JPH089667A - 電源遮断時のモータ停止方法 - Google Patents
電源遮断時のモータ停止方法Info
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- JPH089667A JPH089667A JP15941794A JP15941794A JPH089667A JP H089667 A JPH089667 A JP H089667A JP 15941794 A JP15941794 A JP 15941794A JP 15941794 A JP15941794 A JP 15941794A JP H089667 A JPH089667 A JP H089667A
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- Japan
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- motor
- voltage
- revolutions
- input power
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 主回路電源遮断時、主回路を動作させ、主回
路エネルギーより停止させたいところで停止させ、瞬時
遮断にたいしてはそのまま主回路を動作できるモータ停
止方法を提供する。 【構成】 モータによる負荷駆動時の主回路エネルギー
が零となるときの主回路直流電圧から主回路直流電圧の
スレショールドレベルを求め、主回路直流電圧がこのス
レショールドレベル以下に低下したときにモータの制動
制御を行う。
路エネルギーより停止させたいところで停止させ、瞬時
遮断にたいしてはそのまま主回路を動作できるモータ停
止方法を提供する。 【構成】 モータによる負荷駆動時の主回路エネルギー
が零となるときの主回路直流電圧から主回路直流電圧の
スレショールドレベルを求め、主回路直流電圧がこのス
レショールドレベル以下に低下したときにモータの制動
制御を行う。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、主回路電源遮断時のモ
ータ停止方法に関する。
ータ停止方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来は、たとえば、特開平３−８９８７
９号などでは、主回路電源遮断時、主回路を不動作とし
てダイナミック・ブレーキ等でモータを停止させてい
た。
９号などでは、主回路電源遮断時、主回路を不動作とし
てダイナミック・ブレーキ等でモータを停止させてい
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来技術で
は、主回路を不動作とするので制御不能となってしま
う。そこでモータは適当な位置で停止するが、停止させ
たい所には停止できないという問題があった。そこで本
発明は、主回路電源遮断時、主回路を動作させ、主回路
エネルギーより停止させたい所で停止させる。また瞬間
的な遮断に対しては、そのまま動作できるようにするこ
とを目的とする。
は、主回路を不動作とするので制御不能となってしま
う。そこでモータは適当な位置で停止するが、停止させ
たい所には停止できないという問題があった。そこで本
発明は、主回路電源遮断時、主回路を動作させ、主回路
エネルギーより停止させたい所で停止させる。また瞬間
的な遮断に対しては、そのまま動作できるようにするこ
とを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、主回路入力電源が遮断されたときにモー
タを停止制御する電源遮断時のモータ停止方法におい
て、モータによる負荷駆動時の主回路エネルギーが零と
なるときの主回路直流電圧から、主回路直流電圧のスレ
ショールドレベルを求め、主回路電圧がこのスレショー
ルドレベル以下に低下したときに前記モータの制動制御
を行うことを特徴とするものである。
め、本発明は、主回路入力電源が遮断されたときにモー
タを停止制御する電源遮断時のモータ停止方法におい
て、モータによる負荷駆動時の主回路エネルギーが零と
なるときの主回路直流電圧から、主回路直流電圧のスレ
ショールドレベルを求め、主回路電圧がこのスレショー
ルドレベル以下に低下したときに前記モータの制動制御
を行うことを特徴とするものである。
【０００５】
【作用】上記手段により、主回路電源遮断時、主回路直
流電圧がある値になるまでは正常動作するので瞬間的な
遮断に対してはそのまま運転できる。またモータ回転エ
ネルギー等主回路エネルギーのある限り停止させたい所
で減速を抑えて停止することができる。
流電圧がある値になるまでは正常動作するので瞬間的な
遮断に対してはそのまま運転できる。またモータ回転エ
ネルギー等主回路エネルギーのある限り停止させたい所
で減速を抑えて停止することができる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の具体的実施例を図１に示して
説明する。図１において、１はダイオードブリッジ、２
はメインコンデンサ、３は回生抵抗、４は回生トランジ
スタ、５はパワートランジスタ、６はモータ、７はダイ
ナミックブレーキ回路、８はＡ／Ｄ変換器、９はマイク
ロコンピュータである。ここで、主回路とはダイオード
ブリッジ１、メインコンデンサ２、回生抵抗３、回生ト
ランジスタ４、パワートランジスタ５、モータ６および
モータの負荷からなる回路をいう。ｒは抵抗、Ｒはダイ
ナミックブレーキ抵抗、Ｒｙはリレー、Ｔｒはトランジ
スタスイッチである。以上のように構成された回路にお
いて、その動作を図２のフローを用いて説明する。ま
ず、ステップ１では主回路入力電源の遮断を確認する。
入力電源が遮断されれば、ステップ２で、主回路エネル
ギーより、主回路直流電圧のスレショールドレベルを算
出する。ここで主回路エネルギーＰは次式（１）とな
る。 Ｐ＝１／２ＣＶ2 ＋１／２Ｊω2 −∫ωＴL ｄｔ （１） ただし、Ｃ：メインコンデンサ容量、ω：モータの角速
度 Ｖ：主回路直流電圧、ＴL ：負荷トルク Ｊ：イナーシャである。主回路エネルギーＰが零として
式（２）が得られる。式（２）のＶ1 は、コンデンサ充
電エネルギーと回転エネルギーが負荷と釣り合うときの
主回路直流電圧である。
説明する。図１において、１はダイオードブリッジ、２
はメインコンデンサ、３は回生抵抗、４は回生トランジ
スタ、５はパワートランジスタ、６はモータ、７はダイ
ナミックブレーキ回路、８はＡ／Ｄ変換器、９はマイク
ロコンピュータである。ここで、主回路とはダイオード
ブリッジ１、メインコンデンサ２、回生抵抗３、回生ト
ランジスタ４、パワートランジスタ５、モータ６および
モータの負荷からなる回路をいう。ｒは抵抗、Ｒはダイ
ナミックブレーキ抵抗、Ｒｙはリレー、Ｔｒはトランジ
スタスイッチである。以上のように構成された回路にお
いて、その動作を図２のフローを用いて説明する。ま
ず、ステップ１では主回路入力電源の遮断を確認する。
入力電源が遮断されれば、ステップ２で、主回路エネル
ギーより、主回路直流電圧のスレショールドレベルを算
出する。ここで主回路エネルギーＰは次式（１）とな
る。 Ｐ＝１／２ＣＶ2 ＋１／２Ｊω2 −∫ωＴL ｄｔ （１） ただし、Ｃ：メインコンデンサ容量、ω：モータの角速
度 Ｖ：主回路直流電圧、ＴL ：負荷トルク Ｊ：イナーシャである。主回路エネルギーＰが零として
式（２）が得られる。式（２）のＶ1 は、コンデンサ充
電エネルギーと回転エネルギーが負荷と釣り合うときの
主回路直流電圧である。
【０００７】
【数１】
【０００８】ΔｔはＣＰＵ９のサンプリング時間位にし
ておけばよい。ステップ３ではステップ２であらかじめ
算出したスレッショルドレベルＶL と主回路直流電圧Ｖ
を比較する。Ｖ≦ＶL のときステップ４でパワートラン
ジスタをＯＦＦとして主回路を遮断し、ダイナミックブ
レーキ等（たとえば回生制動や機械式ブレーキでもよ
い）で停止させる。すなわち、トランジスタＴｒがＯＮ
してリレーＲｙが動作し、ダイナミックブレーキ回路７
が動作してモータ６が停止する。したがって、たとえば
入力電源遮断から１０回転でモータを停止させたいとき
は、１０回転未満までは通常運転で制御し、その後ダイ
ナミックブレーキ等で停止させると１０回転近くでモー
タを停止させることができる。ステップ５では、モータ
を通常運転する。すなわち、入力電源が遮断後、主回路
直流電圧ＶがスレッショルドレベルＶL より大きいとき
はモータは通常運転制御されるので、たとえば入力電源
遮断から１０回転でモータを停止させたいときは、ちょ
うど１０回転したところで停止させられる。
ておけばよい。ステップ３ではステップ２であらかじめ
算出したスレッショルドレベルＶL と主回路直流電圧Ｖ
を比較する。Ｖ≦ＶL のときステップ４でパワートラン
ジスタをＯＦＦとして主回路を遮断し、ダイナミックブ
レーキ等（たとえば回生制動や機械式ブレーキでもよ
い）で停止させる。すなわち、トランジスタＴｒがＯＮ
してリレーＲｙが動作し、ダイナミックブレーキ回路７
が動作してモータ６が停止する。したがって、たとえば
入力電源遮断から１０回転でモータを停止させたいとき
は、１０回転未満までは通常運転で制御し、その後ダイ
ナミックブレーキ等で停止させると１０回転近くでモー
タを停止させることができる。ステップ５では、モータ
を通常運転する。すなわち、入力電源が遮断後、主回路
直流電圧ＶがスレッショルドレベルＶL より大きいとき
はモータは通常運転制御されるので、たとえば入力電源
遮断から１０回転でモータを停止させたいときは、ちょ
うど１０回転したところで停止させられる。
【０００９】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、主
回路入力電源遮断時、ある電圧迄は正常動作するので、
瞬停等にはそのまま運転できる。またモータの回転エネ
ルギー等があるので、通常運転と同様に確実に停止させ
ることができる。
回路入力電源遮断時、ある電圧迄は正常動作するので、
瞬停等にはそのまま運転できる。またモータの回転エネ
ルギー等があるので、通常運転と同様に確実に停止させ
ることができる。
【図１】本発明及び従来の具体的実施例の構成図であ
る。
る。
【図２】本発明の動作を示すフローである。
１ ダイオードブリッジ ２ コンデンサ ３ 回生抵抗 ４ 回生トランジスタ ５ パワートランジスタ ６ モータ ７ ダイナミック・ブレーキ回路 ８ Ａ／Ｄ変換器 ９ マイクロコンピュータ
Claims (1)
- 【請求項１】 主回路入力電源が遮断されたときにモー
タを停止制御する電源遮断時のモータ停止方法におい
て、モータによる負荷駆動時の主回路エネルギーが零と
なるときの主回路直流電圧から、主回路直流電圧のスレ
ショールドレベルを求め、主回路電圧がこのスレショー
ルドレベル以下に低下したときに前記モータの制動制御
を行うことを特徴とする電源遮断時のモータ停止方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15941794A JP3427947B2 (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 電源遮断時のモータ停止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15941794A JP3427947B2 (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 電源遮断時のモータ停止方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH089667A true JPH089667A (ja) | 1996-01-12 |
| JP3427947B2 JP3427947B2 (ja) | 2003-07-22 |
Family
ID=15693298
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15941794A Expired - Fee Related JP3427947B2 (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 電源遮断時のモータ停止方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3427947B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009247036A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-22 | Thk Co Ltd | モータの制御装置及び制御方法 |
| WO2010150339A1 (ja) * | 2009-06-22 | 2010-12-29 | 三菱電機株式会社 | モータ駆動装置 |
| US9625237B2 (en) | 2006-04-26 | 2017-04-18 | Dsm Ip Assets B.V. | Mutilayered material sheet and process for its preparation |
-
1994
- 1994-06-17 JP JP15941794A patent/JP3427947B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9625237B2 (en) | 2006-04-26 | 2017-04-18 | Dsm Ip Assets B.V. | Mutilayered material sheet and process for its preparation |
| JP2009247036A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-22 | Thk Co Ltd | モータの制御装置及び制御方法 |
| WO2010150339A1 (ja) * | 2009-06-22 | 2010-12-29 | 三菱電機株式会社 | モータ駆動装置 |
| JP5283752B2 (ja) * | 2009-06-22 | 2013-09-04 | 三菱電機株式会社 | モータ駆動装置 |
| US8653777B2 (en) | 2009-06-22 | 2014-02-18 | Mitsubishi Electric Corporation | Motor driving apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3427947B2 (ja) | 2003-07-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |