウジング)
 12 前端壁
 13 挿入孔
 15 二重係止部
 17 規制凹部(規制部)
 18 ロック爪(ロック機構)
 19 ロックアーム
 20 ロアハウジング(第2ハウジング)
 24 端子収容室
 26 ランス
 25 開口
 27 規制凸部(規制部)
 28 ロック凸部(ロック機構)
 30 メス端子
 50 相手コネクタ
 55 オス端子

Claims (3)

  1.  樹脂成形品よりなるコネクタハウジングの内部に前後方向に延在する端子収容室が複数形成され、前記各端子収容室に後方から挿入されたメス端子が、前記端子収容室内に形成された可撓性を有するランスにより抜け止めされるコネクタであって、
     前記コネクタハウジングが、前記各端子収容室の前端を画成する前記コネクタハウジングの前端壁を一体に有する第1ハウジングと、前記前端壁が欠けることにより前方が開放された第2ハウジングとの2部品の合体品として構成され、
     前記第1ハウジングの前端壁には、相手コネクタとの嵌合時に該相手コネクタ側のオス端子の先端が前記端子収容室内のメス端子に嵌まるように挿入される挿入孔が形成され、
     前記第2ハウジングには、前端が開放された状態で前記端子収容室が形成されると共に、その前端の開放部分を型抜き部として利用しながら成形された前記ランスが設けられ、
     かつ、前記第1ハウジングと第2ハウジングは、互いに合体する際に前後方向と直交する上下方向に組み合わせ可能とされ、前記第1ハウジングと第2ハウジングには、合体状態においての前後方向への前記両ハウジングの相対変位を阻止する規制部と、前記両ハウジングの上下方向への離反を規制して合体状態を保持するロック機構とが設けられているコネクタ。
  2.  請求項1に記載のコネクタであって、
     前記第1ハウジングには、前記第2ハウジングと組み合わせた際に、前記メス端子を前記ランスと共に二重係止する二重係止部が設けられているコネクタ。
  3.  請求項1または2に記載のコネクタであって、
     前記第1ハウジングが組み合わせ時に上側となるアッパハウジング、前記第2ハウジングが組み合わせ時に下側となるロアハウジングとされており、
     前記第1ハウジングに、前記相手コネクタと嵌合した際に相手コネクタハウジングのロック部にロックするロックアームが設けられているコネクタ。
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