WO1997024219A1 - Procede et appareil de fabrication d'un recipient tubulaire - Google Patents

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Description

明 細 書 チューブ容器の製造方法と製造装置 発 明 の 背 景
本発明は、 熱可塑性樹脂で形成された薄肉チューブから、 口筒部を備 えたチューブ容器を一体成形するチューブ容器の製造方法及びその製造 装置に関するものである。
口筒部を備えたチューブ容器の製造方法と しては、 パリ ソンをブロー 成形することによりチューブ容器を製造する方法が知られている。 しか し、 該方法では、 肩部の延伸倍率が小さいことより、 肩部が肉厚に形成 されてしまうという欠点を有する。 該欠点を克服するためには、 パリソ ンの肉厚を細かく調整する必要があるが、 困難である。 たとえ、 パリソ ンの肉厚を調整することができたと しても、 口筒部の内径が小さい場合 には、 吹き込みノズルを口筒部に挿入することが非常に困難である。 更 に、 ブロー成形をして型開きをすると、 型と型との境目であるパーティ ングライ ンがチューブ容器に形成されてしまうという欠点も有する。 パ 一ティ ングライ ンがチューブ容器の表面に形成されてしまうことより、 チューブ容器表面の印刷が難しい。
上述のブロー成形方法による欠点を克服するため、 薄肉チューブの内 部に加熱器を挿入し、 加熱空気を薄肉チューブの内壁に放出させて薄肉 チューブの先端部の内部を軟化させた後、 加熱された薄肉チューブの先 端部の外側から加熱空気を放出させて薄肉チューブの先端部を円錐形状 等に変形させた後、 薄肉チューブの内部から圧縮成形手段を用いて口筒 部を作成する方法がある。 し力、し、 薄肉チューブの内部から加熱空気を放出する場合、 従来の技 術においては薄肉チューブの形状変化を防止するための形状変化防止手 段を有しておらず、 また加熱空気の放出方向は薄肉チューブの内壁面に 向かって外側に放出され、 へッ ド形成部から離れる方向に流出させてい た。 このため、 加熱された薄肉チューブは外側に膨張して外観が変化し ていた。
従って、 薄肉チューブの先端部に口筒部を形成する樹脂を集めるため の外部か熱処理をする場合、 薄肉チューブの先端部が外き β加熱器に挿入 しずらく なるため作業効率が低下したり、 また、 薄肉チューブの外壁に 加熱空気を放出させる位置の特定が正確にできず、 必要以外の部位が加 熱されて薄肉チューブが変形した。 このため、 口筒部を作成するための 軟化部分の容積が増加してチューブ容器のテーパ肩部の肉厚が厚く なつ たり、 所望のチューブ形状が得られず商品価値がないチューブ容器しか 得られないという問題が生じていた。 また、 薄肉チューブが変形してし まうことより、 チューブ容器の表面に印刷をした後に、 口筒部を形成す ることはできなかつた。
発 明 の 概 要
本発明は、 このような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、 所望のチューブ形状に成形でき、 チューブの肩部の肉厚を薄く成形する ことができるとともに、 作業効率の向上を図ることのできるチューブ容 器の製造方法及び製造装置を提供することを目的とする。
また、 従来の技術においては、 肩部にマーブル模様などの装飾を施す 場合、 チューブ容器を成形した後、 印刷によりマーブル模様を付与する こととしていた。 本発明によれば、 チューブ容器を製造する際に、 併せ て肩部にマーブル模様をも付与することができる。 本発明は前記課題を解決するために、 以下の手段を採用した。
以下に、 本発明のポイン トを簡単に述べる。
( 1 ) 本発明は、 熱可塑性樹脂で形成された薄肉チューブから、 キヤ ッ プが装着される口筒部を備えたチューブ容器を製造する方法において、 前記口筒部を成形するへッ ド形成部を備えたチューブホルダ一に前記 薄肉チューブを装着し、 薄肉チューブの先端をチューブホルダ一の先端 から一定寸法突出させて取り付ける第 1工程と、
薄肉チューブの端部の内壁面に加熱空気を放出し前記雄型から離れる 方向に強制的に吸引するとともに、 薄肉チューブの端部の外壁面を冷却 して薄肉チューブの内側と外側との間に温度差を設けることにより、 薄 肉チューブの先端部の形状を保持しつつ、 薄肉チューブの端部内側を軟 化させる第 2工程と、
薄肉チューブの端部の外壁面に加熱空気を放出し、 雄型から離れる方 向に強制的に吸引することにより、 薄肉チューブの先端を萎ませて密着 させる第 3工程と、
萎ませて密着させた薄肉チューブの先端を雄型と協働する雌型を用い て口筒部及び肩部を成形する第 4工程と
を有することを特徴とするチューブ容器の製造方法である。
薄肉チューブの内壁を加熱した加熱空気を強制的に吸引排除するため、 加熱のいらない部位が加熱されることはなく、 また、 同時に薄肉チュー ブの外壁を冷却し、 且つ、 膨張変形を規制するため、 加熱の前後におい て薄肉チューブの形状を保持することができる。 さらに、 薄肉チューブ の外壁を加熱するに際し、 加熱した加熱空気を強制的に吸引排除するた め、 加熱のいらない部位が加熱されることもない。 従って、 口筒部を形 成するための軟化部分を一定容積にすることができ、 チューブ容器の肩 部の肉厚を所望の薄肉にすることができるとともに、 所望のチューブ形 状に成形することができる。
( 2 ) 内容物の注出を行う注出口の形成は、 口筒部及び肩部を圧縮成形 すると同時に口筒部に注出口を穿孔してもよいし、 チューブ容器の成形 時には口筒部を閉塞した状態に成形しておき、 成形後別途注出口を穿孔 してもよい。
( 3 ) 薄肉チューブは 2層以上を備えた積層チューブを使用してもよく、 単層チューブであつてもよい。
( 4 ) 前記薄肉チュ一ブは外側層と内側層との間に中間層を挟装した 3 層構造をなし、 この中間層を形成する材料は外側層と内側層を形成する 材料と異なる材料であり、 前記内側層の肉厚は外側層の肉厚よりも厚く してもよい。
内側層の肉厚を外側層の肉厚より も厚くすることにより、 口筒部の圧 縮成形時におけるチューブ容器の成形不良を防止することができる。
( 5 ) 前記薄肉チューブは外側層と内側層との間に中間層を挟装した 3 層構造をなし、 この中間層を形成する材料は外側層と内側層を形成する 材料と異なる材料であり、 前記内側層を形成する材料の流動性は前記外 側層を形成する材料の流動性より良いようにしてもよい。
内側層を形成する材料の流動性と外側層を形成する材料の流動性に相 違を持たせ、 且つ、 内側層を形成する材料の流動性を外側層を形成する 材料の流動性より良くすることにより、 異なる樹脂材料の接合部の線状 のムラの発生を防止することができる。
( 6 ) 前記薄肉チューブは外側層と内側層との間に中間層を挟装した 3 層構造をなし、 この中間層を形成する材料は外側層と内側層を形成する 材料と異なる材料であり、 前記内側層の肉厚は外側層の肉厚よりも厚く - 前記内側層を形成する材料の流動性は前記外側層を形成する材料の流動 性より良いようにしてもよい。
内側層の肉厚を外側層の肉厚より も厚くすることにより、 口筒部の圧 縮成形時におけるチューブ容器の成形不良を防止することができる。 ま た、 内側層を形成する材料の流動性と外側層を形成する材料の流動性に 相違を持たせ、 且つ、 内側層を形成する材料の流動性を外側層を形成す る材料の流動性より良くすることにより、 異なる樹脂材料の接合部の線 状のムラの発生を防止することができる。
( 7) また、 本発明は、 熱可塑性樹脂で形成された薄肉チューブから、 キヤップが装着される口筒部を備えたチューブ容器を製造する装置にお いて、
前記薄肉チューブを保持し、 保持した薄肉チューブの内部に挿入され る圧縮成形用の雄型を有し、 この雄型は薄肉チューブの先端から一定寸 法だけ軸方向内側に配されるとともに軸方向に沿って移動可能にされて いるチューブホルダと、
前記薄肉チューブの先端部の内壁面に加熱空気を放出するとともに、 薄肉チューブの先端部の外壁面を冷却し、 内壁面加熱後の加熱空気を薄 肉チューブから軸方向に離間する方向へ吸引する内部加熱器と、
薄肉チューブの先端部の外壁面に加熱空気を放出し、 外壁面加熱後の 加熱空気を薄肉チューブから軸方向に離間する方向へ吸引する外部加熱 ¾δと、
前記チューブホルダの雄型と協働して薄肉チューブの端部を挟み込み 口筒部及び肩部に圧縮成形する雌型、 と
を備えたチューブ容器の製造装置である。 この製造装置を用いることに より、 前記製造方法の発明を容易に実施することができる。 ( 8 ) また、 この製造装置は、 チューブホルダの雄型と雌型とにより薄 肉チューブの端部を口筒部及び肩部に圧縮成形する時に口筒部に注出口 を形成する穿孔器を備えてもよい。
(9 ) 上述のチューブ容器の製造装置の内部加熱器は、 薄肉チューブの 先端部の外壁面を冷却する環状の冷却部と、 この冷却部の内側に冷却器 との間に環状の隙間を有して配された加熱部と、 前記環状の隙間に連な る加熱空気吸引路とを備え、 冷却部と加熱部との間の前記環状の隙間に 前記チューブホルダで保持された薄肉チューブの先端部が挿入可能にな つていて、 前記加熱部には、 その内部に加熱空気通路が設けられるとと もに、 薄肉チューブを夾んで冷却部と対向する部位に加熱空気放出口が 設けられていてもよい。
( 10 ) さらに、 上述のチューブ容器の製造装置の外部加熱器は、 内部 に加熱空気通路が設けられた環状の加熱部を有し、 この加熱部の内側に 前記チューブホルダで保持された薄肉チューブの先端部が挿入可能にな つていて、 加熱部の内側に加熱空気吸引路が接続されており、 挿入され た薄肉チューブの先端部と対向する加熱部の内壁面に加熱空気放出口が 設けられていてもよい。
( 1 1 ) 本発明の薄肉チューブの原材料は、 例えば接着性ポリエチレン と、 エチレンビニルアルコール共重合体等のガスバリァ性を有する樹脂 とを使用することができる。 但し、 薄肉チューブの原材料は前記の例に 限るものではない。
( 12 ) 本発明は、 熱可塑性樹脂で形成され、 楕円の断面形状を有する 薄肉積層チューブから、 キャップが装着された口筒部を備えたチューブ 容器を製造する方法において、
前記口筒部を成形するへッ ド形成部を備えたチューブホルダーに前記 薄肉チューブを装着し、 薄肉チューブの先端をチューブホルダ一の先端 から一定寸法突出させて取り付ける第 1工程と、
薄肉チューブの端部の内壁面に加熱空気を放出し前記雄型から離れる 方向に強制的に吸引するとともに、 薄肉チューブの端部の外壁面を冷却 して薄肉チューブの内側と外側との間に温度差を設けることにより、 薄 肉チューブの先端部の形状を保持しつつ、 薄肉チューブの端部内側を軟 化させる第 2工程と、
薄肉チューブの端部の外壁面に加熱空気を放出し、 雄型から離れる方 向に強制的に吸引することにより、 薄肉チューブの先端を萎ませて密着 させる第 3工程と、
萎ませて密着させた薄肉チューブの先端を雄型と協働する雌型を用い て口筒部及び肩部を成形する第 4工程と
を有することを特徴とする、 チューブ容器にマーブル模様を付する方法 である。
積層チューブを構成する各層は、 所望の色に着色することが好ま しい c マーブル模様を付する方法によれば、 第 3工程において薄肉チューブ の先端部は内側に萎み、 折り畳まれる。 この状態で第 4工程においてこ の先端部を口筒部及び肩部に圧縮成形するので、 折り畳まれた部分にお いては、 内外層の位相のずれ、 重なり、 変位が生じることとなり、 外側 層が引き延ばされ、 薄くなる。 この外側層が薄になった部分においては、 中間層又は内側層が透けて見えることとなり、 母線方向に沿つたマ一ブ ル模様が呈されることとなる。
図面の簡単な説明
図 1は、 本発明の第 1の実施の形態に使用する薄肉チューブの正面図 である。 図 2は、 本発明の第 1の実施の形態における第 1の工程で使用するチ ュ一ブホルダの正面図である。
図 3は、 本発明の第 1の実施の形態においてチューブホルダに薄肉チ ユ ーブを装着した状態を示す断面図である。
図 4は、 本発明の第 1の実施の形態における内部加熱器の断面図であ 図 5は、 本発明の第 1の実施の形態における第 2の工程の熱処理後の チューブホルダに装着された薄肉チューブの断面図である。
図 6は、 本発明の第 1の実施の形態における外部加熱器の断面図であ る。
図 7は、 本発明の第 1の実施の形態における第 3の工程の熱処理直後 のチューブホルダに装着された薄肉チューブの正面図である。
図 8は、 本発明の第 1の実施の形態における第 3の工程の熱処理後の チューブホルダに装着された薄肉チューブの正面図である。
図 9は、 本発明の第 1の実施の形態において第 4の工程における口筒 部の成形前を示す雄型の断面図である。
図 1 0は、 本発明の第 1の実施の形態において第 4の工程における口 筒部の成形時を示すチューブホルダ及び雄型の断面図である。
図 1 1は、 本発明の第 1の実施の形態において第 4の工程における口 筒部の成形後を示すチューブホルダ及び雄型の断面図である。
図 1 2は、 本発明の第 1の実施の形態により成形されたチューブ容器 の断面図である。
図 1 3は、 本発明の第 1及び第 2の実施の形態に使用する薄肉チュー ブの縦断面図である。
図 1 4は、 本発明の第 3の実施の形態により製造されたチューブ容器 の平面図である。
図 1 5は、 本発明の第 3の実施の形態により製造されたチューブ容器 の肩部及び口筒部の一部正面図である。
図 1 6は、 図 1 7中 A— A線より見た一部断面図である。
図 1 7は、 本発明の第 3の実施の形態において第 3の工程の熱処理後 のチューブホルダに装着された薄肉チューブの一部正面図である。
発明の好ましい態様
以下、 本発明の第 1の実施の形態を図 1から図 1 3の図面に基づいて 説明する。
初めに、 本発明によって製造されたチューブ容器について図 1 2を用 いて説明する。 チューブ容器 1は柔軟な円筒状の樹脂を熱成形してなる 収容胴部 3と、 樹脂を圧縮成形法により成形された口筒部 5を備えてい る。 収容胴部 3は直胴部 7 とテーパ肩部 9から構成されている。 口筒部 5は先端に図示しない内容物を外部に注出する注出口 1 1を有し、 口筒 部 5の外壁面にはキヤ ップ等を装着するネジ山 1 3が設けられている。
このチューブ容器 1は薄肉チューブ 1 5を素材として一体成形された ものである。 前記薄肉チューブ 1 5は、 図 1 に示すように、 接着性ポリ エチレンと、 エチレンビニルアルコ一ル共重合体等のガスバリァ性を有 する樹脂とを加熱後、 引き延ばされて押し出し成形された筒状のもので、 一定の長さに切断されたものである。
薄肉チューブ 1 5は、 単層構造で構成することができ、 また多層構造 で構成することができる。 例えば、 薄肉チューブ 1 5は、 図 1 3に示す ように、 外側層 6 1と内側層 6 3との間に中間層 6 5を挟装した 3層構 造をなすことができる。 しかしながら、 本発明は、 3層構造に限定され るものではない。 外側層 6 1は、 チューブ容器を製造するのに用いられる公知の樹脂材 料を用いることができ、 例えば、 印刷適性を有するポ リエチレ ン (PE) 、 ポリプロピレン (PP) 等を挙げることができる力 これらに限定される ものではない。
内側層 6 3及び中間層 6 5は、 所望の物性を有する公知の樹脂材料を 用いることができる。 例えば、 ガスバリア性を要求する場合には、 内側 層 6 3又は中間層 6 5に、 ガスバリア性を有する樹脂を用いることがで きる。 ガスバリア性を有する樹脂としては、 例えば、 エチレンビニルァ ノレコ一ル共重合体 (EV0H) 、 ポ リエチレンテレフタ レ一 卜 (PET ) 、 PE T-G (ポリエチレンテレフタレ一 卜系樹脂で、 グリコール成分の一部が 1 , 4-シク ロへキサンジメ タノールで置換されている熱可塑性コポ リ エス テル) 、 ポリブチレンテレフ夕レー ト (PBT ) を挙げることができる。 ビ夕 ミ ンを含有する内容物や着色材を含有する内容物を容器に充塡する 場合には、 内側層 6 3に非吸着性を有する樹脂を用いることができる。 非吸着性を有する樹脂としては、 例えば、 非吸着性 PET を挙げることが できる。
外側層 6 1、 内側層 6 3、 中間層 6 5のいずれにも、 接着性を有する 樹脂を用いることができる。 接着性を有する樹脂を用いることにより、 接着剤を使用しなくて済むこ ととなる。 接着性を有する樹脂としては、 例えば接着性ポリエチレンがあり、 三井石油株式会社のア ドマ— (商品 名) 、 三菱化学株式会社のモディ ック (商品名) を挙げることができる 力 <、 これらに限定されるものではない。 接着性を有する樹脂を用いない 場合には、 公知の接着剤を用いることができる。
従って、 例えば、 接着性ポリエチレンと EV0Hとの 2層構造も本発明に 含まれるし、 接着性を有しないポ リ エチレン、 と接着剤よりなる接着剤 層と、 EVOHとの 3層構造も本発明に含まれる。 また、 ポリエチレンと、 接着剤と、 EV0Hと、 接着剤と、 ポリエチレンとよりなる 5層構造のもの も本発明に含まれる。
薄肉チューブ 1 5の断面形状は、 真円であってもよく、 楕円であって もよい。
本発明による方法発明の実施に直接使用するチューブ容器の製造装置 の第 1の実施の形態を、 図 2、 図 4、 図 6、 図 9を用いて説明する。
チューブ容器の製造装置は、 チューブホルダー 1 7 と、 内部加熱器 2 3 と、 外部加熱器 2 5と、 雌型 2 7 と、 穿孔器 2 9とから構成されてい る。
前記チューブホルダ 1 Ίは、 薄肉チューブ 1 5を保持し口筒部 5及び テーパ肩部 9を圧縮成形するものであり、 チューブホルダ本体 3 1 と雄 型 1 6から構成されている。 雄型 1 6及びチューブホルダ本体 3 1は、 薄肉チューブ 1 5と同形の断面円形をなし、 チューブホルダ本体 3 1の 先端には前記雄型 1 6がチューブホルダ本体 3 1に対して移動可能に備 えられている。 薄肉チューブ 1 5は、 図 3に示すように、 その先端がチ ュ一ブホルダ 1 7の先端から一定寸法突出した状態でチューブホルダ 1 7のチューブホルダ本体 3 1に装着されている。
内部加熱器 2 3は、 薄肉チューブ 1 5の内壁面 1 9を加熱するととも に外壁面 2 1を冷却し、 薄肉チューブ 1 5の内側と外側との間に温度差 を設けながら内壁面 1 9を钦化するものであり、 内部加熱器 2 3は、 図 4に示すように、 薄肉チューブ 1 5の先端部 1 5 aの外壁面 2 1を冷却 する環状の冷却部 3 3と、 この冷却部 3 3の内側に環状の隙間部 3 5を 有して配された加熱部 3 7と、 前記環状の隙間部 3 5に連なる加熱空気 吸引路 3 9とを備えている。 前記冷却部 3 3は、 その内部に例えば水等の冷媒を絶えず循環させる 循環部 4 1 と薄肉チューブ 1 5の外壁面 2 1を冷却する冷却面 4 3を備 えており、 前記冷却面 4 3を薄肉チューブ 1 5の外壁面 2 1に接触させ ることにより、 薄肉チューブ 1 5の外壁面 2 1が冷却される。
前記加熱部 3 7は、 図示しない熱発生部と連通する有頂筒状をなして おり、 加熱部 3 7の上部は薄肉チューブ 1 5の先端部 1 5 aの内側に揷 入できるように小径部 3 7 aをなし、 小径部 3 7 aと連通する加熱部 3 7の下部は大径部 3 7 bをなしている。 前記小径部 3 7 aの上方には薄 肉チューブ 1 5を挟んで冷却部 3 3 と対向する部位に開口した加熱空気 放出口 4 5が設けられている。
前記隙間部 3 5に連なる加熱空気吸引路 3 9は、 図示しない加熱空気 吸引手段と連通し、 加熱空気を薄肉チューブ 1 5の先端部 1 5 aから離 間する方向に吸引する。
前記外部加熱器 2 5は、 薄肉チューブ 1 5の先端部 1 5 aの外壁面 2 1を加熱するものであり、 図 6に示すように、 その内部に加熱空気通路 4 7が設けられた環状の加熱部 4 9を有し、 この加熱部 4 9の内側に前 記チューブホルダ 1 Ίで保持された薄肉チューブ 1 5の先端部 1 5 aが 挿入可能になっており、 加熱部 4 9の内側に加熱空気吸引路 5 1が接続 され、 挿入された薄肉チューブ 1 5の先端部 1 5 aを挟んで対向する部 位に加熱空気放出口 5 3が設けられている。
前記雌型 2 7は、 図 9に示すように、 チューブ容器 1のテ一パ肩部 9 の外面形状に対応した形状のキヤビティ 5 5 aを有する第 1金型 5 5と、 第 1金型 5 5の下方に位置し口筒部 5の外面形状に対応した形状のキヤ ビティ 5 7 aを有する第 2金型 5 7を設けている。 第 2金型 5 7の下方 には、 口筒部 5に注出口 1 1を形成する前記穿孔器 2 9が設けられてい る。 穿孔器 2 9はバネ等の弾性手段によって図 9の上方に付勢され、 薄 肉チューブ 1 5の端部 1 5 bが雄型 1 6と雌型 2 7の協働により圧縮成 形と同時に口筒部 5に注出口 1 1を穿孔する。
次に、 本発明のチューブ容器の製造方法について、 図 1から図 1 1を 用いて説明する。
チューブ容器 1の原料となる樹脂を取り付ける第 1工程を図 1から図 3を用いて説明する。
チューブ容器 1の原材料となる薄肉チューブ 1 5は、 図 3に示すよう に、 チューブホルダ 1 7の外周に配され、 その端部は前記雄型 1 6の先 端から一定寸法だけ軸方向外側に突出して取り付けられている。 雄型 1 6は薄肉チューブ 1 5をチューブホルダ 1 7に取り付けても、 薄肉チュ —ブ 1 5の内側をチューブホルダ 1 Ίの軸方向に移動することができる。 次に、 薄肉チューブ 1 5の内壁面 1 9を軟化させる第 2工程を図 4、 図 5を用いて説明する。
薄肉チューブ 1 5が装着されたチューブホルダ 1 7を移動させ、 図 4 に示すように、 薄肉チューブ 1 5の先端部 1 5 aを内部加熱器 2 3の冷 却面 4 3 と加熱部 3 7の小径部 3 7 a との間の隙間部 3 5に揷人する。 そして、 加熱部 3 7により、 内壁面 1 9を加熱すると同時に、 冷却面 4 3により薄肉チューブ 1 5の外壁面 2 1を冷却する。 加熱は、 矢印が示 すように、 加熱部 3 7の内部に加熱空気を流し、 加熱空気放出口 4 5か ら放出させることにより行なわれ、 この加熱により内壁面 1 9は軟化す る。 内壁面 1 9に衝突した加熱空気は、 図示しない吸引手段により加熱 空気吸引路 3 9を通って図 4の下方に強制的に吸引される。 このため、 加熱してはいけない部分への加熱の影響は極めて少ない。
加熱空気の温度及び時間は、 薄肉チューブ 1 5の内壁面 1 9を钦化さ P T/JP9 0 3
- 14 - せるに十分な温度及び時問であればよい。 加熱空気の温度は、 後述の実 施例において記している力〈、 これらに限定されるものではない。 加熱時 間も後述の実施例に限定されるものではない。 しかしながら、 あまり加 熱空気の温度を高くすると、 樹脂が溶融してしまう可能性もあるので、 加熱の程度は、 加熱時間を調整することが好ましい。
冷却は、 循環部 4 1に絶えず水等の冷媒を循環させることにより冷却 面 4 3と接する薄肉チューブ 1 5の外壁面 2 1から熱を吸収することに より行なわれる。 薄肉チューブ 1 5の外壁面 2 1を冷却することにより、 外壁面 2 1の軟化を防止して薄肉チューブ 1 5の先端部 1 5 aの形状を 保持する。
薄肉チューブ 1 5の内壁面 1 9を砍化処理した薄肉チューブ 1 5の先 端部 1 5 aは、 図 5に示すように、 その肉厚が厚くなり長さが収縮する。 これは、 引き延ばされ押し出し成形された薄肉チューブ 1 5のガラス転 移点を越えた温度で加熱部 3 7が加熱されたため、 メモリ現象により瞬 間的に収縮して元の形状に戻るためと思われる。 そして、 この収縮した 薄肉チューブ 1 5の先端部 1 5 aは、 本発明により成形される口筒部 5 及びテーパ肩部 9を形成するために必要な一定容積の樹脂を提供する。 次に、 薄肉チューブ 1 5の先端部 1 5 aの外壁面 2 1を軟化させる第 3工程を図 6から図 8を用いて説明する。
先端部 1 5 aが肉厚となった薄肉チューブ 1 5が装着されたチューブ ホルダ 1 7を移動させ、 図 6に示すように、 外部加熱器 2 5の加熱部 4 9の内側に薄肉チューブ 1 5の先端部 1 5 aを挿入する。 そして、 薄肉 チューブ 1 5の外壁面 2 1を加熱する。 加熱は、 薄肉チューブ 1 5の先 端部 1 5 aの外周外側に設けられた加熱器 4 9により行なわれる。 加熱 空気放出口 5 3から放出された加熱空気が薄肉チューブ 1 5の外壁面 2 1に衝突することにより、 薄肉チューブ 1 5の外壁面 2 1は加熱される。 外壁面 2 1に衝突した加熱空気は、 図 6に示す矢印の方向に、 加熱空気 吸引路 5 1を通って吸引排出される。 外壁面 2 1に衝突した加熱空気を 吸引するのは、 薄肉チューブ 1 5の先端部 1 5 aを内側に萎ませて密着 させることと、 加熱してはいけない部分への加熱の影響を小さくするた めでめる。
加熱空気の温度及び時間は、 薄肉チューブ 1 5の先端部 1 5 aを軟化 させるに十分な温度及び時間であればよい。 加熱空気の温度は、 後述の 実施例において記している力 <、 これらに限定されるものではない。 加熱 時間も、 後述の実施例において記しているが、 これらに限定されるもの ではない。 しかしながら、 あまり加熱空気の温度を高くすると、 樹脂が 溶融してしまう可能性もあるので、 加熱の程度は、 加熱時間を調整する ことが好ましい。
外壁面 2 1を加熱処理した薄肉チューブ 1 5の先端部 1 5 bは、 図 7 に示すように、 薄肉チューブ 1 5の内側に変形した後、 図 8に示すよう に、 熱収縮により萎んで密着する。 萎んで密着した部分は、 口筒部 5及 びテ―パ肩部 9を成形するための一定容積の樹脂を提供する。
外部加熱を行う範囲は、 口筒部 5及びテーパ肩部 9を成形するための 容積に依存する。 例えば、 直径 19匪の薄肉チューブ 1 5の場合にはチュ —ブ端部から 1 5nim、 直径 25腿の薄肉チューブ 1 5の場合にはチューブ端 部から 2 2 iMを加熱したが、 これらの数値に限定されるものではない。
次に、 チューブ容器 1の口筒部 5及びテーパ肩部 9を成形する第 4ェ 程を図 9から図 1 1を用いて説明する。
先端部 1 5 bが萎んで密着した薄肉チューブ 1 5が装着されたチュー ブホルダ 1 7を、 図 9、 図 1 0に示すように、 雌型 2 7の上部に移動さ せ、 チューブホルダ 1 7を下降させて、 先端部 1 5 bを雌型 2 7の上に 載置する。 その後、 雄型 1 6をチューブホルダ 1 7に対して下降させて 雌型 2 7 と協働して薄肉チューブ 1 5の先端部 1 5 bを挟み込み口筒部 5及びテーパ肩部 9に圧縮成形する。 これと同時に、 図 1 0に示すよう に、 穿孔器 2 9が口筒部 5に注出口 1 1を穿孔する。
そして、 この圧縮成形後、 図 1 1に示すように、 薄肉チューブ 1 5力く 装着されたチューブホルダ 1 7を上方に引き上げ、 薄肉チューブ 1 5を チューブホルダ 1 7から取り出して図 1 2に示すチューブ容器 1が完成 する。
実施例 1
薄肉チューブ 1 5は接着性ポリエチレンと、 ガスバリァ性を有する EV 0H共重合体とを使用し、 肉厚は 0 . 5匪とした。 外側層及び内側層は接着性 ポリエチレンよりなり、 中間層は EV0Hよりなるものであった。 薄肉チュ ーブ 1 5 の直径は、 19匪であつた。
内部加熱器 2 3の使用条件は次の通りである。 加熱空気の温度は摂氏 380 度、 加熱空気の空気圧力は 0 .08 MPa (尚、 加熱空気の空気流量は 41 0 Nl/minである) 、 加熱後の加熱空気の吸引力は 330 Nl/minであった。 加熱時間は、 1秒であった。
また、 外部加熱器 2 5の使用条件は次の通りである。 加熱空気の温度 は摂氏 300 度、 加熱空気の空気圧力は 0 . 09 MPa (尚、 加熱空気の空気流 量は 380 Nl/minである) 、 加熱後の加熱空気の吸引力は 350 N l/min、 冷 却部の水量は 2 . 2 1/min であった。 加熱時間は 4秒であった。 また、 加 熱範囲は、 チューブ端から 15mmであつた。
前記条件を使用した結果、 良好なチューブ容器 1が成形された。
実施例 _2〜 5 表 1に示したような構成の薄肉チューブ 1 5を用いて、 チューブ容器 1を成形した。 各実施例における内部加熱器 2 3及び外部加熱器 2 5の 使用条件を、 表 1 に示す。
いずれの実施例においても、 良好なチューブ容器 1が成形された。
Figure imgf000020_0001
次に、 本発明の第 2の実施の形態を説明する。 本発明の第 2の実施の 形態は、 薄肉チューブ 1 5が 3層の場合の、 各層の肉厚及び物性に関す るものであり、 製造方法及び製造装置は上述と同じものなので説明を省 略する。
ここで、 本出願人は、 3層構造の薄肉チューブ 1 5の各層の樹脂材料 の肉厚や流動性を種々変えてチューブ容器 1を製造したところ、 肉厚や 流動性はチューブ容器 1の欠陥発生率に大きな影響を与えることが判明 した。 これについて、 表 2及び表 3の実験結果を参照して説明する。 尚、 該実験における 3層構造に関して、 外側層 6 1及び内側層 6 3は同一材 料の接着性ポリエチレンであり、 中間層 6 5は EV0Hである。
[表 2について]
表 2中、 流動性はメル卜インデックス (以下、 M I と記す。 ) の価で 表され、 この M I は一定の温度及び圧力で規定の直径及び長さをもつォ リ フィ スから熱可塑性樹脂の溶融材料を押し出し、 その重量をはかり、 これを 1 0分間当たりの g数に換算して表した数値である。 尚、 測定方 法は ASTM-D- 1238 に従った。 一般に M I が大きいほど溶融時の流動性や 加工性が良好であり、 引っ張り強さ、 耐ス ト レスクラ ッキング性は低下 する。
また、 表 2中、 良品率の判定基準は次の通りである。
◎ 欠陥発生率が非常に少ない
〇 欠陥発生率が少ない
△ 欠陥発生率がやや多い
X 欠陥発生率が非常に多い
尚、 ここでいう欠陥とは、 成形時に肩部に突起が発生したり、 ネジ部 が欠けていたり、 注出口が開口していない場合等をいう。 また、 表 2では各実験ナンバ一毎のサンプル数は 5 0個である ( 表 2
Figure imgf000022_0001
表 2の実験 No . 1〜3の結果から、 外側層 6 1 と内側層 6 3の肉厚 d 3、 d lを同一とし、 且つ、 外側層 6 1 と内側層 6 3の樹脂材料の流動性 も同一と したのでは、 成形されるチューブ容器 1に多数の欠陥が発生す ることが分かる。
また、 表 2の実験 No . 4、 5の結果から、 内側層 6 3の肉厚 d l を外 側層 6 1の肉厚 d 3 より厚く したほうが良品率が向上することが分かる。
[表 3について]
表 2の実験結果に基づき内側層 6 3の肉厚 d l を外側層 6 1の肉厚 d 3 よりも厚くすることを前提にして中間層 6 5の肉厚 d 2 や M I を変数 と して実験を行った結果が表 3である。
表 3中、 ゥュルドマークとは、 熱可塑性樹脂の接合部における線状の ムラをいう。 一般に熱可塑性樹脂を流動させて金型内に充塡して成形品 とする時に、 樹脂の 2つ以上の流れが完全に融合しないと、 その接合部 に線状のムラを生じる。 このムラが目立つと成形品の商品価値を低下さ せることになる。 また、 このムラが目立たなくてもこのウエルドマーク に直行する方向の強さは、 ウエルドマークの無い部分に比べてかなり低 く なり、 応力腐食割れを起こし易く もなる。
表 3中、 ゥヱルドマ一クの判定基準は次の通りである。
〇 ムラが目立たない
△ ムラがやや目立つ
X ムラが非常に目立つ
尚、 良品率の判定基準は前記表 2中の良品率の判定基準と同一である c また、 表 3では各実験ナンバー毎のサンプル数は 1 0 0個である。
3
Figure imgf000023_0001
表 3の実験 No . 1及び 6の結果から、 内側層 6 3の肉厚 d l を外側層 6 1 の肉厚 d 3 より厚くすることにより、 良品率が高いチューブ容器 1 が得られ、 内側層 6 3の樹脂材料の M 1 を外側層 6 1の樹脂材料の M I より大きくすることにより、 ゥヱルドマークの目立たないチューブ容器 1を得られることが分かる。
また、 表 3の実験 No . 3〜 5若しくは実験 No . 6〜 8の結果から、 中 間層 6 5の肉厚 d 2 を厚くすると、 ゥヱルドマークが目立つチューブ容 器 1が增加する。
尚、 口筒部 5の端部に設けるべき注出口 1 1が開口しないという欠陥 (以下、 穴詰まり と記す。 ) は実験 No . 5及び No . 8にのみ生じた。 こ のことと前記実験 No . 3〜 5若しくは実験 No . 6〜 8の結果から、 中間 層 6 5の肉厚 d 2 を厚くすると、 この穴詰まりが発生し易くなることが 分かる。
以上より、 3層の積層薄肉チューブ 1 5を使用する場合には、 以下の 条件を満たすことが好ましい。
①内側層 6 3の肉厚 d l は外側層 6 1の肉厚 d 3 より大きいこと ②内側層 6 3の M I は外側層 6 1の M l より大きいこと 次に、 本発明の第 3の本発明によれば、 チューブ容器 1の肩部にマー ブル模様を付することができる。 本発明によれば、 チューブ容器 1の肩 部及び口筒部を成形すると同時に、 図 1 4及び 1 5に示したようなマー ブル模様を付することができることとなる。
チューブ容器 1の肩部にマーブル模様を付する場合には、 多層構造よ りなる薄肉チューブ 1 5を用い、 各層に着色する。 例えば、 白色の容器 にピンク色のマーブル模様を付すのであれば、 外側層を白色に、 中間層 及び/又は内側層をピンク色に着色する。 着色材は、 公知のものを使用 することができる。 また、 薄肉チューブの断面形状は、 楕円である。
チューブ容器 1の肩部及び口筒部にマ—ブル模様を付する製造方法及 びこれに用いる製造装置は、 上述のチューブ容器の製造方法と同じであ る。 従って、 第 1工程及び第 2工程についての説明は省略する。
上述したチューブ容器の製造方法の第 3工程においては、 上述のよう に、 加熱器 4 9により薄肉チューブ 1 5の外壁面 2 1を加熱し、 また外 壁面 2 1 に衝突した加熱空気は、 加熱空気吸引路 5 1を通って吸引排出 される。 加熱空気が衝突し、 吸引排出されるので、 钦化した薄肉チュー ブ 1 5の先端部 1 5 aは、 加熱空気の衝突による正圧と吸引排出に伴う 不圧との作用により、 図 7及び図 1 7に示すように内側に萎む。 上述の ように、 薄肉チューブの断面形状は、 楕円である。 従って、 長辺方向に おける収縮程度は、 短辺方向における収縮程度に対して大きなものとな る。 このため、 先端部 1 5 bは、 図 1 6に示したように、 半径方向にお いて折り畳まれた如く不定形状を呈すこととなる。
このような状態において、 第 4工程を実施する。 すなわち、 上述のよ うに、 雄型 1 6をチューブホルダ 1 7に対して下降させて雌型 2 7と協 働して薄肉チューブ 1 5の先端部 1 5 bを挟み込み口筒部 5及びテーパ 肩部 9に圧縮成形する。 この時、 折り畳まれた部分が押圧成形されるの で、 折り畳まれた部分において、 内外層の位相のずれ、 重なり、 樹脂の 流動、 変位が生ずる。 このため、 外側層は、 引き延ばされ、 口筒部から 肩部の周縁部に沿って向かう個所に薄くなった部分が生ずる。 この薄く なった部分においては、 中間層又は内側層が透けて見えることとなる。 このため、 肩部には、 母線方向に沿って中間層の色が不定形に透けて見 えることとなり、 これが母線方向に沿った不定形のマーブル模様となる c 実施例 5
薄肉チューブ 1 5は、 3層構造よりなり、 外側層は接着性ポリエチレ ンよりなり、 中間層は EV0Hよりなり、 内側層は接着性ポリエチレンより なる。 外側層は白色に着色した。 一方、 内側層はピンク色に着色した。 中間層は着色しなかった。 総肉厚は 0 . 5πιπι と した。 チューブ容器 1 5の 長径は 30mni、 短径は 20mmであった。
内部加熱器 2 3の使用条件は次の通りである。 加熱空気の温度は摂氏 375 度、 加熱空気の空気流量は 410 Nl/min、 加熱後の加熱空気の吸引力 は 300 Nl/min 冷却部の水量は 2 .2 1/rain であった。
また、 外部加熱器 2 5の使用条件は次の通りである。 加熱空気の温度 は摂氏 400 度、 加熱空気の空気流量は 380 Nl/min、 加熱後の加熱空気の 吸引力は 400 N l/min. 外部加熱時間は 4秒であった。 加熱範囲は、 チュ —ブ端から 22mmであった。
前記条件を使用した結果、 口筒部及び肩部にマーブル模様を呈した良 好なチューブ容器 1が成形された。
以上説明したように、 本発明によれば、 薄肉チューブの内壁面を加熱 する際に、 加熱後の加熱空気を薄肉チューブから離間する方向へ吸引し、 且つ、 薄肉チューブの外壁面を冷却することにより、 加熱後の薄肉チュ ーブの形状変化を防止して以後の工程を円滑に進めることができる。
しかも、 薄肉チューブの外壁面を加熱する際も、 加熱後の加熱空気を 薄肉チューブから離間する方向へ吸引することにより、 加熱をしてはい けない部分が加熱されないため、 軟化部分を一定量に保つことができ、 チューブ容器のテ一パ肩部の肉厚を薄くすることができる。 また、 外観 形状が変化しないため、 所望の形状のチューブ容器を得ることができる。 本発明によれば、 薄肉チューブから直接チューブ容器を製造するので、 チューブ容器にパ一ティ ングラインが生ずることが無い。 従って、 本発 明によれば、 チューブ容器への印刷が容易となる。 また、 本発明によれ ば、 加熱後の薄肉チューブの形状変化を防止しつつチューブ容器を製造 する二とができるので、 予め薄肉チューブに印刷をしておき、 その後、 口筒部及び肩部のみを成形することが可能である。
また、 薄肉チューブを外側層と内側層との間に中間層を挟装した 3層 構造とした場合には、 内側層を外側層より厚く し、 あるいは内側層を成 形する材料の流動性を外側層を成形する材料の流動性より良くすること により、 欠陥のないチューブ容器を得ることができる。
更に、 本発明によれば、 チューブ容器を製造する際に、 併せて肩部に マ一ブル模様をも付与することができる。

Claims

請 求 の 範 囲 1 熱可塑性樹脂で形成された薄肉チューブ(15)から、 キャップが装着 される口筒部(5 ) を備えたチューブ容器(1 ) を製造する方法において、 前記口筒部(5) を成形する雄型(16)を備えたチューブホルダ(1 7)に前 記薄肉チューブ(1 5)を装着し、 薄肉チューブの先端をチューブホルダの 先端から一定寸法突出させて取り付ける第 1工程と、 薄肉チューブの端部の内壁面に加熱空気を放出し前記雄型から離れる 方向に強制的に吸引するとともに、 薄肉チューブの端部の外壁面を冷却 して薄肉チューブの内側と外側との間に温度差を設けることにより、 薄 肉チューブの先端部の形状を保持しつつ、 薄肉チューブの端部内側を钦 化させる第 2工程と、 薄肉チューブの端部の外壁面に加熱空気を放出し雄型から離れる方向 に強制的に吸引することにより、 薄肉チューブの先端を萎ませて密着さ せる第 3工程と、 萎ませて密着させた薄肉チューブの先端に雄型と協働する雌型(2 7 )を 用いて口筒部及び肩部を成形する第 4工程、 とを有することを特徴とするチューブ容器の製造方法。 2 前記第 4工程において、 口筒部及び肩部を圧縮成形すると同時にこ の口筒部に注出口を穿孔することを特徴とする請求項 1記載のチューブ 容器の製造方法。 3 前記薄肉チューブが少なく とも 2層を備えた積層チューブであるこ とを特徴とする請求項 1記載のチューブ容器の製造方法。 4 前記薄肉チューブは外側層と内側層との間に中間層を挟装した 3層 構造をなし、 この中間層を形成する材料は外側層と内側層を形成する材 料と異なる材料であり、 前記内側層の肉厚は外側層の肉厚より も厚いこ とを特徴とする請求項 1または 2に記載のチューブ容器の製造方法。 5 前記薄肉チューブは外側層と内側層との間に中間層を挟装した 3層 構造をなし、 この中間層を形成する材料は外側層と内側層を形成する材 料と異なる材料であり、 前記内側層を形成する材料の流動性は前記外側 層を形成する材料の流動性より良いことを特徴とする請求項 1または 2 に記載のチューブ容器の製造方法。 6 前記薄肉チュ一ブは外側層と内側層との間に中間層を挟装した 3層 構造をなし、 この中間層を形成する材料は外側層と内側層を形成する材 料と異なる材料であり、 前記内側層の肉厚は外側層の肉厚より も厚く、 前記内側層を形成する材料の流動性は前記外側層を形成する材料の流動 性より良いことを特徴とする請求項 1または 2に記載のチューブ容器の 製造方法。 7 熱可塑性樹脂で形成された薄肉チューブ(1 5)から、 キャップが装着 される口筒部(5 ) を備えたチューブ容器(1 ) を製造する装置において、 前記薄肉チューブ(1 5 )を保持し、 保持した薄肉チューブの内部の挿入 される圧縮成形用の雄型(1 6 )を有し、 この雄型(1 6 )は薄肉チューブの先 端から一定寸法だけ軸方向内側に配されるとともに軸方向に沿って移動 可能にされているチューブホルダ(Π)と、 前記薄肉チューブの先端部の内壁面に加熱空気を放出するとともに、 薄肉チューブの先端部の外壁面を冷却し、 内壁面加熱後の加熱空気を薄 肉チューブから軸方向に離間する方向へ吸引する内部加熱器(23 )と、 薄肉チューブの先端部の外壁面に加熱空気を放出し、 外壁面加熱後の 加熱空気を薄肉チューブから軸方向に離間する方向へ吸引する外部加熱 器(25 )と、 前記チューブホルダの雄型(16)と協働して薄肉チューブの端部を挟み 込み口筒部(5 ) 及び肩部に圧縮成形する雌型(27)、 とを備えたチューブ容器の製造装置。 8 前記チューブホルダの雄型(16)と前記雌型(27)とにより薄肉チュー ブの端部を口筒部(5) 及び肩部に圧縮成形する時に口筒部に注出口を形 成する穿孔器(29)を備えたことを特徴とする請求項 7記載のチューブ容 器の製造方法。 9 前記内部加熱器(23)は、 前記薄肉チューブの先端部の外壁面を冷却 する環状の冷却部と、 この冷却部の内側に冷却器との間に環状の隙間を 有して配された加熱部と、 前記環状の隙間に連なる加熱空気吸引路とを 備え、 冷却部と加熱部との間の前記環状の隙間に前記チューブホルダで 保持された薄肉チューブの先端部が挿入可能になっていて、 前記加熱部 には、 その内部に加熱空気通路が設けられるとともに、 薄肉チューブを 挟んで冷却部と対向する部位に加熱空気放出口が設けられていることを 特徴とする請求項 7または 8に記載のチューブ容器の製造方法。 1 0 前記外部加熱器は、 内部に加熱空気通路が設けられた環状の加熱 部を有し、 この加熱部の内側に前記チューブホルダで保持された薄肉チ ユ ーブの先端部が挿入可能になっていて、 加熱部の内側に加熱空気吸引 路が接続されており、 挿入された薄肉チューブの先端部と対向する加熱 部の内壁面に加熱空気放出口が設けられていることを特徴とする請求項 7から 9のいずれかに記載のチューブ容器の製造装置。 1 1 熱可塑性樹脂で形成され、 楕円の断面形状を有する薄肉積層チュ ーブ(15)から、 キャ ップが装着される口筒部(5) を備えたチューブ容器
(1) を製造する方法において、
前記口筒部(5) を成形する雄型(16)を備えたチューブホルダ(17)に前 記薄肉チューブ( 1 5 )を装着し、 薄肉チューブの先端をチュ一ブホルダの 先端から一定寸法突出させて取り付ける第 1工程と、
薄肉チューブの端部の内壁面に加熱空気を放出し前記雄型から離れる 方向に強制的に吸引するとともに、 薄肉チューブの端部の外壁面を冷却 して薄肉チュ一ブの内側と外側との間に温度差を設けることにより、 薄 肉チューブの先端部の形状を保持しつつ、 薄肉チューブの端部内側を钦 化させる第 2工程と、
薄肉チューブの端部の外壁面に加熱空気を放出し雄型から離れる方向 に強制的に吸引することにより、 薄肉チューブの先端を萎ませて密着さ せる第 3工程と、
萎ませて密着させた薄肉チューブの先端に雄型と協働する雌型(2 7 )を 用いて口筒部及び肩部を成形する第 4工程、
とを有することを特徴とするチューブ容器にマーブル模様を付する方法
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