JP2002091829A - データの表示方法及びシステム - Google Patents

データの表示方法及びシステム

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JP2002091829A
JP2002091829A JP2001195683A JP2001195683A JP2002091829A JP 2002091829 A JP2002091829 A JP 2002091829A JP 2001195683 A JP2001195683 A JP 2001195683A JP 2001195683 A JP2001195683 A JP 2001195683A JP 2002091829 A JP2002091829 A JP 2002091829A
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JP2001195683A
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Chikako Tsuchiyama
千佳子 土山
Hisashi Toyoshima
久 豊島
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】データの信頼性確認手段や表示制御手段を備え
た、データの表示方法及びシステムを実現する。 【解決手段】データが埋め込まれており、前記データの
内容を象徴するような要素をもち、信頼性確認手段や表
示制御手段を備えたマルチメディアデータを用いること
により、前記マルチメディアデータ、あるいは前記デー
タの信頼性の確認をし、前記マルチメディアデータの表
示、あるいは前記データ内容の表示を制御することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データの表示技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットのようなネットワ
ークを使って、複数のユーザーに情報を開示・伝達する
手段としてWorld Wide Web(WWW)サー
バプログラムとブラウザシステムとを用いるWWWシス
テムが普及している。特に、最近は、WWWシステムを
単なる情報伝達手段としてだけではなく、ビジネスに利
用しようという動きが顕著である。たとえば、WWWシ
ステムにより商品情報を公開する、いわゆる電子商取引
システムなどはそのビジネス利用の代表例である。
【0003】このような動きの中、開示・伝達する情報
の確からしさをネットワーク上で確認できる技術が重要
になってきている。例えば、弊社が出願した特開平11-2
39129(以下、公知例1とも称す)では、情報を開示・
伝達したい者(以下、情報開示者とも称する)が、電子
透かし技術により、真正性確認や有効期限確認等の手段
を備えたマーク等のマルチメディアデータを、開示・伝
達したい情報に付加し、ユーザー(以下、情報閲覧者と
も称する)は該マークを利用して該情報の真正性等を確
認することを特徴とする、情報の認証方法を説明してい
る。
【0004】また、開示している商品情報等を、より多
くの情報閲覧者に閲覧してもらうための工夫も重要であ
る。商品タイトル等を表示した画像で、商品情報を開示
しているサイトにリンクを張ったもの(バナー)を、ポ
ータルサイト等の他サイト(以下、情報表示者とも称す
る)に掲載する、「バナー広告」が普及している。一般
的に「バナー広告」は、旗(バナー)のようなイメージ
を、ネット広告を掲載するオンライン媒体のページに貼
り付けるもので、クリックしたユーザーを特定のサイト
に呼び込むしかけとなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】公知例1の方法は、開
示・伝達したい情報を表示した上で、その情報に真正性
確認手段を備えたマーク等を貼付するものである。よっ
て、情報開示者が自らのサイトで情報を表示するだけで
なく、より多くの情報閲覧者に情報を見てもらうため
に、ポータルサイトや有識者サイトなどの多数の情報表
示者にも情報を表示してもらう場合、情報表示者側でス
ペースの確保やレイアウト調整を行う必要がある。ま
た、この方法では、情報表示者側において、有効期限や
情報閲覧者のアクセス権等に対応して情報の表示を制御
するためには、情報表示者が期限切れのチェックやアク
セス管理のためのパスワード設定等をする必要があるの
で、情報表示者側にかなり運用負荷がかかるといえる。
【0006】一方、「バナー広告」では、情報利用者は
バナー広告をクリックして他のサイトに“寄り道”する
ことをいやがる、終了したキャンペーンの広告がまだネ
ット上で流れている、などの問題があり、利便性や信頼
性の向上が課題となっている。つまり、公知例1の方法
と従来の「バナー広告」を単純に組み合せて、バナー広
告のリンクを、情報表示者が公知例1の方法で開示して
いるサイトに張るだけでは、情報表示者側のスペース確
保の課題は解決するが、情報閲覧者の利便性の課題、情
報表示者の情報表示の制御に関わる運用上の課題などは
解決しないといえる。
【0007】本発明の目的は、データの信頼性の高いデ
ータの表示方法及びシステムを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、データが埋め込まれており、前記データ
を象徴するような要素をもち、信頼性確認手段や表示制
御手段を備えたマルチメディアデータを用いて、前記マ
ルチメディアデータや前記データの信頼性を確認し、前
記マルチメディアデータや前記データ内容の表示を制御
することを特徴とする、データの表示方法を提供する。
ここで、信頼性確認手段とは、真正性の確認、有効期限
の確認、改ざんの有無の確認などを行う手段を指すもの
とする。
【0009】つまり、本発明では、情報開示者、情報表
示者、情報閲覧者が存在した時、情報開示者、情報表示
者、情報閲覧者の3者が信頼する管理者によって管理さ
れていて、情報開示者が開示・伝達したい情報(第1の
マルチメディアデータとも称する)が埋め込まれてお
り、第1のマルチメディアデータの内容を象徴するよう
な要素をもち、視覚、聴覚で確認できる性質や真正性確
認手段を備えたマルチメディアデータ(第2のマルチメ
ディアデータとも称する)を、情報表示者が表示し、情
報閲覧者は第2のマルチメディアデータが真正であるか
どうかを確認するとともに、第1のマルチメディアデー
タの真正性も確認し、その内容を閲覧できることを特徴
とする。
【0010】具体的には、本発明では、商品名やサービ
ス名など、情報開示者が開示したい情報を象徴するよう
なタイトルやキーワードを含んだデザインで、真正性確
認手段を備えたマークと呼ぶ画像データに、開示する情
報そのもの、あるいはその概要情報を埋め込んだもの
(以下、パッケージマークとも称す)を、検索サイトや
ニュースサイトなどの、ひとつまたは複数の情報表示者
のサイトで表示し、情報閲覧者は、該パッケージマーク
が確かに信頼できるパッケージマーク管理者によるもの
であるという真正性を確認するとともに、パッケージマ
ークに埋め込まれた情報が確かに情報開示者によるもの
であることを確認でき、かつ閲覧中のサイトから情報開
示者サイトに寄り道することなく、通信負荷なしに該パ
ッケージマークに埋め込まれた情報を閲覧することがで
きるので、情報開示者は、開示・伝達したい情報を、よ
り多くの情報閲覧者に、信頼性の高い状態で、閲覧して
もらうことができる。
【0011】さらに、本発明によれば、、第2のマルチ
メディアデータに、開示者が開示したい第1のマルチメ
ディアデータを埋め込む際、当該第1のマルチメディア
データの有効期限情報やアクセス条件情報等も埋め込
み、当該第1のマルチメディアデータが有効期間内であ
る、あるいは情報閲覧者にアクセス権があること等が確
認された場合に、当該第2のマルチメディアデータを表
示する、あるいは当該第1のマルチメディアデータを表
示する、つまり、有効期間外である場合や情報閲覧者に
アクセス権がない場合は、当該第2のマルチメディアデ
ータを表示しない、あるいは当該第1のマルチメディア
データを表示しない、というように、情報の表示を制御
することができる。
【0012】具体的には、本発明では、パッケージマー
クに埋め込む情報が、イベントやセール情報など、情報
として有効な期間が限定されるような情報の場合、その
有効期限情報もパッケージマークに埋め込み、有効期限
を過ぎてから情報閲覧者が閲覧しようとした場合は、当
該パッケージマークそのものを表示しない、あるいは当
該パッケージマーク内の情報を表示しない、というよう
な情報表示の制御をすることができる。また、本発明で
は、求職中の個人が開示したいと考えるキャリアや自分
の連絡先など、求人している企業の人事担当者には見て
もらいたいが、他の者には見せたくない個人情報のよう
な、アクセス制限をしたい情報の場合、そのアクセス制
御情報をパッケージマークに埋め込み、アクセス権がな
い情報閲覧者が閲覧しようとした場合は、パッケージマ
ークに埋め込んだ情報を表示しない、というような情報
表示の制御を行うことができる。
【0013】さらに、本発明によれば、第2のマルチメ
ディアデータに、第1のマルチメディアデータを埋め込
む際、当該第1のマルチメディアデータの詳細情報や関
連情報の所在情報を埋め込むことで、情報閲覧者は、当
該第1のマルチメディアデータの関連情報や詳細情報を
閲覧することができる。
【0014】具体的には、本発明では、パッケージマー
クに情報開示者が開示したい情報を埋め込む際、開示し
たい情報の詳細情報や関連情報を表示している情報開示
者自身のサイトのリンク情報や、パッケージマークに関
する情報の確認ができるマーク管理者サイトのリンク情
報等を埋め込むことで、情報閲覧者は信頼性の高い概要
情報を閲覧した上で、必要な関連情報を入手することが
できる。
【0015】
【本発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実
施形態の一例を説明する。ここでは、本発明の詳細を、
商品情報等の表示システムの例(実施例(1))を用い
て説明する。なお、以下で説明する図面において同一の
番号は同様の部品・要素を表すものとする。また、これ
により本発明が限定されるものではない。また本発明
は、インターネットやイントラネットなどに限定するも
のではない。
【0016】実施例(1)商品情報等の表示システム 図1は、本発明の情報表示システムの概略構成を示した
ものである。本実施形態の情報表示システムは、パッケ
ージマークの管理、生成を行うパッケージマーク管理者
100と、何らかの情報を開示・伝達したい情報開示者
1101〜110n(以下、単に情報開示者110とも
称する)と、Webページを表示している情報表示者1
201〜120n(以下、単に情報表示者120とも称
する)と、Webページを閲覧・利用する情報閲覧者1
301〜130n(以下、単に情報閲覧者130とも称
する)が利用するシステムであって、図1に示すよう
に、パッケージマーク管理サーバ101、パッケージマ
ーク管理者WWWサーバ102、情報開示者端末111
1〜111n(以下、単に情報開示者端末111とも称
する)、情報開示者WWWサーバ1121〜112n
(以下、単に情報開示者サーバ112とも称する)、情
報表示者端末1211〜121n(以下、単に情報表示
者端末121とも称する)、情報表示者WWWサーバ1
221〜122n(以下、単に情報表示者サーバ122
とも称する)、情報閲覧者端末1311〜131n(以
下、単に情報閲覧者端末131とも称する)とが、イン
トラネットやインターネットなどの通信網140を介し
て、互いに接続されて構成されている。ここで、パッケ
ージマークとは、情報開示者110が開示・伝達したい
情報の内容が埋め込まれており、その埋め込まれている
情報の内容を象徴するような要素をもつ画像マークであ
って、情報閲覧者130が、確かに信頼できるパッケー
ジマーク管理者が生成したものであるという確認、埋め
込まれている情報は確かに情報開示者の情報であるとい
う確認、及び埋め込まれている情報内容の改ざんの有
無、有効期限などの確認ができたり、埋め込まれた情報
内容を閲覧できたりするような、手段を伴うマークを示
すものとする。なお、情報開示者110は、情報表示者
120を兼ねてもよい。また、WWWサーバを持たない
情報開示者110がいてもよい。
【0017】なお、公知例1は、開示・伝達したい情報
を表示した上で、その情報の真正性確認手段等を備えた
マーク等を貼付するものだが、本実施例で信頼性を確認
する対象となるのはマークの生成元やマークに埋め込ま
れた内容である点が異なる。
【0018】パッケージマーク管理サーバ101は、パ
ッケージマーク管理者100が管理する、パッケージマ
ークの生成、登録などを行うためのサーバである。パッ
ケージマーク管理サーバ101は、情報開示者110か
らの要求に応じてパッケージマークを生成、登録する。
ただし、今までの画像データのみのマークは改ざんや不
正コピーが容易であるため、真正性を持たなかったが、
本発明の構成要素の1つであるパッケージマーク管理サ
ーバ101は、マークと、パッケージマーク管理者10
0、及び埋め込まれた情報の開示元である情報開示者1
10とを関連付けして後述のパッケージマーク管理DBな
どで管理することによって、真正性を保証するという働
きも持っている。
【0019】パッケージマーク管理者WWWサーバ10
2は、パッケージマーク管理者100が管理する、情報
閲覧者130がパッケージマークを参照するために必要
なパッケージマーク参照プラグインのダウンロード画面
を表示したり、パッケージマークに関する情報を公開し
たりするWebページを送信するためのサーバである。
情報閲覧者端末131からのURL要求に応じて、後述
のWebページ管理DBを検索して、該当するWebペ
ージを送信したり、後述のパッケージマーク参照プラグ
インDBからプラグインを送信したりする。
【0020】情報開示者端末111は、情報開示者11
0が使用する端末である。情報開示者110は、情報開
示者端末111を使って、開示したい情報を作成した
り、パッケージマーク管理者100とデータのやりとり
を行ったりする。
【0021】情報開示者WWWサーバ112は、情報開
示者110が管理する、パッケージマークに埋め込む開
示したい情報の詳細情報や関連情報を表示するWebペ
ージを送信するためのサーバである。情報閲覧者端末1
31からの、パッケージマークに埋め込まれたリンク情
報により指定されたURLの要求に応じて、後述のWe
bページ管理DB308を検索して、該当するWebペ
ージを送信する。
【0022】情報表示者端末121は、情報表示者12
0が使用する端末である。情報表示者WWWサーバ12
2で表示するWebページを作成したりする。
【0023】情報表示者WWWサーバ122は、情報表
示者120が管理する、Webページを送信するための
サーバである。パッケージマーク管理サーバ101から
のパッケージマーク貼付要求に応じて、パッケージマー
クをWebページに貼付したり、パッケージマークが貼
付されたWepページを送信したり、貼付完了通知をパ
ッケージマーク管理サーバ101に送信したりする。
【0024】情報閲覧者端末131は、情報閲覧者13
0が使用する端末である。情報閲覧者130は、情報閲
覧者端末131を使って、インターネットやイントラネ
ットのWebページにアクセスする。
【0025】画面イメージ132は、情報閲覧者端末1
31が表示する、パッケージマークが貼付されたWeb
ページの画面イメージ例である。表示形式はこれに限定
するものではなく、商品やサービス情報を表示するため
の専用ページなどにパッケージマークを貼付してもよ
い。また情報閲覧者端末131は、PCに限定するもの
ではない。
【0026】図2は、パッケージマーク管理サーバ10
1のハードウェア構成を示したものである。本実施形態
のパッケージマーク管理サーバ101のハードウェア構
成は、図2に示すように、表示装置201と、入力装置
202と、通信網インタフェース203と、記憶装置2
04と、中央処理装置(CPU)205と、一時記憶装
置(メモリ)206と、パッケージマーク管理DBイン
タフェース207と、パッケージマークログ管理DBイン
タフェース208が、バス200によって互いに接続さ
れて構成されている。また外部記憶装置として、パッケ
ージマーク管理DB209、パッケージマークログ管理
DB210が接続している。
【0027】表示装置201は、パッケージマーク管理
サーバ101を使用するパッケージマーク管理者100
にメッセージなどを表示するために用いられるものであ
り、CRTや液晶ディスプレイなどで構成されている。
【0028】入力装置202は、パッケージマーク管理
サーバ101を使用するパッケージマーク管理者100
がデータや命令などを入力するために用いられるもので
あり、キーボードやマウスなどで構成される。
【0029】通信網インタフェース203は、通信網1
40を介して、情報開示者端末111等とデータのやり
取りを行うためのインタフェースである。
【0030】記憶装置204は、パッケージマーク管理
サーバ101などで使用されるプログラムやデータを永
続的に記憶するために用いられるものであり、ハードデ
ィスクやフロッピー(登録商標)ディスクなどで構成さ
れる。
【0031】CPU205は、パッケージマーク管理サ
ーバ101を構成する各部を統括的に制御したり、様々
な演算処理を行ったりする。
【0032】メモリ206には、オペレーティングシス
テム206a(以下、単にOS206aとも称する)や
パッケージマーク管理処理部206bといった、 CP
U205が上記の処理をするために必要なプログラムな
どが一時的に格納される。
【0033】ここで、OS206aは、パッケージマー
ク管理サーバ101全体の制御を行うために、ファイル
管理やプロセス管理、あるいはデバイス管理といった機
能を実現するためのプログラムである。
【0034】パッケージマーク管理処理部206bは、
情報開示者端末111からパッケージマークの登録/貼
付要求があった場合に、第3者からの不正な要求でない
かを確認する処理、登録/貼付すると判定した場合に、
送付されたパッケージマーク基本デザインまたはパッケ
ージマーク管理DB208で管理しているパッケージマ
ーク基本デザインに情報を埋め込む処理、情報の埋め込
み処理に基づいてパッケージマーク管理DB209やパ
ッケージマークログ管理DB210を更新する処理、情
報表示者WWWサーバ122にパッケージマークの貼付
依頼を送信する処理、情報表示者WWWサーバ122か
らのパッケージマーク貼付完了通知を受信した場合に、
要求元の情報開示者端末111にパッケージマーク配布
完了通知を送信する処理などを行う処理部である。
【0035】パッケージマーク管理DBインタフェース
207は、パッケージマーク管理DB209とデータの
やり取りを行うためのインタフェースである。パッケー
ジマーク管理DB209は、情報開示者ID、パッケー
ジマークID、基本認証情報、公開鍵、パッケージマー
ク基本デザインといったデータを対応づけて管理するも
のであり、例えば図6のようなものである。また、パッ
ケージマーク管理DB209は、権限を有した者のみが
更新できる。
【0036】パッケージマークログ管理DBインタフェ
ース208は、パッケージマークログ管理DB210と
データのやり取りを行うためのインタフェースである。
パッケージマークログ管理DB210は、パッケージマ
ークのログ情報を管理するためのDBで、パッケージマ
ークID、通算NO.、作成日時といったデータを対応
づけて管理するものであり、例えば図7のようなもので
ある。また、パッケージマークログ管理DB210は、
権限を有した者のみが更新できる。
【0037】なお、パッケージマークに埋め込む情報は
図8のようなものである。画像データの中に特定の情報
を埋め込む技術は、「電子透かし」として知られてい
る。「電子透かし」の技術については日経エレクトロニ
クス1997年683号の100ページから107ペー
ジに記載されている。人間の目では判別できないように
情報を埋め込む不可視透かしと、人間の目にも見える形
で情報を埋め込む可視透かしがあり、不可視透かしの場
合埋め込む情報量に限界があると言われている。パッケ
ージマークの場合、パッケージマークに埋め込まれてい
る情報の内容を象徴するパッケージマークデザインを情
報閲覧者130が閲覧した際、パッケージマークにどう
いう情報が埋められているかを判断できる判断できる範
囲であれば、多少マークデザインを変更しても支障がな
いので、不可視透かしを用いても、かなりの容量の情報
を埋め込むことができる。
【0038】図3は、パッケージマーク管理者WWWサ
ーバ102のハードウェア構成を示したものである。
【0039】本実施形態のパッケージマーク管理者WW
Wサーバ102のハードウェア構成は、図3に示すよう
に、表示装置301と、入力装置302と、通信網イン
タフェース303と、記憶装置304と、中央処理装置
(CPU)305と、一時記憶装置(メモリ)306
と、WebページDBインタフェース307と、パッケ
ージマーク参照プラグインDBンタフェース308と、
公開鍵DBインタフェース309が、バス300によっ
て互いに接続されて構成されている。また外部記憶装置
として、WebページDB310とパッケージマーク参
照プラグインDB311と公開鍵DB312が接続して
いる。
【0040】表示装置301は、パッケージマーク管理
者WWWサーバ102を使用する情報閲覧者100にメ
ッセージなどを表示するために用いられるものであり、
CRTや液晶ディスプレイなどで構成されている。
【0041】入力装置302は、パッケージマーク管理
者WWWサーバ102を使用する情報閲覧者100がデ
ータや命令などを入力するために用いられるものであ
り、キーボードやマウスなどで構成される。
【0042】通信網インタフェース303は、通信網1
40を介して、情報閲覧者端末131等とデータのやり
取りを行うためのインタフェースである。
【0043】記憶装置304は、パッケージマーク管理
者WWWサーバ102で使用されるプログラムやデータ
を永続的に記憶するために用いられるものであり、ハー
ドディスクやフロッピーディスクなどで構成される。
【0044】CPU305は、パッケージマーク管理者
WWWサーバ102を構成する各部を統括的に制御した
り、様々な演算処理を行ったりする。
【0045】メモリ306には、OS306aや、We
bサーバプログラム306b、パッケージマーク参照プ
ラグイン管理処理部306cといった、CPU305が
上記の処理をするために必要なプログラムなどが一時的
に格納される。
【0046】ここで、OS306aは、パッケージマー
ク管理者WWWサーバ102全体の制御を行うために、
ファイル管理やプロセス管理、あるいはデバイス管理と
いった機能を実現するためのプログラムである。
【0047】WWWサーバプログラム306bは、情報
閲覧者端末131からアクセスがあった場合に、Web
ページDB310に格納されている当該Webページを
送信する処理などを行うプログラムである。
【0048】パッケージマーク参照プラグイン管理処理
部306cは、情報閲覧者端末131からパッケージマ
ーク参照プラグインのダウンロード要求があった場合
に、当該プラグインや公開鍵のダウンロード処理を行う
ためのプログラムである。
【0049】WebページDBインタフェース307
は、WebページDB309とデータのやり取りを行う
ためのインタフェースである。
【0050】パッケージマーク参照プラグインDBイン
タフェース308は、パッケージマーク参照プラグイン
DB311とデータのやりとりを行うためのインタフェ
ースである。パッケージマーク参照プラグインDB31
1は、パッケージマークの参照プラグインを格納するD
Bで、バージョン情報、プラグインプログラム、対応マ
ークIDといったデータを対応づけて管理するものであ
り、例えば図9のようなものである。また、パッケージ
マーク参照プラグイン管理DB311は、権限を有した
者のみが更新できる。
【0051】公開鍵DBインタフェース309は、公開
鍵DB312とデータのやりとりを行うためのインタフ
ェースである。公開鍵DB312は、パッケージマーク
に埋め込む電子署名を復号化するために必要な公開鍵を
格納するDBで、パッケージマーク管理者名称、管理者
メールアドレス、公開鍵、対応マークIDといったデー
タを対応づけて管理するものであり、例えば図10のよ
うなものである。また、公開鍵DB312は権限を有し
た者のみが更新できる。複数のパッケージマークサービ
ス事業者がいる場合は、相互に実在や適正を確認した後
に、相手の公開鍵を公開鍵DB312に登録する。
【0052】図4は、情報表示者WWWサーバ122の
ハードウェア構成を示したものである。
【0053】本実施形態の情報表示者WWWサーバ12
2のハードウェア構成は、図4に示すように、表示装置
401と、入力装置402と、通信網インタフェース4
03と、記憶装置404と、中央処理装置(CPU)4
05と、一時記憶装置(メモリ)406と、Webペー
ジDBインタフェース407が、バス400によって互
いに接続されて構成されている。また外部記憶装置とし
て、WebページDB408が接続している。
【0054】表示装置401は、情報表示者WWWサー
バ122を使用する情報表示者120にメッセージなど
を表示するために用いられるものであり、CRTや液晶
ディスプレイなどで構成されている。
【0055】入力装置402は、情報表示者WWWサー
バ122を使用する情報表示者120がデータや命令な
どを入力するために用いられるものであり、キーボード
やマウスなどで構成される。
【0056】通信網インタフェース403は、通信網1
40を介して、情報閲覧者端末131等とデータのやり
取りを行うためのインタフェースである。
【0057】記憶装置404は、情報表示者WWWサー
バ122などで使用されるプログラムやデータを永続的
に記憶するために用いられるものであり、ハードディス
クやフロッピーディスクなどで構成される。
【0058】CPU405は、情報表示者WWWサーバ
122を構成する各部を統括的に制御したり、様々な演
算処理を行ったりする。
【0059】メモリ406には、OS406aや、We
bページ作成プログラム406b、パッケージマーク貼
付処理部406cといった、 CPU405が上記の処
理をするために必要なプログラムなどが一時的に格納さ
れる。
【0060】ここで、 OS406aは、情報表示者W
WWサーバ122全体の制御を行うために、ファイル管
理やプロセス管理、あるいはデバイス管理といった機能
を実現するためのプログラムである。
【0061】WWWサーバプログラム406bは、情報
表示者端末121と通信し、受取ったWebページをW
ebページDB408に格納する処理と、情報閲覧者端
末131からアクセスがあった場合に、WebページD
B408に格納されている当該Webページを送信する
処理とを行うプログラムである。
【0062】パッケージマーク貼付処理部406cは、
パッケージマーク管理サーバ101からパッケージマー
ク貼付要求があった場合に、パッケージマークの貼付を
行う処理、パッケージマークの貼付後、貼付完了通知を
パッケージマーク管理サーバ101に送信する処理、パ
ッケージマーク管理サーバ101からパッケージマーク
取消要求があった場合に、パッケージマークの取消を行
う処理、パッケージマークの取消後、取消完了通知をパ
ッケージマーク管理サーバ101に送信する処理を行う
ためのプログラムである。
【0063】WebページDBインタフェース407
は、WebページDB408とデータのやり取りを行う
ためのインタフェースである。WebページDB408
は、パッケージマークが貼付されたWebページなどを
格納するものである。
【0064】図5は、情報閲覧者端末131のハードウ
ェア構成を示したものである。本実施形態の情報閲覧者
端末131のハードウェア構成は、図5に示すように、
表示装置501と、入力装置502と、通信網インタフ
ェース503と、記憶装置504と、中央処理装置(C
PU)505と、一時記憶装置(メモリ)506が、バ
ス500によって互いに接続されて構成されている。
【0065】表示装置501は、情報閲覧者端末131
を使用する情報閲覧者130にメッセージなどを表示す
るために用いられるものであり、CRTや液晶ディスプ
レイなどで構成されている。
【0066】入力装置502は、情報閲覧者端末131
を使用する情報閲覧者130がデータや命令などを入力
するために用いられるものであり、キーボードやマウス
などで構成される。
【0067】通信網インタフェース503は、通信網1
40を介して、情報表示者WWWサーバ122や情報開
示者WWWサーバ112等とデータのやり取りを行うた
めのインタフェースである。
【0068】記憶装置504は、情報閲覧者端末131
などで使用されるプログラムやデータを永続的に記憶す
るために用いられるものであり、ハードディスクやフロ
ッピーディスクなどで構成される。
【0069】CPU505は、情報閲覧者端末131を
構成する各部を統括的に制御したり、様々な演算処理を
行ったりする。
【0070】メモリ506には、OS506aや、ブラ
ウザシステム506b、パッケージマーク参照処理部5
06c、 パッケージマーク情報記憶部506dといっ
た、CPU505が上記の処理をするために必要なプロ
グラムなどが一時的に格納される。
【0071】ここで、 OS506aは、情報閲覧者端
末131全体の制御を行うために、ファイル管理やプロ
セス管理、あるいはデバイス管理といった機能を実現す
るためのプログラムである。
【0072】ブラウザプログラム506bは、情報閲覧
者端末131が情報表示者WWWサーバ122や情報開
示者WWWサーバ112と通信し、Webページをダウ
ンロードするためのプログラムである。
【0073】パッケージマーク参照処理部506cは、
ブラウザプログラム506bがパッケージマーク付きの
Webページをダウンロードした場合に、パッケージマ
ークが認識されるとパッケージマーク参照処理部506
cが起動し、パッケージマーク情報記憶部506dにあ
る公開鍵とパッケージマークに添付された公開鍵の照合
をする処理、公開鍵によりパッケージマークに埋め込ま
れた電子署名の復号化を行う処理、前記公開鍵で復号化
した情報とパッケージマークから抽出した情報を照合す
る処理、前記照合の結果合致しない場合は、エラーメッ
セージを表示する処理、前記抽出した情報の有効期限情
報と情報閲覧者端末131の時計情報とを照合し、有効
期間切れと判断される場合はエラーメッセージを表示す
る処理、パッケージマークに埋め込まれた情報を抽出し
て表示する処理、などを行う。ここで、公開鍵はあらか
じめパッケージマーク管理者WWWサーバから入手して
もよいし、前記処理の際に後述の処理フローのように、
ダウンロードしてもよい。
【0074】パッケージマーク情報記憶部506dは、
パッケージマーク参照プラグインをダウンロードする際
に入手するパッケージマーク管理者100の公開鍵や、
情報閲覧者端末131で、パッケージマーク参照処理部
506cによって、抽出した情報などを格納するもので
ある。パッケージマーク管理者の公開鍵データは、パッ
ケージマーク管理者名称、管理者メールアドレス、公開
鍵といったデータが対応づけられて格納されており、例
えば図10のようなものである。
【0075】図6は本実施形態のパッケージマーク管理
DB209のデータ例を示す図である。情報開示者登録
ID601、パッケージマークID602、情報開示者
名称603、情報開示者の代表者氏名604、代表者住
所605、代表者電話番号606、担当者氏名607、
担当者メールアドレス608、貼付先条件609、パッ
ケージマーク基本デザイン610等を一定の表記基準に
基づいて表記を統一して格納する。新しいパッケージマ
ークを登録したり、担当者氏名等の情報を変更した際
に、パッケージマーク管理DB209を更新する。な
お、図6のパッケージマーク基本デザイン例は、横長の
長方形、グラデーションという画像データだが、形状、
塗りつぶしデザインには様々なバリエーションがあり、
また動画、アニメーション、音声付き、またはその組み
合せなどでもよい。。また、パッケージマーク基本デザ
インは、情報開示者110が作成、またはパッケージマ
ーク管理者100が提示した基本デザインから情報開示
者110が選択してもよい。
【0076】図7は本実施形態のパッケージマークログ
管理DB210のデータ例を示す図である。パッケージ
マークID701、通算NO.702、作成日時70
3、パッケージタイトル704、パッケージ内容70
5、リンク情報706、有効期限情報707、電子署名
708、貼付依頼先メールアドレス709、貼付完了通
知受信日時710等を一定の表記基準に基づいて表記を
統一して格納する。パッケージマーク管理サーバ101
は、情報開示者端末111からパッケージマークの配布
要求に応じて、パッケージマークを生成した際に、パッ
ケージマークログ管理DB210を更新する。貼付完了
通知受信日時709は、情報表示者WWWサーバ122
からの貼付完了通知を受信した際、登録する。
【0077】図8は、パッケージマークに埋め込む情報
のデータ例を示す図である。パッケージマークID80
1、通算NO.802、情報開示者名称803、パッケ
ージタイトル804、パッケージ内容805、リンク情
報806、情報表示者名称807、情報表示者URL8
08、有効期限情報809、管理者名称810、管理者
URL811、電子署名812等を一定の表記基準に基
づいて表記を統一してパッケージマークに埋め込む。電
子署名は、パッケージマークID801から管理者UR
L810までの情報を暗号化したものとし、この署名の
復号化に必要な公開鍵は、パッケージマーク管理者10
0が公開鍵DB312に格納して管理しているものと
し、情報閲覧者端末131は信頼できるパッケージマー
ク管理者WWWサーバ102から、公開鍵を入手するも
のとする。また、貼付先を特に指定しない場合は、情報
表示者名称807と情報表示者URL808は不要とな
る。また、情報開示者110がパッケージマーク管理者
100を兼ねる場合は、管理者名称810、管理者UR
L811はなくてもよく、情報開示者100の連絡先情
報を埋め込んでもよい。
【0078】図9は、本実施形態のパッケージマーク参
照プラグインDB311のデータ例を示す図である。バ
ージョン情報901、プログラム902、対応マークI
D903等を一定の表記基準に基づいて表記を統一して
格納する。
【0079】図10は、本実施形態の公開鍵DB312
のデータ例を示す図である。パッケージマーク管理者1
001、管理者メールアドレス1002、公開鍵100
3、対応マークID1004等を一定の表記基準に基づ
いて表記を統一して格納する。
【0080】図11は、本実施形態のパッケージマーク
登録/貼付処理の処理手順を示すフローチャートであ
る。図11では、情報開示者端末111とパッケージマ
ーク管理サーバ101と情報表示者WWWサーバ122
との間でパッケージマークの登録/貼付を行う処理フロ
ーを表わしている。
【0081】まず、情報開示者端末111が、情報開示
者名称や開示したい情報など、図6で示すような情報を
含むパッケージマーク登録/貼付要求をパッケージマー
ク管理サーバ101に送信する(ステップ1101)。
なお、情報開示者110が、新規登録である場合は、要
求元である情報開示者110は身分証明書、例えばベリ
サインなどによるサーバ証明書、代表者の印鑑登録証明
書などを別途送付し、パッケージマーク管理者100が
情報開示者110の実在確認及び本人確認ができた場合
のみ、パッケージマークの登録/貼付要求を受けつける
ものとする。
【0082】パッケージマークの貼付要求を受信したパ
ッケージマーク管理サーバ101は、パッケージマーク
管理DB209を検索して、担当者連絡先などの登録内
容を確認した上で、当該要求内容や要求元を確認するた
めに、確認通知を情報開示者端末111に送信する(ス
テップ1102、1103)。ここで、新規登録の場合
は、パッケージマーク管理者100が、新規に情報開示
者IDやパッケージマークIDを設定し、これを含めた
確認通知を送信する。
【0083】情報開示者端末111が確認通知を受信す
ると、情報開示者110は内容を確認した上で、受信結
果をパッケージマーク管理サーバ101に送信する(ス
テップ1104、1105)。
【0084】確認通知の受信結果を受信したパッケージ
マーク管理サーバ101は、要求内容に基づいて、パッ
ケージマークに図8のような情報を埋め込み(ステップ
1106、1107)、新規登録及び登録時の内容を更
新する必要がある場合はパッケージマーク管理DB20
9を更新した後、パッケージマークログ管理DB210
を更新し(ステップ1108)、公開鍵を添付したパッ
ケージマークと貼付依頼を情報表示者WWWサーバ12
2に送信する(ステップ1109)。ここで、情報表示
者120は、あらかじめパッケージマーク貼付先とし
て、パッケージマーク管理者100と契約するものと
し、事前あるいはパッケージマーク貼付依頼の送信時
に、パッケージマーク管理者100は、パッケージマー
ク貼付処理に必要なプログラムを、情報表示者120に
送付するものとする。
【0085】貼付依頼を受信した情報表示者WWWサー
バ122は、パッケージマークを貼付する場所としてあ
らかじめ定めたWebページに当該パッケージマークを
貼付後、貼付完了通知をパッケージマーク管理サーバ1
01に送信する(ステップ1110、1111)。 貼
付完了通知を受信したパッケージマーク管理サーバ10
1は、情報開示者端末111に貼付完了通知を送信し、
情報開示者端末111が貼付完了通知を受信すること
で、登録/貼付の処理は終了となる(ステップ111
2、1113、1114)。なお、パッケージマークは
有効期限等による表示の制御ができる機能をもつが、有
効期間から一定期間を過ぎたものの削除については、定
期的に、パッケージマーク管理者130より、情報表示
者120に削除依頼を送付するものとする。
【0086】図12は、本実施形態のパッケージマーク
参照処理の処理手順を示すフローチャートである。
【0087】情報表示者WWWサーバ122がパッケー
ジマークを自己のWebページに貼付後、情報閲覧者端
末131が当該Webページを表示して、パッケージマ
ーク参照処理部506cによってパッケージマークを参
照する場合の、情報閲覧者端末131、情報表示者WW
Wサーバ122、情報開示者WWWサーバ112の動作
を説明するための図である。
【0088】まず、情報閲覧者端末131からのURL
指定を受けて、情報表示者WWWサーバ122はWeb
ページDB409を検索し、パッケージマークが貼付さ
れたWebページを情報閲覧者端末131に送信する
(ステップ1201、1202、1203)。
【0089】パッケージマークが貼付されたWebペー
ジを受信した情報閲覧者端末131は、パッケージマー
ク参照処理部506cがパッケージマークを認識すると
(ステップ1204、1205)、パッケージマーク参
照処理部506cが起動し(ステップ1206)、パッ
ケージマーク情報格納部506dに格納してある公開鍵
と、パッケージマークに添付された公開鍵とを照合し
(ステップ1207)、合致しない場合は、パッケージ
マークを表示しない(ステップ1208)。合致した場
合、公開鍵により復号化した電子署名の情報と埋め込ま
れた情報とを照合し(ステップ1209)、ここで合致
しない場合は、パッケージマークを表示しない(ステッ
プ1210)。合致した場合、埋め込まれた有効期限情
報と情報閲覧者端末131の時計情報とを照合し(ステ
ップ1211)、ここで合致しない場合は、パッケージ
マークを表示しない(ステップ1212)。合致した場
合は、図1の画面イメージ132のようにパッケージマ
ークを表示する(ステップ1213)。ここで、パッケ
ージマークを表示しない場合に、当該エラーメッセージ
を表示してもよい。また認証NGなどの文字をマークに
付加して表示するなど、マークデザインを変化させても
よい。
【0090】パッケージマークは、図13のように、図
6で示したようなパッケージマーク基本デザイン610
に、図8で示したようなパッケージタイトル704を付
加したものとするが、この表記形式に限定するものでは
ない。なお、情報閲覧者端末131にパッケージマーク
参照処理部506cがない場合の処理手順は後述の図1
4にて説明する。
【0091】情報閲覧者端末131が表示したパッケー
ジマークをクリックされたことを認識すると、図13の
ようなパッケージマークメニューを表示し(ステップ1
214、1215)、さらに情報閲覧者端末131が当
該パッケージマークメニューにあるパッケージ内容表示
ボタンをクリックされたことを認識すると、パッケージ
マークに埋め込まれている、図8で例示したようなパッ
ケージ内容805を表示する(ステップ1216、12
17)。なお、このパッケージマークメニュー画面イメ
ージ1302は、メニュー例であり、このメニュー項
目、表記形式に限定するものではない。
【0092】パッケージ内容を閲覧した情報閲覧者13
0が、内容の信頼性(マーク管理者、改ざんの有無、有
効期限など)を確認するために、後述の図13で示すよ
うな内容確認ボタンをクリックすると、これを認識した
情報閲覧者端末131は、図8で例示したような、情報
開示者名称803、パッケージマーク管理者名称81
0、有効期限情報809など、前述処理で確認した結果
を表示する(ステップ1218、1219)。なお、内
容確認結果の表示はダイアログによるテキスト表示、音
声表示、あるいはその組み合わせなど、表示形式を限定
するものではない。
【0093】パッケージ内容の信頼性を確認した情報閲
覧者130が、さらに詳細情報を閲覧するために、後述
の図13で示すようなリンクボタンをクリックすると、
これを認識した情報閲覧者端末131は、リンク先UR
Lを送信し(ステップ1220、1221)、これを受
信した情報開示者WWWサーバ112は、Webページ
DB1225を検索して、該当するWebページを情報
閲覧者端末131に送信し(ステップ1222、122
3)、情報閲覧者端末131はこれを受信して、リンク
先である情報開示者110の情報を表示する(ステップ
1224)。
【0094】なお、ここでは、パッケージマーク参照処
理部506cがパッケージマークを認識後、自動的に内
容確認の処理を行う例を示したが、自動的に内容確認処
理の起動しないで、パッケージマークの内容確認ボタン
をクリックするなど情報閲覧者130の指示により、内
容確認の処理が動作するようにしてもよい。また、内容
確認の結果、何らかの合致しない情報があった場合は、
パッケージマークに×をつけるなど、マークデザインを
変化させるようにしたり、パッケージ内容等の表示をし
ないようにしたりしてもよい。また、内容確認の処理と
して、公開鍵の照合、復号化した情報と埋め込まれた情
報との照合、有効期限情報と端末の時計情報との照合、
の3つの処理を示したが、このうち1つの処理のみを自
動的に行い、他の処理は情報閲覧者130の指示により
行うようにしてもよい。また、ここでは、有効期限情報
の確認は、情報閲覧者端末の時計情報との照合により行
う場合を示したが、ネットワーク上に時間情報を管理す
るサーバの情報との照合を行うようにしてもよい。
【0095】図12では、自動的に内容確認の処理が終
了後、パッケージ内容表示、内容確認、詳細情報へのリ
ンク、の順序で情報閲覧者130がクリックした場合を
説明したが、この順序に限定するものではない。
【0096】図12では、リンク先情報を表示して処理
を終了する例を説明しているが、詳細情報のリンク先画
面として、商品やサービスのカタログデータをダウンロ
ードできる画面を表示して、パッケージマークを介し
て、情報閲覧者130が、情報開示者110のカタログ
データなどをダウンロードできるようにしてもよい。
【0097】情報開示者120がパッケージマークの貼
付先を限定したい場合は、パッケージマークに埋め込ん
だ貼付先の情報表示者WWWサーバ122のURLと、
情報閲覧者端末131で受信した、当該パッケージマー
クが貼付されているWebページのURLとを照合し、
合致しない場合は、パッケージマークを表示しないよう
にしてもよい。また、情報開示者120がパッケージマ
ークの貼付先を限定しない場合は、情報閲覧者130
が、関心をもったパッケージマークなどを、情報閲覧者
端末131に格納し、情報閲覧者130が情報を閲覧し
たい時に、該パッケージマークのリンク情報をもとに、
詳細情報や関連情報を閲覧したり、カタログデータをダ
ウンロードできるようにしてもよい。
【0098】図13は、パッケージマークイメージ例で
ある。図6で示したようなパッケージマーク基本デザイ
ン610に、図8で示したようなパッケージタイトル8
05を付加したものが、パッケージマークイメージ13
01である。情報閲覧者130がこのパッケージマーク
をクリックすると、情報閲覧者端末131のパッケージ
マーク参照処理部506cにより、パッケージマークメ
ニュー画面イメージ1302のようなメニュー画面を表
示する。なお、パッケージマーク管理者へのリンクは、
パッケージマーク管理者WWWサーバ102が公開する
Webページのパッケージマーク説明や注意情報を表示
する画面にアクセスするものである。また、本発明は、
このメニュー項目に限定するものではない。図14は、
情報閲覧者端末131にパッケージマーク参照処理部5
06cがない場合の処理手順を示すフローチャートであ
る。情報閲覧者端末131とパッケージマーク管理者W
WWサーバ102との間で、パッケージマークの参照処
理に必要なプラグインと公開鍵のダウンロードを行う処
理フローを説明する。
【0099】まず、情報閲覧者端末131は、情報表示
者WWWサーバ122が送信するパッケージマークが貼
付されたWebページを受信する際、パッケージマーク
参照処理部506cがない場合は、パッケージマークが
貼付されたWebページのHTMLに記述された情報と
情報表示者WWWサーバ122にあるJavaScriptファイ
ルにより、参照にはプラグインが必要であり、まずはク
リックしてほしい旨の説明を表示したマークを表示する
(ステップ1401)。
【0100】情報閲覧者130がこのマークをクリック
すると、これを認識した情報閲覧者端末131は、プラ
グインダウンロード説明画面のURLを送信し、これを
受信したパッケージマーク管理者WWWサーバ102
は、WebページDB310を検索して、プラグインダ
ウンロード画面を送信する(ステップ1402、140
3、1404、1405)。
【0101】プラグインダウンロード画面を受信した情
報閲覧者端末131は、これを表示し(ステップ140
6)、情報閲覧者130によりダウンロードボタンがク
リックされたことを認識するとステップ1407)、ダ
ウンロード要求をパッケージマーク管理者WWWサーバ
102に送信しステップ1408)、これを受信したパ
ッケージマーク管理者WWWサーバ102は、プラグイ
ンを送信、情報閲覧者端末131は、プラグインのダウ
ンロード処理を完了する(ステップ1409、141
0、1411)。
【0102】なお、情報閲覧者130は、情報閲覧者端
末131により、プラグインダウンロード画面のURL
を直接指定して、パッケージマーク管理者WWWサーバ
102にアクセスして、プラグインをダウンロードして
もよい。また、パッケージマーク管理者100に限ら
ず、信頼できる情報表示者120や情報開示者110の
WWWサーバからプラグインをダウンロードできるよう
にしてもよい。また、複数のパッケージマーク管理者1
00が存在する場合は、パッケージマーク管理者と公開
鍵とを対応づけて、表記を統一した形でパッケージマー
ク情報記憶部506dに格納するものとする。
【0103】また、情報開示者110が、開示したい商
品情報等を埋め込んだパッケージマークを、複数の情報
表示者WWWサーバ122が公開するWebページに表
示してもらいたい場合、情報閲覧者130は、当該商品
が売り切れていないかどうかを、情報表示者WWWサー
バ122が公開するWebページのパッケージマークを
参照するだけでは確認できないため、パッケージマーク
に埋め込んだリンク情報をもとに、商品の在庫状況やサ
ービスの利用状況などが確認できるよう、情報開示者W
WWサーバ112が公開するWebページにアクセスで
きるようにしてもよい。
【0104】以上、本発明の実施形態について、商品や
サービス情報の表示システムの例を用いて説明したが、
本発明はこの実施形態に限定されるものではない。他の
例を用いて、本発明の実施形態の説明を加える。
【0105】実施例(2)求人求職情報等の表示システ
ム 他の実施形態の一例として、求人求職情報等の表示シス
テムの説明を行う。
【0106】本実施形態の情報表示システムの概略構成
は、基本的には図1と同じである。ただし、求職情報を
開示したい者は個人が多いことから、図15のように、
WWWサーバを持たない情報開示者110がいる場合が
ある。
【0107】図15は、WWWサーバを持たない情報開
示者110がいる場合のシステムの概略構成である。ま
た、求人求職情報を表示する場合は、図1の画面イメー
ジ132のように表示する場合もあるが、図15の画面
イメージ1501のような、専用ページを設ける場合も
ある。
【0108】なお、図15のようにWWWサーバを持た
ない情報開示者が開示したい情報を埋め込む場合は、図
16のように、詳細情報へのリンクボタンではなく、情
報開示者のメールアドレスや電話番号などの連絡先を表
示するためのボタンを設定してもよい。また、情報開示
者110が求職情報を複数の情報表示者WWWサーバ1
22のWebページで表示してもらいたい場合、どこか
のWebページで仕事が取れたかどうかを、他のWeb
ページの情報閲覧者130が確認できるように、状況は
パッケージマーク管理者WWWサーバ102で確認でき
るよう、図16のように、パッケージマークメニューの
中に、パッケージマーク管理者WWWサーバ102への
リンクボタンを設定してもよい。
【0109】図16は実施例(2)のような場合のパッ
ケージマークイメージを説明した図である。パッケージ
マークイメージ1601はイメージ例であり、パッケー
ジマークメニュー画面イメージ1602はメニュー例で
ある。このイメージやメニュー項目、表記形式に限定す
るものではない。
【0110】本システムの動作フローは、基本的には図
10、図11、図14と同じである。ただし、求職情報
のように、情報開示者である個人のキャリアや連絡先を
伴うような情報は、匿名の不特定多数の情報閲覧者13
0には開示したくない情報であるので、情報閲覧者13
0は身分証明書を送付の上、登録を行わないと、パッケ
ージマーク参照プラグインを入手できないようにしても
よい。また、企業の人事担当者にのみ開示したい情報が
ある場合は、情報閲覧者130が企業の人事担当者の場
合にのみ、パッケージマーク内容を表示できるように設
定してもよい。パッケージマークにアクセス条件を埋め
込み、情報閲覧者端末131に配布するパッケージマー
ク参照プラグインに、該情報閲覧者の属性情報を格納し
て、パッケージマークに埋め込んだアクセス条件と情報
閲覧者の属性情報とを照合して、合致しない場合は、パ
ッケージマークに埋め込まれたパッケージ内容を表示し
ないようにすればいい。なお、この方法は、求人求職情
報の表示に限らず、個人間の売買情報や趣味の仲間を集
めるための情報の表示など、何らかの個人情報を伴うよ
うな、パッケージマークに埋め込む情報の表示をある程
度制御したい場合に広く適用できる。情報表示者として
は、情報が多数表示されていることは広く公開して、情
報閲覧者を集めたいといえ、情報開示者としては、身元
が確かであれば多くの情報閲覧者に情報を表示したいと
いえるので、そういう点でこの方法は有用である。
【0111】実施例(3)市場価値をもつ情報の表示シ
ステム 他の実施形態の一例として、貨幣やポイントなど何らか
の市場価値をもつ情報の表示システムの説明を行う。
【0112】近年、「エコマネー」という、国家の正式
な貨幣ではなく、地域などのローカルルールにより特定
の市場価値をもつ貨幣が、一部の地域で使われ始めてい
る。また、商店街のポイント制度など、貨幣ではない
が、後日換金できたり、物と交換できるような市場価値
をもつ、正式な貨幣とは別の単位を使う仕組みは以前か
ら広く使用されている。これらの何らかの市場価値をも
つ貨幣やポイントなどを、ネットワーク上で利用する場
合、複数の貨幣単位を併用するためには、デジタルにカ
ウントできるだけでなく、視認性をもたせて種別を判別
しやすくしたり、その仕組みや所有者を確認できること
が重要であるといえ、本発明の適用が有用である。
【0113】本実施機形態の情報表示システムの概略構
成は、基本的には図15と同じである。ただし、このシ
ステムでは、情報開示者110はWWWサーバを使用し
なくてもよい。
【0114】本実施形態の処理は、基本的には図11、
図12、図14と同じである。ただし、異なる場合もあ
り、マーク貼付処理の動作フローについて、図17を用
いて説明する。ここでは、少なくとも一人の情報開示者
110が、国家の貨幣とは異なる、地域に固有の何らか
の市場価値をもつもの(以下、ポイントパッケージマー
クとも称す)を、情報表示者WWWサーバ122のWe
bページで開示し、該ポイントパッケージマークと交換
して介護ボランティアを求人する場合とする。また、該
情報開示者110は、事前に何らかのボランティア活動
などを行って、ポイントパッケージマークを所有してお
り、該ポイントパッケージマークはそのポイント数に応
じて、該情報開示者110が住む地域では他の物やサー
ビスとの交換が可能なものとする。
【0115】まず、情報開示者端末111が、情報開示
者名称や必要なポイント数などを含むポイントパッケー
ジマークの送付要求を、パッケージマーク管理サーバ1
01に送信する(ステップ1701)。ポイントパッケ
ージマークの送付要求を受信したパッケージマーク管理
サーバ101は、ポイントパッケージマーク管理DB1
711を検索し、格納しているポイントパッケージマー
クの所有者情報やポイント数などと要求元の情報を照合
し、ポイントパッケージマーク管理DBに格納している
情報を元に、要求元及び要求内容の確認通知を、情報開
示者端末111に送信する(ステップ1702、170
3、1704)。
【0116】確認通知を受信した情報開示者端末111
は、確認通知受信結果をパッケージマーク管理サーバ1
01に送信し(ステップ1705)、これを受信したパ
ッケージマーク管理サーバ101は、要求内容のポイン
ト数と電子署名をポイントパッケージマークに埋め込
み、ポイントパッケージマーク管理DB1711を更新
した後、前記ポイントパッケージマークに公開鍵を添付
して、情報開示者端末111に送信する(ステップ17
06、1707)。
【0117】ポイントパッケージマークを受信した情報
開示者端末111は、ポイントパッケージマーク及び求
人情報の表示依頼を情報表示者WWWサーバ122に送
信し、情報表示者WWWサーバ122は前記表示依頼を
受信すると、表示を行う(ステップ1708、170
9、1710)。
【0118】ポイントパッケージマークの参照処理の動
作フローは、基本的には図12と同じである。
【0119】ただし、図12でも明記したように、処理
の順序やマークデザインの表示形式などは限定しない。
図18は、ポイントパッケージマークのイメージ例を示
したものである。ポイントパッケージマークは、ポイン
トパッケージマークイメージ1802のように、何らか
の市場価値をもつ貨幣などの種類、そのポイント数、所
有者など、ポイントパッケージマークに埋め込む情報を
象徴するようなデザインをもち、情報閲覧者端末131
は、画面イメージ1801のように、ポイントパッケー
ジマークが貼付されたWebページを表示し、ポイント
パッケージマークがクリックされたことを認識すると、
ポイントパッケージマークメニューイメージ1803の
ようなメニューを表示する。ポイントパッケージマーク
メニューイメージ1803は、メニュー例であり、この
メニュー項目、表記形式に限定するものではない。印紙
やクーポンなどマークの発行者情報が問題になる場合
は、メニュー項目に発行者情報を追加してもよい。
【0120】なお、情報閲覧者端末131が、ポイント
パッケージマークをパッケージマーク管理サーバ101
から送付してもらい、情報閲覧者端末131から情報表
示者WWWサーバ122にパッケージマークの表示依頼
を行うようなフローは、ポイントパッケージマークの例
に限らず、パッケージマークのその他の実施形態例で用
いてもよい。
【0121】実施例(4)情報閲覧者が情報表示者や情
報開示者を兼ねる場合のデータの表示システム 他の実施形態の一例として、情報閲覧者が、情報表示者
120が公開するWebページを参照せずに、別の手段
を用いてパッケージマークを取得する場合や、情報閲覧
者130が自らパッケージマークを作成し、閲覧する場
合のデータ表示システムの例を説明する。
【0122】本実施形態のシステム概略構成は、図19
のようなものである。基本的には、図5と同じである。
ただし、外部記憶装置1902とデータのやりとりを行
う外部記憶装置インターフェース1901を設け、F
D、CD−ROM、DBなどの外部記憶装置からパッケ
ージマークを取得する構成にしてもよい。無線網インタ
フェース1903を設け、無線によりパッケージマーク
を取得する構成にしてもよい。通信網140上のサーバ
からパッケージマークを取得する構成にしてもよい。ま
た、メモリ506にパッケージマーク管理処理部190
4を格納し、情報閲覧者130が自らパッケージマーク
を作成する構成にしてもよい。
【0123】情報開示者110がパッケージマークに埋
め込む情報のデータ例は、基本的には図8と同じであ
る。ただし、FDなどの記憶媒体、サーバ、無線などに
より、情報閲覧者130が、パッケージマークを情報開
示者110から直接取得する場合は、情報表示者名称8
07や情報表示者URL808のかわりに、情報開示者
110の連絡先情報をデータ項目としてもよい。また、
パッケージマーク管理者100に依頼せず、情報開示者
110が自らパッケージマークを作成した場合は、管理
者名称810、管理者URL811などはなくてもよ
い。
【0124】情報閲覧者130が、入手したイベント情
報などを、パッケージマークに埋め込み、使用するよう
な場合の処理フローは図20のようなものである。ま
ず、情報閲覧者端末131は、埋め込む情報のタイトル
等をイメージした、パッケージマークの基本デザインを
作成する(ステップ2001)。この基本デザインに、
パッケージマーク管理処理部1904により、埋め込み
たい情報とこの情報の表示制御に必要な情報を埋め込む
(ステップ2002)。ここで、パッケージマークに埋
め込む情報のデータ例は、基本的には図8と同じである
が、情報開示者110、情報表示者120、パッケージ
マーク管理者130に関する情報はなくてもよい。ま
た、例えば、情報閲覧者130が有効期限情報だけを情
報の表示制御条件にしたいような場合は、図21のよう
な、パッケージ内容2101、有効期限情報2102、
表示条件2103といったデータ項目の情報をパッケー
ジマークに埋め込んでもよい。パッケージマークに必要
な情報を埋め込んだ後、 情報閲覧者端末131のメモ
リ506などに保存したWebページに貼付する(ステ
ップ2003)。参照処理フローは、基本的には図12
と同じである。ただし、Webページを参照せずに、前
述のような他の方法でパッケージマークを取得する場
合、情報表示者WWWサーバ122や情報開示者サーバ
112とのやりとりはなくてもよい。また、有効期限日
時から2週間前になったらマークを表示する、といった
表示の条件に応じて表示を制御してもよい。この場合、
パッケージマーク参照処理部506cが、パッケージマ
ークに埋め込まれた有効期限情報と表示条件をもとに算
出した日時情報と、情報閲覧者端末131の時計情報と
を照合し(ステップ2004)、合致しない場合は、パ
ッケージマークを表示しないようにする(ステップ20
05)、合致した場合は、パッケージマークを表示する
ようにすればよい(ステップ2006)。
【0125】なお、このように、何らかの情報の有効期
限の確認を目的とするような場合は、パッケージマーク
を貼付したWebページを、情報閲覧者端末131にお
いてブラウザシステム506bの起動時に開くようにし
てもよい。
【0126】実施例(5)モバイル端末によるデータの
表示システム 他の実施形態の一例として、携帯電話などのモバイル端
末を用いた場合の、データの表示システムの例を説明す
る。
【0127】本実施形態のシステム概略構成は、図22
のようなものである。基本的には図1と同じである。た
だし、本実施形態では、情報表示者WWWサーバ122
が公開するWebページなどをとりまとめて、モバイル
端末などに配信するような情報配信者2200が存在す
る点が異なる。情報配信者2200は、情報閲覧者13
0が所有するモバイル端末2203に情報を配信する情
報配信局2201と、情報を配信する前にパッケージマ
ークの内容確認等を行うパッケージマーク管理サーバ2
202とを管理する。
【0128】本実施形態のパッケージマークの処理フロ
ーは、基本的には図11や図12と同じである。ただ
し、参照処理フローにおいて、図12で情報閲覧者端末
131が処理するような、公開鍵の照合、公開鍵により
復号化した情報と埋め込まれた情報との照合、埋め込ま
れた有効期限情報と情報閲覧者端末の時計情報との照合
などの、パッケージマークの信頼性を確認する処理は、
情報配信者2200が管理するパッケージマーク管理サ
ーバ2202で行ってもよい。また前述の信頼性を確認
する処理を済ませたパッケージマークを受信したモバイ
ル端末2003が、有効期間内はモバイル端末の画面に
パッケージマークを表示するといった、表示制御手段を
備えるようにしてもよい。
【0129】なお、インターネット接続サービスを提供
するようなプロバイダーが、前述の情報配信者2200
のようにパッケージマークの信頼性確認等の処理を行
い、当該プロバイダーと契約した情報閲覧者端末131
に信頼性確認後のパッケージマークを送信するようにし
てもよい。
【0130】また、メールにパッケージマークを添付し
て、情報閲覧者端末131に送信するようにしてもよ
い。なお、メールを用いる場合は、無線で送信してもよ
いし、通信網140を介して送信してもよい。
【0131】以上説明したように、情報開示者は、開示
・伝達したい情報が埋め込まれており、前記情報の内容
を象徴するような要素をもち、真正性確認手段や有効期
限確認手段や関連情報へのアクセス手段などを備えたマ
ルチメディアデータを用いることにより、開示・伝達し
たい情報を、信頼性の高い状態で、多くの情報閲覧者に
閲覧してもらえるように表示することができる。また該
マルチメディアデータを用いることにより、情報閲覧者
としては、信頼性の高い情報を、通信負荷を低減するよ
うな方法を用いて、閲覧することができ、情報表示者と
しては、運用負荷を低減するような方法を用いて、情報
の表示を制御することができる。 (6)複数のサイトやサーバにある情報の表示システム 他の実施形態の一例として、複数のサイトやサーバにま
たがる多様な情報を表示するシステムの例を説明する。
【0132】関連する複数サイトにまたがる情報を表示
する方法としては、リンク集が一般的である。しかし、
リンク集の場合、リンク先のページにリンク元であるリ
ンク集と同じリンク集を表示していないことが多い。こ
のため、リンク集を元に複数サイトの情報を参照するに
は、ブラウザの機能などを用いてリンク集を表示してい
るサイトに何度も戻る必要があるので、手間がかかり、
リンク集で関連づけた情報の統一感やブランドイメージ
もつくりにくい。また、リンク先のページの内容によっ
ては、どういう運営者や主旨のサイトにリンクしたのか
が分かりにくいので、リンク集の信頼性を確立できない
という問題もある。
【0133】よって、複数サイトやサーバに分散してい
る関連情報に簡単にアクセスできるようにしたり、その
情報の発信者を確認できるようにすることが重要である
といえ、本発明の適用が有用である。
【0134】本実施形態の情報表示システムの概略構成
は、基本的には図1と同様である。また、本実施形態の
処理は、基本的には図11、図12、図14と同じであ
る。マークに埋め込む情報も、基本的には図8と同様の
データ構成であるが、複数のリンク先を設定する場合
は、リンク情報806を複数設定すればよい。また、画
面イメージは、例えば図23のようなものである。
【0135】図23は、Aエリアという特定地域に関連
する情報を提供する複数サイトに貼る「Aエリアマー
ク」というマーク例の画面イメージ2301、マークイ
メージ2302、マークプルダウンメニューイメージ2
303を示している。本実施形態のマークプルダウンメ
ニューの構成は、基本的には図13と同様であるが、関
連情報にアクセスできるメニュー項目を多数設定する点
が異なり、例えば関連情報メニュー例2303aのよう
なものである。関連情報のリンク先は、別のサイトでも
よいし、マークが貼付されているサイトと同一サイトの
別ページでもよいし、複数サイトが共用して利用する広
告ページでもよいし、リンク集を表示しているページで
もよい。また、同じ種類のマークでもサイト毎のお薦め
情報にアクセスできるようにするなど、同じ名称のメニ
ュー項目でも、サイトにより異なるページにリンクする
ように設定してもよく、例えばサイト別メニュー例23
03bのようなものである。この場合、「サイトのお薦
め」という同じ名称でも、マークの貼付先サイト毎に異
なるリンク情報を設定することで、この項目を選択する
と、各サイト毎に該当するリンク先にアクセスするよう
にできる。
【0136】また、プルダウンメニューに、サイトのペ
ージにリンクするだけでなく、任意のサーバから映像情
報やPDFなどHTML文書以外のマルチメディアデー
タを情報閲覧者端末1311にダウンロードしたり、ダ
ウンロード後自動的に表示するような項目を設定しても
よいし、クーポンが入手できたり、購入の申込みができ
る項目を設定してもよい。
【0137】また、本実施形態では、サイトの信頼性確
認機能を設定しないで、マーク自体を情報閲覧者端末1
311にダウンロードできるように設定してもよい。
【0138】以上説明したように、本発明を適用する
と、複数のサイトやサーバにまたがる関連情報の一体感
を作り、関連情報に容易にアクセスできる機能、関連サ
イトの信頼性を確認できる機能を実現できる。
【0139】
【発明の効果】本発明によれば、開示・伝達したい情報
を信頼性の高い状態で多くの情報閲覧者に閲覧してもら
えるように表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例(1)商品情報等の表示シ
ステムの概略構成を示す図である。
【図2】本発明の実施形態(1)のパッケージマーク管
理サーバ101の概略構成を示す図である。
【図3】本発明の実施形態(1)のパッケージマーク管
理者WWWサーバ102の概略構成を示す図である。
【図4】本発明の実施形態(1)の情報表示者サーバ1
21の概略構成を示す図である。
【図5】本発明の実施形態(1)の情報閲覧者端末13
1の概略構成を示す図である。
【図6】本発明の実施形態(1)のパッケージマーク管
理DB209のデータ例を示す図である。
【図7】本発明の実施形態(1)のパッケージマークロ
グ管理DB210のデータ例を示す図である。
【図8】本発明の実施形態(1)のパッケージマークに
埋め込む情報のデータ例を示す図である。
【図9】本発明の実施形態(1)のパッケージマーク参
照プラグインDB311のデータ例を示す図である。
【図10】本発明の実施形態(1)の公開鍵DB312
のデータ例を示す図である。
【図11】本発明の実施形態(1)のパッケージマーク
登録/貼付処理の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図12】本発明の実施形態(1)のパッケージマーク
参照処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図13】本発明の実施形態(1)のパッケージマーク
イメージ例である。
【図14】本発明の実施形態(1)の情報閲覧者端末1
31にパッケージマーク参照処理部506cがない場合
の処理手順を示すフローチャートである。
【図15】本発明の実施形態(2)求人求職情報等の表
示システムの概略構成を示す図である。
【図16】本発明の実施形態(2)のパッケージマーク
イメージ例である。
【図17】本発明の実施形態(3)市場価値をもつ情報
の表示システムのパッケージマーク貼付処理の処理手順
を示すフローチャートである。
【図18】本発明の実施形態(3)のポイントパッケー
ジマークイメージ例である。
【図19】本発明の実施形態(4)情報閲覧者130が
情報表示者120や情報開示者110を兼ねる場合の表
示システムの概略構成を示す図である。
【図20】本発明の実施形態(4)のパッケージマーク
表示処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図21】本発明の実施形態(4)のパッケージマーク
に埋め込む情報のデータ例を示す図である。
【図22】本発明の実施形態(5)モバイル端末による
データの表示システムの概略構成を示す図である。
【図23】本発明の実施形態(6)複数のサイトやサー
バにある情報の表示システムの概略構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
100:パッケージマーク管理者、101:パッケージ
マーク管理サーバ、102:パッケージマーク管理者W
WWサーバ110(1101〜110n):情報開示
者、111(1111〜111n):情報開示者端末1
12(1121〜112n):情報開示者WWWサーバ
120(1201〜120n):情報表示者、121
(1211〜121n):情報表示者端末122(12
21〜122n):情報表示者WWWサーバ130(1
201〜120n):情報閲覧者、131(1211〜
121n):情報閲覧者端末132、1501、180
1:画面イメージ140:通信網300、400、50
0:バス201、301、401、501:表示装置2
02、302、402、502:入力装置203、30
3、403、503:通信網インタフェース204、3
04、404、504:記憶装置205、305、40
5、505:CPU 206、306、406、50
6:メモリ207:パッケージマーク管理DBインタフ
ェース、208:パッケージマークログ管理DBインタ
フェース、209:パッケージマーク管理DB、21
0:パッケージマークログ管理DB307:Webペー
ジDBインタフェース、308:パッケージマーク参照
プラグインDBインタフェース、309:公開鍵DBイ
ンタフェース、310:WebページDB、311:パ
ッケージマーク参照プラグインDB、312:公開鍵D
B407:WebページDBインタフェース、408:
WebページDB601:情報開示者登録ID、60
2:パッケージマークID、603:情報開示者名称、
604:代表者氏名、605:代表者住所、606:代
表者電話番号、607:担当者氏名、608:担当者メ
ールアドレス、609;貼付先条件、610パッケージ
マーク基本デザイン701:パッケージマークID、7
02:通算NO.、703:作成日時、704:パッケ
ージタイトル、705:パッケージ内容、706:リン
ク情報、707:有効期限情報、708:電子署名、7
09:貼付依頼先アドレス、710:貼付完了通知受信
日時801:パッケージマークID、802:通算N
O.、803:情報開示者名称、804:パケージタイ
トル、805:パッケージ内容、806:リンク情報、
807:情報表示者名称、808:情報表示者URL、
809:有効期限情報、810:管理者名称、811管
理者URL、812:電子署名901:バージョン情
報、902:プラグインプログラム、903:対応マー
クID、1001:パッケージマーク管理者名称、10
02:管理者メールアドレス、1003:公開鍵、10
04:対応マークID1301、1601、1802:
パッケージマークイメージ、1302、1602、18
03:パッケージマークメニュー画面イメージ171
1:ポイントパッケージマーク管理DB、1901:外
部記憶装置インタフェース、1902:外部記憶装置、
1903:無線インタフェース、1904:パッケージ
マーク管理処理部、1905:サーバ2101:パッケ
ージ内容、2102:有効期限情報、2103:表示条
件2200:情報配信者、2201:情報配信局、22
02:パッケージマーク管理サーバ、2203:モバイ
ル端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 ZEC G06F 17/60 ZEC

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示すべき第1の情報およびデータの表示
    を制御するための第2の情報を含む前記データが埋め込
    まれた、前記埋め込まれたデータの内容を象徴的に表現
    するマルチメディアデータをデータ端末で受信し、 受信した前記マルチメディアデータ内の前記第2の情報
    を前記端末の状態と比較し、 前記第2の情報に関する比較結果に基づいて、前記デー
    タ端末上での前記祭りメディアデータまたは前記第1の
    情報の少なくとも一部の情報を不可視または判読不可に
    することを特徴とするデータ表示方法。
  2. 【請求項2】前記埋め込まれたデータは、前記埋め込ま
    れたデータの信頼性を確認するための第3の情報を含
    み、 さらに、受信した前記マルチメディアデータ内の前記第
    3の情報を前記データ端末の状態と比較し、 前記第3の情報に関する結果として前記埋め込まれたデ
    ータの信頼性が低いと判断されたならば、前記データ端
    末上での前記マルチメディアデータおよび前記第1の情
    報を不可視にすることを特徴とする請求項1記載のデー
    タ表示方法。
  3. 【請求項3】前記埋め込まれたデータは、電子すかし技
    術を用いて前記マルチメディアデータ内に埋め込まれる
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のデータ
    表示方法。
  4. 【請求項4】前記第2の情報は、前記マルチメディアデ
    ータの有効期限を示す情報であり、前記第2の情報に関
    する前記比較では、前記データ端末は前記第2の情報を
    前記データ端末側での現在時刻と比較することにより現
    在の時間が前記有効時間内にあるか否かを判断すること
    を特徴とする請求項1または請求項2記載のデータ表示
    方法。
  5. 【請求項5】前記データ端末は、前記マルチメディアデ
    ータを管理する管理サーバの公開鍵を有し、 前記第3の情報は、前記管理サーバの秘密鍵で前記埋め
    込まれたデータが暗号化された物であり、前記第3の情
    報に関する前記比較では、前記データ端末は、前記第3
    の情報を前記公開鍵で復号し、復号されたデータを前記
    埋め込まれたデータと比較することにより前記埋め込ま
    れたデータの信頼性を判断することを特徴とする請求項
    2記載のデータ表示方法。
  6. 【請求項6】前記第1の情報は、前記埋め込まれたデー
    タの内容の概略を示す概略情報と、 前記埋め込まれたデータの詳細情報の所在を示す所在情
    報とを含み、 前記マルチメディアデータが前記データ端末上で表示さ
    れるとき、表示された前記マルチメディアデータに対す
    る入力に応答して、前記詳細情報が前記データ端末上に
    表示されることを特徴とする請求項1記載のデータ表示
    方法。
  7. 【請求項7】表示すべき第1の情報およびデータの表示
    を制御するための第2の情報を含む前記データが埋め込
    まれた、前記埋め込まれたデータの内容を象徴的に表現
    するマルチメディアデータを受信する手段と、 受信した前記マルチメディアデータ内の前記第2の情報
    を前記端末の状態と比較する手段と、 前記第2の情報に関する比較結果に基づいて、前記デー
    タ端末上での前記祭りメディアデータまたは前記第1の
    情報の少なくとも一部の情報を不可視または判読不可に
    する手段とを備えたことを特徴とするデータ端末。
  8. 【請求項8】前記埋め込まれたデータは、前記埋め込ま
    れたデータの信頼性を確認するための第3の情報を含
    み、 さらに、受信した前記マルチメディアデータ内の前記第
    3の情報を前記データ端末の状態と比較し、前記第3の
    情報に関する結果として前記埋め込まれたデータの信頼
    性が低いと判断されたならば、前記データ端末上での前
    記マルチメディアデータおよび前記第1の情報を不可視
    にする手段を備えたことを特徴とする請求項7記載のデ
    ータ端末。
  9. 【請求項9】前記埋め込まれたデータは、電子すかし技
    術を用いて前記マルチメディアデータ内に埋め込まれる
    ことを特徴とする請求項7または請求項8記載のデータ
    端末。
  10. 【請求項10】前記第2の情報は、前記マルチメディア
    データの有効期限を示す情報であり、前記第2の情報に
    関する前記比較では、前記データ端末は前記第2の情報
    を前記データ端末側での現在時刻と比較することにより
    現在の時間が前記有効時間内にあるか否かを判断する手
    段を備えたことを特徴とする請求項7記載のデータ端
    末。
  11. 【請求項11】前記マルチメディアデータを管理する管
    理サーバの公開鍵を有し、 前記第3の情報は、前記管理サーバの秘密鍵で前記埋め
    込まれたデータが暗号化された物であり、前記第3の情
    報に関する前記比較では、前記第3の情報を前記公開鍵
    で復号し、復号されたデータを前記埋め込まれたデータ
    と比較することにより前記埋め込まれたデータの信頼性
    を判断する手段を備えたことを特徴とする請求項7記載
    のデータ端末。
  12. 【請求項12】前記第1の情報は、前記埋め込まれたデ
    ータの内容の概略を示す概略情報と、 前記埋め込まれたデータの詳細情報の所在を示す所在情
    報とを含み、 前記マルチメディアデータが前記データ端末上で表示さ
    れるとき、表示された前記マルチメディアデータに対す
    る入力に応答して、前記詳細情報を表示する手段とを備
    えたことを特徴とする請求項7記載のデータ端末。
  13. 【請求項13】表示したい情報を持つクライアント端末
    と、前記情報の内容を象徴するような要素を持つマルチ
    メディアデータを管理する管理サーバと、前記マルチメ
    ディアデータを区解する少なくとも1つのWWWサーバ
    とを備え、 前記管理サーバは、前記表示したい情報を持つクライア
    ント端末からの要求を受けた場合に、前記開示したい情
    報と電子署名を前記マルチメディアデータに埋め込む手
    段と、前記マルチメディアデータに公開鍵を添付して前
    記WWWサーバに送付する手段とを備え、 前記WWWサーバは、前記マルチメディアデータをWe
    bページに貼り付けし、該マルチメディアデータ付きの
    Webページを送信する手段を備え、 前記クライアント端末は、前記管理サーバから該管理サ
    ーバ公開鍵と該マルチメディアデータ参照に必要なプロ
    グラムを入手して格納する手段と、前記WWWサーバか
    ら前記マルチメディアデータ付きのWebページを入手
    する手段と、前記マルチメディアデータに添付された公
    開鍵とを照合する手段と、前記照合が合致しない場合は
    前記マルチメディアデータを表示しないようにする、あ
    るいは前記マルチメディアデータに埋め込まれたデータ
    を表示しないようにする手段と、前記合致した場合は、
    前記マルチメディアデータを表示する、あるいは前記マ
    ルチメディアデータに埋め込まれた情報を表示する手段
    とを備えたことを特徴とするデータ表示システム。
  14. 【請求項14】情報を配信する情報配信局は、前記情報
    の内容を象徴するような要素を有し、信頼性確認手段や
    表示制御手段を備えたマルチメディアデータを用いて、
    前記マルチメディアデータに埋め込まれた情報あるいは
    前記マルチメディアデータの信頼性確認処理を行った
    後、情報を閲覧する情報処理端末に、前記マルチメディ
    アデータを配信し、前記情報処理端末は、前記マルチメ
    ディアデータあるいは前記マルチメディアデータに埋め
    込まれた情報を表示することを特徴とするデータ表示シ
    ステム。
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