WO2005040620A1

WO2005040620A1 - パイプ継手

Info

Publication number: WO2005040620A1
Application number: PCT/JP2004/014822
Authority: WO
Inventors: Isamu Minowa
Original assignee: Yazaki Industrial Chemical Co.,Ltd.
Priority date: 2003-10-29
Filing date: 2004-10-07
Publication date: 2005-05-06
Also published as: CN101230873A; CN100434731C; MXPA06004548A; CN1875195A; JP4237029B2; JP2005133796A; EP1686270A1; US20070189850A1; CA2544160A1

Abstract

　パイプとの接触長さを大きくすることなく、十分な引き抜き耐力が得られ、かつ、見栄えがよいパイプ継手を提供する。　パイプＰに嵌挿される円筒状の複数の嵌挿部２ａを、パイプＰの外径と同外径の単一の円筒又は複数の円筒の接合体からなる接合部２ｂを介し接合した継手本体２と、パイプＰの内径と同外径の弾性体４、その両面に配置された挟持板５、その一方に隣接して配置された円輪板部６ａの周縁の複数箇所から軸方向へ延びる脚６ｂの先端に嵌挿部２ａの内周に喰い込み可能な折返し爪６ｃを設けた止め金具６、並びに弾性体４、挟持板５及び止め金具６の中心部を通ってそれらを締結するボルト７、ナット８からなり、パイプＰにおけるその端部から嵌挿部２ａの長さと対応する位置に止め金具６を端部に設けて嵌着される固定具３とを備える。

Description

明細書

パイプ継手

技術分野

[0001] 本発明は、円筒状のパイプを分離可能に連結するインナー型のパイプ継手に関する。

背景技術

[0002] 従来、この種のパイプ継手としては、少なくとも 2以上の取付け面を有する結合駒と、結合駒の取付け面に着脱自在に螺着される腕桿と、腕桿の軸方向に添って腕桿に組み付けられる副桿とからなり、腕桿に添装された副桿が腕桿の径方向に向けて移動可能に腕桿に螺着されているジョイントユニットが知られている。

[0003] 又、他のパイプ継手としては、それぞれの両端部が接続されるパイプ端部に挿入される第一接続ブッシュ及び第二接続ブッシュと、両接続ブッシュの中央部において第一接続ブッシュを貫通しかつ第二接続ブッシュを第一接続ブッシュ力も離隔可能なボノレト、ナットとからなるものも知られている。

[0004] しかし、従来のパイプ継手の!/、ずれにぉ、ても、腕桿及び副桿、又は第一及び第二接続ブッシュの外周のパイプの内周への圧接力は、螺子桿、又はボルト、ナットのねじ込み力による腕桿と副桿、又は第一接続ブッシュと第二接続ブッシュの離隔によりなされ、かつ、太径の螺子桿、又はボルト、ナットを使用できない構造のため、十分な引き抜き耐カを得ることができず、腕桿と副桿、又は第一接続ブッシュと第二接続ブッシュのノイブとの接触長さを大きくして、螺子桿、又はボルト、ナットを増やさなければならない。

又、前者のものでは、レンチを挿入するための透孔がパイプに 2箇以上現れるので、見栄が悪い。

一方、後者のものでは、パイプから露出する第一、第二接続ブッシュ間に隙間が見えて見栄えが悪い。

特許文献 1 :日本国実開平 4-109211号公報

特許文献 2 :日本国実開平 5— 36114号公報発明の開示

発明が解決しょうとする課題

[0005] 本発明は、パイプとの接触長さを大きくすることなぐ十分な引き抜き耐力が得られ、かつ、見栄えがよいパイプ継手の提供を課題とする。

課題を解決するための手段

[0006] 請求項 1に記載した発明に係るパイプ継手 1又は！/ 若しくは 1〃は、

ノイブ Pに嵌挿される円筒状の複数の嵌揷部 2aを、パイプ Pの外径と同外径の単一の円筒又は複数の円筒の接合体力もなる接合部 2b又は 2b' 若しくは 2b"を介して接合した継手本体 2又は 2' 若しくは 2グと、

ノイブ Pの内径とほぼ同外径の円輪板状の弾性体 4、弾性体 4の両面に隣接して配置された弾性体 4とほぼ同外径の円輪板状の挟持板 5、一方の挟持板 5に隣接して配置され、継手本体 2又は ^ 若しくは 2〃の嵌揷部 2aの内径より小径の円輪板部 6aに、その周縁の複数箇所力も漸次拡径するように軸方向へ延びる脚 6bを設け、各脚 6bの先端に嵌揷部 2aの内径より若干大径をなすように折り返されて嵌揷部 2aの内周に喰い込み可能な折返し爪 6cを設けた止め金具 6、並びに弾性体 4、挟持板 5 及び止め金具 6の中心孔に揷入されてそれらを締結したボルト 7、ナット 8からなり、パイブ Pにおけるその端部力も嵌揷部 2aの長さとほぼ対応する位置に止め金具 6を端部に設けて嵌着される固定具 3とを備えることを特徴とする。

[0007] 請求項 2に記載した発明に係るパイプ継手 14又は 14' 若しくは 14グは、

ノイブ Pに嵌挿される円筒状を呈し、一端内周に他端に向けて縮径するテーパ 15 を形成すると共に、一端側に軸方向の多数のスリット 16を形成し、他端側に軸線と垂直なピン孔 17を貫設した複数の嵌揷部 18aの他端を、ノイブ Pの外径と同外径の単一の円筒又は複数の円筒の接合体力もなる接合部 18b又は 181/ 若しくは 18b"を介して接合した継手本体 18又は 18' 若しくは 18グと、

継手本体 18又は 18' 若しくは 18グの嵌揷部 18aに嵌挿された円柱状を呈し、外端部に嵌揷部 18aのテーパ 15と係合するテーパ 19を有する頭部 20aを形成し、内端側に軸線と垂直なピン孔 21を嵌揷部 18aのピン孔 17とほぼ対応させて貫設した押しピン 20と、一端軸心部に六角穴 22を有する楕円柱状を呈し、継手本体 18又は 18' 若しくは 18 " の嵌揷部 18aとそれに嵌挿した押しピン 20のピン孔 21に嵌挿されて嵌揷部 18 aの軸方向へ押しピン 20を移動すべく回動される楕円ピン 23とを備えることを特徴とする。

[0008] 請求項 3に記載した発明に係るパイプ継手 27は、

ノイブ Pに嵌挿される円筒状を呈し、一端側に軸方向の多数のスリット 28を形成した複数の嵌揷部 29aの他端を、パイプ Pの外径と同外径の単一の円筒又は複数の円筒の接合体からなる接合部 29bを介して接合した継手本体 29と、

継手本体 29の嵌揷部 29aに嵌挿された円筒状を呈し、内端の内周に外端に向けて縮径するテーパ 30を形成すると共に、内端側に軸方向の多数のスリット 31を形成した嵌揷部 32aの外端に、外径をパイプ Pの内径より若干小径としたストツバ部 32bを形成し、このストッパ部 32bに軸線と垂直なピン孔 33を貫設したスリーブ 32と、スリーブ 32に嵌挿された円柱状を呈し、内端部にスリーブ 32のテーパ 30と係合するテーパ 34を有する頭部 35aを形成し、外端側に軸線と垂直なピン孔 36をスリーブ 32のピン孔 33とほぼ対応させて貫設した押しピン 35と、

一端の軸心部に六角穴 37を有する楕円柱状を呈し、継手本体 29の嵌揷部 29aに嵌挿したスリーブ 32とそれに嵌挿した押しピン 35のピン孔 36に嵌挿されてスリーブ 3 2の軸方向へ押しピン 35を移動すべく回動される楕円ピン 38とを備えることを特徴とする。

[0009] 請求項 4に記載した発明に係るパイプ継手 42又は 42^ 若しくは 42 は、

ノイブ Pに嵌挿される円筒状を呈し、一端側に軸方向の多数のスリット 43を形成し、一端側にだぼ孔 44を設けた複数の嵌揷部 45aの他端を、パイプ Pの外径と同外径の単一の円筒又は複数の円筒の接合体力なり単一の円筒の軸線の中間点又は複数の円筒の軸線の交差点で交差する方向のホルダ孔 46を設けた接合部 45b又は 4 5b, 又は 45b„を介して接合した継手本体 45又は 45, 若しくは 45,, と、継手本体 45又は 45' 若しくは 45 の嵌揷部 45aに底部を外端側にして嵌挿された有底円筒状を呈し、底部に透孔 48を設け、外端側に軸方向の多数のスリット 49を形成し、外端側の外周に継手本体 45又は 45' 若しくは 45 のだぼ孔 44と係合するだぼ 50を突設したスリーブ 47と、

スリーブ 47に嵌挿された円柱状を呈し、外端の外周にスリーブ 47の透孔 48と係合するテーパ 51を形成し、内端の軸心部に先端をとがり先若しくは細径の垂直面とした突出部 52を形成した押しピン 53と、

継手本体 45又は 45' 若しくは 45 のホルダ孔 46に嵌挿された円柱状を呈し、内端に外径をホルダ孔 46より大径としたストッパ部 54aを形成し、軸心部にねじ孔 55を形成した押しねじホルダ 54と、

外端の軸心部に六角穴 56を有して押しねじホルダ 54のねじ孔 55に螺入され、継手本体 45又は 45' 若しくは 45 の嵌揷部 45aに嵌挿したスリーブ 47に嵌挿された押しピン 53の突出部 52に当接されてスリーブ 47の軸方向へ押しピン 53を移動すベく太径のとがり先 57を内端部に形成した押しねじ 58とを備えることを特徴とする。発明の効果

[0010] 請求項 1に記載した発明に係るパイプ継手によれば、固定具のボルト、ナットがパイプの軸心部に配置されるため、太径のボルト、ナットの使用が可能となり、かつ、ボルト、ナットの締め付けにより膨径した弾性体がパイプの全内周に圧接される一方、固定具の折返し爪が継手本体の嵌挿部の内周に喰、込むので、パイプとの接触長さを大きくすることなぐ十分な引き抜き耐カを得ることができると共に、従来のもののように、パイプやパイプ継手に透孔がなぐ又、パイプ継手に隙間が生じないので、見栄えをよくすることができる。

[0011] 請求項 2に記載した発明に係るパイプ継手によれば、楕円ピンの回転に伴う押しピンの移動による楔作用によって嵌挿部の一端側がパイプの内周に圧接されるので、ノイブとの接触長さを大きくすることなぐ十分な引き抜き耐カを得ることができると共に、パイプに透孔が 1個現われるだけなので、見栄えをよくすることができる。

[0012] 請求項 3に記載した発明に係るパイプ継手によれば、請求項 2に記載した発明と同様に、楕円ピンの回転に伴う押しピンの移動による楔作用によって嵌挿部の一端側力 Sパイプの内周に圧接されるので、パイプとの接触長さを大きくすることなぐ十分な引き抜き耐カを得ることができると共に、ノイブに透孔が 1個現れるだけなので、見栄えをよくすることができる。 [0013] 請求項 4に記載した発明に係るパイプ継手によれば、押しねじの螺入に伴う複数の押しピンの移動による楔作用によって各嵌揷部の一端側がそれぞれのパイプの内周に圧接されるので、パイプとの接触長さを大きくすることなぐ十分な引き抜き耐カを得ることができると共に、 1個の押しねじの螺入によって複数のパイプの連結を同時に行うことができ、かつ、継手本体にホルダ孔が 1個現れるだけなので、見栄えをよくすることができる。

発明を実施するための最良の形態

[0014] 請求項 1一 4に記載した発明に係るパイプ継手の継手本体は、 2— 5本のパイプを連結する直線状、 L字状、 T字状、十字状等の形状が採用され、かつ、隣接する 2本のパイプを直角以外の角度でも連結可能な形状とされる。

又、請求項 1一 4に記載した発明に係るパイプ継手の継手本体は、ガラス繊維入り等の合成樹脂、又はアルミニウム等の金属によって作製される。

[0015] 請求項 1に記載した発明に係るパイプ継手の固定具の弾性体は、ウレタンゴム等の弾性材からなる。

又、固定具の止め金具は、比較的硬めの金属力もなる。

一方、固定具のパイプへの嵌着には、固定具をパイプにおけるその端部から継手本体の嵌挿部の長さとほぼ対応する位置に止め金具を端部に向けた状態で嵌挿し、かつ、ビス又はナットを回転し得る治具を用いる。

[0016] 請求項 2に記載した発明に係るパイプ継手における押しピンのピン孔は、押しピンと嵌揷部のテーパの係合初期において嵌挿部のピン孔より若干頭部側に位置し、この状態で、両者のピン孔のなす形状は、押しピンとピン孔の両軸線と垂直な方向を長軸とする楕円形となる。

楕円ピンは、ほぼ 90° の回転によって押しピンが約 lmm移動すると共に長軸が継手本体と押しピンのピン孔に合致し、嵌挿部の一端側がパイプの内周に圧接する。

[0017] 請求項 3に記載した発明に係るパイプ継手のスリーブは、ガラス繊維入りの合成榭脂からなる剛性のものが好ましい。

押しピンのピン孔は、押しピンとスリーブのテーパの係合初期においてスリーブのピン孔より若干頭部側に位置し、この状態で、両者のピン孔のなす形状は、押しピンとピン孔の両軸線と垂直な方向を長軸とする楕円形となる。

楕円ピンは、ほぼ 90° の回転によって押しピンが約 lmm移動すると共に長軸がスリーブと押しピンのピン孔に合致し、嵌挿部の一端側がパイプの内周に圧接する。

[0018] 請求項 4に記載した発明に係るパイプ継手のスリーブは、請求項 3に記載した発明と同様に、ガラス繊維入りの合成樹脂からなる剛性のものが好ましい。

実施例 1

[0019] 図 1は、請求項 1に記載した発明（以下、発明 1という。 )に係るパイプ継手を用いて連結されたパイプ連結構造の実施例を示す要部を破断した側面図である。

[0020] 発明 1のパイプ継手 1は、円筒状のパイプ Pの端部に嵌挿される円筒状の 2本の嵌挿部 2aを、パイプ Pの外径と同外径の単一の円筒からなる接合部 2bを介し直線状に接合した継手本体 2を備えている。この継手本体 2は、ガラス繊維入り等の合成樹脂、又はアルミニウム等の金属からなる。

[0021] 符号 3は、継手本体 2と相俟って発明 1のパイプ継手 1を構成する固定具で、この固定具 3は、図 2に示すように、パイプ Pの内径とほぼ同外径の円輪板状を呈するウレタンゴム等の弾性体 4と、弾性体 4の両面に隣接して配置され、弾性体 4とほぼ同外径の円輪板状を呈する鋼板等の挟持板 5、一方（図 2においては左方)の挟持板 5に隣接して配置され、継手本体 2の嵌揷部 2aの内径より小径の円輪板部 6aに、その周縁の複数箇所（図 1、 2においては 4箇所)から漸次拡径するように軸方向（図 1においては左右方向）へ延びる脚 6bを設け、各脚 6bの先端に嵌揷部 2aの内径より若干大径をなすように折り返されて嵌揷部 2aの内周に喰い込み可能な止め金具 6と、弾性体 4、挟持板 5及び止め金具 6の中心孔に揷入されてそれらを締結するボルト 7、ナツト 8とからなる。

固定具 3は、後述する治具を介しパイプ Pにおけるその端部力も嵌揷部 2aの長さとほぼ対応する位置に止め金具 6を端部に向けて嵌着されるものである。

[0022] 発明 1のパイプ継手 1を用いてパイプ Pを連結するには、先ず、図 3に示すように、口ッド 9の一端（図 3においては左端）にナット 8に外嵌するボックス 10を設けると共に、国定具 3をパイプ Pにおけるその端部から継手本体 2の嵌揷部 2aの長さとほぼ対応する位置に嵌挿すベぐロッド 9の一端側にパイプ Pの端部に嵌合し、端面に当接するストッパ 11を設ける。ロッド 9の他端にハンドル 12を設けた治具 13を用い、固定具 3 をパイプ Pの端部の所定位置に嵌挿した後、ハンドル 12を回わしてボルト 7、ナット 8 を締め上げ、弾性体 4を膨径させてパイプ Pの内周に圧接し、固定具 3をパイプ Pへ嵌め込む。

次に、継手本体 2の嵌揷部 2aをパイプ Pの端部に嵌挿すると、固定具 3の止め金具 6の折返し爪 6cがー且縮径された後、嵌揷部 2aの内周に喰、込み固定される。

[0023] 図 4、図 5は、発明 1のパイプ継手の第 1、第 2変形例を用いて連結されたパイプ連結構造の第 2、第 3実施例を示す側断面図、要部を破断した側面図である。

[0024] 発明 1のパイプ継手 1の第 1の変形例は、上述したパイプ連結構造の第 1実施例力継手本体 2の接合部 2bをパイプ Pの外径と同外径の単一の円筒からなる構成としたのに対し、継手本体 ^ の接合部 21/ をパイプ Pの外径と同外径の L字に折曲した単一の円筒力なる構成とした。又、第 2の変形例 ^ は、継手本体 2" の接合部 2b" をパイプ Pの外径と同外径の 3本の円筒の T字状の接合体力もなる構成としたものである。

他の構成及び作用は、発明 1のパイプ継手 1と同様であるので、同一の構成部材等には同一の符号を付してその説明を省略する。

[0025] なお、上述した実施例及び変形例は、固定具 3のナット 8を止め金具 6側に配置する場合について説明した力これに限定されるものではなぐボルト 7の頭部を止め金具 6側に配置するようにしてもよ!、。

この場合、治具 13におけるロッド 9の一端には、ボルト 7の頭部の六角穴と係合する係合部を設けるようにする。

又、固定具 3の六角穴付ボルト 7を六角頭付ボルト、又はビスとし、これらと係合する係合部を治具 13に設けるようにしてもよ!、。

更に、継手本体 2, 2, , 2" の接合部 2b, 2b, , 2b„ は、直線状、 L字状、 T字状の形状に限らず、十字状、十字状の交差部に 1本の円筒が垂直に接合する形状をなす複数の円筒の接合体力もなるものであってもよ、。

実施例 2

[0026] 図 6、図 7及び図 8は、請求項 2に記載した発明（以下、発明 2という。 )に係るパイプ継手を用いて連結されたパイプ連結構造の実施例を示す要部を破断した側面図、図 6における VII— VII線矢視断面図及び図 6の連結構造の分解斜視図である。

[0027] 発明 2のパイプ継手 14は、円筒状のパイプ Pの端部に嵌挿される円筒状を呈し、一端内周に他端に向けて縮径するテーパ 15を形成すると共に、一端側に軸方向の多数のスリット 16を形成する一方、他端側に軸線と垂直なピン孔 17を貫設した 2本の嵌挿部 18aの他端を、ノイブ Pの外径と同外径の単一の円筒からなる接合部 18bを介し直線状に接合した継手本体 18を備えている。この継手本体 18は、ガラス繊維入り等の合成樹脂、又はアルミニウム等の金属力もなる。

[0028] 継手本体 18の嵌揷部 18aには、円柱状を呈し、外端部に嵌揷部 18aのテーパ 15 と係合するテーパ 19を有する頭部 20aを形成する一方、内端側に軸線と垂直なピン孔 21を嵌揷部 18aのピン孔 17とほぼ対応させて貫設した押しピン 20が嵌挿されている。

押しピン 20のピン孔 21は、押しピン 20と嵌揷部 18aのテーパ 19, 15の係合初期において嵌揷部 18aのピン孔 17より若干頭部 20a側に位置する。この状態で、両者のピン孔 17, 21のなす形状は、押しピン 20とピン孔 17, 21との両軸線に垂直な方向を長軸とする楕円形となる。

[0029] 継手本体 18の嵌揷部 18aとそれに嵌挿した押しピン 20のピン孔 17, 21には、一端の軸心部に六角穴 22を有する楕円柱状を呈し、押しピン 20を嵌揷部 18aの軸方向へ移動すべく回動される楕円ピン 23が嵌挿されている。

楕円ピン 23は、嵌揷部 18aの外径より若干短い長さを有している。又、ほぼ 90° の回転によって押しピン 20を約 lmm移動させると共に、長軸を継手本体 18と押しピン 20のピン孔 17, 21に合致させ、嵌揷部 18aの一端側をパイプ Pの内周に圧接させるものである。

[0030] 発明 2のパイプ継手 14を用いてパイプ Pを連結するには、先ず、図 6に示すように、継手本体 18の嵌揷部 18aをパイプ Pの端部に嵌挿する。

次に、継手本体 18のピン孔 17に対応させてノイブ Pの端部に設けた透孔 24から六角レンチ 25を楕円ピン 23の六角穴 22に係合し、楕円ピン 23をほぼ 90° 回転させる。すると、押しピン 20が外端側へ約 lmm移動すると共に、嵌揷部 18aの一端側がパイプ Pの内周に圧接する。

[0031] 図 6、図 7において符号 26は、パイプ Pの透孔 24を塞ぐキャップである。

[0032] 図 9、図 10は、発明 2のパイプ継手の第 1、第 2変形例を用いて連結されたノイブ連結構造の第 2、第 3実施例を示す側断面図、要部を破断した側面図である。

[0033] 発明 2のパイプ継手 14の第 1の変形例 14' は、上述したパイプ連結構造が継手本体 18の接合部 18bをパイプ Pの外径と同外径の単一の円筒からなる構成としたのに対し、継手本体 18' の接合部 181/ をパイプ Pの外径と同外径の L字状に折曲した単一の円筒からなる構成とした。又、第 2の変形例 14 は、継手本体 18 の接合部 18b"をパイプ Pの外径と同外径の 3本の円筒の T字状の接合体力もなる構成としたものである。

他の構成及び作用は、発明 2のパイプ継手 14と同様であるので、同一の構成部材等には同一の符号を付してその説明を省略する。

[0034] なお、 ϋ手本体 18, 18' , 18 の接合咅 18b, 18b' , 18b ίま、直線状、 L字状、 T字状の形状に限定されるものではなぐ十字状、十字状の交差部に 1本の円筒が垂直に接合する形状をなす複数の円筒の接合体力もなるものであってもよい。実施例 3

[0035] 図 11、図 12及び図 13は、請求項 3に記載した発明（以下、発明 3という。 )に係るパイブ継手を用いて連結されたパイプ連結構造の実施例を示す要部を破断した側面図、図 11における XII— XII線矢視断面図及び図 11の連結構造の分解斜視図である

[0036] 発明 3のパイプ継手 27は、円筒状のパイプ Pの端部に嵌挿される円筒状を呈し、一端側に軸方向の多数のスリット 28を形成した 2本の嵌揷部 29aの他端を、パイプ Pの外径と同外径の単一の円筒からなる接合部 29bを介し直線状に接合した継手本体 2 9を備えている。この継手本体 29は、ガラス繊維入り等の合成樹脂、又はアルミ-ゥム等の金属からなる。

[0037] 継手本体 29の嵌揷部 29aには、円筒状を呈し、内端内周に外端に向けて縮径するテーパ 30を形成すると共に、内端側に軸方向の多数のスリット 31を形成した嵌挿部 32aの外端に、外径をパイプ Pの内径より若干小径としたストッパ部 32bを形成する。このストッパ部 32bに軸線と垂直なピン孔 33を貫設したスリーブ 32が嵌挿されている。

スリーブ 32は、ガラス繊維入りの合成樹脂からなる剛性体である。

[0038] スリーブ 32には、円柱状を呈し、内端部にスリーブ 32のテーパ 30と係合するテーパ 34を有する頭部 35aを形成する一方、外端側に軸線と垂直なピン孔 36をスリーブ 32のピン孔 33とほぼ対応させて貫設した押しピン 35が嵌挿されている。

押しピン 35のピン孔 36は、押しピン 35とスリーブ 32のテーノ 34, 30の係合初期においてスリーブ 32のピン孔 33より若干頭部 35a側に位置する。この状態で、両者のピン孔 36, 33のなす形状は、押しピン 35とピン孔 36, 33との両軸線に垂直な方向を長軸とする楕円形となる。

[0039] 継手本体 29の嵌揷部 29aに嵌挿したスリーブ 32とそれに嵌挿した押しピン 35のピン孔 33, 36には、一端の軸心部に六角穴 37を有する楕円柱状を呈し、押しピン 35 をスリーブ 32の軸方向へ移動すべく回動される楕円ピン 38が嵌挿されている。楕円ピン 38は、嵌揷部 29aの外径より若干短い長さを有している。又、ほぼ 90° の回転によって押しピン 35を約 lmm移動させると共に、長軸をスリーブ 32と押しピン 3 5のピン孔 33, 36に合致させ、嵌揷部 29aの一端側をパイプ Pの内周に圧接させる構成である。

[0040] 発明 3のパイプ継手 27を用いてパイプ Pを連結するには、先ず、図 11に示すように

、継手本体 29の嵌揷部 29aをパイプ Pの端部に嵌挿する。

次に、スリーブ 32のピン孔 33に対応させてパイプ Pの端部に設けた透孔 39から六角レンチ 40を楕円ピン 38の六角穴 37に係合して楕円ピン 38をほぼ 90° 回転させる。すると、押しピン 35が外端側へ約 lmm移動すると共に、嵌揷部 29aの一端側がパイプ Pの内周に圧接する。

[0041] 図 12において符号 41は、パイプ Pの透孔 39を塞ぐキャップである。

[0042] なお、継手本体 29の接合部 29bは、直線状の形状に限定されるものではなぐ L字状、 T字状、十字状、十字状の交差部に 1本の円筒が垂直に接合する形状をなす複数の円筒の接合体力もなるものであってもよ!/、。

実施例 4 [0043] 図 14、図 15は、請求項 4に記載した発明（以下、発明 4という。 )に係るノイブ継手を用いて連結されたパイプ連結構造の実施例を示す要部を破断した側面図、図 14 の連結構造の分解斜視図である。

[0044] 発明 4のパイプ継手 42は、図 16に詳記するように、円筒状のパイプ Pの端部に嵌挿される円筒状を呈し、一端側に軸方向の多数のスリット 43を形成すると共に、一端側にだぼ孔 44を設けた 2本の嵌揷部 45aの他端を、パイプ Pの外径と同外径の単一の円筒からなり、単一の円筒の軸線の中間点で交差する方向のホルダ孔 46を設けた接合部 45bを介し直線状に接合した継手本体 45を備えて、る。この継手本体 45 は、ガラス繊維入り等の合成樹脂、又はアルミニウム等の金属力もなる。

[0045] 継手本体 45の嵌揷部 45aには、有底円筒状のスリーブ 47が底部を外端側にして嵌挿されている。このスリーブ 47には、底部に透孔 48が設けられていると共に、外端側に軸方向の多数のスリット 49が形成され、外端側の外周に継手本体 45のだぼ孔 4 4と係合するだぼ 50が突設されて、る。

スリーブ 47のだぼ 50は、継手本体 45からの抜け止めとなるもので、内端側へ若干傾斜されている。

スリーブ 47は、ガラス繊維入りの合成樹脂からなる剛性体である。

[0046] スリーブ 47には、円柱状を呈し、外端外周にスリーブ 47の透孔 48と係合するテーパ 51を形成する一方、内端の軸心部に先端をとがり先とした突出部 52を形成した押しピン 53が嵌挿されて!/、る。

押しピン 53の突出部 52は、先端を細径の垂直面としたものであってもよい。

[0047] 前記継手本体 45のホルダ孔 46には、図 17に詳記するように、円柱状を呈し、内端に外径をホルダ孔 46より大径としたストッパ部 54aを形成する一方、軸心部にねじ孔 55を形成した押しねじホルダ 54が嵌挿されており、そのストッパ部 54aの外周は、六角形に面取りされている。

なお、ホルダ 54のストッパ部 54aは、六角形に限定されるものではない。

[0048] 押しねじホルダ 54のねじ孔 55には、外端軸心部に六角穴 56を有する一方、継手本体 45の嵌揷部 45aに嵌挿したスリーブ 47に嵌挿された押しピン 53の突出部に当接されてスリーブ 47の軸方向への押しピン 53の移動をすべく太径のとがり先 57を内端部に形成した押しねじ 58が螺入されている。

[0049] 発明 4のパイプ «手 42を用いてパイプ Pを連結するには、先ず、図 14に示すように、継手本体 45の両嵌揷部 45aをそれぞれのパイプ Pの端部に嵌挿する。

次に、押しねじ 58の六角穴 56に六角レンチ（図示せず）を係合して押しねじ 58を螺入する。すると、両押しピン 53が外端側へ約 lmm移動すると共に、押しピン 53のテーパ 51によりスリーブ 47の透孔 48を押し広げ、継手本体 45の両嵌揷部 45aの一端側が同時にそれぞれのパイプ Pの内周へ圧接する。

[0050] 図 18、図 19は、発明 4のパイプ継手の第 1、第 2変形例を用いて連結されたパイプ連結構造の第 2、第 3実施例を示す側断面図、要部を破断した側面図である。

[0051] 発明 4のパイプ継手 42の第 1の変形例 42^ は、上述したパイプ連結構造が継手本体 45の接合部 45bをパイプ Pの外径と同外径の単一の円筒からなるものとしたのに対し、継手本体 45' の接合部 451/ をパイプ Pの外径と同外径の L字状に折曲した単一の円筒からなるものとした。又、第 2の変形例 42 は、継手本体 45"の接合部 45b"をパイプ Pの外径と同外径の 3本の円筒の T字状の接合体力もなるものとした構成である。

これらの継手本体 45' , 45 のホルダ孔 46は、各円筒の軸線の交差点で交差する方向に設けられる。

他の構成及び作用は、発明 4のパイプ継手 42と同様であるので、同一の構成部材等には同一の符号を付してその説明を省略する。

[0052] なお、 ϋ手本体 45, 45' , 45 の接合咅45b, 45b' , 45b ίま、直線状、 L字状、 Τ字状の形状に限定されるものではなぐ十字状、十字状の交差部に 1本の円筒が垂直に接合する形状をなす複数の円筒の接合体力もなるものであってもよい。図面の簡単な説明

[0053] [図 1]発明 1のパイプ継手を用いて連結されたパイプ連結構造の実施例を示す要部を破断した側面図である。

[図 2]発明 1のパイプ継手における固定具の分解斜視図である。

[図 3]発明 1のパイプ継手における固定具のパイプの端部への嵌着操作の説明図である。 [図 4]発明 1のパイプ継手の第 1変形例を用いて連結されたパイプ連結構造を示す側断面図である。

[図 5]発明 1のパイプ継手の第 2変形例を用いて連結されたパイプ連結構造を示す要部を破断した側面図である。

[図 6]発明 2のパイプ継手を用いて連結されたパイプ連結構造の実施例を示す要部を破断した側面図である。

[図 7]図 6における VII-VII線矢視断面図である。

[図 8]図 6の連結構造の分解斜視図である。

[図 9]発明 2のパイプ継手の第 1変形例を用いて連結されたパイプ連結構造を示す側断面図である。

[図 10]発明 2のパイプ継手の第 2変形例を用いて連結されたパイプ連結構造を示す要部を破断した側面図である。

[図 11]発明 3のパイプ継手を用いて連結されたパイプ連結構造の実施例を示す要部を破断した側面図である。

[図 12]図 11における XII— XII線矢視断面図である。

[図 13]図 11の連結構造の分解斜視図である。

[図 14]発明 4のパイプ継手を用いて連結されたパイプ連結構造の実施例を示す要部を破断した側面図である。

[図 15]図 14の連結構造の分解斜視図である。

[図 16]発明 4のパイプ継手の分解斜視図である。

[図 17]発明 4のパイプ継手における押しねじホルダと押しねじの組立図である。

[図 18]発明 4のパイプ継手の第 1変形例を用いて連結されたパイプ連結構造を示す側断面図である。

[図 19]発明 4のパイプ継手の第 2変形例を用いて連結されたパイプ連結構造を示す要部を破断した側面図である。

符号の説明

1, 1' , V パイプ継手

2, 2' , 2" 継手本体 a 嵌揷部

b, 2b' , 2b〃接合部固定具

弾性体

挟持板

止め金具

a 円輪板部

b 脚

c 折返し爪

ボルト

ナット

1 ストッノ

4, 14' , 14〃パイプ継手5 テーパ

6 スリット

7 ピン孔

8, 18' , 18〃継手本体8a 嵌揷部

8b, 18b' , 18b〃接合部9 テーパ

押しピン

a 頭部

1 ピン孔

六角穴

楕円ピン

パイプ継手

スリット

継手本体 a 嵌揷部

b 接合部

テーパ

スリット

スリーブ

a 嵌揷部

b ストッパ部

ピン孑し

テーパ

押しピン

a 頭部

ピン孑し

六角穴

楕円ピン

， 42' , 42グノィプ ϋ スリット

だぼ孔

, 45' , 45" 継手本体a 嵌揷部

b, 45b' , 45b〃接合部ホルダ孔

スリープ

透孔

スリット

だぼ

テーパ

突出部

押しピン押しねじホルダa ストッパ部

ねじ孔

/ヽ角穴とがり先押しねじパイプ

Claims

請求の範囲

[1] ノイブに嵌挿される円筒状の複数の嵌揷部を、ノイブの外径と同外径の単一の円筒又は複数の円筒の接合体力ゝらなる接合部を介して接合した継手本体と、

ノイブの内径とほぼ同外径の円輪板状の弾性体、弾性体の両面に隣接して配置された弾性体とほぼ同外径の円輪板状の挟持板、一方の挟持板に隣接して配置され、継手本体の嵌挿部の内径より小径の円輪板部に、その周縁の複数箇所力漸次拡径するように軸方向へ延びる脚を設け、各脚の先端に嵌挿部の内径より若干大径をなすように折り返されて嵌挿部の内周に喰い込み可能な折返し爪を設けた止め金具、並びに弾性体、挟持板及び止め金具の中心孔に挿入されてそれらを締結したボルト、ナットからなり、パイプの端部から嵌挿部の長さとほぼ対応する位置に止め金具を端部に向けて嵌着される固定具とを備えることを特徴とするパイプ継手。

[2] パイプに嵌挿される円筒状を呈し、一端内周に他端に向けて縮径するテーパを形成すると共に、一端側に軸方向の多数のスリットを形成し、他端側に軸線と垂直なピン孔を貫設した複数の嵌挿部の他端を、ノイブの外径と同外径の単一の円筒又は複数の円筒の接合体力ゝらなる接合部を介して接合した継手本体と、

継手本体の嵌挿部に嵌挿された円柱状を呈し、外端部に嵌挿部のテーパと係合するテーパを有する頭部を形成し、内端側に軸線と垂直なピン孔を嵌挿部のピン孔とほぼ対応させて貫設した押しピンと、

一端軸心部に六角穴を有する楕円柱状を呈し、継手本体の嵌挿部とそれに嵌挿した押しピンのピン孔に嵌挿されて嵌挿部の軸方向へ押しピンを移動すべく回動される楕円ピンとを備えることを特徴とするパイプ継手。

[3] ノイブに嵌挿される円筒状を呈し、一端側に軸方向の多数のスリットを形成した複数の嵌挿部の他端を、パイプの外径と同外径の単一の円筒又は複数の円筒の接合体力ゝらなる接合部を介して接合した継手本体と、

継手本体の嵌揷部に嵌挿された円筒状を呈し、内端の内周に外端に向けて縮径するテーパを形成すると共に、内端側に軸方向の多数のスリットを形成した嵌挿部の外端に、外径をパイプの内径より若干小径としたストツバ部を形成し、このストツバ部に軸線と垂直なピン孔を貫設したスリーブと、スリーブに嵌挿された円柱状を呈し、内端部にスリーブのテーパと係合するテーパを有する頭部を形成し、外端側に軸線と垂直なピン孔をスリーブのピン孔とほぼ対応させて貫設した押しピンと、

一端の軸心部に六角穴を有する楕円柱状を呈し、継手本体の嵌揷部に嵌挿したスリーブとそれに嵌挿した押しピンのピン孔に嵌挿されてスリーブの軸方向へ押しピンを移動すべく回動される楕円ピンとを備えることを特徴とするパイプ継手。

ノイブに嵌挿される円筒状を呈し、一端側に軸方向の多数のスリットを形成し、一端側にだぼ孔を設けた複数の嵌挿部の他端を、ノイブの外径と同外径の単一の円筒又は複数の円筒の接合体力なり単一の円筒の軸線の中間点又は複数の円筒の軸線の交差点で交差する方向のホルダ孔を設けた接合部を介して接合した継手本体と、

継手本体の嵌挿部に底部を外端側にして嵌挿された有底円筒状を呈し、底部に透孔を設け、外端側に軸方向の多数のスリットを形成し、外端側の外周に継手本体のだぼ孔と係合するだぼを突設したスリーブと、

スリーブに嵌挿された円柱状を呈し、外端の外周にスリーブの透孔と係合するテーパを形成し、内端の軸心部に先端をとがり先若しくは細径の垂直面とした突出部を形成した押しピンと、

継手本体のホルダ孔に嵌挿された円柱状を呈し、内端に外径をホルダ孔より大径としたストッパ部を形成し、軸心部にねじ孔を形成した押しねじホルダと、

外端の軸心部に六角穴を有して押しねじホルダのねじ孔に螺入され、継手本体の嵌挿部に嵌挿したスリーブに嵌挿された押しピンの突出部に当接されてスリーブの軸方向へ押しピンを移動すべく太径のとがり先を内端部に形成した押しねじとを備えることを特徴とするパイプ継手。