WO1997004318A1 - Capteur de vitesse de rotation magnetique - Google Patents

Description

明 加

柳 書

発明の名称

磁気式回転数セ ン サ

技術分野

本発明は、 自動車の ト ラ ン ス ミ ツ シ ョ ン等の回転軸の回転数 検出 に使用 さ れ る ダイ レ ク ト コ ネ ク タ 型の磁気式回転数セ ン サ に関す る も ので あ る。

背景技術

従来の磁気式回転数セ ン サ を第 7 図を用 い て説明す る o 第 7 図において、 3 は絶縁材よ り な る コ ネ ク タ ブ 口 ッ ク で あ り 、 こ の コ ネ ク タ ブ ロ ッ ク 3 は そ の—方の端部に機械的に固定 さ れたバイ ア ス用磁石 7 と 、 前記パィ ァ ス用磁石 7 に機械的に 取 り 付け ら れた磁気検出素子 8 と 、 前記 コ ネ ク タ ブ 口 ッ ク 3 に 設け ら れた中継端子 6 を介 し て前記磁気検出素子 8 が電気的に 接続さ れた回路部 5 と を有す る。 そ し て 、 前記 コ ネ ク タ ブ ロ ッ ク 3 の フ ラ ン ジ 3 a に機械的に固定 さ れ、 こ れ ら の磁気検出素 子 8 等を保護す る キ ヤ ッ ブ 1 を有す る c ま た 、 前記 コ ネ ク タ ブ 口 ッ ク 3 は他方の端部に前記 フ ラ ン ジ 3 a を境 と して雄型 コ ネ ク タ 部 3 b を有 し、 前記回路部 5 と 電気的 に接続 し た コ ネ ク タ 端子群 1 0 を前記雄型 コ ネ ク タ 部 3 b に 導出す る構成 と な っ て い る o

次に動作を第 8 図に基づいて説明す る 。 第 8 図に示す よ う に 突起 9 a を持 っ た回転す る磁性体 9 が キ ャ ッ プ 1 の先端に近接 す る と 、 前記磁気検出素子 8 を挟んで前記バ イ ア ス用磁石 7 と の間に磁路を形成す る 。 前記突起 9 a と 前記バ イ ア ス用磁石 7 と の相対的 な位置 に よ り 前記磁気検出素子 8 に加わ る 磁束密度 が変化す る た め、 そ の変化が電気信号に変換 さ れ、 前記回路部 5 に よ り 処理 さ れて前記雄型 コ ネ ク タ 部 3 b に よ り セ ン サ信号 と し て 出力 さ れ る 。

し か し な が ら 、 上記従来の ダイ レ ク ト コ ネ ク タ 型の磁気式回 転数セ ン サ で は、 相手側の コ ネ ク タ 仕様がユ ー ザに よ っ て異な る た め に ユ ー ザ毎 に成形金型を一品ずつ造 ら ね ばな ら ず、 ま た 信頼性の確認 も セ ン サ毎に そ の都度実施す る 必要があ っ た。 そ し て、 そ の た め の時間 と 労力 が製品の コ ス ト に影響 し 、 金型成 形品 と し て の コ ス ト パ フ ォ ー マ ン ス が低 い と い う 問題 があ つ た o

本発明 は こ の よ う な上記従来の課題を解決す る も の で あ り 、 コ ネ ク タ 仕様が容易 に変更可能で あ り 、 かつ信頼性 も 高 い安価 な磁気式回転数 セ ン サ を提供す る も の で あ る 。

発明 の開示

本発明 の磁気式回転数 セ ン サ は、 検出 ブ ロ ッ ク と 、 こ れを保 護す る キ ャ ッ プ と 、 前記検出 ブ ロ ッ ク と 前記キ ャ ッ プの取付部 を設 け た フ ラ ン ジ を有 し 、 コ ネ ク タ 端子群を前記 フ ラ ン ジ を境 と し て設 け、 かつ前記検出 ブ ロ ッ ク と 前記 コ ネ ク タ 端子群を電 気的 に接铳す る コ ネ ク タ ブ ロ ッ ク と を備え る こ と を特徵 と す る も の で あ る 。

こ の構成 に よ り 、 ユ ー ザ側の コ ネ ク タ 仕様 に応 じ て コ ネ ク タ プ ロ ッ ク と キ ヤ ッ プを変更す る の み で よ く 、信頼性の要で あ る 検出 プ ロ ッ ク を共通に し て十分 に信頼性を確保 し共通化す る こ と がで き る 。 よ っ て信頼性を落 と さ ず に新た に発生す る コ ス ト を抑え、 開発 リ ー ド タ イ ム も大幅に短縮で き る。

図面の簡単な説明

第 1 図は本発明の磁気式回転数セ ン サ の第 1 の実施例を示す 組立図、 第 2 図は同磁気式回転数セ ン サ の正面図、 第 3 図は同 磁気式回転数セ ン サ の側面図、 第 4 図は本発明の磁気式回転数 セ ン サ の第 2 の実施例を示す組立図、 第 5 図は同 セ ン サ の検出 プ ロ ッ ク の上面図、 第 6 図は本発明 の磁気式回転数セ ン サ の第 3 の実施例を示す組立図、 第 7 図は従来の磁気式回転数セ ン サ の組立図、 第 8 図 は 同磁気式回転数 セ ン サ の動作説明図で あ る。

発明を実施す る最良の形態

(実施例 1 )

以下、 本発明の磁気式回転数セ ン サ の第 1 の実施例につ いて 第 1 図を用 い て説明す る。 本実施例の回転数セ ン サ は、 第 1 図 に示す よ う に大略検出 ブ ロ ッ ク 2 と 、 こ れを保護す る キ ャ ッ プ 1 と 、 こ れ ら を取 り 付け る コ ネ ク タ ブ ロ ッ ク 3 と か ら構成さ れ る。 前記コ ネ ク タ ブ ロ ッ ク 3 は フ ラ ン ジ 3 a を境 と して一方に 検出 ブ ロ ッ ク 2 の取付部 3 d を有 し、 他方に雄型コ ネ ク タ部 3 b を有す る構成 と な っ て い る。 前記検出 プ ロ ッ ク 2 は絶縁材よ り な る ホ ルダ 4 と 、 前記ホ ルダ 4 の一方の端に機械的に固定さ れ たパイ ァ ス用磁石 7 と 、 前記バイ ア ス用磁石 7 に機械的 に取 り 付け ら れた磁気検出素子 8 と 、 前記ホ ル ダ 4 に設け ら れた中継 端子 6 を介 し て前記磁気検出素子 8 と 電気的に接続さ れた回路 部 5 と を備え た構成 と な っ て い る。 こ こ で 、 前記磁気検出素子 8 の リ ー ド は電気抵抗溶接 に よ り 中継端子 6 と 接合 さ れて お り 、 前記回路部 5 は フ レ キ シ ブ ル配線基板上 に 構成 さ れ て い る 0

ま た 、 前記検 出 ブ ロ ッ ク 2 に は 、 撥水性材料 を塗布 し て あ り 、 前記 コ ネ ク タ ブ ロ ッ ク 3 の取付部 3 d に設 け た リ ブ 3 e に よ り 仮固定 さ れ、 接着 に よ り 前記 コ ネ ク タ ブ ロ ッ ク 3 に本固定 さ れ る 。 前記キ ャ ッ プ 1 は前記検出 ブ ロ ッ ク 2 の磁気検出素子 8 に対向す る 先端部を薄肉伏 に構成 し 、 外周 に オ イ ル シ ー ル用 の 0 リ ン グ 1 1 を設け、 前記 コ ネ ク タ ブ ロ ッ ク 3 の フ ラ ン ジ 3 a に設 け た溝部 3 c に超音波溶着 さ れて固定 さ れて い る 。

前記 コ ネ ク タ 端子群 1 0 は前記キ ヤ ッ プ 1 や前記検出 プ ロ ッ ク 2 と 前記 フ ラ ン ジ 3 a を境 と な る よ う に前記 コ ネ ク タ ブ ロ ッ ク 3 に設 け ら れてお り 、 一端が前記取付部 3 d に導出 さ れ、 他 端が前記雄型 コ ネ ク タ 部 3 b に導出 さ れて い る 。 そ し て、 前記 検出 プ ロ ッ ク 2 と 前記 コ ネ ク タ 端子群 1 0 と を電気的 に接続す る 構成 と な っ て い る 。

本実施例の磁気式回転数セ ン サ は、 ま ず、 検出 ブ ロ ッ ク 2 の 組立が行な わ れ る 。 ホ ル ダ 4 に はパ イ ァ ス 用磁石 7 が接着等に よ り 固定 さ れ、 そ の バ イ ア ス 用磁石 7 の先端側に磁気検出素子 8 と し て の磁気抵抗素子や半導体磁気抵抗素子が接着 に よ り 固 定 さ れ る 。 そ し て、 ホ ル ダ 4 に設け た 中継端子 6 の一端 に磁気 検 出 素子 8 の リ ー ド が電気抵抗溶接 に よ り 電気的 に 接铳 さ れ る 。 一方、 ホ ル ダ 4 に取着 し た回路部 5 に 中継端子 6 の他端が 半田付 け に よ り 電気的 に接铳 さ れる 。 こ れ に よ り 検出 ブ ロ ッ ク 2 の準備工程が完了 す る 。

上記 し た検出 プ ロ ッ ク 2 は 、 次に そ の ホ ル ダ 4 が コ ネ ク タ ブ ロ ッ ク 3 の取付部 3 d に嵌合 さ れ、 そ の取付部 3 d に設 け た リ ブ 3 e に よ り 仮固定 さ れ、 接着 に よ り 本固定 さ れ る 。 そ し て、 回路部 5 は コ ネ ク タ ブ ロ ッ ク 3 に設 け た コ ネ ク タ 端子群 1 0 に 半田付 け に よ り 電気的 に接続 さ れ る 。 そ の後、 検出 ブ ロ ッ ク 2 が取付 け ら れた コ ネ ク タ ブ ロ ッ ク 3 に は検出 ブ ロ ッ ク 2 を保護 す る キ ャ ッ プ 1 が装着 さ れ、 そ の キ ャ ッ プ 1 が コ ネ ク タ ブ ロ ッ ク 3 の フ ラ ン ジ 3 a に設 け た溝部 3 c に超音波溶着 に よ り 取付 け ら れ る 。 キ ャ ッ プ 1 の底面 に は断面三角 状の突起 l a が設け ら れて お り 、 こ の突起 1 a の三角頂部が フ ラ ン ジ 3 a に溶着 さ れ る 。

こ の よ う に組立て ら れた磁気式回転数 セ ン サ は第 2 図、 第 3 図 に示す よ う に構成 さ れ、 自 動車の ト ラ ン ス ミ ッ シ ョ ン等に組 み付け ら れ、 キ ャ ッ プ 1 の外周 に設 け た 0 リ ン グ 1 1 が ト ラ ン ス ミ ッ シ ョ ン等の 内壁 に 0 リ ン グ 1 1 自 体の弾性 に よ り 圧接 さ れ る 。

本実施例の磁気式回転数セ ン サ は、 ユ ー ザ側の コ ネ ク タ 仕様 に応 じ て雄型 コ ネ ク タ 部 3 b の形状、 フ ラ ン ジ 3 a か ら の磁気 検出素子 8 の突出長 さ が異 な る 場合、 セ ン サ と し て検出 ブ ロ ッ ク 2 を共用化 し、 雄型 コ ネ ク タ 部 3 b の形状や フ ラ ン ジ 3 a か ら の コ ネ ク タ 端子群 1 0 の突出長 さ L ₂の 異 な る コ ネ ク タ ブ ロ ッ ク 3 や突出長 さ の異な る キ ヤ ッ ブ 1 を複数準備す ればよ く 、 ユ ー ザ仕様 に対応す る こ と がで き る 。

ま た、 本実施例の磁気式回転数セ ン サ は、 キ ャ ッ プ 1 の先端 を肉溝状 と し 、 検出 プ ロ ッ ク 2 の磁気検出素子 8 が回転す る磁 性体 9 の突起 9 a に よ り 近接す る 構造で あ る た め、 バ イ ア ス用 磁石 7 を含む磁路がよ り 強 く な り 、 磁気検 出素子 8 の磁気感応 範囲内 での動作を よ り 確実に行な わ し め、 検出精度を高め る こ と がで き る 。

ま た、 本実施例の磁気式回転数セ ン サ は、 キ ャ ッ プ 1 が コ ネ ク タ ブ ロ ッ ク 3 の フ ラ ン ジ 3 a に超音波溶着 さ れて お り 、 ま た キ ャ ッ プ 1 の外周 に設 け た 0 リ ン グ 1 1 が ト ラ ン ス ミ ッ シ ョ ン 等の 内壁に圧接 さ れ る 構造で あ る た め、 オ イ ル シ ー ル性を よ り 高め る こ と がで き る 。 更 に は検出 プ ロ ッ ク 2 に撥水性材料を塗 布 し た も の で あ る た め 、 仮 に キ ヤ ッ プ 1 内 に水が浸入 し た と し て も 磁気検出素子 8 や回路部 5 等は水に よ る 影響を少な く す る こ と がで き る 。

次 に本実施例の動作を第 8 図に基づいて説明す る 。 第 8 図 に 示す よ う に突起 9 a を持 っ た回転す る 磁性体 9 がキ ヤ ッ ブ 1 の 先端 に近接す る と 、 前記磁気検出素子 8 を挟ん で前記バ イ ア ス 用磁石 7 と の 間 に磁路を形成す る 。 前記突起 9 a と 前記パイ ァ ス 用磁石 7 と の相対的 な位置 に よ り 前記磁気検出素子 8 に加わ る 磁束密度が変化す る た め、 そ の変化が電気信号 に変換 さ れ、 前記回路部 5 に よ り 処理 さ れて前記雄型 コ ネ ク タ 部 3 b に よ り セ ン サ信号 と し て出力 さ れ る 。

な お、 本実施例 に お い て、 検出 ブ ロ ッ ク 2 の回路部 5 は前記 ホ ル ダ 4 に設 け た 中継端子 6 を回路配線 と し て構成 し た も の と し て も よ い。

ま た、 本実施例で は コ ネ ク タ ブ ロ ッ ク 3 の他端を雄型 コ ネ ク タ 部 と し た が、 雌型 コ ネ ク タ 部 と し て も よ い。

(実施例 2 ) 以下、 本発明 の磁気式回転数 セ ン サ の第 2 の実施例に つ い て 第 4 図を用 い て説明 す る 。 本実施例 の回転数 セ ン サ は、 第 4 図 に示す よ う に大略検出 ブ ロ ッ ク 2 と 、 こ れを収容す る ケ ー ス部 2 1 を有す る コ ネ ク タ ブ ロ ッ ク 3 と 、 カ バ ー 2 5 と か ら構成 さ れる。 前記コ ネ ク タ ブ ロ ッ ク 3 は検出 ブロ ッ ク 2 の ケ ー ス部 2 1 に フ ラ ン ジ 3 a と 雄型 コ ネ ク タ 部 3 b を有す る構成 と な っ て い る 。 前記検出 ブ ロ ッ ク 2 は絶縁材よ り な る ホ ル ダ 4 と 、 前記 ホ ル ダ 4 の一方 の端に機械的 に 固定 さ れた パ イ ァ ス 用磁石 7 と 、 前記パ イ ァ ス 用磁石 7 に取 り 付 け ら れた磁気検出素子 8 と 、 前 記 ホ ル ダ 4 に設 け ら れた第 1 の 中継端子 6 a を介 し て前記磁気 検出素子 8 と 電気的 に接铳 さ れた回路部 5 と 、 こ の回路部 5 に 接続 し た第 2 の 中継端子 6 b と を備え た構成 と な っ て い る 。 こ こ で 、 前記磁気検出素子 8 の リ ー ド は電気抵抗溶接に よ り 第 1 の 中継端子 6 a と 接合 さ れて お り 、 前記回路部 5 は フ レ キ シ ブ ル配線基板上 に構成 さ れて い る 。

ま た、 前記検出 ブ ロ ッ ク 2 は、 第 4 図、 第 5 図 に示す よ う に ホ ル ダ 4 に ガ イ ド溝 2 8 と 一対の キ ー突起 2 3 を有 し、 撥水性 材料を塗布 し て あ り 、 前記 コ ネ ク タ ブ ロ ッ ク 3 の ケ ー ス 部 2 1 内 に仮固定 さ れ、 接着 に よ り 前記 コ ネ ク タ ブ ロ ッ ク 3 に本固定 さ れ る 。 前記ケ ー ス部 2 1 は前記検出 ブ ロ ッ ク 2 の磁気検出素 子 8 に対向 す る 先端部 を薄肉状 に構成 し、 外周 に オ イ ル シ ー ル 用 の 0 リ ン グ 1 1 を設 け て い る 。 上記ケ ー ス部 2 1 は上記検出 プ ロ ッ ク 2 の キ ー突起 2 3 が嵌合す る キ ー溝 2 2 お よ び上記検 出 ブ ロ ッ ク 2 の ガイ ド溝 2 8 が嵌合す る ガイ ド突起 2 7 を有 し て い る 。 前記 コ ネ ク タ 端子群 1 0 は前記ケ ー ス部 2 1 の開口 を境 と な る よ う に前記 コ ネ ク タ ブ ロ ッ ク 3 に設 け ら れて お り 、 一端が前 記ケ ー ス部 2 1 の開口 に導出 さ れ、 他端が前記雄型 コ ネ ク タ 部 3 b に導出 さ れて い る 。 そ し て、 前記検出 ブ ロ ッ ク 2 と 前記 コ ネ ク タ 端子群 1 0 と を電気的 に接続す る 構成 と な っ て い る 。

本実施例の磁気式回転数セ ン サ は 、 ま ず、 検出 ブ ロ ッ ク 2 の 組立が行 な わ れ る 。 ホ ル ダ 4 に はバ イ ア ス 用磁石 7 が接着等に よ り 固定 さ れ、 そ のバ イ ア ス 用磁石 7 の先端側に磁気検出素子 8 と し て の磁気抵抗素子や半導体磁気抵抗素子が接着 に よ り 固 定 さ れ る 。 そ し て、 ホ ル ダ 4 に設 け た第 1 の中継端子 6 a の一 端 に磁気検出素子 8 の リ 一 ド が電気抵抗溶接に よ り 電気的 に接 銃 さ れ る 。 一方、 ホ ル ダ 4 に取着 し た回路部 5 に第 1 の 中継端 子 6 a の他端が半田付 け に よ り 電気的 に接铳 さ れ る 。 ま た、 回 路部 5 に第 2 の 中継端子 6 b が半田付 け に よ り 電気的 に接続 さ れ る 。 こ れに よ り 検出 ブ ロ ッ ク 2 の準備工程が完了す る 。

上記 し た検出 ブ ロ ッ ク 2 は 、 次に そ の ホ ル ダ 4 が コ ネ ク タ ブ ロ ッ ク 3 の ケ ー ス 部 2 1 内 に嵌合 さ れ、 そ の ガイ ド溝 2 8 に ガ ィ ド突起 2 7 が嵌合 さ れ る と 共 に キ ー溝 2 2 に キ ー突起 2 3 が 嵌合 さ れ る こ と に よ り 仮固定 さ れ、 接着に よ り 本固定 さ れ る 。 上記 キ ー 突起 2 3 は 厚 み の大 き い 部分 2 3 a を有 し て お り 、 キ ー溝 2 2 内 に圧入 さ れ る 。 一方、 上記検出 ブ ロ ッ ク 2 の ホ ル ダ 4 に は貫通孔 2 6 を有 し て お り 、 ケ ー ス 部 2 1 内部の気圧を 外部 と等 し く し て い る。 そ して、 回路部 5 の第 2 の中継端子 6 b が コ ネ ク タ ブ ロ ッ ク 3 に設 け た コ ネ ク タ 端子群 1 0 に半田付 け に よ り 電気的 に接铳 さ れ る 。 そ の後、 検出 ブ ロ ッ ク 2 が取付 け ら れた コ ネ ク タ ブ ロ ッ ク 3 に は カ ノ、'一 2 5 が装着 さ れ、 そ の 力 パ ー 2 5 が コ ネ ク タ ブ 口 ッ ク 3 の ケ ー ス 部 2 1 の 開 口部 に設 け た溝部 3 c に超音波溶着 に よ り 取付 け ら れ る 。 上記 カ バ ー 2 5 の底面 に は断面三角状 の突起 2 5 a が設 け ら れて お り 、 こ の突 起 2 5 a の 三角 頂部が ケ ー ス 部の 開 口 周 面 に 溶着 さ れ る 。 な お、 ケ ー ス 部 2 1 内 に 検出 プ ロ ッ ク 2 を収容 し た状態で ホ ル ダ 4 に対 し て リ ブ 2 4 が熱か し め さ れ る こ と に よ り 本固定す る よ う に し て も よ い。 ¹

こ の よ う に組立て ら れた磁気式回転数セ ン サ は 、 自 動車の ト ラ ン ス ミ ッ シ ョ ン等 に組み付 け ら れ、 キ ャ ッ プ 1 の外周 に設け た 0 リ ン グ 1 1 が ト ラ ン ス ミ ッ シ ョ ン等の 内壁に 0 リ ン グ 1 1 自 体の弾性に よ り 圧接 さ れ る 。

本実施例の磁気式回転数セ ン サ は 、 ユ ー ザ側の コ ネ ク タ 仕様 に応 じ て雄型 コ ネ ク タ 部 3 b の形状、 フ ラ ン ジ 3 a か ら の磁気 検出素子 8 の突出長さ が異な る場合、 セ ン サ と し て検出 ブ ロ ッ ク 2 を共用化 し 、 雄型 コ ネ ク タ 部 3 b の形状や フ ラ ン ジ 3 a か ら の コ ネ ク タ 端子群 1 0 の突出長 さ の異な る コ ネ ク タ ブ ロ ッ ク 3 を 複数準備 す れ ば よ く 、 ユ ー ザ仕様 に 対応す る こ と が で き る

ま た 、 本実施例の磁気式回転数セ ン サ は、 ケ ー ス部 2 1 の先 端を 肉溝状 と し 、 検出 プ ロ ッ ク 2 の磁気検出素子 8 が回転す る 磁性体 9 の突起 9 a に よ り 近接す る 構造で あ る た め、 バ イ ア ス 用磁石 7 を含む磁路が よ り 強 く な り 、 磁気検出素子 8 の磁気感 応範囲内 で の動作を よ り 確実 に行な わ し め 、 検出精度を高め る こ と が で き る 。 ま た、 本実施例の磁気式回転数セ ン サ は 、 ケ ー ス 部 2 1 の外 周 に設 け た 0 リ ン グ 1 1 が ト ラ ン ス ミ ッ シ ョ ン等の 内壁 に圧接 さ れ る 構造で あ る た め 、 オ イ ル シ ー ル性を よ り 高め る こ と がで き る 。 更 に は検出 ブ ロ ッ ク 2 に撥水性材料 を塗布 し た も の で あ る た め 、 仮に ケ ー ス 部 2 1 内 に水が浸入 し た と し て も 磁気検出 素子 8 や 回路部 5 等 は 水 に よ る 影響 を 少 な く す る こ と がで き る o

尚、 第 2 の実施例で は雄型 コ ネ ク タ 部 3 b の方向 を ケ ー ス部 2 1 の方向 に対 し て直交す る よ う に構成 し た が、 他 に第 6 図に 示す よ う に ケ ー ス部 2 1 の方向 と 逆方向 に雄型 コ ネ ク タ 部 3 b を構成 し て も よ い。

産業上 の利用可能性

以上 の よ う に本発明 は、 ユ ー ザ側の コ ネ ク タ 仕様 に応 じ て検 出 プ ロ ッ ク を共通 に し 、 コ ネ ク タ ブ 口 ッ ク ゃ キ ヤ ッ ブを変更す る の み で、 信頼性の要で あ る 検出 プ ロ ッ ク を十分 に信頼性を確 保 し て共通化す る こ と がで き 、 信頼性が高 く 安価な磁気式回転 数 セ ン サ を実現す る も の で あ る 。

Claims

求 の 範 囲

1 . 検出 ブ ロ ッ ク と 、 こ れを保護す る キ ャ ッ プ と 、 前記検出 ブ ロ ッ ク と 前 s己キ ヤ ッ ブの取付部を設けた フ ラ ン ジ を有 し、 コ ネ ク タ 端子群を前記 フ ラ ン ジを境 と して設け、 かつ前記 検出 ブロ ッ ク と前記 コ ネ ク タ 端子群を電気的に接铳す る コ ネ ク タ ブ ロ ッ ク と を備え た磁気式回転数セ ン サ 。

2 . 請求の範囲第 1 項において、 検出 ブ ロ ッ ク は絶緣材よ り な る ホ ル ダ と 、 前言己 ホ ル ダの一方の端に機械的 に固定 さ れた バイ ア ス 用磁石 と 、 前記パイ ァ ス用磁石に機械的 に取 り 付 け ら れた磁気検出素子 と 、 前記ホ ル ダ に設け ら れた中継端 子を介 し て電気的 に接続さ れた回路部 と を備え る磁気式回 転数セ ン サ 。

3 . 請求の範囲第 2 項に おいて、 回路部は ホ ル ダに設けた フ レ キ シ ブ ル配線基板上に構成 し た磁気式回転数セ ン サ 。

4 . 請求の範囲第 2 項において、 回路部は ホ ルダに設けた中継 端子を回路配線と し て構成 し た磁気式回転数セ ン サ 。

5 . 請求の範囲第 1 項において、 キ ャ ッ プは検出 ブ ロ ッ ク の磁 気検出素子に対向す る先端部を薄肉状に構成 し た磁気式回 転数セ ン サ 。

6 . 請求の範囲第 1 項 ： お い て、 検出 ブ ロ ッ ク は コ ネ ク タ ブ π ッ ク の取付部に設けた リ ブに よ り 仮固定さ れ、 接着に よ り 本固定さ れて い る磁気式回転数セ ン サ 。

7 . 請求の範囲第 1 項にお い て 、 キ ャ ッ プ は コ ネ ク タ ブ ロ ッ ク の取付部に超音波溶着さ れて い る磁気式回転数セ ン サ 。

8 . 請求の範囲第 1 項に お い て 、 キ ャ ッ プ外周 に オ イ ル シ ー ル • 用 の 0 リ ン グを設 け た磁気式回転数 セ ン サ 。

9 . 請求の範囲第 1 項にお い て、 検出 ブ ロ ッ ク に、 撥水性材料 を塗布 し て あ る 磁気式回転数セ ン サ 。

1 0 . 請求 の 範 囲第 2 項 に お い て 、 中継端子 と 磁気検 出 素子 の リ ー ド は 電気抵抗溶接 に よ り 接合 し た 磁気式回転数 セ ン サ 。

1 1 . 絶縁材 よ り な る ホ ル ダ と 、 前記 ホ ル ダの一方の端 に機械的 に固定 さ れた バ イ ア ス 用 磁石 と 、 前記バ イ ア ス 用磁石 に機 械的 に取 り 付 け ら れた磁気検出素子 と 前記 ホ ル ダ に設 け ら れた中継端子を介 し て電気的 に接続 さ れた回路部を有 し、 撥水性材料を塗布 し て あ る検出 ブ ロ ッ ク と 、 フ ラ ン ジ を境 と し て前記検出 プ ロ ッ ク の取付部 と コ ネ ク タ 部 と が設 け ら れ た コ ネ ク タ ブ ロ ッ ク と 、 前記 コ ネ ク タ ブ ロ ッ ク の フ ラ ン ジ に超音波溶着 に よ り 取付 け ら れ、 上記 コ ネ ク タ ブ ロ ッ ク の取付部 に取着 し た検出 ブ ロ ッ ク を保護す る 外周 に オ イ ル シ ー ル用 の 0 リ ン グを設 け た キ ャ ッ プ と を備え、 前記 コ ネ ク タ ブ ロ ッ ク に設 け た コ ネ ク タ 端子群 に前記検出 ブ ロ ッ ク の回路部 を電気的 に接続 し、 前記磁気検出素子か ら の セ ン サ信号を前記 コ ネ ク タ 部 に 出力 す る よ う に構成 し た磁気式 回転数 セ ン サ 。

12 . 検出 ブ ロ ッ ク と 、 こ の検 出 ブ ロ ッ ク を収容す る ケ ー ス 部に フ ラ ン ジ を有 し 、 こ の フ ラ ン ジ よ り 後方に コ ネ ク タ 端子群 を 設 け た コ ネ ク タ ブ ロ ッ ク と 、 上記 コ ネ ク タ ブ ロ ッ ク の ケ ー ス 部 の開口 を塞 ぐ よ う に設 け た 力 パ ー と を備え 、 上記 コ ネ ク タ ブ ロ ッ ク の ケ ー ス部に収容 し た検出 ブ ロ ッ ク に上 • 記 コ ネ ク タ ブ ロ ッ ク の コ ネ ク タ 端子群を電気的に接铳す る よ う に構成 し た磁気式回転数セ ン サ。

13 . 請求の範囲第 1 2 項において、 検出 ブ ロ ッ ク は絶緣材よ り な る ホ ル ダ と 、 前記ホ ル ダの一方の端に機械的に固定さ れ たバ イ ア ス用磁石 と 、 前記バ イ ア ス用磁石に機械的に取 り 付け ら れた磁気検出素子 と 、 前記ホ ル ダ に設け ら れた第 1 の中継端子を介 し て電気的に接続 さ れた回路部 と 、 こ の回 路部を外部に導出す る第 2 の中継端子 と を備え る磁気式回 転数セ ン サ 。

14 . 請求の範囲第 1 3 項にお 回路部は ホ ルダに設けた フ レ キ シ ブ ル配線基板上に構成 し た磁気式回転数セ ン サ ο

15 . 請求の範囲第 1 3 項において、 回路部は ホ ル ダに設けた中 維端子を回路配線 と し て構成 し た磁気式回転数セ ン サ ο

16 . 請求の範囲第 1 2 項におい て、 コ ネ ク タ ブ σ ッ ク の ケ ー ス 部は検出 ブ ロ ッ ク の磁気検出素子に対向す る先端部 薄肉 状に構成 し た磁気式回転数セ ン サ o

17 . 請求の範囲第 1 2 項におい て、 検出 ブ ロ ッ ク は コ ネ ク タ ブ π ッ ク の ケ ー ス部内 に設けた ガイ ド突起に係合す る ガィ ド 溝 と 、 上記ケ ー ス部内に設けた ヤ ー 部に係合す る キ ー突0 起 と を有 し、 上記キ ー溝部への上記キ一突起の係合に よ り 上記 コ ネ ク タ プ ロ ヅ ク に対 し仮固疋さ れ、 接着に よ り 本固 定さ れて い る磁気式回転数セ ンサ o

18 . 請求の範囲第 1 7 項におい て、 上記検出 ブ ロ ッ ク の ホ ル ダ に ケ ー ス部内 と の ½通 ¾r取 る た め の貫通孔を設けた磁気式5 回転数セ ン サ 。 铯緣材 よ り な る ホ ル ダ と 、 こ の ホ ル ダの一方の端 に機械的 に固定 さ れた バ イ ア ス 用磁石 と 、 前記バ イ ア ス 用磁石 に機 械的 に取 り 付 け ら れた磁気検出素子 と 前記ホ ル ダ に設 け ら れた第 1 の 中継端子を介 し て電気的 に接铳 さ れた回路部を 有 し、 撥水性材料を塗布 し て あ る 検出 ブ ロ ッ ク と 、 前記検 出 プ ロ ッ ク の ケ ー ス部に フ ラ ン ジ と コ ネ ク タ 部 と が設 け ら れた コ ネ ク タ ブ ロ ッ ク と 、 前言己 コ ネ ク タ ブ ロ ッ ク の ケ ー ス 部の開口 を塞 ぐ よ う に取 り 付 け ら れた カ バ ー と を備 え、 外 周 に オ イ ル シ ー ル用 の 0 リ ン グ を設 け た キ ヤ ッ ブ と を備 え、 前記 コ ネ ク タ ブ ロ ッ ク に設 け た コ ネ ク タ 端子群 に前記 ケ ー ス 部内 に収容 し た検出 プ ロ ッ ク の回路部を第 2 中継端 子を介 し て電気的 に接続 し、 前記磁気検出素子か ら の セ ン サ信号を前記 コ ネ ク タ 部 に 出力 す る よ う に構成 し た磁気式 回転数セ ン サ 。

要 約 害

自 動車の ト ラ ン ス ミ ッ シ ョ ン等の回転軸の回転数検出 に使用 さ れ る ダイ レ ク ト コ ネ ク タ 型の磁気式回転数セ ン サ に関す る も の で あ り 、 検 出 ブ ロ ッ ク を共通化す る こ と で、 コ ネ ク タ 仕様が 容易 に 変更可能で あ り 、 かつ信頼性 も高い安価な磁気式回転数 セ ン サ を提供す る 。

そ の た め に は、 検出 ブ ロ ッ ク （ 2 ) と 、 こ れを保護す る キ ヤ ッ ブ（ 1 ) と 、 前記検出 ブ ロ ッ ク （ 2 )と 前記キ ャ ッ プ（ 1 )の取付部 を設 け た フ ラ ン ジ（ 3 a )を有 し、 コ ネ ク タ 端子群（ 1 0 )を前記 フ ラ ン ジ （ 3 a )を境 と し て設 け、 かつ前記取付部 に取付 け た検 出 プ ロ ッ ク （ 2 ) と 前記 コ ネ ク タ 端子群（ 1 0 )を電気的 に接铳す る コ ネ ク タ ブ ロ ッ ク （ 3 ) と を設 け た 構成 と し た こ と に よ り 、 ユ ー ザ側の コ ネ ク タ 仕様に応 じ て コ ネ ク タ ブ ロ ッ ク 、 キ ャ ッ プ を変更す る の み で よ く 、 信頼性の要で あ る 検出 プ ロ ッ ク を十分 に信頼性を確保 し て共通化す る こ と で、 信頼性を落 と さ ず に新 た に発生す る コ ス ト を抑え 、 開発 リ ー ド タ イ ム も 大幅 に短縮で き る 。