JPH10146617A - プレスブレーキの上型取付装置 - Google Patents

プレスブレーキの上型取付装置

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JPH10146617A
JPH10146617A JP8308416A JP30841696A JPH10146617A JP H10146617 A JPH10146617 A JP H10146617A JP 8308416 A JP8308416 A JP 8308416A JP 30841696 A JP30841696 A JP 30841696A JP H10146617 A JPH10146617 A JP H10146617A
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plate
press brake
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    • B21D5/0209Tools therefor

Abstract

(57)【要約】 【課題】 全体構成を簡素化して、しかも確実に、かつ
安全にパンチの交換操作が行えるプレスブレーキの上型
取付装置を提供する。 【解決手段】 上型4の上部には取付基部4’に沿って
少なくとも後面に係止溝5を設け、後部の固定プレート
6には前記上型4の係止溝5に係合する突起7を挟持面
側に設け、ラム2の上型取付部前面側の可動プレート1
0には上下方向の中間位置にて前記ラム2と接して上下
に揺動できる突起条11を設けて、弾性体14を介して
ボルト17にてそのラムに取り付けるとともに、付属す
る操作レバー21によってこの可動プレート10を傾け
ることで、前記固定プレート6の突起7に前記係止溝5
を係合させて上型4を挟持固定する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレスブレーキに
おける上型を簡単に、かつ安全に交換できるようにされ
たプレスブレーキの金型取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に板材を折り曲げ加工するの
に使用されるプレスブレーキにおける上型(パンチ)の
クランプ装置は、ラム下部にて後面の固定プレートと前
面の可動プレートとの間にパンチを挟み込み、可動プレ
ートをボルトで締め付けることによってそのパンチをク
ランプするようにされている。そのために、パンチの交
換の際、多数のボルトを工具によって締め付けたり緩め
たりしなければならず、大変面倒で工数のかかる作業を
必要とした。また、ただパンチが前述のようにして挟み
込まれているだけであるので、不注意に締め付けボルト
を緩めるとパンチが落下する危険なものであった。
【0003】このようなことから、例えば流体圧の供給
を受けてパンチのクランプ、アンクランプを行う流体圧
操作式のもの、あるいは金型クランプ面に斜面を設けて
パンチを上昇させることによってクランプ力を増大させ
るレバー式のクランプ装置も知られている。また、例え
ば特公平7−90283号公報もしくは特開平8−57
542号公報に記載されているように、パンチの落下防
止のために溝とその溝に入り込む出し入れ可能な突起を
装備したパンチの押圧固定片とを有するものなどが知ら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ような流体圧の供給を受けてクランプ、アンクランプを
行う形式のものでは、流体を供給する装置やその制御機
器が必要になり、またクランプ装置自体にもアキューム
レータが必要なため構造が複雑となり、高価なものとな
る。
【0005】また、クランプ力を増大させるために金型
に傾斜面を付けるものではその斜面加工が難しく、かつ
その傾斜面に合わせられるような係合部材を設けるなど
の必要があって、工作面において問題がある。
【0006】さらに、特公平7−90283号公報や特
開平8−57542号公報で知られるようなクランプ装
置では、上型の着脱操作時この上型と上型ホルダーとの
間で落下防止のための係止部が設けられているが、前側
の押圧保持部にその係止手段を設けているので、装着時
に積極的に上型をその係止部に対応させねばならず、取
り扱いが困難である。また、全般的に構成部材の点数が
多くなって構造が複雑になるので製作費が嵩み、加えて
その上型を装着部に対して前面側から填め込む操作を行
うには構造的に無理がある、などの問題点がある。
【0007】本発明では、前述のような課題を解決する
ために、全体構成を簡素化して、しかも確実に、かつ安
全にパンチの交換操作が行えるプレスブレーキの上型取
付装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点を解決するために、取り扱う上型がまず装着部の後面
側で落下防止用の突起部に対して一部を係合させて仮預
けできるようにするとともに、前部に付設された可動プ
レートをレバー操作で簡単に押し付けて上型を正しい姿
勢に保たせて確実に挟持装着できる構成とするプレスブ
レーキ金型の取付装置である。
【0009】そして、本発明では、その金型(上型)の
ラムに対する着脱は、上型装着部における上型のクラン
プ力を出力する操作レバーによる可動プレートへの可動
操作部において、そのクランプ出力を得るための反力受
支部の条件を変更することによって上下方向に揺動でき
るように支持される可動プレートの揺動範囲を広げるよ
うにして、上型が装着部の前側から容易に着脱可能に
し、作業性を高めることができる構成としたのである。
【0010】要するに、本発明によるプレスブレーキの
上型取付装置は、ラム下部に付設の前後両プレートによ
って上型を挟み込んで固定するようにされるプレスブレ
ーキの上型取付装置において、上型の上部には取付基部
に沿って少なくとも後面に係止溝が設けられ、後部の固
定プレートには前記上型の係止溝に係合する突起部が挟
持面側に設けられ、前記ラムの前面側の可動プレートは
上下方向の中間位置にて前記ラムと接して揺動できるよ
うにされて、弾性体を介してそのラムに取り付けられる
とともに、付属する操作レバーによってこの可動プレー
トの下部を上型に押し付けることで、前記固定プレート
の突起部に前記係止溝を係合させて上型を挟持固定させ
るように構成されていることを特徴とするものである。
【0011】本発明において、前記可動プレートは、幅
方向に連なる突起条よりなる揺動支点がラムに接するよ
うに設けられ、複数箇所で弾性体によって常時そのラム
に揺動支点が当接するように取り付けられ、上型を固定
プレートとで挟持する側と反対の位置にこの可動プレー
トを揺動させる操作レバーが付設されているのが好まし
い。そして、前記可動プレートの上型押圧固定側には、
弾性部材が取り付けられるようにするのがより好まし
い。
【0012】また、前記操作レバーは、前記可動プレー
トの上部にネジ軸をねじ込んで取り付けられ、その可動
プレートに設けられるストッパーによる回動規制位置で
前記ネジ軸先端がラム側に最大に突き出して可動プレー
トに上型をクランプする作用力が生じるようにし、その
逆に回動させるとクランプ力が解除されるように構成さ
れているのが良い。
【0013】さらに本発明では、前記操作レバーのネジ
軸先端とラムとの当たり部分には、移動可能なスライド
部材が設けられ、このスライド部材は外部から移動可能
なようにされて、通常時にはストッパーにて前記ネジ軸
端がそのスライド部材を介してラムがクランプ作用反力
を受けるようにされ、そのスライド部材を前記操作レバ
ーのネジ軸先端位置から外れるようにスライドさせると
前記可動プレートが揺動支点を基準にして、この可動プ
レートの下部を大きく開くことが可能になり、前部位置
から上型を取付部に対して着脱容易にすることができ
る。
【0014】このように構成される本発明装置によれ
ば、着脱する上型がその上部の後面に設けられる係止溝
部を固定プレートに設けられる突起部に係合させること
によりまず装着時の上型をラム側に仮支持されることに
なって落下を防止され、しかる後に操作レバーによって
可動プレートに対してクランプ力を出力させることで、
装着固定できることになる。しかも、この可動プレート
は、中間部に設けられる上下方向の揺動支点をラムに受
け止めさせて操作レバーと保持する弾性体の作用力によ
って固定プレートとの間に位置する上型の保持部を強固
に挟持して、その上型を固定することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明によるプレスブレー
キの上型取付装置の具体的実施の形態について、図面を
参照しつつ説明する。
【0016】図1に示されるのは、本発明に係るプレス
ブレーキの上型取付装置の一実施例の縦断面図である。
図2は図1の左側面図である。図3は図2におけるA−
A断面図である。図4は図2におけるB視断面図であ
る。
【0017】これらの図において、本実施例の上型取付
装置1は、プレスブレーキ(全体については図示省略す
る)のラム2の下部に沿って取り付けられており、その
ラム2の下端部に形成されるホルダー取付部3は上型4
の取付基部4’とほぼ同じ厚みに形成され、このホルダ
ー取付部3に対して、後面側に固定プレート6がボルト
にて固着され、前面側に前記固定プレート6と共同して
上型4をクランプする可動プレート10と固定操作を行
うクランプ機構20が付設されている。なお、この実施
例で使用される上型4は、その取付基部4’に図1で示
されるように長さ方向に落下防止用の係止溝5が前後両
面(必要に応じて前面側の係止溝はなくともよい)に刻
設されている。
【0018】前記固定プレート6は、図1で示されるよ
うに、その下端部の前面側に前記上型4の係止溝5と係
合して上型装着時における落下防止用の突起条7が全長
にわたり突設されている。そして、その突起条7は上型
4の係止溝5に対して適宜遊びが生じる寸法に形成され
ている。
【0019】前記可動プレート10は、図1で示される
ように、裏面側に上下方向の高さにおいてほぼ中央部で
突起条11が全長にわたり形成され、この突起条11が
上型4をクランプする際の揺動支点となるようにしてあ
り、適宜間隔で中央線上複数箇所(この例では2カ所で
中央から左右に等分した位置)に設けられた段付孔12
に填め込まれる弾性体14を介してボルト17にてラム
2のホルダー取付部3に揺動可能に取り付けられてい
る。従って、前記弾性体14を介在してのボルト17に
よる取付部では、ボルト17の挿通孔が可動プレート1
0の上下揺動を妨げない寸法にされている。また、この
実施例にあって前記弾性体14としてはコイルバネが用
いられ、このコイルバネにより前記突起条11がラム2
に当接するようにされている。
【0020】また、可動プレート10の裏面下部には幅
方向(長さ方向)に溝13が設けられ、この溝13にウ
レタン樹脂など弾性体の紐(弾性紐15)がその一部を
裏面から露出する状態にして嵌設されている。なお、こ
の弾性紐15は所要の間隔で皿ビス16によって解脱し
ないように止められている。(図1参照)
【0021】前記可動プレート10が上型4の装着固定
する動作をさせるためのクランプ機構20としては、前
記可動プレート10の揺動基点となる突起条11より上
側の中央部に付設される操作レバー21と、この操作レ
バー21を支持するためのネジ軸22とでなり、ネジ軸
22は可動プレート10に設けられたネジ穴18にその
軸端が裏面側に突き出すようにして螺合されている。前
記操作レバー21は、適宜長さを有して上型装着固定の
状態で、図2で表されているように可動プレート10に
取り付けられているストッパー23にて回動を規制され
る状態にされ、図上反時計方向に回動させるとネジ軸2
2が引き込まれてラム2側への押し付け力が解消して上
型4の挟持が解かれるようになっている。
【0022】このようなクランプ機構20の一部とし
て、操作レバー21のネジ軸22が螺合するネジ穴18
の位置の側部には、可動プレート10の揺動範囲を拡大
可能にするスライドプレート25とその移動を規制する
ストッパー26とが可動プレート10の一部に付設され
ている。
【0023】前記スライドプレート25は、可動プレー
ト10の裏面に形成された横長の凹所19にスライド可
能に填め込まれ、かつその凹所19に沿って開口される
長孔19´に、スペーサーを介して挿入されるボルト2
7によって移動可能に取り付けられている。そして、ス
トッパー26が、このスライドプレート25を前記操作
レバー21のネジ軸22端と接触する位置に常時保持さ
れるように、長孔19´の一端部に前後に回動可能なよ
うにピン29で支持されて設けられている。なお、前記
ストッパー26は、ピン支持される基部から後半部を可
動プレート10の表面側に出るようにして、この後半部
の内側にスプリング28を接触させて常時ストッパー2
6の先端部に設けられた係止段部26’が前記スライド
プレート25の端部に接してストッパーの役目を果たす
ようにされている。前記スプリング28は可動プレート
10の裏面側に取り付く受け金によって支えられてい
る。
【0024】このように構成される本実施例の上型取付
装置1は、前述のように取付基部4’に落下防止用の係
止溝5が設けられた上型4を、図2及び図5で示される
ように、ラム2に対して固定プレート6と可動プレート
10とによってその取付基部4’を前後から挟持されて
装着固定されて使用される。この装着状態では、上型4
の取付基部4’は後面を固定プレート6に受け止めら
れ、前面には可動プレート10の下端部と下部内面に取
り付けられている弾性紐15が強く押し付けられて挟持
力が加えられ、固定される。
【0025】この可動プレート10による上型4の取付
基部4’に対する押圧力は、操作レバー21を時計方向
に回動させてストッパー23による制限位置まで移動さ
せると、可動プレート10のネジ穴18に螺合している
ネジ軸22がラム2側に突き出されて、スライドプレー
ト25をラム2下端部のホルダー取付部3の前面に強く
押し当てる。すると、ネジ軸22の前進によって螺合し
ているネジ穴18を介して可動プレート10が前側に押
し戻されることになり、その可動プレート10の裏面中
央部にある突起条11がラム2下端部のホルダー取付部
3前面との接触を離れてわずかながら浮き上がる状態に
なる。その結果、当該可動プレート10をその突起条1
1の部分で支えているボルト17にかかるコイルバネ1
4の推力に抗することになって、その反力が揺動支点を
境に下側の可動プレート10縁部に強く作用して、強力
に上型4の取付基部4’を押圧する。しかも、この可動
プレート10の下部内側には弾性紐15が付されている
ので、その弾性紐15による接触摩擦力が付加されて固
定効果を一層高め得るのである。
【0026】次に、上型4を取付部から取り外すには、
操作レバー21を図2において反時計方向に回動させる
と、ネジ軸22が取付時と逆方向に回転されるので、ラ
ム2のホルダー取付部3の前面に押し付けられていたス
ライドプレート25による押圧力が除かれて、可動プレ
ート10がフリーになる。そして、その可動プレート1
0の下部に作用していた上型4に対する挟持圧力は解消
され、上型4の取付基部4’は移動自在な状態となる。
しかし、係止溝5と固定プレート6側の突起7とが係合
状態にあるので、前述の固定力が解消しても落下するこ
となく維持される。したがって、この上型4を横方向に
移動させて抜き取ることが容易になる。なお、固定プレ
ート6と可動プレート10とによる上型取付部に上型4
を横方向から挿入して取り付けるには、前述のように固
定力が解消している状態で係止溝5を固定プレート6の
突起7に合わせるようにして挿入することで行える。
【0027】また、本実施例では、前述のように、操作
レバー21の取付部横にスライドプレート25を移動さ
せる機構が付設されているので、可動プレート10の表
面に出ているストッパー26の後半部を指で押すと、ス
プリング27による保持力に抗してこのストッパー26
を前後方向に回動変位させてスライドプレート25の移
動を阻止しているストッパー26の先端係止段部26’
が外れるので、支持しているボルト28の頭部をもって
スライドプレート25を図上左方向に移動させる。この
ようにすることで、操作レバー21を支持するネジ軸2
2とスライドプレート25との当接が解除されることに
なるので、その操作レバー21によって可動プレート1
0を大きく揺動させることが可能になり、この可動プレ
ート10と固定プレート6とによる上型取付基部4’の
装着部への開口を大きくすることが可能となる。したが
って、図7で示されるように、上型4を前方から着脱す
ることが可能となる。
【0028】本実施例では、このようにして、可動プレ
ート10の下部を大きく変位させて上型4の装着・解脱
を行うに際しても、ラム2下端部の上型装着空間にその
上型4を挿入する際、上型4の後面の係止溝5を固定プ
レート6の下端の突起7に対して係合させるようにして
挿入することで、可動プレート10による挟持操作が行
われるまでに、すでに係止溝5と突起7との係合で仮預
けされて落下の恐れなく支持させることができ、作業の
安全がまず確保できるのである。
【0029】なお、上型4の取付基部4’における係止
溝を前後両面に設けるようにしておけば、この上型4を
前後逆に向きを変えて前述のように安全に装着して、使
用することが可能になる。
【0030】前述した本実施例におけるスライドプレー
トは、本発明のスライド部材に対応する。
【0031】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、装置全
体の構成を簡素化できて、上型をラム下部の装着部にて
着脱する際、上型取付基部の背面側に形成される係止溝
を固定プレート側に設けられた突起に係合させるように
して、取扱操作上もっとも自然な姿勢の状態でまず上型
が落下するのを防止できる構成とされているので、ラム
に対する上型の装着部に横から挿入しての取り付け操作
のみならず、前側からの着脱が安全に行えることにな
る。また、クランプ機構において可動プレートの上下方
向の変位量を大きくできる機能を付加したことで、上型
を前側から着脱操作する際に挿入部の開きを大きくして
作業を容易に出来ることなど、作業性が一層向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るプレスブレーキの上型取
付装置の一実施例の縦断面図である。
【図2】図2は、図1の左側面図である。
【図3】図3は、図2におけるA−A断面図である。
【図4】図4は、図2におけるB視断面図である。
【図5】図5は、本発明に係るプレスブレーキの上型取
付装置の一実施例の上型取付状態を表す要部の断面図で
ある。
【図6】図6は、本発明に係るプレスブレーキの上型取
付装置の一実施例の上型を取り外す状態での一態様を表
す要部の断面図である。
【図7】図7は、本発明に係るプレスブレーキの上型取
付装置の一実施例の上型を前側から着脱する態様を表す
要部の断面図である。
【符号の説明】
1 上型取付装置 2 ラム 3 ホルダー取付部 4 上型 4’ 上型の取付基部 5 係止溝 6 固定プレート 7 突起 10 可動プレート 11 可動プレートの突起条 12 段付孔 14 弾性体(コイルバネ) 15 弾性紐 17 可動プレートの取付用のボルト 18 ネジ穴 20 クランプ機構 21 操作レバー 22 操作レバーを支持するネジ軸 23 操作レバーのストッパー 25 スライドプレート 26 スライドプレートのストッパー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラム下部に付設の前後両プレートによっ
    て上型を挟み込んで固定するようにされるプレスブレー
    キの上型取付装置において、 上型の上部には取付基部に沿って少なくとも後面に係止
    溝が設けられ、後部の固定プレートには前記上型の係止
    溝に係合する突起部が挟持面側に設けられ、前記ラムの
    前面側の可動プレートは上下方向の中間位置にて前記ラ
    ムと接して揺動できるようにされて、弾性体を介してそ
    のラムに取り付けられるとともに、付属する操作レバー
    によってこの可動プレートの下部を上型に押し付けるこ
    とで、前記固定プレートの突起部に前記係止溝を係合さ
    せて上型を挟持固定させるように構成されていることを
    特徴とするプレスブレーキの上型取付装置。
  2. 【請求項2】 前記可動プレートは、幅方向に連なる突
    起条よりなる揺動支点がラムに接するように設けられ、
    複数箇所で弾性体によって常時そのラムに揺動支点が当
    接するように取り付けられ、上型を固定プレートとで挟
    持する側と反対の位置にこの可動プレートを揺動させる
    操作レバーが付設されている請求項1に記載のプレスブ
    レーキの上型取付装置。
  3. 【請求項3】 前記可動プレートの上型押圧固定側に
    は、弾性部材が取り付けられている請求項1または2に
    記載のプレスブレーキの上型取付装置。
  4. 【請求項4】 前記操作レバーは、前記可動プレートの
    上部にネジ軸をねじ込んで取り付けられ、その可動プレ
    ートに設けられるストッパーによる回動規制位置で前記
    ネジ軸先端がラム側に最大に突き出して可動プレートに
    上型をクランプする作用力が生じるようにし、その逆に
    回動させるとクランプ力が解除されるように構成されて
    いる請求項1〜3のうちのいずれかに記載のプレスブレ
    ーキの上型取付装置。
  5. 【請求項5】 前記操作レバーのネジ軸先端とラムとの
    当たり部分には、移動可能なスライド部材が設けられ、
    このスライド部材は外部から移動可能なようにされて、
    通常時にはストッパーにて前記ネジ軸端がそのスライド
    部材を介してラムがクランプ作用反力を受けるようにさ
    れ、そのスライド部材を前記操作レバーのネジ軸先端位
    置から外れるようにスライドさせると前記可動プレート
    が揺動支点を基準にして、この可動プレートの下部を大
    きく開くことが可能なように構成されている請求項1〜
    4のうちのいずれかに記載のプレスブレーキの上型取付
    装置。
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