WO2002100409A1 - Compositions anti-inflammatoires et antitussives - Google Patents

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WO2002100409A1
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Satoru Furukawa
Kaori Akuta
Shunji Ichikawa
Haruhiko Manabe
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Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd.
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    • A61P37/00Drugs for immunological or allergic disorders
    • A61P37/08Antiallergic agents

Definitions

  • Known pharmacological effects of orotic acid include an adaptation effect on liver disease, an immunostimulatory effect, and a pharmacological effect on ischemic disease [Jpnrj. Pharmacology, ⁇ £, 441-444 (1998)].
  • the action of inhibiting inflammation is not known.
  • parenteral preparations are also selected from the diluents, preservatives, flavors, excipients, disintegrants, lubricants, binders, surfactants, plasticizers, etc. exemplified for the oral preparations. Seed or more components can be added.
  • the animal feed of the present invention can be produced by using a general feed production method except that orotic acid or an orotic acid derivative or a salt thereof and other active ingredients are added as necessary. .
  • the obtained data were expressed as the standard error of the mean of 4 to 5 cases, and the significance test was performed in comparison with the physiological saline inhalation group (control). *, ** and *** indicate that there are significant differences at p ⁇ 0.05, P ⁇ 0.01 and p ⁇ 0.001, respectively.
  • Composition Composition (g) Oro 1, Acid 0.5 Vaindex # 3 (Matsuya Chemical Co., Ltd.) 49 Ferric pyrophosphate (Iron source) 0.1 Phosphoric acid E F 1.0 (Power / Residium source ;:

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Description

明 細 書
消炎、 鎮咳組成物 技術分野
本発明は、 ォロット酸もしくはその誘導体また
Figure imgf000002_0001
含有する気道用抗炎症剤、 飲食品、 動物用飼料、 飲食品添加剤、 飼
よびォロット酸もしくはその誘導体またはそれらの塩を投与するこ
する気道の炎症の予防または治療方法に関する。 背景技術
近年、 大気汚染等により気管支炎、 喘息、 花粉症等のアレルギー疾患が増加し ており、 これらの疾患に伴う気道の炎症を予防または軽減する組成物が望まれて いる。
ォロット酸は核酸ピリミジン生合成系における中間物質であり、 グル夕ミン酸 から合成され、 ゥリジンモノリン酸へ変換される。
ォロット酸の薬理作用としては、 肝臓疾患への適応効果、 免疫賦活作用、 虚血 性疾患に対する薬理作用 〔Jpnrj. Pharmacology, Ζ£, 441-444 (1998)〕 等が知 られているが、 気道の炎症を抑制する作用は知られていない。
気道用抗炎症剤としては、 吸入ステロイ ド薬、 作動薬、 抗コリン薬、 キサン チン誘導体、 抗アレルギー薬、 コディン誘導体などが知られているが、 これらに
Figure imgf000002_0002
は副作用があり、 通常常用する健康食品または 0 T C用医薬品としては好ましく ない。 発明の開示
( 2 ) 鎮咳作用を有する上記 ( 1 ) の気道用抗炎症剤。
( 3 ) 炎症が、 アレルギー性喘息に伴う気道の炎症、 花粉症に伴う気道の 炎症、 気管支炎に伴う気道の炎症からなる群より選ばれる気道の炎症である上記
( 1 ) または (2 ) の気道用抗炎症剤。
( 4 ) ォロット酸もしくはその誘導体またはそれらの塩を含有する飲食品 または動物用飼料。
( 5 ) ォロット酸もしくはその誘導体またはそれらの塩を含有する飲食品 添加剤または飼料添加剤。
( 6 ) ォロット酸もしくはその誘導体またはそれらの塩を投与することを 特徴とするヒトまたは非ヒト動物の気道の炎症の予防または治療方法。
( 7 ) 気道用抗炎症剤の製造のためのォロット酸もしくはその誘導体また はそれらの塩の使用。
( a ) ォロット酸もしくはその誘導体またはそれらの塩を有効成分として含有す る気道用抗炎症剤
本発明においてォロット酸 (ゥラシル—4—カルボン酸) もしくはその誘導体 またはそれらの塩はどのようなものでも良く、 微生物由来のもの、 化学合成によ り得られるもの、 市販のもの等のいずれを用いてもよい。
ォロット酸の誘導体としては、 4位のカルボン酸にメチル、 ェチル、 プチル、 プロビル、 ペンチル、 へキシル等炭素数 1〜 6のアルキル基がエステル結合した 4—エステル置換体、 1, 2 , 3, 6位の水素の一つ以上がメチル、 ェチル、 ブ チル、プロピル、ペンチル、へキシル等炭素数 1〜6のアルキル基またはメチル、 ェチル、 ブチル、 プロピル、 ペンチル、 へキシル等炭素数 1〜6のアルキル基を 持つアルコキシ基に置換された誘導体等があげられる。
ォロット酸もしくはォロット酸誘導体の塩としては、 ナトリウム塩、 カリウム 塩等のアル力リ金属塩、マグネシウム塩、カルシウム塩等のアル力リ土類金属塩、 亜鉛塩等の重金属塩、 アンモニゥム、 テトラメチルアンモニゥム等のアンモニゥ ム塩、 モルホリン、 ピぺリジン等の付加した有機アミン付加塩等があげられる。 本発明のォロット酸もしくはその誘導体またはそれらの塩を有効成分として 含有する気道用抗炎症剤は、 アレルギー性喘息等の喘息、 または花粉症等のァレ ルギー疾患もしくは気管支炎等の患者の気道、 とくに上気道の炎症を抑制する作 用、 またはこれらの炎症に伴う咳等の症状を緩和する作用を有し、 これらの疾患 の予防または治療薬として有用である。
本発明の気道用抗炎症剤は、 ォロット酸もしくはその誘導体またはそれらの塩 以外に気道の炎症の予防、抑制または治療に有効な任意の他の成分(以下、単に、 他の有効成分ともいう) を含んでもよい。 該他の有効成分としては、 ハーブ、 メ ントール、 抗ヒスタミン剤、 アレルギーメデイエ一夕一抑制剤等があげられる。 本発明の気道用抗炎症剤は、 ォロット酸もしくはその誘導体またはそれらの塩、 および必要に応じて上記他の有効成分を薬理学的に許容される一種もしくはそ れ以上の担体と一緒に混合し、 製剤学の技術分野においてよく知られている任意 の方法により製造される。
本発明の気道用抗炎症剤の投与経路は、 気道の炎症の予防、 抑制または治療に 際して効果的なものを使用するのが望ましく、 経口または、 例えば静脈内などの 非経口をあげることができる。
投与形態としては、例えば、錠剤、 カプセル剤、注射剤、点滴剤、 シロップ剤、 舌下錠、 各種クリーム剤、 坐剤等があげられる。
経口投与に適当な、 例えばシロップ剤のような液体調製物は、 水、 蔗糖、 ソル ビット、 果糖などの糖類、 ポリエチレングリコール、 プロピレングリコールなど のグリコール類、 ごま油、 ォリーブ油、 大豆油などの油類等の希釈剤、 p—ヒド ロキシ安息香酸エステル類などの防腐剤、 ストロベリーフレーバ一、 ペパーミン トなどのフレーバー類などを使用して製造できる。 また、 錠剤、 散剤および顆粒 剤などは、 乳糖、 ブドウ糖、 蔗糖、 マンニットなどの賦形剤、 澱粉、 アルギン酸 ナトリウムなどの崩壊剤、 ステアリン酸マグネシウム、 タルクなどの滑沢剤、 ポ リビニールアルコール、ヒドロキシプロピルセルロース、ゼラチンなどの結合剤、 脂肪酸エステルなどの界面活性剤、 グリセリンなどの可塑剤などを用いて製造で きる。
非経口投与に適当な製剤は、 好ましくは受容者の血液と等張である有効成分を 含む滅菌水性剤からなる。 例えば、 注射剤の場合は、 塩溶液、 ブドウ糖溶液、 ま たは塩水とブドゥ糖溶液との混合物からなる担体などを用いて注射用の溶液を 調製する。
また、 これら非経口剤においても、 経口剤で例示した希釈剤、 防腐剤、 フレー バー類、 賦形剤、 崩壊剤、 滑沢剤、 結合剤、 界面活性剤、 可塑剤などから選択さ れる 1種もしくはそれ以上の成分を添加することもできる。
本発明の気道用抗炎症剤中のォロット酸もしくはォロット酸誘導体またはそ れらの塩の含有量は、 本発明の医薬品 lg当たり 1〜: lOOOmgが好ましく、 10〜500mg がより好ましく、 100〜200mgがさらに好ましい。
上記本発明の気道用抗炎症剤を投与する場合の投与量及び投与回数は、 投与形 態、 投与する対象の年齢、 体重、 症状等により異なるが、 通常、 経口で好ましく は l〜5000mg、 より好ましくは 10〜: I000mg、 さらに好ましくは 100〜300mgを一日 一回ないし数回投与する。
静脈内投与などの非経口投与の場合、 成人一人当り好ましくは 0.5〜5000mg、 より好ましくは 5〜1000mg、 さらに好ましくは 50〜300mgを一日一回ないし数回投 与する。
本発明の気道用抗炎症剤を日常的に投与することにより、 気道の炎症を予防す ることができる。
既に気道の炎症がおこっている場合は、 本発明の気道用抗炎症剤を日常的に投 与することにより、 気道の炎症および咳等の症状を抑制または治療することがで きる。 投与期間は、 通常は 1週間から 1 0年間、 好ましくは 1ヶ月から 5年間で める。
なお、 本発明の気道用抗炎症剤は、 ヒトだけでなく、 ヒト以外の動物 (以下、 非ヒト動物ということもある) に対しても使用することができる。 非ヒト動物に 使用する場合の投与量は、 ォロット酸もしくはその誘導体またはそれらの塩とし て、 0.02〜100mg/kgが好ましく、 0.2〜20mg/kgがより好ましく、 2〜10mg/kgがさ らに好ましい。
( b ) ォロット酸もしくはその誘導体またはそれらの塩を含有する飲食品、 動物 用飼料、 飲食品添加剤または飼料添加剤
ォロット酸もしくはその誘導体またはそれらの塩を含有する飲食品は、 飲食品 中にォロット酸もしくはその誘導体またはそれらの塩を添加することにより得 られる飲食品である。
後述する本発明の飲食品添加剤を飲食品に添加して得られる飲食品も本発明 の飲食品に包含される。
また、 飲食品中にォロット酸もしくはその誘導体またはそれらの塩の他に上記 ( a ) で述べた他の有効成分を添加することにより得られる飲食品も本発明の飲 食品に包含される。
本発明の飲食品は、 ォロット酸もしくはその誘導体またはそれらの塩、 必要に 応じて他の成分を添加する以外は一般的な飲食品の製造方法を用いることによ り、 製造することができる。
本発明の飲食品は、 例えば、 飲料または錠剤の場合は、 ォロット酸もしくはそ の誘導体またはそれらの塩に、 必要により他の有効成分、 添加剤等を加えた後、 適当量の水に溶解あるいは分散させるか、 または錠剤化して調製することができ る。 また、 例えばァメ、 ドロップ、 チョコレート、 ゼリー、 ビスケット、 クッキ 一等の菓子類は、 常法に従い、 ォロット酸もしくはその誘導体またはそれらの塩 に、 必要により他の有効成分、 添加剤等、 さらに必要により適当な担体、 例えば 小麦粉、 米粉、 澱粉、 コーンスターチ、 大豆等を加え、 適宜の形態に賦形して調 製することができる。
また、 本発明の飲食品は、 例えば流動層造粒、 攪拌造粒、 押し出し造粒、 転動 造粒、 気流造粒、 圧縮成形造粒、 解砕造粒、 噴霧造粒、 噴射造粒等の造粒方法、 パンコ一ティング、 流動層コーティング、 ドライコーティング等のコ一ティング 方法、 パフドライ、 過剰水蒸気法、 フォームマット方法、 マイクロ波加熱方法等 の膨化方法、 押出造粒機やエキストルーダ一等の押出方法等を用いて製造するこ ともできる。
本発明の飲食品は、 ジュース類、 清涼飲料水、 茶類、 乳酸菌飲料、 発酵乳、 冷 菓、 バター、 チーズ、 ヨーグルト、 加工乳、 脱脂乳等の乳製品、 ハム、 ソ一セ一 ジ、 ハンバーグ等の畜肉製品、 蒲鋅、 竹輪、 さつま揚げ等の魚肉練り製品、 だし 卷き、 卵豆腐等の卵製品、 クッキー、 ゼリー、 チューインガム、 キャンディ一、 スナック菓子等の菓子類、パン類、 麵類、漬物類、 燻製品、干物、佃煮、塩蔵品、 スープ類、 調味料等、 いずれの形態のものであってもよい。
また、 本発明の飲食品は、 例えば粉末食品、 シート状食品、 瓶詰め食品、 缶詰 食品、 レトルト食品、 カプセル食品、 夕ブレット状食品、 流動食品、 ドリンク剤 等の形態のものであってもよい。
本発明の飲食品は、 気道の炎症を予防、 抑制または治療する効果を有する健康 食品または機能性食品として用いることができる。
本発明の飲食品添加剤は、 上記 (a ) で述べた経口剤と同様な方法により調製 することができる。 飲食品添加剤は、 通常、 必要に応じて他の食品添加物を混合 または溶解し、 例えば粉末、 顆粒、 ペレット、 錠剤、 各種液剤の形態に加工製造 される。
本発明の飲食品または飲食品添加剤には、 一般的に飲食品に用いられる食品添 加物、 例えば甘味料、 着色料、 保存料、 増粘安定剤、 酸化防止剤、 発色料、 漂白 料、 防かび剤、 ガムベース、 苦味料、 酵素、 光沢剤、 酸味料、 調味料、 乳化剤、 強化剤、 製造用剤、 香料、 香辛料抽出物等が添加されてもよい。
本発明の飲食品中のォロット酸もしくはその誘導体またはそれらの塩、 または 他の有効成分の含有量は、 該飲食品の形態により異なるが、 通常、 成人一人の一 日あたりの摂取量が、 ォロット酸もしくはその誘導体またはそれらの塩として、 それそれ好ましくは l〜5000mg、 より好ましくは 10〜1000mg、 さらに好ましくは 100〜500m となる量である。
また、 本発明の飲食品添加剤は、 添加する飲食品を摂取したときにォロット酸 もしくはその誘導体またはそれらの塩が上記の摂取量となるように飲食品に添 加される。 該飲食品は、 1日に 1回または数回に分けて摂取させる。
本発明の飲食品を日常的に摂取することにより、 気道の炎症を予防することが できる。
既に気道が炎症をおこしている場合は、 本発明の飲食品を日常的に摂取するこ とにより、 気道の炎症および咳の症状を抑制または治療することができる。摂取 期間は、 通常は 1日間から 1 0年間、 好ましくは 1ヶ月間から 5年間である。 本発明の動物用飼料は、 ォロット酸もしくはォロット酸誘導体またはそれらの 塩を添加した動物用飼料である。 該動物用飼料にさらに上記 (a ) であげた他の 有効成分を添加した動物用飼料も本発明の動物用飼料に包含される。
後述する本発明の飼料添加剤を動物用飼料に添加して得られる動物用飼料も 本発明の動物用飼料に包含される。
本発明の動物用飼料は、 ォロット酸もしくはォロット酸誘導体またはそれらの 塩、 必要に応じて他の有効成分を添加する以外は、 一般的な飼料の製造方法を用 いることにより製造することができる。
ォロット酸もしくはォロット酸誘導体またはそれらの塩を添加する動物用飼 料は、 ヒト以外の動物用の飼料であればいずれでもよく、 例えばィヌ、 ネコ、 ネ ズミ等のペット用飼料、 ペットフード、 ゥシ、 ブ夕等の家畜用飼料等があげられ る。
本発明の動物用飼料は、 気道の炎症を予防、 抑制または治療する効果を有する 動物用健康補助食品として用いることができる。
ォロット酸もしくはォロット酸誘導体またはそれらの塩を添加する動物用飼 料としては、穀物類、 そうこう類、植物性油かす類、動物性飼料、 その他の飼料、 精製品、 またはこれらの混合物等があげられる。
穀物類としては、 例えばマイ口、 小麦、 大麦、 えん麦、 らい麦、 玄米、 そば、 あわ、 きび、 ひえ、 とうもろこし、 大豆等があげられる。
そうこう類としては、例えば米ぬか、脱脂米ぬか、ふすま、末粉、 小麦、胚芽、 麦ぬか、 ペレット、 トウモロコシぬか、 トウモロコシ胚芽等があげられる。 植物性油かす類としては、 例えば大豆油かす、 きな粉、 亜麻仁油かす、 綿実油 かす、 落花生油かす、 サフラワー油かす、 やし油かす、 パーム油かす、 胡麻油か す、ひまわり油かす、菜種油かす、カポック油かす、芥子油かす等があげられる。 動物性飼料としては、 例えば北洋ミール、 輸入ミール、 ホールミール、 沿岸ミ ール等の魚粉、 フィッシュソルブル、 肉粉、 肉骨粉、 血粉、 分解毛、 骨粉、 家畜 用処理副産物、 フェザーミール、 蚕よう、 脱脂粉乳、 カゼイン、 乾燥ホェ一等が あげられる。
その他の飼料としては、 アルフアルファ、 ヘイキューブ、 アルフアルファリー フミール、 ニセアカシア粉末等の植物茎葉類、 コーングルテン、 ミール、 コーン グルテンフィード、 コーンステ一プリカ一等のトウモロコシ加工工業副産物、 デ ンプン等のデンプン加工品、 酵母、 ビールかす、 麦芽根、 アルコールかす、 しょ う油かす等の発酵工業産物、 柑橘加工かす、 豆腐かす、 コーヒーかす、 ココアか す等の農産製造副産物、 キヤッサバ、 そら豆、 グァミール、 海藻、 ォキアミ、 ス ピノレリナ、 クロレラ、 鉱物等があげられる。
精製品としては、カゼィン、アルブミン等のタンパク質、アミノ酸、スターチ、 セルロース、 蔗糖、 グルコース等の糖質、 ミネラル、 ビタミン等があげられる。 本発明の動物用飼料は、 例えば流動層造粒、 攪拌造粒、 押し出し造粒、 転動造 粒、 気流造粒、 圧縮成形造粒、 解砕造粒、 噴霧造粒、 噴射造粒等の造粒方法、 パ ンコーティング、 流動層コーティング、 ドライコーティング等のコーティング方 法、 パフドライ、 過剰水蒸気法、 フォームマット方法、 マイクロ波加熱方法等の 膨化方法、 押出造粒機やエキストルーダ一等の押出方法等を用いて製造すること ができる。
本発明の飼料添加剤は、 上記 ( 1 ) に記載した経口剤と同様な方法により調製 することができる。 本発明の飼料添加剤は、 通常、 必要に応じて他の飼料添加物 を混合または溶解し、 例えば粉末、 顆粒、 ペレツト、 錠剤、 各種液剤の形態に加 ェ製造される。
本発明の動物用飼料中のォロット酸もしくはォロット酸誘導体またはそれら の塩、 または他の有効成分の含有量は、 摂取形態、 該飼料を摂取する非ヒト動物 の種類、 該非ヒト動物の年齢、 体重等に応じて異なるが、 通常非ヒト動物の 1日 当たりの摂取量が、 ォロット酸もしくはォロヅト酸誘導体またはそれらの塩とし て、 それそれ好ましくは 0.02〜100mg/kg、 より好ましくは 0.2~20mg/kg、 さらに 好ましくは 2〜: I0mg/kgとなる量である。
また、 本発明の飼料添加剤は、 添加する動物用飼料を非ヒト動物が摂取したと きのォロット酸もしくはォロット酸誘導体またはそれらの塩の摂取量が上記の 摂取量となるように動物用飼料に添加される。
本発明の動物用飼料は、 1日に 1回または数回に分けて対象となる非ヒト動物 に摂取させる。 また、 本発明の飼料添加剤を、 非ヒト動物を対象とした気道用抗 炎症剤の経口剤として、 上記飼料の摂取量および摂取期間と、 それそれ同じ投与 量および投与期間で投与してもよい。
本発明の動物用飼料を日常的に摂取させることにより、 気道の炎症を予防する ことができる。
既に気道が炎症をおこしている場合は、 該動物用飼料を日常的に摂取させるこ とにより、 気道の炎症および咳の症状を抑制または治療することができる。
以下に、 本発明の試験例として、 アレルギー喘息モデルにおけるォロット酸ま たはォロット酸亜鉛塩による喘息の発作予防、 抑制効果を調べた試験例を示す。 試験例 1 気道過敏性反応に対する効果
ォロット酸とォロット酸亜鉛塩の抗喘息作用の有無を検討する目的で、 ロイコ トリエン(leukotriene) D4 (以下 LTD4と略す) 誘発気道過敏性反応に対するォロ ット酸とォロット酸亜鉛塩の作用を以下のように検討した。
LTD4誘発気道過敏性の発現は、 Satoらの方法 〔Clinical and Experimental Allergy. , 2£L, 957-963 (1996)〕 に準じて以下に示すように行なった。
Hartley系雄性モルモット (日本エスエルシー社製) を、 恒温 (22〜23°C) 、 恒湿 (50~60%) の条件下で 2週間飼育後、 体重 150〜250gの健康なものを以下の 実験に供した。 該モルモットをウレタン麻酔 (1.2 g/kg) し、 気管切開後カニュ 一レを挿入した。気管力ニューレは小動物用人工呼吸装置(Model 7025、 UGO BASIL, V ASE社製) に接続し、 人工呼吸 (60回/分、 10 ml/kg) を行なった。 気道収縮 の指標として、 圧力トランスデューサー (TP-603、 日本光電社製) を介して気道 内圧 (pulmonary inflation pressure: PIPと略す、 単位は cmH20) を測定した。 また、 類動脈に力ニューレを挿入し、 血圧トランスデューサー (ライフキット DX-360、 日本光電社製) を介して血圧も同時に測定した。 手術後、 モルモットを 約 5分間放置し、 ベースの PIP値が安定した後に実験を開始した。 ァセチルコリ ン (以下、 AChと言う :シグマ社製) 50 g/kgの静脈内投与により気道収縮を惹 起し、 上昇した PIP値がベースラインまで下がつた後再度同濃度の AChを静脈内投 与し、 PIPの増加分 (ΔΡΙΡ) が安定するまでこれを繰り返した。 ΔΡΙΡが安定し たことを確認した後、 AChを静脈内投与して (30 〃g/kgまたは 40 g/kg) 、 そ の時の ΔΡΙΡ値を Pre値とした。 その 30分後に LTD4 (フナコシ社製) 0. 1 u g l を 30秒間超音波ネブライザ一 (NE- U12、 0MR0N社製) にて吸入させ、 さらに 15分 後に再度 AChを静脈内投与 (30 zg/kgまたは 40 jug/kg) して収縮を惹起し、 そ の時の ΔΡΙΡ値を Post値とした。 LTD4投与群に対するコントロール群には、 LTD4 の替わりに生理食塩液を吸入させた。該コントロール群および LTD4投与群におい て、それそれ Post値と Pre値を比較する事により、気道過敏性発現の指標とした。 被験物質を、 LTD4吸入の 30分前に十二指腸内に投与した。被験物質投与群に対 するコントロール群には、 被験物質の代わりに 0.5 メチルセルロース (以下、 MCと略す) を投与した。
なお、 得られたデータは平均値士標準誤差で表した。 有意差検定には統計解析 ソフト SASを使用した。 2群間の有意差検定には paired t- testを行い(第 1図、 第 2図)、 多群間の比較検定には Bartletの検定を行った後に、 :!-way AN0VAと Dunnettの多重比較検定を行った。 、ずれの検定においても pく 0.05をもって有意 差ありとした。
1 . 予備試験
AChの静脈内投与 (40 /zg/kg) により惹起された PIPの増加 (Pre値、 白カラム) は 8.40±0.76 cmH20、 LTD4の溶媒として用いた生理食塩液を吸入した後の PIPの増 加 (Post値、 黒カラム) は 8.30± 1.07 cmH20であり、 両者の間に有意な差は認め られなかった (第 1図) 。
さらに、 生理食塩液吸入前にォロット酸 30 mg/kgまたはォロット酸亜鉛塩 30mg/kgを十二指腸内投与してもそれそれの Pre値 (7.50± 1.04、 7.67± 1.20 cmH20) と Post値 (7.33± 1.20、 8.00± 1.44 cm¾0) の間で有意な差は認められな かった (第 1図) 。 なお、 ォロット酸およびォロット酸亜鉛塩は、 0.5% MCに懸 濁して使用した。
2 . ォロット酸およびォロット酸亜鉛塩の作用
LTD4 0. 1 /g/mlを 30秒間吸入投与した場合、 ACh (30〃g/kg) の静脈内投与に より惹起された Pre値は 5.00± 1.00 cm¾0であるのに比べて、 Post値は 13.00士 1.43 cmH20と有意に増加しており、 気道過敏性が認められた (第 2図) 。
LTD4により誘発される気道過敏性に対するォロット酸の用量依存的な作用を 検討した (第 3図) 。 グラフの縦軸は ΔΡΙΡの Pre値と Post値の増加量を示してい ォロット酸を投与していない群(コントロール) に比べてォロット酸を投与し た群は、 10〜30 mg/kgの十二指腸内投与の範囲で用量の増加に伴って気道過敏性 の発現を抑制する作用を示し、 30 mg/kgで統計的に有意な作用を示した。 ID50値 は 20.1 mg/kgであった (第 3図) 。
ォロット酸亜鉛塩の作用を検討した。 ォロット酸亜鉛塩を投与していない群 (コントロール) に比べてォロット酸亜鉛塩を投与した群は、 10、 30 mg/kの十 二指腸内投与で用量の増加に伴って抑制作用を示した (第 4図) 。 この 2用量か ら算出した0)50値は16.2 mg/kgであった。
このことから、 ォロット酸とォロット酸亜鉛塩はそれそれ十二指腸内投与によ り、 モルモットにおける LTD4により誘発される気道過敏性発現を抑制することが 明らかとなった。
気管平滑筋弛緩作用を示す物質ゃ抗コリン作用を示す物質の場合、 ACh誘発気 道収縮反応を抑制する。第 1図の結果では、 ォロット酸はこの気道収縮反応自体 には影響を示さなかったことから、第 3図または第 4図において示されたォロッ ト酸またはォロット酸亜鉛塩による気道過敏性抑制作用は気道平滑筋弛緩作用 ゃ抗コリン作用に基づくものではないことが分かった。 また、 ォロット酸とォロ ット酸亜鉛塩の ID50値はそれぞれ、 20.1と 16.2mg/kg (十二指腸内投与)であるこ とから、 本系に対する薬効はほぼ同程度であると考えられた。 試験例 2 気道における抗炎症作用
ォロット酸とォロット酸亜鉛塩の抗喘息作用の有無を検討する目的で、 ォロッ ト酸とォロット酸亜鉛塩の気道における抗炎症作用について検討した。
実験は Lagenteらの方法 〔Clin. Exp. Allergy. , 2 , 1002-1010 ( 1993)〕 およ び Dunnらの方法 〔Am. Rev. Resp. Dis. , l^Z, 541-547 ( 1998)〕 を参考にして以 下に示す方法で行なった。
Hartley系雄性モルモット(日本チャールズリバ一社製)を、恒温(22〜23°C)、 恒湿 (50〜60%) の条件下で飼育後、 350〜450 gの健康な動物を以下の実験に供 した。該モルモットをプラスチックボックス (30 X 50 X 30cm) 内に入れて 48時間 間隔で 2回、 2 mg/mlの卵白アルブミン(以下、 OAと略すこともある: Sigma Aldrich 社製) 溶液を 30分間吸入させ能動感作した。 吸入には超音波ネブライザ— (NE— U12、 0MR0N社製) を使用した。抗原誘発は最終感作の 13〜15日後に感作操作と同 様のプラスチックボックス内で行い、 1%(W/V) OA溶液を 15分間吸入させ反応を惹 起した。 OAを吸入させない群では生理食塩液を吸入させた。
この際、 アナフィラキシーショックによる動物の死亡を回避するため、 抗原誘 発の 30分前にヒス夕ミン HI受容体拮抗薬である pyrilamine (Sigma Aldrich社製) を静脈内投与した (2 rag/kg) 。 ォロヅト酸およびォロッ卜酸亜鉛塩、 PDE4阻害 剤 (ロリプラム: rolipram 化学合成により取得した) は抗原誘発の 1時間前に 経口投与した。 ォロット酸、 ォロット酸亜鉛塩、 または口リブラムを投与しない 群には 0.5%(W/V) MC溶液を投与した。
抗原誘発 24〜72時間後に気管支肺胞洗浄 (BAL) を行った。 すなわち、 感作モ ルモットをペントバルビタールで麻酔し(静脈内投与: 100 mg/kg)、 生理食塩液 5 mlをディスポ—ザブル注射筒 (テルモ社製) にて気管力ニューレを介して注入し た。 約 15秒後に注入した生理食塩液を回収し、 この操作を 2回繰り返して気管支 肺胞洗浄液 (BALF) を得た。 BALFは 2500rpm (1250 X g) 、 4° 10分間の条件で 遠心分離した。 上清の吸引除去後に沈殿した細胞を生理食塩液 1mlに懸濁し、 自 動血球カウンター (Celltec MEK-4300、 日本光電社製) を用いて総白血球数を測 定した。 また、 一部の細胞は Cytospin I I I (Shandon Southern Instruments社製) を用いて塗抹標本を作成し、 ライ トギムザ染色後、 光学顕微鏡にて細胞 500個を 観察し、好酸球(Eos)、好中球(Neu)、マクロファージ(Mac)、 リンパ球(Lym)、 その他の細胞 (Other)を測定して各細胞の比率を算出した。 各細胞数は総白血球 数に分画中の各細胞の比率を掛け合わせて算出した。
得られたデータは平均値士標準誤差で表した。有意差検定には統計解析ソフト SASを使用した。 2群間の有意差検定には Student' s t- testを行い、 多群間の比 較検定には Bart letの検定後、 卜 way AN0VAを行い、 Dunnettの多重比較検定を行 つた。 いずれの検定においても pく 0.05をもって有意差ありと判断した。
1. 抗原誘発 24、 48及び 72時間後の BALF中浸潤細胞数に関する予備試験
生理食塩液を吸入させた群に比べて 0Aを吸入させた群では、 抗原誘発 24、 48、 72時間後のいずれにおいても、 BALF中の総細胞数と好酸球数の有意な増加が認め られた (第 5図) 。 さらに、 抗原誘発 24、 48時間後では好中球数の有意な増加が 認められた (第 5図) 。 以下の実験では、 総細胞数と好酸球、 好中球浸潤に対す るォロット酸またはォロット酸亜鉛塩の作用を検討した。
また、 抗原誘発 24、 48時間後の細胞浸潤における PDE4阻害剤であるロリプラム の作用を検討した結果、 24時間後と 48時間後の細胞浸潤に大きな差が認められな かったことから (図示せず) 、 以下の実験では抗原誘発 24時間後の細胞浸潤に対 するォロット酸またはォロット酸亜鉛塩の作用を検討した。
2. 抗原誘発 24時間後の細胞浸潤に対するォロット酸またはォロット酸亜鉛塩の 作用 上述の手順で、 ォロヅト酸を OAによる抗原誘発の 1時間前に 100 mg/kgとなる ように経口投与して、 抗原誘発 24時間後の細胞浸潤を調べた。 ォロット酸を投与 しない場合に比べて、 ォロット酸を投与した場合には、 総細胞と好酸球浸潤抑制 作用が認められた (第 6図) 。
また、 ォロット酸亜鉛塩を OAによる抗原誘発の 1時間前に 100、 300 mg/kgとな るように経口投与して、 同様な検討を行った。 ォロット酸亜鉛塩を投与した場合 には、 いずれの用量においても、 総細胞と好酸球浸潤抑制作用が認められた (第 7図) 。
このことから、 ォロット酸亜鉛塩は喘息などの炎症性気道疾患に対して有用で あることが示された。 図面の簡単な説明
第 1図は、 麻酔下のモルモットにおける、 生理食塩液吸入投与前 (白色) 、 お よび吸入投与後 (黒色) の、 アセチルコリンによる気道内圧変化に対する、 ォロ ット酸、 ォロット酸亜鉛塩投与の影響を検討した結果を示した図である。
ォロット酸、 ォロット酸亜鉛塩 (30 mg/kg)または 0.5%MCは、 それそれ生理 食塩液吸入投与の 30分前に十二指腸内投与した。得られたデ一夕は 3例の平均値 士標準誤差で表した。 N. S. (not significant)は統計的に有意差が認められない ことを示す。
第 2図は、 生理食塩液とロイコトリェン D4(LTD4) 吸入投与前 (白色) 、 およ び吸入投与後 (黒色) のアセチルコリンによる気道内圧変化について比較した結 果を示した図である。
いずれの群においても、 生理食塩液または LTD4吸入投与の 30分前に、 0.5%MC を十二指腸内投与した。得られたデータは 5〜6例の平均値土標準誤差で表し、 有 意差検定は吸入前後の気道内圧の比較で行った。 ***は p <0.001で有意差がある ことを示す。
第 3図は、 LTD4吸入投与により誘発された気道過敏性反応に対する、 ォロット 酸の作用について検討した結果を示した図である。
△気道内圧の増加とは、 LTD4吸入後の気道内圧変化から、 吸入前の気道内圧変 化を引いた差を表している。 得られたデータは 5例の平均値土標準誤差で表し、 有意差検定は 0.5%MC投与群 (コントロール) との比較で行った。 *は pく 0.05で 有意差があることを示す。
第 4図は、 LTD4吸入投与により誘発された気道過敏性反応に対する、 ォロット 酸亜鉛塩の作用について検討した結果を示した図である。
得られたデータは 5〜8例の平均値士標準誤差で表し、 有意差検定は、 0.5%MC投 与群 (コントロール) との比較で行った。
第 5図は、 卵白アルブミン (OA) 感作したモルモヅ卜において、 生理食塩液ま たは OA吸入 24、 48および 72時間後に気管支肺胞洗浄を行い、 洗浄液中の各細胞分 布を検討した結果を示した図である。 それそれのカラムにおいて、 各細胞は、 左 から、 総細胞、 好酸球、 好中球、 マクロファージ、 リンパ球、 その他の細胞を示 す。 縦軸は各細胞の数を示す。
得られたデータは、 4〜5例の平均値士標準誤差で表し、 有意差検定は生理食塩 液吸入群(コントロール)との比較で行った。 *、**および ***はそれそれ、 p <0.05、 Pく 0.01、 pく 0.001で有意差があることを示す。
第 6図は、 卵白アルブミン (OA) 感作したモルモヅ卜において、 OA吸入 24時間 後に気管支肺胞洗浄を行い、 洗浄液中の (a) 総細胞数、 (b) 好酸球浸潤、 (c )好 中球浸潤についてのォロット酸 (100 mg/kg) の影響を検討した結果を示した図 である。
ォロット酸は 0A吸入の 1時間前に経口投与した。得られたデ一夕は、 9〜; 10例の 平均値士標準誤差で表した。
第 7図は、 卵白アルブミン (0A)感作したモルモヅ卜において、 0A吸入 24時間 後に気管支肺胞洗浄を行って得られる洗浄液中の (a)総細胞数、 (b)好酸球浸潤、 ( c )好中球浸潤についてのォロット酸亜鉛塩 (100、 300 mg/kg) の影響を検討し た結果を示した図である。ォロット酸亜鉛塩は 0A吸入の 1時間前に経口投与した。 得られたデータは、 9〜: 10例の平均値土標準誤差で表し、 有意差検定は 0A吸入群 との比較で行った。 *は pく 0.05で有意差があることを示す。 発明を実施するための最良の形態
実施例 1
下記の組成に従い成分を混合した後、 打錠機 (畑製作所製、 HT- AP15SS-U型) で打錠し、 直径 8麵、 重量 200mgの錠剤を製造する。 第 1表 組成 配合割合
(重量%)
ォロット酸 20
乳糖 40
乳酸カルシウム 10
ステアリン酸マグネシウム 25
炭酸;
実施例 2 下記の組成に従い成分を混合した後、 打錠機 (畑製作所、 HT-AP15SS-U型) で 打錠し、 直径 8薩、 重量 200mgの錠剤を製造する。
第 2
配合割合
組成 量%)
ォロッ卜酸 40
乳糖 20
乳酸カルシウム 10
ステアリン酸マグネシゥ ^ 25
炭酸カルシウム 5
実施例 3
下記の組成に従い成分を混合した後、 打錠機 (畑製作所、 HT-AP15SS- U型) で 打錠し、 直径 8醒、 重量 200mgの錠剤を製造する。
配合割合
組成 (重量%)
ォロッ卜酸 30
メントーノレ 10
乳糖 15
乳酸カルシウム 10
ステアリン酸マグネシウム 25
炭酸カルシウム 5
実施例 4
下記の組成に従い成分を混合した後、 打錠機 (畑製作所、 HT- AP15SS- U型) で 打錠し、 直径 8顏、 重量 200mgの錠剤を製造する。 第 4表
配合割合 組成 . (軍暈%) ォロット酸 20 ノヽーブ 20 乳糖 20 乳酸カルシウム 10 ステアリン酸マグネシウム 25 炭酸カルシウム 5
実施例 5
下記の組成に従いドッグフードを製造する, 第 5表
配合割合 組成 (重量%) ォ ッ卜酸 0.5 ミー卜 ^ール 35.0 コーンスターチ 40.0
5.0 酵母エキス 5.0 植物油脂 5.0 乳酸カルシウム 1.0 塩ィ匕ナトリウム 1.0 リン酸水素ナトリウム 0.5 炭酸マグネシウム 0.5 硫酸鉄 0.1 ビタミン 0.0005 ビタミン Β2 0.0005 ビタミン Ε 0.001 ナイァシン 0.005 ビタミン A 2000IU ビタミン D 150IU 水分 6.3
実施例 6 次の配合により飲料を製造する。 第 6表
組成 配合 (g) ォロッ 1、酸 0.5 バインデックス # 3 (松谷化学社製) 49 ピロリン酸第 2鉄 (鉄源) 0.1 ホス力ノレ E F 1.0 (力/レシゥム源;:
ビタミンミックス (メノレタネ十製) 1 .0
実施例 Ί
次の配合により清涼飲料水 1000ml (10本分) を製造する, 第 7表
組成 配合 ( g )
ォ pッ卜酸 0.3
ビタミン C
ビタミン B 1 0.005
ビタミン B 2 0.01
ビタミン B 6 0.025
液糖 150
クェン酸 3
香料 1
実施例 8
次の配合により茶飲料 1000mlを製造する。
第 8表
組成 配合 ( κ )
ォロット酸 0.3
糸葉 15
実施例 9
次の配合で常法によりクッキ一 (30個分) を製造する, 塩バハ卵牛塩水砂脱ィィオ強シビ 16
ラタ搪カ一脂タロョ
ミ粉粉ースッミ 第 9表
ソ乳ゝントトト
酸混二く
組成合生ン 配合 (g)
ォ πッ卜酸 物}グ 20
ノヽーブ 10
薄力粉 10
澱粉 100
水 74
14
小さじ 2
Figure imgf000017_0001
1個
80g
大さじ 2
少量
実施例 1 0
次の配合で常法により食パン (4斤分) を製造する,
第 1 0表 組成 配合 (g)
15
15
1000
50
20
20
60
30
-ストフ一ド
650
実施例 1 1
次の配合で常法によりチューインガム (30個分) を製造する, 砂香水ォガ
料糖飴糖飴料ム口口
べソ
一 1表
組成 酸ス酸 配合 (g〕
1
25
63
10
1
実施例 1 2
次の配合で常法によりキャンディ (20個分) を製造する,
第 1 2表
組成 配合 (g〕
1
80
20
0.1
実施例 1 3
次の配合で常法によりマ一マレ一ドを製造する。
第 1 3表
組成 配合 (g)
ォロット酸
ハ一ブ
夏みかんの皮 500
砂糖 200
夏みかんの果汁 1個分
実施例 1 4
次の処方でハードカプセル剤 ( 1カプセルあたり 360mg) を製造する < 第 1 4表
組成 配合 (mg)
ォロット酸 250
乳糖 60
コーンスターチ 30
ヒ ドロキシプロピルセル口ース 20 ォロット酸 250mgに乳糖 60mおよびコーンスターチ 30mgを添加して混合し、 こ れにヒドロキシプロピルセルロース 20m の水溶液を添加して練合する。 次いで、 押し出し造粒機を用いて、 常法により顆粒を製造する。 この顆粒をゼラチンハー ドカプセルに充填することにより、 ハードカプセル剤を製造する。 実施例 1 5
次の処方でソフトカプセル剤 ( 1カプセルあたり 220mg) を製造する。 第 1 5表 組成 配合 (mg)
ォロッ卜酸 50
大豆油 170 大豆油 170m にォロット酸 50m を添加して混合する。 次いで、 ロー夕リー ·ダ ィズ式自動成型機を用いて、常法に従い、ソフト力プセルに充填することにより、 ソフトカプセル剤を製造する。 実施例 1 6ォロット酸含有ド口ップの調製
次の配合で、 ォロット酸含有ドロップを製造する。 第 1 6表
組成 配合(kg)
あめ基剤
糖 (中粒度) 35.0
コーンシロップ 4 3。 ボ一メ 21.0
薬剤混合物
ポリエチレングリコール (分子量 6,000) 2.75
ォロット酸 5.0
クェン酸 60.0
ワイルドチェリ—模倣フレーバー 0.06 糖を水 5.5リットルに溶解し、 グルコース含有コ一ンシロップを添加し、 十分 に混合する。 この時点で、 いずれかの所望の色素を添加して、 所用の色を付与し てもよい。 色素は、 十分に溶解するものを使用する。
上記混合物を、 125°Cに加熱した蒸気ジャケットケトルに入れる。 そこから、 混合物を、 ポンプで貯蔵容器に入れて、 連続クッ力一に供給する。
シロヅプがクッ力一におけるコイルを通過するうちに、 125〜 150°Cの温度に到 達する。 その後、 スチーム真空ェジ工クタにより、 真空度 28〜29インチ Hgに維持 した受け入れケトルに約 6〜7分間供給する。 この間に、 水含量が約 1%以下に減少 するまで水が除去され、 溶融あめ基剤が形成される。 次に、 このあめ基剤を、 ゆ つくりと冷却する。
ォロット酸、 クェン酸及びワイルドチェリ一模倣フレーバー (粉末状) を、 ポ リエチレングリコ一ルに添加し、 得られた混合物を約 90°Cで加熱することにより 流動化する。
得られた熱流体混合物を、 上記の溶融あめ基剤 (温度を約 100°C又はそれより もわずかに低い温度に低下させたもの)に、適当に混合しながら迅速に添加する。 次に、 全塊を、 十分に混練した後、 スピーニングマシーンに移し、 それをロゼン ジ形成ダイに押し出す。 別法として、 ォロット酸を添加した溶融あめ塊を、 冷却 テーブルに流し、 冷却テーブル上で半固体の塊になるまで固化した後、 薬剤の単 位投与量を投薬するためのいずれか所望の形状に成形してもよい。 産業上の利用可能性
本発明により、 ォロット酸もしくはその誘導体またはそれらの塩を有効成分と して含有する気道用抗炎症剤、飲食品、動物用飼料、飲食品添加剤、飼料添加剤、 およびォロット酸もしくはその誘導体またはそれらの塩を投与することを特徴 とする気道の炎症の予防または治療方法が提供される。

Claims

請求の範囲
1. ォロット酸もしくはその誘導体またはそれらの塩を有効成分として含 有する気道用抗炎症剤。
2. 鎮咳作用を有する請求項 1記載の気道用抗炎症剤。
3. 炎症が、 アレルギー性喘息に伴う気道の炎症、 花粉症に伴う気道の炎 症、 気管支炎に伴う気道の炎症からなる群より選ばれる気道の炎症である請求項 1または 2記載の気道用抗炎症剤。
4. ォロット酸もしくはその誘導体またはそれらの塩を含有する飲食品ま たは動物用飼料。
5. ォロット酸もしくはその誘導体またはそれらの塩を含有する飲食品添 加剤または飼料添加剤。
6. ォロット酸もしくはその誘導体またはそれらの塩を投与することを 特徴とするヒトまたは非ヒト動物の気道の炎症の予防または治療方法。
7. 気道用抗炎症剤の製造のためのォロット酸もしくはその誘導体また はそれらの塩の使用。
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