JP2006302752A - 電気コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 相手雄型コンタクトの雌型コンタクトに対する衝突を確実に回避できる電気コネクタを提供する。
【解決手段】 電気コネクタ1は、ハウジング10の相手雄型コンタクトCの挿入面側に、ハウジング10とは別体の保持部材30を備えている。保持部材30には、コンタクト収容キャビティ11に対向する位置に、相手雄型コンタクトCが挿通される貫通孔31が形成されるとともに、貫通孔31の相手雄型コンタクト導入口に相手雄型コンタクトCを貫通孔31に案内する傾斜面32が形成されている。さらに、保持部材30には、雌型コンタクト20の先端を収容して雌型コンタクト20の嵌合面内の動きを規制する凹部33が貫通孔31に連続して形成されている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、自動車等に搭載されている電気部品を相互に接続するために使用される電気コネクタに関する。
従来より、自動車等に搭載されている電気部品を相互に接続するために、雌型コンタクトを有する電気コネクタと、この電気コネクタの雌型コンタクトに受容されるタブあるいはピン形状等の相手雄型コンタクトを有する相手コネクタとを相互に嵌合することが行われている。
ここで、電気コネクタの雌型コンタクトが相手コネクタの相手雄型コンタクトに対して正確な位置に位置決めされていることが極めて重要である。雌型コンタクトが相手雄型コンタクトに対して正確な位置に位置決めされていないと、電気コネクタと相手コネクタとを嵌合する際に、相手コネクタの相手雄型コンタクトが電気コネクタの雌型コンタクトに衝突し、雌型コンタクトが変形してしまうおそれがある。雄型コンタクトの雌型コンタクトに対する衝突の問題は、電線の小径化に伴って雄型コンタクト及び雌型コンタクトが小型化したときに顕著になってくる。
このような、雄型コンタクトの雌型コンタクトに対する衝突の問題を回避するために、従来は、例えば、図4に示す電気コネクタが開発されている。図4は従来の電気コネクタの一例を示す断面図である。
図4において、電気コネクタ101は、絶縁性のハウジング110と、このハウジング110に収容される複数の雌型コンタクト120とを具備している。
各雌型コンタクト120は、相手雄型コンタクト(図示せず)が受容される略箱形のリセプタクル部121と、電線(図示せず)が接続される電線接続部122とを具備している。そして、リセプタクル部121の上壁には、係止孔123が形成されている。
一方、ハウジング110には、雌型コンタクト120が収容される複数のコンタクト収容キャビティ111が設けられている。そして、各コンタクト収容キャビティ111の上壁には、コンタクト収容キャビティ111内に収容された雌型コンタクト120の係止孔123に係合するハウジングランス112が設けられている。また、ハウジング110の相手雄型コンタクト挿入側(図4において左側)には、各コンタクト収容キャビティ111に対向する位置に、相手雄型コンタクトが挿通される複数の貫通孔113が形成され、各貫通孔113の相手雄型コンタクト導入口には、相手雄型コンタクトを貫通孔113に案内する傾斜面114が形成されている。そして、ハウジングランス112よりも相手雄型コンタクト挿入側であって各貫通孔113及び各傾斜面114の上方のハウジング壁には、金型によりハウジングランス112を形成するための空間115が形成されている。
この電気コネクタ101によれば、相手雄型コンタクトが雌型コンタクト120のリセプタクル部121に対して位置ずれして挿入された場合でも、傾斜面114により相手雄型コンタクトを貫通孔113に適切に案内し、その貫通孔113に対向する雌型コンタクト120のリセプタクル部121に相手雄型コンタクトを適切に挿入することができる。
しかしながら、図4に示す電気コネクタ101にあっては、貫通孔113及び傾斜面114の上方のハウジング壁に空間115が形成されているため、貫通孔113及び傾斜面114の上方部分の肉厚が薄く、強度が弱い。このため、相手雄型コンタクトの挿入時に相手雄型コンタクトが接触する等によって貫通孔113及び傾斜面114が破壊されてしまうことがあり、これにより相手雄型コンタクトを雌型コンタクト120のリセプタクル部121に適切に挿入できずに相手雄型コンタクトが雌型コンタクト120のリセプタクル部121に衝突してしまうことがあった。
この問題を解決するために、従来、例えば、図5に示すものが開発されている。図5は従来の電気コネクタの他の例を示す断面図である。
図5に示す電気コネクタ201は、絶縁性のハウジング210と、このハウジング210に収容される複数の雌型コンタクト220とを具備している。
各雌型コンタクト220は、相手雄型コンタクト(図示せず)が受容される略箱形のリセプタクル部221と、電線(図示せず)が接続される電線接続部222とを具備している。そして、リセプタクル部221の上壁には、係止孔223が形成されている。
一方、ハウジング210には、雌型コンタクト220が収容される複数のコンタクト収容キャビティ211が設けられている。そして、各コンタクト収容キャビティ211の上壁には、コンタクト収容キャビティ211内に収容された雌型コンタクト220の係止孔223に係合するハウジングランス212が設けられている。また、ハウジング210の相手雄型コンタクト挿入側(図5において左側)には、案内部材用凹部214が形成され、この案内部材用凹部214には別体の相手雄型コンタクト案内部材230が嵌入されている。相手雄型コンタクト案内部材230には、各コンタクト収容キャビティ211に対向する位置に、相手雄型コンタクトが挿通される複数の貫通孔231が形成され、各貫通孔231の相手雄型コンタクト導入口には、相手雄型コンタクトを貫通孔231に案内する傾斜面232が形成されている。そして、ハウジングランス212の相手雄型コンタクト挿入側のハウジング壁には、金型によりハウジングランス212を形成するための空間215が形成されている。
この電気コネクタ201によれば、相手雄型コンタク挿入側の案内部材用凹部214内に、別体の相手雄型コンタクト案内部材230を嵌入し、この相手雄型コンタクト案内部材230に貫通孔231及び傾斜面232を形成するようにしているので、貫通孔231及び傾斜面232の周囲の肉厚を厚くして強度を高めることができる。このため、貫通孔231及び傾斜面232が破壊されてしまう問題を回避することができる。
また、雄型コンタクトの雌型コンタクトに対する衝突の問題を回避するための電気コネクタとして、従来、例えば、図6に示すものも知られている(特許文献1参照)。図6は従来の電気コネクタの更に他の例を示す断面図である。
図6に示す電気コネクタ301は、保持部材320と、この保持部材320に装着される複数のサブコネクタ310とを備えている。
各サブコネクタ310は、絶縁性のハウジング311と、ハウジング311に収容される複数の雌型コンタクト313とを具備している。ハウジング311には、雌型コンタクト313が収容される複数のコンタクト収容キャビティ312が形成されている。
一方、保持部材320は、横長直方体形状に形成されて前記複数のサブコネクタ310を収容するように形成されている。そして、保持部材320には、サブコネクタ310の各コンタクト収容キャビティ312に対応する位置に、相手雄型コンタクト(図示せず)が挿通される複数の貫通孔321が形成され、各貫通孔321の相手雄型コンタクト導入口には、相手雄型コンタクト(図示せず)を貫通孔321に案内する傾斜面322が形成されている。
この電気コネクタ301によれば、相手コネクタ(図示せず)と嵌合する際に、サブコネクタ310が保持部材320に対して位置ずれしないため、保持部材320の傾斜面322により相手雄型コンタクトを貫通孔321に適切に案内し、その貫通孔321に対向するサブコネクタ310の雌型コンタクト313に相手雄型コンタクトを適切に挿入することができる。
特開平10−21993号公報
しかしながら、図5及び図6に示す従来の電気コネクタ201,301にあっては、以下の問題点があった。
即ち、図5に示す電気コネクタ201の場合、相手雄型コンタクト案内部材230が案内部材用凹部214内で多少のガタがあって上下左右方向に動き、これに伴って貫通孔231及び傾斜面232が雌型コンタクト220のリセプタクル部221に対して上下左右方向に位置ずれしてしまうことがあった。この場合には、貫通孔231を通過した相手雄型コンタクトが雌型コンタクト220のリセプタクル部221に衝突してしまうことがあった。また、雌型コンタクト220のリセプタクル部221自体もハウジング210に対して上下左右方向に動き、これに伴って貫通孔231及び傾斜面232が雌型コンタクト220のリセプタクル部221に対して上下左右方向に位置ずれし、同様の問題を招くことがあった。
また、図6に示す電気コネクタ301の場合、サブコネクタ310が保持部材320内で多少のガタがあって上下左右方向に動き、これに伴って保持部材320の貫通孔321及び傾斜面322がサブコネクタ310の雌型コンタクト313に対して上下左右方向に位置ずれしてしまうことがあった。この場合には、貫通孔321を通過した相手雄型コンタクトが雌型コンタクト313に衝突してしまうことがあった。また、雌型コンタクト313自体もサブコネクタ310のハウジング311に対して上下左右方向に動き、これに伴って貫通孔321及び傾斜面322が雌型コンタクト313に対して上下左右方向に位置ずれし、同様の問題を招くことがあった。
また、図6に示す電気コネクタ301の場合、保持部材320内にサブコネクタ310を収容するようにしているので、保持部材320の分だけコネクタが大型化してしまうという問題点があった。
従って、本発明は上述の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、相手雄型コンタクトの雌型コンタクトに対する衝突を確実に回避できる電気コネクタを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、コネクタの大型化を招くことなく、相手雄型コンタクトの雌型コンタクトに対する衝突を確実に回避できる電気コネクタを提供することにある。
上記問題を解決するため、本発明のうち請求項1に係る電気コネクタは、コンタクト収容キャビティを有する絶縁性のハウジングと、前記コンタクト収容キャビティ内に収容され、相手雄型コンタクトを受容する雌型コンタクトとを備えた電気コネクタにおいて、前記ハウジングの前記相手雄型コンタクトの挿入面側に、前記ハウジングとは別体の保持部材を備え、該保持部材に、前記コンタクト収容キャビティに対向する位置に、前記相手雄型コンタクトが挿通される貫通孔を形成するとともに、該貫通孔の相手雄型コンタクト導入口に前記相手雄型コンタクトを前記貫通孔に案内する傾斜面を形成し、さらに、前記雌型コンタクトの先端を収容して前記雌型コンタクトの嵌合面内の動きを規制する凹部を前記貫通孔に連続して形成したことを特徴としている。ここで、「嵌合面内の動き」とは、雌型コンタクトに接続される電線の径方向の動きと同意である。
また、本発明のうち請求項2に係る電気コネクタは、請求項1記載の電気コネクタにおいて、前記ハウジングの前記相手雄型コンタクトの挿入面側に保持部材収容凹部を形成し、前記保持部材を、前記保持部材収容凹部内に嵌入したことを特徴としている。
本発明のうち請求項1に係る電気コネクタによれば、ハウジングの相手雄型コンタクトの挿入面側に、前記ハウジングとは別体の保持部材を備え、保持部材に、コンタクト収容キャビティに対向する位置に、相手雄型コンタクトが挿通される貫通孔を形成するとともに、貫通孔の相手雄型コンタクト導入口に相手雄型コンタクトを貫通孔に案内する傾斜面を形成したので、相手雄型コンタクトが雌型コンタクトに対して位置ずれして挿入された場合でも、保持部材の傾斜面により相手雄型コンタクトを貫通孔に適切に案内し、その貫通孔に対向する雌型コンタクトに相手雄型コンタクトを適切に挿入することができる。そして、ハウジングとは別体の保持部材に貫通孔及び傾斜面を形成するようにしているので、貫通孔及び傾斜面の周囲の肉厚が厚く、強度が強い。このため、貫通孔及び傾斜面が破壊されてしまうことはない。さらに、保持部材には、雌型コンタクトの先端を収容して雌型コンタクトの嵌合面内の動きを規制する凹部を前記貫通孔に連続して形成してあるので、保持部材がハウジングに対して多少のガタがあって所定方向に動いても、保持部材とともに雌型コンタクトも前記所定方向に動くことになり、保持部材に形成された貫通孔及び傾斜面が雌型コンタクトに対して位置ずれしてしまうことはない。このため、貫通孔を通過した相手雄型コンタクトが雌型コンタクトに対して衝突するのを確実に回避することができる。また、雌型コンタクト自体がハウジングに対して所定方向に動いても、雌型コンタクトとともに保持部材も前記所定方向に動き、保持部材に形成された貫通孔及び傾斜面の、雌型コンタクトに対する位置ずれを回避することができる。
また、本発明のうち請求項2に係る電気コネクタによれば、請求項1記載の電気コネクタにおいて、前記ハウジングの前記相手雄型コンタクトの挿入面側に保持部材収容凹部を形成し、前記保持部材を、前記保持部材収容凹部内に嵌入したので、コネクタの大型化を招くことなく、相手雄型コンタクトの雌型コンタクトに対する衝突を確実に回避できる電気コネクタを提供できる。
次に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は本発明に係る電気コネクタの実施形態の斜視図である。図2は図1に示す電気コネクタの正面図である。図3は図2の3−3線に沿う断面図である。
図1乃至図3において、電気コネクタ1は、絶縁性のハウジング10と、このハウジング10に収容される複数の雌型コンタクト20とを具備している。
ここで、各雌型コンタクト20は、タブ形状の相手雄型コンタクトCが受容される略箱形のリセプタクル部21と、電線(図示せず)が接続される電線接続部22とを具備し、金属板を打ち抜き及び曲げ加工することによって形成されている。そして、リセプタクル部21の上壁には、係止孔23が形成されている
一方、ハウジング10は、絶縁性の樹脂を成形することによって略矩形形状に形成されている。ハウジング10には、雌型コンタクト20を収容する複数のコンタクト収容キャビティ11が上下2列状に形成されている。各列のコンタクト収容キャビティ11は、列方向において所定ピッチで形成されている。また、ハウジング10の、相手雄型コンタクトCが挿入される側、即ち前側には、長方形状の保持部材収容凹部13が形成されている。各コンタクト収容キャビティ11は、ハウジング10の、相手雄型コンタクトCが挿入される側と反対側端面、即ち後面からこの保持部材収容凹部13まで貫通するように延びている。また、各コンタクト収容キャビティ11の上壁には、雌型コンタクト20の係止孔23に係合するハウジングランス12が形成されている。また、ハウジング10の上面には、相手コネクタ(図示せず)にロックするためのロック突起15を有するロックアーム14が設けられている。
また、ハウジング10の保持部材収容凹部13内には、ハウジング10とは別体の保持部材30が嵌入されている。保持部材30は、長方形状の保持部材収容凹部13内に嵌入可能な長方形状に、絶縁性の樹脂を成形することによって形成されている。そして、この保持部材30には、各コンタクト収容キャビティ11に対向する位置に、相手雄型コンタクトCが挿通される複数の貫通孔31が形成されるとともに、各貫通孔31の相手雄型コンタクト導入口に相手雄型コンタクトCを貫通孔31に案内する傾斜面32が形成されている。更に、保持部材30の相手雄型コンタクト挿入側と反対側には、雌型コンタクト20のリセプタクル部21の先端を収容して雌型コンタクト20のリセプタクル部21の嵌合面内の動き(電線接続部22に接続された電線の径方向の動き)を規制する複数の凹部33が各貫通孔31に連続して形成されている。
電気コネクタ1の組立に際しては、各雌型コンタクト20が、そのリセプタクル部21を先頭にしてハウジング10の各コンタクト収容キャビティ11内に各コンタクト収容キャビティ11の後側から挿入される。これにより、各雌型コンタクト20のリセプタクル部21が保持部材30の各凹部33に収容され、この状態で、各ハウジングランス12が雌型コンタクト20の係止孔23に係合し、雌型コンタクト20の抜け止めがなされる。
このように組み立てられた電気コネクタ1に相手コネクタが嵌合すると、相手コネクタの相手雄型コンタクトCが保持部材30の貫通孔31を通過して雌型コンタクト20のリセプタクル部21に受容される。これにより、相手雄型コンタクトCと雌型コンタクト20に接続された電線とが電気的に導通することになる。
この電気コネクタ1と相手コネクタとの嵌合時において、相手雄型コンタクトCが雌型コンタクト20のリセプタクル部21に対して位置ずれして挿入されたとしても、保持部材30の傾斜面32により相手雄型コンタクトCが貫通孔31に適切に案内され、その貫通孔31に対向する雌型コンタクト20のリセプタクル部21に相手雄型コンタクトCが適切に挿入される。そして、ハウジング10とは別体の保持部材30に貫通孔31及び傾斜面32を形成するようにしているので、貫通孔31及び傾斜面32の周囲の肉厚が厚く、強度が強い。このため、貫通孔31及び傾斜面32が破壊されてしまうことはない。
更に、保持部材30には、雌型コンタクト20のリセプタクル部21の先端を収容して雌型コンタクト20のリセプタクル部21のガタを規制する凹部33を貫通孔31に連続して形成してあるので、保持部材30がハウジング10の保持部材収容凹部13内で多少のガタがあって所定方向、例えば上下方向に動いても、保持部材30とともに雌型コンタクト20のリセプタクル部21も前記所定方向、例えば上下方向に動くことになり、保持部材30に形成された貫通孔31及び傾斜面32が雌型コンタクト20のリセプタクル部21に対して位置ずれしてしまうことはない。このため、貫通孔31を通過した相手雄型コンタクトCが雌型コンタクト20のリセプタクル部21に対して衝突するのを確実に回避することができる。また、雌型コンタクト20のリセプタクル部21自体がハウジングに対して所定方向に動いても、雌型コンタクト20のリセプタクル部21とともに保持部材30も前記所定方向に動き、保持部材30に形成された貫通孔31及び傾斜面32の、雌型コンタクト20のリセプタクル部21に対する位置ずれを回避することができる。
また、ハウジング10の相手雄型コンタクトCの挿入面側に保持部材収容凹部13を形成し、保持部材30を、保持部材収容凹部13内に嵌入したので、コネクタの大型化を招くことなく、相手雄型コンタクトCの雌型コンタクト20に対する衝突を確実に回避できる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されずに種々の変更、改良を行うことができる。
例えば、実施形態においては、保持部材30を保持部材収容凹部13内に嵌入する構成としてあるが、ハウジング10の相手雄型コンタクトCの挿入面側に備えられるものであれば、保持部材30は必ずしも保持部材収容凹部13内に嵌入する必要はない。
また、雌型コンタクト20のリセプタクル部21は、略箱形に形成されているが、相手雄型コンタクトCを受容可能な形状であればよく、例えば、相手雄型コンタクトCが丸ピンで構成されているときなどには円筒形で形成してもよい。
本発明に係る電気コネクタの実施形態の斜視図である。 図1に示す電気コネクタの正面図である。 図2の3−3線に沿う断面図である。 従来の電気コネクタの一例を示す断面図である。 従来の電気コネクタの他の例を示す断面図である。 従来の電気コネクタの更に他の例を示す断面図である。
符号の説明
1 電気コネクタ
10 ハウジング
11 コンタクト収容キャビティ
13 保持部材収容凹部
20 雌型コンタクト
30 保持部材
31 貫通孔
32 傾斜面
33 凹部
C 相手雄型コンタクト

Claims (2)

  1. コンタクト収容キャビティを有する絶縁性のハウジングと、前記コンタクト収容キャビティ内に収容され、相手雄型コンタクトを受容する雌型コンタクトとを備えた電気コネクタにおいて、
    前記ハウジングの前記相手雄型コンタクトの挿入面側に、前記ハウジングとは別体の保持部材を備え、
    該保持部材に、前記コンタクト収容キャビティに対向する位置に、前記相手雄型コンタクトが挿通される貫通孔を形成するとともに、該貫通孔の相手雄型コンタクト導入口に前記相手雄型コンタクトを前記貫通孔に案内する傾斜面を形成し、さらに、前記雌型コンタクトの先端を収容して前記雌型コンタクトの嵌合面内の動きを規制する凹部を前記貫通孔に連続して形成したことを特徴とする電気コネクタ。
  2. 前記ハウジングの前記相手雄型コンタクトの挿入面側に保持部材収容凹部を形成し、前記保持部材を、前記保持部材収容凹部内に嵌入したことを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。
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