WO2007111015A1 - 自動スライド装置 - Google Patents

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WO2007111015A1 PCT/JP2006/326193 JP2006326193W WO2007111015A1 WO 2007111015 A1 WO2007111015 A1 WO 2007111015A1 JP 2006326193 W JP2006326193 W JP 2006326193W WO 2007111015 A1 WO2007111015 A1 WO 2007111015A1
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Kensuke Fujiwara
Takahide Ichimaru
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    • B65H2403/5332Slotted link mechanism with rotating slotted link

Abstract

【課題】スライダ部材を弾発付勢力により自動的にスライドさせる場合によるソフトなスライドを実現しかつ緩衝作用に伴う制動力に影響されずに必要十分な強い力でスライド範囲の一端まで引き込む。 【解決手段】給紙トレイ1にストライカ3を設け、給紙トレイをスライド自在に支持するケーシング2にラッチング装置4を取り付ける。ラッチング装置には、コイルばね18・19により引き込み方向に弾発付勢されたアーム部材7とラッチ部材12とを設け、両者の相対移動により緩衝作用を生じる回転ダンパ10を設け、引き込み初期にはアーム部材に対してラッチ部材が回転し、かつその回転状態で回転ダンパによる緩衝作用を生じさせ、引き込み終盤ではラッチ部材を一体的にしてアーム部材を回転させて緩衝作用が生じないようにする。

Description

明 細 書
自動スライド装置
技術分野
[0001] 本発明は、引き出しなどのスライダ部材の自動スライド装置に関する。
背景技術
[0002] 従来、家具などの引き出しを備えるものにあって、引き出しを閉じる時に例えばばね を用いて自動的に閉じることができるようにしたものがあった (例えば特許文献 1参照
)。さらに、閉じる時の閉動作プロセスをソフトにするためにダンバ (緩衝装置)を設け たものがあった (例えば特許文献 2参照)。
特許文献 1 :米国特許第 5, 207, 781号
特許文献 2 :米国特許第 6, 499, 818号
[0003] し力しながら、上記特許文献 1のものにあっては、引き出しを閉じる時にばねにより 自動的に引き込むことができるが、ダンバ機構が無いため勢いよく閉止位置まで引き 出しが移動して、例えば衝撃による騒音が生じるという問題がある。それに対して、上 記特許文献 2のものによればダンバを設けていることから上記騒音を防止することが できるが、その明細書の記載では引き出しが閉止位置に至るまでダンバが作用して いるため、常に強い力で制動力が加わることになる。したがって、ダンバの制動カ以 上の強い引っ張り力を発揮するばねを必要とするため、ばねの大型化や不必要に剛 性を高めるなど装置が高騰ィ匕するという問題があった。
[0004] また、引き出し構造のものとしてコピー機などの給紙トレイがある。その給紙トレイに 自動引き込み構造を適用する場合には、給紙トレイにあっては完全収納状態が要求 されるため、給紙トレイの完全収納動作時に確実に所定位置に位置決めするべくあ る程度強いばね力で引き込む必要がある。その場合にも、上記特許文献 2のもので はより一層強いばね力が必要となってしまう。
発明の開示
[0005] このような従来技術の問題点に鑑み、本発明の主な目的は、本体に、その内外方 向に向けて直線的にスライド可能に配置されたスライダ部材を、少なくともやや外方 の位置力 最も内方の位置に向けて弹発的に付勢し、スライダ部材を制御された緩 衝カを加えつつ円滑に摺動させ、スライダ部材が最も内方の位置即ち格納位置に到 達しようとするときには、緩衝力による抵抗を受けることなぐ強い力で引き込まれるよ うにした自動スライド装置を提供することにある。
[0006] 本発明の第 2の目的は、小型で信頼性の高!ヽ自動スライド装置を提供することにあ る。
[0007] 本発明によれば、このような目的は、本体(2)に、その内外方向に向けてスライド可 能に配置されたスライダ部材(1)を、最も内方の位置に対応する第 1の位置に向けて 弾発的に付勢するための自動スライド装置であって、前記スライダ部材及び前記本 体のいずれか一方に設けられたストライカ(3)と、前記スライダ部材及び前記本体の いずれか他方に設けられたラッチ装置 (4)とを有し、前記ラッチ装置が、前記スライダ 部材が第 2の位置力 前記第 1の位置まで移動する間は前記ストライカに係合し、前 記スライダ部材が前記第 2の位置力 外方に向けて離反すると前記ストライカから離 脱する係合部材(12)と、前記スライダ部材を前記第 1の位置に向けて移動させる方 向に前記係合部材を付勢する弹発付勢手段(18, 19)と、前記弹発付勢手段が、前 記スライダ部材を、前記第 1の位置に向けて付勢する間に、前記第 1の位置と前記第 2の位置との間の所定の中間位置に至るまで、前記スライダ部材に緩衝力を加える 緩衝装置(11)とを有することを特徴とする自動スライド装置を提供することにより達成 される。
[0008] このように本発明によれば、スライダ部材をスライド範囲の終端に弹発付勢力により 自動的にスライドさせる場合に、スライダ部材が、第 1の位置と第 2の位置との間の所 定の中間位置に至るまでの間のみ、緩衝力が生じることから、スライダ部材を強い力 でスライドさせた場合の衝撃や騒音が生じることを防止することができると共に、スライ ダ部材力スライド範囲の終端に接近する際には、緩衝力の抵抗を受けることなぐ弾 発付勢力を、スライダ部材をスライド範囲の終端に向けて摺動するために有効に活 用することができる。それにより、弹発付勢手段の弹発付勢力をそれ程大きくしなくて もスライダ部材を最終位置まで確実にスライドさせることができるため、弹発付勢手段 として例えばばねを用いた場合に大型のものを用いなくて済み、装置のコンパクトィ匕 かつ低廉ィ匕が可能となる。
[0009] 好ましくは、前記ラッチ装置が更にハウジング (5)を有し、前記ストライカが少なくと も 1本のストライカピン (3a、 3b)を有し、前記係合部材が、第 1の角度位置と第 2の角 度位置との間を回転し得るように前記ハウジングに枢支されたラッチ部材(12)を有し 、前記ラッチ部材が、前記スライダ部材を内方に引く向きに前記ストライカピンに係合 する第 1のアーム(14a、 14b)と、前記スライダ部材を外方に押す向きに前記ストライ 力ピンに係合する第 2のアーム(14c)とを有し、前記ラッチ部材の前記第 1の角度位 置が、前記スライダ部材の前記第 1の位置に対応し、前記ラッチ部材の前記第 2の角 度位置が、前記スライダ部材の前記第 2の位置に対応し、前記弹発付勢手段が、前 記ラッチ部材が、前記第 1の角度位置と、前記第 1の角度位置及び前記第 2の角度 位置の中間位置である第 3の角度位置との間にあるときには、前記ラッチ部材を前記 第 1の角度位置に向けて付勢し、前記ラッチ部材が、前記第 3の角度位置と前記第 2 の角度位置との間にあるときには、前記ラッチ部材を前記第 2の角度位置に向けて付 勢するように、前記ハウジングと前記ラッチ部材との間に接続されたばね部材(19)を 有し、前記緩衝装置(11)が、前記ラッチ部材が、前記第 3の角度位置と前記第 3の 角度位置及び前記第 1の角度位置の中間位置である第 4の角度位置との間にあると きには、前記ラッチ部材を係合し、前記ラッチ部材が、前記第 4の角度位置と前記第 1の角度位置との間にあるときには、前記ラッチ部材を係合しないようにする。
[0010] 本発明の好適実施例によれば、前記ラッチ部材が、アーム部材 (7)を介して前記ハ ウジングに枢支され、前記アーム部材が、第 1の軸線(5a)周りに回転可能に前記ハ ウジングに支持され、前記ラッチ部材が、前記第 1の軸線に対して平行な第 2の軸線 (10)周りに回転可能に前記アーム部材に支持され、前記ラッチ部材が前記ハウジン グに設けられた第 1の円弧状ガイドスロット(17)にガイドされる第 1のガイドピン(16) を有し、前記第 1の円弧状ガイドスロットが、第 1ガイドスロット部分(17a)と、それに円 滑に接続する第 2ガイドスロット部分(17b)とを有し、第 1ガイドスロット部分(17a)力 前記第 1のガイドピンが前記第 1ガイドスロット部分に位置するときに前記第 2の軸線 が位置する点を曲率中心とし、前記第 2ガイドスロット部分(17b)が前記第 1の軸線 上に曲率中心を有し、前記アーム部材にロータリダンバをなす前記緩衝装置を受容 するダンバ受容部(8)が設けられ、前記ロータリダンバが、前記ラッチ部材に設けら れたセクタギヤ(13)と嚙合する第 1のギヤ(l ib)と、前記ダンバ受容部の対応部分 に設けられた係合歯 (8b)と嚙合する第 2のギヤ(11a)が設けられたダンバハウジン グと、前記ダンバ受容部の底壁に設けられた、前記第 2の軸線を曲率中心とする第 2 の円弧状スロットによりガイドされるように前記ダンバハウジングに突設された第 2のガ イドピン (8a)とを有し、前記第 1のギヤが前記ダンパハウジングに対して回転したとき に、前記ロータリダンバが緩衝力を発生し、前記ラッチ部材が、前記第 3の角度位置 と前記第 4の角度位置との間の位置にあるときにのみ、前記ダンバ受容部に設けられ た前記係合歯及び前記第 2のギヤが互いに嚙合するようにして 、る。
[0011] 特に、ラッチ部材とアーム部材とを用いて、アーム部材に対してラッチ部材を回転さ せることにより緩衝作用が生じ、両者を一体ィ匕してアーム部材を揺動させる動きで終 端の近傍カゝら終端に至るまでスライドさせることにより、その間での緩衝作用を生じさ せないようすることができ、簡単な構造で上記作用を実現し得る。さらに、ラッチ部材 をスライダ部材との係合状態を保持する方に回転させる向きに弹発付勢するばねを 設けることにより、ばねによりスライドさせる場合にラッチ部材とスライダ部材との係合 状態が外れる虞がない。
[0012] また、ラッチ部材の第 2の軸線(回転支持軸 10)周りの回転をガイドする第 1のガイド スロット部、またアーム部材と一体的になってからのラッチ部材の第 1の軸線 (枢支軸 5a)周りの回転をガイドする第 2のガイドスロット部を設けることにより、ラッチ部材及び アーム部材の回転運動を確実なものとすることができる。
[0013] 本発明の好適実施例によれば、前記ダンバ受容部に設けられた前記係合歯が、前 記ダンバ受容部を外囲する周壁に設けられ、それ以外の前記周壁の部分は平滑な 表面をなす。また、前記ばね部材が、前記アーム部材の全角度変位範囲に渡って前 記アーム部材を前記第 1の角度位置に向けて付勢する第 1のばね部材(18)と、前記 ラッチ部材が前記第 3の角度位置と前記第 1の角度位置との間にあるときには前記ラ ツチ部材を前記第 1の角度位置に向けて付勢し、前記ラッチ部材が前記第 2の角度 位置と前記第 3の角度位置との間にあるときには前記ラッチ部材を前記第 2の角度位 置に向けて付勢する第 2のばね部材 (19)とを有すると良い。 [0014] また、スライダ部材とラッチ部材との係合にぉ 、て複数の係合凸部と複数の係合片 とを設けた構成とすることにより、ラッチ部材の回転に伴う係合状態が連続的に行わ れるため、ラッチ部材を小径ィ匕でき、装置全体のコンパクトィ匕が可能である。また、緩 衝装置がラッチ部材とアーム部材との間に設けられていることにより、緩衝装置をラッ チ部材とアーム部材の回転範囲内に収めることができ、装置全体の無用な大型化を 防止し得る。その緩衝装置が回転ダンバであることにより、ラッチ部材の回転に伴う緩 衝作用を好適に実現し得る。特に、回転ダンバをダンバ受容部内に浮動可能に配置 したことにより、スライダ部材を外方に移動させるときよりも、スライダ部材を内方に移 動させるときの方力 より長い範囲に渡って緩衝力が得られるようにすることができ、 それによりスライダ部材の利便性が改善される。
[0015] 更に、ラッチ部材を、 2つのストローク端のそれぞれに向けて付勢するばね(19)を 設けることにより、各位置でラッチ部材を安定に保持することができる。また、スライダ 部材が、引き出し状部材力 なる場合には、特に好適な引き込み動作が実現される。 発明を実施するための最良の形態
[0016] 以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。図 1は本発明が適 用された複写機の給紙トレイ部分を示す要部斜視図である。
[0017] スライダ部材としての給紙トレイ 1は、本体としての複写機本体の内部に固定された 矩形皿状のケーシング 2にスライド自在に支持され、図 1の矢印 A及び Bに示されるよ うに往復動し得るように設けられている。したがって、給紙トレイ 1は、完全に収納され た図 1の状態と、矢印 Bに示される向きである複写機本体の外方に引き出された状態 とを取り得る。なお、給紙トレイ 1のスライド方向に延在する左右の側壁の一方には係 合部材を構成するストライカ 3がー体的に取り付けられている。
[0018] ケーシング 2には、給紙トレイ 1を収納方向にスライドさせた場合に図の完全収納状 態で位置決めするための位置決め凸部 2aが設けられている。また、ケーシング 2に おける上記ストライカ 3に対応する側壁には、自動スライド装置を構成するラッチング 装置 4がー体的に取り付けられている。
[0019] 次に、ラッチング装置 4について図 2及び図 3を参照して以下に示す。ラッチング装 置 4は、複写機本体に固設された矩形箱型であって上面を開放されたハウジング 5に 各部品を組み付けて構成されている。なお、上下関係は図 2の状態に基づくものとす る。ハウジング 5の上面には蓋体 6が取り付けられ、ハウジング 5と蓋体 6とを一体ィ匕し た状態でストライカ 3と向き合う側面が開口している形状となる。
[0020] ハウジング 5の底面の所定位置には枢支軸 5aが突設されており、その枢支軸 5aに 係合部材を構成するアーム部材 7が揺動自在に枢支される。アーム部材 7には、円 弧状の楕円形或いはトラック形に凹設されたダンバ収容部 8と、アーム部材 7の中間 部から側方に延出された枝部 9と、アーム部材 7の回転軸と平行に突出するボス状の 回転支持軸 10とが、枢支軸 5aに支持される枢支孔 7aからそれぞれ所定の半径の所 に一体成形により形成されている。
[0021] 上記ダンバ収容部 8には緩衝装置としての回転ダンバ 11が収容される。回転ダン パ 11は、例えば、内部にオイルを充填されたダンパノ、ウジングを形成する大径ギア 1 laと、大径ギア 11aに同軸かつ相対回転自在に受容されたべーンを一体に有する 小径ギア l ibと力 なり、小径ギア l ibと一体に回転するべーンに、緩衝作用を調整 するためのオリフィス構造が設けられているものであって良い。なお、ダンバ収容部 8 の深さは大径ギア 11aの軸線方向厚さと略同一にされ、収容状態で小径ギア l ibが ダンバ収容部 8の外に露出するようになって 、る。
[0022] また、大径ギア 11aの下面には同軸に下方に向けて突出する円柱状突部 11cが設 けられており、ダンバ収容部 8の底壁には突部 11cをガイドする円弧状スロット 8aが 設けられている。この円弧状スロット 8aの曲率中心は回転支持軸 10であり、回転ダン パ 11は、円弧状スロット 8aにガイドされてダンバ収容部 8内をその長手方向に所定 量移動し得る。なお、ダンバ収容部 8の内周面の一部であって図 3における下端とな る位置には大径ギア l ibと嚙み合う複数の係止歯 8bが設けられている。
[0023] 上記アーム部材 7の回転支持軸 10には係合部材を構成する平板状のラッチ部材 1 2が回転自在に枢支される。ラッチ部材 12には、円弧状に形成された内歯セクタギア 13と、半径方向外向きに延出された係合片としての 3本のアーム 14a ' 14b ' 14cとが 、回転支持軸 10に支持される枢支孔 12aからそれぞれ所定の半径の所に一体成形 により形成されている。なお、セクタギア 13の曲率中心は枢支孔 12aである。また、ラ ツチ部材 12の上面には、拡頭部を有する軸状のばね係止用突部 15と、ボス状のガ イド軸 16とが、枢支孔 12aからそれぞれ所定の半径の所に一体成形により形成され ている。
[0024] 蓋体 6には、上記ガイド軸 16をガイドするための曲線状スロットからなるガイドスロッ ト 17と、蓋体 6の取り付け状態で上記枢支軸 5aの上端部を支持する支持孔 6aとが形 成されている。ガイドスロット 17は、枢支孔 12a (回転支持軸 10) (ガイド軸 16が第 1の ガイドスロット部 17a内にあるとき)を中心とする所定の曲率半径及び角度範囲で形 成された第 1のガイドスロット部 17aと、第 1のガイドスロット部 17aと円滑に連続しかつ (ラッチ部材 12の全角度変位の範囲に渡って)支持孔 6aを中心とする所定の曲率半 径及び角度範囲で形成された第 2のガイドスロット部 17bとからなる。
[0025] 上記アーム部材 7の枝部 9には、その所定位置に設けられた係止孔を介して第 1の コイルばね 18の一端が連結される。また、ラッチ部材 12のばね係止用突部 15には 第 2のコイルばね 19の一端が連結される。各コイルばね 18 · 19の各他端は図 3に示 されるようにハウジング 5の所定位置にそれぞれ連結される。図中に小さな円で示し たように、コイルばね 19のハウジング 5側の端部の位置は、その作用を最適化し得る ように調節可能とされて 、る。
[0026] また、ストライカ 3は、図 3に示されるように給紙トレイ 1のスライド方向(図の矢印 A) に所定の間隔をおいて並べられた係合凸部としての 2本ピン 3a' 3bを一体に有する 。図示例におけるストライカピンは、円形断面を有するが、 4角形を初めとする多角形 や、様々な断面形状を有するものであって良い。また、ピン 3a ' 3bの数は 2本に限ら れるものではなぐラッチ部材 12の図示例におけるアーム 14a〜14cの数や形状に 応じて 3本以上としても良 、。
[0027] このようにして構成されたラッチング装置 4及びストライカ 3による給紙トレイ 1の自動 スライド要領について以下に示す。図 1に示されるようにケーシング 2に給紙トレイ 1が 完全収容状態力 給紙トレイ 1を引き出す場合について図 3〜図 6を参照して説明す る。
[0028] 図 3は上記したように給紙トレイ 1の完全収容状態 (第 1の位置)におけるラッチング 装置 4及びストライカ 3の位置関係を示す要部平面図である。この状態では、各コィ ルばね 18 · 19によりアーム部材 7及びラッチ部材 12がそれぞれ矢印 Aに示される側 に弹発付勢されている。なお、アーム部材 7は、ハウジング 5の底面に突設されたスト ツバ 5bに枝部 9が当接してそれ以上回転することを規制され、ラッチ部材 12は、位置 決め凸部 2aに給紙トレイ 1が当接しかつピン 3aにアーム 14aが係合していることによ りそれ以上回転することを規制されている。このようにして、給紙トレイ 1を矢印 Aに示 される側に弹発付勢するコイルばね 18 · 19のばね力により、給紙トレイ 1の完全収納 状態における位置決めがされている。
[0029] 図 3の状態から両コイルばね 18 · 19の弹発付勢力に抗して矢印 Bに示される引き 出し方向に給紙トレイ 1を引き出すと、ピン 3aとアーム 14aとの係合によりラッチ部材 1 2が図の矢印 Cに示される向きに回転する。ラッチ部材 12のこの時の移動にあっては 、そのガイド軸 16が、枢支軸 5aを曲率中心とするガイドスロット 17の第 2のガイドス口 ット部 17bにガイドされるため、枢支軸 5aを中心とする円弧運動になる。回転支持軸 10とアーム部材 7とが互いに一体結合されているため、アーム部材 7及びラッチ部材 12が互いに一体的に移動し、図 4に示される状態となる。このとき、セクタギア 13は 小径ギア l ibと嚙合する力 この間、アーム部材 7及びラッチ部材 12は互いに相対 変位しない。図 4はガイド軸 16が第 1のガイドスロット部 17aと第 2のガイドスロット部 1 7bとの分岐点に位置した状態を示す。
[0030] 図 4の状態力 給紙トレイ 1をさらに引き出すと、ピン 3aによりアーム 14aがさらに押 し出され、継続して矢印 Cに示される側に回転する。すると、図 4の状態からはガイド 軸 16力 このときの回転支持軸 10の位置を曲率中心とする第 1のガイドスロット部 17 aにガイドされるようになるため、ラッチ部材 12は、(枢支軸 5aに代えて)回転支持軸 1 0を中心として図 5の矢印 Dに示される向きに回転し続け、一方アーム部材 7は静止 状態となる。図 4から図 5の状態に移る間で、一方のピン 3aはアーム 14aとの係合が 解除されるが、他方のピン 3bがアーム 14bに係合し始めるため、給紙トレイ 1の引き 出し力により、中断されることなくラッチ部材 12を矢印 Dの向きに継続して回転させる ことができる。
[0031] また、セクギア 13と小径ギア l ibとが嚙合し、かつ大径ギア 11aがダンバ収容部 8の 係止歯 8bと嚙合していることにより、ラッチ部材 12の回転に伴って、小径ギア l ibが ダンパノヽウジング即ち大径ギア 11aに対して回転することとなる。このとき、アーム部 材 7が静止して 、ることにより、小径ギア 1 lbと大径ギア 1 laとの間の相対回転が弓 Iき 起こされ、緩衝力が生じるようになる。し力しながら、ラッチ部材 12が更に回転すると、 大径ギア 11aが直ちに係止歯 8bから離脱し、収容部 8の周壁面の他の部分は円滑 面に形成されているため、回転ダンバ 11が収容部 8内を自由に回転し得るようになり 、緩衝力が生じなくなる。従って、回転ダンバ 11は、給紙トレイ 1の外向きの引き出し 力に対してほとんど抵抗となることがな 、。
[0032] さらに給紙トレイ 1を引き出すことにより、やがてピン 3bもアーム 14bから離脱し(図 6 ) (第 2の位置)、例えば紙の補充などのために必要な引き出し量となる位置まで給紙 トレイ 1を引き出して紙補充の作業などを行う。図 5から図 6の状態になる間にコイル ばね 19の軸線が回転支持軸 10の軸心を越えて図 6の状態になる。図 6の状態では 回転支持軸 10を挟んで両側に各コイルばね 18 · 19が位置することになり、両者の弹 発付勢方向は回転支持軸 10に対して相反する回転方向となる。その状態で、ラッチ 部材 12に対して、コイルばね 19による矢印 Dの向きのモーメントがコイルばね 18によ る相反する向きのモーメントよりも大きくなるようにコイルばね 19のばね特性を設定し ておくことにより、図 6の状態が保持される。
[0033] なお、図 5から図 6に至る時にはラッチ部材 12が回転支持軸 10を中心として回転し 得るため、セクタギア 13により小径ギア l ibが回転させられる力 上記したように大径 ギア 11aが収容部 8の周壁面に対して摺接するのみであることから、回転ダンバ 11が 全体で回転するだけである。
[0034] 次に、給紙トレイ 1をケーシング 2内に収容する場合について示す。なお、この収容 動作にあっては基本的に図 6から図 7を経て図 4 ·図 3に至る動作となり、特に断らな い限り方向が反対であって同様の動作をする部分についての詳しい説明は省略す る。
[0035] 給紙トレイ 1をケーシング 2内に向けて戻すことにより図 6の状態になり、ピン 3bがァ ーム 14cに係合する。さらに図の矢印 Aに示される向きに給紙トレイ 1を押し込むこと により、上記係合状態によりラッチ部材 12が回転する。この時の押し込む力は、コィ ルばね 19の弹発付勢力であってコイルばね 18より大きい分に抗する程度であって 良ぐ大きな抵抗を感じることはない。 [0036] そして、所定位置として上記したようにコイルばね 19の軸線が回転支持軸 10を越 えてコイルばね 18と同じ側に移る位置になったら(第 3の位置)、両コイルばね 18 · 19 の弹発付勢力が協働してラッチ部材 12を矢印 Eに示される向きに回転させる向きに 作用する。そのようになったら、両コイルばね 18 · 19の弹発付勢力により自動的にラ ツチ部材 12を回転させて、それによりピン 3bを移動させて給紙トレイ 1をそのスライド 範囲の終端としての完全収納位置に向けて自動的にかつ確実にスライドさせることが できる。また、弹発付勢方向はラッチ部材 12すなわちアーム 14a ' 14bによるピン 3a ' 3bとの係合を確実にする方向であり、係合状態が安定する。
[0037] この時、コイルばね 19の軸線が回転支持軸 10を越えたら概ね直ちに、図 7に示さ れるように回転ダンバ 11が係止歯 8bに至り、それ以降は大径ギア 11aの回転が止め られるため、ラッチ部材 12の回転に伴ってセクタギア 13が変位すると小径ギア 1 lbが 回転して回転ダンバ 11に緩衝作用が生じる。したがって、図 7から図 4に至るまでの 間にあっては両コイルばね 18 · 19の弹発付勢力に対して適度な緩衝作用によるソフ トな動作で給紙トレイ 1を引き込むことができる(図 8のダンピング引き込みストローク 範囲)。
[0038] そして、完全収納位置の近傍としての図 4の状態 (第 4の位置)からは、ガイド軸 16 が第 2のガイドスロット部 17bに移るため枢支軸 5aを中心として図の矢印 Fに示される 向きにラッチ部材 12が移動し始め、それによりラッチ部材 12とアーム部材 7との間の 相対回転が阻止されるため両者が一体的に移動する。したがって、図 4から図 3に至 るまでは回転ダンバ 11が緩衝作用を生じなくなるため、緩衝作用による負荷がなくな つて両コイルばね 18 · 19〖こよる強 ヽ弹発付勢力で給紙トレイ 1を完全収納位置 (第 1 の位置)に向けて引き込むことができる(図 8の高荷重引き込みストローク範囲)。それ により、給紙トレイ 1を完全収納位置に強い力で引き込むことができ、給紙トレイ 1を確 実に完全収納位置に収めることができる。
[0039] なお、図示例では給紙トレイ 1側にストライカ 3を設け、複写機本体側となるケーシン グ 2側に引き込みユニット 4を設けたが逆の構成としても可能である。なお、上記図示 例では複写機の一般的な給紙トレイの動作にっ 、て適用させたものであり、給紙トレ ィ 1をある程度手動で押し込んでから自動引き込み動作に移行させるようにしたが、 他の装置などへの適用にお 、て全ストロークで自動引き込み動作を行わせるようにし ても良い。
産業上の利用可能性
[0040] 本発明に力かるスライダ部材の自動スライド装置は、スライダ部材を自動的に緩衝 作用を伴ったソフト感でスライドさせることができると共に最終位置に至る時には強い 力でスライドさせることができ、複写機の給紙トレイに限られず、開閉蓋を含む引き出 し構造のもの全般に適用できる。
[0041] 以上、本発明を特定の実施例について説明したが、当業者であれは容易に理解で きるように、本発明の発明概念力 逸脱することなく様々な変形 ·変更が可能であつ て、本発明の発明概念は、添付の請求の範囲に記載された通りである。また、ノ^条 約に基づく優先権主張の基礎となった日本国出願は、それに言及することをもって、 その内容を本願の一部とする。
図面の簡単な説明
[0042] [図 1]本発明が適用された複写機の給紙トレイ部分を示す要部斜視図である。
[図 2]自動得引き込みユニットの分解組立斜視図である。
[図 3]給紙トレイの完全収納状態に対応するラッチング装置及びストライカを示す要部 平面図である。
[図 4]給紙トレイを引き出し始めた状態を示す図 3に対応する図である。
[図 5]給紙トレイをさらに引き出した状態を示す図 3に対応する図である。
[図 6]ストライカが離脱した状態を示す図 3に対応する図である。
[図 7]給紙トレィを弓 Iき込む場合の図 5に対応する図である。
[図 8]給紙トレイの弓 Iき込み荷重の変化を示す図である。
符号の説明
[0043] 1 給紙トレイ
2 ケーシング
3 ストライカ
3a - 3b ピン
4 ラッチング装置 アーム部材
ダンバ収容部
回転ダンバ ラッチ部材
a- 14b- 14c アーム ガイドスロットa 第 1のガイドスロット部b 第 2のガイドスロット部-19 コイルばね

Claims

請求の範囲
[1] 本体 (2)に、その内外方向に向けてスライド可能に配置されたスライダ部材(1)を、 最も内方の位置に対応する第 1の位置に向けて弾発的に付勢するための自動スライ ド装置であって、
前記スライダ部材及び前記本体の!/ヽずれか一方に設けられたストライカ(3)と、 前記スライダ部材及び前記本体の!/ヽずれか他方に設けられたラッチ装置 (4)とを有 し、
前記ラッチ装置が、
前記スライダ部材が第 2の位置力 前記第 1の位置まで移動する間は前記ストライ 力に係合し、前記スライダ部材が前記第 2の位置から外方に向けて離反すると前記ス トライ力から離脱する係合部材(12)と、
前記スライダ部材を前記第 1の位置に向けて移動させる方向に前記係合部材を付 勢する弹発付勢手段(18, 19)と、
前記弹発付勢手段が、前記スライダ部材を、前記第 1の位置に向けて付勢する間 に、前記第 1の位置と前記第 2の位置との間の所定の中間位置に至るまで、前記スラ イダ部材に緩衝力を加える緩衝装置(11)とを有することを特徴とする自動スライド装 置。
[2] 前記ラッチ装置が更にハウジング (5)を有し、前記ストライカが少なくとも 1本のストラ イカピン(3a、 3b)を有し、前記係合部材が、第 1の角度位置と第 2の角度位置との間 を回転し得るように前記ハウジングに枢支されたラッチ部材(12)を有し、前記ラッチ 部材力 前記スライダ部材を内方に引く向きに前記ストライカピンに係合する第 1のァ ーム(14a、 14b)と、前記スライダ部材を外方に押す向きに前記ストライカピンに係合 する第 2のアーム(14c)とを有し、前記ラッチ部材の前記第 1の角度位置力 前記ス ライダ部材の前記第 1の位置に対応し、前記ラッチ部材の前記第 2の角度位置が、前 記スライダ部材の前記第 2の位置に対応し、
前記弹発付勢手段が、前記ラッチ部材が、前記第 1の角度位置と、前記第 1の角度 位置及び前記第 2の角度位置の中間位置である第 3の角度位置との間にあるときに は、前記ラッチ部材を前記第 1の角度位置に向けて付勢し、前記ラッチ部材が、前記 第 3の角度位置と前記第 2の角度位置との間にあるときには、前記ラッチ部材を前記 第 2の角度位置に向けて付勢するように、前記ハウジングと前記ラッチ部材との間に 接続されたばね部材(19)を有し、
前記緩衝装置(11)が、前記ラッチ部材が、前記第 3の角度位置と前記第 3の角度 位置及び前記第 1の角度位置の中間位置である第 4の角度位置との間にあるときに は、前記ラッチ部材を係合し、前記ラッチ部材が、前記第 4の角度位置と前記第 1の 角度位置との間にあるときには、前記ラッチ部材を係合しないことを特徴とする請求 項 1に記載の自動スライド装置。
[3] 前記第 1のアーム(14a、 14b)が互いに別個の 2本のアーム(14a、 14b)を有し、前 記ストライカが追加のストライカピンを有し、前記別個の 2本のアームのそれぞれが、 対応する前記両ストライカピンに、次々〖こ係合するようにしたことを特徴とする請求項 2に記載の自動スライド装置。
[4] 前記ラッチ部材が、アーム部材 (7)を介して前記ハウジングに枢支され、前記ァー ム部材が、第 1の軸線(5a)周りに回転可能に前記ハウジングに支持され、前記ラッ チ部材が、前記第 1の軸線に対して平行な第 2の軸線(10)周りに回転可能に前記ァ 一ム部材に支持され、
前記ラッチ部材が前記ハウジングに設けられた第 1の円弧状ガイドスロット(17)に ガイドされる第 1のガイドピン(16)を有し、前記第 1の円弧状ガイドスロットが、第 1ガ イドスロット部分(17a)と、それに円滑に接続する第 2ガイドスロット部分(17b)とを有 し、第 1ガイドスロット部分(17a)が、前記第 1のガイドピンが前記第 1ガイドスロット部 分に位置するときに前記第 2の軸線が位置する点を曲率中心とし、前記第 2ガイドス ロット部分(17b)が前記第 1の軸線上に曲率中心を有し、
前記アーム部材にロータリダンバをなす前記緩衝装置を受容するダンバ受容部(8 )が設けられ、
前記ロータリダンバが、前記ラッチ部材に設けられたセクタギヤ(13)と嚙合する第 1 のギヤ(l ib)と、前記ダンバ受容部の対応部分に設けられた係合歯 (8b)と嚙合する 第 2のギヤ(11a)が設けられたダンパハウジングと、前記ダンバ受容部の底壁に設け られた、前記第 2の軸線を曲率中心とする第 2の円弧状スロットによりガイドされるよう に前記ダンバハウジングに突設された第 2のガイドピン (8a)とを有し、前記第 1のギヤ が前記ダンバハウジングに対して回転したときに、前記ロータリダンバが緩衝力を発 生し、
前記ラッチ部材が、前記第 3の角度位置と前記第 4の角度位置との間の位置にある ときにのみ、前記ダンバ受容部に設けられた前記係合歯及び前記第 2のギヤが互い に嚙合することを特徴とする請求項 2に記載の自動スライド装置。
[5] 前記ダンバ受容部に設けられた前記係合歯が、前記ダンバ受容部を外囲する周壁 に設けられ、それ以外の前記周壁の部分は平滑な表面をなすことを特徴とする請求 項 4に記載の自動スライド装置。
[6] 前記ばね部材が、前記アーム部材の全角度変位範囲に渡って前記アーム部材を 前記第 1の角度位置に向けて付勢する第 1のばね部材(18)と、前記ラッチ部材が前 記第 3の角度位置と前記第 1の角度位置との間にあるときには前記ラッチ部材を前記 第 1の角度位置に向けて付勢し、前記ラッチ部材が前記第 2の角度位置と前記第 3 の角度位置との間にあるときには前記ラッチ部材を前記第 2の角度位置に向けて付 勢する第 2のばね部材(19)とを有することを特徴とする請求項 4に記載の自動スライ ド装置。
[7] 前記スライダ部材力 前記本体に対して出し入れ可能な引き出し状部材力 なるこ とを特徴とする請求項 1に記載の自動スライド装置。
[8] 前記引き出し状部材が、複写機の給紙トレイカ なることを特徴とする請求項 7に記 載の自動スライド装置。
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