JP2006037538A - 立体駐車装置 - Google Patents

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正春 浅野
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Abstract

【課題】 操作ガイダンスや異常内容を文章表示し、電源入切およびパレット番号入力を自動的に行う。
【解決手段】 液晶タッチパネル22は、操作メッセージや異常内容や異常時の対応メッセージを文章で表示する。こうして、使用者は直ちに操作手順や異常の内容や異常時の対応方法を知ることができる。また、ICカードリーダ23は、ICカードから電源オンの情報とパレット番号とを読み取る。そして、電源がオンされる。こうして、出庫可能までの時間が短縮される。また、PHSユニット24は、異状情報や出庫情報やエラーリトライ情報を管理センターに送信する一方、上記管理センターからの入出庫動作禁止情報を受信する。こうして、上記管理センターでは、異常内容を予測して復旧時間の短縮と復旧のコストを削減できる。さらに、入出庫動作が危険であると判断した場合には入出庫処理動作を禁止できる。
【選択図】図1

Description

この発明は、立体駐車装置に関する。
車両を搭載するパレットと、このパレットを昇降させる油圧駆動装置とを備えた多段式駐車装置として、特開2003‐221939号公報(特許文献1)に開示されているようなものがある。この特許文献1に開示された多段式駐車装置において、車両を上記パレットに搭載して本多段式駐車装置に収納する(以下、入庫と言う)場合や、上記パレットから車両を降ろして本多段式駐車装置から出す(以下、出庫と言う)場合には、例えば、以下のようにしている。
図5は、上記入庫や出庫の場合に使用者によって操作される操作パネルのブロック図を示す。図5において、操作パネル1は、7セグメントLED(発光ダイオード)でなる5桁の表示部2と、パレット番号等を入力するテンキー部3と、キーによる電源の入り切りが行われる電源入切部4と、主制御部5とで概略構成されている。また、主制御部5は、表示部2に対する入力パレット番号等の表示を行う表示出力部6、テンキー部3から入力された入力パレット番号等を表すディジタル信号を取り込むテンキー入力部7、電源入切部4から入力されたオン・オフを表すディジタル信号を取り込むスイッチ入力部8、各連設制御部12との情報の送受信を行う情報通信部9、共通制御部13に対する制御信号の入出力を行う信号入出力部10、および、上記各部6〜10を制御して車両の入出庫等を行うCPU(中央演算処理装置)11で概略構成されている。
ここで、上記「連設」とは上下複数段に配列されたパレット列を指し、上記パレットは連設単位で昇降等の基本動作を行うために、例えば油圧シリンダ等の制御は上記「連設制御部」によって連設単位で行われる。また、上記「共通制御部」とは、上記連設単位にではなく装置全体を共通に制御するものであり、油圧ポンプ等を含む油圧ユニット、外部との信号の入出力を行う外部入出力部、電源部や上記油圧ユニット等を制御する共通制御回路等でなる。
上記構成を有する操作パネル1は、以下のように動作して車両の入出庫を行う。先ず、使用者によって、電源入切部4にキーが差し込まれて「入」側に回される。そうすると、CPU11によってスイッチ入力部8を介して電源オンの指令が検知されて、表示部2に「0」を点滅表示して、装置が正常であることを使用者に知らせる。次に、使用者によってテンキー部3が操作されてパレット番号が入力され、更に「出庫」ボタンが押下されると、CPU11によってテンキー入力部7を介してパレット番号が検知されて、表示部2に「パレット番号」が表示される。そうした後、CPU11の制御の下に、通信制御部9から該当する連設制御部12に情報が出力される一方、信号入出力部10から共通制御部13に制御信号が出力されて、各パレットが横行および昇降されて所望のパレットが出庫位置に移動される「出庫処理」が行われる。そうした後、表示部2に、装置が正常であることを示す「0」が点滅表示される。
次に、使用者によって、上記テンキー部3が操作されてゲート上昇用の「▲」ボタンが押下されると、上記CPU11の制御の下に、信号入出力部10から共通制御部13に制御信号が出力されてゲートが上昇される。その後、使用者によってパレットに対する車両の入出庫が行われる。次に、使用者によって、テンキー部3が操作されてゲート下降用の「▼」ボタンが押下されると、上述のように信号入出力部10から共通制御部13に制御信号が出力されてゲートが下降される。そして、表示部2に、装置が正常であることを示す「0」が点滅表示される。
次に、使用者によって、電源入切部4に差し込まれているキーが「切」側に回された後にキーが抜かれる。そうすると、CPU11によってスイッチ入力部8を介して電源オフの指令が検知されて、電源が切断される。
さらに、上述したようにして車両の入出庫が行われている際に、CPU11によって異常が検知された場合や、使用者によって上記電源入切部4に設けられた「非常停止」ボタン4aが押下された場合には、CPU11の制御の下に、信号入出力部10から共通制御部13に制御信号が出力されて、装置が停止される。そして、表示部2に、異常の内容に応じた「異常コード」が点滅表示される。そうすると、使用者は、操作パネル1の扉(図示せず)の裏側に貼り付けてある説明書に従って操作を行う。そして、サービスコールが必要であれば、電話等によって管理会社に異常が通報される。また、サービスコールが必要でなければ、使用者は、再度出庫操作を行うことになる。
しかしながら、上記従来の操作パネル1においては、以下のような問題がある。すなわち、表示部2は、7セグメントLEDでなる5桁に制限されているため、操作ガイダンスや異常の内容は説明文で表示することができない。したがって、操作ガイダンスや異常を5桁以下のコードで表示する必要があり、そのコードを見た使用者は、直ぐには操作ガイダンスや異常の内容を知ることができず、その都度、操作パネル1の上記扉の裏側に貼り付けられた説明書を読む必要があり、面倒であるという問題がある。
また、上記操作パネル1を操作する場合には、電源入切部4にキーを差し込んで回し、その後にテンキー部3を操作してパレット番号を入力しなければならず、車両をパレットから出庫可能になるまで非常に手間が掛かると言う問題がある。
また、異常発生時には、上記表示部2に表示されるのは、単に異常の内容に応じた「異常コード」のみであり、1接点信号である。そのため、使用者は操作パネル1の上記扉の裏側に貼り付けてある説明書を見ないと異常の内容は分からないと言う問題がある。
特開2003‐221939号公報
そこで、この発明の課題は、操作ガイダンスや異常の内容を説明文によって表示することができ、電源入切動作およびパレット番号入力動作が必要なく、異常発生時に異常内容を外部に送信できる立体駐車装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の立体駐車装置は、
装置を動作可能にする制御コードおよびパレット番号を含む情報が書き込まれた情報記録媒体から、上記制御コードおよびパレット番号を読み取る情報読み取り手段と、
少なくとも文字列を表示することが可能な表示手段と、
電源をオン・オフする電源オン・オフ手段と、
上記読み取られた制御コードに基づいて上記電源オン・オフ手段を制御して電源をオンさせると共に、上記表示手段を制御して上記読み取られたパレット番号を表示させる制御手段と
を備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、使用者が携帯しているICカード等の情報記録媒体をICカードリーダ等の情報読み取り手段に「翳す」または「通す」または「装着する」だけで、自動的に電源がオン状態となり、使用者のパレット番号が表示手段に表示される。したがって、使用者は、電源入切部にキーを差し込んで回し、その後にテンキー等を操作してパレット番号を入力する必要が無く、車両をパレットに対して入出庫可能になるまでの時間が短縮される。
また、1実施の形態では、
上記制御手段は、上記表示手段を制御して、上記読み取られたパレット番号に応じたパレットを出庫位置まで移動させるための操作メッセージを文章で表示させるようになっている。
上記構成によれば、使用者のパレット番号に応じたパレットを出庫位置まで移動させるための操作メッセージが、上記表示手段に文章で表示される。したがって、使用者は、その都度操作パネルの扉の裏側等に貼り付けられた説明書を読むことなく、直ちに入出庫時の操作を行うことができる。
また、1実施の形態では、
上記表示手段は、操作者による操作を受け付けることが可能であり、
上記制御手段は、上記表示手段対して当該表示手段に対する操作メッセージを表示するようになっており、且つ、上記表示手段に表示された操作メッセージに呼応して操作者が上記表示手段対する操作を行うと次の操作メッセージを表示するようになっている。
上記構成によれば、操作者は、上記表示手段に次々と表示される操作メッセージに従って、順次上記表示手段に対する操作を行うだけで、簡単に所望のパレットを入出庫位置まで移動させることができる。
また、1実施の形態では、
上記制御手段によって制御されてパレットを昇降および横行させる移動手段を備えて、
上記制御手段は、上記移動手段を制御して上記読み取られたパレット番号に応じたパレットを出庫位置まで移動させる際に、異常が発生した場合には、上記表示手段を制御して上記異常の内容を文章で表示させるようになっている。
ここで、上記移動手段とは、上記パレットを昇降させる油圧シリンダ,滑車機構,チェーン機構および上記パレットを横行させるローラコンベア,チェーン機構等の周知の構造である。
上記構成によれば、パレット移動中に異常が発生場合には、上記表示手段に上記異常の内容が文章で表示される。したがって、使用者は、操作パネルの扉の裏側等に貼り付けられた説明書を読むことなく、直ちに異常の具体的内容を知ることができる。
また、1実施の形態では、
上記制御手段によって制御されてパレットを昇降および横行させる移動手段と、
上記制御手段によって制御されて管理センターとの間で情報を無線によって送受する無線通信手段と
を備えて、
上記制御手段は、上記移動手段を制御して上記読み取られたパレット番号に応じたパレットを出庫位置まで移動させた際の制御情報および異常が発生した場合の異常情報を含む管理情報を、上記無線通信手段を制御して上記管理センターに送信させるようになっている。
上記構成によれば、入出庫時の制御情報および異常情報がPHS等の無線通信手段によって常時管理センターに送信されている。したがって、上記管理センターでは、異常発生時にサービスコールを受けた場合には、入出庫時の制御情報および異常情報等を解析することによって、異常内容を予測することができる。その結果、サービス対応時における復旧時間が短縮される。
また、1実施の形態では、
上記制御手段によって制御されて管理センターとの間で情報を無線によって送受する無線通信手段を備えて、
上記制御手段は、上記無線通信手段によって上記管理センターから送信されてきた出庫動作禁止情報を受信した場合には、上記電源オン・オフ手段を制御して電源をオフさせるようになっている。
上記構成によれば、管理センターから送信された出庫動作禁止情報を無線通信手段によって受信した場合には、自動的に電源がオフされる。したがって、上記管理センター側では、地震の発生や台風の接近等によって入出庫動作が危険であると判断した場合には、上記入出庫動作禁止情報を送信するだけで各立体駐車装置の入出庫処理動作が自動的に禁止される。
以上より明らかなように、この発明の立体駐車装置は、使用者が携帯している情報記録媒体を情報読み取り手段に「翳す」または「通す」または「装着する」だけで自動的に電源がオン状態となり、使用者のパレット番号が表示手段に表示されるので、使用者は、電源入切部にキーを差し込んで回した後にテンキー等を操作してパレット番号を入力する必要が無い。したがって、車両をパレットに対して入出庫可能になるまでの時間を短縮することができる。また、誤ったキー操作等によるパレット番号の誤入力を防止することができる。
また、1実施の形態では、パレットを出庫位置まで移動させるための操作メッセージを上記表示手段に文章で表示するので、使用者は、その都度操作パネルの扉の裏側等に貼り付けられた説明書を読むことなく、入出庫時の操作を行うことができる。したがって、操作に慣れていない使用者や機械に弱い使用者であっても、簡単に入出庫操作を行うことができる。
また、1実施の形態では、上記表示手段に表示された操作メッセージに呼応して操作者が上記表示手段に対する操作を行うと、上記表示手段に次の操作メッセージが表示されるので、操作者は、上記表示手段に次々表示される操作メッセージに従って、順次上記表示手段に対する操作を行うだけで、簡単に所望のパレットを入出庫位置まで移動させることができる。
また、1実施の形態では、パレット移動中に異常が発生場合には、上記表示手段に上記異常の内容を文章で表示するので、使用者は、操作パネルの扉の裏側等にに貼り付けられた説明書を読むことなく、直ちに異常の具体的内容を知ることができる。したがって、使用者は、管理センターに対するサービスコールが必要か否か等の判断を簡単に且つ迅速に行うことができる。
また、1実施の形態では、入出庫時の制御情報および異常情報を含む管理情報を、無線通信手段によって常時管理センターに送信するので、上記管理センターでは、異常発生時にサービスコールを受けた場合には、上記管理情報を解析することによって、異常内容を予測することができる。したがって、サービス対応時における復旧時間を短縮することができ、復旧に要するコストを削減することができる。さらに、使用者の操作ミスによる問い合わせやクレーム出動を減らすことができ、余分な経費の削減を図ることもできる。また、上記管理センターでは、日頃の使用状態を把握できるので、予防保守を行うこともできる。
また、1実施の形態では、管理センターから送信された出庫動作禁止情報を無線通信手段によって受信した場合には自動的に電源をオフするので、上記管理センター側では、地震の発生や台風の接近等によって入出庫動作が危険であると判断した場合は、上記入出庫動作禁止情報を送信するだけで各立体駐車装置の入出庫処理動作を自動的に禁止できる。したがって、人為的操作を介して上記管理センターからの指示で入出庫処理動作を禁止する場合のタイムラグによる事故の発生を防止できる。また、忠告を無視した使用者の無理な入出庫による事故を防止することができる。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。図1は、本実施の形態の立体駐車装置における操作パネルのブロック図である。図1において、操作パネル21は、液晶タッチパネル22と、IC(集積回路)カードリーダ23と、PHS(personal handy-phone system)ユニット24と、非常停止ボタン25と、主制御部26とで概略構成されている。
ここで、上記液晶タッチパネル22は、文字や図形や記号を表示すると共に、表示されている図形や記号の部分を指でタッチすることによって、表示されている図形や記号に応じた入力を行うことができる。また、ICカードリーダ23は、使用者が携帯するICカードに書き込まれた電源オンの情報とパレット番号とを読み取る。また、PHSユニット24は、装置の異状情報や出庫情報やエラーリトライ情報をアンテナ24aから管理センター(管理会社)に送信する。一方、上記管理センターからの入出庫動作禁止情報をアンテナ24aで受信する。
また、上記主制御部26は、タッチパネル用入出力制御部27、ICカードリーダ用入力制御部28、PHSユニット用入出力制御部29、スイッチ入力部30、情報通信部31、信号入出力部32、および、上記各部27〜32を制御して車両の入出庫等を行うCPU33で概略構成されている。
上記タッチパネル用入出力制御部27は、上記CPU33の制御の下に、メッセージ,操作手順,使用者による入力内容,異常内容および対処方法等の文字列を表すディジタル信号、あるいは、使用者に入力位置を示すための図形や記号を表すディジタル信号を、液晶タッチパネル22に出力して、液晶タッチパネル22に上記文字列や図形・記号を表示させる。また、例えば、液晶タッチパネル22に表示された図形・記号をタッチして入力された指示等を表すディジタル信号をCPU33に出力する。
上記ICカードリーダ用入力制御部28は、上記ICカードリーダ23によって読み取られた電源オンの情報とパレット番号とを表すディジタル信号をCPU33に出力する。また、PHSユニット用入出力制御部29は、CPU33の制御の下に、異状情報や出庫情報やエラーリトライ情報を表すディジタル信号をPHSユニット24に出力して上記管理センターに送信させる。また、PHSユニット24によって受信された上記管理センターからの入出庫動作禁止情報を表すディジタル信号をCPU33に出力する。また、スイッチ入力部30は、非常停止ボタン25からの非常停止を表すディジタル信号をCPU33に出力する。また、情報通信部31は各連設制御部34との情報の通信を行い、信号入出力部32は共通制御部35に対する制御信号の入出力を行う。
次に、上記構成の操作パネル21によって行われる入出庫動作,異常発生時動作および管理センターとの情報交換動作について説明する。
図2は、上記CPU33による制御の下に実行される入出庫処理動作のフローチャートである。以下、図1および図2に従って、入出庫処理動作について説明する。
ステップS1で、使用者によって、携帯している上記ICカードがICカードリーダ23に近づけられて、ICカードリーダ23およびICカードリーダ用入力制御部28によって、ICカードに書き込まれている電源オンの情報とパレット番号とが読み取られる。そうすると、信号入出力部32によって共通制御部35に制御信号が出力されて、電源がオンされる。ステップS2で、タッチパネル用入出力制御部27および液晶タッチパネル22によって、安全確認メッセージと出庫パレット番号とが表示される。
ステップS3で、使用者によって、上記液晶タッチパネル22の表示内容が確認された後、液晶タッチパネル22に表示されている「出庫」ボタンが押下される。ステップS4で、タッチパネル用入出力制御部27および液晶タッチパネル22によって、出庫中メッセージが表示される。ステップS5で、情報通信部31によって該当する連設制御部34に情報が出力される一方、信号入出力部32によって共通制御部35に制御信号が出力され、該当する油圧シリンダや油圧ユニット等が制御されて、上記出庫パレット番号に対応するパレットが横行および昇降されて出庫位置に移動される。こうして出庫処理が行われる。ステップS6で、タッチパネル用入出力制御部27および液晶タッチパネル22によって、ゲート上昇メッセージが表示される。ステップS7で、使用者によって、液晶タッチパネル22に表示されている「ゲート上昇▲」ボタンが押下される。このように、地上におけるパレットの出入口を閉鎖しているゲートを使用者が自らの意志で開けることによって、使用者がピット内に転落する等の事故を無くして安全に車両の入出庫を行うことができるのである。ステップS8で、信号入出力部32によって共通制御部35に制御信号が出力され、油圧ユニット等が制御されてゲートが上昇される。
ステップS9で、使用者によって、上記パレット番号で指定した所望のパレットに対して車両が入庫あるいは出庫される。ステップS10で、タッチパネル用入出力制御部27および液晶タッチパネル22によって、ゲート下降メッセージが表示される。ステップS11で、使用者によって、液晶タッチパネル22に表示されている「ゲート下降▼」ボタンが押下される。ステップS12で、信号入出力部32によって共通制御部35に制御信号が出力され、油圧ユニット等が制御されてゲートが下降される。そうした後、入出庫処理動作が終了される。尚、上述の説明においては、電源オフの情報入力については触れていないが、例えば、ゲート下降を検知した場合やゲート下降が終了して所定時間が経過した場合に、自動的に電源オフを実行するようにすればよい。
次に、上記構成の操作パネル21によって行われる異常発生時動作について説明する。図3は、上記CPU33による制御の下に実行される異常発生時処理動作のフローチャートである。以下、図1および図3に従って、異常発生時処理動作について説明する。上述のようにして入出庫処理動作が実行されている際にCPU33によって異常が検知されると、あるいは、使用者によって非常停止ボタン25が押下されてスイッチ入力部30から非常停止を表すディジタル信号がCPU33に出力されると、異常発生時処理動作がスタートする。
ステップS21で、上記信号入出力部32によって上記共通制御部35に制御信号が出力され、上記油圧ユニット等が制御されて本立体駐車装置の動作が停止される。ステップS22で、タッチパネル用入出力制御部27および液晶タッチパネル22によって、異常の内容と対応方法を示すメッセージとが文章によって表示される。ステップS23で、使用者によって、上記液晶タッチパネル22に表示された異常内容と対応メッセージとが確認された後、上記対応メッセージに従って、例えば液晶タッチパネル22等に対する操作が行われる。
ステップS24で、上記ステップS23における操作中においてサービスコールの必要が生じたか否かが、液晶タッチパネル22の表示等によって判別される。その結果、サービスコールが必要な場合にはステップS25に進み、そうでない場合にはステップS26に進む。ステップS25で、上記管理センターに対してサービスコールが行われ、上記管理センターによってサービス対応が行われる。尚、その場合におけるサービスコールは、PHSユニット用入出力制御部29およびPHSユニット24によって自動的に行っても良いし、従来のように電話等によって行っても良い。そうした後に、異常発生時処理動作が終了される。ステップS26で、使用者によって、再度、入出庫処理動作が実行される。そうした後に、異常発生時処理動作が終了される。
以上のごとく、本実施の形態においては、操作パネル21の表示手段を、使用者による入力を受け付け可能な液晶タッチパネル22によって構成している。したがって、操作メッセージや異常内容や異常時の対応メッセージを文章によって表示することができる。その結果、使用者は、その都度操作パネル21の扉の裏側に貼り付けられた説明書を読むことなく、直ちに操作手順や異常の内容や異常時の対応方法を知ることができるのである。
また、上記操作パネル21を操作する場合には、使用者が携帯しているICカードをICカードリーダ23に近づけるだけで、自動的に電源がオン状態となりパレット番号が読み取られて表示される。したがって、使用者は、電源入切部にキーを差し込んで回し、その後にテンキー部を操作してパレット番号を入力する必要が無く、車両をパレットから出庫可能になるまでの時間が短縮される。
次に、上記構成の操作パネル21によって行われる管理センターとの情報交換動作について説明する。
図4は、上記CPU33による制御の下に実行される管理センターとの情報交換処理動作のフローチャートである。以下、図1および図4に従って、管理センターとの情報交換処理動作について説明する。図2に示す入出庫処理動作のステップS1において電源オンの情報が読み取られて電源がオンされると、管理センターとの情報交換処理動作がスタートする。
ステップS31で、図3に示す異常発生時処理動作が実行されたか否かを判別することによって、アラームが発生しているか否かが判別される。その結果、アラームが発生している場合にはステップS32に進み、そうでなければステップS33に進む。ステップS32で、PHSユニット用入出力制御部29およびPHSユニット24によって、アラームコード,アラーム発生時刻,アラーム経過時間,アラーム場所および出庫パレット番号が、管理センターに送信される。そうした後、上記ステップS31に戻って管理センターとの情報交換処理動作が続行される。
ステップS33で、例えば、上記ゲートが上昇に引き続き下降されたか否かを判別することによって、出庫動作完了か否かが判別される。その結果、出庫動作完了である場合にはステップS34に進み、そうでなければステップS35に進む。ステップS34で、PHSユニット用入出力制御部29およびPHSユニット24によって、出庫パレット番号,出庫時刻,出庫所要時間,ポンプ動作時間およびシリンダ動作時間が管理センターに送信される。そうした後に、上記ステップS31に戻って管理センターとの情報交換処理動作が続行される。
ステップS35で、例えば、記録されている入出庫処理動作の経時情報を閲覧することによって、エラーリトライが発生したか否かが判別される。その結果、エラーリトライ発生の場合にはステップS36に進み、そうでなければステップS37に進む。ここで、上記「エラー」とは、アラームとなる前の段階で検出された異常であり、リトライすることによって復旧した異常を指す。ステップS36で、PHSユニット用入出力制御部29およびPHSユニット24によって、エラコード,リトライ発生時刻,リトライ回数,エラー発生場所および出庫パレット番号が、管理センターに送信される。そうした後、上記ステップS31に戻って管理センターとの情報交換処理動作が続行される。
ステップS37で、上記PHSユニット24およびPHSユニット用入出力制御部29によって、上記管理センターからの入出庫動作禁止情報が受信されているか否かが判別される。その結果、受信されている場合にはステップS38に進み、そうでなければ上記ステップS31に戻って管理センターとの情報交換処理動作が続行される。ステップS38で、タッチパネル用入出力制御部27および液晶タッチパネル22によって、上記受信された入出庫動作禁止情報に含まれている入出庫動作禁止用のメッセージが表示される。そうした後に、信号入出力部32によって共通制御部に制御信号が出力されて、油圧ユニット等が制御されて本立体駐車装置の動作が停止される。そうした後、上記ステップS31にリターンする。
尚、上記ステップS33で行われる出庫動作完了の判別は、出庫パレット番号に該当するパレットが出庫位置に移動された否かによって行うこともできる。
以上のごとく、本実施の形態においては、上記PHSユニット24およびPHSユニット用入出力制御部29を備えて、装置の異状情報や出庫情報やエラーリトライ情報をアンテナ24aから管理センターに送信する。一方、上記管理センターからの入出庫動作禁止情報をアンテナ24aで受信するようにしている。したがって、上記管理センターでは、異常発生時にサービスコールを受けた場合には、異状情報や出庫情報やエラーリトライ情報を解析することによって、異常内容を予測することができる。その結果、サービス対応時における復旧時間を短縮でき、復旧に要するコストを削減することができる。また、上記管理センターでは、日頃の使用状態を把握できるので、予防保守を行うことも可能になる。
さらに、上記管理センターにおいては、地震の発生や台風の接近等によって入出庫動作が危険であると判断した場合には、管理センター側のPHSユニットによって、上記入出庫動作禁止情報を送信することによって、自動的に各立体駐車装置の入出庫処理動作を禁止することができるのである。
以上のように、本実施の形態によれば、使用者の操作ミスによる問い合わせやクレーム出動を減らすことができ、余分な経費の削減を図ることができるのである。
尚、上記実施の形態においては、上記管理センターとの間の情報の交換をPHSユニット24およびPHSユニット用入出力制御部29によって行っている。しかしながら、この発明はこれに限定されるものではなく、他の通信手段を用いても一向に構わない。
また、詳述してはいないが、上記操作メッセージや異常内容や異常時の対応メッセージの文章データは、主制御部26内の記憶部(図示せず)に予め各操作段階別や異常コード別に記憶されており、各操作段階や異常コードに応じて上記記憶部から読み出されて液晶タッチパネル22に表示される。
この発明の立体駐車装置における操作パネルのブロック図である。 入出庫処理動作のフローチャートである。 異常発生時処理動作のフローチャートである。 管理センターとの情報交換処理動作のフローチャートである。 従来の多段式駐車装置における操作パネルのブロック図である。
符号の説明
21…操作パネル、
22…液晶タッチパネル、
23…ICカードリーダ、
24…PHSユニット、
25…非常停止ボタン、
26…主制御部、
27…タッチパネル用入出力制御部、
28…ICカードリーダ用入力制御部、
29…PHSユニット用入出力制御部、
30…スイッチ入力部、
31…情報通信部、
32…信号入出力部、
33…CPU。

Claims (6)

  1. 装置を動作可能にする制御コードおよびパレット番号を含む情報が書き込まれた情報記録媒体から、上記制御コードおよびパレット番号を読み取る情報読み取り手段(23)と、
    少なくとも文字列を表示することが可能な表示手段(22)と、
    電源をオン・オフする電源オン・オフ手段と、
    上記読み取られた制御コードに基づいて上記電源オン・オフ手段を制御して電源をオンさせると共に、上記表示手段(22)を制御して上記読み取られたパレット番号を表示させる制御手段(26)と
    を備えたことを特徴とする立体駐車装置。
  2. 請求項1に記載の立体駐車装置において、
    上記制御手段(26)は、上記表示手段(22)を制御して、上記読み取られたパレット番号に応じたパレットを出庫位置まで移動させるための操作メッセージを文章で表示させるようになっていることを特徴とする立体駐車装置。
  3. 請求項2に記載の立体駐車装置において、
    上記表示手段(22)は、操作者による操作を受け付けることが可能であり、
    上記制御手段(26)は、上記表示手段(22)対して当該表示手段(22)に対する操作メッセージを表示するようになっており、且つ、上記表示手段(22)に表示された操作メッセージに呼応して操作者が上記表示手段(22)対する操作を行うと次の操作メッセージを表示するようになっている
    ことを特徴とする立体駐車装置。
  4. 請求項1に記載の立体駐車装置において、
    上記制御手段(26)によって制御されてパレットを昇降および横行させる移動手段を備えて、
    上記制御手段(26)は、上記移動手段を制御して上記読み取られたパレット番号に応じたパレットを出庫位置まで移動させる際に、異常が発生した場合には、上記表示手段(22)を制御して上記異常の内容を文章で表示させるようになっている
    ことを特徴とする立体駐車装置。
  5. 請求項1に記載の立体駐車装置において、
    上記制御手段(26)によって制御されてパレットを昇降および横行させる移動手段と、
    上記制御手段(26)によって制御されて管理センターとの間で情報を無線によって送受する無線通信手段(24)と
    を備えて、
    上記制御手段(26)は、上記移動手段を制御して上記読み取られたパレット番号に応じたパレットを出庫位置まで移動させた際の制御情報および異常が発生した場合の異常情報を含む管理情報を、上記無線通信手段(24)を制御して上記管理センターに送信させるようになっていることを特徴とする立体駐車装置。
  6. 請求項1に記載の立体駐車装置において、
    上記制御手段(26)によって制御されて管理センターとの間で情報を無線によって送受する無線通信手段(24)を備えて、
    上記制御手段(26)は、上記無線通信手段(24)によって上記管理センターから送信されてきた出庫動作禁止情報を受信した場合には、上記電源オン・オフ手段を制御して電源をオフさせるようになっていることを特徴とする立体駐車装置。
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