WO2008075451A1 - レーザー彫刻可能な印刷原版 - Google Patents

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Abstract

 印刷不良を生じずかつ解像度に優れた印刷版を製造できるレーザー彫刻用印刷原版を提供する。(A)75%以上の重量平均ゲル化度を有する少なくとも一種のラテックス、(B)光重合性化合物、及び(C)光重合開始剤を含む樹脂組成物をシート状又は円筒状に成形し、次いでこの成形物に光を照射して架橋硬化させることによって得られるレーザー彫刻用印刷原版であって、150lpiの10%網点深度が80μm以上であることを特徴とするレーザー彫刻用印刷原版。

Description

明 細 書
レーザー彫刻可能な印刷原版
技術分野
[0001 ] 本発明は、 像形成材料の主成分として高度にゲル化したラテックスを使用 して製造されたレーザー彫刻用印刷原版に関し、 特に従来に比べて印刷不良 を低減しかつ解像度を向上した印刷版を得ることができるレーザー彫刻用印 刷原版に関する。
背景技術
[0002] 包装材ゃ建装材などの印刷に使用されるフレキソ印刷用の印刷版は、 従来 、 感光性樹脂からなる印刷原版を像に従って露光して露光部の樹脂を架橋さ せ、 次いで非露光部の未架橋樹脂を洗浄除去することにより製造されていた 力 近年、 印刷版製造の効率改善のため、 レーザーを使って直接印刷原版上 にレリーフ画像を形成するレーザ一彫刻による印刷版が普及しつつある。 レ 一ザ一彫刻による印刷版の製造工程では、 レーザー光線を像に従つて印刷原 版に照射して照射部分の像形成材料を分解することにより版表面に凹凸が形 成される。 この際、 レーザー照射部の像形成材料の分解により粘稠性の樹脂 カスが生じ、 その一部はレーザー非照射部にも飛び散る。 これらの樹脂カス は、 印刷版に残しておくと問題を生じるため、 レーザ一照射中にレーザ一装 置近傍に設けた集塵機で吸引することにより及び/又はレーザー照射後に印 刷版を洗浄することにより印刷版から除去される。
[0003] レーザー彫刻用の印刷原版としては、 従来、 合成ゴムや天然ゴムに光重合 性化合物及び光重合開始剤を配合した樹脂組成物からなるものが知られてい る。 しかしながら、 この印刷原版はゴムを主成分とするため原版自身の粘着 性が高く、 レーザー照射により生じた樹脂カスがレーザー照射中の吸引ゃレ 一ザ一照射後の洗浄でも除去されずに版に付着したまま残りやすい。 樹脂力 スが印刷版のレーザー非照射部分 (凸部分) に付着したまま残ると、 この部 分は印刷時にインクが付与される部分であるので、 印刷不良を招くおそれが ある。 また、 樹脂カスが印刷版のレーザー照射部分 (凹部分) の底面に付着 したまま残ると、 網点の深度が低下し、 凹部分の側面に付着したまま残ると 網点の再現性が低下し、 いずれも解像度の低下を招くおそれがある。
[0004] この問題に対処するため、 樹脂組成物にカーボンブラックなどのレーザー 吸収性の着色充填剤を配合したり、 またはシリカ微粉末などの無色透明の充 填剤を配合することにより印刷原版の機械的特性を向上させ、 結果として粘 着性を低下させる技術が提案されている (特許文献 1参照) 。 しかしながら 、 カーボンブラックなどのレーザー吸収性の充填剤を配合する方法は、 着色 した充填剤を使用するため、 樹脂組成物が不透明となり、 光照射による光硬 化を十分に行うことができなくなるという問題があった。 また、 シリカ微粉 末などの充填剤を配合する方法は、 無色透明であるためカーボンブラックの 配合の場合のような問題は生じないものの、 印刷原版の粘着性を十分に低下 させるためには多量の充填剤が必要となり、 印刷原版の成型性や版物性を著 しく損うという問題があった。 このように、 充填剤を添加すると、 印刷原版 の成型性や版物性に悪影響を与えるので、 充填剤を添加せずに印刷原版の粘 着性を低下させることができる方法の開発が求められていた。
特許文献 1 :特表 2 0 0 4— 5 3 3 3 4 3号
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0005] 本発明は、 かかる従来技術の現状に鑑み創案されたものであり、 その目的 は、 印刷不良を生じずかつ解像度に優れた印刷版を製造できるレーザー彫刻 用印刷原版を提供することである。
課題を解決するための手段
[0006] 本発明者らは、 かかる目的を達成するために好適な印刷原版を構成する樹 脂組成物の組成について鋭意検討した結果、 印刷原版の主成分として従来の ゴムではなく高度にゲル化されたラテックスを使用することにより印刷原版 の粘着性を低下させ、 これらの問題を克服することができることを見出し、 本発明を完成するに至った。 [0007] 即ち、 本発明によれば、 (A) 75%以上の重量平均ゲル化度を有する少 なくとも一種のラテックス、 (B) 光重合性化合物、 及び (C) 光重合開始 剤を含む樹脂組成物をシート状又は円筒状に成形し、 次いでこの成形物に光 を照射して架橋硬化させることによって得られるレーザー彫刻用印刷原版で あって、 1 50 I p iの 1 0%網点深度が 80 m以上であることを特徴と するレーザー彫刻用印刷原版が提供される。
[0008] 本発明の印刷原版の好ましい態様によれば、 (A) ラテックスがゲル化さ れたラテックスとゲル化されていないラテックスの混合物からなり、 ゲル化 されていないラテックスがァクリロ二トリル一ブタジエン共重合体ラテック スであり、 (A) ラテックス中のゲル化されていないラテックスの重量割合 が 20重量%以下であり、 樹脂組成物中の (A) ラテックス、 (B) 光重合 性化合物、 及び (C) 光重合開始剤の重量比率がそれぞれ、 1 0〜80 : 1 5〜 80 : 0. 1〜 1 0であり、 1 50 1 p iの最小網点再現性が 1 %以下 である。
発明の効果
[0009] 本発明のレーザー彫刻用印刷原版は、 従来使用されてきたゴムの代わりに 微粒子化されたラテックスを使用しているので、 粘着性が低い。 しかも、 本 発明の印刷原版で使用されるラテックスは高度にゲル化されているので、 印 刷原版製造時の加熱や加圧あるいは溶剤の添加などによってもラテックス微 粒子同士が凝集して一体化することがなく、 粘着性の低さを印刷原版におい ても維持することができる。 従って、 本発明の印刷原版を使用すれば、 レー ザ一照射により生ずる樹脂カスの付着を効果的に抑制することができ、 従つ て印刷不良を生ずることがなく、 しかも解像度に優れた印刷版を製造するこ とができる。
発明を実施するための最良の形態
[0010] 本発明の印刷原版は、 レーザー彫刻によるフレキソ印刷版用レリーフ画像 作成、 エンボス加工等の表面加工用パターンの形成、 タイル等の印刷用レリ
—フ画像形成に適した印刷原版として使用されるものであり、 (A) 75% 以上の重量平均ゲル化度を有する少なくとも一種のラテックス、 (B ) 光重 合性化合物、 及び (C ) 光重合開始剤を含む樹脂組成物をシート状又は円筒 状に成形し、 次いでこの成形物に光を照射して架橋硬化させることによって 得ることができる。
[001 1 ] 本発明の樹脂組成物を構成する (A ) ラテックスは、 像形成材料の主成分 であり、 印刷原版において像に従ったレーザー照射により分解されて凹部分 を形成する役割を有する。 本発明では、 特にラテックスとして 7 5 %以上の 重量平均ゲル化度を有する少なくとも一種のラテックスを使用することを特 徵とする。 重量平均ゲル化度が低いラテックスを使用すると、 樹脂組成物の 状態では粘着性が低くても印刷原版に加工すると粘着性が増大してしまう。 これは、 樹脂組成物を印刷原版に成形する際の加熱や加圧あるいは溶剤の添 加などにより、 ラテックス微粒子同士が融着又は凝集し、 団塊化又は一体化 してもはや微粒子の状態では存在しなくなつてしまうからである。 従って、 印刷原版への成形時のラテックス微粒子同士の凝集及び一体化を阻止して粘 着性の低さを印刷原版においても維持するためには、 高い重量平均ゲル化度 の硬い架橋体のラテックスを使用することが必要である。 なお、 ラテックス は、 天然ゴム、 合成ゴムあるいはプラスチックなどの高分子が乳化剤の作用 によってコロイ ド状に水中に分散した乳濁液をいい、 生産過程によって、 ( i ) 植物の代謝作用による天然の生産物である天然ゴムラテックス、 ( i i ) 乳化重合法により合成された合成ゴムラテックス、 及び ( i i i ) 固形ゴ ムを水中に乳化分散した人工ラテックスに分類されるが、 本発明で使用する ( A ) ラテックスは上記の ( i i ) 合成ゴムラテックス及び ( i i i ) 人工 ラテックスのみをいい、 ( i ) 天然ゴムラテックスは含まない。
[0012] 本発明で使用する (A ) ラテックスは、 単一種類のラテックスからなって も複数種類のラテックスの混合物からなってもよいが、 (A ) ラテックスの 重量平均ゲル化度は、 7 5 <½以上であることが必要である。 (A ) ラテック スの重量平均ゲル化度は好ましくは 8 0 0/0以上であり、 さらに好ましくは 8 5 %以上、 さらに好ましくは 9 0 %以上である。 ラテックスのゲル化度が上 記数値未満では、 印刷原版への成形時のラテックス微粒子同士の凝集及び一 体化を十分阻止することができず、 印刷原版の粘着性を低く維持できないお それがある。 また、 高い印刷版の解像度を確保できないおそれがある。 一方 、 ラテックスのゲル化度の上限に制限はなく、 ゲル化度が大きいほどラテツ クス微粒子同士の凝集及び一体化阻止効果が優れる。 なお、 ラテックスのゲ ル化度の値はトルエンへの不溶解度によって規定される。 具体的には、 ラテ ックスのゲル化度は、 厚さ 1 0 0 mの P E Tフィルム上にラテックス溶液 を 3 g正確に計量し、 1 0 0 °Cで 1時間乾燥させた後、 2 5 °Cのトルエン溶 液に 4 8時間浸潰し、 1 1 0 °Cで 2時間乾燥させ、 不可溶分の重量%を計算 することによって測定される。
[0013] 本発明で使用する (A ) ラテックスとしては、 従来公知のラテックスの中 から一定レベル以上のゲル化度を有するものを適宜選択すればよく、 例えば ポリブタジエンラテックス、 スチレン一ブタジエン共重合体ラテックス、 ァ クリロニトリル一ブタジエン共重合体ラテックス、 メチルメタクリレート一 ブタジエン共重合体ラテックスなどを使用することができる。 また、 これら のラテックスは所望により (メタ) アクリルやカルポキシなどで変性されて いてもよい。 なお、 ゲル化されたラテックスは多数の様々な合成又は天然ラ テックスが市販されているので、 そこから適当なものを選択すればよい。
[0014] また、 (A ) ラテックスとしては、 ゲル化していないラテックスやゲル化 度の低いラテックスも、 ラテックス全体の重量平均ゲル化度が 7 5 %以上に なる限り、 使用することができる。 ゲル化していないラテックスは、 水性ィ ンキに対するィンキ乗り性やレーザー彫刻後の版表面の樹脂カス除去の点か ら使用される。 ゲル化していないラテックスとしては、 従来公知のラテック スの中から適宜選択すればよく、 例えばポリブタジエンラテックス、 スチレ ン一ブタジエン共重合体ラテックス、 ァクリロニトリル一ブタジエン共重合 体ラテックスなどを使用することができ、 特に上記の点でァクリロ二トリル —ブタジエン共重合体ラテックスを使用することが好ましい。
[0015] 本発明の樹脂組成物を構成する (B ) 光重合性化合物は、 光照射により重 合■架橋し、 印刷原版に形状維持のための緻密なネットワークを形成する役 割を有する。 本発明で使用する (B ) 光重合性化合物としては、 光重合性ォ リゴマーが好ましい。 ここで、 光重合性オリゴマーとは、 共役ジェン系重合 体の末端および/または側鎖にエチレン性不飽和基が結合した共役ジェン系 エチレン性重合体であって、 数平均分子量が 1 0 0 0以上、 1 0 0 0 0以下 のものを指す。
[001 6] 共役ジェン系エチレン性重合体を構成する共役ジェン系重合体は、 共役ジ ェン不飽和化合物の単独重合体または共役ジェン不飽和化合物とモノエチレ ン性不飽和化合物との共重合体によって構成される。 かかる共役ジェン不飽 和化合物の単独重合体または共役ジェン
不飽和化合物とモノエチレン性不飽和化合物との共重合体としては、 ブタジ ェン重合体、 イソプレン重合体、 クロ口プレン重合体、 スチレン一クロロプ レン共重合体、 アクリロニトリル一ブタジエン共重合体、 アクリロニトリル —イソプレン共重合体、 メタクリル酸メチル一イソプレン共重合体、 メタク リル酸メチルークロロプレン共重合体、 ァクリル酸メチル一ブタジエン共重 合体、 アクリル酸メチル一イソプレン共重合体、 アクリル酸メチル一クロ口 プレン共重合体、 アクリロニトリル一ブタジエン一スチレン共重合体、 ァク リロニトリル一クロロプレン一スチレン共重合体等が挙げられる。 これらの うち、 ゴム弾性と光硬化性の点で、 ブタジエン重合体、 イソプレン重合体、 アクリロニトリル一ブタジエン共重合体が好ましく、 ブタジエン重合体、 ィ ソプレン重合体が特に好ましい。
[001 7] 共役ジェン系重合体の末端および/または側鎖にエチレン性不飽和基を導 入する方法は特に限定されないが、 例えば、 ( 1 ) 過酸化水素を重合開始剤 として得られた水酸基末端共役ジェン系重合体の末端の水酸基に (メタ) ァ クリル酸等のモノエチレン性不飽和カルボン酸を脱水反応によりエステル結 合させるか、 若しくは、 (メタ) アクリル酸メチルや (メタ) アクリル酸ェ チル等のモノエチレン性不飽和カルポン酸アルキルエステルをエステル交換 反応によりエステル結合させる方法、 (2 ) 共役ジェン化合物と少なくとも 一部に不飽和カルボン酸 (エステル) を含むエチレン性不飽和化合物を共重 合して得られた共役ジェン系重合体にァリルアルコール、 ビニルアルコール 等のエチレン性不飽和アルコールを反応させる方法が挙げられる。
[0018] 共役ジェン系エチレン性重合体におけるエチレン性不飽和基の量は、 重合 体中に 0. 005〜2. Om当量/ gであることが好ましく、 特に好ましく は 0. 0 1〜2. Om当量/ gである。 2. Om当量/ gより多いと硬度が 高くなりすぎて充分な弾性が得難くなり、 印刷時でのベタ部のィンキ乗り性 が低下する。 0. 005m当量/ gより少ないと、 硬度が低くなり過ぎて充 分な硬度が得難くなり、 印刷でのドットゲインが大きくなり印刷精度が低下 する。
[0019] 本発明の (B) 光重合性化合物は、 上記の例示したものに加えて、 本発明 の効果を阻害しない範囲において、 必要に応じて、 一般的に用いられるァク リレートゃメタクリレートなどの光重合性化合物を使用することができる。
[0020] 本発明の樹脂組成物を構成する (C) 光重合開始剤は、 (B) 光重合性化 合物の光重合■架橋反応の触媒としての役割を有する。 本発明で使用する ( C) 光重合開始剤としては、 光照射によって重合性の炭素一炭素不飽和基を 重合させることができるものであればあらゆるものが使用できるが、 特に、 光吸収によって、 自己分解や水素引き抜きによってラジカルを生成する機能 を有するものが好ましく使用される。 具体的には、 例えば、 ベンゾインアル キルエーテル類、 ベンゾフエノン類、 アントラキノン類、 ベンジル類、 ァセ トフエノン類、 ジァセチル類などが使用できる。
[0021] 本発明の樹脂組成物中の (A) ラテックス、 (B) 光重合性化合物及び ( C) 光重合開始剤の重量比率は、 1 0〜 80 : 1 5〜 80 : 0. 1〜 1 0で あることが好ましい。
[0022] (A) ラテックスの重量比率が上記下限未満であると、 印刷原版への成形 時に融着■凝集する粒子の割合が多くなり、 印刷原版の粘着性が増大するお それがある。 また、 (A) ラテックスの重量比率が上記上限を超えると、 樹 脂組成物の流動性が著しく低下してしまい、 印刷原版への成型が困難になる おそれがある。 また、 (B) 光重合性化合物の重量比率が上記下限未満であ ると、 光重合後の印刷原版の硬化性が著しく低下したり、 印刷原版の機械的 特性が著しく低下するおそれがある。 また、 (B) 光重合性化合物の重量比 率が上記上限を超えると、 組成物が固体状態を維持できず、 印刷原版への成 型が困難になるおそれがある。 また、 (C) 光重合開始剤の重量比率が上記 下限未満であると、 光重合後の印刷原版の硬化性が著しく低下したり、 印刷 原版の機械的特性が著しく低下するおそれがある。 また、 (C) 光重合開始 剤の重量比率が上記上限を超えると、 印刷原版の厚み方向の硬化性が著しく 低下してしまい、 原版全体を硬化させることが困難になるおそれがある。
[0023] 本発明の樹脂組成物には、 上述の三つの成分 (A) 〜 (C) 以外に親水性 重合体、 可塑剤、 及び/又は重合禁止剤などの任意成分を所望により配合す ることもできる。
[0024] 親水性重合体は、 製造された印刷版を使用してフレキソ印刷を行う際に印 刷版と水性インキとの親和性を改善し、 印刷性を向上させる効果を有する。 本発明の樹脂組成物で使用することができる親水性重合体は、 _ C O O H、 -COOM (Mは 1価、 2価、 或いは 3価の金属イオンまたは置換または無 置換のアンモニゥムイオン) 、 _OH、 _N H2、 _S03H、 リン酸エステ ル基などの親水基を有するものが好ましく、 具体的には、 (メタ) アクリル 酸またはその塩類の重合体、 (メタ) アクリル酸またはその塩類とアルキル (メタ) ァクリレートとの共重合体、 (メタ) アクリル酸またはその塩類と スチレンとの共重合体、 (メタ) アクリル酸またはその塩類と酢酸ビニルと の共重合体、 (メタ) アクリル酸またはその塩類とアクリロニトリルとの共 重合体、 ポリビニルアルコール、 カルポキシメチルセルロース、 ポリアクリ ルアミ ド、 ヒドロキシェチルセルロース、 ポリエチレンォキサイ ド、 ポリエ チレンィミン、 一COOM基を有するポリウレタン、 一COOM基を有する ポリウレァウレタン、 一COOM基を有するポリアミ ド酸およびこれらの塩 類または誘導体が挙げられる。 これらはそれぞれを単独で使用しても、 2種 以上を併用してもよい。 本発明の樹脂組成物中の親水性重合体の配合割合は 2 0重量%以下であることが好ましく、 1 5重量%以下であることがさらに 好ましい。 親水性重合体の配合割合が上記上限を超えると、 製造される印刷 版の耐水性が低下し、 水性ィンキ耐性が低下するおそれがある。
[0025] 可塑剤は、 樹脂組成物の流動性を改善する効果、 及び製造される印刷原版 の硬度を調節する効果を有する。 本発明の樹脂組成物で使用することができ る可塑剤は、 (A ) ラテックスと相溶性が良好なものが好ましく、 室温で液 状のポリエン化合物やエステル結合を有する化合物であることがより好まし し、。 室温で液状のポリエン化合物としては、 液状のポリブタジェン、 ポリィ ソプレン、 さらにそれらの末端基あるいは側鎖を変性したマレイン化物、 ェ ポキシ化物などがある。 エステル結合を有する化合物としては、 フタル酸ェ ステル、 リン酸エステル、 セバシン酸エステル、 アジピン酸エステル、 分子 量 1 0 0 0〜3 0 0 0のポリエステルが挙げられる。 本発明の樹脂組成物中 の可塑剤の配合割合は 3 0重量%以下であることが好ましく、 2 0重量%以 下であることがさらに好ましい。 可塑剤の配合割合が上記上限を超えると、 印刷版の機械的特性や溶剤耐性が著しく低下してしまい、 耐刷性が低下する おそれがある。
[0026] 重合禁止剤は、 樹脂組成物の熱安定性を増大させる効果を有する。 本発明 の樹脂組成物で使用することができる重合禁止剤は従来公知のものであるこ とができ、 例えばフヱノール類、 ハイ ドロキノン類、 カテコール類などを挙 げることができる。 本発明の樹脂組成物中の重合禁止剤の配合割合は 0 . 0 0 1〜3重量%であることが好ましく、 0 . 0 0 1 〜2重量%であることが さらに好ましい。
[0027] また、 これら以外の任意成分として、 着色剤、 酸化防止剤などを本発明の 効果を損わない範囲で添加することもできる。
[0028] 本発明の樹脂組成物は、 上述の三つの必須成分 (A ) 〜 (C ) 及び所望に より任意成分を混合することによって調製される。 その際、 混合を容易にす るために所望により トルエンなどの有機溶媒を添加してもよい。 また、 混合 を完全にするためには、 ニーダーを使用して加熱条件下で十分に混練するこ とが望ましい。 加熱条件は 5 0〜 1 1 0 °C程度であることが好ましい。 また 、 混合の際に添加された有機溶媒及び成分中に含まれていた水分は、 混練後 に減圧除去することが好ましい。
[0029] 本発明の印刷原版は、 上述のようにして調製された本発明の樹脂組成物を シ一ト状又は円筒状に成形し、 次いでこの成型物に光を照射して架橋硬化さ せることによって得られる。
[0030] 本発明の樹脂組成物をシート状又は円筒状に成形する方法としては、 従来 公知の樹脂成形方法を使用することができ、 例えば本発明の樹脂組成物を適 当な支持体上に又は印刷機のシリンダ一上に塗布してヒートプレス機などで 加圧する方法を挙げることができる。 支持体としては、 可撓性を有しかつ寸 法安定性に優れた材料が好ましく用いられ、 例えば、 ポリエチレンテレフタ レ一トフイルム、 ポリエチレンナフタレ一トフイルム、 ポリブチレンテレフ タレ一トフイルム、 或いはポリ力一ポネートを挙げることができる。 支持体 の厚みは印刷原版の機械的特性、 形状安定性等の点から 5 0〜 2 5 0 m、 好ましくは 1 0 0〜2 0 O mであることが好ましい。 また、 必要により、 支持体と樹脂層との接着を向上させるために、 この種の目的で従来から使用 されている公知の接着剤を表面に設けてもよい。 加圧条件は 2 0〜2 0 0 k g / c m 2程度であることが好ましく、 加圧の際の温度条件は室温〜 1 5 0 °C 程度であることが好ましい。 形成される成形物の厚さは、 製造する印刷原版 のサイズ、 性質などにより適宜決定すれば良く、 特に限定されないが、 通常 は 0 . 1〜 1 0 m m程度である。
[0031 ] 次いで、 成形した樹脂組成物に光を照射して樹脂組成物中の (B ) 光重合 性化合物を重合架橋させ、 これにより成形物を硬化させて印刷原版とする。 硬化に用いられる光源としては高圧水銀灯、 超高圧水銀灯、 紫外線蛍光灯、 カーボンアーク灯、 キセノンランプ等が挙げられ、 その他公知の方法で硬化 を行うことができる。 硬化に用いる光源は、 1種類でも構わないが、 波長の 異なる 2種類以上の光源を用いて硬化させることにより、 樹脂の硬化性が向 上することがあるので、 2種類以上の光源を用いることも差し支えない。 [0032] かくして得られた印刷原版は、 レーザー彫刻装置の版装着ドラムの表面に 取付けられ、 像に従ったレーザー照射により照射部分の原版が分解されて凹 部分を形成し、 印刷版が製造される。 本発明の樹脂組成物から得られる印刷 原版は、 一定レベル以上のゲル化度を有するラテックスの使用により粘着性 が低下されているので、 レーザー照射により生ずる樹脂カスが版面に付着し にくく、 樹脂カスの付着による印刷不良や解像度の低下が効果的に防止され る。
実施例
[0033] 以下、 実施例により本発明を具体的に示すが、 本発明はこれらに限定され るものではない。
[0034] 1
(A) ラテックスとしてカルポキシ変性ブタジエンラテックス (日本エイ アンドエル製ナルスタ _MR 1 7 1 : ゲル化度 75%、 平均粒子径 0. 20 m、 不揮発分 48<½) 80重量部、 (B) 光重合性化合物としてオリゴブ タジェンァクリレート (分子量約 2700) 30重量部、 単官能メタクリレ ート 4重量部、 3官能メタクリレート 4重量部、 (C) 光重合開始剤として ベンジルジメチルケタール 1重量部、 親水性重合体として共栄社化学 (株) 製の P FT— 3 (ウレタンゥレア構造を有する分子量約 20, 000の化合 物、 不揮発分 25%) 4. 5重量部、 重合禁止剤としてハイ ドロキノンモノ メチルエーテル 0. 1重量部をトルエン 1 5重量部とともに容器中で混合し 、 次に加圧二一ダ一を用いて 1 05°Cで混練し、 その後トルエンと水を減圧 除去することにより、 樹脂組成物を得た。
[0035] 次に、 得られた樹脂組成物を厚さ 1 2 のポリエチレンテレフタレ一 トフィルム上にポリエステル系接着層をコ一ティングしたフィルムと、 同じ ポリエチレンテレフタレ一トフイルム上に粘着防止層 (ポリビニルアルコ一 ル) をコーティングしたフィルムで (接着層、 粘着防止層が樹脂組成物と接 触するように) 挟み、 ヒートプレス機で 1 05°C、 1 00 k g/cm2の圧力 で 1分間加圧することにより、 厚さ 1. 7 m mのシート状成形物を得た。 次 に、 このシ一ト状成形物を紫外線露光機 (光源: フイリップス社製 1 0 R) により表裏 1 0分露光し、 架橋硬化させて印刷原版を作製した。
[0036] H施.例 2
(A) ラテックスとして二トリル一ブタジエンラテックス (日本エイアン ドエル製サイァテックス N A— 1 1 : ゲル化度 90%、 平均粒子径 0. 1 4 m、 不揮発分 40<½) 96重量部、 (B) 光重合性化合物としてオリゴブ タジェンァクリレート (分子量約 2700) 20重量部、 単官能メタクリレ ート 1 0重量部、 3官能メタクリレート 2重量部、 (C) 光重合開始剤とし てべンジルジメチルケタール 1重量部、 可塑剤として液状ブタジエンゴム ( 分子量約 2, 000) 6重量部、 親水性重合体として共栄社化学 (株) 製の P FT-3 (ウレタンゥレア構造を有する分子量約 20, 000の化合物、 不揮発分 25%) 4. 5重量部、 重合禁止剤としてハイ ドロキノンモノメチ ルエーテル 0. 1重量部をトルエン 1 5重量部とともに容器中で混合し、 次 に加圧二一ダ一を用いて 1 05°Cで混練し、 その後トルエンと水を減圧除去 することにより、 樹脂組成物を得た。 この樹脂組成物を用いて、 実施例 1 と 同様にして印刷原版を作製した。
[0037] 3
(A) ラテックスとしてスチレン一ブタジエンラテックス (日本エイアン ドエル製ナルスタ _S R- 1 01 : ゲル化度 95%、 平均粒子径 0. 1 3 m、 不揮発分 46<½) 84重量部、 (B) 光重合性化合物としてオリゴブタ ジェンァクリレート (分子量約 2700) 1 6重量部、 単官能メタクリレー ト 1 0重量部、 3官能メタクリレート 2重量部、 (C) 光重合開始剤として ベンジルジメチルケタール 1重量部、 可塑剤として液状ブタジエンゴム (分 子量約 2, 000) 1 0重量部、 親水性重合体として共栄社化学 (株) 製の P FT-3 (ウレタンゥレア構造を有する分子量約 20, 000の化合物、 不揮発分 25%) 4. 5重量部、 重合禁止剤としてハイ ドロキノンモノメチ ルエーテル 0. 1重量部をトルエン 1 5重量部とともに容器中で混合し、 次 に加圧二一ダ一を用いて 1 05°Cで混練し、 その後トルエンと水を減圧除去 することにより、 樹脂組成物を得た。 この樹脂組成物を用いて、 実施例 1 と 同様にして印刷原版を作製した。
[0038] H施.例 4
(A) ラテックスとしてメチルメタクリレ _ I ブタジエンラテックス ( 日本エイアンドエル製ナルスタ _MR_ 1 70 : ゲル化度 1 00%、 平均粒 子径 0. 1 、 不揮発分 45<½) 82重量部、 (B) 光重合性化合物と してオリゴブタジエンァクリレート (分子量約 2700) 30重量部、 単官 能メタクリレート 5重量部、 3官能メタクリレート 3重量部、 (C) 光重合 開始剤としてべンジルジメチルケタール 1重量部、 親水性重合体として共栄 社化学 (株) 製の P FT— 3 (ウレタンゥレア構造を有する分子量約 20, 000の化合物、 不揮発分 25%) 4. 5重量部、 重合禁止剤としてハイ ド ロキノンモノメチルエーテル 0. 1重量部をトルエン 1 5重量部とともに容 器中で混合し、 次に加圧二一ダ一を用いて 1 05°Cで混練し、 その後トルェ ンと水を減圧除去することにより、 樹脂組成物を得た。 この樹脂組成物を用 いて、 実施例 1 と同様にして印刷原版を作製した。
[0039] 5
(A) ラテックスとしてカルポキシ変性スチレン一ブタジエンラテックス (日本エイアンドエル製ナルスタ _S R- 1 01 : ゲル化度 95%、 平均粒 子径 0. 24 m、 不揮発分 52%) 58重量部、 アクリロニトリル—ブタ ジェンラテックス (日本ゼオン製 N i p o I S X 1 503 : ゲル化度 0% 、 平均粒子径 0. 05 m、 不揮発分 43%) 1 8重量部、 (B) 光重合性 化合物としてオリゴブタジエンァクリレート (分子量約 2700) 30重量 部、 単官能メタクリレート 4重量部、 3官能メタクリレート 4重量部、 ( C ) 光重合開始剤としてべンジルジメチルケタール 1重量部、 可塑剤として液 状ブタジエンゴム (分子量約 2, 000) 4重量部、 親水性重合体として共 栄社化学 (株) 製の P FT— 3 (ウレタンゥレア構造を有する分子量約 20 , 000の化合物、 不揮発分 25%) 4. 5重量部、 重合禁止剤としてハイ ドロキノンモノメチルエーテル 0. 1重量部をトルエン 1 5重量部とともに 容器中で混合し、 次に加圧二 _ダ_を用いて 1 05°Cで混練し、 その後トル ェンと水を減圧除去することにより、 樹脂組成物を得た。 この樹脂組成物を 用いて、 実施例 1 と同様にして印刷原版を作製した。
[0040] H肺 I 6
(A) ラテックスとしてカルポキシ変性スチレン一ブタジエンラテックス (日本エイアンドエル製ナルスタ _S R- 1 01 : ゲル化度 95%、 平均粒 子径 0. 24 m、 不揮発分 52%) 59重量部、 二トリル一ブタジエンラ テックス (日本エイアンドエル製サイァテックス N A— 1 05 S : ゲル化度 35%、 平均粒子径 0. 1 6 m、 不揮発分 50%) 20重量部、 (B) 光 重合性化合物としてオリゴブタジエンァクリレート (分子量約 2700) 3 0重量部、 単官能メタクリレート 4重量部、 3官能メタクリレート 4重量部 、 (C) 光重合開始剤としてべンジルジメチルケタール 1重量部、 可塑剤と して液状ブタジエンゴム (分子量約 2, 000) 4重量部、 親水性重合体と して共栄社化学 (株) 製の P FT— 3 (ウレタンゥレア構造を有する分子量 約 20, 000の化合物、 不揮発分 25%) 4. 5重量部、 重合禁止剤とし てハイ ドロキノンモノメチルエーテル 0. 1重量部をトルエン 1 5重量部と ともに容器中で混合し、 次に加圧二一ダ一を用いて 1 05°Cで混練し、 その 後トルエンと水を減圧除去することにより、 樹脂組成物を得た。 この樹脂組 成物を用いて、 実施例 1 と同様にして印刷原版を作製した。
[0041] mmm,一
(A) ラテックスとしてカルポキシ変性スチレン一ブタジエンラテックス (日本エイアンドエル製ナルスタ _S R- 1 01 : ゲル化度 95%、 平均粒 子径 0. 24 m、 不揮発分 52%) 63重量部、 カルポキシ変性メチルメ タクリレート一ブタジエンラテックス (日本エイアンドエル製ナルスタ一 M R- 1 7 1 : ゲル化度 75%、 平均粒子径 0. 20 m、 不揮発分 48%) 20重量部、 (B) 光重合性化合物としてオリゴブタジエンァクリレート ( 分子量約 2700) 30重量部、 単官能メタクリレート 4重量部、 3官能メ タクリレート 4重量部、 (C) 光重合開始剤としてべンジルジメチルケター ル 1重量部、 可塑剤として液状ブタジエンゴム (分子量約 2, 000) 4重 量部、 親水性重合体として共栄社化学 (株) 製の P FT— 3 (ウレタンウレ ァ構造を有する分子量約 20, 000の化合物、 不揮発分 25%) 4. 5重 量部、 重合禁止剤としてハイ ドロキノンモノメチルエーテル 0. 1重量部を トルエン 1 5重量部とともに容器中で混合し、 次に加圧二 _ダ_を用いて 1 05°Cで混練し、 その後トルエンと水を減圧除去することにより、 樹脂組成 物を得た。 この樹脂組成物を用いて、 実施例 1 と同様にして印刷原版を作製 した。
[0042] 比較例 1
(A) 二トリル一ブタジエンラテックス (日本エイアンドエル製サイァテ ックス NA— 1 05 S : ゲル化度 35 %、 平均粒子径 0. 1 6 m、 不揮発 分 50<½) 77重量部、 (B) 光重合性化合物としてオリゴブタジエンァク リレート (分子量約 2700) 30重量部、 単官能メタクリレート 4重量部 、 3官能メタクリレート 4重量部、 (C) 光重合開始剤としてべンジルジメ チルケタール 1重量部、 可塑剤として液状ブタジエンゴム (分子量約 2, 0 00) 4重量部、 親水性重合体として共栄社化学 (株) 製の P FT— 3 (ゥ レタンウレァ構造を有する分子量約 20, 000の化合物、 不揮発分 25% ) 4. 5重量部、 重合禁止剤としてハイ ドロキノンモノメチルエーテル 0. 1重量部をトルエン 1 5重量部とともに容器中で混合し、 次に加圧ニーダ一 を用いて 1 05°Cで混練し、 その後トルエンと水を減圧除去することにより 、 樹脂組成物を得た。 この樹脂組成物を用いて、 実施例 1 と同様にして印刷 原版を作製した。
[0043] 比較例 2
(A) ラテックスとしてカルポキシ変性スチレン一ブタジエンラテックス (日本エイアンドエル製ナルスタ一 S R_ 1 1 2 : ゲル化度 70%、 平均粒 子径 0. 1 3 m、 不揮発分 50<½) 77重量部、 (B) 光重合性化合物と してオリゴブタジエンァクリレート (分子量約 2700) 30重量部、 単官 能メタクリレート 4重量部、 3官能メタクリレート 4重量部、 (C) 光重合 開始剤としてべンジルジメチルケタール 1重量部、 可塑剤として液状ブタジ ェンゴム (分子量約 2 , 0 0 0) 4重量部、 親水性重合体として共栄社化学 (株) 製の P F T— 3 (ウレタンゥレア構造を有する分子量約 2 0 , 0 0 0 の化合物、 不揮発分 2 5%) 4. 5重量部、 重合禁止剤としてハイ ド口キノ ンモノメチルエーテル 0. 1重量部をトルエン 1 5重量部とともに容器中で 混合し、 次に加圧二 _ダ_を用いて 1 0 5°Cで混練し、 その後トルエンと水 を減圧除去することにより、 樹脂組成物を得た。 この樹脂組成物を用いて、 実施例 1 と同様にして印刷原版を作製した。
[0044] 比較例 3
(A) ラテックスの代わりにブタジエンゴム (日本合成ゴム製 B R 0 2 : ゲル化度 0%、 ム一二一粘度 1 0 0°C : 4 3 ) 2 0重量部、 二トリル一ブタ ジェンゴム (日本合成ゴム製 N 2 2 0 S H : ゲル化度 0%、 ム一二一粘度 1 0 0°C: 8 0) 3 2重量部、 (B) 光重合性化合物としてオリゴブタジエン ァクリレート (分子量約 2 7 0 0) 3 5重量部、 単官能メタクリレート 4重 量部、 3官能メタクリレート 2重量部、 (C) 光重合開始剤としてべンジル ジメチルケタール 1重量部、 無機微粒子としてシリカ (平均一次粒子径 0. 0 1 7 U rn) 2 0重量部、 親水性重合体として共栄社化学 (株) 製の P F T - 3 (ウレタンゥレア構造を有する分子量約 2 0 , 0 0 0の化合物、 不揮発 分 2 5%) 1 4重量部、 重合禁止剤としてハイ ドロキノンモノメチルエーテ ル 0. 1重量部をトルエン 6 0重量部とともに容器中で混合し、 次に加圧二 —ダ一を用いて 1 0 5°Cで混練し、 その後トルエンを減圧除去することによ り、 樹脂組成物を得た。 この樹脂組成物を用いて、 実施例 1 と同様にして印 刷原版を作製した。
[0045] 比較例 4
(A) ラテックスとしてカルポキシ変性スチレン一ブタジエンラテックス (日本エイアンドエル製ナルスタ _S R- 1 0 1 : ゲル化度 9 5%、 平均粒 子径 0. 2 4 m、 不揮発分 5 2 %) 2 5重量部、 アクリロニトリル—ブタ ジェンラテックス (日本ゼオン製 N i p o I S X 1 5 0 3 : ゲル化度 0% 、 平均粒子径 0. 0 、 不揮発分 43<½) 65重量部、 (B) 光重合性 化合物としてオリゴブタジエンァクリレート (分子量約 2700) 30重量 部、 単官能メタクリレート 4重量部、 3官能メタクリレート 4重量部、 ( C ) 光重合開始剤としてべンジルジメチルケタール 1重量部、 可塑剤として液 状ブタジエンゴム (分子量約 2, 000) 4重量部、 親水性重合体として共 栄社化学 (株) 製の P FT— 3 (ウレタンゥレア構造を有する分子量約 20 , 000の化合物、 不揮発分 25%) 4. 5重量部、 重合禁止剤としてハイ ドロキノンモノメチルエーテル 0. 1重量部をトルエン 1 5重量部とともに 容器中で混合し、 次に加圧二 _ダ_を用いて 1 05°Cで混練し、 その後トル ェンと水を減圧除去することにより、 樹脂組成物を得た。 この樹脂組成物を 用いて、 実施例 1 と同様にして印刷原版を作製した。
[0046] 比較例 5
(A) ラテックスとしてカルポキシ変性スチレン一ブタジエンラテックス (日本エイアンドエル製ナルスタ _S R- 1 01 : ゲル化度 95%、 平均粒 子径 0. 24 m、 不揮発分 52%) 39重量部、 二トリル一ブタジエンラ テックス (日本エイアンドエル製サイァテックス N A— 1 05 S : ゲル化度 35%、 平均粒子径 0. 1 6 m、 不揮発分 50%) 30重量部、 (B) 光 重合性化合物としてオリゴブタジエンァクリレート (分子量約 2700) 3 0重量部、 単官能メタクリレート 4重量部、 3官能メタクリレート 4重量部 、 (C) 光重合開始剤としてべンジルジメチルケタール 1重量部、 可塑剤と して液状ブタジエンゴム (分子量約 2, 000) 4重量部、 親水性重合体と して共栄社化学 (株) 製の P FT— 3 (ウレタンゥレア構造を有する分子量 約 20, 000の化合物、 不揮発分 25%) 4. 5重量部、 重合禁止剤とし てハイ ドロキノンモノメチルエーテル 0. 1重量部をトルエン 1 5重量部と ともに容器中で混合し、 次に加圧二一ダ一を用いて 1 05°Cで混練し、 その 後トルエンと水を減圧除去することにより、 樹脂組成物を得た。 この樹脂組 成物を用いて、 実施例 1 と同様にして印刷原版を作製した。
[0047] 比較例 6 (A) ラテックスとしてブタジエンラテックス (日本ゼオン製 N i p o I L X 1 1 1 N F : ゲル化度 86%、 平均粒子径 0. 35 m、 不揮発分 5 5%) 22重量部、 アクリロニトリル一ブタジエンラテックス (日本ゼオン 製 N i p o l S X 1 503 : ゲル化度 0 %、 平均粒子径 0. 05 m、 不 揮発分 43<½) 5重量部、 (B) 光重合性化合物としてオリゴブタジエンァ クリレート (分子量約 2700) 1 0重量部、 (C) 光重合開始剤としてべ ンジルジメチルケタール 0. 45重量部、 親水性重合体として共栄社化学 ( 株) 製の P FT— 3 (ウレタンゥレア構造を有する分子量約 20, 000の 化合物、 不揮発分 25%) 5重量部、 架橋剤としてラウリルメタクリレート 3重量部、 ジメチロールトリシクロデカンジァクリレート 0. 9重量部、 重 合禁止剤としてハイ ドロキノンモノメチルエーテル 0. 03重量部、 その他 の添加剤としてカルボン酸系共重合体 0. 04重量部をトルエン 1 5重量部 とともに容器中で混合し、 次に加圧二一ダ一を用いて 1 05°Cで混練し、 そ の後トルエンと水を減圧除去することにより、 樹脂組成物を得た。 この樹脂 組成物を用いて、 実施例 1 と同様にして印刷原版を作製した。
[0048] 次に、 実施例 1〜 7及び比較例 1〜 6で作製した印刷原版をレーザー彫刻 装置の版装着ドラムに両面テープで巻き付け、 下記の条件でレーザー彫刻を 行った。 レーザー彫刻開始と同時に、 レーザーガン近傍に設置されている集 塵機を作動させ、 連続的に彫刻した樹脂カスを装置外に排出させた。 レーザ 一彫刻後、 装着ドラムから取り外した版を水現像版専用洗出し機 (東洋紡積 製 C R S 600で現像液は 1 %洗濯石鹼水溶液、 水温は 40 °C) で 3分間水 洗いして、 版表面に付着した少量の樹脂カスを除去し、 乾燥して印刷版を得 た。
[0049] レーザ一彫刻装置は L u e s c h e r F l e x o社製の 300W炭酸ガ スレ一ザ一を搭載した F I e X P o s e ! d i r e c tを用いた。 本装 置の仕様はレーザ一波長 1 0. 6 ^m、 ビーム直径 3 O m、 版装着ドラム 直径は 300mm、 加工速度は 1. 5時間/ 0. 5m2であった。 レーザ一彫 刻の条件は、 以下のとおりである。 なお、 (1 ) 〜 (3) は装置固有の条件 である。 (4) 〜 (7) は任意に条件設定が可能であり、 それぞれの条件は 本装置の標準条件を採用した。
( 1 ) 解像度: 2540 d p i
( 2 ) レーザ一ピッチ: 1 0 m
( 3 ) ドラム回転数: 982 c 秒
(4) トップパワー: 9%
(5) ポトムパワー: 1 00%
(6) ショルダ一幅: 0. 30mm
(7) レリーフ深度: 0. 60mm
(8) 評価画像: 1 50 I p i、 0〜 1 00%まで 1 %刻みの網点 [0050] 得られた印刷版について以下の評価項目を調査した。
( 1 ) 印刷版表面への樹脂カスの付着具合
1 0倍の拡大ルーペを使用して、 印刷版表面への樹脂カスの付着具合を目 視により検査し、 ◎ : ほとんど付着なし、 〇:少し付着あり、 △ :かなり付 着あり、 X :付着激しいの 4段階で示した。
(2) 1 50 I p i最小網点再現性
1 0倍の拡大ルーペを使用して、 1 50 I p i最小網点再現性を測定した
(3) 1 50 I p i、 1 0%網点深度
超深度カラ一 3 D形状測定顕微鏡 (キーエンス社製 VK—95 1 0) を使 用して、 1 50 I p i、 1 0%網点深度を測定した。
評価結果を以下の表 1に示す。
[0051] エラス卜マ
印刷版表面
使用したエラス卜マーと 一の 無機
への樹脂力 ¾小網点 網点 そのゲル化度 平均 微粒 (■
ス付着具合 冉現件 深度 ( ゲル化度
実施例 カルボキシ^性ブタジエンラテックス 未配合 ©
灾施例 二トリル一ブタジエンラテックス 未配合
例 スチレン一ブタジエンラテックス 未 合 ©
メチルメタクリレー 一ブタジエンラ
突施例 末 合 ©
テックス
力ルポキシ変件スチレン一ブ夕ジェン
実施例 ラテックス/アクリロニトリル一ブ夕 未配
ジェンラテックス
カルボキシ変性スチレン—ブタジエン
実施例 ラテックス/二トリル一ブタジエンラ 未配台
テックス
カルボキシ変性スチレン ブタジエン
実施例 ラテックス/カルボキシ変性メチルメ 未配合 ◎
夕クリレート -ブタジエンラテックス
比較例 二 リル—ブタジエンラテックス 未配合
カルボキシ変性スチレン—ブタジエン
比較例 未^合 〇
ラテックス
ブタジエンゴム、 二卜リル一ブ夕ジェ
比 配合
ンコム
カルボキシ変性スチレン ブタジエン
比蛟例 ラテックス/ァクリロ二卜リループ夕 未 合 △
ジェンラテックス
カルボキシ変性スチレン ブタジエン
比蛟例 ラテックス/二トリル—ブタジエンラ 末配合 〇
テックス
ブタジエンラテックス/ァク ロニ
比較例 配合 〇
リル一ブタジエンラテックス
[0052] 表 1の評価結果からゲル化度が 7 5 %以上のラテックスを用いた実施例 1 〜 7では、 印刷版表面への樹脂カスの付着が少なく、 微小網点の再現性に優 れ、 網点深度が 8 O m以上の印刷版が得られていることがわかる。 これに 対し、 ゲル化度が 7 5 %未満のラテックスを用いた比較例 1 , 2 , 4 〜 6で は、 印刷版の表面に樹脂カスが付着されたまま残っており、 微小網点の再現 性及び網点深度のいずれかが実施例 1 〜 7と比べて劣る。 また、 エラストマ —としてゴムを用いかつ無機微粒子を配合した比較例 3では、 樹脂カスの付 着量、 微小網点の再現性及び網点深度のいずれも実施例 1 〜 6に遠く及ばな し、。 以上の結果から、 本発明の印刷原版を使用すればレーザー照射により生 ずる樹脂カスの付着を効果的に抑制することができ、 印刷不良を生ずること がなく、 しかも解像度に優れることが明らかである。
産業上の利用可能性
[0053] 本発明の印刷原版は、 粘着性が低く、 印刷版作製の際のレーザー照射によ り生ずる樹脂カスが版表面に付着したまま残ることがほとんどないので、 特 にフレキソ印刷の分野のレーザ一彫刻のために好適に使用されることができ る。

Claims

請求の範囲
[1] (A) 75%以上の重量平均ゲル化度を有する少なくとも一種のラテック ス、 (B) 光重合性化合物、 及び (C) 光重合開始剤を含む樹脂組成物をシ -ト状又は円筒状に成形し、 次いでこの成形物に光を照射して架橋硬化させ ることによって得られるレーザ一彫刻用印刷原版であって、 1 50 I p iの 1 0 %網点深度が 80 m以上であることを特徴とするレーザー彫刻用印刷 原版。
[2] (A) ラテックスがゲル化されたラテックスとゲル化されていないラテツ クスの混合物からなることを特徴とする請求項 1に記載の印刷原版。
[3] ゲル化されていないラテックスがァクリロ二トリル一ブタジエン共重合体 ラテックスであることを特徴とする請求項 2に記載の印刷原版。
[4] (A) ラテックス中のゲル化されていないラテックスの重量割合が 20重 量%以下であることを特徴とする請求項 2または 3に記載の印刷原版。
[5] 樹脂組成物中の (A) ラテックス、 (B) 光重合性化合物、 及び (C) 光 重合開始剤の重量比率がそれぞれ、 1 0〜 80 : 1 5〜 80 : 0. 1〜1 0 であることを特徴とする請求項 1〜 4のいずれか一項に記載の印刷原版。
[6] 1 50 I p iの最小網点再現性が 1 <½以下であることを特徴とする請求項
1〜 5のいずれか一項に記載の印刷原版。
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