JP3755498B2 - 管材連結具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、円形や角形等の管材を連結するための管材連結具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、劇場等における舞台の幕を支持するパイプ(管材)は、通常幕の寸法に合わせて、切断されたり連結されたりして設置されることになる。
ただし、切断の場合には、パイプカッタ等により比較的容易に行うことができるが、連結する場合には、パイプ同士を溶接によって確実に連結する必要があるため、そう簡単に行うことができるものではない。
すなわち、パイプ同士を連結するためには、劇場等への溶接機の搬入が必要になるとともに、2本のパイプを連結状態に保持する人と、これを溶接する人との少なくとも二人が必要になる。しかも、パイプがステンレス鋼製やアルミニウム製等の場合には、その溶接の難度がさらに上がることになる。
したがって、上記パイプの連結を一人で簡単に行うことができないので、連結に要するコストが高くなるという欠点があった。
【0003】
一方、溶接によらずにパイプ同士を連結する管材連結具としては、例えば、特許文献1に記載のものが知られている。
この管材連結具は、長手方向の略中央部に回転駆動部を有するねじ軸と、このねじ軸の左右のねじ部に螺合する緊締部材と、ねじ軸を回転駆動した際に緊締部材の移動によって各パイプの内周面に押し付けられる連結プラグとを備えたもので構成されている。
【0004】
このように構成された管材連結具によれば、ねじ軸を回転駆動することにより、パイプ同士を一人で簡単に連結することができるので、連結に要するコストを低減することができる。
【0005】
【特許文献1】
特開平8−74823号公報(第6図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の管材連結具においては、パイプとパイプをこれらの軸心部に配置されたねじ軸によって連結するため、連結強度がどうしても低くなってしまうという問題がある。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、連結に要するコストの低減を図ることができるとともに、十分大きな連結強度を得ることのできる管材連結具を提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の管材連結具は、連結される一対の管材の各端部内にそれぞれ嵌合される連結管と、この連結管内に配置され、径方向の寸法の増加により上記連結管を拡径して当該連結管の外周面を上記各管材の内周面に押圧することにより上記各管材と上記連結管とを連結する拡径手段とを備えてなり、上記拡径手段は、連結管の内周面に沿って配置される1対の押圧部材と、これら押圧部材の対向面間における上記連結管の径方向両側に対向配置され上記押圧部材を上記連結管の内周面に向けて駆動する2つの駆動部材と、上記連結管内に外周側から挿入され、その頭部側に位置する上記駆動部材に挿通されるとともに、その先端側に位置する上記駆動部材に螺合されることにより、上記駆動部材を互いに接離する方向に駆動するねじ部材とを有し、上記押圧部材と上記駆動部材とは、双方に形成されて上記駆動部材が上記ねじ部材により互いに近接する方向に駆動された際に上記押圧部材を上記連結管の内周面に押し付ける傾斜面を介して摺接していることを特徴としている。
【0010】
請求項2に記載の管材連結具は、請求項1に記載の発明において、連結管には、軸方向の所定の範囲に、周方向の連続性を断つ少なくとも一つのスリットが形成されていることを特徴としている。
【0011】
請求項1または2に記載の発明においては、連結管を一対の管材の端部内にそれぞれ嵌合させた後、拡径手段によって連結管を拡径することにより、一人で簡単にパイプ同士を連結することができる。したがって、連結に要するコストの低減を図ることができる。
この場合、各管材の内周面につらなる外径の連結管によって管材を連結した状態になるので、十分大きな連結強度を得ることができる。
【0012】
しかも、連結管内に外周側から挿入されたねじ部材を回転駆動することにより、駆動部材を直線方向に駆動することができる。すなわち、連結管の外方からねじ部材を回すことにより、駆動部材を直線方向に駆動して、押圧部材を連結管の内面に押圧させ、当該連結管を介して各管材を連結することができる。
したがって、連結管の外側からねじ部材を回すだけの極めて簡単な作業により、管材を連結することができる。
【0013】
また、ねじ部材から駆動部材に作用する駆動力を、傾斜面を介して増幅させて押圧部材に伝えることができるので、より大きな力で押圧部材を連結管の内面に押し付けることができる。したがって、連結管を十分に拡径することができるので、管材を確実に連結することができる。
【0014】
請求項2に記載の発明においては、連結管における軸方向の所定の範囲に周方向の連続性を断つ少なくとも一つのスリットが形成されているので、押圧部材からの押圧力によって、連結管を容易に拡径することができる。したがって、連結管を介して各管材をより確実に連結することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図1〜図5を参照して説明する。
【0016】
この実施の形態で示す管材連結具1は、図1〜図5に示すように、連結される一対の管材Pの各端部内にそれぞれ嵌合される連結管2と、この連結管2内に配置され、径方向の寸法の増加により連結管2を拡径して当該連結管2の外周面を各管材Pの内周面に押圧し、これにより各管材Pと連結管2とを連結する拡径手段3とを備えている。
【0017】
拡径手段3は、連結管2の内周面に沿って配置される一対の押圧部材4と、これらの各押圧部材4を連結管2の内周面に向う方向(径方向に寸法を増加させる方向)に駆動する2つの駆動部材5、6と、連結管2内に外周側から挿入され、上記駆動部材5、6を直線方向に駆動する六角穴付きの頭部7aを有するボルト(ねじ部材)7とを備えている。
【0018】
そして、各押圧部材4と駆動部材5、6とは、ぞれぞれ傾斜面45a、5a、6aを介して摺接しており、上記ボルト7は回転駆動されることにより駆動部材5、6を直線方向に駆動して、上記傾斜面45a、5a、6aを介して押圧部材4を連結管2の内周面に押し付けるようになっている。
【0019】
また、この実施の形態で示す管材Pは、アルミニウムによって円筒状に形成されたものであり、舞台に設置する幕の上部を支持するために用いられるようになっている。そして、一対の管材Pのうち一方が主たる管材Pで、他方が主たる管材Pに対して延長を図る目的で連結される管材Pである。
【0020】
連結管2は、円筒状に形成されたものであり、外周面には軸方向の中央部に大径部21が形成され、当該大径部21の両側に小径部22が形成されている。大径部21は、外周面の径が管材Pの外周面の径とほぼ一致しており、その軸方向の中央部にはボルト7の頭部7aが挿通可能な大きさの貫通孔21aが形成されている。
【0021】
小径部22は、外周面の径が管材Pの内周面に容易に嵌合することが可能な径、すなわち管材Pの内周面に対してすきまばめとなる径に形成されている。また、各小径部22の先端部外周には、その先端に向けてテーパ状あるいは曲面状に漸次縮径する面取部22aが形成されている。
なお、連結管2の内径は、軸方向に一定に形成されている。
【0022】
また、連結管2には、貫通孔21aの反対側の位置(貫通孔21aに対して周方向に180度離れた位置)に、周方向の連続性を断つ一つのスリット2aが形成されている。このスリット2aは、連結管2の周方向の一部を切断したものであり、当該連結管2の一端から他端に至るまで軸方向に沿って直線状に連続して形成されている。
【0023】
各押圧部材4は、図1および図2に示すように、中央に円孔を有する正方形断面の四角柱をその断面の平行な一組の辺の中央部で2等分した形状のもので構成されている。すなわち、各押圧部材4は、胴部41と一対の脚部42とを備え、その脚部の42の間に半円状に湾曲する凹部43が形成され、胴部41の外周面と脚部42の外周面とが交わる角部に円弧状に湾曲する面取部44が形成されている。
【0024】
面取部44の曲率は、図4および図5に示すように、連結管2の内周面の曲率とほぼ一致しており、一対の押圧部材4を脚部42を合わせた状態で連結管2内に挿入した際に、面取部44が連結管2の内面に沿って近接するようになっている。
【0025】
また、押圧部材4には、軸方向に延在する各脚部42の当該軸方向の中央部に凹部45が形成されている。各凹部45は、軸方向に長く形成されており、各押圧部材4が脚部42の先端を合わせた状態において、軸方向に長く延在する一対の長円孔を構成するようになっており、各長円孔にはそれぞれ駆動部材5、6が嵌合するようになっている。
【0026】
そして、凹部45には、長手方向(軸方向)の中央部に傾斜面45aが形成されている。この傾斜面45aは、脚部42の外周面から同脚部42の内周面に向かって漸次脚部42の先端側に位置するように傾斜している。
【0027】
駆動部材5、6は、上記各長円孔に嵌合する形状に形成され、かつ左右の各側面に上記各傾斜面45aと一致する角度の傾斜面5a、6aが形成されている。すなわち、駆動部材5、6は、外観における形状および寸法がともに同一のもので形成されている。ただし、これらの駆動部材5、6は、一方の駆動部材5がその上下面の中央部に貫通するねじ孔5bを有しているのに対して、他方の駆動部材6が当該中央部に貫通孔6bを有している点で異なっている。ねじ孔5bは、ボルト7のねじ部7bが螺合するようになっており、貫通孔6bはボルト7のねじ部7bが単に挿通する大きさに形成されている。
【0028】
また、図示は省略するが、各駆動部材5、6の間に圧縮のコイルスプリングを設けて、当該各駆動部材5、6を互いに離れる方向に付勢するように構成してもよい。この場合のコイルスプリングは、ボルト7のねじ部7bに所定のすきまを介して嵌合された状態になる。
【0029】
上記のように構成された管材連結具1においては、一対の押圧部材4の脚部42の先端面を合わせた後、凹部45によって生じた2カ所の長円孔にそれぞれ駆動部材5、6を嵌合する。そして、このように組み立てられた押圧部材4および駆動部材5、6を連結管2内に挿入する。この際、駆動部材6の貫通孔6bを連結管2の貫通孔21aに対応させるべく調整する。その後、ボルト7のねじ部7bを連結管2の貫通孔21aおよび駆動部材6の貫通孔6bに挿入し、さらに駆動部材5のねじ孔5bに螺合する。この螺合は、ボルト7の頭部7aに六角レンチを挿入して回転することにより容易に行うことができる。
【0030】
そして、ボルト7を駆動部材5のねじ孔5bにさらにねじ込んで行くと、図4に示すように、頭部7aの下面が駆動部材6の上面に接触し、駆動部材5、6が互いに近接する方向に移動することになる。そうすると、一対の押圧部材4は、傾斜面45aを介して駆動部材5、6から押圧力を受け、これにより連結管2内において径方向の寸法が増加する方向に移動し、各面取部44が連結管2の内面に接触した状態になる。この状態において、ボルト7の頭部7aの上面は、大径部21の外周面から貫通孔21a内に没した状態になる。ただし、頭部7aが貫通孔21aに嵌合した状態になるので、押圧部材4および駆動部材5、6の全体が連結管2内に保持された状態になる。
以上によって、管材連結具1の組立が完了する。
【0031】
次に、管材連結具1を用いて一対の管材Pを連結するには、連結管2の各小径部22を各管材Pの端部内に挿入する。この際、管材Pの端面を大径部21の端面に当接させることにより、各管材Pと連結管2との位置合わせが完了する。そして、ボルト7を六角レンチで締め込むべく回転させる。そうすると、駆動部材5、6が互いに近接する方向に移動するので、各押圧部材4が連結管2の内周面に向う方向に移動することになる。
【0032】
このため、連結管2が外側に弾性的に変形して、各小径部22における外周面が各管材Pの内周面を押圧することになるので、各管材Pが連結管2を介して連結された状態になる。
【0033】
したがって、連結管2の各小径部22を管材Pの端部内に挿入し、かつ連結管2の外側からボルト7を締め込むだけの極めて簡単な作業により、各管材Pを連結することができる。よって、その連結に要するコストの低減を図ることができる。
しかも、各管材Pの内周面につらなる外径の連結管2によって管材Pを連結することができるので、十分大きな連結強度を得ることができる。
【0034】
また、ボルト7から駆動部材5、6に作用する力を、傾斜面45a、5a、6aを介して増幅させて押圧部材4に伝えることができるので、より大きな力で押圧部材4を連結管2の内面に押し付けることができる。したがって、連結管2を十分に拡径することができるので、管材Pを連結管2を介して確実に連結することができる。
【0035】
さらに、周方向の連続性を断つスリット2aを連結管2に形成しているので、押圧部材4からの押圧力によって、連結管2を容易に拡径することができる。したがって、連結管2を介して管材Pをより確実に連結することができる。
また、ボルト7を緩めるだけで容易に各管材Pの連結を解除することができる利点もある。
【0036】
そしてさらに、連結された各管材Pは大径部21を介してほぼ一定の太さになるので、幕を支持する一本の管材として支障なく使用することができる。また、手すり等の段部を生じさせることなく連結することが好ましいものにも行有効に利用することができる。
【0037】
なお、上記実施の形態においては、円筒状の管材Pを連結する例を示したが、この管材としては、例えば正方形状、長方形状、菱形状、台形状等の四角形状や、三角形状や、他の多角形状や、楕円形状等の断面形状に形成されたものであってもよい。ただし、この場合には、連結管における小径部は各管材の内周面に沿うような形状にすることが好ましく、大径部は各管材の外周面に一致するような外周面形状にすることが好ましく、さらに一対の押圧部材は各連結管の内周面に沿うような断面形状に形成することが好ましい。
【0038】
また、スリット2aは、軸線に沿って直線状に延在するように形成したが、軸線方向に対して、斜めに形成したり、曲線状に形成したり、ジグザグ状等に形成したりしてもよい。すなわち、スリットは、連結管を周方向に不連続とするようなものであれば、どのような形状のものであってもよい。
【0039】
さらに、スリット2aを連結管2の軸方向の全体に形成するように構成したが、このスリットは、軸方向の一部に設けてもよい。例えば、連結管2の一端および他端から大径部21の各端面に達するように、各小径部22のみに形成してもよいし、また軸方向の所定の範囲に部分的に形成するようにしてもよい。ただし、この場合には、押圧部材は、連結管におけるスリットが形成されている範囲に当接するように構成することが好ましい。
【0040】
また、スリットを2以上形成してもよく、また全く形成しなくてもよい。すなわち、スリットを全く形成しない場合でも、押圧部材によって連結管を外側に弾性変形させることができるので、当該連結管を介して管材を連結することができるとともに、ボルトを緩めれば、管材の連結を解除することができる。
【0041】
さらにまた、連結管2、押圧部材4、駆動部材5、6、ボルト7等は、上述のようにアルミニウム等の金属製の管材Pを連結する場合には鋼等の強度の高い材料で形成することが好ましいが、プラスチック等で形成された管材を連結するような場合にはプラスチック等の材料で形成してもよい。この場合には、管材の材料にあった適度な力で各管材を連結することができる。
【0042】
また、管材連結具1は、例えば図6に示すように、テーブル状に構成されたユニット式仮設スタジオ8における管材で形成された折り畳み式の短脚81に、同じく管材で形成された継ぎ脚82を連結するために用いてもよい。この場合には、スタジオ8の高さを容易に変更することができる。しかも、短脚81と継ぎ脚82とをがたつきを生じさせることなく強固に連結することができるので、継ぎ脚82で高く設定した後もスタジオ8を極めて安定した状態に保持することができる。また、図6において、83は脚の下端部に取り付けるゴムキャップである。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1または2に記載の発明によれば、連結管を一対の管材の端部内にそれぞれ嵌合させた後、拡径手段によって連結管を拡径することにより、一人で簡単にパイプ同士を連結することができる。したがって、連結に要するコストの低減を図ることができる。
この場合、各管材の内周面につらなる外径の連結管によって管材を連結した状態になるので、十分大きな連結強度を得ることができる。
【0044】
しかも、連結管内に外周側から挿入されたねじ部材を回転駆動することにより、駆動部材を直線方向に駆動することができる。すなわち、連結管の外方からねじ部材を回すことにより、駆動部材を直線方向に駆動して、押圧部材を連結管の内面に押圧させ、当該連結管を介して各管材を連結することができる。
したがって、連結管の外側からねじ部材を回すだけの極めて簡単な作業により、管材を連結することができる。
【0045】
また、ねじ部材から駆動部材に作用する駆動力を、傾斜面を介して増幅させて押圧部材に伝えることができるので、より大きな力で押圧部材を連結管の内面に押し付けることができる。したがって、連結管を十分に拡径することができるので、管材を確実に連結することができる。
【0046】
請求項2に記載の発明によれば、連結管における軸方向の所定の範囲に周方向の連続性を断つ少なくとも一つのスリットが形成されているので、押圧部材からの押圧力によって、連結管を容易に拡径することができる。したがって、連結管を介して各管材をより確実に連結することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態として示した管材連結具の分解斜視図である。
【図2】同管材連結具における拡径手段を示す分解斜視図である。
【図3】同管材連結具を用いて管材を連結した状態を示す斜視図である。
【図4】同管材連結具の作用を示す図であって、押圧部材が連結管の内周面に当接した状態を示す断面図である。
【図5】同管材連結具の作用を示す図であって、押圧部材によって連結管の外周面が管材の内周面に押圧された状態を示す断面図である。
【図6】同管材連結具を用いてユニット式仮設スタジオの脚を連結する構成を示す正面図である。
【符号の説明】
1 管材連結具
2 連結管
2a スリット
3 拡径手段
4 押圧部材
5、6 駆動部材
5a、6a、45a 傾斜面
7 ボルト(ねじ部材)
P 管材

Claims (2)

  1. 連結される一対の管材の各端部内にそれぞれ嵌合される連結管と、この連結管内に配置され、径方向の寸法の増加により上記連結管を拡径して当該連結管の外周面を上記各管材の内周面に押圧することにより上記各管材と上記連結管とを連結する拡径手段とを備えてなり、
    上記拡径手段は、連結管の内周面に沿って配置される1対の押圧部材と、これら押圧部材の対向面間における上記連結管の径方向両側に対向配置され上記押圧部材を上記連結管の内周面に向けて駆動する2つの駆動部材と、上記連結管内に外周側から挿入され、その頭部側に位置する上記駆動部材に挿通されるとともに、その先端側に位置する上記駆動部材に螺合されることにより、上記駆動部材を互いに接離する方向に駆動するねじ部材とを有し、
    上記押圧部材と上記駆動部材とは、双方に形成されて上記駆動部材が上記ねじ部材により互いに近接する方向に駆動された際に上記押圧部材を上記連結管の内周面に押し付ける傾斜面を介して摺接していることを特徴とする管材連結具。
  2. 連結管には、軸方向の所定の範囲に、周方向の連続性を断つ少なくとも一つのスリットが形成されていることを特徴とする請求項1に記載の管材連結具。
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