JP2006001168A - 印刷版の製造方法およびレーザー彫刻カスの除去方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】直接レーザー彫刻してレリーフ画像を制作する際に発生し、版表面に残存する粉末状および粘稠性液状彫刻カスを容易に、かつ安全に除去できるばかりでなく、印刷面のタックが小さい印刷版を製作する方法およびレーザー彫刻カスの除去方法を提供すること。
【解決手段】感光性樹脂組成物を光架橋させてシート状の印刷原版を作成する工程、前記印刷原版にレーザー光線を照射し目的のパターンを形成し印刷版を作成する工程、得られた印刷版の表面の水系現像液中でのブラッシング工程を含むことを特徴とする印刷版の製造方法およびレーザー彫刻カスの除去方法。
【選択図】なし
【解決手段】感光性樹脂組成物を光架橋させてシート状の印刷原版を作成する工程、前記印刷原版にレーザー光線を照射し目的のパターンを形成し印刷版を作成する工程、得られた印刷版の表面の水系現像液中でのブラッシング工程を含むことを特徴とする印刷版の製造方法およびレーザー彫刻カスの除去方法。
【選択図】なし
Description
本発明はレーザー彫刻によるフレキソ印刷版用レリーフ画像作成、エンボス加工等の表面加工用パターンの形成、タイル等の印刷用レリーフ画像形成に適したレーザー彫刻印刷原版にレーザーを照射し画像パターンを形成することによる印刷版の製造方法、およびその工程で発生し、印刷版表面に残存する粉末状および粘稠性液状彫刻カスの除去方法に関するものである。
段ボール、紙器、紙袋、軟包装用フィルムなどの包装材、壁紙、化粧板などの建装材、ラベル印刷などに用いられるフレキソ印刷は各種の印刷方式の中でその比重を高めている。これに用いる印刷版の製作には、通常、感光性樹脂が用いられることが多く、液状の樹脂、又はシート状に成形された固体樹脂板を用い、フォトマスクを感光性樹脂上に置き、マスクを通して光を照射し架橋反応を起こさせた後、非架橋部分を現像液で洗い落とすという方法が用いられてきた。近年、感光性樹脂表面にブラックレーヤーという薄い光吸収層を設け、これにレーザー光を照射し感光性樹脂板上に直接マスク画像を形成後、そのマスクを通して光を照射し架橋反応を起こさせた後、光の非照射部分の非架橋部分を現像液で洗い落とす、いわゆるフレキソCTPという技術が開発され、印刷版製作の効率改善効果から、採用が進みつつある。しかしながら、この技術も現像工程が残るなど、効率改善効果も限られたものであり、レーザーを使って直接印刷原版上にレリーフ画像を形成し、しかも現像不要である技術の開発が求められている。
その方法として直接レーザーで印刷原版を彫刻する方法が挙げられる。この方法で凸版印刷版やスタンプを作成することは既に行なわれており、それに用いられる材料も知られている。
非感光性樹脂を用いた印刷原版の場合、レーザー光線が照射された部分が除去されるが、樹脂の焼きつき等が発生し、表面に付着した彫刻カスが除去できない現象が発生する。画像パターンが微細になるほど、この傾向は強まる。例えば、微細網点パターンでは彫刻カスが除去されず、パターンが埋まった状態となる。
また、熱可塑性エラストマーを用いる場合、赤外線領域の発振波長を有するレーザーを用いて彫刻を実施すると、熱によりレーザービーム径の寸法を大きく逸脱した部分の樹脂までが溶融するため、高解像度の彫刻パターンを形成することができない。そのため、熱可塑性エラストマー層に充填剤を添加することにより機械的に強化を図ることが必須とされている。熱可塑性エラストマー層の機械的強化とレーザー光の吸収性向上を目的として、特に機械的強化効果の極めて高いカーボンブラックが多量に混合されている。しかしながら、カーボンブラックが多量に混合されているために、光を用いて光化学的強化を試みる場合、どうしても光線透過性を犠牲にすることになる。したがって、これらの材料をレーザー彫刻すると除去が難しいカス(液状の粘稠物を含む)が大量に発生し、その処理に多大な時間を要するばかりでなく、レリーフに融解によるエッジ(樹脂の縁)を生じたり、網点の形状が崩れるなどの難点を生じる。また、レーザー彫刻法において、これらの彫刻カスの除去は極めて重要な工程である。折角形成した画像パターンでも、彫刻カスが残存していれば印刷時に不良となり、また粘稠性液状カスが残存し表面タックが大きければ、印刷時、紙紛が印刷版に付着し印刷上のトラブルの要因となる。
そこで、直接レーザー彫刻してレリーフ画像を制作する際に発生し、版表面に残存する粉末状および粘稠性液状彫刻カスを容易に除去でき、印刷面のタックが小さい印刷版を製作する方法およびレーザー彫刻カスの除去方法として、樹脂の溶融あるいは分解により多量に発生する粘稠性の液状カスを無機多孔質体で吸収除させ、高圧温水あるいは高圧スチームで版表面に存在する粉末状あるいは粘稠性液状カスを浮き上がらせ除去させる方法が提案されている (特許文献1参照)。
特開2004−37866号公報
しかしながら、無機多孔質体を含有させることにより、画像再現性が悪くなったり、また高温高圧水やスチームを用いることによって作業環境が悪くなる等の問題点が生じた。
本発明は、感光性樹脂組成物に無機多孔質体を含有させることなく、安全に彫刻カスを除くことができる方法を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するため、本発明者らは鋭意、研究、検討した結果、遂に本発明を完成するに至った。すなわち、本発明は下記の通りである。
(1)感光性樹脂組成物を光架橋させてシート状あるいは円筒状の印刷原版を作成する工程、前記印刷原版にレーザー光線を照射し目的のパターンを形成し印刷版を作成する工程、得られた印刷版の表面の水系現像液中でのブラッシング工程を含むことを特徴とする印刷版の製造方。(2)感光性樹脂組成物が(A)少なくとも2種類以上の水分散ラテックスから得られる疎水性重合体、(B)親水性重合体、(C)光重合性化合物、(D)光重合開始剤を含有する前記(1)記載の印刷版の製造方法。(3)(A)成分のうち少なくとも一種の疎水性重合体と(B)成分の親水性重合体とがそれぞれ共通の骨格構造を有する前記(1)記載の印刷版の製造方法。(4)(C)成分がオリゴマーであるこ前記(1)記載の印刷版の製造方法。(5)支持体上に、上記2〜4いずれかに記載の感光性樹脂組成物からなる感光層を塗設して構成される前記(1)記載の印刷版の製造方法。(6)感光性樹脂組成物を光架橋させて形成したシート状の印刷原版にレーザー光線を照射することにより照射部を除去する工程において、該工程で発生し印刷版表面に残存するカスを、水系現像液中でのブラッシングにより除去することを特徴とするレーザー彫刻カスの除去方法である。
(1)感光性樹脂組成物を光架橋させてシート状あるいは円筒状の印刷原版を作成する工程、前記印刷原版にレーザー光線を照射し目的のパターンを形成し印刷版を作成する工程、得られた印刷版の表面の水系現像液中でのブラッシング工程を含むことを特徴とする印刷版の製造方。(2)感光性樹脂組成物が(A)少なくとも2種類以上の水分散ラテックスから得られる疎水性重合体、(B)親水性重合体、(C)光重合性化合物、(D)光重合開始剤を含有する前記(1)記載の印刷版の製造方法。(3)(A)成分のうち少なくとも一種の疎水性重合体と(B)成分の親水性重合体とがそれぞれ共通の骨格構造を有する前記(1)記載の印刷版の製造方法。(4)(C)成分がオリゴマーであるこ前記(1)記載の印刷版の製造方法。(5)支持体上に、上記2〜4いずれかに記載の感光性樹脂組成物からなる感光層を塗設して構成される前記(1)記載の印刷版の製造方法。(6)感光性樹脂組成物を光架橋させて形成したシート状の印刷原版にレーザー光線を照射することにより照射部を除去する工程において、該工程で発生し印刷版表面に残存するカスを、水系現像液中でのブラッシングにより除去することを特徴とするレーザー彫刻カスの除去方法である。
本発明方法を採用することにより、画像再現性良く、安全に彫刻カスを取り除くことができるので、産業界に寄与すること大である。
以下、さらに詳細に本発明の好ましい実施態様を説明する。本発明では、感光性樹脂組成物を光架橋させて形成した印刷原版と水系現像液ブラッシング洗浄法との組み合わせが、彫刻カスの除去に極めて有効である。また、本発明で使用する印刷原版は、レーザー光照射により溶融あるいは分解しやすいことが好ましく、また溶融あるいは分解し生成した粘稠性液状カスを除去し易い工夫が施されていることが好ましい。
本発明では、印刷原版にレーザー光線を照射し目的のパターンを形成するレーザー彫刻の工程を経た後、彫刻版の表面の水系現像液中でのブラッシングすることが好ましい。ブラッシングを行うことで、レーザー彫刻工程で発生する粉末状カスおよび液状カスを除去することができる。特に粘稠性液状カスはブラッシングにより版表面から除去させらせることができるので、粘稠性液状カスの除去に効果的である。本発明における水系現像液としては、水単独で使用することもできるが、水と界面活性剤を混合した溶液、無機塩類を溶解させた水溶液、アルカリイオン水等を洗浄液として使用しても構わない。また、該水系現像液の温度は通常の感光性樹脂原版を現像するときの温度を採用することができ、一般的には20〜45℃、好ましくは25〜43℃である。なお、該水系現像液は、メッシュフィルター、オイル吸着マットフィルター、不織布フィルター、紙フィルターにより彫刻カス除去処理後、再利用することも可能である。
本発明において、印刷原版を構成する樹脂として液状化し易い樹脂や分解し易い樹脂が好ましい。特に数平均分子量の比較的小さな樹脂を用いて光架橋反応により網目構造を形成させる感光性樹脂組成物を使用することが好ましい。
以下に本発明で用いられる感光性樹脂組成物について詳細に説明する。
本発明において、感光性樹脂層を構成する(A)少なくとも2種類以上の水分散ラテックスより得られる疎水性重合体とは、この水分散ラテックスから水を取り除いて得られる疎水性重合体そのものであり、本発明においては2種類以上用いられることが必要である。
本発明において、感光性樹脂層を構成する(A)少なくとも2種類以上の水分散ラテックスより得られる疎水性重合体とは、この水分散ラテックスから水を取り除いて得られる疎水性重合体そのものであり、本発明においては2種類以上用いられることが必要である。
具体的には、以下の少なくとも2種類以上から選ばれるラテックスである。ポリブタジエンラテックス、天然ゴムラテックス、スチレン−ブタジエン共重合体ラテックス、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体ラテックス、ポリクロロプレンラテックス、ポリイソプレンラテックス、ポリウレタンラテックス、メチルメタクリレート−ブタジエン共重合体ラテックス、ビニルピリジン重合体ラテックス、ブチル重合体ラテックス、チオコール重合体ラテックス、アクリレート重合体ラテックスなどの水分散ラテックス重合体やこれら重合体にアクリル酸やメタクリル酸などの他の成分を共重合して得られる重合体が挙げられる。この中でも分子鎖中にブタジエン骨格またはイソプレン骨格を含有する水分散ラテックス重合体が、硬度やゴム弾性の点から好ましく用いられる。具体的には、ポリブタジエンラテックス、スチレン−ブタジエン共重合体ラテックス、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体ラテックス、メチルメタクリレート−ブタジエン共重合体ラテックス、ポリイソプレンラテックスが好ましい。
(B)成分の親水性重合体は、−COOH、−COOM(Mは1価、2価、或いは3価の金属イオンまたは置換または無置換のアンモニウムイオン)、−OH、−NH2、−SO3H、リン酸エステル基などの親水基を有するものが好ましく、具体的には、(メタ)アクリル酸またはその塩類の重合体、(メタ)アクリル酸またはその塩類とアルキル(メタ)アクリレートとの共重合体、(メタ)アクリル酸またはその塩類とスチレンとの共重合体、(メタ)アクリル酸またはその塩類と酢酸ビニルとの共重合体、(メタ)アクリル酸またはその塩類とアクリロニトリルとの共重合体、ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセルロース、ポリアクリルアミド、ヒドロキシエチルセルロース、ポリエチレンオキサイド、ポリエチレンイミン、−COOM基を有するポリウレタン、−COOM基を有するポリウレアウレタン、−COOM基を有するポリアミド酸およびこれらの塩類または誘導体が挙げられる。これらはそれぞれを単独で使用しても、2種以上を併用してもよい。
なお、本発明においては、(B)成分の親水性重合体と(A)成分のうち少なくとも一種の疎水性重合体とがそれぞれ共通の骨格構造を有していることが好ましい。
なお、本発明においては、(B)成分の親水性重合体と(A)成分のうち少なくとも一種の疎水性重合体とがそれぞれ共通の骨格構造を有していることが好ましい。
(C)成分の光重合性化合物は、連続層として存在するものである。本発明においては、光重合性化合物としては光重合性オリゴマーが好ましく、光重合性オリゴマーとは、共役ジエン系重合体の末端および/または側鎖にエチレン性不飽和基が結合した重合体であって、数平均分子量が1000以上、10000以下のものである。具体的には、分子構造中に次のような構造を有する化合物をいう。
共役ジエン系エチレン性重合体を構成する共役ジエン系重合体は、共役ジエン不飽和化合物の単独重合体または共役ジエン不飽和化合物とモノエチレン性不飽和化合物との共重合体によって構成される。かかる共役ジエン不飽和化合物の単独重合体または共役ジエン不飽和化合物とモノエチレン性不飽和化合物との共重合体としては、ブタジエン重合体、イソプレン重合体、クロロプレン重合体、スチレン−クロロプレン共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体、アクリロニトリル−イソプレン共重合体、メタクリル酸メチル−イソプレン共重合体、アクリロニトリル−イソプレン共重合体、メタクリル酸メチル−イソプレン共重合体、メタクリル酸メチル−クロロプレン共重合体、アクリル酸メチル−ブタジエン共重合体、アクリル酸メチル−イソプレン共重合体、アクリル酸メチル−クロロプレン共重合体、アクリル酸メチル−クロロプレン共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体、アクリロニトリル−クロロプレン−スチレン共重合体等が挙げられる。これらのうちゴム弾性と光硬化性の点で、ブタジエン重合体、イソプレン重合体、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体が好ましく、特に好ましくはブタジエン重合体、イソプレン重合体である。
共役ジエン系重合体の末端および/または側鎖エチレン性不飽和基を導入する方法は特に限定されないが、例えば、(1)過酸化水素を重合開始剤として得られた水酸基末端共役ジエン系重合体の末端の水酸基に(メタ)アクリル酸等のモノエチレン性不飽和カルボン酸を脱水反応によりエステル結合させる、若しくは、(メタ)アクリル酸メチルや(メタ)アクリル酸エチル等のモノエチレン性不飽和カルボン酸アルキルエステルをエステル交換反応によりエステル結合させる方法、(2)共役ジエン化合物と少なくとも一部に不飽和カルボン酸(エステル)を含むエチレン性不飽和化合物を共重合して得られた共役ジエン系重合体にアリルアルコール、ビニルアルコール等のエチレン性不飽和アルコールを反応させる方法、等が挙げられる。
共役ジエン系エチレン性重合体におけるエチレン性不飽和基の量は、重合体中に0.005〜2.0m当量/gが好ましく、特に好ましくは0.01〜2.0m当量である。2.0m当量/gより多いと硬度が高くなりすぎて充分な弾性が得難くなり、印刷時でのベタ部のインキ乗り性が低下する。0.005m当量/gより少ないと、硬度が低くなり過ぎて充分な硬度が得難くなり、印刷でのドットゲインが大きくなり印刷精度が低下する。
本発明においては、本発明の効果を阻害しない範囲において、必要に応じて、一般的に用いられるアクリレートやメタクリレートなどの光重合性化合物を加えることができる。
また本発明において、感光性樹脂組成物は(D)成分として光重合開始剤を加えるものである。光重合開始剤としては、光によって重合性の炭素−炭素不飽和基を重合させることができるものであれば全て使用できる。なかでも、光吸収によって、自己分解や水素引き抜きによってラジカルを生成する機能を有するものが好ましく用いられる。例えば、ベンゾインアルキルエーテル類、ベンゾフェノン類、アントラキノン類、ベンジル類、アセトフェノン類、ジアセチル類などである。光重合開始剤の配合量としては、(A)成分100重量部に対して0.1〜50重量部の範囲が好ましい。
本発明における感光性樹脂組成物には、さらに可塑剤を加えることもできる。この可塑剤としては、一般的に版材を柔軟化する性質を有するものであれば特に限定されるものではないが、(A)成分や(B)成分と相溶性が良好なものが好ましい。より好ましくは、室温で液状のポリエン化合物やエステル結合を有する化合物である。室温で液状のポリエン化合物としては、液状のポリブタジエン、ポリイソプレン、されにそれらの末端基あるいは側鎖を変性したマレイン化物、エポキシ化物などがある。エステル結合を有する化合物としては、フタル酸エステル、リン酸エステル、セバシン酸エステル、アジピン酸エステル、分子量1000〜3000のポリエステルが挙げられる。
これら可塑剤成分を加える場合には、光架橋前の固形版としての強度を充分ななものとする観点から、(A)成分100重量部に対して0〜100重量部が好ましい。
前記感光性樹脂組成物の熱安定性を上げる為に、従来公知の重合禁止剤を添加することもできる。好ましい重合禁止剤としては、フェノール類、ハイドロキノン類、カテコール類などが挙げられる。これらの配合量は、全感光性樹脂組成物に対して、0.001〜5重量%の範囲で使用することが一般的である。
また、他の成分として、染料、顔料、界面活性剤、消泡剤、紫外線吸収剤、香料、増粘剤などを添加することができる。
本発明において、樹脂組成物をシート状、もしくは円筒状に成形する方法は、既存の樹脂の成形方法を用いることができる。例えば、注型法、ポンプや押し出し機等の機械で樹脂をノズルやダイスから押し出し、ブレードで厚みを合わせる、ロールによりカレンダー加工して厚みを合わせる方法等が例示できる。その際、樹脂の性能を落とさない範囲で加熱しながら成形を行なうことも可能である。
本発明においてカバーフィルムの使用も出来る。カバーフィルムは原版の貯蔵および取り扱いの間の感光性樹脂組成物の保護のために設けられるものであり、彫刻前に除去(剥離)される。本発明の原版においては、カバーフィルムの除去、すなわち、剥離作業時に、感光性樹脂組成物のキズが防止される。
カバーフィルムを彫刻前に除去する場合、そのようなカバーフィルムの構成材料としては、ポリエステル;ポリエチレン、ポリプロピレンのようなポリアルキレン;ポリアセタール;ポリイミド;ポリカーボネート;ポリフェニレンエーテル;ポリエチレンオキサイド;ポリラクトン;ポリアミド;ポリビニルアルコール;エチレンとビニルアセテートとのコポリマー;両性インターポリマー;ヒドロキシアルキルセルローズ、セルローズアセテートのようなセルローズ系ポリマー;ポリブチラール;環状ゴム等が好適である。ここで、両性インターポリマーは米国特許第4,293,635号に記載されているものである。当該材料はいずれか1種を単独で使用しても、2種以上を併用してもよい。また、ニトロセルローズとニトログリセリンのような自己酸化性化合物;アルキルセルローズ(例、エチルセルローズ)、ポリアクリル酸およびそのアルカリ金属塩のような非自己酸化性ポリマーおよびこれらの組合せ等も使用できる。
カバーフィルムの厚みは10〜300μmが好ましく、特に好ましくは10〜200μmである。
本発明において支持体も使用できる。支持体は可撓性を有し、かつ、寸法安定性に優れた材料が好ましく用いられ、例えば、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリエチレンナフタレートフィルム、ポリブチレンテレフタレートフィルム、或いはポリカーボネートを挙げることができる。支持体1の厚みは50〜250μm、好ましくは100〜200μmが原版の機械的特性、形状安定性等から好ましい。また、必要により、支持体と感光性樹脂層との接着を向上させるために、この種の目的で従来から使用されている公知の接着剤を表面に設けてもよい。
本発明の感光性樹脂積層体を作製する方法は特に限定されないが、一般的には、支持体上に塗布、スプレーコーティング等で感光性樹脂層を形成するか、若しくは、市販の感光性フレキソ印刷版から保護フィルムを剥がすことで一方の積層体を作成する。このようにして得られた積層体をヒートプレス機等を用いてラミネートすることにより作製する。ラミネート条件は、温度を室温〜150℃、好ましくは50〜120℃とし、圧力を20〜200kg重/cm2、好ましくは50〜150kg重/cm2とするのがよい。
成形された感光性樹脂組成物は光もしくは電子線の照射により架橋せしめ、印刷原版を形成する。また、成型しながら光もしくは電子線の照射により架橋させることもできる。その中でも光を使って架橋させる方法は、装置が簡便で厚み精度が高くできるなどの利点を有し好適である。硬化に用いられる光源としては高圧水銀灯、超高圧水銀灯、紫外線蛍光灯、カーボンアーク灯、キセノンランプ等が挙げられ、その他公知の方法で硬化を行うことができる。硬化に用いる光源は、1種類でも構わないが、波長の異なる2種類以上の光源を用いて硬化させることにより、樹脂の硬化性が向上することがあるので、2種類以上の光源を用いることも差し支えない。
レーザー彫刻に用いる原版の厚みは、その使用目的に応じて任意に設定して構わないが、印刷版として用いる場合には、一般的に0.1〜7mmが好ましい。場合によっては、組成の異なる材料を複数積層していても構わない。
レーザー彫刻においては、形成したい画像をデジタル型のデータとしてコンピューターを利用してレーザー装置を操作し、原版上にレリーフ画像を作成する。レーザー彫刻に用いるレーザーは、原版が吸収を有する波長を含むものであればどのようなものを用いてもよいが、彫刻を高速度で行なうためには出力の高いものが望ましく、炭酸ガスレーザーやYAGレーザー、半導体レーザー等の赤外線あるいは赤外線放出固体レーザーが好ましいものの一つである。また、紫外線領域に発振波長を有する紫外線レーザー、例えばエキシマレーザー、第3あるいは第4高調波へ波長変換したYAGレーザー、銅蒸気レーザー等は、有機分子の結合を切断するアブレージョン加工が可能であり、微細加工に適する。また、レーザーは連続照射でも、パルス照射でも良い。一般には樹脂は炭酸ガスレーザーの10μm近傍に吸収を持つため、特にレーザー光の吸収を助けるような成分の添加は必須ではないが、YAGレーザーは1.06μm近傍の波長であり、この波長の吸収を有するものはあまり無い。その場合、これの吸収を助ける成分である、染料、顔料の添加が必要となる。このような染料の例としては、ポリ(置換)フタロシアニン化合物および金属含有フタロシアニン化合物、;シアニン化合物;スクアリリウム染料;カルコゲノピリロアリリデン染料;クロロニウム染料;金属チオレート染料;ビス(カルコゲノピリロ)ポリメチン染料;オキシインドリジン染料;ビス(アミノアリール)ポリメチン染料;メロシアニン染料;及びキノイド染料などが挙げられる。顔料の例としてはカーボンブラック、グラファイト、亜クロム酸銅、酸化クロム、コバルトクロームアルミネート、酸化鉄等の暗色の無機顔料や鉄、アルミニウム、銅、亜鉛のような金属粉およびこれら金属にSi、Mg、P、Co、Ni、Y等をドープしたもの等が挙げられる。これら染料、顔料は単独で使用しても良いし、複数を組み合わせて使用しても良いし、複層構造にするなどのあらゆる形態で組み合わせても良い。
レーザー彫刻においては、形成したい画像をデジタル型のデータとしてコンピューターを利用してレーザー装置を操作し、原版上にレリーフ画像を作成する。レーザー彫刻に用いるレーザーは、原版が吸収を有する波長を含むものであればどのようなものを用いてもよいが、彫刻を高速度で行なうためには出力の高いものが望ましく、炭酸ガスレーザーやYAGレーザー、半導体レーザー等の赤外線あるいは赤外線放出固体レーザーが好ましいものの一つである。また、紫外線領域に発振波長を有する紫外線レーザー、例えばエキシマレーザー、第3あるいは第4高調波へ波長変換したYAGレーザー、銅蒸気レーザー等は、有機分子の結合を切断するアブレージョン加工が可能であり、微細加工に適する。また、レーザーは連続照射でも、パルス照射でも良い。一般には樹脂は炭酸ガスレーザーの10μm近傍に吸収を持つため、特にレーザー光の吸収を助けるような成分の添加は必須ではないが、YAGレーザーは1.06μm近傍の波長であり、この波長の吸収を有するものはあまり無い。その場合、これの吸収を助ける成分である、染料、顔料の添加が必要となる。このような染料の例としては、ポリ(置換)フタロシアニン化合物および金属含有フタロシアニン化合物、;シアニン化合物;スクアリリウム染料;カルコゲノピリロアリリデン染料;クロロニウム染料;金属チオレート染料;ビス(カルコゲノピリロ)ポリメチン染料;オキシインドリジン染料;ビス(アミノアリール)ポリメチン染料;メロシアニン染料;及びキノイド染料などが挙げられる。顔料の例としてはカーボンブラック、グラファイト、亜クロム酸銅、酸化クロム、コバルトクロームアルミネート、酸化鉄等の暗色の無機顔料や鉄、アルミニウム、銅、亜鉛のような金属粉およびこれら金属にSi、Mg、P、Co、Ni、Y等をドープしたもの等が挙げられる。これら染料、顔料は単独で使用しても良いし、複数を組み合わせて使用しても良いし、複層構造にするなどのあらゆる形態で組み合わせても良い。
次に、本発明を実施例を用いて具体的に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されることはない。
(感光性樹脂組成物の作製)
(A)成分であるブタジエンラテックス(Nipol LX111NF 不揮発分55% 日本ゼオン(株)製)22重量部、アクリロニトリル−ブタジエンラテックス(Nipol SX1503 不揮発分43% 日本ゼオン(株)製)5重量部、(B)成分である親水性重合体(PFT-3 不揮発分25% 共栄社化学(株)製)5重量部、(C)成分であるオイゴブタジエンアクリレート(ABU−2S 共栄社化学(株)製)10重量部、(D)成分である光重合開始剤0.45重量部、架橋剤としてラウリルメタクリレート3重量部、ジメチロールトリシクロデカンジアクリレート0.9重量部、重合禁止剤としてハイドロキノンモノメチルエーテル0.03重量部、その他の添加剤としてカルボン酸系共重合体0.04重量部をトルエン15重量部とともに容器中で混合してから、加圧ニーダーを用いて105℃で混練した。その後トルエンと水を減圧除去し、感光性樹脂組成物を得た。
(A)成分であるブタジエンラテックス(Nipol LX111NF 不揮発分55% 日本ゼオン(株)製)22重量部、アクリロニトリル−ブタジエンラテックス(Nipol SX1503 不揮発分43% 日本ゼオン(株)製)5重量部、(B)成分である親水性重合体(PFT-3 不揮発分25% 共栄社化学(株)製)5重量部、(C)成分であるオイゴブタジエンアクリレート(ABU−2S 共栄社化学(株)製)10重量部、(D)成分である光重合開始剤0.45重量部、架橋剤としてラウリルメタクリレート3重量部、ジメチロールトリシクロデカンジアクリレート0.9重量部、重合禁止剤としてハイドロキノンモノメチルエーテル0.03重量部、その他の添加剤としてカルボン酸系共重合体0.04重量部をトルエン15重量部とともに容器中で混合してから、加圧ニーダーを用いて105℃で混練した。その後トルエンと水を減圧除去し、感光性樹脂組成物を得た。
(原版の作製)
上記感光性樹脂組成物をヒートプレス機を用いてラミネートし、レーザー彫刻機をもちいて、パターンの彫刻を行なったところ、印刷版表面には、粉末状および粘稠性液状彫刻カスが観察された。
その後、レーザー彫刻後、彫刻カスの除去には、A&V(株)製現像機(Stuck System)を用いて実施した。彫刻版の表面を温度が40℃の水系現像液中のブラッシングする方法により4分間円方向でのブラッシングを行い、レーザー彫刻工程で発生する印刷版表面に存在していた彫刻カスを除去することができた。また、網点部にも彫刻カスの残存は見られず、網点部のパターン形状も円錐状で良好であり、欠けなども見られなかった。
この時のブラシの仕様は下記の通りである。
毛質 : ナイロン(アズロン) 150μm
打クギ : SUS
植毛孔径 : φ25
植毛密度 : 120本/孔
植毛ピッチ: 6mm
台本 : メラミン樹脂合板
上記感光性樹脂組成物をヒートプレス機を用いてラミネートし、レーザー彫刻機をもちいて、パターンの彫刻を行なったところ、印刷版表面には、粉末状および粘稠性液状彫刻カスが観察された。
その後、レーザー彫刻後、彫刻カスの除去には、A&V(株)製現像機(Stuck System)を用いて実施した。彫刻版の表面を温度が40℃の水系現像液中のブラッシングする方法により4分間円方向でのブラッシングを行い、レーザー彫刻工程で発生する印刷版表面に存在していた彫刻カスを除去することができた。また、網点部にも彫刻カスの残存は見られず、網点部のパターン形状も円錐状で良好であり、欠けなども見られなかった。
この時のブラシの仕様は下記の通りである。
毛質 : ナイロン(アズロン) 150μm
打クギ : SUS
植毛孔径 : φ25
植毛密度 : 120本/孔
植毛ピッチ: 6mm
台本 : メラミン樹脂合板
後工程の実施
上記の印刷版を、洗浄後、60℃で10分間乾燥し、最後に表面粘着を除去するため殺菌灯を5分間照射した。
出来上がったフレキソ印刷版を10倍の拡大ルーペで検査した。2ポイントの凸部および凹文字、30μm幅の細線、100μmの直径の独立点および156lpi、1%網点全ての試験パターンが正確に形成されていた。
上記の印刷版を、洗浄後、60℃で10分間乾燥し、最後に表面粘着を除去するため殺菌灯を5分間照射した。
出来上がったフレキソ印刷版を10倍の拡大ルーペで検査した。2ポイントの凸部および凹文字、30μm幅の細線、100μmの直径の独立点および156lpi、1%網点全ての試験パターンが正確に形成されていた。
以上、かかる構成よりなる 本発明の感光性樹脂組成物を光硬化させて形成した印刷原版を、レーザー彫刻した後、得られた印刷版の表面を水系現像液中でブラッシングすることにより、粉末状および多量に発生する粘稠性液状カスを容易に除去することができ、しかも印刷版表面のタックを小さくすることができるので、レーザー彫刻での印刷版の製造方法として利用可能である。
Claims (6)
- 感光性樹脂組成物を光架橋させてシート状の印刷原版を作成する工程、前記印刷原版にレーザー光線を照射し目的のパターンを形成し印刷版を作成する工程、得られた印刷版の表面の水系現像液中でのブラッシング工程を含むことを特徴とする印刷版の製造方法。
- 感光性樹脂層が(A)少なくとも2種類以上の水分散ラテックスから得られる疎水性重合体、(B)親水性重合体、(C)光重合性化合物、(D)光重合開始剤を含有する請求項1記載の印刷版の製造方法。
- (A)成分のうち少なくとも一種の疎水性重合体と(B)成分の親水性重合体とがそれぞれ共通の骨格構造を有することを特徴とする請求項1記載の印刷版の製造方法。
- (C)成分がオリゴマーであることを特徴とする請求項1記載の印刷版の製造方法。
- 支持体上に、請求項2〜4いずれかに記載の感光性樹脂組成物からなる感光層を塗設して構成されることを特徴とする請求項1記載の印刷版の製造方法。
- 感光性樹脂組成物を光架橋させて形成したシート状の印刷原版にレーザー光線を照射することにより照射部を除去する工程において、該工程で発生し印刷版表面に残存するカスを、水系現像液中でのブラッシングにより除去することを特徴とするレーザー彫刻カスの除去方法。
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