JP2001306520A - 広告表示可能なサービス提供システム、セキュアプロバイダ装置、サービス提供装置、セキュアプロバイダ方法、サービス提供方法、ならびに、情報記録媒体 - Google Patents

広告表示可能なサービス提供システム、セキュアプロバイダ装置、サービス提供装置、セキュアプロバイダ方法、サービス提供方法、ならびに、情報記録媒体

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JP2001306520A
JP2001306520A JP2000127181A JP2000127181A JP2001306520A JP 2001306520 A JP2001306520 A JP 2001306520A JP 2000127181 A JP2000127181 A JP 2000127181A JP 2000127181 A JP2000127181 A JP 2000127181A JP 2001306520 A JP2001306520 A JP 2001306520A
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Hideji Ogawa
秀治 小川
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 認証されたユーザのみにサービスを提供する
際に、効果的に広告を表示するのに好適なサービス提供
システム等を提供する。 【解決手段】 ASP 191は、端末111のユーザ
が認証済であるか否かをSCP 171に問い合わせ、
認証済である場合は端末111にサービスを提供し、認
証済でない場合は、SCP 171の認証を受けるよう
に端末111に通知する。端末111からSCP 17
1にアクセスしてWWWブラウザを用いて認証を受ける
と、端末111には、当該ユーザ用のデスクトップペー
ジが表示される。当該デスクトップページには、ユーザ
個人のリンク集、ASP 191へのリンクのほか、各
種のバナー広告が含まれる。また、認証の過程で表示さ
れる各種フォームにも、各種のバナー広告が表示され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広告表示可能なサ
ービス提供システム、セキュアプロバイダ装置、サービ
ス提供装置、セキュアプロバイダ方法、サービス提供方
法、ならびに、情報記録媒体に関する。
【0002】特に、認証されたユーザのみにサービスを
提供する際に、効果的に広告を表示するのに好適なサー
ビス提供システム、セキュアプロバイダ装置、サービス
提供装置、セキュアプロバイダ方法、サービス提供方
法、ならびに、コンピュータによりこれらを実現するプ
ログラムを記録したコンピュータ読取可能な情報記録媒
体に関する。
【0003】
【従来の技術】従来から、各端末をインターネットなど
のコンピュータ通信網に接続するための中継装置が提供
されている。このような中継装置は、端末と中継装置と
の間が電話回線等で接続される場合は、ダイアルアップ
サーバやダイアルアップルータと呼ばれ、端末と中継装
置との間がイーサネット(登録商標)などのネットワー
クケーブル(無線を含む。)で接続されている場合はゲ
ートウェイと呼ばれている。
【0004】このような中継装置を端末のユーザに使用
させてインターネットに接続できるようにするための使
用権を提供する企業や会社をISP(Internet Service
Provider)と呼ぶ。インターネットなどのコンピュー
タ通信網では、コンピュータ通信網内に含まれ、各端末
のユーザにサービスを提供するASP(ApplicationSer
vice Provider)が存在する。
【0005】各ユーザは、ISPを経由してインターネ
ットに接続し、ウェブブラウザ(Web Browser)などを
利用してASPからサービスの提供を受ける。このサー
ビスには、電子情報(画像情報、音声情報、各種データ
ベースの検索結果の情報などを含む。)の提供が含まれ
る。また、通信販売などのサービスを提供することもあ
る。
【0006】このほか、あるASPからサービスを受け
る際の料金を決済するための決済機能を備える決済型I
SPや決済型ASPも提案されている。
【0007】このようなISP事業の分野では、近年の
WWW(World Wide Web)に対する関心の高まりと企業
化の進行から、さまざまな研究開発が進められている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ここで、特定のユーザ
のみにサービスを提供するASPやISPがある場合
に、これらのユーザに効果的に広告を提示する技術が強
く望まれている。
【0009】特に、ユーザが当該サービスを受けられる
か否かを認証するための情報を入力する際や、認証が成
功した場合、まだ認証がされていない旨をユーザに提示
する場合などに、効果的に広告を提示する技術に対する
要望は大きい。
【0010】本発明は、これらの課題を解決するために
認証されたユーザのみにサービスを提供する際に、効果
的に広告を表示するのに好適なサービス提供システム、
セキュアプロバイダ装置、サービス提供装置、セキュア
プロバイダ方法、サービス提供方法、ならびに、コンピ
ュータによりこれらを実現するプログラムを記録したコ
ンピュータ読取可能な情報記録媒体を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明の原理にしたがって、下記の発明を開示す
る。
【0012】本発明の第1の観点に係るサービス提供シ
ステムは、端末と、セキュアプロバイダ装置と、サービ
ス提供装置と、を備え、これらはTCP/IP(Transm
ission Control Protocol/Internet Protocol)通信に
よって相互に通信可能であり、以下のように構成され
る。
【0013】すなわち、端末は、ユーザからユーザ識別
子の入力を受け付け、ユーザ識別子を指定する認証請求
メッセージをセキュアプロバイダ装置へ送信する。
【0014】一方、セキュアプロバイダ装置は、認証請
求メッセージを受信した場合、認証用文字列を生成し
て、これを端末へ送信する。
【0015】さらに、端末は、認証用文字列を受信し
て、これを表示し、ユーザからパスワード文字列の入力
を受け付け、パスワード文字列をセキュアプロバイダ装
置に送信する。
【0016】そして、セキュアプロバイダ装置は、パス
ワード文字列を受信した場合、認証請求メッセージに指
定されるユーザ識別子にあらかじめ対応付けて記憶した
変換規則を取得し、認証用文字列に変換規則を適用した
結果と、パスワード文字列が一致する場合に、端末のI
Pアドレスとポート番号とを、ユーザ識別子に対応付け
て記憶して、これらを認証し、認証された場合、認証済
メッセージを端末に送信する。
【0017】一方、端末は、認証済メッセージを受信し
た場合、これをユーザに対して表示する。
【0018】さらに、端末は、サービスを要求するサー
ビス要求メッセージをサービス提供装置へ送信する。
【0019】一方、サービス提供装置は、サービス要求
メッセージを受信した場合、当該サービス要求メッセー
ジの送信元のIPアドレスとポート番号を取得し、IP
アドレスとポート番号を指定して、これらが認証されて
いるか否かを問い合わせる問合せメッセージをセキュア
プロバイダ装置に送信する。
【0020】そして、セキュアプロバイダ装置は、問合
せメッセージを受信した場合、これに指定されるIPア
ドレスとポート番号とが、記憶されて認証されているか
否かを調べ、調べた結果を指定する応答メッセージをサ
ービス提供装置に送信する。
【0021】一方、サービス提供装置は、応答メッセー
ジを受信した場合、これに指定される結果を調べ、IP
アドレスとポート番号が認証されていれば、指定される
送信元へサービスを提供し、IPアドレスとポート番号
が認証されていなければ、IPアドレスとポート番号に
より指定される送信元へ未認証メッセージを送信する。
【0022】さらに、端末は、未認証メッセージを受信
した場合、ユーザに対してこれを表示する。
【0023】そして、端末が、ユーザからユーザ識別子
の入力を受け付ける場合、ユーザからパスワード文字列
の入力を受け付ける場合、ユーザに対して認証済メッセ
ージを表示する場合、および、ユーザに対して未認証メ
ッセージを表示する場合の少なくとも1つの場合におい
て、端末は、ユーザに対して広告を表示する。
【0024】また、本発明のサービス提供システムは、
端末が未認証メッセージを表示した後、所定の時間が経
過すると、端末は、ユーザからユーザ識別子の入力を受
け付けて、これを指定する認証請求メッセージをセキュ
アプロバイダ装置へ送信するように構成することができ
る。
【0025】また、本発明のサービス提供システムは、
端末が、ユーザ識別子の入力を受け付ける場合、およ
び、ユーザからパスワード文字列の入力を受け付ける場
合に表示する情報は、いずれも、セキュアプロバイダ装
置から送信され、端末が受信したものであるように構成
することができる。
【0026】また、本発明のサービス提供システムは、
サービス提供装置による未認証メッセージの送信にかえ
て、サービス提供装置は、端末がユーザ識別子の入力を
促す指令を含むユーザ識別子入力メッセージをセキュア
プロバイダ装置に送信させるように構成することができ
る。
【0027】また、本発明のサービス提供システムにお
いて、認証済メッセージは、ユーザ識別子に対応付けて
あらかじめセキュアプロバイダ装置に記憶された情報を
含むように構成することができる。
【0028】また、本発明のサービス提供システムにお
いて、認証済メッセージは、サービス提供装置のURL
(Universal Resource Locator)を指定するリンク情報
を含むように構成することができる。
【0029】本発明の第2の観点に係るセキュアプロバ
イダ装置は、サービス提供装置、および、通信識別子が
割り当てられた端末と通信可能であって、認証請求メッ
セージ受信部と、認証用文字列送信部と、パスワード文
字列受信部と、変換規則記憶部と、変換規則取得部と、
通信識別子記憶部と、認証部と、認証済メッセージ送信
部と、問合せメッセージ受信部と、応答メッセージ送信
部と、を備えるように構成する。
【0030】ここで、認証請求メッセージ受信部は、端
末から送信される認証請求メッセージを受信する。
【0031】一方、認証用文字列送信部は、認証用文字
列を生成して、これを端末へ送信する。
【0032】さらに、パスワード文字列受信部と、端末
から送信されるパスワード文字列を受信する。
【0033】そして、変換規則記憶部は、ユーザ識別子
に対応付けて変換規則を記憶する。
【0034】一方、変換規則取得部は、認証請求メッセ
ージに指定されたユーザ識別子にあらかじめ対応付けて
変換規則記憶部に記憶された変換規則を取得する。
【0035】さらに、通信識別子記憶部は、認証された
端末の通信識別子をユーザ識別子に対応付けて記憶す
る。
【0036】そして、認証部は、認証用文字列に取得さ
れた変換規則を適用した結果と、パスワード文字列と、
が一致する場合に、端末の通信識別子をユーザ識別子に
対応付けて通信識別子記憶部に記憶して認証する。
【0037】一方、認証済メッセージ送信部は、認証が
された場合、認証済メッセージを端末に送信する。
【0038】さらに、問合せメッセージ受信部は、サー
ビス提供装置から送信される問合せメッセージを受信す
る。
【0039】そして、応答メッセージ送信部は、問合せ
メッセージに指定される通信識別子が通信識別子記憶部
に記憶されているか否かを調べ、その結果を指定する応
答メッセージをサービス提供装置へ送信する。
【0040】また、本発明のセキュアプロバイダ装置に
おいて、認証用文字列は、所定の文字情報および/また
は画像情報を端末に表示させる指令とともに端末に送信
されるように構成することができる。
【0041】また、本発明のセキュアプロバイダ装置に
おいて、認証済メッセージは、所定の文字情報および/
または画像情報を端末に表示させる指令を含むように構
成することができる。
【0042】また、本発明のセキュアプロバイダ装置
は、エラーメッセージ送信部をさらに備えるように構成
することができる。
【0043】ここで、エラーメッセージ送信部は、認証
がされなかった場合、所定の文字情報および/または画
像情報を端末に表示させる指令を含むエラーメッセージ
を端末に送信する。
【0044】また、本発明のセキュアプロバイダ装置
は、ユーザ識別子入力メッセージ送信部をさらに備える
ように構成することができる。
【0045】ここで、ユーザ識別子入力メッセージ送信
部は、端末においてユーザ識別子の入力を促す指令と、
所定の文字情報および/または画像情報を端末に表示さ
せる指令と、を含むユーザ識別子入力メッセージを端末
に送信する。
【0046】また、本発明のセキュアプロバイダ装置に
おいて、認証がされなかった場合、ユーザ識別子入力メ
ッセージ送信部は、ユーザ識別子入力メッセージを端末
に送信するように構成することができる。
【0047】また、本発明のセキュアプロバイダ装置
は、認証済メッセージ指定情報記憶部をさらに備えるよ
うに構成することができる。
【0048】ここで、認証済メッセージ指定情報記憶部
は、ユーザ識別子に対応付けて認証済メッセージに指定
される情報をあらかじめ記憶する。
【0049】一方、認証済メッセージは、「端末の通信
識別子が通信識別子記憶部に記憶される際に対応付けら
れたユーザ識別子」に対応付けて認証済メッセージ指定
情報記憶部にあらかじめ記憶された情報を含む。
【0050】また、本発明のセキュアプロバイダ装置に
おいて、認証済メッセージは、サービス提供装置の所在
を示す情報を含むように構成することができる。
【0051】また、本発明のセキュアプロバイダ装置
は、端末、および、サービス提供装置と、TCP/IP
(Transmission Control Protocol/Internet Protoco
l)通信によって通信し、通信識別子は、IPアドレ
ス、または、IPアドレスとポート番号の組み合わせで
あるように構成することができる。
【0052】本発明の第3の観点に係るサービス提供装
置は、セキュアプロバイダ装置、および、通信識別子が
割り当てられた端末と通信可能であり、端末から送信さ
れたサービス要求メッセージを受信するサービス要求メ
ッセージ受信部と、問合せメッセージ送信部と、応答メ
ッセージ受信部と、サービス提供部と、未認証メッセー
ジ送信部と、を備えるように構成する。
【0053】ここで、問合せメッセージ送信部は、受信
されたサービス要求メッセージを送信した端末の通信識
別子が認証されているか否かを問い合わせる問合せメッ
セージをセキュアプロバイダ装置に送信する。
【0054】一方、応答メッセージ受信部は、セキュア
プロバイダ装置から送信された応答メッセージを受信す
る。
【0055】さらに、サービス提供部は、応答メッセー
ジに指定される結果を調べ、通信識別子が認証されてい
れば、サービス要求メッセージに指定される提供先へサ
ービスを提供する。
【0056】そして、未認証メッセージ送信部は、通信
識別子が認証されていなければ、未認証メッセージを端
末に送信する。
【0057】また、本発明のサービス提供装置におい
て、未認証メッセージは、所定の文字情報および/また
は画像情報を端末に表示させる指令を含むように構成す
ることができる。
【0058】また、本発明のサービス提供装置におい
て、未認証メッセージは、セキュアプロバイダ装置から
端末へ「端末においてユーザ識別子の入力を促す指令を
含むユーザ識別子入力メッセージ」を送信させる指令を
含むように構成することができる。
【0059】また、本発明のサービス提供装置は、セキ
ュアプロバイダ装置、および、端末とTCP/IP通信
によって通信し、通信識別子は、IPアドレス、また
は、IPアドレスとポート番号の組み合わせであるよう
に構成することができる。
【0060】本発明の第4の観点に係るセキュアプロバ
イダ方法は、認証請求メッセージ受信工程と、認証用文
字列送信工程と、パスワード文字列受信工程と、変換規
則取得工程と、認証工程と、認証済メッセージ送信工程
と、問合せメッセージ受信工程と、応答メッセージ送信
工程と、を備えるように構成する。
【0061】ここで、認証請求メッセージ受信工程で
は、通信識別子が割り当てられた端末から送信される認
証請求メッセージを受信する。
【0062】一方、認証用文字列送信工程では、認証用
文字列を生成して、これを端末へ送信する。
【0063】さらに、パスワード文字列受信工程では、
端末から送信されるパスワード文字列を受信する。
【0064】そして、変換規則取得工程では、認証請求
メッセージに指定されたユーザ識別子に対応付けてあら
かじめ記憶された変換規則を取得する。
【0065】一方、認証工程では、認証用文字列に取得
された変換規則を適用した結果と、パスワード文字列
と、が一致する場合に、端末の通信識別子をユーザ識別
子に対応付けて認証されたものとして記憶する。
【0066】さらに、認証済メッセージ送信工程では、
認証がされた場合、認証済メッセージを端末に送信す
る。
【0067】そして、問合せメッセージ受信工程では、
サービス提供装置から送信される問合せメッセージを受
信する。
【0068】一方、応答メッセージ送信工程では、問合
せメッセージに指定される通信識別子が認証されたもの
として記憶されているか否かを調べ、その結果を指定す
る応答メッセージをサービス提供装置へ送信する。
【0069】また、本発明のセキュアプロバイダ方法に
おいて、認証用文字列は、所定の文字情報および/また
は画像情報を端末に表示させる指令とともに端末に送信
されるように構成することができる。
【0070】また、本発明のセキュアプロバイダ方法に
おいて、認証済メッセージは、所定の文字情報および/
または画像情報を端末に表示させる指令を含むように構
成することができる。
【0071】また、本発明のセキュアプロバイダ方法
は、エラーメッセージ送信工程をさらに備えるように構
成することができる。
【0072】ここで、エラーメッセージ送信工程では、
認証がされなかった場合、所定の文字情報および/また
は画像情報を端末に表示させる指令を含むエラーメッセ
ージを端末に送信する。
【0073】また、本発明のセキュアプロバイダ方法
は、ユーザ識別子入力メッセージ送信工程をさらに備え
るように構成することができる。
【0074】ここで、ユーザ識別子入力メッセージ送信
工程では、端末においてユーザ識別子の入力を促す指令
と、所定の文字情報および/または画像情報を端末に表
示させる指令と、を含むユーザ識別子入力メッセージを
端末に送信する。
【0075】また、本発明のセキュアプロバイダ方法に
おいて、認証がされなかった場合、ユーザ識別子入力メ
ッセージ送信工程により、ユーザ識別子入力メッセージ
を端末に送信するように構成することができる。
【0076】また、本発明のセキュアプロバイダ方法に
おいて、認証済メッセージは、「端末の通信識別子が認
証されて記憶される際に対応付けられたユーザ識別子」
に対応付けてあらかじめ記憶された情報を含むように構
成することができる。
【0077】また、本発明のセキュアプロバイダ方法に
おいて、認証済メッセージは、サービス提供装置の所在
を示す情報を含むように構成することができる。
【0078】また、本発明のセキュアプロバイダ方法に
おいて、通信識別子は、IP(Internet Protocol)ア
ドレス、または、IPアドレスとポート番号の組み合わ
せであるように構成することができる。
【0079】本発明の第5の観点に係るサービス提供方
法は、サービス要求メッセージ受信工程と、問合せメッ
セージ送信工程と、応答メッセージ受信工程と、サービ
ス提供工程と、未認証メッセージ送信工程と、を備える
ように構成する。
【0080】ここで、サービス要求メッセージ受信工程
では、通信識別子が割り当てられた端末から送信された
サービス要求メッセージを受信する。
【0081】一方、問合せメッセージ送信工程では、受
信されたサービス要求メッセージを送信した端末の通信
識別子が認証されているか否かを問い合わせる問合せメ
ッセージをセキュアプロバイダ装置に送信する。
【0082】さらに、応答メッセージ受信工程では、セ
キュアプロバイダ装置から送信された応答メッセージを
受信する。
【0083】そして、サービス提供工程では、応答メッ
セージに指定される結果を調べ、通信識別子が認証され
ていれば、サービス要求メッセージに指定される提供先
へサービスを提供する。
【0084】一方、未認証メッセージ送信工程では、通
信識別子が認証されていなければ、未認証メッセージを
端末に送信する。
【0085】また、本発明のサービス提供方法におい
て、未認証メッセージは、所定の文字情報および/また
は画像情報を端末に表示させる指令を含むように構成す
ることができる。
【0086】また、本発明のサービス提供方法におい
て、未認証メッセージは、セキュアプロバイダ装置から
端末へ「端末においてユーザ識別子の入力を促す指令を
含むユーザ識別子入力メッセージ」を送信させる指令を
含むように構成することができる。
【0087】また、本発明のサービス提供方法におい
て、通信識別子は、IPアドレス、または、IPアドレ
スとポート番号の組み合わせであるように構成すること
ができる。
【0088】また、コンピュータを、本発明のセキュア
プロバイダ装置、ならびに、サービス提供装置として機
能させ、コンピュータにセキュアプロバイダ方法、なら
びに、サービス提供方法を実施させるプログラムを、コ
ンパクトディスク、フロッピーディスク、ハードディス
ク、光磁気ディスク、ディジタルビデオディスク、磁気
テープ、半導体メモリなどのコンピュータ読取可能な情
報記録媒体に記録することができる。
【0089】本発明の情報記録媒体に記録されたプログ
ラムを、コンピュータが備えるCPU(Central Proces
sing Unit;中央処理ユニット)およびその他の装置や
周辺機器に実行させると、当該コンピュータは、本発明
のセキュアプロバイダ装置、ならびに、サービス提供装
置として機能する。これにより、上記のセキュアプロバ
イダ方法、ならびに、サービス提供方法が実施される。
【0090】また、当該コンピュータとは独立して、本
発明のプログラムを記録した情報記録媒体を配布、販売
することができるとともに、当該情報記録媒体に記録さ
れたプログラムをコンピュータ通信網を介して伝送し、
伝送したプログラムを他の情報記録媒体に記録すること
ができる。
【0091】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態を説明
する。なお、以下に説明する実施形態は説明のためのも
のであり、本発明の範囲を制限するものではない。した
がって、当業者であればこれらの各要素もしくは全要素
をこれと均等なものに置換した実施形態を採用すること
が可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に含
まれる。
【0092】なお、以下の説明では、TCP/IP通信
を例にあげる。TCP/IP通信は、各種のメッセージ
が到着した旨を知らせる確認(acknowledge)メッセー
ジが当該各種のメッセージを送信した発信元に通知され
る。理解を容易にするため、以下では、TCP/IP通
信の確認メッセージの伝送については省略して説明す
る。
【0093】(第1の実施形態)図1は、本発明の通信
システム101の第1の実施形態の概要構成を示す模式
図である。
【0094】各ユーザは、端末111から、ISP 1
31を介してインターネット151にアクセスする。イ
ンターネット151内には、ユーザの端末111の認証
を行うセキュアプロバイダ(SeCure Provider;SC
P)171や、ユーザの端末111に対してサービスを
提供するASP 191が存在する。
【0095】ユーザは、端末111に対してASP 1
91からサービスを受ける場合、SCP 171の認証
を受ける必要がある。本実施形態では、この認証の過程
において、端末111に効果的に広告を表示する。
【0096】ISP 131は、ダイアルアップサー
バ、ダイアルアップルータ、ゲートウェイのいずれであ
ってもよい。また、CATV(CAble TeleVision)網の
ケーブルモデムを採用することもできる。
【0097】端末111からISP 131に対してダ
イアルアップ接続を用いてインターネット151にアク
セスする場合は、ISP 131からIPアドレスを動
的に貰う必要がある。このためには、すでに普及してい
るオペレーティングシステム(Windows(登録商
標) 95/98/2000など)で用いられているダ
イアルアップ接続の技術を用いることができる。すなわ
ち、IPアドレスを貰うために、電話回線を用いてIS
P 131へ接続して、ユーザ名とパスワードを入力す
る。
【0098】本実施形態では、ISP 131がダイア
ルアップサーバと、SCP 171と、の両方の役割を
果たすことができる。ここで、セキュアプロバイダでも
ユーザ名とパスワードを入力するが、これは、上記のダ
イアルアップ接続のためのユーザ名とパスワードとは異
なるものとすることが望ましい。
【0099】この場合、ダイアルアップ接続のためのユ
ーザ名とパスワードは、公開しておく。たとえば、それ
ぞれguestとguestとして、容易に記憶できるようなもの
にしておいたり、オペレーティングシステム側で保存し
ておいたり、どのようなユーザ名でもパスワードなしで
接続できるようにしたり、などの形態が考えられる。こ
れらのユーザ名とパスワードにより端末111からダイ
アルアップ接続の要求があったら、ISP 131は、
一旦、IPアドレスを動的に端末111に付与してか
ら、SCP 171として認証を行う。この認証が失敗
したら、付与したIPアドレスを回収し、当該端末11
1との電話回線を切断する。
【0100】あるいは、ダイアルアップ接続のためのユ
ーザ名は、SCP 171用のユーザ名と同じとしても
よい。この場合は、ダイアルアップ接続用のパスワード
を公開、あるいは、なしにしておく。そして、ダイアル
アップ接続の要求で指定されたユーザ名を使って、SC
P 171としての認証を行う。
【0101】さらに、ダイアルアップ接続の場合には、
端末111側のモデムが使用する電話番号をナンバーデ
ィスプレイ機能を用いてISP 131側で取得し、あ
らかじめ定めたユーザのものか否かを判別し、あらかじ
め定めた電話番号の場合にのみ、上記の接続過程を実行
する手法を用いてもよい。これにより、さらにセキュリ
ティを向上させることができる。
【0102】ユーザの端末111がCATV網のケーブ
ルモデムなどを介してインターネット151に接続され
ている場合には、上記のようなISP 131に対する
ユーザ名とパスワードによる確認は必要ない。ユーザの
端末111のネットワークインターフェースのイーサネ
ットアドレス(MAC(Media Access Control)アドレ
ス)によりインターネット接続要求の確認ができるから
である。
【0103】図2は、端末111がSCP 171によ
って認証される過程を示す説明図である。以下、本図を
参照して説明する。
【0104】以下の過程は、端末111においてWWW
ブラウザを利用してSCP 171に接続し、SCP
171の認証を受けるためのURLにアクセスすること
によって開始される。これらの処理は、http(Hype
r Text Transmitting Protocol)通信と、CGI(Comm
on Gateway Interface)スクリプト等を用いて実現する
ことができる。
【0105】まず、SCP 171は、端末111に対
して、ユーザ名を入力するためのユーザ名入力フォーム
情報を送信する(201)。
【0106】端末111は、ユーザ名入力フォーム情報
を受信して、WWWブラウザにこのフォーム情報を解釈
させ、画面にユーザ名入力フォームを表示する。図3
は、この際に表示されるユーザ名入力フォームの表示例
を示す説明図である。
【0107】ユーザ名入力フォーム301には、ユーザ
名を入力するためのユーザ名入力欄302のほか、バナ
ー広告を表示する広告表示欄303が表示されている。
【0108】なお、ユーザがWWWブラウザから広告表
示欄303をクリックすると、WWWブラウザは、表示
先を当該バナー広告に指定されたURLへ変更する。
【0109】ユーザは、ユーザ名入力フォーム301の
ユーザ名入力欄302に自分のユーザ名を入力して、O
Kボタン304をクリックする。すると、入力されたユ
ーザ名の情報が端末111からSCP 171へ送信さ
れる(202)。
【0110】次に、SCP 171は、乱数を用いて認
証用文字列を生成し、これを表示するとともに、ユーザ
にパスワードの入力を促すパスワード入力フォーム情報
を端末111に送信する(203)。
【0111】端末111は、パスワード入力フォーム情
報を受信すると、これをWWWブラウザに表示させる。
図4は、パスワード入力フォームの表示例を示す説明図
である。
【0112】パスワード入力フォーム401には、認証
用文字列を表示する認証用文字列表示欄402、パスワ
ードを入力するためのパスワード入力欄403のほか、
バナー広告を表示する広告表示欄404が表示されてい
る。
【0113】ユーザは、表示された認証用文字列を、あ
らかじめ当該ユーザに対して定められた規則に基づいて
パスワード文字列に変換する。この変換については後述
する。
【0114】このパスワード文字列をパスワード入力欄
403に入力してOKボタン405をクリックすると、
入力されたパスワードの情報が、端末111からSCP
171へ送信される(204)。
【0115】SCP 171は、パスワードの情報を受
信する一方で、当該ユーザに対応付けて記憶された変換
規則をハードディスクなどの外部記憶装置から取得し
て、これを用いて生成した認証用文字列を変換する。
【0116】受信されたパスワード文字列と、認証用文
字列を変換した結果と、が一致した場合は、認証成功と
なり、端末111のIPアドレスを当該ユーザ名と対応
付けて、認証済IPアドレスとして外部記憶装置に記憶
する(必要に応じてポート番号もあわせて記憶する)。
【0117】さらに、SCP 171は、認証が成功し
た場合、当該ユーザ名に対応付けてあらかじめ外部記憶
装置に記憶されたユーザ専用フォーム情報を取得して、
これを端末111へ送信する(205)。
【0118】端末111は、ユーザ専用フォーム情報を
受信すると、これをWWWブラウザに表示させる。図5
は、ユーザ専用フォームの表示例を示す説明図である。
【0119】ユーザ専用フォーム501には、ユーザが
自由に設定できるアプリケーションやURLに対するリ
ンク集502のほか、バナー広告を表示する広告表示欄
503が表示されている。
【0120】ユーザは、これらのリンク集502から項
目を選択したり、広告表示欄503のバナー広告をクリ
ックすることにより、他のURLを参照したり、各種の
WWWアプリケーションを起動したり、ASP 191
からサービスの提供を受けたりすることができる。
【0121】なお、認証が失敗した場合には、SCP
171は、端末111に対してエラーフォーム情報を送
信する(図示せず)。これを受信した端末111は、W
WWブラウザにエラーフォームを表示させる。図6は、
エラーフォームの表示例を示す説明図である。
【0122】エラーフォーム601には、認証が失敗し
た旨のエラーメッセージ602、パスワード入力フォー
ムを表示するためのURLに対するリンク603のほ
か、バナー広告を表示する広告表示欄604が表示され
ている。
【0123】さらに、所定の時間経過後に、自動的にパ
スワード入力フォームを表示するためのURLにジャン
プするための指令が、エラーフォーム情報に埋め込まれ
ている。これには、たとえばhtml(Hyper Text Mar
kup Language)文書のMETAタグのRefresh属性を用いれ
ばよい。
【0124】なお、リンク603を用いるのではなく、
ユーザに対して「ブラウザの[戻る]ボタンを使って、再
度パスワード文字列を入力してください」という旨のメ
ッセージを表示してもよい。
【0125】このように、本実施形態では、ユーザ専用
フォーム501は、当該ユーザ専用の「デスクトップ」
として機能する。
【0126】したがって、SCP 171に対してダイ
アルアップ接続を要求し、SCP171をISP 13
1としても使うユーザは、必ずこのユーザ専用フォーム
501を見ることになる。
【0127】また、後述するように、SCP 171の
決済機能を用いてASP 191からサービスを受ける
ユーザは、必ずSCP 171の認証を受けなければな
らないため、やはりこのユーザ専用フォーム501を見
ることとなる。
【0128】また、認証の各過程において、ユーザ名入
力フォーム301、パスワード入力フォーム401は必
ず見ることとなる。場合によっては、エラーフォーム6
01も閲覧される。
【0129】したがって、ユーザ専用フォーム501等
にバナー広告を表示することにより、ユーザに効果的に
広告を提示することができる。
【0130】なお、上記実施形態においては、ユーザ名
入力フォーム301とパスワード入力フォーム401と
が別々に表示されたが、あらかじめ認証用文字列を生成
しておいて、これらを合わせた認証用フォームをWWW
ブラウザに表示させるような実施形態を採用することも
できる。この場合、当該認証用フォームには、ユーザ名
入力欄、認証用文字列表示欄、パスワード入力欄、広告
表示欄、および、OKボタンが表示されることになる。
【0131】(変換規則)本実施形態において用いられ
る規則として、たとえば、以下のようなものを採用する
ことができる。
【0132】認証用文字列はn桁の数字の列であり、パ
スワード文字列はm桁の数字の列である。パスワード文
字列のk (1≦k≦m)桁目の数字は、認証用文字列のhk (1
≦hk≦n)桁目の数字に対して、加減乗除などの所定の演
算などを適用することにより得られるように規則を定め
る。このhkおよびこれに対する演算をユーザごとに違う
ものとすることにより、認証を行う。
【0133】たとえば、n = 8, m = 3の場合、あるユー
ザに対しては、「2桁目に1を足したもの、4桁目に2
を足したもの、6桁目に3を足したもの」という規則を
与え、別のユーザに対しては、「1桁目に3をかけたも
の、8桁目を4で割った余り、5桁目から3を引いたも
の」という規則を与える、などである(ただし、加減乗
除の結果の1の位のみを採用する)。たとえば、前者の
規則を用いる場合、認証文字列「18245924」に
対する正しいパスワード文字列は「962」となる。
【0134】また、認証用文字列として英字や仮名の列
を用いることもできる。この場合は、演算として「次の
文字」「前の文字」「小文字に変更」「大文字に変更」
「母音を得る」などを利用すればよい。このほか、特開
平10−307799号公報に開示するように、所定の
変換用演算盤を用いてもよい。
【0135】(サービスの提供)図7は、本実施形態に
おいて、認証済みのユーザがASP 191から端末1
11へSCP 171の認証を用いてサービスの提供を
行う際の過程を示す説明図である。以下、本図を参照し
て説明する。
【0136】端末111のユーザが、WWWブラウザか
らASP 191のURLに示されるWWWページを閲
覧して、その中の所定のリンクをクリックすると、端末
111からASP 191へサービス要求メッセージが
送信される(701)。
【0137】ASP 191は、サービス要求メッセー
ジを受信すると、その発信元のIPアドレスを取得する
(必要に応じてポート番号もあわせて取得する)。これ
らは、TCP/IP通信で用いられるメッセージに必ず
含まれる情報であり、サービスを要求した端末111の
通信識別子として機能する。
【0138】ASP 191は、取得したIPアドレス
が認証済か否かを問い合わせる問合せメッセージをSC
P 171に送信する(702)。
【0139】SCP 171は、当該問合せメッセージ
を受信すると、そのIPアドレスが認証済として記憶さ
れているか否かを調べる。認証済IPアドレスである場
合は、その旨を示す応答メッセージをASP 191に
送信する(703)。
【0140】ASP 191は、認証済である旨の応答
メッセージを受信すると、当該サービスを提供する旨の
サービス提供メッセージを端末111へ送信する(70
4)。
【0141】これにより提供されるサービスとしては、
以下のようなものが考えられる。 ・音声、静止画像、動画像などの情報の提供。 ・株式や銀行などの取引情報。 ・特定の顧客のみに提供される各種の情報。 ・商品の発送を行う旨の情報。
【0142】なお、問合せメッセージには、サービスを
要求する端末111のIPアドレスのほか、当該サービ
スの価格などの情報を含めることにより、SCP 17
1による安全な決済を行うことができる。
【0143】すなわち、SCP 171は、問合せメッ
セージに指定されているIPアドレスから、当該IPア
ドレスにより認証されているユーザ名を得ることができ
る。SCP 171が、当該ユーザの個人情報(銀行口
座番号やクレジットカード番号)を知っていれば、サー
ビスの提供を受けた代償を支払った旨の決済を行うこと
ができる。
【0144】この場合、ASP 191がユーザの個人
情報(銀行口座番号やクレジットカード番号)を知らな
くとも、代金支払の決済を行うことができる。
【0145】したがって、ユーザは、信頼できるSCP
171と決済の契約をしておくだけで、ASP 19
1に自分の個人情報(銀行口座番号やクレジットカード
番号)を知られずに、代金支払の決済が必要な各種のサ
ービスの提供を受けることができる。
【0146】図8は、本実施形態において、未認証のユ
ーザが端末111がASP 191からサービスの提供
を受けようとしてSCP 171の認証が失敗する際の
過程を示す説明図である。以下、本図を参照して説明す
る。なお、本図において、上述の図と同じ機能を果たす
要素には、同じ符号を付してある。
【0147】端末111からASP 191へサービス
要求メッセージが送信され(701)、ASP 191
から問合せメッセージをSCP 171が送信される
(702)点については、上記の場合と同様である。
【0148】SCP 171は、当該問合せメッセージ
を受信すると、そのIPアドレスが認証済として記憶さ
れているか否かを調べる。認証済IPアドレスでない場
合は、その旨を示す応答メッセージをASP 191に
送信する(801)。
【0149】ASP 191は、認証済でない旨の応答
メッセージを受信すると、端末111へ未認証フォーム
情報を送信する(802)。
【0150】端末111は、未認証フォーム情報を受信
すると、これをWWWブラウザに表示させる。図9は、
未認証フォームの表示例を示す説明図である。
【0151】未認証フォーム901には、ユーザの認証
がまだされていない旨の未認証メッセージ902、認証
を行うべきSCP 171のURLへのリンク903の
ほか、広告を表示する広告表示欄904が表示されてい
る。
【0152】さらに、所定の時間経過後に、自動的にS
CP 171のURLにジャンプするための指令が、未
認証フォーム情報に埋め込まれている。これには、たと
えばhtml文書のMETAタグのRefresh属性を用いれば
よい。
【0153】端末111のユーザがリンク903をクリ
ックするか、所定の時間が経過すると、SCP 171
の認証を受けるためのURLにアクセスし、図2に示す
過程が開始される。
【0154】認証が済んだら、ユーザはあらためて、A
SP 191のURLにアクセスして、サービスを要求
する。すると、図7に示す過程が開始され、サービスの
提供を受けることができることとなる。
【0155】(第2の実施形態)上記実施形態では、I
Pアドレスが認証済か否かを調べて応答メッセージを返
しているが、このほかの条件を調べて、サービスを提供
できるか否かを決定してもよい。
【0156】たとえば、以下のような条件を付加するこ
とができる。IPアドレスが認証済みであり、かつ、以
下のような条件を満たす場合にサービスが提供されるよ
うにしてもよい。 ・ユーザが、当該ASP 191から当該サービスを受
ける旨の契約を行っているか否か。 ・サービスの価格が、当該ユーザが購入できる上限額以
下であるか否か。
【0157】このように、本実施形態では、あらかじめ
登録したユーザのみがサービスの提供を受けられるよう
にし、当該ユーザに対して効果的に広告を提示すること
ができる。
【0158】(SCPとASPが実現されるコンピュー
タ)図10は、SCP 171やASP 191を実現
するためのコンピュータの概要構成を示す模式図であ
る。
【0159】コンピュータ1001は、CPU 100
2によって制御される。コンピュータ1001がインタ
ーネット151を介して他の機器と通信する際には、ネ
ットワークインターフェース1006を用いる。
【0160】コンピュータ1001が起動すると、CP
U 1002はROM(Read OnlyMemory)1003に
記録されたIPL(Initial Program Loader)プログラ
ムを実行する。IPLプログラム内には、ハードディス
ク1004の所定の場所に記録されたプログラムをRA
M(Random Access Memory)1005に読み込んで、こ
れを実行する旨の指令が含まれており、この処理によっ
て、コンピュータ1001の上で、各種のOS(Operat
ing System)や、当該コンピュータ1001をSCP
171、ASP 191として機能させるプログラムが
動作することとなる。
【0161】CPU 1002は、http通信のメッ
セージの送受信、中継などの各種の処理をする際に、メ
ッセージを一時的に記憶するバッファとしてRAM 1
005を用いる。
【0162】また、SCP 171においては、ハード
ディスク1004には、以下の情報が記憶される。 ・ユーザ名と、当該ユーザの個人情報(銀行口座番号、
クレジットカード番号、住所、氏名、年齢、電話番号な
ど)。これは、ユーザとのSCP契約が成立するごとに
追加更新される。 ・ユーザ名と、当該ユーザが現在使用している端末11
1のIPアドレス(必要に応じてポート番号も)。これ
は、ユーザが認証を受けるたびに追加される。一方、当
該端末111とインターネット151との接続が切断さ
れたり、所定の時間が経過したりすると、消去される。
【0163】一方、ASP 191においては、ハード
ディスク1004には、以下の情報が記憶される。 ・端末111へ提供するサービスに関連するデータ。サ
ービスが画像情報、音声情報等である場合には、これを
ファイル形式で記憶する。 ・通信販売のサービスを提供する場合は、各商品の情
報。
【0164】ASP 191においては、これらの情報
は頻繁に更新されるものではないので、CD−ROM
(Compact Disk ROM)などに記憶させておいてもよい。
これらの情報は、CD−ROMドライブなどの媒体読取
装置1007から読み込むことができる。
【0165】このほか、コンピュータ1001は、CR
T(Cathode Ray Tube)ディスプレイなどの表示装置1
009や、キーボード、マウスなどの入力装置1008
を備えてもよい。SCP 171やASP 191の管
理者は、これらの機器を用いて当該コンピュータ100
1の構成設定や管理を行う。
【0166】また、コンピュータ1001に媒体を読み
取る外部読取装置1007を使って、FD(Floppy Dis
k)やCD−ROMからハードディスク1004へ、S
CP171やASP 191用のサーバプログラム、A
SP 191が提供するサービス用のデータなどをイン
ストールすることができる。また、インターネット15
1内のいずれかの機器に記録されたプログラムをハード
ディスク1004へインストールすることもできる。
【0167】このほか、SCP 171とISP 13
1の機能の両方を同じコンピュータ1001によって実
現するためには、端末111からのダイアルアップ接続
要求を受け付けるためのモデム、ダイアルアップルー
タ、ターミナルアダプタ等を用いればよい(図示せ
ず)。
【0168】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
認証されたユーザのみにサービスを提供する際に、効果
的に広告を表示するのに好適なサービス提供システム、
セキュアプロバイダ装置、サービス提供装置、セキュア
プロバイダ方法、サービス提供方法、ならびに、コンピ
ュータによりこれらを実現するプログラムを記録したコ
ンピュータ読取可能な情報記録媒体を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサービス提供システムの実施の形態の
概要構成を示す模式図である。
【図2】本実施形態において端末がSCPに認証される
過程を示す説明図である。
【図3】本実施形態において、端末に表示されるユーザ
名入力フォームの表示例を示す説明図である。
【図4】本実施形態において、端末に表示されるパスワ
ード入力フォームの表示例を示す説明図である。
【図5】本実施形態において、端末に表示されるユーザ
専用フォームの表示例を示す説明図である。
【図6】本実施形態において、端末に表示されるエラー
フォームの表示例を示す説明図である。
【図7】本実施形態において認証済の端末がASPから
サービスの提供を受ける過程を示す説明図である。
【図8】本実施形態において未認証の端末がASPから
サービスの提供を受けようとして失敗する過程を示す説
明図である。
【図9】本実施形態において、端末に表示される未認証
フォームの表示例を示す説明図である。
【図10】本実施形態のSCP、ASP、ISPを実現
するコンピュータの概要構成を示す模式図である。
【符号の説明】
101 通信システム 111 端末 131 ISP 151 インターネット 171 SCP 191 ASP 301 ユーザ名入力フォーム 302 ユーザ名入力欄 303 広告表示欄 304 OKボタン 401 パスワード入力フォーム 402 認証用文字列表示欄 403 パスワード入力欄 404 広告表示欄 405 OKボタン 501 ユーザ専用フォーム 502 リンク集 503 広告表示欄 601 エラーフォーム 602 エラーメッセージ 603 リンク 604 広告表示欄 901 未認証フォーム 902 未認証メッセージ 903 リンク 904 広告表示欄 1001 コンピュータ 1002 CPU 1003 ROM 1004 ハードディスク 1005 RAM 1006 ネットワークインターフェース 1007 外部読取装置 1008 入力装置 1009 表示装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 9/32 H04L 9/00 673A

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】端末と、セキュアプロバイダ装置と、サー
    ビス提供装置と、を備え、これらはTCP/IP(Tran
    smission Control Protocol/Internet Protocol)通信
    によって相互に通信可能であり、 (a)前記端末は、ユーザからユーザ識別子の入力を受
    け付け、 前記ユーザ識別子を指定する認証請求メッセージを前記
    セキュアプロバイダ装置へ送信し、 (b)前記セキュアプロバイダ装置は、前記認証請求メ
    ッセージを受信した場合、認証用文字列を生成して、こ
    れを前記端末へ送信し、 (c)前記端末は、前記認証用文字列を受信して、これ
    を表示し、 ユーザからパスワード文字列の入力を受け付け、 前記パスワード文字列を前記セキュアプロバイダ装置に
    送信し、 (d)前記セキュアプロバイダ装置は、前記パスワード
    文字列を受信した場合、 前記認証請求メッセージに指定されるユーザ識別子にあ
    らかじめ対応付けて記憶した変換規則を取得し、 前記認証用文字列に前記変換規則を適用した結果と、前
    記パスワード文字列が一致する場合に、前記端末のIP
    アドレスとポート番号とを、前記ユーザ識別子に対応付
    けて記憶して、これらを認証し、 認証された場合、認証済メッセージを前記端末に送信
    し、 (e)前記端末は、前記認証済メッセージを受信した場
    合、これをユーザに対して表示し、 (f)前記端末は、サービスを要求するサービス要求メ
    ッセージを前記サービス提供装置へ送信し、 (g)前記サービス提供装置は、前記サービス要求メッ
    セージを受信した場合、当該サービス要求メッセージの
    送信元のIPアドレスとポート番号を取得し、 前記IPアドレスとポート番号を指定して、これらが認
    証されているか否かを問い合わせる問合せメッセージを
    前記セキュアプロバイダ装置に送信し、 (h)前記セキュアプロバイダ装置は、前記問合せメッ
    セージを受信した場合、これに指定されるIPアドレス
    とポート番号とが、記憶されて認証されているか否かを
    調べ、 調べた結果を指定する応答メッセージを前記サービス提
    供装置に送信し、 (i)前記サービス提供装置は、前記応答メッセージを
    受信した場合、これに指定される結果を調べ、 前記IPアドレスとポート番号が認証されていれば、指
    定される送信元へサービスを提供し、 前記IPアドレスとポート番号が認証されていなけれ
    ば、前記IPアドレスとポート番号により指定される送
    信元へ未認証メッセージを送信し、 (j)前記端末は、前記未認証メッセージを受信した場
    合、ユーザに対してこれを表示するサービス提供システ
    ムであって、 前記端末が、ユーザからユーザ識別子の入力を受け付け
    る場合、ユーザからパスワード文字列の入力を受け付け
    る場合、ユーザに対して認証済メッセージを表示する場
    合、および、ユーザに対して未認証メッセージを表示す
    る場合の少なくとも1つの場合において、前記端末は、
    ユーザに対して広告を表示することを特徴とするサービ
    ス提供システム。
  2. 【請求項2】前記端末が前記未認証メッセージを表示し
    た後、所定の時間が経過すると、前記端末は、ユーザか
    らユーザ識別子の入力を受け付けて、これを指定する認
    証請求メッセージを前記セキュアプロバイダ装置へ送信
    することを特徴とする請求項1に記載のサービス提供シ
    ステム。
  3. 【請求項3】前記端末が、ユーザ識別子の入力を受け付
    ける場合、および、ユーザからパスワード文字列の入力
    を受け付ける場合に表示する情報は、いずれも、前記セ
    キュアプロバイダ装置から送信され、前記端末が受信し
    たものであることを特徴とする請求項1または2に記載
    のサービス提供システム。
  4. 【請求項4】前記サービス提供装置による前記未認証メ
    ッセージの送信にかえて、前記サービス提供装置は、前
    記端末がユーザ識別子の入力を促す指令を含むユーザ識
    別子入力メッセージを前記セキュアプロバイダ装置に送
    信させることを特徴とする請求項3に記載のサービス提
    供システム。
  5. 【請求項5】前記認証済メッセージは、前記ユーザ識別
    子に対応付けてあらかじめ前記セキュアプロバイダ装置
    に記憶された情報を含むことを特徴とする請求項1から
    4のいずれか1項に記載のサービス提供システム。
  6. 【請求項6】前記認証済メッセージは、前記サービス提
    供装置のURL(Universal Resource Locator)を指定
    するリンク情報を含むことを特徴とする請求項5に記載
    のサービス提供システム。
  7. 【請求項7】サービス提供装置、および、通信識別子が
    割り当てられた端末と通信可能なセキュアプロバイダ装
    置であって、 前記端末から送信される認証請求メッセージを受信する
    認証請求メッセージ受信部と、 認証用文字列を生成して、これを前記端末へ送信する認
    証用文字列送信部と、 前記端末から送信されるパスワード文字列を受信するパ
    スワード文字列受信部と、 ユーザ識別子に対応付けて変換規則を記憶する変換規則
    記憶部と、 前記認証請求メッセージに指定されたユーザ識別子にあ
    らかじめ対応付けて前記変換規則記憶部に記憶された変
    換規則を取得する変換規則取得部と、 認証された端末の通信識別子をユーザ識別子に対応付け
    て記憶する通信識別子記憶部と、 前記認証用文字列に前記取得された変換規則を適用した
    結果と、前記パスワード文字列と、が一致する場合に、
    前記端末の通信識別子を前記ユーザ識別子に対応付けて
    前記通信識別子記憶部に記憶して認証する認証部と、 前記認証がされた場合、認証済メッセージを前記端末に
    送信する認証済メッセージ送信部と、 前記サービス提供装置から送信される問合せメッセージ
    を受信する問合せメッセージ受信部と、 前記問合せメッセージに指定される通信識別子が前記通
    信識別子記憶部に記憶されているか否かを調べ、その結
    果を指定する応答メッセージを前記サービス提供装置へ
    送信する応答メッセージ送信部と、 を備えることを特徴とするセキュアプロバイダ装置。
  8. 【請求項8】前記認証用文字列は、所定の文字情報およ
    び/または画像情報を前記端末に表示させる指令ととも
    に前記端末に送信されることを特徴とする請求項7に記
    載のセキュアプロバイダ装置。
  9. 【請求項9】前記認証済メッセージは、所定の文字情報
    および/または画像情報を前記端末に表示させる指令を
    含むことを特徴とする請求項7に記載のセキュアプロバ
    イダ装置。
  10. 【請求項10】前記認証がされなかった場合、所定の文
    字情報および/または画像情報を前記端末に表示させる
    指令を含むエラーメッセージを前記端末に送信するエラ
    ーメッセージ送信部をさらに備えることを特徴とする請
    求項7に記載のセキュアプロバイダ装置。
  11. 【請求項11】前記端末においてユーザ識別子の入力を
    促す指令と、所定の文字情報および/または画像情報を
    前記端末に表示させる指令と、を含むユーザ識別子入力
    メッセージを前記端末に送信するユーザ識別子入力メッ
    セージ送信部をさらに備えることを特徴とする請求項7
    に記載のセキュアプロバイダ装置。
  12. 【請求項12】前記認証がされなかった場合、前記ユー
    ザ識別子入力メッセージ送信部は、前記ユーザ識別子入
    力メッセージを前記端末に送信することを特徴とする請
    求項11に記載のセキュアプロバイダ装置。
  13. 【請求項13】ユーザ識別子に対応付けて認証済メッセ
    ージに指定される情報をあらかじめ記憶する認証済メッ
    セージ指定情報記憶部をさらに備え、 前記認証済メッセージは、「前記端末の通信識別子が前
    記通信識別子記憶部に記憶される際に対応付けられたユ
    ーザ識別子」に対応付けて前記認証済メッセージ指定情
    報記憶部にあらかじめ記憶された情報を含むことを特徴
    とする請求項7に記載のセキュアプロバイダ装置。
  14. 【請求項14】前記認証済メッセージは、前記サービス
    提供装置の所在を示す情報を含むことを特徴とする請求
    項7に記載のセキュアプロバイダ装置。
  15. 【請求項15】前記セキュアプロバイダ装置は、前記端
    末、および、前記サービス提供装置と、TCP/IP
    (Transmission Control Protocol/Internet Protoco
    l)通信によって通信し、 前記通信識別子は、IPアドレス、または、IPアドレ
    スとポート番号の組み合わせであることを特徴とする請
    求項7から14のいずれか1項に記載のセキュアプロバ
    イダ装置。
  16. 【請求項16】コンピュータを、請求項7から15のい
    ずれか1項に記載のセキュアプロバイダ装置として機能
    させることを特徴とするプログラムを記録したコンピュ
    ータ読取可能な情報記録媒体。
  17. 【請求項17】セキュアプロバイダ装置、および、通信
    識別子が割り当てられた端末と通信可能なサービス提供
    装置であって、 前記端末から送信されたサービス要求メッセージを受信
    するサービス要求メッセージ受信部と、 前記受信されたサービス要求メッセージを送信した端末
    の通信識別子が認証されているか否かを問い合わせる問
    合せメッセージを前記セキュアプロバイダ装置に送信す
    る問合せメッセージ送信部と、 前記セキュアプロバイダ装置から送信された応答メッセ
    ージを受信する応答メッセージ受信部と、 前記応答メッセージに指定される結果を調べ、前記通信
    識別子が認証されていれば、前記サービス要求メッセー
    ジに指定される提供先へサービスを提供するサービス提
    供部と、 前記通信識別子が認証されていなければ、未認証メッセ
    ージを前記端末に送信する未認証メッセージ送信部とを
    備えることを特徴とするサービス提供装置。
  18. 【請求項18】前記未認証メッセージは、所定の文字情
    報および/または画像情報を前記端末に表示させる指令
    を含むことを特徴とする請求項17に記載のサービス提
    供装置。
  19. 【請求項19】前記未認証メッセージは、前記セキュア
    プロバイダ装置から前記端末へ「前記端末においてユー
    ザ識別子の入力を促す指令を含むユーザ識別子入力メッ
    セージ」を送信させる指令を含むことを特徴とする請求
    項17に記載のサービス提供装置。
  20. 【請求項20】前記サービス提供装置は、前記セキュア
    プロバイダ装置、および、前記端末とTCP/IP(Tr
    ansmission Control Protocol/Internet Protocol)通
    信によって通信し、 前記通信識別子は、IPアドレス、または、IPアドレ
    スとポート番号の組み合わせであることを特徴とする請
    求項17から19のいずれか1項に記載のサービス提供
    装置。
  21. 【請求項21】コンピュータを、請求項17から20の
    いずれか1項に記載のサービス提供装置として機能させ
    ることを特徴とするプログラムを記録したコンピュータ
    読取可能な情報記録媒体。
  22. 【請求項22】通信識別子が割り当てられた端末から送
    信される認証請求メッセージを受信する認証請求メッセ
    ージ受信工程と、 認証用文字列を生成して、これを前記端末へ送信する認
    証用文字列送信工程と、 前記端末から送信されるパスワード文字列を受信するパ
    スワード文字列受信工程と、 前記認証請求メッセージに指定されたユーザ識別子に対
    応付けてあらかじめ記憶された変換規則を取得する変換
    規則取得工程と、 前記認証用文字列に前記取得された変換規則を適用した
    結果と、前記パスワード文字列と、が一致する場合に、
    前記端末の通信識別子を前記ユーザ識別子に対応付けて
    認証されたものとして記憶する認証工程と、 前記認証がされた場合、認証済メッセージを前記端末に
    送信する認証済メッセージ送信工程と、 サービス提供装置から送信される問合せメッセージを受
    信する問合せメッセージ受信工程と、 前記問合せメッセージに指定される通信識別子が認証さ
    れたものとして記憶されているか否かを調べ、その結果
    を指定する応答メッセージを前記サービス提供装置へ送
    信する応答メッセージ送信工程と、 を備えることを特徴とするセキュアプロバイダ方法。
  23. 【請求項23】前記認証用文字列は、所定の文字情報お
    よび/または画像情報を前記端末に表示させる指令とと
    もに前記端末に送信されることを特徴とする請求項22
    に記載のセキュアプロバイダ方法。
  24. 【請求項24】前記認証済メッセージは、所定の文字情
    報および/または画像情報を前記端末に表示させる指令
    を含むことを特徴とする請求項22に記載のセキュアプ
    ロバイダ方法。
  25. 【請求項25】前記認証がされなかった場合、所定の文
    字情報および/または画像情報を前記端末に表示させる
    指令を含むエラーメッセージを前記端末に送信するエラ
    ーメッセージ送信工程をさらに備えることを特徴とする
    請求項22に記載のセキュアプロバイダ方法。
  26. 【請求項26】前記端末においてユーザ識別子の入力を
    促す指令と、所定の文字情報および/または画像情報を
    前記端末に表示させる指令と、を含むユーザ識別子入力
    メッセージを前記端末に送信するユーザ識別子入力メッ
    セージ送信工程をさらに備えることを特徴とする請求項
    22に記載のセキュアプロバイダ方法。
  27. 【請求項27】前記認証がされなかった場合、前記ユー
    ザ識別子入力メッセージ送信工程により、前記ユーザ識
    別子入力メッセージを前記端末に送信することを特徴と
    する請求項26に記載のセキュアプロバイダ方法。
  28. 【請求項28】前記認証済メッセージは、「前記端末の
    通信識別子が認証されて記憶される際に対応付けられた
    ユーザ識別子」に対応付けてあらかじめ記憶された情報
    を含むことを特徴とする請求項22に記載のセキュアプ
    ロバイダ方法。
  29. 【請求項29】前記認証済メッセージは、前記サービス
    提供装置の所在を示す情報を含むことを特徴とする請求
    項22に記載のセキュアプロバイダ方法。
  30. 【請求項30】前記通信識別子は、IP(Internet Pro
    tocol)アドレス、または、IPアドレスとポート番号
    の組み合わせであることを特徴とする請求項22から2
    9のいずれか1項に記載のセキュアプロバイダ方法。
  31. 【請求項31】通信識別子が割り当てられた端末から送
    信されたサービス要求メッセージを受信するサービス要
    求メッセージ受信工程と、 前記受信されたサービス要求メッセージを送信した端末
    の通信識別子が認証されているか否かを問い合わせる問
    合せメッセージをセキュアプロバイダ装置に送信する問
    合せメッセージ送信工程と、 前記セキュアプロバイダ装置から送信された応答メッセ
    ージを受信する応答メッセージ受信工程と、 前記応答メッセージに指定される結果を調べ、前記通信
    識別子が認証されていれば、前記サービス要求メッセー
    ジに指定される提供先へサービスを提供するサービス提
    供工程と、 前記通信識別子が認証されていなければ、未認証メッセ
    ージを前記端末に送信する未認証メッセージ送信工程と
    を備えることを特徴とするサービス提供方法。
  32. 【請求項32】前記未認証メッセージは、所定の文字情
    報および/または画像情報を前記端末に表示させる指令
    を含むことを特徴とする請求項31に記載のサービス提
    供方法。
  33. 【請求項33】前記未認証メッセージは、前記セキュア
    プロバイダ装置から前記端末へ「前記端末においてユー
    ザ識別子の入力を促す指令を含むユーザ識別子入力メッ
    セージ」を送信させる指令を含むことを特徴とする請求
    項31に記載のサービス提供方法。
  34. 【請求項34】前記通信識別子は、IP(Internet Pro
    tocol)アドレス、または、IPアドレスとポート番号
    の組み合わせであることを特徴とする請求項31から3
    3のいずれか1項に記載のサービス提供方法。
  35. 【請求項35】前記プログラムを記録した情報記録媒体
    は、コンパクトディスク、フロッピー(登録商標)ディ
    スク、ハードディスク、光磁気ディスク、ディジタルビ
    デオディスク、磁気テープ、もしくは、半導体メモリで
    あることを特徴とする請求項16または21に記載の情
    報記録媒体。
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