JP4552738B2 - 洗濯機のモータ制御装置 - Google Patents

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本発明は、3相直流ブラシレスモータを有する洗濯機のモータ制御装置に関するもので
ある。
3相直流ブラシレスモータを利用した洗濯機において、その脱水中に、交流電源からの電力供給が停止すると、モータの制御回路も動作不能となり、モータは制御を失って惰性回転を続けることとなる。このとき、モータインバータ回路は回生ダイオードを有するため、この回生ダイオードによりモータを駆動する直流電源に電力の回生が起こり、直流電源電圧が異常に高くなるなどの現象が発生することがあった。すなわち、モータが無制御状態で惰性回転を続ける、或いは直流電源電圧が上昇するなどの問題があった。
これに対して従来は、直流電源への電力供給が停止したときは、次のような制御が行われていた。すなわち、インバータ装置とは別に交流電源の存在を検知する回路が存在し、モータ制御回路は、電力供給時にはその回転制御装置によりモータの駆動制御が行われていたものが、直流電源への電力供給が停止すると回転制御装置からの指令信号が途絶え、その時には直流電源を構成するコンデンサの充電電圧で動作する別の制動装置により、モータの回転を制動していた(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−163786号公報
しかしながら、上記従来の構成では、モータ駆動用の直流電源への電力供給が途絶えたときモータの制動を行うために、別の新たなモータの制動を行う装置を付加しなければならないという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、モータ回転中に直流電源への電力供給が途絶えたとき、モータ回転を無制御状態になることを防止し、速やかに回転を停止することにより安全性を確保するとともに、直流電源に使用するコンデンサ、回生装置、モータ駆動回路等、部品の定格等、モータの回生電力により発生する直流電源電圧に関連する部品定格を小さくすることが可能となり、小型化、低価格化を実現することが可能となり、又、回生電力吸収のための部品が不要となるため、部品点数の削減を実現することを目的としている。
前記従来の課題を解決するために、本発明の洗濯機のモータ制御装置は、交流電源と、3相直流ブラシレスモータと、前記交流電源からの交流電力を変換して前記3相直流ブラシレスモータに直流電力を供給する第1の直流電源と、前記第1の直流電源から作られた第2の直流電源と、前記第1の直流電源の電圧を監視する電圧監視装置と、惰性回転時の前記3相直流ブラシレスモータの発生電力を第1の直流電源に供給する回生装置と、前記3相直流ブラシレスモータの3相を同時に短絡する3相短絡装置と、前記第2の直流電源を利用して前記3相直流ブラシレスモータを制御する制御回路とを備え、前記制御回路は、前記3相直流ブラシレスモータの回転中に、前記電圧監視装置により送られてきた前記第1の直流電源の電圧が第1の電圧まで低下すると前記交流電源からの電力供給が途絶えたと判断し、前記3相短絡装置を動作させて前記第1の直流電源の電圧を前記第1の電圧よりもさらに低下させ、前記第1の直流電源の電圧が前記制御回路が動作できなくなる前記第1の直流電源の電圧より高い第2の電圧まで低下すると前記回生装置を動作させて前記第1の直流電源の電圧を上昇させ、その後、前記第1の直流電源の電圧が前記第2の電圧より高い電圧であって前記第1の直流電源の電圧が印加される部品の電圧最大定格より低い第3の電圧まで上昇すると、前記3相直流ブラシレスモータの3相を短絡する動作をさせて前記直流電源の電圧を前記第3の電圧より低下させ、以後、前記回生装置の動作と3相短絡装置の動作を繰り返すことにより、前記3相直流ブラシレスモータの回転を制動
し、前記回生装置の動作時の発生電力により前記制御回路の動作を維持しながら前記3相直流ブラシレスモータの回転の制動動作を実施するように構成したものである。
これにより、制御回路は、3相直流ブラシレスモータの回転中に、第1の直流電源の電圧が第1の電圧まで低下すると、第1の直流電源に電力が供給されなくなったと判断し、3相短絡による3相直流ブラシレスモータの回転に対する制動動作と、3相直流ブラシレスモータから第1の直流電源への電力の回生動作とを繰り返し、回生電力を利用して制御回路の動作を持続維持しながら、ブレーキ動作を断続的に持続し、3相直流ブラシレスモータを速やかに停止させるとともに、3相直流ブラシレスモータ駆動用の第1の直流電源の電圧が高くなることを防止している。
本発明の洗濯機のモータ制御装置は、3相直流ブラシレスモータの回転中に直流電源への電力供給が途絶えたとき、モータ回転を無制御状態になることを防止し、速やかに回転を停止することにより安全性を確保するとともに、直流電源に使用するコンデンサ、回生装置、モータ駆動回路等、部品の定格等、モータの回生電力により発生する直流電源電圧に関連する部品定格を小さくすることが可能となり、小型、低価格にすることが可能となり、また、回生電力吸収のための部品が不要となるため、部品点数の削減を実現することができる。
第1の発明の洗濯機のモータ制御装置は、交流電源と、3相直流ブラシレスモータと、前記交流電源からの交流電力を変換して前記3相直流ブラシレスモータに直流電力を供給する第1の直流電源と、前記第1の直流電源から作られた第2の直流電源と、前記第1の直流電源の電圧を監視する電圧監視装置と、惰性回転時の前記3相直流ブラシレスモータの発生電力を第1の直流電源に供給する回生装置と、前記3相直流ブラシレスモータの3相を同時に短絡する3相短絡装置と、前記第2の直流電源を利用して前記3相直流ブラシレスモータを制御する制御回路とを備え、前記制御回路は、前記3相直流ブラシレスモータの回転中に、前記電圧監視装置により送られてきた前記第1の直流電源の電圧が第1の電圧まで低下すると前記交流電源からの電力供給が途絶えたと判断し、前記3相短絡装置を動作させて前記第1の直流電源の電圧を前記第1の電圧よりもさらに低下させ、前記第1の直流電源の電圧が前記制御回路が動作できなくなる前記第1の直流電源の電圧より高い第2の電圧まで低下すると前記回生装置を動作させて前記第1の直流電源の電圧を上昇させ、その後、前記第1の直流電源の電圧が前記第2の電圧より高い電圧であって前記第1の直流電源の電圧が印加される部品の電圧最大定格より低い第3の電圧まで上昇すると、前記3相直流ブラシレスモータの3相を短絡する動作をさせて前記直流電源の電圧を前記第3の電圧より低下させ、以後、前記回生装置の動作と3相短絡装置の動作を繰り返すことにより、前記3相直流ブラシレスモータの回転を制動し、前記回生装置の動作時の発生電力により前記制御回路の動作を維持しながら前記3相直流ブラシレスモータの回転の制動動作を実施するように構成したことにより、3相直流ブラシレスモータの回転中に直流電源への電力供給が途絶えたとき、回生電力による直流電源電圧の過度の上昇を防止して、モータ回転を無制御状態になることを防止し、速やかに回転を停止することにより安全性を確保するとともに、直流電源に使用するコンデンサ、回生装置、モータ駆動回路等、部品の定格等、モータの回生電力により発生する直流電源電圧に関連する部品定格を小さくすることが可能となり、小型、低価格にすることが可能となり、また、回生電力吸収のための部品が不要となるため、部品点数の削減を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるモータ制御装置の回路図である。図1において交流電源1より整流ダイオード2とコンデンサ3により直流整流平滑を行い、コンデンサ3により第1の直流電源を構成している。3相直流ブラシレスモータ4は、インバータ装置5により駆動制御されている。インバータ装置5は、回生装置6、スイッチング素子7、回生装置6とスイッチング素子7により構成されるインバータ回路8と制御回路9とにより構成されている。
回生装置6は、以下のように構成されている。すなわち、コンデンサ3のマイナス端子にダイオード6d、6e、6fのアノードを接続し、前記それぞれのダイオードのカソードにダイオード6a、6b、6cのアノードを接続し、これらのカソードをコンデンサ3のプラス端子に接続している。ダイオード6aとダイオード6dの接続点、ダイオード6bとダイオード6eの接続点及びダイオード6cとダイオード6fの接続点は、3相直流ブラシレスモータ4の3相の各端子にそれぞれ接続されている。
また、スイッチング素子7は、IGBTで構成されている。その接続は、IGBT7a、7b、7cのコレクタが、コンデンサ3のプラス端子に接続され、IGBT7aのエミッタはダイオード6aのアノード及びIGBT7dのコレクタに接続され、IGBT7bのエミッタはダイオード6bのアノード及びIGBT7eのコレクタに接続され、IGBT7cのエミッタはダイオード6cのアノード及びIGBT7fのコレクタに接続され、IGBT7d、7e、7fのエミッタはコンデンサ3のマイナス端子に接続されている。
また、ダイオード6a、6b、6cのアノードに接続されたモータの各線は、それぞれU相、V相、W相としている。
インバータ回路8は、上記のように、回生装置6及びスイッチング素子7よりなっており、制御回路9により3相短絡装置となる。3相短絡装置は、例えばIGBT7d、7e、7fのゲートを制御回路9によりオンさせることにより、これらのIGBTと回生装置6を構成するダイオードにより惰性回転時電力を3相内で消費させることができる。制御回路9は、その出力がIGBT7a〜7fのゲートに接続され、モータ4の回転、停止等の制御を行っている。
電圧監視装置10は、コンデンサ3の直流電圧を抵抗で分圧し、その電圧情報を制御回路9に送っている。なお、本実施の形態では示していないが、分圧電圧安定化のために下側抵抗に並列にコンデンサを接続してリップル電圧を除去するなども当然考えられるが、本実施の形態では、第2の直流電源で動作する制御回路9で利用可能なように電圧を分圧して、第2の直流電源の電圧以下の電圧にしてその出力を制御回路9に送り込んでいる。
制御回路9は電圧監視装置10からの情報により、そのレベルを認識しそのレベルに応じて、インバータ回路8の動作を制御する。電圧監視装置10は、コンデンサ3の両端子間に抵抗を直列に接続し、抵抗の接続点から制御回路9に電圧情報を出力している。
第2の直流電源11は、コンデンサ3の両端子から入力電力を得て、制御回路9に直流電力を供給している。制御回路9はこの電源により動作しているため、コンデンサ3により構成された第1の直流電源の電圧が一定値以上低下すると、第2の直流電源の出力電圧は、制御回路9を動作させることが不可能となる。
尚、本実施の形態においては、3相短絡装置および回生装置は、インバータ回路にて構成している。すなわち、回生装置及び3相短絡装置は、本発明に必要な要素を抽出したものであり、これらの要素を別に装着するか、インバータ装置の一部として利用するかは任
意である。
以上の構成においてその動作を図2を参照しながら説明する。図2は、本発明の第1の実施の形態におけるモータ制御装置の第1の直流電源電圧のタイムチャートを示したもので、交流電源からの電力供給が途絶えたときの本発明の制御が行われたときのコンデンサ3の直流電源電圧の時間的な変化を示している。
図2において、交流電源1からの電力供給が行われ、脱水中など3相直流ブラシレスモータ4がインバータ装置により回転しているとき、コンデンサ3の直流電源電圧は、図2のa部の電圧となっている。
次に交流電源からの電力供給が途絶えると、第1の直流電源は図2のb部のように低下していく。そして第1の電圧に到達すると、電圧監視装置10からの情報により、制御回路9はこれを検知して交流電力の供給が途絶えたと判断し、それまでのモータ駆動制御をやめて、制御回路9はIGBT7d、7e、7fのゲートをオン、7a、7b、7cのゲートをオフし、IGBT7d、7e、7fをオンにする。このとき3相直流ブラシレスモータ4はその回転により、各相には3相直流ブラシレスモータ4による発電電圧が発生している。このとき、例えばU相に比べV相、W相が高い電圧を発生していると、3相直流ブラシレスモータ4からの発生電圧はV相からIGBT7eのコレクタ、エミッタからダイオード6dを経由してU相に電流が流れ、W相からはIGBT7fのコレクタ、エミッタからダイオード6dを経由して電流が流れ、3相直流ブラシレスモータ4とこれらの経路により閉ループを構成して3相直流ブラシレスモータ4の発電電力は消費される。このように3相短絡状態を発生させている。そしてその時々のモータ線の電圧の高い方から低い方に電流は流れ発電電力は消費される。
同時に3相直流ブラシレスモータ4にブレーキがかかり回転は低下していく。この間第1の直流電源であるコンデンサ3は、第2の直流電源、電圧監視装置、その他の回路(図示していないが、第1の直流電源及び第2の直流電源にはその他の回路が接続されていることが通常である)により電力を消費し、図2のc部のように第1の直流電源の電圧は低下していく。そして第2の電圧に到達すると制御回路9はIGBTを全てオフ状態にする。
これにより3相直流ブラシレスモータ4は惰性回転となり、回生装置6を通じて直流電源に電力を回生することとなる。例えば、U相が最大電圧となり、V相が最低電圧である時は、U相〜ダイオード6a〜コンデンサ3の+端子〜コンデンサ3の−端子〜ダイオード6e〜V相と電流が流れ、コンデンサ3に電力が回生される。その時々に応じて最大電圧を発生する相から最小電圧を発生する相に電流が流れ電力が回生される。
以上のように電力回生によりコンデンサ3の直流電源電圧は図2のd部のように電圧が上昇する。電圧が上昇して第3の電圧まで上昇すると、制御回路9は電圧監視装置10からの情報により再びIGBT7d、7e、7fのゲートをオンしてこれらのIGBTをオン状態にし、7a、7b、7cのゲートをオフしこれらのIGBTをオフ状態にする。このとき図2のe部のように電圧は低下し、再び第2の電圧まで低下する。以後図2のd部、e部の状態を繰り返す。
その後、d部、e部の状態を何回か繰り返した後、第1の電圧に低下した後、図2のfの部分のように、回生が行われるが、3相短絡状態になるたびにブレーキがかかり回転が落ちているため、回生によるコンデンサ3の直流電源電圧は第2の電圧に到達せず、3相直流ブラシレスモータ4は回生状態で惰性回転を行う。そして時間の経過とともに3相直流ブラシレスモータ4の回転が低下し、回生電力も低下していくため第1の直流電源電圧
は低下の一途をたどる。
以上のように、コンデンサ3により構成された第1の直流電源への電力供給が途絶えたとき、3相直流ブラシレスモータ4からコンデンサ3により構成された第1の直流電源への電力の回生と3相短絡による3相直流ブラシレスモータ4の回転に対する制動動作を行い、回生電力の有効利用により3相直流ブラシレスモータ4の回転制御装置の動作を持続させ、その回転制御装置により3相直流ブラシレスモータ4の制動を行い、3相直流ブラシレスモータ4は、回生と制動の動作を交互に実行するため、制動動作は断続的であり、回生動作時のコンデンサ3により構成された第1の直流電源への電力回生による電圧の上昇は素早く、短時間で終わるため、時間的にはほとんどの時間が制動動作となり、制動動作だけの制御と比べ制動の時間はほとんど変わらないので、これにより、3相直流ブラシレスモータ4の回転が無制御となって回り続けることを防止して安全を確保することができる。
また、回生と制動の交互動作により3相直流ブラシレスモータ4の惰性回転への移行を制限するが、同時に惰性回転による直流電源へのエネルギーの回生をも制限するので、直流電源を構成する部品の電圧定格を小さいものにすることができ、そして、回生エネルギーを吸収するための別の電力消費回路などを不要にすることができる。
(実施の形態2)
第2の実施の形態は、第1の実施の形態における第3の電圧を第1の電圧より低い電圧としたものであり、その動作は第1の実施の形態と同一である。また、その他の構成は第1の実施の形態と同じであり、説明は省略する。
以上の構成においてその動作を図3を参照しながら説明する。図3は、本発明の第2の実施の形態におけるモータ制御装置の第1の直流電源電圧のタイムチャートを示したもので、交流電源からの電力供給が途絶えたときの本発明の制御が行われたときのコンデンサ3の直流電源電圧の時間的な変化を示している。
図3に示す第2の実施の形態の第1の直流電源の電圧の変化は、第1の実施の形態の、a、b、c、d、e、f部に第2の実施の形態のg、h、i、j、k、l部が対応する。
図3に示すように、コンデンサ3により構成された第1の直流電源への電力供給が途絶えた後、3相直流ブラシレスモータ4は、回生と制動の動作を交互に実行するが、その回生と制動の動作中に第1の直流電源への電力供給が再開されると、第1の直流電源の電圧は図3に示すg部の電圧となるため、第3の電圧を超えた状態となり、そのとき、3相短絡状態となり、3相直流ブラシレスモータ4はブレーキが連続してかかることとなり、より速やかに3相直流ブラシレスモータ4の回転を停止させることができる。
(実施の形態3)
第3の実施の形態は、第3の電圧を第1の電圧と同じ値に設定したものであり、その動作は、第2の実施の形態と同一である。また、その他の構成は第1の実施の形態と同じであり、説明は省略する。
制御回路9は、電圧監視装置10からの電圧情報として、第1の電圧および第2の電圧の情報の二つの電圧情報だけにより、制御方法を変えればよいため、第2の実施の形態よりさらにいっそう簡単な制御となる。
以上のように、本発明にかかる洗濯機のモータ制御装置は、洗濯機の脱水などの高回転
で脱水槽が回転している途中に停電などで洗濯機への電力供給が途絶えたときに、惰性回転を速やかに停止することにより3相直流ブラシレスモータの無管理状態をなくし安全性を確保するとともに、惰性回転を続けることによる過大な直流電源電圧の発生の防止が可能となるので、インバータ3相直流ブラシレスモータを採用した洗濯機のモータ制御装置等として有用である。
本発明の第1の実施の形態における洗濯機のモータ制御装置の回路図 同洗濯機のモータ制御装置の第1の直流電源電圧のタイムチャート 本発明の第2の実施の形態における洗濯機のモータ制御装置の第1の直流電源電圧のタイムチャート
1 交流電源
2 整流ダイオード
3 コンデンサ(第1の直流電源)
4 3相直流ブラシレスモータ
5 インバータ装置
6 回生装置
7 スイッチング素子
8 インバータ回路
9 制御回路
10 電圧監視装置
11 第2の直流電源

Claims (1)

  1. 交流電源と、3相直流ブラシレスモータと、前記交流電源からの交流電力を変換して前記3相直流ブラシレスモータに直流電力を供給する第1の直流電源と、前記第1の直流電源から作られた第2の直流電源と、前記第1の直流電源の電圧を監視する電圧監視装置と、惰性回転時の前記3相直流ブラシレスモータの発生電力を第1の直流電源に供給する回生装置と、前記3相直流ブラシレスモータの3相を同時に短絡する3相短絡装置と、前記第2の直流電源を利用して前記3相直流ブラシレスモータを制御する制御回路とを備え、前記制御回路は、前記3相直流ブラシレスモータの回転中に、前記電圧監視装置により送られてきた前記第1の直流電源の電圧が第1の電圧まで低下すると前記交流電源からの電力供給が途絶えたと判断し、前記3相短絡装置を動作させて前記第1の直流電源の電圧を前記第1の電圧よりもさらに低下させ、前記第1の直流電源の電圧が前記制御回路が動作できなくなる前記第1の直流電源の電圧より高い第2の電圧まで低下すると前記回生装置を動作させて前記第1の直流電源の電圧を上昇させ、その後、前記第1の直流電源の電圧が前記第2の電圧より高い電圧であって前記第1の直流電源の電圧が印加される部品の電圧最大定格より低い第3の電圧まで上昇すると、前記3相直流ブラシレスモータの3相を短絡する動作をさせて前記直流電源の電圧を前記第3の電圧より低下させ、以後、前記回生装置の動作と3相短絡装置の動作を繰り返すことにより、前記3相直流ブラシレスモータの回転を制動し、前記回生装置の動作時の発生電力により前記制御回路の動作を維持しながら前記3相直流ブラシレスモータの回転の制動動作を実施するように構成した洗濯機のモータ制御装置。
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