JP2006296154A - 停電検知装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】交流電源からの電力供給が途絶えたとき、直流電源を構成するコンデンサの容量を大きくすることなく、停電であることを素早く検知し、装置の使用電流を減少させ、瞬時停電に対する時間的耐量を増加させる。
【解決手段】スイッチング素子7と回生装置8により構成されるインバータ回路9およびマイコン5により構成された制御部9により構成されたインバータ装置6を有し、交流電源1からの電力供給が途絶えたとき、電圧監視装置10により、三相直流ブラシレスモータ4を駆動するための第1の直流電源であるコンデンサ3の電圧を監視して、その電圧が所定値まで低下すると、停電が発生したと判断して、マイコン5により、装置11の使用電流を減少させて、コンデンサ3および第2の直流電源12からの供給電流を減少させて、長い時間の停電に耐えられるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、直流ブラシレスモータを有する洗濯機の停電検知装置に関するものである。
従来、直流ブラシレスモータを利用した洗濯機において、交流電源からの電力供給が停止すると、直流ブラシレスモータを駆動するための電力源となる直流電源、およびマイクロコンピュータ(以下、マイコンという)や電子回路等の直流電源は、これらの直流電源を構成するコンデンサの充電電圧が時間とともに低下し、一定値低下するとマイコンあるいは電子回路は、その機能を失ってしまう。従って、マイコンあるいは電子回路がその機能を失わないために、一定時間の停電に対しては、機器がこれに耐えるように、停電を検知する機能が備わっており、その機能が停電を検知すると、マイコンによりマイコンあるいは電子回路が使用する電流を減少させて、コンデンサの電圧が低下する時間を延ばし、その機能を失わないようにしていた。
特に、洗濯機など、一連のシーケンス制御により機器としての機能を果たすようなものにあっては、停電により直流電源電圧が低下して、マイコンにリセットがかかるなどして、プログラムの進行が失われてしまうと、シーケンス制御は途中で中止してしまい、洗濯を一からやり直ししなければならないこととなっていた。
この対策として、交流の0ボルト近辺を検知する回路を有し、直流電源への電力供給が停止したときは、その信号が失われてしまうことを検知して停電を検知していた(例えば、特許文献1参照)。
特開昭61−129581号公報
しかしながら上記従来の構成では、交流の0V近辺を検知する回路には、交流の半サイクルごとにしか信号がこないため、停電発生が交流の位相のどのタイミングで発生するかにより、停電発生検知時間にばらつきが発生していた。
例えば、交流0ボルトの信号が発生した直後に停電が発生すると、交流0ボルトの半サイクル後にしか次の交流ゼロボルト信号がこないため、停電が発生したのを検知するまでの時間が長くなる。また、交流0ボルト信号を検知する場合、ノイズなどを誤検知して動作しないように、検知の信頼性を高めるため、1回の検知ではなく、複数回の検知をするようにしており、停電が発生したのを検知するまでの時間が、更に長くなるといった課題を有していた。
また、停電発生検知までは、機器は電力供給があると判断して動作しているため、機器の装置は、直流電源を構成するコンデンサに充電されている電荷を電力供給時と同じように消費するため、停電に耐える時間は低下し、短い停電時間にしか耐えることができなかった。特に、直流ブラシレスモータに流れる電流が大きいときは、直流電源を構成するコンデンサに充電された電荷の消費量が大きいため、一層短時間の停電にしか耐えることができなかった。そして、この問題を解消するために、コンデンサの容量を大きくするなどして、耐量を確保していたが、これによりコンデンサの大型化、部品がコストアップする等といった課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、コンデンサの容量を大きくすることなく、停電の発生を素早く検知し、マイコンあるいは電子回路に流れる電流を減少させて、停電に対する耐量時間を長くする停電検知装置を提供することを目的としている。
前記従来の課題を解決するために、本発明の停電検知装置は、直流ブラシレスモータと、前記直流ブラシレスモータを駆動する電力源である第1の直流電源と、前記第1の直流電源から作成される第2の直流電源と、前記第2の直流電源により駆動されるマイクロコンピュータと、前記第1の直流電源もしくは前記第2の直流電源から電力を供給される装置と、前記第1の直流電源の電圧を監視する電圧監視装置とを備え、交流電源からの電力供給が停止したとき、前記電圧監視装置が前記第1の直流電源が所定値低下したことを検知すると、前記マイクロコンピュータは、前記第1の直流電源および前記第2の直流電源の少なくともいずれか一方の電流を減少させるように制御するようにしたものである。
これにより、コンデンサの容量を大きくすることなく、停電の発生を素早く検知し、マイコンあるいは電子回路に流れる電流を減少させて、停電に対する耐量時間を長くする停電検知装置を提供することができる。
本発明の停電検知装置は、時間遅れなく瞬時停電を検知することができるため、コンデンサの容量を大きくすることなく、停電の発生を素早く検知し、マイコンあるいは電子回路に流れる電流を減少させて、停電に対する耐量時間を長くする停電検知装置を提供することができ、さらに、部品の小型化、低コストを実現することができる。
本発明の停電検知装置は、直流ブラシレスモータと、前記直流ブラシレスモータを駆動する電力源である第1の直流電源と、前記第1の直流電源から作成される第2の直流電源と、前記第2の直流電源により駆動されるマイクロコンピュータと、前記第1の直流電源もしくは前記第2の直流電源から電力を供給される装置と、前記第1の直流電源の電圧を監視する電圧監視装置とを備え、交流電源からの電力供給が停止したとき、前記電圧監視装置が前記第1の直流電源が所定値低下したことを検知すると、前記マイクロコンピュータは、前記第1の直流電源および前記第2の直流電源の少なくともいずれか一方の電流を減少させるように制御することにより、時間遅れなく瞬時停電を検知することができるため、コンデンサの容量を大きくすることなく、停電の発生を素早く検知し、マイコンあるいは電子回路に流れる電流を減少させて、停電に対する耐量時間を長くする停電検知装置を提供することができ、さらに、部品の小型化、低コストを実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態における停電検知装置の回路図である。
図1において、交流電源1からの電流を整流ダイオード2とコンデンサ3により直流整流平滑を行い、コンデンサ3により第1の直流電源を構成している。3相直流ブラシレスモータ4は、インバータ装置6により、駆動制御されている。
インバータ装置6は、スイッチング素子7と回生装置8により構成されるインバータ回路9およびマイクロコンピュータ(以下、マイコンという)5により構成された制御部9により構成されている。
スイッチング素子7は、IGBTで構成されている。その接続は、IGBT7a、7b、7cのコレクタが、コンデンサ3のプラス端子に接続され、IGBT7aのエミッタはダイオード8aのアノードおよびIGBT7dのコレクタに接続され、IGBT7bのエミッタはダイオード8bのアノードおよびIGBT7eのコレクタに接続され、IGBT7cのエミッタはダイオード8cのアノードおよびIGBT7fのコレクタに接続され、IGBT7d、7e、7fのエミッタはコンデンサ3のマイナス端子に接続されている。
回生装置8は以下のように構成されている。すなわち、コンデンサ3のマイナス端子にダイオード8d、8e、8fのアノードを接続し、それぞれのダイオード8d、8e、8fのカソードにダイオード8a、8b、8cのアノードを接続し、これらのダイオード8a、8b、8cのカソードをコンデンサ3のプラス端子に接続している。ダイオード8aとダイオード8dの接続点、ダイオード8bとダイオード8eの接続点およびダイオード8cとダイオード8fの接続点を3相直流ブラシレスモータ4の3相の各端子にそれぞれ接続する。ダイオード8a、8b、8cのアノードに接続されたモータの各線をそれぞれU相、V相、W相とする。
インバータ回路9は、回生装置8およびスイッチング素子7よりなっており、制御部9の一部を構成するマイコン5により3相短絡装置とすることができる。3相短絡装置は、例えばIGBT7d、7e、7fのゲートをマイコン5によりオンさせることにより、これらのIGBTと回生装置8を構成するダイオードにより惰性回転時電力を3相内で消費させることができる。マイコン5はその出力がIGBT7aから7fのゲートに接続され、モータの回転、停止等の制御を行っている。
電圧監視装置10は、コンデンサ3の直流電圧を抵抗で分圧し、その電圧情報をマイコン5に送っている。本実施の形態では示していないが、分圧電圧安定化のために下側抵抗に並列にコンデンサを接続してリップル電圧を除去するなどの方法も考えられる。本実施の形態では、第2の直流電源12で動作するマイコン5で利用可能なように電圧を分圧して、第2の直流電源12の電圧以下の電圧にしてその出力をマイコン5に送り込んでいる。
マイコン5は、電圧監視装置10からの情報により、そのレベルを認識しそのレベルに応じて、コンデンサ3への電力供給が途絶えた時、3相を短絡または3相を開放して回生装置を動作させる働きをする。第2の直流電源12は、第1の直流電源であるコンデンサ3の両端子からの入力電力を得ている。
コンデンサ12aは、第2の直流電源の出力に接続されたコンデンサである。装置11は、マイコン5の入出力に接続された回路、あるいはその回路により駆動されるその他の負荷など、マイコン5を除く電子回路、電気回路の全てを包含している。装置11は、第2の直流電源12により動作している。マイコン5もこの電源により動作しており、従って、第1の直流電源の電圧が所定値以下になると、第2の直流電源12の出力電圧は、マイコン5および装置11を動作させることが不可能となる。
以上の構成において、その動作を説明する。
交流電源1からの電力供給が途絶えたとき、第1の直流電源であるコンデンサ3の直流電圧は、第2の直流電源12を介してマイコン5、装置11、あるいは直流ブラシレスモータ4が動作しているときはその直流ブラシレスモータ4に電力を供給しているので、そのコンデンサ3の電圧は時間とともに低下する。
第1の直流電源であるコンデンサ3の電圧は、電圧監視装置10により監視されており、その電圧が所定値まで低下すると、その出力を受けて、マイコン5は、装置11の電流を減少するようにマイコン5の出力端子を制御する。また、直流ブラシレスモータ4が回転中である場合は、マイコン5は、IGBT7のゲートを全てローにしてモータへの電流供給を停止する。
これにより、交流電源1から交流電力が供給されていたときに比べ、第1の直流電源であるコンデンサ3、あるいは第2の直流電源12からの供給電流は減少し、第1の直流電源および第2の直流電源を構成するコンデンサ3およびコンデンサ12aの電圧の低下は、電圧監視装置10により、コンデンサ3の電圧が所定値まで低下したときから、緩やかなものとなる。特に、直流ブラシレスモータ4が回転しているときは、第1の直流電源であるコンデンサ3の電力消費は大きいため、停電発生後の第1の直流電源であるコンデンサ3の電圧降下は早く、停電検知を素早く行わないとマイコンおよび装置はその機能を失ってしまうが、以上のように、電圧監視装置10により、第1の直流電源であるコンデンサ3の電圧低下を検知することにより、停電を検知するので、停電を検知するまでの時間を短くすることが可能となり、マイコンあるいは装置の耐瞬停時間を長くすることが可能となる。
以上のように、本発明にかかる停電検知装置は、コンデンサの容量を大きくすることなく、停電発生時の停電に対する時間的耐量を長くすることが可能となるので、洗濯機などマイコンプログラムにより一連のシーケンス制御を行う機器などに有効である。
本発明の実施の形態1における停電検知装置の回路図
符号の説明
1 交流電源
3 コンデンサ(第1の直流電源)
4 3相直流ブラシレスモータ
5 マイコン
6 インバータ装置
7 スイッチング素子
8 回生装置
9 インバータ回路
10 電圧監視装置
11 装置
12 第2の直流電源

Claims (1)

  1. 直流ブラシレスモータと、前記直流ブラシレスモータを駆動する電力源である第1の直流電源と、前記第1の直流電源から作成される第2の直流電源と、前記第2の直流電源により駆動されるマイクロコンピュータと、前記第1の直流電源もしくは前記第2の直流電源から電力を供給される装置と、前記第1の直流電源の電圧を監視する電圧監視装置とを備え、交流電源からの電力供給が停止したとき、前記電圧監視装置が前記第1の直流電源が所定値低下したことを検知すると、前記マイクロコンピュータは、前記第1の直流電源および前記第2の直流電源の少なくともいずれか一方の電流を減少させるように制御する停電検知装置。
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