コンテンツ購入視聴システム、コンテンツ再生装置、及びコンテンツ再生 認証サーバ
技術分野
[0001] 本発明は、コンテンツ購入視聴システム、コンテンツ再生装置、及びコンテンツ再生 認証サーバに関し、より詳細には、コンテンツ再生装置とコンテンツ再生認証サーバ とがネットワーク接続されたコンテンツ購入視聴システムに関する。
背景技術
[0002] PC (Personal Computer)をはじめとする様々な機器を用いて、映像 '音楽'動画 などのコンテンツを取得して再生することができる。
このようなコンテンツの取得方法としては、ユーザが所有している CD力 音楽デー タを取り出して PC上で扱うデジタルデータに変換したり、テレビ番組を録画したり、あ るいはネットワーク経由でデジタルデータを購入したり、等の様々な方法がある。
[0003] また著作権保護されたコンテンツを暗号ィ匕した状態で様々な経路で配布し、暗号を 解除するためのライセンスを購入することによって初めて再生を可能とする、超流通と 呼ばれるシステムがある。
このようなコンテンツが流通すると、ユーザの管理下には、著作権保護されていない フリーコンテンツと、ライセンスを保有しており再生可能な購入済コンテンツと、ライセ ンスを保有しておらず再生不可能な未購入コンテンツとが混在することになる。
[0004] 従来のコンテンツ再生装置では、再生可能なコンテンツと、未購入のコンテンツが、 別々のタイトルリストに表示されることが一般的である。このため、まず、再生したいコ ンテンッが、どちらのリストに表示されるかを確認する必要があり、煩雑な操作が必要 となる。また、再生可能なコンテンツのみを視聴している場合、未購入コンテンツの存 在に気づかず、購入の機会を逸する可能性がある。
[0005] この課題に関連した技術として、著作権上再生可能なコンテンツと、再生不可能な コンテンツが混在して保存されている場合に、双方を混在させつつも再生可否の区 別できるようなリストを作成する方法が提案されている (例えば、特許文献 1参照)。
特許文献 1のコンテンツ処理装置は、再生を許可するコンテンツの提供元を示す第 1のソース IDリストと、記憶媒体に記憶されるコンテンツを再生するコンテンツ再生部 と、コンテンッに付加されたソース ID及び上記第 1のソース IDリストに基づきコンテン ッが再生可能か否かを判断する再生可否判断部と、再生可否判断部により再生不 可能と判断されたコンテンツのタイトル情報が判別可能なように、コンテンツのタイトル 情報のリストを作成するタイトルリスト作成部とを備えている。
特許文献 1:特開 2006 - 59329号公報
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0006] し力しながら、上記特許文献 1の技術では、前述したような購入済コンテンツと未購 入コンテンツを識別可能な一覧表示や、未購入コンテンツの購入などを行うことはで きない。
[0007] また、従来の技術では、単に録画済のコンテンツ一覧を表示したり、購入済のコン テンツー覧を表示したりすることしかできな力つた。
よって未購入のコンテンツと、購入済のコンテンツが混在しているメディアに対して、 タイトル毎に未購入力購入済かを区別することができるリストの作成は不可能であつ た。
また、未購入のコンテンツを選択することによってライセンス購入手続きを行い、購 入済のコンテンツとすることはできず、例えば PCを使用して煩雑な購入手続きを行う 必要があった。
[0008] 本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、購入済コンテンツと未購入 コンテンツとを混在させたタイトルリストから、直接コンテンツの購入手続きに移行可 能とし、未購人コンテンツを購人済コンテンツとして再生できるようにしたコンテンツ購 入視聴システム、コンテンツ再生装置、及びコンテンツ再生認証サーバを提供するこ とを目的とする。
課題を解決するための手段
[0009] 上記課題を解決するために、本発明の第 1の技術手段は、コンテンツを記憶して再 生するコンテンツ再生装置と、コンテンツ再生装置が記憶したコンテンツを視聴可能
とするための認証を行うコンテンツ再生認証サーバとを有するコンテンツ購入視聴シ ステムであって、コンテンツ再生装置は、購入済で視聴可能なコンテンツおよび未購 入で視聴不可能なコンテンツを含むコンテンツを記憶する記憶媒体と、記憶媒体の コンテンツリストを生成するコンテンツリスト生成部と、コンテンツリスト生成部が生成し たコンテンツリストを表示装置に表示させる制御部とを有し、コンテンツリストには、購 入状態にかかわらずコンテンツが一覧表示されることを特徴としたものである。
[0010] 第 2の技術手段は、第 1の技術手段において、コンテンツ再生装置力 コンテンツリ ストに表示される各コンテンツに購入済カゝ否かを示す情報を表示することを特徴とし たものである。
[0011] 第 3の技術手段は、第 1の技術手段において、コンテンツ再生装置が、コンテンツリ ストからのコンテンツの選択が可能であって、コンテンツの選択を行った場合、選択し たコンテンツが購入済力未購入かによつて挙動が異なることを特徴としたものである。
[0012] 第 4の技術手段は、第 3の技術手段において、コンテンツ再生装置力 コンテンツリ ストに表示したコンテンツのうち未購入のコンテンツを選択すると、選択したコンテンツ の購入手続きを行うか否カゝを問うダイアログを表示装置に表示することを特徴としたも のである。
[0013] 第 5の技術手段は、第 3の技術手段において、コンテンツ再生装置が、コンテンツリ ストに表示したコンテンツのうち購入済のコンテンツを選択すると、選択したコンテンツ の再生を行うことを特徴としたものである。
[0014] 第 6の技術手段は、コンテンツを記憶して再生するコンテンツ再生装置であって、コ ンテンッ再生装置が、購入済で視聴可能なコンテンツおよび未購入で視聴不可能な コンテンツを含むコンテンツを記'隐する記'隐媒体と、記'隐媒体のコンテンツリストを生 成するコンテンツリスト生成部と、コンテンツリスト生成部が生成したコンテンツリストを 表示装置に表示させる制御部とを有し、コンテンツリストには、購入状態にかかわらず コンテンツが一覧表示されることを特徴としたものである。
[0015] 第 7の技術手段は、第 6の技術手段において、コンテンツリストに表示される各コン テンッに購入済力否かを示す情報を表示することを特徴としたものである。
[0016] 第 8の技術手段は、第 6の技術手段において、コンテンツリストからのコンテンツの
選択が可能であって、コンテンツの選択を行った場合、選択したコンテンツが購入済 か未購入かによつて挙動が異なることを特徴としたものである。
[0017] 第 9の技術手段は、第 8の技術手段において、コンテンツリストに表示したコンテン ッのうち未購入のコンテンツを選択すると、選択したコンテンツの購入手続きを行うか 否かを問うダイアログを表示装置に表示することを特徴としたものである。
[0018] 第 10の技術手段は、第 8の技術手段において、コンテンツリストに表示したコンテン ッのうち購入済のコンテンツを選択すると、選択したコンテンツの再生を行うことを特 徴としたものである。
[0019] 第 11の技術手段は、第 9の技術手段において、ダイアログ力 購入手続きを行う旨 入力すると、コンテンツ再生装置が記憶したコンテンツを購入して視聴可能とするた めの認証を行うコンテンツ再生認証サーバにネットワークアクセスを行 、、選択したコ ンテンッの詳細情報を取得し、詳細情報を詳細情報表示画面として表示装置に表示 することを特徴としたものである。
[0020] 第 12の技術手段は、第 11の技術手段において、詳細情報表示画面から、購入手 続きを継続する旨入力すると、コンテンツ再生認証サーバにネットワークアクセスを行 い、購入者を特定するための認証画面情報を取得し、認証画面情報を認証画面とし て表示装置に表示することを特徴としたものである。
[0021] 第 13の技術手段は、第 12の技術手段において、認証画面が、認証情報としてュ 一ザ情報、及びパスワード情報を入力する領域と、認証の実行指示を可能とする表 示領域とを有し、ユーザ情報、及びパスワード情報は、数字キーで入力することを特 徴としたものである。
[0022] 第 14の技術手段は、第 12の技術手段において、認証画面から認証を実行すると、 コンテンツ再生認証サーバにネットワークアクセスを行い、認証を実行するとともに認 証中画面を取得し、認証中画面を表示装置に表示することを特徴としたものである。
[0023] 第 15の技術手段は、第 13の技術手段において、認証画面から認証を実行すると、 ユーザ情報とパスワード情報とをコンテンツ再生認証サーバに送信することを特徴と したものである。
[0024] 第 16の技術手段は、第 14の技術手段において、認証画面から認証を実行し、コン
テンッ再生認証サーバが認証に失敗した場合、コンテンツ再生認証サーノから自動 的に認証失敗画面を取得し、認証失敗画面を表示装置に表示することを特徴とした ものである。
[0025] 第 17の技術手段は、第 16の技術手段において、認証失敗画面を一定時間表示し た後に、自動的に詳細情報表示画面の表示に切り替えることを特徴としたものである
[0026] 第 18の技術手段は、第 14の技術手段において、認証画面から認証を実行し、コン テンッ再生認証サーバが認証に成功した場合、コンテンツ再生認証サーバから自動 的に購入確認画面を取得し、購入確認画面を表示装置に表示することを特徴とした ものである。
[0027] 第 19の技術手段は、第 18の技術手段において、購入確認画面から購入手続きを 最終決定する旨入力すると、コンテンツ再生認証サーバにネットワークアクセスを行 い、コンテンツの購入処理を実行し、コンテンツ再生認証サーノくから購入完了画面 情報を取得し、購入完了画面情報を購入完了画面として表示装置に表示することを 特徴としたものである。
[0028] 第 20の技術手段は、第 18の技術手段において、購入確認画面から購入手続きを 最終決定する旨入力すると、コンテンツ再生認証サーバにネットワークアクセスを行 い、コンテンツの購入処理を実行するとともに、購入情報を記憶媒体の購入情報格 納領域に記録することを特徴としたものである。
[0029] 第 21の技術手段は、第 19の技術手段において、購入完了画面から購入完了画面 を確認した旨入力すると、表示装置にコンテンツリストを表示することを特徴としたも のである。
[0030] 第 22の技術手段は、第 21の技術手段において、コンテンツリストに表示される各コ ンテンッに購入済力否かを示す情報を表示し、購入完了画面力 コンテンツリストに 表示を切り替えた場合、購入済か否かを示す情報に即座に購入結果を反映すること を特徴としたものである。
[0031] 第 23の技術手段は、コンテンツを記憶して再生するコンテンツ再生装置で記憶さ れたコンテンッを視聴可能とするための認証を行うコンテンツ再生認証サーバであつ
て、コンテンツ再生装置が記憶したコンテンツのな力から未購入のコンテンツを選択 し、コンテンツ再生認証サーバにネットワークアクセスした際に、コンテンツ再生認証 サーバは、選択したコンテンツの詳細情報を詳細情報表示画面としてコンテンツ再 生装置に送信することを特徴としたものである。
[0032] 第 24の技術手段は、第 23の技術手段において、詳細情報表示画面が、購入手続 きの進拔情報を表示する進拔情報表示領域を有することを特徴としたものである。
[0033] 第 25の技術手段は、第 23の技術手段において、詳細情報が、コンテンツのタイト ル名、価格、サムネイル、及び概要説明を含むことを特徴としたものである。
[0034] 第 26の技術手段は、第 23の技術手段において、詳細情報表示画面が、コンテン ッの購入手続きを継続するか、キャンセルするかを選択可能とする表示領域を有す ることを特徴としたものである。
[0035] 第 27の技術手段は、第 23の技術手段において、コンテンツ再生装置が詳細情報 表示画面から購入手続きを継続する旨入力し、コンテンツ再生認証サーバにネットヮ ークアクセスを行った際、コンテンツ再生認証サーバは、購入者を特定するための認 証画面情報を認証画面としてコンテンツ再生装置に送信することを特徴としたもので ある。
発明の効果
[0036] 本発明によれば、購入済コンテンツと未購入コンテンツとを混在させたタイトルリスト から、直接コンテンツの購入手続きに移行可能とし、未購入コンテンツを購入済コン テンッとして再生できるようにしたコンテンツ購入視¾システム、コンテンツ再生装置、 及びコンテンツ再生認証サーバを提供することができる。
図面の簡単な説明
[0037] [図 1]本発明の第 1の実施形態を説明するためのブロック図である。
[図 2]本発明に係るコンテンツ再生装置が生成するコンテンツリストの表示例を示す 図である。
[図 3]本発明に関わる未購入コンテンツの購入処理例を説明するためのフローチヤ一 トである。
[図 4]コンテンツの購入手続きを開始するためのダイアログを表示部に表示させた図
である。
[図 5]コンテンツ再生認証サーバから取得した詳細情報表示画面の表示例を示す図 である。
[図 6]コンテンツ再生認証サーバから取得した認証画面の表示例を示す図である。
[図 7]コンテンツ再生認証サーバから取得した認証中画面の表示例を示す図である。
[図 8]コンテンツ再生認証サーバから取得した購入確認画面の表示例を示す図であ る。
[図 9]コンテンツ再生認証サーバから取得した認証失敗画面の表示例を示す図であ る。
[図 10]コンテンツ再生認証サーバから取得した購入完了画面の表示例を示す図であ る。
[図 11]再生成されたコンテンツリストの表示例を示す図である。
符号の説明
[0038] 10…コンテンツ再生装置、 11···コンテンツリスト生成部、 12…コンテンツ再生部、 13 …記憶媒体、 14…制御部、 20…入力部、 30…表示部、 40···ネットワークインターフ エース、 50…コンテンツ再生認証サーノ 、 60···ネットワーク、 101〜106···タイトル、 111···購入状態アイコン、 112···サムネイル、 113···カーソル、 120···タイトル表示 枠、 121···臉入状態表示枠、 130···ダイアログ、 131···"ίま!ヽ,,、 132···"!/ヽ ヽえ,,、 1 41…タイトル名、 142···価格、 143···サムネイル、 144···要約情報、 145···"購入,,、 146···"キャンセル"、 147…進拔情報表示領域、 148···"詳細"、 151…お客様番号 の入力欄、 152…暗証番号の入力欄、 153···"認証"、 154···"認証"、 161···認証 中であることを示す情報、 171···タイトル名、 172···価格、 173···サムネイル、 174··· ユーザ情報、 175…"確認,,、 176· ""キャンセル"、 177…"購入確認,,、 181…認証 に失敗したことを示す情報、 191…購入完了を示す情報、 192···"確認,,、 193···"購 入完了"。
発明を実施するための最良の形態
[0039] 図 1は、本発明の第 1の実施形態を説明するためのブロック図で、コンテンツ再生 装置 10に入力部 20と表示部 30とが接続され、さらにコンテンツ再生装置 10力 ネッ
トワークインターフェース 40、及びネットワーク 60を介してコンテンツ再生認証サーバ 50に接続されている様子を示すものである。表示部 30は、本発明の表示装置に該 当し、コンテンツ再生装置 10に接続する LCDなどの表示装置を適用することができ る。またコンテンツ再生装置 10に表示部 30を備えるようにしてもよい。
[0040] コンテンツ再生装置 10は、コンテンツリスト生成部 11と、コンテンツ再生部 12と、記 憶媒体 13と、制御部 14とを有している。
記憶媒体 13は、装置内蔵のストレージ装置であってもよぐリムーバブルメディアで あってもよい。さらに記憶媒体 13には、磁気ディスク (ハードディスク、 iVDR等)、光 ディスク(DVD、 Blu-ray Disc等)などを適用することができ、その種類を問うもの ではない。
そして記憶媒体 13には、複数のコンテンツを記録することが可能であり、購入済コ ンテンッ、未購入コンテンツ、及び購入不要で再生が可能なフリーコンテンツを混在 させて記録することがでさる。
[0041] 入力部 20は、例えばリモコン装置力ものリモコンコード信号を入力できるように構成 される。そして入力部 20を通じて特定のリモコンコード等によるユーザからの要求を 受けると、制御部 14は、コンテンツリスト生成部 11に対し、コンテンツのリスト生成を指 示する。
[0042] コンテンツリスト生成部 11は、制御部 14からのリスト生成指示に応じて、記憶媒体 1 3に記憶されているコンテンツのリストを作成する。このときコンテンツリスト生成部 11 は、購入済コンテンツ、未購入コンテンツ、及びフリーコンテンツが混在したリストを作 成する。そして生成したリストは、表示部 30に表示することができる。
[0043] 図 2は、本発明に係るコンテンツ再生装置が生成するコンテンツリストの表示例を示 す図である。図 2の例では、コンテンツリストの表示画面内には、 6個のコンテンツのタ ィトル 101〜106が表示されている。
そして、各コンテンツのタイトル 101〜106には、それぞれ、各コンテンツの購入状 態を示す購入状態アイコン 111とサムネイル 112とが表示され、さらにユーザ操作に 従って表示画面内を移動可能なカーソル 113が表示される。タイトル内のサムネイル 112には、各コンテンツのタイトルに関する画像が表示される。
[0044] また画面の上部には、カーソル 113によって選択されているコンテンツのタイトルを 表示するためのタイトル表示枠 120が設定される。またタイトル表示枠 120の右端の 領域には、選択されたコンテンツの購入状態を表示するための購入状態表示枠 121 が設定されている。
[0045] 図 2の例では、カーソル 113によってタイトル 101が選択されている。タイトル 101の 購入状態アイコン 111には、そのコンテンツが未購入であることが示されて 、る。 従って、表示画面のタイトル表示枠 120には、選択されたタイトル 101のタイトル名 が表示され、購入状態表示枠 121には、そのタイトル 101のコンテンツが未購入であ ることが示される。
[0046] ユーザは、リモコン等を用いて、図 2の状態のコンテンツリストから再生したいコンテ ンッを選択することができる。この場合、コンテンツ再生装置 10の制御部 14は、選択 されたコンテンツが購入済コンテンツか、未購入コンテンツか、もしくはフリーコンテン ッかを判別する。
[0047] 選択されたコンテンツが購入済コンテンツあるいはフリーコンテンツであった場合、 制御部 14は、選択されたコンテンツの情報をコンテンツ再生部 12に通知する。コン テンッ再生部 12は、選択されたコンテンツを記憶媒体 13から読み出し、デコード処 理を行って表示部 30に表示する。
[0048] ユーザが未購入コンテンツのタイトルを選択した場合、コンテンツ再生装置 10は、 コンテンツ再生認証サーバ 50にアクセスして、そのコンテンツの購入処理を実行する ことができる。以下にフローチャートと表示画面例とを参照しながら、未購入コンテン ッの選択時の処理例につ 、て具体的に説明する。
[0049] 図 3は、本発明に関わる未購入コンテンツの購入処理例を説明するためのフローチ ヤートである。
図 2のようなコンテンツリストから、ユーザ操作によって未購入コンテンツのタイトルが 選択された場合、コンテンツ再生装置 10の制御部 14は、図 4に示すような、コンテン ッの購入手続きを開始するためのダイアログ 130を表示部 30に表示させる (ステップ Sl)。
[0050] この画面でユーザは、カーソル操作によって"はい" 131または"いいえ" 132を選択
することができる。 "はい" 131を選択することにより、コンテンツの購入処理に進むこと ができる。
ここでユーザが"はい" 131を選択すると(ステップ S2— YES)、制御部 14は、ネット ワークインターフェース 40とネットワーク 60を通じて、コンテンツ再生認証サーバ 50 から、コンテンツの詳細情報と、購入手続きを継続するカゝキャンセルするかの選択肢 とを含む詳細情報表示画面を取得し、表示部 30に表示させる (ステップ S3)。またュ 一ザが"いいえ" 132を選択すると (ステップ S2— NO)、タイトルリストの表示に戻る( ステップ S 12)。
[0051] 図 5は、コンテンツ再生認証サーバ 50から取得した詳細情報表示画面の表示例を 示す図である。
詳細情報表示画面には、コンテンツの詳細情報として、コンテンツのタイトル名 141 、コンテンツの価格 142、コンテンツに関する画像を表示するサムネイル 143、及びコ ンテンッの要約情報 144が表示される。また、コンテンツの購入手続きを継続するた めの"購入" 145と、これをキャンセルするための"キャンセル" 146とが表示される。
[0052] また図 5の詳細情報表示画面には、コンテンツの購入手続きの進拔情報を表示す るための進拔情報表示領域 147が設定されて 、る。詳細情報表示画面の場合は、 進拔情報表示領域 147では、 "詳細" 148の進拔段階であることが明示されている。
[0053] そして図 5の画面において、ユーザ力 '購入" 145を選択すると (ステップ S4— YES )、制御部 14は、ネットワークインターフェース 40とネットワーク 60を通じて、コンテン ッ再生認証サーバ 50から、ユーザ情報及びパスワード情報を入力する領域と、認証 を実行するための領域を有する認証画面を取得し、表示部 30に表示させる (ステツ プ S5)。またユーザが"キャンセル" 146を選択すると(ステップ S4— NO)、タイトルリ ストの表示に戻る(ステップ S 12)。
[0054] 図 6は、コンテンツ再生認証サーバから取得した認証画面の表示例を示す図である 認証画面には、ユーザ情報である"お客様番号"の入力欄 151と、 "暗証番号"の入 力欄 152が設定される。また認証画面には、図 5の詳細情報表示画面と同様にコン テンッの購入手続きの進拔情報を表示するための進拔情報表示領域 147が設定さ
れ、 "認証" 154の進拔段階であることが明示されて 、る。
[0055] そしてユーザが、例えばリモコンの数字キーを使用してこれらの認証情報を入力し 、 "認証" 153を選択すると (ステップ S6)、コンテンツ再生装置 10の制御部 14は、入 力されたユーザ情報と暗証番号情報を、ネットワークインターフェース 40とネットヮー ク 60を通じてコンテンツ再生認証サーバ 50に送信するともに、コンテンツ再生認証 サーバ 50から認証中画面を取得して、表示部 30に表示させる (ステップ S7)。
[0056] 図 7は、コンテンツ再生認証サーバから取得した認証中画面の表示例を示す図で ある。認証中画面には、例えば"認証中です。少々お待ち下さい。 "などの認証中で あることを示す情報 161が表示される。また認証中画面には、詳細情報表示画面や 認証画面と同様にコンテンツの購入手続きの進拔情報を表示するための進拔情報 表示領域 147が設定され、 "認証" 154の進拔段階であることが明示されている。
[0057] コンテンツ再生認証サーバ 50では、コンテンツ再生装置 10から送信されたユーザ 情報と暗証番号情報とによる認証情報が正 U、かどうかを判別する。そして認証が成 功した場合 (ステップ S8— YES)、コンテンツ再生装置 10の制御部 14は、ネットヮー クインターフェース 40とネットワーク 60を通じて、コンテンツ再生認証サーバ 50から 購入確認画面を取得し、表示部 30に表示させる (ステップ S9)。
[0058] 図 8は、コンテンツ再生認証サーバから取得した購入確認画面の表示例を示す図 である。購入確認画面には、コンテンツのタイトル名 171、価格 172、サムネイル 173 、ユーザ情報 174が表示され、さらに購入手続きを最終決定するための"確認" 175 と、購入手続きをキャンセルするための"キャンセル" 176とが表示される。また購入確 認画面にお 1、ても、コンテンツの購入手続きの進拔情報を表示するための進拔情報 表示領域 147が設定され、ここでは"購入確認" 177の進拔段階であることが明示さ れている。
[0059] コンテンツ再生認証サーバ 50における認証が失敗した場合、コンテンツ再生装置 1 0の制御部 14は、ネットワークインターフェース 40とネットワーク 60を通じて、コンテン ッ再生認証サーバ 50から認証失敗画面を取得し、表示部 30に表示させる (ステップ S13)。
[0060] 図 9は、コンテンツ再生認証サーバから取得した認証失敗画面の表示例を示す図
である。認証失敗画面には、例えば"認証に失敗しました。タイトル詳細に戻ります。 " などの認証に失敗したことを示す情報 181が表示される。また認証失敗画面におい ても、コンテンツの購入手続きの進拔情報を表示するための進拔情報表示領域 147 が設定され、ここでは"認証" 154の進拔段階であることが明示されている。
認証失敗画面では、ユーザ入力操作を行うことはできず、認証失敗画面を一定時 間表示した後に、自動的に詳細情報表示に移行する (ステップ S3)。
[0061] 図 8の購入確認画面において、ユーザが"確認" 175を選択すると (ステップ S10— YES)、コンテンツ再生装置 10の制御部 14は、ネットワークインターフェース 40とネ ットワーク 60を通じてコンテンツ再生認証サーバ 50にアクセスしてコンテンツの購入 を実行し、記憶媒体 13内の購入情報格納領域に購入情報を記録すると同時に、ュ 一ザが購入の確認を入力するための購入完了画面を取得して、表示部 30に表示さ せる(ステップ Sl l)。また図 8の購入確認画面において、ユーザが"キャンセル" 176 を選択した場合には (ステップ S 10— NO)、コンテンツの購入が中止され、コンテンツ リストの表示に戻る(ステップ S 12)。
[0062] 図 10は、コンテンツ再生認証サーバから取得した購入完了画面の表示例を示す図 である。購入完了画面には、 "購入完了しました。タイトルリストに戻ります。 "などの購 入完了を示す情報 191と、購入完了を確認するための"確認" 192が表示される。ま た購入完了画面にぉ 、ても、コンテンツの購入手続きの進拔情報を表示するための 進拔情報表示領域 147が設定され、ここでは"購入完了" 193の進拔段階であること が明示されている。
この購入完了画面において、ユーザ力 確認" 192を選択すると、コンテンツ再生装 置 10の制御部 14は、コンテンツリスト生成部 11に対してコンテンツリストの再生成を 指示する。コンテンツリスト生成部 11は、その指示に従い、コンテンツリストを再生成 してから表示する(ステップ S 12)。
[0063] 図 11は、再生成されたコンテンツリストの表示例を示す図である。図 2で示す状態 で表示されて 、たコンテンツリストで選択されたコンテンツは、上記の処理によって購 入情報が書き込まれることにより、購入済のコンテンツとなる。従って、図 11の表示画 面では、選択されたタイトル 101の購入状態アイコン 111が非表示となり、また購入状
態表示枠 121には、選択されたタイトル 101のコンテンツ力 購入済"であることが示 される。
[0064] そして図 11に示す画面において、ユーザが再びタイトル 101を選択すると、タイトル
101は購入済コンテンツであるため、コンテンツ再生装置 10の制御部 14は、コンテ ンッ再生部 12に対して選択されたコンテンツの情報を通知し、コンテンツ再生部 12 は、選択されたコンテンツを記憶媒体 13から読み出してデコード処理を行って表示 部 30に表示させることができる。
[0065] 以上のように、コンテンツリストから未購入コンテンツを選択した後、順番に表示され た各画面でユーザが操作を行うことにより、コンテンツのライセンスを購入し、再生可 能な購入済コンテンツとすることが可能である。
なお、上記の例で示した進拔情報表示領域 147は、各画面において同じ表示領域 に表示している力 この他、ユーザによる選択力 次の画面を取得して表示を行うま での間、購入手続きの進拔状況を表示するようにしてもょ 、。
なお、本実施形態で示した画面切替の順序およびデザインは一例である。購入す るコンテンツの内容と、認証情報入力領域とを備えた画面を表示すれば、その順序 およびデザインを問うものではな 、。