JP5048562B2 - クランプ装置 - Google Patents

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Description

本発明はクランプ装置に係り、特に、ボーリング加工やフライス加工などの各種加工を行う場合に、被加工部材を保持するためのクランプ装置に関するものである。
一般に、ボーリング加工やフライス加工などの各種加工を行う場合に、被加工部材を保持するためのクランプ装置が多く用いられている。
このようなクランプ装置としては、例えば、ベース部材にクランプアームの基端下部を回動自在に取付けるとともに、クランプアームの基端上部に操作レバーの基端部を回動自在に連結し、ベース部材と操作レバーとをリンクを介して連結することにより、トグル機構を構成するようにしたクランプ装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
このような従来のクランプ装置においては、操作レバーを上方に揺動させることにより、トグル機構を介してクランプアームを上方に揺動させて退避させ、所定の被加工部材を設置した状態で、操作レバーを下方に揺動させることにより、クランプアームを下方に揺動させて被加工部材を保持するようになっている。
特開2002−013510号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載の発明においては、トグル機構を介してクランプアームを揺動させて被加工部材を押圧保持する構造であるため、装置全体の剛性が低く、被加工部材の締め付け力が極めて弱いという問題を有している。例えば、重切削などにおける締め付け力は、一般に、400kg以上必要とされるが、前記従来の構造では、300kg程度しか締め付け力を得ることができない。
また、トグル機構を介して被加工部材を保持することから、クランプアームのがたつきが生じるおそれがあり、被加工部材を確実に保持することができず、しかも、締め付け力が安定しないという問題をも有している。
さらに、従来、カム機構を用いてクランプ部材を動作させることにより、被加工部材を保持するようにした構造のクランプ装置も存在するが、カム機構で被加工部材を保持する場合、クランプ部材の移動量が極めて少なく、被加工部材の着脱性が著しく悪いという問題を有している。
本発明は前記した点に鑑みてなされたものであり、被加工部材の締め付け力を大きく確保することができるとともに、クランプ部材の移動ストロークを大きく確保することができ、被加工部材を高精度でかつ安定して保持することのできるクランプ装置を提供することを目的とするものである。
本発明は前記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、ベースプレートに、被加工部材の解除位置と保持位置との間で摺動自在に保持されたクランプ部材と、前記ベースプレートに回転自在に取付けられ操作レバーにより回転動作するカム板と、前記クランプ部材と前記カム板とを連結し前記カム板の回転により前記クランプ部材を摺動させるリンクと、を備え、
前記カム板には、前記被加工部材の保持位置で前記クランプ部材を押圧するカム面が形成されていることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1において、前記ベースプレートの間に、前記クランプ部材を案内して摺動させる一対のガイドブロックを設けたことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2において、前記カム板のカム面は、前記カム板の回転軸を中心とした円の一部をなす曲面に形成されていることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1または請求項2において、前記カム板のカム面は、前記カム板の回転軸から偏心した軸を中心とした円の一部をなす曲面に形成されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、カム板を回転動作させることにより、リンクを介してクランプ部材を摺動させるとともに、被加工部材をクランプ部材で保持する際には、カム板のカム面を押圧保持するようにしているので、被加工部材の締め付け力を大きく確保することができ、しかも、クランプ部材の移動ストロークを大きく確保することができ、被加工部材の着脱性を著しく高めることができる。
請求項2に係る発明によれば、ベースプレートの間に設けた一対のガイドブロックにより、クランプ部材を案内して摺動させるようにしているので、クランプ部材を摺動させる際のがたつきが生じにくく、被加工部材を高精度でかつ安定して保持することが可能となる。
請求項3に係る発明によれば、カム板のカム面をカム板の回転軸を中心とした円の一部をなす曲面に形成するようにしているので、カム板の回転により一定の押圧力でクランプ部材を押圧して被加工部材を保持することができる。
請求項4に係る発明によれば、カム板のカム面をカム板の回転軸から偏心した軸を中心とした円の一部をなす曲面に形成するようにしているので、カム板を回転させるに従ってカム面による押圧力を徐々に高めることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1から図4は本発明に係るクランプ装置の実施形態を示す概略図である。なお、図1、図3および図4は、説明の便宜上、一方のベースプレートをとり外した状態を示している。
図1から図4に示すように、本発明に係るクランプ装置1は、図示しない所定の加工台に設置される一対のベースプレート2,2を備えている。このベースプレート2は、加工台に設置される基部3と、この基部3の一端側から上方に延在する回転支持部4とから構成されており、全体として平面形状ほぼL字状に形成されている。
ベースプレート2の一端側には、一対のガイドブロック5,5が所定間隔を有しかつ平行に配置されている。これら各ガイドブロック5の内、ベースプレート2の内側に位置するガイドブロック5の上端部には、幅寸法が小さくなるようにストッパ支持部6が形成されており、このストッパ支持部6には、このストッパ支持部6を貫通するストッパねじ7が螺合されている。また、各ガイドブロック5には、それぞれ2つのボルト用孔8,8が形成されており、各ベースプレート2の間に各ガイドブロック5を配置した状態で、各ベースプレート2のボルト用孔(図示せず)およびガイドブロック5のボルト用孔8を貫通するボルトをナット(いずれも図示せず)で締め付けることにより、ベースプレート2およびガイドブロック5を固定するように構成されている。
各ガイドブロック5,5の間には、各ガイドブロック5の間隙寸法とほぼ同様の幅寸法を有するクランプ部材9が各ガイドブロック5に案内されて摺動自在に配置されている。クランプ部材9の上部一面側には、厚さ寸法を小さく形成してなる段部10が形成されており、この段部10には、ピン11が突出形成されている。さらに、クランプ部材9の上端面には、この上端面よりわずかに突出された押圧部12が形成されており、クランプ部材9の一側面には、クランプ部材9が摺動動作する際に、ストッパねじ7に接触しないようにストッパねじ7を受け入れる受け入れ溝(図示せず)が形成されている。
また、ベースプレート2の回転支持部4には、カム板13が各回転支持部4に支持されたヒンジ軸14を中心として回転自在に取付けられており、カム板13の周面の一部には、カム面13aが形成されている。このカム面13aは、本実施形態においては、図5に示すように、ヒンジ軸(O)14を中心とした円の一部をなす曲面に形成されている。また、カム板13には、このカム板13を回転動作させるための操作レバー15が固着されている。
カム板13のヒンジ軸14とカム面13aとの間部分には、ピン16が突出形成されており、カム板13のピン16とクランプ部材9のピン11とは、リンク17を介して連結されている。リンク17の両端部には、カム板13のピン16とクランプ部材9のピン11とをそれぞれ受け入れる貫通孔18,18が形成されており、クランプ部材9のピン11を受け入れる貫通孔18は、長穴状に形成されている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
まず、本実施形態のクランプ装置1を組み立てる場合は、一方のベースプレート2にカム板13を取付けるとともに、このベースプレート2の所定の位置に各ガイドブロック5を配置する。続いて、各ガイドブロック5の間にクランプ部材9を配置し、カム板13のピン16とクランプ部材9のピン11とにそれぞれリンク17の貫通孔18を挿入してカム板13とクランプ部材9とをリンク17で連結する。
この状態で、他方のベースプレート2を設置して、各ベースプレート2のボルト用孔(図示せず)およびガイドブロック5のボルト用孔8を貫通するボルトをナットで締め付けることにより、ベースプレート2、ガイドブロック5、カム板13をそれぞれ固定する。このように本実施形態においては、各部材を設置してボルトおよびナットで締め付けるだけで、簡単にクランプ装置1の組立てを行うことが可能となる。
次に、本実施形態に係るクランプ装置1の動作について説明する。
本実施形態においては、図3に示すクランプ解放位置から、クランプ部材9の下方に被加工部材を設置し、操作レバー15を図3において反時計方向に操作してカム板13を回転動作させる。
そして、操作レバー15を操作してカム板13を回転動作させると、図4に示すように、リンク17を介してクランプ部材9が、ガイドブロック5に沿って下降し始める。このとき、カム板13とクランプ部材9との間にリンク17を介しているので、早送り機構として動作することになり、クランプ部材9を速やかに移動させることが可能となる。
そして、さらにカム板13をストッパねじ7の先端部に当接するまで回転させ、クランプ部材9の押圧部12にカム面13aが到達すると、図1に示すように、クランプ部材9の押圧部12をカム面13aが押圧し、クランプ部材9により被加工部材を保持する。この状態が保持位置となり、この状態で、被加工部材の所望の加工を行うものである。
そして、被加工部材の加工が終了したら、操作レバー15を時計方向に操作することにより、カム板13のカム面13aがクランプ部材9の上面からはずれ、カム板13によるクランプ部材9に対する押圧力が解除される。その後、さらに操作レバー15を操作することにより、カム板13の回転に伴ってリンク17を介してクランプ部材9がガイドブロック5に沿って引き上げられる。
したがって、本実施形態においては、カム板13を回転動作させることにより、リンク17を介してクランプ部材9を摺動させるとともに、被加工部材をクランプ部材9で保持する際には、カム板13のカム面13aを押圧保持する構造であるため、被加工部材の締め付け力を大きく確保することができ、しかも、クランプ部材9の移動ストロークを大きく確保することができ、被加工部材の着脱性を著しく高めることができる。
さらに、ガイドブロック5によりガイドされたクランプ部材9をカム板13およびリンク17を介して摺動させる簡単な構造であるため、クランプ部材9のがたつきが生じにくく、被加工部材の高精度でかつ安定した保持が可能となる。
図6は、本実施形態の変形例を示したものであり、カム板13のカム面13aをカム板13のヒンジ軸14から偏心した軸O’を中心とした円の一部をなす曲面に形成するようにしたものである。
このようにカム面13aをヒンジ軸14から偏心した軸O’を中心とした曲面に形成することにより、カム板13を回転させてカム板13のカム面13aがクランプ部材9の押圧部12を押圧した際に、カム板13を回転させるに従ってカム面13aによる押圧力を高めることが可能となる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能である。
本発明に係るクランプ装置の実施形態を示す保持位置における正面図である。 図1に示すクランプ装置の側面図である。 本発明に係るクランプ装置の実施形態を示す解除位置における正面図である。 本発明に係るクランプ装置の実施形態を示す解除位置から保持位置に移行するときの正面図である。 図1に示すカム板の平面図である。 カム板の変形例を示す平面図である。
符号の説明
1 クランプ装置
2 ベースプレート
3 基部
4 回転支持部
5 ガイドブロック
9 クランプ部材
11,16 ピン
12 押圧部
13 カム板
13a カム面
15 操作レバー
17 リンク

Claims (4)

  1. ベースプレートに、被加工部材の解除位置と保持位置との間で摺動自在に保持されたクランプ部材と、前記ベースプレートに回転自在に取付けられ操作レバーにより回転動作するカム板と、前記クランプ部材と前記カム板とを連結し前記カム板の回転により前記クランプ部材を摺動させるリンクと、を備え、
    前記カム板には、前記被加工部材の保持位置で前記クランプ部材を押圧するカム面が形成されていることを特徴とするクランプ装置。
  2. 前記ベースプレートの間に、前記クランプ部材を案内して摺動させる一対のガイドブロックを設けたことを特徴とする請求項1に記載のクランプ装置。
  3. 前記カム板のカム面は、前記カム板の回転軸を中心とした円の一部をなす曲面に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のクランプ装置。
  4. 前記カム板のカム面は、前記カム板の回転軸から偏心した軸を中心とした円の一部をなす曲面に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のクランプ装置。
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