印刷データ処理装置、印刷データ処理プログラム、及びコンピュータ読み 取り可能な記録媒体
技術分野
[0001] 本発明は、ワードプロセッサやテープ印字装置等の印刷データ処理装置における 印刷文字のサイズの設定、印刷文字のサイズを設定するための印刷データ処理プロ グラム、及びこれを記録した記録媒体に関するものである。
背景技術
[0002] 一般に、ワードプロセッサやテープ印字装置においては、文字の大きさを任意に変 ィ匕させたり、斜体を用いたりして視覚的表現を豊かにすることができる。特に、テープ 印字装置では、印字テープに文字や記号等のキャラクタを印字し、ファイルの背表紙 や商品の陳列棚など希望の場所に貼付することができるため、文字の大きさを変化さ せたり斜体にする等して見る者の視覚に訴えやすくすることが行なわれている。たと えば、特許文献 1では、漢字かな混じり文を作成する場合に、ひらがなを漢字の 4分 の 1程度に小さくし、さらに、小さくしたひらがなの文字の太さを太く調整することにより 、よりインパクトの強 、文字表現を実現するようにして 、る。
[0003] 特許文献 1:特開 2002— 202965号公報
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0004] し力しながら、英語やフランス語などアルファベットのように大文字 ·小文字を有する 言語で文字表現を行なう場合には、単語毎にスペースで区切られて文章が表現され るので、日本語の漢字かな混じり文とは異なる工夫が必要になる。このような課題は 上記従来技術では解決されて!ヽな ヽ。
[0005] 本発明は上記問題を解決するためになされたものであり、大文字 ·小文字を有する 言語を用いる場合によりインパクトの強い文字表現を可能にする印刷データ処理装 置、印刷データ処理プログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供す ることを目的とする。
課題を解決するための手段
[0006] 上記目的を達成するため、本発明の印刷データ処理装置は、大文字及び小文字 の文字種を有する言語の文字を入力する入力手段と、前記入力手段から入力された 文字の文字種が大文字であるか否かを判断する文字種判断手段と、前記入力手段 カゝら入力された文字が単語の区切りを示すコードであるカゝ否かを判断する単語区切 り判断手段と、前記入力手段から入力された文字により構成される一単語内の文字 の文字サイズを、当該単語内の文字についての前記文字種判断手段の判断結果に 基づき決定する文字サイズ決定手段とを備え、前記一単語は、前記入力手段から入 力された入力済文字の先頭文字から前記単語区切り判断手段により単語区切りと判 断されるまで、前記単語区切り判断手段により単語区切りと判断されてから当該単語 区切り判断手段により次に単語区切りと判断されるまで、又は前記単語区切り判断手 段により単語区切りと判断されてから前記入力済文字の末尾文字までのいずれかに より構成される。
[0007] また、本発明の印刷データ処理装置では、前記文字サイズ決定手段が、前記文字 種判断手段が前記一単語内に少なくとも 1つ大文字が含まれていると判断した場合 に、その単語の全ての文字の文字サイズを大文字用サイズとしてもよ 、。
[0008] また、本発明の印刷データ処理装置では、前記文字種判断手段が大文字と判断し た場合に、当該文字の前の文字サイズが大文字用の文字サイズカゝ否かを判断する 文字サイズ判断手段と、当該文字サイズ判断手段が大文字用サイズと判断しなかつ た場合に、その文字からさかのぼって前記単語区切り判断手段により単語区切りと判 断された文字の直後の文字まで、文字サイズを大文字用サイズに変更する文字サイ ズ変更手段とを備え、前記文字種判断手段は、前記入力済文字の並び順に大文字 か否かを判断し、当該文字種判断手段が大文字と判断しなかった場合には、前記文 字サイズ決定手段は、当該文字の文字サイズを直前の文字の文字サイズと同一の文 字サイズに決定してもよい。
[0009] また、本発明の印刷データ処理装置では、最初に入力された文字、及び前記単語 区切り判断手段により単語区切りと判断された文字の次の文字を単語の先頭と決定 する単語先頭文字決定手段と、前記単語区切り判断手段により単語区切りと判断さ
れた文字の直前の文字を単語終了文字と決定する単語終了文字決定手段とを備え 、前記文字種判断手段は、前記単語先頭文字決定手段により決定された先頭文字 から前記単語終了文字決定手段により決定された前記先頭文字に対応する終了文 字までの文字により構成される単語内の全ての文字の文字種を判断し、前記文字サ ィズ決定手段は、前記文字種判断手段により、前記単語内に少なくとも 1つ大文字が 含まれて ヽると判断された場合には、前記単語の全ての文字の文字サイズを大文字 用サイズに決定してもよい。
[0010] また、本発明の印刷データ処理装置では、前記文字サイズ決定手段が、前記文字 種判断手段が判断した前記一単語の先頭の文字の文字種に基づき、その単語の全 ての文字の文字サイズを、当該先頭文字の文字種に対応する文字サイズに決定して ちょい。
[0011] また、本発明の印刷データ処理装置では、前記文字種判断手段が、前記入力済 文字の並び順に、前記単語区切り判断手段により単語区切りと判断された文字の次 の文字についてのみ文字種を判断し、前記文字サイズ決定手段は、当該文字種判 断手段による判断がなされた場合には、その判断結果に基づいて当該文字の文字 サイズを決定し、その後、当該文字の文字サイズを直前の文字の文字サイズと同一 の文字サイズに決定してもよ 、。
[0012] また、本発明の印刷データ処理装置では、最初に入力された文字、及び前記単語 区切り判断手段により単語区切りと判断された文字の次の文字を単語の先頭と決定 する単語先頭文字決定手段と、前記単語区切り判断手段により単語区切りと判断さ れた文字の直前の文字を単語終了文字と決定する単語終了文字決定手段とを備え 、前記文字種判断手段は、単語先頭文字決定手段により決定された先頭文字の文 字種を判断し、前記文字サイズ決定手段は、前記文字種判断手段が判断した文字 種に対応する文字サイズを、前記単語終了文字決定手段により決定された、前記先 頭文字に対応する終了文字までの全ての文字に適用してもよい。
[0013] また、本発明の印刷データ処理装置では、前記文字サイズ決定手段により決定さ れた文字サイズが大文字用サイズでない場合に、文字の太さを太くするように調整す る太さ調整手段を備えてもょ ヽ。
[0014] また、本発明の印刷データ処理プログラムは、大文字及び小文字の文字種を有す る言語の入力された文字の文字種が大文字であるカゝ否かを判断する文字種判断ス テツプと、前記入力された文字が単語の区切りを示すコードであるカゝ否かを判断する 単語区切り判断ステップと、前記入力された文字により構成される一単語内の文字の 文字サイズを、当該単語内の文字にっ ヽての前記文字種判断ステップの判断結果 に基づき決定する文字サイズ決定ステップとをコンピュータに実行させ、前記一単語 は、前記入力された入力済文字の先頭文字から前記単語区切り判断ステップにお ヽ て単語区切りと判断されるまで、前記単語区切り判断ステップにおいて単語区切りと 判断されて力 次に単語区切りと判断されるまで、又は前記単語区切り判断ステップ において単語区切りと判断されて力 前記入力済文字の末尾文字までのいずれか により構成される。
[0015] また、本発明の印刷データ処理プログラムでは、前記文字サイズ決定ステップでは 、前記文字種判断ステップにおいて、前記一単語内に少なくとも 1つ大文字が含まれ ていると判断された場合に、その単語の全ての文字の文字サイズを大文字用サイズ としてちよい。
[0016] また、本発明の印刷データ処理プログラムでは、前記文字種判断ステップにお!/ヽて 大文字と判断された場合に、当該文字の前の文字サイズが大文字用の文字サイズ か否かを判断する文字サイズ判断ステップと、当該文字サイズ判断ステップにお ヽて 大文字用サイズと判断されな力つた場合に、その文字からさかのぼって前記単語区 切り判断ステップにより単語区切りと判断された文字の直後の文字まで、文字サイズ を大文字用サイズに変更する文字サイズ変更ステップとをコンピュータにさらに実行 させ、前記文字種判断ステップでは、前記入力された文字の並び順に大文字か否か を判断し、当該文字種判断ステップにお 、て大文字と判断されな力 た場合には、 前記文字サイズ決定ステップでは、当該文字の文字サイズを直前の文字の文字サイ ズと同一の文字サイズに決定してもよい。
[0017] また、本発明の印刷データ処理プログラムでは、最初に入力された文字、及び前記 単語区切り判断ステップにより単語区切りと判断された文字の次の文字を単語の先 頭と決定する単語先頭文字決定ステップと、前記単語区切り判断ステップにより単語
区切りと判断された文字の直前の文字を単語終了文字と決定する単語終了文字決 定ステップとをコンピュータにさらに実行させ、前記文字種判断ステップでは、前記単 語先頭文字決定ステップにおいて決定された先頭文字から前記単語終了文字決定 ステップにおいて決定された前記先頭文字に対応する終了文字までの文字により構 成される単語内の全ての文字の文字種を判断し、前記文字サイズ決定ステップでは
、前記文字種判断ステップにおいて、前記単語内に少なくとも 1つ大文字が含まれて V、ると判断された場合には、前記単語の全ての文字の文字サイズを大文字用サイズ に決定してもよい。
[0018] また、本発明の印刷データ処理プログラムでは、前記文字サイズ決定ステップでは 、前記文字種判断ステップにお!、て判断された前記一単語の先頭の文字の文字種 に基づき、その単語の全ての文字の文字サイズを、当該先頭文字の文字種に対応 する文字サイズに決定してもよ 、。
[0019] また、本発明の印刷データ処理プログラムでは、前記文字種判断ステップでは、前 記入力された文字のうち、前記単語区切り判断ステップにおいて単語区切りと判断さ れた文字の次の文字につ!、てのみ文字種を判断し、前記文字サイズ決定ステップで は、当該文字種判断ステップにおいて判断がなされた場合には、その判断結果に基 づいて当該文字の文字サイズを決定し、その後、前記単語区切り判断ステップにお いて単語区切りと判断されるまで、当該文字の文字サイズを直前の文字の文字サイ ズと同一の文字サイズに決定してもよい。
[0020] また、本発明の印刷データ処理プログラムでは、最初に入力された文字、及び前記 単語区切り判断ステップにおいて単語区切りと判断された文字の次の文字を単語の 先頭と決定する単語先頭文字決定ステップと、前記単語区切り判断ステップにより単 語区切りと判断された文字の直前の文字を単語終了文字と決定する単語終了文字 決定ステップとをコンピュータにさらに実行させ、前記文字種判断ステップでは、前記 単語先頭文字決定ステップにお!ヽて決定された先頭文字の文字種を判断し、前記 文字サイズ決定ステップでは、前記文字種判断ステップにお!ヽて判断された文字種 に対応する文字サイズを、前記単語終了文字決定ステップにおいて決定された、前 記先頭文字に対応する終了文字までの全ての文字に適用してもよい。
[0021] また、本発明の印刷データ処理プログラムでは、前記文字サイズ決定ステップによ り決定された文字サイズが大文字用サイズでない場合に、文字の太さを太くするよう に調整する太さ調整ステップをコンピュータにさらに実行させてもよい。
[0022] また、本発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、前記の印刷データ処理プ
、る。
発明の効果
[0023] 本発明の印刷データ処理装置は、単語内の文字の文字種を判断し、その判断結 果に基づいて文字サイズを決定する。例えば、単語内に大文字が含まれていれば単 語全体の文字サイズを大きくしたり、逆に、小文字ば力りで構成されている単語は文 字サイズを小さくするように設定する。これによつて、大文字を含む単語が強調され、 メリノ、リのある表現が可能になる。
[0024] 本発明の印刷データ処理装置は、単語内に大文字が 1以上含まれている場合には 、その単語全体を大きくする等の大文字対応サイズに変更できる。大文字は単語の 先頭でもその他の位置にあってもよい。大文字対応サイズは、通常より少し大きい、 2 段階大きい等の設定が可能である。これによつて、大文字を含む単語が強調され、メ リノ、リのある表現が可能になる。
[0025] 本発明の印刷データ処理装置は、入力順に単語の区切り (例えば、スペース)力どう 力と大文字力どうか (文字種)を判断できる。大文字の場合には、その前の文字のサイ ズが大文字用サイズになっているかどうかをチェックし、すでに大文字用サイズに設 定されていれば、そのまま変更せず、大文字用サイズになっていなければ、単語区 切りの後までさかのぼって文字サイズを大文字用サイズとする。これによつて、 1つず つ順に文字種を判断しつつ、単語内のどこかに大文字が含まれていたら、その単語 全体を大文字用サイズに設定することができる。従って、大文字を含む単語が強調さ れ、メリノ、リのある表現が可能になる。
[0026] 本発明の印刷データ処理装置は、単語区切りコード (例えば、スペース)の位置を 取得して、単語の先頭と終了文字を特定して単語を抽出し、その単語内の文字種を 全て判断しておき、 1つでも大文字が含まれれば、単語全体を大文字用サイズに設 定できる。文字種の判断結果は、文字毎に記憶させておいてもよいし、大文字を見
つけたときにフラグを立てるだけでも対応できる。このような方法でも、大文字を含む 単語が強調され、メリハリのある表現が可能になる。
[0027] 本発明の印刷データ処理装置は、単語の先頭の文字が大文字かどうかによつて、 その単語全体の文字サイズを決定できる。先頭が大文字であれば単語全体の文字 サイズを大きくしたり、先頭が大文字でなければ単語全体の文字サイズを小さくしたり する。単語の途中に大文字をおくことは、通常余り行なわれないので、先頭の文字の みを判断する簡便な構成により、大文字を含む単語が強調され、メリハリのある表現 が可能になる。
[0028] 本発明の印刷データ処理装置は、単語区切り(例えば、スペース)を発見したら、次 の回では文字種を判断し、判断された文字種に基づいて、その文字の文字サイズを 決定できる。例えば、大文字であれば、大きいサイズに設定する。次の回では、単語 区切りの直後の文字ではないから、文字種の判断は行なわず、前回と同じ文字サイ ズ (この例では、大文字用の大きいサイズ)に設定する。これを次の単語区切りまで繰 り返すことにより、単語全体を先頭の文字種に応じたサイズに設定できる。
[0029] 本発明の印刷データ処理装置は、単語区切りの直後を単語先頭と判断し、直前を 単語末尾として、その間を単語として抽出しておき、単語先頭文字の文字種を判断し て、その文字種に対応した文字サイズを、単語末尾文字までのすべての文字に適用 できる。以上の方法により、単語全体を先頭の文字種に応じたサイズに設定できる。
[0030] 本発明の印刷データ処理プログラムは、大文字のある単語を大きぐその他の単語 を相対的に小さく印刷するので、文字の太さを太くするように調整できる。太さの調整 により、小さく設定した単語が見に《ならないようにでき、文字表現が豊かになる。
[0031] 本発明の印刷データ処理プログラムは、単語内の文字の文字種を判断し、その判 断結果に基づいて文字サイズを決定できる。例えば、単語内に大文字が含まれてい れば単語全体の文字サイズを大きくしたり、逆に、小文字ばカゝりで構成されている単 語は文字サイズを小さくするように設定する。これによつて、大文字を含む単語が強 調され、メリハリのある表現が可能になる。
[0032] 本発明の印刷データ処理プログラムは、単語内に大文字が 1以上含まれている場 合には、その単語全体を大きくする等の大文字対応サイズに変更できる。大文字は
単語の先頭でもその他の位置にあってもよい。大文字対応サイズは、通常より少し大 きい、 2段階大きい等の設定が可能である。これによつて、大文字を含む単語が強調 され、メリノ、リのある表現が可能になる。
[0033] 本発明の印刷データ処理プログラムは、入力順に単語の区切り (例えば、スペース) 力どうかと大文字かどうか (文字種)を判断し、大文字の場合には、その前の文字のサ ィズが大文字用サイズになっているかどうかをチェックし、すでに大文字用サイズに 設定されていれば、そのまま変更せず、大文字用サイズになっていなければ、単語 区切りの後までさかのぼって文字サイズを大文字用サイズとすることができる。これに よって、 1つずつ順に文字種を判断しつつ、単語内のどこかに大文字が含まれてい たら、その単語全体を大文字用サイズに設定することができる。従って、大文字を含 む単語が強調され、メリハリのある表現が可能になる。
[0034] 本発明の印刷データ処理プログラムは、単語区切りコード (例えば、スペース)の位 置を取得して、単語の先頭と終了文字を特定して単語を抽出し、その単語内の文字 種を全て判断しておき、 1つでも大文字が含まれれば、単語全体を大文字用サイズ に設定できる。文字種の判断結果は、文字毎に記憶させておいてもよいし、大文字 を見つけたときにフラグを立てるだけでも対応できる。このような方法でも、大文字を 含む単語が強調され、メリハリのある表現が可能になる。
[0035] 本発明の印刷データ処理プログラムは、単語の先頭の文字が大文字かどうかによ つて、その単語全体の文字サイズを決定できる。先頭が大文字であれば単語全体の 文字サイズを大きくしたり、先頭が大文字でなければ単語全体の文字サイズを小さく したりする。単語の途中に大文字をおくことは、通常余り行なわれないので、先頭の 文字のみを判断する簡便な構成により、大文字を含む単語が強調され、メリハリのあ る表現が可能になる。
[0036] 本発明の印刷データ処理プログラムは、単語区切り(例えば、スペース)を発見した ら、次の回では文字種を判断し、判断された文字種に基づいて、その文字の文字サ ィズを決定できる。例えば、大文字であれば、大きいサイズに設定する。次の回では 、単語区切りの直後の文字ではないから、文字種の判断は行なわず、前回と同じ文 字サイズ (この例では、大文字用の大きいサイズ)に設定する。これを次の単語区切り
まで繰り返すことにより、単語全体を先頭の文字種に応じたサイズに設定できる。
[0037] 本発明の印刷データ処理プログラムは、単語区切りの直後を単語先頭と判断し、直 前を単語末尾として、その間を単語として抽出しておき、単語先頭文字の文字種を判 断して、その文字種に対応した文字サイズを、単語末尾文字までのすべての文字に 適用できる。以上の方法により、単語全体を先頭の文字種に応じたサイズに設定でき る。
[0038] 本発明の印刷データ処理プログラムは、大文字のある単語を大きぐその他の単語 を相対的に小さく印刷するので、文字の太さを太くするように調整できる。太さの調整 により、小さく設定した単語が見に《ならないようにでき、文字表現が豊かになる。
[0039] 本発明のコンピュータ読取可能な記録媒体は、前記印刷データ処理プログラムの 作用効果を奏することができる。
発明を実施するための最良の形態
[0040] 次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。以下 の実施形態は、複数の文字や記号など力 なるテキストを印字媒体である印字テー プへ印字可能なテープ印字装置に本発明を適用した場合のものである。図 1は、テ ープ印字装置 1の正面図である。図 2は、テープ印字装置の制御系のブロック図であ る。図 3は、テキストメモリ 141の内容を模式的に示す説明図である。
[0041] 図 1に示すように、テープ印字装置 1の上面には、数字や文字等のキーに加え、モ ード設定キーや印刷キー等種々の機能キーなどが設けられたキーボード 2(入力手 段に相当する)が配設され、そのキーボード 2の上部には、入力した文字や記号を表 示可能な LCD3が設けられている。さらに、テープ印字装置 1内部には、サーマルへ ッド 18 (図 2参照)を備えたサーマル印字機構 (図示せず)が配設され、切断用ノブ 4を 押圧操作することで、印字した印字テープを切断機構により手動で切断できるよう〖こ なっている。
[0042] 次に、テープ印字装置 1の制御系は、図 2に示すように、 CPU11と、この CPU11 に I/Oバス 12を介して接続された ROM13、 RAM14、 LCD3、モータコントローラ 1 5と、プリントヘッドコントローラ 17とから構成され、さらに、モータコントローラ 15には 駆動モータ 16が、プリントヘッドコントローラ 17にはサーマルヘッド 18とが接続されて
いる。
[0043] ROM13には、キーボード 2から入力された文字や記号や数字などのキャラクタのコ ードデータに対応させて、 LCD3への表示を制御する表示駆動制御プログラム、 RA M14内のテキストメモリ 141に格納された文字や記号について、印字に供するドット パターンデータを作成するドットパターンデータ変換プログラムや、作成されたドット パターンデータについて、 1ドット列毎のドットパターンデータを順次サーマルヘッド 1 8や駆動モータ 16に出力して印字する印字駆動制御プログラム、本願特有の印刷文 字サイズ自動設定プログラム (後述)などが格納されて 、る。
[0044] RAM14には、テキストメモリ 141、文字サイズメモリ 142、印刷バッファ 143、その 他の一時的な情報を格納するメモリが設けられている。テキストメモリ 141には、テキ スト格納エリア 1411が設けられ、キーボード 2から入力された文字や記号からなるテ キストのデータが格納される。例えば、図 3に示すように、「Necessity is the mother of invention.」というテキストが、テキスト格納エリア 1411に文字毎に格納されている。 文字サイズメモリ 142には、テキストメモリ 141に格納されて 、る各文字にっ 、て設定 された文字サイズのデータが文字毎に格納される。印刷バッファ 143には、キーボー ド 2から入力され、テキストメモリ 141に格納されたキャラクターコードに対応するドット パターンデータが展開して格納される。この他、 RAM14には、エラー情報メモリなど 複数のメモリが設けられて 、る。
[0045] 次に、テープ印字装置 1の制御装置内で行なわれる、文字サイズ設定処理につい て、 4つの実施形態に基づき説明する。第一実施形態では、テキストメモリ 141に格 納されている文字列を先頭力も順に見ていき、スペースに区切られた単語の先頭の 文字が大文字かどうかを判断する。大文字だった場合には、その単語を構成する全 ての文字の文字サイズを大きくしてより目立たせる文字表現を行なう。第二実施形態 では、テキストメモリ 141に格納されて 、る文字列のスペースをチェックして単語の開 始位置と終了位置を記憶しておく。そして、単語の開始位置である先頭文字が大文 字かどうかを判断し、大文字だった場合にはその単語を構成する全ての文字の文字 サイズを大きくしてより目立たせる文字表現を行なう。第三実施形態では、テキストメ モリ 141に格納されて 、る文字列を先頭力も順に見て 、き、大文字を発見した場合
には、その大文字を含む単語内の全ての文字サイズを大きくしてより目立たせる文字 表現を行なう。第四実施形態では、テキストメモリ 141に格納されている文字列のス ペースをチェックして単語の区切りをチェックするとともに、単語内の文字が大文字か どうかを判断しておく。そして、大文字を含む単語については、全ての文字のサイズ を大きくしてより目立たせる文字表現を行なう。フローチャートの各ステップについて は、以下「S」と略す。
[0046] まず、第一実施形態について、図 4〜図 8に基づいて説明する。図 4は、第一実施 形態の文字サイズ設定処理のメインルーチンのフローチャートである。図 5は、図 4の S 13で実行するサイズ縮小処理のサブルーチンのフローチャートである。図 6は、図 4の S 15で実行するサイズ拡大処理のサブルーチンのフローチャートである。図 7は 、サイズ縮小処理の変形例のフローチャートである。図 8は、第一実施形態により文 字サイズを設定した英語文の印刷イメージ例を示す説明図である。
[0047] テープ印字装置 1に電源が投入されると、 RAM14内の各メモリをリセットしたり、サ 一マル印字機構を初期化するなどの初期設定が行なわれる。そして、まず、文字サ ィズ自動設定モードが選択された力否力が判断される(S1)。 自動設定でなければ( SI :NO)、操作者が好みの文字サイズを手動で設定する手動設定処理を実行し (S 3)、処理を終了する。
[0048] 自動設定モードが選択された場合には(S1: YES)、文字サイズの自動設定処理 のための初期設定を行なう(S5)。ここでは、文字サイズ相互間の比率設定の初期化 、サイズの既定値の読込等が行なわれる。
[0049] 次に、テキストメモリ 141のテキスト格納エリア 1411に格納されて 、る最初の文字を 取得する(S7)。そして、全ての文字について処理が終了している力否かを判断する (S9)。これは、 S7において文字が取得できな力つた場合、あるいは、全テキストの終 了を示すコードが取得された場合に判断される。全文字について処理が終了してい れば (S9 : YES)、文字サイズ自動設定処理を終了する。
[0050] 全ての文字についてまだ処理が終了していなければ(S9 : NO)、 S7で取得した文 字が大文字力否かを判断する(S 11)。例えば、図 3の例では、最初の文字は「N」で あるから、大文字であると判断される。大文字の場合には(Sl l : YES)、サイズ拡大
処理を実行する(S15)。サイズ拡大処理の詳細については、図 6を参照して後述す る。大文字でない場合には(Sl l :NO)、サイズ縮小処理を実行する(S13)。サイズ 縮小処理の詳細については、図 5を参照して後述する。
[0051] 以上により、最初の文字についての文字種判断、それに基づくその文字を先頭と する単語の文字サイズの設定処理が完了する(後述の図 5及び図 6の説明を参照) ので、 S7に戻り、次の文字を取得して、以上の処理を繰り返す。
[0052] 次に、図 5を参照して、図 4の S 13で実行するサイズ縮小処理について説明する。
まず、処理中の文字についての文字サイズを縮小設定する(S21)。縮小設定は、文 字サイズの既定値力も例えば 2段階ポイントを下げる、アウトラインフォントの比率を既 定値の 80%にする、等の周知の方法で行なうことができる。また、相対的な大きさの 大小が確保されればょ 、ので、ここでは縮小する設定を行なわず既定値のままとして 、図 6で説明する拡大処理においてサイズを大きくするだけにしてもよい。また、縮小 処理では 1段階大きさを小さくし、拡大処理で 1段階大きくするような設定でもよい。
[0053] 縮小設定が済んだら、次の文字をテキストメモリ 141から取得する(S23)。図 3の例 では、たとえば、 2つめの単語の最初の文字「i」について、図 4の S11で NOと判断さ れて図 5のサブルーチンに入ってきたとすると、この「i」の文字サイズ設定処理を終了 したので、次の文字「s」を取得する。そして、その取得した文字がスペースか否かを 判断する(S25)。スペース力否かのチェックにより、単語の終わりを検出するためで ある。スペースでなければ(S25 : NO)、テキストメモリ 141に格納されている全文字 について終了した力否かを判断する(S27)。終了していなければ(S27 : NO)、まだ 単語の途中の文字であるから、 S21に戻り、文字サイズの縮小設定を行なう。
[0054] このサブルーチンに入ってきた段階で、単語の先頭文字が小文字と判断されてい るから、この単語は全て小さいサイズになるように設定していく。従って、 S25でスぺ ースが検出されて単語が終了する力、 S27で全文字終了と判断されて終了となるま で、 S21と S23を繰り返し、単語を構成する全ての文字について文字サイズを小さく する処理を行なう。
[0055] スペースが検出された場合(S25 : YES)、又は、テキストメモリ 141内の文字の終 了コードが検出された場合には(S27: YES)、その単語の文字について全て文字サ
ィズ縮小設定が終了したので、図 4のメインルーチンに戻る。
[0056] 次に、図 6を参照して、図 4の S 15で実行するサイズ拡大処理について説明する。
まず、処理中の文字についての文字サイズを拡大設定する(S31)。拡大設定は、文 字サイズの既定値力も例えば 2段階ポイントを上げる、アウトラインフォントの比率を既 定値の 120%にする、等周知の方法で行なうことができる。また、相対的な大きさが 確保されればよいので、ここでは拡大設定を行なわず既定値のままとして、前述した 縮小処理にお!、てサイズを小さくするような設定方法によってもょ 、。
[0057] 拡大設定が済んだら、次の文字をテキストメモリ 141のテキスト格納エリア 1411から 取得する(S33)。図 3の例では、今、最初の文字「N」の文字サイズ設定処理を終了 したので、次の文字「e」を取得する。そして、その取得した文字がスペース力否かを 判断する(S35)。スペース力否かのチェックにより、単語の終わりを検出するためで ある。スペースでなければ(S35 :NO)、テキストメモリ 141のテキスト格納エリア 1411 に格納されて 、る全文字にっ 、て終了した力否かを判断する(S37)。終了して ヽな ければ(S37 : NO)、まだ単語の途中の文字であるから、 S31に戻り、文字サイズの 拡大設定を行なう。
[0058] このサブルーチンに入ってきた段階で、単語の先頭文字が大文字と判断されてい るから、この単語は、残りの文字が大文字か小文字かに関わらず、全て大きい文字サ ィズになるように設定していく。従って、 S35でスペースが検出されて単語が終了する 力 S37で全文字終了と判断されて終了となるまで、 S31と S33を繰り返し、単語を 構成する全ての文字について文字サイズを大きくする処理を行なう。
[0059] スペースが検出された場合(S35 : YES)、又は、テキストメモリ 141内の文字の終 了コードが検出された場合には(S37: YES)、その単語の文字について全て文字サ ィズ拡大設定が終了したので、図 4のメインルーチンに戻る。
[0060] 尚、図 5のサブルーチンにより通常のサイズよりも文字サイズを縮小するように設定 する場合、文字を小さくしたことによって文字の線が細くなつてしまい、見にくくなるこ とを避けるため、縮小した文字について太さを調整するステップを挿入してもよい。こ のような太さ調整処理を加えた変形例について、図 7を参照して説明する。
[0061] 図 7に示すように、図 5の場合と同様、まず、処理中の文字についての文字サイズを
縮小設定する(S41)。縮小設定は、文字サイズの既定値力 例えば 2段階ポイントを 下げる、アウトラインフォントの比率を既定値の 80%にする、等の周知の方法で行な うことができる。
[0062] 縮小設定が済んだら、縮小された文字の太さを太くする調整処理を行なう(S43)。
太さの調整は、アウトラインフォントの縦横比を変更したり、横方向の場合にドットバタ 一ンの縦 1列分を横方向にコピーし、縦方向の場合ドットパターンの横 1列分を縦に コピーするようにしてもよい。また、フォントを異なるものに替えたりしてもよい。次に、 次の文字をテキストメモリ 141から取得する(S45)。そして、その取得した文字がスぺ ースか否かを判断する(S47)。スペースか否かのチェックにより、単語の終わりを検 出するためである。スペースでなければ(S47 : NO)、テキストメモリ 141に格納されて V、る全文字にっ 、て終了した力否かを判断する(S49)。終了して 、なければ(S49: NO)、まだ単語の途中の文字であるから、 S41に戻り、文字サイズの縮小設定を行 なう。
[0063] このサブルーチンに入ってきた段階で、単語の先頭文字が小文字と判断されてい るから、この単語は全て小さいサイズになるように設定していく。従って、 S47でスぺ ースが検出されて単語が終了する力、 S49で全文字終了と判断されて終了となるま で、 S41〜S45を繰り返し、単語を構成する全ての文字について文字サイズを小さく する処理を行なう。
[0064] スペースが検出された場合(S47 : YES)、又は、テキストメモリ 141内の文字の終 了コードが検出された場合には(S49 : YES)、その単語の文字について全て文字サ ィズ縮小設定が終了したので、図 4のメインルーチンに戻る。
[0065] 以上の処理により、大文字で開始された単語の文字サイズは相対的に大きぐその 他の単語の文字は相対的に小さく設定される。このような処理により作成された文字 表現は、例えば図 8のようになる。図 8に示すように、上述の例に基づいた文例 101で は、大文字で開始されている文頭単語「Necessity」が他の単語に比べて 2サイズ大き くなり、人目を惹くように表現されている。また、他の文例 102では、冒頭「Why」と最 後の単語「Best」が大文字で開始されているため、この 2語のサイズが大きく表現され 、インパクトのあるものになっている。このように、第一実施形態のテープ印字装置 1
によれば、テキストの入力順に文字サイズを決定し、単語の冒頭が大文字であれば、 その単語全体が大き ヽサイズになるように設定したので、大文字の文字だけを大きく するよりもより人目を惹くインパクトのある表現が可能になる。
[0066] 尚、本実施形態において、図 4の S 11で大文字か否かの判断処理を実行する CP U11が本発明の文字種判断手段として機能する。また、図 5の S25,図 6の S35,図 7の S47でスペースカゝ否かの判断処理を実行する CPU11が本発明の単語区切り判 断手段として機能する。また、図 4の S13及び図 5のサイズ縮小処理,図 4の S15及 び図 6のサイズ拡大処理を実行する CPU11が本発明の文字サイズ決定手段として 機能する。また、図 7の S43で太さ調整処理を実行する CPU11が本発明の太さ調整 手段として機能する。
[0067] 次に、第二実施形態について、図 9〜図 13を参照して説明する。図 9は、第二実施 形態におけるテキストメモリ 141の内容を模式的に示す説明図である。図 10は、第二 実施形態の文字サイズ設定処理のメインルーチンのフローチャートである。図 11は、 図 10の S106で実行する単語抽出処理のサブルーチンのフローチャートである。図 1 2は、図 10の S 113で実行するサイズ縮小処理のサブルーチンのフローチャートであ る。図 13は、図 10の S 115で実行するサイズ拡大処理のサブルーチンのフローチヤ ートである。
[0068] 図 9に示すように、第二実施形態では、テキストメモリ 141は、テキスト格納エリア 14 11に対応して単語の開始位置と終了位置を格納する単語位置格納エリア 1412を備 え、後述する単語抽出処理で抽出される単語の先頭文字と終了文字がとりだせるよう に記憶されている。
[0069] 第二実施形態における文字サイズ設定処理は、以下のように行なわれる。まず、図 10に示すように、文字サイズ自動設定モードが選択された力否かが判断される(S10 D o 自動設定でなければ (S101 :NO)、操作者が好みの文字サイズを手動で設定 する手動設定処理を実行し (S 103)、処理を終了する。
[0070] 自動設定モードが選択された場合には(S101: YES)、文字サイズの自動設定処 理のための初期設定を行なう(S105)。ここでは、文字サイズ相互間の比率設定の初 期化、サイズの既定値の読込等が行なわれる。次に、テキストメモリ 141に格納されて
V、るテキストをチェックして単語の先頭と終わりを取り出す単語抽出処理を実行する( S106)。単語抽出処理の詳細については、図 11を参照して後述する。
[0071] 次に、テキストメモリ 141のテキスト格納エリア 1411に格納されている次の単語の開 始位置の文字を取得する(S 107)。そして、全ての文字について処理が終了してい る力否かを判断する(S109)。これは、 S 107において文字が取得できなかった場合 、あるいは、全テキストの終了を示すコードが取得された場合に判断される。全文字 につ 、て処理が終了して!/、れば(S 109: YES)、文字サイズ自動設定処理を終了す る。
[0072] 全ての文字についてまだ処理が終了していなければ(S 109 : NO)、 S 107で取得 した文字が大文字力否かを判断する(S 111)。例えば、図 9の例では、最初の文字 は「N」であるから、大文字であると判断される。大文字の場合には(S111 :YES)、 サイズ拡大処理を実行する(SI 15)。サイズ拡大処理の詳細については、図 13を参 照して後述する。大文字でない場合には(Sl l l :NO)、サイズ縮小処理を実行する (S113)。サイズ縮小処理の詳細については、図 12を参照して後述する。
[0073] 以上により、単語の先頭文字についての文字種判断、それに基づくその単語の文 字サイズの設定処理が完了する(後述の図 11〜図 13の説明を参照)ので、 S107に 戻り、次の文字を取得して、以上の処理を繰り返す。
[0074] 次に、図 11を参照して、図 10の S106で実行する単語抽出処理について説明する 。まず、テキストメモリ 141のテキスト格納エリア 1411から最初の文字を取得する(S1 21)。そして、全文字終了か否かを判断する(S 123)。初回はまだ全文字終了では ないので(S123 :NO)、次に、取得された文字がスペースか否かを判断する(S 125 )。スペースの場合は(S125 :YES)、 S121に戻って次の文字を取得する。スペース でない場合は(S 125 : NO)、現在の処理中の文字は単語の先頭文字であるから、単 語開始位置を記憶する(S 127)。図 9の例では、テキスト格納エリア 1411の冒頭の「 NJに対応する単語位置格納エリア 1412に、単語開始位置を示す「S1」が記憶され ている。
[0075] 次に、テキスト格納エリア 1411の次の文字を取得する(S129)。先の例では、「N」 の次の「e」を取得する。そして、取得した文字がスペース力否かを判断する(S 131)
。スペースでなければ(S131 :NO)、まだその単語の途中の文字であるから、単語位 置格納エリア 1412には何も記憶せずに S129に戻り、次の文字を取得する。図 9の 例で、「Necessity」の「y」まで以上の処理を繰り返し、「y」の次の文字を取得すると(S 129)、次はスペースであるから(S131)、「y」に対応する単語位置格納エリア 1412 に単語終了位置を記憶する(S 135)。図 9の例では、テキスト格納エリア 1411の「y」 に対応する単語位置格納エリア 1412に、単語終了位置を示す「E1」が記憶されて いる。
[0076] そして、 S121に戻り、次の文字を取得する。次は、「i」であり、まだ全文字終了でも なく(S 123 : NO)、スペースでもない(S 125 : NO)ので、その文字に単語開始位置 を記憶する(S127)。図 9に示すように、「i」に対応する単語位置格納エリア 1412に は、単語開始位置を示す「S2」が記憶されている。そして、次の文字「s」を取得し (S1 29)、これはスペースではなく(S131 :NO)、その次の文字を取得すると(S129)、ス ペースであるから(S 131: YES)、その直前の文字「s」に対応する単語位置格納エリ ァ 1412に、単語終了位置を示す「E2」を記憶する(S135)。以上の処理をテキスト 格納エリア 1411の文字が全てなくなるまで(S123 : YES)繰り返すことにより、全ての 単語の開始位置と終了位置が記憶される。
[0077] 次に、図 12を参照して、図 10の S 113で実行するサイズ縮小処理について説明す る。まず、処理中の文字についての文字サイズを縮小設定する(S141)。縮小設定 は、文字サイズの既定値力も例えば 2段階ポイントを下げる、アウトラインフォントの比 率を既定値の 80%にする、等の周知の方法で行なうことができる。また、相対的な大 きさの大小が確保されればょ 、ので、ここでは縮小する設定を行なわず既定値のま まとして、図 13で説明する拡大処理においてサイズを大きくするだけにしてもよい。ま た、縮小処理では 1段階大きさを小さくし、拡大処理で 1段階大きくするような設定で ちょい。
[0078] 縮小設定が済んだら、その文字に単語終了位置が記憶されて!、る力否かを判断す る(S142)。単語終了位置でなければ(S 142 : NO)、次の文字をテキスト格納エリア 1411から取得する(S143)。そして、 S141に戻り、取得した文字の文字サイズの縮 小設定を行なう。このサブルーチンに入ってきた段階で、単語の先頭文字が小文字
と判断されているから、この単語は全て、すなわち、単語終了位置が検出されるまで
、小さいサイズの文字になるように設定していく。単語終了位置となった場合は(S 14 2 : YES) ,図 10に戻る。図 9の例では、たとえば、 2つめの単語の最初の文字「i」に つ!、て、図 10の SI 11で NOと判断されて図 12のサブルーチンに入ってきたとすると 、まず、「i」の文字サイズの縮小設定を行ない(S141)、「i」は単語終了位置ではない ので(S 142 : NO)、次の文字「s」を取得する(S 143)。そして、「s」の文字サイズの縮 小設定を行ない(S 141)、「s」は単語終了位置であるから(S 142 : YES)、そのまま 図 10に戻る。また、「a」のような一文字で構成される単語の場合、単語の開始位置と 終了位置が同じ文字に記憶されている。このような場合には、まず「a」の縮小設定を 行ない(S141)、「a」は単語終了位置であるから(S142 :YES)、そのまま図 10に戻 ることとなる。
[0079] 次に、図 13を参照して、図 10の S 115で実行するサイズ拡大処理について説明す る。まず、処理中の文字についての文字サイズを拡大設定する(S151)。拡大設定 は、文字サイズの既定値力も例えば 2段階ポイントを上げる、アウトラインフォントの比 率を既定値の 120%にする、等の周知の方法で行なうことができる。また、相対的な 大きさが確保されればょ 、ので、ここでは拡大設定を行なわず既定値のままとして、 前述した縮小処理にぉ 、てサイズを小さくするような設定方法によってもょ 、。
[0080] 拡大設定が済んだら、その文字に単語終了位置が記憶されて!、る力否かを判断す る(S152)。単語終了位置でなければ(SI 52 : NO)、次の文字をテキスト格納エリア 1411から取得する(S 153)。 S151に戻り、取得した文字の文字サイズの拡大設定 を行なう。このサブルーチンに入ってきた段階で、単語の先頭文字が大文字と判断さ れているから、この単語は全て、すなわち、単語終了位置が検出されるまで、大きい サイズの文字になるように設定して 、く。単語終了位置となった場合は(S 152: YES ) ,図 10に戻る。図 9の例では、例えば、最初の文字「N」について、大文字と判断さ れて図 13のサブルーチンに入ってきたとすると、まず、「N」の文字サイズの拡大設定 を行い(S 151)、「N」は単語終了位置ではないので(S 152 : NO)、次の文字「e」を 取得する(S153)。そして、「e」の文字サイズの拡大設定を行い(S 151)、「e」も単語 終了位置ではないので(S 152 : NO)、次の文字「c」を取得する(S 153)。これを繰り
返して単語末尾の文字「y」までサイズ拡大設定を行な ヽ、 「y」は単語終了位置であ るから(S152 : YES)、そのまま図 10に戻る。また、「I」のような一文字で構成される 単語の場合、単語の開始位置と終了位置が同じ文字に記憶されている。このような 場合には、まず「I」の拡大設定を行ない(S 151)、 「I」は単語終了位置であるから(S 152 : YES)、そのまま図 10に戻ることとなる。
[0081] 以上の処理により、第一実施形態と同様に、図 8の例のように、大文字で開始され た単語の文字サイズは相対的に大きぐその他の単語の文字は相対的に小さく設定 される。第二実施形態のテープ印字装置 1によれば、あらかじめ単語の開始位置と 終了位置を検出し、それに沿って、開始位置の文字が大文字であればその単語全 体が大きいサイズになるように設定したので、大文字の文字だけを大きくするよりもよ り人目を惹くインパクトのある表現が可能になる。
[0082] 尚、本実施形態において、図 10の S 111で大文字か否かの判断処理を実行する C PU11が本発明の文字種判断手段として機能する。また、図 11の S125及び S131 でスペースカゝ否かの判断処理を実行する CPU11が本発明の単語区切り判断手段と して機能する。また、図 10の S113及び図 11のサイズ縮小処理,図 10の S115及び 図 12のサイズ拡大処理の実行する CPU11が本発明の文字サイズ決定手段として 機能する。また、図 11の S127で単語開始位置を記憶する CPU11が本発明の単語 先頭文字決定手段として機能する。また、図 11の S135で単語終了位置を記憶する CPU11が本発明の単語終了文字決定手段として機能する。
[0083] 次に第三実施形態について、図 14〜図 17に基づいて説明する。図 14は、第三実 施形態におけるテキストメモリ 141の内容を模式的に示す説明図である。図 15は、第 三実施形態の文字サイズ設定処理のメインルーチンのフローチャートである。図 16 は、図 15の S215で実行するサイズ拡大処理のサブルーチンのフローチャートである 。図 17は、第三実施形態により文字サイズを設定した英語文の印刷イメージ例を示 す説明図である。
[0084] 図 14に示すように、第三実施形態では、テキストメモリ 141は、第一実施形態と同 様に、入力テキストが文字毎に分けられたテキスト格納エリア 1411にそれぞれ格納さ れている。
[0085] 第三実施形態における文字サイズ設定処理は、以下のように行なわれる。まず、図 15に示すように、文字サイズ自動設定モードが選択された力否かが判断される(S20 D o自動設定でなければ (S201 : NO)、操作者が好みの文字サイズを手動で設定 する手動設定処理を実行し (S203)、処理を終了する。
[0086] 自動設定モードが選択された場合には(S201: YES)、文字サイズの自動設定処 理のための初期設定を行なう(S205)。ここでは、文字サイズ相互間の比率設定の初 期化、サイズの既定値の読込等が行なわれる。
[0087] 次に、テキストメモリ 141に格納されて 、る最初の文字を取得する(S207)。そして 、全ての文字について処理が終了しているか否かを判断する(S209)。これは、 S20 7において文字が取得できな力つた場合、あるいは、全テキストの終了を示すコード が取得された場合に判断される。全文字にっ 、て処理が終了して!/、れば (S209: Y ES)、文字サイズ自動設定処理を終了する。
[0088] 全ての文字についてまだ処理が終了していなければ(S209 : NO)、次に、この文 字がスペースか否かを判断する(S210)。スペースの場合には(S210 :YES)、 S20 7に戻り、次の文字を取得する。スペースでない場合には(S210 :NO)、 S207で取 得した文字が大文字力否かを判断する(S211)。
[0089] 例えば、図 14の例では、最初の文字は「N」であるから、大文字であると判断される 。大文字の場合には(S211 :YES)、サイズ拡大処理を実行する(S215)。サイズ拡 大処理の詳細については、図 16を参照して後述する。
[0090] 大文字でない場合には(S211 :NO)、その文字のサイズを縮小設定する(S213) 。縮小設定は、文字サイズの既定値力も例えば 2段階ポイントを下げる、アウトライン フォントの比率を既定値の 80%にする、等の周知の方法で行なうことができる。また、 相対的な大きさの大小が確保されればょ 、ので、ここでは縮小する設定を行なわず 既定値のままとして、図 16で説明する拡大処理においてサイズを大きくするだけにし てもよい。また、縮小設定では 1段階大きさを小さくし、拡大処理で 1段階大きくするよ うな設定でもよい。
[0091] 以上により、最初の文字についての文字種判断、それに基づくその文字を先頭と する単語の文字サイズの設定処理が完了する(後述の図 16の説明を参照)ので、 S2
07に戻り、次の文字を取得して、以上の処理を繰り返す。
[0092] 次に、図 16を参照して、図 15の S215で実行するサイズ拡大処理について説明す る。まず、処理中の文字についての文字サイズを拡大設定する(S221)。拡大設定 は、文字サイズの既定値力も例えば 2段階ポイントを上げる、アウトラインフォントの比 率を既定値の 120%にする、等周知の方法で行なうことができる。また、相対的な大 きさが確保されればよいので、ここでは拡大設定を行なわず既定値のままとして、前 述した縮小処理にお!、てサイズを小さくするような設定方法によってもょ 、。
[0093] 拡大設定が済んだら、その拡大設定をした文字の前の文字をテキストメモリ 141の テキスト格納エリア 1411から取得する(S223)。次に、テキスト先頭か否かを判断す る(S224)。テキストの先頭の場合、 S223で前の文字が取得できないので、それによ つて判断できる。テキストの先頭の場合は(S224 : YES)、それより前の文字の文字 サイズを確認する必要がないので、 S231に進み、先に S221で拡大設定をした文字 (図 15にお 、て大文字と判断された文字)の次の文字を取得する。
[0094] テキスト先頭でない場合は(S224 :NO)、次に、 S223で取得した文字がスペース か否かを判断し(S225)、スペースならば(S225: YES)、現在処理中の文字が単語 の先頭文字であることを意味するから、それより前の文字の文字サイズを確認する必 要がないので、 S231に進み、先に S221で拡大設定をした文字(図 15において大 文字と判断された文字)の次の文字を取得する。
[0095] スペースでなければ(S225: NO)、 V、ま拡大設定をした文字は、単語の先頭でな い文字であることを意味する。この実施形態では、大文字が単語の途中に存在しても 、その単語全体を大きな文字サイズにしたいので、同じ単語内のこれまで設定されて いる文字サイズを確認し、小さい文字サイズになっている場合には、大文字用の文字 サイズ湘対的に大きい文字サイズ)に変更する必要がある。そこで、 S221で拡大設 定処理をした文字の前の文字の文字サイズを文字サイズメモリ 142から取得する(S2 27)。そして、その文字サイズが拡大設定済みであるかどうかを判断する(S229)。拡 大設定済みであれば(S229 :YES)、そのまま S231に進んで、このサブルーチンに 入ってきたときに処理していた文字の次の文字を取得する。
[0096] 前の文字が拡大設定されていない場合は(S229 :NO)、 S221に戻り、その文字
にサイズ拡大設定を行う。そして、さらに前の文字を取得し (S223)、スペースに行き 当たる(S225 :YES)まで、文字サイズを取得して(S227)、拡大設定がされていな ければ(S229 :NO)、拡大設定を行う(S221)。スペースが取得されれば(S225 :Y ES)、単語の先頭まで拡大設定がなされ、文字サイズが変更されたので、サブルー チン開始当初の処理対象文字の次の文字を取得する(S231)。
[0097] そして、テキスト格納エリア 1411に格納されている全文字が終了した力否かを判断 し(S233)、終了していれば(S233 :YES)、図 15に戻る。全文字終了でなければ( S233 :NO)、その文字がスペースか否かを判断する(S235)。スペースであれば(S 235 : YES)、単語が終了したので、図 15に戻る。スペースでなければ(S235 : NO) 、まだ単語の途中なので、その文字も拡大設定をして(S237)、 S231に戻って次の 文字を取得し、全文字終了か(S233 :YES)、スペースになる(S235 :YES)まで、 S 231〜S237を繰り返す。
[0098] たとえば、図 14の例で、 4番目の単語「moTher」を処理中とする。図 15のルーチン で、先頭の文字「m」は小文字であるから(S211 :NO)、縮小サイズに設定し(S213 )、次の文字「o」を取得する(S207)。これで全文字終了ではなく(S209 : NO)、スぺ ースでもないので(S210 :NO)、大文字かどうかを判断する(S211)。「o」は大文字 ではないから、再び縮小サイズ設定をして(S213)、 S207に戻る。次の文字を取得 すると、「T」である。これで全文字終了ではなく(S209 : NO)、スペースでもないので (S210 :NO)、大文字かどうかを判断する(S211)。「T」は大文字であるから(S211 : YES)、サイズ拡大処理のサブルーチンに移動する(S215)。
[0099] 図 16に移行すると、この文字「T」の文字サイズを拡大設定する(S221)。次に、「T 」の前の文字「ο」を取得する(S223)。この文字「o」は,テキスト先頭ではなく(S224 : NO)、スペースでもないから(S225 :NO)、今判断した「T」は単語の途中であること がわかる。そこで、前の文字「ο」の文字サイズ設定がどうなつているかを取得する(S2 27)。 「ο」の文字サイズは、先に図 15の S213において、縮小サイズ設定がなされて いる。従って、拡大設定はされていないので (S229 : NO)、サイズを変更して拡大設 定をし(S221)、さらに前の文字「m」を取得する(S223)。これもテキスト先頭ではな く(S224: NO)、スペースでもな!/、ので(S225)、文字サイズを取得すると(S227)、
同様に図 15の S213で縮小設定がされて!/、るので(S229: NO)、この「m」につ!/、て もサイズを変更して拡大設定とし (S221)、さらに前の文字を取得すると(S223)、ス ペースである力ら(S225 ;YES)ゝ S231に進む。ここまでの処理により、「m」「o」「丁」 が全て文字サイズ拡大設定がなされたことになる。
[0100] ついで、サブルーチン開始当初文字の「T」の次の文字を取得すると(S231)、これ は「h」である。まだ全文字終了してはおらず(S233 : NO)、スペースでもないので(S 235 :NO)、この文字「h」も拡大設定処理をして(S237)、次の文字「e」を取得する( S231)。これを繰り返して単語の終了文字「r」までを拡大設定し、スペースに行き当 たったところで(S235 : YES)、図 15に戻る。このような処理により、単語の途中に大 文字が含まれて 、ても、それまで処理されて!、た文字サイズを単語先頭までさかの ぼってサイズ変更をすることにより、単語全体の各文字のサイズを大きくすることがで きる。
[0101] 以上の処理により、大文字を含む単語の文字サイズは相対的に大きぐその他の単 語の文字は相対的に小さく設定される。このような処理により作成された文字表現は 、例えば図 17のようになる。図 17に示すように、上述の例に基づいた文例 201では、 大文字で開始されている文頭単語「Necessity」、及び、途中に大文字を含む単語「m oTher」が他の単語に比べて 2サイズ大きくなり、人目を惹くように表現されている。ま た、他の文例 202では、冒頭「Why」と最後の単語「Best」が大文字で開始されており 、さらに、途中の「yOu」が大文字を含んでいるため、この 3語のサイズが大きく表現さ れ、インパクトのあるものになっている。このように、第三実施形態のテープ印字装置 1によれば、テキストの入力順に文字サイズを決定し、単語の中に大文字があれば、 その単語全体が大き ヽサイズになるように設定したので、大文字の文字だけを大きく するよりもより人目を惹くインパクトのある表現が可能になる。
[0102] 尚、本実施形態において、図 15の S211で大文字か否かの判断処理を実行する C PU11が本発明の文字種判断手段として機能する。また、図 15の S210,図 16の S2 25、 S235でスペースか否かの判断処理を実行する CPU11が本発明の単語区切り 判断手段として機能する。また、図 15の S213のサイズ縮小設定,図 15の S215及び 図 16のサイズ拡大処理を実行する CPU11が本発明の文字サイズ決定手段として機
能する。また、図 16の S229で前の文字のサイズが拡大設定済力否かを判断する C PU11が本発明の文字サイズ判断手段として機能する。また、図 16の S221で前の 文字サイズを拡大設定処理する CPU11が本発明の文字サイズ変更手段として機能 する。
[0103] 次に、第四実施形態について、図 18〜図 22を参照して説明する。図 18は、第四 実施形態におけるテキストメモリ 141の内容を模式的に示す説明図である。図 19は、 第四実施形態の文字サイズ設定処理のメインルーチンのフローチャートである。図 2 0は、図 19の S306で実行する文字種判断処理のサブルーチンのフローチャートで ある。図 21は、図 19の S313で実行するサイズ縮小処理のサブルーチンのフローチ ヤートである。図 22は、図 19の S315で実行するサイズ拡大処理のサブルーチンの フローチャートである。
[0104] 図 18に示すように、第四実施形態では、テキストメモリ 141は、テキスト格納エリア 1 411に対応して、単語の開始位置と終了位置を格納する単語位置格納エリア 1412 と、それぞれの文字が大文字である場合に 1を、大文字でない場合に 0を記憶する文 字種格納エリア 1413とを備え、後述する文字種判断処理で抽出される単語の先頭 文字と終了文字、そこで判断される各文字の文字種がとりだせるように記憶されて ヽ る。
[0105] 第四実施形態における文字サイズ設定処理は、以下のように行なわれる。まず、図 19に示すように、文字サイズ自動設定モードが選択された力否かが判断される(S30 D o 自動設定でなければ (S301 : NO)、操作者が好みの文字サイズを手動で設定 する手動設定処理を実行し (S303)、処理を終了する。
[0106] 自動設定モードが選択された場合には(S301: YES)、文字サイズの自動設定処 理のための初期設定を行なう(S305)。ここでは、文字サイズ相互間の比率設定の初 期化、サイズの既定値の読込等が行なわれる。次に、テキストメモリ 141に格納されて いるテキストをチェックして単語の先頭と終わりを取り出すとともに、各文字の文字種 を判断する文字種判断処理を実行する(S306)。文字種判断処理の詳細につ!ヽて は、図 20を参照して後述する。
[0107] 次に、テキストメモリ 141の単語位置格納エリア 1412に記憶されている内容をチェ
ックして (後述の図 20の説明を参照)、テキストデータ格納エリア 1411に格納されて いる最初の単語を取得する(S307)。そして、 S306で抽出しておいた全ての単語に っ 、て処理が終了して 、る力否かを判断する(S309)。全単語にっ 、て処理が終了 して 、れば(S309: YES)、文字サイズ自動設定処理を終了する。
[0108] 全ての単語についてまだ処理が終了していなければ(S309 : NO)、 S307で取得 した単語内に大文字が含まれているか否かを判断する(S311)。後述のように、文字 種判断処理で全ての単語の位置がチェックされ、各単語内の文字種が判断されて、 文字種格納エリア 1413に格納されているので、ここでは、各単語の文字種格納エリ ァ 1413の内容を確認する(たとえば、単語内の文字種格納エリアの値を加算する)こ とにより、大文字の有無を判断することができる。例えば、図 18の例で、 5番目の単語 「of」の処理中であるとすると、どちらも小文字である。文字種格納エリア 1413は、ど ちらの値も 0となっており、加算しても 0である。従って、この単語内に大文字は含まれ ていないと判断され (S311 :NO)、サイズ縮小処理を実行する(S313)。サイズ縮小 処理の詳細については、図 21を参照して後述する。
[0109] 一方、 4番目の単語「moTher」を処理中であるとすると、「T」のみ大文字で、残りの 文字は小文字である。文字種格納エリア 1413は、「0, 0, 1, 0, 0, 0」となり、加算す ると「1」になる。従って、大文字が含まれると判断され (S311 : YES)、サイズ拡大処 理を実行する(S315)。サイズ拡大処理の詳細については、図 22を参照して後述す る。
[0110] 以上により、処理対象となる単語内に大文字が含まれているか否かの判断がなされ 、その判断結果に基づく文字サイズの設定処理が 1つの単語について完了するので 、 S307〖こ戻り、次の単語についての文字サイズ設定を行い、全ての単語が終了する まで繰り返す。
[0111] 次に、図 20を参照して、図 19の S306で実行する文字種判断処理について説明 する。テキストメモリ 141のテキスト格納エリア 1411から最初の文字を取得する(S32 D oそして、全文字終了か否かを判断する(S323)。初回はまだ全文字終了ではな いので(S323 :NO)、次に、取得された文字がスペースか否かを判断する(S325)。 スペースの場合は(S325 :YES)、 S321に戻って次の文字を取得する。スペースで
ない場合は(S325 : NO)、現在の処理中の文字は単語の先頭文字であるから、単 語開始位置を記憶する(S327)。図 18の例では、テキスト格納エリア 1411の冒頭の 「N」に対応する単語位置格納エリア 1412に、単語開始位置を示す「S1」が記憶さ れている。
[0112] 次に、その文字が大文字か否かを判断する(S329)。そして、大文字の場合は(S3 29 : YES)、文字種格納エリア 1413に文字種「大文字」を意味するコード(図 18の例 では「1」)を記憶する(S331)。大文字でない場合には(S329 : NO)、文字種格納ェ リア 1413に文字種「大文字以外」を意味するコード(図 18の例では「0」)を記憶する( S333)。たとえば、図 18では、「N」に対応する文字種格納エリア 1413に「1」が記憶 されている。
[0113] そして、テキスト格納エリア 1411の次の文字を取得する(S335)。先の例では、「N 」の次の「e」を取得する。そして、取得した文字がスペース力否かを判断する(S337) 。スペースの場合には(S337 : YES)、単語終了位置を単語位置格納エリア 1412に 記憶する(S338)。スペースでなければ(S337 : NO)、次に、全文字終了か否かを 判断する(S339)。全文字終了の場合は(S339 : YES)、単語終了位置を単語位置 格納エリア 1412に記憶し(S340)、図 19に戻る。
[0114] 全文字終了でなければ(S339 : NO)、まだその単語の途中の文字であるから、単語 位置格納エリア 1412には何も記憶せずに S329に戻り、その文字が大文字力否かを 判断する。今の例では、「e」は小文字であるから(S329 :NO)、文字種格納エリア 14 13に「0」を記憶する(S333)。図 18の例で、「Necessity」の「y」まで以上の処理を繰 り返し、各文字に対応する文字種格納エリア 1413に「0」を記憶する(S333)。 「y」の 次の文字を取得すると(S335)、次はスペースであるから(S337 :YES)、 「y」に対応 する単語位置格納エリア 1412に単語終了位置を記憶する(S338)。図 18の例では 、テキスト格納エリア 1411の「y」に対応する単語位置格納エリア 1412に、単語終了 位置を示す「E 1」が記憶されて 、る。
[0115] そして、 S321に戻り、次の文字を取得する。次は、「i」であり、まだ全文字終了でも なく(S323 :NO)、スペースでもない(S325 :NO)ので、その文字に単語開始位置 を記憶する(S327)。図 18に示すように、「i」に対応する単語位置格納エリア 1412
には、単語開始位置を示す「S2」が記憶されている。そして、その文字が大文字力否 かを判断する(S329)。この例では、「i」は大文字ではないから(S329 :NO)、文字 種格納エリア 1413に「0」を記憶する(S333)。そして、次の文字「s」を取得し(S335 )、これはスペースではないので(S337 :NO)、文字種を判断すると(S329)、小文 字であるから(S329 :NO)、文字種格納エリア 1413に「0」を記憶する(S333)。そし て、次の文字を取得するとスペースであるから(S337 :YES)、その直前の文字「s」 に対応する単語位置格納エリア 1412に、単語終了位置を示す「E2」を記憶する(S3 38)。以上の処理をテキスト格納エリア 1411の文字が全てなくなるまで(S323: YES )繰り返すことにより、全ての単語の開始位置と終了位置が記憶されるとともに、各文 字の文字種が記憶される。
[0116] 次に、図 21を参照して、図 19の S313で実行するサイズ縮小処理について説明す る。まず、処理中の単語の先頭の文字を取得する(S341)。そして、その文字のサイ ズを縮小設定する(S343)。縮小設定は、文字サイズの既定値力 例えば 2段階ボイ ントを下げる、アウトラインフォントの比率を既定値の 80%にする、等の周知の方法で 行なうことができる。また、相対的な大きさの大小が確保されればよいので、ここでは 縮小する設定を行なわず既定値のままとして、図 22で説明する拡大処理においてサ ィズを大きくするだけにしてもよい。また、縮小処理では 1段階大きさを小さくし、拡大 処理で 1段階大きくするような設定でもよい。
[0117] 縮小設定が済んだら、この処理中の文字の単語位置格納エリア 1412に単語終了 位置が記憶されて 、るか否かを判断する(S345)。単語終了位置の場合は(S345: YES) ,図 19に戻る。単語終了位置でなければ(S 345 : NO)、次の文字をテキスト 格納エリア 1411から取得する(S347)。図 18の例では、たとえば、 2つめの単語に っ 、て処理して 、るとすると、図 19の S311でこの単語には大文字がな!、と判断され て(S311 :NO)図 21のサブルーチンに入ってきている。そして、いま、最初の文字「i 」につ 、て縮小サイズ設定を完了し (S343)、まだ単語終了位置ではな 、から (S34 5 ^0)、次の文字「3」を取得する 347)。そして、この文字についても文字サイズ の縮小設定を行なう(S343)。次いで、単語終了位置かどうかを確認すると、「s」は単 語終了位置であるから(S345: YES)、図 19に戻る。
[0118] 次に、図 22を参照して、図 19の S315で実行するサイズ拡大処理について説明す る。まず、処理中の単語の先頭の文字を取得する(S351)。そして、その文字のサイ ズを拡大設定する(S353)。拡大設定は、文字サイズの既定値力 例えば 2段階ボイ ントを上げる、アウトラインフォントの比率を既定値の 120%にする、等の周知の方法 で行なうことができる。また、相対的な大きさが確保されればよいので、ここでは拡大 設定を行なわず既定値のままとして、前述したする縮小処理にぉ 、てサイズを小さく するような設定方法によってもょ 、。
[0119] 拡大設定が済んだら、この処理中の文字の単語位置格納エリア 1412に単語終了 位置が記憶されて 、るか否かを判断する(S355)。単語終了位置の場合は(S355: YES) ,図 19に戻る。最初のルーチンでは単語の先頭文字の処理であるから、たと えば「I」等の、 1文字の単語力 Sこの場合に該当する。単語終了位置でなければ (S35 5 : NO)、次の文字をテキスト格納エリア 1411から取得する(S357)。
[0120] 図 18の例では、たとえば、 4つめの単語について処理しているとすると、図 19の S3 11でこの単語に大文字が含まれて!/、ると判断されて(S311: YES)図 22のサブルー チンに入ってきている。そして、いま、最初の文字「m」について拡大サイズ設定を完 了し(S353)、まだ単語終了位置ではないから(S355 :NO)、次の文字「o」を取得 する(S357)。そして、この文字についても文字サイズの拡大設定を行なう(S353)。 次いで、単語終了位置かどうかを確認すると、「o」は単語終了位置ではないので (S3 55 :^^0)、次の文字「丁」を取得する 357)。そして、この文字についても文字サイ ズの拡大設定を行なう(S353)。次いで、単語終了位置かどうかを確認すると、「T」 は単語終了位置ではないので(S355 :NO)、次の文字「h」を取得する(S357)。そ して、この文字についても文字サイズの拡大設定を行なう(S353)。次いで、単語終 了位置かどうかを確認すると、「h」は単語終了位置ではないので(S355 :NO)、次の 文字「e」を取得する(S357)。そして、この文字についても文字サイズの拡大設定を 行なう(S353)。次いで、単語終了位置かどうかを確認すると、「e」は単語終了位置 ではないので(S355 :NO)、次の文字「r」を取得する(S357)。そして、この文字に ついても文字サイズの拡大設定を行なう(S353)。次いで、単語終了位置かどうかを 確認すると、「r」は単語終了位置であるから(S345 :YES)、図 19に戻る。
[0121] 以上の処理により、第三実施形態と同様に、図 17の例のように、大文字を含む単 語の文字サイズは相対的に大きぐその他の単語の文字は相対的に小さく設定され る。第四実施形態のテープ印字装置 1によれば、あら力じめ単語の開始位置と終了 位置を検出し、あわせてその単語内の文字種を判断しておき、単語内に大文字が含 まれて ヽればその単語全体が大き 、サイズになるように設定したので、大文字の文 字だけを大きくするよりもより人目を惹くインパクトのある表現が可能になる。
[0122] 尚、本実施形態において、図 20の S329で大文字か否かの判断処理を実行する C PU11が本発明の文字種判断手段として機能する。また、図 20の S325及び S337 でスペースカゝ否かの判断処理を実行する CPU11が本発明の単語区切り判断手段と して機能する。また、図 19の S313及び図 21のサイズ縮小処理,図 19の S315及び 図 22のサイズ拡大処理を実行する CPU11が本発明の文字サイズ決定手段として機 能する。また、図 20の S329で単語開始位置を記憶する CPU11が本発明の単語先 頭文字決定手段として機能する。また、図 20の S339で単語終了位置を記憶する C PU11が本発明の単語終了文字決定手段として機能する。
図面の簡単な説明
[0123] [図 1]テープ印字装置 1の正面図である。
[図 2]テープ印字装置の制御系のブロック図である。
[図 3]テキストメモリ 141の内容を模式的に示す説明図である。
[図 4]第一実施形態の文字サイズ設定処理のメインルーチンのフローチャートである
[図 5]図 4の S 13で実行するサイズ縮小処理のサブルーチンのフローチャートである。
[図 6]図 4の S 15で実行するサイズ拡大処理のサブルーチンのフローチャートである。
[図 7]サイズ縮小処理の変形例のフローチャートである。
[図 8]第一実施形態により文字サイズを設定した英語文の印刷イメージ例を示す説明 図である。
[図 9]第二実施形態におけるテキストメモリ 141の内容を模式的に示す説明図である [図 10]第二実施形態の文字サイズ設定処理のメインルーチンのフローチャートである
[図 11]図 10の S 106で実行する単語抽出処理のサブルーチンのフローチャートであ る。
[図 12]図 10の S 113で実行するサイズ縮小処理のサブルーチンのフローチャートで ある。
[図 13]図 10の S 115で実行するサイズ拡大処理のサブルーチンのフローチャートで ある。
圆 14]第三実施形態におけるテキストメモリ 141の内容を模式的に示す説明図であ る。
[図 15]第三実施形態の文字サイズ設定処理のメインルーチンのフローチャートである
[図 16]図 15の S215で実行するサイズ拡大処理のサブルーチンのフローチャートで ある。
圆 17]第三実施形態により文字サイズを設定した英語文の印刷イメージ例を示す説 明図である。
圆 18]第四実施形態におけるテキストメモリ 141の内容を模式的に示す説明図であ る。
[図 19]第四実施形態の文字サイズ設定処理のメインルーチンのフローチャートである
[図 20]図 19の S306で実行する文字種判断処理のサブルーチンのフローチャートで ある。
[図 21]図 19の S313で実行するサイズ縮小処理のサブルーチンのフローチャートで ある。
[図 22]図 19の S315で実行するサイズ拡大処理のサブルーチンのフローチャートで ある。
符号の説明
1 テープ印字装置
2 キーボード
11 CPU
14 RAM
141 テキストメモリ
1411 テキスト格納エリア
1412 単語位置格納エリア
1413 文字種格納エリア