WO2006008828A1 - 液体濾過用フィルタ濾材及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、湿式不織布で、地合が良好で、水での湿潤時の強度が強い液体濾過フィルタ濾材を提供する。本発明の液体濾過用フィルタ濾材は、湿式の不織布であって、未叩解天然繊維を0.5~40重量%配合することにより、地合が非常に良好で、常態の破裂強度と水での湿潤時の破裂強度から求められる低下率が30%以下で、且つ水での湿潤時の破裂強度が300kPa以上の液体濾過フィルタ濾材であることを特徴とする。

Description

明細書 液体濾過用フィルタ濾材及びその製造方法 技術分野:
本発明は、 液体中に含まれる微粒子を分離捕捉する液体濾過用フィルタ濾材及 ぴ濾材の製造方法に関わるものである。 更に詳しくは、 金属の型彫り、 切断加工 等に使用されているワイヤー放電加工機の加工液中に含まれる加工屑や I c生産 における基盤のウェハの切断、 研磨、 エッチング等の工程で使用される超純水中 に含まれる加工屑を効率よく除去し、 清浄な液体を得るための濾材及びその濾材 の製造方法に関するものである。
背景技術:
従来、 ワイヤー放電加工機において加工を行う場合には、 金属の型彫り、 切断 加工等に使用されている。 ワイヤー放電加工機にて加工を行う場合、 加工液の中 に加工屑が浮遊しているが、 この加工屑を除去し、 清浄な液体と加工屑を分離す る為に、 ひだ折プリーツ加工した濾材を組み入れた濾材ュニットを設置している。 この濾材ュ-ットには、 圧力ゲージが設置されており、 濾材ュニットを通過する 加工液の圧力を管理している。 この圧力ゲージは、 加工液の濾材ユニットへ入る 時の圧力が 1 9 5 k P a付近になると、 ワイヤ一放電加工機本体に信号を送り.、 作業を自動で中断きせること ίこより、 濾材ユエットを交換する。
また、 加工液の圧力が 1 9 5 k P aに満たない場合において、 ュ-ットに組み 込まれた濾材が圧力に耐え切れず、破裂して加工屑を濾過できない状態になると、 自動的に作業を中断することとなる。
ュニットに組み込まれた濾材が、 1 9 5 k P a以下の圧力で破裂した場合、 型 彫りの精度の低下、 ヮィヤー放電加工機停止による作業時間の長期化等の不具合 が生じ、 作業効率の低下が著しくなる。 このような問題を未然に防ぐ為、 濾材の 求められる物性として、 3 0 °C、 3 0分以上水に湿潤させた状態の J I S L 1 0 9 6記載の破裂強度が 2 0 0 k P a以上であることが一つの指標となる。
しかしながら、 最近ではワイヤー放電加工機の能力の向上により、 加工液の圧 力が 2 9 7 k P aまでのものがあり、 従来のフィルタ濾材では破裂することによ るトラブルが報告されている。
また、 ワイヤー放電加工機等の加工液のフィルター濾材としては、 ポリエステ ル不織布等が一般的に使用されている。 しかしながら、 これらのポリエステル不 織布等は、目付重量が高く、シートの厚みが厚い為、ひだ折プリーツ加工を行い、 濾材をュニットに組み込んだ場合、 全体の濾材有効面積が少ないという問題があ る。
一方市場では、 濾材の目付重量は 1 1 0 g Zm S S 0 0 g /m 2が主流である が、 シートの厚みを薄くし、 目付重量を低くすることによって、 濾材をひだ折プ リーツ加工を行って、 ユニットに組み込み、 全体の濾材面積を多くすることによ り、 濾材寿命を長くする方向に動いている。 しカゝしながら、 シートの厚さを薄く し、 目付重量を低くすることは、 水湿潤による破裂強度を低下させてしまう。 ま た、 目付重量をそのままで、 シートの厚みを薄くすることは、 濾材が非常に緻密 になり、 濾過抵抗が高くなり、 濾材寿命を短くしてしまう。
又、 ポリエステル不織布等は、 通常、 熱融着繊維と主体繊維から構成されてい る。この場合、熱融着繊維と接触している主体繊維との交点は接着されているが、 それ以外の熱融着繊維の存在していない交点は接着されていない。 このため、 接 着されていない部分の強度は非常に弱くなり、 水に湿潤させたときの濾材全体の 破裂強度が低くなるという問題が.ある。 , ' これらの問題を解決するために、 水での湿潤時の破裂強度が 5 . 0 k g f / c m 2以上となるように部分的に熱圧着させていることが提案されている (例えば、 特許文献 1 )。 しかしながら、 熱圧着することにより、濾材の空隙が潰れ濾過効率 が落ちる欠点がある。 又、 乾式製造法であることから、 目付重量のばらつきが大 きく、 濾過効率がばらつく問題がある。
また、 濾材と支持体層を抄き合わせ一体化した液体濾過用フィルタ濾材で、 支 持体層にバインダーを付与させて、 横方向の湿潤引張強度が 0 . S S k NZni以 上になるようにすべく提案されている (例えば、特許文献 2 )。 しかしながら、 支 持体だけにバインダーを付与することで、 濾材の空隙構造が不均一になってしま い、 濾過が濾材内で均一に行われず、 初期の濾過精度のばらつきが大きくなる。 また、 湿式抄紙で有機化合繊維を抄紙する場合、 界面活性剤、 増粘剤を使用し て地合を良くする事が提案されている (特許文献 3 ) 力 界面活性剤を使用する と、 シートに界面活性剤が残存し、 液体濾過フィルタ濾材として使用する場合、 シートの濡れ性は向上するが、 強度を著しく低下させる。 並びにその界面活性剤 が遊離し、 発泡を起こすため加工精度等に多大な影響を与える。 また、 增粘剤を 多く使用すると、 抄紙機のワイヤーからの剥がれが悪くなり、 シートの不均一化 を招き、 シート内での粗密が大きくなるため、 初期の濾過精度のばらつきが大き くなる。 粗の部分では強度が低いため、 規定圧力に達する前に破れる等のトラプ ルを発生させる。
更に、 ポリエステル不織布等に、 乾燥後フエノール樹脂を塗布して、 水湿潤時 の破裂強度を高くすることも提案されている (例えば、特許文献 4 )。 しかしなが ら、 フエノール樹脂を塗布する場合、 基材に塗布乾燥を行うだけでは、 水湿潤時 の破裂強度は高くならない。 水湿潤時の破裂強度を高くするには、 フエノール樹 脂を塗布乾燥後、 別工程で 1 0 0 °C以上の熱を数分間かけることが通常必要とさ れる。 このため、 熱をかけるキュアリング加工工程を増設あるいは既設工程の改 造をする必要が有り、 非常に設備と手間のかかるものである。
また、 フィプリル化された有機繊維を用いた濾材が提案されているが、 このよ うな繊維を使用すると、 水中での強度を維持する為には、 濾材が非常に緻密にな り、 濾過抵抗が高くなり、 濾材寿命を短くする。 この問題を解決する為に、 貼り 合わせめ 2層構造になっており、 密な部分の厚さを薄くし、 問題を解決しようと している (特許文献 5 ) 1 貼り合わせを行う為、 接着不良の眉間剥離を起こし やすく、 また貼り合せ加工工程等の増設あるいは改造が必要となる。
特許文献 1 特開平 1 1一 1 6 5 0 0 9号公報、
特許文献 2 特開 2 0 0 3— 3 8 9 1 8号公報、
特許文献 3 特開平 9— 1 5 5 1 2 7号公報、
特許文献 4 特開平 7— 2 6 4 9 9号公報、
特許文献 5 特開平 4一 3 1 3 3 1 3号公報。
発明が解決しようとする課題:
本発明は、 従来技術の上記の欠点や問題点を解決し、 地合の非常に良好な、 水 湿潤時の破裂強度の低下が小さく、 フィルタ特性の優れた液体濾過用フィルタ濾 材を提供し、 液体濾過用フィルタ濾材の後加工工程の簡略化、 製造工程における 増設あるいは改造にかかるコストの大幅な低減を目的とする。
課題を解決するための手段:
本発明の上記課題は、 目付重量が 1 0 0 g Zm 2以下の液体濾過用フィルタ濾 材であって、 該濾材の J I S L 1 0 9 6に記載の常態破裂強度と 3 0 °C、 3 0分水湿潤時の湿潤破裂強度から求められる強度低下率が 3 0 %以下であり、 且 つ湿潤破裂強度が 3 0 0 k P a以上であることを特徴とする液体濾過用フィルタ 濾材によって解決される。
更に本発明は、 目付重量が 1 0 0 g /m 2以下になるように湿式抄紙にてシー トを形成した後、 このシートに合成樹脂バインダーを付与し、 次いで乾燥させる ことを特徴とする、 上記液体用濾過フィルタ濾材の製造方法にも関する。
発明の効果:
本発明によって、 濾材をひだ折りプリーツ加工してフィルタに加工する場合、 濾材の折り込み数を増加させ、 フィルタの寿命を長くすることができ、 繊維交点 を全て結合することにより、 目付重量 1 0 0 g Zm 2以下という低目付重量なが らシート内の目付重量の疎密を少なく してシートの地合が良好で、 水での湿潤時 の破裂強度が強く、 シート内の孔径分布を均一化し、 濾過精度を格段に向上させ たフィルタ特性の優れた液体濾過フィルタ濾材を提供するこ-とができた。-また、 本発明の濾材は、 単層構造であるため、 フィルタ濾材製造時の後加工を簡略化で き、 製造工程の増設、 改造等にかかるコス トを、 著しく低減できる。
発明を実施するための最良の形態:
本発明の有利な一つの実施態様においては、 該濾材において、 線地合計にて 測定される正規化した標準偏差の値が、 0 . 8以下である。
本発明の有利な一つの実施態様においては、 3 0分水湿潤時の湿潤引張強度が 濾材の縦方向 2 . O k N/m以上、 且つ横方向 1 . O k N/m以上であり、 縦方向と 横方向の比が 1 . 0〜4 . 0である。
本発明の有利な一つの実施態様においては、 濾材が単層構造である。
本発明の有利な一つの実施態様においては、 繊維径 7 0 /x m以下の未叩解天然 繊維を 0 . 5〜4 0重量%含み、 その他の基材として繊維径 5 μ ιη未満の極細有 機繊維並びに極細無機繊維と、 繊維径 5 μ m以上の有機合成繊維並びに無機繊維 を含み、 繊維径 5 /x m以上の有機合成繊維のうちの一部が繊維状有機バインダー であり、 且つ上記全基材に対し合成樹脂系バインダーを 5〜2 0重量。 /0付与させ る。
本発明の有利な一つの実施態様においては、 シートの最大孔径が 1 0 / m〜5 Ο μ πιであり、 最頻度孔径が 4 /i m〜3 0 μ ιηである。
本発明の有利な一つの実施態様においては、 濾材の最大孔径と最頻度孔径の比 が、 1 . 0〜5 . 0以下である。
本発明の有利な一つの実施態様においては、 濾材密度が 0 . 2 0〜0 . 4 0 g / c m 3である。
本発明の最も重要なファクタ一は、 濾材の地合である。 濾材の地合は強度、 濾 過精度に大きな影響を与える。 そのためこれを管理する事が最も重要なことであ る。 濾材の地合を数値的にあらわす測定器として、 地合計と呼ばれるものがある が、 直接的に測定点の目付重量の変動を測定できる測定器は、 )8線地合計のみで ある。 また、 目付重量の違う濾材の地合比較を行うことができる測定器も ]3線地 合計のみである。 そこでこの地合計から算出される正規化した標準偏差
(Normalized Standard Deviation以下、 N.S.Dと略す) と、 水湿潤時の湿潤破 裂強度、 濾材内の均一な孔径分布、 濾過精度と (^関係を見出した。 すなわち、 β 線地合計から算出される N.S.Dを 0 . 8以下にすることによって、 液体濾過用フ ィルタ濾材の重要なファクターである、 濾材内の目付重量の疎密を少なくし、 水 湿潤時の湿潤破裂強度の低下率を最小限にすることができ、 濾材内の孔径分布を 均一化し、 濾過精度を向上することができる。
水湿潤時の破裂強度だけでなく、 引張強度も液体濾過用フィルタ濾材では重要 な強度物性である。 引張強度が低いと、 水圧によりフィルタが破れてしまう。 従 つて、 濾材の湿潤引張強度は、 縦方向 2 . 0 k NZm以上、 横方向 1 . O k N/ m以上であることが好ましい。但し、余りに縦方向と横方向の比が大きくなると、 水湿潤時の破裂強度の低下が大きくなる。 従って、 湿潤引張強度の縦方向と横方 向の比は 1 . 0〜4 . 0が好ましい。 縦方向と横方向の比が 1 . 0より小さい場 合、 あるいは 4 . 0よりも大きい場合は、 湿潤時の破裂強度の低下率が大きくな る。
濾材内の細孔径分布も液体濾過用フィルタ濾材の性能に大きな影響を与える。 濾材內の細孔径が大きすぎ、 最大孔径が 5 0 μ πιよりも大きい場合は、 初期濾過 精度の低下、 強度低下が著しい。 また 1 0 μ πιよりも小さい場合は、 強度低下は 少ないが、 細孔径が小さすぎため、 目詰まりし易くなるため、 濾材寿命が著しく 低下する。最頻度孔径が 3 0 mよりも大きい場合は、初期濾過精度が低下する。 また、 4 ; m未満の場合、 細孔径が小さいため、 初期濾過は良好であるが、 目詰 まりし易くなるため、 濾材の寿命が著しく短くなる。 従って、 シート内の最大孔 径値が 1 0〜 5 0 μ m、 最頻度孔径値が 4〜 3 0 μ mであり、 且つ最大孔径値と 最頻度孔径値の比が 1 . 0〜5 . 0であることが望ましい。 さらに好ましくは、 1 . 0〜3 . 0である。 最大孔径と最頻度孔径の比が 5 . 0よりも大きいと、 濾 材の初期濾過精度は極端に低下する。 なお、 この比が 1 . 0の時には、 細孔径が 完全に均一な濾材を意味する。 但し、 この細孔径分布については、 地合の N.S.D の値に大きく影響を受ける。 N.S.Dが 0 . 8よりも大きくなると、 最大孔径と最 頻度孔径の比が 5 . 0よりも大きくなる。但し、最大孔径と最頻度孔径の比が 1 . 0〜5 . 0の範囲に入っている場合においても、 濾材の濾過する粒子の大きさに 合わせた細孔径分布の濾材でフィルタユニットを形成する必要がある。
本発明で用いられる未叩解天然繊維とは、 パルプ、 麻、 リンター、 綿、 わら等 の天然繊維及びその誘導体等が挙げられるが、 天然繊維のうちパルプ、 麻がより 好ましく、 特にパルプについては、 平均繊維径が 3 0〜 7 0 /z mである針葉樹パ ルプが好ましく、 これらの天然有機繊維を配合することが、 3 0 °C、 3 0分以上 水に湿潤させた時の破裂強度の維持並びに界面活性剤、 増粘剤を使用せずに地合 を良好にするために必要不可欠である。
基材に配合される未叩解天然繊維は、 0 . 5〜4 0重量%であることが必要で あり、 好ましくは 3〜3 0 重量%である。 0 . 5重量%未満では、 地合を良好に する効果がほとんどなく、また 4 0重量%より多い場合は、地合は良好になるが、 水湿潤時の強度低下が大きくなつてしまう。
本発明で用いられる未叩解天然繊維以外の繊維及ぴ構成について説明する。 本発明で用いられる未叩解天然繊維以外の繊維は、 シートの目付重量に対し、 繊維径が 5 μ m未満の極細有機繊維並びに極細無機繊維 1〜 6 0重量%、 繊維径 が 5 μ m以上の有機合成繊維並びに無機繊維を 1 0〜 6 0重量%の範囲で全体の 繊維の割合が 1 0 0 %となるように構成されたものが好ましい。
本発明で用いられる繊維径 5 μ m未満の極細有機繊維とは、 たとえば 5 μ m 未満のポリエステル繊維、 P V A繊維、 アクリル繊維等が挙げられる。
本発明で用いられる繊維径 5 // m未満の極細無機繊維とは、 たとえばガラス繊 維、 炭素繊維、 ロックファイバー、 ステンレスファイバーなどが挙げられるが、 ガラス繊維が好ましい。
これらの繊維のシートに対する配合率は、 1〜6 0重量%が好ましい。 1重量% 未満では、 破裂強度の低下率が大きく、 6 0重量%よりも多くなると圧力損失が 高くなり、 濾材寿命が短くなる。
本棻明に用いられる繊維径 5 μ πι以上の有機合成繊維とは、 ポリオレフイン、 ポリアミ ド、 ポリエステル、 ポリアクリルアミ ド、 ビニロン等の合成繊維、 並ぴ に繊維状有機パインダ一が上げられる。
本発明で用いられる繊維径 5 μ πι以上繊維状有機バインダーとは、 ポリオレフ イン系複合繊維、 ビニロンバインダー繊維などが挙げられる。 繊維状有機バイン ダ一は、 バインダーとして単独使用では湿潤時の破裂強度に対し効果は低いが、 ラテックス状、 溶液状、 ェマルジヨン状等の液状乃至粘稠性の合成樹脂系バイン ダー、 特に好ましくはラテックス状バインダーと併用すると、 湿潤時の破裂強度 の向上効果が一層高くなる。
本発明に用いられるポリオレフィン系複合繊維の形態としては、芯鞘タイプ(コ ァシェルタイプ)、 並列タイプ (サイドバイサイドタイプ) が挙げられるが、 これ に限定されるものではない。 代表的な複合繊維としては、 例えば、 ポリプロピレ ン (芯) とポリエチレン (鞘) の組み合わせ (商品名 :ダイワボウ N B F— H : 大和紡績製)、 ポリプロピレン (芯) とエチレンビュルアルコール (鞘) の組み合 わせ (商品名:ダイワボウ N B F— E:大和紡績製)、 ポリプロピレン (芯) とポ リエチレン (鞘) の組み合わせ (商品名:チッソ E S C :チッソ製)、 ポリエステ ル (芯) とポリエチレン (鞘) の組み合わせ (商品名 : メルティー 4 0 8 0 :ュ ェチカ製) などが挙げられる。
本発明で用いられるビニロンバインダー繊維とは、 他の繊維と混合抄紙したの ち、 得られるシートが乾燥工程に入り、 シートが保持する水の温度がビニロンパ インダー繊維の溶解温度に達すると、 混合したほかの繊維との交点に付着し、 シ ートの水分が蒸発するとともに固化し、 強度を発揮する。
繊維状有機バインダーの繊維径は特に限定されないが、 6〜2 5 ja mが好まし い。 繊維径が 6 μ m未満では、 濾材の圧力損失が高くなり、 フィルタ ^の濾材寿 命が短くなる。 また、 2 5 μ ιηを超えると、 他の繊維との交点数が減少する為、 湿潤時の破裂強度の向上は望めない。
また、 組成の違う繊維状有機バインダーを 2種類以上使用しても、 何ら問題は ない。
本発明で用いられる繊維径 5 μ m以上の無機繊維とは、ガラス繊維、炭素繊維、 ロックファイバー、 ステンレスファイバ一等が挙げられるが、 ガラス繊維が好ま しい。
これらの繊維のシートに対する配合率は、 1 0〜6 0重量%が好ましい。 1 0 重量%未満では、 繊維径 5 μ πι未満の繊維や未叩解天然繊維が多くなるため、 強 度は向上するが圧力損失が高くなつてしまう。また、 6 0重量%より多くなると、 結合点が少なくなるため、 強度が低下することになる。
本発明の濾材は ς 湿式抄紙後乾燥した時点では、 水湿潤時の破裂強度が弱い Ρ バインダーを付与することにより、 湿潤強度を維持する'ことができる。 'バインダ 一付与方法としては、 シート形成前に原料中に添加する方法、 シート形成後に含 浸あるいは塗布する方法等が有るが、 本発明では、 水湿潤時の破裂強度を更に向 上させる為、 湿式抄紙し、 シート形成後、 合成樹脂系バインダーを含浸あるいは 塗布する。
当該バインダーは、 湿式抄紙したシート内に浸透する為に、 繊維の各交絡点を 結合させる特徴を持つ。 特に繊維径 5 μ πι以下の極細有機繊維並びに極細無機繊 維を配合した際、 繊維交絡点数は急激に多くなる為、 湿潤時の破裂強度は相乗的 に高くなる。
合成樹脂系バインダーとは、 ラテックス状、 溶液状、 ェマルジヨン状等の液状 乃至粘稠性の合成樹脂系バインダー、 特に好ましくはラテックス状バインダー、 例えば、 アクリル系ラテックス、 酢ビ系ラテックス、 ウレタン系ラテックス、 ェ ポキシ系ラテックス、 S B R系ラテックス、 N B R系ラテックス、 ォレフィン系 ラテックス等を単独、 又は 2種類以上併用できるが、 基材との接着性が良く、 水 に湿潤させた時のバインダー皮膜の劣化が少ないものを選択すベきである。
基材に付与する合成樹脂系バインダー量は、 5〜2 0重量%が好ましく、 より 好ましくは、 7 ~ 1 5重量%である。 5重量%未満では、 圧力損失は低いが、 水 に湿潤させた時の破裂強度の向上は望めない。 また、. 2 0重量%を超えると、 水 に湿潤させた時の破裂強度は非常に向上するが、 圧力損失が高くなつてしまい、 濾材の空隙が小さくなり、 加工屑が詰まりやすくなってフィルタの濾材寿命を短 くする。
本発明の濾材は、 合成樹脂系バインダーを付与し、 乾燥した時点で、 水での湿 潤時の破裂強度は良好であるが、 用途により更に向上させる為に、 合成樹脂系バ ィンダ一と併用して架橋剤を使用することができる。
本発明の濾材に付与する架橋剤としては、 例えば、 メラミン系架橋剤、 ェポキ シ系架橋剤、 ィソシァネート系架橋剤などが挙げられる。
各種バインダ一と併用して使用する架橋剤は、 通常合成樹脂系バインダー固形 分に対して 1〜 1 0重量%添加することが好ましく、 より好ましくは 3〜 7重 量%である。 1重量%より少ないと、 十分な架橋密度を達成できず、 1 0重量%· より多く添加しても、 それ以上の効果を発揮しない。
本発明の濾材は、 一般紙や湿式不織布を製造する為の抄紙機、 例えば、 長網抄 紙機、 円網抄紙機、 傾斜ワイヤー式抄紙機などの湿式抄紙機で製造できる。 乾燥 にはシリンダードライヤー、 スルードライヤー、 赤外線ドライヤーなどの乾燥機 を用いることができる。 また、 2種類以上の乾燥機を使用し、 本発明の濾材を乾 燥することは何ら差し支えない。
ただし、 乾燥温度は、 8 0〜 1 7 0 °Cの範囲であるのが望ましい。 より好まし くは、 1 0 0〜 1 5 0 °Cである。 8 0 °C未満の場合、 基材間でのあるいは合成樹 脂系バインダーとの接着不良が起こりやすく、 シートの密度が低くなるため、 強 度の低下が起こってしまう。 また、 1 7 0 °Cよりも高い温度では、 基材の繊維状 有機バインダー並びに合成樹脂系バインダ一の膜が多くなり、 密度や圧力損失が 高くなることから、濾材の空隙が小さくなり過ぎ、加工屑が詰まりやすくなって、 濾材寿命が短くなってしまう。
また、 作成した濾材の密度が、 0. 2〜0. 4 gZ cm3でなければならない。 0. 2 g/ cm3未満の場合、 水湿潤時の湿潤破裂強度は低下率が大きくなる。 ま た、 0. 4 cm3よりも大きい場合は、 水湿潤時の湿潤破裂強度は向上するも のの、 圧力損失が高くなり、 濾材の空隙が小さくなり、 加工屑が詰まりやすくな つて濾材の寿命が短くなつてしまう。 また、 密度をコントロールするために、 湿 紙へのウエットプレス、 乾燥後の熱プレス等を使用しても何ら問題はない。 ただ し、 強度や細孔径分布に悪影響を及ぼさないように使用することが好ましい。 実施例:
以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、 本発明は本実施例に限定 されるものではない。なお、実施例及び比較例における目付重量、シートの厚さ、 破裂強度、 及び水での湿潤時の破裂強度、 引張強度、 シート内の細孔径分布は以 下の方法で測定した。
本発明で測定を行った目付重量、シートの厚さ、密度、破裂強度は、 J I S . L 1096に準拠して行った。 なお、 水での湿潤時の破裂強度については、 J I S L 1096に準拠して行ったが、 水への湿潤は、 30°Cで 30分行い、 測定を 行った。 水湿潤時の引張強度は、 J I S P 8135, J I S P 81 13 に準拠して測定を行ったが、水湿潤は、 30°Cで 30分行い、試料幅は 15mm、 長さは 100mmで行った。圧力損失は (P a)、 J I S B 9908に準じて 測定され、 濾材に空気を風速 5. 3 c m/秒で通気させた時の通気抵抗を測定し た。 シート内の細孔径分布は、 P o r o u s Ma t e r i a l s社製パームポ 口メーターを用い、 ASTM F 316— 86に準拠して測定を行った。 N.S.D は、 アンバーテック社製 ]3線地合計 (形式 BFT— 1) を使用し算出した。
算出方法は、
N.S.D = STD÷ (目付重量)1 2
であり、 このときの
STD: 目付重量からの質量の標準偏差 である。 この N.S.Dが小さな値ほど地合が良好であるといえる。
実施例 1 :
繊維径 5 μ m未満の極細繊維として、 ポリエステル繊維 (帝人社製 T K 04 N 0. 1デニール X 3 mm、 繊維径約 3. 2 m) と、 繊維径約 0. 65 μ m のガラス繊維 (# 106 ジョンズ マンビル社製) を、 繊維径 5 μπι以上の繊 維として、繊維径約 40 μΐηの未叩解針葉樹晒しクラフトパルプ(以下、 ΝΒΚΡ と略す) と、 ビニロンバインダー繊維 (クラレ製 フィプリポンド 343 1. 0デニール X 5 mm 繊維径約 10. 5 ^ m) と、 繊維径約 10 ^ mのポリエス テル繊維(ュニチカ社製 〈131〉 1. 0デニール X 5 mm) を重量比で各々 25 : 15 : 10 : 15 : 35の繊維配合になるように混合し、 水性スラリ一を 作成して、 これらのスラリーから抄紙機を用いて、 目付重量 76 gZm2になる ようにシートを単層構造で形成した。
このシートが湿紙の状態の時に、 13重量%になるように合成樹脂系バインダ 一を付与し、 130°Cにて乾燥させ、密度が 0. 290 g/c m3、 N.S.Dが 0. 55の液体濾過用フィルタ濾材を得た。 以下、 比較例 4までの測定結果を表 1に 示す。
この湿紙に付与する合成樹脂系バインダーとして、 アクリル系ラテックス (ボ ンコート SFA— 33 大 S本ィンキ化学工業製、以下、合成樹脂系バインダー A と'略す) を用いて、 塗布により付与した。
実施例 2 : " "
繊維径 5 μ m未満の極細繊維として、 ポリエステル繊維 (帝人社製 T K 04 N 0. 1デニール X 3 mm、 繊維径約 3. 2 /z m) と、 繊維径約 0. 65 /z m のガラス繊維 (# 106 ジョンズ マンビル社製) を、 繊維径 5 以上の繊 維として、 繊維径約 40 μ mの未叩解 NB KPと、 ビニロンバインダー繊維 (ク ラレ製 フイブリポンド 343 1. 0デニール X 5 mm 繊維径約 10. 5 m) と、繊維径約 10 μπιのポリエステル繊維(ュニチカ社製 〈13 1〉 1. 0デニール X 5 mm) を重量比で各々 10 : 15 : 35 : 15 : 25の繊維配合 になるように混合し、 水性スラリーを作成した以外は実施例 1と同様にして、 密 度が 0. 310 gZcm3, N.S.Dが 0. 66の液体濾過用フィルタ濾材を得た。 比較例 1 :
繊維径 5 μ m未満の極細繊維として、 ポリエステル繊維 (帝人社製 T K 04 N 0. 1デニール X 3 mm、 繊維径約 3. 2 m) と、 繊維径約 0. 6 5 jum のガラス繊維 (# 106 ジョンズ マンビル社製) を、 繊維径 5 μ m以上の繊 維として、 繊維径約 40 mの未叩解 NBKPと、 ビニロンバインダー繊維 (ク ラレ製 フイブリポンド 343 1. 0デニール X 5 mm 繊維径約 10. 5 μ m) と、繊維径約 10 μπιのポリエステル繊維(ュ-チカ社製 〈1 3 1〉 1. 0デニール X 5 mm) を重量比で各々 25 : 1 5 : 10 : 1 5 : 35の繊維配合 になるように混合し、 水性スラリーを作成して、 これらのスラリーから抄紙機を 用いて、 目付重量 76 gZm2になるようにシートを単層構造で形成した。
合成樹脂系バインダーを使用しない以外は、 実施例 1と同様にして、 液体濾過 用フィルタ濾材を得た。
比較例 2 :
繊維径 5 IX m未満の極細繊維として、 ポリエステル繊維 (帝人社製 T K 04 N 0. 1デニーノレ X 3 mm、 繊維径約 3. 2 μ m) と、 繊維径約 0. 65 μ m のガラス繊維 (# 106 ジョンズ マンビル社製) を、 繊維径 5 以上の繊 維として、 繊維径約 40 μ mの未叩解 NB KPと、 ビニロンバインダー繊維 (ク ラレ製 フイブリボンド 343) と、 ポリエステル繊維 (ュニチカ社製 〈1 3 1〉 1. 0デニール X 5 mm、繊維径約 10 /x m) を重量比で各々 25 : 1 5 : 10 : 1 5 : 3 5の繊維配合になるように混合し、 水性スラリーを作成して、 こ れらのスラリ一から抄紙機を用いて、 目付重量 76 g/in2になるようにシート を単層構造で形成した。
このシートが湿紙の状態の時に、 1 3重量%になるように合成樹脂系バインダ 一 Aを付与し、 50°Cにて乾燥させ、 液体濾過用フィルタ濾材を得た。
比較例 3 :
繊維径 5 β m未満の極細繊維として、 ポリエステル繊維 (帝人社製 T K 04 N 0. 1デニール X 3 mm、 繊維径約 3. 2 m) と、 繊維径約 0. 6 5 m のガラス繊維 (# 106 ジョンズ マンビル社製) を、 繊維径 5 /z m以上の繊 維として、 繊維径約 40 /xmの未叩解 NBKPと、 ビニロンバインダー繊維 (ク ラレ製 フイブリボンド 3 4 3) と、 ポリエステル繊維 (ュニチカ社製 〈1 3 1 ) 1. 0デニール X 5 mmN繊維径約 1 0 μ m) を重量比で各々 2 5 : 1 5 : 1 0 : 1 5 : 3 5の繊維配合になるように混合し、 水性スラリーを作成して、 こ れらのスラリーから抄紙機を用いて、 目付重量 7 6 gZm2になるようにシート を単層構造で形成した。
このシートが湿紙の状態の時に、 1 3重量%になるように合成樹脂系バインダ 一 Aを付与し、 1 8 0°Cにて乾燥させ、 液体濾過用フィルタ濾材を得た。
比較例 4 :
抄紙機の条件を変更して水湿潤時の引張強度の縦横比を 4. 9 2にしたこと以 外は、 実施例 1と同様にして密度が 0. 3 3 0 g/ c m3、 N. S . Dが 0. 5 8の濾材を得た。 表 1
Figure imgf000014_0001
実施例 1、 2で作成したフィルタ濾材は、 目付重量 1 0 0 gZm2以下で、 水に 湿潤させた時の破裂強度が 3 0 0 k P a以上で、 常態破裂強度と湿潤破裂強度か ら算出される低下率は 3 0°/0以下であった。
比較例 1は、 合成樹脂系バインダー Aを全く使用していないため、 水に湿潤さ せたときの湿潤破裂強度が 3 0 0 k P a以下で、 常態破裂強度と湿潤破裂強度か ら算出される低下率は 3 0 %以上であった。
比較例 2は、 実施例 1と繊維配合、 合成樹脂系バインダー Aの使用とも同じで あるが、 密度が低いため水に湿潤させたときの湿潤破裂強度が 3 0 0 k P a以下 で、 常態破裂強度と湿潤破裂強度から算出される低下率は 30%以上であった。 比較例 3は、 実施例 1と繊維配合、 合成樹脂系バインダー Aの使用とも同じで あるが、 乾燥温度が低く、 密度も低いため、 水に湿潤させたときの湿潤破裂強度 が 300 k P a以上で、 常態破裂強度と湿潤破裂強度から算出される低下率は 3
0%以上であつたが、 圧力損失が非常に高くなつた。
比較例 4は、 実施例 1と繊維配合、 合成樹脂系パインダー Aの使用とも同じで あるが、 湿潤時の引張強度の縦と横の比が 4. 92と大きいため、 破裂強度の低 下率が 35 %と大きくなつた。
比較例 5 :
繊維径 5 μ m未満の極細繊維として、 ポリエステル繊維 (帝人社製 T K 04 N 0. 1デニール X 3 mm、 繊維径約 3. 2 m) と、 繊維径約 0. 65 /z m のガラス繊維 (# 106 ジョンズ マンビル社製) を、 繊維径 5 μπι以上の繊 維として、 ビニロンバインダー繊維 (クラレ製 フイブリボンド 343) と、 繊 維径約 10 μπのポリエステル繊維 (ュニチカ社製 〈1 3 1〉 1. 0デニー ル X 5 mm) を重量比で各々 25 : 1 5 : 0 : 1 5 : 45の繊維配合になるよう に混合し、 水性スラリーを作成して、 これらのスラリーから抄紙機を用いて、 目 付重量 76 gZm2になるようにシートを形成した以外は、 実施例 1と同様の方 法で、 N.S.Dが 1. 50の液体濾過用フィルタ濾材を得た。
- 比較例 6 : .;- ; -■·. .
纖 ϋ径 5 Λί'ϊη未満' 極細繊維とじて、 繊I径約 0 65 mのガラヌ繊維—( # 106 ジョンズ マンビル社製) を、 繊維径 5 ni以上の繊維として、 繊維径 約 40 μπιの未叩解 NBKPと、 ビニロンバインダー繊維 (クラレ製 フイブリ ポンド 343) と、 繊維径約 10 mのポリエステル繊維 (ュニチカ社製 〈1 3 1〉 1. 0デニーノレ X 5 mm) を重量比で各々 0 : 1 5 : 60 : 1 5 : 10 の繊維配合になるように混合し、 水性スラリーを作成して、 これらのスラリーか ら抄紙機を用いて、 目付重量 76 gZm2になるようにシートを形成した以外は、 実施例 1とまったく同じ方法で、 N.S.Dが 0. 43の液体濾過用フィルタ濾材を 得た。 表 2
Figure imgf000016_0001
実施例 1は、 N.S.Dが 0. 55であり、 非常に地合が良好で、 水に湿潤させた ときの湿潤破裂強度が 300 k P a以上で、 常態破裂強度と湿潤破裂強度から算 出される低下率は 30°/0以下であった。
比較例 5は、 未叩解天然繊維である NBKPが配合されていないため、 N.S.D は 1. 50と非常に地合が悪く、 そのため水に湿潤させたときの湿潤破裂強度が 300 k P a以下となり、 常態破裂強度と湿潤破裂強度から算出される低下率は 30%以上であった。 また、 細孔径分布の最大孔径と最頻度孔径の比も地合が悪 くなつたことによって 5·. 7と大きくなつた。
比較例 6は、 N.S.D が 0. 43と非常に地合は良好であるが、 未叩解天然繊維 である N B K Pが過剰に配合されているため、 水に湿潤させたときの湿潤破裂強 度が 300 k P a以下で、'常態破裂強度と湿潤破裂強度から算出される低下率は 30%以上であった。

Claims

請求の範囲
1. 目付重量が 1 0 0 gZm 2以下の液体濾過用フィルタ濾材であって、 該濾材 の J I S L 1 0 9 6に記載の常態破裂強度と 3 0°C、 3 0分水湿潤時の湿 潤破裂強度から求められる強度低下率が 3 0 %以下であり、 且つ湿潤破裂強度 が 3 0 0 k P a以上であることを特徴とする液体濾過用フィルタ濾材。
2.該濾材において、 ]3線地合計にて測定される正規化した標準偏差の値が、 0.
8以下であることを特徴とする請求項 1記載の液体濾過用フィルタ濾材。
3.該濾材において、 3 0分水湿潤時の湿潤引張強度が濾材の縦方向 2. 0 kN/m 以上、且つ横方向 1. 0 kN/m以上であり、縦方向と横方向の比が 1. 0〜4. 0であることを特徴とする請求項 1または 2記載の液体濾過用フィルタ濾材。
4. 該濾材が単層構造であることを特徴とする請求項 1〜 3記載の液体濾過用フ ィルタ濾材。 .
5 -該濾材において、繊維径 7 0 μ ;m以下の未叩解天然繊維を 0. 5〜 4 0重量% 含み、 その他の基材として繊維径 5 m未満の極細有機繊維並びに極細無機繊 維と、 繊維径 5 m以上の有機合成繊維並びに無機繊維を含み、 繊維径 以上の有機合成繊維のうちの一部が繊維状有機バインダ一であり、 且つ上記全 基材に対し合成樹脂系バインダーを 5〜 2 0重量%付与させたことを特徴とし た請求項 1〜4のいず か一つに記載の液体濾過用フィルタ濾材。
6. 該濾材において、 該濾材の最大孔径が 1 0 μ m〜 50 mであり、 最頻度孔 径が 4 im〜3 0 tm であることを特徴とする請求項 1〜 5のいずれか一つに 記載の液体濾過用フィルタ濾材。
7. 該濾材において、 該濾材の最大孔径と最頻度孔径の比が、 1. 0〜5. 0で あることを特徴とする請求項 1〜 6のいずれか一つに記載の液体濾過用フィル タ濾材。
8. 該濾材において、 濾材密度が、 0. 2 0〜0. 4 0 gZcm3であることを 特徴とする請求項 1 ~ 7のいずれか一つに記載の液体濾過用フィルタ濾材。
9. 請求項 1〜 8のいずれか一つに記載の液体用濾過フィルタ濾材を製造する方 法において、目付重量が 1 0 0 g/m2以下になるように湿式抄紙にてシートを 形成した後, このシートに合成樹脂バインダーを付与し, 次いで乾燥させるこ とを特徴とする、 上記製造方法。
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