JP2002183092A - パーソナライズサービス提供システム - Google Patents

パーソナライズサービス提供システム

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JP2002183092A
JP2002183092A JP2000386770A JP2000386770A JP2002183092A JP 2002183092 A JP2002183092 A JP 2002183092A JP 2000386770 A JP2000386770 A JP 2000386770A JP 2000386770 A JP2000386770 A JP 2000386770A JP 2002183092 A JP2002183092 A JP 2002183092A
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Yoshinori Sato
嘉則 佐藤
Toyohisa Morita
豊久 森田
Yukiyasu Ito
幸康 伊藤
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】サービス提供者がパーソナライズサービスを欲
する利用者に限定して提供する場合、サービス提供者は
利用者から許諾を得なければならない。またこのような
サービス提供者が複数存在する場合、利用者は個々のサ
ービス提供者にそれぞれ許諾を与えなければならない。 【解決手段】利用者はパーソナライズサービスを受ける
か否かの許諾情報を管理し、またサービス提供者には、
1回の使用に限り有効なユーザ識別子を与え匿名追跡す
る手段を与える。パーソナライズサービスを実現するた
めの分析手段は、許諾情報と匿名追跡データを併用して
分析を実施し、サービス提供者には匿名化した情報のみ
を与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、WWW等のコンピュ
ータネットワークを介して利用したサービスを分析する
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】WWW(World Wide Web)の普及に従い、パ
ーソナルコンピュータや携帯電話などを端末として用い
たオンラインサービスが一般的になりつつある。WWWの
実体はHTTP(Hypertext Transfer Protocol)で結合され
たサーバとクライアントの集合である。サーバが提供す
る情報の多くはHTML(Hypertext Markup Language)によ
り記述され、HTMLが含むハイパーリンクは様々な情報を
連結している。利用者はクライアント上のWebブラウザ
からハイパーリンクを辿ることにより、複数のサーバに
点在した情報をブラウジングすることができる。
【0003】またWWWの普及と同時にパーソナライズサ
ービスが定着しつつある。パーソナライズサービスはWW
W端末利用者の要求にマッチした情報を提供するサービ
スであり、利用者がWWWで見た商品や購入商品等、過去
の利用者の行動を表す情報から利用者特性を推定し、提
供すべき情報を決定する。
【0004】パーソナライズサービスの応用例としては
リコメンデーションやバナー広告のターゲティングがあ
る。リコメンデーションとは取扱商品の中からお薦め商
品を選択して提示するサービスである。
【0005】バナー広告とはWWWブラウザに表示される
広告用の画像データ、文字列データである。広告のター
ゲティングとは、利用者の趣味嗜好や、行動パターンに
応じて広告内容を選択すること、あるいは特定の広告に
対して提示すべき利用者を特定することである。
【0006】しかし、顧客のサービス利用傾向を掴むた
めには、顧客の行動を追跡し、データを蓄積する必要が
ある。さらに現在のWWWの仕組み上、サービス提供者は
利用者に無断で行動を追跡可能である。
【0007】そこで近年は、利用者の行動パターンをサ
ービス提供者に対して隠蔽する技術が着目されている。
以下の従来技術1、2、3は利用者側のWWWブラウザと
サービス提供者側のWWWサーバの間に仲介し、利用者の
情報を隠蔽する。
【0008】従来技術1:WWWサーバ・WWWブラウザ間に
仲介したプログラムが、サーバに対して自動的に固定匿
名IDとパスワードを発行する。利用者ともサービス提供
者とも異なる第3者が仲介プログラムを提供する場合、
プログラム提供者は利用者を特定可能だが、サービス提
供者に対して利用者を匿名化することができる。
【0009】従来技術2:cookieを通信経路で遮断しWW
W行動監視を防ぐ。cookieとはWWWサーバからWWWブラウ
ザに書き込むデータである。cookieに利用者を識別する
情報を含ませておき、WWWブラウザがサーバに対してア
クセスする度にサーバ側でcookieを参照し、URL(Unifor
m Resource Locators)を参照時刻等と共に記録すること
で、利用者の行動を追跡することが可能になる。従来技
術2はこのような行動追跡を防ぐことができる。
【0010】従来技術3:多数のWWWクライアントをラ
ンダムに連結してWWWサーバ・クライアント間の通信経
路を動的に構築する。ここでWWWクライアントとは、WWW
ブラウザを搭載した端末コンピュータを意味する。従来
技術3により、WWWブラウザ利用者とIPアドレスを関連
づけることが困難になる。
【0011】従来技術1、2、3に関してはLorrie Fai
th Cranor: Internet Privacy andP3P, Tutorial Sessi
on in 9th International World Wide Web Conferenc
e,Amsterdam, May, 2000 に詳しい。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】サービス提供者が利用
者から許諾を得た上でパーソナライズサービスを欲する
利用者のみ提供しようとする場合、許諾に従ってパーソ
ナライズサービスの実行を制御する必要がある。また逆
に、このようなサービス提供者が複数存在する場合、利
用者は個々のサービス提供者にそれぞれ許諾を与えなけ
ればならない。本発明は、サービス提供者が利用者から
許諾を得る手続きを不要にしつつ、利用者が複数のサー
ビス提供者に対して許諾を与えるための手続きを容易に
し、サービス提供者と利用者の双方の利便性を高める。
【0013】従来技術1、2、3のいずれかを使用する
場合、利用者の匿名性を保ちつつ、パーソナライズサー
ビスを提供する手段をサービス提供者に提供することは
できない。本発明はこのような問題を解決する。
【0014】また、従来技術1、2、3をいずれかを使
用する場合、利用者がWWWブラウザの設定を変更する、
あるいは新たなプログラムをWWWクライアントに導入す
る等の作業が必要になる。本発明はこのような問題点を
解決しつつ、利用者を匿名化するための手段を提供す
る。
【0015】従来技術1は、個人を特定不可能にすると
いう意味で利用者を匿名化しているが、サーバ側には常
に同じIDが流れるため、特定の匿名個人の行動追跡は可
能である。従って、この種の行動追跡を用いたバナー広
告のパーソナライズを防ぐことはできず、例えばフリク
エンシコントロールを利用者に無断でサーバ側が実施可
能である。フリクエンシコントロールとは、特定のバナ
ー広告が露出した回数を利用者毎にカウントし、露出回
数が一定以上となった利用者には別の広告を提示する広
告表示制御である。本発明は許諾した利用者に限定して
バナー広告のフリクエンシコントロールを行うための手
段を提供する。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明はユーザ情報利用
方法を制御するパラメータを入力する手段と、このパラ
メータに従いユーザ識別子を生成し、端末にユーザ識別
子を伝送する手段を有する。これにより利用者はパーソ
ナライズサービスを受けるか否かの許諾を、複数のサー
ビス提供者へ一括して与えることが可能になると共に、
サービス提供者が個々の利用者から許諾を取得する手続
きを省略できる。
【0017】また、本発明は1回の使用に限り有効なユ
ーザ識別子を生成し、端末にユーザ識別子を伝送する手
段と、この生成したユーザ識別子と伝送対象となったユ
ーザを関連づけて、ユーザ識別子生成記録として蓄積す
る手段と、このユーザ識別子生成記録と、上記の蓄積さ
れたパラメータを用い、ユーザが端末から利用したサー
ビスの履歴を分析する手段を有する。これにより利用者
の匿名性を保ちつつ、パーソナライズサービスを提供す
る手段をサービス提供者に提供できる。
【0018】また、本発明のユーザ識別子を生成し端末
に伝送する手段は、ユーザからリクエストがあった場合
に、例えばHTML形式でユーザ識別子をWWWブラウザに伝
送することが可能である。従ってサービス提供者側のWW
Wサーバがユーザ認証を必要とする度に、ユーザ識別子
を生成し端末に伝送する手段が利用者側のWWWブラウザ
へ新たなユーザ識別子を伝送し、WWWサーバは伝送され
たユーザ識別子を用いて認証することができる。これに
より利用者側WWWブラウザの特別な設定変更や、匿名化
するための特別なプログラムの導入は不要となる。
【0019】また、本発明のユーザ識別子を生成し端末
に伝送する手段は、同一のユーザに対しても毎回異なっ
たユーザ識別子を生成することが可能であり、これによ
りユーザの匿名性を保証し、特定の匿名個人の行動追跡
を不可能にする。ユーザ識別子を生成し端末に伝送する
手段は、ユーザ情報利用方法を制御するパラメータに従
って、同一のユーザに対して同一の識別子を生成するこ
とも可能である。パーソナライズを希望するユーザと、
希望しないユーザ毎に識別子の与え方を変え、またサー
ビス提供者が前記の識別子に基づいてパーソナライズサ
ービスを実施することにより、サービス提供者は希望す
るユーザにのみパーソナライズサービスを提供できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面に従い本発明の実施形
態を説明する。
【0021】図1はパーソナライズサービス提供システ
ム100の構成とデータの流れを示している。101は
パーミション入力装置、102はID発行装置、103は
サービス提供装置、104はパーミションデータ蓄積装
置、105は発行ID蓄積装置、106は匿名追跡データ
蓄積装置、107は分析装置、108は端末を表してい
る。括弧付きの番号は後述する処理の番号に対応する。
【0022】サービス提供装置103は、端末108か
ら利用可能な各種サービスを提供する。装置103、1
08を除く他の装置は、端末108の利用者がサービス
提供装置103のサービスを利用する際、利用者を匿名
化しつつ、希望者に限定してパーソナライズサービスを
実施するための手段を提供する。
【0023】図2はパーソナライズサービス提供システ
ム100が使用するデータ群200を示している。デー
タ201はパーミションデータ蓄積装置104に蓄積さ
れるデータ構造を示している。205は登録ユーザ識別
子で、端末108の利用者を特定する識別子が格納され
る。206はパーミション種別で、サービス提供者のパ
ーソナライズサービスを受ける/受けない、バナー広告
のターゲティングを受け入れる/受け入れない等の許諾
に関するデータが格納される。
【0024】データ202は使い捨てのユーザ識別子
で、ID発行装置102が登録ユーザ識別子205で表す
利用者に対して発行する。207は識別コード、208
は有効期限である。
【0025】識別コード207は、同一の利用者、すな
わち同一の登録ユーザ識別子に対して同じ値となる保証
はない。例えば、線形合同法を用いた乱数発生用関数に
対して一定の周期系列を与えて整数を決定し、この整数
と現在時刻を表す数値と組み合わせる等の方法によりデ
ータ207を生成する。また、本発明の原理上、有効期
限208は必須ではないが、有効期限208を使用する
と、端末利用者が誤ってユーザ識別子202を再利用し
た場合にも対処できる。例えば、分析装置107による
分析実行時に再利用を検出し、端末利用者に警告を発す
る等の手段を実現できる。
【0026】データ203は、発行ID蓄積装置105に
蓄積されるデータの構造を示している。
【0027】データ204は、匿名追跡データ蓄積装置
106に蓄積されるデータの構造を示している。データ
209は、データ202が表す匿名利用者が端末108
から利用したサービス内容を示しており、例えば購入し
た商品名、参照した商品名、検索した商品名などの情報
を表している。データ210は、データ209が発生し
た日時である。
【0028】データ211は分析装置107の出力デー
タの構造を示している。データ212はパーソナライズ
データであり、データ202が表す利用者毎に異なる情
報、例えばお薦め商品名などが記述される。ただし、デ
ータ202が表す匿名利用者がパーソナライズサービス
を拒否している場合、データ212はランダムな値もし
くは空値が入る。
【0029】以下、図1を用いて括弧付きの番号に従っ
てシステム100の処理を説明する。
【0030】(1)端末108の利用者は予め、端末1
08に接続されたパーミション入力装置101を使用し
て、パーソナライズサービスを受けるか否かの意志を表
す許諾データを入力しておく。パーミションデータ蓄積
装置104は入力されたデータを利用者毎に蓄積する。
【0031】(2)ID発行装置102は、パーミション
データ蓄積装置104に蓄積された許諾データに基づい
てユーザ識別子202を発行し、サービス提供装置10
3へのリファレンスと共に端末108に送信する。
【0032】(3)端末108の利用者は(2)で受信
したサービス提供装置103へのリファレンスを参照
し、(2)で発行されたユーザ識別子を使用してサービ
ス提供装置103へアクセスを開始する。(2)後の初
回アクセス以降、サービス提供装置103は(2)で発
行されたユーザ識別子を使用して、端末の利用者がどの
ようなサービスをいつ使用したかを追跡し、匿名追跡デ
ータ蓄積装置106へ記録する。
【0033】(4)分析装置107はパーミションデー
タ蓄積装置104、ID発行記録蓄積105、匿名追跡デ
ータ蓄積装置106を参照し、データマイニング、協調
フィルタリングなどの手法を用いて、利用者の行動パタ
ーンを分析し、結果をサービス提供装置103へ与え
る。ただし、分析対象はパーミションが得られている利
用者に対してのみである。また、分析結果は(2)で生
成されたユーザ識別子202としか関連づけられていな
い。そのため、サービス提供装置103から端末108
の利用者を特定できない。
【0034】以下、図面に従い本発明の第1の実施形態
を説明する。
【0035】図3のシステム300は第1の実施形態に
おける各装置の配置を示している。301は複数のサー
ビスプロバイダへのリファレンスを利用者へ提供するポ
ータルサイトで、308はポータルサイト301が提供
するWWWサーバである。302はオンラインショッピン
グ等のサービスを利用者へ提供するサービスプロバイダ
で、サービス提供装置103はWWWサーバ304と、パ
ーソナライズ装置305を有する。303は分析サービ
スプロバイダであり、サービスプロバイダのサイトにお
ける利用者の行動パターンを分析する。306は端末1
08が有するWWWブラウザである。
【0036】WWWサーバ308、WWWサーバ304、WWW
ブラウザ306はHTTP(Hypertext Transfer Protocol)
を用いて通信する。ポータルサイト301、サービスプ
ロバイダ302、分析サービスプロバイダ303はそれ
ぞれインターネットを介して接続されている。
【0037】WWWサーバ308、WWWサーバ304、WWW
ブラウザ306、パーソナライズ装置305を除き、図
3に記載された各装置は図1の各装置と同様である。
【0038】利用者がWWWブラウザ306を使用してポ
ータルサイトにアクセスし、利用者が登録ユーザ識別子
205によるユーザ認証を済ませた状態で、サービスプ
ロバイダへのリファレンス一覧を要求すると、WWWサー
バ308はサービスプロバイダへのリファレンスを表す
URLと、データ202の使い捨てユーザ識別子を組み合
わせて、HTML形式のデータでWWWブラウザ306へ送信
する。
【0039】図4のデータ400はWWWサーバ308か
らWWWブラウザ306へ送信されるHTMLデータを示して
いる。401はリファレンスを表すURLで、ユーザ識別
子202はHTMLで規定されているGETメソッド引数とし
て記述される。
【0040】利用者がWWWブラウザ306で受け取った
リファレンスを参照すると、ユーザ識別子202がWW
Wサーバ304に送信され、WWWサーバ304はユーザ
識別子202を用いて匿名利用者の追跡を行う。
【0041】このように、WWWブラウザ306からリク
エストがある度に、ポータルサイト308のWWWサーバ
は新たな使い捨てユーザ識別子202を発行する。従っ
て、同一の利用者がサービスプロバイダのWWWサーバ3
04を繰り返し利用する場合でも、サービスプロバイダ
は利用者を特定することが困難でなる点に本実施形態の
特徴がある。
【0042】パーソナライズ装置305は、WWWブラウ
ザ306からのアクセスに応じてオンデマンドでパーソ
ナライズ機能を実行する。パーソナライズ装置305
は、分析サービスプロバイダ303が有する分析装置1
07から、ユーザ識別子202を保有する利用者向けパ
ーソナライズ情報を受け取り、HTML形式に変換した後に
WWWサーバ304に送る。WWWサーバ304は受け取った
HTMLデータをWWWブラウザ306へ送信する。
【0043】このように、ユーザ識別子202を保有す
る匿名の利用者に対して、サービスプロバイダがパーソ
ナライズサービスを提供できる点に本実施形態の特徴が
ある。
【0044】次に、本発明の第2の実施形態を説明す
る。図5のシステム500は第2の実施形態における各
装置の配置を示しており、バナー広告を利用者毎にパー
ソナライズする。501はバナー広告提供サイト、50
2はバナー広告サーバである。
【0045】WWWのバナー広告はURLが設定された画像フ
ァイルとして提供される。公知のバナー広告配信の仕組
みの一つは、URLのネットワーク透過性を利用したもの
で、一つのHTMLファイルに複数のWWWサーバからデータ
を送信することで実現している。例えば、WWWブラウザ
がWWWサーバにアクセスした際、WWWサーバが送信するHT
MLファイルにバナー広告サーバが提供するバナー画像フ
ァイルへのURLを含める。これにより、WWWブラウザには
WWWサーバが送信したデータと共に、バナー広告サーバ
が送信したバナー画像が表示される。また、バナー画像
を表示させるURLのGETメソッド引数にユーザの識別子を
含めることで、広告のフリクエンシコントロールを実現
可能である。
【0046】本発明の第2の実施形態においては、バナ
ー広告サーバ502に送信するユーザ識別子として、ユ
ーザ識別子202を用いる。図6は第2の実施形態にお
いてWWWブラウザ306に表示される画面情報とHTMLデ
ータを表している。601はWWWブラウザ306の表示
画面、602はバナー画像を表示するためのURLで、ユ
ーザ識別子202はバナー広告サーバ502に送られる
ユーザ識別子である。バナー広告603はURL602に
対応したバナー画像である。
【0047】本実施形態の原理上、パーミション管理装
置101を使用して予め広告パーソナライズを受け入れ
る設定をしていた利用者に対してのみ、選択的に固定識
別コードをユーザ識別子202として割り当てることが
できる。これにより固定識別コードを割りあてた利用者
に対してのみ、特定の広告が露出した回数をカウントで
きる。
【0048】また、バナー広告サーバ502は、固定識
別コードを有するユーザ識別子202と、生成の度に変
わるコードを有するユーザ識別子202を区別する必要
がない。そのため、バナー広告のパーソナライズの受け
入れ許諾を利用者が変更した場合も、バナー広告サーバ
502は許諾情報の変化に関与する事無しに、フリクエ
ンシコントールを適切な利用者に対してのみ提供でき
る。
【0049】このように、システム全体で許諾情報の一
貫性を保持することが容易な点に本実施形態の特徴があ
る。
【0050】次に、本発明の第3の実施形態を説明す
る。図7のシステム700は第3の実施形態における各
装置の配置を示している。701は広告サイト、704
は広告サイトが有するメールサーバ、702はエイリア
スサイト、703は端末108が有するメールリーダで
ある。
【0051】広告サイト701はHTTPでは接続不可能だ
が、端末108へ電子メールを送信できる。広告サイト
701の例は、BSデジタル放送のデータ放送を提供する
双方向センタ等である。
【0052】エイリアスサイト702はHTTPで端末10
8と接続可能なサイトであり、WWWブラウザ306から
アクセスがあると、異なるURLに自動的に誘導する、エ
イリアスページをWWWブラウザ306に送信する。
【0053】メールリーダ703はメールサーバ704
から電子メールを受信する。一般に、メールサーバから
メールリーダには直接配信されない場合もあるが、本実
施例では説明の便宜上、メールサーバ704はメールリ
ーダ703にメールを送るものとする。
【0054】以下、図7を用いて、本実施形態を説明す
る。
【0055】広告サイト701は、エイリアスサイト7
02を経由してWWWサーバ306へアクセスするための
エイリアス用URLを、メールリーダ703に対して送信
する。受信したエイリアス用URLをWWWブラウザ306を
用いて利用者が参照すると、WWWサーバ308はエイリ
アスページをWWWブラウザ306に送信する。エイリア
スページにはWWWサーバ304のURLと、ID発行装置10
2が発行したユーザ識別子202が記述されている。次
に、WWWブラウザ306がエイリアスページを受け取る
と、WWWサーバ304へ自動的にアクセスし、ユーザ識
別子202をWWWサーバ304へ与える。
【0056】
【発明の効果】利用者情報を一元管理するシステムにお
いて、利用者の匿名を保ちつつパーソナライズサービス
を実現するための手段を、サービス提供者に対して提供
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】パーソナライズサービス提供システム100の
構成とデータの流れである。
【図2】パーソナライズサービス提供システム100が
使用するデータ群200である。
【図3】第1の実施形態における各装置の配置である。
【図4】WWWサーバ308からWWWブラウザ306へ送信
されるHTMLデータである。
【図5】第2の実施形態における各装置の配置である。
【図6】第2の実施形態においてWWWブラウザ306に表示
される、画面情報とHTMLデータである。
【図7】第3の実施形態における各装置の配置である。
【符号の説明】
101:パーミッション入力装置、102:ID発行装
置、103:サービス提供装置、104:パーミッショ
ンデータ蓄積装置、105:発行ID蓄積装置、106:
匿名追跡データ蓄積装置、107:分析装置、108:
端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 326 G06F 17/60 326 330 330 (72)発明者 伊藤 幸康 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア事業部内 Fターム(参考) 5B085 AC14 AE02 AE10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ユーザ情報利用方法を制御するパラメータ
    を入力する手段と、前記パラメータを蓄積する手段と、
    前記パラメータに従いユーザ識別子を生成し、端末にユ
    ーザ識別子を伝送する手段と、前記生成したユーザ識別
    子と伝送対象となったユーザを関連づけて、ユーザ識別
    子生成記録として蓄積する手段と、前記ユーザ識別子生
    成記録と、前記蓄積されたパラメータを用い、ユーザが
    端末から利用したサービスの履歴を分析する手段を備え
    ることを特徴とするパーソナライズサービス提供システ
    ム。
  2. 【請求項2】前記端末にユーザ識別子を伝送する手段
    は、HTML形式で端末に送信することを特徴とする請求項
    1記載のパーソナライズサービス提供システム。
  3. 【請求項3】前記分析手段が分析する、端末から利用し
    たサービスの履歴は、前記ユーザ識別子と、端末に表示
    されたコンテンツを特定するIDと、コンテンツが端末に
    表示された時刻を推定可能な情報を有することを特徴と
    する請求項1記載のパーソナライズサービス提供システ
    ム。
  4. 【請求項4】前記ユーザ識別子を生成する手段は、生成
    するたびに値が変化するコードを有した識別子を生成す
    ることを特徴とする請求項1、2、3記載のパーソナラ
    イズサービス提供システム。
  5. 【請求項5】前記ユーザ情報の利用方法を制御するパラ
    メータは、端末から利用したサービスの特定を許可する
    か否かを決定する値を有することを特徴とする請求項
    1、2、3、4、5記載のパーソナライズサービス提供
    システム。
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