WO1998009193A1 - Dispositif support a pieds pour appareil photo - Google Patents

Description

明 細 書 カ メ ラ支持脚 技術分野

こ の発明は、 カ メ ラ を設置する ためのカ メ ラ支持脚に関 し、 特に、 傾斜面な どの任意の場所にカ メ ラ を簡単かつ容 易に設置でき 、 しかも携帯に便利なカ メ ラ支持脚に関する。

背景技術

従来のカ メ ラ用支持脚はカ メ ラ が小型化 されている に も かかわ らず大型の ものが多 く 、 カ メ ラ に取付けた状態では カ メ ラ ケー ス に しま う 事はでき なかっ た。 使用する場合は 着脱 しな く てはな らず、 その操作は手間がかかっ た。 更に 支持脚は携带の邪魔にな る ため、 めっ たに使用 しない人に は不便であっ た。

小型の支持脚において も脚は垂直方向に固定 してある力 、 関節の部分が大き いためカ メ ラ に取付けた状態でカ メ ラ ケ ースに しま う 事はでき なかっ た。 更には脚が固定 されてい る と カ メ ラ を横置き に しか設置でき ない為、 被 ^体に応 じ た 自 由な設置ができ ないな ど利便性に欠けていた。

例えば、 多人数で構成 される グループ全員の ' 真撮影を する場合は、 他人にシ ャ ッ タ ーを押 して も ら う か、 カ メ ラ を直接置 く 方法が取 られる。 前者ではカ メ ラ操作者の不馴 れによ っ て起こ る シャ ッ タ 一のぶれやピ ン ト はずれな どに よ り 満足する 写真が撮れていなかっ た り する。 ま た、 後者 ではカ メ ラ は不安定で、 転倒、 落下の危険がある ばか り か、 被写体への角度調整が困難であっ た。

本発明の R 的は、 小型軽量で、 しか も カ メ ラ に取付けた 状態で も邪魔にな らず、 そのま ま カ メ ラ ケース に しま う こ と ができ 、 撮影時にはカ メ ラ を横置き と縦 i き の設 が可 能なカ メ ラ支持脚を提供する こ と にある。

発明の開示

本発明はカ メ ラ を被 ^体に向けて支持する カ メ ラ支持脚 において 、 カ メ ラ に設け られた内径螺子の周囲に密着する 面ま たは近接 して対向する面を有する基部 と 、 基部か ら外 方に伸びた複数の フ レキシブル脚 と 、 基部をカ メ ラ に取付 け る カ メ ラ取付け螺子 と を具備 した構成にある。

他の発明はカ メ ラ を被写体に向けて支持する カ メ ラ 支持 脚において 、 複数のフ レキシブル脚 と 、 問隔を開けて平行 に配^ さ れる 第 1 の部材及び第 2 の部材 と 、 フ レキ シブル 脚の --端に取付け られた脚支持部材 と 、 ^ 1 の部材 と 第 2 の部材を前記カ メ ラ に取付け る為のカ メ ラ取付け螺ィ- と を 備え、 第 1 の部材はカ メ ラ側に配置 される と と も に、 前記 カ メ ラ 取付け螺子がね じ込まれる 内径螺 了-を有 し 、 第 〗 の 部材 と 第 2 の部材の問に脚支持部材が配置 さ れ、 孩脚支持 部材の側部に前記フ レキ シブル脚が固着 された構成にある。 他の発明はカ メ ラ を被写体に向けて支持する カ メ ラ支持 脚において、 複数の フ レキ シブル脚 と 、 間隔を開けて平行 に配置 された第 1 の部材及び第 2 の部材 と 、 第 1 の部材と 第 2 の部材の問で、 該部材に対 して回動でき 、 かつカ メ ラ 取付け螺子の回 り を第 1 の部材 と 第 2 の部材に沿っ て摺動 可能に配置 されたス ラ イ ダー と 、 第 2 の部材に設けたカ メ ラ取付け螺子 と を備え、 第 1 の部材はカ メ ラ側に配置 され る と と も に、 カ メ ラ 取付け螺子がね じ込まれる 内径螺子を 有 し、 第 1 の部材ま たは第 2 の部材の一方ま たは双方には ス ライ ダーの摺動ガイ ド部が設け られ、 ス ラ イ ダーの側部 に フ レキ シブル脚が固着 された構成にある。

他の発明はカ メ ラ を被写体に向けて支持する カ メ ラ支持 脚において、 複数のフ レ キ シブル脚 と 、 貫通孔を有 し、 間 隔を開けて平行に配置 された第 1 の部材及び第 2 の部材 と 、 第 1 の部材 と 第 2 の部材を結合する手段 と 、 フ レキ シブル 脚の一端に取付け られた脚支持部材 と 、 結合 した第 〗 の部 材と第 2 の部材の貫通孔に回転可能に嵌入 されたス リ ーブ と 、 ス リ ーブ内を通 して第 1 の部材側に突出 したカ メ ラ取 付け螺子 と を備え、 第 1 の部材 と 第 2 の部材の問に脚支持 部材が配置 され、 該脚支持部材の側部にフ レキ シブル脚が 固着 された構成にある。

他の発明はカ メ ラ を被写体に向けて支持する カ メ ラ支持 脚において、 複数のフ レ キ シブル脚 と 、 該フ レ キ シブル脚 の一端に取付け られた脚支持部材 と 、 カ メ ラ に取付ける為 のカ メ ラ取付け螺子 と 、 脚支持部材を回動可能に取付ける 脚取付部及びカ メ ラ取付け螺子を通す穴を設け、 カ メ ラの 内径螺子の周囲に密着する 面を有する 基部 と 、 脚支持部材 と脚取付部 と の問にフ レ キ シブル脚の回動に節度を持たせ る為の手段が設け られた構成にある。

他の発明はカ メ ラ を被写体に向けて支持する カ メ ラ支持 脚において 、 複数のフ レ キ シブル脚 と 、 該フ レ キ シブル脚 の一端に取付け られた脚支持部材 と 、 カ メ ラ に取付け る為 のカ メ ラ取付け螺子 と を備え、 脚支持部材はカ メ ラ取付け 螺子を通す穴を有する板状部材で形成 されている と と も に、 フ レキ シブル脚が板状部材に結合 された位置をそれぞれの フ レキ シブル脚で異な らせた構成にある。

上記の構成に よ る と 、 カ メ ラ 支持脚のカ メ ラ 取付け螺子 を カ メ ラ に取付け、 フ レ キ シブル脚を折 り 曲げて設置場所 の面に当接 させる。 こ の と き 被写体に向けたカ メ ラ が支持 される よ う にフ レキ シブル脚の折 り 曲げを調節する " 撮影 終了後にはカ メ ラ支持脚をカ メ ラ に取付けたま ま で持ち運 ぶこ と ができ る。 また フ レ キ シブル脚をカ メ ラ ボディ に添 わせる よ う に して折 り 曲げる こ と に よ り 、 フ レキ シブル脚 が邪魔にな らずに持ち運びでき る。 更に基台は フ レ キ シブ ル脚の外径 と ほぼ等 しい厚みに形成 さ れてお り 、 かつ ¾ の外径 も カ メ ラ ボディ カゝ ら出 っ 張 ら ない大き さ に作 られて レヽる ため、 カ メ ラ ケース を 干大き く すれば、 カ メ ラ と支 持脚を 一体化 してカ メ ラ ケースに収納する こ と ができ 、 そ の利便性が向上 される。

好ま しい形態 と して、 ス ライ ダーを脚の設置向 き に合わ せて移動 させ、 脚を開き 、 設置場所の形状や起伏に合わせ て脚を曲げて被写体へ向けて設置する。 撮影が終了 した ら 脚を水平方向に真つす ぐに して脚の全て をカ メ ラ の邪魔に な らないよ う 方向にま と め、 必要に応 じてカ メ ラ から着脱 する。

本発明に よれば、 カ メ ラへの取付け面に対 して脚を水平 に設ける こ と で、 カ メ ラ支持脚全体が薄型にな り 、 突起が 無いため、 カ メ ラ支持脚を使用 しない場合に も カ メ ラ に取 付けた状態で邪魔な らずに携帯する こ と ができ て、 カ メ ラ 支持脚を着脱する手間を少な く する こ と ができ る。

ま た、 小型である が、 カ メ ラ を設置する場合に横置き 、 縦置き な どの 自 由 な角度に調節する こ と ができ る。

フ レキ シブル脚を大き く 広げる こ と ができ る ので、 木の 枝な ど何かに しがみ付かせてカ メ ラ を固定する こ と ができ る。

フ レ キ シブル脚が初めカゝ ら水平に広がっ てい る ので、 あ ま り フ レキ シブル脚を曲げずに広 く 安定 した設置が得 られ、 脚の曲げ疲労が少ない。

図而の簡単な説明 第 1 図は、 本発明に係る カ メ ラ支持脚の分解斜視図であ る。

第 2 図は、 カ メ ラ支持脚の一部破断斜視図である。

第 3 図は、 カ メ ラ支持脚の断面図である。

第 4 図は、 波状芯線入 り のフ レキ シブル脚の断面図であ る

第 5 図は、 折返 し部分を有する 芯線入 り の フ レ キ シ ブル 脚の断面図である。

第 6 図は、 よ り 合わせ芯線入 り の フ レ キ シブ ル脚の断面 図である。

第 7 図は、 第 1 の部材の斜視図である。

第 8 図は、 第 1 の部材の他の実施例の斜視図である。

第 9 図は、 他の実施形態の分解斜視 ! ¾である。

第 1 0 図は、 第 9 図に示すカ メ ラ支持脚の斜視図である。 第 j 1 図は、 他の実施形態の分解斜視図である。

第 1 2 図は、 他の実施形態の分解斜視 Iである。

第 1 3 図は、 第 1 2 |¾|に示すカ メ ラ支持脚の斜視図であ る。

第 1 4 ¾]は、 他の実施形態の分解斜視図である。

第 1 5 図は、 第 1 4 図 に示すカ メ ラ 支持脚の斜視図であ る。

第 1 6 図は、 他の実施形態の斜視図である，，

第 1 7 図は、 カ メ ラ 支持脚の使用例を示す斜視 1¾である。 第 1 8 図は、 他の使用例を示す斜視図である。

第 1 9 図は、 携帯例を示す正面図である。

第 2 0 図は、 他の携帯例を示す斜視図である。

発明を実施するための最良の形態

本発明 を よ り 詳細に説述する ため、 添付の図面に従っ て これを説明する。 第 1 図は本発明に係る カ メ ラ支持脚の分 解斜視図， 第 2 図は組立て後の一部破断を示す斜視図、 第 3 図は断面図をそれぞれ示 している。 基部は薄厚み円板で 形成 されたナ ツ ト状の第 1 の部材 4 と 、 第 1 の部材 4 と ほ ぼ同形の頭部分を有する ボル ト状の第 2 の部材 5 に よ っ て 構成 される。 第 〗 の部材 4 は第 2 の部材 5 のカ メ ラ取付け 用螺子 1 に合わせた内径螺子 4 2 を有する 円筒ナ ツ ト 4 3 が設け られている。 第 1 の部材 4 の外周縁にはス ライ ダー 3 の抜け止めおよびガイ ド部 と して作用する環状壁 4 1 が 形成 されている。 更に、 カ メ ラ ボディ に対向する第 1 の部 材 4 の面には取付け ク ッ シ ョ ン 6 が接着に よ っ て設け られ ている。 ス ライ ダー 3 の側部には長 さ約 6 0 〜 ] 2 0 m m 程度、 直径 6 m m程度の フ レキ シブル脚 2 が固着 される。 好ま し く はス ラ イ ダー 3 と 第 2 の部材 5 の間に滑 り 止めを 設ける。

脚 2 は、 フ レキシブルチュ ーブや電線の様に 自 由 に曲げ る こ と ができ 、 カ メ ラ を支え る強度を有 した材質を用いる。 脚 2 の先端には ゴムボ -ルな どの滑 り 止め 2 1 を罔着する と 良い。 脚 2 に電線な どを用いる場合は、 例えば、 第 3 図 に示す芯の金属 2 2 と 、 被覆 した ビニール 2 3 がずれない よ う にする必要がある。

第 1 の部材 4 と 第 2 の部材 5 の間でス ライ ダー 3 が動け る こ と に よ り 、 カ メ ラ の向き に合わせて脚 2 を ΰ 由 に移動 させ折 り 曲げて設置でき る利点がある が、 傾斜地や凹凸の ある設置場所では特定の脚にカ メ ラ の重 さ が偏っ てかかつ た り 、 ある いは脚がふ らついた り して 、 ス ライ ダー 3 が動 いて しま い、 カ メ ラのセ ッ ト をや り 直 さ なければな ら なレ、 こ と も考え られる。 平坦な設置場所であっ て も カ メ ラ のセ ッ ト 角度に よ り 上記の よ う な不具 が発生する。 こ の よ う な使用態様において 、 カ メ ラ をセ ッ ト状態で確実に脚 2 に よ り 支持する為の好ま しい実施例を説明する。

フ レキ シブル脚の他の実施例を説明する。 第 4 図に示す 脚 2 は波状の芯線 2 2 a を樹脂材で禝つ てお り 、 ス ライ ダ — 3 a 、 滑 り 止 め 2 l a がー体成形 されている。 第 5 図に 示す脚 2 にはス ライ ダー 3 a 側の一部分を U字形に折 り 返 して形成 した芯線 2 2 b が埋め込まれている。 更に第 6 |¾1 に示す脚 2 には一本の線材を折 り 返 し 、 それを よ り あわせ て形成 した芯線 2 2 c 、 又は、 一-本の線材を よ り あわせて 形成 した芯線 2 2 c が埋め込まれている。 符号 2 1 b は脚 と は別部材か らなる滑 り Itめである。

第 7 図に示すふ らつき 防止機構は、 第 1 の部材 4 に形成 された環状壁 4 1 の端面に、 フ レ キ シブル脚 2 の太 さ に応 じた間隔でノ ッ ク （回 り 止め） ⁴ 4 を突設する。 脚 2 は第 1 の部材 4 の ノ ッ ク 4 4 間に位置 させて第 2 の部材 5 をね じ込むこ と に よ り 、 ス ラ イ ダー 3 が両部材に よ っ て挟み支 持 される。 こ の構造によ り 、 脚 2 はノ ッ ク 4 4 に よ っ て位 置決め され、 ふ らつき が防止 されるので、 カ メ ラ を安定 し て設置する こ と ができ る。 第 ⁸ 図に示す例ではノ ッ ク に替 えて、 脚 2 が収ま る為の窪み ^{4 4} A を形成 し、 こ の窪み 4 4 Λ に脚 2 を合わせて第 2 の部材 5 をね じ込むこ と に よ り 、 上記同様の作用を生ずる。

第 9 図は他の実施形態の分解斜視図である。 第 1 0 図に 組立図を示す。 本実施形態は 1 本の脚を固定 し、 他の脚を 回動可能に支持 した も のである。 第 1 の部材 4 は中央か ら 周縁にかけて突条部 4 5 を形成 し、 こ の突条部 4 5 には貫 通孔 4 6 および脚固定部 4 7 が設け られている。 脚固定部 4 7 には脚 2 の一端側に固着 した脚支持部 2 4 を嵌合する 為の穴 4 8 と脚 2 の太 さ よ り やや大き い幅の溝 4 9 が形成 されている。 溝 4 9 は側方が開放 されている。 脚支持部 2 4 の両端面には軸部 2 5 がー体成形 されて いる。 ま た第 1 の部材 4 には 2 本の脚 2 を回転可能に支持する為の軸穴 5 1 が設け られ、 こ の軸穴 5 1 に脚支持部 2 4 の軸部 2 5 が 嵌入 される。 第 1 の部材 4 の周縁近傍には、 軸穴 5 1 を伙 - んで突起状の ノ ッ ク 5 2 が配 ： されている。 第 2 の部材 5 には取付け螺子 1 を通す貫通孔 5 3 を形成 し、 周縁部分に脚の付け根部分を押え る為の脚押え部 5 4 が設け られている。 脚押え部 5 4 は第 1 の部材 4 側の突条 部 4 5 の溝 4 9 に対向 して位置 されてお り 、 先端部分は脚 2 の外形に合わせた M状の円弧面に形成されている。

脚 2 の組付けについて説明する と 、 第 ] の部材 4 の突条 部 4 5 に固定脚 2 を位置決めする。 こ の と き 、 軸部 2 5 は 穴 4 8 の底に形成 された軸穴に嵌め込まれる。 ス ラ イ ド脚 2 はノ ッ ク 5 2 の間に位置 させ、 脚支持部 2 4 の軸部 2 1 を軸穴 5 1 に挿入する。 第 ² の部材 5 は脚押え部 5 4 を脚 固定部 4 7 に入れた脚 2 を押え る よ う に して第 1 の部材 4 に重ね合わせる。 その後、 ボル ト 1 を第 2 の部材 5 か ら第 1 の部材 4 を貫通 させ、 そのネ ジ部分に C止め輪 5 5 を差 し込んで、 第 1 の部材 4 と 第 2 の部材 5 を結合する。

本実施形態では 1 本の固定脚 と 2 本の回動 可能なス ラ イ ド脚に した こ と に よ り 脚の方向をボル ト を緩めて ス ライ ド 脚のみで脚の方向調整が可能 と な り カ メ ラ の取付け | き が 簡単にセ ッ ト でき る。

第 1 1 図に上 実施形態の変形例の分解斜視図を示す。 本例はボル ト を緩め る事な く 脚の方向 を調節 "，ί能に した も の である。 こ こ では第 9 図に示す例 と 異な る構成について のみ説明する。 突条部 ^{4 5} は第 1 の部材 ⁴ の外形いっ ぱい に形成 されてお り 、 その - 方側には脚固定部 4 7 を設け、 他方側には第 1 の部材 4 と 第 2 の部材 5 を固定する ための ビス穴 5 0 が設け られている。 第 2 の部材 5 には取付け螺 子 1 を通す貫通孔 5 3 、 周縁部分に脚の付け根部分を押え る為の脚押え部 5 4 、 お よびビス貫通孔 5 6 が設け られて いる。 第 1 の部材 4 の貫通孔 4 6 と 第 2 の部材 5 の赏通孔 5 3 は同 じ径に形成されてお り 、 ゴム管 6 1 が嵌め込まれ る。 ボル ト 1 を締め付け る ナ ツ ト 6 2 はゴム管 6 1 の内径 よ り やや小 さい外径の筒状ナ ツ ト である。

脚 2 の組付けについて説明する と 、 第 1 の部材 4 と 第 2 の部材 5 の間に固定脚 2 と ス ライ ド脚 2 を組付けた後、 ビ ス 6 0 に よ り 第 1 の部材 4 と 第 2 の部材 5 を結合する。 ゴ ム管 6 1 を貫通孔 4 6 , 5 3 に嵌め込み、 ボル ト 1 を第 2 の部材 5 側から第 1 の部材 4 に貫通 させた後に、 第 2 の部 材 4 を突出 したボル ト 1 にナ ツ ト 6 2 をね じ込む。 ナ ツ ト 6 2 はその鍔部分 6 2 a を第 1 の部材 4 の面に当接する ま でね じ込む。 これによ り 、 カ メ ラ に支持脚を固定する為の ボル ト 1 が第 1 の部材 4 か ら突出する。

本実施例ではゴム管を中心に して第 1 の部材 と 第 2 の部 材の結合体が 自 由 に回転でき る。 つま り ボル ト を緩め る事 な く 脚の方向を調節する こ と ができ る。

第 1 2 図は他の実施形態の分解斜視図である。 第 1 3 図 に組立図を示す。 本実施形態はカ メ ラ の支持脚取付け面に 平行な同一軸線上に 3 本の脚を回動可能に配置 した もので ある。 基台 7 0 には複数の脚取付部 7 1 ( 7 1 A〜 7 1 D ) が並立 して設け られてお り 、 それぞれの脚取付部 7 1 の対 向面には半球状のボス 7 2 が形成 されている。 ボス 7 2 力 ら離れた ¾所に脚節度用の小ボス 7 3 が形成されている。 脚 2 の一端は脚支持部 2 6 が固定 されてお り 、 こ の脚支持 部 2 6 には脚取付部 7 1 の対向面に対向する端面を有する。 脚支持部 2 6 の阿端面には脚取付部 7 1 のボス 7 2 を嵌込 む為の凹部 2 7 が設け られている。 ま た脚 2 の動き に節度 を持たせる為、 脚支持部 2 6 の端面の一方には凹部 2 7 の 周辺に複数の節度用凹部 2 8 が設け られている。 これらの 構成はそれぞれの脚取付部 7 1 及び脚支持部 2 6 に同様に 設け られている。 符 ¾" 7 4 はボル ト 1 の貫通孔である。 脚 支持部 2 6 を脚取付部 7 1 Λ と 7 1 B 問に揷人 し、 力 を加 えて若干基台側を変形 させる よ う に して押込みボス 7 2 を 凹部 2 7 に嵌込む。 他の脚 も 同様に装着 し、 第 1 3 図に示 すカ メ ラ支持脚を組立てる。

本実施形態では部品点数が少な く な り 、 その結果糾立て 工数も少な く 節単になる の で、 コ ス ト低減が図れる。 基台 を板金加工で製作する こ と によ り 、 更に ^産性を高める こ と ができ る。

第 1 4 図は上 ¾実施形態の変形例の分解斜視図である。 第 1 5 図に組立図 を示す。 本実施形態はカ メ ラ の支持脚取 付け面に平行 して 3 本の脚を回動可能に配置 した ものであ る。 脚 2 の一端側には薄い円形板部材か ら なる脚取付部 8 0 が設け られている。 脚取付部 8 0 にはボル ト 1 を通す貫 通孔 8 1 が形成 されている。 それぞれの脚 2 の脚取付部 8 0 A , 8 O B , 8 0 C は互いに異なる場所で脚 2 に結合さ れている。 即ち、 脚取付部 8 0 A と 8 0 C は貫通孔 8 1 か らずれた場所、 つま り 脚 2 の外径にほぼ等 しい間隔で脚 2 に結合 されている。 脚取付部 8 0 B は脚の中心線の延長上 に貫通孔 8 1 の中心力、；ある よ う に脚 2 に結合 される。 こ の よ う に構成する こ と に よ り 、 3 本の脚取付部 8 O A， 8 0 B， 8 0 C を重ねて 1 本のボル ト 1 でカ メ ラ に取付け る場 合、 互いの脚が邪魔にな らず、 図 1 5 に示すよ う に 3 本の 脚 2 を横並びさせてカ メ ラ にネジ止めする こ と ができ る。

本実施形態では部品点数を少な く し、 かつ簡単に組立て でき る構造にする こ と に よ り 、 フ レ キ シブル脚を持っ た力 メ ラ 支持脚を安価に提供でき る。

第 1 6 図 に他の実施形態の斜視図を示す。 本 施形態は S部の外周側部に フ レキ シブル脚を固着 した ものである。 基部 9 0 はフ レキ シブル脚 2 の太 さ にほぼ等 しい厚みの円 盤状の部材 と して構成 さ れている。 基部 9 0 の外周側部に は 3 本の フ レ キ シブル脚 2 が固着 されている。 それぞれの 脚 2 の先端には ゴムボール 2 1 が取付け られて い る ，， 基部 1 0 の中央にはカ メ ラ の内径螺子にね じ込むた めの取付け 螺子 1 が設け られてい る。 ま た取付け螺子 1 を設けた側の 基部には取付けク ッ シ ョ ン 6 が接着によ り 配設 されている。 支持脚のカ メ ラへのセ ッ ト を説明する。 こ こ では第 1 図 の支持脚を用いる。 基部の取付け螺子 ] をカ メ ラ の内径螺 子にね じ込む。 図 1 7 に示すよ う にフ レ キ シブル脚 2 を力 メ ラ設置場所の面状態に応 じて適宜曲げてカ メ ラ を被写体 に向け る。 カ メ ラ に対する 支持脚のセ ッ ト態様 と しては、 図 1 7 に すよ う に横置き に設置、 ある いは第 1 8 図のよ う に縦置き に設置する こ と ができ る。 撮影が終わっ た ら第 1 9 図に すよ う に、 脚 2 をカ メ ラ の邪魔にな ら なレ、 よ う 方向にま と め る と 良い。 第 2 0 図はカ メ ラ か ら取外 して携 帯する状態を ^面よ り した も ので、 第 2 の部材 5 にはボ ケ ッ ト な どに引掛ける ためのフ ッ ク 5 1 を設ける と 良い。

Claims

請求の範囲

1 . カ メ ラ を被写体に向けて支持する カ メ ラ支持脚におい て、

前記カ メ ラ に設け られた内径螺子の周两に密着する 面ま たは近接 して対向する 面を有する基部 と 、

前記 S部か ら外方に伸びた複数のフ レキ シブル脚 と 、 前記基部をカ メ ラ に取付ける カ メ ラ取付け螺子 と を具備 したカ メ ラ支持脚。

2 . 請求項 1 のカ メ ラ支持脚において、

フ レキ シブル脚が基部の外周側部に固着 されている こ と を特徴とする カ メ ラ支持脚。

3 . 請求項 1 のカ メ ラ支持脚において、

基部にはカ メ ラ に対向する側に取付け ク ッ シ ョ ンが設け られている こ と を特徴とする カ メ ラ支持脚。

4 . 請求項 1 のカ メ ラ支持脚において、

カ メ ラ取付け螺子が S部に一体化されている こ と を特徴 とする カ メ ラ支持脚。

5 . 請求項 1 のカ メ ラ支持脚において、

カ メ ラ取付け螺子が基部 と 別個に設け られ、 該基部には カ メ ラ取付け螺子を通す穴が設け られている こ と を特徴 と する カ メ ラ 支持脚。

6 . カ メ ラ を被写体に向けて支持する カ メ ラ支持脚におレヽ て、

複数のフ レキ シブル脚 と 、

間隔を開けて平行に ffi置 される 第 1 の部材及び第 2 の部 材と 、

前記フ レキシブル脚の一端に取付け られた脚支持部材 と 、 前記第 1 の部材 と 第 2 の部材を前記カ メ ラ に取付け る為 のカ メ ラ取付け螺子 と を備え、

前記第 ] の部材はカ メ ラ側に配置 される と と も に、 前記 カ メ ラ取付け螺子がね じ込まれる 内径螺子を有 し、

前記第 1 の部材 と 第 2 の部材の間に脚支持部材が配置 さ れ、 該脚支持部材の側部に前記フ レ キ シブル脚が固着 され ている こ と を特徴と する カ メ ラ支持脚。

7 . 請求項 6 のカ メ ラ支持脚において、

脚支持部材は第 1 の部材 と 第 2 の部材に対 して回動可能 に設け られている こ と を特徴とする カ メ ラ 支持脚。

8 . 請求項 7 のカ メ ラ支持脚において、

脚支持部材の う ちの 1 つは第 1 の部材 と 第 2 の部材に対 して固定されている こ と を特徴と する カ メ ラ 支持脚。

9 . カ メ ラ を被写体に向 けて支持する カ メ ラ 支持脚におい て、

複数の フ レキ シブル脚 と 、

間隔を開けて平行に配置 さ れた第 〗 の部材及び第 2 の部 材と 、 前記第 1 の部材 と 第 2 の部材の間で、 該部材に対 して回 動でき 、 かつ前記カ メ ラ取付け螺子の回 り を前記第 1 の部 材 と 第 2 の部材に沿っ て摺動可能に配置 されたス ラ イ ダー と 、

前記第 2 の部材に設けたカ メ ラ取付け螺子 と を備え、 前記第 1 の部材はカ メ ラ側に配置 さ れる と と も に、 前記 カ メ ラ取付け螺子がね じ込まれる 内径螺子を有 し、

前記第 1 の部材または第 2 の部材の一方ま たは双方には 前記ス ライ ダ一の摺動ガイ ド部が設け られ、

前記ス ラ イ ダーの側部に フ レキ シブル脚が固着 されてい る こ と を特徴とする カ メ ラ支持脚。

1 0 . 請求項 9 のカ メ ラ支持脚において、

第 2 の部材にはフ レキ シブル脚のふ らつき を防止する為 の回 り 止め部が設け られている こ と を特徴 と する カ メ ラ支 持脚。

】 1 . 請求項 9 のカ メ ラ支持脚において、

摺動ガイ ド部は第 1 の部材または第 2 の部材の一方ま た は双方の周縁に、 対向する 部材側に環状壁を形成 し、 該環 状壁の内側にス ラ イ ダーが配置 されている こ と を特徴 と す- る カ メ ラ支持脚。

1 2 . カ メ ラ を被写体に向けて支持する カ メ ラ支持脚にお いて、

複数のフ レ キ シブル脚 と 、 貫通孔を有 し、 間隔を開けて平行に配置 された第 1 の部 材及び第 2 の部材と 、

前記第 1 の部材と 第 2 の部材を結合する手段 と 、

前記フ レキ シブル脚の一端に取付け られた脚支持部材と 、 前記結合 した第 1 の部材 と 第 2 の部材の貫通孔に回転可 能に嵌入 されたス リ ーブと 、

前記ス リ ーブ内を通 して第 1 の部材側に突出 したカ メ ラ 取付け螺子 と を備え、

前記第 1 の部材 と 第 2 の部材の間に脚支持部材が配置 さ れ、 該脚支持部材の側部に フ レキ シブル脚が固 ^ されてい る こ と を特徴とする カ メ ラ支持脚。

1 3 . 請求項 1 2 のカ メ ラ支持脚において、

脚支持部材は第 1 の部材 と 第 2 の部材に対 して回動可能 に設け られている こ と を特徴と する カ メ ラ支持脚。

1 4 . 請求项 1 3 のカ メ ラ支持脚において、

第 1 の部材 と 第 2 の部材の少な く と も一方の部材に フ レ キシブル脚のふ らつき を防止する為の回 り 止め部が設け ら れている こ と を特徴 とする カ メ ラ支持脚。

1 5 . 請求項 1 3 のカ メ ラ支持脚において、

脚支持部材の う ち の 1 つは第 1 の部材 と 第 2 の部材に対 して固定 されている こ と を特徴 とする カ メ ラ支持脚。

1 6 . カ メ ラ を被写体に 1''，1けて 支持する カ メ ラ 支持脚にお いて、 複数のフ レキ シブル脚 と 、

該フ レキ シブル脚の一端に取付け られた脚支持部材と 、 前記カ メ ラ に取付ける為のカ メ ラ取付け螺子 と 、 前記脚支持部材を回動可能に取付け る脚取付部及び前記 カ メ ラ取付け螺子を通す穴を設け、 前記カ メ ラの内径螺子 の周囲に密着する面を有する基部 と 、

前記脚支持部材 と脚取付部 と の間にフ レキ シブル脚の回 動に節度を持たせる為の手段が設け られている こ と 特徴 と する カ メ ラ支持脚。

1 7 . カ メ ラ を被写体に向けて支持する カ メ ラ支持脚にお いて、

複数のフ レキ シブル脚と 、

該フ レキ シブル脚の一端に取付け られた脚支持部材と 、 前記カ メ ラ に取付ける為のカ メ ラ取付け螺子 と を備え、 前記脚支持部材はカ メ ラ 取付け螺子を通す穴を有する板 状部材で形成 されている と と も に、 前記フ レ キ シブル脚が 板状部材に結合 された位置をそれぞれの フ レキ シブル脚で 異な らせた こ と を特徴と する カ メ ラ支持脚。