JP2017164830A - チェーン分解機 - Google Patents

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【課題】シンプルな構造で使い易く、作業者の負担を軽減することができ、作業安全性にも優れたチェーン分解機を提供する。【解決手段】チェーン分解機100は、チェーン1の外リンク2において隣り合う2本のローラ34をこれらの軸心3c,4c方向の長さの範囲内にて収容可能な一対の凹部11,12を有するベース部材10と、凹部11,12に収容された2本のローラ3,4を凹部11,12との間で挟持可能な押圧部23を有する保持部材20と、ベース部材10と保持部材20とを互いに接近離隔させる係合手段を構成する雄ネジ部材31,32と、凹部11,12と押圧部23との間に挟持されたローラ3,4内に挿通されたピンの端部5a,6aに対してピンの軸心方向の圧力を加える押圧手段を構成する雄ネジ部材41,42と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、複数のピンを継手プレートで梯子状に連結して形成されたローラチェーンを所定の位置で分離する際に使用するチェーン分解機に関する。
鉄鋼材料の圧延工場などの搬送設備などの一部においては、例えば、図8に示すような状態でローラチェーン170が使用されているが、定期修理などの際にはチェーン取替作業が行われている。チェーン取替作業を行う場合、連続したローラチェーン170(以下、チェーン170と略記する。)を所定の位置で分解する必要があるが、従来、図8,図9に示すような手順でチェーンの分解作業が行われている。
具体的には、図8に示すように、停止状態にあるチェーン170において図8中の矢線Rで示す部分のように、チェーン170の外リンク部171がスプロケット180の歯181に係合している部分を分解個所として特定し、図9に示すように、外リンク部171の継手プレート173aから露出しているピン172の端部172aに治具190の一方の端部190aを当接させ、他方の端部190bをハンマー191で打撃することによってピン172を押し出し、継手プレート173bとともに離脱させるという方法が採られている。
一方、本発明に関連する従来技術として、例えば、特許文献1に記載された「継手リンク用脱着工具」がある。この「継手リンク用脱着工具」は、特許文献1の図4などに記載されているように、ブラケット54と、第1の押圧部材515と、第2の押圧部材715と、駆動手段6とからなっている。ブラケット54は、第1の押圧部材515及び第2の押圧部材715の間の台座5上に設けられており、幅方向の両側は下向きに掛け部542,542が延伸して形成され、台座5上にて滑り移動可能である。
ブラケット54上にチェーンの継手リンク10を載せて定位させ、駆動手段6を回転させて第2の押圧部材715を継手ピン3の端部に当接させて押圧することにより、継手ピン3を押し出すことができる。
実用新案登録第3141851号公報
図8,図9に示すようなチェーン分解作業においては、ハンマー191による打撃を反復しなければならないので、作業者の肉体的負担が大きく、作業安全性の観点からも好ましくない。また、分解するチェーンのサイズが大きくなると、作業者の肉体的負担が著しく増大していくのも問題である。
一方、特許文献1記載の「継手リンク用脱着工具」を使用すればハンマーによる打撃作業は不要となるが、この「継手リンク用脱着工具」は構造が複雑であり、チェーンの保持安定性に劣る面がある。また、分解作業中はチェーンの両サイドを保持しなければならないので、狭隘な場所では使用することができない。さらに、この「継手リンク用脱着工具」は重量が重く、チェーンをセットする作業が困難である。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、シンプルな構造で使い易く、作業者の負担を軽減することができ、作業安全性にも優れたチェーン分解機を提供することにある。
本発明のチェーン分解機は、
ローラチェーンにおいて隣り合う2本のローラを当該ローラの軸心方向の長さの範囲内にて収容可能な一対の凹部を有するベース部材と、
前記凹部に収容された2本の前記ローラを前記凹部との間で挟持可能な押圧部を有する保持部材と、
前記ベース部材と前記保持部材とを互いに接近離隔させる係合手段と、
前記凹部と前記押圧部との間に挟持された前記ローラ内に挿通されたピンの端部に対して前記ピンの軸心方向の圧力を加える押圧手段と、を備えたことを特徴とする。
このような構成とすれば、ローラチェーンにおいて隣り合う2本のローラをベース部材の凹部にそれぞれ載置し、凹部に収容された2本のローラを覆うように保持部材を配置し、凹部と保持部材の押圧部との間でローラを挟持し、係合手段によりベース部材と保持部材とを互いに接近させた状態に保持する。この後、ローラ内に挿通され、外プレートから露出しているピンの端部に対し、押圧手段により、当該ピンの軸心方向の圧力を加えると、ピンが軸心方向に移動していき、これに伴って、外リンクを構成している継手リンクもチェーンの側方へ離れていき、やがてチェーンから外れるので、外リンクが存在していた部分にて、ローラチェーンは分断された状態となる。
ここで、前記係合手段は、前記ベース部材若しくは前記保持部材の一方の部材を回動可能に貫通し、他方の部材に開設された雌ネジ孔に螺着された雄ネジ部材であることが望ましい。
また、前記押圧手段は、
前記ベース部材若しくは前記保持部材の少なくとも一方において、前記凹部と前記押圧部との間に挟持された2本の前記ローラ内のピンの軸心の延長線を含む位置に開設された2つの雌ネジ孔と、
前記ピンの端部に向かって進退可能な状態で前記雌ネジ孔にそれぞれ螺着された雄ネジ部材と、を備えたものとすることができる。
そのほか、前記押圧手段は、
前記ベース部材若しくは前記保持部材の少なくとも一方において、前記凹部と前記押圧部との間に挟持された2本の前記ローラ内のピンの軸心の延長線をそれぞれ含む位置に開設された2つの貫通孔と、
2つの前記貫通孔にそれぞれ軸心方向に移動可能に挿通された押圧部材と、
前記押圧部材を連動して軸心方向に移動させるネジ機構と、を備えたものとすることもできる。
一方、前記ベース部材若しくは前記保持部材の少なくとも一方に反力受け支持部材を備えたものとすることもできる。
本発明により、シンプルな構造で使い易く、作業者の負担を軽減することができ、作業安全性にも優れたチェーン分解機を提供することができる。
本発明の第1実施形態であるチェーン分解機を示す分解斜視図である。 図1に示すチェーン分解機の垂直断面図である。 図1に示すチェーン分解機を構成するベース部材を示す斜視図である。 図1中に示す保持部材を矢線B方向から見た図である。 図1に示すチェーン分解機の使用状態を同図中の矢線A方向から見た一部切欠側面図である。 本発明の第2実施形態であるチェーン分解機を示す分解斜視図である。 図6中に示すベース部材及び保持部材を矢線C方向から見た図である。 ローラチェーンが使用された機械装置の一部を示す図である。 従来のチェーン分解作業を示す一部省略図である。
以下、図1〜図7に基づいて本発明の第1,第2実施形態であるチェーン分解機100,200について説明する。
図1,図2に示すように、本実施形態のチェーン分解機100は、ベース部材10と、保持部材20と、ベース部材10と保持部材20との係合手段を構成する複数の雄ネジ部材31,32と、後述する押圧手段を構成する長さの異なる複数の雄ネジ部材41,42と、全体がL字形状の反力受け部材50と、を備えている。
図1〜図3に示すように、ベース部材10は、矢線A方向から見て略J字形状をなす鋼材で形成され、底面が四角形をなす平板状の基板部13と、基板部13の一方の辺縁部から直角方向に立設された基台部14と、基板部13の他方の辺縁部から直角方向に立設された壁体部15と、を備え、基台部14の上面には複数の凹部11,12が設けられている。凹部11,12は横断面が円弧形状をした溝であり、ローラチェーン1のローラ3,4の外周面が面接触可能である。(以下、「ローラチェーン1」は「チェーン1」と略記する。)
凹部11,12の長さT(図1,図2中の矢線Y方向の長さ)は、チェーン1の外リンク2において隣り合う2本のローラ3,4の当該ローラ3,4の軸心3c,4c方向の長さWより僅かに小であるため、凹部11,12は、隣り合う2本のローラ3,4をそれぞれの軸心3c,4c方向の長さの範囲内にて収容可能である。
ベース部材10において、壁体部15の高さ(図1中のZ方向のサイズ)は基台部14より高く、基台部14と壁体部15とは平行状態で対向している。壁体部15には、当該壁体部15を矢線Y方向(凹部11,12の長さ方向)に貫通する二つの雌ネジ孔16,17が開設されている。雌ネジ孔16,17の矢線X方向の間隔は、凹部11,12の配置間隔と同等である。また、凹部11,12内に収容されたローラ3,4の軸心3c,4cの延長線を含む位置に雌ネジ孔16,17が開設されている。
図1〜図3に示すように、円錐形状の先端部41c,42cを有する雄ネジ部材41,42のネジ部41b,42bがそれぞれ雌ネジ孔16,17に螺合可能である。後述するように、雄ネジ部材41,42は、ベース部材10の凹部11,12と、保持部材20の押圧部23の凹部21,22との間に挟持された、チェーン1のローラ3,4内に挿通されたピン5,6の端部5a,6aに対してピン5,6の軸心方向の圧力を加える押圧手段を構成する。
ベース部材10の壁体部15の上面部15aには、3つの雌ネジ孔15s,15t,15uが矢線Z方向に沿って開設されている。雌ネジ孔15s,15t,15uはいずれも行き止まり形状である。3つの雌ネジ孔15s,15t,15uのうち中央に位置する雌ネジ孔15tには反力受け部材50の端部が螺着される。雌ネジ孔15tを挟んで位置する二つの雌ネジ孔15s,15uには、後述する係合手段を構成する雄ネジ部材31,32のネジ部31a,32aが螺合可能である。
図1,図2,図4に示すように、保持部材20は、ベース部材10の凹部11,12のある部分を覆うようにベース部材10に装着可能な部材であり、矢線A方向から見るとL字形状をしている。保持部材20は、ベース部材10の壁体部15の上面部15aが嵌入可能な凹溝24が下面に形成された嵌合部25と、嵌合部25の端部から垂下状に形成された押圧部23と、を備えている。
図4に示すように、押圧部23下面には、複数の凹部21,22が形成されている。凹部21,22は横断面が円弧形状をした溝であり、ローラ3,4の外周面に面接触可能である。後述するように、凹部21,22は、ベース部材10の凹部11,12に収容された2本のローラ3,4を凹部11,12との間で挟持可能である。
図1に示すように、嵌合部25には、矢線X方向(凹溝24の長さ方向)に沿って3つの貫通孔25s,25t,25uが開設されている。貫通孔25s,25t,25uの配置間隔は、ベース部材10の雌ネジ孔15s,15t,15uの配置間隔と同等である。3つの貫通孔25s,25t,25uのうち、両端に位置する貫通孔25s,25uの内径は雄ネジ部材31,32のネジ部31a,32aが貫通可能なサイズであり、中央に位置する貫通孔25tの内径は反力受け部材50が貫通可能なサイズである。
図1に示すように、チェーン分解機100において、ベース部材10と保持部材20とを互いに接近離隔させる係合手段として、保持部材20を回動可能に貫通する雄ネジ部材31,32と、ベース部材10に開設された雌ネジ孔15s,15uと、を備えている。
ここで、図1,図2,図5に基づいて、チェーン分解機100の使い方について説明する。図1,図2に示すように、保持部材20の貫通孔25tに反力受け部材50を挿通した状態で、反力受け部材50の先端部をベース部材10の壁体部15の上面部15aの中央の雌ネジ孔15tに螺着する。
次に、ベース部材10から保持部材20を離した状態にして、分解対象であるチェーン1において隣り合う2本のローラ3,4をベース部材10の2つの凹部11,12内に載置する。
この後、反力受け部材50の長手方向に沿って保持部材20をベース部材10に向かって移動させ、互いに係合させる。このとき、ベース部材10の凹部11,12内に収容されているローラ3,4の外周面の上方部分がそれぞれ保持部材20の凹部21,22内に嵌入させるとともに、ベース部材10の壁体部15の上面部15aを保持部材20の凹溝24に嵌入させる。
次に、保持部材20の貫通孔25s,25uからベース部材10の雌ネジ孔15s,15uに向かって雄ネジ部材31,32を挿入し、雄ネジ部材31,32のネジ部31a,32aを雌ネジ孔15s,15uに螺合させる。この後、適切な工具を用いて雄ネジ部材31,32を締め付けていき、チェーン1のローラ3,4が容易に移動、離脱しないように固定する。
これにより、ベース部材10の凹部11,12と、保持部材20の凹部21,22と、の間にローラ3,4はそれぞれ挟持されるとともに、チェーン1の内リンク7を形成する一対の内プレート7a,7bがベース部材10の基台部14を挟んだ状態となる(図5参照)。
この後、図5に示すように、ベース部材10の壁体部15の雌ネジ孔16,17にそれぞれ雄ネジ部材41,42を螺合させ、適切な工具を用いて頭部41a,42aを回転させていくと、雄ネジ部材41,42の先端部41c,42cがそれぞれピン5,6の端部5a,6a(図1参照)に当接する。なお、雄ネジ部材41,42のネジ部41b,42bの長さが異なるので、頭部41a,42aを回転させるときに、互いに干渉することはない。
この後、反力受け部材50を利用しながら、さらに、頭部41a,42aを回転させていくと、雄ネジ部材41,42の先端部41c,42cがそれぞれピン5,6の端部5a,6aを軸心方向に押圧していくこととなる。この押圧力により、ピン5,6はそれぞれ軸心方向に沿って矢線P方向へ移動していき、端部5a,6aが外リンク2の外プレート2bから外れるので、ピン5,6は外プレート2aとともにチェーン1から離脱する。これにより、チェーン1は、外リンク2があった部分において分解された状態となる。
この後、雄ネジ部材41,42を逆回転させてチェーン1から離れさせるとともに、雄ネジ部材31,32を緩めてベース部材10と保持部材20とを分離し、ローラ3,4を凹部11,12から取り外せば、分解作業は終了する。
チェーン分解機100は、ベース部材10、保持部材20、雄ネジ部材31,32,41,42及び反力受け部材50という、比較的少ない部品で構成されているため、構造はシンプルであり、使い易い。また、ハンマーを使用した打撃作業などが不要であるため作業者の負担を軽減することができ、作業安全性にも優れている。
さらに、チェーン分解機100は、ベース部材10及び保持部材20によってチェーン1を上下両方向から固定するので、チェーン分解作業中にチェーン1が、突然、外れるような事態が発生しない。また、チェーン分解機100は、チェーン1の奥側(基台部14及び押圧部23側)にスペースがなくてもチェーン分解作業を行うことができる。
次に、図6,図7に基づいて、本発明の第2実施形態であるチェーン分解機200について説明する。なお、チェーン分解機200の構成部分において、前述したチェーン分解機100の構成部分と共通する部分については、図1〜図5中の符号と同符号を付して説明を省略する。
図6に示すチェーン分解機200は、図1に示すチェーン分解機100と同様に、チェーン1において隣り合う2本のローラ3,4を当該ローラ3,4の軸心3c,4c方向の長さの範囲内にて収容可能な一対の凹部61,62を有するベース部材60と、凹部61,62に収容された2本のローラ3,4を凹部61,62との間で挟持可能な凹部71,72を有する押圧部73を備えた保持部材70と、を備えている。
また、ベース部材60と保持部材70とを互いに接近離隔させる係合手段として、保持部材70に開設された貫通孔25s,25uを貫通して、ベース部材60に開設された雌ネジ孔15s,15uに螺合可能な雄ネジ部材31,32を備えている。
さらに、凹部61,62と凹部71,72との間に挟持されたローラ内に挿通されたピンの端部に対してピンの軸心方向の圧力を加える押圧手段として、ベース部材60に開設された2つの貫通孔66,68内に移動可能に挿通される2本の押圧杆81,82及び連結部83を有する押圧部材80と、連結部83に開設された貫通孔84を貫通した状態で、ベース部材60に開設された雌ネジ孔67に螺合可能な雄ネジ部材90及び雄ネジ部材90に螺合されたナット91と、を備えている。
ベース部材60の2つの貫通孔66,68は、ベース部材60の凹部61,62と保持部材70の凹部71,72との間に挟持された2本のローラ内のピンの軸心の延長線を含む位置に開設されている。
チェーンにおいて隣り合う2本のローラを、ベース部材60の凹部61,62と保持部材70の凹部71,72との間に挟持した後、雄ネジ部材31,32によってベース部材60と、保持部材70とを係合させる。
次に、押圧部材80の押圧杆81,82をそれぞれベース部材60の貫通孔66,68に挿入し、雄ネジ部材90を、押圧部材80の貫通孔84からベース部材60の雌ネジ孔67に向かって螺合させ、適切な位置までねじ込む。
この後、適切な工具を用いてナット91を回転させて押圧部材80をベース部材60に向かって接近させていくと、押圧杆81,82の円錐形状の先端部81c,82cがローラに挿通されているピンの端部を押圧するので、図5に示したように、外リンク部を外すことができ、チェーンを分解することができる。
チェーン分解機200は、1つのナット91を回転させることによって2本の押圧杆81,82の先端部81c,82cがチェーンの2本のピンの端部を同時に押圧して抜くことができるので、作業時間が短縮され、チェーン分解作業の効率化を図ることができる。また、チェーン分解機200のベース部材60の凹部61,62の横断面形状を1/4円弧形状として、この部分をサイズダウンすることにより、軽量化を実現している。
なお、図1〜図7に基づいて説明したチェーン分解機100,200は本発明に係るチェーン分解機を例示したものであり、本発明に係るチェーン分解機は前述したチェーン分解機100,200に限定されない。
本発明のチェーン分解機は、ローラチェーンを使用した各種機械装置や搬送装置などが設置された工場などにおいて広く利用することができる。
1 ローラチェーン
2 外リンク
3,4 ローラ
3c,4c 軸心
5,6 ピン
5a,6a 端部
7 内リンク
7a,7b 内プレート
10 ベース部材
11,12,21,22 凹部
13 基板部
14 基台部
15 壁体部
15a 上面部
15s,15t,15u,16,17 雌ネジ部
20 保持部材
23 押圧部
24 凹溝
25 嵌合部
31,32,41,42 雄ネジ部材
31a,32a,41b,42b ネジ部
50 反力受け部材
100,200 チェーン分解機

Claims (5)

  1. ローラチェーンにおいて隣り合う2本のローラを当該ローラの軸心方向の長さの範囲内にて収容可能な一対の凹部を有するベース部材と、
    前記凹部に収容された2本の前記ローラを前記凹部との間で挟持可能な押圧部を有する保持部材と、
    前記ベース部材と前記保持部材とを互いに接近離隔させる係合手段と、
    前記凹部と前記押圧部との間に挟持された前記ローラ内に挿通されたピンの端部に対して前記ピンの軸心方向の圧力を加える押圧手段と、
    を備えたチェーン分解機。
  2. 前記係合手段は、前記ベース部材若しくは前記保持部材の一方の部材を回動可能に貫通し、他方の部材に開設された雌ネジ孔に螺着された雄ネジ部材である請求項1記載のチェーン分解機。
  3. 前記押圧手段は、
    前記ベース部材若しくは前記保持部材の少なくとも一方において、前記凹部と前記押圧部との間に挟持された2本の前記ローラ内のピンの軸心の延長線を含む位置に開設された2つの雌ネジ孔と、
    前記ピンの端部に向かって進退可能な状態で前記雌ネジ孔にそれぞれ螺着された雄ネジ部材である、請求項1または2記載のチェーン分解機。
  4. 前記押圧手段は、
    前記ベース部材若しくは前記保持部材の少なくとも一方において、前記凹部と前記押圧部との間に挟持された2本の前記ローラ内のピンの軸心の延長線をそれぞれ含む位置に開設された2つの貫通孔と、
    2つの前記貫通孔にそれぞれ軸心方向に移動可能に挿通された押圧部材と、
    前記押圧部材を連動して軸心方向に移動させるネジ機構である、請求項1または2記載のチェーン分解機。
  5. 前記ベース部材若しくは前記保持部材の少なくとも一方に反力受け支持部材を備えた請求項1〜4のいずれかの項に記載のチェーン分解機。
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