JP2002189973A - 認証・課金代行方法、認証・課金代行システム及び認証・課金代行プログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

認証・課金代行方法、認証・課金代行システム及び認証・課金代行プログラムを記憶した記憶媒体

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JP2002189973A
JP2002189973A JP2000386482A JP2000386482A JP2002189973A JP 2002189973 A JP2002189973 A JP 2002189973A JP 2000386482 A JP2000386482 A JP 2000386482A JP 2000386482 A JP2000386482 A JP 2000386482A JP 2002189973 A JP2002189973 A JP 2002189973A
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Shuichi Saito
修一 斉藤
Nobuki Sugimoto
信樹 杉本
Masayuki Shiba
雅幸 柴
Masaaki Okamura
正明 岡村
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NEC Corp
NEC Nexsolutions Ltd
Original Assignee
NEC Corp
NEC Nexsolutions Ltd
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンテンツ提供者が認証・課金に悩まされず
に、コンテンツの作成に専念でき、複数のプロバイダの
会員に低価格でコンテンツを提供できるようにする。 【解決手段】 開示される認証・課金代行方法では、プ
ロキシサーバ12は、ユーザ端末11からのアクセス要
求に含まれている自己のドメイン名をサーバ141,1
42のドメイン名に変換した後、変換後のアクセス要求
をサーバ141に送信し、サーバ141からの応答に含
まれるリンク情報のうち、自己の管理下にあるすべての
サーバ141,142のドメイン名を自己のドメイン名
に変換した後、変換後の応答をユーザ端末11に送信
し、認証・課金サーバ13に認証処理及び課金処理を要
求する。認証・課金サーバ13は、ユーザが正当な顧客
であること確認する認証処理と、ユーザのコンテンツの
利用に対する課金処理とを実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、認証・課金代行
方法、認証・課金代行システム及び認証・課金代行プロ
グラムを記憶した記憶媒体に関し、詳しくは、ユーザが
ユーザ端末を操作してインターネット等のネットワーク
を介してサーバより各種のコンテンツの提供を受ける際
に、ユーザの正当性の認証やコンテンツ利用に対する課
金を代行する認証・課金代行方法、認証・課金代行シス
テム及び認証・課金代行プログラムを記憶した記憶媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平11−296583号公報には、
従来の認証・課金代行システムが開示されている。この
例の認証・課金代行システムにおいては、WWW(Worl
d Wide Web)サーバが認証・課金サーバに接続されたプ
ロキシサーバを呼び出す機能を有し、ユーザ端末におい
てWWWブラウザが起動され、当該WWWサーバにアク
セスする度に、WWWサーバがプロキシサーバを呼び出
して認証及び課金を要求する。これにより、プロキシサ
ーバは、認証・課金サーバにアクセスして認証・課金処
理を行わせた後、認証結果・課金結果をWWWサーバに
送信する。この後、WWWサーバは、ユーザ端末から要
求されたコンテンツをユーザ端末に送信する。
【0003】また、上記プロキシサーバに用いられるプ
ロキシ技術には、従来から、フォワードプロキシとリバ
ースプロキシとがある。フォワードプロキシは、図11
に示すように、ユーザ端末11において代行処理を行わ
せるプロキシサーバとして、プロキシサーバ2(プロキ
シサーバX)の設定を定義することにより、複数個のW
WWサーバ31及び32(WWWサーバA及びB)への
アクセスをプロキシサーバ2(プロキシサーバX)に集
約することができる。一方、リバースプロキシは、図1
2に示すように、プロキシサーバの設定を任意に定義
し、プロキシサーバ5(プロキシサーバX)がWWWサ
ーバ61(WWWサーバA)の処理を代行処理すること
により、プロキシサーバ5(プロキシサーバX)を経由
してユーザ端末4へのアクセスを実現することができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に開示された従来の認証・課金代行システムは、認証
・課金サーバに接続されたプロキシサーバを呼び出す機
能をWWWサーバに追加する必要があるため、認証処理
及び課金処理の機能を実現することが実質上困難である
という欠点があった。というのは、WWWサーバによっ
てはライセンス等の都合により機能を拡張することがで
きない場合があるし、また多種多様に存在するすべての
WWWサーバに認証処理及び課金処理の機能を追加する
ことは事実上不可能だからである。これにより、コンテ
ンツ提供者は、認証処理及び課金処理をどのように行う
かに悩まされ、コンテンツの作成に専念できないという
問題があった。
【0005】また、上記したフォワードプロキシにおい
ては、インターネットに任意に接続されているユーザ端
末を対象とするサービスの場合、すべてのユーザ端末に
おいて、代行処理を行わせるプロキシサーバとして、同
一のプロキシサーバの設定を定義することは事実上不可
能である。さらに、図11に示すように、あるユーザ端
末12において、プロキシサーバ2の設定を定義しなか
ったり、図示せぬ他のプロキシサーバの設定を定義した
場合には、認証・課金を代行処理するプロキシサーバ2
(プロキシサーバX)を経由しないため、プロキシサー
バ2(プロキシサーバX)による認証・課金代行処理が
行われないという欠点があった。
【0006】また、上記したリバースプロキシにおいて
は、HTML形式で記述されたコンテンツ内に設定さ
れ、他のHTML形式で記述されたコンテンツを参照す
るためのポインタであるリンク(ハイパーリンク)を、
インターネット上のコンテンツ提供元の相対URL(Un
iform Resource Locator)(宛先情報であるドメイン名
を含まず、パス指定のみ)アドレスによりで統一しなけ
ればならないなどの制約がある。さらに、上記したリバ
ースプロキシにおいては、図12に示すように、ユーザ
端末4から他のWWWサーバ62(WWWサーバB)へ
のリンクは絶対URL(ドメイン名を含む)アドレスが
必要とされるため、フォワードプロキシの場合と同様、
プロキシサーバ5(プロキシサーバX)を経由せず、プ
ロキシサーバ5(プロキシサーバX)による認証・課金
代行処理が行われないという欠点があった。もっとも、
上記したフォワードプロキシ及びリバースプロキシの欠
点については、リバースプロキシを採用した上で、図1
3に示すように、WWWサーバ9内のすべてのコンテン
ツ及びすべてのリンクを特定のプロキシサーバ81(プ
ロキシサーバX,Y)専用に修正することにより解消す
ることができる。しかしながら、この場合、WWWサー
バ9内のコンテンツのリンクを修正した時点で、このW
WWサーバ9は特定のドメイン(プロバイダ)(プロキ
シサーバX,Y)専用になってしまうため、他のドメイ
ン(プロバイダ)のプロキシサーバ82(プロキシサー
バα,β)を追加することができないという問題があっ
た。これにより、コンテンツ提供者は、コンテンツ作成
後もその修正を余儀なくされるだけでなく、単一のプロ
バイダの会員だけしかコンテンツを提供することができ
ないという問題があった。したがって、コンテンツの販
売単価を引き下げることができないという欠点があっ
た。
【0007】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、コンテンツ提供者が認証・課金に悩まされるこ
となく、コンテンツの作成に専念できるとともに、複数
のプロバイダの会員に低価格でコンテンツを提供するこ
とができる認証・課金代行方法、認証・課金代行システ
ム及び認証・課金代行プログラムを記憶した記憶媒体を
提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、ユーザ端末と、プロキシサ
ーバと、認証・課金サーバと、サーバとがネットワーク
を介して互いに接続されたシステムにおいて、ユーザが
上記ユーザ端末を操作して上記ネットワークを介して上
記サーバよりコンテンツの提供を受ける際に、上記プロ
キシサーバが上記ユーザの正当性の認証やコンテンツ利
用に対する課金を代行する認証・課金代行方法に係り、
上記プロキシサーバは、上記ユーザ端末からのアクセス
要求に含まれている自己のドメイン名を上記サーバのド
メイン名に変換した後、変換後のアクセス要求を上記サ
ーバに送信する第1の処理と、上記サーバからの応答に
含まれるリンク情報のうち、自己の管理下にあるすべて
のサーバのドメイン名を自己のドメイン名に変換した
後、変換後の応答を上記ユーザ端末に送信する第2の処
理と、上記認証・課金サーバに認証処理及び課金処理を
要求する第3の処理とを実行し、上記認証・課金サーバ
は、上記ユーザが正当な顧客であること確認する認証処
理と、上記ユーザのコンテンツの利用に対する課金処理
とを実行することを特徴としている。
【0009】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の認証・課金代行方法に係り、上記プロキシサーバ
は、上記認証・課金サーバによって上記ユーザが認証さ
れなかった場合には、識別番号、パスワードの入力を要
求する情報、上記ユーザが上記サーバのコンテンツ提供
者と契約を締結するためのサーバへのリンク情報の少な
くとも1つを含むエラーページを上記ユーザ端末に送信
することを特徴としている。
【0010】また、請求項3記載の発明は、請求項1又
は2記載の認証・課金代行方法に係り、上記プロキシサ
ーバは、上記第1及び第2の処理では、上記ドメイン名
を変換する際、上記アクセス要求又は上記応答を構成す
るデータの種類に応じて変換機能を使い分けるととも
に、上記アクセス要求又は上記応答を構成するデータの
中に未知のデータ形式を有するものがある場合には、未
知のデータ形式専用の変換機能を追加することを特徴と
している。
【0011】また、請求項4記載の発明は、請求項1乃
至3のいずれか1に記載の認証・課金代行方法に係り、
上記認証・課金サーバは、上記ユーザに関するユーザ情
報を有し、上記プロキシサーバは、上記認証・課金サー
バから供給されるユーザ情報に基づいて、上記ユーザご
と又は上記コンテンツごとに上記アクセス要求又は上記
応答を加工することを特徴としている。
【0012】また、請求項5記載の発明は、請求項1乃
至4のいずれか1に記載の認証・課金代行方法に係り、
上記プロキシサーバは、上記アクセス要求、上記応答及
び上記コンテンツに使用される言語をある言語から他の
言語へすることを特徴としている。
【0013】また、請求項6記載の発明は、請求項1乃
至5のいずれか1に記載の認証・課金代行方法に係り、
上記プロキシサーバは、上記第1及び第2の処理では、
上記アクセス要求又は上記応答を構成するデータのパス
名をも変換することを特徴としている。
【0014】また、請求項7記載の発明は、請求項4乃
至6のいずれか1に記載の認証・課金代行方法に係り、
上記プロキシサーバは、上記第1の処理では、上記認証
・課金サーバから供給されるユーザ情報を上記サーバに
供給するアクセス要求に追加することを特徴としてい
る。
【0015】また、請求項8記載の発明は、ユーザ端末
と、プロキシサーバと、認証・課金サーバと、サーバと
がネットワークを介して互いに接続され、ユーザが上記
ユーザ端末を操作して上記ネットワークを介して上記サ
ーバよりコンテンツの提供を受ける際に、上記プロキシ
サーバが上記ユーザの正当性の認証やコンテンツ利用に
対する課金を代行する認証・課金代行システムに係り、
上記プロキシサーバは、上記ユーザ端末からのアクセス
要求に含まれている自己のドメイン名を上記サーバのド
メイン名に変換した後、変換後のアクセス要求を上記サ
ーバに送信する第1の処理と、上記サーバからの応答に
含まれるリンク情報のうち、自己の管理下にあるすべて
のサーバのドメイン名を自己のドメイン名に変換した
後、変換後の応答を上記ユーザ端末に送信する第2の処
理と、上記認証・課金サーバに認証処理及び課金処理を
要求する第3の処理とを実行し、上記認証・課金サーバ
は、上記ユーザが正当な顧客であること確認する認証処
理と、上記ユーザのコンテンツの利用に対する課金処理
とを実行することを特徴としている。
【0016】また、請求項9記載の発明は、請求項8記
載の認証・課金代行システムに係り、上記プロキシサー
バは、上記認証・課金サーバによって上記ユーザが認証
されなかった場合には、識別番号、パスワードの入力を
要求する情報、上記ユーザが上記サーバのコンテンツ提
供者と契約を締結するためのサーバへのリンク情報の少
なくとも1つを含むエラーページを上記ユーザ端末に送
信することを特徴としている。
【0017】また、請求項10記載の発明は、請求項8
又は9記載の認証・課金代行システムに係り、上記プロ
キシサーバは、上記第1及び第2の処理では、上記ドメ
イン名を変換する際、上記アクセス要求又は上記応答を
構成するデータの種類に応じて変換機能を使い分けると
ともに、上記アクセス要求又は上記応答を構成するデー
タの中に未知のデータ形式を有するものがある場合に
は、未知のデータ形式専用の変換機能を追加することを
特徴としている。
【0018】また、請求項11記載の発明は、請求項8
乃至10のいずれか1に記載の認証・課金代行システム
に係り、上記認証・課金サーバは、上記ユーザに関する
ユーザ情報を有し、上記プロキシサーバは、上記認証・
課金サーバから供給されるユーザ情報に基づいて、上記
ユーザごと又は上記コンテンツごとに上記アクセス要求
又は上記応答を加工することを特徴としている。
【0019】また、請求項12記載の発明は、請求項8
乃至11のいずれか1に記載の認証・課金代行システム
に係り、上記プロキシサーバは、上記アクセス要求、上
記応答及び上記コンテンツに使用される言語をある言語
から他の言語へすることを特徴としている。
【0020】また、請求項13記載の発明は、請求項8
乃至12のいずれか1に記載の認証・課金代行システム
に係り、上記プロキシサーバは、上記第1及び第2の処
理では、上記アクセス要求又は上記応答を構成するデー
タのパス名をも変換することを特徴としている。
【0021】また、請求項14記載の発明は、請求項1
1乃至13のいずれか1に記載の認証・課金代行システ
ムに係り、上記プロキシサーバは、上記第1の処理で
は、上記認証・課金サーバから供給されるユーザ情報を
上記サーバに供給するアクセス要求に追加することを特
徴としている。
【0022】請求項15記載の発明に係る記憶媒体は、
コンピュータに請求項1乃至14のいずれか1に記載の
機能を実現させるための認証・課金代行プログラムが記
憶されていることを特徴としている。
【0023】
【作用】この発明の構成によれば、コンテンツ提供者が
認証・課金に悩まされることなく、コンテンツの作成に
専念できる。また、複数のプロバイダの会員に低価格で
コンテンツを提供することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行う。図1は、この発明の一実施例である認
証・課金代行システムの構成を示すブロック図である。
この例の認証・課金代行システムは、ユーザ端末11
と、プロキシサーバ12と、認証・課金サーバ13と、
WWWサーバ141〜143とから構成されており、イ
ンターネット等のネットワークを介して互いに接続され
ている。ユーザ端末11は、CPU(中央処理装置)等
からなる制御部と、ROM、RAMや、FD(フロッピ
ー(登録商標)・ディスク)、HD(ハード・ディス
ク)、MO(光磁気)ディスク、CD−ROMが装着さ
れるFDD(FDドライバ)、HDD、MOディスクド
ライバ、CD−ROMドライバ等からなる記憶部と、C
RTディスプレイや液晶ディスプレイとからなる表示部
と、キーボードやマウス等からなる操作部と、図示せぬ
ネットワークを介してプロキシサーバ12等と通信を行
うための通信部とを有するコンピュータ等の情報処理装
置によって構成されている。ユーザ端末11の制御部
は、記憶部に記憶されたWWWブラウザや、各種のプロ
グラムを実行して、記憶部を構成する作業領域に確保さ
れた各種レジスタやフラグを用いて、ユーザ端末11の
各部を制御する。
【0025】プロキシサーバ12は、CPU等からなる
制御部と、ROM、RAMや、FD、HD、MOディス
ク、CD−ROMが装着されるFDD、HDD、MOデ
ィスクドライバ、CD−ROMドライバ等からなる記憶
部と、CRTディスプレイや液晶ディスプレイとからな
る表示部と、キーボードやマウス等からなる操作部と、
図示せぬネットワークを介してユーザ端末11等と通信
を行うための通信部とを有するコンピュータ等の情報処
理装置によって構成されている。プロキシサーバ12の
制御部は、記憶部に記憶されているプログラムに基づい
て、ユーザ端末11からアクセスされた場合、ユーザ端
末11からのアクセス要求に含まれているプロキシサー
バ12のドメイン名をWWWサーバ141又は142の
ドメイン名に変換する第1ドメイン名変換処理、変換後
のアクセス要求をWWWサーバ141又は142に送信
する要求送信処理、WWWサーバ14からアクセスされ
た場合、WWWサーバからの応答に含まれるリンク情報
(ドメイン名)のうち、自己の管理下にあるすべてのW
WWサーバ(今の場合、WWWサーバ141及び14
2)のドメイン名をプロキシサーバ12のドメイン名に
変換する第2ドメイン名変換処理、変換後の応答をユー
ザ端末11に送信する応答送信処理、認証・課金サーバ
13に認証処理を要求する認証要求処理、認証・課金サ
ーバ13に課金処理を要求する課金要求処理等を実行す
る。
【0026】認証・課金サーバ13は、CPU等からな
る制御部と、ROM、RAMや、FD、HD、MOディ
スク、CD−ROMが装着されるFDD、HDD、MO
ディスクドライバ、CD−ROMドライバ等からなる記
憶部と、CRTディスプレイや液晶ディスプレイとから
なる表示部と、キーボードやマウス等からなる操作部
と、図示せぬネットワークを介してプロキシサーバ12
等と通信を行うための通信部とを有するコンピュータ等
の情報処理装置によって構成されている。認証・課金サ
ーバ13の記憶部には、ユーザ端末11を操作するユー
ザに関するユーザ情報、WWWサーバ141及び142
により提供されるコンテンツに関するコンテンツ情報、
コンテンツの利用に対してなされる課金に関する課金情
報が記憶される。認証・課金サーバ13の制御部は、記
憶部に記憶されているプログラムに基づいて、ユーザ端
末11の操作者であるユーザが正当な顧客であること確
認するとともに、ユーザが所望のコンテンツを利用する
ことが可能か否かを判定する認証処理、コンテンツ提供
者とコンテンツの提供に関する契約を締結する契約締結
処理、ユーザのコンテンツの利用に対する課金処理等を
実行する。
【0027】WWWサーバ141〜143は、CPU等
からなる制御部と、ROM、RAMや、FD、HD、M
Oディスク、CD−ROMが装着されるFDD、HD
D、MOディスクドライバ、CD−ROMドライバ等か
らなる記憶部と、CRTディスプレイや液晶ディスプレ
イとからなる表示部と、キーボードやマウス等からなる
操作部と、図示せぬネットワークを介してプロキシサー
バ12等と通信を行うための通信部とを有するコンピュ
ータ等の情報処理装置によって構成されており、それぞ
れコンテンツ提供者によって設置されている。WWWサ
ーバ141の制御部は、記憶部に記憶されているプログ
ラムに基づいて、プロキシサーバ12からアクセスされ
た場合、ユーザによって要求されたコンテンツを生成し
た後、応答をプロキシサーバ12に送信する処理等を実
行する。WWWサーバ142の制御部は、記憶部に記憶
されているプログラムに基づいて、プロキシサーバ12
からアクセスされた場合、ユーザによって要求された、
WWWサーバ141が提供するコンテンツとは異なるコ
ンテンツを生成した後、応答をプロキシサーバ12に送
信する処理等を実行する。WWWサーバ143は、ネッ
トワークに接続された任意のWWWサーバであり、プロ
キシサーバ12によって管理されておらず、認証・課金
が代行されない。
【0028】次に、上記構成の認証・課金代行システム
の動作について、図2に示すフローチャートを参照して
説明する。前提として、プロキシサーバ12が管理する
WWWサーバ141及び142のドメイン名の数だけ、
プロキシサーバ12にドメイン名(仮想的なドメイン名
で良い)を、図3に示すように、一対一で割り当ててお
くものとする。図3(1)はプロキシサーバ12のUR
Lアドレスであり、URL121はWWWサーバ141
に対応し、URL122はWWWサーバ142に対応す
る。図3(2)はWWWサーバのURLアドレスであ
り、URL141はWWWサーバ141のURLアドレ
ス、URL142はWWWサーバ142のURLアドレ
ス、URL143はWWWサーバ143のURLアドレ
スである。
【0029】まず、ユーザは、ユーザ端末11の操作部
を構成するキーボードを操作して、WWWブラウザを起
動した後、予め告知済のコンテンツのURLアドレス
(例えば、図3(1)URL121)を入力するか、あ
るいは所望のコンテンツのURLアドレスへリンクする
ために、ユーザ端末11の表示部に表示されたURLア
ドレスにマウスを用いてマウスカーソルを移動した後ク
リックする。これにより、ユーザ端末11の制御部(厳
密には、起動されたWWWブラウザ)は、ユーザによっ
て指定されたコンテンツのURLアドレスのドメイン名
が指示するプロキシサーバ12に対し、アクセス要求<
URL121>を送信する(図2のステップA1)。
【0030】ユーザ端末11からのアクセス要求<UR
L121>を受信したプロキシサーバ12の制御部は、
認証・課金サーバ13に認証処理を要求する認証要求処
理を実行する。すなわち、プロキシサーバ12の制御部
は、認証・課金サーバ13に対して、ユーザ端末11の
操作者であるユーザが正当な顧客であるか否か、アクセ
ス要求<URL121>に含まれているURLアドレス
(今の場合、URL121)のコンテンツを当該ユーザ
が利用することが可能か否かについて、問い合わせる認
証要求処理を実行する(ステップA2)。これにより、
認証・課金サーバ13の制御部は、ユーザ端末11の操
作者であるユーザが正当な顧客であるか否かを確認する
とともに、ユーザが所望のコンテンツを利用することが
可能か否かを判定する認証処理を実行した後、認証結果
をプロキシサーバ12に送信する(ステップA3)。
【0031】認証・課金サーバ13からの認証結果を受
信したプロキシサーバ12の制御部は、認証結果を判定
し、認証されなかった場合には、ユーザ端末11に対
し、そのことを示すHTML文書のエラーページを送信
する。このエラーページには、識別番号(ID)及びパ
スワードの入力を要求する情報(例えば、HTTPヘッ
ダの認証情報)や、ユーザがWWWサーバ141のコン
テンツ提供者と契約を締結するために、その契約締結用
のWWWサーバへのリンク情報を含めることができる。
一方、認証結果を判定し、認証された場合には、プロキ
シサーバ12の制御部は、以下に示す第1ドメイン名変
換処理に移行する(ステップA4)。
【0032】第1ドメイン名変換処理では、プロキシサ
ーバ12の制御部は、アクセス要求<URL121>に
含まれているプロキシサーバ12のドメイン名をWWW
サーバ141のドメイン名に変換した後(ステップA
5)、変換後のアクセス要求<URL141>をWWW
サーバ141に送信する要求送信処理を実行する(ステ
ップA6)。ここで、図4にHTTPヘッダのホスト名
のフィールド変換の一例を示す。図4から分かるよう
に、第1ドメイン名変換処理においては、アクセス要求
に含まれているプロキシサーバ12のドメイン名のHT
TPヘッダのホスト名(図3(1)参照)のフィールド
がWWWサーバ141のドメイン名のHTTPヘッダの
ホスト名(図3(2)参照)に変換されている。
【0033】プロキシサーバ12からのアクセス要求<
URL141>を受信したWWWサーバ141の制御部
は、ユーザによって要求されたコンテンツ<URL14
1>を生成し、応答<URL141>としてプロキシサ
ーバ12に送信した後(ステップA7)、一連の処理を
終了する。
【0034】WWWサーバ141からの応答<URL1
41>を受信したプロキシサーバ12の制御部は、応答
<URL141>にWWWサーバ141のドメイン名の
他、その他のWWWサーバへのリンク情報が含まれてい
るので、WWWサーバ141からの応答<URL141
>に含まれるリンク情報(ドメイン名)のうち、自己の
管理下にあるすべてのWWWサーバ(今の場合、WWW
サーバ141及び142)のドメイン名をプロキシサー
バ12のドメイン名に変換する第2ドメイン名変換処理
を実行する(ステップA8)。なお、プロキシサーバ1
2の制御部は、WWWサーバ141からの応答に含まれ
るリンク情報(ドメイン名)のうち、自己の管理下にな
いWWWサーバ(今の場合、WWWサーバ143)のド
メイン名は変換しない。ここで、図5にリンク情報のド
メイン名変換の一例を示す。図5から分かるように、第
2ドメイン名変換処理においては、WWWサーバ141
からの応答<URL141>に含まれるリンク情報(ド
メイン名)のうち、自己の管理下にあるWWWサーバ1
41及び142のドメイン名(図3(2)参照)がプロ
キシサーバ12のドメイン名(図3(1)参照)に変換
されているが、自己の管理下にないWWWサーバ143
のドメイン名は変換されていない。
【0035】この例においては、第1ドメイン名変換処
理(ステップA4)及び第2ドメイン名変換処理(ステ
ップA5)において、アクセス要求及び応答それぞれの
ドメイン名を変換する際、図6に示すように、アクセス
要求及び応答を構成するデータの種類(例えば、HTT
PヘッダのContent-TypeやMIMEタイプ)に応じて、
変換機能を使い分けている。また、アクセス要求及び応
答を構成するデータの中に未知のデータ形式(例えば、
テキスト用、HTML用、画像用など)を有するものが
ある場合には、未知のデータ形式専用の変換機能を追加
することにより、任意のデータ形式に対応することが可
能である。
【0036】次に、プロキシサーバ12の制御部は、ド
メイン名を変換した後の応答<URL141>をユーザ
端末11に送信する(ステップA9)。これにより、プ
ロキシサーバ12からの応答<URL141>を受信し
たユーザ端末11の制御部は、応答<URL141>を
コンテンツ<URL141>として表示部に表示した後
(ステップA10)、一連の処理を終了する。
【0037】一方、プロキシサーバ12の制御部は、ユ
ーザ端末11への応答<URL141>の送信を完了し
た後、認証・課金サーバ13に課金情報(例えば、処理
結果、ユーザ情報、コンテンツアドレスなど)を通知し
て課金処理を要求する課金要求処理を実行した後(ステ
ップA11)、一連の処理を終了する。課金情報を通知
された認証・課金サーバ13は、課金情報を内部の記憶
部に記憶する課金処理を実行した(ステップA12)
後、一連の処理を終了する。
【0038】また、ユーザ端末11の表示部に表示され
たコンテンツ<URL141>を閲覧したユーザが、コ
ンテンツ<URL141>中に含まれ、表示部に表示さ
れている他のWWWサーバ、例えば、WWWサーバ14
2へのリンク<URL142>上にマウスカーソルを移
動させてその部分でクリックすると、ユーザ端末11の
制御部(厳密には、起動されたWWWブラウザ)は、ユ
ーザによって指定された他のWWWサーバ(今の場合、
WWWサーバ142)のコンテンツのURLアドレスの
ドメイン名が指示するプロキシサーバ12に対し、アク
セス要求<URL122>を送信する。ユーザ端末11
からのアクセス要求<URL122>を受信したプロキ
シサーバ12の制御部は、アクセス要求<URL121
>を受信した場合と同様、認証・課金サーバ13に認証
処理を要求する認証要求処理を実行する。これ以降の動
作については、上記した処理と略同様であるので、その
説明を省略する。すなわち、ユーザは、ユーザ端末11
の表示部に表示されたコンテンツ<URL141>を閲
覧した際に、さらに他のWWWサーバ(今の場合、WW
Wサーバ142)のコンテンツを閲覧を所望する場合に
は、自ら当該コンテンツのURLアドレスを入力する必
要はなく、操作性が簡略化されている。
【0039】このように、この例の構成によれば、ユー
ザ端末11とWWWサーバ141及び142との間に、
第1及び第2ドメイン名変換処理、認証処理及び課金処
理を実行るプロキシサーバ12を設けており、ユーザ端
末11、WWWサーバ141及び143に機能を追加し
たり、設定を変更したりすることが一切必要なく、さら
に、WWWサーバ141及び142を構成する記憶部に
記憶されるコンテンツについて作成後データやプログラ
ムに修正することが一切必要ない。このため、図7に示
すように、フォワードプロキシを採用した場合、ユーザ
端末21において代行処理を行わせるプロキシサーバの
設定を任意に定義しても、ユーザ端末21と複数個のW
WWサーバ231及び232(WWWサーバA及びB)
との間のアクセス要求及び応答をプロキシサーバ22
(プロキシサーバX,Y)に集約することができる。さ
らに、プロキシサーバ22に集約したWWWサーバ23
1又は232(WWWサーバA又はB)へのアクセス要
求及び応答について、プロキシサーバ22において認証
処理及び課金処理を一括して実行することができる。こ
れにより、この例の構成によれば、この例の構成を有す
るプロキシサーバ12を設けるだけでWWWサービスに
認証処理及び課金処理を追加することができるので、コ
ンテンツ提供者は、認証処理及び課金処理をこの例のプ
ロキシサーバ12によるサービスに移管することがで
き、コンテンツの作成に専念することができる。
【0040】一方、リバースプロキシを採用した場合、
コンテンツ提供者は、図8に示すように、WWWサーバ
33を構成する記憶部に記憶されるコンテンツについて
作成後データやプログラムに修正することが一切必要な
く、オリジナルのままで、また何ら制約を受けることな
く、コンテンツを認証処理及び課金処理付きの複数の相
手先ドメイン(プロバイダ)で提供することができる。
さらに、図8に示すように、他のドメイン(プロバイ
ダ)のプロキシサーバ322(プロキシサーバα,β)
を追加することもできる。したがって、コンテンツ提供
者は、一度コンテンツを作成してしまえば以後のカスタ
マイズ(加工)が不要になるため、低コストで潜在顧客
(複数のプロバイダの会員)を増やすことができ、これ
により、コンテンツの販売単価を引き下げることができ
る。以上説明したように、この例の構成によれば、コン
テンツ提供者が認証・課金に悩まされることなく、コン
テンツの作成に専念できるとともに、複数のプロバイダ
の会員に低価格でコンテンツを提供することができる。
【0041】以上、この発明の実施例を図面を参照して
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られる
ものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計
の変更等があってもこの発明に含まれる。例えば、上述
の実施例においては、ユーザ端末11、プロキシサーバ
12及び認証・課金サーバ13をそれぞれ1台ずつ設け
るとともに、WWWサーバ141〜143を3台設ける
例を示したが、これに限定されず、これらは何台設けて
も良い。また、上述の実施例においては、ユーザ端末1
1、プロキシサーバ12、WWWサーバ141〜143
それぞれの間の通信プロトコルとしてWWW(HTT
P)を用いる例を示したが、これに限定されず、どのよ
うな通信プロトコルを用いても良い。同様に、プロキシ
サーバ12と認証・課金サーバ13との間の通信プロト
コルについてもどのような通信プロトコルを用いても良
く、どのような処理方式を用いても良い。
【0042】また、上述の実施例においては、WWWサ
ーバ141〜143を構成する記憶部に記憶されるコン
テンツの記述形式としてHTML形式を用いる例を示し
たが、これに限定されず、どのような記述形式やデータ
形式を用いても良い。他のデータ形式としては、例え
ば、静的なHTMLファイル、任意のプログラムが生成
するHTMLファイル、あるいはバイナリデータなどが
ある。また、上述の実施例においては、アクセス要求及
びそれに対する応答のそれぞれに対してデータの種類ご
とにドメイン名変換処理を施す例を示したが、これに限
定されず、認証・課金サーバ13から得られたユーザ情
報を組み合わせることにより、ユーザごと又はコンテン
ツごとにアクセス要求及びそれに対する応答をカスタマ
イズすることができる。ここで、図9にプロキシサーバ
12の側でのコンテンツのカスタマイズの一例を示す。
WWWサーバ141からの応答が図9(1)である場
合、例えば、図9(2)に示すように、ユーザごとに情
報を追加又は変更することができる。図9(2)に示す
例においては、2行目及び3行目をプロキシサーバ12
が、ユーザ情報に基づいて追加している。
【0043】また、上述の実施例においては、アクセス
要求、応答及びコンテンツに使用される言語は日本語で
ある例を示したが、これに限定されず、アクセス要求、
応答及びコンテンツに使用される言語をある言語から他
の言語へ、例えば、日本語から英語へ、又は英語から日
本語へ変換するようにしても良い。また、上述の実施例
においては、ドメイン名だけを変換する例を示したが、
これに限定されず、図10に示すように、ドメイン名だ
けではなく、パス名をも変換するように構成しても良
い。これにより、コンテンツ単位でWWWサーバの負荷
を分散することができる。また、上述の実施例において
は、プロキシサーバ12は、認証・課金サーバ13から
得られたユーザ情報は内部だけで用いる例を示したが、
これに限定されず、上記ユーザ情報をWWWサーバ14
1〜143に供給するアクセス要求情報に追加するよう
に構成しても良い。これにより、WWWサーバ141〜
143側においてユーザ情報を収集することができ、ユ
ーザごとにコンテンツをカスタマイズすることが可能と
になる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の構成に
よれば、プロキシサーバが、ユーザ端末からのアクセス
要求に含まれている自己のドメイン名をサーバのドメイ
ン名に変換した後、変換後のアクセス要求をサーバに送
信する第1の処理と、サーバからの応答に含まれるリン
ク情報のうち、自己の管理下にあるすべてのサーバのド
メイン名を自己のドメイン名に変換した後、変換後の応
答をユーザ端末に送信する第2の処理と、認証・課金サ
ーバに認証処理及び課金処理を要求する第3の処理とを
実行し、認証・課金サーバが、ユーザが正当な顧客であ
ること確認する認証処理と、ユーザのコンテンツの利用
に対する課金処理とを実行するので、コンテンツ提供者
が認証・課金に悩まされることなく、コンテンツの作成
に専念できる。また、複数のプロバイダの会員に低価格
でコンテンツを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である認証・課金代行シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図2】同システムの動作の一例を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図3】プロキシサーバ12が管理するWWWサーバ1
41及び142のドメイン名と一対一に割り当てられた
プロキシサーバ12のドメイン名の一例を示す図であ
る。
【図4】HTTPヘッダのホスト名のフィールド変換の
一例を示す図である。
【図5】リンク情報のドメイン名変換の一例を示す図で
ある。
【図6】アクセス要求及び応答の各ドメイン名を変換す
る際のアクセス要求及び応答を構成するデータの種類に
応じた変換機能の使い分けの一例を示す図である。
【図7】この例の構成にフォワードプロキシを採用した
場合の効果を説明するためのブロック図である。
【図8】この例の構成にリバースプロキシを採用した場
合の効果を説明するためのブロック図である。
【図9】この発明の変形例を説明するための図である。
【図10】この発明の他の変形例を説明するための図で
ある。
【図11】フォワードプロキシを採用した従来の認証・
課金代行システムの構成例を示すブロック図である。
【図12】リバースプロキシを採用した従来の認証・課
金代行システムの構成例を示すブロック図である。
【図13】リバースプロキシを採用した従来の認証・課
金代行システムの他の構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
11,21,311,312 ユーザ端末 12,22,321,322 プロキシサーバ 13 認証・課金サーバ 141〜143,231,232,33 WWWサーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉本 信樹 東京都港区三田一丁目4番28号 日本電気 情報サービス株式会社内 (72)発明者 柴 雅幸 東京都港区三田一丁目4番28号 日本電気 情報サービス株式会社内 (72)発明者 岡村 正明 東京都港区三田一丁目4番28号 日本電気 情報サービス株式会社内 Fターム(参考) 5J104 AA07 KA01 NA05 PA07 PA11

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザ端末と、プロキシサーバと、認証
    ・課金サーバと、サーバとがネットワークを介して互い
    に接続されたシステムにおいて、ユーザが前記ユーザ端
    末を操作して前記ネットワークを介して前記サーバより
    コンテンツの提供を受ける際に、前記プロキシサーバが
    前記ユーザの正当性の認証やコンテンツ利用に対する課
    金を代行する認証・課金代行方法であって、 前記プロキシサーバは、前記ユーザ端末からのアクセス
    要求に含まれている自己のドメイン名を前記サーバのド
    メイン名に変換した後、変換後のアクセス要求を前記サ
    ーバに送信する第1の処理と、前記サーバからの応答に
    含まれるリンク情報のうち、自己の管理下にあるすべて
    のサーバのドメイン名を自己のドメイン名に変換した
    後、変換後の応答を前記ユーザ端末に送信する第2の処
    理と、前記認証・課金サーバに認証処理及び課金処理を
    要求する第3の処理とを実行し、 前記認証・課金サーバは、前記ユーザが正当な顧客であ
    ること確認する認証処理と、前記ユーザのコンテンツの
    利用に対する課金処理とを実行することを特徴とする認
    証・課金代行方法。
  2. 【請求項2】 前記プロキシサーバは、前記認証・課金
    サーバによって前記ユーザが認証されなかった場合に
    は、識別番号、パスワードの入力を要求する情報、前記
    ユーザが前記サーバのコンテンツ提供者と契約を締結す
    るためのサーバへのリンク情報の少なくとも1つを含む
    エラーページを前記ユーザ端末に送信することを特徴と
    する請求項1記載の認証・課金代行方法。
  3. 【請求項3】 前記プロキシサーバは、前記第1及び第
    2の処理では、前記ドメイン名を変換する際、前記アク
    セス要求又は前記応答を構成するデータの種類に応じて
    変換機能を使い分けるとともに、前記アクセス要求又は
    前記応答を構成するデータの中に未知のデータ形式を有
    するものがある場合には、未知のデータ形式専用の変換
    機能を追加することを特徴とする請求項1又は2記載の
    認証・課金代行方法。
  4. 【請求項4】 前記認証・課金サーバは、前記ユーザに
    関するユーザ情報を有し、前記プロキシサーバは、前記
    認証・課金サーバから供給されるユーザ情報に基づい
    て、前記ユーザごと又は前記コンテンツごとに前記アク
    セス要求又は前記応答を加工することを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれか1に記載の認証・課金代行方法。
  5. 【請求項5】 前記プロキシサーバは、前記アクセス要
    求、前記応答及び前記コンテンツに使用される言語をあ
    る言語から他の言語へすることを特徴とする請求項1乃
    至4のいずれか1に記載の認証・課金代行方法。
  6. 【請求項6】 前記プロキシサーバは、前記第1及び第
    2の処理では、前記アクセス要求又は前記応答を構成す
    るデータのパス名をも変換することを特徴とする請求項
    1乃至5のいずれか1に記載の認証・課金代行方法。
  7. 【請求項7】 前記プロキシサーバは、前記第1の処理
    では、前記認証・課金サーバから供給されるユーザ情報
    を前記サーバに供給するアクセス要求に追加することを
    特徴とする請求項4乃至6のいずれか1に記載の認証・
    課金代行方法。
  8. 【請求項8】 ユーザ端末と、プロキシサーバと、認証
    ・課金サーバと、サーバとがネットワークを介して互い
    に接続され、ユーザが前記ユーザ端末を操作して前記ネ
    ットワークを介して前記サーバよりコンテンツの提供を
    受ける際に、前記プロキシサーバが前記ユーザの正当性
    の認証やコンテンツ利用に対する課金を代行する認証・
    課金代行システムであって、 前記プロキシサーバは、前記ユーザ端末からのアクセス
    要求に含まれている自己のドメイン名を前記サーバのド
    メイン名に変換した後、変換後のアクセス要求を前記サ
    ーバに送信する第1の処理と、前記サーバからの応答に
    含まれるリンク情報のうち、自己の管理下にあるすべて
    のサーバのドメイン名を自己のドメイン名に変換した
    後、変換後の応答を前記ユーザ端末に送信する第2の処
    理と、前記認証・課金サーバに認証処理及び課金処理を
    要求する第3の処理とを実行し、 前記認証・課金サーバは、前記ユーザが正当な顧客であ
    ること確認する認証処理と、前記ユーザのコンテンツの
    利用に対する課金処理とを実行することを特徴とする認
    証・課金代行システム。
  9. 【請求項9】 前記プロキシサーバは、前記認証・課金
    サーバによって前記ユーザが認証されなかった場合に
    は、識別番号、パスワードの入力を要求する情報、前記
    ユーザが前記サーバのコンテンツ提供者と契約を締結す
    るためのサーバへのリンク情報の少なくとも1つを含む
    エラーページを前記ユーザ端末に送信することを特徴と
    する請求項8記載の認証・課金代行システム。
  10. 【請求項10】 前記プロキシサーバは、前記第1及び
    第2の処理では、前記ドメイン名を変換する際、前記ア
    クセス要求又は前記応答を構成するデータの種類に応じ
    て変換機能を使い分けるとともに、前記アクセス要求又
    は前記応答を構成するデータの中に未知のデータ形式を
    有するものがある場合には、未知のデータ形式専用の変
    換機能を追加することを特徴とする請求項8又は9記載
    の認証・課金代行システム。
  11. 【請求項11】 前記認証・課金サーバは、前記ユーザ
    に関するユーザ情報を有し、前記プロキシサーバは、前
    記認証・課金サーバから供給されるユーザ情報に基づい
    て、前記ユーザごと又は前記コンテンツごとに前記アク
    セス要求又は前記応答を加工することを特徴とする請求
    項8乃至10のいずれか1に記載の認証・課金代行シス
    テム。
  12. 【請求項12】 前記プロキシサーバは、前記アクセス
    要求、前記応答及び前記コンテンツに使用される言語を
    ある言語から他の言語へすることを特徴とする請求項8
    乃至11のいずれか1に記載の認証・課金代行システ
    ム。
  13. 【請求項13】 前記プロキシサーバは、前記第1及び
    第2の処理では、前記アクセス要求又は前記応答を構成
    するデータのパス名をも変換することを特徴とする請求
    項8乃至12のいずれか1に記載の認証・課金代行シス
    テム。
  14. 【請求項14】 前記プロキシサーバは、前記第1の処
    理では、前記認証・課金サーバから供給されるユーザ情
    報を前記サーバに供給するアクセス要求に追加すること
    を特徴とする請求項11乃至13のいずれか1に記載の
    認証・課金代行システム。
  15. 【請求項15】 コンピュータに請求項1乃至14のい
    ずれか1に記載の機能を実現させるための認証・課金代
    行プログラムを記憶した記憶媒体。
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