JP2003044607A - 個人情報統合管理システム及びそのプログラム並びにそのプログラムを記録した媒体 - Google Patents

個人情報統合管理システム及びそのプログラム並びにそのプログラムを記録した媒体

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JP2003044607A JP2001273520A JP2001273520A JP2003044607A JP 2003044607 A JP2003044607 A JP 2003044607A JP 2001273520 A JP2001273520 A JP 2001273520A JP 2001273520 A JP2001273520 A JP 2001273520A JP 2003044607 A JP2003044607 A JP 2003044607A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの個人情報をユーザ自身が管理でき、
サービスシステムが必要とする個人情報はユーザが許可
した条件下でのみ利用可能となし得る個人情報統合管理
システムを提供すること。 【解決手段】 個人情報を格納したICカード10との
間でデータを送受信するためのICカードリーダライタ
を有するICカードサービス端末20と、ICカードに
格納されたユーザの個人情報を利用し、ICカード10
及びICカードサービス端末20を通じてユーザにサー
ビスを提供する複数のサービスシステム30と、ICカ
ード10に格納されたユーザの個人情報を管理するサー
ビスを提供する個人情報管理システム40とをネットワ
ーク50を介して接続することにより、個人情報管理シ
ステム40から各サービスシステム30へのユーザが許
可した範囲での個人情報の提供を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のICカード
サービスシステムで使用されるユーザの個人情報を、ユ
ーザ自身が主体的に管理し、かつICカードサービスシ
ステムに必要な個人情報の使用をユーザが設定した利用
条件に基づいて制御する、個人情報統合管理システムを
実現するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、サービスの提供者が、サービス利
用履歴や趣味・嗜好等のユーザの個人情報を管理し、こ
れをユーザに対するマーケティングに活用するケースが
数多く見受けられていた。
【0003】近年は、ICカードを用いたICカードサ
ービスシステムを構築して、ユーザ情報の管理を行うシ
ステムが増加している。これは、耐タンパ性に優れたI
Cカードの安全性を活用しようというもので、課金・決
裁・資産管理サービスのような金銭の出納に関わるサー
ビスや、電子行政・医療情報システムなど、繊細な情報
やプライバシーに関わる情報を扱うサービスに対し、暗
号・認証技術を用いた堅牢なユーザ認証を実現するため
に導入されたものである。
【0004】ICカードは、従来の磁気カードと比べ高
コストであることから、複数のICカードサービスシス
テムを1枚のカードで共用できるような高機能性が求め
られていたが、最近のICチップの演算能力と記憶容量
の向上に伴い、1枚のICカードに複数のアプリケーシ
ョン処理プログラムを搭載することができるようになっ
た。これに併せ、ICカードに搭載するアプリケーショ
ンについても、共通の開発環境と実行環境を提供するプ
ラットフォームが開発されている(例えば、NTT技術
ジャーナル、2000年10月号、p.15−18、p
56−59参照)。
【0005】ICカードサービスシステム開発の現状を
見ると、ICカード媒体の特徴である携行性と安全性を
活かしたシステム構築がなされてはいるものの、ICチ
ップの演算処理能力を応用した高機能性の十分な活用に
は至っていないようである。
【0006】具体的には、これまでのICカードサービ
スシステムでは、ICカードからICカードサービスシ
ステムにデータベース処理言語であるSQLコマンドを
送信することで、ICカードサービスシステムの個人情
報データベースに対する処理を実行する等、ICカード
に単なる情報蓄積媒体以上の機能を発揮させていた。
【0007】しかし、ICカード上での処理は、ICカ
ードに蓄積されていた該ICカードサービスシステム向
けに用意された処理プログラムとパラメータが選択され
起動されるというものであり、高機能ICカードサービ
スシステムの使い道としては比較的容易な処理内容に過
ぎなかった。
【0008】一方、ICカードサービスシステムで使用
される個人情報については、上述したように、従来から
マーケティングに役立つ情報として認められていたが、
近年の通信ネットワークの普及に伴う電子サービスの中
て、電子化された個人情報を用いることで容易に実現さ
れるようになったマス・カスタマイゼーションが、マー
ケティング戦略面のみならず、効率面でも有効であるこ
とが判明すると、特に電子化された個人情報の価値はま
すます増大してきた。事実、通信ネットワーク上でのサ
ービス提供企業が売却される際に、該企業の有する個人
情報が重要な資産価値として認められもしている。
【0009】しかしながら、個人情報が電子化され通信
ネットワーク上で利用されることには、ユーザとして安
全面での懸念がある。セキュリティ、プライバシーの問
題がそれである。個人情報保護に関する法律制定の動き
もあるが、ユーザも自己防衛を考えるようになり、ま
た、サービス提供者としても信用問題につながるため、
相当の力を入れるようになってきつつある。
【0010】通信ネットワークにおける個人情報流通を
技術面から支えるため、暗号・認証やデータ利用制御技
術が開発され、後者においては、ユーザがユーザ自身の
個人情報に利用条件を課す方法が考案されている(例え
ば、寺西裕一 他「利用規約に基づくマルチメディアコ
ンテンツ流通システムの設計」情処研報99−DPS−
95、Vol.99、No.94、1999、pp31
−36参照)。これは、個人情報の管理に対しユーザが
主導権を持つことにつながり、また、個人情報が通信ネ
ットワーク上を流通する世界を想定したものでもある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このような状況の下、
多数のICカードサービスシステム導入の動きがある
が、現状のままでICカードサービスシステムの構築が
進められると、ユーザの個人情報が複数のICカードサ
ービスシステムで独立に存在し、各ICカードサービス
システムで管理されることになる。すると、ユーザの個
人情報は各ICカードサービスシステムで管理され、I
Cカードサービスシステムの数だけ存在することになる
ので、ユーザは利用したいシステムの数だけICカード
を携帯する必要が生じ、ユーザ自身の個人情報であるに
も拘わらず、ユーザ自身で管理することができず、ユー
ザの個人情報に何らかの変更が生じた場合、複数のシス
テムに対してそれぞれ個人情報更新処理を行わなければ
ならなくなる。また、ユーザはユーザ自身の個人情報が
どこでどのように使用されているか把握できず、個人情
報がユーザの意図に沿わない使われ方をされる可能性が
ある。
【0012】そこで、本発明では、ICカードサービス
システム毎に管理されているユーザの個人情報を、ユー
ザ自身が管理できるようにし、各ICカードサービスシ
ステムが必要とする個人情報をユーザが許可した条件の
下でのみ利用可能とし、ICカードサービスシステムに
提供した個人情報の使われ方を制御できる個人情報統合
管理システムを提供することを目的とする。
【0013】また、派生的課題として、ICカードサー
ビスシステム間で個人情報を流通する際に、ユーザが予
想していないシステム間の情報連携により、個人のプラ
イバシーに関わる情報が生じる危険がある。そこで、こ
のような個人情報を生成しない、または、生成されても
利用を制御可能にする技術を提供することも、本発明で
解決すべき課題である。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明では、ICカードの多機能性を従来以上に
発揮させ、1枚のICカードに複数のサービス処理機能
を持たせてワンカード化を図り、また、暗号・認証技術
と利用制御技術を利用して、個人情報の安全な流通の仕
組みを設ける。そして、ICカードと複数のICカード
サービスシステムが相互に情報連携しての処理が可能と
なるICカードサービス環境を構築する。
【0015】具体的には、ICカード上に、個人情報と
該個人情報の利用条件情報とを蓄積し、更に、複数のI
CカードサービスシステムのICカードにおける処理プ
ログラム(カード用サービスAP)及びこれに用いる情
報(AP個人情報)を、複数サービス分だけ搭載する。
この時、ICカードサービスシステムの1つとして、ユ
ーザの個人情報を管理するサービスを行う個人情報管理
システムを用意し、該システムのICカードにおける処
理プログラム(カード用管理AP)をICカードに搭載
しておく。
【0016】ICカードサービス端末は、ユーザからの
要求に基づいて、ユーザがサービスシステムを利用した
時に該サービスシステムが収集した情報をICカードに
送信し、ICカードのカード用管理APは受信したサー
ビス利用に関する情報を、そのサービスシステム毎に異
なるフォーマットを適当なフォーマットに揃えて個人履
歴情報として蓄積する。
【0017】個人情報管理システムは、複数のユーザの
個人情報及び各個人情報に課した利用条件情報及び通常
の各ICカードサービスシステム(以下、サービスシス
テムと略す)のAP個人情報を各ユーザが主体となって
管理する機能と、各ユーザの個人情報を各ユーザの利用
条件情報に基づいて制御する機能を、個人情報管理シス
テムのサービスとして提供する。また、個人情報管理シ
ステムは、サービスシステム情報を管理する機能を有す
る。そして、あるサービスシステムに対する個人情報を
用いた処理においては、該サービスシステムに対応する
サービスシステム情報と個人AP情報を参照すること
で、個人情報の利用制御や、情報連携サービスや、カー
ド用サービスAPの処理制御を行う。
【0018】一方、システム間での情報連携が個人のプ
ライバシーを侵害するのを防ぐために、サービスシステ
ムの顧客情報と、管理システムの個人情報を匿名のまま
関連付ける仕組みを設ける。
【0019】ユーザ個人を識別するためのユーザIDを
暗号化した暗号化ユーザIDと、暗号鍵を識別する鍵I
Dを設定し、サービスシステムに提供する個人情報に暗
号化ユーザIDと鍵IDを付加する。
【0020】また、管理システムでは、鍵IDに対応し
た復号鍵を検索できるように復号鍵を格納する復号鍵デ
ータベースを構築する。
【0021】
【作用】本発明の個人情報統合管理システムは、個人情
報管理サービスを提供する個人情報管理システムと、各
種サービスを提供する複数のサービスシステムと、カー
ドリーダライタが付属したICカードサービス端末と、
そして、各ユーザの個人情報等を蓄積したICカードに
より構成される。ICカード上には、個人情報管理シス
テムで管理する個人情報と該個人情報の利用条件情報と
を蓄積し、更に、複数のサービスシステムのカード用サ
ービスAP及びAP個人情報を搭載する。ここで、IC
カード上の個人情報の個人履歴情報は、サービス利用時
にサービスシステムからICカードサービス端末を通じ
て送信されるものである。
【0022】個人情報統合管理システムでは、ICカー
ドサービスシステムの1つとして個人情報管理システム
を用意し、ユーザの個人情報を管理するサービスを行
う。個人情報管理サービスを利用するには、ICカード
サービス端末で、カード用個人情報管理AP(カード用
管理AP)をICカードに予めダウンロードする。そし
て、ユーザはICカードサービス端末(カード端末)で
個人情報管理サービスのクライアントプログラム(端末
用管理AP)を起動する。
【0023】個人情報管理システムは、複数のユーザの
個人情報及び各個人情報に課した利用条件情報及び各サ
ービスシステムの個人AP情報を各ユーザが主体となっ
て管理する機能と、各ユーザの個人情報を各ユーザの利
用条件情報に基づいて制御する機能を、個人情報管理シ
ステムのサービス(管理サービス)として提供する。
【0024】ユーザが各サービスシステムのサービスを
利用するには、カード端末で、利用する各サービスシス
テムのカード用サービスAPを予めICカードにダウン
ロードする。そして、ユーザはICカードサービス端末
(カード端末)で利用したいサービスシステムのクライ
アントプログラム(端末用サービスAP)を起動する。
端末用サービスAPは、カード用管理APが管理する個
人情報及び利用条件情報と、カード用サービスAPが管
理する個人AP情報を利用して、各サービスシステムが
提供する様々な処理を行う。
【0025】個人情報管理システムの管理サービスは、
サービスシステムの個人情報要求に対し、ユーザが設定
した個人情報と利用条件情報とを用い、ユーザが許可し
た範囲で個人情報を提供する。ICカードがシステムに
接続されていない場合も、管理サービスは利用条件付き
個人情報を提供できる。
【0026】個人情報管理システムとサービスシステム
との情報連携については、サービスシステムから個人情
報管理システムに情報連携処理要求があると、管理シス
テムは適切な復号鍵を検索し、暗号化ユーザIDを復号
してユーザIDを特定し、該ユーザIDの個人情報と関
連付ける。この関連付け処理では、ユーザIDをシステ
ム処理の工程内でのみ使用しているので、結果を抽出す
る前に利用条件に基づく利用制御を行うことで、プライ
バシーを侵害するような情報連携を避けることができ
る。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の個人情報統合管理システ
ムの実施の形態の一構成例について、図1を用いて説明
する。
【0028】図1において、10はICカード、20は
ICカードサービス端末(以下、カード端末と略す)、
30は複数の通常のICカードサービスシステム(以
下、サービスシステムと略す)、40は個人情報管理シ
ステム、50はネットワークである。
【0029】本発明の個人情報統合管理システムでは、
カード端末20と、複数のサービスシステム30と、個
人情報管理システム40とがネットワーク50を介して
接続されている。これらに加え、各ユーザのICカード
10が、単体では機能しないが、カード端末20のIC
カードリーダライタ(ICカードRW)21に挿入され
ることでシステムの一部として動作する。
【0030】更に、システムには、ユーザが初めてIC
カードサービス環境である個人情報統合管理システムに
アクセスしようとする際に、該ユーザに初期情報を記録
したICカードを発行する個人情報登録システムが接続
されていても良い。本発明ではこの個人情報登録システ
ムを必須の構成要素とはしないが、個人情報統合管理シ
ステムの中で絶対の信頼機関として個人情報登録システ
ムを使用する構成も可能である。
【0031】これら個人情報統合管理システムを構成す
る各構成要素が格納・管理している情報を図2に示す。
項目に記した具体的なプロパティは、情報のカテゴリを
分かり易く示すための例である。尚、図2において、ハ
ッチングが施してある部分は情報が原本であることを意
味している。ここでいう原本とは、各構成要素が主体と
なって管理する、つまり優先的に扱う情報という意味で
考えて良い。また、ICカードは記憶容量に制限がある
ので、カード用管理アプリケーションプログラム(A
P)で蓄積するデータはポインタとして機能する情報で
あっても良い。
【0032】ICカード10にはユーザの個人情報が格
納されている。個人情報には、ユーザを特定する又はユ
ーザを特徴づけるための住所、氏名、年齢、性別、趣
味、嗜好……といった情報等の基本情報と、各サービス
システムのアプリケーションを利用する際に必要なAP
個人情報と、個人情報管理システム及び各サービスシス
テムを介して利用してきたログ情報である個人履歴情報
と、そして、これら基本情報・AP個人情報・個人履歴
情報の個々の項目についての利用条件を定めた利用条件
情報とがある。
【0033】サービスシステム30には、サービスシス
テム情報と、顧客情報と、AP個人情報とが格納されて
いる。サービスシステム情報は、該サービスシステムが
主体となって管理する、サービスシステムを特定・識別
する又はサービスシステムの特徴を示す情報である。顧
客情報は、該サービスシステムが主体となって管理す
る、サービスシステム利用ユーザ毎に取得した情報であ
る。AP個人情報は、ICカード10に格納しているA
P個人情報の中で、ユーザがサービスシステムに利用を
許可している情報であり、ユーザ数の分だけ存在する。
【0034】個人情報管理システム40では、ユーザが
主体となって管理している、ICカードに格納する個人
情報の全て又は個人情報に課せられた利用条件情報が個
人情報管理システムに許す範囲の個人情報を格納してい
る。加えて、サービスシステムが主体となって管理して
いるサービスシステム情報を、各サービスシステムの分
だけ管理している。
【0035】個人情報統合管理システムを利用しようと
するユーザは、ユーザ自身の個人情報を管理するため
に、個人情報管理システム40の個人情報管理サービス
(管理サービス)を使用する。ICカード情報を可視化
し、情報を操作するソフトウェアがあれば管理はできる
が、ICカード情報をオンラインで扱うためには、個人
情報管理システムが必要になる。
【0036】個人情報管理サービスの概要を図3及び図
4を用いて説明する。
【0037】図3は個人情報管理システムの概要を示す
もので、図中、41は個人情報データベース、42はサ
ービスシステムデータベース、43は個人情報管理モジ
ュール、44はサービスシステム管理モジュール、45
は利用制御モジュールである。また、図4は個人情報管
理サービスの処理の流れを示す。
【0038】初めて個人情報管理システム40にアクセ
スするユーザは、予めカード端末20でICカード10
にカード用個人情報管理AP(以下、カード用管理AP
と略す)11をダウンロードする。そして、管理サービ
スを利用する場合、ユーザはカード端末20で端末用個
人情報管理AP(以下、端末用管理APと略す)22を
起動し、カード端末20のICカードRW21に挿入し
たICカード10上のカード用管理AP11を用いて、
個人情報及び各個人情報に対する利用条件の設定など、
個人情報管理の操作を行う。
【0039】ユーザは、管理サービスを利用して設定し
た個人情報及び利用条件情報の原本を、ICカード10
上のカード用管理AP11に保存する。個人情報管理シ
ステム40の個人情報管理モジュール43では、カード
用管理AP11の個人情報と利用条件情報を、管理シス
テム40に対し定めた利用条件の範囲で個人情報管理シ
ステム40の個人情報DB41に保存する。個人情報管
理システム40に対して定める個人情報の利用条件とし
ては、個人情報の全てを取り扱うことができるように特
権システムとして定めることが望ましいが、必要ならば
適当な利用条件を定めることで利用制御させることも可
能である。
【0040】尚、個人情報管理システム40中、サービ
スシステムDB42、サービスシステム管理モジュール
44及び利用制御モジュール45については、図7,8
を用いて後ほど説明することとし、管理サービスの処理
の流れを説明する。
【0041】カード端末20で端末用管理AP22を起
動しておき、そこにICカード10が挿入されるとIC
カード10上のカード用管理AP11が起動され、管理
サービスが可能になる。カード用管理AP11は、本管
理サービスのサービス認証を行い、該サービスに対する
利用条件を判断の上、開示制御を加えた個人情報の読み
出しを行う。
【0042】一方、個人情報管理システム40の個人情
報管理モジュール43は、ICカード利用者のユーザ認
証を行い、システム上の個人情報DB41から利用条件
を判断しながら個人情報の読み出しを行う。これらの個
人情報は端末用管理AP22に送信され、具体的なユー
ザの管理操作を受け付ける管理サービスが提供される。
【0043】ユーザがカード端末20で個人情報操作の
管理サービス処理を行うと、処理内容に応じ、ICカー
ド10または個人情報管理システム40に処理内容が送
信、処理される。処理が終わればカード端末20に処理
完了の通知が返り、ICカード10上のカード用管理A
P11が終了し、カード端末20での操作に従い、IC
カード10が排出される。
【0044】次に、サービスシステムによる提供サービ
スの概要を図5及び図6を用いて説明する。
【0045】図5はサービスシステムの概要を示すもの
で、図中、31はサービスシステム顧客データベース、
32はサービス処理モジュールである。また、図6はサ
ービスシステムにおける提供サービスの処理の流れを示
す。
【0046】初めてサービスシステム30にアクセスす
るユーザは、カード用管理AP11に加え、カード用サ
ービスAP12をICカード10に搭載しておく必要が
あり、予めカード端末20で該サービスのカード用サー
ビスAP12をICカード10にダウンロードしてお
く。
【0047】サービスシステム30のサービスを受ける
には、カード端末20で端末用サービスAP23を起動
する。この時、既にICカード10に搭載されているカ
ード用管理AP11で保存している個人情報が、サービ
スに対し定められた利用条件情報の下で利用可能にな
る。端末用サービスAP23は、必要に応じてICカー
ド10上のカード用サービスAP12及びカード用管理
AP11と連携して、必要な個人情報を該サービスに課
せられた利用条件情報に基づき利用しつつ、該サービス
のサービス処理を遂行する。
【0048】サービスシステム30では、サービス処理
モジュール32を介し、カード用管理AP11によって
利用制御された個人情報を用いてサービス処理が行わ
れ、サービスシステム30が自身で収集したユーザ情報
を顧客情報として収集する。
【0049】サービスシステム30の処理の流れとして
は、まず、カード端末20で端末用サービスAP23を
起動しておき、そこにICカード10を挿入する。サー
ビスシステム30では、ICカード利用者のユーザ認証
を行い、サービスシステム30に格納されているサービ
スシステム情報を読み出す。ICカード10では、カー
ド用サービスAP12の前にカード用管理AP11が起
動される。カード用管理AP11はサービスシステム情
報を参照し、利用しようとしているサービスシステム3
0の認証を行う。そして、該サービスに対する利用条件
を判断の上、開示制御を加えた個人情報の読み出しを行
う。
【0050】ICカード10上で動作するAPの制約か
ら、APの複数起動が可能な場合と不可能な場合とがあ
る。図6の例では、カード用管理AP11とカード用サ
ービスAP12の双方のAPが同時に起動しないと仮定
して、カード用管理AP11を終了させた後、カード用
サービスAP12を起動している。
【0051】カード用サービスAP12の起動を受け
て、端末用サービスAP11はICカード10からサー
ビスに用いる情報の読み出しを行い、また、サービスシ
ステム30からは顧客DB31から顧客情報の読み出し
を行う。これらの情報は端末用サービスAP23に送信
され、具体的なユーザの操作を受け付けるサービス提供
が開始される。ユーザがカード端末20でサービス操作
を行うと、処理内容に応じ、ICカード10またはサー
ビスシステム30に処理内容が送信、処理される。
【0052】ICカード10とサービスシステム30で
の各々の処理の結果、必要に応じてICカード10また
は顧客DB31に処理情報の書き込みが行われる。例え
ば、売買に関するサービスが行われた場合を考えると、
売買情報はサービスシステム30の顧客DBに書き込ま
れるだけでなく、ユーザの要求に基づき、カード端末2
0を介してICカード10にも送信される。ICカード
10では、サービスシステム毎にフォーマットが異なる
前記情報を、カード用管理AP11が適当な統一フォー
マットの個人履歴情報に変換して該ICカード10内に
格納する。
【0053】サービスに関する一連の処理が終わればカ
ード端末20に処理完了の通知が返り、ICカード10
上のカード用サービスAP12が終了し、カード端末2
0での操作に従い、ICカード10が排出される。
【0054】次に、個人情報管理システムの個人情報D
Bとサービスシステムの顧客情報DBとを連携させるサ
ービスについて図7及び図8を用いて説明する。図7は
個人情報管理システム及びサービスシステムの概要を示
す。また、図8は連携サービスの処理の流れを示す。
【0055】サービスシステム30は、ICカード10
との接続を必要としない処理が目的で個人情報を扱おう
とする場合や、統計処理などユーザ一般に関する情報を
用いた処理を行う場合等に、個人情報管理システム40
の管理サービスを利用する。サービスシステム30の顧
客情報と個人情報管理システム40の個人情報を連携さ
せるには、各データベースにユーザを特定するためのキ
ーを設定しておく。この方法の詳細は図9を用いて別途
説明する。
【0056】さて、個人情報管理システム40の個人情
報管理サービスを利用するサービスシステム30は、個
人情報管理システム40のサービスシステム管理モジュ
ール44を介し、サービスシステムDB42にサービス
システム情報を登録しておく必要がある。サービスシス
テム情報の具体的な項目としては、サービスシステム毎
に振られたサービスシステムID、サービスシステムの
正当性を認証するための情報、サービスシステムの提供
するサービスのカテゴリや特徴的キーワード等が挙げら
れる。
【0057】個人情報管理システム40は、サービスシ
ステム30の要求に対しサービスシステム管理モジュー
ル44でサービスシステムとしての認証等の処理を行
い、利用制御モジュール45で該サービスシステム30
の利用条件を判断し、許された範囲内で個人情報DB4
1から個人情報を抽出し、該個人情報をサービスシステ
ム30に送信する。あるいは定められた利用条件によっ
ては、逆に個人情報管理システム40で該情報を用いた
処理を行い、許可された結果のみをサービスシステム3
0に送信する。
【0058】個人情報管理システムとサービスシステム
との情報連携処理の流れとしては、まず、サービスシス
テム30から個人情報管理システム40へ、管理サービ
ス利用のためのアクセス要求が送信される。管理システ
ム40はアクセス要求したサービスシステム30の認証
を行い、サービスシステムDB42からサービスシステ
ム情報の読み出しを行う。
【0059】サービスシステム30は、更に、サービス
システム30で得られている顧客情報と個人情報に基づ
き、管理サービスの個人情報利用要求を送信する。する
と管理システム40は、サービスシステム30の顧客I
Dに対応するユーザIDの個人情報との関連付けを行
う。関連付けの方法は、先にも述べたように後述する。
管理システム40は、関連付けられた個人情報を個人情
報DB41から読み出し、該個人情報の利用条件を解析
し、利用条件付き個人情報を生成する。サービスシステ
ム30は、自ら所有する顧客情報に利用条件を設定し
て、これを管理システム40に送付する。
【0060】この時点で個人情報管理システム40にユ
ーザに関する各種情報が取り揃えられたことになるが、
個人情報管理システム40では、利用制御モジュール4
5において、個人情報と顧客情報を連携させ、連携情報
に対しどのような利用条件情報を付与すれば良いかの解
析を行う。そして、その判断に基づき、利用条件付きの
連携情報が生成され、管理サービスの処理結果としてサ
ービスシステム30に利用条件付き連携情報を引き渡
す。
【0061】以上が一連の処理の流れであるが、利用条
件に依っては、最後の工程で連携情報がサービスシステ
ム30に引き渡されず、個人情報管理システム40上で
のみ取り扱い可能な状態になることもある。このような
時、もしもサービスシステム30に連携情報入手の許可
は無くても、連携情報を使った別の処理が許可されてい
れば、個人情報管理システム40の利用制御モシュール
45において処理が行われ、サービスシステム30に処
理結果を返送することになる。
【0062】次に、ICカード10から個人情報管理シ
ステム40に送信され格納されている個人情報とサービ
スシステム30に格納されている顧客情報との連携サー
ビスの実現例を図9を用いて説明する。ここでは、不必
要な個人情報の公開を防ぐため、匿名性を維持しつつ顧
客情報に対応する連携先個人情報を判断する方法を例示
する。
【0063】個人情報管理システム40には、ICカー
ド10の個人情報が、ユーザが設定した利用条件と共に
格納されている(ステップ1−1)。これに加え、IC
カード10または個人情報管理システム40で暗号鍵と
復号鍵のペアを作成し、鍵IDを付与しておく。そし
て、ICカード10に暗号鍵と鍵IDを格納し、また、
個人情報管理システム40の復号鍵DB46に復号鍵と
鍵IDを格納しておく(ステップ1−2)。
【0064】ICカード10では、ユーザIDを暗号鍵
で暗号化した暗号化ユーザID(暗号化UID)を生成
する(ステップ1−3)。ユーザがサービスシステム3
0のサービスを受ける際には、該暗号化UIDと鍵ID
をサービスシステム30に送信し(ステップ2−1)、
サービスシステム30は顧客情報を入手する(ステップ
2−2)。
【0065】サービスシステム30は、ユーザがサービ
スを利用する際にユーザから取得した顧客情報を、個人
情報管理システム40の個人情報と連携させるために、
まず、サービスシステム30から個人情報管理システム
40に暗号化UIDと鍵IDとを送信する(ステップ3
−1)。
【0066】個人情報管理システム40では、鍵IDを
基に復号鍵DBを検索し、鍵IDに該当する復号鍵で暗
号化UIDを復号し、ユーザIDを特定する(ステップ
3−2)。得られたユーザIDを基に個人情報DB41
を検索し、顧客情報と連携させるべき個人情報を得る
(ステップ3−3)。
【0067】個人情報管理システム40の利用制御モジ
ュール45は、サービスシステム30に許可された利用
条件を判断し、サービスシステム30に提供を許された
情報については利用制御を課したまま、個人情報管理シ
ステム40からサービスシステム30に送信する。サー
ビスシステム30への該個人情報の提供は許されていな
いが、顧客情報と個人情報とを用いて行う何らかの処理
の結果を知ることが許可されている場合、サービスシス
テム30から個人情報管理システム40へ該顧客情報を
送信し、個人情報と連携させて実行した処理結果をサー
ビスシステム30に返送する。
【0068】サービスシステム30が、個人情報の提供
も個人情報を用いた処理の実行も許されていない場合、
サービスシステム30から個人情報管理システム40へ
の情報連携要求は不成功に終わる。
【0069】情報連携を用いた具体的な実施サービス例
として、また、本発明の個人情報統合管理システムの発
展的サービス例として、サービスシステムが顧客情報と
個人情報との連携情報を統計情報として顧客動向調査に
利用し、抽出した個人に対し広告を配送するサービスに
ついて述べる。
【0070】あるサービスシステム(例えば、SS−A
とする)の顧客情報DBにサービス履歴情報を蓄積して
おく。仮に、SS−Aが、SS−Aの提供するサービス
甲を受けた顧客に特徴的な傾向を発見したとする。SS
−Aは個人情報管理システム40と連携して、前記の特
徴的な傾向を見せた顧客の顧客IDと、情報から関連付
けられたユーザの個人情報を統計的に提供してもらう。
【0071】この時のユーザの利用条件では、例えば
「母数100以上の統計処理への利用を許可」等の設定
がなされている必要があり、そのような提供を許可して
いないユーザの個人情報は、統計情報としても提供され
ない。SS−Aは、情報連携で得られた統計情報の分析
の結果、例えば「サービス甲を受け、引き続きサービス
乙を利用する顧客は20代女性に多数見られる」等のマ
ーケティング情報を得ることができる。
【0072】上記マーケティング情報を得たSS−A
は、サービス甲の利用ユーザの中でまだサービス乙を利
用していない顧客に何らかの働きかけを行う、または広
く一般ユーザに対して働きかけを行うと考えられる。そ
の働きかけの手段として広告配送による方法がある。し
かし、広告配送先である住所情報は、個人情報の1項目
であり、SS−Aに公開されるとは限らない。そこで、
信用できる機関が広告配送サービスを行う仲介すること
が考えられる。
【0073】図9における説明では、個人情報管理シス
テムを信用できる機関として、個人情報管理システムで
情報連携を行う例を記した。しかし、広告配送専用のサ
ービスシステムB(例えば、SS−B)が信用できる
か、またはSS−Bが利用条件を課せられた上でサービ
スを提供するならば、情報連携をSS−Bで行う方法も
採ることができる。実現には、暗号・認証技術と、カプ
セル化等を用いた利用制御技術を用いた方法が考えられ
る。
【0074】SS−Bが該サービスを提供する場合、S
S−Aは広告情報をカプセル化し、広告情報の内容だけ
でなくSS−Aが発信者であることも掌握できないよう
な利用条件と共にSS−Bに送り、SS−Bは対応する
ユーザの個人情報から住所(電子メール広告の場合はメ
ールアドレス)を調べ、関連付けることだけが可能な利
用条件を課せられているが、該ユーザのもとに広告情報
を配送することは実現できる。
【0075】
【発明の効果】以上述べたように、本発明では、複数の
サービスシステムが構築されると、ユーザの個人情報が
複数のサービスシステムで独立に存在し、各サービスシ
ステムで管理されることになるところを、個人情報を各
サービスシステムで統一的に管理するための個人情報管
理システムを設けることで、個人情報の一元的な管理を
共通のサービス環境で実現している。
【0076】これにより、ユーザは1枚のICカードで
複数のサービスシステムを利用できるようになり、ま
た、ユーザがその個人情報をユーザ自身で管理すること
が可能になり、また、ユーザの個人情報を1度更新する
だけで各サービスシステムに行き届かせることができ
る。そして、ユーザ自身の個人情報にユーザ自身が利用
条件を課することで、個人情報管理システムに保存した
個人情報がどのように利用されているかを情報収集する
ことが可能になる。
【0077】サービス提供者にとっては、本発明によ
り、従来収集していた顧客の個人情報がサービスシステ
ムの顧客情報DBに格納できなくなるという弊害があ
る。しかし、顧客情報管理に要する余分な設備投資や運
用稼動を必要としないため、コストを抑えることができ
る。また、個人情報管理主体がユーザに戻ったことで、
個人情報の信頼度が高まり、サービスシステム側で個人
情報管理責任を負わなくて良いという効果がある。
【0078】更に、顧客情報と個人情報を連携する仕組
みをユーザの個人情報の匿名性に留意しつつ実現するこ
とで、従来の機能、即ちユーザが要望としている広告情
報等のサービスに関する情報を入手する機能と、サービ
スシステムが要望している個人情報を用いたマーケティ
ング情報を入手する機能とを維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の個人情報統合管理システムの実施の形
態の一例を示す構成図
【図2】本システムの各構成要素に格納される個人情報
の具体例を示す説明図
【図3】個人情報管理システムの概要を示す構成図
【図4】個人情報管理サービスの処理の流れ図
【図5】サービスシステムの概要を示す構成図
【図6】サービスシステムにおける提供サービスの処理
の流れ図
【図7】個人情報管理システム及びサービスシステムの
概要を示す構成図
【図8】個人情報管理システムとサービスシステムとの
連携サービスの処理の流れ図
【図9】連携サービスの実現例を示す説明図
【符号の説明】
10:ICカード、11:カード用管理AP、12:カ
ード用サービスAP、20:ICカードサービス端末、
21:ICカードRW、22:端末用管理AP、23:
端末用サービスAP、30:サービスシステム、31:
サービスシステム顧客DB、32:サービス処理モジュ
ール、40:個人情報管理システム、41:個人情報D
B、42:サービスシステムDB、43:個人情報管理
モジュール、44:サービスシステム管理モジュール、
45:利用制御モジュール、50:ネットワーク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 良一 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともユーザの個人情報を格納した
    ICカードと、ICカードとの間でデータを送受信する
    ためのICカードリーダライタを有するICカードサー
    ビス端末と、ICカードにICカード用アプリケーショ
    ンプログラムを提供するとともにICカードサービス端
    末に端末用アプリケーションプログラムを提供し、各ア
    プリケーションプログラムが起動したICカード及びI
    Cカードサービス端末を通じてユーザにサービスを提供
    する複数のICカードサービスシステムと、ICカード
    サービス端末と複数のICカードサービスシステムとを
    接続するネットワークとからなり、 前記ICカードサービスシステムとして、 ICカードに格納されたユーザの個人情報を利用してユ
    ーザにサービスを提供するサービスシステムを少なくと
    も1つ具備し、 かつ、 ICカードに格納されたユーザの個人情報を管理するサ
    ービスを提供する個人情報管理システムを具備したこと
    を特徴とする個人情報統合管理システム。
  2. 【請求項2】 前記ICカードサービスシステムとし
    て、前記に加え、ICカードに本システムにおけるユニ
    ークなユーザIDを払い出す機能と、個人情報を初期入
    力する機能と、入力した情報を参照し、確認し、保存す
    る機能とを有するICカード登録アプリケーションを実
    行する個人情報登録システムを具備したことを特徴とす
    る請求項1に記載の個人情報統合管理システム。
  3. 【請求項3】 前記ユーザの個人情報は、ユーザIDを
    含む個人を特定する又は特徴づけるための基本情報と、
    各サービスシステムを利用する際に使用するアプリケー
    ション個人情報と、前記個人情報管理システム及び前記
    サービスシステムを利用する際に取得した個人履歴情報
    と、これら基本情報、アプリケーション個人情報及び個
    人履歴情報の各項目についての利用条件を定めた利用条
    件情報とからなり、 前記サービスシステムは、該サービスシステムを特定す
    る又は特徴づけるためのサービスシステム情報と、該サ
    ービスシステムが独自に収集した該サービスシステムの
    利用者の顧客情報と、ICカードに格納された個人情報
    のうちユーザが該サービスシステムに対して定めた利用
    条件の範囲で複製した個人情報とを格納し、 前記個人情報管理システムは、ICカードに格納された
    個人情報のうちユーザが該個人情報管理システムに対し
    て定めた利用条件の範囲で複製した個人情報と、サービ
    スシステムに格納されたサービスシステム情報のうちサ
    ービスシステムが許可した範囲で複製したサービスシス
    テム情報とを格納することを特徴とする請求項1または
    2に記載の個人情報統合管理システム。
  4. 【請求項4】 前記サービスシステムは、 ICカードに格納された個人情報のうちユーザが該サー
    ビスシステムに対して定めた利用条件の範囲で複製した
    個人情報と、該サービスシステムが独自に収集した該サ
    ービスシステムの利用者の顧客情報とを格納する顧客情
    報データベースと、 該サービスシステムが提供するサービスをユーザの要求
    に応じて処理するサービス処理モジュールとにより構成
    されることを特徴とする請求項1または2に記載の個人
    情報統合管理システム。
  5. 【請求項5】 前記ICカードサービス端末は、ユーザ
    の要求に基づき該ユーザがサービスシステムを利用した
    時の個人履歴情報をICカードに送信する機能を有し、 前記ICカードは、ICカードサービス端末から送信さ
    れた個人履歴情報を蓄積する機能を有することを特徴と
    する請求項1または2に記載の個人情報統合管理システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記ICカードは、ICカードサービス
    端末から送信されたサービスシステム毎にフォーマット
    が異なるサービス利用時の個人履歴情報を、統一された
    フォーマットの個人履歴情報に変換する機能を有するこ
    とを特徴とする請求項5に記載の個人情報統合管理シス
    テム。
  7. 【請求項7】 前記個人情報管理システムは、 ICカードに格納された個人情報のうちユーザが該個人
    情報管理システムに対して定めた利用条件の範囲で複製
    した個人情報を格納する個人情報データベースと、 サービスシステムに格納されたサービスシステム情報の
    うちサービスシステムが個人情報管理システムに対して
    定めた利用条件の範囲で複製したサービスシステム情報
    を格納するサービスシステムデータベースと、 個人情報管理システムにアクセスするユーザの認証と、
    アクセス対象となった個人情報の利用条件情報の解析
    と、ユーザの個人情報操作内容を解釈し該操作が意味す
    る個人情報管理サービスの実行とを行う個人情報管理モ
    ジュールと、 個人情報管理システムにアクセスするサービスシステム
    の認証と、アクセス対象個人情報の利用条件情報の解析
    と、サービスシステムが個人情報管理システムに要求す
    る処理内容の判断とを行うサービスシステム管理モジュ
    ールと、 個人情報管理モジュールやサービスシステム管理モジュ
    ールにおける、個人情報データベースやサービスシステ
    ムデータベースから読み出した情報を処理し、個人情報
    管理システム外部に出力する際に該情報に対する利用条
    件を設定し、該利用条件情報に基づき利用制御する利用
    制御モジュールとにより構成されることを特徴とする請
    求項1または2に記載の個人情報統合管理システム。
  8. 【請求項8】 前記個人情報管理システムは、前記サー
    ビスシステムの要求に基づき、該サービスシステムの顧
    客情報と、該個人情報管理システムの個人情報とを結び
    付け、 結び付けた連携情報は、該個人情報の利用条件情報と、
    該サービスシステムのサービスシステム情報から個人情
    報管理システムが許可した内容とによる利用制御に基づ
    いた提供がなされる情報連携機能を有することを特徴と
    する請求項1乃至7のいずれかに記載の個人情報統合管
    理システム。
  9. 【請求項9】 顧客情報と個人情報との関連付けを行う
    前記情報連携機能は、サービスシステムに対し匿名性を
    維持して処理することを特徴とする請求項8に記載の個
    人情報統合管理システム。
  10. 【請求項10】 前記情報連携機能は、 ICカードに格納された個人情報を、ユーザIDを含む
    形で個人情報管理システムの個人情報データベースに格
    納する第一の事前処理ステップと、 ICカードまたは個人情報管理システムにおいて暗号鍵
    と復号鍵と鍵IDとを作成し、暗号鍵と鍵IDをICカ
    ードに格納し、復号鍵と鍵IDを個人情報管理システム
    の復号鍵データベースに格納する第二の事前処理ステッ
    プと、 ICカードにおいてユーザIDを第二の事前処理ステッ
    プで得た暗号鍵で暗号化した暗号化ユーザIDを生成し
    て格納する第三の事前処理ステップと、 ICカードからサービスシステムに暗号化ユーザIDと
    鍵IDを送信するサービス利用ステップと、 サービスシステムから個人情報管理システムに顧客情報
    と暗号化ユーザIDと鍵IDとを送信する第一の連携処
    理ステップと、 個人情報管理システムにおいて鍵IDを用いて復号鍵デ
    ータベースから該鍵IDに対応する復号鍵を検索し、該
    復号鍵で暗号化ユーザIDを復号してユーザIDを特定
    する第二の連携処理ステップと、 個人情報管理システムにおいてユーザIDを用いて個人
    情報データベースから該ユーザIDに対応する個人情報
    を検索し、顧客情報と検索から得られた個人情報とを連
    携付ける第三の連携処理ステップとを含む処理によって
    実現されることを特徴とする請求項8または9に記載の
    個人情報統合管理システム。
  11. 【請求項11】 少なくともユーザの個人情報を格納し
    たICカードと、ICカードとの間でデータを送受信す
    るためのICカードリーダライタを有するICカードサ
    ービス端末と、ICカードにICカード用アプリケーシ
    ョンプログラムを提供するとともにICカードサービス
    端末に端末用アプリケーションプログラムを提供し、各
    アプリケーションプログラムが起動したICカード及び
    ICカードサービス端末を通じてユーザにサービスを提
    供する複数のICカードサービスシステムと、ICカー
    ドサービス端末と複数のICカードサービスシステムと
    を接続するネットワークとからなり、 前記ICカードサービスシステムとして、 ICカードに格納されたユーザの個人情報を利用してユ
    ーザにサービスを提供するサービスシステムを少なくと
    も1つ具備し、 かつ、 ICカードに格納されたユーザの個人情報を管理するサ
    ービスを提供する個人情報管理システムを具備した個人
    情報統合管理システムのプログラムであって、該プログ
    ラムはコンピュータ上に、 ICカードに格納された個人情報のうちユーザが該サー
    ビスシステムに対して定めた利用条件の範囲で複製した
    個人情報と、該サービスシステムが独自に収集した該サ
    ービスシステムの利用者の顧客情報とを格納する顧客情
    報データベースと、 該サービスシステムが提供するサービスをユーザの要求
    に応じて処理するサービス処理モジュールとにより構成
    されるサービスシステムを実現することを特徴とする個
    人情報統合管理システムのプログラム。
  12. 【請求項12】 少なくともユーザの個人情報を格納し
    たICカードと、ICカードとの間でデータを送受信す
    るためのICカードリーダライタを有するICカードサ
    ービス端末と、ICカードにICカード用アプリケーシ
    ョンプログラムを提供するとともにICカードサービス
    端末に端末用アプリケーションプログラムを提供し、各
    アプリケーションプログラムが起動したICカード及び
    ICカードサービス端末を通じてユーザにサービスを提
    供する複数のICカードサービスシステムと、ICカー
    ドサービス端末と複数のICカードサービスシステムと
    を接続するネットワークとからなり、 前記ICカードサービスシステムとして、 ICカードに格納されたユーザの個人情報を利用してユ
    ーザにサービスを提供するサービスシステムを少なくと
    も1つ具備し、 かつ、 ICカードに格納されたユーザの個人情報を管理するサ
    ービスを提供する個人情報管理システムを具備した個人
    情報統合管理システムのプログラムであって、該プログ
    ラムはコンピュータ上に、 ICカードに格納された個人情報のうちユーザが該個人
    情報管理システムに対して定めた利用条件の範囲で複製
    した個人情報を格納する個人情報データベースと、 サービスシステムに格納されたサービスシステム情報の
    うちサービスシステムが個人情報管理システムに対して
    定めた利用条件の範囲で複製したサービスシステム情報
    を格納するサービスシステムデータベースと、 個人情報管理システムにアクセスするユーザの認証と、
    アクセス対象となった個人情報の利用条件情報の解析
    と、ユーザの個人情報操作内容を解釈し該操作が意味す
    る個人情報管理サービスの実行とを行う個人情報管理モ
    ジュールと、 個人情報管理システムにアクセスするサービスシステム
    の認証と、アクセス対象個人情報の利用条件情報の解析
    と、サービスシステムが個人情報管理システムに要求す
    る処理内容の判断とを行うサービスシステム管理モジュ
    ールと、 個人情報管理モジュールやサービスシステム管理モジュ
    ールにおける、個人情報データベースやサービスシステ
    ムデータベースから読み出した情報を処理し、個人情報
    管理システム外部に出力する際に該情報に対する利用条
    件を設定し、該利用条件情報に基づき利用制御する利用
    制御モジュールとにより構成される個人情報管理システ
    ムを実現することを特徴とする個人情報統合管理システ
    ムのプログラム。
  13. 【請求項13】 前記個人情報管理システムは、前記サ
    ービスシステムの要求に基づき、該サービスシステムの
    顧客情報と、該個人情報管理システムの個人情報とを結
    び付け、 結び付けた連携情報は、該個人情報の利用条件情報と、
    該サービスシステムのサービスシステム情報から個人情
    報管理システムが許可した内容とによる利用制御に基づ
    いた提供がなされる情報連携機能を有することを特徴と
    する請求項12に記載の個人情報統合管理システムのプ
    ログラム。
  14. 【請求項14】 顧客情報と個人情報との関連付けを行
    う前記情報連携機能は、サービスシステムに対し匿名性
    を維持して処理することを特徴とする請求項13に記載
    の個人情報統合管理システムのプログラム。
  15. 【請求項15】 前記情報連携機能は、 ICカードに格納された個人情報を、ユーザIDを含む
    形で個人情報管理システムの個人情報データベースに格
    納する第一の事前処理ステップと、 ICカードまたは個人情報管理システムにおいて暗号鍵
    と復号鍵と鍵IDとを作成し、暗号鍵と鍵IDをICカ
    ードに格納し、復号鍵と鍵IDを個人情報管理システム
    の復号鍵データベースに格納する第二の事前処理ステッ
    プと、 ICカードにおいてユーザIDを第二の事前処理ステッ
    プで得た暗号鍵で暗号化した暗号化ユーザIDを生成し
    て格納する第三の事前処理ステップと、 ICカードからサービスシステムに暗号化ユーザIDと
    鍵IDを送信するサービス利用ステップと、 サービスシステムから個人情報管理システムに顧客情報
    と暗号化ユーザIDと鍵IDとを送信する第一の連携処
    理ステップと、 個人情報管理システムにおいて鍵IDを用いて復号鍵デ
    ータベースから該鍵IDに対応する復号鍵を検索し、該
    復号鍵で暗号化ユーザIDを復号してユーザIDを特定
    する第二の連携処理ステップと、 個人情報管理システムにおいてユーザIDを用いて個人
    情報データベースから該ユーザIDに対応する個人情報
    を検索し、顧客情報と検索から得られた個人情報とを連
    携付ける第三の連携処理ステップとを含む処理によって
    実現されることを特徴とする請求項13または14に記
    載の個人情報統合管理システムのプログラム。
  16. 【請求項16】 請求項11乃至15のいずれかに記載
    のプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ
    読み取り可能な媒体。
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