JP2003096810A - オフセットブーム式建設機械 - Google Patents

オフセットブーム式建設機械

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JP2003096810A JP2001285510A JP2001285510A JP2003096810A JP 2003096810 A JP2003096810 A JP 2003096810A JP 2001285510 A JP2001285510 A JP 2001285510A JP 2001285510 A JP2001285510 A JP 2001285510A JP 2003096810 A JP2003096810 A JP 2003096810A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第3ブームを細長い中空構造体として形成
し、この中空構造部位に第2ブーム用取付ブラケットを
設けることにより、その構造を簡略化する。 【解決手段】 第3ブーム10には、左側板18、右側
板21、上板23および下板25により長さ寸法Lをも
って延びた中空構造部27を形成し、側板18,21と
下板25には、中空構造部27に対応する位置で第2ブ
ーム9用の取付ブラケット28のブラケット板28A,
28Bを接合する。また、側板18,21の長手方向一
側には、アームシリンダ15用の取付ブラケット32を
設ける。また、側板18,21の長手方向他側部位をア
ーム11用の取付ブラケット18C,21Cとして形成
する。これにより、第3ブームの10の強度を中空構造
部27により確保しつつ、その構造を簡略化することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば土砂等の掘
削作業を行うのに好適に用いられる油圧ショベル等のオ
フセットブーム式建設機械に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、油圧ショベル等の建設機械に
は、例えば車体の左側または右側で側溝等の掘削作業を
実行できるようにしたオフセットブーム式のフロントを
用いたものがある。そして、このようなオフセットブー
ム式の建設機械としては、例えば地中深く溝を掘下げる
ときの掘削深さ等を確保するため、3つのブームを左,
右方向に揺動可能に連結する構成とした油圧ショベルが
知られている(例えば、特開平11−256617号公
報等)。
【0003】この種の従来技術によるオフセットブーム
式の油圧ショベルは、下部走行体上に上部旋回体が旋回
可能に搭載され、該上部旋回体の前部側には作業装置と
してのフロントが設けられている。そして、このフロン
トは、上部旋回体の旋回フレームに取付けられブームシ
リンダにより上,下方向に俯仰動される第1ブームと、
該第1ブームの先端側に取付けられオフセットシリンダ
により左,右方向に揺動される第2ブームと、該第2ブ
ームの先端側に左,右方向に揺動可能に取付けられリン
クにより第1ブームに対して平行に保持される第3ブー
ムと、該第3ブームの先端側に取付けられアームシリン
ダにより上,下方向に回動されるアームと、該アームの
先端側に取付けられバケットシリンダにより上,下方向
に回動されるバケットとを含んで構成されている。
【0004】そして、油圧ショベルにより掘削作業を行
うときには、例えばオフセットシリンダを作動させるこ
とにより、第2,第3ブーム、アームおよびバケットを
第1ブームに対して左側または右側に移動(オフセッ
ト)し、この位置で側溝等の掘削作業を行うものであ
る。
【0005】ここで、図8を参照しつつ、従来技術によ
るオフセットブーム式フロントの第3ブームについて述
べると、この第3ブーム100は、その長手方向に延び
るブーム本体101を有し、該ブーム本体101は、
左,右の側板102,103、上板104、下板105
等により略箱形状の中空構造体として形成されている。
【0006】また、ブーム本体101の長手方向一側
(基端側)には、例えば溶接等の手段により端板106
を介して左,右のブラケット部材107,108が接合
されている。この場合、ブラケット部材107,108
は、第2ブーム、アームシリンダ等の取付部位となるた
め、ブーム本体101の側板102,103、上板10
4、下板105等よりも厚肉な鋼板等を用いて形成され
ている。
【0007】そして、ブラケット部材107,108間
には、一対のブラケット板109A,109Bにより構
成された第2ブーム用取付ブラケット109が接合して
設けられ、そのブラケット板109A,109B間に
は、第2ブームが左,右方向に揺動可能にピン結合され
るものである。
【0008】また、ブラケット部材107,108に
は、アームシリンダのチューブ側等をピン結合するため
の連結ピンが挿通されるピン穴110が設けられてい
る。さらに、例えばブラケット部材107,108のう
ち左側に位置するブラケット部材107には、第1ブー
ムとの間にリンク(オフセットロッド)等が取付けられ
るリンク用取付ブラケット111が固着されている。
【0009】一方、ブーム本体101の長手方向他側
(先端側)には、側板102,103の端部によってア
ーム用取付ブラケット102A,103Aが一体に形成
され、該アーム用取付ブラケット102A,103Aに
は、アームがピン結合されるピン穴112が設けられて
いる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、例えば第3ブーム100のブーム本体10
1を薄肉な略箱形状の中空構造体として形成し、その長
手方向一側に端板106を介して厚肉なブラケット部材
107,108を接合することにより、第3ブーム10
0全体を溶接構造体として形成しつつ、第2ブーム、ア
ームシリンダ等が取付けられる長手方向一側部位の強度
を高める構成としている。
【0011】しかし、この場合には、少なくとも第3ブ
ーム100の一側に厚肉な鋼板等を用いてブラケット部
材107,108を形成しなければならず、その分だけ
第3ブーム100の重量が増大するのを避けられないた
め、第3ブーム100を軽量化するのが難しいという問
題がある。
【0012】しかも、第3ブーム100の組立時には、
ブーム本体101に端板106等を介してブラケット部
材107,108を接合しなければならず、第3ブーム
100の部品点数が増加して構造が複雑化するため、こ
れらの組立作業に手間がかかるばかりでなく、ブーム本
体101とブラケット部材107,108との接合部位
に応力集中等が生じ易くなり、信頼性が低下するという
問題もある。
【0013】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明の目的は、第3ブームの強度を確
保しつつ、その構造を簡略化して重量を軽減でき、組立
時の作業性やフロントの信頼性を向上できるようにした
オフセットブーム式建設機械を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために請求項1の発明は、自走可能な車体と、該車体に
取付けられたオフセットブーム式フロントとを備え、該
オフセットブーム式フロントは、前記車体に取付けられ
ブームシリンダにより上,下方向に俯仰動される第1ブ
ームと、該第1ブームの先端側に取付けられオフセット
シリンダにより左,右方向に揺動される第2ブームと、
該第2ブームの先端側に左,右方向に揺動可能に取付け
られリンクにより第1ブームに対して平行に保持される
第3ブームと、該第3ブームの先端側に取付けられアー
ムシリンダにより上,下方向に回動されるアームと、該
アームの先端側に取付けられ作業具シリンダにより上,
下方向に回動される作業具とからなるオフセットブーム
式建設機械に適用される。
【0015】そして、請求項1の発明が採用する構成の
特徴は、第3ブームは、その長手方向に延びる左,右の
側板と、該左,右の側板に沿って長手方向に延び該各側
板の内側面に接合された上板および下板とにより略箱形
状の中空構造体として形成し、前記左,右の側板の長手
方向一側には、第2ブームが取付けられる第2ブーム用
取付ブラケットを設け、前記左,右の側板の長手方向他
側には、アームが取付けられるアーム用取付ブラケット
を設ける構成としたことにある。
【0016】このように構成することにより、第3ブー
ムを左,右の側板と上板,下板とからなる細長い略箱形
状の中空構造体として一体に形成でき、その側板の長手
方向一側には、左,右の側板間に位置して第2ブーム用
取付ブラケットを溶接等により設けることができる。ま
た、側板の長手方向他側には、例えば側板の端部側を用
いてアーム用取付ブラケットを形成できるから、左,右
の側板を第3ブームの全長にわたって延びる1枚の鋼板
等により形成することもできる。
【0017】また、請求項2の発明によると、第2ブー
ム用取付ブラケットは、左,右の側板と下板とに取付け
る構成としている。これにより、第2ブーム用取付ブラ
ケットを、第3ブームの長手方向一側で左,右の側板と
下板とに溶接等の手段によって取付けることができ、そ
の取付強度を高めることができる。
【0018】また、請求項3の発明によると、第2ブー
ム用取付ブラケットは、第3ブームの長手方向に離間し
て設けられた一対のブラケット板により構成し、当該一
対のブラケット板のうち長手方向一側に位置するブラケ
ット板は左,右の側板と上板と下板とにそれぞれ取付
け、長手方向他側に位置するブラケット板は前記左,右
の側板と下板とに取付ける構成としている。
【0019】これにより、第2ブーム用取付ブラケット
のうち長手方向一側のブラケット板を左,右の側板と上
板,下板とに取付けることができ、長手方向他側のブラ
ケット板を左,右の側板と下板に取付けることができ
る。従って、左,右の側板と上板,下板とがなす中空構
造体に対して各ブラケット板を取付けることができ、各
ブラケット板の取付強度を高めることができる。
【0020】また、請求項4の発明によると、上板と下
板とは第2ブーム用取付ブラケットの近傍に位置する部
分を他の部分よりも厚肉に形成する構成としている。こ
れにより、上板と下板は第2ブーム用取付ブラケットの
近傍部分を厚肉に形成でき、第2ブーム用取付ブラケッ
トの取付部位等に高い強度を与えることができる。
【0021】また、請求項5の発明によると、中空構造
体を形成する第3ブームには、左,右の側板のうち一方
の側板に第1ブームとの間にリンクが取付けられるリン
ク用取付ブラケットを設ける構成としている。
【0022】これにより、左,右の側板、上板および下
板がなす中空構造体に対してリンク用取付ブラケットを
取付けることができ、該リンク用取付ブラケットの取付
強度を高めることができる。
【0023】また、請求項6の発明によると、第3ブー
ムの長手方向一側には、上板よりも上側に位置して左,
右の側板間にアームシリンダが取付けられるシリンダ取
付ブラケットを設ける構成としている。
【0024】これにより、左,右の側板の間には、上板
よりも上側となる部位にシリンダ取付ブラケットを配設
でき、この取付ブラケットを介して該各側板間にアーム
シリンダを取付けることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
オフセットブーム式建設機械として油圧ショベルを例に
挙げ、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0026】図中、1は油圧ショベルの下部走行体、2
は該下部走行体1上に旋回可能に搭載された上部旋回体
で、該上部旋回体2は、その下部側を構成する旋回フレ
ーム3と、上部旋回体2の前部左側に設けられ、運転席
(図示せず)が配置されたキャブ4と、該キャブ4の後
方に位置して旋回フレーム3上に搭載されたエンジン、
油圧ポンプ(図示せず)等の各種機器を覆う建屋カバー
5と、旋回フレーム3の後端側に設けられ、後述するフ
ロント7との間で重量バランスをとるカウンタウェイト
6とを含んで構成されている。
【0027】7はキャブ4の右側方に位置して上部旋回
体2に俯仰動可能に設けられたオフセットブーム式のフ
ロントで、該フロント7は、図2、図3に示す如く、基
端側が旋回フレーム3に上,下方向に俯仰動可能に取付
けられた第1ブーム8と、該第1ブーム8の先端側に
左,右方向に揺動可能に取付けられた第2ブーム9と、
該第2ブーム9の先端側に後述の第2ブーム用連結ピン
30を介して左,右方向に揺動可能に取付けられた第3
ブーム10と、該第3ブーム10の先端側に後述のアー
ム用連結ピン22を介して上,下方向に回動可能に取付
けられたアーム11と、該アーム11の先端側に上,下
方向に回動可能に取付けられた作業具としてのバケット
12と、後述の各シリンダ13,14,15,16、リ
ンク17とを含んで構成されている。
【0028】ここで、第1ブーム8と旋回フレーム3と
の間には第1ブーム8を俯仰動させるブームシリンダ1
3(図1参照)が取付けられ、第1ブーム8と第2ブー
ム9との間には、第2ブーム9を左,右方向に揺動させ
るオフセットシリンダ14が設けられている。
【0029】また、第3ブーム10は、後述する左,右
の側板18,21、上板23、下板25等により細長い
略箱形状の中空構造体として形成されている。そして、
第3ブーム10とアーム11との間には、アーム11を
上,下方向に回動させるアームシリンダ15が設けられ
ている。この場合、アームシリンダ15は、図3に示す
如く、例えばチューブ15A側の取付アイ15Bが後述
のアームシリンダ用連結ピン35を介して第3ブーム1
0に回動可能に取付けられ、ロッド15C側がアーム1
1に回動可能に取付けられている。
【0030】また、アーム11とバケット12との間に
は、バケット12を上,下方向に回動させる作業具シリ
ンダとしてのバケットシリンダ16が設けられている。
一方、第1ブーム8と第3ブーム10との間にはリンク
17が設けられている。そして、リンク17は、その一
端側が後述のリンク用取付ブラケット31に回動可能に
取付けられ、他端側が第1ブーム8の取付ブラケット等
に回動可能に取付けられている。これにより、リンク1
7は、第1ないし第3ブーム8,9,10と共に平行リ
ンクを構成し、第3ブーム10を第1ブーム8に対して
平行に保持するものである。
【0031】そして、オフセットシリンダ14を伸縮さ
せたときには、図3に示す如く、第1ブーム8の先端側
で第2ブーム9が左,右方向に揺動する。このとき、第
3ブーム10は、リンク17によって第2ブーム9と逆
向きに揺動され、第1ブーム8に対して平行な状態に保
持される。これにより、フロント7は、例えば図3中に
実線で示す中立位置から左側または右側に平行に移動
(オフセット)されるので、これらの位置でブームシリ
ンダ13、アームシリンダ15、バケットシリンダ16
等を伸縮させ、第1ブーム8、アーム11、バケット1
2等を作動させることにより、側溝等の掘削作業を行う
ものである。
【0032】次に、図4ないし図7を参照しつつ、第3
ブーム10の構成について述べると、該第3ブーム10
は、後述する左,右の側板18,21、上板23、下板
25、第2ブーム用取付ブラケット28、リンク用取付
ブラケット31、シリンダ取付ブラケット32等を含ん
で構成されている。
【0033】18は第3ブーム10の左側面部を構成す
る左側板で、該左側板18は、第3ブーム10の長手方
向に延びた細長い鋼板等により一体に形成され、その長
手方向一側(基端側)には、第2ブーム9が配置される
略四角形状の切欠き部18Aと、後述のシリンダ取付ブ
ラケット32にアームシリンダ用連結ピン35を挿通す
るためのピン穴18Bとが設けられている。
【0034】また、左側板18は、後述の連結板26よ
りも長手方向他側(先端側)に位置する部位がアーム用
取付ブラケット18Cとして形成され、該アーム用取付
ブラケット18Cには、後述のアーム用連結ピン22が
挿嵌されるピン挿嵌穴18Dが設けられると共に、該ピ
ン挿嵌穴18Dを取囲む位置に例えば2枚の補強用鋼板
19,20が重ね合わせた状態で接合されている。
【0035】21は第3ブーム10の右側面部を構成す
る右側板で、該右側板21は、図6、図7に示す如く、
左側板18とほぼ同様の形状を有する細長い鋼板等によ
り一体に形成され、該左側板18と対向した状態で長手
方向に延びている。また、右側板21には、切欠き部2
1A、ピン穴21B、アーム用取付ブラケット21C、
ピン挿嵌穴21Dが形成されている。
【0036】そして、これらの切欠き部21A、ピン穴
21B、アーム用取付ブラケット21C、ピン挿嵌穴2
1Dは、図4ないし図7に示す如く、左側板18の切欠
き部18A、ピン穴18B、アーム用取付ブラケット1
8C、ピン挿嵌穴18Dとそれぞれ左,右で対向してい
る。また、アーム用取付ブラケット21Cにも、左側板
18のアーム用取付ブラケット18Cと同様に、図5に
示す如く補強用鋼板19,20が接合されている。
【0037】そして、側板18,21のアーム用取付ブ
ラケット18C,21Cには、図2に示す如く、そのピ
ン挿嵌穴18D,21Dにアーム用連結ピン22が挿嵌
され、これによって第3ブーム10の先端側には、アー
ム11が回動可能に連結されるものである。
【0038】23は第3ブーム10の上面部を構成する
上板で、該上板23は、図6、図7に示す如く、第3ブ
ーム10の長手方向に延びた細長い鋼板等により形成さ
れ、例えば溶接等の手段により左,右の側板18,21
の内側面にほぼ全長にわたって接合されている。そし
て、上板23は、後述する連結板26の上板部26Aか
ら長手方向一側に延びた薄板部23Aと、該薄板部23
Aの長手方向一側に補強用の継ぎ板24を介して接合さ
れた厚板部23Bとにより構成されている。
【0039】この場合、厚板部23Bは、薄板部23A
よりも厚肉な鋼板を用いて形成され、後述する第2ブー
ム用取付ブラケット28のブラケット板28A,28B
の近傍で第3ブーム10の強度を高めるものである。そ
して、厚板部23Bは、薄板部23Aから長手方向一側
のブラケット板28Aに向けて略「く」字状に屈曲して
延び、該ブラケット板28Aと接合されている。
【0040】25は第3ブーム10の下面部を構成する
下板で、該下板25は、第3ブーム10の長手方向に延
びた細長い鋼板等により形成され、左,右の側板18,
21の内側面にほぼ全長にわたって接合されている。そ
して、下板25は、連結板26の下板部26Bから長手
方向一側に延びた薄板部25Aと、該薄板部25Aより
も厚肉な鋼板等によって形成され、該薄板部25Aの長
手方向一側に継ぎ板24を用いて接合された厚板部25
Bとによって構成されている。
【0041】ここで、厚板部25Bは、薄板部25Aか
ら上板23の一側端部に向けて斜め上向きに延び、その
一側端面にはブラケット板28Aが接合されると共に、
その外側面となる下側面には、長手方向他側寄りの位置
にブラケット板28Bが接合されている。
【0042】26は上板23と下板25の長手方向他側
に設けられた連結板で、該連結板26は、例えば略コ字
状、U字状等に屈曲した鋼板により形成され、左,右の
側板18,21間に接合されている。そして、連結板2
6は、上板23の薄板部23Aに継ぎ板24を用いて接
合され該上板23の一部を構成する上板部26Aと、下
板25の薄板部25Aに継ぎ板24を用いて接合され該
下板25の一部を構成する下板部26Bとを有してい
る。また、連結板26の内側には、側板18,21と連
結板26の上板部26Aと下板部26Bとにそれぞれ接
合された補強板26Cが設けられている。
【0043】そして、上板23と下板25とは、薄板部
23A,25Aが側板18,21の上,下に離間して互
いにほぼ平行に延び、その他側端部は連結板26によっ
て連結されている。また、厚板部23B,25Bは、第
2ブーム用取付ブラケット28のブラケット板28A,
28B間で側板18,21の上,下に間隔をもって延
び、その一側端部は、第2ブーム用取付ブラケット28
のブラケット板28Aを介して一体に接合されている。
【0044】これにより、第3ブーム10は、図4に示
す如く、側板18,21、上板23、下板25、連結板
26等により長手方向に沿った寸法Lの範囲で細長い箱
形状の閉塞された中空構造体(以下、中空構造部27と
いう。)として形成され、この中空構造部27の長さ寸
法Lは、側板18,21の上,下方向の幅寸法と比較し
て十分に大きく形成されているものである。
【0045】28は第3ブーム10の中空構造部27の
長手方向一側に設けられた第2ブーム用取付ブラケット
で、該第2ブーム用取付ブラケット28は、図6に示す
如く、左,右の側板18,21間に接合して取付けられ
た一対のブラケット板28A,28Bにより構成されて
いる。また、ブラケット板28A,28Bは、側板1
8,21の切欠き部18A,21Aを挟むように長手方
向に離間し、下板25よりも下側に配置されている。
【0046】ここで、ブラケット板28A,28Bのう
ち長手方向一側に位置するブラケット板28Aは、側板
18,21間で上板23の厚板部23Bと下板25の厚
板部25Bとに接合され、長手方向他側に位置するブラ
ケット板28Bは、側板18,21間で厚板部25Bの
外側面となる下側面に接合されている。
【0047】また、ブラケット板28A,28Bには、
互いに同軸となったピン挿嵌穴29が設けられている。
そして、第3ブーム10は、これらのピン挿嵌穴29に
挿嵌された第2ブーム用連結ピン30(図3参照)を介
して第2ブーム9の先端側に左,右方向に揺動可能に取
付けられるものである。
【0048】31は中空構造部27の位置で左側板18
から側方に突出して設けられたリンク用取付ブラケット
で、該リンク用取付ブラケット31は、図7に示す如
く、第2ブーム用取付ブラケット28のブラケット板2
8A,28B間に配置され、上板23と下板25とを長
さ方向の途中位置で横切るように左側板18に沿って延
びると共に、左側板18と下板25の厚板部25Bとに
接合して取付けられている。そして、取付ブラケット3
1には、第1ブーム8との間にリンク17が回動可能に
取付けられるものである。
【0049】32は側板18,21の長手方向一側に設
けられたシリンダ取付ブラケットで、該シリンダ取付ブ
ラケット32は、上板23よりも上側となる位置で左,
右の側板18,21間に接合された支持板33と、該支
持板33に接合された左,右のボス部材34,34とに
より構成されている。
【0050】ここで、支持板33は、例えば鋼板等の金
属板を長さ方向の途中部位で略L字状に折曲げることに
より形成され、この折曲げ部分は円弧状の屈曲部33A
となっている。また、各ボス部材34は、左,右方向に
所定の間隔をもって支持板33に接合され、その接合面
は、屈曲部33Aを挟んで上側から下側へと延びてい
る。また、これらのボス部材34には、側板18,21
のピン穴18B,21Bと同軸に配置されたピン挿嵌穴
34Aが設けられている。
【0051】そして、各ボス部材34間には、図3に示
す如く、これらのピン挿嵌穴34Aに挿嵌されたアーム
シリンダ用連結ピン35を介してアームシリンダ15の
取付アイ15Bが回動可能に取付けられている。この場
合、各ボス部材34は、連結ピン35の軸方向に対して
取付アイ15Bの両側の近傍に配置され、この近傍位置
で取付アイ15Bを安定的に支持しているものである。
【0052】本実施の形態による油圧ショベルは上述の
如き構成を有するもので、次にその作動について説明す
る。
【0053】まず、例えば油圧ショベルにより側溝等の
掘削作業を行うときには、オフセットシリンダ14を作
動させることにより、フロント7の第2ブーム9、第3
ブーム10、アーム11、バケット12等を車体の左側
または右側にオフセットする。そして、この位置でブー
ムシリンダ13、アームシリンダ15、バケットシリン
ダ16等を伸縮させることにより、第1ブーム8、アー
ム11、バケット12等を作動させ、土砂等を掘削する
ことができる。
【0054】この場合、アームシリンダ15を伸縮させ
るときには、その取付アイ15B側からアームシリンダ
用連結ピン35の中間部位に対して径方向の外力が加わ
ることがある。しかし、シリンダ取付ブラケット32
は、各ボス部材34が取付アイ15Bの両側の近傍位置
に配置されているので、アームシリンダ15から加わる
外力に対して連結ピン35を安定的に支持することがで
きる。
【0055】また、油圧ショベルの組立時には、第1な
いし第3ブーム8,9,10、アーム11、バケット1
2等をそれぞれ組立てた後に、これらを連結してフロン
ト7を形成する。
【0056】この場合、第3ブーム10の組立時には、
例えば上板23、継ぎ板24、下板25、連結板26、
補強板26C、第2ブーム用取付ブラケット28等を接
合して一体化した後に、これらの側面部に左,右の側板
18,21を接合する。そして、側板18,21の間に
シリンダ取付ブラケット32を接合し、リンク用取付ブ
ラケット31を左側板18と下板25とに接合すること
により、第3ブーム10を組立てることができる。
【0057】かくして、本実施の形態では、第3ブーム
10を、左,右の側板18,21と、上板23,下板2
5とにより略箱形状の中空構造体として形成し、側板1
8,21の長手方向一側には第2ブーム用取付ブラケッ
ト28を設け、側板18,21の長手方向他側にはアー
ム用取付ブラケット18C,21Cを形成する構成とし
たので、第2ブーム用取付ブラケット28の接合部位や
リンク用取付ブラケット31の接合部位等を含めた長さ
寸法Lの範囲で第3ブーム10を細長い略箱形状の中空
構造体として形成でき、これらの接合部位で第3ブーム
10の強度を確実に高めることができる。
【0058】これにより、左,右の側板18,21を特
に厚肉に形成することなく、これらを第3ブーム10の
全長にわたって延びるそれぞれ1枚の鋼板等により形成
でき、その長手方向一側には、第2ブーム用取付ブラケ
ット28、リンク用取付ブラケット31、シリンダ取付
ブラケット32等を強固に接合することができる。ま
た、側板18,21の長手方向他側には、その端部側を
用いてアーム用取付ブラケット18C,21Cを一体に
形成することができる。
【0059】従って、本実施の形態によれば、従来技術
の第3ブーム100で用いられた端板106や厚肉なブ
ラケット部材107,108等を省略でき、第3ブーム
10の強度を確保しつつ、その構造を簡略化して重量を
軽減できると共に、余分な溶接部位等を減らして組立時
の作業性を高め、外力等に対する信頼性を向上させるこ
とができる。
【0060】この場合、第2ブーム用取付ブラケット2
8の長手方向一側のブラケット板28Aを左,右の側板
18,21と上板23,下板25とに接合し、長手方向
他側のブラケット板28Bを左,右の側板18,21と
下板25とに接合したので、ブラケット板28A,28
Bの接合強度を確実に高めることができる。
【0061】しかも、第2ブーム用取付ブラケット28
のブラケット板28A,28Bは、第3ブーム10の閉
塞された中空構造部27の長手方向一側で側板18,2
1と下板25(上板23)とに接合しているので、側板
18,21と上板23,下板25とを比較的薄肉な鋼板
により形成した場合でも、側板18,21と上板23,
下板25とがなす中空構造部27を利用して第2ブーム
用取付ブラケット28の取付強度を高めることができ、
第2ブーム用取付ブラケット28を高強度に形成でき
る。
【0062】そして、これらのブラケット板28A,2
8B間で左側板18と下板25とにリンク用取付ブラケ
ット31を接合し、該リンク用取付ブラケット31は上
板23の位置まで上方に延びているので、側板18,2
1、上板23および下板25からなる中空構造部27を
利用してリンク用取付ブラケット31の取付強度も高め
ることができ、リンク用取付ブラケット31を高強度に
形成できる。
【0063】また、上板23と下板25のうち第2ブー
ム用取付ブラケット28の近傍に位置する部位は、周囲
の薄板部23A,25Aよりも厚肉となった厚板部23
B,25Bにより形成したので、取付ブラケット28の
近傍に位置し高強度が要求される部位だけを高い強度を
もって形成でき、第2ブーム用取付ブラケット28を十
分な強度で形成することができる。
【0064】なお、実施の形態では、作業具としてバケ
ット12を例に挙げて述べたが、本発明はこれに限ら
ず、例えばグラップル、破砕機、加振機等からなる各種
の作業具をフロント7に装着する構成としてもよい。
【0065】また、実施の形態では、オフセットブーム
式建設機械として油圧ショベルを例に挙げて述べたが、
本発明はこれに限らず、油圧ショベル以外の各種のオフ
セットブーム式建設機械にも適用できるのは勿論であ
る。
【0066】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1の発明によ
れば、第3ブームを左,右の側板と上板,下板とにより
略箱形状の中空構造体として形成し、側板の長手方向一
側には第2ブーム用取付ブラケットを設け、側板の長手
方向他側にはアーム用取付ブラケットを設ける構成とし
たので、第2ブーム用取付ブラケットの取付部位を含め
て第3ブームを細長い略箱形状の中空構造体として形成
でき、この取付部位で第3ブームの強度を確実に高める
ことができる。これにより、例えば左,右の側板を特に
厚肉に形成することなく、これらを第3ブームの全長に
わたって延びる1枚の鋼板等によって形成したり、その
他側端部等を用いてアーム用取付ブラケットを一体に形
成することができる。従って、第3ブームの強度を確保
しつつ、その構造を簡略化して重量を軽減できると共
に、余分な溶接部位等を減らして組立時の作業性を高
め、外力等に対する信頼性を向上させることができる。
【0067】また、請求項2の発明によれば、第2ブー
ム用取付ブラケットは、左,右の側板と下板とに取付け
る構成としたので、中空構造をなす第3ブームに対して
第2ブーム用取付ブラケットを左,右の側板と下板とに
取付けることができ、その取付強度を確実に高めること
ができる。
【0068】また、請求項3の発明によれば、第2ブー
ム用取付ブラケットの長手方向一側のブラケット板は、
左,右の側板と上板と下板とにそれぞれ取付け、長手方
向他側のブラケット板は左,右の側板と下板とに取付け
る構成としたので、側板と上板,下板とを比較的薄肉な
鋼板により形成した場合でも、これらによる中空構造部
位を利用して第2ブーム用取付ブラケットの取付強度を
高めることができ、第2ブーム取付ブラケットを高強度
に形成できる。
【0069】また、請求項4の発明によれば、上板と下
板とは第2ブーム用取付ブラケットの近傍に位置する部
分を他の部分よりも厚肉に形成する構成としたので、第
2ブーム用取付ブラケットの近傍に位置し高強度が要求
される部位だけを高い強度をもって形成でき、第2ブー
ム用取付ブラケットを十分な強度で形成することができ
る。
【0070】また、請求項5の発明によれば、中空構造
体を形成する第3ブームには、左,右の側板のうち一方
の側板にリンク用取付ブラケットを設ける構成としたの
で、側板、上板および下板からなる中空構造部位を利用
してリンク用取付ブラケットの取付強度も高めることが
でき、リンク用取付ブラケットを高強度に形成すること
ができる。
【0071】また、請求項6の発明によると、第3ブー
ムの長手方向一側には、上板よりも上側に位置して左,
右の側板間にシリンダ取付ブラケットを設ける構成とし
たので、上板,下板と共に中空構造を形成する左,右の
側板間には、シリンダ取付ブラケットを介してアームシ
リンダを取付けることができ、その取付強度を高めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による油圧ショベルを示す
正面図である。
【図2】油圧ショベルのフロントを拡大して示す正面図
である。
【図3】油圧ショベルのフロントを示す平面図である。
【図4】フロントの第3ブームを拡大して示す正面図で
ある。
【図5】第3ブームを示す平面図である。
【図6】図5中の矢示VI-VI方向からみた第3ブームの
要部拡大断面図である。
【図7】第3ブームの左側板等を接合する前の状態を示
す分解斜視図である。
【図8】従来技術のオフセットブーム式建設機械の第3
ブームを示す正面図である。
【符号の説明】
1 下部走行体(車体) 2 上部旋回体(車体) 3 旋回フレーム 4 キャブ 5 建屋カバー 6 カウンタウェイト 7 フロント 8 第1ブーム 9 第2ブーム 10 第3ブーム 11 アーム 12 バケット(作業具) 13 ブームシリンダ 14 オフセットシリンダ 15 アームシリンダ 15A チューブ 15B 取付アイ 15C ロッド 16 バケットシリンダ(作業具シリンダ) 17 リンク 18 左側板(側板) 18A,21A 切欠き部 18B,21B ピン穴 18C,21C アーム用取付ブラケット 18D,21D ピン挿嵌穴 19,20 補強用鋼板 21 右側板(側板) 22 アーム用連結ピン 23 上板 23A,25A 薄板部 23B,25B 厚板部 24 継ぎ板 25 下板 26 連結板 26A 上板部 26B 下板部 26C 補強板 27 中空構造部 28 第2ブーム用取付ブラケット 28A,28B ブラケット板 29 ピン挿嵌穴 30 第2ブーム用連結ピン 31 リンク用取付ブラケット 32 シリンダ取付ブラケット 33 支持板 33A 屈曲部 34 ボス部材 34A ピン挿嵌穴 35 アームシリンダ用連結ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 生井 喜雄 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 Fターム(参考) 2D012 AA02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自走可能な車体と、該車体に取付けられ
    たオフセットブーム式フロントとを備え、該オフセット
    ブーム式フロントは、前記車体に取付けられブームシリ
    ンダにより上,下方向に俯仰動される第1ブームと、該
    第1ブームの先端側に取付けられオフセットシリンダに
    より左,右方向に揺動される第2ブームと、該第2ブー
    ムの先端側に左,右方向に揺動可能に取付けられリンク
    により第1ブームに対して平行に保持される第3ブーム
    と、該第3ブームの先端側に取付けられアームシリンダ
    により上,下方向に回動されるアームと、該アームの先
    端側に取付けられ作業具シリンダにより上,下方向に回
    動される作業具とからなるオフセットブーム式建設機械
    において、 前記第3ブームは、その長手方向に延びる左,右の側板
    と、該左,右の側板に沿って長手方向に延び該各側板の
    内側面に接合された上板および下板とにより略箱形状の
    中空構造体として形成し、 前記左,右の側板の長手方向一側には、前記第2ブーム
    が取付けられる第2ブーム用取付ブラケットを設け、 前記左,右の側板の長手方向他側には、前記アームが取
    付けられるアーム用取付ブラケットを設ける構成とした
    ことを特徴とするオフセットブーム式建設機械。
  2. 【請求項2】 前記第2ブーム用取付ブラケットは、前
    記左,右の側板と下板とに取付ける構成としてなる請求
    項1に記載のオフセットブーム式建設機械。
  3. 【請求項3】 前記第2ブーム用取付ブラケットは、前
    記第3ブームの長手方向に離間して設けられた一対のブ
    ラケット板により構成し、当該一対のブラケット板のう
    ち長手方向一側に位置するブラケット板は前記左,右の
    側板と上板と下板とにそれぞれ取付け、長手方向他側に
    位置するブラケット板は前記左,右の側板と下板とに取
    付ける構成としてなる請求項1に記載のオフセットブー
    ム式建設機械。
  4. 【請求項4】 前記上板と下板とは前記第2ブーム用取
    付ブラケットの近傍に位置する部分を他の部分よりも厚
    肉に形成してなる請求項1,2または3に記載のオフセ
    ットブーム式建設機械。
  5. 【請求項5】 前記中空構造体を形成する第3ブームに
    は、前記左,右の側板のうち一方の側板に前記第1ブー
    ムとの間に前記リンクが取付けられるリンク用取付ブラ
    ケットを設ける構成としてなる請求項1,2,3または
    4に記載のオフセットブーム式建設機械。
  6. 【請求項6】 前記第3ブームの長手方向一側には、前
    記上板よりも上側に位置して前記左,右の側板間に前記
    アームシリンダが取付けられるシリンダ取付ブラケット
    を設けてなる請求項1,2,3,4または5に記載のオ
    フセットブーム式建設機械。
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