キーポードゲームプログラム及ぴキーポードゲーム装置
技術分野
本発明は、 ディスプレイ上に表示される操作指示符号に応じて、 ゲーム装置に 接続されたキーボードを操作して、 演奏の優劣を競うキーポードゲーム及びキーポ —ドゲーム装置に関する。 従来、 こうしたキーボードゲームを行う場合、 キーボードゲーム専用に準備さ れたキーボードをゲーム装置に接続して、 ゲームを行っていた。
しかし、 これでは、 プレーヤが既に自分で汎用のキーボードを持っているよう な場合でも、 ゲーム専用のキーポードを購入しなければゲームを楽しむことが出来 ない不都合があった。
そこで、 汎用のキーポードでも使用可能なキーポードゲームプログラムを開発 することが望まれていたが、 汎用のキーボードは、 機種により «数が大幅に相違 しており、 単に汎用キーボードをゲーム装置に接続可能にしただけでは、接続され た汎用キーポードの特性を生かし切れな!/ヽ事態が生じる。
こうしたことから、 ゲームプログラム側でゲーム装置に接続された汎用のキー ポードの 数を認識することが出来、 該認織された β数に応じたキー設定を行 うことの出来るキーボ一ドゲームプログラム及び、 そうしたことの可能なキーボー ドゲーム装置の開発が望まれる。
発明の開示
本発明は、 コンピュータに、 複数の «から構成されるキーボードをコント口 ーラとして接続することにより、 該キーボードを、 モニタ上に表示制御される画像 に従ってプレーヤが操作することにより、 所定のゲームを行うことの出来るキーボ 一ドゲームプログラムにおいて、
前記キーポードゲームプログラムは、 前記コンピュータに、
前記コンピュータに接続されたキーボードの β数を検出演算する β数検出 演算手順 (キーボード設定プログラム GK Pのステップ S 2カ らステップ S 9など) 及び、
前記鍵盤数検出演算手順が検出演算したキーポードの «数が、 所定の鍵盤数 以上の に、 該検出演算した «数に応じて、 前記ゲームを実行するために必要 な鍵盤セットを一つ以上前記キーボードに設定する鍵盤セット設定手順 (キーポー ド設定プログラム GKPのステップ S 9からステップ S 1 3など) を、
iさせるためのプログラムであることを特徴として構成することが出来る。
これによれば、 β数検出演算手順 (キーボード設定プログラム GKPのステ ップ S 2からステップ S 9など) 力 コンピュータに接続されたキーボードの « 数を検出演算し、 鍵盤セット設定手順 (キーボード設定プログラム GK Pのステツ プ S 9からステップ S 1 3など) 力 接続されたキーボードの鍵盤数が、 所定の鍵 盤数以上の場合に、 該検出演算した鍵盤数に応じて、 鍵盤セットを一つ以上前記キ 一ポードに設定するので、 ゲームプログラム側でゲーム装置に接続されたのキーポ 一ドの鍵盤数を認識して、 該認識された鍵盤数に応じたキー設定をキーボード上に 行うことの出来るので、 汎用キーポードでも簡単にキーポードゲームプログラムを 楽しむことが出来、 わざわざ専用のコントローラを準備する必要が無く、 汎用性の 高いゲームプログラムの が可能となる。
また、 本発明は、 キーボードゲームプログラムは、 更に前記コンピュータに、 前記接続されたキーボードが、 汎用のキーボードである力否かを判定し、 汎用 のキーボードが接続されたものと判定された場合に、 前記 «数検出演算手順を実 行するように制御する汎用キーボード認識手順を、
させるためプロダラムであることを特徴として構成することも出来る。
また、 本発明は、 前記汎用キーボード認識手順は、 前記キーボードから出力さ れる 識別信号に基づいて、 コンピュータに接続されたキーポードが汎用のキー ポードである力否かを判定することを樹敫とすることも出来る。
また、 本発明は、 キーボードゲームプログラムは、 更に前記コンピュータに、 キーポード画像を前記モニタ上に表示すると共に、 プレーヤに対して前記キー ポード上の所定の «を操作するように促す検出操作促進表示手順を実行させるた めのプログラムであり、
前記鍵数検出演算手順は、 前記検出操作促進表示手順に基づいて前記モニタ 上に表示される表示に従って、 プレーヤが前記キーポードを操作することにより、
前記ゲーム機本体に入力される信号から、 前記ゲーム機本体に接続されたキ一ポー ドの «数を検出演算することを特徴として構成することも出来る。
これによれば、 検出操作促進表示手順により、 キーボード画像を前記モニタ上 に表示すると共に、 プレーヤに対して前記キーボード上の所定の βを操作するよ うに促すことが可能となる。 プレーヤは自分がゲーム機本体に接続したキーポード の β数を認識していなくても、 ゲームプログラムの実行に必要な β数の検出を ゲームプログラム側で主体的に行うことが出来、 迅速な鍵盤セットの設定が可能と なり、 プレーヤの本来の目的であるゲームプログラムに基づいた演奏ゲームを早く 開始することが出来る。
また、 本発明は、 前記検出操作促進表示手順は、 前記モニタ上に表示されたキ 一ボード画像において、 プレーヤが操作すべき鍵盤の位置を画像で指示する (図 2 の矢印 ARや、 明滅するフラッシュサインなど) ための操作位置指示表示手順を有 することを樹敫として構成することも出来る。
これによれば、 操作位置指示表示手順が、 モニタ上に表示されたキーボード画 像において、 プレーヤが操作すべき «の位置を画像で指示する (図 2の矢印 AR や、 明滅するフラッシュサインなど) ことにより、 プレーヤは、 次に自分が行う操 作を視覚的に直ちに認識することが出来、 迅速な «セットの設定が可能となり、 プレーヤの本来の目的であるゲームプログラムに基づいた演奏ゲームを早く開始す ることが出来る。
また、 本発明は、 前記鍵盤セット設定手順が設定する «セットを構成する鍵 盤数は、 演奏に必要な演奏難としての鍵盤数 (例えば、 2 4鍵) と、 演奏に付随 した設定などに必要な補助キーとして使用する補助鍵盤としての «数 (例えば、 4鍵) を合計した ¾数より以上の 数に設定されていることを特徴として構成 することも出来る。
これによれば、 難セット設定手順が設定する鍵盤数は、 演奏に必要な演奏鍵 盤としての β数 (例えば、 2 4鍵) と、 演奏に付随した設定などに必要な補助キ 一として使用する補助鍵盤としての β数 (例えば、 4鍵) を合計した «数より 以上の β数に設定されているので、 専用のコントローラに設けられている演奏鍵 盤以外の補助キーを、 キーボードの «上に割り付けることが出来、 専用のコント
ローラと同等の機能をキーポードに持たせることが可能となる。
本発明は、 前記鍵セット設定手順は、 前記雖数検出演算手順が検出演算し たキーボードの 数が所定の 数 (例えば、 6 1鍵) 以上の場合に、 前記鍵盤 セットを 2セット、 前記キーポードに設定することを特徴として構成することも出 来る。
これによれば、 鍵盤セット設定手順は、 鍵盤数検出演算手順が検出演算したキ 一ボードの鍵盤数が所定の鍵盤数 (例えば、 6 1鍵) 以上の場合に、 前記鍵盤セッ トを 2セット、 前記キーボードに設定するので、 二人のプレーヤによる同時プレイ が可能となり、 通常、 専用のコントローラよりも大きなオクターブ数を有するキー ポードの長所を生かした形での «セットの設定が可能となる。
また、 本発明は、 コンピュータに、 複数の «から構成されるキーボードをコ ントローラとして接続することにより、 該キーボードを、 モニタ上に表示制御され る画像に従ってプレーヤが操作することにより、 所定のゲームを行うことの出来る キ一ポ一ドゲーム装置において、
前記キーボ一ドゲーム装置は、
前記コンピュータに接続されたキーポードの鍵盤数を検出演算する «数検出 演算手段及び、
前記 «数検出演算手段が検出演算したキーポードの鍵盤数が、 所定の鍵盤数 以上の場合に、 該検出演算した鍵盤数に応じて、 前記ゲームを実行するために必要 な^ «セットを一つ以上前記キーボードに設定する «セット設定手段を有する、 ことを として構成することも出来る。
また、 本発明は、 コンピュータに、 複数の «から構成されるキーボードをコ ントローラとして接続することにより、 該キーボードを、 モニタ上に表示制御され る画像に従ってプレーヤが操作することにより、 所定のゲームを行うことの出来る キーボードゲーム装置において、
前記キーポードゲーム装置は、
前記コンピュータに接続されたキーボードの β数を検出演算する鍵盤数検出 前記 «数検出演算手段が検出演算したキーポードの鍵盤数が、 所定の
以上の場合に、 該検出演算した «数に応じて、 前記ゲームを実行するために必要 な βセットを一つ以上前記キーボードに設定する «セット設定装置を有する、 ことを特徴として構成することも出来る。
図面の簡単な説明
図 1は本発明力 S適用される家庭用ゲーム機のプロック図である。
図 2はキーボードゲームを行う際の、 モニタ、 ゲーム装置及ぴ汎用キーポード との接続状態の一例を示す図である。
図 3は汎用キーポード設定プログラムの一例を示すフローチャートである。 図 4は汎用キーポード設定プログラムの一例を示すフ口一チヤ一トである。 図 5は汎用キーポード設定プログラムの一例を示すフローチヤ一トである。 図 6は汎用キーポード設定プログラムの一例を示すフローチャートである。 発明を するための最良の形態
以下、 本発明の実施形態を、 謝した図面に従って説明する。
ゲーム装置 20は、 図 1に示すように、 記録媒体としての CD— ROM15に 記録されたキーポードゲームなどのゲーム用プログラムに従って所定のゲームを実 行するものである。 ゲーム装置 20は、 マイクロプロセッサを主体として構成され た CPU1と、 その CPU1に対する主記憶装置としての ROM2および RAM3 と、 画像処理および音声処理用のグラフィックスプロセッシングユニット (GPU) 4およびサウンドプロセッシングユニット (S PU) 6と、 それらのユニットに対 するバッファ 5、 7と、 CD— ROM読取装置 8とを有している。 ROM2には、 ゲーム機の全体の動作制御に必要なプログラムとしてのオペレーティングシステム が書き込まれる。 RAM3には記憶媒体としての CD— ROM15から読み取った ゲーム用のプログラムやデータ力 S必要に応じて書き込まれる。 GPU4は CPU1 から画像データを受け取ってフレームバッファ 5上にゲーム画面を描画するととも に、 その描画された画像のデータを所定のビデオ再生信号に変換して所定のタイミ ングでモニタ 9に出力する。 SPU6は、 CD— ROM15から読み出されてサゥ ンドバッファ 7に記録された音声、 楽音等のデータや音源データ等を再生してスピ 一力 10から出力させる。 CD— ROM読取装置 8は、 CPU1からの指示に従つ て CD— ROM 15上に記録されたプログラムやデータを読み取り、 その読み取つ
た内容に対応した信号を出力する。 C D—R OM 1 5にはゲームの実行に必要なプ ログラムやデータが記録されている。 モニタ 9には家庭用のテレビ受像機が、 スピ 一力 1 0にはそのテレビ受像機の内蔵スピーカが一般に使用される。
さらに、 C P U 1にはパス 1 4を介して通信制御デバイス 1 1が接続され、 そ のデバイス 1 1には、 キーボードゲームプログラムを実行して演奏を楽しむための 専用キーボードや、 プレーヤが所持していている汎用キーボード 1 7等のコント口 ーラ 1 2及び補助記憶装置 1 3力 U S Bポートなどの接続ポートを介してそれぞ れ着脱自在に接続される。コントローラ 1 2は入力装置として機能するものであり、 そこにはプレーヤによる操作を受け付ける操作部材が設けられる。 通信制御デパイ ス 1 1は一定周期 (例えば 1/60秒) でコントローラ 1 2の操作状態を走査し、 そ の走査結果に対応した信号を C P U 1に出力する。 C P U 1はその信号に基づいて コントローラ 1 2の操作状態を判別する。 コントローラ 1 2及び補助記憶装置 1 3 は通信制御デパイス 1 1に対して複数並列に接続可能である。
以上の構成において、 モニタ 9、 スピーカ 1 0、 コントローラ 1 2、 C D— R OM 1 5及ぴ補助記憶装置 1 3を除く他の構成要素は所定のハウジング内に一体的 に収容されてゲーム機本体 1 6を構成する。 このゲーム機本体 1 6がコンピュータ として機能する。
CD- R OM 1 5上に記録されたキーポードゲームプログラム KG Pに従つて 亍されるゲームは、 C D— R OM 1 5に記録された音楽演奏データを S P U 6か らスピーカ 1 0に出力してその演奏データに基づく B GMを再生しつつ、 その B G Mに合わせたコントローラ 1 2の操作を、 モユタ 9を通じて符号などでプレーヤに 視覚的に指示し、 その指示に合わせてプレーヤがコントロ一ラ 1 2を操作すれば、 B GMに対して適切な音楽が重畳されて楽器を演奏した気分を体験できる、 という いわゆる音楽シミュレーションゲームである。
通信制御デパイス 1 1に接続されるコントローラ 1 2は、 キーポードゲームプ ログラム KG Pの^に際して専用に «Iされたキーボードの他に、 プレーヤが所 有する汎用キーボード 1 7も接続して、 キーボードゲームプログラム KG Pを実行 し、 ゲームを楽しむことが出来る。 専用のキーボードでは、 ゲームプログラムの実 行に必要な所定数の βと、 所定の制御ポタンなどが «セットとして予め設定さ
れているので、 当該専用のキーボードを通信制御デバイス 11に接続するだけで、 キーボードゲームプログラム KG Pを実行してゲームを楽しむことが出来る。 しか し、 汎用のキーボ一ド 17は、 ゲームプログラム KG Pの実行に必要な数の «数 や、 制御ポタンの設定が不明なことから、 単に汎用のキーボード 17を通信制 ¾)デ パイス 11に接続しても、 ゲームプログラム KGPを実行してゲームを楽しむこと は出来ない。
そこで、 プレーヤが自分が所有する MID I (「社団法人音楽電子事業協会」 の 登録商標) キーボードなどの汎用キーボード 17を、 図 2に示すように、 ゲーム機 本体 16の通信制御デパイス 11に接続すると、 汎用キーボード 17力 らの ¾識 另 IJ信号 IDが CPU 1に出力され、 これを受けて CPU1は、 キーボードゲームプ ログラム KG P中の、 キーポード認識プログラム K I Pに基づいて、 通信制御デパ イス 11に専用キーボードではなく、 汎用キーボード 17が接続されたことを認識 する。
通信制御デパイス 11に汎用キーポード 17が接続されたことを C P U 1が認 識したところで、 CPU1は、 キーボードゲームプログラム KG P中の汎用キーボ ード設定プログラム GKPに基づいて、 当該接続された汎用のキーボード 17に対 して、 当該汎用のキーボード 17で、 キーボードゲームプログラム KG Pを実行す る に必要な設定処理を行う。
汎用キーボード設定プログラム GKPは、 図 3に示すように、 ステップ S l、 S 2で、まず、接続された汎用のキーボード 17の «数を? IEする処理開始する。 即ち、 汎用キーボード設定プログラム GKPは、 ステップ S 2で、 該プログラム G KP中の検出操作促進表示手順 KS Sを実行し、 予めプログラム GKP内に格納さ れたキーボード画像 KPを、 図 2に示すように、 GPU41を介してモユタ 9上に 表示する処理を行う。 同時に汎用キーボード設定プログラム GKPは、 数の確 認演算処理に必要なデータを得るために、 プレーャが操作すべき鍵盤の位置、 即ち キーボード画像 K Pの最も左側の雖に対応する位置を、モニタ 9上で矢印 ARや、 明滅するフラッシュサインなどの画像で指示する、 操 ί 立置指示表示手順 (OD I) を する。
更に 「最も左側の鍵盤を押して下さい」 などのメッセージ MSGをモエタ 9上
に表示したり、 スピーカ 1 0などを介して音声で案内したり、 などの処理を案疔し て、 プレーヤに対してプレーヤが接続した汎用キーポード 1 7の最も左側の «を 押下するように促す処理も同時に実行する。
プレーヤは、 モニタ 9上に表示された画像を見て、 自分がゲーム機本体 1 6に 接続した汎用キーボード 1 7の対応する鍵盤、 即ち、 最も左側の纖 1 7 aを押下 する。 すると、 汎用キーボード 1 7から最も左側の鍵盤 1 7 aに対応する信号 S G が出力され、 キーボード設定プログラム GK Pは、 ステップ S 3及ぴステップ S 4 で、 1 7 aが押下されたことを認識する。
次に、 汎用キーボード設定プログラム G K Pは、 前述の操作位置指示表示手順 K S Sを再度実行し、 図 2に示すキーボード画像 K Pの最も右側の鍵盤部分を、 矢 印 ARや、 明滅するフラッシュサインなどで指示し、 「最も右側の «を押して下さ い」 などのメッセージ MS Gをモニタ 9上に表示する。 これにより、 プレーヤに対 してプレーヤが接続した汎用キーボード 1 7の最も右側の «を押下するように促 す。
プレーヤは、 モニタ 9上に表示された画像を見て、 自分がゲーム機本体 1 6に 接続した汎用キーボード 1 7の対応する鍵盤、 即ち、 最も右側の雖 1 7 bを押下 する。 すると、 汎用キ ボード 1 7カ ら最も右側の鍵盤 1 7 bに対応する信号 S G が出力され、 キーボード設定プログラム GK Pは、 ステップ S 5及ぴステップ S 6 で、 « 1 7 bが押下されたことを認、識する。
なお、信号 S Gが C P U 1で認識できなかった場合には、ステップ S 8に入り、 適宜な警告文をモニタ 9上に表示して、 汎用キーボード設定プログラム GK Pを終 了する。
プレーャが汎用キーポード 1 7の左右両端の 1 7 a、 1 7 bを押下したこ とが信号 S Gにより C P U 1が検出したところで、 キーポード設定プログラム G K Pは、 ステップ S 7に入り、 プレーヤが接続した汎用キーポード 1 7の «数が、 ゲームプログラム KG Pを実行するのに必要な最低鍵盤数である 2 8鍵以上有るか 否かを判定する。 «数が 2 8鍵未満の場合には、 ゲームプログラム KG Pを実行 することが出来ないので、 ステップ S 8に入り、 適宜な警告文を表示して、 キーボ —ド設定プログラム GK Pを終了する。 なお、 汎用キーボード 1 7の鍵盤数は、 左
右の両端の鍵盤 1 7 a、 1 7 bからの信号 S G、 S Gから演算することにより、 容 易に求めることが出来る。
なお、最低雖数は、演奏に必要な演^ «としての 2ォクタ一ブ分の難数、 2 4鍵と、 演奏に付随した設定などに必要な補助キーとして使用する補助 βとし ての贿数、 4鍵との合計数で設定されている力、 この最低雖数は、任意であり、 2 8鍵に限らない。
次に、 キーボード設定プログラム GK Pは、 ステップ S 9に入り、 プレーヤが 接続した汎用キーボード 1 7について、 ゲームプログラム KG Pを実行するのに必 要な、 最少 2 8の «から構成される «のセット S E Tが、 何セット設定できる かについて判定する。 即ち、 キーボード設定プログラム GKPでは、 ゲームプログ ラム KG Pを汎用キーボード 1 7で同時に実行可能な «セット S E Tの数をシン ダル又はダブルで設定することが出来、 シングルの設定では、 汎用のキーボード 1 7上に、最少 2 8の «から構成される難のセット S E Tがー組だけ設定される。 また、 ダプルの設定では、 汎用のキーボード 1 7上に、 最少 2 8の »からなる鍵 盤セットがニ組設定され、 同時に二人のプレーヤが汎用のキーボード 1 7を操作し て演奏ゲームを楽しむことが出来る。 なお、 図 2に示すキーボード 1 7には、 二組 の «セット S E Tが図中左右方向に並ぶ形で設定されている。
ステップ S 9では、 プレーヤが接続した汎用キーボード 1 7の鍵盤数が 6 1鍵 以上有る場合には、 ステップ S 1 0を経てステップ S 1 1で、 汎用のキーポード 1 7上に二組の «セットを設定するダブル設定処理に入り、 プレーャが接続した汎 用キーボード 1 7の «数が 6 1鍵未満の場合には、 ステップ S 1 2を経てステツ プ S 1 3で、 汎用のキーボード 1 7上に一組の鍵盤セット S E Tを設定するシング ル設定処理に入る。
シングル設定処理は、 図 4に示すように、 キーボード設定プログラム GK Pの ステップ S 1 4に入り、 以下の «詳細設定処理を実行する。 まず、 ステップ S 1 5で、 設定項目を選択する操作をプレーヤに行わせ、 S 1 7に入り、 以下ステップ S 2 3までの間に、 «の基準となる音としての 「ド」 の位置を設定する処理、 ゲ ームプログラム K G Pを実行するため専用に準備された、 ォリジナノレのキーボード には設けられているが、 汎用のキーボード 1 7には設けられていない、 プレイ中等
においてモニタ 9の画面に表示される複数の選択枝を選択決定する際などに使用す るキー (図 4では、 「ホイ一ノレ」 と称されている) の割り当て処理、 その他の 「スタ ートポタン」 や、 「セレクトボタン」 などの制御ボタンの割り当て処理を行う。
なお、 一度キーポードに設定された鍵盤詳細設定処理の内容を解除したい場合 には、 キーボード設定プログラム GK Pは、 プレーヤからの入力に応じて、 ステツ プ S 1 6からステップ S 2 4を経由して、 ステップ S 2 5からステップ S 3 0の設 定解除処理を行う。
なお、 ダブル設定処理は、 図 6に示すように、 行われる。 基本的には、 図 4に 示すシングル設定処理と同様の処理を行うが、 ステップ S 3 1及ぴステップ S 3 2 に示すように、 二組の鍵盤セットを設定する関係上、 それぞれの設定される «セ ット毎に、 鍵盤の基準となる音としての 「ド」 の位置を設定する処理、 ゲームプロ グラム KG Pを実行するため専用に準備された、 オリジナノレのキーポードには設け られているが、 汎用のキーボード 1 7には設けられていない、 プレイ中等において モニタ 9の画面に表示される複数の選択枝を選択決定する際などに使用するキー(図 4では、 「ホイール」 と称されている) の割り当て処理、その他の「スタートボタン」 や、 「セレクトポタン」 などの制御ボタンの割り当て処理を行う。 この点は、 ステツ プ S 3 3以下の設定の解除についても同様である。
こうして、 汎用のキーボード 1 7上に、 図 2に示すように、 一組或いは二組の βセット S E Tが設定されたところで、 キーボード設定プログラム GK Pは、 図 5に示すステップ S 3 4などにおいてテストプレイを行って、 設定内容が正しいか 否かをプレーヤに させる。
ステップ S 3 4でのテストプレイを行わない場合には、 ステップ S 3 5のリセ ット判断を経由して、 図 3のステップ S 3 6で、 汎用のキーボード 1 7に設定され た セットに対する各種の設定を反映させる処理を C P U 1が 亍して、 キ一ボ ード設定プログラム GK Pの菊 ϊは終了する。
こうして、 汎用のキーボード 1 7上に、 一組又は二組の βセット S E Tが設 定されたところで、 プレーヤは、 キーボード 1 7上に設定された «セットの、 ス タートボタンに対応する «を押下して、 キーボードゲームプログラム KG Pを実 行し、 音楽演奏のシミュレーションゲームを、 汎用のキーボード 1 7上に設定され
た βセット S Ε Τを操作して、 楽しむ。
なお、上述のキーボードゲームプログラム KG Ρは、コント口一ラ 1 2として、 ゲーム専用に準備された専用のキーボードを用いるほかに、 沉用のキーボード 1 7 をコントローラ 1 2として使用する:^について説明したが、 専用のキーボードを 用いずに、 汎用のキーボード 1 7に、 前述のキーボード設定プログラム GK Pによ り、 一組以上の鍵盤セットを設定して使用するように構成することも当然可能であ る。
以上の実施形態においては、 C P U 1がゲーム制御装置を構成し、 その C P U 1 1と特定のソフトウェアとの組み合わせによってゲーム制御装置の各種の手段を 構成したが、 それらの手段の少なくとも一部は論理回路に置換してもよい。
産 の利用可能性
本発明によれば、 鍵盤数検出演算手順 (キーボード設定プログラム GK Pのス テツプ S 2からステップ S 9など) 力 ゲーム機本体に接続されたキーボードの鍵 盤数を検出演算し、 «セット設定手順 (キーボード設定プログラム G K Pのステ ップ S 9からステップ S 1 3など) 力 接続されたキーボードの β数が、 所定の 難数以上の場合に、 該検出演算した纖数に応じて、 鍵盤セットを一つ以上前記 キーボードに設定するので、 ゲームプログラム側でゲーム装置に接続された汎用の キーボードの鍵盤数を認識して、 該認識された »数に応じたキー設定を汎用キー ポード上に行うことの出来るので、 汎用キーボ一ドでも簡単にキーボードゲームプ ログラムを楽しむことが出来、わざわざ専用のコントローラを ¾する必要が無く、 汎用性の高いゲームプログラムの «が可能となる。