WO2006035639A1

WO2006035639A1 - 建設機械の作業装置

Info

Publication number: WO2006035639A1
Application number: PCT/JP2005/017322
Authority: WO
Inventors: Osamu Gokita
Original assignee: Hitachi Construction Machinery Co., Ltd.
Priority date: 2004-09-29
Filing date: 2005-09-14
Publication date: 2006-04-06
Also published as: US20070172343A1; KR101059358B1; JP4077438B2; EP1798344A1; EP1798344B1; EP1798344A4; CN1946907B; KR20070057700A; JP2006097340A; CN1946907A; US7452177B2

Abstract

平行支持部材(23)を、第2ブーム13を挟んで左,右に1本ずつ配置された一対のリンク(24),(27)によって構成し、これらのリンク(24),(27)を第1ブーム(12)と第3ブーム(15)との間にそれぞれ連結する。これにより、第2ブーム(13)がオフセットシリンダ(20)によって左,右方向のうち何れの方向に揺動する。この場合、リンク(24),(27)のうち一方のリンクが第3ブーム(15)を引張って揺動させることにより、第3ブーム(15)、アーム(17)、バケット(18)等を、車体の左側または右側に向けて第1ブーム(12)と平行となるように移動させることができる。この場合、リンク(24),(27)は引張方向の力は受承するが、圧縮方向の力を受承する必要がないので、これらの断面積、重量等を小さくすることができる。

Description

建設機械の作業装置技術分野

本発明は、例えばォフセッ卜ブ ―厶式の油圧ショベルに好適に用いられる設機械の作業装 ftに関する明

背景技術

一般に、建設機械の作業装置としては、例えば作業装置の一部を車体の左側または右書側に平行に移動（ォフセッ卜）させる構成としたちのがあり、このような作業装置は、オフセットブーム式の油圧ショベル等に用いられている（例えば、特開 2 0 0 3 - 9 6 8 1 0号公報、特開 2 0 0 1 - 3 1 7 0 7 6号公報参日召 )

この種の従来技術による油圧シ 3ベルの作業装置は、第 1 , 第 2 , 第 3 ブームからなる 3本のブ —ムを有し、第 1 ブームは、油圧シ 3 ベルの車体に上，下方向に回動可能に設けられているまた、第 1 ブームの先端側には第 2 ブームが左，右方向に揺動可能に設けられ、第 2 ブ一ムの先端側には、第 3 ブ一ムが左，右方向に揺動可能に設けられている。そして、第 3 プームの先端側にはァムが設けられ、ァームの先端側にはパケット等の作業具が取付けられている

また、作業装置には、第 1 ブームを上，下方向に回動させるブームシリンダと、第 2 プ一ムを左 , 右方向に揺動させるオフセットシンダと、ァーム、パケッ卜を回動させるアームシリンダパケッ卜シリンダ等とが設けられている。さらに、従来技術では、例えば第 2 ブームの左側に、第 1 ブームと第 3 ブームとを連結する細長い棒状をした

1本のリンクを設け、この 1 本のリンクと第 2 ブーム等とによって平行リンク機構を構成している

そして、例えば第 2 ブームを左方向に摇動させたとさには、その先端側に設けられた第 3 ブームが U ンクにつて右方向に押動される。これにより、第 3 ブーム、ァーム、パケット等は、第 1 ブームに対して平行な姿勢を保持しつつ、車体の左側に移動（オフセッ ) するまた、第 2 ブームを右方向に揺動させたときには、第 3 ブ一ムがリンクによって左方向に引張られ、第 3 ブーム、アーム、パケット等は、車体の右側に平行に移動する構成となっている。

ところで、上述した従来技術では、第 2 ブムが左方向または右方向に揺動されるときに、 1本の U ンクにつて第 3 ブームを押動したり、これを引張るしとになる。このため、リンクには、第 2 ブームの揺動方向に応じて圧縮方向及び引張方向の大きな力が加わるまた、例えば第 3 ブーム、アーム、パケット等に左向さや右向さの外力が加わった場合にも、リンクには、第 3 ブ一ムを介して圧縮方向の力が付加されたり、引張方向の力が付加される

のため、従来技術では、圧縮方向と引張方向とからなる 2方向の力（特に、圧縮方向の力）に対して 1 本の U ンクが十分な強度をもつ必要がめる。このため、例えばンクの断面積（外径寸法）や重量等を大き <形成する必要が生じ、これによつて作業装置全体が大型化するという問題がある。

しかも、リンクの外径寸法を大きく形成すると、第 2 ブームとリンクとの間の隙間が狭く /よしのため、第

2 ブームとリンクが干渉しない範囲で第 3 ブ —ム等を左，右方向に移動させようとすると、その移動量 (オフセット量）が小さく制限されるという問題がある

また、第 2 ブームとリンクとの間に広い隙間を設ける構成とした場合には、リンクに加わる圧縮方向及び引張方向の力を低減できるものの、リンクが第 2 ブームから離れた分だけ作業装置が左右方向に大型化してしま Ό 。発明の開示

本発明は、上述した従来技術の問 mに鑑みなされたもので、本発明の目的は、リンクの強を十分に確保しつつ、その寸法や重量を抑えることができ、第 3 ブーム等の左，右方向の移動量を制限するとなく、小型 · 軽量化を促進できるようにした建設機械の作を提供することにめる。

上述した課題を解決するために本発明は、建設機械の車体に上，下方向に回動可能に設けられる第 1 ブームと該第 1 ブームの先端側に向に揺動可能に設けられた第 2 ブームと、該第 2 ブームの先端側に左，右方向に揺動可能に設けられた第 3 ブームと、該第 3 ブームに上，下方向に回動可能に設けられ先端側に作業具が取付けられたアームとを備えてなる建設機械の作業装置に適用される。

( 1 ) . そして、本発明が採用する構成の特徴は、第

2 ブームには、第 1 ブームと第 3 ブームとの間に連結され左，右位置にそれぞれ 1 本ずつ配置された一対のリンクからなる平行支持部材を設け、該平行支持部材により前記第 3 ブームを第 1 ブームに対し平行に保持する構成としたことにある

このように構成したことにより、例えば第 2 ブームがお方向に揺動されるとさには、平行支持部材を構成する左側のリンクは、第 3 ブームを左方向に引張つて揺動させつつ、第 1 ブームと第 3 プームとの間で引張方向の力を受承するとができる。のときに右側の U ンクは、圧縮方向の力が加つても、れを受容する必要はない。また、第 2 ブムが左方向に揺動されるときには、右側のリンクは第 3 ブームれ、るにを. 右方向に引張つて揺動させつ抑軽。引を

つ、引張方向の力を受承することができるのとさに左側のリンクは、圧縮方向の力が加ってもれを受承する必要はない。

また、アーム、作業具等を車体の左側または右側の何れに移動させる場合でもれらを第 1 ブームと平行に保持することができ、車体の側方で各種の作業を円滑に行うことができる。この場合、第 2 ブームを左方向または右方向の何れに揺動させたとしても、引張方向の力を受承するリンクと反対側のリンクは圧縮方向の力を受承する必要がない。この結例えばリンクは、その外径寸法、断面積や重量等を張方向のカを受承することが可能な最低限の大きさえて形成でき、の部品を用いることがでる。

従って、リンクや取付けるブラケッ卜等を含めて作業装体を小型量化でき、建設機械の運転効率を高めることができまた、リンクの外径寸法を小さく形成できるので、全体を小型化した状態でも、第 2 ブームと左右のリクとの間に十分な隙間を確保でき、これらを干渉させとなく、第 3 プ一ム等を左，右方向の広い範囲に移動せとができる。これにより、ァ一ム、作業具等の左，右方向の移動量を大きく設定でき、作業装置の性能を高めることができる。また、リンクの外径寸法を小さく形成することによって、オペレー夕からの視界も向上し、狭い作業現場等での作業性を向上させることができる。

( 2 ) . また、本発明によると、平行支持部材を構成する刖己リンクは基端側が一の連結ピンを用いて第 1 ブムに回動可能に連結され先端側が他の連結ピンを用いて第 3 ブームに回動可能に連結される構成とし、前記

U ンクの基端側にはの連結ピンが揷嵌されるピン穴を設けると共にンクの先端側には他の連結ピンが揷嵌されるピン穴を設けこれら 2 つのピン穴のうち何れか一方のピン穴は連ピンが前記リンクの長手方向に移動可能に揷嵌 <±れるピン可動穴として形成する構成としてもよい。

このように構成したとにより、第 2 ブームを左方向または右方向に揺動させることによって、左，右のリンクのうち一方のリンクに引張方向の力が加わるときには、当該リンクのピン可動穴に連結ピンを係合させることができる。これにより一方のリンクによって引張方向の力を確実に受承で第 3 ブームを円滑に揺動させることができる。このとさ仮りに他方のリンクに圧縮方向の力が加わつたとしても、当該リンクのピン可動穴内では連結ピンが U ンクの長手方向に移動することができる。れにより、他方のリンクは圧縮方向の力を受けないので、リンクの座屈損傷等を確実に防止することができる。

( 3 ) . また、本発明によると、基端側が一の連結ピンを用いて第 1 ブームに回動可能に連結され先端側が他の連結ピンを用いて第 3 ブムに回動可能に連結される構成とし、第 1 ブム側にはの連結ピンが揷嵌されるピン穴を設けると共に第 3 ブーム側には他の連結ピンが揷嵌されるピン穴を設けこれら 2 つのピン穴のうち何れか一方のピン穴は連ピンが前記リンクの長手方向に移動可能に揷飲されるピン可動穴として形成する構成としてもよい。

このように構成したとによ Ό 第 2 ブームを左方向または右方向に揺動させることによて、左，右のリンクのうち一方のンクに引張方向の力が加わるときには当該リンクの連結ピンを第 1 ブーム (または第 3 プム ) 側のピン可動穴に係合させることができる。これによ一方のリンクは、請求項 2 の発明の場合とほぼ様に引張方向の力を確実に受承するとができるまたのとき他方のリンクに圧縮方向の力が加わつたとしてち、当該リンクの連結ピンは、第 1 ブーム（または第 3 ブ —ム）側のピン可動穴内でリンクの長手方向に移動で含るので、他方のリンクは圧縮方向の力を受けず

U ンクの座屈、損傷等を確実に防止することができる

( 4 ) . また、本発明によると、ピン可動穴は、 U ンクの長手方向に延びる長穴として形成する構成としてよい

れにより、左，右のリンクのうち方のリンクに引張方向の力が加わるときに、この一方のリンク側では結ピンを長穴の端部側に係合させるとがで引張方向のカを受承することがでさる。このとき、他方の U ンク側では、連結ピンが長穴内で長さ方向に移動で含るので圧縮方向の力を受けず、リンクの座屈、損傷等を石萑実に防止することができる長穴を用いるとにより、連結ピンが長穴内で長さ方向に移動するのを許しつつ、長穴の幅方向に対する連結ピンのがたつき等を防止することができる。

( 5 ) . また、本発明によると、ピン可動穴は、連結ピンの外径よりも大きな穴径を有する大径穴として形成する構成としてもよい。

これにより、左，右のリンクのうち一方のンクに引張方向の力が加わるときに、この一方のリンク側では、連結ピンを大径穴の周壁に係合させることができ、引張方向のカを受承することができる。このとさ他方のリンク側では、連結ピンが大径穴内でリンクの長手方向に移動できるので、圧縮方向の力を受けず、リンクの座屈、損傷等を確実に防止することができる。また大径穴を用いることにより、その穴加工を容易に行うとができ、生産性を高めることができる。

( 6 ) . また、本発明によると、平行支持部材を構成する U ンクは棒状体により形成する構成としてもよい。

のため、例えば左，右のリンクとして小径で軽量な棒状体を用いることができ、リンクを含めて作業装置全体を小型 • 軽量化することができる

( 7 ) · また、本発明によると . 、平行支持部材を構成する U ンクは、第 1 ブームと第 3 ブームとの間で引張方向の力を受承し圧縮方向の力を受けるとぎに変形可能となつた部材により形成する構成としてもよい

この構成によると、例えばチェ —ン、ワイャ等の変形可能な部材を用いて左，右のリンクを形成することがでさるそして、これらのリンクは、弛みなく張つた状態で引張方向の力を安定的に受承でき、圧縮方向の力が加わるときには、リンクが橈みまたは弛むことによって圧縮方向の力を容易に逃すことができる

( 8 さらに、本発明によると、 U ンクを形成する変形可能な部材は、チェ一ンまたはヮィャにより構成してもよい。従って、リンクを形成する変形可能な部材として、チンまたはワイャを用いるとができる。

れにより、例えば汎用的な金属チェ一ン、金属ワイヤ等を用いて作業装置の小型 · 軽量化を促進することがでさ、そのコストダウンを図ることができる図面の単な

明

図 1 は、本明の第 1 の実施の形態に適用されるォフセップム式の油圧シ 3ベルを示す正面図である

図 2 は本明の第 1 の実施の形態による油圧シ 3ベルの作業装を示す正面図である

図 3 は、 2 中の作業置の要部を上側から拡大してみた平面図である。

図 4 は、第 3 ブーム等を右側にオフセッ卜した状態を示す図 3 と同様の平面図である

図 5 は、第 3 ブーム等を左側にオフセッ卜した状態を示す図 3 と同様の平面図である

図 6 は、左，右のリンクの先端側を拡大して示す図 3 中の要部拡大図である

図 7 は、第 1 ないし第 3 ブームと左，右のリンクとを組立てる前の状態で示す平面図である

図 8 は、本発明の第 2 の実施の形による油圧ショベルの作業装置の要部を示す平面図でめる

図 9 は、各リンクチェーンの先端側を拡大して示す図 8 中の要部拡大図である。

図 1 0 は、本発明の第 3 の実施の形態による油圧ショベルの作衣 tの要部を示す平面図で

図 1 1 は、本発明の第 4 の実施の形態による油圧ショベルの作 : 衣 JMの要部を示す平面図でめる。

図 1 2 は、左おのリンクの基端側を拡大して示す図

1 1 中の要部拡大図である。

図 1 3 は、本発明の第 5 の実施の形態による油圧ショベルの作業装置のリンク先端側を拡大してみた要部拡大図である

図 1 4 は、第 3 ブームとリンクとを組立てる前の状態で示す図 1 3 と様位置の要部拡大図である。

図 1 5 は、本発明の第 6 の実施の形態による油圧ショベルの作業装置のリンク基端側を拡大してみた要部拡大図である

図 1 6 は、本発明の第 7 の実施の形態による油圧ショベルの作業装置のリンク先端側を拡大してみた要部拡大図である

図 1 7 は、本発明の第 8 の実施の形態による油圧ショベルの作業装置を示す正面図である

図 1 8 は、図 1 7 中の作業装置の要部を上側から拡大してみた平面図である。発明を実施するための最良の形態

以下本発明の実施の形態による建設機械の作業装置について、添付図面を参照して詳細に説明する

で、図 1 ないし図 7 は第 1 の実施の形態を示している。第 1 の実施の形態では、オフセッ卜ブーム式の油圧ショベルに適用した場合を例に挙げて述べる

図中 1 は第 1 の実施の形態に適用される建設機械としてのォフセッ卜ブーム式の油圧シ 3ベルで、該油圧ショベル 1 は、自走可能な下部走行体 2 と、該下部走行体

2 上に旋回可能に搭載され、下部走行体 2 とせに車体を構成する上部旋回体 3 と、後述の作業装置 1 1 とによつて大略構成されている

1 1 は上部旋回体 3 の前部右側に俯仰動可能に設けられたォフセッ卜ブーム式の作業装置で、該作業装置 1 1 は、図 1 ないし図 3 に示す如 < 、後述の第 1 ブーム 1 2 、第 2 ブーム 1 3 、第 3 ブーム 1 5 、ァ一ム 1 7 、パケッ卜 1 8 、各シリンダ 1 9 ， 2 0 ， 2 1 ， 2 2 、平行支持部材 2 3等によって構成されている。

1 2 は基端側が上部旋回体 3 に上，下方向に回動可能に設けられた第 1 ブームで、該第 1 ブーム 1 2 は、例えば複数の鋼板等を溶接することにより、略四角形の横断面形状を有する中空構造体として形成され、車体の前，後方向に延びている

そして、第 1 ブーム 1 2 の左側面部には、後述する左リンク 2 4 の基端側を取付ける 2個の左ブラケッ卜 1 2

Aと、後述するォフセットシリンダ 2 0 のチュ ―プ側を取付ける他のプラケット 1 2 B とが上，下方向に離間して突設されている。また、右側面部には、後述する右リンク 2 7 の基端側を取付ける 2個の右ブラケッ卜 1 2 C

(一方のみ図示 ) が上，下方向に離間して突設されている。そして、これら各プラケッ卜 1 2 A , 1 2 B， 1 2

Cには円形のピン穴（図示せず）が設けられている。

1 3 は第 1 ブ ―ム 1 2 の先端側に左 , 右方向に揺動可能に設けられた第 2 ブームで、該第 2 ブーム 1 3 は、第

1 ブーム 1 2 とほぼ同様に、例えば略四角形の横断面形状を有する細長い中空構造体として形成され、 mi，後力- 向に延びているまた、第 2 ブーム 1 3 は、その基端側が第 2 ブーム連結ピン 1 4 を用いて第 1 ブーム 1 2 の先端側に連結され、第 1 ブーム 1 2 に対して左，右方向に揺動可能となっている。

そして、第 2 ブーム 1 3 は、後述のオフセットシリンダ 2 0 が縮小，伸長することにより、第 2 ブーム連結ピン 1 4 を中心として左方向または右方向に揺動する。この場合、第 2 ブーム 1 3 の左側面部には、オフセットシリンダ 2 0 のロッド側を取付ける 2個のブラケット 1 3 Aが突設されている。

1 5 は第 2 ブーム 1 3 の先端側に左，右方向に揺動可能に設けられた第 3 ブームで、該第 3 ブーム 1 5 は、第 1 ブーム 1 2 とほぼ同様に、例えば複数の鋼板等を溶接することにより、略四角形の横断面形状を有する中空構造体として形成され、車体の前，後方向に延びている。そして、第 3 ブーム 1 5 は、その基端側が第 3 ブーム連結ピン 1 6 を用いて第 2 ブーム 1 3 の先端側に連結され、第 3 ブーム連結ピン 1 6 を中心として左，お方向に揺動可能となっている。

また、第 3 ブーム 1 5 の左側面部には、左リンク 2 4 の先端側を取付ける 2個の左ブラケット 1 5 Aが上，下方向に離間して突設され、第 3 ブーム 1 5 の右側面部には、右リンク 2 7 の先端側を取付ける 2個の右ブラケット 1 5 B (—方のみ図示）が上，下方向に離間して突設されている。そして、これらのブラケット 1 5 A , 1 5 B には円形のピン穴（図示せず）が設けられている。

ここで、第 1 の実施の形態による作業装置 1 1 は、第 3 ブーム 1 5 を長尺な構造物として形成し、その先端側にアーム 1 7 、バケツ卜 1 8等を設ける構成としている。これにより、第 1 ブーム 1 2 、第 2 ブーム 1 3及び第 3 ブーム 1 5 からなるブーム全体の長さを十分に大きく形成できるので、例えば深穴掘り等の掘削作業を行うときには、ブーム全体を下側に大きく回動させることによつて地面を深く掘下げるとができる。

. 1 7 は第 3 ブーム 1 5 の先端側に上，下方向に回動可能に設けられたアームで、該アーム 1 7 は、第 1 ブーム

1 2 とほぼ同様に、例えば前，後方向に延びる細長い中空構造体として形成されている。そして、アーム 1 7 の s端側は、第 3 ブーム 1 5 の先端側に上，下方向に回動可能に連結されているまた、アーム 1 7 の先端側には、作業具としてのパケッ h 1 8 が回動可能に取付けられてレる

1 9 は上部旋回体 3 と第 1 ブーム 1 2 との間に伸縮可能に設けられたブームシリンダである。このブ一ムシリンダ 1 9 は、他のシリンダ 2 0 , 2 1 2 2 とほぼ同様に、車体の油圧源（図示せず）から圧油が給排されることによって伸長，縮小する。これにより、ブ一ムシリンダ 1 9 は、第 1 ブーム 1 2 を上，下方向に回動させるものである。

2 0 は第 1 ブーム 1 2 と第 2 ブーム 1 3 との間に伸縮可能に設けられたオフセットシリンダである。このオフセッ卜シリンダ 2 0 は図 3 中に仮想線で示す如く、第

2 プ ―ム 1 3 を左方向またはお方向に揺動させるァクチュェ一夕であり、例えば第 2 ブーム 1 3 の左側に配置されている。そして、ォフセットシリンダ 2 0 は、そのチュブ側が第 1 ブーム 1 2 のブラケット 1 2 A , 1 2 B の間に回動可能に連結され、ロッド側が第 2 ブーム 1 3 の各ブラケッ卜 1 3 Aの間に回動可能に連結されている。

また、 2 1 は第 3 プム 1 5 とアーム 1 7 との間に伸縮可能に設けられたァムシリンダで、ァ一ムシリンダ

2 1 はァーム 1 7 を上，下方向に回動させる。 2 2 はァム 1 7 とパケッ卜 1 8 との間に伸縮可能に設けられたパケ V 卜シリンダで、パケットシリンダ 2 2 は、パケッ卜 1 8 を回動させるものである。

次に 2 3 は第 2 ブーム 1 3 に設けられた平行支持部材で該平行支持部材 2 3 は、後述するように第 2 ブーム 1 3 を挟んで左，右に 1本ずつ配置された一対のリンク 2 4 2 7 によつて構成されている。そして、平行支持部材 2 3 は、第 2 ブーム 1 3が左方向または右方向に揺動されるとぎに、第 3 ブーム 1 5 を第 1 ブーム 1 2 と平行に保持するものである。

2 4 は第 2 ブーム 1 3 の左側に設けられた左リンクを示し該左リンク 2 4は、図 3、図 4 に示す如く、第 2 ブーム 1 3 がオフセッ卜シリンダ 2 0 によって右方向に揺動されるときに、第 3 ブム 1 5 を左方向に引張つて揺動させる。これにより、第 3 ブーム 1 5 、ァ一ム 1 7 パケット 1 8等は、第 1 ブム 1 2 に対して平行な姿勢を保持しつつ、車体の右側に移動（オフセット）する構成となつている。

で、左リンク 4 は例えば細長い円柱状の金属

Dッ等の棒状体として形成され、第 2 ブーム 1 3 とほぼ平行に延びている。また左リンク 2 4 の基端側には例えば円形状のピン穴 2 4 Aが設けられ、このピン穴 2

4 A内には、第 1 ブーム 1 2 の各左ブラケット 1 2 Aの間に設けられたリンク連結ピン 2 5 が回動可能に揷嵌されている

また、左リンク 2 4の先端側には、図 6 に示す如く当該 U ンクの長手方向に延びるピン可動穴としての長穴 2 4 Bが設けられている。そして、長穴 2 4 Bのうち最もリンクの先端寄りの部位には第 3 ブーム 1 5 の各左ブラケット 1 5 Aの間に設けられたリンク連結ピン 2 6 が揷嵌（または遊嵌）されている。このリンク連結ピン 2 6 は、長穴 2 4 B内で回転可能となり、かつ長穴 2 4 Bの長さ方向（左リンク 2 4 の手方向）に移動可能となっている。

この場合、長穴 2 4 Bの長さは、リンク連ピン 2 6 の外径よりも長尺に形成され (例えばピン 2 6 の 2 3 倍程度）、長穴 2 4 Bの幅は U ンク連結ピン 2 6 の外径とほぼ等しく形成されているこれより U ンク連結ピン 2 6 は、その径方向のち長穴 2 4 Bの長さに沿つた一定の方向にのみ移動するとができるので、長穴 2

4 Bの幅方向に対する連結ピン 2 6 のがたつき等を防止することができる。

また、長穴 2 4 Βの先端部 ( U ンク連結ピン 2 6 の揷嵌部位）と、ピン穴 2 4 Aとの間の寸法 Lは図 7 に示す如 U ンク連結ピン 2 5 2 6 間の距離とほぼ等しく形成されている。従つて長穴 2 4 Bはの寸法 L 内に納まるように、リンク連結ピン 2 6 の揷嵌部位から左リンク 2 4 のロッド部方向 (ピン穴 2 4 Aの方向）に向けて延ぴている。

のように、左リンク 2 4 はリンク連結ピン 2 5

2 6 を用いて左ブラケッ h 1 2 A 1 5 Aの間に連結され、これらの左ブラケッ h 1 2 A , 1 5 Aと第 2 ブーム 1 3 と共に左側の平行 'J ンク機構を構成している。

こで例えばォフセ V 卜シンダ 2 0 が伸張し、第

2 ブム 1 3が右方向に揺動されるとさには図 4 に示す如ぐ、左リンク 2 4 によつて第 3 ブーム 1 5 を左方向に引張る。このため、左リンク 2 4 には、当該リンクを伸長させる方向の力 F L (以下、引張方向の力 F _L という ) が付加される。また、例えば第 3 ブーム 1 5 、ァーム 1 7 、パケッ卜 1 8等の部材に左側方から外力が加わつた場合にも、左リンク 2 4 には、各部材を第 1 ブーム

1 2 と平行に保持するために、引張方向の力 F しが付加される。

そして、これらの場合には、左リンク 2 4 の長穴 2 4

Bの先端部 (第 3 ブム 1 5側）にリンク連結ピン 2 6 が係合するので、左 U ンク 2 4 は、第 1 ブーム 1 2 と第

3 ブーム 1 5 との間で引張方向の力を受承し、第 3 ブーム 1 5 を第 1 プ ―ム 1 2 と平行に保持することができる。

このとさ、例えば第 3 ブーム 1 5側から右リンク 2 7 に対して、当該リンク 2 7 を圧縮する方向の力（以下、圧縮方向の力という ) が加わったとしても、おリンク 2

7 の長穴 2 7 B内では、リンク連結ピン 2 9 が長穴 2 7

B内を先端部から中間部に向けて僅かに移動することができるので、右リンク 2 7 は圧縮方向の力を受けないで済む。

次に、 2 7 は第 2 ブーム 1 3 の右側に設けられた右リンクを示し、該右リンク 2 7 は、図 5 に示す如く、第 2 ブーム 1 3がオフセッ卜シリンダ 2 0 によって左方向に揺動されるとさに、第 3 ブーム 1 5 を右方向に引張って揺動させるし <<)しにり、第 3 ブーム 1 5 、アーム 1 7 、バケッ卜 1 8等は、第 1 ブーム 1 2 に対して平行な姿勢を保持しつつ、車体の左側に移動（オフセット）する構成となっている。

ししし、右リンク 2 7 は、左リンク 2 4 とほぼ同様に、第 2 ブーム 1 3 とほぼ'平行に延びる金属ロッド等の棒状体からなり、その基端側には例えば円形状のピン穴 2 7 Aが設けられると共に、右リンク 2 7 の先端側には、右リンク 2 7 の長手方向に延びるピン可動穴としての長穴 2 7 Bが設けられている。そして、ピン穴 2 7 Aには、第 1 ブーム 1 2 の各右ブラケット 1 2 Cの間に固定されたリンク連結ピン 2 8が回動可能に揷嵌されている。

また、長穴 2 7 Bの先端部には、第 3 ブーム 1 5 の各右ブラケット 1 5 Bの間に固定されたリンク連結ピン 2 9が回転可能、かつ長穴 2 7 Bの長さ方向（連結ピン 2 9 の径方向）に移動可能に揷嵌されている。このように、右リンク 2 7 は、おブラケット 1 2 C , 1 5 B、第 2 ブーム 1 3 と共に右側の平行リンク機構を構成している。

また、左リンク 2 4 と右リンク 2 7 とは、例えば第 2 ブーム 1 3 を中心として左，右方向両側のほぼ対称な位置に配設され、右リンク 2 7 は、第 2 ブ一ム 1 3 の揺動や側方からの外力等に対して左リンク 2 4 と逆の動作を行う。

即ち、例えばォフセッ卜シリンダ 2 0が縮小し、第 2 プ一ム 1 3 が左方向に揺動されるときには、図 5 に示す如く、右リンク 2 7 によつて第 3 ブーム 1 5 を右方向に引張る。このため、右リンク 2 7 には、当該リンクを伸長させる方向の力 F _R (以下、引張方向の力 F _R という）が付加される。また、例えば第 3 ブーム 1 5 、ァーム 1 7 、バケツト 1 8等の部材に右側方から外力が加わつた場合にも、右リンク 2 7 には、各部材を第 1 ブーム 1 2 と平行に保持するために、引張方向の力 F _Rが付加される。

そして、これらの場合には、右リンク 2 7 の長穴 2 7 Bの先端部 (第 3 ブ―ム 1 5側）にリンク連結ピン 2 9 が係合するので、右 U ンク 2 7 は、第 1 ブーム 1 2 と第

3 プーム 1 5 との間で引張方向の力 F _Rを受承し、第 3 ブーム 1 5 を第 1 ブム 1 2 と平行に保持することがでさる

のとさ例えば第 3 ブーム 1 5側から左リンク 2 4 に対して、当該リンク 2 4 を圧縮する方向の力が加わつたとしても左リンク 2 4の長穴 2 4 B内では、リンク連結ピン 2 6が長穴 2 4 B内を先端部から中間部に向けて僅かに移動するとができるので、左リンク 2 4 は圧縮方向の力を受けないで済む。

のように左，右の U ンク 2 4 2 7 は、圧縮方向の力を受承する必要がないので、例えば引張方向の力 F

L , F _Rを受承するのに必要な最低限の断面積、強度等をもって形成され、従来技術よりも小型のロッドを用いて構成されている。

第 1 の実施の形態による油圧ショベル 1 の作業装置 1 1 は上述の如き構成を有するもので、次にその作動について説明する。

まず、例えば車体の右側で掘削作業等を行うときには、オフセットシリンダ 2 0 を伸長させると、第 2 ブーム 1 3 が右方向に揺動する（図 4参照）。そして、左リンク 2 4が第 3 ブーム 1 5 を引張ることにより、右リンク 2 7 が関与することなく、第 3 ブーム 1 5 が左方向に揺動される。これにより、アーム 1 7 、ゾケット 1 8等を車体の右側に平行に移動でき、この位置で側溝掘り等の掘削作業を行うことができる。

また、オフセットシリンダ 2 0 を縮小させたときには、第 2 ブーム 1 3 が左方向に揺動する（図 5参照）。そして右リンク 2 7 が第 3 ブーム 1 5 を引張ることにより左 U ンク 2 4が関与することなく、第 3 ブーム 1 5が右方向に揺動される。これにより、ァ ―ム 1 7 、パケット

1 8等を車体の左側に平行に移動でき、この位置で側溝掘り等の掘削作業を行うことができる

そして、掘削作業を行っていると含に、例えばパケッ卜 1 8 、アーム 1 7 、第 3 ブーム 1 5等に側方から外力が加わると、この外力は、左，右の U ンク 2 4 2 7 のうち何れか一方のリンクにより引張方向の力 F _r として受承されるので、他方のリンクに圧縮方向の力を加えることなく、アーム 1 7 、パケット 1 8等を第 1 ブ

―ム 1 2 に対して平行に保持することができる。

かくして、本実施の形態によれば第 2 ブーム 1 3 には左，右に 1 本ずつ配置されたリンク 2 4 2 7 からなる平行支持部材 2 3 を設ける構成としている。このため左リンク 2 4 は、第 2 ブーム 1 3 が右方向に揺動されるときに、第 3 ブーム 1 5 を左方向に引張って揺動させつつ、第 1 ブーム 1 2 と 3 ブーム 1 5 との間で引張方向の力 F Lを受承するとができる。このときには、右 U ンク 2 7 の長穴 2 7 B内でンク連結ピン 2 9 が僅かに逃げるとができるから右リンク 2 7 に圧縮方向の力が加わるのを防止するとができる。

ま U ンク 2 7 は第 2 ブーム 1 3が左方向に揺動されるときに、第 3 ブム 1 5 を右方向に引張って揺動させつつ引張方向の力 F Rを受承するとができるのときには、左リンク 2 4 の長穴 2 4 B内でリンク連結ピン 2 6 が僅かに逃げるとができるから、左リンク

2 4 に圧縮方向の力が加わるのを防止するとができるれによ Ό 、アーム 1 7 パケッ卜 1 8等を車体の左側または右側の何れに移動させる場合でも、これらを第

1 ブーム 1 2 と平行に保持することができ、側溝掘り等の作業を円滑に行うしとができる。

この場合、第 2 ブム 1 3 を左方向または右方向の何れに揺動させたとしても、左リンク 2 4 と右リンク 2 7 とは、圧縮方向の力を受承する必要がない。このため、例えばリンク 2 4 , 2 7 は、外径寸法、断面積や重量等を、引張方向の力 F L ， F _Rを受承することが可能な最低限の大きさに抑えて形成でき、小型のリンク 2 4 2

7 を用いることができるまた、リンク 2 4 2 7 を支持する各ブラケッ卜 1 2 A 1 2 C , 1 5 A , 1 5 Bの構造も簡素化することができる。

従つて、リンク 2 4 2 7や各ブラケット 1 2 A , 1

2 C , 1 5 A , 1 5 B をめて作業装置 1 1 全体を小型 • 軽量化でき、しを搭載する油圧ショベル 1 の運転効率を高めるしとができる。そして、左，右のリンク 2

4 2 7 として金属口ッ等を用いることにより、小型でも高い強度をもつリンクを構成でき、耐久性を高めるしとができる

また、 Zc 右のリンク 2 4 2 7 の外径寸法を小さく形成で含るので、装置全体を小型化した状態でも、第 2 ブ —ム 1 3 と U ンク 2 4 2 7 との間に十分な隙間を確保でき、しれらを干渉させるしとな < 、第 3 プ一ム 1 5 等を左，右方向の広い範囲に移動させることができる。しれにより、ァ ―ム 1 7 、パケッ 1 8等の左，右方向の移動量を大きく設定でき、作業装置 1 1 の性能を高めることができる

また、左リンク 2 4の先端側には、第 3 ブーム 1 5側のリンク連結ピン 2 6が移動可能に揷嵌される長穴 2 4 Bを s¾ 、お U ンク 2 7 の先端側には、リンク連結ピン

2 9が移動可能に揷嵌される長穴 2 7 Bを設けたので、例えば左リンク 2 4 に引張方向の力 F _Lが加わるときには長穴 2 4 Bの先端部にリンク連結ピン 2 6 を係合させることがでさる

れにより左リンク 2 4 によつて引張方向の力を確実に受承でさ、第 3 ブーム 1 5 を円滑に揺動させるとができるこのとき、仮りに右リンク 2 7 に圧縮方向の力が加わたとしても、長穴 2 7 B内でリンク連結ピン 2 9が移動するとができこれによって右リンク

2 7が圧縮方向の力を受けるのを防止することができる。

れと同様に、右 U ンク 2 7 に引張方向の力 F _Rが加わるときには長穴 2 7 Bにリンク連結ピン 2 9が係合するので、右 U ンク 2 7 によつて引張方向の力 F _Rを確実に受承できこのとき左リンク 2 4 は長穴 2 4 B内で U ンク連結ピン 2 6 が移動することによて圧縮方向の力を受けないで済む従つて、左リンク 2 4 と右リンク 2 7 の座屈損傷等を確実に防止するとができる。次に、図 8及び図 9 は本発明による第 2 の実施の形態を示している □ 第 2 の実施の形態の特徴は左，右のリンクをチェンにより構成したことにあるなお、第 2 の実施の形態では、第 1 の実施の形態と 1口 i の構成要素に一の符号を付しその説明を省略するのとする。

3 1 はオフセッ卜ブ ―ム式の作業装置で該作業装置

3 1 は、第 1 の実施の形態とほぼ同様に第 1 ブーム 1

2 、第 2 ブム 1 3 、第 3 ブーム 1 5 アーム 1 7 パケッ卜 1 8 各シ U ンダ 1 9 , 2 0 ， 2 1 ， 2 2 と、第 2 ブーム 1 3 に設けられた平行支持部材 3 2等とによて構成されているしかし、平行支持部材 3 2 は、左，右に 1本ずつ配置された後述のチェーン 3 3， 3 6 によつて構成されてい

"cJ o <J , / 、第 1 ブーム 1 2 ' は、第 1 の実施の形態とほぼ同様に、各ブラケッ卜 1 2 A ' , 1 2 B ' , 1 2 C 等を有しているものの、ブラケッ卜 1 2 A ' , 1 2 C にはチェ一ン用の取付部 1 2 D ' が設けられている o 一方、第 3 ブ —ム 1 5 ' のブラケッ卜 1 5 A ' , 1 5 B にもチェ一ン用の取付部 1 5 C ' が設けられている 0

3 3 は第 2 プ一ム 1 3 の左側に設けられた左チェ一ン

¾： T し、該左チェーン 3 3 は、図 8 、図 9 に示す如ぐ、例えば汎用的な金属チ X—ン等からなり、引張方向の力に対して高い強度を有し、圧縮方向の力に対して撓み変形する（または弛む）部材として形成されている。そして、左チェーン 3 3 は、第 1 の実施の形態の左リンク 2

4 とほぼ同様に、第 2 ブーム 1 3 が右方向に揺動されるときに、第 3 ブーム 1 5 ' を左方向に引張って揺動させるものである。

また、左チ X —ン 3 3 の両端側には、例えば汎用的なポル卜等からなるェンドボルト 3 4がそれぞれ設けられている。これらのェンドボル卜 3 4 のうち基端側のェン

Hポルト 3 4は、第 1 ブーム 1 2 ' の左ブラケット 1 2

A ' の取付部 1 2 D ' に締着され、二重ナツ卜 3 5 によて取付部 1 2 D ' に固定されている。また、先端側の

Xンドボル卜 3 4 も同様に、二重ナット 3 5 を用いて第

3 ブーム 1 5 の左ブラケット： 1 5 A ' の取付部 1 5

C ' に固定されている 0

このように、左チェーン 3 3 は、第 1 ブーム 1 2 ' の左ブラケッ卜 1 2 A ' と第 3 ブ一ム 1 5 ' の左ブラケット 1 5 A ' との間に連結され、これらの左ブラケット 1 2 A ' , 1 5 A ' と第 2 ブム 1 3 と共に平行リンク機構を構成している。

そして、左チェーン 3 3 は第 2 ブーム 1 3 が右方向に揺動されたときに、第 1 ブム 1 2 ' と第 3 ブーム 1

5 ' との間で引張方向の力を受承しつつ、第 3 ブーム 1

5 ' を左方向に引張って揺動させよ L 左チェーン

3 3 は、圧縮方向の力を受けるときに撓むことができるので、これによつて圧縮方向の力を逃す構成となってい一方 3 6 は第 2 ブ一ム 1 3 の右側に設けられた右チ

X ―ン ¾：不し、右チェン 3 6 は、左チェ —ン 3 3 とほぼ同様に、例えば両端側に Xンドポルト 3 7 が設けられた金属チェーン等によつて構成されている。そして、基端側のエンドポルト 3 7 は第 1 ブーム 1 2 ' の右ブラケッ卜 1 2 C ' の取付部 1 2 D ' に締着され、二重ナッ卜 3 8 によって固定されているよ / 端側のェンポルト 3 7 も同様に、重ナヅト 3 8 を用いて第 3 ブム 1 5 ' の右ブラケッ卜 1 5 B ' の取付部 1 5 C ' に固定されている。

これにより、右ナエ -ン 3 6 は、右ブラケッ卜 1 2

C ' , 1 5 B ' 、第 2 ブム 1 3 と共に右側の平行リンク機構を構成しているそしてぉナェーン 3 6 は、第

1 の実施の形態のおリンク 2 7 とほぼ同様に、第 2 ブーム 1 3 が左方向に揺動されるときに、第 3 ブーム 1 5 ' を右方向に引張つて揺動させるものである

かくして、このように構成される第 2 の実施の形も、前記第 1 の実施の形能とほぼ同様の作用効果を

とができる。そして特に第 2 の実施の形態では、左右のリンクをチン 3 3 3 6 によつて構成したのでれらのチェ一ン 3 3 3 6 は撓みなく張つた状態で引張方向の力を安定的に受承でさ、圧縮方向の力が加わるときには、チェーン 3 3 ， 3 6が撓むことによって圧縮方向の力を容易に逃すことができる。

このように、金属口ッド等と比較して軽里なチェ一ン

3 3 ， 3 6 を用いることにより作業装置 3 1 の小型 · ト

軽量化を促進することができるまた、チェーン 3 3 ,

3 6 として、汎用的な金属チェ一ン等を用いることができ、コス卜ダウンを図ることがで ¾る。

次に、図 1 0 は本発明による第 3 の実施の形態を示している。第 3 の実施の形態の特徵は、 i , 右のリンクをヮィャによつて構成したことにあるな第 3 の実施の形態ではの実施の形態と同一の構成要素に一の符号を付し、その説明を省略するものとする。

4 1 はォフセッ卜ブ一ム式の作業装置で該作業装置

4 1 は、第 1 の実施の形能とほぼ同様に、第 1 ブーム 1

2 〃、第 2 ブーム 1 3 第 3 ブ一ム 1 5 〃アーム 1 7 パケッ卜 1 8 、各シリンダ 1 9 ， 2 0 ， 2 1 , 2 2 と、第 2 ブーム 1 3 に設けられた平行支持部材 4 2等とによつて構成されている。

しかし、平行支持部材 4 2 は O , もに 1 本ずつ配置された後述のワイヤ 4 3 ， 4 6 によって構成されているまた、第 1 ブーム 1 2 " のブラケット 1 2 A " , 1 2 B " 1 2 C〃のうち、ブラケット 1 2 A 1 2 C " には、ワイヤ用の取付部 1 2 D〃が設けられている。また、第 3 ブーム 1 5 " のブラケット 1 5 A " ， 1 5 B " にも取付部 1 5 C〃が設けられている。

4 3 は第 2 ブーム 1 3 の左側に設けられた左ワイヤを示し、該左ワイヤ 4 3 は、例えば引張方向の力に対して高い強度を有する用的な金属 Vィャ等からなり、橈み変形することによ圧縮方向の力を逃す部材として形成されている。そして、左ワイヤ 4 3 は、第 1 の実施の形態の左リンク 2 4 とほぼ同様に、第 2 ブーム 1 3が右方向に揺動されるときに、第 3 ブ一ム 1 5 〃を左方向に引張って揺動させる

また、左ヮィャ 4 3 は、第 2 の実施の形態の左チェ一ン 3 3 とほぼ同 ¾に、その両端側にェンドポルト 4 4が設けられ、基端側のェンドボル卜 4 4 は、二重ナツ卜 4

5 を用いて第 1 ブ ―ム 1 2 の左プラケッ卜 1 2 A〃の取付部 1 2 D " に固定されている / 、先端側のェンドボル卜 4 4 は、第 3 プーム 1 5 〃の左ブラケット 1 5

A〃の取付部 1 5 C " に固定されている

4 6 は第 2 ブーム 1 3 の右側に設けられた右ワイヤを示し、該右ヮィャ 4 6 は、左ヮィャ 4 3 とほぼ同様に、例えば両端側にェンドポル卜 4 7 が設けられた汎用的な金属ワイヤ等によて構成されている。

3 た、 (― - lらのェンドポルト 4 7 は、第 2 の実施の形態の右チェ一ン 3 6 とほぼ同様に、第 1 ブーム 1 2〃の右ブラケット 1 C " の取付部 1 2 D〃、第 3 ブーム 1

5〃の右ブラケッ卜 1 5 Β〃の取付部 1 5 C〃にそれぞれ締着され、二重ナッ卜 4 8 を用いて固定されている。そして、右ヮィャ 4 6 は、第 1 の実施の形態の右リンク

2 7 とほぼ同様に、第 2 ブーム 1 3 が左方向に揺動されるときに、第 3 プ一ム 1 5〃を右方向に引張って揺動させるものである。

かくして、このように構成される第 3 の実施の形態で、刖第 1 ，第 2 の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。そして、特に本実施の形態では、左，右のリンクをワイャ 4 3 , 4 6 によつて構成したので、作業装置 4 1 の小型 • 軽量化ゃコス卜ダウンをさらに促進するとができる

次に、図 1 1 及び図 1 2 は本発明による第 4 の実施の形態を示している 4 の実施の形態の特徵は、左のリンクの基端側に長穴を設ける構成としたことにあるなお、第 4 の実施の形では、第 1 の実施の形と同一の構成要素に一の符号を付し、その説明を省略するものとする。

5 1 は第 1 の実施の形態とほぼ同様に構成されたオフセッ卜ブーム式の作業装置、 5 2 は該作業装置 5 1 を構成する平行支持部材で該平行支持部材 5 2 は 2n , 右に 1本ずつ配置された u ンク 5 3 , 5 4 によつて構成されている。

しかし、左 U ンク 5 3 の基端側には、その長手方向に延びる長穴 5 3 Aが設けられ、この長穴 5 3 A内には、第 1 ブーム 1 2 のリンク連結ピン 2 5 が回転可能かつ長穴 5 3 Aの長さ方向 (左リンク 5 3 の長手方向）に移動可能に揷嵌されている

よた、 i. U ンク 5 3 の先端側には、例えば円形状のピン穴 5 3 Bが設けられこのピン穴 5 3 B内には、第 3 ブーム 1 5 の U ンク連結ピン 2 6が回転可 H に揷嵌されている。これにより、左リンク 5 3 は、圧縮方向の力が加わるときにこの力を基端側の長穴 5 3 Aによつて受けない構成となつている

一方、右 U ンク 5 4 も、左リンク 5 3 とほぼ同様に構成され、その基端側には、第 1 ブーム 1 2 のリンク連結ピン 2 8が回転可能、かつ長さ方向に移動可能に揷嵌 i れる長穴 5 4 Aが設けられていよ 1こ、右リンク 5 4 の先端側には、第 3 ブーム 1 5のリンク連結ピン 2 9が回転可能に揷嵌される円形状のピン穴 5 4 Bが設けられている。

かくして、このように構成される第 4の実施の形態でも、前記第 1 の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。そして、特に本実施の形態では、左，おのリンク 5 3 , 5 4の基端側に長穴 5 3 A, 5 4 Aを設ける構成としたが、第 1 の実施の形態に用いたリンク 2 4 , 2 7 を前，後を逆にして用いればよい。

次に、図 1 3及び図 1 4は本発明による第 5 の実施の形態を示している。第 5 の実施の形態の特徴は、第 3 ブ —ムのブラケットに長穴を設ける構成としたことにある。なお、本実施の形態では、第 1 の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。

6 1 はオフセットブーム式の作業装置で、該作業装置 6 1 は、第 1 の実施の形態とほぼ同様に、第 1 ブーム、アーム、パケット（何れも図示せず）と、第 2 ブーム 1 3 と、後述の第 3 ブーム 6 2、平行支持部材 6 3等とによって構成されている。

6 2 は第 2 ブーム 1 3 の先端側に左，右方向に揺動可能に設けられた第 3 ブームで、該第 3 ブーム 6 2 には、第 1 の実施の形態とほぼ同様に、左ブラケット 6 2 Aと右ブラケット 6 2 Bとが突設されている。しかし、左ブラケット 6 2 Aには、図 1 4 に示す如く、第 1 の実施の形態の長穴 2 4 B とほぼ同様の形状をもつピン可動穴としての長穴 6 2 Cが設けられ、右ブラケット 6 2 Bにも他の長穴 6 2 Dが設けられている。そして、これらの長穴 6 2 C , 6 2 Dは、リンク 6 4 , 6 5のほぼ長手方向に延びている。

6 3 は第 2 ブーム 1 3 に設けられた平行支持部材を示し、該平行支持部材 6 3 は、第 1 の実施の形態とほぼ様に、左，右に 1 本ずつ配置されたリンク 6 4 , 6 5 によって構成されている。ここで、リンク 6 4 , 6 5 の基端側には、リンク連結ピン (図示せず）がそれぞれ固定され、これらのリンク連結ピンは、第 1 ブームの左右のブラケッ卜に設けられた例えば円形状のピン穴（図示せず）に回動可能に揷嵌されている。

また、左リンク 6 4の先端側には円形のピン穴 6 4 A が設けられ、このピン穴 6 4 Aと第 3 ブーム 6 2 の左ブラケット 6 2 Aの長穴 6 2 C内には、リンク連結ピン 6 6 が揷嵌されている。この場合、リンク連結ピン 6 6 は、長穴 6 2 C 内で回転可能、かつ長穴 6 2 C の長さ方向

(左リンク 6 4の長手方向）に移動可能となつている一方右リンク 6 5 の先端側には円形のピン穴 6 5 A が設けられ、のピン穴 6 5 Aと右ブラケッ卜 6 2 Bの長穴 6 2 D内に他のリンク連結ピン 6 7 が揷嵌されているの但 A口リンク連結ピン 6 7 は、長穴 6 2 D内で回転可能、かつ長さ方向に移動可能な状態で揷嵌 eれている。

かくして、のように構成される第 5 の実施の形態でも、刖記第 1 の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる

次に図 1 5 は本発明による第 6 の実施の形態を示している第 6 の実施の形態の特徴は、第 1 ブームのブラケッ卜に長穴を設ける構成としたことにある。なお、本実施の形能では、第 1 の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする 7 1 はォフセッ卜ブーム式の作業装置で、該作業装置

7 1 は、第 1 の実施の形 mとほぼ同様に、後述の第 1 ブ一ム 7 2 、平行支持部材 7 3 と、第 2 ブ一ム 1 3 と、第

3 ブ —ム、アーム、パケッ卜 (何れも図示せず）等とにつて構成されている。

7 2 は作業装置 7 1 の基端側を構成する第 1 ブームで、該第 1 ブーム 7 2 には、第 1 の実施の形態とほぼ同様に、ブラケッ卜 7 2 A ， 7 2 B ， 7 2 Cが突設されている。しかし、左ブラケッ卜 7 2 Aには、第 1 の実施の形態の長穴 2 4 B とほぼ同様の形状をもつピン可動穴としての長穴 7 2 Dが設けられ、右ブラケット 7 2 Cにも他の長穴 7 2 Eが設けられているそして、これらの長穴 7 2

D 7 2 Eは、リンク 7 4 , 7 5 のほぼ長手方向に延びている

7 3 は第 2 ブ一ム 1 3 に設けられた平行支持部材で、該平行支持部材 7 3 は、第 1 の実施の形態とほぼ同様に、左右に 1 本ずつ配置されたリンク 7 4 ， 7 5 によって構成されている。しし、 U ンク 7 4 , 7 5 の先端側には、第 5 の実施の形態とほぼ同様に、リンク連結ピン (図示せず）がそれぞれ揷嵌され、これらのリンク連結ピンは、第 3 ブームの左，右のブラケットに設けられた例えば円形状のピン穴に回動可能に揷嵌されている。

また、左リンク 7 4の基端側には、リンク連結ピン 7 6 が設けられ、このリンク連結ピン 7 6 は、第 1 ブーム 7 2 の左ブラケット 7 2 Aの長穴 7 2 D内に揷嵌されている。この場合、リンク連結ピン 7 6 は、長穴 7 2 D内で回転可能、かつ長穴 7 2 Dの長さ方向（左リンク 7 4 の長手方向）に移動可能となっている。

一方、右リンク 7 5 の基端側には他のリンク連結ピン 7 が設けられ、 (―のリンク連結ピン 7 7 は、右ブラケッ 7 2 Cの長穴 7 2 E内に回転可能、かつ長さ方向に動記次かのいを 8 77ト 1

能な状態で揷嵌されている

して、このように構成される本実施の形锥でも、、

刖 1 ，第 4，第 5 の実施の形とほぼ口 J様の作用効侍るとができる

に 6 は本明による第 7 の実施の形態を示し、の実施形態の特徴は、ピン可動穴として大径穴を用る構成したことにるなお、本実施の形能では、第の実施形と同一の 1β成に一の符号を付し、そ明を略するちのとする。

は才セ V 卜ブーム式の作業装置で、該作業置

8 は、第 1 の実施の形態とほぼ同様に、第 1 ブ ―ム、ァム、パケッ卜 (何れも図示せず）と、第 2 プ ―ム 1 3 3 ブ ―ム 1 5 と、後述の平行支持部材 8 2 とにて構成されている。

8 2 は第 2 ブム 1 3 にけられた平行支持部材で、平行支持部材 8 22 はは、、第 1 の実施の形態とほぼ同様に、左 , 右に 1 本ずつ配配置置さされたリンク 8 3 ， 8 4 によつて構成されている。そそししてて、リンク 8 3 , 8 4 の基端側は、連結ピン等を用いて第 1 ブームの左，右のプラケッ卜 (何れも図示せず）に回動可能に連結されている。

また、左リンク 8 3 の先端側には、例えば円形状をなすピン可動穴としての大径穴 8 3 Aが設けられ、この大径穴 8 3 Aは、リンク連結ピン 2 6 の外径よりも大きな穴径に形成されている。そして、大径穴 8 3 Aのうち最も左リンク 8 3 の先端寄りの部位には、第 3 ブーム 1 5 側に設けられたリンク連結ピン 2 6 が揷嵌（または遊嵌）されている。そして、このリンク連結ピン 2 6 は、大径穴 8 3 A内で回 ¾5可能となり、かつ左リンク 8 3 の基端側に向けて当該リンクの長手方向に移動可能となつている

一方、右リンク 8 4の先端側にも、例えば円形状の大径穴 8 4 Aが設けられ、この大径穴 8 4 Aは、リンク連結ピン 2 9 のよ Ό も大きな穴径に形成されているそして、大径穴 8 4 A内には、第 3 ブーム 1 5側に設けられたリンク連結ピン 2 9が回転可能、かつ右リンク 8

4 の長手方向に移動可能な状態で揷嵌されている。

かくして、このように構成される第 7 の実施の形態で . 、

¾、刖記第 1 の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。そして、特に本実施の形態では、ピン可動穴として、例えば円形状の大径穴 8 3 A , 8 4 Aを設ける構成としたので、れらの穴加工を容易に行うことができ、生産性を高めることができる。

次に、図 1 7及び図 1 8 は本発明による第 8 の実施の形態を示している第 8 の実施の形態の特徴は、第 1 の実施の形態と比較して短尺な第 3 ブームを有する作業装置に適用したことにある。なお、本実施の形態では、第

1 の実施の形 t同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するのとする。

9 1 はオフセッ卜ブ ―ム式の油圧ショベルに搭載される作業装置で、該作業装置 9 1 は、図 1 7 、図 1 8 に示す如く、第 1 の実施の形態とほぼ同様の第 1 ブーム 1 2 、第 2 ブ —ム 1 3 、ァ一ム 1 7 、パケット 1 8 、各シリンダ 1 9 ， 2 0 ， 2 1 ， 2 2 、平行支持部材 2 3 と、後述のァ —ム支持体 9 2等とによって構成されている

9 2 は作業装置 9 1 の第 3 ブームを構成するァーム支持体で、該ァ一ム支持体 9 2 は、例えば複数の鋼板等を溶接することにより、第 1 の実施の形態の第 3 ブ一ム 1

5 よも短尺な中空構造体として形成されている。そして、ァーム支持体 9 2 は、第 2 ブ一ム 1 3 の先端側に左右方向に揺動可能に連結され、ァ一ム支持体 9 2 の先端側には、アーム 1 7が上 , 下方向に回動可能に連結れている

また、アーム支持体 9 2 の左側面部には、第 3 ブーム

1 5 の場合とほぼ同様に、上，下の左ブラケッ卜 9 2 A が突設され、これらの左ブラケット 9 2 Aの間には、 U ンク連結ピン 2 6 を用いて左リンク 2 4 の長穴 2 4 Bが連結されている。

一方、アーム支持体 9 2 の右側面部には、図 1 8 に示す如 < 、上，下の右ブラケッ卜 9 2 B (一方のみ図示 ) が突設され、これらの右ブラケット 9 2 Bの間には、 U ンク連結ピン 2 9 を用いて右リンク 2 7 の長穴 2 7 Bが連結されている。また、アーム支持体 9 2 とァ一ム 1 7 との間には、ァ一ムシりンダ 2 1 ' が設けられているか < して、このように構成される第 8 の実施の形態で

¾、 -ヽム

記第 1 の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。そして、特に本実施の形態では、短尺なァ一ム支持体 9 2 を有する作業装置 9 1 にも用できるので、適用範囲を広げることができる

なお、前記第 1 の実施の形態では、のリンク 2

4 , 2 7 に長穴 2 4 B， 2 7 B を設ける構成としノしかし、本発明はこれに限らず、左，右のリンクとして、例えば長さ方向に伸縮可能に形成され所定の最大寸法

Ό ¾伸長するのを規制された伸縮式のロッド等を用いる構成としてもよい。

また、第 2 の実施の形態では、チェ―ン 3 3 ？ 3 6 を用いて U ンクを構成し、第 3 の実施の形では、ヮィャ

4 3 4 6 につてリンクを構成する場合を例に挙げて述ベたしかし、本発明はれに限らず例えばリンクの部を金属 Πッド等につて形成し他の部位をチェンヮィャの部材にて形成する成としてもよ等 ^m ί

また図 1 6 に示す第 7 の実施の形能は、リンク 8

3 8 4の先端側に大径穴 8 3 A 8 4 Aを設ける構成としたしかし、本発明はれに限らず例えば図 1 1 図 1 2 に示す第 4の実施の形態の場合にリンク 5 3

5 4 の基端側に大径穴を設ける構成としてもよの場合には、第 4 の実施の形で用いた U ンク 5 3 , 5 4 の基端側に、長穴 5 3 A 5 4 Aに代えて円形状の大径穴をそれぞれ設け、これらの大径穴内には、第 1 ブ ―ム

1 2側に固定されたリンク結ピン 2 5 2 8 を回転可能かつリンクの長手方向に移動可能に揷嵌する構成とすればょレ

また、本発明では例ば図 1 3 図 1 4 に示す第 5 の実施の形態の場合に第 3 プ ―ムのブラケッ卜側に大径穴を設ける構成としてちいの場合には、第 5 の実施の形態で用いた第 3 プム 6 2 のブラケット 6 2 A

6 2 B に、長穴 6 2 C ， 6 2 Dに代えて円形状の大径穴をそれぞれ設けれらの穴内には、リンク 6 4

6 5 の先端側に設けられたリンク連結ピン 6 6， 6 7 を回転可能、かつ U ンクの長手方向に移動可能に揷嵌する構成とすればよい

さらに、本発明では例えば図 1 5 に示す第 6 の実施の形態の場合に第 1 ブムのブラケッ卜側に大径穴を設ける構成としてもよいこの合には、第 6 の実施の形態で用いた第 1 ブーム Ί 2 のブフケッ卜 7 2 A， 7 2

Cに、長穴 7 2 D， 7 2 Eに代えて円形状の大穴をそれぞれ設け、これらの大径穴内には、リンク 7 4 ， 7 5 の基端側に固定されたリンク連結ピン 7 6 ， 7 7 を回転可能、かつリンクの長手方向に移動可能に揷嵌する構成とすればよい。

一方、図 1 8 に示す第 8 の実施の形態では、ァ —ム支持体 9 2 を有する作業 ¾si Ιβ. 9 1 に άζ. , の U ンク 2 4 ,

2 7 を用いる構成とした。しかし、本発明はこれに限らず、作業装置 9 1 に対して、例えば第 2 ないし第 4 の実施の形態で用いたチェ一ン 3 3 3 6 、ヮィャ 4 3 ， 4

6 、リンク 5 3 ， 5 4等を適用してもよい ο

また、実施の形態では、才フセッ卜ブ ―ム式の油圧ショベル 1 に適用した場合を例に挙げて述ベたが、本発明はこれに限らず、ブームを備えた他の建き Ρ又 ¾■機械にも広く適用できるものである W

ο

Claims

請求の範囲

1 . 建 = &機械の車体に上，下方向に回動可能に設けられる第 1 ブ ―ムと、該第 1 ブームの先端側に左 , 右方向に揺動可能に設けられた第 2 ブームと、該第 2 ブームの先端側に左，右方向に揺動可能に設けられた第 3 ブームと、該第 3 ブームに上，下方向に回動可能に設けられ先端側に作業具が取付けられたァ一ムとを備えてなる建設機械の作業装置において、

前記第 2 ブ ' ~厶 ίし、刖 d第 1 ブームと第 3 ブームとの間に連され左，右位置にそれぞれ 1本ずつ配置された一対の U ンクからなる平行支持部材を設け、該平行支持部材により前記第 3 ブ —ムを第 1 プ一ムに対し平行に保持する成としたことを特徴とする建設機械の作業装置。

2 . 前記平行支持部材を構成する記リンクは、基側が一の連結ピンを用いて前記第 1 ブ一ムに回動可能に連結され先端側が他の連結ピンを用いて前記第 3 ブームに回動可能に連結される構成とし、刖記リンクの基端側には前記一の連結ピンが揷嵌されるピン穴を設けると共に前記リンクの先端側には前記他の結ヒ'ンが挿嵌されるピン穴を設け、これら 2つのピン穴のうち何れか一方のピン穴は、前記連結ピンが lu記 U ンクの長手方向.に移動可能に揷嵌されるピン可動穴として形成してなる請求項 1 に記載の建設機械の作業装置。

3 . 前記平行支持部材を構成する前記リンクは、基端側が一の連結ピンを用いて前記第 1 ブ一ムに回動可能に

¾結され先端側が他の連結ピンを用いて前記第 3 ブ一ム

,、力- に回動可能に連結される構成とし、刖記第 1 プ一ム側には前記一の連結ピンが揷嵌されるピン穴を設けると共に刖 e己 3 ブーム側には前記他の連結ピンが揷嵌されるピン穴を又け、これら 2つのピン穴の Όち何れか一方のピン穴は、前記連結ピンが前記リンクの長手方向に移動可能に揷嵌されるピン可動穴として形成してなる請求項 1 に pc ¾kの建設機械の作業装置

、

4 . 記ピン可動穴は、記リンクの長手方向に延びる長穴として形成してなる請求項 2 または 3 に記載の建設機械の作業装

5 . 刖記ピン可動穴は、前記連結ピンの外径よりも大きな穴径を有する大径穴として形成してなる爾求項 2 または 3 に記載の建設機械の作業装置

ーヽ，

6 . 刖記平行支持部材を構成するしリンクは棒状体により形成してなる請求項 1 に記載の設機械の作未

-.、 '-

7 . 記平行支持部材を構成する刖記リンクは、前記第 1 ブ一ムと第 3 ブームとの間で引張方向の力を受承し圧縮方向の力を受けるときに変形可能となった部材により形成してなる求項 1 に記載の建設機械の作業装

、

8 . 刖記リンクを形成する変形可能な部材は、チ X一ンまたはワイヤである請求項 7 に ed載の建設機械の作業装置。