JP5289372B2 - 作業機のブームロック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ブームを備えたトラクタ・ローダ・バックホー等の作業機のブームロック装置に関する。
従来、TLBに適用されるバックホーの回動ロック構造が知られている。
この回動ロック構造は、枠体に縦軸を介してスイングブラケットを支持し且つこのスイングブラケットに横軸を介してブームを支持したバックホーに適用するものであって、ブームに取り付けられたロック板にピン孔が形成され、このピン孔が、ブームを略収納姿勢にしたときに枠体とスイングブラケットとに形成されたピン孔と同芯となってロックピンが挿入可能となることで、ブームの回動をロックしている(特許文献1参照)。
実開平1−174456号公報
しかしながら、上記従来のバックホーの回動ロック構造は、ロック板を介して、ブームとスイングブラケットとの間でロックを行うものであって、スイングブラケットのスイング時に長いロック板が邪魔になると共に、ロック板のピン孔に応力が集中する問題がある。
本発明は、このような点に鑑みて、ブームの背面側のブームシリンダに係止部を設けて、この係止部にロックピンに設けた嵌合部を嵌合することで、ブームシリンダをロックすることにより集中する応力を減らすことができると同時に、コンパクトに構成できるようにした作業機のブームロック装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は、以下の技術的手段を採用した。
第1に、機体2に縦軸3を介して枢支されたスイングブラケット4と、このスイングブラケット4にブーム横軸5を介して枢支され且つ先端側で作業具6を支持するブーム7と、このブーム7の背面側に配置され且つ前記スイングブラケット4にシリンダ横軸8を介して下端部が枢支されたブーム用のブームシリンダ9とを備えている作業機のブームロック装置であって、
前記スイングブラケット4とブームシリンダ9との間には前記スイングブラケット4に設けられたロックステー10とこのロックステー10に挿脱自在なロックピン11とが配備され、このロックピン11は、前記ブームシリンダ9に設けられた係止部12と嵌合可能な嵌合部13を有していることを特徴とする。
第2に、前記ロックピン11の嵌合部13とブームシリンダ9の係止部12とは、一方が棒状部材であり、他方が前記棒状部材に嵌合する略U字型部材であって、この略U字型部材は、前記棒状部材がブーム下降時に動く方向に対して略直交する当接面14で前記棒状部材と当接していることを特徴とする。
第3に、前記機体2上に操縦部15が設けられており、
前記ロックピン11は、上方突出した挿脱用の挿脱把持部16を有していて、
前記ロックステー10は、下部から上部にかけて前記操縦部15に近づく方向に傾斜していてロックピン11を操縦部15側から挿脱自在なピン孔17を穿設していることを特徴とする。
これらの特徴により、スイングブラケット4とブームシリンダ9との間でロックステー10に挿脱自在で且つブームシリンダ9の係止部12と嵌合可能な嵌合部13を有したロックピン11を配備することで、運搬時における上昇位置で回動をロックしたときのブーム7及び作業具6等の荷重を、より機体2に近いブームシリンダ9を介して支える、つまり
テコの原理によりブーム7の回転中心からより離れた方が、ロックステー10やロックピン11にかかる応力を小さくでき、部材のコンパクト化が図れる。
また、ロックピン11の嵌合部13とブームシリンダ9の係止部12とは、一方が棒状部材で、他方が略U字型部材であって、この略U字型部材に棒状部材がブーム下降時に動く方向に対して略直交する当接面14を設けることで、ブーム7が下降するときにロックピン11にかかるブーム7等の荷重を、略U字型部材が真正面で受け止められるため、係止部12と嵌合部13とが容易に嵌合できると共に、嵌合状態が確実に保持される。
さらに、ロックステー10に操縦部15に近づく方向に傾斜し且つ挿脱把持部16を有したロックピン11を操縦部15側から挿脱自在なピン孔17を穿設することで、車体から降りなくとも、操縦部15からロックピン11の挿脱が可能となり、ブームロックの操作性が向上する。
本発明によると、ブーム背面側のブームシリンダに係止部に、ロックピンに設けた嵌合部を嵌合することで、ブームシリンダをロックした際の応力集中を抑え、部材のコンパクト化を図ることができる。
本発明に係るブームロック装置を備えた作業機の側面図である。 ブームロック装置の要部側面図である。 ブームロック装置の斜視図である。 ブームロック装置の平面図である。 ブームロック装置の要部斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1〜5には、本発明に係る作業機(トラクタ・ローダ・バックホー)21のブームロック装置1が示されている。
図1は、図示しないトラクタの後部に着脱自在に取り付けられるバックホーBを図示している。なお、トラクタの前部にフロントローダ(図示省略)を設けると共に、後部に図1に示すバックホーBを設けることにより、トラクタ・ローダ・バックホー(作業機)21が構成される。
前記バックホーBは、トラクタの後部に着脱自在に連結される機体(メインフレーム)2と、この機体2の後部に上下方向の縦軸3回りに左右揺動自在に支持されたスイングブラケット4と、このスイングブラケット4を左右に揺動するためのスイングシリンダ22と、スイングブラケット4に取り付けられた掘削作業装置23と、この掘削作業装置23の後述するブーム7の昇降をロックするブームロック装置1とを備えている。
なお、バックホーBの前後方向は、トラクタの前後方向と一致させている。
前記機体2の上部には、コントロールボックス24、運転席25等を有する操縦部15が設けられ、機体2の左右両側にはアウトリガー装置26が配備されている。
機体2は、後部が二股状とされていてスイングブラケット4を支持する上下1対の支持部2aが設けられている。また、スイングブラケット4は、前部が二股状とされ、前記支持部2aと連結される上下1対の軸受部4aが設けられており、上下各軸受部4aが機体2の上下支持部2aに縦軸3を介してそれぞれ連結されている。
掘削作業装置23は、前記スイングブラケット4に左右方向にのびるブーム横軸5回りに昇降自在に枢支連結されたブーム7と、このブーム7の先端側に横軸回りに揺動自在に枢支連結されたアーム28と、このアーム28の先端側に横軸回りにスクイ・ダンプ動作自在に枢支連結されたバケット(作業具)6とを備えている。
また、掘削作業装置23は、前記ブーム7の背面側に配置され且つブーム7を昇降させるブーム用のブームシリンダ9と、前記アーム28を揺動させるアーム用のアームシリンダ29と、バケット6をスクイ・ダンプ動作させるバケット用のバケットシリンダ30とを備えており、各シリンダ9、29、30は油圧シリンダからなる。
図1に示すように、ブーム7は、側面視でくの字状のブーム本体部31を有しており、このブーム本体部31の先端部(上端部)側にアーム取付部32が形成されている。ブーム本体部31の基部(下端部)には、ブーム7をスイングブラケット4にブーム横軸5を介して枢支するためのブーム連結部33が形成され、ブーム本体部31の長手方向中途部であってブーム7背面側にブームシリンダ9の上端部とアームシリンダ29の基部を連結枢支するシリンダ連結部34が形成されている。
ブーム本体部31は、先端部から基部までが上下側壁および左右側壁によって筒状または箱状とされ、横断面が略四角形状とされている。
コントロールボックス24には、トラクタに設けられた油圧ポンプから送られる作動油を制御する制御弁が設けられており、この制御弁とブームシリンダ9等とが油圧ホースで接続されている。
前記ブームシリンダ9は、ブーム7の背面側(つまり、ブームシリンダ9をブーム本体部31から離して操縦部15側)に配置されており、シリンダチューブ9aと、このシリンダチューブ9a内で摺動可能なピストンに連結されたシリンダロッド9bとを有し、伸縮自在に構成されている。また、ブームシリンダ9は、シリンダロッド9bが下方、シリンダチューブ9aが上方となる向きに配置している。
このシリンダロッド9bの先端部(下端部)が前記スイングブラケット4の後上部(ブーム横軸5より上方)にシリンダ横軸8を介して揺動自在に枢支連結され、前記シリンダチューブ9aの上端部がシリンダ連結部34に横軸回りに枢支連結されている。
したがって、ブームシリンダ9が伸張することでブーム7は下降し、収縮することでブーム7が上昇することとなり、作業機21の運搬時等で、掘削作業装置23を折りたたみ、ブーム7が最上位置又はブームシリンダ9が前傾姿勢(以下、ロック姿勢Rとする)にある時、ブームシリンダ9は最も収縮した状態となる。
シリンダチューブ9aの背面側には、後述するロックピン11の嵌合部13と嵌合する棒状の係止部12が左外方へ突出状に固着されている(図4参照)。
図1〜4に示す如く、前記ブームロック装置1は、スイングブラケット4に設けられたロックステー10と、このロックステー10に挿脱自在なロックピン11と、前記ブームシリンダ9に設けた係止部12とを有している。
前記ロックステー10は、スイングブラケット4の上面にボルト等の締結具36によって取付固定される取付部10a(図3、4参照)と、前記ロックピン11が挿入可能なピン孔17を設けたソケット部10bとを有している。
取付部10aは、プレート状であって、スイングブラケット4の上面から左後方へ突出状(ブームシリンダ9の左前方)に設けられ、この突出部分から前記ソケット部10bが立設している。ソケット部10bは、ブームシリンダ9の直前から側方へずれた左外方に位置し(図4参照)、前記ピン孔17が貫通した筒状に形成されている。このピン孔17は、ソケット部10b内部に同軸状に穿設されており、ピン孔17の穿設方向は、下部から上部にかけて前方の操縦部15に近づく方向に傾斜している。
これによって、ピン孔17に挿入したロックピン11も、下部から上部にかけて操縦部15に近づく方向に傾斜することとなる。したがって、ロックピン11を抜く際には、操縦部15に向かって前上方へ引けばよい。
なお、後述するように、ロックしたブーム7が下降するときにかかる荷重を、ロックピン11及びロックステー10で支えられるように、ロックステー10は、締結具36によってスイングブラケット4に強固に固定されている。
また、ロックステー10には、取付部10aからソケット部10bにわたるリブ10cが取付部10aの突出方向(ロックした時にブーム7等の荷重がかかる方向)に沿って形成されている(図3〜5参照)。
前記ロックピン11は、下部11aが前記ピン孔17に挿入可能なピン本体11bと、このピン本体11bの上部に径外方向突出状に取り付けられていてブームシリンダ9の係止部12に嵌合可能な嵌合部13と、前記ピン本体11bの上端から上方突出した挿脱把持部16とを有している。
ロックピン11をソケット部10bに挿入されたときには、上述の如く、ブームシリンダ9の左外方に下部11aが位置し(図4参照)、ピン本体11bは、上部にいくにつれて前方に移行するように傾斜することとなる。
この傾斜しているピン本体11bの上部で且つ前記係止部12に対応する位置に、前記嵌合部13が設けられている。
嵌合部13は、板材を湾曲させた略U字型部材であって、下方開口する向きでピン本体11bに固着されている。したがって、ロックピン11をピン孔17に差し込むことで、棒状の係止部12に対して嵌合部13を上から被せ、嵌合部13を係止部12に嵌合させることができる。
被せた嵌合部13を介してロックピン11には、自重によりブーム7及びブームシリンダ9の下降方向(ロックピン11にとっては径方向)に負荷がかかる。つまり、嵌合部13は、略U字型部材におけるブームシリンダ9側の端片部13aにある当接面14で係止部12と当接して、ブーム7及びブームシリンダ9等を支えることとなる(図1、2参照)。
この当接面14は、前記ブームシリンダ9側の端片部13aの内面に形成されており、ブーム7等の下降方向の負荷を真正面から受け止められるように、ブーム下降時に係止部12が動く方向に対して略直交するように設定されている。
ここで、係止部12は、ブーム下降時にシリンダ横軸8回りの円弧に沿って動くと同時に、ブームシリンダ9の伸張によって、シリンダ横軸8から離れる方向にも動く。
したがって、図2の1点鎖線の矢印S’で示したように、ブーム下降時に係止部12が動く方向とは、側面視でシリンダ横軸8と係止部12とを結ぶ直線に対して略直交する向きよりも、若干上向き(図2の実線の矢印S参照)となる。
よって、嵌合部13の当接面14が、係止部12がブーム下降時に動く方向に対して略直交するように、前記当接面14は、矢印Sに略直交するように形成されている。
前記挿脱把持部16は、ピン本体11bの上端から長手方向に沿ってさらに上方へ突出して形成され、挿脱把持部16上部のフック部16aは、操縦部15のコントロールボックス24の略半分の高さまで届いている。
したがって、作業者は、ロックピン11がロックステー10に挿入されていても、操縦部15からコントロールボックス24越しに挿脱把持部16のフック部16aを把持して、引き抜くことが可能となる(図1中の1点鎖線参照)。
ブームロック装置1の使用態様を説明する。
掘削作業後に、作業者は、操縦部15のコントロールボックス24を操作して、ブーム7を最上位置まで上昇させ、アーム28及びバケット6は内側へ屈曲状に折りたたんで、ブーム7をロック姿勢Rとする。
このとき、ブームシリンダ9がブーム7よりも、スイングブラケット4の上面及び操縦部15に一番近い位置にくることとなり、作業者が、操縦部15側(コントロールボックス24の前方位置)から挿脱把持部16を把持してロックピン11をロックステー10へ挿入することが可能となる。
ロックピン11の挿入時には、嵌合部13が係止部12に被さるようにロックピン11の周方向位置をあわせることで、嵌合部13が係止部12に嵌合する。
嵌合後に、掘削作業装置23のコントロールを切ったり、作業機21のエンジンを止めても、ブームシリンダ9等が下降するときにかかる負荷を、嵌合部13の当接面14で真正面から受け止めることができ、係止部12と嵌合部13とが容易に嵌合できると共に、この嵌合状態が確実に保持される。
また、ロック姿勢Rであるブーム7の回動をロックしたときにかかるブーム7、アーム28、バケット6等の荷重を、ブーム7を直接支えるのではなく、スイングブラケット4の上面及び機体2(操縦部15)により近い部材であるブームシリンダ9を介して支えること、すなわちブーム7の回転中心からより離れた位置で支えることが可能となる。
このように、ブーム7を支えるロックステー10やロックピン11を、ブーム7の回転中心からより離すことで、テコの原理によりロックピン11等にかかる応力が小さくなる。このため、強度を上げるためにブーム7を支える部材を大きくする必要がなくなり、部材のコンパクト化が図れる。
さらに、ロックステー10に操縦部15に近づく方向に傾斜し且つ挿脱把持部16を有したロックピン11を操縦部15側から挿脱自在なピン孔17を穿設することで、車体から降りなくともロックピン11の挿脱が可能となり、ブームロックの操作性が向上する。
再び掘削作業をする際には、ブーム7をコントロール下においた後で、操縦部15側からロックピン11を引き抜けばよい。
また、掘削作業中におけるロックピン11は、係止部12と嵌合部13との嵌合を解いた後、再びロックピン11をロックステー10に挿入することで保持してもよい。このとき、ロックピン11は、ソケット部10bを貫通するピン孔17に沿って下に落ち、下部11aの先端(下端)がスイングブラケット4の上面に当接して止まる。
この下に落ちた分だけ、ロックピン11の嵌合部13も下方に移動(つまりロック姿勢R時のブームシリンダ9の係止部12よりも下方に位置する。したがって、ブーム7がどんなに上昇しても係止部12が嵌合部13に当たることはなく、ブーム7の回動に支障はない。
嵌合部13を係止部12に嵌合させずにロックピン11をロックステー10に差し込んだ場合、嵌合部13の重さで、ロックピン11が周方向に回転し、嵌合部13が最も下にきた位置で止まることとなる。
よって、嵌合部13は、係止部12からさらに遠ざかり当たることはない。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではない。作業機のブームロック装置1等の各構成又は全体の構造、形状、寸法などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
作業機21は、トラクタ・ローダ・バックホーに限らず、ブームを備えた旋回作業機や、フロントローダ等であってもよい。
ブームシリンダ9の係止部12が棒状部材であり、ロックピン11の嵌合部13が略U字状部材であるが、逆に、係止部12が略U字状部材で形成し、ロックピン11の嵌合部13を棒状部材で形成してもよい。
この場合には、ブームシリンダ9の背面側に固着される略U字状部材は、ロックピン11が挿脱可能となるように、上方開口する向きに取り付けられている。
このように、係止部12と嵌合部13との嵌合関係が逆になっても、掘削作業中にロックピン11をロックステー10に差し込めば、ロックピン11の下端がスイングブラケット4の上面まで下に落ちるため、ブーム7が回動しても係止部12が嵌合部13に当たることはない。
ブームシリンダ9は、上下逆にして、シリンダチューブ9aが下方、シリンダロッド9bが上方となる向きに配置されていてもよい。
この場合、シリンダチューブ9aに取り付けられた係止部12は、ブーム下降時にシリンダ横軸8回りの円弧に沿って動く。よって、嵌合部13の当接面14を、係止部12がブーム下降時に動く方向に対して略直交させるには、側面視でシリンダ横軸8と係止部12とを結ぶ直線に対して略直交するように設定することとなる(図2中の矢印S’参照)。
またこのとき、ブームシリンダ9用の油圧ホースは、シリンダチューブ9aの下方から連結されることとなる。
ロックステー10のソケット部10bは、内部のピン孔17を貫通させず、有底の筒状に形成してもよい。
1 作業機のブームロック装置
2 機体
3 縦軸
4 スイングブラケット
5 ブーム横軸
6 作業具
7 ブーム
8 シリンダ横軸
9 ブームシリンダ
10 ロックステー
11 ロックピン
12 係止部
13 嵌合部
14 当接面
15 操縦部
16 挿脱把持部
17 ピン孔
21 作業機(トラクタ・ローダ・バックホー)

Claims (3)

  1. 機体(2)に縦軸(3)を介して枢支されたスイングブラケット(4)と、このスイングブラケット(4)にブーム横軸(5)を介して枢支され且つ先端側で作業具(6)を支持するブーム(7)と、このブーム(7)の背面側に配置され且つ前記スイングブラケット(4)にシリンダ横軸(8)を介して下端部が枢支されたブーム用のブームシリンダ(9)とを備えている作業機のブームロック装置であって、
    前記スイングブラケット(4)とブームシリンダ(9)との間には前記スイングブラケット(4)に設けられたロックステー(10)とこのロックステー(10)に挿脱自在なロックピン(11)とが配備され、このロックピン(11)は、前記ブームシリンダ(9)に設けられた係止部(12)と嵌合可能な嵌合部(13)を有していることを特徴とする作業機のブームロック装置。
  2. 前記ロックピン(11)の嵌合部(13)とブームシリンダ(9)の係止部(12)とは、一方が棒状部材であり、他方が前記棒状部材に嵌合する略U字型部材であって、この略U字型部材は、前記棒状部材がブーム下降時に動く方向に対して略直交する当接面(14)で前記棒状部材と当接していることを特徴とする請求項1に記載の作業機のブームロック装置。
  3. 前記機体(2)上に操縦部(15)が設けられており、
    前記ロックピン(11)は、上方突出した挿脱用の挿脱把持部(16)を有していて、
    前記ロックステー(10)は、下部から上部にかけて前記操縦部(15)に近づく方向に傾斜していてロックピン(11)を操縦部(15)側から挿脱自在なピン孔(17)を穿設していることを特徴とする請求項1又は2に記載の作業機のブームロック装置。
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