WO2001098707A1

WO2001098707A1 - Appareil d'éclairage

Info

Publication number: WO2001098707A1
Application number: PCT/JP2001/005248
Authority: WO
Inventors: Tsunemichi Tanaka; Tsutomu Ishizone; Masaki Asaoku; Keijiro Asakura
Original assignee: Marumo Electric Co., Ltd.
Priority date: 2000-06-20
Filing date: 2001-06-20
Publication date: 2001-12-27
Also published as: DE60116905D1; US20030076682A1; EP1293722A4; US6837596B2; EP1462713A2; EP1293722A1; EP1462713A3; EP1293722B1; DE60114000D1; EP1462713B1

Description

明細書

技術分野

本発明は、電球、反射鏡、レンズ、前記電球とレンズの間隔を変化させる調整機構、所要数のゴポ、このゴポを挟着状態で保持するホルダ等を灯体内の適所に配置してなり、例えば劇場の舞台やテレビスタジオ等で使用されるスポットライト等の照明装置に関する。

より詳しくは、この種照明装置における、光軸に沿ってレンズを前後に移動させフォーカス調整やズーム調整などを行う調整機構、反射鏡、演出効果を高める為に使用する'ゴポ（別名：種板、原画板等）を装着するホルダ等の改良に関する。再景技術

従来、この種照明装置におけるフォーカス調整やズーム調整などを行う調荦機構として、レンズを保持するレンズホルダを光軸に沿って前後スライド自在に支持すると共に、該レンズホルダと一体にスライドする摘みを灯体外面に設け、該摘みは、レンズホルダに対し螺合するネジ部材で形成し、ネジを締付けた状態でレンズホルダと共に灯体を挟持してその移動をロックし、ネジを緩めた状態でスライドを可能とした構造のものが知られている。

しかしながらこのような従来の調整機構による調整作業は、一旦ネジを緩めてから摘みと共にレンズをスライドさせ、位置調整した後にネジを締めてレンズ位置を固定するので、作業が面倒であると共に、ネジを締める際にレンズ位置がずれる可能性がある。また、第 1 3図に示すような、ラックとピニオンを利用した調整機構も存在する。この機構は、定位置にて回動する調整摘み（図示省略）の回動操作で回動するピニオン歯車 1 0 1に、レンズホルダ 1 0 2を取付けたラック 1 0 3を嚙み合わせ、調整摘みの定位置回動により、ピニオン歯車 1 0 1と嚙み合うラック 1 0 3が移動され、その結果、レンズホルダ 1 0 2が前後方向に移動するように構成されている。

このような機構によれば、調整摘みが定位置にあるためレンズ位置が灯体 1 0 4の外側からは認識できず、作業者は照射面を見ながら位置調整を行う作業になるので、微調整に熟練を要するという問題がある。またこの種照明装置において、電球 1 0 5が高容量である場合、反射鏡 ί 0 6 におけるフィラメント 1 0 7に最も近い箇所の熱影響が大きくなり、反射鏡 1 0 6の母材が割れたりその母材にコ一ティングした素材が剥離する等の現象が発生する虞れがある。処で、この種照明装置においては、演出効果を高めるのに使用するゴポとして、金属薄板に、打抜き加工或いはエッチング加工により各種の模様を開設形成したものが一般的に使用される。そして、このゴポは同一の模様でも、外径寸法の異なる数種類が用意され、目的に応じて使い分けられるようになつている。

その為、ゴポを照明装置に装着する為に使用されるゴポ用ホルダも、ゴポのサィズに対応する数種類が用意され、ゴボのサイズに合わせてホルダを選択レ、使用するようになっている。 '

そのゴポ用ホルダは、金属薄板で構成されたゴポを挾着保持し得るよう 2枚の金属板を重ね合わせて構成され、その 2枚の板の間に差し込んで使用するように形成されている。

しかしながら、使用するゴポのサイズに合わせてホルダを選択し、使用するという動作は、煩わしく、特に使用頻度の多いゴポにおいては、作業性に大きく影響することになる。本発明は上述したような従来事情に鑑みてなされた,もので、その目的とする処の第一は、レンズを光軸に沿って前後方向へ移動させてフォーカス調整やズーム調整などを行うに際し、レンズ位置の微調整を容易に行うことができ、且つ調整後のレンズ位置の固定を簡単に行うことができる新規なレンズ位置調整機構を備えた照明装置を提供することにある。

また本発明の第二の目的は、電球の発熱による反射鏡への影響を極力抑えることができる照明装置を提供することにある。

また本発明の第三の目的は、 1.つのゴポ用ホルダで、使用頻度'（普及量）の多いサイズの異なる 2種類のゴポに対応することができるゴポ用ホルダを備えた照明装置を提供することにある。 '

発明の開示

上記第一の目的を達成するために、本発明の照明'装置は、電球、反射鏡、レンズ、前記電球とレンズの間隔を変化させる調整機構等を灯体内の適所に配置してなり、調整機構により光軸に沿ってレンズを前後に移動させてフォーカス調整やズーム調整などを行う照明装置において、

前記調整機構は、レンズを保持するレンズホルダと、該レンズホルダを前後移動自在に保持する移動ガイド部と、前記レンズホルダの移動方向に沿って形成したラックと、該ラックと嚙合し回転しながらレンズホルダと一体に前後移動する歯車と、灯体外面に付設され前記歯車と一体に回転しながら前後移動する操作摘みと、該操作摘みの移動をロックするカム式レバーとを備えてなることを要旨とする。

このように構成した場合、カム^:レバーをロック解除位置にセットした状態で操作摘みを回転させると、該操作摘みと一体に歯車が回転し、該歯車はラックとの嚙合によりレンズホルダの移動方向へ移動し、これによりレンズホルダも一体に前後方向へ移動する.。該移動は、歯車とラックの嚙合により所定ピッチづっ行なわれるので、従来のスライドタイプに比べ、微調整が容易になる。

：また、操作摘みを正方向へ回転させるとレンズホルダは前方へ移動し、操作摘みを逆方向へ回転させるとレンズホルダは後方へ移動するので、従来のスライドタイプのように、不用意に摘みが動いてレンズが逆方向へ移動する虞れが少ない。また、操作摘みの移動のロックとそのロック解除をカム式レバーによりワン夕ッチ式で簡単に行えるので、レンズ位置調整作業が片手で行える簡便な作業となると共に、レンズ位置調整後の固定操作時にレンズがずれてしまう虞れが少ない。また本発明は、前述の構成において、レンズホルダに保持されたレンズの側方に操作摘みを位置させ、該操作摘みの位置によりレンズ位置を確認できるよう形成したことを特徴とする。

このような構成によれば、操作摘みの位置がレンズ位置の目安になるので、別途インジケータなどを設けるような必要が無く、またレンズ移動方向を間違える虞れも少なくなる。処で、この種の一般的な照明装置の灯体は、電球、反射鏡等を内蔵- ハウス部と、レンズを収納するレンズ筒部を有すると共に、そのランプハウス部とレンズ筒部の間にアパーチャ部を有するカッター機構部を備えている。更に、その灯体を支持するための門型の支持アームの両端部が、カッター機構部におけるカッター羽根の操作摘みに干渉しないよう、ランプハウス部に固定されている。このような構成によると、支持アームによる灯体の支持支点がアパーチャ部の後方に設定される、すなわち、灯体の後方位置に設定されるので、灯体前側（レンズ筒部側）が重くなる。特に焦点距離が長くなつた場合は支持バランスがくなり、灯体の傾斜角度を調整する際の操作性が悪いという問題がある。

このような問題点を解消するために本発明は、 Ιίί述の構成において、灯体が、電球、反射鏡等を収納するランプハウス部と、レンズを収納するレンズ筒部を備えており、そのランプハウス部を金属材料で成形し、レンズ筒部を耐熱性合成樹脂材料で成形したことを特徴とする。

このような構成によれば、レンズ筒部の質量が従来の金属製の場合に比べ軽くなり、支持アームによる支持支点がランプハウス部に設定されても、灯体の支持バランスが従来に比べ改善され、灯体の傾斜角度を調整する際の操作性が向上する。 ' また、レンズ筒部を耐熱性合成樹脂材料で成形すると共に、該レンズ筒部の内面に、前述の移動ガイド部とラックをレンズ筒部と一体に成形することもできる。この場合、レンズ筒部、移動ガイド部、ラックが樹脂材料で一体成形されるので、灯体前側の軽量化が促進される。また、移動ガイド部、金属製ラックなどを製作し、レンズ筒部に取付ける場合に比べて組立が簡単になる。且つ、細かなピツチのモジュールを容易に成形することができる。,

また、レンズ筒部を耐熱性合成樹脂材料で成形すると共に、該レンズ筒部の内面に、前述の移動ガイド部とラックをレンズ筒部と一体に成形し、さらにレンズホルダと操作摘み.をレンズ筒部と同質材料により成形することもできる。

この場合、レンズホルダと操作摘みも樹脂成形品となるので、灯体前側の軽量化がさらに促進される。また、レンズホルダ、操作摘みを別材料で成形する場合に比べ、製造の手間が軽減される。上記第二の目的を達成するために、本発明の照明装置ば、電球と、反射鏡と、レンズ等を灯体内の適所に配置してなる照明装置において、前記反射鏡が前半部と後半部の二部材からなり、且つそれら両部材の間に隙間を有する構成とし、その隙間が、反射鏡の内側空間と外側空間の間に対流を促して放熱効果を向上させる通気孔として機能するよう形成したことを特徴とする。

また前記構成において、反射鏡における電球のフィラメントに最も近接する部分の距離を長くし、フィラメントの発熱による反射鏡への熱影響を抑えると共に、反射鏡における最高温度になる部分と最低温度になる部分の温度差が小さくなるよう形成したことを特徴とする。

このような構成の採用により、光学特性を損なうことなく、反射鏡に対する電球の熱影響を極力抑えて、反射鏡の母材の割れゃコーティング素材の剥離等の現象を防止することができる。上記第三の目的を達成するために、本発明の照明装置は、電球、 R射鏡、レンズ等を灯体内の適所に配置すると共に、ホルダによって挟着状に保持された状態で灯体に対し抜き差し自在に保持される所要数のゴポを電球とレンズの間に配置してなる照明装置において、 1個のホルダに、ゴポ差し込み部を二重に配置した構成を特徴とする。

即ち、前記ホルダは、同径の窓孔を開設した 2枚の固定基板を、その窓孔の中心を合致させ所定の間隔をおいて重合合着してホルダ本体を構成し、その両固定基板の内側に、固定基板に開設された窓孔と同径又はやや大径な窓孔を開設したゴポ押え板を 2枚、該窓孔の中心を合致させて対向する固定基板に対し弾発接離可能に配置し、 2個のゴボ差し込み部を設けた構成とする。

上記ホルダ本体を構成する 2枚固定基板は、熱による変形が少ない金属板 (鋼板）を使用し、表面は光りの反射を無くす為に黒色耐熱焼付塗装を施すのが効果的である。 . .

また、 2枚の固定基板を合着し、,組み立てる手段としては、例えばリベット止めを使用する。

'更に、 2枚の固定基板の内側に配置した 2枚のゴポ押え板を、夫々対向する固定基板に対して圧接する付勢手段としては、コイルスプリング、或いは板バネ等を使用し、これらを 2枚のゴボ押え板の間に弾圧装着して、両ゴボ押え板に外向きの押圧力が作用するようにする。

このような構成によれば、ホルダ本体を構成する 2枚の固定基板の内側に、夫々ゴポ押え板と組み合わさってゴポ差し込み部が二重に構成される。従って、使用するゴポのサイズに合わせてどちらかの差し込み部を選択し、ゴポ押え板を弹発力に抗して固定基板より離間させ、固定基板とゴポ押え板との間にゴポを差し込むことで、ゴポをセットすることができる。そして、ゴポを差し込んだ差し込み部を照明装置の電球側に向けることで、どちらの差し込み部を使用した場合も、照明装置に対して同じ状態で取付けることができる。また、上記ホルダ本体を構成する表 ·裏の固定基板の内側面には、ゴポを位置決めする芯出し突起を、窓孔の周囲に設けることで、ゴポの差し込みセットを容易に行うことができる。その芯出し突起は、窓孔の中心を中心として同心円上の左右対称位置に 2個配置する。

このような構成によれば、夫々の差し込み部を構成する固定基板にゴポを位置決めする芯出し突起が設けられているため、ゴポの中心をホルダ本体の固定基板に開設した窓孔の中心と合致させる位置合わせを簡単に行うことができる。さらに、上記ホル夕'本体における表 ·裏の固定基板に、前記ゴポ押え板をスプリングの弾発力に杭して対向する固定基板から離反する方向に押圧操作する指当て開口を形成してもよい。その開口は、窓孔を挟む上下に配置し、その形状は矩形、円形、或いは切欠き等任意である。

このように構成した場合、ホルダ本体を構成する固定基板に、夫々の固定基板と対向するゴポ押え板を離間する方向に押圧操作する指当て開口が形成されている為、ゴポを差し込む為にゴポ押え板を固定基板から離す操作を簡便に行うことができる。そして、その開口を窓孔を挟む上下に配置した場合は、ゴポ押え板の開き動作を反対側を支点にして容易に行うことができる。図面の簡単な説明

第 1図は本発明に係る照明装置の実施形態の一例を示す簡略断面図、第 2図は調整機構を拡大して示す分解斜視図、第 3図は操作摘み部分を拡大して示す側面図、第 4図は第 3図の（A) — (A) 線に沿う拡大断面図、第 5図は本発明に係る照明装置の外観側面図である。第 6図は本発明に係る照明装置で用いるゴポ用ホルダの一例を示す斜視図、第 7図（ i) は第 6図の（B) - (B) 線に沿える拡大断面図、（ii) は第 7図の（C) 一 (C) 線に沿える拡大断面図、第 8図は分解斜視図、第 9図は第 6図の (D) ― (D) 線に沿える背面図、第 1.0図は第 '6図の (E) - (E) 線に沿える正面図、第 11図はホルダのゴポ差し込み部に大径の'ゴポをセットする操作を示す工程図、第 12図はホルダのゴポ差し込み部に小径のゴボをセットする操作を示す工程図である。 '

第 13図は従来の照明装置のフォーカス調整機構の一例を示す簡略断面図である。

発明を実施するための最良の形態

以下、本発明に係る照明装置の実施形態の一例を図面を参照して説明する。第 1図は本例の照明装置 1の概要を示す簡略断面図で、図中 2は灯体、 3は電球、 4は反射鏡、 5 a , 5 bはレンズ、 6は電球 3とレンズ 5 a， 5 bとの間隔を変化させるレンズ位置調整機構、 7はアパーチャ部、 1 0はゴポ用ホルダ 8で挟着状に保持されだゴポ 9を抜き差し自在にセットするホルダ受け、， Lは光軸を示す。

灯体 2は、電球 3と反射鏡 4を収納するランプハウス部 2 aと、レンズ 5 a， 5 bを収納するレンズ筒部 2 bとの間に、アパーチャ部 7を通過する光を任意枠形にカットするカッター羽根（不図示）を収容するカッター枠 2 cを備えた構造のもので、ランプハウス部 2 aとカッター枠 2 cをアルミニウムなどの金属材料で成形し、レンズ筒部 2 t)を耐熱性合成樹脂材料で成形してなる。

本例のレンズ位置調整機構 6は、二枚のレンズ 5 a , 5 bとアパーチャ部 7の間隔を変化させてピントの調整を行うフォーカス調整機構であって、レンズ 5 a , 5 bを保持するレンズホルダ 1 1と、レンズホルダ 1 1を前後移動自在に保持するガイドレール 1 2 a , 1 2 bと、レンズホルダ 1 1の移動方向に沿って形成したラック 1 3と、ラック 1 3と嚙合する歯車 1 4と、灯体 2の外面に付設され歯車 1 4と一体に回転しながら前後移動する操作摘み 1 5と、操作摘み 1 5の移動をカム式レバー 2 1によりロックするロック機構 2 0を備えている。

レンズホルダ 1 1は、レンズ筒部 2 bと同質の耐熱性合成樹脂材料で一体成形したもので、内周部の前側と後側にレンズを保持する円筒枠部 1 l a , 1 1 bを有すると共に、それら両枠部 1 l a , 1 1 bの左右外周縁部間にわたって、上下のガイドレール 1 2 a , 1 2 b間に前後摺動自在に嵌合する嵌合凸部 1 1 c， 1 1 cを連設形成し、さらに円筒枠部 1 1 a， 1 1 bの内周にレンズ 5 a , 5 bを嵌合保持する溝 1 I d , 1 1 eを形成してなる。

ガイドレール 1 2 a， 1 2 bは、レンズ筒部 2 b内にてレンズホルダ 1 1を、光軸 Lに沿って前後方向へ移動自在に保持する移動ガイド部であって、レンズ筒部 2 bの内周面の左右位置にて、レンズ筒部 2 bと一体に成形する。

左右のガイドレールのうちのどちらか一方のガイドレ一ルにおける下側のガイドレール 1 2 bの上辺部に沿っては、ラック 1 3を、レンズ筒部 2 bと一体に成形する。

レンズ筒部 2 bにおけるラック 1 3が形成される側の側面部分には、上下のガィドレール 1 2 a， 1 2 bの間に、後述する軸 1 6の前後方向への移動を案内する長孔状のガイド孔 1 7を形成する。

歯車 1 4は、ラック 1 3と嚙合し回転しながらレンズホルダ 1 1の移動方向に沿って前後移動するもので、操作摘み 1 5の背面に突出する軸 1 6に回転不能に嵌合揷着し、操作摘み 1 5と一体に回転するよう形成する。

操作摘み 1 ζは、レンズ筒部 2 bと同質の耐熱性合成樹脂材料で一体成形したもので、回転操作を容易に行えるように所定の厚みを有する円盤状に形成し、その中芯部には、軸 1 6が搢動自在に挿入される通孔 1 5 aを設ける,と共に、正面側の直径に沿う位置にカム式レバー 2 1が収納される凹部 1 5 bを形成してな。軸 1 6は上記通孔 1 5 aに摺動可能に挿入され、 .その外端側は凹部 1 5 b内に突出し、内端側はガイド孔 1 7を通って、上記嵌合凸部 1 1 cの中心部分に設けた大径孔 1 1 f 内に突出する。そうして、軸 1 6の外端にはカム式レバー 2 1の基端部を回動自在に装着し、内端には、上記嵌合凸部 1 1 cの内面に接触する係止板 2 2をビス 2 3で固定する。軸 1 6において、嵌合凸部 1 1 cとガイド孔 1 7との間には前記の如く歯車 1 4が固定状に揷着され、また前記係止板 2 2と歯車 1 4の間には、係止板 2 2を嵌合凸部 1 1 cから離間させる方向へ付勢するパネ 2 4を装填する。

カム式レバー 2 1は、基端側にカム部 2 1 aを一体に有し、そのカム部 2 1 a の偏心回転の中心部を軸 1 6の外端に回動自在に装着して、カム部 2 1 aのカム作用により軸 1 6を外端方向へ引張つりパネ 2 4の付勢力に抗して係止板 2 2を嵌合凸部 1 1 cに圧接させ、嵌合凸部 1 1 cと操作摘み 1 5でレンズ筒部 2 bを挟持して操作摘み 1 5，レンズホルダ 1 1の移動をロックするロック位置（第 4 図中に実線 2 1で示される位置）と、カム部 2 1 aのカム作用が働かずパネ 2 4 の付勢力で係止板 2 2が嵌合凸部 1 1 cから離間し、操作摘み 1 5,, レンズホルダ 1 1の移動が自在となるロック解除位置（第 4図中に仮想線 2 1で示される位置）との間を、回動自在に形成する。

なお、図中に符号, 3 0で示す遮蔽機構は、上述したガイド孔 1 7からの光漏れを防ぐためのもので、複数枚の遮光板を重ねた周知の蛇腹構造のものである。 . 以上の構成になる本例の調整機構 6によりフォーカス調整を行う場合、まず力ム式レバー 2 1をロック解除位置まで回動し、次に操作摘みを正方向または逆方向へ回転操作すると、これと一体に歯車 1 4が回転する。歯車 1 4はラック 1 3 との嚙合により所定ピッチづっ、レンズホルダの移動方向に沿って、灯体の前又は後方向へ移動し、これと一体に、操作摘み 1 5、レンズホルダ, 1 1が前又は後方向へ移動して、レンズ 5 a , 5 bの位置調整がなされる。この際、レンズホルダ 1 1は、歯車 1 4とラック 1 3の嚙合により所定ピッチづっ移動するので、レンズ 5 a , 5 b位置の微調整を容易に行うことができる。

位置調整終了後、力ム式レバー 2 1をロック位置まで回動操作し、レンズ 5 a， 5 bの位置を固定する。 '

操作摘み 1 5はレンズ 5 aと 5 bの間の側方に位置しレンズ 5 a , 5 b位置の目安になるので、レンズ 5 a ,. 5 bを前方向へ移動させれば良いか後方向へ移動させれば良いかがすぐに分かり、調整作業を容易に行うことができる。

また本例では、レンズ筒部 2 b、レンズホルダ 1 1、操作摘み 1 5、ガイドレ —ル 1 2 a , 1 2 , ラック 1 3などを合成樹脂製としたので、これらを金属製とした場合に比べ、灯体 2の前側が軽くなる。よって、ランプハウス部 2 a側に灯体 2の支持支点が設定されても、灯体 2の支持,バランスが良く、特に投光の傾斜角度（チルト角度）を調整する際の操作性が向上する。本例では前述の如く、レンズ筒部 2 bなどを耐熱合成樹脂製とし、

ス部 2 aをアルミニウムなどの金属材料としたが、レンズ筒部 2 bの軽量化という点では、レンズ筒部 2 bをマグネシウム合金、チタン合金などの軽合金材料で成形することも考えられる。

また'、本例ではレンズを 2枚用いる照明装置におけるフォーカス調整について例示したが、本発明はこれに限定されず、レンズの数やタイプは得ようとする照明効果に応じて適宜選択し得、またズーム調整にも対応可能であることは言うまでもない。， ■ . 電球 3は、図示しない電源コードから電力を供給されて発光するハ口ゲン電球などであり、図示例では、単数であるが複数であっても構わない。

反射鏡 4は、湾曲面状を呈し、電球 3が発した光の内、可視光線全般を反射すると共に、赤外線を透過させる熱線透過性材料で形成されている。

従って、反射鏡 4は、前方側への熱放射が少ないため、灯体 2内の部材の熱変形を防止するとともに、電球 3周りの温度上昇による電球 3の寿命低下等を軽減する。また本例の反射鏡 4は、第 1図で示すように前半部 4 aと後半部 4 bの二部材からなると共に、それら両部材 4 a、 4 bの間に隙間 4 cを有する構成とし、その隙間 4 cが反射鏡 4の内側と外側の間に対流を促して放熱効果を向上させる通気孔として機能し、反射鏡 4内部で発生する電球 3の熱を逃がして、高容量の電球を使用した場合の熱影響を低減し、反射鏡 4の母材が割れたりその母材にコーティングした素材が剥離する等の現象を防止し得るようになつている。

さらに反射鏡 4を上記したような分離構造とすることで、反射鏡 4における、電球 3のフィラメント 3 aに最も近接する部分の距離 L ' を長くし、'フイラメント 3 aの発熱による熱影響を極力抑えると共に、反射鏡 4における最高温度になる部分と最低温度になる部分の^ _度差を小きくし、該温度差による影響を抑えて、前記した母材割れ、素材剥離等の現象を防止している。第 6図には前述のゴポ 9とそのホルダ 8を示す。ホルダ 8は 2枚の固定基板 4 1、 4 2で構成されたホルダ本体 4 0と、そのホルダ本体 4 0の内側に、固定基板 4 1、 4 2に対して接離移動可能に配置した 2枚のゴボ押え板 4 3、 4 4とで構成され、 2個のゴボ差し込み部 4 5、 4 6が形成されている。

ホルダ本体 4 0を構成する 2枚の固定基板 4 1、： 4 2は、熱による変形の少ない鋼板を用いて矩形状に形成され、一方の固定基板 4 1にはその一辺（図面では上側辺）にもう一方の固定基板 4 2との合着を所定の間隔に保持するスぺーサ部 4 7が略直角に連設形成されている。固定基板 4 2の上側辺には摘み部 4 8がー体に突出形成されている。

また、固定基板 4 1、 4 2には、光の投射範囲を決定する円形の窓孔 4 9、 5 0が同じサイズで開設されており、且つ両基板 4 1、 4 2の内側面の四隅部には断面略台形状のボス 5 1が突出形成され、両固定基板 4 1 , 4 2のボス 5 1を突き合せ、その突き合せたボス相互をリベット 5 2で締着することで、ホルダ本体 4 0が組み立てられている。

上記ボス 5 1のうち、少なくとも固定基板 4 1の下側辺寄り、即ち窓孔 4 9の下側孔縁より下方位置に形成する 2個のボスは、該固定基板 4 1と対向して配置されるゴポ押え板 4 3とで構成されるゴポ差し込み部 4 5に差し込まれるゴポ 9-1 を、窓孔 4 9に対してその中心を合致させて支持する位置決めの機能を持たせてある。その為に、下側に配置する 2個のボス 5 1は、窓孔 4 9の中心を中心とする同心円上で、且つ前記中心を通る鉛直線に対して左右対称位置に配置形成されている。これにより、ゴボ 9-1 をゴポ毒し込み部 4 5に差し込み、ゴポ 9-1 の周縁を前記 2傾のボス 5 1の外周面に当接させることで、ゴボ 9-1を窓孔 4 9 に対して定位置にセットすることができる。

また、固定基板 4 2の内側面、即ちホルダ本体 4 0内に配置するゴボ押え板 4 ' 4と対向する面には、差し込まれるゴポ 9-2の中心を前記した窓孔 5 0の中心に合致させる位置決め用の芯出し突起 5 3が形成されている。

その芯出し突起 5 3は、前記したゴボ差し込み部 4 5に差し込まれるゴボ 9 - 1 を位置決めする芯出し突起を兼ねたボス 5 1と同様、窓孔 5 0の中心を中心とする同心円上で、且つ前記中心を通る鉛直線に対して左右対称位置に配置形成されている。尚、本実施例では、ゴポ 9-1と 9-2のサイズは 9- 1〉9-2の関係であるため、前記芯出し突起 5 3はボス 5 1と窓孔 5 0との間に配置形成されている。これにより、ゴポ 9- 2をゴポ差し込み部 4 6に差し込み、ゴポ 9-2の周縁を前記 2個の芯出し突起 5 3の外周面に当接させることで、ゴポ 9- 2を窓孔 5 0に対して定位置にセットすることができる。

固定基板 4 1の内側に配置するゴボ押え板 4 3は、固定基板 4 1と同様、鋼板を用いて該固定基板 4 1と略同形に形成し、その板内に固定基板 4 1に開設した窓孔 4 9より僅か大径な窓孔 5 4が開設され、且つ窓孔 5 4の中心を前記固定基板 4 1の窓孔 4 9の中心に合致させた時、固定基板 4 1のボス 5 1と対応する位置には該ポス 5 1が嵌入する通孔 5 5が開設されている。これにより、ゴポ押え板 4 3はボス 5 1をガイドとして固定基板 4 1に対して接離移動自在に支持される。

固定基板 4 2の内側に配置するゴボ押え板 4 4は、前記したゴポ押え板 4 3と同様、板内に、窓孔 5 6と、ボス 5 1が嵌入する通孔 5 7が開設され、更に、固定基板 4 2に形成された芯出し突起 5 3と対応する位置が切欠 5 8されている。 ' ' これにより、ゴポ押え板 4 4が固定基板 4 2 ,の内側面に当接すると共に、ボス 5 1をガイドとして固定基板 4 2に対し接離移動自在に支持される。尚、芯出し突起 5 3を逃がす切欠 5 8は、該芯出し突起 5 3を収容し得る大きさの孔でもよいものである。

そして、上記したゴポ押え板 4 3、 4 4の間には圧縮コイルスプリング 5 9が、 ' 固定基板 4 1と 4 2のボス 5 1に嵌合して弾圧装着されいる。従って、ゴポ押え板 4 3、 4 4は圧縮コイルスプリング 5 9の弹発力で夫々外方に付勢され、ホルダ本体 4 0の固定基板 4 1 , 4 2に押し付けられる。

, また、前記したホルダ本体 4 0を構成する固定基板 4 1、 4 2には、上記した圧縮コイルスプリング 5 9の弹発力で固定基板 4 1、 4 2と密着する方向に付勢されたゴポ押え板 4 3、 4 4を、対応する固定基板 4 1、 4 2から離反する方向に押圧操作する指を該ゴポ押え板 4 3 , 4 4に押し当てる指当て開口 6 0が、夫々窓孔 4 9、 5ひを挟む上下位置に形成されている。尚、図示の例では、下側の指当て開口.6 0は、固定基板 4 1、 4 2の下側縁を切り欠いてゴポ押え板 4 3、 4 4を露出させているが、下側の指当て開口も上側の指当て開口と同様、孔の形態としてもよい。また、指当て開口 6 0を設ける位置は、図示の位置に限られるものではなく、例えば固定基板 4 1、 4 2の左右側縁を切り欠いて形成してもよいものである。次に、上記したゴポ用ホルダ 8にサイズ（外径）の異なるゴポ 9-1、 9-2を差し込みセットする操作を第 1 1図及び第 1 2図について説明する。

第 1 1図は、大径なゴポ 9-1をゴポ差し込み部 4 5に差し込みセットする操作を示す。

第 1, 1図（i )は、ゴポ差し込み部 4 5を構成する固定基板 4 1の上側に形成した指当て開口 6 0に親指を入れてゴポ押え板 4 .3 ,を押し下げた状態で、ゴポ押え板 4 3は圧縮コイルスプリング 5 9の弹発力で固定基板 4 1に圧着されている下側を支点として上側が離反方向に移動し、固定基板 4 1の内側面との間に隙間 S 1が形成される。従って、指当て開口 6 0を介してゴポ押え板 4 3を押したまま、隙間 S 1にホルダ側方よりゴポ 9-1を差し込む。

第 1 1図（i i)は、固定基板 4 1の下側に形成した指当て開口 6 0を介してゴポ押え板 4 3の下側を押し下げた状態、これによりゴポ押え板 4 3は上記とは逆に上側を支点として離反方向に移動し、固定基板 4 1の下側との間に隙間 S 2を形成する。それにより、隙間 S 1に差し込んだゴポ 9-1を窓孔 4 9の中心方向へと移動し、ゴポ 9-1の外周縁を芯出し突起を兼ねた下側のボス 5 1の外周面に当接させる。 '

第 1 1図（i i i)は、前記操作に'よりゴポ 9-1の中心が窓孔 4 9の中心と合致し、指当て開口 6 0を介して押し下げた力を解除した状態で、ゴポ 9-1は固定基板 4 1とゴポ押え板 4 3とで所定位置に挾着保持され、セットが完了する。第 1 2図は、小径なゴポ 9-2をゴポ差し込み部 4 6に差し込みセットする操作を示し、前記した第 1 1図（i )〜（i i i)の操作と同様の操作で、ゴポ 9-2をホルダ 8に差し込みセットすることができる。尚、第 1 2図（i i)において、固定基板 4 2とゴポ押え板 4 4との隙間に差し込んだゴポ 9-2の位置決めは、固定基板 4 2 に形成した芯出し突起 5 3によって行うものである。

また、ゴポ 9-1、 9-2の差し込みは、上述したように上側と下側を別々に操作して差し込む方法に限らず、上側と下側を同時に操作してゴポ押え板 4 3または 4 4の全体を一挙に離反させ、それによつてできた隙間にゴボ 9-1、 9-2を差し込んでもよいものである。 ,

そして、ゴポ 9-1、又は 9-2をセットしたホルダ 8を、第 1図に示すように照明装置 1の灯体 2におけるホルダ受け 1 0に差し込みセットする力^ ホルダ 8は 2つのゴポ差し込み部がある間隔（例えば、約 7 mm禾呈度）をおいて設けられ、ある厚みを有しており、しかも、ホルダ 8はどちら向き（ゴボを差し込んだ面を、電球 3側に対向させるか、レンズ 5 b側に対向させる）でもホルダ受け 1 0に差し込むことができる。その為、ゴポ 9-1, 9-2を差し込みセットしたホルダ 8を、ホルダ受け 1 0に対して差し込む方向を変えることで、投影するゴポ 9-1, 9- 2の像の結像をシャープにしたり,、ぼかしたりすることができる。

産業上の利用可能性

本発明に係る照明装置は以上説明したように構成したので下記の効果を奏する

(請求項 1 ) ''

歯車とラックの嚙合によりレンズが所定ピッチづ前後移動するので、従来のスライドタイプの調整機構に比べ微調整が容易になり、また従来のスライドタイプのように不用意に摘みが動いてしまうこともなく、且つカム式レバーを採用することで、片手操作によりレンズの固定、，移動を切り換えることができ、レンズ移動の作業も操作摘みを回転操作するだけの片手操作によるので、熟練を要することなくレンズ位置の調整を簡単且つ正確に行うことができる。

(請求項 2 )

操作摘みの位置がレンズ位置の目安になり、別途インジケータなどを設ける必要無くレンズ位置を認識でき、レンズ移動方向を間違える虞れも少なくなる等の効果がある。

(請求項 3 ) .

レンズ筒部の質量が金属製の場合に比べ軽くなり、支持アームによる支持支点をランプハウス部側に設定しても、灯体の支持バランスが従来に比べ改善され、投光の傾斜角度（チルト角度）を調整する際の操作性が向上する等の効果がある。

(請求項 4 )

反射鏡の前半部と後半部の間に設けた隙間により、反射鏡の内外空間を通じる対流が発生し、反射鏡周囲の放熱効果を向上させて、光学特性を損なうことなく、電球の熱影響による反射鏡の母材割れ、コーティング素材の剥離などの現象を防止することができる。

(請求項 5 ) 反射鏡におけるフィラメントに最も近接する部分の距離を長くすることで、フィラメントの発熱による反射鏡への熱影響を極力抑えて、前述の効果をより実効あるものとし得る。

(請求項 6 )

1つのホルダにサイズの異なる 2種類のゴポを取付けることができる。従って、使用するゴポに合わせてホルダを選択し、使い分ける必要がないため、. スムーズに作業を行うことができる。そして、差し込みセットしたゴポは、固定基板側に押し付けられるゴボ押え板で圧着保持される為、ゴポのズレを防止することができる。 '

(請求項 7 )

ゴポの位置決めを簡単に行うことができる。 '，

(請求項 8 )

ゴポ押え板を対向する固定基板から離反する方向に移動させる操作を簡単且つ容易に行うことができる。

Claims

請求の範囲

1 . 電球と、反射鏡と、レンズと、前記電球とレンズの間隔を変化させる調整機構等を灯体内の適所に配置してなり、調整機構により光軸に沿ってレンズを前後に移動させてフォーカス調整やズーム調整などを行う照明装置であって、前記調整機構は、レンズを保持するレンズホルダと、該レンズホルダを前後移動自在に保持する移動ガイド部と、前記レンズホルダの移動方向に沿って形成したラックと、該ラックと嚙合し回転しながらレンズホルダと一体に前後移動する歯車と、灯体外面に付設され前記歯車と一体に回転しながら前後移動する操作摘みと、該操作摘みの移動を口ックする力ム式レバーとを備えてなる照明装置。

2 . 上記レンズホルダに保持されたレンズの側方に上記操作摘みが位置し、該操作摘みの位置によりレンズ位置を確認できるよう形成した請求項 1記載の照明

3 . 上記灯体が、電¾^、反射鏡等を収納するランプハウス部と、レンズを収納するレンズ筒部を備えてなり、ランプハウス部を金属材料で成形し、レンズ筒部を耐熱性合成樹脂材料で成形した請求項 1又は 2記載の照明装置。

4 . 電球と、反射鏡と、レンズ等を灯体内の適所に配置してなる照明装置において、前記反射鏡が前半部と後半部の二部材からなり、且つそれら両部材の間に隙間を有する構成とし、その隙間が、反射鏡の内側空間と外側空間の間に対流を促して放熱効果を向上させる通気孔として機能するよう形成した照明装置。

5 . 上記反射鏡における電球のフィラメントに最も近接する部分の距離を長くし、フィラメントの発熱による反射鏡への熱影響を抑えると共に、反射鏡における最高温度になる部分と最低温度になる部分の温度差が小さくなるよう形成した請求項 4記載の照明装置。

6 . 電球と、反射鏡と、レンズ等を灯体内の適所に配置すると共に、ホルダによって挾着保持された状態で灯体に対し抜き差し自在に保持される所要数のゴポを電球とレンズの間に配してなる照明装置であつて、

前記ゴポは金属薄板からなる円板に模様を開口形成してなり、

前記ホルダは、同径の窓孔¾開設した, 2枚の固定基板を、その窓孔の中心を合致させて所定の間隔をおいて重合合着してホルダ本体を構成し、その両固定基板の内側に、固定棊に開設された窓孔と同径又はやや大径な窓孔を開設したゴポ押え板を 2枚、該窓孔の中心を合致させて対向する固定基板に対し弾発接離可能に配置し、 2個のゴポ差し込み部を設けて形成したことを特徴とする照明装置。

7 . 上記ホルダ本体における表 ·裏の固定基板の内側面に、ゴポを位置決めする芯出し突起を、窓孔の周囲に設けたことを特徴とする請求項 6記載の照明装置。

8 . 上記ホルダ本体における表 ·裏固定基板に、前記ゴボ押え板をスプリングの弾発力に杭して対向する固定基板から離間する方向に押圧操作する指当て開口を形成したことを特徴とする請求項 7又は 8記載の照明装置。