JP2000262737A - ゲーム機における隠しコマンド起動方式 - Google Patents

ゲーム機における隠しコマンド起動方式

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JP2000262737A
JP2000262737A JP11072056A JP7205699A JP2000262737A JP 2000262737 A JP2000262737 A JP 2000262737A JP 11072056 A JP11072056 A JP 11072056A JP 7205699 A JP7205699 A JP 7205699A JP 2000262737 A JP2000262737 A JP 2000262737A
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game
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JP11072056A
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Akira Saito
晃 齋藤
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Taito Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力装置の操作手順や組み合わせだけに頼る
のではなく、時間の概念を取り入れ、ある操作状態を一
定時間入力し続けることにより、比較的簡単な操作で隠
しコマンドを起動でき、かつ起動方法が発見されにくい
隠しコマンド起動方式を提供する。 【解決手段】 コインが投入されると、CPU20は電
車路線選択のための画面を画像処理部21を介して表示
部2に表示する。入力操作手段23による通常の選択操
作では、通常路線データをRAM17に展開して画面表
示する。特定の操作をすると特定操作検出手段20aが
これを検出し、この状態が例えば10秒間維持された場
合にはタイム判断手段20bはその旨の信号を出力し、
隠し路線RAM展開手段20cがRAM17に隠し路線
データを展開し画面表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゲーム機に搭載さ
れている隠しコマンドを起動する方式に関する。
【0002】
【従来の技術】各種のゲーム機は、ゲーム機のアミュー
ズメント性の増大および寿命延長の目的から隠しコマン
ドを持っており、従来、この隠しコマンドは、入力装置
の入力順序による複雑な組み合わせから起動されるよう
になっている。図7は、従来の隠しコマンド起動方法を
説明するための図である。例えば、アミューズメント装
置に図1に示すように操作レバー14とボタン15a,
15bが備わっていたとする。まず、操作レバー14を
右方向に倒し(ステップ(以下「S」という)70
1)、つぎに左方向に倒す(S702)。ついでレバー
を上方向、さらに下方向に倒す(S703,S70
4)。つぎに右側のボタン15bを押し、さらに左側の
ボタン15aを押す(S706,S707)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような操作をした
場合のみ、通常の画面以外に隠しコマンドが起動されて
隠し画面が表示される。従来の隠しコマンド起動の方法
は、上記のように各操作部の操作順序および組み合わせ
が所定の形になったときに起動されるので、操作手順が
複雑な反面、コマンド発見が比較的容易であるという欠
点があった。
【0004】本発明の目的は、入力装置の操作手順や組
み合わせだけに頼るのではなく、時間の概念を取り入
れ、ある操作状態を一定時間入力し続けることにより、
比較的簡単な操作で隠しコマンドを起動でき、かつ起動
方法が発見されにくい隠しコマンド起動方式を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明によるゲーム機における隠しコマンド起動方式
は、隠しコマンドを有し、該隠しコマンドが実行される
ことにより、通常のゲームプログラム以外のゲーム内容
を実行可能なゲーム機において、入力操作手段により特
定の操作がなされたとき、その状態が維持されているこ
とを検出する特定操作検出手段と、前記特定操作検出手
段で特定操作維持が検出されてから一定時間経過したか
否かを判断するタイム判断手段と、前記タイム判断手段
が一定時間経過を判断したとき、所定の操作がなされた
後、または前記所定の操作がなされることなく隠しコマ
ンドを読み込み、隠しコマンドによる内容をゲーム中に
挿入または挿入可能とする隠しコマンド展開手段とを有
している。また、本発明は上記構成において、前記特定
の操作がなされる以前に前記入力操作手段により一定の
操作がなされることを条件としている。さらに、本発明
における前記入力操作手段による特定操作はレバーによ
る操作であり、前記レバーが所定方向に倒された状態
で、一定時間経過したとき、通常現れるゲーム内容にさ
らに隠しコマンド起動による追加ゲームが表示され、前
記追加ゲームを選択可能に構成してある。
【0006】
【作用】上記構成によれば、比較的簡単な操作で、かつ
発見されにくい隠しコマンド起動方式を実現できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳しく説明する。図1は、本発明による隠し
コマンド起動方式を適用したアミューズメント装置の外
観を示す斜視図、図2は、隠しコマンド起動までの操作
の実施の形態を説明するための図である。プレイヤが、
例えばゲーム内容セレクト画面でアミューズメント装置
13の操作レバー14を右側に倒す特定操作を行う。そ
して、その状態を維持して10秒間経過した場合、隠し
コマンドが起動されて隠し画面が画面16上に表示され
る。なお、このとき予め、一定操作がなされたこと、す
なわちボタン15a,15bが押されたことを条件とし
て、上記のように特定操作が行われ10秒間経過した場
合に隠しコマンドを起動するようにもできる。さらに、
特定操作が行われ10秒間経過した場合、その後、一定
操作がなされたこと、すなわちボタン15a,15bが
押されたことを条件として隠しコマンドを起動するよう
にもできる。
【0008】図3は、本発明による隠しコマンド起動方
式を適用した電車運転シュミレーションゲーム機の外観
を示す斜視図である。椅子10の前面に操作部と表示部
2が設置され、椅子10の下部には電車進行時のゴト
ン,ゴトンという音など比較的低い音を出力するバスシ
ェーカー9が組み込まれている。表示部2の左右にはス
ピーカ12が、上部にはタイトルパネル7が設けられ、
操作部には架線電圧計11,スピードメータ5およびブ
レーキの圧力計6が配置されている。電車の運転はマス
コンレバー3とブレーキレバー4により行うことができ
る。マスコンレバー3は、手前に引くと停止状態から加
速することができ、ブレーキレバー4は回転操作により
ブレーキ解除状態からブレーキの効き具合を増加させる
ことができる。
【0009】図4は、図3のシュミレーションゲーム機
の回路の実施の形態を示す回路図である。コイン関連装
置22へのコイン投入は、入出力制御装置24を介して
CPU20に伝達され、ゲームが起動される。バックア
ップメモリ19にはコイン数・プレイ数などの設定値が
格納される。CPU20はROM18よりゲーム全体を
制御するプログラムを読み出し、読み出したプログラム
にしたがって画像処理部21を制御し初期画面をCRT
2に表示させる。ワークRAM17はCPU20が演算
する場合に一時的にデータを格納するエリアである。C
PU20は、特定操作検出手段20a,タイム判断手段
20bおよび隠し路線RAM展開手段20cの機能を有
している。
【0010】特定操作検出手段20aは、マスコンレバ
ー3が手前に倒されたことを特定操作として検出するた
めのものである。タイム判断手段20bは、マスコンレ
バー3が手前に倒されたタイミングから計測を開始し、
例えば10秒経過した時点で、その旨の信号を出力す
る。隠し路線RAM展開手段20cは、タイム判断手段
20bより信号を受信すると、ROM18に格納されて
いる隠しコマンドを読み出し、ワークRAM17に展開
し、画像処理部21を経由して表示部2に表示させる。
【0011】コミュニケーションRAM25は、サウン
ドに関するCPU20の指令を格納するもので、CPU
20がサウンド状況を確認するときに用いられる。サウ
ンドシステム回路26によりサウンドが生成され、スピ
ーカ12およびバスシェーカー9より運転時の種々のサ
ウンドおよび音声が出力される。ROM18はゲーム全
体を制御するプログラムの他に上記隠しコマンドを格納
している。
【0012】図5は、隠しコマンド起動方式の一例を説
明するためのフローチャートである。図示しない電源ス
イッチオン(S501)により電車運転シュミレーショ
ンゲーム機1が立ち上がり、CPU20はROM18よ
りプログラムを読み出しワークRAM17に展開し、そ
の内容が画像処理部21を介して表示部2に表示される
(S502)。表示部2には、デモ画面がループ状に表
示され待機状態となる。CPU20はコイン関連装置2
2からコイン投入の信号が入力するか否かを監視してお
り(S504)、コイン投入の信号を受信した場合に
は、路線選択のための画面を表示部2に表示する(S5
05)。図6(a)に路線選択画面の一例を示す。北陸
路線,東北路線,関東路線,関西路線のいずれかを選択
することができる。
【0013】ここで、特定操作検出手段20aは、入力
操作手段23の一つであるマスコンレバー3が手前に倒
されたか否かの信号入力を監視する(S506)。通常
の選択入力が行われれば、CPU20はROM18より
通常の路線データをワークRAM17に展開し、ゲーム
をスタートする(S507)。一方、特定操作検出手段
20aがマスコンレバー3が手前に倒されたことを検出
し、この状態で10秒間経過した場合、隠し路線RAM
展開手段20cを起動し、隠し路線である、秋田新幹線
ロングバージョンのデータがワークRAM17に展開す
る。車両選択するための展開画面はすべて秋田新幹線ロ
ングバージョンの車両選択の画面となる(S508)。
図6(b)に秋田新幹線ロングバージョンの選択画面を
示す。プレイヤが車両を選択すれば、ゲームがスタート
することとなる。
【0014】
【発明の効果】以上、説明したように本発明は、単に操
作ボタンやレバーの組み合わせによるコマンド起動では
なく、時間要素を取り入れることにより、比較的簡単な
操作で隠しコマンドを起動できる。また、隠しコマンド
が発見されにくいので、製品戦略が計画通り遂行でき、
製品ライフサイクルを長くすることができる。また、従
来の入力組み合わせを併用することにより、複雑な起動
方式も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による隠しコマンド起動方式を適用した
アミューズメント装置の外観を示す斜視図である。
【図2】隠しコマンド起動までの操作の実施の形態を説
明するための図である。
【図3】本発明による隠しコマンド起動方式を適用した
電車運転シュミレーションゲーム機の外観を示す斜視図
である。
【図4】図3の電車運転シュミレーションゲーム機の回
路の実施の形態を示す回路図である。
【図5】隠しコマンド起動方式の一例を説明するための
フローチャートである。
【図6】通常の路線選択画面および隠しコマンドによる
路線選択画面の一例を示す図である。
【図7】従来の隠しコマンド起動方法を説明するための
図である。
【符号の説明】
1…シュミレーションゲーム機 2…表示部 3…マスコンレバー 4…ブレーキレバー 5…スピードメータ 6…圧力計 7…タイトルパネル 8…警笛ペダル 9…バスシェーカー 10…椅子 11…架線電圧計 12…スピーカ 13…アミューズメント装置 14…操作レバー 15a,15b…ボタン 16…画面 17…ワークRAM 18…ROM 19…バックアップメモリ 20…CPU 21…画像処理部 22…コイン関連装置 23…入力操作手段 24…入出力制御装置 25…コミュニケーションRAM 26…サウンドシステム回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隠しコマンドを有し、該隠しコマンドが
    実行されることにより、通常のゲームプログラム以外の
    ゲーム内容を実行可能なゲーム機において、入力操作手
    段により特定の操作がなされたとき、その状態が維持さ
    れていることを検出する特定操作検出手段と、前記特定
    操作検出手段で特定操作維持が検出されてから一定時間
    経過したか否かを判断するタイム判断手段と、前記タイ
    ム判断手段が一定時間経過を判断したとき、所定の操作
    がなされた後、または前記所定の操作がなされることな
    く隠しコマンドを読み込み、隠しコマンドによる内容を
    ゲーム中に挿入または挿入可能とする隠しコマンド展開
    手段と、を有することを特徴とするゲーム機における隠
    しコマンド起動方式。
  2. 【請求項2】 前記特定の操作がなされる以前に前記入
    力操作手段により一定の操作がなされることを条件とす
    る請求項1記載のゲーム機における隠しコマンド起動方
    式。
  3. 【請求項3】 前記入力操作手段による特定操作はレバ
    ーによる操作であり、前記レバーが所定方向に倒された
    状態で、一定時間経過したとき、通常現れるゲーム内容
    にさらに隠しコマンド起動による追加ゲームが表示さ
    れ、前記追加ゲームを選択可能に構成したことを特徴と
    する請求項1または2記載のゲーム機における隠しコマ
    ンド起動方式。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007334796A (ja) * 2006-06-19 2007-12-27 Sun Corp サーバ装置、およびメールプログラム送信方法
JP2014033707A (ja) * 2012-08-07 2014-02-24 Sophia Co Ltd 遊技機
JP6178464B1 (ja) * 2016-06-08 2017-08-09 株式会社バンダイ ゲーム装置、ゲームシステム及びプログラム

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