JP2002149607A - Webサイトの利用者の認証手続きと個人情報の管理をASP装置により代行する方法、およびそのASP装置 - Google Patents

Webサイトの利用者の認証手続きと個人情報の管理をASP装置により代行する方法、およびそのASP装置

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JP2002149607A
JP2002149607A JP2000340931A JP2000340931A JP2002149607A JP 2002149607 A JP2002149607 A JP 2002149607A JP 2000340931 A JP2000340931 A JP 2000340931A JP 2000340931 A JP2000340931 A JP 2000340931A JP 2002149607 A JP2002149607 A JP 2002149607A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のWebサイトで有効なIDによって認
証手続きを簡略化し、Webサイトの運営者および利用
者双方にとって有効な情報を提供するWebサイトの利
用者の認証手続きと個人情報の管理をASP装置により
代行する方法、およびそのASP装置を提供する。 【解決手段】 ASP装置10によりWebサイト16
の利用者の認証手続きと個人情報の管理とを代行する。
このASP装置10はブラウザ実装機器18からのリク
エストに応答して利用者を認証し、利用者のブラウザ実
装機器18を所定のサイト16のコンテンツWebペー
ジにリダイレクトさせる。利用者の認証済みが伝えられ
たサイト16の要求に伴い委託者を認証した上で、該当
利用者の個人情報を抽出して返送する。サイト16から
送達される情報に基づいて個人情報は更新される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、Webサイトの
利用者の認証手続きと個人情報の管理をASP(Applic
ation Service Provider)装置により代行する方法、お
よびそのASP装置に関し、特に、利用者の認証手続き
にかかる手間を削減するとともに質の良い情報を利用者
に提供する技術改良に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネット上の多数のWebサイト
の中には、予め登録した者のみにコンテンツの閲覧を許
可する会員制のサイトや、インターネット上で商品を売
買する電子商取引に係わるWebサイトが少なくない。
これらのWebサイトでは、アクセスしてきた利用者を
特定したり、商取引を行う者同士が相互に本人であるこ
とを認証したりする認証手続きが必要である。
【0003】この認証手続きは、まず利用者がWebサ
イトに登録してIDとパスワードとを予め取得する。利
用者はそのIDとパスワードとをWebサイトのログイ
ンWebページに入力してログイン要求リクエストを発
行し、このリクエストを受信したWebサイトがそのI
Dとパスワードとを利用者データベースに照会して利用
者が登録されているか否かを確認して行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】Webサイトで発行さ
れるIDやパスワードは各Webサイトごとに独自なも
のなので、利用者は利用したいWebサイトごとにID
とパスワードとを保有することになる。このため、利用
者は各Webサイトに対し登録したIDとパスワードと
を正確に使い分ける必要があり、入力の際に忘れてしま
ったり、間違えたりすると希望するWebサイトにログ
インすることができない状況が発生する。
【0005】また、前記IDを取得するためには、自身
を特定するための氏名、住所、電話番号をはじめ、決済
に必要な口座番号、カード番号等、さらには趣味などの
個人情報等も登録しなければならないWebサイトあ
り、同じような内容の多数の項目を各Webサイトごと
に入力しなければならず、登録手続きは時間と手間がか
かり煩わしいものである。
【0006】さらに、登録された個人情報等は各Web
サイトごとにそれぞれ管理されているので、たとえ同一
人に係るものであっても各Webサイト間では共有され
ない。従って、例えば、ある利用者がアウトドアの関連
サイトに趣味:アウトドア・ドライブ・釣りと記入して
登録していたとしても、釣り具メーカーや自動車メーカ
から情報が配信されることはなく、またメーカ等はこの
利用者の存在を知ることはできないので、互いに必要と
する情報が入手しにくいという状況がある。
【0007】本発明は前記従来の課題に鑑みて、複数の
Webサイトで有効なIDによって認証手続きを簡略化
し、Webサイトの運営者および利用者双方にとって有
効な情報を提供するWebサイトの利用者の認証手続き
と個人情報の管理をASP装置により代行する方法、お
よびそのASP装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るWebサ
イトの利用者の認証手続きと個人情報の管理とをASP
装置により代行する方法は、つぎの事項(1)〜(9)
によって特定されるものである。 (1)利用者の認証手続きを行ってからコンテンツを利
用者に提供する方式のWebサイトを運営する多数のW
ebサイト運営機関がそれぞれサービス委託者となり、
以下のASP装置の運営機関がサービス受託者となる。 (2)ASP装置が管理する委託者データベースには、
各サービス委託者に発行された委託者IDと委託者パス
ワードとが登録されているとともに、各委託者Webサ
イトが利用者に提供するコンテンツのURLと利用者の
個人情報の編集権限が委託者IDをキーとして登録され
ている。 (3)ASP装置が管理する利用者データベースには、
多数の利用者に発行された利用者IDと利用者パスワー
ドとが登録されているとともに、各利用者がどの委託者
Webサイトに登録してしているのかを示す利用者登録
データが利用者IDをキーとして登録されている。 (4)前記利用者データベースには、利用者の個人情報
がサイト共用個人情報とサイト専用個人情報とに論理的
に区分されて記憶管理されている。サイト専用個人情報
は、利用者が利用登録している委託者Webサイトのみ
がアクセスできる各委託者Webサイトごとに専用のこ
の利用者の個人情報であり、利用者IDと委託者IDと
をキーとして登録されている。サイト共用個人情報は、
ある利用者が利用登録しているすべての委託者Webサ
イトがアクセスできるこの利用者の個人情報であり、利
用者IDをキーとして登録される。 (5)ある委託者のWebサイトAに利用者Bがアクセ
スしたとき、サイトAから利用者Bのブラウザ実装機器
Cにログイン案内Webページを送達する。ブラウザ実
装機器Cにおいて前記ログイン案内Webページに対し
てアクセスイベントが入力されると、ブラウザ実装機器
Cから前記ASP装置にサイトAの委託者IDとログイ
ン画面要求を含むリクエストDが送達されるように前記
ログイン案内Webページが記述されている。 (6)リクエストDに応答して前記ASP装置は、サイ
トA用のログインWebページをブラウザ実装機器Cに
送達する。このログインWebページには利用者IDと
利用者パスワードとの記入欄があり、ここに利用者Bの
利用者IDと利用者パスワードが記入されてログインイ
ベントが入力されると、ブラウザ実装機器Cから前記A
SP装置にその記入情報とログイン要求を含むリクエス
トEが送達されるように前記ログインWebページが記
述されている。 (7)リクエストEに応答して前記ASP装置は、受け
取った利用者IDと利用者パスワードの正当性を前記利
用者データベースに照らして確認するとともに、前記利
用者登録データを確認した上で、サイトAに利用者Bの
認証済みを伝えるとともにサイトAのコンテンツWeb
ページにリダイレクトさせるように記述されたレスポン
スFをブラウザ実装機器Cに送達する。このレスポンス
Fを受けたブラウザ実装機器CからサイトAにリクエス
トが送達され、そのリクエストに応答してサイトAから
ブラウザ実装機器CにコンテンツWebページが送達さ
れる。 (8)サイトAとブラウザ実装機器Cとの交信プロセス
において、サイトAは前記ASP装置と通信し、自らの
委託者IDと委託者パスワードを前記ASP装置に送っ
て利用者Bの個人情報を要求する。前記ASP装置は、
委託者IDと委託者パスワードの正当性を前記委託者デ
ータベースに照らして確認するとともに前記個人情報編
集権限を確認した上で、利用者データベースにおける利
用者Bについてのサイト共用個人情報およびサイトAの
専用個人情報から必要な情報を抽出してサイトAに送達
するとともに、サイトAから送達される情報に基づいて
利用者データベースにおける利用者Bについての個人情
報を更新する。 (9)サイトAは、前記ASP装置から受け取った利用
者Bの個人情報に基づいてブラウザ実装機器Cに送達す
るコンテンツWebページを編集するとともに、利用者
用データベースにおける利用者Bに付いての個人情報の
更新内容を生成して前記ASP装置に送達する。
【0009】また、この方法に適用される本発明のAS
P装置は、前記委託者データベースおよび前記利用者デ
ータベースを管理する情報処理手段と、あるブラウザ実
装機器Cから送達されたリクエストDに応答して、サイ
トA用のログインWebページをブラウザ実装機器Cに
送達する情報処理手段と、前記ブラウザ実装機器Cから
送達されたリクエストEに応答して、受け取った利用者
IDと利用者パスワードの正当性を前記利用者データベ
ースに照らして確認するとともに、前記利用者登録デー
タを確認した上で、サイトAに利用者Bの認証済みを伝
えるとともにサイトAのコンテンツWebページにリダ
イレクトさせるように記述されたレスポンスFをブラウ
ザ実装機器Cに送達する情報処理手段と、委託者IDと
委託者パスワードの正当性を前記委託者データベースに
照らして確認するとともに前記個人情報編集権限を確認
した上で、利用者データベースにおける利用者Bについ
てのサイト共用個人情報およびサイトAの専用個人情報
から必要な情報を抽出してサイトAに送達するととも
に、サイトAから送達される情報に基づいて利用者デー
タベースにおける利用者Bについての個人情報を更新す
る情報処理手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】また、このASP装置において、不特定の
利用者向けの登録受付窓口となるWeb文書を用意して
おき、直接アクセスしてきた利用者のブラウザ実装機器
に前記登録受付窓口Web文書を送り、そのブラウザ実
装機器において登録受付窓口Web文書に記入選択され
た個人情報を受け取り、その個人情報をサイト共用個人
情報とサイト専用個人情報とに分別して記憶管理し、こ
れら個人情報に利用者IDを付与して利用者データベー
スを作成記憶する情報処理手段を備えることが望まし
い。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のASP装置10は、利用
者データベース12とWeb情報データベース14とを
備えた分散処理システムであり、Webサイトを運営し
ている多数の委託者コンピュータ16と、Webサイト
のコンテンツWebページを閲覧可能なブラウザが実装
された多数の利用者コンピュータ18とにインターネッ
トを介して接続されている。
【0012】各委託者は受託者から委託者IDと委託者
パスワードとを発行され、委託者のWebサイトへのロ
グインを希望する利用者の個人情報を記憶するとともに
これに対応させた利用者IDと利用者パスワードとを発
行する登録手続きと、登録した利用者の個人情報管理お
よびこの利用者が委託者のWebサイトにアクセスした
際の認証手続きとを委託する。前記委託者IDと委託者
パスワードとはASP装置の委託者データベース14に
記憶されている。
【0013】===実施例1=== 全国のクライアントから提供されこのクライアントのW
ebサイトへのリンクが設定されたチラシ広告情報を管
理し、この広告情報を第三者に提供しているサービスW
ebサイト「全国チラシ情報」16(以下「全国チラシ
情報」とする。)は、このWebサイトに登録された利
用者の住所、性別、趣味などの個人情報を考慮してアレ
ンジしたチラシ広告情報を利用者に提供することによっ
て、クライアントから広告料を徴収するサービスを実施
している。
【0014】利用者X君は予め前記受託者のASP装置
10にアクセスし、個人情報の入力フォームがレイアウ
トされた登録Webページを取得し、個人情報として2
7歳、男性、住所:世田谷区池尻、趣味:車・グルメ・
旅行等を入力して返信することによって利用者IDと利
用者パスワードとを取得する。このとき、ASP装置1
0の利用者データベース12には、利用者IDと利用者
パスワードとが「全国チラシ情報」16の委託者IDと
ともに利用者登録データとして記憶される。また、X君
は、年齢、性別、趣味をすべての委託者への公開を許可
するサイト共用情報に指定し、住所を特定の委託者のみ
への公開を許可するサイト専用情報に指定するととも
に、サイト専用情報の公開を許可する委託者として「全
国チラシ情報」16の運営者を指定した。サイト専用情
報にはX君の今後のアクセス履歴も、アクセスしたWe
bサイトの委託者IDが付与されて記憶される。ここで
は、住所のみをサイト専用情報に指定したがこれに限る
ものではなく、また、登録した個人情報の各項目をそれ
ぞれ複数のWebサイトの委託者への公開を許可するよ
うに設定をすることもできる。
【0015】ASP装置10には、登録されたサイト共
用情報およびサイト専用情報とが前記利用者データベー
ス12に論理的に区分されて記憶管理されるとともに、
利用者IDおよび利用者パスワードと対応づけられてい
る。
【0016】X君が「全国チラシ情報」16にアクセス
すると、「全国チラシ情報」16からログインを希望す
るか否かを確認するためのトップページがX君の利用者
コンピュータ18に返送される。X君によって利用者コ
ンピュータ18からログインを希望する旨のアクセスイ
ベントが入力されると、「全国チラシ情報」16の委託
者IDとログイン画面要求リクエストがASP装置10
に送達され、ASP装置10からはログインWebペー
ジが返送される。X君は予め取得した利用者IDと利用
者パスワードとを記入してログインイベントを入力し、
ASP装置10にその記入情報を含むログイン要求リク
エストを発行する。ログイン要求リクエストを受信した
ASP装置10は、受け取った利用者IDと利用者パス
ワードとを利用者登録データに確認した上で、「全国チ
ラシ情報」16に認証済みレスポンスを送達するととも
に、利用者コンピュータ18に宛てて「全国チラシ情
報」16にリダイレクトさせるためのレスポンスを返送
する。このレスポンスを受けた利用者コンピュータ18
からは「全国チラシ情報」16にコンテンツ要求リクエ
ストが発行され、利用者コンピュータ18にはコンテン
ツWebページが返送される。
【0017】一方、認証済みレスポンスを受信した「全
国チラシ情報」16は、利用者IDで特定されるX君の
サイト共用情報および「全国チラシ情報」16が許可さ
れたサイト専用情報とを要求する情報要求リクエストを
ASP装置10に発行し、X君の年齢、性別、趣味、住
所およびこれまでのアクセス状況などのデータを取得す
る。取得したデータに基づいて、クライアントが提供し
たチラシ広告情報の中から独自のアルゴリズムによって
X君が興味を持つであろう情報を抽出する。ここでは、
X君の最終アクセス日以降にクライアントから提供され
たチラシ広告情報の中から世田谷区池尻周辺の中古車
店、ピザ宅配サービス店、旅行代理店を抽出し、これら
を配置したWebページを作成して前記コンテンツWe
bページとして送出する。
【0018】よって、X君は複数のWebサイトにログ
インすることなくこの「全国チラシ情報」16にログイ
ンするだけで、興味をもつ多方面の情報やそれらに関連
する情報を取得することができる。また、委託者は自身
のWebサイトに興味を持ちそうな利用者を的確に抽出
し得、より効果的な広告情報をその利用者に提供して無
駄のない営業活動を行うことができる。
【0019】このコンテンツWebページが表示された
利用者コンピュータ18からX君がチラシ広告情報に記
述されたURLのWebサイトに対して発行したアクセ
ス要求リクエストはアクセス情報としてASP装置10
のサイト専用情報に更新記憶される。このアクセス情報
にあっては、X君の指定によりサイト共用情報として記
憶更新することも可能である。この場合には、X君がい
ずれかのWebサイトにアクセスするごとに、X君の興
味の方向性を示すデータが蓄積され、委託者はこの情報
を取得することによってその時々のX君の興味対象を知
り得ることができる。よって、委託者はより有効な広告
情報をX君に提供することができ、X君は自身では辿り
着けないような広告情報を容易に取得することが可能に
なる。
【0020】===実施例2=== 音楽ファイル購入の仲介サービスサイト「サウンドBO
X」16では、登録された利用者の年齢、性別、趣味、
好きな音楽ジャンル、これまでの購買履歴および音楽に
関するニュースやトピックス等を勘案して、利用者の嗜
好にあった楽曲情報を提供することでスマートな購買に
結びつけ、販売サイトより仲介手数料を徴収するという
サービスを実施している。以下実施例1と共通する部分
については説明を省略する。
【0021】利用者Yさんは、年齢34歳、趣味が映画
鑑賞、エアロビクスという個人情報をASP装置に登録
し利用者IDと利用者パスワードとを取得している。
「サウンドBOX」にアクセスしたYさんの利用者コン
ピュータ18からのログイン要求リクエストを受信した
ASP装置10は、受け取った利用者IDと利用者パス
ワードとを利用者登録データに確認し、「サウンドBO
X」16に認証済みレスポンスを送達するとともに、利
用者コンピュータ18にはリダイレクト要求レスポンス
が返送され、利用者コンピュータ18にコンテンツWe
bページが表示される。
【0022】認証済みレスポンスを受信した「サウンド
BOX」16は、YさんのこのWebサイトへのこれま
でのアクセス状況を確認するため、委託者IDと委託者
パスワードとを含むアクセス情報の要求リクエストを発
行する。
【0023】返送されたアクセス情報から、Yさんが初
めての利用であることが判明すると前記コンテンツWe
bページとして、『好きなジャンルは?』といったアン
ケートがレイアウトされた登録Webページが利用者コ
ンピュータ18に送出される。このアンケートの回答の
扱いは、サイト専用情報またはサイト共用情報のいずれ
かがYさんによって指定され、利用者IDと対応づけら
れて利用者データベース12に記憶され、このアクセス
履歴がアクセス情報に追加される。前記回答が返信され
たASP装置10からは、Yさんの利用者コンピュータ
18にログインWebページが返送され、既にアクセス
履歴を有するYさんは利用者IDと利用者パスワードと
を入力することによってASP装置の認証手続きを経
て、利用者コンピュータ18は「サウンドBOX」16
のコンテンツWebページを取得する。
【0024】認証済みレスポンスを受け取った「サウン
ドBOX」16は、Yさんの個人情報およびアクセス情
報を取得し、Yさんの趣味等を勘案し、映画音楽やダン
ス音楽、好きなジャンルのジャパニーズポップスに関す
るニュース・トピックス・新譜情報およびおすすめ曲な
どと、音楽ファイル販売WebサイトのURLを配置し
たWebページを作成して前記コンテンツWebページ
として送出する。このとき、「サウンドBOX」16に
複数回ログインしている利用者や既に購入履歴のある利
用者に対しては、これらの情報も含めて勘案しWebペ
ージを作成することはもちろんである。また、この交信
によるアクセス情報および利用者が音楽ファイルを購入
した場合の購入情報はASP装置10のサイト専用情報
として更新記憶される。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、利用者は一つの利用者IDと一つの利用者パスワー
ドとによって複数のWebサイトにログインすることが
できるので、各Webサイトにログインする際に利用者
IDと利用者パスワードとを忘れたり間違えたりする可
能性が少なくなり、多数のID等を正確に使い分けると
いった煩わしさが解消される。また、登録の際に入力す
ることが要求される個人情報にあっても、異なるWeb
サイト間で重複する項目について繰り返し入力する必要
がないので登録手続きを簡略化することができる。
【0026】また、登録した個人情報は利用者本人の指
定によってサイト専用情報とサイト共用情報とに区分さ
れて委託者に提供されるので、利用者のプライバシーが
保護される。
【0027】また、複数のWebサイトに登録した利用
者の個人情報は、利用者が公開を許可するWebサイト
間では相互に共用できるので、委託者は利用者の嗜好に
係わるより多くの情報を取得することができ、自己のW
ebサイトに興味を有する利用者に対しより的確な情報
を提供することができる。よって、本発明を電子商取引
等に利用すると営業効果が高く、販売市場を容易に拡大
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるWebサイトの利用者の認証手
続きと個人情報の管理をASP装置により代行する方
法、およびそのASP装置の一実施形態を示すシステム
構成図である。
【符号の説明】
10 ASP装置 12 利用者データベース 14 委託者データベース 16 委託者コンピュータ(Webサイト) 18 利用者コンピュータ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 120 G06F 17/30 120B 17/60 132 17/60 132 330 330 502 502

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Webサイトの利用者の認証手続きと個
    人情報の管理とをASP装置により代行する方法であっ
    て、つぎの特定事項(1)〜(9)を充足する。 (1)利用者の認証手続きを行ってからコンテンツを利
    用者に提供する方式のWebサイトを運営する多数のW
    ebサイト運営機関がそれぞれサービス委託者となり、
    以下のASP装置の運営機関がサービス受託者となる。 (2)ASP装置が管理する委託者データベースには、
    各サービス委託者に発行された委託者IDと委託者パス
    ワードとが登録されているとともに、各委託者Webサ
    イトが利用者に提供するコンテンツのURLと利用者の
    個人情報の編集権限が委託者IDをキーとして登録され
    ている。 (3)ASP装置が管理する利用者データベースには、
    多数の利用者に発行された利用者IDと利用者パスワー
    ドとが登録されているとともに、各利用者がどの委託者
    Webサイトに登録してしているのかを示す利用者登録
    データが利用者IDをキーとして登録されている。 (4)前記利用者データベースには、利用者の個人情報
    がサイト共用個人情報とサイト専用個人情報とに論理的
    に区分されて記憶管理されている。サイト専用個人情報
    は、利用者が利用登録している委託者Webサイトのみ
    がアクセスできる各委託者Webサイトごとに専用のこ
    の利用者の個人情報であり、利用者IDと委託者IDと
    をキーとして登録されている。サイト共用個人情報は、
    ある利用者が利用登録しているすべての委託者Webサ
    イトがアクセスできるこの利用者の個人情報であり、利
    用者IDをキーとして登録される。 (5)ある委託者のWebサイトAに利用者Bがアクセ
    スしたとき、サイトAから利用者Bのブラウザ実装機器
    Cにログイン案内Webページを送達する。ブラウザ実
    装機器Cにおいて前記ログイン案内Webページに対し
    てアクセスイベントが入力されると、ブラウザ実装機器
    Cから前記ASP装置にサイトAの委託者IDとログイ
    ン画面要求を含むリクエストDが送達されるように前記
    ログイン案内Webページが記述されている。 (6)リクエストDに応答して前記ASP装置は、サイ
    トA用のログインWebページをブラウザ実装機器Cに
    送達する。このログインWebページには利用者IDと
    利用者パスワードとの記入欄があり、ここに利用者Bの
    利用者IDと利用者パスワードが記入されてログインイ
    ベントが入力されると、ブラウザ実装機器Cから前記A
    SP装置にその記入情報とログイン要求を含むリクエス
    トEが送達されるように前記ログインWebページが記
    述されている。 (7)リクエストEに応答して前記ASP装置は、受け
    取った利用者IDと利用者パスワードの正当性を前記利
    用者データベースに照らして確認するとともに、前記利
    用者登録データを確認した上で、サイトAに利用者Bの
    認証済みを伝えるとともにサイトAのコンテンツWeb
    ページにリダイレクトさせるように記述されたレスポン
    スFをブラウザ実装機器Cに送達する。このレスポンス
    Fを受けたブラウザ実装機器CからサイトAにリクエス
    トが送達され、そのリクエストに応答してサイトAから
    ブラウザ実装機器CにコンテンツWebページが送達さ
    れる。 (8)サイトAとブラウザ実装機器Cとの交信プロセス
    において、サイトAは前記ASP装置と通信し、自らの
    委託者IDと委託者パスワードを前記ASP装置に送っ
    て利用者Bの個人情報を要求する。前記ASP装置は、
    委託者IDと委託者パスワードの正当性を前記委託者デ
    ータベースに照らして確認するとともに前記個人情報編
    集権限を確認した上で、利用者データベースにおける利
    用者Bについてのサイト共用個人情報およびサイトAの
    専用個人情報から必要な情報を抽出してサイトAに送達
    するとともに、サイトAから送達される情報に基づいて
    利用者データベースにおける利用者Bについての個人情
    報を更新する。 (9)サイトAは、前記ASP装置から受け取った利用
    者Bの個人情報に基づいてブラウザ実装機器Cに送達す
    るコンテンツWebページを編集するとともに、利用者
    用データベースにおける利用者Bに付いての個人情報の
    更新内容を生成して前記ASP装置に送達する。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法に適用されるAS
    P装置であって、前記委託者データベースおよび前記利
    用者データベースを管理する情報処理手段と、あるブラ
    ウザ実装機器Cから送達されたリクエストDに応答し
    て、サイトA用のログインWebページをブラウザ実装
    機器Cに送達する情報処理手段と、前記ブラウザ実装機
    器Cから送達されたリクエストEに応答して、受け取っ
    た利用者IDと利用者パスワードの正当性を前記利用者
    データベースに照らして確認するとともに、前記利用者
    登録データを確認した上で、サイトAに利用者Bの認証
    済みを伝えるとともにサイトAのコンテンツWebペー
    ジにリダイレクトさせるように記述されたレスポンスF
    をブラウザ実装機器Cに送達する情報処理手段と、委託
    者IDと委託者パスワードの正当性を前記委託者データ
    ベースに照らして確認するとともに前記個人情報編集権
    限を確認した上で、利用者データベースにおける利用者
    Bについてのサイト共用個人情報およびサイトAの専用
    個人情報から必要な情報を抽出してサイトAに送達する
    とともに、サイトAから送達される情報に基づいて利用
    者データベースにおける利用者Bについての個人情報を
    更新する情報処理手段とを備えたことを特徴とする。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のASP装置であって、
    不特定の利用者向けの登録受付窓口となるWeb文書を
    用意しておき、直接アクセスしてきた利用者のブラウザ
    実装機器に前記登録受付窓口Web文書を送り、そのブ
    ラウザ実装機器において登録受付窓口Web文書に記入
    選択された個人情報を受け取り、その個人情報をサイト
    共用個人情報とサイト専用個人情報とに分別して記憶管
    理し、これら個人情報に利用者IDを付与して利用者デ
    ータベースを作成記憶する情報処理手段を備えたことを
    特徴とする。
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