JP2003030156A - コンテンツ流通システム並びにコンテンツ流通サーバおよびコンテンツの流通方法 - Google Patents
コンテンツ流通システム並びにコンテンツ流通サーバおよびコンテンツの流通方法Info
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Abstract
ンツの課金などの処理を行なうことができるコンテンツ
流通システムに用いられるコンテンツ流通サーバおよび
コンテンツの流通方法を提供する。 【解決手段】 コンテンツを記録したサーバと相互に接
続されるとともに、ユーザの端末に接続されるコンテン
ツ流通サーバであって、サーバに記録されたコンテンツ
をユーザの端末に送信する場合に、サーバからコンテン
ツとともに送信されるコンテンツが記録されている所在
を示すコンテンツ所有サーバアドレス情報を、ユーザの
端末がコンテンツ流通サーバにコンテンツの要求を行っ
た配信サーバアドレス情報に変換するアドレス変換手段
を有する。
Description
ステムを用いてもしくは、ネットワーク上でコンテンツ
を流通させるサーバ、方法、システム、及びプログラム
に係り、特に、ユーザに対する課金を確実に行うことが
できるコンテンツ流通サーバ、方法、システム、及びプ
ログラムに関するものである。
をネットワークのサーバからユーザへ送信することは、
広く行われている。この方法では、コンテンツを購入で
きるユーザを増やすために複数のプロバイダにコンテン
ツを提供することが考えられる。この場合には、同一の
コンテンツを各々のプロバイダの仕様などに合わせて、
この各々のプロバイダの仕様などに合わせられたコンテ
ンツを該当するプロバイダに提供することが行われる。
プロバイダは提供されたコンテンツを自身のサーバなど
で管理を行い、ユーザに提供する。また、コンテンツ提
供者とプロバイダなどとの間に新たにコンテンツ流通者
を介在させることが行われてきている。このコンテンツ
流通者は、コンテンツ提供者から提供されたコンテンツ
を、各々のプロバイダなどの仕様に合わせて、コンテン
ツを該当するプロバイダなどに提供することを行う。ま
た、このコンテンツ流通者は、プロバイダへの課金、請
求などの代金決済方法や、コンテンツをユーザに送信す
るなどの管理を行なう。
ンツ提供者は、自身が新たに作成したコンテンツをユー
ザに早く提供したいとの要望がある。また、コンテンツ
提供者が単独でセキュリティーや、代金決済などの管理
を提供する仕組みが提供されることが望まれる。
たもので、その目的は、コンテンツに対するセキュリテ
ィーを保ちながら、確実にコンテンツの課金などの処理
を行なうことができるコンテンツ流通システムに用いら
れるコンテンツ流通サーバおよびコンテンツの流通方法
を提供することにある。
に、本発明は、コンテンツ(例えば、実施の形態におけ
るコンテンツ)を記憶したサーバ(例えば、実施の形態
におけるコンテンツプロバイダのサーバ151、Web
サーバ260)と相互に接続されるとともに、ユーザの
端末(例えば、実施の形態におけるユーザの端末40
1、携帯端末402、携帯端末403)に接続されるコ
ンテンツ流通サーバ(例えば、実施の形態におけるコン
テンツ流通者のサーバ201)であって、前記ユーザの
端末が前記コンテンツ流通サーバにコンテンツの要求を
行う配信サーバアドレス情報を受信し、前記サーバから
取得したコンテンツを前記ユーザの端末に送信する通信
手段と、前記配信サーバアドレス情報を該当するコンテ
ンツ所有サーバアドレス情報に変換し、前記サーバから
取得したコンテンツに記憶されている所在を示すコンテ
ンツ所有サーバアドレス情報を前記配信サーバアドレス
情報に変換するアドレス変換手段(例えば、実施の形態
におけるアドレス変換部216、アドレス変換部22
2)と、コンテンツ所有サーバアドレス情報に基づい
て、前記サーバからコンテンツを取得する制御を行う制
御手段と、を有することを特徴とする。
ーバと相互に接続されるとともに、ユーザの端末に接続
されるコンテンツ流通サーバであって、前記サーバに記
録されたコンテンツを前記ユーザの端末に送信する場合
に、前記サーバからコンテンツとともに送信されるコン
テンツが記録されている所在を示すコンテンツ所有サー
バアドレス情報を、前記ユーザの端末が前記コンテンツ
流通サーバにコンテンツの要求を行った配信サーバアド
レス情報に変換するアドレス変換手段を有することを特
徴とする。
ーバにおいて、前記コンテンツ所有サーバアドレス情報
とは、前記コンテンツの送信元を示すアドレス情報であ
り、前記配信サーバアドレス情報とは、前記コンテンツ
流通サーバのアドレス情報であることを特徴とする。
ーバにおいて、前記コンテンツ所有サーバアドレス情報
には、前記コンテンツ内に含まれるリンク先を示すアド
レス情報が含まれることを特徴とする。
ーバにおいて、前記コンテンツを特定するためのコンテ
ンツIDと前記コンテンツを記憶しているサーバのコン
テンツ所有サーバアドレス情報を関連づけて記憶する記
憶手段を有し、前記アドレス変換手段は、前記ユーザの
端末からのコンテンツの取得要求に含まれるコンテンツ
IDに対応するコンテンツ所有サーバアドレス情報を前
記記憶手段から読み出し、読み出したコンテンツ所有サ
ーバアドレス情報に基づいて、前記サーバにコンテンツ
の送信要求を行うことを特徴とする。
ーバにおいて、前記コンテンツの取得要求には、利用者
を認証するためのユーザIDあるいはアクセスキーとが
含まれており、前記制御手段は、前記コンテンツの取得
要求を前記ユーザの端末から受信した場合に、前記コン
テンツの取得要求に含まれるユーザIDあるいはアクセ
スキーとに基づいて、認証処理を行うことを特徴とす
る。
ーバにおいて、前記コンテンツの送信対象となるユーザ
を特定するユーザIDを記憶する記憶手段を有し、前記
制御手段は、前記コンテンツの配信要求とともに送信さ
れるユーザIDと前記記憶手段に予め記憶されている情
報とに基づいて、ユーザの認証を行うことを特徴とす
る。
ーバにおいて、前記アドレス変換手段が変換する変換後
の配信サーバアドレス情報にはユーザIDが付加されて
いることを特徴とする。
るコンテンツ流通サーバと、コンテンツを記録したサー
バとが相互に接続されたコンテンツ流通システムであっ
て、前記コンテンツ流通サーバは、前記サーバに記録さ
れたコンテンツを前記端末に送信する場合に、前記サー
バからコンテンツとともに送信されるコンテンツの所在
を示すコンテンツ所有サーバアドレス情報を、前記ユー
ザの端末が前記コンテンツ流通サーバにコンテンツの要
求を行った配信サーバアドレス情報に変換するアドレス
変換手段を有することを特徴とする。
ーバと相互に接続されるとともに、ユーザの端末に接続
されるコンテンツ流通システムにおけるコンテンツ流通
方法であって、前記サーバに記録されたコンテンツを前
記ユーザの端末に送信する場合に、前記サーバからコン
テンツとともに送信されるコンテンツが記録されている
所ン在を示すコンテンツ所有サーバアドレス情報を、前
記ユーザの端末が前記コンテツ流通サーバにコンテンツ
の要求を行った配信サーバアドレス情報に変換すること
を特徴とする。
ーバと相互に接続されるとともに、ユーザの端末に接続
されるコンテンツ流通システムにおけるコンテンツ流通
プログラムであって、前記サーバに記録されたコンテン
ツを前記ユーザの端末に送信する場合に、前記サーバか
らコンテンツとともに送信されるコンテンツが記録され
ている所ン在を示すコンテンツ所有サーバアドレス情報
を、前記ユーザの端末が前記コンテツ流通サーバにコン
テンツの要求を行った配信サーバアドレス情報に変換す
るステップをコンピュータに実行させることを特徴とす
る。
ーバと相互に接続されるとともに、ユーザの端末に接続
されるコンテンツ流通システムにおけるコンテンツ流通
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体であって、前記サーバに記録されたコンテンツを前
記ユーザの端末に送信する場合に、前記サーバからコン
テンツとともに送信されるコンテンツが記録されている
所ン在を示すコンテンツ所有サーバアドレス情報を、前
記ユーザの端末が前記コンテツ流通サーバにコンテンツ
の要求を行った配信サーバアドレス情報に変換するステ
ップをコンピュータに実行させることを特徴とする。
コンテンツ流通システムおよびコンテンツの流通方法を
図面を参照して説明する。図1は、この発明の一実施形
態によるコンテンツ流通システムとこの発明の中心的な
役割を担うコンテンツ流通サーバの構成を示す概略構成
図である。この図において、コンテンツ流通システム
は、コンテンツの作成及び又は提供主であるコンテンツ
提供者が所有するコンテンツ提供者の端末101と、該
コンテンツ提供者の端末101から流通を依頼されたコ
ンテンツを流通させるコンテンツ流通者のサーバ201
と、コンテンツ提供者のコンテンツを記録したコンテン
ツ提供者のサーバ151と、複数のプロバイダのサーバ
301と、該プロバイダの会員ユーザとしてユーザI
D、パスワード等のプロバイダ会員情報を持つユーザの
端末401とからなる。前記コンテンツ流通者のサーバ
201とプロバイダのサーバ301との間に他のプロバ
イダのサーバが介在しても構わない。
対象とし、インターネット、電話線、専用線、衛星通信
等のネットワークも含むものとする。
像、映像、映画等の動画像、及び又は小説等の文字等の
情報や、パソコン、カメラ等の商品、航空チケット、コ
ンサートチケット等のチケット等の購入を画像及び又は
文字等で表した物販に関する情報や、運送等のサービス
の申し込みを画像及び又は文字等で表したサービス提供
に関する情報等でユーザと提供者との間で、取引される
すべてのものに関わる情報のことをいうものとする。ユ
ーザへのコンテンツの提供とは、当該コンテンツをユー
ザの端末へ送信し、表示することで行われる。なお、商
品、チケットの提供は、郵便や宅配などの手段によって
行われ、サービスは、サービスの種類によって異なる
が、サービスをユーザに提供することで行われる。
得る者等に対してサービスを提供するサービスプロバイ
ダが相当する。このサービスプロバイダには、例えばネ
ットワークへの接続サービスを提供するサービスプロバ
イダが含まれ、典型的にはインターネットへの接続サー
ビスを提供するISP(インターネットサービスプロバ
イダ)が該当する。また、電話会社が携帯電話や固定電
話を用いて行っているネットワークへの接続サービスも
プロバイダに含まれる。
接続サービスを提供するインターネットサービスプロバ
イダ等に限定されず、銀行、証券会社、クレジットカー
ド会社、その他決済サービス提供者、貸金業者、その他
金融関連サービス提供者、電子マネー関連事業者、前払
い証票関連事業者、地上波や衛星波やケーブル等による
放送事業者あるいは放送類似事業を営む者、電力事業
者、流通業者、輸送業者など、会員・契約者・口座保持
者など(これらを総称してユーザと呼ぶ)に関する情報
を管理し、当該ユーザに直接的あるいは間接的にコンテ
ンツを提供する手段及び当該コンテンツの代金決済手段
とを有するものであれば良い。
ロバイダのサーバ301、コンテンツ流通者のサーバ2
01、コンテンツ提供者のサーバ151の間において接
続するのに用いられる情報を総称してアドレス情報とい
う。特に、ユーザの端末401とコンテンツ流通者のサ
ーバ201との接続に用いられ、コンテンツの要求を行
うアドレス情報を、配信サーバアドレス情報という。コ
ンテンツ流通者のサーバ201と、コンテンツを取得す
るために用いられるコンテンツが記録された所在を示す
アドレス情報を、コンテンツ所有サーバアドレス情報と
いう。コンテンツが記録された所在とは、例えば、図2
に示す内部サーバコンテンツデータベース217やコン
テンツ提供者のサーバ151である。
により説明すると、コンテンツ提供者の端末101は、
コンテンツ流通者にコンテンツをユーザに提供できるよ
うに依頼をする。このコンテンツ流通者は、依頼された
コンテンツをコンテンツ流通者のサーバ201に登録し
たり、依頼されたコンテンツが記録されたコンテンツ流
通者のサーバ201やコンテンツ提供者のサーバ151
のアドレス情報などを登録する。コンテンツ流通者のサ
ーバ201に登録されるコンテンツやアドレス情報など
は、コンテンツ提供者の端末101からネットワークを
介してコンテンツ流通者のサーバ201に送信し、設定
することができる。また、CD(コンパクトディス
ク)、FD(フレキシブルディスク)、DVD(Dig
ital Versatile Disk)などの記録
媒体にコンテンツを記録し、この記録媒体を用いてコン
テンツ流通者のサーバ201に登録させることもでき
る。また、コンテンツ流通者が直接、自身のコンテンツ
をコンテンツ流通者のサーバ201に登録するようにし
ても良い。さらに、コンテンツ提供者のサーバ151へ
のコンテンツの登録も同様に行われる。
は、ある特定のコンテンツ提供者から複数のコンテンツ
の依頼を受けることもできるし、複数のコンテンツ提供
者から1以上のコンテンツの依頼を受けることもでき
る。
ーバ201について、図2を用いてさらに説明する。図
2は、コンテンツ流通者のサーバ201の構成を示す概
略ブロック図である。この図において、通信部211
は、ネットワーク500を介して、プロバイダのサーバ
301と通信を行うとともに、専用線やネットワークを
介して接続されるコンテンツ提供者のサーバ151と通
信を行う。制御部212は、アドレス変換部216を有
するとともに、認証機能とアクセスキー機能とを有し、
装置各部の制御を行う(詳細は後述する)。
という)215は、例えば、図3に示すように、コンテ
ンツを特定するためのコンテンツIDとコンテンツを記
憶しているサーバのコンテンツ所有サーバアドレス情報
とを対応づけて記憶する。このコンテンツ所有サーバア
ドレス情報として記憶される情報は、コンテンツIDに
対応するコンテンツが記憶されている場所がコンテンツ
流通者のサーバ201の内部(内部サーバコンテンツデ
ータベース217)であるか、外部サーバ(コンテンツ
提供者のサーバ151)であるかを示す情報が含まれ
る。さらに、このコンテンツ所有サーバアドレス情報の
うち、コンテンツの記憶場所が内部サーバコンテンツデ
ータベース(以下、内部DBという)217である場
合、コンテンツが格納されているアドレスに関する情報
が記憶される。さらに、コンテンツの記憶場所が外部サ
ーバである場合は、コンテンツ所有サーバアドレス情報
には、コンテンツが記憶されているサーバを示すドメイ
ン名が記憶される。ここで、同じコンテンツ提供者のサ
ーバ151内に複数のコンテンツが含まれる場合、サー
バのドメイン名にさらに、ディレクトリ名が付加され、
記憶されている。なお、本実施の形態においては、アド
レス情報やコンテンツ所有サーバアドレス情報がURL
(Uniform Resource Locato
r)である場合について説明しているが、アドレス情報
やコンテンツ所有サーバアドレス情報は、URLに限ら
れるものではなく、IPアドレス、電話番号など、一意
に特定する情報であればいずれでも良い。
が取得要求をしたコンテンツの配信サーバアドレス情報
が出力されるとともに、サーバの検索が指示されると、
制御部212から出力されるURL情報の中から、コン
テンツIDを抽出し、抽出したコンテンツIDと検索D
B215に記憶されている情報とに基づいて、コンテン
ツIDに対応するコンテンツが内部DB217に記憶さ
れているか否かを検索する。また、検索部214は、コ
ンテンツIDに対応するコンテンツが内部DB217に
記憶されていない場合、該当するコンテンツ所有サーバ
アドレス情報を検索DB215から読み出し、読み出し
たコンテンツ所有サーバアドレス情報をアドレス変換部
216に出力する。
者のサーバ201からコンテンツとともにユーザの端末
に送信されるコンテンツ流通者のサーバ201のアドレ
ス情報以外のアドレス情報であるコンテンツ所有サーバ
アドレス情報を、コンテンツ流通サーバを介して通信が
なされる配信サーバアドレス情報に変換する。ここでい
うコンテンツ所有サーバアドレス情報とは、コンテンツ
の送信元を示すアドレス情報すなわち、コンテンツを記
憶しているサーバのアドレス情報であり、配信サーバア
ドレス情報とは、コンテンツ流通サーバのアドレス情報
である。また、アドレス変換部216は、ユーザの端末
401からのコンテンツの取得要求に含まれるコンテン
ツIDに対応するサーバのコンテンツ所有サーバアドレ
ス情報を検索部214の検索結果に基づいて、検索DB
215から読み出し、読み出したコンテンツ所有サーバ
アドレス情報に基づいて、サーバにコンテンツの送信要
求を行う。内部DB217は、コンテンツ提供者などか
ら提供されたコンテンツを記憶する。
作について図面を用いて説明する。まず、図4のフロー
チャートを用いて、ユーザがコンテンツにアクセスする
までの操作手順について説明する。ここでは、ユーザの
端末401を用いるユーザが予めプロバイダのサーバ3
01を運用するプロバイダに会員として、予め登録され
ているものとする。まず、ユーザの端末401は、ユー
ザから入力される指示に応じて、プロバイダのサーバ3
01にアクセスし(ステップS1)、プロバイダのサー
バ301からコンテンツの紹介ページを取得し、取得し
たコンテンツの紹介ページを出力部に出力する。このと
き、例えば、ユーザの端末401の出力部には、図5に
示すようなコンテンツの紹介ページが出力される。ユー
ザは、このコンテンツの紹介ページの中から任意のジャ
ンルが選択可能となる。
ャンルのコンテンツが選択され、クリックされると、ユ
ーザの端末401は、素材集コンテンツ一覧をプロバイ
ダのサーバ301から取得し(ステップS3)、取得し
た素材集コンテンツ一覧を出力部に出力する。このと
き、ユーザの端末401の出力部には、例えば、図6に
示すような素材集コンテンツ一覧のページが出力され
る。この素材集コンテンツ一覧のページの段階ではユー
ザへの課金等は、なされない。
ンツ一覧の中から、有償のコンテンツの購入希望が入力
されると、ユーザの端末401は、プロバイダのサーバ
301にコンテンツの購入希望を指示する(ステップS
4)。プロバイダのサーバ301は、ユーザの端末40
1から購入希望が指示されると、ユーザの端末401に
認証情報要求を送信する(ステップS5)。ユーザの端
末401は、プロバイダのサーバ301から認証情報要
求を受信すると、認証情報要求に応じた画面を出力部に
出力する。このとき、例えば、ユーザの端末401の出
力部には、図7に示すような認証情報の入力画面が出力
される。そして、ユーザによって認証情報として、ユー
ザ名、パスワードなどが入力された後(ステップS
6)、購入確認画面である図8に示すような画面に遷移
し、マウスの指示などによって「購入」ボタンがクリッ
クされると、ユーザの端末401は、入力された認証情
報をプロバイダのサーバ301に送信する。
ると、プロバイダのサーバ301は、コンテンツ流通者
のサーバ201と認証処理およびアクセスキー発行処理
を行う(ステップS7、詳細は後述する)。そして、プ
ロバイダのサーバ301は、この処理によって発行され
るアクセスキーをユーザの端末401に発行する(ステ
ップS8)。ユーザの端末401は、プロバイダのサー
バ301からアクセスキーを受信すると、受信したアク
セスキーを一時保持し、ユーザによって所望のコンテン
ツのURL情報が配信サーバアドレス情報として指示さ
れると、指示された配信サーバアドレス情報に一時保持
したアクセスキーを含めてアクセス情報としてコンテン
ツ流通者のサーバ201にコンテンツの要求を行う(ス
テップS9)。コンテンツ流通者のサーバ201は、ユ
ーザの端末401から要求されたアクセス情報の中から
アクセスキーの文字列を取り出し、このアクセスキーの
正当性をチェック(認証)する(ステップS10)。
は、取得要求された有償のコンテンツの配信サーバアド
レス情報に応じて、内部DB217またはコンテンツ提
供者のサーバ151からコンテンツを取得する。このと
き、コンテンツ流通者のサーバ201は、コンテンツ提
供者のサーバ151から有償のコンテンツを取得する場
合に、アドレスの変換処理を行うとともに、コンテンツ
提供者のサーバ151から有償のコンテンツを取得する
(ステップS11、詳細は後述する)。そして、コンテ
ンツ流通者のサーバ201は、取得した有償のコンテン
ツをユーザの端末401に送信する(ステップS1
2)。ユーザの端末401は、コンテンツ流通者のサー
バ201から受信した有償のコンテンツを出力部に出力
する。このとき、例えば、ユーザの端末401の出力部
には、図9の符号(a)に示すような画面が出力される
(ステップS13)。また、ユーザの端末401は、ユ
ーザからの取得要求に応じて、符号(b)に示すような
有償のコンテンツをコンテンツ提供者のサーバ151か
ら取得し、出力部に出力する。
S12におけるコンテンツ流通者のサーバ201の動作
について、図10のフローチャートを用いて説明する。
ここでは、ユーザの端末401から、「http://
fe.bitway.ne.jp/contentsA
/index.html」という配信サーバアドレス情
報の有償のコンテンツに対する取得要求がなされた場合
について説明する。また、この実施形態においては、サ
ーバにアクセスするための情報と配信サーバアドレス情
報とを含む情報をアクセス情報として説明するものと
し、この実施形態においては、アクセスキーとURL情
報とを含む情報をアクセス情報の一例として説明する。
212は、通信部211によって、ユーザの端末401
からアクセスキーを含むアクセス情報を受信すると、受
信したアクセス情報の中から、URL情報(配信サーバ
アドレス情報)とアクセスキーの情報とに分けて抽出
し、一時保持する。そして、制御部212は、一時保持
された配信サーバアドレス情報に基づいて、有償のコン
テンツであるか無償のコンテンツであるかを検出する
(ステップS20)。この検出は、例えば、配信サーバ
アドレス情報が「http://www」で始まる場合
は、無償のコンテンツであり、それ以外は、有償のコン
テンツであるものとして予め設定されており、この配信
サーバアドレス情報に基づいて検出される。この場合、
有償のコンテンツあての配信サーバアドレス情報である
ことが検出される。次に、制御部212は、一時保持さ
れたアクセスキーの情報に基づいて、正当性をチェック
(認証)する(ステップS21)。そして、当該チェッ
クの結果、正当なアクセスキーではないことが確認され
ると(ステップS22)、コンテンツ流通者のサーバ2
01は、ユーザの端末401に認証に失敗したことを通
知(エラーの返答)する(ステップS23)。
スキーであることが確認された場合(ステップS2
2)、検索部214は、制御部212から配信サーバア
ドレス情報が出力され、サーバの検索が指示されると、
この配信サーバアドレス情報の中から、コンテンツID
「contentsA」を抽出する。そして、このコン
テンツIDに対応するコンテンツが内部DB217に記
憶されているか、コンテンツ提供者のサーバ151か
を、検索DB215に記憶されているコンテンツ所有サ
ーバアドレス情報の中から検索する(ステップS2
4)。内部DB217にユーザの端末401から取得要
求がなされたコンテンツが記憶されていることが検出さ
れると(ステップS25)、検索部214は、このコン
テンツが記憶されている内部DB217のコンテンツ所
有サーバアドレス情報を検索DB215から読み出し、
読み出したコンテンツ所有サーバアドレス情報を制御部
212に出力する。制御部212は、検索部214から
出力されたコンテンツ所有サーバアドレス情報に格納さ
れているコンテンツを内部DB217から読み出し(ス
テップS26)、読み出したコンテンツを通信部211
によってユーザの端末401に送信する制御を行う(ス
テップS27)。
ツが内部DB217に記憶されていない場合(ステップ
S25)、検索部214は、コンテンツID「cont
entsA」に対応するコンテンツが記憶されているサ
ーバを示すコンテンツ所有サーバアドレス情報である
「www.gaibu.co.jp」を検索DB215
から読み出し、読み出したコンテンツ所有サーバアドレ
ス情報を制御部212に出力するとともに、外部サーバ
へアクセスする指示を出力する。
ンツ所有サーバアドレス情報である「www.gaib
u.co.jp」と外部サーバへアクセスする指示を受
けると、アドレス変換部216によって、URL情報の
付け替えを行う(ステップS28)。すなわち、制御部
212は、アドレス変換部216によって、 「http://fe.bitway.ne.jp/c
ontentsA/index.html」 なるURL情報のうち、 「fe.bitway.ne.jp/contents
A/」 なる文字列を「www.gaibu.co.jp」のア
ドレス情報に変換し、 「http://www.gaibu.co.jp/i
ndex.html」 であるコンテンツ所有サーバアドレス情報として、通信
部211によって外部サーバであるコンテンツ提供者の
サーバ151にアクセスする。
者のサーバ151からコンテンツを取得すると(ステッ
プS29)、取得したコンテンツに付与されている、送
信元を示すコンテンツ所有サーバアドレス情報である 「http://www.gaibu.co.jp/i
ndex.html」 をアドレス変換部216によって、 「http://fe.bitway.ne.jp/c
ontentsA/index.html」 のURL情報に再度の変換を行う(ステップS30)。
そして、制御部212は、コンテンツ提供者のサーバ1
51から取得したコンテンツに送信元のURL情報を 「http://fe.bitway.ne.jp/c
ontentsA/index.html」 の配信サーバアドレス情報として、通信部211によっ
て、ユーザの端末401に送信する(ステップS3
1)。
201の動作は、コンテンツ提供者のサーバ151が有
する有償のコンテンツをユーザの端末401に送信する
場合について説明したが、次に、無償のコンテンツをユ
ーザの端末401に送信する場合について図11を用い
て説明する。ここでは、ユーザの端末401から、「h
ttp://www.bitway.ne.jp/co
ntentsD/index.html」というURL
情報のコンテンツに対する取得要求がなされた場合につ
いて説明する。また、ここでは、ユーザの端末401か
ら、新たにコンテンツ流通者のサーバ201にアクセス
された場合について説明する。
212は、通信部211によって、ユーザの端末401
から、アクセスキーを含むアクセス情報を受信すると、
受信したこのアクセス情報の中から、URL情報とアク
セスキーの情報とに分けて抽出し、一時保持する。そし
て、制御部212は、取得要求がなされたURL情報す
なわち配信サーバアドレス情報が、有償のコンテンツあ
てのURL情報であるか無償のコンテンツあてのURL
であるかを検出する(ステップS41)。この場合、
「http://」以下のURL情報が「www.」で
あるので、無償のコンテンツのURL情報であることが
検出される。そして、制御部212は、このURL情報
によって指示されるサーバが、内部DB217であるか
外部サーバであるかを検索する指示を行う。
情報が出力され、サーバの検索が指示されると、このU
RL情報の中から、コンテンツIDである「conte
ntsD」を抽出し、このコンテンツIDに対応するコ
ンテンツが内部DB217に記憶されているか否かを、
検索DB215に記憶されているコンテンツ所有サーバ
アドレス情報の中から検索する(ステップS42)。内
部DB217に指示されたコンテンツが記憶されている
ことが検出されると(ステップS43)、検索部214
は、このコンテンツが記憶されている内部DB217の
コンテンツ所有サーバアドレス情報を読み出し、制御部
212に出力する。制御部212は、検索部214から
出力されたコンテンツ所有サーバアドレス情報に格納さ
れているコンテンツを内部DB217から読み出し、読
み出したコンテンツを通信部211によってユーザの端
末401に送信する制御を行う(ステップS47)。
ツが内部DB217に記憶されていない場合(ステップ
S43)、検索部214は、コンテンツIDである「c
ontentsD」に対応するコンテンツが記憶されて
いるサーバを示すコンテンツ所有サーバアドレス情報で
ある「www.t−net.co.jp」を検索DB2
15から読み出し、読み出したコンテンツ所有サーバア
ドレス情報を制御部212に出力するとともに、コンテ
ンツ所有サーバアドレス情報に該当する外部サーバへア
クセスする指示を出力する。
ーバのコンテンツ所有サーバアドレス情報である「ww
w.t−net.co.jp」と外部サーバへアクセス
する指示を受けると、上述したように、アドレス変換部
216によって、URL情報の付け替えを行う(ステッ
プS44)。このとき、制御部212は、アドレス変換
部216によって、 「http://www.bitway.ne.jp/
contentsD/index.html」 なるURL情報のうち、 「www.bitway.ne.jp/content
sD/」 なる文字列を 「www.t−net.co.jp」 のアドレス情報に変換し、 「http://www.t−net.co.jp/i
ndex.html」 であるコンテンツ所有アドレス情報として、通信部21
1によって外部サーバであるコンテンツ提供者のサーバ
151にアクセスする。
者のサーバ151から該当するコンテンツを取得すると
(ステップS45)、取得したコンテンツに付与されて
いる、送信元を示すコンテンツ所有サーバアドレス情報 「http://www.t−net.co.jp/i
ndex.html」 をアドレス変換部216によって、 「http://www.bitway.ne.jp/
contentsD/index.html」 のURL情報に再度の変換を行う(ステップS46)。
そして、制御部212は、コンテンツ提供者のサーバ1
51から取得したコンテンツの送信元のURL情報を 「http://www.bitway.ne.jp/
contentsD/index.html」 である配信サーバアドレス情報として、取得したコンテ
ンツとともに、通信部211によって、ユーザの端末4
01に送信する(ステップS47)。なお、上述した実
施形態においては、URL情報が「http://ww
w」で始まる場合は、無償のコンテンツであり、それ以
外は、有償のコンテンツであるものとして検出する場合
について説明したが、URL情報以外の情報を用いて有
償のコンテンツと無償のコンテンツを識別するようにし
てもよい。
理及びアクセスキー発行処理について図12を用いて説
明する。図12は、認証処理及びアクセスキー発行処理
について説明するためのシーケンス図である。この図に
おいて、ユーザがサービスの認証画面においてユーザI
Dおよびパスワードを入力して送信操作を行うことによ
り、ユーザの端末401からプロバイダのサーバ301
にサービスの認証依頼が送られる(ステップS51)。
プロバイダのサーバ301は、受信したユーザIDなど
の情報をもとに会員情報データベース351にアクセス
してこのユーザが登録済のユーザであるか否かを判別す
る。当該判別により、登録済であることを確認してから
(ステップS52)、コンテンツ流通者のサーバ201
にアクセスキー発行依頼を送信する。このアクセスキー
発行依頼は、プロバイダによって付与されたユーザI
D、コンテンツ流通者によって付与されておりプロバイ
ダを識別するためのプロバイダID、およびコンテンツ
流通者によって付与されており、ユーザが要求したコン
テンツを識別するためのコンテンツIDが付加されて送
信される(ステップS53)。このプロバイダIDとユ
ーザIDの組み合わせによってユーザが一意に特定され
る。
よびコンテンツカテゴリーを示す情報が含まれる。課金
種別は、アクセスの都度料金が発生する件数課金や、一
定期間(例えば、1週間、1ヶ月間など回数に関係なく
自由にアクセスを許す期間課金)などの種別を示す。ま
たコンテンツカテゴリーは、コンテンツの分野分類を示
すものであり、アクセスパターンを分析する際や、ギャ
ンブル情報など特定の年齢層のみにアクセスを許可する
際などの情報として利用される。
ツ流通者のサーバ201は、受信した情報に基づき、ア
クセスキーを生成する。アクセスキーとは、コンテンツ
へのアクセスの正当性を判断するためのデータの並びで
あり、容易に偽造されることを防ぐために、アクセスキ
ーの生成ロジックには暗号技術等を援用するようにす
る。本実施形態では、少なくとも、プロバイダID、ユ
ーザID、コンテンツID、アクセスキー発行日時をも
とに所定の演算を行い、その結果得られる文字列をアク
セスキーとしている。なお、この演算過程は少なくとも
部分的には可逆的であり、生成されたアクセスキーをも
とに少なくともプロバイダID、ユーザID、コンテン
ツID、アクセスキー発行日時を得ることのできる逆演
算が存在するように上記演算を選択する。
は、アクセスキー発行情報をアクセス管理データベース
251(アクセス管理情報記憶部)に登録する(ステッ
プS54)。ここで登録される情報は、プロバイダI
D、ユーザID、コンテンツID、アクセスキー発行日
時、課金種別、発行されるアクセスキーである。
のサーバ201は、プロバイダのサーバ301に生成し
たアクセスキーを含むアクセス情報を返答する(ステッ
プS55)。ここで、ユーザから要求されているコンテ
ンツがアクセスの都度課金するタイプのものである場合
は、この段階で、プロバイダのサーバ301は、会員情
報データベース351に課金情報を記録する(ステップ
S56)。また、ユーザに一定期間自由にアクセスする
ことを許すコンテンツの場合であっても、アクセスのパ
ターンを分析するための基礎データとして情報を記録す
るようにしても良い。また、何らかの原因によってアク
セスキーが正しく発行されず、ステップS5のアクセス
キー返答においてエラーのステータスが返された場合に
は、プロバイダのサーバ301はステップS56の課金
記録を行わない。
プロバイダのサーバ301はそのアクセスキーをユーザ
の端末401に発行し(ステップS57)、ユーザの端
末401はこのアクセスキーが含まれたアクセス情報を
用いてコンテンツ流通者のサーバ201にアクセスする
(ステップS58)。これを受信したコンテンツ流通者
のサーバ201は、このアクセス情報の中かからアクセ
スキーの文字列を取り出し、このアクセスキーの正当性
をチェック(判別)する(ステップS59)。そして、
要求されたコンテンツを取得する。ここで、取得すべき
コンテンツがコンテンツ提供者のサーバ151に記憶さ
れている場合、コンテンツ提供者のサーバ151から、
上述のアドレス変換部216によってURL情報をコン
テンツ所有サーバアドレス情報に変換してからコンテン
ツの取得要求をする(ステップS60)。
は、コンテンツ提供者のサーバ151からコンテンツを
取得すると(ステップS61)、取得したコンテンツに
設定されている送信元のコンテンツ所有サーバアドレス
情報を上述した手順に基づいて配信サーバアドレス情報
に再度変換し、コンテンツとともにユーザの端末401
に送信する(ステップS62)。
ンツなどのデータがユーザの端末401において、出力
された場合、表示画面上の「アドレス」の欄には、「h
ttp://fe.bitway.co.jp/488
0dg33333/contentsA/index.
html」という表示がなされる。ここで、アクセス情
報内に含まれる「4880dg33333」という文字
列が、アクセスキーに相当する。ユーザは、このページ
からさらにハイパーリンクされたページにアクセスする
ことができるが、リンク先へアクセスするときも、トッ
プページにアクセスしたときと同一のアクセスキーが含
まれたアクセス情報を用いてアクセスすることになる。
コンテンツ流通者のサーバ201はこのリンク先へのア
クセスについてもアクセス情報の中からアクセスキーの
文字列を取り出して、このアクセスキーの正当性をチェ
ックしてからコンテンツを送信するようにしている。ト
ップページからのリンク先はいくつであっても良く、ま
た間接的に複数段階にリンクされていても良いが、コン
テンツの各ページへのアクセスは、ページが変わる都度
アクセスキーの正当性をチェックする必要がある。
この実施形態においては、ユーザの端末401が、コン
ピュータ端末ではなく、携帯端末である場合について説
明する。ここでいう携帯端末とは、携帯電話機または、
PHS(パーソナルハンディホンシステム)等の携帯電
話パケット網501を用いる場合が含まれる。図13
は、第2の実施形態におけるコンテンツ流通システム
と、この発明の中心的な役割を担うコンテンツ流通サー
バの構成を示す概略構成図である。この図において、図
1の各部に対応する部分には同一の符号を付け、その説
明を省略する。この図において、携帯端末402は、無
線によって携帯電話パケット網501を介して携帯端末
用サーバ302に接続される。ここでは、一例として、
携帯端末へのサービスを提供している電話会社(事業
者)が異なる場合、その電話会社(事業者)毎に携帯端
末用サーバ303を設け、該携帯端末用サーバ303に
対応する携帯電話パケット網502を設け、携帯端末4
03を接続する構成が示されている。ここで、電話会社
(事業者)は、第1の実施形態のプロバイダに相当し、
携帯端末用サーバは、プロバイダのサーバ301に相当
する。
バ303)は、携帯端末402(携帯端末403)の電
話番号などの携帯電話パケット網501を用いるための
一意に定められた情報とユーザIDとを対応づけるデー
タベースを有しており、携帯電話パケット網501を介
してコンテンツ流通者のサーバ201に接続される。こ
の携帯電話パケット網501は、専用線若しくはVPN
(Virtual Private Network,
仮想専用線網)が適用される。コンテンツ流通者のサー
バ201には、コンテンツ提供者のサーバとなるWeb
サーバ260が接続される。このWebサーバ260
は、有償のコンテンツまたは無償のコンテンツのうち、
少なくとも一方のコンテンツが記憶されている。
サーバ201の構成について図14を用いて説明する。
図14は、第2の実施形態におけるコンテンツ流通者の
サーバ201の構成を示す概略ブロック図である。この
図において、ユーザIDデータベース220は、コンテ
ンツの配信サービスに加入している会員のユーザIDを
記憶している。通信部211は、制御部223からの指
示に基づき、外部サーバ(例えば、Webサーバ26
0)と通信を行うとともに、ネットワーク501を介し
て、携帯端末用サーバ302、携帯端末用サーバ303
と通信を行う。第2の実施形態では、第1の実施形態と
同様に、ユーザの携帯端末402、形態用端末サーバ3
02や303、コンテンツ流通者のサーバ201,コン
テンツ提供者のWebサーバ260の間で接続するため
に用いられる情報を総称してアドレス情報という。特
に、ユーザの携帯端末402とコンテンツ提供者のサー
バ201との接続に用いられ、コンテンツの要求を行う
アドレス情報を、配信サーバアドレス情報という。コン
テンツ流通者のサーバ201と、コンテンツを取得する
ために用いられるコンテンツが記録された所在を示すア
ドレス情報を、コンテンツ所有サーバアドレス情報とい
う。コンテンツが記録された所在とは、例えば、コンテ
ンツ提供者のWebサーバ260である。
出力されるユーザIDが、ユーザIDデータベース22
0に記憶されているか否かを検索し、検索結果を制御部
223に出力する。例えば、ユーザ認証部221は、ユ
ーザIDがユーザIDデータベース220に記憶されて
いる場合に、ユーザIDが認証されたことを制御部22
3に通知する。
を介して携帯端末402からコンテンツの取得要求とコ
ンテンツを取得するアクセス先となるアクセス情報に基
づいて、ユーザIDを示すユーザID部とアクセス先の
URL情報を示すパス部とに分割し、パス部の文字列の
デコードを行い、コンテンツ所有サーバアドレス情報を
生成する。また、制御部223は、装置各部の制御を行
うほか、アドレス変換部222を有する。なお、ここで
は、ユーザID部の情報とURL情報とを含む情報をア
クセス情報として説明する。
らの指示に応じて、外部サーバ(例えば、Webサーバ
260)から取得したコンテンツ内のリンク先等を示す
アドレスに関するコンテンツ所有サーバアドレス情報
を、コンテンツ流通者のサーバ201を介して外部サー
バであるWebサーバ260を含む他のサーバにアクセ
スされるようなURL情報に変換する。また、アドレス
変換部222は、変換された配信サーバアドレス情報を
エンコードする。
通システムの動作について、図15のシーケンス図を用
いて説明する。まず、携帯端末402は、ユーザからの
入力に応じて、取得したいコンテンツのURL情報を配
信サーバアドレス情報として携帯端末用サーバ302に
通知するとともに、配信要求を行う(ステップS20
1)。携帯端末用サーバ302は、自己が有するデータ
ベースの情報に基づいて、配信要求と配信サーバアドレ
ス情報とに、携帯端末402からの配信要求に含まれる
携帯端末402の電話番号に対応するユーザIDを付加
してアクセス情報としてコンテンツ流通者のサーバ20
1に送信する(ステップS202)。
223は、通信部211を介して携帯端末用サーバ30
2からアクセス情報を受信すると、受信したアクセス情
報に含まれる配信要求、配信サーバアドレス情報とユー
ザIDのうち、ユーザIDがユーザIDデータベース2
20に記憶されているか否かをユーザ認証部221によ
って検索し、コンテンツの配信要求を行った携帯端末4
02のユーザが会員であるか否かを検出する。このユー
ザが会員ではない場合、コンテンツ流通者のサーバ20
1は、携帯端末用サーバ302を介して携帯端末402
にエラーを送信する。一方、このユーザIDがユーザI
Dデータベース220に登録されており、会員であるこ
とが検出されると、制御部223は、通信部211を介
して、配信要求がなされたURL情報に対応するコンテ
ンツ所有サーバアドレス情報のWebサーバ260にア
クセスし(ステップS205)、該当するコンテンツを
取得する(ステップS206)。通信部211を介して
Webサーバ260から該当するコンテンツを取得する
と、制御部223は、取得したコンテンツ内に含まれる
リンク先を示すコンテンツ所有サーバアドレス情報を、
アドレス変換部222によって配信サーバアドレス情報
に変換させ、エンコードさせる(詳細は後述する)。
22によってアドレス変換処理がなされたコンテンツに
送信先を指定するユーザIDを付加し、携帯端末用サー
バ302に送信する(ステップS207)。携帯端末用
サーバ302は、コンテンツ流通者のサーバ201から
コンテンツとユーザIDを受信すると、受信したユーザ
IDに対応する電話番号のデータベース220から読み
出し、読み出した電話番号の携帯端末402を呼び出
し、コンテンツ流通者のサーバ201から受信したコン
テンツを送信する(ステップS208)。
07におけるコンテンツ流通者のサーバ201の動作に
ついて、図16のフローチャートを用いて説明する。ま
ず、携帯端末用サーバ302からコンテンツの取得要求
と配信サーバアドレス情報とユーザIDを含むアクセス
情報が送信されると、コンテンツ流通者のサーバ201
の制御部223は、コンテンツの取得要求であるか送信
要求であるかを検出する(ステップS211)。このと
き通知されるアクセス情報の一例を図17に示す。コン
テンツの送信要求である場合、制御部223は、このコ
ンテンツの大きさをチェックし(ステップS212)、
予め設定されている最大コンテンツサイズより小さいか
否かを検出する(ステップS213)。最大コンテンツ
サイズより送信要求がなされたコンテンツの方が大きい
場合、制御部223は、通信部211を介して、携帯端
末用サーバ302にコンテンツサイズエラーを送信する
(ステップS214)。
がなされたコンテンツの方が小さい場合およびステップ
S211において送信要求である場合、制御部223
は、アクセス情報の中にユーザIDを示す変数「ui
d」が存在するか否かを検出する。変数「uid」が存
在しない場合、制御部223は、通信部211を介して
認証エラーを携帯端末用サーバ302に送信する(ステ
ップS216)。
御部223は、「url=」で始まる文字列(図17符
号(a))において、最初の「&」の文字を基準にユー
ザID部(図18符号(c))とパス部(図18符号
(b))に分割する(ステップS217)。そして、制
御部223は、分割したユーザID部(図18符号
(c))の情報をユーザ認証部221に出力する。ユー
ザ認証部221は、制御部223から出力されたユーザ
ID部のユーザIDがユーザIDデータベース220に
登録されているか否かを検出する(ステップS21
9)。ユーザ認証部221は、ユーザIDがユーザID
データベース220に登録されていない場合、制御部2
23に認証エラーであることを指示する。制御部223
は、認証エラーであることを通信部211によって携帯
端末用サーバ302に送信する(ステップS216)。
が登録されている場合、認証がなされたことを制御部2
23に通知する。制御部223は、分割した文字列のう
ち、パス部の文字列(図18符号(b))をデコードす
る(ステップS220)。このとき、パス部の文字列
(図18符号(b))は、図19に示すようにデコード
される。
ス部の後ろにユーザID部を付加し、Webサーバ26
0にアクセスするためコンテンツ所有サーバアドレス情
報を生成する(ステップS221)。パス部の後ろにユ
ーザID部が付加された文字列(コンテンツ所有サーバ
アドレス情報)は、図20のように示される。そして、
制御部223は、通信部211を介して、生成したコン
テンツ所有サーバアドレス情報を用いてWebサーバ2
60にアクセスし、該当するコンテンツを取得する(ス
テップS222)。次いで、制御部223は、取得した
コンテンツの形式(Contnet−type)のチェ
ックを行い(ステップS223)、コンテンツの形式が
「HTML」形式である場合(ステップS224)、ア
ドレス変換部222によって、コンテンツ内に含まれて
いるリンク先となるコンテンツ所有サーバアドレス情報
を配信サーバアドレス情報に変換する処理を行い(ステ
ップS225)、アドレス変換処理がなされたコンテン
ツを通信部211によって携帯端末用サーバ302に送
信する(ステップS226)。一方、コンテンツの形式
(Contnet−type)が「HTML」形式では
ない場合(ステップS224)、制御部223は、通信
部211によって、このコンテンツをそのまま携帯端末
用サーバ302に送信する。この実施の形態では、コン
テンツの形式について「HTML」形式のみについて説
明したが、コンテンツの形式が「HTML」形式以外に
も、例えば「Compact HTML」、「HDM
L」、「MML」、「text」などの様々なコンテン
ツの形式があげられる。その他、画像や音声のコンテン
ツ形式も様々ある。ステップS224は、コンテンツデ
ータに含まれているリンク先となるコンテンツ所有サー
バアドレス情報が存在しない場合は、コンテンツをその
まま携帯端末用サーバ302に送信することが行われ
る。したがって、「HTML」形式以外であっても、コ
ンテンツ内にコンテンツ所有サーバアドレス情報が含ま
れないことを確認するためにステップS224の処理が
行われる。
コンテンツ内のアドレス変換処理について、図21のフ
ローチャートを用いて説明する。アドレス変換部222
は、制御部223からアドレス変換処理が指示される
と、コンテンツ内のアドレス変換を行う前に、HTTP
レスポンス内のボディ部をチェックし、アドレス変換処
理を行った後の出力するボディ部の情報の大きさ(バイ
ト数)を計算する(ステップS231)。次に、アドレ
ス変換部222は、再度HTTPレスポンスのボディ部
のチェックを行う(ステップS232)。ボディ部のチ
ェックがすべて終わっていない場合(ステップS23
3)、残りのボディ部のチェックを行い(ステップS2
34)、変換する対象となるHTML形式のタグがある
か否かを検出する(ステップS235)。ここで、変更
する対象となるHTML形式のタグは、例えば、 〈A HREF=”・・・・”〉 〈FORM ACTION=”・・・・”〉 〈IMG SRC=”・・・・”〉 等である。変更対象であるHTML形式のタグがない場
合、ボディ部のチェックがすべて完了するまで(ステッ
プS233)、残りのボディ部をすべてチェックする
(ステップS234)。
として、例えば、図22に示すような文字列が検出され
ると、アドレス変換部222は、図23に示すように、
HTML形式のタグ名の直後に記述された2つのダブル
クォート「”」によって3つの変数に分割し(ステップ
S235)、タグ内のパス部をチェックする(ステップ
S237)。このチェックにおいて、先頭の文字列が
「http」、「mailto」、「tel」等の変換
しない対象スキーム名である場合、ボディ部のチェック
がすべて完了するまで(ステップS233)、残りのボ
ディ部をすべてチェックする(ステップS234)。
ム名である場合、HTML形式のタグ内のパス部をエン
コードする(ステップS239)。このとき、図23符
号(e)のHTML形式のタグ内のパス部の文字列は、
図24に示すようにエンコードされる。さらに、アドレ
ス変換部222は、このエンコードされた文字列を含む
情報をコンテンツ流通者のサーバ201を介してWeb
サーバ260などの他のサーバにアクセスされるような
URL情報の形式に変換する(ステップS240)。こ
のとき、変換後の配信サーバアドレス情報にユーザID
を付加したアクセス情報は、例えば、図25のように示
される。そして、アドレス変換部222は、変換後の配
信サーバアドレス情報とユーザIDを含むアクセス情報
をURLを含まない部分と連結する(ステップS24
1)。このとき、連結された文字列は、例えば、図26
のように示される。そして、ステップS233に移行
し、すべての文字列のチェックを行う。
処理を行うことにより、例えば、Webサーバ260か
ら取得した、図27(a)に示すようなコンテンツのH
TML形式のファイルが、図27(b)に示すようなコ
ンテンツのHTML形式のファイルに変換され、携帯端
末用サーバ302を介して携帯端末402に送信され
る。これにより、携帯端末402のユーザが、携帯端末
用サーバ302を介してコンテンツ流通者のサーバ20
1から取得したコンテンツ内におけるリンク先を指示
(クリック)することにより、必ずコンテンツ流通者の
サーバ201を介して外部サーバであるWebサーバ2
60などからコンテンツを取得するようにすることがで
きる。
ンツの情報の大きさ(バイト数)を計算する処理につい
て、図28のフローチャートを用いて説明する。アドレ
ス変換部222は、制御部223からコンテンツ内のア
ドレス変換処理が指示されると、HTTPレスポンス内
のボディ部のチェックを行う(ステップS251)。ボ
ディ部分のすべてのチェックが完了していない場合(ス
テップS252)、残りの部分のチェックを行い(ステ
ップS253)、変換対象となるHTML形式のタグが
ない場合(ステップS254)、ステップS252に移
行する。ここで、変換対象となるHTMLのタグは、 〈A HREF=”・・・・”〉 〈FORM ACTION=”・・・・”〉 〈IMG SRC=”・・・・”〉 等である。
がある場合、アドレス変換部222は、最初のダブルク
ォートの直後の文字列をチェックし(ステップS25
5)、先頭の文字列が変換しない対象のスキーム名であ
るか否かを検出し(ステップS256)、変換しない対
象のスキーム名(http、mailto、tel等)
である場合、ステップS252に移行する。一方、変換
対象のスキーム名である場合、パス部の確認を行い(ス
テップS257)、パス部の終わりを示すダブルクォー
トがある場合(ステップS258)、アドレス変換部2
22は、「cgi_name」分の文字数(環境により
異なる)と「?url=」の5文字と「&uid=NU
LLGWMODOCO」の17文字に基づいてコンテン
ツの大きさの増加分を計算し(ステップS259)、ス
テップS252に移行する。一方、パス部の終わりを示
すダブルクォートがない場合(ステップS258)、文
字チェックを行い(ステップS260)、エンコードの
対象となる文字列があるか否かを検出する(ステップS
261)。ここで、エンコード対象文字は、例えば、 {}|¥^〜[]<>#%”:;/?@&=’ 等である。エンコード対象文字がなければステップS2
57移行する。一方、エンコード対象文字がある場合、
アドレス変換部222は、エンコード対象文字をエンコ
ードする際に増加するコンテンツの大きさの増加分を計
算する(ステップS262)。そして、HTTPレスポ
ンスのボディ部のすべてについてチェックが完了するま
で、上述の処理を繰り返す。
パス部の文字列をデコードする処理について図29のフ
ローチャートを用いて説明する。制御部223は、エン
コードされている状態のパス部がすべてチェック済みで
あるか否かを検出し(ステップS271)、すべてのチ
ェックが完了していない場合、文字チェックを行う(ス
テップS272)。例えば、入力される文字列が %2Finfo%2Fidle%2Fmain,cgi%3Fidle%3Dhiro%26actor%3Doda ……(1) である場合に、この文字列に「%」の文字が含まれてい
るか否かをチェックし(ステップS273)、「%」の
文字が含まれていない場合、ステップS271に移行す
る。
に「%」の文字が含まれている場合、制御部223は、
「%」の文字の次の2文字(16進数)を取得し(ステ
ップS274)、取得した16進数の文字から、元の記
号にデコードする(ステップS275)。例えば、上記
(1)に示す文字列のうち「%26」という文字列は、
ステップS274において、「26」の16進数の文字
列が取得され、ステップS275において、16進数の
文字列「26」から「&」に変換される。そして、制御
部223は、変換された「&」の文字がデコード対象の
文字 {}|¥^〜[]<>#%”:;/?@&=’ であるか否かをチェックし(ステップS276)、デコ
ード対象の文字である場合、デコードした後の文字を出
力し、ステップS271に移行する。一方、デコード対
象の文字ではない場合、改めて16進数の文字にエンコ
ードし、この16進数の文字列の前に「%」の文字を付
加し、文字にデコードを行わない状態で出力する(ステ
ップS277)。そして、ステップS271に移行し、
すべてのチェックが完了すると、パス部の文字列のデコ
ード処理を完了する。ここで、上述の(1)式における
文字列の文字にデコード処理が行われた後の文字列は、 /info/idle/main,cgi?idle=hiro&actor=oda のように変換される。
HTML形式のタグ内のパス部をエンコードする処理に
ついて図30のフローチャートを用いて説明する。アド
レス変換部222は、HTML形式のタグ内のパス部を
すべてチェック済みであるか否かを検出し、(ステップ
S281)、チェックが完了していなければ、文字列の
チェックを行い(ステップS282)、エンコード対象
の文字があるか否かを検出する(ステップS283)。
エンコード対象の文字がある場合、該文字を16進数に
エンコードし、エンコードされた16進数の文字の前に
「%」の文字を付加し(ステップS284)、ステップ
S281に移行する。一方、ステップS283におい
て、エンコード対象の文字がない場合、ステップS28
1に移行する。そして、HTML形式のタグ内のパス部
のすべてチェック済みであれば、エンコードの処理を完
了する。例えば、下記(2)に示すHTML形式のタグ
内のパス部の文字列がエンコードされると、(3)に示
すように変換される。 /info/idle/main,cgi?idle=hiro&actor=oda ……(2) %2Finfo%2Fidle%2Fmain,cgi%3Fidle%3Dhiro%26actor%3Doda ……(3)
Webサーバ260からコンテンツを取得する処理につ
いて図31のフローチャートを用いて説明する。制御部
223は、接続先のホスト名をIPアドレスに変換し
(ステップS291)、ソケット生成を行い(ステップ
S292)、指定のホストの指定のポートに接続する
(ステップS293)。そして、制御部223は、HT
TPリクエストを通信部211を介して送信し(ステッ
プS294)、Webサーバ260から送信されるコン
テンツのデータを受信する(ステップS295)。
ーザIDデータベース220にユーザIDのみが記憶さ
れている場合について説明したが、このユーザIDにさ
らに、オプション情報を関連づけて記憶しておき、この
記憶されたオプション情報に応じて、携帯端末毎にサー
ビスを提供するようにしてもよい。例えば、オプション
情報として電話会社(事業者)を識別する事業者IDを
対応づけて記憶し、さらに、コンテンツを表示する形式
の情報を事業者IDと関連づけて記憶しておく。そし
て、コンテンツを送信する場合に、ユーザIDに応じ
て、携帯端末が加入している電話会社(事業者)に応じ
た形式になるように携帯端末にコンテンツを送信するよ
うにしてもよい。
画面の表示方式がカラー表示であるか白黒表示であるか
否かの情報や、表示画面のサイズに関する情報を記憶さ
せておき、コンテンツの送信要求がなされた場合に、携
帯端末のユーザIDに応じて、携帯端末の表示方式に応
じた形式になるように携帯端末にコンテンツを送信する
ようにしてもよい。また、第2の実施形態に置いて、コ
ンテンツ流通者のサーバ201とWebサーバ260と
を分けて説明したが、一体となって構成しても良い。
らに、第2実施形態において説明したコンテンツ内のア
ドレスに関する情報を変換する処理を行うようにしても
よい。また、第2の実施形態において、さらに、第1実
施形態において説明した送信元を示すアドレスに関する
情報を変換する処理を行うようにしてもよい。
(図14におけるアドレス変換部222)、制御部21
2(図14における制御部223)の機能を実現するた
めのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体
に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコ
ンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより
コンテンツの流通を行ってもよい。なお、ここでいう
「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハ
ードウェアを含むものとする。
Wシステムを利用している場合であれば、ホームページ
提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。ま
た、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フ
レキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−
ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵され
るハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに
「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インタ
ーネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介
してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時
間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合の
サーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部
の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持し
ているものも含むものとする。また上記プログラムは、
前述した機能の一部を実現するためのものであっても良
く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすで
に記録されているプログラムとの組み合わせで実現でき
るものであっても良い。
て詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限ら
れるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計等も含まれる。
ば、サーバに記憶されたコンテンツを端末に送信する場
合に、サーバからコンテンツとともに送信されるコンテ
ンツ流通サーバのアドレス情報以外のアドレス情報がコ
ンテンツ流通サーバを介して通信がなされるアドレス情
報に変換するようにしたので、端末側からのコンテンツ
取得要求は、必ずコンテンツ流通サーバを経由して行わ
れようにすることができる。これにより、コンテンツに
対するセキュリティーが保たれる。また、有償のコンテ
ンツの課金処理を確実に行うことができる。
加されているコンテンツの送信元を示すURLがコンテ
ンツ流通サーバのURLに変換されるので、端末側にサ
ーバのURLが通知されない。これにより、コンテンツ
に付加される送信元情報を手がかりに端末側からサーバ
に直接アクセスされることを防ぐことができる。
サーバアドレス情報には、コンテンツ内に含まれるリン
ク先を示すアドレス情報が含まれるようにしたので、コ
ンテンツ内に含まれるリンク先の情報についても、コン
テンツ流津サーバを介して通信がなされるアドレス情報
に変換される。これにより、コンテンツ内のリンク先を
示す情報をもとに、ユーザが直接サーバにアクセスする
ことを防ぐことができる。
テンツの取得要求に含まれるコンテンツIDに対応する
サーバのサーバアドレス情報を記憶手段から読み出し、
読み出したサーバアドレス情報に基づいて、サーバにコ
ンテンツの送信要求を行うようにしたので、端末側にサ
ーバのサーバアドレス情報を通知しなくても、端末側の
ユーザは、所望のコンテンツを取得することができるこ
とが可能である。
ンツの取得要求がなされた場合に、ユーザの認証を行う
ようにしたので、コンテンツを提供する対象となる会員
以外のユーザを識別することができ、コンテンツの送信
対象を会員のユーザに限定して送信することができる。
ス情報にユーザIDを付加し、端末側に通知しておくよ
うにしたので、端末は、アドレス変換の処理がなされた
リンク先の情報を用いてコンテンツの取得要求をする場
合に、自身が会員であることをコンテンツ流通サーバに
通知することができる。従って、リンク情報を用いた場
合においても、会員の認証処理を行うことができ、コン
テンツの送信対象を会員のユーザに限定して送信するこ
とができる。
をコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録するよう
にしたので、汎用コンピュータにコンテンツ流通プログ
ラムを読みこませ、実行することにより、汎用コンピュ
ータによってコンテンツ流通処理を実現することができ
る。
置を適用した有償情報流通システムの構成を示す概略構
成図である。
概略ブロック図である。
情報の一例を示す図面である。
の操作手順について説明するためのフローチャートであ
る。
ンテンツの紹介ページの一例を示す図面である。
材集コンテンツ一覧のページの一例を示す図面である。
証情報の入力画面の一例を示す図面である。
面の一例を示す図面である。
ンテンツの一例を示す図面である。
における有償情報流通者のサーバ201の動作について
説明するためのフローチャートである。
信する場合について用いて説明するためのフローチャー
トである。
て説明するためのシーケンス図である。
を適用した有償情報流通システムの構成を示す概略構成
図である。
サーバ201の構成を示す概略ブロック図である。
ムの動作について、説明するためのシーケンス図であ
る。
おける有償情報流通者のサーバ201の動作について、
図16のフローチャートを用いて説明する。
報の一例を示す図面である。
を示す図面である。
す図面である。
文字列の一例を示す図面である。
ンツ内のURL変換処理について説明するためのフロー
チャートである。
文字列の一例を示す図面である。
に分割された文字列の一例を示す図面である。
である。
ある。
文字列の一例を示す図面である。
ァイルの一例を示す図面である。
情報の長さを計算する処理について説明するためのフロ
ーチャートである。
の文字列をデコードする処理について説明するためのフ
ローチャートである。
のパス部をエンコードする処理について説明するための
フローチャートである。
サーバからコンテンツを取得する処理について説明する
ためのフローチャートである。
Claims (12)
- 【請求項1】 コンテンツを記憶したサーバと相互に接
続されるとともに、ユーザの端末に接続されるコンテン
ツ流通サーバであって、 前記ユーザの端末が前記コンテンツ流通サーバにコンテ
ンツの要求を行う配信サーバアドレス情報を受信し、前
記サーバから取得したコンテンツを前記ユーザの端末に
送信する通信手段と、 前記配信サーバアドレス情報を該当するコンテンツ所有
サーバアドレス情報に変換し、前記サーバから取得した
コンテンツに記憶されている所在を示すコンテンツ所有
サーバアドレス情報を前記配信サーバアドレス情報に変
換するアドレス変換手段と、 コンテンツ所有サーバアドレス情報に基づいて、前記サ
ーバからコンテンツを取得する制御を行う制御手段と、
を有することを特徴とするコンテンツ流通サーバ。 - 【請求項2】 コンテンツを記録したサーバと相互に接
続されるとともに、ユーザの端末に接続されるコンテン
ツ流通サーバであって、 前記サーバに記録されたコンテンツを前記ユーザの端末
に送信する場合に、 前記サーバからコンテンツとともに送信されるコンテン
ツが記録されている所在を示すコンテンツ所有サーバア
ドレス情報を、前記ユーザの端末が前記コンテンツ流通
サーバにコンテンツの要求を行った配信サーバアドレス
情報に変換するアドレス変換手段を有することを特徴と
するコンテンツ流通サーバ。 - 【請求項3】 前記コンテンツ所有サーバアドレス情報
とは、前記コンテンツの送信元を示すアドレス情報であ
り、 前記配信サーバアドレス情報とは、前記コンテンツ流通
サーバのアドレス情報であることを特徴とする請求項2
記載のコンテンツ流通サーバ。 - 【請求項4】 前記コンテンツ所有サーバアドレス情報
には、前記コンテンツ内に含まれるリンク先を示すアド
レス情報が含まれることを特徴とする請求項2または請
求項3記載のコンテンツ流通サーバ。 - 【請求項5】 前記コンテンツを特定するためのコンテ
ンツIDと前記コンテンツを記憶しているサーバのコン
テンツ所有サーバアドレス情報を関連づけて記憶する記
憶手段を有し、 前記アドレス変換手段は、前記ユーザの端末からのコン
テンツの取得要求に含まれるコンテンツIDに対応する
コンテンツ所有サーバアドレス情報を前記記憶手段から
読み出し、読み出したコンテンツ所有サーバアドレス情
報に基づいて、前記サーバにコンテンツの送信要求を行
うことを特徴とする請求項1から請求項4のうちいずれ
かに記載のコンテンツ流通サーバ。 - 【請求項6】 前記コンテンツの取得要求には、利用者
を認証するためのユーザIDあるいはアクセスキーとが
含まれており、 前記制御手段は、前記コンテンツの取得要求を前記ユー
ザの端末から受信した場合に、前記コンテンツの取得要
求に含まれるユーザIDあるいはアクセスキーとに基づ
いて、認証処理を行うことを特徴とする請求項5記載の
コンテンツ流通サーバ。 - 【請求項7】 前記コンテンツの送信対象となるユーザ
を特定するユーザIDを記憶する記憶手段を有し、 前記制御手段は、前記コンテンツの配信要求とともに送
信されるユーザIDと前記記憶手段に予め記憶されてい
る情報とに基づいて、ユーザの認証を行うことを特徴と
する請求項6記載のコンテンツ流通サーバ。 - 【請求項8】 前記アドレス変換手段が変換する変換後
の配信サーバアドレス情報にはユーザIDが付加されて
いることを特徴とする請求項6または請求項7に記載の
コンテンツ流通サーバ。 - 【請求項9】 ユーザの端末に接続されるコンテンツ流
通サーバと、コンテンツを記録したサーバとが相互に接
続されたコンテンツ流通システムであって、 前記コンテンツ流通サーバは、 前記サーバに記録されたコンテンツを前記端末に送信す
る場合に、 前記サーバからコンテンツとともに送信されるコンテン
ツの所在を示すコンテンツ所有サーバアドレス情報を、
前記ユーザの端末が前記コンテンツ流通サーバにコンテ
ンツの要求を行った配信サーバアドレス情報に変換する
アドレス変換手段を有することを特徴とするコンテンツ
流通システム。 - 【請求項10】 コンテンツを記録したサーバと相互に
接続されるとともに、ユーザの端末に接続されるコンテ
ンツ流通システムにおけるコンテンツ流通方法であっ
て、 前記サーバに記録されたコンテンツを前記ユーザの端末
に送信する場合に、 前記サーバからコンテンツとともに送信されるコンテン
ツが記録されている所ン在を示すコンテンツ所有サーバ
アドレス情報を、前記ユーザの端末が前記コンテツ流通
サーバにコンテンツの要求を行った配信サーバアドレス
情報に変換することを特徴とするコンテンツ流通方法。 - 【請求項11】 コンテンツを記録したサーバと相互に
接続されるとともに、ユーザの端末に接続されるコンテ
ンツ流通システムにおけるコンテンツ流通プログラムで
あって、 前記サーバに記録されたコンテンツを前記ユーザの端末
に送信する場合に、 前記サーバからコンテンツとともに送信されるコンテン
ツが記録されている所ン在を示すコンテンツ所有サーバ
アドレス情報を、前記ユーザの端末が前記コンテツ流通
サーバにコンテンツの要求を行った配信サーバアドレス
情報に変換するステップをコンピュータに実行させるこ
とを特徴とするコンテンツ流通プログラム。 - 【請求項12】 コンテンツを記録したサーバと相互に
接続されるとともに、ユーザの端末に接続されるコンテ
ンツ流通システムにおけるコンテンツ流通プログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であっ
て、 前記サーバに記録されたコンテンツを前記ユーザの端末
に送信する場合に、 前記サーバからコンテンツとともに送信されるコンテン
ツが記録されている所ン在を示すコンテンツ所有サーバ
アドレス情報を、前記ユーザの端末が前記コンテツ流通
サーバにコンテンツの要求を行った配信サーバアドレス
情報に変換するステップをコンピュータに実行させるこ
とを特徴とするコンテンツ流通プログラムを記録した記
録媒体。
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