WO1998022236A1

WO1998022236A1 - Appareil pour la fixation de la matrice superieure d'une presse-lieuse

Info

Publication number: WO1998022236A1
Application number: PCT/JP1997/004224
Authority: WO
Inventors: Hiroyuki Kojima
Original assignee: Komatsu Ltd.; Komatsu Industries Corporation
Priority date: 1996-11-19
Filing date: 1997-11-19
Publication date: 1998-05-28
Also published as: KR100494523B1; JP3741496B2; JPH10146617A; KR19980042597A; TW360565B

Description

明細書

プレスブレーキの上型取付装置技術分野

本発明は、プレスブレーキにおける上型（パンチ）を簡単に、かつ安全に交換できるようにされたプレスブレーキの上型取付装置に関するものである。背景技術

従来、板材を折り曲げ加工するのに使用されるプレスブレーキにおける上型（パンチ）のクランプ装置は、ラム下部にて後面の固定プレートと前面の可動プレートとの間にパンチを挟み込み、可動プレートをボルトで締め付けることによってそのパンチをクランプするようにされている。そのために、パンチの交換の際、多数のボルトを工具によって締め付けたり緩めたりしなければならず、大変面倒で工数のかかる作業を必要としている。また、前述のようにパンチが固定プレー卜と可動プレー卜との間に挟み込まれているだけであるので、不注意に締め付けボルトを緩めるとパンチが落下する危険性もあった。

このようなことから、例えば流体圧の供給を受けてパンチのクランプ，アンクランプを行う流体圧操作式のもの、あるいは金型クランプ面に斜面を設けてパンチを上昇させることによってクランプ力を増大させるレバ一式のクランプ装置も知られている。また、例えば特公平 7 — 9 0 2 8 3号公報もしくは特開平 8 - 5 7 5 4 2号公報に開示されているように、パンチの落下防止のために溝とその溝に入り込む出し入れ可能な突起を装備したパンチの押圧固定片とを有するものなどが知られている。しかしながら、前記のような流体圧の供給を受けてクランプ，ァンクランプを行う形式のものでは、流体を供給する装置やその制御機器が必要になり、またクランプ装置自体にもアキュームレータが必要なため構造が複雑となり、高価なものになるという問題がある, また、クランプカを増大させるために金型に傾斜面を付けるものではその傾斜面の加工が難しく、かつその傾斜面に合わせられるような係合部材を設けるなどの必要があって、工作面において問題がある。

さらに、特公平 7 — 9 0 2 8 3号公報もしくは特開平 8 — 5 7 5 4 2号公報に開示されているようなクランプ装置では、上型の着脱操作時この上型と上型ホルダ一との間で落下防止のための係止部が設けられているが、前側の押圧保持部にその係止手段を設けているので、装着時に積極的に上型をその係止部に対応させねばならず、取り扱いが困難である。また、全般的に構成部材の点数が多くなつて構造が複雑になるので製作費が嵩み、加えてその上型を装着部に対して前面側から填め込む操作を行うには構造的に無理がある、などの問題点がある。- 本発明は、前述のような問題点を解消するためになされたもので、全体構成を簡素化して、しかも確実に、かつ安全にパンチの交換操作を行うことのできるプレスブレーキの上型取付装置を提供することを目的とするものである。発明の開示

本発明はこのような問題点を解決するために、取り扱う上型を装着部の後面側で落下防止用の突起部に対して一部を係合させて仮預けできるようにするとともに、前部に付設された可動プレートをレバ一操作で簡単に押し付けて上型を正しい姿勢に保たせて確実に挟持装着できる構成とするプレスブレーキにおける上型の取付装置である。

そして、本発明では、その金型（上型）のラムに対する着脱は、上型装着部における上型のクランプ力を出力する操作レバ一による可動プレー卜への可動操作部において、そのクランプ出力を得るための反カ受支部の条件を変更することによって上下方向に揺動できるように支持される可動プレー卜の揺動範囲を広げるようにして、上型を装着部の前側から容易に着脱できるようにし、作業性を高めることができる構成としたのである。

要するに、本発明によるプレスブレーキの上型取付装置は、ラム下部に付設される前部の可動プレー卜と後部の固定プレー卜とによって上型を挟み込んで固定するプレスブレーキの上型取付装置であって、

前記上型の上部には取付基部に沿つて少なくとも後面に係止溝が設けられ、前記固定プレートには挟持面側に前記係止溝に係合する突起部が設けられ、前記可動プレー卜は、上下方向の中間位置にて前記ラムと接して揺動できるようにされるとともに、弾性体を介して前記ラムに取り付けられ、付属する操作レバーによってこの可動プレー卜の下部を上型に押し付けることで、前記固定プレー卜の突起部に前記係止溝を係合させて前記上型を挟持固定するように構成されていることを特徴とするものである。

本発明においては、着脱する上型がその上部の後面に設けられる係止溝を固定プレー卜に設けられる突起部に係合させることによりまず装着時の上型をラム側に仮支持させて落下を防止し、しかる後に操作レバ一によって可動プレー卜に対してクランプ力を出力させることで、上型を装着固定できることになる。しかも、前記可動プレ一トは、中間部に設けられる上下方向の揺動支点をラムに受け止めさせて操作レバ一と保持する弾性体の作用力によって固定プレー卜との間に位置する上型の保持部を強固に挟持して、その上型を固定することができる。

本発明によれば、装置全体の構成を簡素化できて、上型をラム下部の装着部にて着脱する際、上型取付基部の背面側に形成される係止溝を固定プレー卜側に設けられた突起に係合させるようにして、取扱操作上もつとも自然な姿勢の状態でまず上型が落下するのを防止できる構成とされているので、ラムに対する上型の装着部に横から揷入しての取り付け操作のみならず、前側からの着脱が安全に行えることになる。また、クランプ機構において可動プレートの上下方向の変位量を大きくできる機能を付加したことで、上型を前側から着脱操作する際に挿入部の開きを大きくして作業を容易に出来ることなど、作業性を一層向上させることができる。

本発明において、前記可動プレー卜は、幅方向に形成される突起条よりなる揺動支点が前記ラムに接するように設けられ、複数箇所で前記弾性体によって常時そのラムに揺動支点が当接するように取り付けられ、前記操作レバ一は、上型を固定プレートとで挟持する側と反対の位置に前記可動プレートを揺動させるように設けられているのが好ましい。そして、前記可動プレー卜の上型押圧固定側には、紐状の弾性部材が設けられるのがより好ましい。

また、前記操作レバーは、前記可動プレートの上部にネジ軸をねじ込んで取り付けられ、この可動プレ一卜に設けられるストッパーによる回動規制位置で前記ネジ軸先端がラム側に最大に突き出して可動プレートに上型に対するクランプ力が生じるようにされ、この操作レバ一を逆方向に回動させるとそのクランプ力が解除されるように構成されているのが良い。

さらに本発明では、前記操作レバーのネジ軸先端とラムとの当たり部分には、外部操作により移動可能なスライド部材が設けられ、通常時にはストツパ一にて前記ネジ軸端がそのスライド部材を介してラムがクランプ力の反力を受けるようにされ、このスライド部材を前記操作レバーのネジ軸先端位置から外れるようにスライドさせると前記可動プレー卜が揺動支点を基準にして、前記可動プレートの下部を大きく開くことが可能なように構成されているのが好ましい。このような構成によって、前部位置から上型を取付部に対して容易に着脱することが可能となる。図面の簡単な説明

図 1 は、本発明の一実施例に係るプレスブレーキの上型取付装置の縦断面図、

図 2 は、図 1 の左側面図、

図 3 は、図 2 における A— A断面図、

図 4 は、図 2 における B視断面図、

図 5 は、本発明の一実施例に係るプレスブレーキの上型取付装置の上型取付状態を表す要部断面図、

図 6 は、本発明の一実施例に係るプレスブレーキの上型取付装置の上型を取り外す状態での一態様を表す要部断面図、

図 7 は、本発明の一実施例に係るプレスブレーキの上型取付装置の上型を前側から着脱する態様を表す要部断面図である。発明を実施するための最良の形態

次に、本発明によるプレスブレーキの上型取付装置の具体的実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。

図 1 に示されるのは、本発明の一実施例に係るプレスブレーキの上型取付装置の縦断面図である。図 2 は図 1 の左側面図である。図 3 は図 2 における A— A断面図である。図 4 は図 2 における B視断面図である。

これらの図において、本実施例の上型取付装置 1 は、プレスブレ —キ（全体については図示省略する）のラム 2の下部に沿って取り付けられている。このラム 2の下端部には、上型（パンチ） 4 の取付基部 4 ' とほぼ同じ厚みのホルダ一取付部 3が形成され、このホルダ一取付部 3 に対して、後面側に固定プレート 6がボルトにて固着され、前面側に前記固定プレート 6 と共働して上型 4をクランプする可動プレート 1 0 と固定操作を行うクランプ機構 2 0が付設されている。なお、この実施例で使用される上型 4 は、その取付基部 4 ' に図 1 で示されるように長さ方向に落下防止用の係止溝 5が前後両面（必要に応じて前面側の係止溝はなくともよい）に刻設されている。

前記固定プレート 6 は、図 1 で示されるように、その下端部の前面側に前記上型 4の係止溝 5 と係合して上型装着時における落下防止用の突起条 7が全長にわたり突設されている。なお、この突起条 7 は上型 4 の係止溝 5 に対して適宜遊びが生じる寸法に形成されている。

前記可動プレート 1 0は、図 1 で示されるように、裏面側の上下方向のほぼ中央部に突起条 1 1 が全長にわたり形成され、この突起条 1 1 が上型 4をクランプする際の揺動支点となるようにされている。この可動プレート 1 0は、適宜間隔で中央線上複数箇所（この例では 2 力所で中央から左右に等分した位置）に設けられる段付孔 1 2 に填め込まれる弾性体 1 4を介してボルト 1 7 にてラム 2のホルダー取付部 3 に揺動可能に取り付けられている。従って、前記弾性体 1 4 を介在してのボルト 1 7 による取付部では、ボルト 1 7の揷通孔が可動プレート 1 0の上下揺動を妨げない寸法にされている。また、この実施例にあって前記弾性体 1 4 としてはコイルバネが用いられ、このコイルバネにより前記突起条 1 1 がラム 2 に当接するようにされている。

また、可動プレート 1 0の裏面下部には幅方向（長さ方向）に溝 1 3が設けられ、この溝 1 3 にウレタン樹脂などにより形成される紐状の弾性部材（弾性紐 1 5 ) がその一部を裏面から露出する状態にして嵌設されている。なお、この弾性紐 1 5 は所要の間隔で皿ビス 1 6 によつて解脱しないように止められている（図 1 参照）。前記クランプ機構 2 0 は、前記可動プレート 1 0 に上型 4の装着固定のための動作をさせる機構であって、前記可動プレート 1 0の揺動基点となる突起条 1 1 より上側の中央部に付設される操作レバ一 2 1 と、この操作レバー 2 1 を支持するためのネジ軸 2 2 とでなり、ネジ軸 2 2 は可動プレート 1 0 に設けられたネジ穴 1 8 にその軸端が裏面側に突き出すようにして螺合されている。前記操作レバ — 2 1 は、適宜長さを有して上型装着固定の状態で、図 2 に示されているように可動プレート 1 0 に取り付けられているストッパー 2 3 にて回動を規制される状態にされ、この操作レバ一 2 1 を図 2 において反時計方向に回動させるとネジ軸 2 2が引き込まれてラム 2 側への押し付け力が解消して上型 4の挟持が解かれるようになっている。

このようなクランプ機構 2 0の一部として、操作レバ一 2 1 のネジ軸 2 2が螺合するネジ穴 1 8の位置の側部には、可動プレート 1 0 の揺動範囲を拡大可能にするスライドプレート（スライド部材） 2 5 とその移動を規制するス卜ッパ一 2 6 とが可動プレー卜 1 0の一部に付設されている。

前記スライドプレート 2 5 は、可動プレート 1 0の裏面に形成された横長の凹所 1 9 にスライド可能に填め込まれ、かつその凹所 1 9 に沿って開口される長孔 1 9 ' に、スぺ一サ一を介して挿入されるボルト 2 7 によって移動可能に取り付けられている。そして、ス卜ッノ、 °— 2 6力、'、このスライドブレ一ト 2 5 を前記操作レバ一 2 1 のネジ軸 2 2端と接触する位置に常時保持されるように、長孔 1 9 ^: の一端部に前後に回動可能なようにピン 2 9で支持されて設けられている。なお、前記ストッパ一 2 6 は、ピン支持される基部から後半部が可動プレ一ト 1 0の表面側に出るようにして、この後半部の内側にスプリング 2 8を接触させて常時ストッパ一 2 6の先端部に設けられた係止段部 2 6 ' が前記スライドブレ一ト 2 5 の端部に接してストッパーの役目を果たすようにされている。また、前記スプリング 2 8 は可動プレート 1 0の裏面側に取り付く受け金によって支えられている。

このように構成される本実施例の上型取付装置 1 は、前述のように取付基部 4 ' に落下防止用の係止溝 5が設けられた上型 4を、図 2及び図 5で示されるように、ラム 2 に対して固定プレート 6 と可動プレート 1 0 とによってその取付基部 4 ' を前後から挟持されて装着固定されて使用される。この装着状態では、上型 4 の取付基部 4 ' は後面を固定プレート 6 に受け止められ、前面には可動プレート 1 0の下端部と下部内面に取り付けられている弾性紐 1 5が強く押し付けられて挟持力が加えられ、固定される。

この可動プレート 1 0 による上型 4の取付基部 4 ' に対する押圧力は、操作レバ一 2 1 を図 2 において時計方向に回動させてストツパ一 2 3 による制限位置まで移動させると、可動プレー卜 1 0のネジ穴 1 8 に螺合しているネジ軸 2 2がラム 2側に突き出して、スラィドブレート 2 5がラム 2下端部のホルダー取付部 3の前面に強く押し当てられる。すると、ネジ軸 2 2の前進によって螺合しているネジ穴 1 8 を介して可動プレート 1 0が前側に押し戻されることになり、その可動プレ一ト 1 0の裏面中央部にある突起条 1 1 がラム 2下端部のホルダー取付部 3前面との接触を離れてわずかながら浮き上がる状態になる。この結果、当該可動プレート 1 0 をその突起条 1 1 の部分で支えているボルト 1 7 にかかるコイルバネ 1 4の推力に抗することになつて、その反力が揺動支点を境に下側の可動プレート 1 0縁部に強く作用して、強力に上型 4の取付基部 4 ' を押圧する。しかも、この可動プレート 1 0 の下部内側には弾性紐 1 5 が付されているので、その弾性紐 1 5 による接触摩擦力が付加されて固定効果を一層高め得るのである。

次に、上型 4を取付部から取り外すには、操作レバ一 2 1 を図 2 において反時計方向に回動させると、ネジ軸 2 2が取付時と逆方向に回転されるので、ラム 2のホルダ一取付部 3の前面に押し付けられていたスライドプレート 2 5 による押圧力が除かれて、可動プレ — ト 1 0がフリーの状態になる。これにより、可動プレー卜 1 0の下部に作用していた上型 4 に対する挟持圧力は解消され、上型 4の取付基部 4 ' は移動自在な状態となる。しかし、係止溝 5 と固定プレート 6側の突起 7 とが係合状態にあるので、前述の固定力が解消しても上型 4 は落下することなく保持される。したがって、この上型 4 を横方向に移動させて抜き取ることが容易になる。なお、固定プレー卜 6 と可動プレート 1 0 とによる上型取付部に上型 4を横方向から挿入して取り付けるには、前述のように固定力が解消している状態で係止溝 5を固定プレート 6の突起 7 に合わせるようにして挿入することで行える。

また、本実施例では、前述のように、操作レバ一 2 1 の取付部横にスライドブレート 2 5を移動させる機構が付設されているので、可動プレー卜 1 0の表面に出ているストッパー 2 6 の後半部を指で押すと、スプリング 2 8 による保持力に杭してこのストッパー 2 6 を前後方向に回動変位させてスライドブレ一ト 2 5の移動を阻止しているストッパー 2 6の先端係止段部 2 6 ' が外れるので、支持しているボルト 2 7の頭部をもってスライドブレ一卜 2 5を図上左方向に移動させることができる。このようにすることで、操作レバー 2 1 を支持するネジ軸 2 2 とスライドプレート 2 5 との当接が解除されることになるので、この操作レバ一 2 1 によって可動プレート 1 0を大きく揺動させることが可能になり、この可動プレ一ト 1 0 と固定プレート 6 とによる上型取付基部 4 ' の装着部を大きく開口させることが可能となる。したがって、図 7で示されるように、上型 4を前方から着脱することが可能となる。

本実施例では、このようにして、可動プレート 1 0の下部を大きく変位させて上型 4の装着 · 解脱を行うに際しても、ラム 2下端部の上型装着空間にその上型 4を挿入する際、上型 4 の後面の係止溝 5 を固定プレート 6の下端の突起 7 に対して係合させるようにして挿入することで、可動プレート 1 0 による挟持操作が行われるまでに、すでに係止溝 5 と突起 7 との係合で仮預けされて落下の恐れなく支持させることができ、作業の安全性を確保することができるのである。

なお、上型 4の取付基部 4 ' における係止溝 5を前後両面に設けるようにしておけば、この上型 4を前後逆に向きを変えて前述のように安全に装着して、使用することが可能になる。

Claims

請求の範囲

ラム下部に付設される前部の可動プレートと後部の固定プレ一卜とによって上型を挟み込んで固定するプレスブレーキの上型取付装置であつて、

前記上型の上部には取付基部に沿って少なくとも後面に係止溝が設けられ、前記固定プレートには挟持面側に前記係止溝に係合する突起部が設けられ、前記可動プレートは、上下方向の中間位置にて前記ラムと接して揺動できるようにされるとともに、弾性体を介して前記ラムに取り付けられ、付属する操作レバーによってこの可動プレートの下部を上型に押し付けることで、前記固定プレー卜の突起部に前記係止溝を係合させて前記上型を挟持固定するように構成されていることを特徴とするプレスブレーキの上型取付装置。

前記可動プレー卜は、幅方向に形成される突起条ょりなる揺動支点が前記ラムに接するように設けられ、複数箇所で前記弾性体によって常時そのラムに揺動支点が当接するように取り付けられ、前記操作レバ一は、上型を固定プレートとで挟持する側と反対の位置に前記可動プレー卜を揺動させるように設けられている請求項 1 に記載のプレスブレーキの上型取付装置。前記可動プレートの上型押圧固定側には、紐状の弾性部材が設けられている請求項 1 または 2 に記載のプレスブレーキの上型取付装置。

前記操作レバ一は、前記可動プレートの上部にネジ軸をねじ込んで取り付けられ、この可動プレー卜に設けられるストツパ —による回動規制位置で前記ネジ軸先端がラム側に最大に突き出して可動プレー卜に上型に対するクランプ力が生じるようにされ、この操作レバ一を逆方向に回動させるとそのクランプ力が解除されるように構成されている請求項 1 〜 3 のうちのいずれかに記載のプレスブレーキの上型取付装置。

前記操作レバ一のネジ軸先端とラムとの当たり部分には、外部操作により移動可能なスライド部材が設けられ、通常時にはストッパ一にて前記ネジ軸端がそのスライド部材を介してラムがクランプ力の反力を受けるようにされ、このスライド部材を前記操作レバーのネジ軸先端位置から外れるようにスライドさせると前記可動プレー卜が揺動支点を基準にして、前記可動プレー卜の下部を大きく開くことが可能なように構成されている請求項 1 〜 4のうちのいずれかに記載のプレスブレーキの上型取付装置。