JP2007145300A - 収納体 - Google Patents

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崇 松永
Hideyuki Osanawa
秀之 長縄
Nobuo Watanabe
信夫 渡辺
Junichiro Kako
純一郎 加古
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Abstract

【課題】モータを用いない簡易な構成で、蓋体を容易に開閉することのできる収納体を提供する。
【解決手段】蓋体2の開閉移動に伴って蓋体2と共に移動するレール3と、レール3に設けられたラック4とこれに噛み合うピニオン5と、レール3に往復移動可能に保持され、蓋体2の開閉移動に伴って、レール3に沿って往復移動するとともにガイド部14に沿って移動するスライダ6と、蓋体2の開閉移動に伴って伸縮することで付勢力を蓄積するとともに、付勢力により蓋体2の開動作及び閉動作の少なくとも一方を付勢する付勢部材7とを備え、これらガイド部14,レール3、スライダ4及び付勢部材7が、箱状本体11に後付けにより取り付けられた基板12に設けられている。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば自動車等の車両のインストルメントパネルに設けられるグラブボックスのような収納体に関する。
自動車等の車両のインストルメントパネルに設けられるグラブボックスとして、モータによる駆動力を利用して蓋体を開閉するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に開示されたグラブボックスでは、先ず手動にて蓋体に開操作力又は閉操作力が加えられることでモータが駆動し、その後はモータの駆動力により蓋体が開動作又は閉動作する。
かかるグラブボックスによれば、利用者の簡単な操作によって蓋体を開閉することができる。しかし、モータは高価であるために、グラブボックスのコストが高くなるという問題がある。
特開平2−267038号公報
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、モータを用いない簡易な構成で、蓋体を容易に開閉することのできる収納体を提供することを解決すべき技術課題とするものである。
上記課題を解決する本発明の収納体は、開口部及びガイド部を有する本体と、前記開口部を開閉可能に前記本体に支持された蓋体と、前記蓋体に連結され、該蓋体の開閉移動に連動する連動部材と、前記連動部材に連結機構を介して連結されるとともに前記ガイド部に係合して案内されるピン部を有し、前記蓋体の開閉移動に伴って、該ガイド部と該ピン部との係合により該ガイド部に沿って移動するスライダと、前記蓋体の開閉移動に伴って伸縮することで付勢力を蓄積するとともに、該付勢力により該蓋体の開動作及び閉動作の少なくとも一方を付勢する付勢部材とを備え、前記本体は基板を有し、該基板に、前記ガイド部、前記連動部材、前記スライダ及び前記付勢部材が設けられ、該付勢部材は、一端が該基板又は前記連動部材に固定されるとともに他端が該スライダに固定されていることを特徴とするものである。
この収納体では、蓋体の開閉移動に伴って連動部材が連動すると、連動部材に連結機構を介して連結されたスライダのピン部が本体のガイド部に案内されることで、スライダがガイド部に沿って移動する。このようにスライダが移動すれば、一端が本体の基板又は連動部材に固定されるとともに他端がスライダに固定された付勢部材が伸縮し、この付勢部材に付勢力が蓄積される。
ここで、付勢部材に蓄積される付勢力の大きさ(付勢部材の伸縮量)、付勢力の方向、付勢力を蓄積するタイミングや蓄積された付勢力を放出するタイミングは、ガイド部の形状によって変化する。このため、ガイド部の形状を適切に設定すれば、付勢部材に蓄積された付勢力により、スライダをガイド部に沿って移動させることで、連結機構を介して連動部材を移動させ、この連動部材に連動させて蓋体を開動作又は閉動作させることができる。
このように、本発明の収納体では、蓋体が開閉移動することで付勢部材に付勢力が蓄積され、その蓄積された付勢力によって、蓋体の開動作や閉動作が付勢される。こうして蓋体の開閉移動に伴って予め蓄積された付勢力を利用して、その蓋体の開動作や閉動作を行うことができるので、モータ等の高価な駆動源を別途設ける必要がない。このため、モータを用いない簡易な構成で、蓋体を容易に開閉することが可能となる。したがって、モータ等の高価な駆動源の採用によるコスト高を防止することができる。
また、ガイド部の形状を適切に設定することで、蓋体の開閉移動を付勢する強さやタイミング等を所望のとおりに設定でき、設計の自由度が高くなる。
そして、本発明の収納体では、本体が基板を有し、この基板に、ガイド部、連動部材、スライダ及び付勢部材が設けられている。このため、この基板に対してこれらの部材を設けた状態で、本体に取り付ける前に、これらの部材が適切に作動するかどうかを確認したり、適切に作動するように調整したりすることができる。したがって、これらの部材の作動の確認・調整を容易に行うことが可能となる。また、本体に対して、ガイド部、連動部材、スライダ及び付勢部材の各部材を別個に取り付ける必要がないので、取付作業が容易となる。さらに、本体から基材を取り外すことで、前記作動の調整を行うことができるので、メンテナンス作業も容易となる。
本発明の収納体は、好適な態様において、前記スライダの動きを緩衝することで前記蓋体の開動作又は閉動作を緩衝する第1ダンパをさらに備え、該第1ダンパは前記基板に設けられている。
この収納体では、第1ダンパが、スライダの動きを緩衝することで蓋体の開動作又は閉動作を緩衝するので、開動作時又は閉動作時の衝撃等を無くすことができる。このため、蓋体の開動作及び閉動作がスムースになる。
また、この第1ダンパも前記基板に設けられているので、第1ダンパも含めた前記作動の確認・調整を容易に行うことができる。
本発明の収納体は、好適な態様において、前記連動部材の動きを緩衝することで前記蓋体の開動作又は閉動作を緩衝する第2ダンパをさらに備え、該第2ダンパは前記基板に設けられている。
この収納体では、第2ダンパが、連動部材の動きを緩衝することで蓋体の開動作又は又は閉動作を緩衝するので、開動作時又は閉動作時の衝撃等を無くすことができる。このため、蓋体の開動作及び閉動作がスムースになる。
また、この第2ダンパも前記基板に設けられているので、第2ダンパも含めた前記作動の確認・調整を容易に行うことができる。
ここに、本発明の収納体は、前記スライダの動きを緩衝することで前記蓋体の開動作及び閉動作の一方を緩衝する第1ダンパと、前記連動部材の動きを緩衝することで該蓋体の開動作及び閉動作の他方を緩衝する第2ダンパとをさらに備え、該第1ダンパ及び該第2ダンパが前記基板に設けられていることが好ましい。
この収納体では、第1ダンパが、スライダの動きを緩衝することで蓋体の開動作及び閉動作の一方を緩衝するとともに、第2ダンパが、連動部材の動きを緩衝することで蓋体の開動作及び閉動作の他方を緩衝するので、開動作時及び閉動作時の衝撃等を無くすことができる。このため、蓋体の開動作及び閉動作がスムースになる。
また、これら第1ダンパ及び第2ダンパも前記基板に設けられているので、第1ダンパ及び第2ダンパも含めた前記作動の確認・調整を容易に行うことができる。
本発明の収納体の好適な態様において、前記連結機構は、前記連動部材に設けられたラックと、前記スライダに回転可能に枢支され該ラックに噛み合うピニオンとを備え、前記スライダは、前記蓋体の開閉移動に伴って、前記ガイド部と前記ピン部との係合により該ガイド部に沿って移動するとともに、前記ラックと前記ピニオンとの噛み合いにより該ラックに沿って往復移動する。
この収納体では、蓋体の開閉移動に伴って連動部材が連動すると、スライダのピン部が本体のガイド部に案内されることで、スライダがガイド部に沿って移動するとともに、該スライドに枢支されたピニオンと連動部材に設けられたラックとの噛み合いにより、スライダが連動部材に沿って往復移動する。すなわち、この収納体では、蓋体が開動作又は閉動作することに伴って、スライダがガイド部に沿って移動しながら連動部材に沿って往動(連動部材の一端側から他端側への移動)又は復動(連動部材の他端側から一端側への移動)する。このようにスライダが移動すれば、一端が本体の基板又は連動部材に固定されるとともに他端がスライダに固定された付勢部材が伸縮し、この付勢部材に付勢力が蓄積される。
そして、この収納体では、本体に対して後付けにより取り付けることのできる基板に、ガイド部、ラックが設けられた連動部材、ピニオンを枢支するスライダ及び付勢部材が設けられている。このため、この基板に対してこれらの部材を設けた状態で、本体に取り付ける前に、これらの部材が適切に作動するかどうかを確認したり、適切に作動するように調整したりすることができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ具体的に説明する。
(実施形態1)
本実施形態は、本発明の収納体を、自動車等の車両のインストルメントパネルに設けられるグラブボックスに適用したものである。
本実施形態の収納体は、図1〜図5に模式的に示されるように、本体1と、蓋体2と、連動部材としてのレール3と、連結機構を構成するラック4と、ラック4と共に連結機構を構成するピニオン5と、スライダ6と、付勢部材7と、ワンウエイクラッチギア8と、第1ダンパ9と、第2ダンパ10とを備えている。
本体1は、図1及び図4に示されるように、開口部11aを有する合成樹脂製の箱状本体11と、金属板よりなる基板12とから構成されている。なお、基板12の材質は所望の強度を有するものであれば特に限定されず、合成樹脂等を採用してもよい。基板12は、箱状本体11の一側面にボルト13により、後付により固定されたものである。そして、この基板12には、所定形状(本実施形態では、略三角形状)をもつ溝状のガイド部14が形成されている。
ガイド部14は、図5に拡大図が示されるように、基板12が箱状本体11に固定された状態で、箱状本体11の開口部11aから最も離れた上方位置の閉端部15と、開口部11aに最も近い最下方位置の開端部16と、開口部11aから離れた最上方位置の変曲部17とを有している。閉端部15と開端部16とは、下側の第1連絡部18で連絡されている。開端部16と変曲部17とは、上側の第2連絡部19で連絡されている。変曲部17と閉端部15とは、上側の第3連絡部20で連絡されている。第1連絡部18は、閉端部15から開端部16に向けて、後述する付勢部材7の固定端(渦巻き基端部7a)までの距離が徐々に短くなるように形成されている。第2連絡部19は、開端部16から変曲部17に向けて、後述する付勢部材7の固定端(渦巻き基端部7a)までの距離が徐々に長くなるように形成されている。第3連絡部20は、変曲部17から閉端部15に向けて、後述する付勢部材7の固定端(渦巻き基端部7a)までの距離が徐々に短くなるように形成されている。また、後述する付勢部材7の固定端(渦巻き基端部7a)までの距離で言えば、開端部16が最短で、変曲部17が最長である。
なお、開端部16と変曲部17とを連絡する第2連絡部19は、変曲部17から開端部16に向けて、溝の深さが徐々に深くされており、開端部16の部分で最深となっている。これにより、開端部16と第1連絡部18との間には段部21が設けられ、この段部21により、第1連絡部18から開端部16に落ちたピン部(後述する)が第1連絡部18を逆行することが規制されている。
前記基板12には、レール3、ラック4、ピニオン5、スライダ6、付勢部材7、ワンウエイクラッチギア8、第1ダンパ9及び第2ダンパ10が一体的に設けられている。すなわち、本実施形態の収納体は、まず基板12に対して、レール3、ラック4、ピニオン5、スライダ6、付勢部材7、ワンウエイクラッチギア8、第1ダンパ9及び第2ダンパ10を組み付けて一体品22とし、この一体品22を箱状本体11に固定するとともに、箱状本体11等に対して蓋体2を取り付けることで完成されたものである。
蓋体2は箱状本体11の開口部11aを開閉可能に箱状本体11に支持されている。具体的には、蓋体2は下端に枢支部23を有し、枢支部23は箱状本体11の開口部11a付近の下端に枢支されている。これにより、蓋体2は枢支部23を中心に回動することで開口部11aを開閉する。なお、蓋体2の開閉方向は、図1中、矢印A方向となる。本実施形態では、蓋体2は枢支部23を中心に回動するために、蓋体2が開閉する方向(A方向)は枢支部23を中心とした円弧方向となる。また、開口部11aを閉鎖する位置で蓋体2を本体1の箱状本体11に係止するためのロック機構(図示せず)が設けられている。
レール3は下端に枢支部24を有し、枢支部24は基板12の下端に枢支されている。なお、本実施形態の収納体においては、レール3の枢支部24と蓋体22の枢支部23とが同軸とされている。そして、蓋体2の下端に設けられた脚部25がレール3の下端部に図示しないボルト等により固定されている。なお、前記一体品22を箱状本体11に取り付けるとともに、蓋体2の枢支部23を箱状本体11の下端に枢支した後に、蓋体2の脚部25とレール3とが固定される。これにより、レール3は、蓋体2の開閉移動に伴って蓋体2と共に移動する。すなわち、蓋体2とレール3とは常に連動する。
また、レール3には、レール3に沿って延びるラック4が設けられるとともに、スライダ6がレール3に沿って往復移動可能に保持されている。なお、レール3に対してスライダ6を往復移動可能に保持する手段は特に限定されないが、レール3に沿って延びるスライド溝を両者のうちの一方に形成するとともに、該スライド溝からの脱落が防止されるように該スライド溝に係合しかつ該スライド溝内を往復移動可能な係合突起を両者のうちの他方に形成する手段等を採用することができる。
スライド6には、ラック4と噛み合うピニオン5が回転可能に枢支されている。このピニオン4がラック4と噛み合いつつ回転しながらラック4上を往復移動(昇降)することで、スライダ6がレール3に沿って往復移動(昇降)する。
また、スライダ6には、ガイド部14に係合して案内されるピン部26が設けられている。そして、このスライダ6のピン部26に付勢部材7の一端が取り付けられて固定されている。本実施形態では、付勢部材7は渦巻きばねよりなり、渦巻き基端部7aが、蓋体2と連動するレール3の下端部近傍に固定されている。また、ガイド部14の開端部16にスライダ6のピン部26が在る時、付勢部材7はほぼ自然状態になっており、この付勢部材7には付勢力がほとんど蓄えられていない。この開端部16にピン部26が在る時の付勢部材7の付勢力の有無や大きさは不問である。ただし、開端部16にピン部26が在る時の付勢部材7に蓄えられている付勢力が大きいと、操作者が開状態の蓋体2を閉状態に戻すときに大きな力が必要となるため、操作性が低下する。
なお、付勢部材7の種類は特に限定されず、コイルばね、板バネやゴム等を採用してもよい。また、付勢部材7の両端の固定位置も上述のものに限定されず、渦巻き基端部7aを蓋体2側たるレール3ではなく、本体1側(好適には、基板12)に固定したり、あるいは付勢部材7の前記一端をピン部26ではなく、スライド6の他の部位に固定したりしてもよい。
さらに、スライダ6には、第1ダンパ9と、ピニオン5及び第1ダンパ9間に介在するようにスライダ6に保持され、ピニオン5及び第1ダンパ9間のトルク伝達をオン/オフするクラッチとしてのワンウエイクラッチギア8が設けられている。このワンウエイクラッチギア8は、スライダ6に回転可能に軸支されている。
第1ダンパ9は、ワンウエイクラッチギア8がオン状態となることで、ワンウエイクラッチギア8を介して(例えば、後述するようにワンウエイクラッチギア8の大ギアと噛み合うことで)ピニオン5と噛み合う。そうすると、ワンウエイクラッチギア8を介してピニオン5及び第1ダンパ9間でトルク伝達がなされ、それによりピニオン5の回転に対して適正なブレーキがかかりピニオン5の回転速度が低下する。この第1ダンパ9の具体的な構成としては特に限定されないが、例えば、オイル室内で回転可能に軸支されたギアを有するものとすることができる。かかる構成を有する第1ダンパ9によれば、オイルの粘性抵抗によりギアの回転速度を低下させることで、ダンパ機能を発揮させることができる。なお、本実施形態の収納体では、この第1ダンパ9は、スライダ6の動きを緩衝することで、後述するように蓋体2の開動作を緩衝する。
ワンウエイクラッチギア8は、ピニオン5がラック4を下降しつつ図1〜図4の反時計回り方向に回転するときにオン状態になる一方、ピニオン5がラック4を上昇しつつ図1〜図4の時計回り方向に回転するときに、オフ状態となるように構成されている。なお、ワンウエイクラッチギア8がオフ状態となれば、ピニオン5及び第1ダンパ9間でトルク伝達がなされず、その結果第1ダンパ9は機能しなくなる。
ワンウエイクラッチギア8の構成としては、ピニオン5の回転方向に応じて、二者択一的にオン状態又はオフ状態になるものであれば特に限定されず、例えば、回転軸と、この回転軸に固定され回転軸と共に回転する小ギアと、小ギアが一方向(例えば、反時計回り方向)に回転するときには回転軸と噛み合わず、小ギアが他方向(例えば、時計回り方向)に回転するときには回転軸と噛み合うクラッチと、クラッチに連結されクラッチと共に回転する大ギアとを備えたものとすることができる。このような構成のワンウエイクラッチギア8を採用するときは、ピニオン5とワンウエイクラッチギア8の小ギアとを噛み合い係合させるとともに、第1ダンパ9とワンウエイクラッチギア8の大ギアとを噛み合い係合させることで、ピニオン5が時計回り方向に回転するときは、小ギアが反時計回り方向に回転するので、ワンウエイクラッチギア8をオフ状態とすることができ、ピニオン5が反時計回り方向に回転するときは、小ギアが時計回り方向に回転するので、ワンウエイクラッチギア8をオン状態とすることができる。
さらに、本実施形態の収納体は、一端がレール3の上端付近に結合されるとともに他端が本体1側たる基板12に結合された第2ダンパ10を備えている。
この第2ダンパ10の種類も特に限定されず、例えばショックアブソーバを採用することができる。なお、本実施形態の収納体では、この第2ダンパ10は、レール3の動きを緩衝することで、後述するように蓋体2の閉動作を緩衝する。
上記構成を有する本実施形態の収納体は、以下のように動作する。
図1に示すように、図示しないロック機構により、蓋体2が閉位置に配置された状態(閉状態)では、付勢部材7の一端が取り付けられたスライダ6のピン部26はガイド部14の閉端部15に位置している。このとき、付勢部材7は自然状態から所定量伸縮した状態にあり、付勢部材7には所定の付勢力が蓄積されている。また、この閉状態では、スライダ6はレール3の上端付近に位置してレール3に対して上昇位置に在る。
この閉状態で、図示しないロック機構の操作によりロックを解除すると、付勢部材7の付勢力と、蓋体2の自重とにより、蓋体2が枢支部23を中心に下方(図1の時計回り方向)に回転して、開口部11aを開放し始める。蓋体2が回転すれば、蓋体2の脚部25に固定されたレール3が蓋体2と連動してレール3が枢支部24を中心に図1の時計回り方向に回転する。そうすると、レール3に対して往復移動可能に保持されたスライダ6のピン部26が本体1のガイド部14に案内されることで、ピン部26がガイド部14の第1連絡路18に沿って開端部16に至るまで移動するとともに、スライド6に枢支されたピニオン5とレール3に設けられたラック4との噛み合いにより、ピニオン5がラック4上を下降してスライダ6がレール3に沿って下降する(図2に示す開状態)。このとき、ピニオン5はラック4との噛み合いにより、図1の反時計回り方向に回転しながらラック4上を下降するので、ワンウエイクラッチギア8がオン状態となり、ワンウエイクラッチギア8を介してピニオン5と第1ダンパ9とが噛み合う。そうすると、ワンウエイクラッチギア8を介してピニオン5及び第1ダンパ9間でトルク伝達がなされ、それによりピニオン5の回転に対して適正なブレーキがかかりピニオン5の回転速度が低下する。その結果、第1ダンパ9が機能して、蓋体2の開動作を緩衝し、開動作に伴う衝撃を無くすことができる。
こうして蓋体2が閉状態から開状態になる過程では、スライダ6のピン部26は、ガイド部14の第1連絡路18に沿って閉端部15から開端部16まで移動するが、この第1連絡路18は閉端部15から開端部16に向けて、付勢部材7の固定端(渦巻き基端部7a)までの距離が徐々に短くなっているので、ピン部26が第1連絡路18に沿って閉端部15から開端部16まで移動するに連れて、付勢部材7が付勢力を徐々に開放しつつ縮む。そして、開状態になった時には、スライダ6のピン部26は、上述のとおりガイド部14のうちで付勢部材7の固定端(渦巻き基端部7a)までの距離が最短である開端部16に位置しており、付勢部材7はほぼ自然状態にあり、付勢力7には付勢力がほとんど蓄えられていない。
この開状態から前記閉状態に蓋体2を戻すときは、先ず、操作者が手動により蓋体2を持ち上げることで、蓋体2を枢支部23を中心に上方(図1の反時計回り方向)に回転させる。蓋体2が回転すれば、蓋体2の脚部25に固定されたレール3が蓋体2と連動してレール3が枢支部24を中心に図1の反時計回り方向に回転する。そうすると、レール3に対して往復移動可能に保持されたスライダ6のピン部26が本体1のガイド部14に案内されることで、ピン部26がガイド部14の第2連絡路19に沿って変曲部17に向かって移動するとともに、スライド6に枢支されたピニオン5とレール3に設けられたラック4との噛み合いにより、ピニオン5がラック4上を上昇してスライダ6がレール3に沿って上昇する。このとき、ピニオン5はラック4との噛み合いにより、図1の時計回り方向に回転しながらラック4上を上昇するので、ワンウエイクラッチギア8がオフ状態となる。このため、蓋体2の閉動作時には、第1ダンパ9は機能しない。
この蓋体2が開状態から閉状態になる過程の前期段階(操作者の操作力により蓋体2が上方に回転する段階)では、スライダ6のピン部26は、ガイド部14の第2連絡路19に沿って開端部16から変曲部17まで移動する。この第2連絡路19は開端部16から変曲部17に向けて、付勢部材7の固定端(渦巻き基端部7a)までの距離が徐々に長くなっているので、ピン部26が第2連絡路19に沿って開端部16から変曲部17まで移動するに連れて、付勢部材7が徐々に伸びて、付勢部材7に付勢力が徐々に蓄えられる。そして、ピン部26がガイド部14の変曲部17に至るまで蓋体2を上方に回転させ(図3の閉鎖途中段階)、その後ピン部26が変曲部17を越えてガイド部14の第3連絡路20内に進入すると、この第3連絡路20は、ガイド部14のうちで付勢部材7の固定端(渦巻き基端部7a)までの距離が最長の変曲部17から閉端部15に向かうに連れて、付勢部材7の固定端(渦巻き基端部7a)までの距離が徐々に短くなっていることから、ピン部26が第3連絡路20に沿って変曲部17から閉端部15まで移動するに連れて、付勢部材7は付勢力を開放しつつ徐々に縮む。このため、ピン部26が変曲部17を越えるまで、操作者が蓋体2を上方(図1の反時計回り方向)に回転させれば、その後は操作者が操作力を解放しても蓋体2は付勢部材7の付勢力により自力で上方に回転して、図1の閉状態に戻る。
そして、この蓋体2が開状態から閉状態になる過程の後期段階(付勢部材7の付勢力により自力で閉状態になる段階)では、第2ダンパ10が機能し、蓋体2の閉動作を緩衝して閉動作に伴う衝撃を無くすことができる。
こうして、蓋体2が開状態から閉状態に戻ったときには、スライダ6のピン部26はガイド部14の閉端部15に位置しており、付勢部材7には再び所定の付勢力が蓄積されているので、この付勢部材7はその後に行われる蓋体2の開動作を付勢することができる。
このように、本実施形態の収納体では、蓋体2が閉動作することで付勢部材7に付勢力が蓄積され、その蓄積された付勢力によって、蓋体2の開動作と閉動作の一部とが付勢される。こうして蓋体2の開閉移動に伴って予め蓄積された付勢力を利用して、その蓋体2の開動作や閉動作を行うことができるので、モータ等の高価な駆動源を別途設ける必要がない。このため、モータを用いない簡易な構成で、蓋体2を容易に開閉することが可能となる。したがって、モータ等の高価な駆動源の採用によるコスト高を防止することができる。
また、ガイド部14の形状を適切に設定することで、蓋体2の開閉移動を付勢する強さやタイミング等を所望のとおりに設定でき、設計の自由度が高くなる。
さらに、本実施形態の収納体では、第1ダンパ9により蓋体2の開動作を緩衝するとともに、第2ダンパ10により蓋体2の閉動作を緩衝することができるので、蓋体2の開動作時及び閉動作時の衝撃等を無くすことができる。このため、蓋体2の開動作及び閉動作がスムースになる。
加えて、本実施形態の収納体では、スライダ6に軸支されたワンウエイクラッチギア8により、ピニオン5及び第1ダンパ9間のトルク伝達をオン/オフするので、ワンウエイクラッチギア8の動作が安定かつ静かとなる。
そして、本実施形態の収納体では、本体1の箱状本体11に対して後付けにより取り付けることのできる基板12に、ガイド部14、ラック4が設けられたレール3、ピニオン5、ワンウエイクラッチギア8及び第1ダンパ9を保持するスライダ6、付勢部材7並びに第2ダンパ10が設けられている。このため、この基板12に対してこれらの部材を設けた状態で、これらの部材が適切に作動するかどうかを確認したり、適切に作動するように調整したりすることができる。したがって、これらの部材の作動の確認・調整を容易に行うことが可能となる。また、本体1に対して、これらの各部材を別個に取り付ける必要がないので、取付作業が容易となる。さらに、本体1の箱状本体11から基材12を取り外すことで、前記作動の調整を行うことができるので、メンテナンス作業も容易となる。
なお、前述の実施形態において、付勢部材7としてコイルばねを採用し、このコイルばねの取付方向や取付位置等を変更することにより、コイルばねが圧縮することで付勢力が蓄積されるようにしてもよい。
また、前述の実施形態において、ガイド部14の形状を種々変更することにより、蓋体2の開動作で付勢部材7に付勢力が蓄積されるようにし、その蓄積された付勢力で蓋体2の閉動作を付勢するようにしたり、蓋体2の開動作の一部と閉動作の一部とで付勢部材7に付勢力が蓄積されるようにし、その蓄積された付勢力で蓋体2の開動作の一部と閉動作の一部とを付勢するようにしたりしてもよい。
また、本発明の収納体は、蓋体がスライドすることで開口部を開閉するものであっても適用可能である。
実施形態の収納体に係り、蓋体が閉状態にある収納体を模式的に表す一部断面図である。 実施形態の収納体に係り、蓋体が開状態にある収納体を模式的に表す一部断面図である。 実施形態の収納体に係り、蓋体が閉鎖途中段階にある収納体を模式的に表す一部断面図である。 実施形態の収納体に係り、蓋体が閉状態にある収納体を模式的に表す側面図である。 実施形態の収納体に係り、ガイド部の形状を説明する図である。
符号の説明
1…本体 2…蓋体 3…レール
4…ラック 5…ピニオン 6…スライダ
7…付勢部材 8…ワンウエイクラッチギア
9…第1ダンパ 10…第2ダンパ 11箱状本体
12…基板 11a…開口部 14…ガイド部
26…ピン部

Claims (4)

  1. 開口部及びガイド部を有する本体と、
    前記開口部を開閉可能に前記本体に支持された蓋体と、
    前記蓋体に連結され、該蓋体の開閉移動に連動する連動部材と、
    前記連動部材に連結機構を介して連結されるとともに前記ガイド部に係合して案内されるピン部を有し、前記蓋体の開閉移動に伴って、該ガイド部と該ピン部との係合により該ガイド部に沿って移動するスライダと、
    前記蓋体の開閉移動に伴って伸縮することで付勢力を蓄積するとともに、該付勢力により該蓋体の開動作及び閉動作の少なくとも一方を付勢する付勢部材とを備え、
    前記本体は基板を有し、該基板に、前記ガイド部、前記連動部材、前記スライダ及び前記付勢部材が設けられ、該付勢部材は、一端が該基板又は前記連動部材に固定されるとともに他端が該スライダに固定されていることを特徴とする収納体。
  2. 前記スライダの動きを緩衝することで前記蓋体の開動作又は閉動作を緩衝する第1ダンパをさらに備え、該第1ダンパは前記基板に設けられていることを特徴とする請求項1記載の収納体。
  3. 前記連動部材の動きを緩衝することで前記蓋体の開動作又は閉動作を緩衝する第2ダンパをさらに備え、該第2ダンパは前記基板に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の収納体。
  4. 前記連結機構は、前記連動部材に設けられたラックと、前記スライダに回転可能に枢支され該ラックに噛み合うピニオンとを備え、
    前記スライダは、前記蓋体の開閉移動に伴って、前記ガイド部と前記ピン部との係合により該ガイド部に沿って移動するとともに、前記ラックと前記ピニオンとの噛み合いにより該ラックに沿って往復移動することを特徴とする請求項1、2又は3記載の収納体。
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