WO2010150339A1 - モータ駆動装置 - Google Patents

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Abstract

 当該モータ駆動装置の設置環境に応じて定めた複数の停電検出閾値と、指定された停電検出閾値を前記複数の停電検出閾値から選択する選択回路と、モータ駆動回路に入力される交流電源の検出電圧と前記選択された停電検出閾値とを比較して停電の発生有無を判定する比較判定回路とを備えた。これによって、交流電源入力が断する停電の検出基準を定める停電検出閾値を設置環境に応じて選択できるので、交流電源入力が断する停電が発生した場合の異常終了処理をどのような設置環境でも確実に実行できる。

Description

モータ駆動装置
 本発明は、モータ駆動装置に関する。
 モータ駆動装置は、機能的に、交流電源とモータとの間に介在するモータ駆動回路と、該モータ駆動回路に前記モータを所望の態様で駆動させる制御信号を演算生成する制御回路と、内部回路の動作電源生成系とで構成される。前記内部回路の動作電源生成系は、前記制御回路や、前記モータ駆動回路内において複数のスイッチング素子への駆動信号を前記制御信号から生成する駆動回路などの内部回路に必要な制御用電圧を、前記交流電源から供給される交流電圧を整流したものを平滑化する平滑用コンデンサの充電電圧から生成するように構成されている。この電源構成であれば、交流電源が断する停電が発生した場合に、内部回路への電源供給は、即座に中断されるのではなく、平滑用コンデンサに貯えられたエネルギーにより、停電後も短時間は継続する。
 工作機械に組み込まれるモータ駆動装置は、この電源構成を利用して、交流電源入力が断する停電が発生した場合、慣性で回転するモータによる工作機械の損傷などを防止するために、制御回路がモータを強制停止させる構成を備えている。
 すなわち、制御回路は、平滑用コンデンサの充電電圧から生成された制御用電圧を動作電圧として、モータ駆動回路への制御信号の演算出力制御と並行して平滑用コンデンサの充電電圧の変化を監視し、該充電電圧が閾値を下回った低電圧になるのを検出すると、停電の発生が検出されたと判断し、平滑用コンデンサの充電電圧が制御用電圧を生成できなくなる電圧(つまり制御回路が動作不能となる電圧)近くに降下するまでの間に、モータを強制停止させる制御信号を演算生成してモータ駆動回路内の駆動回路に出力する異常終了処理を実行できるようにしている。
特開2006-296154号公報
 ところが、モータ駆動装置が組み込まれる工作機械で用いられているモータ特性は様々であり、また、該工作機械等が使用する電源環境も様々であるので、例えば、次のように上記した異常終了処理の実行時間を確保できなくなる場合が起こる。
 すなわち、工作機械では、モータ駆動装置が繋がる交流電源に、ファンやポンプ等の外部機器も繋がる構成となることがある。そして、ファンやポンプに用いられるモータの中には、停電直後に慣性で回り続けている間、発電動作を行うものがある。
 このようなケースでは、モータ駆動装置に供給される交流電圧は、停電発生により急峻に零レベルに低下するのではなく、徐々に低下することになるので、平滑用コンデンサの充電電圧も徐々に低下する。つまり、上記した停電発生を判断する低電圧の検出タイミングが、ファンやポンプ等が並置されない場合よりも遅くなる。このときに平滑用コンデンサに残っているエネルギーは、異常終了処理を完了するまで制御用電圧を生成するのに必要な量以下に減っているので、異常終了処理の実行時間を確保できないことになる。
 停電が発生した場合に、どのような設置環境でも異常終了処理を確実に実行できるようにするには、平滑用コンデンサの充電電圧が、上記した停電発生を判断する低電圧の検出タイミングから制御用電圧を生成できなくなる電圧近くに降下するタイミングまでの時間を長くする必要がある。しかし、それに対処するために平滑用コンデンサの容量アップを行う場合には、コストアップに加えて、形状寸法の増大を招来する。
 本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、交流電源入力が断する停電が発生した場合の異常終了処理をどのような設置環境でも確実に実行できる構成を備えたモータ駆動装置を得ることを目的とする。
 上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、当該モータ駆動装置の設置環境に応じて定めた複数の停電検出閾値と、指定された停電検出閾値を前記複数の停電検出閾値から選択する選択回路と、モータ駆動回路に入力される交流電源の検出電圧と前記選択された停電検出閾値とを比較して停電の発生有無を判定する比較判定回路とを備えたことを特徴とする。
 本発明にかかるモータ駆動装置は、交流電源入力が断する停電の検出基準を定める停電検出閾値を設置環境に応じて選択できるようにしたので、停電が発生した場合の異常終了処理をどのような設置環境でも確実に実行することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施例1によるモータ駆動装置の構成を示すブロック図である。 図2は、図1に示す停電検出処理部の構成例を示すブロック図である。 図3は、2つの電圧閾値の小さい方を選択した場合の停電発生時の動作を説明するタイムチャートである。 図4は、2つの電圧閾値の大きい方を選択した場合の停電発生時の動作例を説明するタイムチャートである。 図5は、本発明の実施例2として、図1に示す停電検出処理部の他の構成例を示すブロック図である。 図6は、図5に示す比較判定回路の構成および動作を説明するフローチャートである。 図7は、停電時の検出電圧のリップル周期よりも長い時間閾値を選択した場合の停電検出動作例を説明するタイムチャートである。 図8は、停電時の検出電圧のリップル周期よりも短い時間閾値を選択した場合の停電検出動作例を説明するタイムチャートである。
 以下に、本発明にかかるモータ駆動装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
 図1は、本発明の実施例1によるモータ駆動装置の構成を示すブロック図である。図1に示す本実施例1によるモータ駆動装置1は、交流電源2とモータ(M)3との間に介在するモータ駆動回路4と、電圧検出回路5と、制御回路6と、整流回路7と、平滑用コンデンサ8と、制御用電圧生成回路9とを備える場合において、制御回路6に機能を追加した停電検出処理部10が設けられ、また、停電検出処理部10に付随するスイッチ11が設けられている。
 そして、図1では、本実施例1によるモータ駆動装置1が組み込まれる工作機械の設置環境として、モータ駆動装置1が使用する交流電源2に、ファンやポンプ等の外部機器12も繋がっている場合が示されている。
 モータ駆動回路4は、三相の交流電源2から供給される三相の交流電圧を全波整流する全波整流回路と、該全波整流回路の正極側と負極側とに接続される正負母線間に配置される複数のスイッチング素子と、制御回路6からの制御信号によって前記複数のスイッチング素子に前記正負母線間の直流電圧をスイッチングさせる駆動回路とを備え、モータ3に任意の速度で回転させる駆動電流を供給する。
 整流回路7は、交流電源2の三相ラインのうちの二相ラインから得られる二相電圧を例えば全波整流する。平滑用コンデンサ6は、整流回路7が整流したリップルを含む整流電圧を平滑化する。制御用電圧生成回路9は、DC-DC変換回路を備え、平滑用コンデンサ6の充電電圧から制御回路6やモータ駆動回路4内の駆動回路などの内部回路の動作に必要な制御用電圧を生成する。
 電圧検出回路5は、三相の交流電源2から供給される三相の交流電圧を全波整流する全波整流回路を備え、該全波整流回路の出力直流電圧を検出電圧値として制御回路6内の停電検出処理部10に出力する。
 図2は、図1に示す停電検出処理部の構成例を示すブロック図である。図2に示すように、本実施例1による停電検出処理部10は、例えば、電圧閾値生成回路10aと、選択回路10bと、比較判定回路10cとを備えている。
 電圧閾値生成回路10aは、制御用電圧生成回路9が生成する制御用電圧とグランド間に設けた抵抗分圧回路とツェナーダイオードとの組み合わせにより、停電検出閾値として2以上の電圧閾値を生成できる構成になっている。生成する電圧閾値の値は、主に当該モータ駆動装置1の設置環境に応じて定められる。具体的には、図1に示すように、使用する交流電源2にファンやポンプなどの外部機器12も接続されているか否か、接続されている場合はそのファンやポンプのモータの回生能力有無、回生能力の程度などに応じて定めるようにしている。
 電圧閾値の種類数としては、基本的には、第1の電圧閾値と第2の電圧閾値の2種類でよい。第1の電圧閾値は、外部機器12が接続されていない場合、或いは、外部機器12は接続されているがそこで用いるモータの回生能力が無視できる場合などで適用するものである。第2の電圧閾値は、外部機器12が接続されていて、そこで用いるモータの回生能力が無視できない場合などで適用するものである。このケースでの大小関係は、(第1の電圧閾値)<(第2の電圧閾値)である。
 但し、外部機器12が接続されていて、そこで用いるモータの回生能力が無視できない場合においては、平滑用コンデンサ8の容量と外部機器12が用いるモータの回生能力の程度との兼ね合い応じて細かく電圧閾値を定めるとよい。すなわち、上記第1の電圧閾値を最低値にして、第2の電圧閾値を複数に分割する。そうすれば、外部機器12が接続されている環境において、異常終了処理を開始する適切なタイミングを一層確実に検出できるようになる。
 スイッチ11には、モータ駆動装置1の設置環境に応じてどの電圧閾値を使用するかを決定したその電圧閾値を指定するように、装置設置時に予め設定されている。なお、スイッチ11は、電圧閾値を1対1の関係で指定するタイプでもよく、また、ディジタル値で1つの電圧閾値を指定するタイプでもよい。
 選択回路10bは、電圧閾値生成回路10aが生成する2以上の電圧閾値の中から、スイッチ11から指定された1つの電圧閾値を選択して比較判定回路10cに出力する。比較判定回路10cは、電圧検出回路5が検出した電圧値と選択回路10bからの電圧閾値とを比較し、(電圧値)>(電圧閾値)の場合は、停電は発生していないと判定し出力を例えば高レベルにし、また、(電圧値)<(電圧閾値)の場合は、停電が発生したと判定して出力を今の例では低レベルにする。
 制御回路6は、制御用電圧生成回路9が生成する制御用電圧を動作電圧とし、モータ駆動回路4への制御信号の演算出力制御と並行して、停電検出処理部10の出力変化、つまり比較判定回路10cの出力変化を監視し、該出力レベルが低レベルになるのを検出すると、停電の発生が検出されたと判断し、モータ3を強制停止させる制御信号を演算生成してモータ駆動回路4内の駆動回路に出力する異常終了処理を実行する。
 なお、念のため付記すれば、交流電源入力が断すると、モータ起動回路4では、全波整流回路の出力が消滅し、母線電圧も消滅し、複数のスイッチング素子からモータ3への駆動電流が無くなるが、モータ3は慣性で短時間内回転を継続して発電動作を行うので、母線電圧が発生し、複数のスイッチング素子は制御可能な状態になる。したがって、制御用電圧生成回路9が制御用電圧を生成できる期間において、制御回路6からモータ駆動回路4内の駆動回路に、モータ3を強制停止させる制御信号を与えれば、モータ3を強制停止させることができる。
 次に、図1と図2を参照しつつ図3と図4を用いて、停電発生時の動作について説明する。なお、図3は、2つの電圧閾値の小さい方を選択した場合の停電発生時の動作を説明するタイムチャートである。図4は、2つの電圧閾値の大きい方を選択した場合の停電発生時の動作例を説明するタイムチャートである。図3と図4では、電圧閾値生成回路10aが、2つの電圧閾値A,Bを生成する場合の動作が示されている。2つの電圧閾値A,Bのうち、電圧閾値Aは、前記第1の電圧閾値に対応し、電圧閾値Bは、前記第2の電圧閾値に対応している。
 図3において、外部機器12が接続されていない場合、或いは、外部機器12は接続されているがそこで用いるモータの回生能力が無視できる場合などにおいては、図3(1)に示すように、停電が発生すると、モータ駆動装置1に入力される交流電源2の電圧レベルは、速やかに零レベルに向かって降下する。このような設置環境においては、スイッチ11は、電圧値の小さい電圧閾値Aを指定するように設定されている。
 比較判定回路10cは、電圧検出回路5が検出した交流電源2の電圧値と、選択回路10bが選択した電圧閾値Aとの大小比較を行うので、停電が発生する以前では、出力を高レベルにしている。停電が発生すると、電圧閾値Aは小さい電圧レベルであるが、停電発生後の短時間内に、電圧検出回路5の検出電圧が電圧閾値Aを下回るので、比較判定回路10cは、停電発生後の短時間内に出力を低レベルに立ち下げて(図3(2))、制御回路6に停電検出aを出力する。制御回路6は、停電検出aに応答して異常終了処理15を開始する(図3(4))。
 このタイミングでは、図3(3)(4)に示すように、平滑コンデンサ8には、比較的多くの蓄積エネルギーが残存しているので、制御用電圧生成回路9が平滑用コンデンサ8の充電電圧から制御用電圧を生成できなくなるタイミングbまでの期間16は、異常終了処理15を実行するのに必要な期間よりも長くなる。
 図3に示す動作態様は、いわゆる標準動作である。平滑コンデンサ8の容量値は、一般に、図3に示す動作態様の標準動作において、異常終了処理15を実行するのに必要な期間よりも長い期間16を確保できるように定められる。そして、電圧閾値Aは、ノイズ等による誤検出を防止するため、制御用電圧生成回路9が生成する制御用電圧の範囲に対してマージンを確保した低い電圧値に設定されている。
 次に、図4において、外部機器12が接続されていて、そこで用いるモータの回生能力が無視できない場合などにおいては、図4(1)に示すように、停電が発生すると、モータ駆動装置1に入力される交流電源2の電圧レベルは、回生電力の影響で緩やかに零レベルに向かって降下する。このような設置環境においては、スイッチ11は、電圧値の大きい電圧閾値Bを指定するように設定されている。
 比較判定回路10cは、停電が発生する以前では、出力を高レベルにしている。停電が発生すると、電圧閾値Bは大きい電圧レベルであるので、停電発生後の早いタイミングで電圧検出回路5の検出電圧が電圧閾値Bを下回り、比較判定回路10cは、出力を低レベルに立ち下げて(図4(2))、制御回路6に停電検出aを出力する。制御回路6は、停電検出aに応答して異常終了処理17を開始する(図4(4))。
 このタイミングでは、図4(3)(4)に示すように、平滑コンデンサ8には、比較的多くの蓄積エネルギーが残存しているので、制御用電圧生成回路9が平滑用コンデンサ8の充電電圧から制御用電圧を生成できなくなるタイミングbまでの期間18は、異常終了処理17を実行するのに必要な期間よりも長くなる。この場合、電圧閾値Aが選択されていると、電圧閾値Aにより停電を検出するタイミングは、電圧閾値Bで検出するタイミングよりも遅れるので、平滑コンデンサ8に残存している蓄積エネルギーはかなり減少している。したがって、期間18は、異常終了処理17を実行するのに必要な期間よりも短くなり、制御回路6は、異常終了処理17を完了する前に動作不能になってしまう。設置時に電圧閾値Bを選択するようにしているので、制御回路6は、動作不能になる前に異常終了処理17を完了することができる。
 なお、図2では、2以上の電圧閾値を抵抗分圧回路とツェナーダイオードとの組み合わせで生成する電圧閾値生成回路10aを示したが、電圧閾値生成回路10aに代えて、2以上の電圧閾値をディジタル値の形式で記憶する電圧閾値記憶回路を用い、比較判定回路10cは、D/A変換器を備え、選択回路10bから入力されるディジタル値形式の電圧閾値をアナログ値に変換して比較判定を行うようにしてもよい。また、比較判定回路10cは、A/D変換器を備え、マイコン等により、ディジタル値形式での比較判定を行ってもよい。
 以上のように、本実施例1によれば、交流電源入力の断による停電の検出基準を定める電圧閾値を設置環境に応じて選択できるようにしたので、停電が発生した場合の異常終了処理をどのような設置環境でも確実に実行することができる。   
 図5は、本発明の実施例2として、図1に示す停電検出処理部の他の構成例を示すブロック図である。図5に示すように、実施例2によるモータ駆動装置は、図1に示したモータ駆動装置1の構成において、符号を変えた停電検出処理部20が、時間閾値記憶回路20aと、選択回路20bと、比較判定回路20cとを備えている。
 先に示した図3(1)と図4(1)は、電圧検出回路5に入力される交流電源の電圧波形である。停電発生時の入力電圧は、図3(1)では急峻に降下し、図4(1)では緩やかに降下している。電圧検出回路5が検出した電源電圧は、全波整流回路により整流した直流電圧であり、その直流電圧には、リップル成分が重畳されている。停電発生時におけるこのリップル成分の周期は、電圧検出回路5への入力電圧が、図3(1)に示す波形であるときは短くなり、図4(1)に示す波形であるときは長くなる。
 そこで、時間閾値記憶回路20aには、設置環境に応じた停電検出閾値として、2以上の時間閾値が記憶されている。実施例1と同様に、図1に示すように、使用する交流電源2にファンやポンプなどの外部機器12も接続されているか否か、接続されている場合はそのファンやポンプのモータの回生能力有無、回生能力の程度などに応じて定められる。
 時間閾値の種類数としても、実施例1と同様に、基本的には、第1の時間閾値と第2の時間閾値の2種類でよい。第1の時間閾値は、外部機器12が接続されていない場合、或いは、外部機器12は接続されているがそこで用いるモータの回生能力が無視できる場合などで適用するものである。第2の時間閾値は、外部機器12が接続されていて、そこで用いるモータの回生能力が無視できない場合などで適用するものである。このケースでの大小関係は、(第1の時間閾値)<(第2の時間閾値)である。
 但し、外部機器12が接続されていて、そこで用いるモータの回生能力が無視できない場合においては、平滑用コンデンサ8の容量と外部機器12が用いるモータの回生能力の程度との兼ね合い応じて細かく時間閾値を定めるとよい。すなわち、上記第1の時間閾値を最低値にして、第2の時間閾値を複数に分割する。そうすれば、外部機器12が接続されている環境において、異常終了処理を開始する適切なタイミングを一層確実に検出できるようになる。
 また、実施例2でのスイッチ11には、モータ駆動装置1の設置環境に応じてどの時間閾値を使用するかを決定したその時間閾値を指定するように、装置設置時に予め設定されている。選択回路20bは、時間閾値生成回路20aに記憶される2以上の時間閾値の中から、スイッチ11から指定された1つの時間閾値を読み出して比較判定回路20cに出力する。
 比較判定回路20cは、例えば図6に示す構成と手順で、停電検出を行う。なお、図6は、図5に示す比較判定回路の構成および動作を説明するフローチャートである。まず、構成を示す。図6において、比較判定回路20cは、電圧検出回路5が検出した電源電圧を所定の間隔でサンプリングしてホールドするサンプルホールド回路と、該サンプルホールド回路がホールドするサンプリング値と所定の判定閾値との大小を逐一比較する比較回路と、選択回路20bから入力された時間閾値が設定されるタイマと、判定閾値を下回ったサンプリング値の個数をカウントさせるカウンタと、これらの要素を用いて停電発生の検出処理を行う検出処理部(ST1~ST8)とを備えている。
 以下、検出処理部(ST1~ST8)の動作について具体的に説明する。ST1では、比較回路の比較結果が(サンプリング値)<(判定閾値)となるのを監視している。(サンプリング値)<(判定閾値)となる(ST1:Yes)のを検出すると、そのタイミングに同期して、選択回路20bから入力された時間閾値をタイマにセットしてスタートさせ、また、カウンタを1つ歩進させ(ST2)、次のサンプリング値についての比較結果を監視する(ST3)。
 ST3での監視結果、(サンプリング値)<(判定閾値)でない場合(ST3:No)には、タイマとカウンタをリセットし(ST4)、先のST1の監視処理へ移行する。また、ST3での監視結果、(サンプリング値)<(判定閾値)である場合(ST3:Yes)には、タイマ値を調べ時間閾値の時間内か否かを判断し(ST5)、時間閾値の時間内でない場合(ST5:No)は、タイマとカウンタをリセットし(ST4)、先のST1の監視処理へ移行する。
 一方、(サンプリング値)<(判定閾値)であり(ST3:Yes)、かつ時間閾値の時間内である場合(ST5:Yes)は、カウンタを1つ歩進し(ST6)、カウント値が所定値になったか否かを判断する(ST7)。カウント値=所定値でない場合は(ST7:No)、ST3に戻る。ST3~ST7の繰り返し処理が連続したサンプリング値について行われると、カウント値=所定値になる(ST7:Yes)ので、そのタイミングで停電検出を出力し(ST8)、本手順を終了する。なお、「所定値」は、当然に2以上のサンプリング回数であるが、「設置環境」「サンプリング間隔」「時間閾値」などに基づき定められる。また、「時間閾値」は、例えば図7と図8に示すように、検出電圧のリップル周期との関係で定められる。
 次に、図7と図8を参照して、図6に示した手順による停電検出動作を具体的に説明する。なお、図7は、停電時の検出電圧のリップル周期よりも長い時間閾値を選択した場合の停電検出動作例を説明するタイムチャートである。図8は、停電時の検出電圧のリップル周期よりも短い時間閾値を選択した場合の停電検出動作例を説明するタイムチャートである。図7と図8では、或る電圧値の判定閾値30と、リップル波形で示す検出電圧31との関係が示されている。
 図7において、検出電圧31が最初に判定閾値30を下回るタイミング33にて、検出電圧31のリップル周期よりも長い時間閾値34をタイマにセットしてスタートさせ、カウンタに値1を設定する。検出電圧31は、時間閾値34の時間内において上昇に転じ、タイミング35にて判定閾値30を上回り、時間閾値34の終端近くのタイミング36で判定閾値30を下回る。このケースでは、タイミング35にてタイマとカウンタがリセットされるので、時間閾値34は消滅する。したがって、タイミング36では、停電検出は行われずに、新たに長い時間閾値37をタイマにセットしてスタートさせ、カウンタに値1が設定される。
 この新たに設定した長い時間閾値37の時間内においては、検出電圧31は判定閾値30以下において変化しているので、カウンタは所定値に向かってカウントアップを繰り返している。検出電圧31が上昇に転じた時間閾値37の終端タイミング38でも、検出電圧31は判定閾値30以下であり、カウンタのカウント値が所定値を超えるので、停電の発生が検出される。
 図8において、検出電圧31が最初に判定閾値30を下回るタイミング40にて、検出電圧31のリップル周期よりも短い時間閾値41をタイマにセットしてスタートさせ、カウンタに値1を設定する。検出電圧31は、時間閾値41の時間内において上昇に転ずるが、時間閾値41の終端タイミング42でも判定閾値30を下回っている。この間、カウンタは所定値に向かってカウントアップを繰り返している。このケースでは、時間閾値41の終端タイミング42においてカウンタのカウント値が所定値を超えるので、停電の発生が検出される。
 このように、リップル周期よりも長い時間閾値を選択する場合は、該時間閾値の時間内においてリップルのピークが判定閾値を超える場合が起こるので、停電検出できない場合がある。一方、リップル周期よりも短い時間閾値を選択する場合は、リップルのピークが判定閾値を超える場合が起こっても、時間閾値の時間内において下回っていれば停電検出が行えるので、時間閾値の差以上に停電の検出タイミングを早くすることができる。
 以上のように、本実施例2によれば、電圧閾値に代えた時間閾値を設置環境に応じて選択できるようにしたので、実施例1と同様に、停電が発生した場合の異常終了処理をどのような設置環境でも確実に実行することができる。
 以上のように、本発明にかかるモータ駆動装置は、交流電源入力が断する停電が発生した場合の異常終了処理をどのような設置環境でも確実に実行できるモータ駆動装置として有用である。
 1 モータ駆動装置
 2 交流電源
 3 モータ(M)
 4 モータ駆動回路
 5 電圧検出回路
 6 制御回路
 7 整流回路
 8 平滑用コンデンサ
 9 制御用電圧生成回路
 10,20 停電検出処理部
 10a 閾値発生回路
 10b,20b 選択回路
 10c,20c 比較判定回路
 11 スイッチ
 12 ファンやポンプなどの外部機器
 20a 時間閾値記憶回路

Claims (3)

  1.  当該モータ駆動装置の設置環境に応じて定めた複数の停電検出閾値と、
     指定された停電検出閾値を前記複数の停電検出閾値から選択する選択回路と、
     モータ駆動回路に入力される交流電源の検出電圧と前記選択された停電検出閾値とを比較して停電の発生有無を判定する比較判定回路と
     を備えたことを特徴とするモータ駆動装置。
  2.  前記停電検出閾値は、電圧閾値であり、前記比較判定回路は、前記検出電圧が前記電圧閾値を下回ったとき停電発生と判定することを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動装置。
  3.  前記停電検出閾値は、時間閾値であり、前記比較判定回路は、前記検出電圧が判定閾値を前記時間閾値の時間内に連続して下回ったとき停電発生と判定することを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動装置。
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