WO2001071509A1

WO2001071509A1 - Systeme de communication d'informations

Info

Publication number: WO2001071509A1
Application number: PCT/JP2001/002231
Authority: WO
Inventors: Toshio Matsui; Tsuyoshi Yamaguchi
Original assignee: Sharp Kabushiki Kaisha
Priority date: 2000-03-23
Filing date: 2001-03-21
Publication date: 2001-09-27
Also published as: JP3569193B2; EP1267268A1; AU2001242737B2; AU4273701A; US6975283B2; KR20020084236A; CN1429368A; EP1267268A4; KR100473130B1; JP2001265686A; CN1327360C; US20030105869A1

Description

明細書情報通信システム技術分野

本発明は、通信網に接続し、通信網を通じてコンテンツデータの閲覧やダウンロードが可能な情報通信システムに関する。背景技術

近年、データ通信力が非常にポピュラーになり、個人による固定網接続によるデータ通信は元より、携帯電話など、小型の移動体通信端末により移動体通信網を通じてインタ一ネッ卜にアクセスし、インターネット上のコンテンツの中から、個人の関心のある情報や、仕事上の情報に接続し、前記移動体通信端末の画面上で指示することにより文字情報や画像、電子メールなどを前記移動体通信端末で手軽に受信することができる様になつている。

また、より表示画面が大きく、データ処理能力の高い情報端末を通信端末に接続し、前記通信端末を介してイン夕一ネットにアクセスし、より詳しい情報やより大きなサイズのデータを取得することも行われている。

一般的にインターネット上のコンテンツは、まず、コンテンツデータの夕イトルゃ情報の概要などが表示され、それぞれがデータや情報の詳細へのリンクになっている場合が多い。

しかしながら、前記移動体通信端末による接続では、インターネットへ手軽に接続できる反面、携帯性の要求から音声通話が可能である片手に収まる程度のサィズである必要があり、きずと情報表示画面の大きさが限られてくる。また、移動体通信端末は、前記情報端末に比べてデータ処理能力も低く、ストレージメモリの容量も小さいため、情報表示も小さい画面で閲覧できる、テキストデータや小さな画像など、サイズの小さいものに限られ、ダウンロードできるデータも小さいものに限られてくる。このため、情報の詳細や大きなデータのダウンロードを行いたい時は、再度、前記情報端末にて接続し直さなければならない。

一方、前記通信端末と前記情報端末の組み合わせによる接続では、より詳しい情報や大きな画像、サイズの大きなダウンロードデ一夕のダウンロードも可能であるが、インターネットへの接続の際に、いちいち前記通信端末に接続しなければならず、また、ダウンロードするデータの指示を前記情報端末上で行わなければならないため、情報の概要の確認など、大きな表示画面の必要が無い場合でも、前記情報端末をかばんなどから取り出す必要がある。

このように、前記従来例では、前記移動体通信端末でインターネットに接続する際は、手軽ではあるが受け取れる情報の量が少ない、あるいは前記情報端末による接続では受け取れる情報の量は多いが、接続に手間がかかるという問題点があった。

一方、従来の特開平 1 1一 1 4 5 9 5 5号公報開示の「情報通信システム、情報処理端末装置」において、通信端末装置を介して携帯端末装置に音楽'文字デー夕を選択的にダウンロードする主にカラオケオンデマンドシステムを想定した方式が提案されている。しかるに、このシステムにおける携帯端末装置は、前記情報端末とは異なり装置の物理的なサイズの制約から表示機能やダウンロードデー夕格納量を十分確保できるものではない。また、常に身につけて利用する携帯通信端末や携帯情報端末のように、その使い勝手を考慮して、当該データを格納したり表示する端末を選択できる機能を有するものではない。このようにデータ量や内容に応じてデータの格納や表示に最も適した情報端末にダウンロード出来なレためデータ量が日々増大するサービスに対応できないという問題点があった。本発明は、前記のそれぞれの問題を抱える 2つの機器を一つの通信システムとして、インターネットなどデータネットワークへの接続と情報の概要の閲覧など及び、ダウンロードするデータの指示は小型の通信機器で行い、より詳細なデー夕の閲覧やダウンロードしたデータの保存を情報機器ですることができるようにする情報通信システムを提供することを課題とする。発明の開示

前記課題を解決するため、本発明は、次の構成を有する。本発明は、通信網との通信部と小型の表示画面と操作部を有する通信機器と、大型の表示画面とストレージメモリと操作部を有する情報機器と、前記通信機器と前記情報機器の間でデ一夕交信を可能とする接続手段からなる情報通信システムにおいて、前記通信機器は、前記通信網を通じてコンテンツデータや情報をダウンロードする際、コンテンッデ一夕や情報の概要の確認を前記表示画面で可能にし、ダウンロードしたいコンテンツデータ本体や情報の詳細を前記接続手段を用いて前記情報機器にダウン口一ドし、前記情報機器のストレージメモリ領域に格納し前記情報機器の表示画面で表示することを特徴とする情報通信システムである。

本発明の情報通信システムにおいて、前記接続手段は、前記通信機器と前記情報機器の電気的な接続状態を保ち、互いの機器の間でデータの送受信が可能であり、かつ、前記情報機器から前記データ通信網へのコンテンツの選択などの要求情報を送信可能にすることが好適である。

また、本発明の情報通信システムにおいて、デ一夕を前記情報機器にダウンロードしている間、ダウンロードの進行状況を前記通信機器の表示画面に表示することが好適である。

また、本発明の情報通信システムにおいて、ユーザによるコンテンツの選択がなされた時、コンテンツのデータサイズと前記情報機器のストレージメモリ領域の残量を比較し、前記情報機器のストレージメモリ領域の残量が不足している場合にはダウンロードを中止することが好適である。

また、本発明の情報通信システムにおいて、ダウンロードを中止する際、前記通信機器の表示画面にダウンロードを中止する旨を表示し、ユーザにダウンロードの中止を示すことカ好適である。

また、本発明の情報通信システムにおいて、コンテンツ情報を前記通信機器で指定し、前記情報機器にダウンロード中、前記情報機器へのダウンロードと同時に前記コンテンッ情報を前記情報機器の表示画面に表示することが好適である。また、本発明の情報通信システムにおいて、ダウンロードした情報内部に含まれる夕グなどの情報により前記通信機器の表示画面に表示する情報か、あるいは前記情報機器の表示画面に表示する情報かを判断することが好適である。

また、本発明の情報通信システムにおいて、受信した情報のサイズにより前記通信機器の表示画面に表示する情報か、あるいは前記情報機器の表示画面に表示する情報かを判断することが好適である。

また、本発明の情報通信システムにおいて、前記情報端末にダウンロード中の情報のサイズがある一定のサイズを超えたときは前記情報機器に表示するものであると判断することが好適である。

また、本発明の情報通信システムにおいて、コンテンツ情報を前記通信機器で指定し、前記通信機器でダウンロードを要求すると同時に、前記接続手段を用いて、前記情報機器にダウンロードする際、ダウンロードしたコンテンツ情報中、テキストデータなど、前記通信機器の表示画面で表示可能な部分のみ抽出し、前記通信機器の表示画面に表示し、かつ全体のデータを前記情報機器にダウンロードして、前記情報機器のストレージメモリに保存することが好適である。

前記のように、本発明によれば、前記通信機器は、前記通信網を通じてコンテンッデ一夕や情報をダウンロードする際、コンテンツデータや情報の概要の確認を前記表示画面で可能にして、ダウンロードしたいコンテンツデータ本体や情報の詳細を前記接続手段を用いて前記情報機器にダウンロードし、前記情報機器のストレージメモリ領域に格納し前記情報機器の表示画面で表示するので、通信操作自体を小型の通信機器で行い、大きな前記情報機器はかばんゃバッグなどの収容具の中に入れたままで、データを前記情報機器にダウンロードできるという利点がある。また、前記通信機器で閲覧できる情報のうち、さらに詳しい情報を入手したいと言うような情報が無い場合、わざわざ前記情報機器を出す必要が無く、必要な時のみ取り出せば良いという利点もある。さらには、コンテンツのデータサイズよりも情報機器のストレージメモリの残量が不足している場合にダウンロードを中止して、ダウンロードの失敗および無駄な課金を防止できる。図面の簡単な説明

第 1図は、本発明の実施形態に係る情報通信システムを示す斜視説明図であり、第 2図は、本実施の形態に係る情報通信システムを構成する通信機器と情報機器部の構成を示すプロック図であり、

第 3図は、本実施形態に係る情報通信システムのデータ通信網接続時の処理動作を示したフローチャートであり、

第 4図は、本実施形態に係る情報通信システムのデータ通信網接続時の通信機器と、情報機器の具体的な情報伝達および処理動作を示したフローチヤ一トであり、

第 5図は、本実施形態に係る情報通信システムの通信機器におけるディスプレィ画面の表示例を示した斜視図であり、

第 6図は、本実施形態に係る情報通信システムのデータ通信網接続時の通信機器と情報機器の具体的な別の処理動作を示したフローチャートであり、

第 7図は、本実施形態に係る情報通信システムのデータ通信網接続時の通信機器と情報機器の具体的なさらに別の処理動作を示したフローチャートである。発明を実施するための最良の形態

以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。

第 1図は本発明の一実施形態として、通信機器 1 0 1と情報機器 1 0 4と接続手段 1 0 7を含む情報通信システムを示している。通信機器 1 0 1は小型の移動体通信端末と同様にィン夕ーネッ卜回線などのデータ通信網への接続手段と情報機器 1 0 4への接続手段 1 0 7を有し、小型の表示画面 1 0 2と操作部 1 0 3を有している。また、情報機器 1 0 4は大型の表示画面 1 0 5と操作部 1 0 6と通信機器 1 0 1との接続手段 1 0 7を有し、公衆回線への接続機能は持っていない。接続手段 1 0 7は通信機器 1 0 1と情報機器 1 0 4の電気的な接続状態を保ち、それぞれの間でのデータの送受信、ストレージメモリ残量問い合わせやデータダゥンロード要求などの要求情報の送受信の機能を備えている。なお、この接続手段 1 0 7は無線か有線かいずれとすることや接続のプロトコルの種類などは問わない。

通信機器 1 0 1と情報機器 1 0 4は接続手段 1 0 7で接続されており、簡単な情報の閲覧は通信部 1 0 1単独で行い、詳細な情報や画像、大きなサイズのデー夕を通信先からダウンロードや表示する際には情報機器 1 0 4を使用する。

第 2図は実施形態に係る情報通信システム 2 0 1の制御および処理系構成の概略を示すブロック図であり、第 1図の情報通信システムと共通するが、第 1図のシステム以外のものも含む。本情報通信システム 2 0 1は、通信機器 2 0 2と情報機器 2 1 8とそれら二つを結ぶ接続手段 2 2 8を含む。すなわち、通信機器 2 0 2は、データ通信網との送受信を行うためのアンテナ 2 0 3と無線送受信部 2 0 4と、送信信号に対する符号化や受信信号の複号などを行うベースバンド信号処理部 2 0 5と、音声信号処理部 2 0 6と、前記音声信号処理部 2 0 6と接続されているマイク 2 0 7およびスピー力 2 0 8と、ユーザへの各種通知や情報を画面に文字あるいは図形表示するための L C D (液晶素子） 2 0 9と、前記 L C D 2 0 9を制御するための L C Dドライノ' 2 1 0と、ユーザが通信機器 2 0 2へ指示を出したり、文字などを入力するために用いる K E Y 2 1 1と、位置登録および発呼など通信制御などを行うプログラムが格納されている R OM 2 1 2と、前記プログラムを実行するためのワーキングエリアやデータの保存のために用いられる R AM 2 1 3と、情報機器 2 1 8と接続するために用いられる Iノ0 2 1 4 と、前記各種デバイスに I Z〇215、 216などを介して接続され、 ROM2 12に保存されているプログラムを処理し、その他のデバイスを制御する CPU 217を有している。

また、情報機器 218は、ユーザへの各種通知や情報を表示するための大型の LCD219と、前記 LCD 219を制御するための LCDドライバ 220と、ユーザが情報機器へ指示を出したり、文字などを入力したりするために用いる K EY221 , P IMなど、アプリケーションプログラムなどのプログラムが格納されている ROM 222と、前記プログラムを実行するためのワーキングエリアやデータ保存のために用いられる RAM 223と、通信機器 202と接続するために用いられる 1 〇224と、前記各種デバイスに I 〇225、 226を介して接続され、前記 ROM222に格納されているプログラムを処理し、その他のデバイスを制御する CPU 227を有している。

通信機器 202と情報機器 218はそれぞれ接続手段 228で、分離した状態でも前記 I 〇 214、 224を介して無線もしくは有線で電気的に接続されている状態にあることが出来る。

第 3図は本実施形態の情報通信システムにおいて、デ一夕通信網からデータをダウンロードするための手順を示すフローチャートであり、各ステップを 301 ~306で示している。

まず、手軽に前記データ通信網に接続するために、ユーザは第 1図の通信機器 101でデータ通信網に接続する（ステップ 301)。通信網上のコンテンツの夕ィトルや情報の概要を通信機器 101の表示画面 102に表示し、ユーザが必要なデ一夕の有無を確認する (ステップ 302)。ユーザが必要なデータを発見した場合は（ステップ 303： Ye s),前記デ一夕のダウンロードの指示を操作部 1 03でユーザが行い（ステップ 305)、前記デ一夕を情報機器へのダウン口一ドを開始する（ステップ 306)。一方、必要なデータが発見できない場合は（ステツプ 303： No)、引き続き必要なデータの有無の確認を継続するか、データ通信網から切断する（ステップ 3 0 4 )。

第 4図は本実施形態に係る情報通信システム 4 0 1 (通信機器 4 0 3、情報機器 4 0 4 ) で、データ通信網 4 0 2からデータをダウンロードする際の処理内容とメッセ一ジゃデ一夕のやり取りを示している。情報通信システム 4 0 1には第 1図や第 2図の情報通信システムを使用できる。また、第 4図は情報伝達および処理動作のシーケンスを示したフローチヤ一卜であり、各ステップを符合（ステツプ 4 0 5 ) 〜（ステップ 4 2 2 ) で示している。

本実施形態の情報通信システム 4 0 1が前記データ通信網 4 0 2に接続した時、通信機器 4 0 3は前記データ通信網 4 0 2に対し、コンテンツの堤供を要求する (ステップ 4 0 5 )。それを受けた、前記データ通信網 4 0 2は通信機器 4 0 3に対しコンテンツの配信を開始し、通信機器 4 0 3によるコンテンツのダウンロードが開始される（ステップ 4 0 6 )。通信機器 4 0 3を操作中のユーザはダウンロードしたコンテンツを閲覧し、必要なデー夕があるかどうかを確認する（ステツプ 4 0 7 )。ユーザが必要なデータを見つけた場合、通信機器 4 0 3に対し、必要なデータのダウンロードを指示する（ステップ 4 0 8 )。ユーザによるデータのダゥンロードの指示を受けた通信機器 4 0 3はデータ通信網 4 0 2に対し、ダウンロードするデータのデータサイズの報告を要求する（ステップ 4 0 9 )。データサィズの要求を受けた前記データ通信網 4 0 2は、前記データのデ一夕サイズを通信機器 4 0 3に対し配信する（ステップ 4 1 0 )。

次に、通信機器 4 0 3は情報機器 4 0 4に対し、該情報機器 4 0 4の空ストレージメモリサイズの報告を要求する（ステップ 4 1 1 )。空ストレージメモリサイズの報告の要求を受けた情報機器 4 0 4は自分の空ストレージメモリサイズを確認し、通信機器 4 0 3に対し、空ストレージメモリサイズを報告する（ステップ 4 1 2 )。

データサイズと空ストレ一ジメモリサイズを受けた通信機器 4 0 3は空ス卜レ一ジメモリサイズがデータをダウンロードするために十分なサイズであるかどうかを比較する（ステップ 4 1 3 )。比較の結果、空ス卜レージのサイズが十分でなくダウンロードが不可能あるいは困難であると判断した場合（ステップ 4 1 4 ) は第 5図の様にダウンロードを中止することを通信機器 4 0 3の表示画面 5 0 1 (第 1図の表示画面 1 0 2あるいは第 2図の L C D 2 0 9などでも同様）に表示し (ステップ 4 1 5 )、ダウンロードを中止する（ステップ 4 1 6 )。一方、空ストレージのサイズが十分でダウンロードが可能あると判断した場合（ステップ 4 1 7 )、データのダウンロード要求をデータ通信網 4 0 2に対し送信する（ステップ 4 1 8 )。デ一夕ダウンロード要求 4 1 7を受けたデータ通信網 4 0 2は通信機器 4 0 3に対し、該当するデータの配信を開始する（ステップ 4 1 9 )。

データの配信を受けた通信機器 4 0 3はダウンロードしたデータを情報機器 4

0 4に配信する（ステップ 4 2 0 )。データの配信を受けた情報機器 4 0 4は、受信したデ一夕を自分のストレ一ジメモリに保存する（ステップ 4 2 1 )。また、同時に通信機器 4 0 3の表示画面にデータのダウンロード状況を表示する（ステツプ 4 2 2 )。

なお、データ通信網がコンテンツを配信する際に（ステップ 4 0 6 )、コンテンッ上に含まれる各データのデ一夕サイズを同時に配信し、通信機器 4 0 3力ユーザによりダウンロードの指示を受けた（ステップ 4 0 8 ) 時にデ一夕通信網 4 0 2上のデ一夕のデータサイズを要求しなくても良いようにすることも可能である。第 6図は情報通信システム 6 0 1で、データ通信網 6 0 2に接続し、コンテンッを閲覧する際の処理内容とメッセージやデータのやり取りを示している。なお、通信機器 6 0 3と情報機器 6 0 4は第 1図、第 2図の通信機器と情報機器と同様の構成にでき、それらの間は無線か有線などの何らかの接続手段で接続されている。 - また、第 6図は情報伝達シーケンスを示したフローチャートであり、各ステップを符合（ステップ 6 0 5 ) 〜（ステップ 6 1 2 ) で示している。

通信機器 6 0 3がデ一夕通信網 6 0 2に接続した時、通信機器 6 0 3はデータ通信網 6 0 2に対し、コンテンツの提供を要求する（ステップ 6 0 5 )。それを受けたデータ通信網 6 0 2は通信機器 6 0 3に対しコンテンツの配信を開始する (ステップ 6 0 6 )。コンテンツの配信を受けた通信機器 6 0 3は前記コンテンツが情報の概要（もしくは、携帯電話など用の小さいデータ）である場合は、通信機器 6 0 3の画面上に表示する。その表示により、ユーザはコンテンツの内容を確認し、さらに情報が必要な場合はその旨を通信機器 6 0 3に対し指示する（ステツプ 6 0 8 )。ユーザによるデ一夕配情の要求を受けた通信機器 6 0 3はデータ通信網 6 0 2に対し、該当コンテンツの配信要求を送信する（ステップ 6 0 9 )。前記要求を受けたデータ通信網 6 0 2は該当コンテンツを通信機器 6 0 3に対し配信する（ステップ 6 1 0 )。該当コンテンツを受けた通信機器 6 0 3はそのコンテンッが情報の詳細（もしくは、画像などを含む大きいデータ）である場合は、該当コンテンツを情報機器 6 0 4に配信する（ステップ 6 1 1 )。前記該当コンテンッを受信した情報機器 6 0 4は該当コンテンツを情報機器 6 0 4の表示画面に対し表示する（ステップ 6 1 2 )。

以下、配信されるコンテンツが情報の詳細（もしくは、画像などを含む大きいデータ）である間は情報機器 6 0 4で表示、ユーザによる操作を行い、また、配信されるコンテンツが情報の概要（もしくは携帯電話など用の小さいデータ）である場合は、通信機器 6 0 3で表示、ユーザによる操作を行う。

以上において、配信されるコンテンツが情報の概要であるか、情報の詳細であるかの判断は、コンテンツ配信時に付加される情報（タグなど）で判断するか、もしくは、コンテンツ配信完了までのデータのサイズで判断するか、もしくは配信中のコンテンツのサイズがある一定の閾値を超えた時に詳細であると判断するなど、搽々な方法で判断を行うことができる。

第 7図は実施形態の情報通信システム 7 0 1で、データ通信網 7 0 2に接続し、コンテンッを閲覧する際の処理内容とメッセージやデータのやり取りを示している。なお、通信機器 7 0 3と情報機器 7 0 4は、第 1図、第 2図の通信機器と情報機器と同様の構成にでき、それらの間は無線か有線などの何らかの接続手段で接続されている。また、第 7図は情報伝達シーケンスを示したフローチャートであり、各ステップを符合（ステップ 7 0 5 )〜（ステップ 7 1 4 )で示している。通信機器 7 0 3が前記データ通信網 7 0 2に接続した時、通信機器 7 0 3はデータ通信網 7 0 2に対し、コンテンツの提供を要求する（ステップ 7 0 5 )。それを受けた、データ通信網 7 0 2は通信機器 7 0 3に対しコンテンツ（の概要）の配信を開始する（ステップ 7 0 6 )。コンテンツの配信を受けた通信機器 7 0 3 はコンテンツが情報の概要（もしくは、携帯電話など用の小さいデータ）である場合は、通信機器 7 0 3の画面上に表示する。その表示により、ユーザはコンテンッの内容を確認し、さらに情報が必要な場合はその旨を通信機器 7 0 3に対し指示する（ステップ 7 0 8 )。ユーザによるデータ配信の要求を受けた通信機器 7 0 3はデータ通信網 7 0 2に対し、該当コンテンツの配信要求を送信する（ステツプ 7 0 9 )。前記要求を受けたデータ通信網 7 0 2は、該当コンテンツを通信機器 7 0 3に対し配信する（ステップ 7 1 0 )。該当コンテンツを受けた通信機器 7 0 3はそのコンテンツが情報の詳細（もしくは、画像などを含む大きいデータ）である場合は、前記該当コンテンツを情報機器 7 0 4に配信する（ステップ 7 1 1 )。同時に、前記該当コンテンツ中からテキストデータなどを抜き出し（ステップ 7 1 2 )、通信機器 7 0 3の表示画面に前記テキストデータなどを表示する（ステツプ 7 1 3 )。該当コンテンツを受信した前記情報機器 7 0 4は該当コンテンツを情報機器 7 0 4のストレージメモリに保存する（ステップ 7 1 4 )。

以下、配信されるコンテンツが情報の詳細（もしくは、画像などを含む大きいデータ）である間は通信機器 7 0 3でテキストデータを抜き取り、通信機器 7 0 3の表示画面に表示すると同時に、情報機器 7 0 4に配信し、前記情報機器 7 0 4に保存する。また、配信されるコンテンツが情報の概要（もしくは携帯電話など用の小さいデ一夕）である場合は、通信機器 7 0 3で表示し、いずれの場合も操作は通信機器 7 0 3で行う。以上の説明したように、本発明の情報通信システムによれば、ダウンロードするデータの選択を小型の通信機器で行い、データの保存は情報端末部に行うということで、大きな情報機器をかばんなどから取り出し、再度情報機器にて接続しに行く、もしくはダウンロードするデータが存在するかどうか分からない状態から情報機器で接続に行くと言う手間を省くことができる。

また、デ一夕のダウンロード状況を通信機器の表示画面に表示することにより、ダウンロードの進行状況を確認することができる。

また、データのダウンロード可能容量を事前に確認することにより、前記ストレージメモリ容量の不足によるダウンロードの失敗を防ぎ、無駄な通信料金を発生させない効果がある。

また、情報の閲覧をする際、小型の表示部で表示可能な情報に関しては通信機器の表示画面で表示し、画像などを含むさらに詳しい情報のみ情報機器の表示画面で表示するということにより、詳細な情報の閲覧のために再度情報端末部を用いて接続に行く、もしくは詳細な情報が必要であるかどうか分からない状態から情報機器を用いて接続に行くと言う手間を省くことが出来る。

また、詳細な情報の閲覧をする際、小型の表示部で表示可能な内容のみを抽出し、通信機器で表示し、同時に情報の全体は情報機器に保存することにより、まず、気になる情報のみを選択しておき、後でゆっくりと情報機器に保存されている気になる情報の詳細を閲覧するということも可能である。産業上の利用可能性

以上のように、本発明にかかる情報通信システムは、希望する情報検索等を小型の通信装置で簡単、手軽な操作で行い、かつ得られた希望情報を適切に保存、表示できる情報装置に適しており、より具体的には、適切なインターネットなどデータネットワークへの接続、情報の概要の閲覧、及びダウンロード指示などの小さなデータ取扱処理を簡単に行える通信機器と、より詳細なデータの閲覧ゃダゥンロードしたデータの保存など大きなデータ取扱処理を可能とする情報機器との有効利用に適している。

Claims

請求の範囲

1 . 通信網との通信部と小型の表示画面と操作部を有する通信機器と、大型の表示画面とストレージメモリと操作部を有する情報機器と、前記通信機器と前記情報機器の間でデータ交信を可能とする接続手段からなる情報通信システムにおいて、

前記通信機器は、前記通信網を通じてコンテンツデータや情報をダウンロードする際、コンテンツデータや情報の概要の確認を前記表示画面で可能にし、ダウンロードしたいコンテンツデータ本体や情報の詳細を前記接続手段を用いて前記情報機器にダウンロードし、前記情報機器のストレージメモリ領域に格納し前記情報機器の表示画面で表示することを特徴とする情報通信システム。

2 . 前記請求の範囲第 1項に記載の情報通信システムにおいて、

前記接続手段は、前記通信機器と前記情報機器の電気的な接続状態を保ち、互いの機器の間でデータの送受信が可能であり、かつ、前記情報機器から前記デー夕通信網へのコンテンツの選択などの要求情報を送信可能にしたことを特徴とする情報通信システム。

3 . 前記請求の範囲第 2項に記載の情報通信システムにおいて、

データを前記情報機器にダウンロードしている間、ダウンロードの進行状況を前記通信機器の表示画面に表示することを特徴とする情報通信システム。

4 . 前記請求の範囲第 3項に記載の情報通信システムにおいて、

ユーザによるコンテンッの選択がなされた時、コンテンツのデータサイズと前記情報機器のストレージメモリ領域の残量を比較し、前記情報機器のストレージメモリ領域の残量が不足している場合にはダウンロードを中止することを特徴とする情報通信システム。

5 . 前記請求の範囲第 4項に記載の情報通信システムにおいて、

ダウンロードを中止する際、前記通信機器の表示画面にダウンロードを中止する旨を表示し、ユーザにダウンロードの中止を示すことを特徴とする情報通信システム。

6 . 前記請求の範囲第 2項に記載の情報通信システムにおいて、

コンテンツ情報を前記通信機器で指定し、前記情報機器にダウンロード中、前記情報機器へのダウンロードと同時に前記コンテンツ情報を前記情報機器の表示画面に表示することを特徴とする情報通信システム。

7 . 前記請求の範囲第 6項に記載の情報通信システムにおいて、

ダウンロードした情報内部に含まれる情報により前記通信機器の表示画面に表示する情報か、あるいは前記情報機器の表示画面に表示する情報かを判断することを特徴とする情報通信システム。

8 . 前記請求の範囲第 6項に記載の情報通信システムにおいて、

受信した情報のサイズにより前記通信機器の表示画面に表示する情報か、あるいは前記情報機器の表示画面に表示する情報かを判断することを特徴とする情報通信システム。

9 . 前記請求の範囲第 6項に記載の情報通信システムにおいて、

前記情報端末にダウンロード中の情報のサイズがぁる一定のサイズを超えたときは前記情報機器に表示するものであると判断することを特徴とする情報通信システム。

1 0 . 前記請求の範囲第 2項に記載の情報通信システムにおいて、

コンテンツ情報を前記通信機器で指定し、前記通信機器でダウンロードを要求すると同時に、記接続手段を用いて、前記情報機器にダウンロードする際、ダウンロードしたコンテンツ情報中で前記通信機器の表示画面で表示可能な部分のみ抽出し、前記通信機器の表示画面に表示し、かつ全体のデータを前記情報機器にダウンロードして-、前記情報機器のストレージメモリに保存することを特徴とする情報通信システム。